JP4318132B2 - Dc機器及び送信経路較正を含むハンドセットポートインターフェース - Google Patents
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Description
本願は米国際特許出願第60/092,102号(1998年1月8日出願)の優先権を主張している。
【0002】
【発明の分野】
本発明は電話方式の分野に関する。更に詳しくは、本発明は、ヘッドセット、ハンドセット、モデム、ファックスモデム、ファクシミリ機、又はテレビ会議装置のような電話機器(telephone instrument)を電話器(telephone set)の4線式ハンドセットポートを介してその電話器へインターフェースで接続するための適応インターフェースに関する。
【0003】
【発明の背景】
2線式電話は双方向2線式電話ラインを介して電話サービスプロバイダの交換局に接続されるベースユニットを含み、また4線式ハンドセットケーブルを介して電話ベースに接続されたハンドセットも含む。そのハンドセットケーブルは4本の電信線を有する。というのは、2線式音声通信のためには、ハンドセットがそれぞれ一対の電信線を必要とするマイクロフォンとスピーカーとの双方を含むためである。ハンドセットケーブルの電信線の各対は単方向信号と交信する。典型的には、電話ベースは、音声信号をスピーカーに供給し、DCバイアス電圧をマイクロフォンへ供給する一方、マイクロフォンから音声信号を受信する。電話器内に含まれる2線/4線コンバータは双方向電話交換局信号を4つのハンドセット信号に変換する。更に電話器は交換局により与えられるACベル音信号を検出するためのベル音検出器、及び電話器のオンフック/オフフック状態を電話交換局に信号で通信するためのフックスイッチを含む。そのフックスイッチは、電話器による電話交換局からのDC電流の誘引を制御し、そのDC電流信号は電話交換局から送られている。
【0004】
ビジネス機構は多くの場合、その機構内のユーザーへ電話をかける電話サービスを提供する構内交換(private branch exchange; PBX)を利用する。PBXが少なくとも1つの外部ラインを介して電話サービスプロバイダに接続されている間、ユーザーのデスク上に設置されている電話はそれぞれPBXに接続される。PBXは典型的に着信をユーザーの電話器に適切に接続し、かつユーザーの電話器から外部ラインへ発信を接続する能力を含む。この方式では、ユーザーの電話器毎にたかだか数回線の外部ラインが必要とされるにすぎないので、電話サービスのコストが低減される。更にPBXは典型的にはユーザー間の呼び出しを接続し、音声メールサービスを提供するなどの様々な特性をPBXのユーザーへ提供する。
【0005】
PBXの全ての機能を実行するためには、特定の制御及びオーバーヘッド交信が、各ユーザーの電話器とPBXとの間で起こらねばならない。これらの交信は典型的には電話での会話を続行するために必要な2方向音声信号に加えて、ディジタル状態及びコマンド信号を含む。例えばPBXは、特定の内線へ着信を送るべきか否かを検地するために、電話器がその内線へ接続されたか否かを検知せねばならない。他の例として、PBXは、ユーザーが電話を開始して、そして終了して、音声メール及びその他のPBXの特性にアクセスするために、ユーザーの電話器と相互作用せねばならない。
【0006】
一般に、制御及びオーバーヘッド交信に利用されるプロトコルは、PBXの様々な製造業者によって異なる。更に音声信号はディジタル方式でサンプリングされて、様々な異なる圧縮方式(例えばμ則、又はA則)に従って圧縮され得る。従って、モデム、ファックスモデム、ファクシミリ機、又はテレビ会議装置などの2線式アナログ電話器は、一般に、PBXからの専用のアナログポートなしにPBXと直接にインターフェース接続することができない。
【0007】
これはPBX互換電話器に加えて、モデム、ファックスモデム、ファクシミリ機、テレビ会議装置などの一般的に利用可能なアナログ電話器の使用を望むPBXのユーザーにとっては問題を生じる。この問題は、一般にパーソナルコンピュータに接続されたモデムを使用してアクセスされるワールドワイドウェブへのアクセスの需要が近頃増大していることからますます問題化している。そのようなアナログ電話器の各々について、専用の外部ラインを設けることが提案されている。しかしながら、この解決策は必ずしも満足できるものではない。というのは、それは、必要とされる外部ラインの数を制限するというPBXからもたらされる節約に反するためである。他の解決策は、PBX内のアナログ回線カードと、2線式アナログ電話器に接続する別の回線とをPBXに設けることであった。この解決策は各PBX互換電話器及びアナログ電話器とPBXとを接続するために、別の拡張ラインを設置する必要があるのでコスト高になってしまう。更にアナログ回線カードの追加は、より大容量のPBXを必要とし、従ってより高価なPBXが必要になる。
