JP2001523073A - アナログ電話装置と、デジタル、アナログ、又はハイブリッド電話交換システムとをインターフェースで接続するための方法及び装置 - Google Patents

アナログ電話装置と、デジタル、アナログ、又はハイブリッド電話交換システムとをインターフェースで接続するための方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 モデム、ファックスモデム、ファクシミリ、または遠隔会議装置のような2線間のアナログ電話装置と、構内電話交換設備(PBX)のようなデジタル、アナログ、あるいはハイブリッド電話システムとをインターフェースで接続するための適応性の受話器インターフェース。そのインターフェース装置は、PBXとPBX接続された適合性のある電話の間の特性を信号で伝えることにおける相違にも関わらず、異なった製造業者によって製造された様々なPBXの使用に適している。好ましい実施例では、その発明は、PBXと適合性のある電話の受話器ポートへのアクセスを必要としない。そのインターフェース装置は、PBXと適合性のある電話とともに、拡張線に接続されている。アナログ電話器は、その上インターフェース装置に接続されている。PBXに適切なコミュニケーション・プロトコルを用いるPBXと通信するために、そのインターフェース装置は、PBXの特性を“学習している”。これは以下によって達成される:電話システムがアナログあるいはデジタルの電話システムであるかどうかを決定し、PBXとPBXと適合性のある電話との間の通信を監視する。それから、インターフェース装置は、インターフェース装置内の記憶装置に予め格納されたような複数のセットから操作用パラメーターを再生することによって、適切なプロトコルに従って構成されている。学習技術は、異なったPBX製造業者間にPBXとPBXと適合性のある電話との間の特徴を示す変化自体を自動的に適合するためのインターフェースを与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 アナログ電話器と、デジタル、アナログ、あるいはハイブリッド電話交換シス
テムとをインターフェースで接続するための方法及び装置。
【0002】 この出願は、1997年11月6日に出願された合衆国仮出願番号第60/0
64,382号の利益を要求する。1996年3月27日に出願された合衆国出
願番号第08/625,398号の内容は、援用によって本明細書に組み込まれ
る。
【0003】 発明の属する技術分野 発明は電話方式の分野に関する。より詳しくは、発明は、デジタル、アナログ
、あるいはハイブリッド電話交換システムと、2線または4線のアナログ電話器
とをインターフェースで接続するために適応できるインターフェースに関する。
【0004】 発明の背景 典型的に電話サービス加入者の自宅において一般に見られるタイプの2線のア
ナログ電話セットは、双方向の2線の電話線を介して電話サービスプロバイダー
の本部に接続された本体ユニットを含み、また、4線の受話器ケーブルを介して
電話器本体ユニットに接続された受話器を含んでいる。受話器ケーブルは、4つ
の電話線を持っている。なぜならば、2方向音声伝達のため、その受話器は、そ
れぞれ一対のワイヤを必要とする、マイクとスピーカーの両方を含んでいるから
である。一般的に、電話器本体は、スピーカーに音声信号を、マイクに直流電圧
を供給し、一方、電話器本体は、マイクから音声信号を受信する。電話器本体ユ
ニットに含まれる2線・4線コンバーターは、2つの本部信号を4つの受話器信
号に変換する。加えて、電話セットは、本部から送られてきたAC呼出音信号を
検出するための呼出音検波器と、受信送信のために本部に信号を送るためのフッ
クスイッチとを含む。受話器が受話器受けからはずされるとき、フックスイッチ
は、本部に検出される電話セットによって本部から直流電流を引くことをコント
ロールする。
【0005】 従来のモデムは、デジタルデータによってアナログ搬送波信号を変調すること
により、デジタル信号を2線の電話線にのせて信号を送る。一般的に、デジタル
データは、モデムに接続されたコンピュータやファクシミリ機械によって、生成
される。搬送波信号は、電話送信線の周波数帯域内にあるトーンである。送信線
の他端にある第2のモデムによって受信すると、デジタルデータは、受信信号を
復調することによって、復元される。
【0006】 会社組織は、しばしば、組織内の電話ユーザーに電話サービスを供給するため
に電話交換システムを利用する。電話交換システムは、デジタル構内交換機(P
BX)のように、接続できる対応電話セットと、全デジタルインターフェースを
持つことができる。代わりに、電話交換システムは、PBXでアナログ回線カー
ドによって、あるいは本部によって供給されるような、全アナログインターフェ
ースを持つことができる。加えて、電話交換システムは、ハイブリッドPBX、
あるいはキー電話システム(KTS)のような、接続できる対応電話セットとと
もに、デジタルとアナログが結合したインターフェースを供給することができる
。この明細書において、「PBX」という語は、電話交換装置の上述したタイプ
と同様な装置を包含する意味に用いられる。
【0007】 会社組織で利用される特定のPBXと適合する電話セットは、ユーザーの机の
上に配置されている。それぞれのPBXと適合する電話セットは、対応する拡張
線を介してPBXに接続される。一方、PBXは、1以上の外部線を介して電話
サービスプロバイダーに接続されている。PBXは、一般的に、ユーザーの電話
セットに入ってくるコールを適切に結合し、ユーザーの電話セットから外部線へ
出ていくコールを結合するための能力を有する。このようにして、電話セットご
とに1以下の外部線で足りることになり、従って、電話サービスのコストを削減
している。加えて、PBXは、一般的に、ユーザー同士のコールを接続したり、
ボイスメールサービスを提供するように、PBXのユーザーに対し様々な特色を
供給する。
【0008】 PBXの機能のすべてを実行するために、ある特定の管理とオーバーヘッド通
信が、それぞれのユーザーの電話セットとPBXの間に必要となる。これらの通
信は、一般的に、電話で会話を伝えるために必要な2方向音声信号に加えて、デ
ジタル状態、初期設定、命令の各信号を含む。例えば、PBXは、電話のコール
をその拡張線に伝達しなければならないか否かを知るために、電話セットが特定
の拡張線に接続されているか否かを知らなければならない。別の例として、ユー
ザーが入ってくるコールを受け、出ていくコールを発し、電話コールを終了する
ために、また、ボイスメールや他のPBXの特色にアクセスするために、PBX
は、ユーザーの電話セットと相互に作用しなければならない。
【0009】 一般に、管理とオーバーヘッド通信のために利用される伝達プロトコルは、P
BXの様々な製造業者間で異なっている。加えて、全デジタルPBXでは、音声
信号は、電話セットとPBXの間でデジタルサンプルとして伝達される。従って
、アナログ音声信号は、それらが伝達される前に、デジタル方式でサンプルされ
、様々な異なる機能(例えば、μ−LAWやA−LAW)によって符号化される
。受信と同時に、デジタルサンプルは、デコードされ、アナログ音声信号に再変
換される。ハイブリッドシステムでは、音声信号は、アナログ信号として伝達さ
れ、一方、管理とオーバーヘッド通信は、デジタル信号である。それゆえ、モデ
ム、ファックスモデム、ファクシミリ機械、または遠隔会議装置のような、2線
のアナログ電話器は、一般にPBXと直接インターフェースで接続することがで
きない。また、ヘッドホン、受話器、またはモデムのような4線のアナログ電話
器も、一般的に、PBXと直接インターフェースで接続することができない。
【0010】 これは、PBXと適合する電話セットに加えて、モデム、ファックスモデム、
ファクシミリ機械、遠隔会議装置、ヘッドホン、または受話器のような一般に利
用可能なアナログ電話器を使いたいPBXのユーザーにとって、問題を引き起こ
す。この問題は、パーソナルコンピューターに接続したモデムの使用を通して典
型的にアクセスされる、World Wide Webへのアクセスの需要が最近増加している
ことによって倍増している。そのようなアナログ電話器のそれぞれのために専用
外部線を設ける提案があった。しかしながら、この解決法は、完全に満足できる
ものでない。なぜならば、それは必要とされる外部線の数を制限しようとするP
BXに起因する節約を無視するからである。他の解決法は、PBX内にアナログ
回線カードを設け、PBXと2線のアナログ電話器を接続する別の線を供給する
ものである。この解決法は、PBXと接続できるそれぞれの電話とアナログ電話
器をPBXに接続するための別の拡張線を設ける必要のために高価である。
【0011】 他の解決法は、電話セットのモデムに電話セットの受話器ポートを介してイン
ターフェースで接続する装置を設けることであった。例えば、U.S. 特許第4,907
,267号は、本体ユニットと受話器を備える電話セットを用いて使用するためのモ
デムインターフェース装置を開示している。その電話セットは、2線の電話セッ
ト、あるいはPBXを用いて使用するためにデザインされた電話セットであり得
る。モデムインターフェース装置を使用するために、受話器は、本体の受話器ジ
ャックからプラグを抜かれ、装置の一端の受話器ジャックにプラグを入れられる
。本体の受話器ジャックに接続された4線ケーブルは、装置から伸びている。ま
た、装置は、装置とモデムのような2線電話器とを接続している2線ケーブルを
受け入れるためのモジュラージャックを含んでいる。一連の手動スイッチは、音
声とデータ伝達の間で選択し、使用されている特定の電話セットの信号特性を調
和させるためのインターフェース装置を配置するために、適当な場所に設けられ
る。
【0012】 U.S. 特許第4,907,267号で記述された手動スイッチの配列は、カリフォルニア
州サンディエゴのアンリミテッド・システムズ(Unlimited Systems)によって 製造された2つの製品中で改善されている。これらの製品の一番目である「KONE
XX Office Konnector」は、2線電話、ファクシミリ機械、あるいはモデムのた めのインターフェースを与えるために、電話セットの本体と受話器とに接続され
る。その装置は、2線電話、ファクシミリ機械、あるいはモデムが音声とデータ
伝達の間で切り替えるためのスイッチがはずれているか否かを検出する。これら
の製品の2番目である「KONEXX Konference」は、同様に本体と受話器の間に接 続されるが、遠隔会議装置のためのインターフェースを提供する。これらの装置
のそれぞれのために、手動スイッチが、装置を使用されている特定の電話セット
