JP2001522074A - 通信システム及び方法 - Google Patents

通信システム及び方法

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JP2001522074A JP2000518488A JP2000518488A JP2001522074A JP 2001522074 A JP2001522074 A JP 2001522074A JP 2000518488 A JP2000518488 A JP 2000518488A JP 2000518488 A JP2000518488 A JP 2000518488A JP 2001522074 A JP2001522074 A JP 2001522074A
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Abstract

(57)【要約】 複数のタグ付きオブジェクトをそれぞれをネットワークに蓄積された情報サービスにリンクさせる通信システム及び方法。前記システムは、オブジェクト・タグ又は前記オブジェクトのうちの1つを読み出す手段と、任意の場所に位置する蓄積手段上に蓄積された前記オブジェクトについての情報を抽出する手段とを設ける。情報の抽出を容易にするために、情報サービスにより前記オブジェクトのそれぞれに関連付けられたオブジェクト・データを蓄積するディレクトリ手段を設ける。実質的に任意数のオブジェクト及び情報サービスを処理可能にするために、前記ディレクトリ手段は、それぞれ前記オブジェクト・データのデータ・ベースの一部を蓄積している複数のディレクトリ・サーバを備える。特定の読み出し目標タグにより関連付けられたオブジェクト・データを蓄積している前記ディレクトリ・サーバを識別可能にするために、前記複数のディレクトリ・サーバに定義した機構に従って前記オブジェクト・データを分散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ネットワークにおいて情報を通信するシステム及び方法に関する。
特に、本発明は、ネットワークにおいて複数のタグ付きオブジェクトに関連した
情報を通信するシステムに関する。
【0002】 (発明の背景) 近年、データ通信技術は、非常な発展を遂げた。長距離を介して通信情報を通
信する電磁的な装置は、現在、半導体スイッチを使用したディジタル・システム
によって広範に置き換えられている。今日の世界において安価なデータ処理能力
が得られることにより、現在では、実質的にあらゆる者が音声及び音声信号ばか
りでなく、コンピュータ、データ・バス等に蓄積されたデータも通信可能である
。特に、実質的に世界全体にわたり複数のコンピュータを接続するインターネッ
トのような複数のコンピュータ・ネットワークの到来により、世界中で容易かつ
安価にディジタル情報にアクセスすることが可能になった。
【0003】 インターネット及び同様の他のネットワークは、種々の異なるアプリケーショ
ンに使用可能にされている。例えば、本質的に世界中の任意の場所に、物理的に
配置できるファイルをアクセスすることにより、特定のトピックについての情報
を抽出することができる。これらのファイルは、アプリケーションに関連したテ
キスト、音声信号、イメージ、ビデオ又はデータを含めることができる。
【0004】 これらのファイルをアクセスできるようにするためには、ドキュメントの名称
を知ることが必要であり、更にこのドキュメントを蓄積しているネットワーク・
コンピュータのアドレスを知ることが必要である。しかしながら、多くの場合に
、所望のトピック又は物理的なオブジェクトに関連したドキュメントの名称及び
位置についての情報が得られず、またトピックに関連したドキュメント又はアプ
リケーションの可能位置についての情報を抽出する手段が必要である。従って、
最も一般的なネットワーク上では、オブジェクトに関連したドキュメントを蓄積
しているサーバのアドレスと共に、ドキュメントの名称を識別する際にユーザを
支援するために種々のアプリケーションが利用可能である。
【0005】 一般的に、支援するアプリケーションは、ユーザにより提供されるキーワード
又は複数組のキーワードに基づいて多かれ少なかれ詳細なネットワーク検索を実
行する。典型的に、検索結果は、アドレスのリストであり、所望のトピックに関
連された情報を蓄積しているサーバにリンクしている。ユーザは、リストの各レ
コードを選択することができ、関連したドキュメント又はサービスを抽出する。
しかしながら、多くの場合に、非常に長いリアドレスのスト及びリンクが戻され
る結果となるが、実際には、その小さな数のみが所望のトピックに関連している
。検索アプリケーションに供給されるキーワードは、しばしば、数千のエントリ
を有するリストに帰結し、リストの多くのエントリは、オブジェクトに間接的に
関連されるだけか、又は全く関連しない。
【0006】 従って、ネットワークから情報を抽出することは、冗長、かつ時間の掛かるタ
スクとなる可能性があり、その結果は、不満足なものになる恐れがある。この状
況は、このようなネットワークの急速な成長により更に酷くなる。
【0007】 本質的に、ユーザが特殊なオブジェクトについての情報を抽出するのを困難に
しているのには、2つの理由があると思われる。ユーザが所望のオブジェクトに
ついてのいくつかのキー要素を知っていても、検索は依然としてオブジェクトに
係わる重要な情報を見逃す恐れがあり、第2に、ユーザが情報を抽出したいのは
どのオブジェクトかを知っていたとしても、しばしば、所望のオブジェクトにつ
いてのキー情報が欠如しており、従ってユーザが適正な検索項目を指定すること
ができない。更に、ユーザは、所望の情報がネットワークから得られのるか否か
、即ち実行した検索が失敗しても、情報が存在し得るのか否かの答えが得られな
いという問題に直面する。
【0008】 従って、「ヒット」数を絞り込むために、込み入った検索項目の手続きによる
時間の掛かるネットワーク検索を実行しなくとも、あるトピック即ちオブジェク
トについて絞り込んだ情報を容易に送出するシステムを設計することが望ましい
【0009】 即物的な世界では、人工的な又は手を加えていない膨大な異なるオブジェクト
が存在し、同様にコンピュータ・ネットワークの仮想世界では、事実上全ての物
理的なオブジェクトについての情報が存在する。しかしながら、以上で説明した
ように、特定のオブジェクトに関連した情報を抽出することは、困難である。従
って、情報空間において物理的なオブジェクトをサービスにリンクするシステム
に対する要請がある。
【0010】 日々の生活から、限定数のオブジェクトをオブジェクトについての情報に接続
可能にする多数の専売権システムが知られている。例えば、このようなシステム
は、車のスペア・パーツをデータ・ベースの情報にリンク可能である。システム
及び図面にパーツ番号を入力してもよく、入手の可能性、価格等についての情報
が返送される。同様のシステムは、スパーマーケットでも見られる。このシステ
ムは、調査中のオブジェクト、又は販売品目、価格等に関する勘定書に関連した
情報を表示することができる。
【0011】 しかしながら、以上のシステムは全て、オブジェクト及び関連する情報サービ
スの数、堅固さ及び汎用性に対する尺度可能性に関していくつかの制限がある。
【0012】 更に、「切断された」リンク、即ち同期して1点においてユーザにより蓄積さ
れ、かつもはや有効でなリンク及びアドレスは、コンピュータ・ネットワークに
問題を残す。通常、情報又はサービスの位置、即ちファイル名と共に情報又はサ
ービスを蓄積しているネットワークのコンピュータのアドレスは、サーバ、ネッ
トワーク・アドレス等の再編成のために、時がたつに従って変化する。この場合
、ネットワークからのあるサービスを抽出するための被呼アドレス又はリンクが
もはや有効でなくなっている恐れがあり、エラー・メッセージがユーザに返送さ
れる。従って、失敗なしに、オブジェクトについての情報を抽出可能にするため
には、切断されたリンクを回避することが望ましいのは、明らかである。
【0013】 (発明の概要) 従って、本発明の目的は、任意数のオブジェクトに関連付けられた情報を通信
できるシステム及び方法を提供することである。
【0014】 本発明の目的は、本発明の独立請求項1及び15により解決される。
【0015】 本発明は、実世界の任意数のオブジェクトを、任意の場所に配置できる任意数
の処理装置又はアプリケーション・サーバ上に蓄積された情報サービスに都合よ
くリンクできるようにする。これらのサービスは、テキスト、イメージ、アプリ
ケーション・プログラム、又は他の任意形式のメッセージが可能である。データ
処理装置又はアプリケーション・サーバは、好ましくは、サービスに関連したデ
ータを備えた複数のアプリケーション・データ・パケットを蓄積する。複数のア
プリケーション・データ・パケットは、それぞれが実世界の複数のオブジェクト
のうちの1つに関連付け可能とされる。即ち、これは、オブジェクトに関連した
情報を含む。これらのアプリケーション・データ・パケットは、任意のサイズと
することができる。
【0016】 都合よいことに、複数のディレクトリ・サーバは、それぞれが任意にスケール
可能なデータ・ベースの一部を蓄積し、このデータ・ベースは、各オブジェクト
をアプリケーション・データ・パケットのうちの少なくとも1つと関連付けたオ
ブジェクト・データを含む。複数のディレクトリ・サーバは、オブジェクトに関
連するアプリケーション・データ・パケットを抽出する際に、キー・リソースと
して使用される。読み出し手段から読み出しオブジェクト・タグを受け取り、か
つディレクトリ・サーバを識別して前記読み出しオブジェクト・タグに関連した
オブジェクト・データを蓄積し、かつ前記オブジェクト・データを抽出する手段
が設けられる。動作中に、システム・カーネルは、前記複数のオブジェクトのう
ちの1つに関連付けられたオブジェクト・タグのデータを受け取り、かつ前記複
数のディレクトリ・サーバのうちの1つにより実行される検索に基づいて、蓄積
位置のアドレス、即ち前記オブジェクトに関連するアプリケーション・データ・
パケットを蓄積するアプリケーション・サーバのアドレスを得る。次に、前記ア
プリケーション・データ・パケットを抽出することができ、装置に供給すること
ができる。前記装置は、移動電話又はデータ処理装置等であってもよい。代替と
して、前記読み出しオブジェクト・タグに関連したオブジェクト・データは、前
記装置に送信されてもよい。従って、前記発明は、都合よいことに、異なるプロ
バイダから異なるサービスを接続するのを可能にする。
【0017】 本発明の好ましい実施例において、前記複数のディレクトリ・サーバは、それ
ぞれが前記複数のアプリケーション・データ・パケットを複数のオブジェクト・