【0008】
他の解決策は、電話器のハンドセットポートを通してモデムを電話器とインターフェースで接続するデバイスを設けることである。例えば米国特許第4,907,267号は、ベースユニット及びハンドセットを有する電話器で用いるインターフェースデバイスを開示する。その電話器は、2線式電話器、或いはPBXと共に使用するために設計された電話器とすることができる。このモデムインターフェースデバイスを使用するために、ハンドセットは、ベースのハンドセットジャックからプラグを抜かれ、そのデバイスの一端におけるハンドセットジャックにプラグを挿入される。このデバイスから伸長しているのは、ベースのハンドセットジャックに接続する4線式ケーブルである。このデバイスはまたモデムのような2線式電話器にデバイスを接続する2線式ケーブルを受け入れるためのモジュラージャックを含む。一連のスイッチは、音声通信とデータ通信との間で選択し、使用される特定の電話器の信号特性に適合するインターフェースデバイスを構成するように手動で配置される。
【0009】
米国特許第4,907,267号に記載された手動操作可能なスイッチ構成は、Unlimited System Corp(カリフォルニア州サンディエゴ)によって製造された二つの製品により改良されている。これらの製品の第1の製品は”KONEXX Office Konnnector”であり、これは電話器のベースとハンドセットとの間に接続されて、2線式電話器、ファクシミリ機、又はモデムのためにインターフェースを与える。そのデバイスは、2線式電話、ファクシミリ機、又はモデムを音声通信とデータ通信との間で切り替えるためにオフフックに置かれるときを検出する。これらの製品の第2の製品は、”KONEXX Konference”であり、これも同様にベースとハンドセットとの間に接続されるが、テレビ会議装置のためのインターフェースを与える。これらのデバイスの各々について、手動操作可能なスイッチが、使用される特定の電話器の信号特性にそのデバイスを適合させるために、4つのポジションの1つに設けられる。
【0010】
上述のインターフェースデバイスの欠点は、スイッチポジションが誤設定されるかもしれないことである。更に、これらのインターフェースデバイスにより処理し得ない信号特性を有する電話器と遭遇する可能性がある。例えば、電話ベースへのマイクロフォン接続のバイアス電圧レベル及びAC信号結合特性は、ハンドセットスピーカー接続を介して与えられる出力インピーダンス及び信号レベルと同様に、製造業者ごとに変動し得る。また、ハンドセット内の電信線割り当ても変化し得る。信号帰路は、マイクロフォンとスピーカーとの双方に設けられるかもしれず、或いはそれらの各々が2つの専用電信線を持つかもしれない。電話器の信号特性に相応に適合するインターフェースデバイスが得られなければ、結果的に実行不可能又はデータ喪失がもたされるかもしれず、そのような問題を解決する技術的能力も意欲もないデバイスのユーザーの不満をもたらすかもしれない。
【0011】
そのようなインターフェースのユーザーから要求される技術的能力を最小限にしながら、多種多様な市販の電話器の信号特性に適合する充分な順応性を有する電話ハンドセットインターフェースが希求される。
【0012】
【発明の概要】
本発明はDC機器及び送信経路較正を含むハンドセットポートインターフェースである。ヘッドセット、ハンドセット、モデム、又はテレビ会議装置などの電話機器を電話器ベースユニットのハンドセットマイクロフォン入力ポートへインターフェース接続するインターフェースデバイスにおいては、ベースユニットのマイクロフォン入力へ加えられる送信信号レベルは適切なレベルに設定されねばならない。本発明によれば、適切なレベルは、電話器ベースがインターフェース接続するように構成されたマイクロフォンの形式によって決定され、例えばマイクロフォンはカーボン、エレクトレット、又はダイナミックとすることができる。インターフェースデバイスは、マイクロフォン入力ポートのDC特性を検出することにより、ベースユニットがインターフェース接続するように構成されたマイクロフォンの形式を検出する。次いでインターフェースデバイスは、複数の所定の送信レベルの1つに対してDC特性を関連させることにより、適切な送信レベルを決定する。これらのレベルはテーブルに記憶される。次いで送信信号レベルが所定の送信レベルの選択された1つに応じて自動的に設定される。
【0013】
本発明の1つの局面によれば、電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続する方法は、電話器がインターフェース接続するように構成されたマイクロフォンの形式を識別する段階と、マイクロフォン形式を電話機器から電話器へ送信経路を介して送信された信号のための適切な送信レベルへ関連させる段階と、適切な送信レベルにより送信経路を較正する段階とを含む。
