JP2001522663A - 患者の血管にカニューレを挿入するための方法および装置 - Google Patents
患者の血管にカニューレを挿入するための方法および装置Info
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- A61M25/005—Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids
Abstract
(57)【要約】
本発明は、カテーテル(6C)を患者の血管系に挿入し、および/または酸素添加された血液のような流体を患者の血管系に供給するための方法、および拡張可能部分(4C)を有するカニューレ(2C)含む装置である。拡張可能部分(4C)は、折畳み位置から拡張位置へと移動可能である。拡張可能部分(4C)は、患者の血管を通してのカニューレ(2C)の導入および前進を容易にする折畳み位置で、患者の中に挿入される。患者の中に挿入した後、拡張可能部分(4C)は拡張位置へと移動される。拡張可能部分(4C)は、液体がカニューレを通して流れるときに該液体から血管を保護し、カニューレ(2C)を通して前進されるカテーテル(6C)との接触から血管を保護する。
Description
【0001】
本発明は、カテーテル等を患者の血管系の中に導入するための導入器シースお
よびカニューレに関する。導入器シースは比較的剛性のチューブであり、血管系
に対するアクセスを提供するためだけのために設計されるから、患者の血管系の
中で非常に遠くにまでは延びない。従来の導入器シースに伴う問題は、それらが
、一般にカテーテルが通される血管を保護するためには充分に長くないことであ
る。
よびカニューレに関する。導入器シースは比較的剛性のチューブであり、血管系
に対するアクセスを提供するためだけのために設計されるから、患者の血管系の
中で非常に遠くにまでは延びない。従来の導入器シースに伴う問題は、それらが
、一般にカテーテルが通される血管を保護するためには充分に長くないことであ
る。
【0002】 本発明はまた、カテーテルを導入し、また流体を注入するためのカニューレに
関する。カテーテルを導入し、流体を注入するための従来のY字アーム型カニュ
ーレは、患者の血管系の中で非常に遠くまでは延出しない比較的剛性の管である
。従って、Y字アーム型のカニューレもまた、一般にはカテーテルを通す血管を
保護するのに充分に長くはない。
関する。カテーテルを導入し、流体を注入するための従来のY字アーム型カニュ
ーレは、患者の血管系の中で非常に遠くまでは延出しない比較的剛性の管である
。従って、Y字アーム型のカニューレもまた、一般にはカテーテルを通す血管を
保護するのに充分に長くはない。
【0003】 従って、本発明の目的は、カテーテル等を導入するための改善された方法およ
び装置を提供することである。
び装置を提供することである。
【0004】 本発明の更にもう一つの目的は、カテーテルを導入し、流体を注入するための
改善された方法および装置を提供することである。
改善された方法および装置を提供することである。
【0005】 本発明の更にもう一つの目的は、患者の血管にカニューレを挿入するための改
善された方法および装置を提供することである。
善された方法および装置を提供することである。
【0006】
本発明は、血管にカニューレを挿入し、血管にカテーテルを導入して流体を導
入するための方法および装置を提供する。膨張可能部分を有するカニューレは、
この拡張可能部分を折畳み位置にして血管の中に挿入される。血管の中に導入し
た後、拡張可能部分は拡張位置に拡大される。次いで、拡張可能な位置のルーメ
ンを通して医療処置が行われる。好ましい方法において、外科的処置にはカテー
テルを拡張可能部分に通すことが含まれる。このカテーテルは如何なるタイプの
カテーテルであってもよく、好ましくは、上行大動脈を閉塞するためのバルーン
、および心停止液体を送給するためのルーメンを有する大動脈閉塞カテーテルで
ある。拡張可能部分の利点は、カニューレを折り畳んだ状態で比較的小さい曲り
くねった血管に通すことができ、それによって血管に対する損傷を最小限にでき
ることである。こうして、拡張可能部分は、カテーテルが通される血管の少なく
とも一部を保護することができる。
入するための方法および装置を提供する。膨張可能部分を有するカニューレは、
この拡張可能部分を折畳み位置にして血管の中に挿入される。血管の中に導入し
た後、拡張可能部分は拡張位置に拡大される。次いで、拡張可能な位置のルーメ
ンを通して医療処置が行われる。好ましい方法において、外科的処置にはカテー
テルを拡張可能部分に通すことが含まれる。このカテーテルは如何なるタイプの
カテーテルであってもよく、好ましくは、上行大動脈を閉塞するためのバルーン
、および心停止液体を送給するためのルーメンを有する大動脈閉塞カテーテルで
ある。拡張可能部分の利点は、カニューレを折り畳んだ状態で比較的小さい曲り
くねった血管に通すことができ、それによって血管に対する損傷を最小限にでき
ることである。こうして、拡張可能部分は、カテーテルが通される血管の少なく
とも一部を保護することができる。
【0007】 また、拡張可能部分を通して行われる外科処置は、酸素添加された血液のよう
な液体の単純な注入であってもよい。好ましい方法のもう一つの側面において、
流体は逆行する方向に患者の血管系に注入され、拡張可能部分が逆行する流体力
から血管を保護する。特別な応用は、酸素添加された血液を、大腿動脈を通して
供給することである。
な液体の単純な注入であってもよい。好ましい方法のもう一つの側面において、
流体は逆行する方向に患者の血管系に注入され、拡張可能部分が逆行する流体力
から血管を保護する。特別な応用は、酸素添加された血液を、大腿動脈を通して
供給することである。
【0008】 流体が拡張可能部分の壁を通過するように、拡張可能部分は好ましくは透過性
である。透過性の拡張可能部分は、該拡張可能部分が配置される血管の側方分岐
を灌流する際に特に有用である。拡張可能部分の半径方向内側の表面および/ま
たは外側の表面にシースを配置して、流体流のロスを低減し且つカテーテルを前
進させるための平滑な内表面を与え、および/または拡張可能部分の透過性を減
少させるようにしてもよい。
である。透過性の拡張可能部分は、該拡張可能部分が配置される血管の側方分岐
を灌流する際に特に有用である。拡張可能部分の半径方向内側の表面および/ま
たは外側の表面にシースを配置して、流体流のロスを低減し且つカテーテルを前
進させるための平滑な内表面を与え、および/または拡張可能部分の透過性を減
少させるようにしてもよい。
【0009】 拡張可能部分のための好ましい材料はファブリックであり、好ましいファブリ
ックは網目状に組まれたファブリックである。該ファブリックは、好ましくはヤ
ーンおよび単フィラメント繊維の両者でできているが、実質的に単フィラメント
繊維またはヤーンのみでできていてもよい。導入器はカニューレを通され、患者
に導入するための折畳み位置にあるカニューレを保持する。好ましい実施例にお
いて、該導入器はチップを有しており、該チップは拡張可能部分の遠位端を保持
し、拡張可能部分に張力を加えて該拡張可能部分を半径方向に収縮させ、拡張可
能部分を折畳み位置に維持する。
ックは網目状に組まれたファブリックである。該ファブリックは、好ましくはヤ
ーンおよび単フィラメント繊維の両者でできているが、実質的に単フィラメント
繊維またはヤーンのみでできていてもよい。導入器はカニューレを通され、患者
に導入するための折畳み位置にあるカニューレを保持する。好ましい実施例にお
いて、該導入器はチップを有しており、該チップは拡張可能部分の遠位端を保持
し、拡張可能部分に張力を加えて該拡張可能部分を半径方向に収縮させ、拡張可
能部分を折畳み位置に維持する。
【0010】 本発明のこれら側面および他の側面は、以下の好ましい実施例の説明から明ら
かになるであろう。
かになるであろう。
【0011】
図1aを参照すると、本発明に従うカニューレ2が示されている。カニューレ
2は、拡張可能部分4を含んでおり、これは図1の折畳み位置から図2の拡張位
置へと移動可能である。ここで使用するカニューレの用語は、流体の供給または
抜き取り、および/またはカテーテルなどの導入のために、患者の血管系の中に
挿入される如何なるカニューレ、カテーテル、チューブ、導入器シース、套管針
等をも言うものである。
2は、拡張可能部分4を含んでおり、これは図1の折畳み位置から図2の拡張位
置へと移動可能である。ここで使用するカニューレの用語は、流体の供給または
抜き取り、および/またはカテーテルなどの導入のために、患者の血管系の中に
挿入される如何なるカニューレ、カテーテル、チューブ、導入器シース、套管針
等をも言うものである。
【0012】 図3および図4を参照すると、カニューレ2は、好ましくはカテーテル6を収
容して、カテーテル6を患者の血管系の中に導入するように構成されている。カ
ニューレ2の利点は、血管を通してカテーテル6を前進させるときに、比較的小
さく且つ曲りくねった血管の中を折畳み位置で進めることができ、次いで拡張さ
せて血管を保護できることである。カニューレ2は血流遮断弁8(好ましくはTu
ohy-Borst弁)を有し、これはカテーテル6をカニューレ2に対して前進させる 際に、カニューレ2とカテーテル6との間に液密なシールを提供する。本発明の
特定の応用において、カテーテル6は患者の上行大動脈を閉塞するための閉塞部
材(好ましくはバルーン)10を有している。この閉塞部材10は、膨張用流体
の供給源15から、ルーメン17を通して供給される流体を用いて膨張される。
このようなカテーテルは米国特許出願08/782,113号に開示されており、この特許
を本明細書の一部をなすものとして援用する。カテーテル6は、心停止液体14
の供給源に結合されたルーメン12を有している。心停止液体を供給して患者の
心臓を停止し、および/または該心臓を停止状態に維持する。患者の上行大動脈
を閉塞して心停止液体を供給するために、カテーテル6を使用するが好ましいが
、本発明の範囲を逸脱することなく、カニューレ2と共に他の如何なるカテーテ
ルを使用してもよい。例えば、カテーテル6は、PTCAカテーテル、ステント供給
カテーテル、大動脈内バルーンポンプ、粥腫切除術カテーテル、TMRカテーテル 、診断カテーテル、生検カテーテル、または一般的血管閉塞カテーテルであって
もよい。
容して、カテーテル6を患者の血管系の中に導入するように構成されている。カ
ニューレ2の利点は、血管を通してカテーテル6を前進させるときに、比較的小
さく且つ曲りくねった血管の中を折畳み位置で進めることができ、次いで拡張さ
せて血管を保護できることである。カニューレ2は血流遮断弁8(好ましくはTu
ohy-Borst弁)を有し、これはカテーテル6をカニューレ2に対して前進させる 際に、カニューレ2とカテーテル6との間に液密なシールを提供する。本発明の
特定の応用において、カテーテル6は患者の上行大動脈を閉塞するための閉塞部
材(好ましくはバルーン)10を有している。この閉塞部材10は、膨張用流体
の供給源15から、ルーメン17を通して供給される流体を用いて膨張される。