のうちの特定の1つと関連させる情報を蓄積するタグ・メモリ手段を備えている
。従って、タグ・データ・ブロックは、都合よく、少なくとも1つのオブジェク
ト・タグと、少なくとも1つのアプリケーション識別子とを備える。更に、複数
のタグ・データ・ブロックは、前記アプリケーション識別子に対応する複数のア
プリケーション・データ・パケットを蓄積する複数のアプリケーション・サーバ
の複数アドレスを備えている。
【0018】 前記ディレクトリ・サーバは、それぞれが、都合よく、複数のアドレス・デー
タ・ブロックを蓄積するアドレス・メモリ手段を備えており、前記複数のアドレ
ス・データ・ブロックは、前記タグ・メモリ手段において指定された前記複数の
アプリケーション・データ・パケットを蓄積するアプリケーション・サーバ・ア
ドレスについての情報を含む。1アドレス・データ・ブロックは、都合よく、各
アプリケーション・データ・パケットに対して設けられてもよい。従って、1ア
ドレス・データ・ブロックは、1アプリケーション識別子、及び前記対応するア
プリケーション・データ・パケットを蓄積する前記サーバの前記アプリケーショ
ン・サーバ・アドレスを蓄積することができる。更に、複数のアドレス・データ
・ブロックは、アプリケーション・データ・パケットに関連付けられたオブジェ
クトの複数オブジェクト・タグを蓄積することができる。前記複数のアドレス・
データ・ブロックは、都合よく、対応するアプリケーション・データ・パケット
を除去したときに、オブジェクト・データからアプリケーション識別子を除去す
るために使用されてもよい。
【0019】 オブジェクトは、そのタグを介して、特定の複数の記憶位置、即ち特定の複数
のアプリケーション・サーバの複数のアドレスに、間接的にリンク可能にされて
いるので、タグ・メモリ手段及びアドレス・メモリ手段は、都合よく、切断され
たリンクの問題を解決可能にする。従って、特定のオブジェクトに関連した特定
のアプリケーション・データ・パケットのルックアップは、前記タグ・メモリ手
段における特定のオブジェクト・タグを検索することにより、実行可能とされ、
続いて、前記アドレス・メモリ手段からそれぞれのアプリケーション識別子に対
するアプリケーション・サーバ・アドレスを抽出することができる。
【0020】 本発明の他の実施例において、システムは、都合よく、利用可能なディレクト
リ・サーバのリストをハッシュテーブル(hashtable)に蓄積するメモ
リ手段を備えており、ハッシュテーブルに基づいて特殊オブジェクトに関連した
情報を蓄積する前記複数のディレクトリ・サーバのうちの特定の一つを識別する
ハッシュ機能が設けられる。従って、ハッシュ機能は、全てのオブジェクト・タ
グを前記複数のディレクトリ・サーバにマッピングするために使用される。前記
ハッシュ機能は、前記オブジェクト・タグ及び関連したオブジェクト・データの
うちの1つを蓄積して除去するオペレーション、及び前記ディレクトリ・サーバ
のうちの一つから前記オブジェクト・タグのうちの1つへ関連されたオブジェク
ト・データを抽出するオペレーション、及び前記ディレクトリ・サーバのうちの
一方から他方へオブジェクト・データを再配置するオペレーションに、使用する
ことができる。
【0021】 都合よく、全てのオブジェクト・タグ及びディレクトリ・サーバ・アドレスを
降順により番号付けしてもよく、シーケンス番号を有するオブジェクト・タグの
タグ・データ・ブロックをディレクトリ・サーバにシーケンス番号により蓄積し
、かつハッシュテーブルとして、利用可能な全てのディレクトリ・サーバのリス
ト、即ち割り付けた番号により分類されたこれらのアドレスを保持する。従って
、前記ハッシュ機能により、前記オブジェクトのうちの特定の一つに関連された
情報を蓄積する前記ディレクトリ・サーバを識別することができる。決定したデ
ィレクトリ・サーバは、前記オブジェクト・タグに関連したオブジェクト・デー
タを蓄積する可能性がある。前記オブジェクト・データを蓄積しないのであれば
、前記ハッシュ機能の出力範囲を半分にすることができる。
【0022】 あるオブジェクトをオブジェクト・データのデータ・ベースに挿入するときは
、都合よく、ハッシュ機能を使用して適当なディレクトリ・サーバを計算するこ
とができる。更に、新しいディレクトリ・サーバが利用可能となり、ハッシュテ
ーブルに挿入されたときは、都合よく、前記ハッシュ機能を使用して複数のアド
レス・データ・ブロックの複数位置の蓄積を再計算することができる。
【0023】 しかしながら、好ましくは、少なくとも1つのスーパーバイザ・サーバにより
ハッシュテーブルを蓄積し、前記システム・カーネルの任意の他の構成装置は、
ハッシュテーブル又は前記ハッシュテーブルのコピーを蓄積することができる。
従って、前記ディレクトリ・サーバ等に前記ハッシュテーブルのコピーを蓄積す
ることが可能である。好ましくは、処理時間を減少させるために、前記ハッシュ
テーブルの前記コピーを周期的にのみ更新することができる。
【0024】 多くの装置によりルックアップ・オペレーションを実行することができるので
、前記システムの複数の装置に前記ハッシュテーブルのコピーを設けることによ
り、前記システムの応答時間が更に短縮する。
【0025】 更に、前記システム・カーネルの構成装置についての情報を蓄積する複数のブ
ローカ・サーバを設けることができる。前記ブローカ・サーバは、更に、前記ハ
ッシュテーブルの複数のコピーを蓄積するもできる。
【0026】 都合よく、固定又は無線通信リンクを介して、情報を再生即ち表示するために
使用される移動電話又はデータ処理装置に抽出したアプリケーション・データ・
パケットを通信することができる。都合よく、特に設けたリソース手段により、
音声処理のようなデータ変換を実行することができる。
【0027】 更に、堅固なシステムを得るために、二重化構成装置によりシステム・カーネ
ルの構成装置を二重化することができる。
【0028】 更に、本発明の効果は、従属請求項に記載されている。
【0029】 添付図面に関連させて見ることにより、本発明をより完全に理解することがで
きる。
【0030】 (発明の詳細な説明) 以下において、本発明の好ましい実施例を図面について説明する。
【0031】 図1は本発明によるシステムの一実施例のブロック図を示す。このシステムは
、複数のオブジェクトのそれぞれを複数の情報サービスのうちの対応するものと
リンクさせるように、配列されている。
【0032】 図1の実施例は、少なくとも1つのアプリケーション・サーバAS;AS1−
ASr、及び複数のディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnを備えている。
このシステム・カーネルKは、複数のアプリケーション・サーバと、電話M、デ
ータ処理装置DPU等との間でデータを通信するように配列されている。アプリ
ケーション・サーバは、それぞれアドレスIS;IS1〜ISpを有し、それぞ
れアプリケーション識別子AI1〜AImを有する複数のアプリケーション・デ
ータ・パケットを蓄積する。これらのアプリケーション・サーバは、インターネ
ットのような既知のデータコム(datacom)又はテレコム(teleco
m)ネットワークの一部であってもよい。複数のオブジェクトDは、複数のタグ
Tにより印が付けられている(それぞれ一つが示されている)。リーダRは、オ
ブジェクト・タグのデータを読み出し、これをシステム・カーネルKに送信する
ために設けられている。
【0033】 このシステムは、複数のオブジェクトにリンクするように配列され、これらの
オブジェクトは、例えば、このオブジェクトに関連した種々の種類の情報に対す
る実世界のあらゆる製品又は項目であってもよい。従って、これらオブジェクト
のうちの特定の各1つを焦点の情報サービス・セットに関連させることが可能で
ある。ユーザは、リーダRを使用して、オブジェクトDのうちの特定の1つ即ち
情報に関連したこのようなセットの情報サービス、又はオブジェクト・タグT;
T1〜Twを読み出すことにより情報サービスについての情報を抽出することが
できる。そこで、オブジェクトについての情報は、アプリケーション・サーバの
対応する一つからシステム・カーネルKにより自動的に得られる。得られた情報
は、システム・カーネルから、通常の電話又は移動電話であってもよい電話M、
又はデータ処理装置DPUに送出される。
【0034】 本発明によるシステムにより、ユーザは、例えば特定のオブジェクト、即ち製
品の製造者により提供される1オブジェクト又は1グループのオブジェクトに関
連したデフォルト情報をアクセスすることができる。更に、ユーザは、前記オブ
ジェクトに関連した特殊なサービスを実行することができる。ユーザは、更に、
あるオブジェクト、例えば前記オブジェクトに関連した1リストのサービスに利
用可能なサービスをルックアップすることができ、またそのリストをブラウザす
ることもできる。この場合は、前記オブジェクトに関連した全てのサービスのリ
ストをユーザにより操作されるデータ処理装置DPUのディスプレイ上に表示す
ることができる。このシステムは、更に、例えば室内の、又はドア等を通過して
オブジェクト・タグを自動的に読み出すために使用される。
【0035】 アドレスIS;IS1〜ISpを有する複数のアプリケーション・サーバ、及
びアプリケーション・サーバオブジェクトDに関連したデータを蓄積することは
、インターネット、カンパニー・ネットワーク又はインターネットのような今日
のコンピュータ・ネットワークに類似する世界中の任意の位置に配置されてもよ
い。更に、複数のアプリケーション・サーバの一部又は全てが少なくとも1つの
データコム又はテレコム・ネットワークの一部を構成すること、及びシステム・
カーネルKがオブジェクトとサービスとの間のリンクとして単にサービスするこ
ともできる。かくして、アプリケーション・サーバは、専用の装置、又は他のネ
ットワークと共有されてもよい。アプリケーション・サーバに蓄積されたデータ
は、例えば製品のユーザ・マニュアルのようなテキストであってもよく、データ
又は他の種類の書き込み情報を蓄積する他のサーバにリンクしている。更に、デ
ータは、イメージ、ビデオ、音声信号等を含むことができる。アプリケーション
・サーバ間のシステム・カーネルKを介するデータの交換、移動電話及び/又は
処理ユニットは、アプリケーションの相互的な実行を含むこともできる。
【0036】 リーダRは、複数のオブジェクト・タグT;T1〜Twのうちの1つを読み出
すように配列されている。このリーダは、バー・コード・リーダ、又は他の読み
出し装置であってもよい。オブジェクト・タグは、通常使用されているように活
性又は受動タグが可能であり、また、好ましくは、非常に小さい。mm値域にあ
るタグは、今日、入手可能である。
【0037】 リーダRは、移動電話M及び/又はデータ処理装置DPUに接続された独立装
