JP2001523572A - 被塗物の多層塗装法 - Google Patents

被塗物の多層塗装法

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ヘルムート・レーフラー
ヴェルナー・レンハルト
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フランク−イュルゲン・クルムポルト
フォルカー・レコーヴスキ
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Abstract

(57)【要約】 被塗物の多層塗装法であって、色彩および/または効果付与ベースエナメル塗装剤(coating agent)を、場合により地塗り塗装剤および/またはフィラー塗装剤および/または他の塗装剤で下塗りされた被塗物に塗布し、次いで色彩および/または効果付与ベースエナメル塗膜にワニス塗料を塗布することよりなる。本方法によれば、色彩および/または効果付与ベースエナメル塗装剤に、高出力放射線の作用下でラジカルおよび/またはカチオン重合によって硬化できる結合剤が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、被塗物(substrate)を色彩(color-)および/または特殊効果付与
ベースラッカー(special effect-imparting base lacquer)ならびにクリヤラ ッカー層で多層塗装するための方法に関する。そして、これは車両および車両部
品の塗装および特に補修塗装の分野に用途を見出される。
【0002】 一般に、車両の多層重ね仕上げ(refinishing)は、場合によりプライマー、 プライマーサーフェーサーまたはさらなる塗料でプレコートされた被塗物に施す
ことができるベースラッカー/クリヤラッカートップコートからなる。
【0003】 また、環境上の理由から車両の重ね仕上げにおける塗料の溶剤放出を減らす試
みがなされている。より詳しくは、約80重量%と有機溶剤の比率が高いベース
ラッカー、特に特殊効果ベースラッカーにおいて溶剤含量を減らすことは、全体
として塗膜からの溶剤放出を低減することに有効に寄与する。車両の重ね仕上げ
に使用する水性(waterborne)ベースラッカーはすでに開発されている。しかし
、前記の水性ベースラッカーで得られた塗膜は、すべての点でまだ慣用のベース
ラッカーの性質のレベルには及ばない。例えば、耐水性、硬度および中間層付着
性については、まだあまり十分には開発されていない。さらに、水性ベースラッ
カーを使用する際には、乾燥時間がより長くなることを許容せねばならず、この
ことが例えば塗料工場における効率を悪くしている。
【0004】 車両塗装において、高エネルギー放射線によって硬化させることができる塗料
を使用することは、すでに知られている。 EP-A-000 407 は、アクリル酸でエステル化されたOH官能性ポリエステル樹 脂、ビニル化合物、光開始剤およびポリイソシアネートに基づく放射線硬化塗料
を記載している。第一の硬化段階でUV光による放射線硬化を行い、そして第二
の硬化段階でOH/NCOが架橋する結果、塗膜に最終的な硬度が得られる。第
二の硬化段階は、130℃〜200℃で、または数日にわたって室温で実施でき
る。
【0005】 EP-A-540 884 は、乾燥または硬化させたベースラッカー層にクリヤラッカー 層を施すことによる、自動車生産ラインで塗装するための多層塗膜の製造法を記
載しており、クリヤラッカー塗料はフリーラジカルおよび/またはカチオン重合
によって硬化可能なバインダーを含有し、そして硬化は高エネルギー放射線によ
り実施される。焼付け工程はクリヤラッカー層の照射後に実施され、ベースラッ
カーおよびクリヤラッカーは、例えば80℃〜160℃で一緒に焼付けられる。
【0006】 EP-A-247 563 は、ポリ(メタ)アクリロイル官能性化合物、ポリオールモノ (メタ)アクリレート、ポリイソシアネート、光安定剤および光開始剤に基づく