このようなカテーテルは米国特許出願08/782,113号に開示されており、この特許
を本明細書の一部をなすものとして援用する。カテーテル6は、心停止液体14
の供給源に結合されたルーメン12を有している。心停止液体を供給して患者の
心臓を停止し、および/または該心臓を停止状態に維持する。患者の上行大動脈
を閉塞して心停止液体を供給するために、カテーテル6を使用するが好ましいが
、本発明の範囲を逸脱することなく、カニューレ2と共に他の如何なるカテーテ
ルを使用してもよい。例えば、カテーテル6は、PTCAカテーテル、ステント供給
カテーテル、大動脈内バルーンポンプ、粥腫切除術カテーテル、TMRカテーテル 、診断カテーテル、生検カテーテル、または一般的血管閉塞カテーテルであって
もよい。
【0013】 図3を参照すると、カニューレ2はまた、流体を患者に注入するために好まし
く使用される。カニューレ2の特別な応用は、酸素添加された血液を、酸素添加
血液の供給源16(好ましくはバイパスシステム)から患者へと戻すために使用
することである。このバイパスシステムは、患者の心臓が停止しているときに、
酸素添加された血液を患者に供給してバイパス支援を完成する。該バイパスシス
テムは、好ましくはポンプ、フィルター、バブルトラップ、心臓交換および酸素
添加器を含むが、患者自身の肺を使用して血液に酸素添加してもよい。本発明の
特殊な応用は酸素添加された血液の供給であるが、本発明のカニューレ2は、他
の如何なる流体を患者の血管系に供給するためにも使用することができる。
く使用される。カニューレ2の特別な応用は、酸素添加された血液を、酸素添加
血液の供給源16(好ましくはバイパスシステム)から患者へと戻すために使用
することである。このバイパスシステムは、患者の心臓が停止しているときに、
酸素添加された血液を患者に供給してバイパス支援を完成する。該バイパスシス
テムは、好ましくはポンプ、フィルター、バブルトラップ、心臓交換および酸素
添加器を含むが、患者自身の肺を使用して血液に酸素添加してもよい。本発明の
特殊な応用は酸素添加された血液の供給であるが、本発明のカニューレ2は、他
の如何なる流体を患者の血管系に供給するためにも使用することができる。
【0014】 拡張可能部分4は、充分な流体流れ特性を維持しながら、カテーテル6が通さ
れる血管を保護するための長いカニューレを与えることを可能にするので、カテ
ーテル6および流体をカニューレ2に通すときに特に有用である。また、この拡
張可能部分4は、逆行する流体力から血管を有利に保護する。大腿動脈のような
血管の中にカニューレ2を挿入して、患者の血管系に流体を注入すると、該流体
は逆行方向、即ち、正常な血流とは反対の方向に移動する。拡張可能部分4はこ
の逆行流体力から血管を有利に保護する。
れる血管を保護するための長いカニューレを与えることを可能にするので、カテ
ーテル6および流体をカニューレ2に通すときに特に有用である。また、この拡
張可能部分4は、逆行する流体力から血管を有利に保護する。大腿動脈のような
血管の中にカニューレ2を挿入して、患者の血管系に流体を注入すると、該流体
は逆行方向、即ち、正常な血流とは反対の方向に移動する。拡張可能部分4はこ
の逆行流体力から血管を有利に保護する。
【0015】 図2および図3を参照すると、拡張可能部分4は、ワイヤ補強チューブ18に
取り付けられている。該チューブ18は、第一および第二のアーム22,24を
有する本体20に取り付けられている。第一のアーム22は、血流遮断弁8を収
容する有刺コネクタ26を有しており、また第二のアーム24は、酸素添加血液
の供給源16に連結された有刺コネクタ28を有している。拡張可能部分4を備
えた何れかの従来のチューブ18および本体20、例えば米国特許出願08/749,6
83号に開示されたチューブおよび本体を用いて本発明のカニューレ2を形成すれ
ばよく、この特許を本明細書の一部をなすものとして援用する。
取り付けられている。該チューブ18は、第一および第二のアーム22,24を
有する本体20に取り付けられている。第一のアーム22は、血流遮断弁8を収
容する有刺コネクタ26を有しており、また第二のアーム24は、酸素添加血液
の供給源16に連結された有刺コネクタ28を有している。拡張可能部分4を備
えた何れかの従来のチューブ18および本体20、例えば米国特許出願08/749,6
83号に開示されたチューブおよび本体を用いて本発明のカニューレ2を形成すれ
ばよく、この特許を本明細書の一部をなすものとして援用する。
【0016】 拡張可能部分4は、折り畳まれた条件下において、好ましくは0.30インチ以下
、より好ましくは0.25インチ以下、最も好ましくは0.16インチ以下の最大外径を
有する。拡張可能部分4は、拡張した条件下において、好ましくは少なくとも0.3
1インチ以上、より好ましくは0.16インチ以上、最も好ましくは0.51インチ以上 の最小内径を有する。
、より好ましくは0.25インチ以下、最も好ましくは0.16インチ以下の最大外径を
有する。拡張可能部分4は、拡張した条件下において、好ましくは少なくとも0.3
1インチ以上、より好ましくは0.16インチ以上、最も好ましくは0.51インチ以上 の最小内径を有する。
【0017】 図4を参照すると、拡張可能部分4の遠位端チップは、逆行流体力が大腿動脈 の外腸骨動脈および総腸骨動脈に作用しないように、大腿動脈に挿入されたとき
には大動脈分岐点と腎動脈との間に存在する。或いは、拡張可能部分4は、下行
胸大動脈および腹部大動脈が逆行流体力に曝されないように、図3に示した大動 脈弓までずっと延びるような寸法にすることができる。拡張可能部分は、特定の
用途に応じて、少なくとも2 cm、4 cm、10 cm、25 cm、または少なくとも70 cm の長さを有する。
には大動脈分岐点と腎動脈との間に存在する。或いは、拡張可能部分4は、下行
胸大動脈および腹部大動脈が逆行流体力に曝されないように、図3に示した大動 脈弓までずっと延びるような寸法にすることができる。拡張可能部分は、特定の
用途に応じて、少なくとも2 cm、4 cm、10 cm、25 cm、または少なくとも70 cm の長さを有する。
【0018】 図6を参照すると、第二の好ましい拡張可能部分4Aが示されており、これは
カテーテル6の閉塞部材10の回りに延びる寸法の遠位端部30を有しており、
拡張可能部分4Aは血管と密着するように移動することができる。好ましい実施
例において、拡張可能部分4Aの遠位端部30は、少なくとも直径1.50インチ、 より好ましくは少なくとも2.00インチまで膨張する。この拡張可能部分4Aは、
移動に対して閉塞部材10よりも良好な摩擦抵抗を与え得るので、閉塞部材10の
移動低下を補助することができる。また、拡張可能部分4Aは側方孔32を有して
おり、該側方孔は拡張可能部分4Aを通る流体流れを高め、流体を拡張可能部分
4Aに沿って所定の位置まで供給する。拡張可能部分4Aは、ここに記載する如
何なる材料でできていてもよい。
カテーテル6の閉塞部材10の回りに延びる寸法の遠位端部30を有しており、
拡張可能部分4Aは血管と密着するように移動することができる。好ましい実施
例において、拡張可能部分4Aの遠位端部30は、少なくとも直径1.50インチ、 より好ましくは少なくとも2.00インチまで膨張する。この拡張可能部分4Aは、
移動に対して閉塞部材10よりも良好な摩擦抵抗を与え得るので、閉塞部材10の
移動低下を補助することができる。また、拡張可能部分4Aは側方孔32を有して
おり、該側方孔は拡張可能部分4Aを通る流体流れを高め、流体を拡張可能部分
4Aに沿って所定の位置まで供給する。拡張可能部分4Aは、ここに記載する如
何なる材料でできていてもよい。
【0019】 拡張可能部分4,4Aは、酸素添加された血液等の流体を通過させ得るように
、好ましくは透過性である。透過性の拡張可能部分4,4Aを提供することの利
点は、腎動脈のような側方血管に流体を供給できることであり、これは不透過性
カニューレを使用したときには得られない。拡張可能部分4,4Aは、100 mmHg
において、表面積1平方センチメータ当たり一分間に少なくとも100、好ましく は1000、最も好ましくは3000立方センチメータの水に相当する多孔性を有する。
、好ましくは透過性である。透過性の拡張可能部分4,4Aを提供することの利
点は、腎動脈のような側方血管に流体を供給できることであり、これは不透過性
カニューレを使用したときには得られない。拡張可能部分4,4Aは、100 mmHg
において、表面積1平方センチメータ当たり一分間に少なくとも100、好ましく は1000、最も好ましくは3000立方センチメータの水に相当する多孔性を有する。
【0020】 図5を参照すると、拡張可能部分4は何れかの適切な材料でできており、好ま
しい材料はファブリック34である。ここで用いるファブリックの語は、繊維3
6を織り交ぜることにより製造される如何なる構造をもいうものである。このよ
うな構造には接合ファブリック、網目状に組んだファブリック、編んだファブリ
ック、および織ったファブリックが含まれるが、好ましいファブリックは組んだ
ファブリックである。このファブリック34は好ましくはチューブとして整形さ
れるが、ファブリック34は平坦なシートの側部を一緒に連結してチューブに形
成してもよい。ここで用いる繊維の語は、紡績、編み製品の製造、フェルト製造
および同様の応用のために適合した如何なる糸状材料をも意味する。繊維36は
無機繊維でも有機繊維でもよい。更に、繊維36は、多くのフィラメントまたは
単フィラメント繊維40から形成されるヤーンファイバー38であってもよく、
これは単フィラメントから製造される。繊維36のための好ましい材料には、ポ
リエステル、ポリエチレン、ナイロン、ポリオレフィン、ポリプロピレン、PTFE
およびポリウレタンが含まれる。
しい材料はファブリック34である。ここで用いるファブリックの語は、繊維3
6を織り交ぜることにより製造される如何なる構造をもいうものである。このよ
うな構造には接合ファブリック、網目状に組んだファブリック、編んだファブリ
ック、および織ったファブリックが含まれるが、好ましいファブリックは組んだ
ファブリックである。このファブリック34は好ましくはチューブとして整形さ
れるが、ファブリック34は平坦なシートの側部を一緒に連結してチューブに形
成してもよい。ここで用いる繊維の語は、紡績、編み製品の製造、フェルト製造
および同様の応用のために適合した如何なる糸状材料をも意味する。繊維36は
無機繊維でも有機繊維でもよい。更に、繊維36は、多くのフィラメントまたは
単フィラメント繊維40から形成されるヤーンファイバー38であってもよく、
これは単フィラメントから製造される。繊維36のための好ましい材料には、ポ
リエステル、ポリエチレン、ナイロン、ポリオレフィン、ポリプロピレン、PTFE
およびポリウレタンが含まれる。
【0021】 好ましくは、ファブリック34は少なくとも16のエンド41を有し、より好ま
しくは少なくとも32のエンド41を有し、最も好ましくは少なくとも64のエンド
41を有する。ここで用いる「エンド」の用語は、ファブリック34を形成する
編み機によって保持される一以上の繊維36を言う。従って、ファブリック34
におけるエンド41の数は、ファブリック34を形成する編み機におけるキャリ