【0014】
本発明の他の局面によれば、電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続するインターフェース装置は、電話器のマイクロフォン入力を含むハンドセットポートへインターフェース接続するハンドセットポートインターフェースと、電話機器へインターフェース接続する電話機器インターフェースと、電話機器インターフェースからの信号をハンドセットポートインターフェースへ交信させる送信経路と、ハンドセットポートのマイクロフォンのDC特性を検出し、且つこのDC特性に応じて送信経路の送信感度を調整する制御器とを備える。
【0015】
第1の代替的実施例においては、テスト信号をベースユニットのマイクロフォンポートへ加えて、マイクロフォンポートの入力特性を決定し、次いでこの決定に基づいて送信感度が設定される。本発明の第1の代替的実施例の1つの局面によれば、電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続するためのインターフェース装置は、電話器のマイクロフォン入力を含むハンドセットポートへインターフェース接続するハンドセットポートインターフェースと、電話機器へインターフェース接続する電話機器インターフェースと、電話機器インターフェースからの信号をハンドセットポートインターフェースのマイクロフォン入力へ交信させる送信経路と、ハンドセットポートインターフェースのマイクロフォン入力へテスト信号を加えて、且つハンドセットポートインターフェースのマイクロフォン入力においてテスト信号に対する応答を測定し、このテスト信号に対する応答に応じて送信経路の送信感度を調整する制御器とを備える。
【0016】
本発明の第1の代替的実施例の他の局面によれば、電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続するためのインターフェース装置は、電話器のマイクロフォン入力を含むハンドセットポートへインターフェース接続するハンドセットポートインターフェースと、電話機器へインターフェース接続する電話機器インターフェースと、電話機器インターフェースからの信号をハンドセットポートインターフェースのマイクロフォン入力へ交信させる送信経路と、ハンドセットポートインターフェースのマイクロフォン入力へテスト信号を加えて、このテスト信号に対する応答を測定する制御器と、テーブルとを備え、そのテーブルは複数の所定の送信感度レベルを記憶し、その所定の送信感度レベルの各々は、テスト信号に対する対応する応答候補に関連して記憶されており、制御器はテスト信号に対する応答に対応するテーブルにおける入力を捜して送信経路についての送信感度を選択する。
【0017】
第2の代替的実施例においては、テスト信号をハンドセット内に位置するマイクロフォンへ加えて、マイクロフォンの形式又は特性を決定し、次いでこの決定に基づいて送信感度が設定される。本発明の第2の代替的実施例の他の局面によれば、電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続するためのインターフェース装置は、電話器のマイクロフォン入力を含むハンドセットポートへインターフェース接続するハンドセットポートインターフェースと、電話機器へインターフェース接続する電話機器インターフェースと、電話機器インターフェースからの信号をハンドセットポートインターフェースのマイクロフォン入力へ交信させる送信経路と、マイクロフォンを有するハンドセットへインターフェース接続するハンドセットインターフェースと、ハンドセットのマイクロフォンへテスト信号を加えて、このテスト信号に対する応答を測定し、このテスト信号に対する応答に応じて送信経路の送信感度を調整する制御器とを備える。
【0018】
上述した実施例に対する更なる改良として、受信感度をハンドセットスピーカー出力ポートから受信された信号のために調整できる。
【0019】
【実施例の詳細な説明】
図1は本発明によるインターフェースデバイス100を示し、これは電話ベースユニット300のハンドセットポート302とそれに関連するハンドセット400との間に接続されており、また電話機器200を電話ベースユニット300へインターフェース接続するように電話機器200へ接続されている。電話ベースユニット300は電話サービスプロバイダの交換局(central office; CO)又は構内交換(private branch exchange; PBX) などの電話システム(図示せず)へ内線ライン304を介して接続することができる。
【0020】