紫外線によって硬化させることができるクリヤラッカーを記載している。さらに
、放射線硬化性バインダーの一部は、存在するポリイソシアネートと反応可能な
ヒドロキシル官能基を含むので、追加の硬化を任意に選択することもできる。
【0007】 US-A-4 668 529 は、紫外線によって硬化可能な重ね仕上げのための一液型プ ライマーサーフェーサー塗料を記載している。バインダーは、トリプロピレング
リコールトリアクリレートおよびトリメチルプロパントリアクリレートに基づく
。また、それに加えてビスフェノールAジグリシジルエーテルに基づくエポキシ
樹脂もある。
【0008】 本発明の目的はその全体的な構成物(composition)において、溶剤放出を十 分に減らし、乾燥時間を短縮する多層塗膜の製造、さらに詳細には重ね仕上げの
方法を提供することである。さらに非常に良好な耐水性、硬度、非常に良好な中
間層付着性、および下および上に重なっているラッカー層による部分的な溶解に
対するベースラッカーの耐性が確保される。
【0009】 その目的は、場合によりプライマーおよび/またはプライマーサーフェーサー
塗料および/またはさらなる塗料でプレコートされた被塗物に、色彩および/ま
たは特殊効果付与ベースラッカー塗料を塗布し、次いで色彩および/または特殊
効果付与ベースラッカー層に塗料およびクリヤラッカーを施す多層塗膜の製造法
であって、使用する色彩および/または特殊効果付与ベースラッカー塗料が、高
エネルギー放射線の作用下でフリーラジカルおよび/またはカチオン重合によっ
て硬化させることができるバインダーを含有することを特徴とする前記方法によ
り達成される。
【0010】 本発明の方法で得られた多層塗膜が、硬度、耐引っかき性、水および化学物質
に対する耐性のような性質に関して、車両(補修)塗装のための慣用のベースラ
ッカー/クリヤラッカー層で製造された多層塗膜と同じ高い水準で、塗膜、特に
重ね仕上げに必要な性質を示すことは驚くべきことであり、先行技術からは案出
することができなかった。また、種々の性質、例えば中間層付着性、下または上
に重なっているラッカー層の部分的な溶解に対する耐性、燃料、木の樹脂および
パンクレアチンに対する耐性を実質的に改善できるのは驚くべきことであった。
【0011】 本発明の方法で使用できる色彩および/または特殊効果付与ベースラッカーは
、高エネルギー放射線によるフリーラジカルおよび/またはカチオン重合によっ
て架橋する塗料である。系は、例えば乳濁液として存在する50〜95重量%の
固形物含量を有する高固形分の水性系であってもよいが、しかしまた、系は溶剤
タイプの形態で存在してもよい。しかし、系は、溶剤なしでおよび水なしで塗布
できる100%の塗料であってもよい。
【0012】 本発明の方法で使用できるベースラッカーで使用可能な、高エネルギー放射線
によって硬化させることができるバインダーは、当業者に知られており、文献に
記載されている全ての慣用の放射線硬化性バインダーまたはその混合物である。
これらは、フリーラジカルまたはカチオン重合によって架橋できるバインダーで
ある。前者の場合、ラジカルは高エネルギー放射線が光開始剤に及ぼす作用によ
って形成され、次いでこのラジカルが架橋反応を開始する。カチオン硬化系では
、照射によって開始剤からルイス酸が形成され、次いでこの酸が順に架橋反応を
開始する。
【0013】 フリーラジカル硬化性バインダーは、例えばフリーラジカル重合可能なオレフ
ィン二重結合を分子内に有するプレポリマーまたはオリゴマーであることができ
る。プレポリマーまたはオリゴマーの例は、(メタ)アクリル官能性(メタ)ア
クリレートコポリマー、エポキシ樹脂(メタ)アクリレート、ポリエステル(メ
タ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリウレタン(メタ)
アクリレート、アミノ(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート
、メラミン(メタ)アクリレート、不飽和ポリウレタンまたは不飽和ポリエステ