の信号特性に適用するための4位置のうちの一つに設定される。
【0013】 しかしながら、前述のインターフェース装置は、アナログ電話器をPBXにイ
ンターフェースで接続するには不便である。これはそのようなインターフェース
装置に設置するためには、PBXと適合する電話セットの受話器コードは、まず
その本体から切り離されなければならないからである。それから、インターフェ
ース装置は、受話器と本体の両方に接続されなければならない。次に、アナログ
電話器が、インターフェース装置に接続されなければならず、最後に、インター
フェース装置のためのスイッチ位置が、正確にセットされなければならない。
【0014】 しかしながら、多分一層重要な欠点は、アナログ電話器が応答しまたは電話を
かけるために使用されるたびに、ユーザーがPBXと適合する電話セットを手動
でオフフックに設定しなければならないということである。これは、一般的に、
PBXと適合する電話の受話器を受話器受けからはずすことによって、達成され
る。同様に、アナログ電話器を使い終わったときに、ユーザーは、PBXと適合
する電話をオンフック状態に戻さなければならない。もし、ユーザーがPBXと
適合する電話をオンフック状態に戻し忘れるならば、入ってくるコールは、接続
できず、話し中の表示を受け取るだろう。加えて、PBXと語kなせいのある電
話の受話器ポートは、一般的に、自動応答機能に必要とされる鳴らす音信号を供
給しない。他の欠点は、DTMF信号は、電話番号にダイアルするためのPBXシス
テムによって要求されるのだけれども、いくつかのPBXと適合する電話は、受
話器ポートを介してDTMF信号を受け入れないことである。従って、例えば、アナ
ログ装置のオートダイアルの特徴は、操作し損ねるだろう。そのために、実際の
電話キーパッドは、アナログ装置のためのダイアルを使用しなければならない。
さらに、そのようなインターフェース装置と接続するために必要なケーブルは、
極めて複雑に入り組み、ユーザーの机の上に乱雑な外観を呈しがちである。
【0015】 そのため、必要とされるものは、アナログ電話器と、PBXと適合する電話の
受話器ポートへのアクセスを必要としないPBXとをインターフェースで接続す
るための技術である。さらに必要とされるものは、多種多様な商業的に利用され
得るPBXの信号特性に適合するのに十分な適用性を持つような技術である。一
層さらに必要とされるものは、それらの機能を果たすために追加とされるケーブ
ルの量を最小限とし、ユーザーから要求される技術的能力を最小限度にするよう
な技術である。
【0016】 発明の概要 本発明は、モデム、ファックスモデム、ファクシミリ機械、または遠隔会議装
置のような2線のアナログ電話器、または、ヘッドフォン、受話器あるいはモデ
ムのような4線のアナログ電話器と、構内交換(PBX)とをインターフェース
で接続するのに最適なインターフェース方法及びその装置である。この明細書に
おいて、「アナログ電話器」という語は、2線と4線の両方の電話器について用
いられる。PBXと関連づけられたPBXと適合する電話との間の信号特性の違
いにもかかわらず、本発明のようなインターフェース装置は、異なる製造業者に
製造された様々なPBXを用いる場合に適している。好ましい実施の形態では、
発明は、PBXと適合する電話の受話器ポートへのアクセスを必要としない。
【0017】 一般的に、PBXは、2線の電話拡張線を介してすべての対応PBXに適合す
る電話と接続される。しかしながら、ハイブリッド電話交換システムのための拡
張線は、8線までを含むことができる。本発明の第1の実施の形態では、インタ
ーフェース装置とPBXと適合する電話セットの両方が拡張線に接続されている
。アナログ電話器はそれからインターフェース装置に接続される。PBXに適合
する電話は、拡張線が入ってくるコールを受けることが可能であることをPBX
に通知するようにPBXと交信する。加えて、PBXと適合する電話は、インタ
ーフェース装置によって妨害されることなく、電話をかけたり受けたりできる。
【0018】 アナログ電話器もまた、電話をかけたり受けたりできる。アナログ電話器によ
って始められた発信電話をかけるために、インターフェース装置は、アナログ電
話器がオフフックになるときに発生するような、アナログ電話器からの電流(発
信音の要求)を検出する。したがって、インターフェース装置は、アナログ電話
器の見地から本部にほぼ匹敵する。アナログ電話器がオフフックになるのを検出
するのに応答して、インターフェースは、PBXと適合する電話がオフフックと
なるのに似せて機能させるように、PBXに適当な命令を伝達する。このことは
、手動でPBXと適合する電話をオフフックにすることなく達成される。第1の
実施の形態によれば、かけられた電話番号は、インターフェース装置上に配置さ
れたキーパッドを用いてダイアルされる。
【0019】 アナログ電話器を用いて入ってくるすべてのコールを受けるために、インター
フェース装置は、PBXによって送られ、通信の拡張線に接続されたPBXと適
合する電話に向けられた入ってくるコールの通知を受ける。もし、アナログ電話
器がそれからオフフックになるならば、インターフェース装置は、PBXと適合
する電話がオフフックになるのに似せて機能させるように、PBXに適当な命令
を伝達することによって、応答する。
【0020】 一度、電話がインターフェース装置を介してアナログ電話器に接続されると、
インターフェース装置は、音声またはモデム信号で、アナログ電話器とPBXの
間に2方向の伝達路を与える。従って、インターフェース装置は、アナログ電話
器から音声かモデム信号を受け、PBXが受けるのに適した形式にそれらを変換
し、また、PBXから音声またはモデム信号を受け、アナログ電話器が受けるの
に適した形式にそれらを変換する。例えば、もし、PBXが全デジタルPBXで
あるならば、インターフェース装置は、アナログからデジタルへ、またデジタル
からアナログへの適切な変換を行う。
【0021】 入ってくるか出ていく電話が完了したとき、インターフェース装置は、アナロ
グ電話器がオンフック状態に戻るときに起こるように、アナログ電話器によって
もはや電流が流れていないことを検出する。これに応答して、インターフェース
は、PBXと適合する電話がオンフック状態に戻るのに似せて機能させるように
、PBXに適当な命令を伝達する。
【0022】 第2の実施の形態は、PBXと適合する電話上に配置されたキーパッドがコー
ルされた電話番号にダイアルするために利用されるという点で第1の実施の形態
と異なる。第2の実施の形態によれば、キーパッドは、インターフェース装置上
に設けられる必要はない。
【0023】 第3の実施の形態は、アナログ電話器上に配置されたキーパッドがコールされ
た電話番号にダイアルするために利用され得るという点で第1、第2の実施の形
態と異なる。インターフェース装置は、電話番号がダイアルされるときにアナロ
グ電話器よって生成される、デュアルトーンマルチフリークエンシー(DTMF
)信号を受ける。インターフェースは、それからこれらの信号をPBXに適した
形式に変換する。
【0024】 第4の実施の形態は、拡張線に接続された電話が入ってくるコールを受けるこ
とができることをPBXに通知をするように、インターフェース装置がPBXと
通信するという点で、他の実施の形態とは異なる。第3の実施の形態と同様に、
アナログ電話器上に配置されたキーパッドは、コールされる電話番号をダイアル
するために利用され得る。従って、第3の実施の形態において、PBXと適合す
る電話は、インターフェース装置とともに拡張線に接続される必要がない。
【0025】 PBXに適した伝達プロトコルを用いるPBXと音声及びオーバーヘッド信号
を伝達するために、インターフェース装置は、PBXの特徴を「学習」しなけれ
ばならない。そのため、インターフェース装置がPBXとつながれているときに
、学習技術が作動される。
【0026】 学習技術の第1のステップは、インターフェース装置が接続された電話システ
ムが、全デジタルPBXのようなデジタルサンプルとして音声信号を伝達するか
否か、または電話システムがハイブリッドPBX、KTS、あるいは電話サービ
スプロバイダーの本部のようなアナログ形式で音声信号を伝達するか否かを決定
することを要求する。これらのタイプの電話交換システムのそれぞれと適合する
電話セットの主要な機能は、関連づけられた電話交換システムによって直接電力
を受ける。発明者は、電力供給特性がモジュラーインターフェースターミナルの
位置と適切な直流電源抵抗に関して、電話交換システムのそれぞれのタイプで異
なることに気が付いた。従って、拡張線につながれた8つまでのターミナルの状
態をポーリングするインターフェース装置によって決定がなされる。ポーリング
されたターミナルのどれがアクティブであるかを分かることによって、インター
フェース装置は、ハイブリッド電話交換システムと他のタイプの電話交換システ
ムとの間を識別する。電話交換システムがハイブリッドシステムであると仮定す
ると、特定のモデルまたはその製造業者は、一般的に、ポーリングされたターミ
ナルのいずれがアクティブであるか分かることによって、識別されることができ
る。
【0027】 電話交換システムがハイブリッドシステムでないと仮定すると、アクティブな
ターミナルを介して拡張線について3つまでの直流電源抵抗の測定が行われる。
第1の測定は、アンロード時の直流測定である。第2の二つの測定として、拡張
線は、それぞれ固定された抵抗値の負荷によってロードされる。そのインターフ
ェースは、電話交換システムのいずれが全デジタルシステムまたはアナログシス
テムであるかを決定するために、これらの測定結果と予め記憶された値とを比較
する。
【0028】 もし、そのシステムが多線のハイブリッドタイプ形式の音声信号を伝達するな
らば、インターフェース装置は、結果的に自らを設定する。それから、学習技術
における次のステップは、オフフック状態をポーリングすることである。ポーリ
ングされたオフフック状態に応答して、ハイブリッドPBXは、内線の受信線に
ダイアルトーン信号を供給する。インターフェース装置は、ダイアルトーン信号
を検出し、受信と送信の両信号路のためにレベル調整を行う。受信信号路は、ダ
イアルトーン信号を用いて構成され、送信路は、ハイブリッドPBXに適した予
め記憶されたパラメーターの一セットを用いて構成される。このことは、インタ
ーフェース装置が多くのそのようなセットから操作上のパラメーターの記憶され
たセットを選択することによって達成される。
【0029】 もしそのシステムが音声信号をアナログ形式で伝達するならば、インターフェ
ース装置もまた、結果的に自らを設定する。従って、学習技術の次のステップは
、すべてのオフフック状態をポーリングすることである。ポーリングされたオフ