アの数と同じである。各キャリアは二以上の繊維36を担持してもよいので、繊
維36の数は必ずしもエンド41の数と同じではない。ファブリック34における
繊維36の好ましい数は、好ましくは少なくとも64、より好ましくは少なくとも
80、最も好ましくは少なくとも96である。
しくは少なくとも32のエンド41を有し、最も好ましくは少なくとも64のエンド
41を有する。ここで用いる「エンド」の用語は、ファブリック34を形成する
編み機によって保持される一以上の繊維36を言う。従って、ファブリック34
におけるエンド41の数は、ファブリック34を形成する編み機におけるキャリ
アの数と同じである。各キャリアは二以上の繊維36を担持してもよいので、繊
維36の数は必ずしもエンド41の数と同じではない。ファブリック34における
繊維36の好ましい数は、好ましくは少なくとも64、より好ましくは少なくとも
80、最も好ましくは少なくとも96である。
【0022】 図5を参照すると、ファブリック34は、好ましくはヤーン繊維38および単
フィラメント繊維40を用いて一緒に編まれる。ヤーン繊維38は、好ましくは
150〜1200デニール、より好ましくは150〜600デニール、最も好ましくは約250デ
ニールのポリエステルである。単フィラメント繊維40はカラム強度を提供する
ので、必要なときにはカテーテル6を抜き取ることができる。単フィラメント繊
維40はまた、折畳み位置にある拡張可能部分4を、拡張位置へと付勢するため
の弾性を提供する。単フィラメント繊維40は、好ましくは0.002〜0.016インチ
、より好ましくは0.003〜0.012インチ、最も好ましくは0.004から0.008インチの
直径をもったポリエステル製である。単フィラメント繊維40は、好ましくは少
なくともR105、より好ましくは少なくともR110、最も好ましくは約R115のロック
ウエル硬さを有する。
フィラメント繊維40を用いて一緒に編まれる。ヤーン繊維38は、好ましくは
150〜1200デニール、より好ましくは150〜600デニール、最も好ましくは約250デ
ニールのポリエステルである。単フィラメント繊維40はカラム強度を提供する
ので、必要なときにはカテーテル6を抜き取ることができる。単フィラメント繊
維40はまた、折畳み位置にある拡張可能部分4を、拡張位置へと付勢するため
の弾性を提供する。単フィラメント繊維40は、好ましくは0.002〜0.016インチ
、より好ましくは0.003〜0.012インチ、最も好ましくは0.004から0.008インチの
直径をもったポリエステル製である。単フィラメント繊維40は、好ましくは少
なくともR105、より好ましくは少なくともR110、最も好ましくは約R115のロック
ウエル硬さを有する。
【0023】 ファブリック34は、好ましくは64のエンド41を有し、これはファブリック
を形成する編み機が64のキャリアを有することを意味する。夫々のキャリアは、
一本のヤーン繊維38を単独で、または一本のヤーン繊維38および一本の単フ
ィラメント繊維40の両方を担持する。単フィラメント繊維40に対するヤーン
繊維の好ましい比率は、少なくとも1:1、少なくとも2:1、および少なくとも3:1 である。単フィラメント繊維の好ましい数は32である。従って、64キャリアの編
み機における32のキャリアは、ヤーン繊維38および単フィラメント繊維40を
担持するのに対して、32のキャリアはヤーン繊維38のみを担持する。ファブリ
ック34は、好ましくは60°〜120°、より好ましくは約90°の編み角度を有す るダイアモンド編みである。ファブリック34は、折畳み位置から拡張位置へ移
動するときに捻れないようにバランスさせるのが好ましい。単フィラメント繊維
40は、右巻きおよび左巻きの間に等しく分布される。
を形成する編み機が64のキャリアを有することを意味する。夫々のキャリアは、
一本のヤーン繊維38を単独で、または一本のヤーン繊維38および一本の単フ
ィラメント繊維40の両方を担持する。単フィラメント繊維40に対するヤーン
繊維の好ましい比率は、少なくとも1:1、少なくとも2:1、および少なくとも3:1 である。単フィラメント繊維の好ましい数は32である。従って、64キャリアの編
み機における32のキャリアは、ヤーン繊維38および単フィラメント繊維40を
担持するのに対して、32のキャリアはヤーン繊維38のみを担持する。ファブリ
ック34は、好ましくは60°〜120°、より好ましくは約90°の編み角度を有す るダイアモンド編みである。ファブリック34は、折畳み位置から拡張位置へ移
動するときに捻れないようにバランスさせるのが好ましい。単フィラメント繊維
40は、右巻きおよび左巻きの間に等しく分布される。
【0024】 拡張可能部分4を形成した後、該拡張可能部分4はテーパしたマンドレル(図
示せず)上に装着され、次いで約350°Fに加熱して、拡張可能部分を図2の中立
の非付勢位置または「ニュートラル」位置にセットする。この拡張可能部分4は
、最初は約1インチの長さについて約0.27インチの内径を有している。次いで、
拡張可能部分は約5.5°で外側に開いて約0.32インチの内径になり、これは約1.8
5インチについて一定のままである。次いで、拡張可能部分は約6.0°で拡張して
0.37インチの内径になり、これは1.67インチについて一定のままである。次いで
、拡張可能部分4は6.0°で広がって0.45インチの最終内径となり、これは約2.6
7インチについて一定のままである。上記のニュートラル位置は23フレンチのチ ューブ18と共に使用されるが、該ニュートラル位置は、チューブ18の寸法およ
び本発明の特定の用途に応じて変化させればよい。
示せず)上に装着され、次いで約350°Fに加熱して、拡張可能部分を図2の中立
の非付勢位置または「ニュートラル」位置にセットする。この拡張可能部分4は
、最初は約1インチの長さについて約0.27インチの内径を有している。次いで、
拡張可能部分は約5.5°で外側に開いて約0.32インチの内径になり、これは約1.8
5インチについて一定のままである。次いで、拡張可能部分は約6.0°で拡張して
0.37インチの内径になり、これは1.67インチについて一定のままである。次いで
、拡張可能部分4は6.0°で広がって0.45インチの最終内径となり、これは約2.6
7インチについて一定のままである。上記のニュートラル位置は23フレンチのチ ューブ18と共に使用されるが、該ニュートラル位置は、チューブ18の寸法およ
び本発明の特定の用途に応じて変化させればよい。
【0025】 図2を参照すると、遠位端42が切断されて、スロット43が介在した二つの
延長部44が形成される。この延長部44およびスロットは、以下で更に詳細に
説明するように、遠位端42が容易に導入器46(図1)の中にフィットするよ
うに、遠位端42におけるファブリックの量を低減する。遠位端42を、超音波
、熱ナイフまたはレーザーで切断して二つの延長部44を形成し、また繊維38
,40の遠位端を一緒に融着する。 次いで、拡張可能部分4を、白金または金のような放射線に対して不透明な材料
でコーティングする。この放射線に対して不透明な材料は何れかの方法で蒸着さ
れ、好ましくは、イオンビーム補助蒸着または非均衡マグネトロンスパッタリン
グよって蒸着される。次いで、拡張可能部分4を好ましくはヘパリンでコーティ
ングし、近位端部をウレタン中に浸漬し、チューブ18の端部に結合する。従来
の滑りコーティングを、この拡張可能部分4に適用してもよい。
延長部44が形成される。この延長部44およびスロットは、以下で更に詳細に
説明するように、遠位端42が容易に導入器46(図1)の中にフィットするよ
うに、遠位端42におけるファブリックの量を低減する。遠位端42を、超音波
、熱ナイフまたはレーザーで切断して二つの延長部44を形成し、また繊維38
,40の遠位端を一緒に融着する。 次いで、拡張可能部分4を、白金または金のような放射線に対して不透明な材料
でコーティングする。この放射線に対して不透明な材料は何れかの方法で蒸着さ
れ、好ましくは、イオンビーム補助蒸着または非均衡マグネトロンスパッタリン
グよって蒸着される。次いで、拡張可能部分4を好ましくはヘパリンでコーティ
ングし、近位端部をウレタン中に浸漬し、チューブ18の端部に結合する。従来
の滑りコーティングを、この拡張可能部分4に適用してもよい。
【0026】 図7を参照すると、拡張位置にあるもう一つの好ましい拡張可能部分4Bが示
されている。この拡張可能部分4Bは、図1の折畳み位置にあるときは、上記拡
張可能部分4と同じ形状を有している。図8を参照すると、この拡張可能部分4
Bは、もう一つのファブリック34でできている。単フィラメント繊維40は、
ポリエステル、ポリエチレン、ナイロン、ポリオレフィン、ポリプロピレン、ま
たはポリウレタン製であり、好ましくはポリエステル製である。単フィラメント
繊維40は、好ましくは0.004〜0.008インチの直径を有している。単フィラメン
ト繊維は48キャリアの編み機で編まれており、得られた拡張可能部分4bは、拡
張位置において少なくとも0.300インチ、より好ましくは少なくとも0.500インチ
の直径を有する。編み機は、好ましくは60°〜120°、より好ましくは約90°の 編み角度を有するダイアモンド編みを与えるように構成される。
されている。この拡張可能部分4Bは、図1の折畳み位置にあるときは、上記拡
張可能部分4と同じ形状を有している。図8を参照すると、この拡張可能部分4
Bは、もう一つのファブリック34でできている。単フィラメント繊維40は、
ポリエステル、ポリエチレン、ナイロン、ポリオレフィン、ポリプロピレン、ま
たはポリウレタン製であり、好ましくはポリエステル製である。単フィラメント
繊維40は、好ましくは0.004〜0.008インチの直径を有している。単フィラメン
ト繊維は48キャリアの編み機で編まれており、得られた拡張可能部分4bは、拡
張位置において少なくとも0.300インチ、より好ましくは少なくとも0.500インチ
の直径を有する。編み機は、好ましくは60°〜120°、より好ましくは約90°の 編み角度を有するダイアモンド編みを与えるように構成される。
【0027】 繊維38Bを覆う第一のシース48を配置して滑らかな外表面を与え、またフ
ァブリック38Bの比較的開いた構造の透過性を低下させる。また、第二のシー
ス50を内表面に配置して圧力損失を低下し、またカニューレ2を通してカテー
テル6を前進させるための滑らかな表面を与える。第一および第二のシース48
,50は、その中に、上記の好ましい透過性および多孔性を与えるための孔52
を有している。第一および第二のシース48,50は、繊維38Bが、近位端と
遠位端との間で第一および第二のシース48,50に対して自由に外れるように
、好ましくは近位端および遠位端でのみ拡張可能部分4Bに結合される。
ァブリック38Bの比較的開いた構造の透過性を低下させる。また、第二のシー
ス50を内表面に配置して圧力損失を低下し、またカニューレ2を通してカテー
テル6を前進させるための滑らかな表面を与える。第一および第二のシース48
,50は、その中に、上記の好ましい透過性および多孔性を与えるための孔52