ルである。前記化合物の数平均分子質量(Mn)は、好ましくは200〜1000
0である。バインダーは、単独でまたは混合物で使用できる。
【0014】 プレポリマーは、反応性希釈剤、すなわち反応性の重合可能な液体モノマーと
組み合わせてもよい。反応性希釈剤は、一般にプレポリマーおよび反応性希釈剤
の全体の重量を基準にして、1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%の量で
使用する。反応性希釈剤は、モノ−、ジ−またはポリ不飽和であってよい。モノ
不飽和反応性希釈剤の例は、(メタ)アクリル酸およびそのエステル、マイレン酸
およびその半分エステル、酢酸ビニル、ビニルエーテル、置換されたビニル尿素
、スチレン、ビニルトルエンである。ジ不飽和反応性希釈剤の例は、ジ(メタ)
アクリレート、例えばアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)ア クリレート、ビニル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、ジビ
ニルベンゼン、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレートである。ポリ不飽和反応性希釈剤の例は、グリセリ
ントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテ
トラ(メタ)アクリレートである。反応性希釈剤は、単独でまたは混合物で使用
できる。好ましく使用される反応性希釈剤は、ジアクリレート、例えばジプロピ
レングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレートおよ
び/またはヘキサンジオールジアクリレートである。
【0015】 当業者に知られており、文献に記載されている慣用のバインダーは、カチオン
重合可能な系のバインダーとして使用できる。例えば、これらは分子内に2個以
上のエポキシ基を含有する多官能性エポキシオリゴマーであってもよい。例とし
ては、ポリアルキレングリコールジグリシジルエーテル、水素化ビスフェノール
Aグリシジルエーテル、エポキシウレタン樹脂、グリセリントリグリシジルエー
テル、ジグリシジルヘキサヒドロフタレート、二量体酸のジグリシジルエステル
、(メチル)シクロヘキセンのエポキシ化誘導体、例えば3,4−エポキシシク ロヘキシルメチル(3,4−エポキシシクロヘキサン)カルボキシレートまたは エポキシ化ポリブタジエンが含まれる。ポリエポキシド化合物の数平均分子質量
(Mn)は、好ましくは10000未満である。また、反応性希釈剤は、例えばシ
クロヘキセンオキサイド、ブテンオキサイド、ブタンジオールジグリシジルエー
テルまたはヘキサンジオールジグリシジルエーテルも使用できる。
【0016】 放射線の作用下で硬化するバインダー系は、光開始剤を含有する。適切な光開
始剤は、例えば190〜600nmの波長範囲で吸収が起こるものである。 フリーラジカル硬化系の光開始剤の例は、ベンゾインおよび誘導体、アセトフ
ェノンおよび誘導体、例えば、ジアセトキシアセトフェノン、ベンゾフェノンお
よび誘導体、チオキサントンおよび誘導体、アントラキノン、1−ベンゾイルシ
クロヘキサノール、有機リン化合物、例えばアシルホスフィンオキサイドである
。光開始剤は、例えばフリーラジカル重合可能なプレポリマー、反応性希釈剤お
よび光開始剤の合計を基準にして0.1〜7重量%、好ましくは0.5〜5重量%
の量で使用する。光開始剤は、単独でまたは組み合わせて使用できる。また、さ
らに相乗効果を生み出す成分、例えば第三級アミンを使用できる。カチオン硬化
系の光開始剤は、放射線の作用下で光分解によりルイス酸を遊離するオニウム塩
として周知の物質である。その例は、ジアゾニウム塩、スルホニウム塩またはヨ
ードニウム塩である。トリアリールスルホニウム塩が好ましい。カチオン硬化系
の光開始剤は、カチオン重合可能なプレポリマー、反応性希釈剤および開始剤の