置(PCMCIAサイズ)であってもよく、又はリーダ、移動電話M、データ処
理装置DPUを囲む波線により図1に示すように、移動電話M及び/又はデータ
処理装置DPUに統合されてもよい。オブジェクト・タグを読み出すときに、ユ
ーザは、好ましくは、オブジェクト・タグによりリーダを指示して、読み出し処
理を開始する。しかしながら、オブジェクト・タグは、例えばリーダの近傍にあ
れば、自動的に読み出される。
【0038】 リーダR、移動電話M及びデータ処理装置DPU間の情報の送信は、無線通信
を介して、又は固定通信ラインを介して実行されてもよい。例えば、データ送信
は、移動電話ネットワーク、固定回線を使用する電話ネットワーク、及びコンピ
ュータ・ネットワークを含めてもよい。
【0039】 図1は1リーダRを示すに過ぎないが、このシステムは、多数のリーダを動作
させている多数のユーザにサービスすることができる。ユーザは、どこに配置さ
れてもよく、唯一必要なことは、ユーザが情報に要求を発行し、かつ読み出しオ
ブジェクト・タグを送信するために、システム・カーネルに接続することである
。好ましくは、各ユーザは、更にアプリケーション・サーバ、又はディレクトリ
・サーバのうちの1つから抽出された情報を受け取る装置も備えており、これは
、例えば、移動電話M又はデータ処理装置DPUが可能である。
【0040】 動作において、システム・カーネルKは、リーダRにより読み出されたオブジ
ェクトDのオブジェクト・タグT;T1〜Twを含むユーザから情報の要求を受
け取る。要求を受け取ると、システム・カーネルKは、オブジェクトDに関連し
た情報を蓄積しているアプリケーション・サーバを識別するオペレーションを実
行する。アプリケーション・サーバ及びアドレスIS;IS1〜ISpがそれぞ
れ適当に識別されると、オブジェクトDに関連したデータをアプリケーション・
サーバから受け取ってユーザに供給することができる。
【0041】 システムにより処理されるデータの量、即ちオブジェクトの数、及びアプリケ
ーション・データ・パケットの数は、極端に大きいこともあり得るので、複数の
オブジェクトを複数のアプリケーション・データ・パケットに関連させている全
ての情報を単一のユニットが処理することはできない。従って、システム・カー
ネルKは、複数のディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnを含み、それぞれ
は、各アプリケーション・データ・パケットを複数のオブジェクトのうちの少な
くとも1つに関連させているオブジェクト・データのデータ・ベースの一部を蓄
積している。
【0042】 入手可能なカーネル構成装置についての情報を保持する手段が設けられること
が好ましい。一般的に、システム・カーネルのどのような構成装置であっても、
この情報を保持することができる。しかしながら、この目的のために更に1又は
複数の専用スーパーバイザ・サーバ((図示なし)を設けることも可能である。
1スーパーバイザ・サーバの数は、例えばシステムにより処理されるトラヒック
によるものでよい。スーパーバイザ・サーバ/複数のサーバは、例えば、全ての
ディレクトリ・サーバの常時最新アドレス・リストを保持することができる。加
えて、周期的に更新されるリストのコピーをシステム・カーネルのどこかで蓄積
してもよい。
【0043】 複数のディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSn上にオブジェクト・データ
のデータ・ベースを分散させて、新しいオブジェクト・データを蓄積するために
新しいディレクトリ・サーバを既存のものに加えることにより、オブジェクト数
を殆ど任意にスケールできるのが、本発明の重要な特徴である。各ディレクトリ
・サーバDS;DS1〜DSnは、好ましくは、利用可能なオブジェクト・タグ
T;T1〜Twの少数の範囲に関連したオブジェクト・データを蓄積する。以上
で述べたように、1オブジェクト・データに関連したオブジェクト・データは、
アプリケーション・データ・パケット、例えば、アプリケーション・データ・パ
ケットを蓄積するアプリケーション・サーバIS;IS1〜ISpのアドレスの
蓄積位置についての情報と共に、オブジェクトに関連したアプリケーション・デ
ータ・パケットのアプリケーション識別子AI1〜AImを含む。
【0044】 本発明の一実施例によれば、システム・カーネルKによるアプリケーション・
データ・パケットの抽出を2ステップによって実行することができる。第1のス
テップにおいて、オブジェクトに関連したオブジェクト・データを蓄積している
ディレクトリ・サーバを識別して、オブジェクト・データを抽出する。第2のス
テップにおいて、オブジェクト・データを使用して、アプリケーション・サーバ
からアプリケーション・データ・パケットを抽出し、かつ/又はオブジェクト・
データ又はその複数の部分をユーザに、即ち移動電話M及び/又はデータ処理装
置DPUに送信する。
【0045】 前記正しいディレクトリ・サーバを識別する第1のステップは、利用可能な全
てのディレクトリ・サーバDS1〜DSnのアドレス又は識別子を含むハッシュ
テーブルH内のルックアップを介して実行されてもよい。このルックアップ手順
を容易にするために、ハッシュ機能を使用する。
【0046】 ハッシュ機能は、複数のオブジェクトを複数のディレクトリ・サーバDS;D
S1〜DSnにマッピングするために使用される。オブジェクトの数はディレク
トリ・サーバの数より大きくなるので、ハッシュ機能は、1グループのオブジェ
クトに関連したオブジェクト・データを各ディレクトリ・サーバに割り付けるた
めに使用される。従って、各オブジェクト・タグは、ハッシュ機能を使用して目
標ディレクトリ・サーバに割り付けられる。好ましくは、ハッシュ機能は、利用
可能なディレクトリ・サーバ上に複数のオブジェクト・タグを均等に配分する。
このようなマッピングを容易にするために、1シーケンスの全てのオブジェクト
及びディレクトリ・サーバは、好ましくは、例えば番号、ストリング等により定
義される。多くの異なるマッピング機構又はハッシュ機能を採用することは可能
である。
【0047】 従って、複数のディレクトリ・サーバ上のオブジェクト・データの分布はハッ
シュ機能に対応する定義機構によるので、特定のオブジェクト・タグに関連した
オブジェクト・データを蓄積する目標ディレクトリ・サーバの識別用と同一機構
を使用することができる。データ・ベースに対する変更のために、オブジェクト
・データを目標ディレクトリ・サーバ上で発見してはならないときは、ハッシュ
機能は、他の実施例により述べているように、オブジェクト・データを蓄積して
いる実際のディレクトリ・サーバを識別するステップを更に含む。
【0048】 以下で更に詳細に概説するように、新しいオブジェクト・データを前記ディレ
クトリ・サーバ上のデータ・ベースに挿入すべきとき、データを再配置しなけれ
ばならないとき、又はディレクトリ・サーバの番号が変更されたときは、ハッシ
ュ機能を採用することができる。
【0049】 説明した実施例のシステム・カーネルKは、少なくとも1つのアクセス・サー
バAS;AS1〜ASrを備えている。これは、好ましくは、リーダRにより読
み出されたオブジェクト・タグT;T1〜Twを含んでいるオブジェクトについ
ての情報要求を受け取る責任がある。更に、好ましくは、少なくとも1つのアク
セス・サーバAS;AS1〜ASrは、ディレクトリ・サーバDS;DS1〜D
Snのうちの少なくとも1つから得られるアプリケーション・サーバのアドレス
IS;IS1〜ISpを抽出し、及び/又は対応するアプリケーション・データ
・パケットを抽出する責任がある。図1の実施例において、少なくとも1つのア
クセス・サーバAS;AS1〜ASrは、接続されたチェーンの要求を実行し、
リーダRを使用して読み出されるオブジェクト・タグT;T1〜Twに関するシ
ステムからの情報を抽出する。
【0050】 他の実施例では、任意に位置する複数のアクセス・サーバAS;AS1〜AS
rを設け、それぞれが例えば地理的な位置によりグループ化された1グループの
ユーザをサービスしても、又は複数のオブジェクトのサブグループをサービスし
てもよい。
【0051】 オブジェクト・タグTを含む情報の要求を受け取った後に、アクセス・サーバ
AS;AS1〜ASrは、ディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnを識別し
て、オブジェクトに関連したアプリケーション・データ・パケットに関する情報
を蓄積するオペレーションを実行する。
【0052】 これは、好ましくは、オブジェクト・タグT;T1〜Twを含む要求をディレ
クトリ・サーバDS1;DS2;00;DSnのうちの1つに送出することを含
み、続いて、これは、ハッシュ機能及びハッシュテーブルHを使用してディレク
トリ・サーバを判断してオブジェクト・タグT;T1〜Twを蓄積し、かつその
特定のディレクトリ・サーバに対する要求を転送する。しかしながら、更に、ア
クセス・サーバAS;AS1〜ASr、又はシステム・カーネルKの他の構成装
置が正しいディレクトリ・サーバを識別するためのステップを実行することも可
能である。
【0053】 正しいディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnを識別後、要求は、オブジ
ェクト・タグT;T1〜Twを含め、識別したディレクトリ・サーバに転送され
る。次のステップにおいて、ディレクトリ・サーバは、読み出したオブジェクト
・タグT;T1〜Tw、従ってオブジェクトDと関連付けされたアプリケーショ
ン・データ・パケットを蓄積しているアドレスIS;IS1〜ISpの全てのア
ドレスを判断するオペレーションを実行する。以下で述べるように、正しいディ
レクトリ・サーバに到達する前に、ルックアップ要求を更なる装置に中継する中
間ステップが可能である。
【0054】 得られたアドレスIS;IS1〜ISp、及びオプションとして他の情報をア
クセス・サーバAS;AS1〜ASrに返送することができ、これは、以下にお
いて、識別したアプリケーション・サーバから指定されたアプリケーション・デ
ータ・パケットを抽出し、又はアドレスIS;IS1〜ISp、及び、多分他の
情報を直接、ユーザに即ち移動電話M又はデータ処理装置DPUに送信する。
【0055】 以上で述べたように、アプリケーション・サーバは、物理的なオブジェクトに
関連付けした種々のサービスを提供する。しかしながら、本発明によりシステム
は、付加的な情報サービスを含めるために、他の情報システムと両立可能なこと
が好ましい。両立可能なシステムは、例えば、インターネットが考えられる。こ
の場合に、本発明によるシステムにより、オブジェクト・タグに基づいてwww
情報を抽出することができる。更に、システムは、それ自身のアプリケーション