を有している。第一および第二のシース48,50は、繊維38Bが、近位端と
遠位端との間で第一および第二のシース48,50に対して自由に外れるように
、好ましくは近位端および遠位端でのみ拡張可能部分4Bに結合される。
【0028】 第一および第二のシース48,50は、非弾性または弾性の何れであってもよ
い。弾性の第一のシース48を使用するときは、導入器46が拡張可能部分4B
を解放したときに拡張可能部分4Bが図7の拡張位置へと移動するように、該第
一のシースは、好ましくは各拡張可能部分4Bを拡張位置に向けて付勢する。該
第一のシース48は、第一のシース48を引っ張って、第一のシース48の端部
をファブリック34Bの端部に結合することによって、拡張可能部分4Bに結合
される。従って、第一のシース48は、解放されたときにファブリック34Bに
対して圧縮力を加え、これによって該ファブリック34Bを拡張位置へと移動さ
せる。弾性の第一シースを使用するとき、該第一のシース48は、好ましくは約
0.005〜0.010インチの厚さを有するスチレン-エチレン-ブチレン-スチレン製で ある。或いは非弾性の第一および第二のシース48,50を使用するときは、こ
れらシースは厚さ約0.003〜0.008インチのポリウレタン製であればよい。
い。弾性の第一のシース48を使用するときは、導入器46が拡張可能部分4B
を解放したときに拡張可能部分4Bが図7の拡張位置へと移動するように、該第
一のシースは、好ましくは各拡張可能部分4Bを拡張位置に向けて付勢する。該
第一のシース48は、第一のシース48を引っ張って、第一のシース48の端部
をファブリック34Bの端部に結合することによって、拡張可能部分4Bに結合
される。従って、第一のシース48は、解放されたときにファブリック34Bに
対して圧縮力を加え、これによって該ファブリック34Bを拡張位置へと移動さ
せる。弾性の第一シースを使用するとき、該第一のシース48は、好ましくは約
0.005〜0.010インチの厚さを有するスチレン-エチレン-ブチレン-スチレン製で ある。或いは非弾性の第一および第二のシース48,50を使用するときは、こ
れらシースは厚さ約0.003〜0.008インチのポリウレタン製であればよい。
【0029】 図1を参照すると、カニューレ2を患者の血管内に導入するときに、導入器4
6は拡張可能な部分4を折り畳んだ状態で保持する。カニューレ2が患者の血管
内に挿入された後、導入器46は拡張可能部分4を解除することにより、該拡張
可能部分4に拡張位置をとらせる。導入器46はチップ54を有しており、該チ
ップは、拡張可能部分4の遠位端を保持し、拡張可能部分4が折畳み位置へと半
径方向に収縮するように、拡張可能部分4に対して張力を働かせる。上記好まし
い拡張可能部分4の利点は、張力を加えた際に、拡張可能部分4が半径方向に収
縮して折畳み位置をとることである。もう一つの血流遮断弁56は、導入器46
とカニューレ2との間の液密シールを提供する。
6は拡張可能な部分4を折り畳んだ状態で保持する。カニューレ2が患者の血管
内に挿入された後、導入器46は拡張可能部分4を解除することにより、該拡張
可能部分4に拡張位置をとらせる。導入器46はチップ54を有しており、該チ
ップは、拡張可能部分4の遠位端を保持し、拡張可能部分4が折畳み位置へと半
径方向に収縮するように、拡張可能部分4に対して張力を働かせる。上記好まし
い拡張可能部分4の利点は、張力を加えた際に、拡張可能部分4が半径方向に収
縮して折畳み位置をとることである。もう一つの血流遮断弁56は、導入器46
とカニューレ2との間の液密シールを提供する。
【0030】 導入器46のチップ54は、図9の閉鎖位置から図10の開放位置へと移動可
能である。チップ54が閉鎖位置にあるとき、拡張可能部分4の遠位端は外側チ
ューブ56とチップ54との間でテーパする。チップ54が開放位置へと移動す
ると、拡張可能部分4は解除される。拡張可能部分4は、好ましくは、図10の
ように解除されたときに、チップ54から近位端部方向に移動するように構成さ
れる。拡張可能部分4の遠位端が解除された後に、導入器46はカニューレ2か
ら引き抜かれる。
能である。チップ54が閉鎖位置にあるとき、拡張可能部分4の遠位端は外側チ
ューブ56とチップ54との間でテーパする。チップ54が開放位置へと移動す
ると、拡張可能部分4は解除される。拡張可能部分4は、好ましくは、図10の
ように解除されたときに、チップ54から近位端部方向に移動するように構成さ
れる。拡張可能部分4の遠位端が解除された後に、導入器46はカニューレ2か
ら引き抜かれる。
【0031】 図9〜図11を参照すると、チップ54は可撓性の内側チューブ58に取り付
けられる。この内側チューブ58はロッド60に連結され、該ロッドはスプリン
グキャップ64に連結される。アクチュエータ66がスプリングキャップ64に
取り付けられるので、該アクチュエータ66は開放位置と閉鎖位置との間で移動
可能である。スプリング68はチップ54を閉鎖位置に向けて付勢する。スプリ
ング68はチップ54を閉鎖位置へと付勢する。該スプリング68は、一方の側
のチューブカラー70および他方の側のスプリングキャップ64と係合する。ま
た、このチューブカラー70は剛性の支持チューブ72を収容し、これはロッド
60の案内移動を補助する。テフロン製のライナー74は、内側チューブおよび
外側チューブ58,56の間の低摩擦インターフェースを提供する。導入器46
の前方に進められる案内ワイヤ78を収容するために、スルーホール76がアク
チュエータ66、チューブ58、ロッド60およびチップ54を通って延びてい
る。導入器46を使用するのが好ましいが、拡張可能部分4は、折り畳み形状に
折り畳んで中空チューブの中に挿入されてもよく、或いは、本発明の範囲を逸脱
することなく、カニューレ2本体から裏返してもよい。更に、上記拡張可能部分
4と組合せた導入器46の使用は、拡張可能部分4A,4Bのための導入器46
の使用にも同様に適用可能である。
けられる。この内側チューブ58はロッド60に連結され、該ロッドはスプリン
グキャップ64に連結される。アクチュエータ66がスプリングキャップ64に
取り付けられるので、該アクチュエータ66は開放位置と閉鎖位置との間で移動
可能である。スプリング68はチップ54を閉鎖位置に向けて付勢する。スプリ
ング68はチップ54を閉鎖位置へと付勢する。該スプリング68は、一方の側
のチューブカラー70および他方の側のスプリングキャップ64と係合する。ま
た、このチューブカラー70は剛性の支持チューブ72を収容し、これはロッド
60の案内移動を補助する。テフロン製のライナー74は、内側チューブおよび
外側チューブ58,56の間の低摩擦インターフェースを提供する。導入器46
の前方に進められる案内ワイヤ78を収容するために、スルーホール76がアク
チュエータ66、チューブ58、ロッド60およびチップ54を通って延びてい
る。導入器46を使用するのが好ましいが、拡張可能部分4は、折り畳み形状に
折り畳んで中空チューブの中に挿入されてもよく、或いは、本発明の範囲を逸脱
することなく、カニューレ2本体から裏返してもよい。更に、上記拡張可能部分
4と組合せた導入器46の使用は、拡張可能部分4A,4Bのための導入器46
の使用にも同様に適用可能である。
【0032】 図12および図13を参照すると、カテーテル6Cおよびカニューレ2Cの導
入が1段階で達成されるように、拡張可能部分4Cの遠位端がカテーテル6Cに
結合されたもう一つの好ましいカニューレ2Cが示されている。同様の参照番号
は、上記実施例におけるのと同様または同じ構造を示している。拡張可能部分4
Cの遠位端71は、溶融ポリウレタン層の間の拡張可能部分4Cを捕捉すること
によって、カテーテル6Cのシャフト80に結合される。拡張可能部分4Cが自
由に拡大し、シャフト80に対して変位するように、拡張可能部分4Cは、カテ
ーテル6Cの長さに沿ってカテーテル6Cの残部に取り付けられる。拡張可能部
分4Cおよびカテーテル6Cは、好ましくは図2〜図5に関連して上述したのと
同じである。拡張可能部材4Cをカテーテル6Cに加えることの利点は、カテー
テル6Cが曲りくねった小さい血管を通って前進できるように、カテーテル6C
を折畳み位置で患者の中に導入できることである。例えば、大腿動脈は幾分小さ
く且つ曲りくねっており、Grinfeldの米国特許大5,312,344号に記載のカテーテ ルのような剛性のカテーテルを通すことは危険を伴う可能性がある。拡張可能部
分4Cは、好ましくは拡張可能部分4と同じであり、カテーテル6Cは好ましく
はカテーテル6と同じである。また、拡張可能部分4およびカテーテル6の好ま
しい寸法および特徴に関して上記で述べた事項は、ここでも等しく適用可能であ
る。
入が1段階で達成されるように、拡張可能部分4Cの遠位端がカテーテル6Cに
結合されたもう一つの好ましいカニューレ2Cが示されている。同様の参照番号
は、上記実施例におけるのと同様または同じ構造を示している。拡張可能部分4
Cの遠位端71は、溶融ポリウレタン層の間の拡張可能部分4Cを捕捉すること
によって、カテーテル6Cのシャフト80に結合される。拡張可能部分4Cが自
由に拡大し、シャフト80に対して変位するように、拡張可能部分4Cは、カテ
ーテル6Cの長さに沿ってカテーテル6Cの残部に取り付けられる。拡張可能部
分4Cおよびカテーテル6Cは、好ましくは図2〜図5に関連して上述したのと
同じである。拡張可能部材4Cをカテーテル6Cに加えることの利点は、カテー
テル6Cが曲りくねった小さい血管を通って前進できるように、カテーテル6C
を折畳み位置で患者の中に導入できることである。例えば、大腿動脈は幾分小さ
く且つ曲りくねっており、Grinfeldの米国特許大5,312,344号に記載のカテーテ ルのような剛性のカテーテルを通すことは危険を伴う可能性がある。拡張可能部
分4Cは、好ましくは拡張可能部分4と同じであり、カテーテル6Cは好ましく
はカテーテル6と同じである。また、拡張可能部分4およびカテーテル6の好ま
しい寸法および特徴に関して上記で述べた事項は、ここでも等しく適用可能であ
る。
【0033】 カテーテル6Cは、図12に示すように閉塞部材10が上行大動脈の中に位置
するまで、折畳み位置で患者の中に導入される。次いで、拡張可能部分4Cが拡
張位置へと移動できるように、カテーテル6Cをカニューレ2Cに対して後退さ
せる。次いで、拡張可能部分4Cが拡大され、酸素添加された血液が、図13に
示す酸素添加血液源16から拡張可能部分4Cを通して流される。次いで、閉塞
部材10が膨張して患者の上行大動脈を閉塞し、ルーメンを通して心停止液体を
供給して患者の心臓を停止し、および/または該心臓を停止状態に維持する。
するまで、折畳み位置で患者の中に導入される。次いで、拡張可能部分4Cが拡
張位置へと移動できるように、カテーテル6Cをカニューレ2Cに対して後退さ
せる。次いで、拡張可能部分4Cが拡大され、酸素添加された血液が、図13に
示す酸素添加血液源16から拡張可能部分4Cを通して流される。次いで、閉塞
部材10が膨張して患者の上行大動脈を閉塞し、ルーメンを通して心停止液体を
供給して患者の心臓を停止し、および/または該心臓を停止状態に維持する。
【0034】 図14および図15を参照すると、もう一つの拡張可能部分4Dが示されてお