合計を基準にして、個別にまたは混合物として0.5〜5重量%の量で使用でき る。
【0017】 種々のフリーラジカル硬化系、種々のカチオン硬化系またはフリーラジカルお
よびカチオン硬化系は、高エネルギー放射線によって硬化可能なベースラッカー
を製造する際に相互に組み合わせることができる。フリーラジカル硬化系の使用
が好ましい。好ましいフリーラジカル硬化バインダーは、ポリウレタン(メタ)
アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレートおよび(メタ)アクリル官能
性ポリ(メタ)アクリレートに基づくものである。脂肪族ポリウレタン(メタ)
アクリレートおよび/または脂肪族(メタ)アクリル官能性ポリ(メタ)アクリ
レートに基づくものが特に好ましい。
【0018】 また、本発明の方法で使用できるベースラッカーは、高エネルギー放射線によ
って硬化可能なバインダーに加えて、他のメカニズムによって硬化または乾燥す
るバインダーを含有できる。例えば、このような追加のバインダーの量は、UV
硬化性バインダーを基準にして多くとも50重量%である。また、例えば物理的
に乾燥するバインダーまたは化学的に架橋するバインダーもあってよい。物理的
に乾燥するバインダーは、例えばポリウレタン、ポリウレタン尿素、ポリエステ
ル、ポリエステルウレタンおよび/または当業者に周知のポリアクリル酸樹脂で
あり、これらは場合によりメラミン樹脂またはセルロースエステルと組み合わせ
てもよい。また、それらは記載された樹脂の変種、例えばアクリル化またはシリ
コン変性ポリウレタン樹脂および/またはポリエステル樹脂またはいわゆるSch
ossポリマー、すなわち例えばポリエステルまたはポリウレタンの存在下で製造 されたアクリレートコポリマーであってもよい。使用できる化学的に架橋するバ
インダーの例は、ヒドロキシ官能性およびイソシアネート官能性成分、ヒドロキ
シ官能性および酸無水物成分、またはポリアミンおよびアクリロイル官能性成分
に基づく二成分バインダー系が含まれる。使用できるバインダーは、水性または
溶剤タイプでもよい。例として記載されるバインダー系は、当業者に知られてお
り、文献に詳細に記載されている。放射線硬化性バインダーに加えて、さらなる
バインダーをベースラッカーで使用する場合、ヒドロキシ官能性およびイソシア
ネート官能性成分に基づくものを好ましく使用できる。
【0019】 本発明の方法で使用しうるベースラッカー塗料は、色彩および/または特殊効
果付与顔料を含む。有機または無機の性質を有する全ての慣用の塗装顔料が、色
彩付与顔料として適切である。無機または有機の有色顔料の例は、二酸化チタン
、超微粉化二酸化チタン、酸化鉄顔料、カーボンブラック、アゾ顔料、フタロシ
アニン顔料、キナクリドンおよびピロロピロール顔料である。
【0020】 特殊効果顔料は、特に小板タイプの構造を特徴としている。特殊効果顔料の例
は、例えばアルミニウム、銅または他の金属のメタリック顔料、干渉顔料、例え
ば金属酸化物コートされたメタリック顔料、例えば二酸化チタンコートされたま
たは混合酸化物コートされたアルミニウム、コートされたマイカ、例えば二酸化
チタンコートされたマイカおよびグラファイト特殊効果顔料である。またUV硬
化性顔料および場合によりフィラーは、例えば硬度を改善するために都合よく使
用できる。これは放射線硬化性化合物、例えばアクリル官能性シランでコートさ
れた顔料/フィラーであり、それはこのようにして放射線硬化工程に取り入れら
れる。
【0021】 本発明の方法で使用しうるベースラッカー塗料は、フィラーおよび/または慣
用の塗料添加剤を含有できる。添加剤は、塗料分野で使用できる慣用の添加剤で
ある。このような添加剤の例は、均展剤、例えば(メタ)アクリレートホモポリ
マーまたはシリコーン油に基づくもの、レオロジー調整剤、例えば微粉シリカま
たは尿素ポリマー化合物、増粘剤、例えば部分的に架橋したポリカルボン酸また
はポリウレタン、消泡剤、湿潤剤および弾性剤および光安定剤である。フィラー
の例は、シリカ、硫酸バリウムおよびタルクである。添加剤およびフィラーは、