フック状態に応答して、PBXのアナログ回線カードまたは本部は、インターフ
ェース装置にダイアルトーン信号を供給する。インターフェース装置は、ダイア
ルトーン信号を検出し、受信及び送信の両信号路のためにレベル調整を行う。受
信路は、ダイアルトーン信号を用いて構成され、送信路は、送信目的音量評価(
TOLR)の感度レベルによって構成される。
【0030】 他の点では、もし、システムが音声信号をデジタルサンプルとして伝達するな
らば、学習技術の次のステップは、PBXと関連づけられたPBXと適合する電
話の間で伝達するために利用される信号プロトコルを決定することである。この
ことは、インターフェース装置が拡張線を一瞬開回路とすることにより達成され
る。それから、インターフェース装置は、PBXと適合する電話を初期化し、P
BXと、拡張線につながっているPBXと適合する電話が入ってくるコールを受
信できるPBXに通知するPBXと適合する電話の間で伝達される信号を監視す
る。
【0031】 それから、この決定に基づいて、インターフェース装置は、適切な信号プロト
コルによって自らを設定する。このことは、インターフェース装置が多くのその
ようなセットから操作上のパラメーターの記憶されたセットを選択することによ
って達成される。操作上のパラメーターセットは、インターフェース装置内の記
憶装置に予め格納されている。操作上のパラメーターの選択されたセットは、利
用されている特定のPBXに適したプロトコルを用いるPBXと伝達するために
インターフェース装置を構成する。
【0032】 従って、学習技術は、異なるPBXの製造業者の間でのPBXとPBXと適合
する電話の間の信号特性の変化に自ら自動的に適合することを可能にする。
【0033】 最適な実施の形態の詳細な説明 第1図は、本発明における電話交換システム(PBX)102、PBXと適合
する電話セット104、2線アナログ電話器106、及び4線アナログ電話器1
08につながれたインターフェース装置100のブロック線図を示している。電
話交換システム102は、全デジタルの構内交換(PBX)、ハイブリッドPB
X、キー電話システム(KTS)、または本部110からの直接線である。この
明細書において、「PBX」という語は、上述した電話交換装置のすべてのタイ
プを包含する。そして、この明細書において、「PBXと適合する電話セット」
という語は、特定のPBX102に直接インターフェースで接続するように特に
設計された電話セット104を指す。一般的には、PBX102とPBXと適合
する電話セット104は、同じ製造業者によって供給される。若干の製造業者が
PBXとこれに対応するPBXと適合する電話セットを製造しているにもかかわ
らず、一製造業者によって供給されたPBXと適合する電話セットは、一般に異
なる製造業者によって供給されたPBXとインターフェースで接続できない。
【0034】 PBX102は、1以上の外部線112を介して、電話サービスプロバイダー
の本部110とつながれ、拡張線116とウォールジャック118を介してイン
ターフェース装置100のPBXポート114にもまたつながれている。拡張線
116は、多くの電話交換システムの場合2線であるが、ハイブリッド交換シス
テムのための拡張線116は、8線までを包含できる。
【0035】 PBX102は、例えば、サービスルームや地下室のような、ビジネス現場の
中心に位置され得る。多くの拡張線(ただ一つ、拡張線116のみを示したが)
は、対応するウォールジャック(ただ一つ、ウォールジャック118のみを示し
たが)に接続されている。一般的に、ウォールジャックは、ビジネス現場を通し
ていたるところに配置されている。ウォールジャックは、ユーザーの事務所、会
議室、及び応接室に配置され得る。慣習的に、PBXと適合する電話セット10
4は、ウォールジャック118にプラグを差し込むだろう。しかしながら、本発
明によれば、インターフェース装置100のプラグが、ウォールジャック118
に差し込まれるが、一方、PBXと適合する電話セット104のプラグは、イン
ターフェース装置100に差し込まれる。
【0036】 インターフェース装置100は、PBXポート114を介して、PBX102
につながれたインターフェース制御部120を含む。インターフェース装置10
0の内部で、PBXポート114は、インターフェース制御部120とスイッチ
SW1の第1のターミナルにつながれる。スイッチSW1の第2のターミナルは
、PBX電話ポート122につながれる。スイッチSW1は、インターフェース
制御部120によって制御される。また、インターフェース装置100の内部に
は、インターフェース制御部120が2線アナログ電話ポート124と4線アナ
ログ電話ポート126につながれている。
【0037】 インターフェース装置100の外部には、PBXと適合する電話セット104
がPBX電話ポート122にプラグで差し込まれ、2線アナログ電話器106は
、2線ポート124にプラグで差し込まれ、4線アナログ電話器108は、4線
ポート126にプラグで差し込まれる。本発明のある実施の形態では、本発明の
利点を得るためにPBXと適合する電話セット104が常にある必要はない。加
えて、本発明の利点を得るために電話器106と108の両方がそろってある必
要はない。
【0038】 電話器106と108は、それぞれ、モデム、ファックスモデム、ファクシミ
リ機械、遠隔会議装置、ヘッドフォン、受話器、または他のタイプの慣習的なア
ナログ電話器であってよい。4線電話器108は、主として第1の線対を介して
アナログ信号を送信し、第2の線対(単方向信号)を介してアナログ信号を受信
するのに、2線電話器106はただ一対の線(双方向信号)を介して、両方向で
(送信と受信)アナログ信号を伝達する点で、2線電話器106と異なる。
【0039】 図2は、図1に示されたインターフェース装置100のインターフェース制御
部120のブロック線図を示している。本部エミュレーター200は、2線ポー
ト124(図1)につながれている。本部エミュレーター200は、ポート12
4に直流電圧を供給し、本部エミュレーター200から電流が流れるか否かに依
存して、2線アナログ電話器106(図1)のオンフック/オフフック状態を検
出する。本部エミュレーター200は、2線アナログ電話器106のオンフック
/オフフック状態の指示をフックスイッチブロック202に与える。
【0040】 本部エミュレーター200はまた、2線・4線コンバーター204につながれ
る。本部エミュレーター200内部では、2線ポート124からの信号は、2線
・4線コンバーター204を経由する。2線・4線コンバーター204は、ハイ
ブリッド回路として一般に知られ、送信及び受信信号を分離して、2線ポート1
24から双方向信号に変換する、通常の回路である。2線・4線コンバーター2
04からのこれらの分離された送信及び受信信号は、TX/RXオーディオブロ
ック206につながれる。
【0041】 4線ポート126(図1)からの信号もまた、TX/RXオーディオブロック
206を経由する。2線・4線変換は、それらの信号には必要でない。なぜなら
ば、それらはすでに送信及び受信チャネルに分離されているからである。4線電
話器用のオンフック/オフフック状態の指示は、オンフックスイッチのような、
フックスイッチブロック202につながれたユーザーインターフェース(示さず
)によって供給される。
【0042】 TX/RXオーディオブロック206は、受信及び送信の両信号路のために適
切なレベルの調整を行う。従って、TX/RXオーディオブロック206は、利
得制御可能なアンプのような、アナログ信号処理回路を含む。TX/RXオーデ
ィオブロック206は、PBX102(図1)から受信した音声またはモデム信
号のレベルがアナログ電話器106または108との適合性のために調整される
ことを保証し、また、アナログ電話器106または108から受信した信号のレ
ベルがPBX102との適合性のために調整されることを保証する。
【0043】 TX/RXオーディオブロック206を介して、2線・4線コンバーター20
4から、及び4線ポート126からの分離された送信及び受信信号は、パルス符
号変調(PCM)エンコーダー/デコーダー(CODEC)ブロック208、及
びすべてのアナログ線インターフェースブロック210とつながれる。好ましく
は、PCM CODECブロック208は、PBX102(図1)が拡張線116によっ て、デジタルサンプルとして音声またはモデム信号を伝達するか、あるいは、P
BX102がアナログ形式でこれらの信号を伝達するかに依存して、選択的にア
クティブかインアクティブになる。もし、PBX102がデジタルサンプルとし
てこれらの信号を伝達するならば、PCM CODECブロック208は、アクティブと なる。逆に、もしPBX102がこれらの信号をアナログ形式で伝達するときは
、CODECブロック208はインアクティブとなる。
【0044】 PCM CODECブロック208がアクティブであると仮定すると、デジタルライン トランシーバー212及びデジタルラインインターフェース214はともに、ア
クティブとなる。PCM CODECブロック208は、TX/RXオーディオブロック 206から受信したアナログ音声またはモデム信号を連続的なデジタルデータス
トリームに切り替える。好ましくは、この切り替えは、A法則またはμ法則の送
信信号を圧縮し受信信号を伸長する技術に従って、前もって形成される。PCM CO
DECブロック208によって形成された連続的なデータストリームは、アナログ 電話器106または108から受信した音声またはモデム信号を表し、デジタル
ライントランシーバー212に供給される。
【0045】 デジタルライントランシーバー212は、デジタルでサンプルされた音声また
はモデム信号と必要なオーバーヘッドまたは命令信号を結合して、結合された連
続データストリームを形成する。例えば、フックスイッチブロック202は、電
話器106または108(図1)のオンフック/オフフック状態をデジタルライ
ントランシーバー212に通知する。デジタルライントランシーバー212は、
これに答えて、結合された連続的なデータストリーム内にPBX102への適切
な命令を組み込む。
【0046】 デジタルライントランシーバー212によって形成された結合した連続的なデ
ータストリームは、デジタルラインインターフェースブロック214に供給され
る。デジタルラインインターフェースブロック214は、学習ブロック216を
介して、結合した連続的なデータストリームをPBXに伝達する。デジタルライ
ンインターフェース214は、好ましくは、学習ブロック216によって制御さ
れている。
【0047】 結合された連続的なデータストリームがPBX102(図1)によって受信さ
れるので、インターフェース装置100につながった特定のPBX102と適合