・サーバを設けることをせずに、インターネットのような既存のコンピュータ・
ネットワークの蓄積手段を全面的に使用することもできる。また、本発明による
システム及び方法は、既知のデータコム又はテレコム・ネットワークの標準及び
/又は修正プロトコルを使用してオブジェクトに関連付けした情報を抽出するこ
ともできる。
【0056】 以下、図2に関連して、ハッシュテーブルHに保持された利用可能なディレク
トリ・サーバDS;DS1〜DSnのリストの一実施例を説明する。
【0057】 以上で説明したように、リーダRからオブジェクト・タグT;T1〜Twを受
け取った後に、アクセス・サーバAS;AS1〜ASrは、ディレクトリ・サー
バのうちの1つに要求を送信し、続いてこれが複数のディレクトリ・サーバDS
;DS1〜DSnのうちの特定の1つを識別して受け取ったオブジェクト・タグ
Tに関連したオブジェクト・データを蓄積する。
【0058】 システム・カーネルKの任意の構成装置によりハッシュテーブルを蓄積するこ
とができる。しかしながら、好ましくは、新たに利用可能なディレクトリ・サー
バ、及び除去されたディレクトリ・サーバのトラッキングを保持するために少な
くとも1つのスーパーバイザ・サーバHS1〜HStに常時最新のハッシュテー
ブルを蓄積する。ハッシュテーブルのコピーは、各ディレクトリ・サーバに付加
的に蓄積されて正しいディレクトリ・サーバに関する要求を受け取ったときにル
ックアップ動作を実行させることができる。更に、少なくとも1つのアプリケー
ション・サーバ又はブローカ・サーバ(図示なし)に、ハッシュテーブルのコピ
ーを蓄積することができる。
【0059】 ハッシュテーブルのコピーは、最新である必要はない。これらは、好ましくは
、更新手段(図示なし)により単に周期的に更新される。オブジェクト・データ
のルックアップは非臨界的なステップであるので、ハッシュテーブルHのコピー
を単に周期的に更新することにより、リソースをセーブすることができる。
【0060】 図1に関して簡単に説明したように、ディレクトリ・サーバDS;DS1〜D
Snのうちの1つがディレクトリ・サーバを識別して要求したオブジェクト・タ
グに関連した情報を蓄積することが好ましい。しかしながら、システム・カーネ
ルKの他の構成装置は、正しいディレクトリ・サーバを識別する手段としてサー
ビスすることができる。
【0061】 好ましくは、ハッシュテーブルHは、アプリケーション・サーバのアドレスを
含むレコードを蓄積する多数のエントリを備えている。
【0062】 図2の例において、ハッシュテーブルは、8エントリを備え、利用可能なサー
バのアドレスはハッシュテーブルのそれぞれの逐次的なエントリによるレコード
として蓄積される。従って、ハッシュテーブルは、図2に示すように、利用可能
な全てのディレクトリ・サーバの順序付けしたリストを構成する。ハッシュテー
ブルHに蓄積したレコードは、4つのディレクトリ・サーバDS;DS1〜DS
nのアドレスに代わって、A、B、C及びDにより表されている。しかしながら
、任意の他の順序、例えばD、B、A、C及びDも可能である。
【0063】 以上、概説したようにディレクトリ・サーバにおいてオブジェクト・タグに対
する不必要なルックアップ・オペレーションを避けるために、オブジェクト・サ
ーバは、図2に示す検索手段SMにより実行可能とされるハッシュ機能により、
ディレクトリ・サーバに蓄積されることが好ましい。検索手段SMは、好ましく
は、オブジェクト数及び利用可能なディレクトリ・サーバ数に対応して複数のオ
ブジェクト・タグをグループ分けする。即ち、オブジェクト・データを抽出する
と共に蓄積する目標ディレクトリ・サーバは、例えばタグに割り付けられた番号
、及び利用可能なディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnの番号であり得る
オブジェクト・タグの識別子に基づいて決定される。
【0064】 これらのオブジェクト・タグはグループ分けされてもよく、各グループのオブ
ジェクト・タグに関連したオブジェクト・データは、ハッシュ機能又は任意の機
構を使用して複数のディレクトリ・サーバのうちの1つに蓄積されてもよい。デ
ィレクトリ・サーバ上のオブジェクトに関連したオブジェクト・データを蓄積す
るために、及びオブジェクトに関する情報を要求を受け取ったときに正しいディ
レクトリ・サーバを決定するために、同一の機構又はハッシュ機能を使用するこ
とが保証されることのみを必要とする。例えば、蓄積機構として、全てのオブジ
ェクト・タグ及びディレクトリ・サーバは、逐次的に番号付けされてもよく、ま
た逐次的な番号によるオブジェクト・タグに関連したオブジェクト・データは、
蓄積された、逐次的な番号によるディレクトリ・サーバであってもよい。
【0065】 示した実施例において、逐次的な番号を有するディレクトリ・サーバ上に逐次
的な番号を有するオブジェクト・タグをマッピングするハッシュ機能を使用する
。従って、各ディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnは、1サブグループの
逐次的に番号付けされたオブジェクト・タグT1〜Twを蓄積し、これによって
逐次的な番号を有するオブジェクト・タグは、逐次的な番号を有するディレクト
リ・サーバDS;DS1〜DSn上に蓄積される。従って、第1のオブジェクト
・タグT1に関連したオブジェクト・データはディレクトリ・サーバDS1上に
蓄積され、第2のオブジェクト・タグT2に関連したオブジェクト・データはデ
ィレクトリ・サーバDS2上に蓄積され、第3のオブジェクト・タグT3に関連
したオブジェクト・データはディレクトリ・サーバDS3上に蓄積され、かつ第
4のオブジェクト・タグT4に関連したオブジェクト・データはディレクトリ・
サーバDS4上に蓄積される。4ディレクトリ・サーバは利用可能なので、第5
のオブジェクト・タグT5に関連したオブジェクト・データは再び第1のディレ
クトリ・サーバDS1に蓄積され、同様に、他の全てのオブジェクト・タグは、
利用可能な4ディレクトリ・サーバ上に蓄積される。
【0066】 ディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSn上のオブジェクト・データを蓄積
/抽出する前記ハッシュ機能は、1例として単にサービスするだけであり、他の
マッピング機構を使用することもできる。例えば、特定のディレクトリ・サーバ
にあるレンジの数を有するオブジェクト・タグのブロックを蓄積できるようにす
ることもできる。
【0067】 システムの重要な特徴は、オブジェクト・データの大きなデータ・ベースを処
理する能力である。更に、システムは、オブジェクト・データのデータ・ベース
のばらつくサイズに対応する特徴を提供する。特に、このシステムは、新しいオ
ブジェクト・データの挿入、又は古くなったオブジェクト・データの削除を処理
することができる。更に、システムの容量を増加させる必要がある場合は、新し
いディレクトリ・サーバを付加することができ、従って、オブジェクト・データ
の蓄積位置を再配列することができる。同様に、複数のディレクトリ・サーバを
削除することができる。これらは全て、ハッシュ機能を使用してオブジェクト・
データに対してハッシュテーブルHを適当に配列し、かつディレクトリ・サーバ
を適当に割り付けことにより達成される。
【0068】 以下、ハッシュテーブルH及びオブジェクト・データのデータ・ベースを保持
して最新にする処理ステップと、オブジェクト・データを抽出するステップと図
2aに関連して説明する。
【0069】 まず、いくつかの保守オペレーションを概要的に簡単に述べる。
【0070】 新しいディレクトリ・サーバが利用可能になるのであれば、これを新しいレコ
ードとしてハッシュテーブルHに加算することができる。同様に、ディレクトリ
・サーバのうちの1つを除去することができ、その場合に、ハッシュテーブルの
うちの1つが空きになる。
【0071】 しかしながら、利用可能なディレクトリ・サーバの数が変更された場合には、
前のディレクトリ・サーバ数に基づいてハッシュ機能を使用して複数のディレク
トリ・サーバに前に蓄積したオブジェクト・データをマッピングしたが、一方、
目標ディレクトリ・サーバは、ディレクトリ・サーバの新しい数に基づいて識別
される。これは、ディレクトリ・サーバが実際に所望のオブジェクトに関連した
オブジェクト・データを実際に蓄積するに至らないことがしばしばある。この場
合には、所望のオブジェクト・データを実際に蓄積するディレクトリ・サーバが
最終的に識別されるまで、特殊なシーケンスにより残りのディレクトリ・サーバ
を質問するように、ハッシュ機能を設計してもよい。
【0072】 以上の場合に、前に蓄積したオブジェクト・データを正しい目標ディレクトリ
・サーバ、即ち、現在の、つまり新しいディレクトリ・サーバ数に基づいて、決
定されたディレクトリ・サーバに転送することが好ましい。例えば、要求により
、オブジェクト・データが正しいディレクトリ・サーバに配置されていないこと
が判明したときは、転送を実行することができる。
【0073】 この手順に従って、ディレクトリ・サーバの数が変更された後、オブジェクト
・データのデータ・ベースは、オブジェクト・タグの正しい蓄積位置、及び関連
付けられたオブジェクト・データに関して漸次更新される、即ちそれぞれの目標
ディレクトリ・サーバに移動される。
【0074】 更に、ディレクトリ・サーバのうちの1つを置換するために新しく利用可能な
ディレクトリ・サーバをバックアップ・サーバとして挿入することもでき、この
場合に、二重化されたサーバからバックアップ・サーバへオブジェクト・データ
のデータ・ベース一部をコピーすることにも注意すべきである。
【0075】 以上の保守ステップは、好ましくは、最新のハッシュテーブルを常に使用する
ために、少なくとも1つのスーパーバイザ・サーバHS1〜HStにより実行さ
れる。
【0076】 以下、図2aのフロー・チャートのステップを詳細に説明する。
【0077】 まず、新しいオブジェクト・タグに対応する新しいオブジェクト・データの挿
入を説明する。
【0078】 ステップS21において、システムは、複数のディレクトリ・サーバ上に分散
されているそのデータ・ベースに新しいオブジェクト・データを挿入するように
通知される。
【0079】 ステップS22において、例えば利用可能なディレクトリ・サーバの数に基づ
くと共に、新しいオブジェクト・タグに割り付けられた番号に基づき、新しいオ
ブジェクト・データを蓄積する一次ディレクトリ・サーバを計算する。一次ディ
レクトリ・サーバを識別するステップは、好ましくは、少なくとも1つのハッシ
ュテーブルHS1〜HStにより実行される。しかしながら、システム・カーネ
ルKのどのような構成装置も一次ディレクトリ・サーバを識別することができる