通常は、ハンドセット400は電話ベースユニット300(図1)のハンドセットポート302へハンドセットケーブル402を介してプラグ接続できるよう構成されている。ハンドセットポート302はハンドセット400用の4線式インターフェースを含む。従ってハンドセットポート302は、電話ハンドセット400内に包含されたマイクロフォン404から電話ベースユニット300への送信に適する送信端子対(マイクロフォン入力)と、ハンドセット400内に包含されたスピーカー406へ指向された電話ベースユニット300からの信号に適する受信端子対(スピーカー出力)とを含む。同様に、ハンドセットケーブル402は送信対及び受信対を含む。しかしながら、ハンドセットポート302及びハンドセットケーブル402の送信対及び受信対は共通の帰路を包含できることが明らかである。マイクロフォン404はカーボン、エレクトレット、又はダイナミックとすることができる。電話ベースユニット300は、マイクロフォン404の形式に応じて、送信対を介してマイクロフォン404へDCパワーを与える。
【0021】
本発明によれば、ハンドセット400及びハンドセットケーブル402はハンドセットポート302から取り外されており、これに代わって、インターフェースデバイス100がケーブル306を介してハンドセットポート302へプラグ挿入されている。ケーブル306は、インターフェースデバイス100をハンドセットポート302の送信対へ接続する送信対と、インターフェースデバイス100をハンドセットポート302の受信対へ接続する受信対とを含む。ケーブル306は共通の帰路を含むことができる。必要というわけではないが、電話機器200が使用されていないときにハンドセット400を利用可能とするように、ハンドセット400及びハンドセットケーブル402はインターフェースデバイス100へプラグ接続されていることが好ましい。
【0022】
電話機器200はケーブル202を介してインターフェースデバイス100へ接続されている。電話機器200は例えばヘッドセット、ハンドセット、モデム、ファクシミリ機、ファックスモデム、又はテレビ会議装置とすることができる。電話機器200は双方向インターフェース用に構成されており、ケーブル202は電話機器200をインターフェースデバイス100へ接続する双方向対を含むものとする。これに代えては、電話機器200は4線式インターフェースを含み、ケーブル202は電話機器をインターフェースデバイス100へ接続する4つの交信線(或いは共通の帰路が利用されているならば、可能ならば3つ)を含むものとする。
【0023】
電話機器200から電話システムへ送信されるべき信号は、インターフェースデバイス100及び電話ベースユニット300を介して送られる。インターフェースデバイス100は、送信された信号のための送信レベル(感度)を適切に調整することにより、電話機器200と電話ベース300との間の送信経路を較正する。調整の適切なレベルは、好ましくは送信信号を電話ベースユニット300により意図された信号レベルの範囲内に保持する。適切なレベルは、ベースユニット300がインターフェース接続するように設計されたマイクロフォン404の形式に応じて決定され、上述したように、マイクロフォン404はカーボン、エレクトレット、又はダイナミックとすることができる。本発明の好適実施例においては、インターフェースデバイス100は、ハンドセットポート302において送信対(マイクロフォン入力)の少なくとも1つのDC特性を検出することにより、ベースユニット300がインターフェース接続するように設計されたマイクロフォン404の形式を検出する。次いで、インターフェースデバイス100は、複数の所定の送信レベルの1つに対してDC特性を関連させることにより、適切な送信レベルを決定する。これらのレベルはインターフェースデバイス100内のテーブル102内に記憶できる。このテーブル102は好ましくは複数の所定の送信感度レベルを記憶し、その各々は対応するDC特性に関連して記憶されている。インターフェースデバイス100はテーブル102内のDC特性を参照して、対応する送信レベルを選択する。送信された信号についてのレベルは、所定の送信レベルの選択された1つに応じてインターフェースデバイス100により自動的に設定される。
【0024】
図2は本発明の好適実施例によるインターフェースデバイス100の模式的ブロック図を示す。ケーブル306の送信対はスイッチsw1の第1端子へ接続されている。ケーブル306の受信対はスイッチsw2の第1端子へ接続されている。スイッチsw1及びsw2は各々が単独のスイッチとして図示されているが、スイッチsw1及びsw2はケーブル306の送信対及び受信対の各々についての信号搬送ラインと帰還ラインとを適切に切り替えるように作動することが明らかである。
【0025】
スイッチsw1の第2端子はハンドセットケーブル402の送信対へ接続されており、一方、スイッチsw2の第2端子はハンドセットケーブル402の受信対へ接続されている。スイッチsw1及びsw2は共に作動して、第1ポジションにおいて、電話ベースユニット300(図1)のハンドセットポート302(図1)の送信対及び受信対が、ハンドセット400のマイクロフォン404(図1)及びスピーカー406(図1)にそれぞれ作動可能に接続させるようになっている。これらの状態下では、ハンドセットは通常は電話ベースユニット300に接続されて使用できる。