当業者に周知の慣用量で使用される。
【0022】 本発明の方法で使用できるベースラッカーは、溶剤なしで処方できる。その場
合、その固形物含量は100重量%である。しかし、ベースラッカーは、また有
機溶剤および/または水を少量含むことができる。溶剤は、慣用の塗料溶剤であ
る。これは、バインダーの製造時に配合するか、また別に加えてもよい。このよ
うな溶剤の例は、一価または多価アルコール、例えばプロパノール、ブタノール
、ヘキサノール;グリコールエーテルまたはエステル、例えばジエチレングリコ
ールジアルキルエーテル、ジプロピレングリコールジアルキルエーテル(各々の
場合、C1〜C6アルキルを有する)、エトキシプロパノール、ブチルグリコール
;グリコール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコールおよびそのオ
リゴマー、エステル、例えば酢酸ブチル、酢酸アミル、アルキルピロリドン、例
えばN−メチルピロリドンおよびケトン、例えばメチルエチルケトン、アセトン
、シクロヘキサノン、芳香族もしくは脂肪族炭化水素、例えばトルエン、キシレ
ン、または直鎖もしくは分枝脂肪族C6〜C12炭化水素である。
【0023】 本発明の方法では、場合によりプレコートした被塗物に、色彩および/または
特殊効果付与ベースラッカー層を施す。好ましい被塗物は、金属またはプラスチ
ック被塗物である。ベースラッカーは、好ましくは慣用のプライマー、プライマ
ーサーフェーサーまたは自動車分野の多層塗膜に施される種類の他の中間層に塗
布される。より詳しくは、車両の補修塗装に関しては、すでに予め塗装された車
体またはその部品に塗布する。塗布は知られている方法によってなされ、吹付け
塗布が特に好ましい。
【0024】 ベースラッカーは、例えば慣用の溶剤タイプのまたは水性のプライマーサーフ
ェーサー、プライマーまたは他の中間層に塗布できる。プライマーサーフェーサ
ー、プライマーまたは中間層は、すでに硬化または予備乾燥もしくは部分的に乾
燥させてもよい。ベースラッカーは、例えば既にある塗膜、硬化した重ね仕上げ
塗膜、上記タイプの重ね仕上げ塗膜に、例えば赤外線で予備乾燥して、または場
合により短いフラッシュオフの後にウェットインウェットで塗布できる。
【0025】 プライマーサーフェーサー、プライマーまたは中間層の製造に使用する塗料は
、車両仕上のための慣用の適切な物理的に乾燥するまたは化学的に架橋するバイ
ンダー系に基づいてもよい。物理的に乾燥するバインダーの例は、溶剤タイプの
もしくは水性のポリウレタン、ポリウレタン尿素、ポリエステル、ポリエステル
ウレタンまたはポリアクリレート樹脂およびその変種である。溶剤タイプのまた
は水性の化学的に架橋するバインダーの例は、酸化−乾燥樹脂、過酸化物硬化性
不飽和ポリエステルおよび酸硬化性ポリビニルブチラールに基づく系ならびに、
イソシアネート−、アミノ官能性または酸無水物官能性成分で架橋できるヒドロ
キシル基含有バインダーに基づく系、エポキシド/ポリアミンまたはアクリロイ
ル/ポリアミン系に基づく系である。
【0026】 記載した被塗物の一つに本発明の方法で使用できるベースラッカーを塗布した
後、ベースラッカーを高エネルギー放射線、好ましくは紫外線に、場合により短
いフラッシュオフ段階後に露光する。紫外線源は、180〜420nm、特に20
0〜400nmの範囲の波長を放出するものが好ましい。このような紫外線源の例
は、場合によりドープされた水銀高圧、中圧および低圧放射器、ガス放電管、例
えばキセノン低圧ランプ、パルスおよび非パルスUVレーザー、例えばUVスポ
ットライト、UV放射二極管およびブラックライト管である。照射は、パルス紫
外線で実施するのが好ましい。その場合、使用する特に好ましい放射線源は、い
わゆる高エネルギー電子フラッシュ装置(UVフラッシュランプと略記する)で
ある。好ましいUVフラッシュランプは、約300〜500nmで最大となる20
0〜900nmの波長の光を放射する。UVフラッシュランプは、複数のフラッシ
ュ管、例えばキセノンのような不活性ガスを充填した石英管を含むのが好ましい