性があり、これにより理解できる形式でなければならない。例えば、そのデータ
は、PBX102と適切に同期されなければならず、PBX102の要求によっ
て、適切に圧縮し、符号化されなければならない。加えて、結合した連続的なデ
ータストリームに含まれる命令とオーバーヘッド情報は、PBX102に認識で
きなければならない。
【0048】 しかしながら、結合した連続的なデータストリームを適切に形成するために要
求される特定のパラメーターは、一般的に、PBXの様々な製造業者間で多様に
なっている。そのために、PCM CODECブロック208とデジタルライントランシ ーバー212は、好ましくは、インターフェース装置100につながれた特定の
PBXのために、適切なアナログ−デジタル変換を実行するために予め設定され
る。加えて、デジタルラインインターフェース214もまた、インターフェース
装置100につながれた特定のPBXのために結合された連続的なデータストリ
ームを適切に形成するために、予め設定される。PCM CODECブロック208、デ ジタルライントランシーバー212、及びデジタルラインインターフェース21
4のこの事前設定は、学習ブロック216の制御下で、製造業者の特定のプロト
コルセット218に格納されたデータに従って、行われる。
【0049】 デジタルラインインターフェース214は、PBX102によって発生された
デジタルデータの連続的なストリームを受信し、この連続的なデータストリーム
をデジタルライントランシーバー212に供給する。デジタルライントランシー
バー212は、それから、音声またはモデム信号からオーバーヘッドと命令とを
分離して、デコードするためにPCM CODECブロック208に音声またはモデム信 号を送る。この機能を適切に行うために、デジタルライントランシーバー212
は、製造業者の特定のプロトコルブロック218内に格納されたデータに従って
学習ブロック216の制御下で、予め設定される。
【0050】 デジタルライントランシーバー212の操作例として、もし、PBX102が
入ってくるコールを拡張線116につなげるように指示するならば、デジタルラ
イントランシーバー212は、この状態を認めて、これに応答して、この状態を
入力コール検出ブロック220に伝達する。入力コール検出ブロック220は、
デジタルライントランシーバー212からデジタルサンプルを受信の準備をする
ようPCM CODECブロック208に通知する。入力コール検出ブロック220は、 また、2線アナログ電話器106(図1)へ呼出音信号を送るよう本部エミュレ
ーター200に通知することができる。
【0051】 2線アナログ電話器106がオフフックとなるとき、本部エミュレーター20
0(図2)は、この状態を認めて、応答で、フックスイッチブロック202に通
知する。代わりに、手動スイッチで、4線アナログ電話器108(図1)がオフ
フックとなるときに、フックスイッチブロックに通知する。フックスイッチ20
2は、PBXと適合する電話セット104がオフフックとなるのに似せて機能さ
せるように、PBX102に伝達するデジタルライントランシーバー212に適
切に通知する。
【0052】 PCM CODECブロック208は、デジタルライントランシーバー212から受信 したデジタルサンプルをアナログ信号に変換する。そのデジタルサンプルは、1
ビット幅のデジタル値のストリームとして受信される。従って、変換は、一連の
デジタル値の中から、それぞれが適当な幅を持っているデジタル値の受信したス
トリームを適切に分析することによって行われる。PBX102(図1)によっ
て行われるあらゆる圧縮及び/または符号化も転換される。結局、アナログ信号
が、一連のデジタル値から復元される。この変換を適切に行うために、PCM CODE
Cブロック208は、製造業者の特定の形式や製造業者の特定のプロトコルブロ ック218に格納されているデジタルサンプルの同期化に従って、学習ブロック
216の制御下で、予め配置される。
【0053】 製造業者の特定のプロトコルセット218は、様々な異なる製造業者によって
製造されたPBXに適した多くの変換パラメーターのセットを含む。どのパラメ
ーターセットも、デジタルサンプルの適切な形式及び同期化、デジタルサンプル
の復元及びデコード、デジタルサンプルへのアナログ信号の適切な圧縮及びエン
コード、PBX102に対する命令の生成及びPBX102からの命令の認識に
関する情報を含む。一般的に、これらのパラメーターは、各PBX製造業者によ
って異なる。
【0054】 PCM CODECブロック208によって生成されるアナログ信号は、本部エミュレ ーター200を介して2線ポート124、及び4線ポート126に送るために、
TX/RXオーディオブロック206に供給される。
【0055】 ラインフィルタ222は、拡張線116(図1)を介してPBX102(図1
)からインターフェース装置100(図1)用の電力を得るために、デジタルラ
インインターフェース214及びアナログラインインターフェース210とつな
げられる。インターフェース装置100は、また、外部から電力を得ることもで
きる。ラインフィルタ222は、拡張線から予め決められた境界以上の周波数成
分を取り除き、その結果、調整されていない直流電圧を形成する。代わりに、調
整されていない直流電圧は、バッテリー電源から、あるいは整流された交流電圧
から得てもよい。調整されていない直流電圧は、絶縁スイッチ電源224に供給
される。絶縁スイッチ電源224は、インターフェース装置100の回路に電力
を供給するが、電源からは電気的に絶縁されている。デジタルライントランシー
バー212がアクティブなとき、デジタルライントランシーバー212は、好ま
しくは、スイッチ電源224に同期信号を供給する。この同期信号は、スイッチ
ング時のノイズが原因で起こるサンプリングエラーを最小限にするために、PCM
CODECブロック208によって行われるデジタル−アナログサンプリングで位相 の異なりが現れるように、電源224のスイッチを制御する。
【0056】 アナログラインカードがPBX102で使われるとき、あるいはPBX102
がハイブリッド交換システムであるときのように、PBX102が、アナログ形
式で音声またはモデム信号を伝達すると仮定して、PCM CODECブロック208は 、好ましくはインアクティブとする。アナログラインインターフェース210は
、学習ブロック216を通して双方向伝達路を介してPBX102からアナログ
信号を受信する。アナログラインインターフェース210は、双方向信号を単方
向の送信及び受信信号路に変換する。従って、アナログ信号は、分離された単方
向信号路を介して、アナログラインインターフェース210とTX/RXオーデ
ィオブロック206との間で伝達される。
【0057】 分離された単方向送信及び受信信号路は、TX/RXオーディオブロック20
6と4線電話器108(図1)とをつなげる。2線電話器106(図1)のため
には、2線・4線コンバーター204が、本部エミュレーター200を通してT
X/RXオーディオブロック206につながった分離した単方向信号路を双方向
信号路に変換する。
【0058】 アナログラインインターフェースブロック210は、PBXからの命令を検出
するために、PBX(図1)によって生成された信号を監視する。例えば、アナ
ログラインインターフェース210は、入ってくるコールが拡張線116につな
げられるものであるか否かを検出する。アナログラインインターフェース210
が入ってくるコールを検出したと仮定すると、アナログラインインターフェース
210は、この状態を入力コール検出ブロック220に通知する。入力コール検
出ブロック220は、PBX102(図1)から入ってくる音声信号を受信する
準備をするようTX/RXオーディオブロック206に通知する。応答において
、入力コール検出ブロック220はまた、2線アナログ電話器106に呼出音信
号を送るよう本部エミュレーター200に通知する。
【0059】 アナログラインインターフェース210はまた、あらゆる必要なオーバーヘッ
ドまたは命令信号とTX/RXオーディオブロック206から受信したアナログ
音声またはモデム信号とを結合する。例えば、フックスイッチブロック202は
、アナログラインインターフェース210に、電話器106または108(図1
)のオンフック/オフフック状態を通知する。アナログラインインターフェース
210は、例えば、PBX102から直流電流を流すように、PBX102に適
切な命令を送ることによって、応答する。
【0060】 ハイブリッドPBXの場合は、音声またはモデム信号アナログ形式で伝達され
ているけれども、PBX102に送られたオーバーヘッド及び命令信号は、連続
した、平行のデジタルデータの形式になることに注意を払う要がある。一般的に
、ハイブリッドシステムのためのオーバーヘッド及び命令信号は、音声信号を伝
達するために利用される線から拡張線116(図1)内の別々の線を介して、伝
達される。前述のように、PBX102がハイブリッド交換システムであるとき
は、音声信号は、アナログラインインターフェース210及びTX/RXオーデ
ィオブロック206を介して、PBX102とアナログ電話器の間で伝達される
。しかしながら、ハイブリッド交換システムの場合は、PBX102にオーバー
ヘッド及び命令の各信号を伝達するためにハイブリッドインターフェースブロッ
ク226が与えられる。ハイブリッドインターフェースブロック226は、好ま
しくは、学習ブロックの制御下で、製造業者の特定のプロトコルセット218に
格納されたデータに従って、予め設定される。
【0061】 ハイブリッドインターフェースブロック226の操作例として、PBX102
が入ってくるコールを拡張線116に向けよとの命令を送るとき、ハイブリッド
インターフェースブロック226は、入力コール検出ブロック220に通知する
。また、フックスイッチブロック202が、ハイブリッドインターフェースブロ
ック226にアナログ電話器106または108(図1)がオフセットであるこ
とを指示するとき、ハイブリッドインターフェース226は、PBX102から
ダイアルトーンを要求する。
【0062】 FSKモデム232もまた、製造業者の特定のプロトコルセット218につな
げられる。FSKモデム232は、電話線接続によって遠隔地から製造業者の特
定のプロトコルセット218の更新、付加、あるいは修正を可能にする。
【0063】 本発明の第1の実施の形態によれば、キーパッド228とデュアルトーン、マ
ルチフレクエンシー(DTMF)ジェネレーター230は、アナログ電話器10
6または108(図1)から電話を始めるために設けられる。キーパッド228
は、DTMFジェネレーター230につながれる。DTMFジェネレーター23