。従って、新しいオブジェクト・データを蓄積する一次ディレクトリ・サーバを
識別するハッシュ機能は、利用可能なディレクトリ・サーバの数に依存しており
、従って、図2aに二重矢印により示すように、利用可能なディレクトリ・サー
バの数により変動する。
【0080】 ハッシュ機能を使用して新しいオブジェクト・データのための目標ディレクト
リ・サーバを目標ディレクトリ・サーバに転送した後に、オブジェクト・データ
を目標ディレクトリ・サーバに転送し、ステップS23において、これに蓄積す
る。これは、新しいオブジェクト・データを挿入するためにシーケンスのステッ
プを完了する。
【0081】 以下、更に図2aに関して、所望のオブジェクト・タグ又はオブジェクトに関
連したオブジェクト・データのためにルックアップ・・オペレーションを実行す
るステップを説明する。
【0082】 ステップS24において、システム・カーネルKによりルックアップ要求を受
け取る。以上で述べたように、通常、ユーザにより要求を発行してリーダRを使
用してオブジェクト・タグを読み出す。
【0083】 ルックアップ要求の受け取り後、ステップS22において、ハッシュ機能に従
って特定のオブジェクト・タグのための一次ディレクトリ・サーバを決定する。
ステップS22は、破線によるブロックにより示すように、データを挿入してオ
ブジェクト・データを抽出することに関して同一であることに注意すべきである
。ハッシュ機能を使用してオブジェクト・タグ用の一次ディレクトリ・サーバを
決定した後、ステップS25において、オブジェクト・データの要求を目標ディ
レクトリ・サーバに転送する。
【0084】 ステップS26において、一次ディレクトリ・サーバでは、実際に、オブジェ
クト・タグに関連付けられたオブジェクト・データが一次ディレクトリ・サーバ
に配置されているか否かについて判断する。これは、以上で述べたように、デー
タ・ベースはサイズが変化し、またディレクトリ・サーバは追加又は削除される
ことがあるので、何時もイエスにならない。従って、所望のオブジェクトに関連
したオブジェクト・データがデータ・ベースに蓄積された後、新しいディレクト
リ・サーバが追加された場合には、ステップS22において計算された一次ディ
レクトリ・サーバは、オブジェクト・データが実際に蓄積されているディレクト
リ・サーバと異なる。オブジェクト・タグに関連したオブジェクト・データをデ
ータ・ベースに挿入した後、ディレクトリ・サーバのうちの1つを削除したとき
も、同様のことが云える。
【0085】 識別した一次ディレクトリ・サーバ上にオブジェクト・データが配置されてい
るときは、ステップS27において、ディレクトリ・サーバからオブジェクト・
データを抽出し、続いてシステム・カーネルにより実行される所望の情報をユー
ザに提供するステップを実行する。以上で述べたように、これは、オブジェクト
・データに基づきアプリケーション・サーバからアプリケーション・データ・パ
ケットを抽出すること、又はユーザに、即ちデータ処理装置DPU及び/又は移
動電話Mにオブジェクト・データ若しくはその一部を直接送信することを含む。
【0086】 ステップS26において、識別した一次ディレクトリ・サーバにオブジェクト
・タグに関連したオブジェクト・データが配置されていないときは、ステップS
28において、ルックアップ要求を他のディレクトリ・サーバに転送する。ディ
レクトリ・サーバの数が最近増加された場合は、利用可能なディレクトリ・サー
バの前の数に基づくハッシュ機能を使用して、ルックアップ要求を判断されたデ
ィレクトリ・サーバに転送してもよい。ディレクトリ・サーバの数が最近減少さ
れたときも、同様のことが云える。いずれのディレクトリも所望のオブジェクト
・データを蓄積していないときは、エラー・メッセージを発生して、オペレーシ
ョンを終了する。
【0087】 しかしながら、更に、ルックアップ要求を残りの全てのディレクトリ・サーバ
に転送することもできる。ステップ28において正しいディレクトリ・サーバを
識別した後に、所望の位置にオブジェクト・データが配置されていないときは、
ステップS29において、ディレクトリ・サーバからオブジェクト・データが抽
出され、そのデータ・ベースから消去される。
【0088】 続いて、フローはステップS23に進む。ステップS23において、以上で述
べたように、抽出したオブジェクト・データをステップS22において決定した
オブジェクトディレクトリ・サーバに蓄積する。
【0089】 図3は、本発明の他の例によるフロー・チャートを使用してオブジェクトに関
連したアプリケーション・データ・パケットを抽出するステップを説明している
。この実施例では、ディレクトリ・サーバを識別するモジュロ・オペレーション
を採用したハッシュ機能を含むルックアップ・オペレーションを説明する。図3
は、更に、正しいディレクトリ・サーバにオブジェクト・データが蓄積されてい
ないことが検出された場合に、ハッシュ機能を使用してどのようにしてオブジェ
クト・データを再配列できるかについて説明している。
【0090】 ステップS31において、システム・カーネルKは、オブジェクトに関連した
情報を要求する要求をユーザから受け取る。要求は、少なくとも読み出し手段R
からシステム・カーネルに送信されたオブジェクトDのオブジェクト・タグT;
T1〜Twを含む。加えて、この要求は、例えばユーザのアドレス又は識別子と
、要求した情報又はサーバの種類を指定するパラメータとを含む。好ましくは、
この要求は、アクセス・サーバAS;AS1〜ASrのうちの1つにより受信さ
れる。しかしながら、前述のように、このシステムの他の構成装置もこの要求を
受信即ち処理する恐れがある。
【0091】 オブジェクトに関連した情報に対する要求を受け取ると、ステップS32にお
いて、サーバのハッシュテーブルHにおけるエントリ数をパラメータαに割り付
け、かつオブジェクト・タグの数をパラメータβに割り付ける。次のステップS
33において、モジュロ・オペレーションβmod αを実行して、その結果を
パラメータγに割り付ける。
【0092】 次のステップS34において、数γを有するハッシュテーブルの位置は、ディ
レクトリ・サーバDS;DS1〜DSnのうちの1アドレスを含むレコードか否
かを判断する。即ち、割り付けた数γを有するディレクトリ・サーバが利用可能
であるか否かを判断する。
【0093】 サーバ・ハッシュテーブルの位置γが空のときは、ステップS35において、
α=α/2を実行し、フローはステップS33に戻る。再びS33において、新
しいγを得るために、再び、βmod αを計算する。次いで、フローはステッ
プS34に行き、再び、サーバ・ハッシュテーブルの位置γがディレクトリ・サ
ーバ・アドレスのうちの1つを備えたレコードを含むか否かを判断する。
【0094】 ステップS33、S34及びS35のループは、ステップS35において、ハ
ッシュテーブル位置γがディレクトリ・サーバ・アドレスを備えたレコードを含
むと判断される。次いで、ステップS36において、読み出しオブジェクト・タ
グを含む要求は、目標ディレクトリ・サーバ、即ちハッシュテーブル位置γにそ
のアドレスを蓄積しているディレクトリ・サーバに送信される。
【0095】 続いて、ステップS37において、目標ディレクトリ・サーバは、これに蓄積
されているオブジェクト・データが読み出しオブジェクト・タグを備えたレコー
ドを実際に含むか否かを判断する。このようなレコードを発見できない場合には
、フローはステップS33に戻り、γを新たに計算する。このフローは、オブジ
ェクト・データを蓄積しているディレクトリ・サーバを発見するまで、以上で述
べたように継続する。どのディレクトリ・サーバもオブジェクト・データを蓄積
していないときは、エラー・メッセージを発生する。
【0096】 以上の方法により計算した最初の利用可能なディレクトリ・サーバが読み出し
オブジェクト・タグを備えたオブジェクト・データを含んでいないときは、ステ
ップS38において、オブジェクト・データの再配置を実行する。この場合に、
以上の方法により計算したように、最初の利用可能なディレクトリ・サーバにオ
ブジェクト・データを再配置する。再配置オペレーションは、好ましくは、「新
しい」ディレクトリ・サーバ上にオブジェクト・データを蓄積すること、及び「
旧」ディレクトリ・サーバ上のオブジェクト・データを削除することを含む。
【0097】 ステップS39において、オブジェクト・データを蓄積するディレクトリ・サ
ーバは、オブジェクト・データからオブジェクトに関連付けられたアプリケーシ
ョン・データ・パケットを蓄積するアプリケーション・サーバ・アドレスIS;
IS1〜ISpを決定して、抽出したアドレス及びアプリケーション識別子をア
クセス・サーバAS;AS1〜ASrに戻す。
【0098】 ステップS40において、得られたアプリケーション・サーバのアドレスを使
用して、それぞれのデータ・パケットを抽出する、又はアプリケーション・サー
バ・アドレスをユーザに送信する。
【0099】 他の実施例において、ディレクトリ・サーバの数を法として目標オブジェクト
の数を計算することにより、所望のオブジェクト・データを蓄積しているアドレ
スを含むハッシュテーブルの位置数を得ることができる。更に、ルックアップ・
オペレーションを実行するために異なるシーケンスのステップを例えばシーケン
スのステップS39、S38及びS40に付加してもよい。
【0100】 他の実施例において、アプリケーション・データ・パケットを抽出するのに代
わって、例えば要求を起動するユニットにアドレス情報、更にサービスについて
の情報を送信してもよい。更に、モジュロ・オペレーションの代わりに、複数の
ディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSn上にオブジェクト・データのアナロ
グ分配を行う他の数学的なオペレーションを採用してもよい。
【0101】 以下、複数のディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSn上に保持されている
データ・ベースに新しいオブジェクトに関連したオブジェクト・データを入力す
るオペレーション例を図4に関連して説明する。図4では、図3に関連して説明
したハッシュ機能を使用する。
【0102】 データ・ベースにオブジェクト・データを挿入するために、少なくとも1つの
スーパーバイザ・サーバHS1〜HStに蓄積された常時最新ハッシュテーブル
を使用することが好ましい。
【0103】 ステップS41において、システム・カーネルKは、ユーザ又はシステム管理
者からの要求を受け取って、複数のディレクトリ・サーバに保持されたデータ・
ベースに新しいオブジェクトに関連したオブジェクト・データを挿入する。
【0104】 ステップS42〜ステップS45において、図3と同じように、オブジェクト