。UVフラッシュランプは、硬化させる塗膜の表面上にフラッシュ放電あたり少
なくとも10メガルクス、好ましくは10〜80メガルクスの照度をもたらさな
ければならない。フラッシュ放電あたりの電気出力は、好ましくは1〜10キロ
ジュールでなければならない。UVフラッシュランプは、補修する損傷の前方に
直接配置できる移動可能な装置が好ましい。適切なUVフラッシュランプは、例
えば WO A-941 1123 および EP-A-525 340 に記載されている。UVフラッシュ ランプは市販のものを利用できる。塗布条件および要件に応じて、1個またはそ
れ以上のUVフラッシュランプを使用できる。
【0027】 ベースラッカー層は、複数の連続したフラッシュ放電によって硬化させること
ができる。好適には、1〜40回の連続したフラッシュ放電が放たれる。照射さ
れる被塗物表面からのUVフラッシュランプの距離は、5〜50cm、好ましくは
10〜25cm、特に好ましくは15〜20cmであってよい。放射線漏れを回避す
るためのUVランプの遮蔽は、例えば移動可能なランプ装置のまわりに適切に区
画した保護囲いを設けることによって、または当業者に知られている他の安全手
段を用いて実施できる。
【0028】 照射時間は、選んだフラッシュ放電の回数に応じて全体で数秒の範囲、例えば
3ミリ秒〜400秒、好ましくは4〜160秒の範囲である。例えば、フラッシ
ュは4秒ごとに放つことができる。UVフラッシュランプはいつでも操作の準備
をしておくことができ、すなわちこれは暖機時間を必要とせず、新たな照射工程
の際に暖機段階によって失なわれる時間が全くなく、若干前後する二つの硬化ま
たは照射操作の間でスイッチを切っておくことができる。
【0029】 放射線硬化性バインダーに加えて、さらに別の物理的に乾燥するおよび/また
は化学的に架橋するバインダーを、本発明で使用しうるベースラッカーに含有さ
せる場合、追加的に存在するバインダーを硬化させるには、一般にUV照射(U
Vフラッシュランプ)によって塗膜に発生する温度で十分である。別の硬化段階
を設ける必要はない。
【0030】 本発明の方法では、十分に硬化した後で、または場合により短いフラッシュオ
フ後にウェットインウェットでベースラッカー層にクリヤラッカー塗料を塗布す
る。適切なクリヤラッカーは、車両塗装、特に重ね仕上げにおける全ての慣用の
溶剤タイプのまたは水性のクリヤラッカーであり、当業者に知られている。その
例は、ヒドロキシル基含有および/またはアミノ基含有バインダーおよびポリイ
ソシアネート架橋剤に基づく、ならびにアミノ基含有およびアクリロイル官能性
バインダーに基づく溶剤タイプのまたは水性のクリヤラッカーである。クリヤラ
ッカー層の硬化は、室温でまたは強制乾燥によって例えば40℃〜80℃で実施
できる。
【0031】 好ましくは、ヒドロキシル基含有バインダーおよびポリイソシアネート架橋剤
に基づく溶剤タイプのまたは水性のクリヤラッカー塗料を本発明の方法で使用す
る。 特に好ましくは、フリーラジカル硬化性脂肪族ポリウレタン(メタ)アクリレ
ートおよび/または脂肪族(メタ)アクリル官能性ポリ(メタ)アクリレートを
、本発明の方法のベースラッカーで使用し、そして使用するクリヤラッカーは、
ヒドロキシル基含有バインダーおよびポリイソシアネート架橋剤に基づく溶剤タ
イプのまたは水性のクリヤラッカーである。
【0032】 本発明の方法のさらに好ましい実施態様は、高エネルギー放射線によって硬化
させることができるバインダーを含有するクリヤラッカーを使用することからな
る。例えば、高エネルギー放射線によって硬化可能なバインダーは、ベースラッ
カーで使用できるすでに上記した放射線硬化性バインダーである。高エネルギー
放射線によって硬化させることができ、かつ脂肪族ポリウレタン(メタ)アクリ
レートおよび/または(メタ)アクリル官能性ポリ(メタ)アクリレートに基づ
くバインダーは、ベースラッカーおよびクリヤラッカーで特に好ましく使用され
る。クリヤラッカーは、硬化されていないベースラッカーに、場合により簡単な