0は、TX/RXオーディオブロック206とPCM CODECブロック208につな げられる。たとえば、電話を始めるために、2線アナログ電話器106がオフフ
ックにされる。これに対して、本部エミュレーター200は、この状態をフック
スイッチブロック202に通知する。それから、フックスイッチブロック202
は、アナログラインインターフェース210、デジタルライントランシーバー2
12、及びハイブリッドラインインターフェース226に通知する。アナログラ
インインターフェース210またはデジタルライントランシーバー212のうち
アクティブなものは、それから、PBXと適合する電話セット104(図1)が
オフフックとなるのに似せて機能させるように、PBX102(図1)に適切な
命令を送る。PBXは一度コールが始められると認識すると、キーパッド228
が、コールされる電話番号をダイアルするために用いられる。DTMFジェネレ
ーター230は、それから、キーパッド228を介してダイアルされた電話番号
のそれぞれの桁で2重のトーンを生成する。
【0064】 代わりの実施の形態では、キーパッド228に代わって、ユーザーの音声命令
をDTMFジェネレーターブロック230を制御するために適切な信号に変換す
る音声認識ブロックが用いられる。そのような実施の形態は、例えば、ユーザー
の手が他の仕事を行うために自由なままでいられるように利用されたり、手の不
自由な人によって利用され得る。
【0065】 2重のトーンは、DTMFジェネレーター230によって、オーディオブロッ
ク206とPCM CODECブロック208に供給される。PBX102がアナログイ ンターフェースを持っていると仮定すると、2重のトーンは、アナログラインイ
ンターフェース210と学習ブロック216を通して、PBX102に渡される
。さもなければ、PCM CODECブロック208がアクティブであると仮定すると、 2重のトーンは、特定のPBX102(図1)で利用されるプロトコルに従って
、変換される。したがって、PCM CODECブロック208は、学習ブロック216 の制御下で、製造業者の特定のプロトコルセット218に格納されたデータに従
って、この変換を予め設定される。適切に変換された2重のトーンは、それから
、デジタルライントランシーバー212、デジタルラインインターフェース21
4、及び学習ブロック216を介してPBX102に渡される。
【0066】 第2の実施の形態は、PBXと適合する電話セット104(図1)上に配置さ
れたキーパッドがコールされる電話番号をダイアルするために利用される点で、
第1の実施の形態と異なる。第2の実施の形態によれば、そのため、キーパッド
228(図2)とDTMFジェネレーター230(図2)は必要がない。
【0067】 第3の実施の形態は、アナログ電話器106または108(図2)上に配置さ
れたキーパッドがコールされる電話番号をダイアルするために利用され得る点で
、第1及び第2の実施の形態と異なる。インターフェース装置100(図1)は
、電話番号がダイアルされるときに、アナログ電話器106または108(図1
)によって生成されるデュアルトーン、マルチフレクエンシー(DTMF)信号
を受信する。TX/RXオーディオブロック206(図2)またはPCM CODECブ ロック208(図2)のうちアクティブなものは、それから、これらの信号をP
BX102(図1)に適した形式に変換する。
【0068】 第4の実施の形態は、インターフェース装置100が、拡張線116(図1)
が入ってくるコールを受信できることをPBX102に通知できるように、PB
X102(図1)に伝達する点で他の実施の形態と異なる。アナログ電話器10
6または108(図1)またはキーパッド226(図2)上に配置されたキーパ
ッドは、コールされる電話番号をダイアルするために利用され得る。したがって
、第3の実施の形態では、PBXと適合する電話セット104(図1)は、イン
ターフェース装置100とともに拡張線116に接続されることを要求されない
。しかしながら、この実施の形態では、PBXと適合する電話セット104は、
インターフェース装置100が適切に設定されるように要求される。一度、イン
ターフェース装置100が適切に設定されると、PBXと適合する電話セット1
04は、インターフェース装置100から分離され得る。
【0069】 入ってくる、または出ていく電話が完了するとき、インターフェース装置10
0(図1)の本部エミュレーター200(図2)は、アナログ電話器106また
は108がオンフック状態に戻されるときに起こるように、電流がアナログ電話
器106または108によってもはや流れないことを検出する。これに応じて、
本部エミュレーター200(図2)は、この状態を認識し、フックスイッチブロ
ック202(図2)に通知する。フックスイッチブロック202は、それから、
PBXと適合する電話セット104がオンフック状態に戻るのに似せて機能させ
るように、PBX102と伝達するデジタルライントランシーバー212または
アナログラインインターフェース210のうちアクティブなものに通知する。
【0070】 利用される特定のPBXに適切な伝達プロトコルに従って、PBX102(図
1)と伝達するために、インターフェース装置100(図1)、特に、PCM CODE
Cブロック208、デジタルライントランシーバー212、TX/RXオーディ オブロック206、ハイブリッドラインインターフェース226、及びアナログ
ラインインターフェース210を適切に設定するために、インターフェース装置
100は、PBX102の特徴を「学習」しなければならない。これを達成する
ために、インターフェース装置100は、学習アルゴリズムを実行する。
【0071】 図3は、本発明における、学習の操作を制御する学習アルゴリズムのフローチ
ャートを示している。学習アルゴリズムは、インターフェース装置100(図1
)を適切に設定するために始められる。従って、学習ブロック216に含まれる
論理回路は、電話交換システム102がデジタルサンプルあるいはアナログ形式
のどちらで音声信号を伝達するかを決定する機能を実行する。加えて、学習ブロ
ック216に含まれる論理回路は、製造業者の特定のプロトコルセット218(
図2)に格納されたデータと協動して、電話交換システム102によって利用さ
れる伝達プロトコルを識別し、プロトコルによってインターフェース装置100
を設定する機能を実行する。しかしながら、格納されたソフトウェアプログラム
によって作動するマイクロプロセッサーまたは制御回路もまた、これらと同様な
機能を実行し得ることは明白であろう。
【0072】 例として、学習アルゴリズムは、デジタルラインインターフェースブロック2
14、アナログラインインターフェース210、及びハイブリッドラインインタ
ーフェース226のうちいずれがアクティブでなければならないかを決定する。
学習アルゴリズムは、電力がインターフェース装置100に供給されるたびに、
始められ得る。代わりに、学習アルゴリズムは、リセット制御が学習ブロック2
16(図2)に適用されるたびに、始められる。例えば、制御インプットは、イ
ンターフェース装置100上のボタンを押すユーザーに応えて、開始される。
【0073】 開始すると、学習アルゴリズムは、状態300から状態302に移行する。好
ましくは、学習アルゴリズムは、インターフェース装置100が接続されたPB
X(図1)が、全デジタルPBXのようなデジタルサンプルとして音声を伝達す
るか否か、あるいは、電話システムがハイブリッドPBXまたはKTSのような
アナログ形式で音声信号を伝達するか否かを決定する。電話サービスプロバイダ
ー本部もまたアナログ形式で音声信号を伝達する。それで、インターフェース装
置100が、PBX102(図1)よりも好ましくは電話サービスプロバイダー
の本部110(図1)に直接つなげられていると仮定すると、学習アルゴリズム
は、インターフェース装置100を適切に設定する。
【0074】 発明者は、PBXポート114(図1)を介して測定されるとき、拡張線11
6(図1)の電力供給特性が、モジュラーインターフェースターミナル位置及び
有効直流電源抵抗に関連する電話交換システムのそれぞれのタイプによって違う
ことに気がついた。例えば、ハイブリッド交換システムは、一般的に、PBXへ
のアナログラインインターフェースとPBXへの全デジタルインターフェースの
どちらよりも拡張線116においてアクティブな電線を持っている。加えて、ア
ナログインターフェースのための直流電源抵抗は、全デジタルインターフェース
のための直流電源抵抗よりも高くなりがちである。
【0075】 従って、状態302において、インターフェース装置は、ポート114の8つ
までのターミナルをポーリングする。このことは、PBXポート114(図1)
を介して拡張線116に含まれる選択された対の電線間の電圧を測定することで
達成される。どのポーリングされたターミナルがアクティブであるかを決定する
ことによって、インターフェース装置100(図1)は、ハイブリッド交換シス
テムと他のタイプの交換システムの間を識別する。PBX102がハイブリッド
システムであると仮定すると、特定のモデルあるいは製造業者は、一般的に、ど
のポーリングされたターミナルがアクティブであるかを決定することによって識
別され得る。
【0076】 ポーリングのステップが完了すると、学習アルゴリズムは、状態302から状
態304に移行する。状態302において実行されたポーリングの結果を基にし
て、学習アルゴリズムは、PBXがハイブリッドであるか否かを決定する。
【0077】 交換システムがマルチワイヤーハイブリッドタイプの形態によって伝達すると
仮定して、学習アルゴリズムは、状態304から状態306に移行する。状態3
06において、インターフェース装置100は、オフフック状態に似せて機能さ
せる。それから、学習アルゴリズムは、状態306から状態308に移行する。
似せて機能されたオフフック状態に応答して、ハイブリッドPBXは、拡張線1
16の受信線にダイアルトーン信号を供給する。もし、インターフェース装置1
00が状態308においてダイアルトーン信号を検出しないならば、これは、間
違った測定が状態302において実行されたことを示している。それため、学習
アルゴリズムは、状態308から状態302に戻り測定が繰り返される。もし、
インターフェース装置100が予め決められた同数の試みの後に、適切に設定さ
れないならば、インターフェース装置100は、好ましくはすべてにエラーの状
態を示す。
【0078】 インターフェース装置100が状態308においてダイアルトーン信号を検出
すると仮定すると、インターフェース装置100は、ステップ310に移行する
。状態310において、インターフェース装置100は、TX/RXオーディオ
ブロック206(図2)を通して受信及び送信の両信号路のためのレベル調整を