・データを蓄積するディレクトリ・サーバの数γを計算する。ステップS42〜
S45はステップS32〜S35に対応するので、その説明を省略する。
【0105】 ステップS44において、位置γにおけるディレクトリ・サーバが利用可能で
あると判断されたときは、ステップS46において、位置γにおけるディレクト
リ・サーバ上にオブジェクト・データを蓄積する。
【0106】 ステップS44において、ハッシュテーブルに従い、ハッシュテーブルの位置
γにおけるディレクトリ・サーバを識別する。次に、以下、ステップS47にお
いて、システム・カーネルは、ディレクトリ・サーバγにて新しいオブジェクト
・タグに関連したオブジェクト・データの蓄積を開始する。
【0107】 説明はしないが、以上のオペレーションは、更に、アプリケーション・サーバ
上にそれぞれのアプリケーション・データ・パケットを蓄積することを含めても
よい。
【0108】 図3に関連して説明した前の例と類似して、他の実施例において、利用可能な
ディレクトリ・サーバ数上にハッシュ機能を適用することにより、新しいオブジ
ェクト・タグに関連したオブジェクト・データを蓄積する目標ディレクトリ・サ
ーバを得ることができる。
【0109】 図3及び図4に関連して以上で説明したステップは、ハッシュテーブルの位置
γにおいて、ディレクトリ・サーバ上にオブジェクト・タグに関連したオブジェ
クト・データを最尤蓄積することを保証している。更に、例えば新しいディレク
トリ・サーバを挿入した、又は古いものを移動したときは、オブジェクト・デー
タを適当に再配列することを保証している。
【0110】 以下、図5に関連して、複数のディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnの
うちの一実施例を説明する。
【0111】 1例として、ディレクトリ・サーバDS1の構成装置を説明する。ディレクト
リ・サーバDS1は、ディレクトリ・サーバのオペレーションを制御する中央処
理装置CPUを備えている。更に、複数のデータ・ブロックTB1〜TBiを蓄
積するタグ・メモリ手段TMが設けられ、それぞれオブジェクトを識別するオブ
ジェクト・タグT;T1〜Twのうちの少なくとも1つと、アプリケーション識
別子AI1〜AImのうちの少なくとも1つとを備えている。加えて、タグ・デ
ータ・ブロックは、少なくとも1つのアプリケーション識別子AI1〜AImに
対応したアプリケーション・データ・パケットを蓄積するアプリケーション・サ
ーバ・アドレスIS;IS1〜ISpを備えることができる。
【0112】 図5に示すディレクトリ・サーバDS1の実施例は、更に、複数のアドレス・
データ・ブロックAB1〜ABkを蓄積するアドレス・メモリ手段AMを備え、
それぞれ前記アプリケーション識別子AI1〜AImのうちの1つ、対応するア
プリケーション・サーバ・アドレスIS;IS1〜ISp、及びオプションとし
て対応するオブジェクト・タグT;T1〜Twを備えている。例えばアドレス・
データ・ブロックを除去したときは、前記アドレス・データ・ブロックを使用し
てゴミ収集(garbage collection)を実行することができる
。この場合に、アドレス・データ・ブロックは、それぞれのアプリケーション識
別子を蓄積しているタグ・データ・ブロックを識別可能にする。
【0113】 図5の右側に、データ・ブロックTBiの1例を示す。このデータ・ブロック
の第1の記憶位置にオブジェクト・タグが蓄積され、前記タグ・データ・ブロッ
クの次の位置には、オブジェクト・タグT;T1〜Twに関連したアプリケーシ
ョン・データ・パケットのアプリケーション識別子を蓄積する。図示の場合に、
アプリケーション識別子AI10及びAI12は、データ・ブロックTBiに含
まれる。加えて、破線により示すように、データ・ブロックTBiは、複数のア
プリケーション・サーバ・アドレスを備えてもよく、そのうちのアプリケーショ
ン・サーバ・アドレスIS2を示しており、アプリケーション識別子AI10及
びAI12に対応するアプリケーション・データ・パケットを蓄積すると仮定さ
れる。
【0114】 更に、図5の右側に、データ・ブロックABkの1例を示す。このアドレス・
データ・ブロックABkにおける第1の記憶位置には、アプリケーション識別子
が蓄積される。図示の場合では、アプリケーション識別子AI10が蓄積される
。図5の実施例において、アプリケーション識別子AI10を有するアプリケー
ション・データ・パケットがアドレスIS2を有するアプリケーション・サーバ
に配置されるので、このアドレス・データ・ブロックABkにおける次の位置に
は、アプリケーション・サーバ・アドレスIS2が蓄積される。加えて、破線に
より示すように、アドレス・データ・ブロックABiは、複数のオブジェクト・
タグを備えてもよく、そのうちでアプリケーション・データ・パケットAI10
に対応するオブジェクト・タグT;T1〜Twが示されている。
【0115】 他の実施例において、ディレクトリ・サーバは、単一のメモリ手段を備えても
よく、この場合に、オブジェクトに関連した全てのオブジェクト・データは、提
供されたメモリ手段に蓄積される。
【0116】 ディレクトリ・サーバDS1が特定オブジェクト用のルックアップ要求を受け
取ると、まず、オブジェクトは、実際にディレクトリ・サーバDS1上に配置さ
れているか否かを判断する。これがディレクトリ・サーバ上に配置されていない
ときは、オブジェクト・タグを含む要求を他のディレクトリ・サーバに転送する
ことができる。しかしながら、オブジェクト・タグを含むタグ・データ・ブロッ
クがディレクトリ・サーバDS1上に蓄積されている場合には、前記オブジェク
トに関連付けられたアプリケーション・データ・パケットの位置についての情報
を抽出するオペレーションが実行される。図5の実施例において、オブジェクト
・タグT;T1〜Twに関する情報を要求するときは、ディレクトリ・サーバD
S1はタグ・データ・ブロックTBiを識別することになる。タグ・データ・ブ
ロックTBiは、アプリケーション識別子AI10、及びアプリケーション・サ
ーバ・アドレスIS2を含む。
【0117】 アプリケーション・サーバ・アドレスIS2がデータ・ブロックに含まれてい
ないときは、アドレス・データ・ブロックABkから判断される。ディレクトリ
・サーバにより、複数のアプリケーション・データ・パケットに関するこのよう
な複数のルックアップ手順を実行することができ、かつ全ての結果は、検索要求
を発行した装置に戻される。
【0118】 以下、オブジェクト・タグの構造の一実施例を簡単に説明する。十分に大きな
数のオブジェクトを参照可能にするために、オブジェクト・タグは、好ましくは
、少なくとも128ビットを含む。これらのビットは、ASCII等によるコー
ド・デジット又は符号であってもよい。
【0119】 1例として、以下、デジットがコードである場合を説明する。オブジェクト・
タグは、好ましくは、通常部分及び特殊部分により構成されることが好ましい。
例えば、あるプロバイダは、100、000オブジェクト・タグの番号シリース
を要求するときは、例えば番号シリース5878700000〜5878799
999を予約することができる。この場合に、識別番号5878700000を
使用してシリース・データを蓄積することができる。オブジェクト・タグの最上
位デジットは、好ましくは、オブジェクト・タグの通常部分の長さ、以上の場合
は5デジットを表す。このシリースにおけるオブジェクト・タグ、例えばタグ5
878701234について一般的な情報のルックアップを実行するときは、オ
ブジェクト・タグが先行5デジットにより前記番号シリースの100、000番
号の部分であると識別される。そのときに、このシリースは、最後の5デジット
を0にすることにより構成され、次に逐次的な番号5878700000により
ルックアップが実行される。
【0120】 しかしながら、以上の例は、実際のシステムにおいて10デジットを有するオ
ブジェクト・タグのみを示すが、好ましくは、もっと大きな数のデジットが使用
される。
【0121】 以下、図6に関連してシステム・カーネルKの一実施例を説明する。
【0122】 図6に示す実施例のシステム・カーネルは、任意数のアクセス・サーバAS;
AS1〜ASrと、ディレクトリ・サーバDS;DS1〜DSnと、任意数のブ
ローカ・サーバBS;BS1〜BSsと、リソース手段RS1〜RSuと、スー
パーバイザ・サーバHS1〜HStとを備えている。全ての構成装置は、相互の
通信のためにネットワークNを介して接続される。堅固なシステムを得るために
、全て又はいくつかのアプリケーション・サーバ、ブローカ・サーバ、ディレク
トリ・サーバ、又はシステム・カーネルの他の構成装置を二重化してもよい。
【0123】 アクセス・サーバAS;AS1〜ASrは、ユーザとシステム・カーネルとの
間のリンクを構成している。例えば、ユーザがあるオブジェクトについての情報
を得たいときは、リーダを使用してオブジェクト・タグを読み出し、かつアクセ
ス・サーバAS;AS1〜ASrのうちの1つ、好ましくは、近傍に位置する1
アプリケーション・サーバに送信される。このアプリケーション・サーバは、例
えば、ルックアップ要求を適当なアプリケーション・サーバに送信する移動通信
ネットワークのネットワーク・ノードに対して移動装置を接続することにより、
アクセスされてもよい。アクセス・サーバAS;AS1〜ASrは、外部世界か
らオブジェクト・タグを受信する責任がある他に、好ましくは、オブジェクトに
関連した情報を抽出して提供するシステムのルックアップ・オペレーション全体
を監視する。ディレクトリ・サーバを使用してアクセス・サーバAS;AS1〜
ASrにより制御されているルックアップ・オペレーションは、図1〜4に関連
して既に述べた。
【0124】 ブローカ・サーバBS;BS1〜BSsは、ディレクトリ、レソース及びネッ
トワークに接続された他のブローカのデータ・ベースを保持する責任がある。従
って、各ブローカ・サーバは、好ましくは、ディレクトリ・サーバ・アドレスの
リストを蓄積すると共に、リソース手段のアドレス及び他のブローカ・サーバの
アドレスを蓄積するメモリ手段を備えている。オブジェクトに関連した情報用の
要求を受信すると、アクセス・サーバは、ブローカ・サーバのうちの少なくとも
1つを使用して、適当なサーバ・アドレス、リソース手段等に関連してあるルッ
クアップ・オペレーションを実行することができる。いくつかの場合において、
ブローカ・サーバは、更に、ディレクトリ・サーバの適当な一つを識別するステ
ップを実行することもできる。
【0125】 リソース手段RS1〜RSuは、アプリケーションの実施の複雑さを軽減する
ために、アプリケーション・データ・パケット上の一定のオペレーション、例え