【0026】
スイッチsw1の第3端子は選択的な交差点スイッチアレイ106を介して制御器104の検知端子及び可調節インピーダンス108の出力端子へ接続されている。可調節インピーダンス108の入力端子は可調節増幅器110の出力端子へ接続されている。可調節増幅器110の入力端子はケーブル202を介してDC電源112及び電話機器200(図1)へ接続されている。可調節増幅器110及び可調節インピーダンス108は制御器104により制御されている。DC電源112は、必要とあれば電話機器200(図1)を作動させるための電力を供給する。スイッチsw2の第3端子は選択的な交差点スイッチアレイ106及びケーブル202を介して電話機器200(図1)へ接続されている。
【0027】
交差点スイッチアレイ106はハンドセットポート302(図1)の正しい端子がインターフェースデバイス100内の送信対及び受信対へ接続されることを保証するように用いることができる。従って、ハンドセットポート302のために様々な異なる端子割り当てを有する電話器が適合できる。好ましくは、交差点スイッチアレイは制御器104の制御下に構成されている。交差点スイッチアレイについての適切な設定は、制御器による電話ベースユニット300(図1)によりマイクロフォン404へ供給されたDCバイアス電圧のためのハンドセットポート302(図1)の端子対の検索、及び/またはベースユニット300によりスピーカー406へ与えられたダイアルトーンについての検索により決定できる。代替的に、交差点スイッチアレイ106をインターフェースデバイス100から廃することができるが、多機能が幾分失われる。
【0028】
電話機器200(図1)は4線式デバイスであり、スイッチsw2の第3端子は電話機器200の受信対へ接続されており、一方、可調節増幅器110の入力は電話機器200の送信対へ接続されているものとする。しかしながら、代替的には、電話機器200は2線式デバイスであり、2対4交信線コンバータ(選択的ハイブリッド)114が電話機器200、可調節増幅器112の入力及びスイッチsw2の間に接続されており、電話機器200の双方向信号及び電話ベースユニット300(図1)のハンドセットポート302(図1)の単方向信号への適切な変換を与えるようにされているものとする。
【0029】
従って、スイッチsw1及びsw2が第2ポジションにあるときは、ハンドセットポート302(図1)の送信対及び受信対が電話機器200へ作動可能に接続されている。送信対は可調節増幅器110及び可調節インピーダンス108を介して電話機器へ接続されている。
【0030】
制御器104はインターフェースデバイス100の作動を制御する。スイッチsw1及びsw2が第2ポジションにあるとき、制御器104はその検知端子を介してハンドセットポート302の送信対のDC特性を測定する。例えば、制御器104はハンドセットポート302の送信対における電圧及び/又はインピーダンスを測定する。これらDC測定により得られた1つ又は複数の値は、電話ベースユニット300がインターフェース接続するように構成されたマイクロフォン404の形式を特有に識別するように意図されている。制御器104がDC測定をなすと、制御器104から得られた値がテーブル102内の入力と比較される。上述したように、好ましくはテーブル102は、可調節増幅器110についての複数の所定の送信感度レベルを記憶し、その各々は対応するDC特性に関連して記憶されている。制御器104はテーブル102内のDC特性を参照して、対応する送信レベルを選択する。次いで送信信号についての信号レベルが、所定の送信レベルの選択された1つに応じて制御器104により自動的に設定される。
【0031】
更に、様々なマイクロフォン形式候補の各々についてのインピーダンスは異なり得るので、テーブル102は好ましくはインピーダンス108を適切な値へ調節するために適切なインピーダンス設定を記憶する。従ってテーブル102内の各入力は従って、対応するDC特性に関連して記憶された送信レベル及びインピーダンス設定を含むことが好ましい。好適実施例においては、インピーダンス108及び増幅器110の調節は、ときおり生じるのみ(例えばインターフェースデバイス100がユーザーからの入力に応答してインピーダンス及び増幅器110を調節するように指令されたときのみ、又はインターフェースデバイス100の電力消費量をを上げるときのみ)であるから、不必要な較正操作が回避される。
【0032】
スイッチsw1及びsw2はインターフェースデバイス100のユーザーにより手動操作できる。代替的に、スイッチsw1及びsw2は制御器104により自動的操作できる。この場合、これらスイッチは通常は第1ポジションにあってハンドセット400をベースユニット300へ作動可能に接続する。制御器104は電流がDC電源112から通電したときを検出し、これは電話機器200がオフフックであることを示す。これに応答して、制御器104はスイッチsw1及びsw2を電話機器400をベースユニット300へ作動可能に接続させる状態にする。