実行することによって、ハイブリッドインターフェースとして自らを設定する。
受信信号路は、ダイアルトーン信号を用いて構成され、送信信号路は、製造業者
の特定のプロトコルセット218からハイブリッドPBXに適した選択されたパ
ラメーターセットによって設定される。これは、PBX102(図1)とアナロ
グ電話器106または108(図1)の間の音声伝達を可能にするために、イン
ターフェース装置100を適切に設定する。その上、状態310において、ハイ
ブリッドラインインターフェース226(図2)は、製造業者の特定のプロトコ
ルセット218に格納されたパラメーターによってPBX102にオーバーヘッ
ドと命令を伝達するために設定される。一度、インターフェース装置100が状
態310で適切に設定されると、学習アルゴリズムは、学習アルゴリズムが完全
であることを示す状態312に移行する。また、状態312においても、状態3
10で得られた設定パラメーターは、それらが停電事故で喪失しないように、シ
リアルEEPROMのような不揮発性のメモリーに格納される。
【0079】 状態304において、PBX102(図1)がハイブリッドシステムでないと
決定されると仮定すると、学習アルゴリズムは、状態304から状態314に移
行する。PBX102はハイブリッドPBXではないので、PBX102へのイ
ンターフェースは、アナログラインカードまたは本部に関してのように、アナロ
グインターフェースであり得る。代わりに、PBX102のインターフェースは
、全デジタルPBXの場合のように、デジタルインターフェースであってもよい
。どちらの場合でも、拡張線116(図1)は、ただ2つのアクティブな電線だ
けを含むことが期待される。
【0080】 発明者は、電話システムのこれらのタイプ間の違いが拡張線116(図1)の
2つのアクティブな電線を介して測定された直流電源抵抗の中にあると気がつい
た。例えば、電話サービスプロバイダーの本部は、典型的には、直流48Vのア
ンロードライン電圧を供給する。電源抵抗は、本部からの距離に依存するが13
00Ωが典型的である。全デジタルPBXは、一般的に30から60Ωの間の電
源抵抗で、直流14から48Vの間のライン電圧をアンロードする。それゆえ、
デジタルサンプルとして音声信号を伝達するPBXは、一般的に、アナログ形式
で音声信号を伝達する本部またはPBXより低い電源抵抗を持つことが知られ得
る。そのために、PBX102(図1)がデジタルサンプルまたはアナログ形式
のどちらで音声信号を伝達するかの決定は、直流電源抵抗を効果的に測定するこ
とによって達成される。
【0081】 図4は、本発明における拡張線116(図1)の電源抵抗を測定するための回
路の概略図を示している。直流電圧、Vソースは、直列抵抗、Rソースを介して
PBX102によって供給される。直流電圧、Vラインは、インターフェース装
置100(図1)の学習ブロック216によって受信される。スイッチSW2は
、拡張線116に並列に設けられた3つの抵抗の一つに選択的につながれる。第
1の負荷、LOAD1は、拡張線を本質的にアンロードにされたままにしておく
ように、大きな抵抗値(例えば、20MΩ以上、または開回路)を持つ。第2及
び第3の負荷、LOAD2及びLOAD3は、拡張線に程度を変化する負荷を加
えるように、LOAD1の値よりも小さい互いに違う値を持つ。例えば、LOA
D2の値は、アナログインターフェースための電源抵抗、Rソースの期待された
値(例えば、およそ1KΩ)と対応され得る。一方、LOAD3の値は、全デジ
タルインターフェースのための電源抵抗、Rソースの期待された値(例えば、お
よそ50Ω)と対応され得るが、好ましくは潜在的にあらゆる過電流を防止する
ために、より高い抵抗である。
【0082】 状態314において、3つの直流電源抵抗値が、PBXポート114(図1)
のアクティブな2つのターミナルを介して拡張線116(図1)について測定さ
れる。第1の測定は、アンロードの直流測定である。この測定のために、スイッ
チSW2は、第1の抵抗LOAD1につながれ、得られる電圧Vラインのレベル
が検出される。同様に、第2の測定のために、スイッチSW2は、第2の抵抗L
OAD2につながれ、電圧Vラインのレベルが検出される。第3の測定のために
、スイッチSW2は、第3の抵抗LOAD3につながれ、電圧Vラインのレベル
が検出される。それぞれの測定について、Vラインの値は、分圧によってスイッ
チSW2につながれたRソースの適切な値と抵抗値によって影響を及ぼされる。
【0083】 それから、学習アルゴリズムは、状態314から状態316に移行する。状態
314で得られた測定結果がRソース及びVソースの値を示しているので、状態
316において、インターフェース装置100は、電話交換システムが全デジタ
ルシステムまたはアナログシステムであるか否かを決定するために、これらの測
定結果またはその比率と、予め格納された値とを比較する。
【0084】 状態316においてなされた比較は、PBX102(図1)がデジタルサンプ
ルとして音声信号を伝達することを示すならば、学習アルゴリズムの次のステッ
プは、PBX102と結合されたPBXと適合する電話セット104(図1)と
の間で伝達するために利用される信号プロトコルを決定することである。したが
って、学習アルゴリズムは、状態316から状態318に移行する。
【0085】 状態318において、インターフェース装置100は、一瞬スイッチSW1を
開放し、それから閉じることによって、拡張線116(図1)からPBXと適合
する電話セット104(図1)の接続をちょっとの間切る。それから、学習アル
ゴリズムは、状態318から状態320に移行する。
【0086】 PBX102(図1)は、PBXと適合性ある電話セット104が拡張線11
6と接続を切ってから、再接続することを検出する。これに応答して、PBX1
02は、PBXと適合する電話セット104に伝達して、電話セット104を初
期化する。これらの初期化信号は、様々なPBXの製造業者及びモデルの間で異
なる。それゆえ、それらは、特定のPBX製造業者とモデルが識別できる証拠(
署名)を供給する。
【0087】 状態320において、インターフェース装置100(図1)は、PBX102
(図1)とPBXと適合する電話セット104(図1)の間で伝達されるこれら
の初期化信号によって供給される証拠を監視し、これらと予め格納された証拠と
を比較する。予め格納されたそれぞれの証拠は、インターフェース装置100(
図1)を適切に構成するために利用されるパラメーターのセットの対応する一つ
に関連して、製造業者の特定のプロトコルセット218に格納される。それから
、学習アルゴリズムは、状態322に移行する。インターフェース装置100が
初期化信号によって供給された証拠(署名)を認識すると仮定して、インターフ
ェース装置100は、適切な信号プロトコルによって自らを設定する。したがっ
て、学習アルゴリズムは、状態320から状態322に移行する。
【0088】 状態322において、学習ブロック216は、製造業者の特定のプロトコルセ
ット218に予め格納された多くのそのようなセットから操作上のパラメーター
の適切な格納されたセットを選択し、選択されたセットによって、PCM CODECブ ロック208とデジタルライントランシーバー212を配列する。それから、学
習アルゴリズムは、状態324から状態326に移行する。
【0089】 好ましい実施の形態において、一度、インターフェース装置100(図1)は
、特定のPBX102(図1)が利用されるために適切に設定されると、確認が
行われる。そのために、状態326において、インターフェース装置100は、
PBXと適合する電話セット104(図1)がオフフックになるのをまねるPB
X102(図1)への命令を送る。それから、学習アルゴリズムは、状態326
から状態328に移行する。状態328において、インターフェース装置100
は、PBX102が状態324において送られた命令に応答して、ダイアルトー
ンを供給しているか否かを決定する。ダイアルトーンが検出されたと仮定すると
、学習アルゴリズムは、学習アルゴリズムが完全であることを示す状態330に
移行する。また、状態330においても、プロトコルとシステム設定パラメータ
ーは、好ましくは、それらが停電の事故で失わないように、シリアルEEPRO
Mのような不揮発性メモリに格納される。
【0090】 代わりに、もし、状態328において、ダイアルトーンが検出されないならば
、または、もし、状態322において、インターフェース装置100が学習アル
ゴリズムが状態302に戻る証拠(署名)を認識しないならば、学習アルゴリズ
ムは、再び最初に戻る。もし、インターフェース装置100が予め決定された試
みの数の後に適切に設定されないならば、インターフェース装置100は、好ま
しくはエラー状態を示すものとする。
【0091】 PBX102(図1)がアナログ形式で音声信号を伝達すると仮定すると、イ
ンターフェース装置100(図1)は、結果的に自らを設定する。それで、状態
316において、PBX102がアナログ形式で音声信号を伝達することを決め
られるならば、学習アルゴリズムは、状態316から状態332に移行する。状
態332において、インターフェース装置100は、オフフック状態に似せて機
能する。好ましい実施の形態において、このことは、PBX102が拡張線11
6を介して電流を検出するように、拡張線116に渡って適切な抵抗を配置する
ことによって達成される。それから、学習アルゴリズムは、状態332から状態
334に移行する。
【0092】 似せて機能されたオフフック状態に応えて、PBX102(図1)は、拡張線
116(図1)にダイアルトーン信号を供給することを期待される。したがって
、状態334において、インターフェース装置100は、ダイアルトーンが検出
されるか否かを決定する。ダイアルトーンが検出されると仮定すると、学習アル
ゴリズムは、状態334から状態336に移行する。
【0093】 状態336及びダイアルトーン信号のレベルに基づいて、インターフェース装
置100は、インターフェース装置100のTX/RXオーディオブロック20
6を通して、受信及び送信の両信号路のためにレベルの調整を実行する。受信路
は、最初ダイアルトーンを利用して適切に設定される。それから、受信及び送信
路とリンクするサイドトーン特性を用いて、送信路が、適切に設定される。送信
路は、好ましくは、送信目的音量評価(TOLR)の感度レベルによって設定さ
れる。
【0094】 一度、送信及び受信路が適切に設定されると、学習アルゴリズムは、学習アル
ゴリズムが完全であることを示す状態338に移行する。また、状態338にお
いても、プロトコルとシステム設定パラメーターは、好ましくは、それらが停電