ば音声レンダリング、音声認識、及び言語変換サービスを実行するために設けら
れている。
【0126】 スーパーバイザ・サーバHS1〜HStは、好ましくは、オブジェクト・デー
タを挿入する及び又は除去するために使用される常時最新のデータ・ハッシュテ
ーブルを保持する。
【0127】 システム・カーネルKは、好ましくは、多分世界中に分配される。その構成装
置は、電気通信ネットワークにより、又はインターネットのような既存のコンピ
ュータ・ネットワークにより接続されてもよい。
【0128】 以下、図7に関連して本発明の他の実施例を説明する。図7は、オブジェクト
・タグTによりマークを付けされた複数のオブジェクトDのうちの1つ、移動電
話M又はデータ処理装置DPUに接続された読み出し手段R、既に説明したシス
テム・カーネルK、及びインターネットを介してシステム・カーネルKに接続さ
れたアプリケーション・サーバ・アドレスIS;IS1〜ISpを示している。
【0129】 図7によるシステムの動作は、以下のようである。リーダRにより読み出され
たオブジェクト・タグT;T1〜Twは、システム・カーネルKに対して固定通
信リンク又は無線通信リンクを介して送信される。システム・カーネルKは、ル
ックアップ・オペレーションを実行してオブジェクト・タグTと関連付けられた
オブジェクトDに関連した情報を含むアプリケーション・データ・パケットの正
確な位置についての情報を抽出する。システム・カーネルKが情報、好ましくは
、アプリケーション・サーバのアドレスを首尾よく抽出してオブジェクトに関連
した情報を蓄積すると、蓄積位置についての情報がユーザに直接提供され、又は
システム・カーネルがアプリケーション・サーバから情報を抽出し、次いでこれ
を移動電話M又はデータ処理装置PDUを介してユーザに送信することができる
【0130】 図8〜11は、本発明による方法を実行する1例のステップを概要的に示す。
【0131】 まず、図8に関して、オブジェクトに関連した情報を抽出するステップの1例
を説明する。
【0132】 第1のステップS81において、移動電話M又はデータ処理装置DPUは、オ
ブジェクトに関連した情報、即ちリーダRにより読み出されたオブジェクト・タ
グに対するルックアップ要求を発行する。このルックアップ要求は、アクセス・
サーバAS;AS1〜ASrに送信される。次いで、アクセス・サーバは、ディ
レクトリ・サーバのうちの1つに要求を送信し、これが続いて読み出しオブジェ
クト・タグに関連したオブジェクト・データを蓄積している正しいディレクトリ
・サーバDS;DS1〜DSnを識別する。しかしながら、他の実施例では、更
に、アクセス・サーバにより、正しいディレクトリ・サーバの識別を実行しても
よい。正しいディレクトリ・サーバを識別するステップの複数の例は、図3に関
連して既に詳細に説明した。
【0133】 第2のステップS82において、アクセス・サーバAS;AS1〜ASrは、
オブジェクト・タグに関連した情報について、ディレクトリ・サーバDS;DS
1〜DSnのうちの1つから情報を要求する。ディレクトリ・サーバは、例えば
ハッシュテーブルのコピーを使用して、そのデータ・ベースにルック・アップ・
オペレーションを実行し、オブジェクト・データを蓄積しているディレクトリ・
サーバに要求を転送し、このディレクトリ・サーバは、それらの蓄積位置、即ち
アクセス・サーバのアドレスと共に、オブジェクトに関連付けられたアプリケー
ション・データ・パケットを識別する。このディレクトリ・サーバは、ステップ
S83において、データをアクセス・サーバに送信する。
【0134】 続いて、ステップS84及びS85において、アクセス・サーバAS;AS1
〜ASrは、ディレクトリ・サーバから受信した情報をユーザに送信するか、又
はアクセス・サーバからの特定のアプリケーション・データ・パケットを抽出す
るオペレーションを実行する。最後のステップS86において、アクセス・サー
バは、抽出したデータをデータ処理装置DPU、又は情報の要求を発行したユー
ザの移動電話Mに提供する。
【0135】 図9に関して本発明による方法の第2の例を説明する。図9の例は、特に有用
であり、システムは、インターネットのような既知のデータコム又はテレコム・
ネットワークと組み合わせて使用される。この場合には、HTTP要求を介する
サービスのように、通常のインターネット・アドレスのルックアップを実行する
ために、本発明によるシステムが主体として使用されてもよい。
【0136】 第1のステップS91において、ユーザは、図8に関して説明したように、デ
ータ処理装置DPU又は移動電話Mを介してルックアップ要求を発行し、これが
アクセス・サーバAS;AS1〜ASrにより受信される。図8のステップS8
2及びS83と同様に、アクセス・サーバAS;AS1〜ASrは、ステップS
92及びS93において、ルックアップ要求に基づいて、正しいディレクトリ・
サーバを識別し、かつオブジェクト・タグに関連した情報を抽出するオペレーシ
ョンを開始する。
【0137】 ステップS94において、アクセス・サーバは、ルックアップ結果に基づくア
プリケーション・データ・パケットを抽出して、この結果をデータ処理装置DP
U又は移動電話Mに送信する。代替として、アクセス・サーバは、このルックア
ップ結果をデータ処理装置DPU又は移動電話Mに直接戻し、続いてステップS
95において、これを使用して、アクセス・サーバからアプリケーション・デー
タ・パケットを直接抽出する。ステップS96において、アプリケーション・デ
ータ・パケットを受信する。代替として、通常のHTTP要求のように、通常の
インターネット・ルックアップは、ステップS95’及びS96’において実行
されてもよい。
【0138】 ここで、図10について、正しいディレクトリ・サーバを識別する他の例を説
明する。
【0139】 第1のステップS101において、以上の図と同様に、オブジェクト・タグに
関連した情報に対するルックアップ要求をアクセス・サーバAS;AS1〜AS
rが受信する。
【0140】 ここでは、前の例と異なり、ルック・アップ・オペレーションを実行する際に
、ブローカ・サーバBS;BS1〜BSsを使用して、アクセス・サーバAS;
AS1〜ASrを支援し、正しいディレクトリ・サーバを識別するか、又はシス
テムのリソースをルックアップする。ステップS102において、アクセス・サ
ーバは、ブローカ・サーバBS;BS1〜BSsからのディレクトリ支援を要求
する。ステップS103において、システムの正しいディレクトリ・サーバ又は
リソースのアドレスをブローカ・サーバに送信し、ステップS104及びS10
5において、アクセス・サーバは、前の図と同様に、オブジェクト・タグに関連
したオブジェクト・データを抽出する。
【0141】 代替として、ステップ103において、ブローカ・サーバBS;BS1〜BS
は、他の好ましいどのようなディレクトリ・サーバもアクセス・サーバに戻すこ
とができ、従ってアクセス・サーバは、ルックアップ要求を好ましいディレクト
リ・サーバに転送し、次いで所望のオブジェクト・データを蓄積する正しいディ
レクトリ・サーバを識別する。
【0142】 図11について本発明による方法を実行するステップの他の例を説明する。図
11の実施例は、例えば、抽出したアプリケーション・データ・パケットがユー
ザに送出される前に、更なる処理を必要とするアプリケーションに適している。
以上で述べたように、アクセス・サーバAS;AS1〜ASr又は関係する他の
サーバのロード処理を軽減するために、リソース手段RS;RS1〜RSuによ
り処理を実行することができる。
【0143】 以上の各例のように、ステップS111において、特定のオブジェクト・タグ
に関連した情報についてのルックアップ要求をアクセス・サーバが受信する。正
しいディレクトリ・サーバのルックアップは、以上の各例と同一なので、その説
明は省略する。ステップS112及びS113において、アクセス・サーバAS
;AS1〜ASrは、アクセス・サーバのうちの対応する1つから少なくとも1
つのアプリケーション・データ・パケットを抽出し、ステップS114において
、少なくとも1つのアプリケーション・データ・パケットをリソース手段RS;
RS1〜RSuに送信し、そこで、受信したデータについて変換を実行し、かつ
ステップS115において、データをアクセス・サーバに再送信する。
【0144】 最後のステップS116において、変換したデータをデータ処理装置DPU及
び/又は移動電話Mに転送する。
【0145】 代替として、破線により示すように、ステップS113〜S116の代わりに
、ステップS113’において、アプリケーション・データ・パケットをアプリ
ケーション・サーバからリソース手段RS;RS1〜RSuに直接、送信し、こ
れが受信したデータについてオペレーションを実行してもよい。更に、ステップ
S115及びS116の代わりに、ステップS115’において、データをデー
タ処理装置DPU又は移動電話Mに直接、転送してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例をブロック図を示す。
【図2】 ルックアップ・オペレーションを実行してディレクトリ・サーバのうちの特定
に1つを識別するために使用されるハッシュテーブルの一実施例を表す。
【図2a】 本発明の一実施例により、オブジェクト・タグに関連付けられたオブジェクト
・データを蓄積し、抽出し、かつ再配置する実行されるステップのフロー・チャ
ートを示す。
【図3】 オブジェクトに関連したアプリケーション・データ・パケットを抽出する本発
明の一実施例により実行されるステップのフロー・チャートを示す。
【図4】 新しいオブジェクト・データを蓄積するためにディレクトリ・サーバを識別す
る本発明の一実施例により実行されるステップのフロー・チャートを示す。
【図5】 それぞれタグ・データ・ブロック及びアドレス・データ・ブロックの構成装置
と共に複数のディレクトリ・サーバのうちの1つの構成装置の一実施例のブロッ
ク図を示す。
【図6】 システム・カーネルの一実施例を示す。
【図7】 インターネットを含む本発明によるシステムの一実施例を示す。
【図8】 本発明による方法を実行するステップの一実施例を概要的に説明する。
【図9】 インターネットを含む本発明による方法を実行するステップの一実施例を概要
的に示す。
【図10】 本発明による方法を実行するステップであって、ブローカ・サーバにより実行
されるルックアップ手順を含むステップの他の実施例を示す。
【図11】 リソース手段により実行されるデータ変換を含む本発明による方法を実行する
ステップの他の実施例を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年10月19日(1999.10.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 更に、「切断された」リンク、即ち同期して1点においてユーザにより蓄積さ