り、ここで同様の参照番号は同様の構造を意味する。拡張可能部分4Dは、上記
で述べたように、チューブ18および本体20に連結される。拡張可能部分4D
は、好ましくは約0.002インチの壁厚を有するポリウレタン製である。長手方向 のワイヤ82は、二つのポリウレタンシートの間の近位端と遠位端で熱融着する
ことにより、拡張可能部分4Dに取り付けられる。このワイヤ82は、拡張可能
部分4Dを通してカテーテル6を引き抜くときに、拡張可能部分4Dが座屈し、
または潰れるのを防止する。拡張可能部分4Dの遠位端84は、拡張可能部分4
Dを通して流体を流すときに拡張可能部分4Dに逆圧が発生するように、括れ部
86を有している。この逆圧は、拡張可能部分4Dが曲りくねった血管の中に配
置された後に、拡張可能部分4dが潰れたりキンクしないように、拡張位置を維
持するのを補助する。括れ部86を使用するのが好ましいが、逆圧を発生させる
ために、フィン、バッフルまたは多くの小さい出口を含む他の如何なる特徴を使
用してもよい。また、遠位端84は、流体出口での圧力ロスを最小限にするため
に、括れ部86の後で拡大するフレア端部88を有していてもよい。拡大可能部
分4Dは、好ましくは括れ部86の前では27フレンチであり、括れ部86では24
フレンチにネックダウンし、次いでフレア端部88では再び27フレンチの寸法に
増大する。拡張可能部分4Dは、図17〜図21に関連して以下で説明するよう
に、患者の中に導入するために、好ましくは折畳み位置へと折り畳まれる。
り、ここで同様の参照番号は同様の構造を意味する。拡張可能部分4Dは、上記
で述べたように、チューブ18および本体20に連結される。拡張可能部分4D
は、好ましくは約0.002インチの壁厚を有するポリウレタン製である。長手方向 のワイヤ82は、二つのポリウレタンシートの間の近位端と遠位端で熱融着する
ことにより、拡張可能部分4Dに取り付けられる。このワイヤ82は、拡張可能
部分4Dを通してカテーテル6を引き抜くときに、拡張可能部分4Dが座屈し、
または潰れるのを防止する。拡張可能部分4Dの遠位端84は、拡張可能部分4
Dを通して流体を流すときに拡張可能部分4Dに逆圧が発生するように、括れ部
86を有している。この逆圧は、拡張可能部分4Dが曲りくねった血管の中に配
置された後に、拡張可能部分4dが潰れたりキンクしないように、拡張位置を維
持するのを補助する。括れ部86を使用するのが好ましいが、逆圧を発生させる
ために、フィン、バッフルまたは多くの小さい出口を含む他の如何なる特徴を使
用してもよい。また、遠位端84は、流体出口での圧力ロスを最小限にするため
に、括れ部86の後で拡大するフレア端部88を有していてもよい。拡大可能部
分4Dは、好ましくは括れ部86の前では27フレンチであり、括れ部86では24
フレンチにネックダウンし、次いでフレア端部88では再び27フレンチの寸法に
増大する。拡張可能部分4Dは、図17〜図21に関連して以下で説明するよう
に、患者の中に導入するために、好ましくは折畳み位置へと折り畳まれる。
【0035】 図16を参照すると、拡張位置にあるもう一つの拡張可能部分4Eが示されて
いる。拡張可能部分4Eは、増大したフープ強度を提供して拡張可能部分4Eの
キンクを防止するためのベローズ構造を有している。該ベローズ構造は、適切な
何れかの方法で構築すればよい。拡張可能部分4Eを構築する好ましい方法は、
コイルスプリングの内側にベローズを熱形成することである。このコイルは、ス
プリングを解除し、潰れたコイルの間に熱変形した材料を捕獲することによって
形成される。そのごの冷却により、ベローズをこう化する。拡張可能部分4Eは
、好ましくは図17〜図21に関連して下記で説明する方法で導入される。
いる。拡張可能部分4Eは、増大したフープ強度を提供して拡張可能部分4Eの
キンクを防止するためのベローズ構造を有している。該ベローズ構造は、適切な
何れかの方法で構築すればよい。拡張可能部分4Eを構築する好ましい方法は、
コイルスプリングの内側にベローズを熱形成することである。このコイルは、ス
プリングを解除し、潰れたコイルの間に熱変形した材料を捕獲することによって
形成される。そのごの冷却により、ベローズをこう化する。拡張可能部分4Eは
、好ましくは図17〜図21に関連して下記で説明する方法で導入される。
【0036】 図17〜図19を参照すると、更にもう一つのカニューレ2Fが示されており
、同様の参照番号は同様の構造を意味する。カニューレ2Fは、好ましくは、図
1および図2に関連して上記で説明したチューブ18および本体20を有する。
しかし、他の如何なる構造を使用してもよい。拡張可能部分4Eは、図18およ
び図19の折畳み位置から図17の拡大位置へと移動される。上記のカテーテル
6は、カテーテル2Fを通って延出する。カテーテル6の使用および構造に関し
て上記で述べた事項は、ここでも等しく適用され得る。
、同様の参照番号は同様の構造を意味する。カニューレ2Fは、好ましくは、図
1および図2に関連して上記で説明したチューブ18および本体20を有する。
しかし、他の如何なる構造を使用してもよい。拡張可能部分4Eは、図18およ
び図19の折畳み位置から図17の拡大位置へと移動される。上記のカテーテル
6は、カテーテル2Fを通って延出する。カテーテル6の使用および構造に関し
て上記で述べた事項は、ここでも等しく適用され得る。
【0037】 折畳み位置にある拡張可能部分4Fの断面積は、好ましくは約0.030〜0.121平
方インチ、より好ましくは約0.035〜0.065平方インチである。対照的に、拡張位
置にある時の断面積は、好ましくは約0.071〜0.196平方インチ、より好ましくは
約0.071〜0.121平方インチ、最も好ましくは約0.071〜約0.084平方インチである
。或いは、拡張可能部分4Fは、図1〜図16に関連して上述した寸法を有して
いてもよい。拡張可能部分4Fは、好ましくはポリウレタン、ポリエチレン、ス
チレン-エチレン-ブチレン-スチレン、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ塩 化ビニル、PTFE、ゴム(例えばシリコーン等)または他の何れかの適切な材料製
である。
方インチ、より好ましくは約0.035〜0.065平方インチである。対照的に、拡張位
置にある時の断面積は、好ましくは約0.071〜0.196平方インチ、より好ましくは
約0.071〜0.121平方インチ、最も好ましくは約0.071〜約0.084平方インチである
。或いは、拡張可能部分4Fは、図1〜図16に関連して上述した寸法を有して
いてもよい。拡張可能部分4Fは、好ましくはポリウレタン、ポリエチレン、ス
チレン-エチレン-ブチレン-スチレン、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ塩 化ビニル、PTFE、ゴム(例えばシリコーン等)または他の何れかの適切な材料製
である。
【0038】 拡張可能部分4Fは、実質的にはチューブ18よりも可撓性であり、約8,000 〜15,000 psi、より好ましくは約10,000〜12,000 psiの曲げ係数を有している。
壁厚は、好ましくは約0.001〜0.005インチ、より好ましくは約0.001〜0.002イン
チ、最も好ましくは約0.001〜0.002インチである。拡張可能部分4Fの最小長さ
は、好ましくはチューブ18の少なくとも約3倍、または少なくとも7、12、15、 もしくは22インチである。或いは、拡張可能部分4Fの長さは、図1〜図16に
関連して上記で述べたのと同じであってもよい。
壁厚は、好ましくは約0.001〜0.005インチ、より好ましくは約0.001〜0.002イン
チ、最も好ましくは約0.001〜0.002インチである。拡張可能部分4Fの最小長さ
は、好ましくはチューブ18の少なくとも約3倍、または少なくとも7、12、15、 もしくは22インチである。或いは、拡張可能部分4Fの長さは、図1〜図16に
関連して上記で述べたのと同じであってもよい。
【0039】 拡張可能部分4Fは、拡張可能部分4Fの長さに沿って、酸素添加された血液
のような流体を放出するための複数の開口部90を含んでいてもよい。該開口部
90は、所定の位置および速度で流体を放出するように、拡張可能部材4Fに沿
って分布してもよい。拡張可能部分4Fは、好ましくは図1〜図7に関連して上
記で述べた範囲の透過性および多孔性を有する。この拡張可能部分4Fはまた、
閉塞部材に対して近位で終端してもよい。図18〜図21を参照すると、導入器
92は、カニューレ2Fの中に収容されたものを摺動させるために構成されてい
る。下記で説明するように、導入器92は、患者の血管の中に導入するために、
拡張可能部分4Fを折畳み位置に維持する。導入器92は、カニューレ2を血管
を通して前進させるときに血管に対する損傷を防止するために、拡張可能部分4
Fを越えて延びる自動チップ94を有している。また、導入器94は近位端側ハ
ブ96を有しており、反対端にはルアーロックコネクタ98を有している。導入
器94は、コネクタプラグ102におけるワイヤ型の血流遮断シール100を通
過して、導入器94とカニューレ2Fとの間に流体シールを形成する。本発明の
範囲を逸脱することなく、アイリス弁のような種々の血流遮断弁を本発明と共に
使用してもよいことを理解すべきである。導入器94は、好ましくは押出しポリ
ウレタン製であるが、他の如何なる材料を用いてもよい。
のような流体を放出するための複数の開口部90を含んでいてもよい。該開口部
90は、所定の位置および速度で流体を放出するように、拡張可能部材4Fに沿
って分布してもよい。拡張可能部分4Fは、好ましくは図1〜図7に関連して上
記で述べた範囲の透過性および多孔性を有する。この拡張可能部分4Fはまた、
閉塞部材に対して近位で終端してもよい。図18〜図21を参照すると、導入器
92は、カニューレ2Fの中に収容されたものを摺動させるために構成されてい
る。下記で説明するように、導入器92は、患者の血管の中に導入するために、
拡張可能部分4Fを折畳み位置に維持する。導入器92は、カニューレ2を血管
を通して前進させるときに血管に対する損傷を防止するために、拡張可能部分4
Fを越えて延びる自動チップ94を有している。また、導入器94は近位端側ハ
ブ96を有しており、反対端にはルアーロックコネクタ98を有している。導入
器94は、コネクタプラグ102におけるワイヤ型の血流遮断シール100を通
過して、導入器94とカニューレ2Fとの間に流体シールを形成する。本発明の
範囲を逸脱することなく、アイリス弁のような種々の血流遮断弁を本発明と共に
使用してもよいことを理解すべきである。導入器94は、好ましくは押出しポリ
ウレタン製であるが、他の如何なる材料を用いてもよい。
【0040】 導入器94は、拡張可能部分4Fを折畳み位置に保持する保持構造104を含
んでいる。この保持構造104は、拡張可能部分4Fを収容するチャンネル10
8に通じたスロット106を有している。保持器110は拡張位置で孔112を
通過し、チャンネル108内に摺動可能に配置されて、拡張可能部分4Fをチャ
ンネル108内に保持する。チャンネル108は、好ましくは直径が約0.08〜0.