事故で喪失しないように、シリアルEEPROMのように、不揮発性メモリに格
納される。
【0095】 本発明は、発明の構造と操作の原則の理解を容易にするために、特定の実施の
形態に組み込まれる細部に関して記述された。特定の実施の形態とその細部への
ここにある言及は、この明細書に添付された請求の範囲に限られるものではない
。発明の精神と範囲から離れることなく、実例として選ばれた実施の形態に改変
が加えられることは当業者には明白である。特に、本発明の方法が多くの異なる
方法で実行され、上で開示をした装置が本発明の好ましい実施の形態の単なる実
例であり、決して本発明を制限するものでないことは、その技術の通常の技術者
にとって、明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるPBX、PBXと適合する電話セット、及び1以上のアナログ
電話器につながれたインターフェース装置のブロック線図を示している。
【図2】 本発明におけるインターフェース装置のインターフェース制御部のブロック線
図を示している。
【図3】 本発明における学習アルゴリズムのフローチャートを示している。
【図4】 本発明における拡張線の電源抵抗を測定するための回路図を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,CN,J P,KR Fターム(参考) 5K049 AA02 AA04 AA18 BB04 BB10 BB13 BB15 BB17 BB19 BB22 CC04 CC06 CC13 EE01 EE02 FF01 FF11 FF35 FF37 GG11 5K050 AA07 BB01 BB06 BB08 BB11 CC04 CC09 DD21 DD29 DD30 EE01 EE09 EE23 FF14 FF15 FF16 FF17 FF19 GG02 GG08 GG12 GG22 HH03 【要約の続き】 る電話との間の通信を監視する。それから、インターフ ェース装置は、インターフェース装置内の記憶装置に予 め格納されたような複数のセットから操作用パラメータ ーを再生することによって、適切なプロトコルに従って 構成されている。学習技術は、異なったPBX製造業者 間にPBXとPBXと適合性のある電話との間の特徴を 示す変化自体を自動的に適合するためのインターフェー スを与える。

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換システムに対し、アナログ電話器とインターフェー
    スで接続する方法であって、 a.前記アナログ電話器と前記電話交換システムの間で信号を伝達するための
    信号路を供給し、 b.多くの伝達プロトコルの間から前記電話交換システムによって利用される
    伝達プロトコルを識別し、そして、 c.前記プロトコルによって前記信号路を配置する、 ステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記信号路は、デジタル音声サンプルをアナログ信号に変換
    するためのコンバーターを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記信号路は、前記アナログ電話器と前記電話交換システム
    の間で、音声とコントロール信号を伝達するために利用されることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記アナログ電話器のオンフック/オフフックの状態を検出
    するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記アナログ電話器がオンフック状態からオフフック状態に
    変化するのに応答して、信号路を介して前記電話交換システムに前記アナログ電
    話器のオンフック/オフフック状態の指示を供給するステップをさらに含むこと
    を特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記アナログ電話器がオフフック状態からオンフック状態に
    変化するのに応答して、信号路を介して前記電話交換システムに前記アナログ電
    話器のオンフック/オフフック状態の指示を供給するステップをさらに含むこと
    を特徴とする請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記伝達プロトコルを識別するステップは、前記電話交換シ
    ステムとの適合性を予め設定された電話セットと伝達するために前記電話交換シ
    ステムを始めるステップを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記始めるステップは、前記電話交換システムとつながった
    拡張線から、前記電話セットを直ちに分離するステップを含むことを特徴とする
    請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記識別するステップは、前記電話交換システムと前記電話
    セットの間の伝達を監視するステップをさらに含むことを特徴とする請求項8記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 前記識別するステップは、前記電話交換システムと前記電
    話セットの間の前記伝達の証拠を構成するステップをさらに含むことを特徴とす
    る請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記識別するステップは、さらにそれぞれ初期設定された
    証拠が多くの伝達プロトコルのうち一致する一つによって、信号路を構成するた
    めの操作上のパラメーターの一致するセットとの結合で格納される多くの初期設
    定された証拠と前記証拠とを比較するステップを含むことを特徴とする請求項1
    0記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記比較するステップの間中、対応するものが見つけられ
    るとき、一致するパラメーターのセットを検索するステップをさらに含むことを
    特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 アナログ電話器と電話交換システムとをインターフェース
    で接続するインターフェース装置であって、 a.前記アナログ電話器と前記電話交換システムとの間で信号を伝達するため
    の装置を通す信号路と、かつ、 b.多くの伝達プロトコルの間から前記電話交換システムによって利用される
    伝達プロトコルを識別し、また、前記プロトコルによって前記信号路を設定する
    手段と、 を備えることを特徴とするインターフェース装置。
  14. 【請求項14】 前記信号路は、デジタルサンプルをアナログ信号に変換す
    るコンバーターを含むことを特徴とする請求項13記載のインターフェース装置
  15. 【請求項15】 前記信号路は、前記アナログ電話器と前記電話交換システ
    ムとの間の音声とコントロール信号を伝達するために利用されることを特徴とす
    る請求項13記載のインターフェース装置。
  16. 【請求項16】 前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態を検出
    するための、また、前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態の変化に
    応答して、前記電話交換システムに通知を供給するための回路を含むことを特徴
    とする請求項15記載のインターフェース装置。
  17. 【請求項17】 電話セットと電話交換装置とをつなぐための手段をさらに
    備え、前記電話セットが前記電話交換システムとの適合性を予め設定されること
    を特徴とする請求項13記載のインターフェース装置。
  18. 【請求項18】 前記識別するための回路は、前記電話セットと前記電話交
    換装置との間の伝達を監視することを特徴とする請求項17記載のインターフェ
    ース装置。
  19. 【請求項19】 プロトコルによって前記信号路を配置するためのパラメー
    タと共同して前記電話セットと前記電話交換装置の間の前記伝達のために利用さ
    れる、プロトコルの証拠を格納するための記憶装置をさらに備えることを特徴と
    する請求項18記載のインターフェース装置。
  20. 【請求項20】 前記電話セットと前記電話交換装置との間の前記伝達を開
    始するための手段をさらに備えることを特徴とする請求項18記載のインターフ
    ェース装置。
  21. 【請求項21】 アナログ電話器を電話交換システムにインターフェースで
    接続するためのインターフェース装置であって、 a.前記装置と前記電話交換システムとをつなぐために配置された第1のポー
    トと、 b.前記装置と前記電話交換システムとの適合性を予め設定された電話セット
    とをつなぐために配置された第2のポートと、 c.前記装置と前記アナログ電話機とをつなぐために配置された第3のポート
    と、 d.前記第1のポートと前記第2のポートとを選択的につなぐためのスイッチ
    と、 e.前記スイッチをコントロールするためにつながれたコントロール回路と、 を備えることを特徴とするインターフェース装置。
  22. 【請求項22】 前記コントロール回路は、前記アナログ電話器のオンフッ
    ク/オフ状態を検出し、前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態にお
    ける変化に応答して、前記電話交換システムに通知することを特徴とする請求項
    21記載のインターフェース装置。
  23. 【請求項23】 前記コントロール回路は、前記第1と第3のポートの間の
    第1の信号路を備えることを特徴とする請求項21記載のインターフェース装置
  24. 【請求項24】 前記第1の信号路は、デジタルサンプルをアナログ信号に
    変換するためのコンバーターを備えることを特徴とする請求項23記載のインタ
    ーフェース装置。
  25. 【請求項25】 前記電話交換システムは、音声信号をデジタルサンプルと
    して伝達することを特徴とする請求項24記載のインターフェース装置。
  26. 【請求項26】 前記コントロール回路は、第1と第3のポートの間の第2
    の信号路を備え、該第2の信号路は、アナログ信号をデジタルサンプルに変換す
    るコンバーターを含まないことを特徴とする請求項24記載のインターフェース
    装置。