フラッシュオフ後にウェットインウェット塗布できる。それからUV光線を用い
て照射を行い、ベースラッカーおよびクリヤラッカーを一つの操作段階で一緒に
硬化する。しかし、また、最初に必要なフラッシュ放電を適当な回数行ってベー
スラッカーを部分的にまたは完全に硬化させ、それからクリヤラッカーを塗布し
て、それを紫外線に露光することも可能である。
【0033】 放射線硬化性クリヤラッカーを本発明の方法で使用する場合、耐引っかき性を
増すために、クリヤラッカー用の慣用の添加剤に加えて、特殊コーティングされ
た透明フィラーを都合よく含有させることができる。この場合、適切なフィラー
は、例えば超微粉化酸化アルミニウムまたは超微粉化シリカである。前記透明フ
ィラーは、UV硬化性基を含有する化合物、例えばアクリル官能性シランでコー
ティングされており、このようにしてクリヤラッカーの放射線硬化の際に加入さ
れる。フィラーは、例えば商品名 AKTISIL(R)の下に市販製品として入手
できる。
【0034】 本発明の方法では、強い硬度、良好な耐引っかき性および優れた光沢を有する
多層塗膜が得られる。個々のラッカー層は、非常に良好な中間層付着性ならびに
下および上に重なるラッカー層よる部分的な溶解に対する耐性を示す。後者の性
質は、多層構成物(multi-layer composition)中のベースラッカーと同様に、 クリヤラッカー層が高エネルギー放射線によって硬化可能なバインダーを含有す
る場合、および両方のラッカー層で同一の放射線硬化性バインダーおよび/また
は反応性希釈剤を使用する場合、特に顕著である。
【0035】 本発明の方法で得られる塗膜は、自動車の塗装分野の重ね仕上げラッカー構成
物で必要な他の点については満たしている。特にベースラッカー/クリヤラッカ
ー構成物の塗膜の乾燥または硬化は、通常のやり方で乾燥または硬化させた重ね
仕上げラッカー構成物と比較して、かなりより短い時間で実施される。例えば、
約5〜15分、好ましくは5〜10分の範囲内でベースラッカー/クリヤラッカ
ー構成物の乾燥または硬化工程を完了することが可能である。
【0036】 本発明の方法のさらなる利点は、例えば、エンジン区画、トランク、ドアリベ
ートのような車両内部の塗装の際に、または模様付プラスチック表面の塗装の際
に、技術的または経済的理由のため、多層構成物のクリヤラッカーを省かなけれ
ばならないか、または省くべき場合、クリヤラッカーを簡単に省略できるという
ことである。高エネルギー放射線によって硬化させたベースラッカーは、例えば
硬度および耐引っかき性に関しては任意に改質することなく十分にクリヤラッカ
ーの機能を果たす。
【0037】 本発明の方法は、特に車両部品、比較的小さい損傷の車両補修塗装およびスポ
ット補修に都合よく使用できる。 本発明は、以下の実施例に基づいて説明する。
【0038】 実施例 ベースラッカーの製造 下記の成分を一緒に混合して、高速撹拌機で数分間分散させた(全てのデータ
は、重量に基づく): 市販の脂肪族ポリウレタンアクリレート 476部 市販の均展剤 13部 二酸化チタン 223部 市販の光開始剤の混合物(アリールホスフィンオキサイド およびアセトフェノン誘導体) 25部 酢酸ブチル 110部
【0039】 クリヤラッカーの製造 下記の成分を一緒に混合して、高速撹拌機で数分間分散させた(全てのデータ
は、重量に基づく): 市販の脂肪族ポリウレタンアクリレート 114部 市販の均展剤 0.3部 市販の光開始剤混合物(アリールホスフィンオキサイド およびアセトフェノン誘導体) 7.2部 酢酸ブチル 44部 市販の光安定剤(HALSタイプ) 1部 市販のUV吸収剤(ベンゾトリアゾ−ルタイプ) 1部
【0040】 多層構成物の製造 電気泳動により下塗りしたスチールシートに慣用の溶剤タイプのニ液型ポリウ
レタンプライマーサーフェーサーを施し、上記の通りに製造したベースラッカー
を乾燥膜の層厚が約60μmとなるように塗布した。室温での簡単なフラッシュ
オフ時間の後、ベースラッカー層をUVフラッシュランプ(3500Ws)の照