16インチであり、またチップ96に対して近位で終端する。図22を参照すると
、図18の線I−Iに沿った断面図は、拡大可能部分4Fを導入器94のチャン
ネル108の中に保持した保持体110を示している。図20および図21を参
照すると、保持器110および導入器94を案内ワイヤルーメン114が通って
おり、該ルーメンは、好ましくは直径0.038インチの案内ワイヤを収容する。更 に、図23に示すように、拡大可能部分4Fを収容するために、二つの対向する
チャンネル108,108’を設け得ることが分かる。この構成において、同じ
直径の導入器94は、更に大きな拡大位置を可能にする。チャンネル108は、
好ましくは円筒状であるが、C字形のような他の何れの形状をとってもよい。
んでいる。この保持構造104は、拡張可能部分4Fを収容するチャンネル10
8に通じたスロット106を有している。保持器110は拡張位置で孔112を
通過し、チャンネル108内に摺動可能に配置されて、拡張可能部分4Fをチャ
ンネル108内に保持する。チャンネル108は、好ましくは直径が約0.08〜0.
16インチであり、またチップ96に対して近位で終端する。図22を参照すると
、図18の線I−Iに沿った断面図は、拡大可能部分4Fを導入器94のチャン
ネル108の中に保持した保持体110を示している。図20および図21を参
照すると、保持器110および導入器94を案内ワイヤルーメン114が通って
おり、該ルーメンは、好ましくは直径0.038インチの案内ワイヤを収容する。更 に、図23に示すように、拡大可能部分4Fを収容するために、二つの対向する
チャンネル108,108’を設け得ることが分かる。この構成において、同じ
直径の導入器94は、更に大きな拡大位置を可能にする。チャンネル108は、
好ましくは円筒状であるが、C字形のような他の何れの形状をとってもよい。
【0041】 図20〜図22を参照すると、拡張可能部分4Fは、拡大可能部分4Fを通し
てカテーテル6を抜き取るときに拡大可能部分4Fが房状になるのを防止するた
めに、強化体123を含めてもよい。図5、図6および図10を参照すると、強
化体123は拡大可能部分4Fに沿って長手方向に延びている。強化体123は
、好ましくは、夫々が約5〜180°の弧長を有する二つのリブ120,122とし
て形成される。この強化体123は、好ましくはウレタンのような生分解性材料
でできている。導入器94、保持器110およびチューブ18は、好ましくは、
ポリビニルピロリドンのような滑り製の生体適合性被膜でコーティングされる。
しかし、適切な他の何れのコーティングを使用してもよい。
てカテーテル6を抜き取るときに拡大可能部分4Fが房状になるのを防止するた
めに、強化体123を含めてもよい。図5、図6および図10を参照すると、強
化体123は拡大可能部分4Fに沿って長手方向に延びている。強化体123は
、好ましくは、夫々が約5〜180°の弧長を有する二つのリブ120,122とし
て形成される。この強化体123は、好ましくはウレタンのような生分解性材料
でできている。導入器94、保持器110およびチューブ18は、好ましくは、
ポリビニルピロリドンのような滑り製の生体適合性被膜でコーティングされる。
しかし、適切な他の何れのコーティングを使用してもよい。
【0042】 操作に際し、カニューレ2Fは導入器94を用いて患者の中に挿入され、該導
入器は、拡大可能部分4Fを図18および図19の折畳み位置に保持する。保持
器110は、孔112を介してチャンネル108の中に通され、拡張可能部分4
Fをチャンネル108の中に保持する。カニューレ2Fは経皮的に、または外科
的カットダウンによって患者の中に導入されるが、外科的カットダウンが好まし
い方法である。カットダウンの位置で縫合糸を動脈の回りに結び付けて、カニュ
ーレ2Fを挿入するときの血管からの出欠を防止する。案内ワイヤをカニューレ
の前方に進め、次いで案内ワイヤ上を所望の位置へとカニューレ2Fを前進させ
る。案内ワイヤを除去し、保持器および導入器94を引き抜くことによって、拡
張部分4Fが拡張位置を取ることを可能にする。次いで、カニューレ2Fは、カ
テーテル6の挿入および/または酸素添加血液等の流体の注入を含む、図1〜図
16に関連して上記で説明した何れかの外科的処置のための準備が整う。
入器は、拡大可能部分4Fを図18および図19の折畳み位置に保持する。保持
器110は、孔112を介してチャンネル108の中に通され、拡張可能部分4
Fをチャンネル108の中に保持する。カニューレ2Fは経皮的に、または外科
的カットダウンによって患者の中に導入されるが、外科的カットダウンが好まし
い方法である。カットダウンの位置で縫合糸を動脈の回りに結び付けて、カニュ
ーレ2Fを挿入するときの血管からの出欠を防止する。案内ワイヤをカニューレ
の前方に進め、次いで案内ワイヤ上を所望の位置へとカニューレ2Fを前進させ
る。案内ワイヤを除去し、保持器および導入器94を引き抜くことによって、拡
張部分4Fが拡張位置を取ることを可能にする。次いで、カニューレ2Fは、カ
テーテル6の挿入および/または酸素添加血液等の流体の注入を含む、図1〜図
16に関連して上記で説明した何れかの外科的処置のための準備が整う。
【0043】 今度は図24〜図26を参照すると、もう一つの導入器94Gが開示されてい
る。ここでは、保持器110Gが導入器94Gからの分離を必要とせずに、拡張
可能部分4Fを展開するように、保持器110Gが導入器94Gに取りつけられ
ている。保持器110は、チャンネル108に対して遠位の位置で導入器94G
に結合され、自由端126へと近位端部側へ延びている。拡張可能部分4Fは、
この拡張可能部分4Fの遠位端を自由端126下のチャンネル108の中に摺動
することにより、導入器94gに装着される。バネ128は、保持器110Gを
チャンネル108の方に向けて付勢し、拡張可能部分4Fが偶発的に外れるのを
防止する。バネ128はU字形のクリップであり、導入器94Gに装着された端
部および保持器110Gに装着された反対端を有している。バネ128はまた、
保持器110Gおよび/または導入器94Gと一体に形成してもよい。
る。ここでは、保持器110Gが導入器94Gからの分離を必要とせずに、拡張
可能部分4Fを展開するように、保持器110Gが導入器94Gに取りつけられ
ている。保持器110は、チャンネル108に対して遠位の位置で導入器94G
に結合され、自由端126へと近位端部側へ延びている。拡張可能部分4Fは、
この拡張可能部分4Fの遠位端を自由端126下のチャンネル108の中に摺動
することにより、導入器94gに装着される。バネ128は、保持器110Gを
チャンネル108の方に向けて付勢し、拡張可能部分4Fが偶発的に外れるのを
防止する。バネ128はU字形のクリップであり、導入器94Gに装着された端
部および保持器110Gに装着された反対端を有している。バネ128はまた、
保持器110Gおよび/または導入器94Gと一体に形成してもよい。
【0044】 使用に際して、導入器94Gは、上記で説明した方法で患者の血管内を前進さ
れる。カニューレ2が所望の位置にまで前進したら、導入器94を図26に示す
ように前進させる。この相対的移動の際に、拡張可能部分4Fがチャンネル10
8から自由に移動するように、保持器110Gの自由端126は拡張可能部分4
Fの遠位端を越えて移動する。次いで、導入器94Gが引き抜かれ、カニューレ
2は、上記で説明した方法で、カテーテル6の導入および/または流体の注入の
ために使用され得る。
れる。カニューレ2が所望の位置にまで前進したら、導入器94を図26に示す
ように前進させる。この相対的移動の際に、拡張可能部分4Fがチャンネル10
8から自由に移動するように、保持器110Gの自由端126は拡張可能部分4
Fの遠位端を越えて移動する。次いで、導入器94Gが引き抜かれ、カニューレ
2は、上記で説明した方法で、カテーテル6の導入および/または流体の注入の
ために使用され得る。
【0045】 図27および図28を参照すると、拡張可能部分4を展開するもう一つの方法
が示されている。拡張可能部分4は、図27に示すように折畳み位置にあるとき
はチューブ18内に収容されており、次いで、図28のように拡張可能部分に対
して外側へと裏返しされる。拡張可能部分4は、ここに記載した拡張可能部分4
,4A,4B,4D,4E,4Fの何れであってもよい。折畳み位置では、拡張
可能位部分4が血管の中への挿入を妨害しないように、拡張可能部分4はチュー
ブ18内に配置される。チューブ18が患者の中に挿入されると、拡張可能部分
4は図28の位置に裏返しされる。
が示されている。拡張可能部分4は、図27に示すように折畳み位置にあるとき
はチューブ18内に収容されており、次いで、図28のように拡張可能部分に対
して外側へと裏返しされる。拡張可能部分4は、ここに記載した拡張可能部分4
,4A,4B,4D,4E,4Fの何れであってもよい。折畳み位置では、拡張
可能位部分4が血管の中への挿入を妨害しないように、拡張可能部分4はチュー
ブ18内に配置される。チューブ18が患者の中に挿入されると、拡張可能部分
4は図28の位置に裏返しされる。
【0046】 管形状のプッシャー130は、拡張可能部分4を収容する空洞132を有して
いる。図27に仮想線で示すように、プッシャー130の遠位端は拡張可能部分
4の内壁に摺動可能に接触し、拡張可能部分4を裏返しする。空洞132の中に
収容してカニューレ2の導入を容易にするために、導入器(図示せず)が含めら
れる。
いる。図27に仮想線で示すように、プッシャー130の遠位端は拡張可能部分
4の内壁に摺動可能に接触し、拡張可能部分4を裏返しする。空洞132の中に
収容してカニューレ2の導入を容易にするために、導入器(図示せず)が含めら
れる。
【0047】 図29および図30を参照すると、更にもう一つのカニューレ2Hが示されて
おり、該カニューレは、チューブ18の中に摺動可能に収容される拡張可能部分
4Hを有している。拡張可能部分4Hの近位端部136は、チューブ18の内側
に向けてテーパした壁128の上に着座する。この近位端部136は、チューブ
18の内側へのテーパに一致するように構成されている。リング138が該近位
端部の中に嵌め込まれて追加の強度および弾性を提供し、近位端部の潰れを防止
する。また、リング138の大きさはチューブ18と密着する寸法である。リン
グ138は、好ましくはニチノールのような超弾性材料でできているが、他の適
切な如何なる材料でできていてもよい。拡張可能部分4Hは、好ましくはプッシ
ャー140で遠位端方向に移動される。拡張可能部分4Hは適切な如何なる材料
でできていてもよく、ここに記載した性質の何れかを有していればよい。
おり、該カニューレは、チューブ18の中に摺動可能に収容される拡張可能部分
4Hを有している。拡張可能部分4Hの近位端部136は、チューブ18の内側
に向けてテーパした壁128の上に着座する。この近位端部136は、チューブ
18の内側へのテーパに一致するように構成されている。リング138が該近位
端部の中に嵌め込まれて追加の強度および弾性を提供し、近位端部の潰れを防止
する。また、リング138の大きさはチューブ18と密着する寸法である。リン