【0033】
図3は本発明の第1の代替的実施例によるインターフェースデバイスの模式的ブロック図を示す。この第1の代替的実施例においては、テスト信号が電話ベースユニット300(図1)のハンドセットポート302(図1)のマイクロフォン入力へ加えられて、電話ベースユニット300の少なくとも1つの入力特性を決定して、この決定に基づいて送信感度が設定される。これら入力特性は、電話ベースユニット300がインターフェース接続するように構成されたマイクロフォンの形式を示すように意図されている。
【0034】
図3を参照すると、制御器104により生成されたテスト信号は可調節インピーダンス108の出力における送信対へ加えられる。更に、このテスト信号に対する応答はハンドセットポート302(図1)の送信対において制御器104により測定される。このテスト信号に対する応答はハンドセットポート302(図1)のマイクロフォン入力の入力特性の指標である。複数の入力特性候補はテーブル102内に記憶されており、その各々は対応する送信レベルに関連し、且つ好ましくは対応するインピーダンス設定に関連する。制御器104が測定された入力特性についてテーブル内の入力を捜すと、対応する送信レベルが可調節増幅器110の調節のために利用され、対応するインピーダンス設定が可調節インピーダンス108の値の設定のために利用される。
【0035】
図4は本発明の第2の代替的実施例によるインターフェースデバイスの模式的ブロック図である。第2の代替的実施例においては、テスト信号が、ハンドセット400内に配置されたマイクロフォン404(図1)へ加えられて、マイクロフォン404の形式又はその少なくとも1つの特性を決定して、この決定に基づいて送信感度が設定される。
【0036】
図4を参照すると、制御器104により生成されたテスト信号はハンドセット400(図1)の送信対へ加えられる。更に、このテスト信号に対する応答はハンドセット400の送信対における制御器104により測定される。テスト信号に対する応答はハンドセット400のマイクロフォン404(図1)の特性の指標である。複数のマイクロフォン特性候補はテーブル102内に記憶されており、その各々は対応する送信レベルに関連し、且つ好ましくは対応するインピーダンス設定に関連する。制御器104が測定された入力特性についてテーブル内の入力を捜すと、対応する送信レベルが可調節増幅器110の調節のために利用され、対応するインピーダンス設定が可調節インピーダンス108の値の設定のために利用される。
【0037】
図5は本発明の第3の代替的実施例によるインターフェースデバイスの模式的ブロック図を示す。第3の代替的実施例においては、スピーカーポートから受信された信号のための受信感度は較正されている。可調節増幅器110はインピーダンス108は図1−4を参照して説明した手法により適切に較正できる。
【0038】
図5において示されるように、可調節増幅器116及び可調節インピーダンス118が電話ベース300(図1)と電話機器200(図1)との間の受信経路内に設けられている。制御器104は電話ベース300(図1)から電話機器200へ与えられるべき信号についての受信レベルを調節するように増幅器116により調節される。更に、制御器104は好ましくはインピーダンス118を調節する。受信感度を設定するための適切なレベルは増幅器116の調節により決定でき、またインピーダンス118についても可能であるので、増幅器116の出力において制御器104により検出された信号は所定の範囲内にある。従って、制御器104はインターフェース100についての受信感度を調節する自動利得制御(automatic gain control; AGC)を好ましくも実行する。代替的に、電話ベース300(図1)から増幅器116を介して受信されたダイヤルトーンのような信号は、増幅器116の調節により、また可能とあればインピーダンス118の調節により所定レベルへ調節できる。
【0039】
本発明について、その構造及び操作の基本の理解を容易にする詳細を採用する特定の実施例に関して説明した。このような特定実施例及びその詳細は添付の特許請求の範囲の目的を制限することを意図するものではない。当業者には、例示のために選択された実施例に本発明の要旨及び目的から逸脱することなく変更をなし得ることが明らかであろう。特に当業者には、本発明の方法は幾つかの異なる手法により実現可能であり、また上記に開示した装置は本発明の好適実施例の単なる例示であって、何ら限定するものではないことが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明によるインターフェースデバイスを示し、これは電話ベースユニットのハンドセットポートとそれに関連するハンドセットとの間に接続されており、また電話機器を電話ベースユニットへインターフェース接続させるように電話機器へ接続されている。