  27. 【請求項27】 前記第1の信号路は、前記電話交換システムが前記音声信
    号をデジタルサンプルとして伝達するときにアクティブとなり、前記第2の信号
    路は、前記電話交換システムが前記音声信号をアナログ形式で伝達するときにア
    クティブとなることを特徴とする請求項26記載のインターフェース装置。
  28. 【請求項28】 前記コントロール回路は、前記アナログ電話器のオンフッ
    ク/オフ状態を検出し、前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態にお
    ける変化に応答して、前記第1と第2の信号路のうちアクティブなものを介して
    前記電話交換システムに通知することを特徴とする請求項27記載のインターフ
    ェース装置。
  29. 【請求項29】 アナログ電話器と電話交換システムとをインターフェース
    で接続するインターフェース装置であって、 a.前記電話交換システムがデジタルサンプルとして、あるいはアナログ形式
    のどちらにより音声信号を伝達するかを決定する手段と、 b.前記アナログ電話器と前記電話交換システムの間で信号を伝達するための
    前記装置を通す第1の信号路であって、前記電話交換システムが音声信号をデジ
    タルサンプルとして伝達するときにアクティブとなり、前記デジタルサンプルを
    アナログ信号に変換するためのコンバーターを含む第1の信号路と、そして、 c.前記アナログ電話器と前記電話交換システムの間で信号を伝達するための
    前記装置を通す第2の信号路であって、前記電話交換システムが前記音声信号を
    アナログ形式で伝達するときにアクティブとなり、前記信号をアナログ形式で保
    存する第2の信号路と、 を備えることを特徴とするインターフェース装置。
  30. 【請求項30】 前記アナログ電話器のオンフック/オフ状態を検出する回
    路をさらに備えることを特徴とする請求項29記載のインターフェース装置。
  31. 【請求項31】 前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態の変化
    に応答して前記電話交換システムに通知するために、前記電話交換システムは、
    該電話交換システムにとって適切なプロトコルによって通知されることを特徴と
    する請求項30記載のインターフェース装置。
  32. 【請求項32】 多くのプロトコルの中から前記電話交換システムに適した
    プロトコルを識別するための回路をさらに備えることを特徴とする請求項31記
    載のインターフェース装置。
  33. 【請求項33】 前記プロトコルによって前記インターフェース装置を適応
    させるための手段をさらに備えることを特徴とする請求項32記載のインターフ
    ェース装置。
  34. 【請求項34】 前記決定するための回路は、前記電話交換システムによっ
    て抵抗負荷に供給する第1の電圧を測定することを特徴とする請求項29記載の
    インターフェース装置。
  35. 【請求項35】 前記決定するための回路は、アンロード状態下で前記電話
    交換システムによって供給される第2の電圧を測定することを特徴とする請求項
    34記載のインターフェース装置。
  36. 【請求項36】 前記決定するための回路は、期待される比率の範囲で第1
    と第2の電圧の比率を比較することを特徴とする請求項35記載のインターフェ
    ース装置。
  37. 【請求項37】 アナログ電話器と電話交換システムとをインターフェース
    で接続する方法であって、以下のステップを含む方法。 a.前記電話交換システムがデジタルサンプルとして、あるいはアナログ形式
    のどちらで、音声信号を伝達するかを決定し、 b.前記電話交換システムが音声信号をデジタルサンプルとして伝達するとき
    に前記装置を介して、デジタルサンプルをアナログ信号に変換するためのコンバ
    ーターを含み、前記アナログ電話器と前記電話交換システムの間で前記音声信号
    を伝達するための第1の信号路をアクティブにし、 c.前記電話交換システムが音声信号をアナログ形式で伝達するときに前記装
    置を介して、アナログ信号処理回路を含み、前記アナログ電話器と前記電話交換
    システムの間で前記音声信号を伝達するための第2の信号路をアクティブにする
  38. 【請求項38】 前記電話交換システムの要求によって、第1と第2の信号
    路のうちアクティブなものを適応させるステップをさらに含むことを特徴とする
    請求項37記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記電話交換システムからの要求によって、第2の信号路
    を適応させるステップをさらに含み、 該適応させるステップは、前記電話交換システムによって供給されたダイアル
    トーンのレベルによって、増幅レベルを調整するステップを含むことを特徴とす
    る請求項37記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記決定するステップは、抵抗負荷に前記電話交換システ
    ムによって供給される第1の電圧を測定するステップを含むことを特徴とする請
    求項37記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記決定するステップは、アンロード状態下で前記電話交
    換システムによって供給される第2の電圧を測定するステップをさらに含むこと
    を特徴とする請求項40記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記決定する方法は、期待される比率の範囲で前記第1と
    第2の電圧の比率を比較するステップをさらに含むことを特徴とする請求項41
    記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記電話交換システムによって利用される伝達プロトコル
    を識別するステップをさらに含むことを特徴とする請求項37記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態を検出
    するステップをさらに含むことを特徴とする請求項43記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記アナログ電話器がオンフック状態からオフフック状態
    へ変化するのに応答して識別されたプロトコルに従って、前記電話交換システム
    に前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態の指示を供給するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項44記載の方法。
  46. 【請求項46】 前記アナログ電話器がオフフック状態からオンフック状態
    へ変化するのに応答して識別されたプロトコルに従って、前記電話交換システム
    に前記アナログ電話器のオンフック/オフフック状態の指示を供給するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項44記載の方法。
  47. 【請求項47】 アナログ電話器と電話交換システムとをインターフェース
    で接続する方法であって、以下のステップを含む方法。 a.前記電話交換システムがハイブリッド電話交換システムであるか否かを決
    定し、 b.前記電話システムがハイブリッド電話交換システムであるときに、前記装
    置を介して、アナログ信号処理回路を含み、前記アナログ電話器と電話交換シス
    テムとの間で音声信号を伝達するための第1の信号路をアクティブにし、 c.前記電話交換システムがハイブリッド電話交換システムでないときに、前
    記電話交換システムが音声信号をデジタルサンプルとして、あるいはアナログ形
    式のどちらで伝達するかを決定する。
  48. 【請求項48】 前記電話システムが音声信号をデジタルサンプルとして伝
    達するときに前記装置を介して、前記デジタルサンプルをアナログ信号に変換す
    るためのコンバーターを含み、前記アナログ電話器と前記電話交換システムの間
    で前記音声信号を伝達するための第2の信号路をアクティブにするステップをさ
    らに含むことを特徴とする請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 前記電話交換システムが音声信号をアナログ形式で伝達す
    るときに前記第1の信号路をアクティブにするステップをさらに含むことを特徴
    とする請求項47記載の方法。
  50. 【請求項50】 前記電話交換システムがハイブリッド電話交換システムか
    否かを決定する前記ステップは、前記電話交換システムにつながれた拡張線に含
    まれる第1の選択された一対の電線を監視するステップを含むことを特徴とする
    請求項47記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記電話交換システムがハイブリッド電話交換システムで
    あるか否かを決定する前記ステップは、拡張線に含まれる第2の選択された一対
    の電線を監視するステップを含むことを特徴とする請求項50記載の方法。
  52. 【請求項52】 前記電話交換システムがデジタルサンプルか、あるいはア
    ナログ形式のどちらで音声信号を伝達するかを決定する前記ステップは、 a.前記電話交換システムとつながれた拡張線に含まれる選択された一対の電
    線の全域で第1の負荷を配置するステップと、そして、 b.前記負荷の全域で第1の電圧レベルを監視するステップと、 を含むことを特徴とする請求項47記載の方法。
  53. 【請求項53】 a.前記拡張線に含まれる選択された前記一対の電線の全
    域で第2の負荷を配置するステップと、 b.前記負荷の全域で第2の電圧レベルを監視するステップと、そして、 c.期待される比率の範囲で第1の電圧と第2の電圧の比率を比較するステッ
    プと、 をさらに含むことを特徴とする請求項52記載の方法。
JP2000520601A 1997-11-06 1998-11-05 アナログ電話装置と、デジタル、アナログ、又はハイブリッド電話交換システムとをインターフェースで接続するための方法及び装置 Expired - Fee Related JP3731151B2 (ja)

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