射にさらした。前記ベースラッカー層では20回フラッシュ(約80秒)させて
照射した。
【0041】 第一の方法では、次いで、上記の通りに製造したクリヤラッカーを、乾燥膜の
層厚が約60μmとなるように塗布した。室温での簡単なフラッシュオフ時間の
後、クリヤラッカー層をUVフラッシュランプ(3500Ws)の照射にさらし
た。前記クリヤラッカー層では、20回フラッシュ(約80秒)させて照射した
。 第二の方法では、硬化させたベースラッカーに、溶剤タイプの慣用のニ液型ポ
リウレタンクリヤラッカーを上塗りして、通常のやり方で硬化した。
【0042】 塗膜に関する試験結果を以下に示す:
【表1】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月17日(1999.11.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,CA,J P,MX,US (72)発明者 ヘルムート・レーフラー ドイツ連邦共和国デー−50321ブリュール. ゴットフリート−ケラー−シュトラーセ2 −4 (72)発明者 ヴェルナー・レンハルト ドイツ連邦共和国デー−42109ヴッパータ ール.コールシュトラーセ176ベー (72)発明者 クリスティーネ・クルツ ドイツ連邦共和国デー−42659ゾーリンゲ ン.プファーフェンベルガーヴェーク30 (72)発明者 フランク−イュルゲン・クルムポルト ドイツ連邦共和国デー−42389ヴッパータ ール.シュターレンシュトラーセ103 (72)発明者 フォルカー・レコーヴスキ ドイツ連邦共和国デー−44892ボーフム. イム・シュテンゲルケン6 Fターム(参考) 4D075 AE03 CB06 DA27 DB02 DC12 EA21 EA43 EB22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 場合によりプライマーおよび/またはプライマーサーフェー
    サー塗料および/またはさらなる塗料でプレコートされた被塗物に、色彩および
    /または特殊効果付与ベースラッカー塗料を塗布し、次いで色彩および/または
    特殊効果付与ベースラッカー層にクリヤラッカー層を施す多層塗膜の製造法であ
    って、使用する色彩および/または特殊効果付与ベースラッカー塗料が、高エネ
    ルギー放射線の作用下でフリーラジカルおよび/またはカチオン重合によって硬
    化させることができるバインダーを含有することを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 硬化をパルス紫外線によって実施することを特徴とする、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 フリーラジカル重合によって硬化させることができるバイン
    ダーとして、脂肪族ポリウレタン(メタ)アクリレートおよび/または脂肪族(
    メタ)アクリル官能性(メタ)アクリレートコポリマーを使用することを特徴と
    する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 高エネルギー放射線によって硬化させることができるバイン
    ダーをクリヤラッカー層にも使用することを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
    か一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 被塗物の補修塗装のために実施することを特徴とする、請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 自動車の車体またはその部品の補修塗装のために実施するこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の方法。
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