【図2】 図2は本発明によるインターフェースデバイスの模式的ブロック図である。
【図3】 図3は本発明の第1の代替的実施例によるインターフェースデバイスの模式的ブロック図である。
【図4】 図4は本発明の第2の代替的実施例によるインターフェースデバイスの模式的ブロック図である。
【図5】 図5は本発明の第3の代替的実施例によるインターフェースデバイスの模式的ブロック図である。
Claims (34)
- 電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続する方法であって、
a.電話器がインターフェース接続するように構成されたマイクロフォンの形式を識別する段階と、
b.前記マイクロフォン形式を前記電話機器から前記電話器へ送信経路を介して送信された信号のための適切な送信レベルへ関連させる段階と、
c.テーブル内のDC特性を参照する段階であり、前記テーブルは複数の入力を含み、その各入力は対応する送信レベルに関連して記憶されたDC特性候補を含む段階と、
d.前記DC特性に対応する前記適切な送信レベルにより前記送信経路を自動的に較正する段階とを含む方法。 - 請求項1記載の方法において、前記識別の段階が、前記電話器のハンドセットポートのマイクロフォン入力の前記DC特性を検出する段階を含む方法。
- 請求項1記載の方法において、前記識別の段階が、
a.テスト信号を前記電話器のハンドセットポートのマイクロフォン入力へ加える段階と、
b.前記テスト信号に対する応答を測定する段階とを含む方法。 - 請求項1記載の方法において、前記識別の段階が、
a.テスト信号を前記電話器のハンドセットポートのマイクロフォンへ加える段階と、 b.前記テスト信号に対する応答を測定する段階とを含む方法。 - 請求項1記載の方法において、前記マイクロフォン形式に応じて前記ハンドセットへ接続されたインピーダンスを調整する段階を更に含む方法。
- 請求項1記載の方法において、前記電話器から前記電話機器により受信された信号のための受信経路を較正する段階を更に含む方法。
- 請求項1記載の方法において、前記送信経路内に位置する交差点スイッチアレイを構成する段階を更に含む方法。
- 電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続するインターフェース装置であって、
a.電話器のマイクロフォン入力を含むハンドセットポートへインターフェース接続するハンドセットポートインターフェースと、
b.電話機器へインターフェース接続する電話機器インターフェースと、
c.前記電話機器インターフェースからの信号を前記ハンドセットポートインターフェースへ交信させる送信経路と、
d.前記ハンドセットポートの前記マイクロフォンのDC特性を検出し、且つこのDC特性に応じて前記送信経路の送信感度を調整する制御器と、
e.複数の所定の送信感度レベルを記憶し、その所定の送信感度レベルの各々は対応するDC特性に関連して記憶されているテーブルとを備えるインターフェース装置。 - 請求項8記載のインターフェース装置において、前記テーブルが、対応するDC特性の各々に関連するインピーダンス設定を記憶するインターフェース装置。
- 請求項8記載のインターフェース装置において、前記ハンドセットへインターフェース接続するハンドセットを更に備えるインターフェース装置。
- 請求項10記載のインターフェース装置において、前記ハンドセットポートインターフェースが、スイッチング素子により前記ハンドセットインターフェースか前記電話機器インターフェースの何かに選択的に接続されているインターフェース装置。
- 請求項11記載のインターフェース装置において、前記電話機器インターフェースへ接続された電源を更に備えるインターフェース装置。
- 請求項12記載のインターフェース装置において、前記スイッチング素子が前記電源から流れる電流に応答するインターフェース装置。
- 請求項8記載のインターフェース装置において、前記電話機器インターフェースへ接続されたハイブリッドを更に備えるインターフェース装置。
- 請求項8記載のインターフェース装置において、
前記ハンドセットポートからの信号を前記電話機器へ交信させる受信経路と、
前記受信経路を較正する手段とを更に備えるインターフェース装置。 - 請求項8記載のインターフェース装置において、前記マイクロフォン入力を前記送信経路へ接続するために前記送信経路内に位置する交差点スイッチアレイを更に備えるインターフェース装置。
- 電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続するためのインターフェース装置であって、
a.電話器のマイクロフォン入力を含むハンドセットポートへインターフェース接続するハンドセットポートインターフェースと、