グ138は、好ましくはニチノールのような超弾性材料でできているが、他の適
切な如何なる材料でできていてもよい。拡張可能部分4Hは、好ましくはプッシ
ャー140で遠位端方向に移動される。拡張可能部分4Hは適切な如何なる材料
でできていてもよく、ここに記載した性質の何れかを有していればよい。
【0048】 図31〜図33を参照すると、もう一つの拡張可能部分4Jが示されており、
該拡張可能部分4Jはチューブ18から分離される。図31を参照すると、拡張
可能部分4Jは上記で述べた導入器94を使用して、チューブ18の前方の血管
中に挿入される。次いで、図33に示すようにチューブ18が拡張可能部分4J
の中に挿入され、導入器94および保持器110が除去される。チューブ18は
導入器94上を通されてもよく、或いは、チューブ18を拡張可能部分4Jの中
に挿入する前に導入器94を除去してもよい。縫合糸または弾性リング142が
、拡張可能部分4Jとチューブ18との間の空間をシールする。拡張可能部分4
Jは、チューブ18およびカテーテル6の両者を前進させる際に、血管を有利に
保護する(図3参照)。更に、拡張可能部分4Jはチューブ18を前進させる際
に血管を保護するから、チューブ18で血管を損傷する危険を伴わずに、チュー
ブ18を比較的遠くにまで前進させて拡張可能部分4Jの潰れを防止してもよい
。次いで、拡張可能部分4Jを使用して、上記で述べたようにカテーテル6を収
容し、および/または酸素添加した血液のような流体を注入すればよい。
該拡張可能部分4Jはチューブ18から分離される。図31を参照すると、拡張
可能部分4Jは上記で述べた導入器94を使用して、チューブ18の前方の血管
中に挿入される。次いで、図33に示すようにチューブ18が拡張可能部分4J
の中に挿入され、導入器94および保持器110が除去される。チューブ18は
導入器94上を通されてもよく、或いは、チューブ18を拡張可能部分4Jの中
に挿入する前に導入器94を除去してもよい。縫合糸または弾性リング142が
、拡張可能部分4Jとチューブ18との間の空間をシールする。拡張可能部分4
Jは、チューブ18およびカテーテル6の両者を前進させる際に、血管を有利に
保護する(図3参照)。更に、拡張可能部分4Jはチューブ18を前進させる際
に血管を保護するから、チューブ18で血管を損傷する危険を伴わずに、チュー
ブ18を比較的遠くにまで前進させて拡張可能部分4Jの潰れを防止してもよい
。次いで、拡張可能部分4Jを使用して、上記で述べたようにカテーテル6を収
容し、および/または酸素添加した血液のような流体を注入すればよい。
【図1】 図1は、導入器によって折畳み位置に保持された拡張可能部分を有するカニュ
ーレを示している。
ーレを示している。
【図2】 図2は、拡張位置にある拡張可能部分を示している。
【図3】 図3は、大腿動脈に挿入された図1のカニューレを示しており、拡張可能部分
が患者の大腿動脈へと延びている。
が患者の大腿動脈へと延びている。
【図4】 図4は、腹部大腿動脈および遠位腎動脈の分岐点を越えて延びる拡張可能部
分を示している。
分を示している。
【図5】 図5は、拡張可能部分の第一の好ましいファブリックを示している。
【図6】 図6は、カテーテルの閉塞部材の回りに延びる拡張可能部分を示している。
【図7】 図7は、拡張位置にある第二の好ましいカニューレを示している。
【図8】 図8は、拡張可能部分のための第二の好ましいファブリックを示している。
【図9】 図9は、閉鎖位置にチップを備えた導入器の遠位端を示す断面図である。
【図10】 図10は、開放位置にチップを備えた導入器の遠位端を示す導入器の遠位端を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図11】 図11は、導入器の近位端を示す断面図である。
【図12】 図12は、折畳み位置にある閉塞部材を備えた第三の好ましいカニューレを示
している。
している。
【図13】 図13は、拡張位置にある閉塞部材を備えた第四の好ましいカニューレを示し
ている。
ている。
【図14】 図14は、拡張位置にあるもう一つの拡張可能部分を示している。
【図15】 図15は、図14の拡張可能部分の遠位端を示している。
【図16】 図16は、拡張位置にある更にもう一つの拡張可能部分を示している。
【図17】 図17は、その中をカテーテルが通過する更にもう一つの拡張可能部分を示し
ている。
ている。
【図18】 図18は、拡張可能部分を折畳み位置に保持する導入器を備えた、血管の中に
挿入された図17の拡張可能部分を示している。
挿入された図17の拡張可能部分を示している。
【図19】 図19は、血管の中に挿入された図18のカニューレを示している。
【図20】 図20は、導入器のチャンネル中に保持された拡張可能部分の、一部を切り欠
いた部分拡大正面斜視図である。
いた部分拡大正面斜視図である。
【図21】 図21は、拡張可能部分の展開を示す、拡張可能部分の一部を切り欠いた部分
拡大正面斜視図である。
拡大正面斜視図である。
【図22】 図22は、図18の導入器および拡張可能部分の線I−Iに沿った断面図であ
る。
る。
【図23】 図23は、導入器の別の実施例を示す断面図である。
【図24】 図24は、導入器に取りつけられた保持基を備えたもう一つの導入器を示して
いる。
いる。
【図25】 図25は、図24の導入器の断面図である。
【図26】 図26は、拡張可能部分がチャンネルから解除された、図24の導入器を示し
ている。
ている。
【図27】 図27は、拡張可能な部分を加入Pれのチューブ内に収容して、拡張可能部分
を展開するもう一つの方法を示している。
を展開するもう一つの方法を示している。
【図28】 図28は、チューブ外の位置に裏返しされた、図27の拡張可能部分を示して
いる。
いる。
【図29】 図29は、拡張可能部分を展開するためのもう一つの方法を示している。
【図30】 図30は、図29のカニューレの断面図である。
【図31】 図31は、導入器と共に血管の中に進められた、もう一つの好ましい拡張可能
部分を示している。
部分を示している。
【図32】 図32は、導入器が拡張可能部分から引き抜かれている状態の、図31の拡張
可能部分を示している。
可能部分を示している。
【図33】 図33は、図32の拡張可能部分の中に挿入されたチューブを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コーヴィ ティモシー ジェイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94002 ベルモント セクイア ウェイ 3730 (72)発明者 ファン シルヴィア ダブリュー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94114 サンフランシスコ ノエ ストリ ート 1203 (72)発明者 コンタベッデ イアン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95045 クーパーティノ メリマン ロー ド 1065 (72)発明者 レプル ケケ ジェイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94086 サニーヴェイル ヨークタウン 1080 (72)発明者 ルカテロ シルヴェスター ビー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94087 サニーヴェイル サウス マチル ダ アベニュー 777−♯291
Claims (56)
- 【請求項1】 患者の血管にカニューレを挿入し、血管の中にカテーテルを
導入する方法であって: 折畳み状態から拡張状態へと拡張可能な拡張可能部分を有するカニューレを準
備するステップと; 前記拡張可能部分を折畳み状態にして、前記カニューレを患者の血管系の中に
挿入するステップと; 前記挿入ステップ後に、前記拡張可能部分を拡張状態に拡大するステップと; 前記拡大するステップの後に、前記カニューレを介してカテーテルを通すステ
ップとを具備した方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって: 前記挿入するステップは、前記カニューレを患者の大腿動脈の中に挿入するこ
とによって行われる方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって: 前記カニューレを通すステップは、動脈閉塞カテーテルである前記カテーテル
を用いて行われ、該動脈閉塞カテーテルは患者の上行大動脈を閉塞するように採
寸および構成された閉塞部材を有する方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって:更に、 患者の上行大動脈を前記閉塞部材で閉塞するステップを具備した方法。
- 【請求項5】 請求項4に記載の方法であって:更に、 前記大動脈閉塞カテーテル内のルーメンを通して、患者の上行大動脈中に心停
止液体を注入するステップを具備した方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって:更に、 前記カニューレを通して前記患者に流体を注入するステップを具備した方法。
- 【請求項7】 請求項6に記載の方法であって: 前記注入ステップは、酸素添加された血液を用いて行われる方法。
- 【請求項8】 請求項1に記載の方法であって: 前記準備するステップは、ファブリック部分を有するカニューレを用いて行わ
れ、該ファブリック部分は前記拡大するステップの間に拡大する方法。 - 【請求項9】 カテーテルを収容するように構成されたカニューレであって
: カテーテルを摺動可能に収容するように構成された、血流遮断弁を有する本体
と; 折畳まれた形状から拡張位置へと移動可能で、前記シースは少なくとも4.0イ ンチの長さを有し、前記シースは折畳み位置にあるとき20.54インチ以下の最大 外径を有する、前記本体から延びる拡張可能部分と; 前記本体および前記拡張可能部分を通過する導入器とを具備したカニューレ。 - 【請求項10】 請求項9に記載のカニューレであって: 前記導入器は前記シースを折畳み形状に維持するように構成されるカニューレ
。 - 【請求項11】 請求項9に記載のカニューレであって: 前記本体は、流体供給源に連結されるように構成されたコネクタを有するカニ
ューレ。 - 【請求項12】 患者の血管系において外科的処置を行う方法であって: 織り交ぜられた複数の繊維で形成され、且つ折畳み位置から拡張位置へと移動
可能なファブリック部分およびルーメンを有するカニューレを準備するステップ
と; 前記折畳み位置にある前記ファブリック部分を、血管の中に挿入するステップ
と; 前記ファブリックが前記拡張位置にある状態で、前記ファブリック部分のルー
メンを介して外科的処置を行うステップと; 前記外科的処置を行うステップの後に、前記ファブリック部分を除去するステ
ップとを具備する方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって: 前記外科的処置を行うステップは、前記カテーテルを前記ルーメンに通すステ