b.電話機器へインターフェース接続する電話機器インターフェースと、
c.前記電話機器インターフェースからの信号を前記ハンドセットポートインターフェースの前記マイクロフォン入力へ交信させる送信経路と、
d.前記ハンドセットポートインターフェースの前記マイクロフォン入力へテスト信号を加えて、且つそのテスト信号に対する応答を測定する制御器と、
e.テーブルとを備え、このテーブルは複数の所定の送信感度レベルを記憶し、その所定の送信感度レベルの各々は、前記テスト信号に対する対応する応答候補 に関連して記憶されており、前記制御器はテスト信号に対する応答に対応するテーブルにおける入力を捜して前記送信経路についての送信感度を選択するインターフェース装置。 - 請求項17記載のインターフェース装置において、前記テーブルが、前記テスト信号に対する対応する応答候補の各々に関連してインピーダンス設定を記憶するインターフェース装置。
- 請求項17記載のインターフェース装置において、ハンドセットへインターフェース接続するハンドセットを更に備えるインターフェース装置。
- 請求項19記載のインターフェース装置において、前記ハンドセットポートインターフェースが、スイッチング素子により前記ハンドセットインターフェースか前記電話機器インターフェースの何かに選択的に接続されているインターフェース装置。
- 請求項20記載のインターフェース装置において、前記電話機器インターフェースへ接続された電源を更に備えるインターフェース装置。
- 請求項21記載のインターフェース装置において、前記スイッチング素子が前記電源から流れる電流に応答するインターフェース装置。
- 請求項17記載のインターフェース装置において、前記電話機器インターフェースへ接続されたハイブリッドを更に備えるインターフェース装置。
- 請求項17記載のインターフェース装置において、
前記ハンドセットポートからの信号を前記電話機器へ交信する受信経路と、
前記受信経路を較正する手段とを更に備えるインターフェース装置。 - 請求項17記載のインターフェース装置において、前記マイクロフォン入力を前記送信経路へ接続するために前記送信経路内に位置する交差点スイッチアレイを更に備えるインターフェース装置。
- 電話機器を電話器のハンドセットポートへインターフェース接続するためのインターフェース装置であって、
a.電話器のマイクロフォン入力を含むハンドセットポートへインターフェース接続するハンドセットポートインターフェースと、
b.電話機器へインターフェース接続する電話機器インターフェースと、
c.前記電話機器インターフェースからの信号を前記ハンドセットポートインターフェースの前記マイクロフォン入力へ交信させる送信経路と、
d.マイクロフォンを有するハンドセットへインターフェース接続するハンドセットインターフェースと、
e.ハンドセットのマイクロフォンへテスト信号を加えて、このテスト信号に対する応答を測定し、このテスト信号に対する応答に応じて送信経路の送信感度を調整し、その送信感度はDC測定に対応する制御器と、
f.複数の所定の送信感度レベルを記憶し、その所定の送信感度レベルの各々は前記テスト信号に対する対応する応答候補に関連して記憶されているテーブルとを備えるインターフェース装置。 - 請求項26記載のインターフェース装置が、前記制御器が前記ハンドセットポートインターフェースの前記マイクロフォン入力において前記テスト信号に対する応答を測定するインターフェース装置。
- 請求項26記載のインターフェース装置において、前記テーブルが、前記テスト信号に対する対応する応答候補の各々に関連してインピーダンス設定を記憶するインターフェース装置。
- 請求項26記載のインターフェース装置において、前記ハンドセットポートインターフェースが、スイッチング素子により前記ハンドセットインターフェースか前記電話機器インターフェースの何かに選択的に接続されているインターフェース装置。
- 請求項29記載のインターフェース装置において、前記電話機器インターフェースへ接続された電源を更に備えるインターフェース装置。
- 請求項30記載のインターフェース装置において、前記スイッチング素子が前記電源から流れる電流に応答するインターフェース装置。
- 請求項26記載のインターフェース装置において、前記電話機器インターフェースへ接続されたハイブリッドを更に備えるインターフェース装置。
- 請求項26記載のインターフェース装置において、 a.前記ハンドセットポートからの信号を前記電話機器へ交信する受信経路と、 b.前記受信経路を較正する手段とを更に備えるインターフェース装置。
- 請求項26記載のインターフェース装置において、前記マイクロフォン入力を前記送信経路へ接続するために前記送信経路内に位置する交差点スイッチアレイを更に備えるインターフェース装置。
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