ップを含む方法。 - 【請求項14】 請求ク13に記載の方法であって: 前記外科的処置を行うステップは、大動脈閉塞カテーテルであるカテーテルを
用いて実行され、該大動脈閉塞カテーテルは患者の上行大動脈を閉塞するように
構成されたバルーンを有する方法。 - 【請求項15】 請求項12に記載の方法であって: 前記外科的処置を行うステップは、前記ルーメンを通して流体を通すステップ
を含む方法。 - 【請求項16】 請求項15に記載の方法であって: 前記外科的処置を行うステップは、バイパスシステムからの酸素添加された血
液である前記液体を用いて実行される方法。 - 【請求項17】 請求項15に記載の方法であって: 前記外科的処置を行うステップは、前記ファブリック部分が配置される血管の
一部において、前記ルーメンを通して正常な血流に対して反対方向に注入される
前記液体を用いて実行される方法。 - 【請求項18】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、編み構造を形成する複数の繊維を用いて実行される
方法。 - 【請求項19】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、少なくとも64の繊維である前記複数の繊維を用いて
実行される方法。 - 【請求項20】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、120 mmHgにおいて表面積1平方センチメータ当たり
一分間に少なくとも100立方センチメータの水に相当する多孔性を有する前記フ ァブリック部分を用いて実行される方法。 - 【請求項21】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、120 mmHgにおいて表面積1平方センチメータ当たり
一分間に少なくとも250立方センチメータの水に相当する多孔性を有する前記フ ァブリック部分を用いて実行される方法。 - 【請求項22】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、120 mmHgにおいて表面積1平方センチメータ当たり
一分間に少なくとも500立方センチメータの水に相当する多孔性を有する前記フ ァブリック部分を用いて実行される方法。 - 【請求項23】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、少なくとも幾つかがヤーンである前記複数の繊維を
用いて実行される方法。 - 【請求項24】 請求項23に記載の方法であって: 前記準備するステップは、150〜600デニールのヤーンを用いて実行される方法
。 - 【請求項25】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、少なくとも一つが単フィラメントである前記複数の
繊維を用いて実行される方法。 - 【請求項26】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、ポリエステル、ポリエチレン、ポリオレフィン、ポ
リプロピレンおよびポリウレタンからなる群から選ばれる材料製の単フィラメン
ト繊維を用いて実行される方法。 - 【請求項27】 請求項12に記載の方法であって:更に、 前記導入するステップの間に、前記ファブリック部分に対して張力を加えるス
テップと;前記導入するステップの後に前記ファブリック部分上の張力を解除す
るステップとを具備した方法。 - 【請求項28】 請求項27に記載の方法であって: 前記張力を加えるステップは、前記ファブリック部分の直径を減少させる方法
。 - 【請求項29】 請求項27に記載の方法であって: 前記張力を加えるステップは、前記ファブリック部分のルーメンを通過する導
入器を用いて実行され、該導入器は前記ファブリック部分の遠位端を越えて延び
、また前記導入器は、前記張力を加えるステップの際に前記ファブリック部分の
遠位端を保持するホルダーを有する方法。 - 【請求項30】 請求項12に記載の方法であって: 前記準備するステップは、前記折畳み状態にあるときに第一の外寸を有し、且
つ前記拡張状態にあるときに第二の外寸を有するする前記ファブリック部分を用
いて実行され、前記第二の外寸は前記第一の外寸より少なくとも25パーセント大
きい方法。 - 【請求項31】 請求項30に記載の方法であって: 前記準備するステップは、前記第一の外寸より少なくとも50パーセント大きい
前記第二の外寸で実行される方法。 - 【請求項32】 請求項30に記載の方法であって: 前記準備するステップは、0.25インチ以下である前記第一の外寸で実行される
方法。 - 【請求項33】 請求項30に記載の方法であって: 前記準備するステップは、少なくとも0.35インチである前記第二の外寸で実行
される方法。 - 【請求項34】 患者の血管系の中に導入するために構成されたカニューレ
であって: コネクタを有する本体と; 前記剛性本体に結合されたファブリック部分であって、ルーメンを有し、織り
交ぜられた複数の繊維で形成され、折畳み位置から拡張位置へと移動可能である
ファブリック部分とを具備するカニューレ。 - 【請求項35】 請求項34に記載のカニューレであって:更に、カテーテ
ルを具備し; 前記コネクタは、前記カテーテルを摺動可能に収容するように構成された血流
遮断弁であるカニューレ。 - 【請求項36】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記コネクタは、流体の供給源に連結されるように構成されるカテーテル。
- 【請求項37】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記織り交ぜられた複数の繊維は、組んだ構造を形成するカテーテル。
- 【請求項38】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記複数の繊維は少なくとも32の繊維であるカニューレ。
- 【請求項39】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記ファブリック部分は、120 mmHgにおいて表面積1平方センチメータ当たり
一分間に少なくとも100立方センチメータの水に相当する多孔性を有するカニュ ーレ。 - 【請求項40】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記ファブリック部分は、120 mmHgにおいて表面積1平方センチメータ当たり
一分間に少なくとも250立方センチメータの水に相当する多孔性を有するカニュ ーレ。 - 【請求項41】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記複数の繊維の少なくとも66パーセントがヤーンであるカニューレ。
- 【請求項42】 請求項41に記載のカニューレであって: 前記ヤーンは150〜350のデニールを有するカニューレ。
- 【請求項43】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記複数の繊維の少なくとも一つは単フィラメントであるカニューレ。
- 【請求項44】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記複数の繊維は、複数のヤーン繊維および少なくとも一つの単フィラメント
を含むカニューレ。 - 【請求項45】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記第一のシースは、前記ファブリック部分の側部に沿って延びるカニューレ
。 - 【請求項46】 請求項45に記載のカニューレであって:更に、第二のシ
ースを具備し; 前記ファブリック部分は内表面および外表面を有し; 前記第一のシースは前記ファブリック部分の外表面に沿って広がり、前記第二
のシースは前記ファブリック部分の内表面に沿って広がるカニューレ。 - 【請求項47】 請求項45に記載のカニューレであって: 前記第一のシースは、前記ファブリック部分を前記拡張位置へと付勢するカニ
ューレ。 - 【請求項48】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記ファブリック部分は、前記ファブリック部分に対して長手方向の力を加え
たときに、前記拡張位置から前記折畳み位置へと移動可能であるカニューレ。 - 【請求項49】 請求項34に記載のカニューレであって:更に、 前記ファブリック部分のルーメンを通過する導入器を具備し、該導入器は前記
ファブリック部分の遠位端を越えて延びる自動チップを有し、前記導入器は前記
折畳み状態にある前記ファブリック部分を保持するように構成されるカニューレ
。 - 【請求項50】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記ファブリック部分は前記折畳み状態にあるときに第一の外寸を有し、且つ
前記拡張状態にあるときに第二の外寸を有し、前記第二の外寸は前記第一の外寸
より少なくとも25パーセント大きいカニューレ。 - 【請求項51】 請求項50に記載のカニューレであって: 前記第二の外寸は前記第一の外寸より少なくとも50パーセント大きいカニュー
レ。 - 【請求項52】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記ファブリック部分は、少なくとも4インチの長さを有するカニューレ。
- 【請求項53】 請求項34に記載のカニューレであって: 前記ファブリック部分は、前記ファブリック部分の遠位端に向かって外側にテ
ーパしているカニューレ。 - 【請求項54】 患者の血管にカニューレを挿入する方法において: チューブおよび該チューブに結合された拡張可能部分を有するカニューレであ
って、前記拡張可能部分は折畳み状態から拡張状態へと移動可能であり、また前
記拡張可能部分のセクションは、前記折畳み位置にあるときは前記チューブの中
に収容され、前記拡張位置にあるときは前記チューブ外の位置へと移動可能であ
るカニューレを準備するステップと; 前記折畳み位置にあり、且つ前記セクションが前記チューブ内に収容されてい
る状態で、前記ファブリック部分を患者の血管系の中に挿入するステップと; この挿入ステップの後に、前記拡張可能部分の前記セクションを前記チューブ
外の位置へと移動させて、前記拡張可能部分を前記拡張状態に拡大するステップ
とを具備する方法。 - 【請求項55】 請求項54に記載の方法であって: 前記移動させるステップは、前記拡張可能部分の前記セクションを裏返しする
ことにより実行される方法。 - 【請求項56】 請求項54に記載の方法であって: 前記移動させるステップは、前記拡張可能部分の前記セクションが前記チュー
ブの内表面に摺動可能に結合された状態で実行される方法。
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