れ、かつもはや有効でなリンク及びアドレスは、コンピュータ・ネットワークに
問題を残す。通常、情報又はサービスの位置、即ちファイル名と共に情報又はサ
ービスを蓄積しているネットワークのコンピュータのアドレスは、サーバ、ネッ
トワーク・アドレス等の再編成のために、時がたつに従って変化する。この場合
、ネットワークからのあるサービスを抽出するための被呼アドレス又はリンクが
もはや有効でなくなっている恐れがあり、エラー・メッセージがユーザに返送さ
れる。従って、失敗なしに、オブジェクトについての情報を抽出可能にするため
には、切断されたリンクを回避することが望ましいのは、明らかである。 パタンカール(Patankar A.K)ほか:「CIMデータ・ベースを
移動オブジェクトと連合させるディレクトリ・サービス(A Director
y Service for a Federation of CIM Da
tabases with Migrationg Objects);データ 技術に関する第12回国際会議報告(proceedings of the
twelth International Conference on D
ata Engineering)、ニューオリンズ、1996年2月26日〜
3月1日、no.CONF.12、1996年2月26日、第142頁〜第15
0頁は、製造事象に応答してオブジェクトの移動がある大きな連合のデータ・ベ
ース用ディレクトリ機構を説明している。このディレクトリ機構によれば、オブ
ジェクトは、質問処理中の問題を避けるために、これらオブジェクトの位置を分
散ディレクトリ・サーバに報告する。一対のハッシュ機能に基づいて分散ディレ
クトリ・サーバにおいて1オブジェクトを識別することができ、かつポインタを
使用してオブジェクトIDにはどの対のハッシュ機能を適用すべきかについて判
断する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムにおいて、 オブジェクト・タグ(T)によりそれぞれ識別される複数のオブジェクト(D
    )と、 それぞれアドレス(IS;IS1〜ISp)を有し、かつ複数のアプリケーシ
    ョン・データ・パケットを蓄積するメモリ手段を備えた複数のアプリケーション
    ・サーバであって、それぞれ、前記オブジェクトのうちの1つに関連され、かつ
    アプリケーション識別子(AI1〜AIm)により識別される前記複数のアプリ
    ケーション・サーバと、 前記複数のオブジェクト・タグ(T)のうちの1つを読み出す手段(R)と、 システム・カーネル(K)であって、 それぞれアドレスを有し、かつ前記オブジェクトのそれぞれを前記アプリ
    ケーション・データ・パケットのうちの少なくとも1つと関連付けているオブジ
    ェクト・データを分散データ・ベースに蓄積するためのメモリ手段(TM;AM
    )を備えた複数のディレクトリ・サーバ(DS;DS1〜DSn) 前記読み出し手段(R)から前記読み出しオブジェクト・タグ(T)を受
    け取る手段、及び前記ディレクトリ・サーバを識別して前記読み出しオブジェク
    ト・タグに関連したオブジェクト・データを蓄積すると共に前記オブジェクト・
    データを抽出する手段、及び 前記オブジェクト・データに基づいて前記アプリケーション・データ・パ
    ケットのうちの少なくとも1つを抽出する、又は前記オブジェクト・データのう
    ちの少なくとも一部を受信ユニット(M,DPU)に送信する手段 を備えた前記システム・カーネルと を備えている通信システム。
  2. 【請求項2】 1オブジェクトに対応するオブジェクト・データは、オブジ
    ェクト・タグと、少なくとも1つのアプリケーション識別子と、前記少なくとも
    1つのアプリケーション識別子により識別される前記少なくとも1つのアプリケ
    ーション・データ・パケットを蓄積する前記少なくとも1つのアプリケーション
    ・サーバの前記アドレスとを備えていることを特徴する請求項1記載の通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記各ディレクトリ・サーバ(DS;DS1〜DSn)は、 複数のタグ・データ・ブロック(TB1〜TBi)を蓄積するタグ・メモリ手
    段(TM)であって、複数のオブジェクト・タグ(T)のうちの1つと、前記ア
    プリケーション識別子(AI1〜AIm)のうちの少なくとも1つとをそれぞれ
    備えた前記タグ・メモリ手段TMと、 複数のアドレス・データ・ブロック(AB1〜ABk)を蓄積するアドレス・
    メモリ手段(AM)であって、前記アプリケーション識別子のうちの少なくとも
    1つと、前記アプリケーション識別子のうちの少なくとも1つに対応する前記ア
    プリケーション・データ・パケットのうちの少なくとも1つを蓄積する前記アプ
    リケーション・サーバの前記アドレスとをそれぞれ備えている前記アドレス・メ
    モリ手段と を備えていることを特徴とする前記請求項1又は2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ハッシュテーブル(H)において利用可能な全てのディ
    レクトリ・サーバのリストを蓄積するメモリ手段と、 ハッシュ機能を使用して前記ディレクトリ・サーバ(DS;DS1〜DSn)
    を識別して前記ハッシュテーブルに基づいて前記読み出しオブジェクト・タグに
    関連した前記オブジェクト・データを蓄積する手段(DS;DS1〜DSn;A
    S;AS1〜ASr)と により特徴付けられた請求項1〜3のうちの一つに記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 ハッシュ機能を使用して前記複数のディレクトリ・サーバ上
    に分散されたデータ・ベースからのオブジェクト・データを挿入及び除去し、か
    つ前記利用可能なディレクトリ・サーバの数が変化したときは、前記ハッシュテ
    ーブル(H)を更新する少なくとも1つのスーパーバイザ・サーバ(HS1〜H
    St)により特徴付けられる請求項4記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 複数の前記ディレクトリ・サーバは、前記ハッシュ機能を使
    用して前記ハッシュテーブル(H)のコピーを記憶し、前記読み出し目標タグに
    関連した前記オブジェクト・データを蓄積している前記ディレクトリ・サーバ(
    DS;DS1〜DSn)を識別するステップを実行することを特徴とする請求項
    4又は5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記ディレクトリ・サーバに蓄積された前記ハッシュテーブ
    ルのコピーを周期的に更新する更新手段により特徴付けられた請求項4〜6のう
    ちの1つに記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記複数のディレクトリ・サーバの複数のアドレス、リソー
    ス手段(RS;RS1〜RSu)の複数のアドレス、及び複数のブローカ・サー
    バ(BS;BS1〜BSs)の複数のアドレスを蓄積するメモリ手段を備えた前
    記複数のブローカ・サーバにより特徴付けられた請求項1〜7のうちの1つに記
    載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記複数のアプリケーション・サーバと移動電話M及び/又
    はデータ処理装置(DPU)との間の通信を処理する複数のアクセス・サーバ(
    AS;AS1〜ASr)により特徴付けられた請求項1〜8のうちの1つに記載
    の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記読み出し手段(R)は、無線通信リンク又は固定通信
    リンクを介して前記オブジェクト・タグ(T)を送信するために、前記移動電話
    (M)又は前記システム・カーネル(K)に接続された前記データ処理装置(D
    PU)に接続されていることを特徴とする請求項1〜9のうちの1つに記載の通
    信システム。
  11. 【請求項11】 前記リソース手段(RS;RS1〜RSu)は、前記アプ
    リケーション・サーバから得られた前記アプリケーション・データ・パケットに
    ついてデータ変換を実行することを特徴とする請求項1〜10のうちの1つに記
    載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記システムは、既知のデータコム又はテレコム・ネット
    ワークを含むことを特徴とする請求項1〜11のうちの1つに記載の通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記システム・カーネル(K)の構成装置は、二重化構成
    装置により二重化され、かつ/又は前記各アプリケーション・サーバは、二重化
    アプリケーション・サーバにより二重化されていることを特徴とする請求項1〜
    12のうちの1つに記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 前記オブジェクト・タグ(T;T1〜Tw)は、それぞれ
    少なくとも1つの通常部分及び特殊部分を備えてることを特徴とする請求項1〜
    13のうちの1つに記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 情報を通信する方法において、 オブジェクト・タグにより複数のオブジェクトのそれぞれにマークを付け、 複数のアプリケーション・データ・パケットを蓄積すると共に、アプリケーシ
    ョン・サーバ・アドレスによりそれぞれ識別される、複数のアプリケーション・
    サーバのメモリ手段内で、アプリケーション識別子によりそれぞれ識別され、 アプリケーション・サーバ・アドレスによりそれぞれ識別される複数のアプリ
    ケーション・サーバのメモリ手段内に、アプリケーション識別子によりそれぞれ
    識別される、複数のアプリケーション・データ・パケットを蓄積し、 前記複数のオブジェクトを前記複数のアプリケーション・データ・パケットと
    関連付けたオブジェクト・データの分散したデータ・ベースの一部を前記複数の
    ディレクトリ・サーバ(DS;DS1〜DSn)のそれぞれに蓄積し、 読み出し手段(R)を使用して前記オブジェクト・タグのうちの1つを読み出
    し、かつ前記読み出したオブジェクト・タグをアクセス・サーバ(AS;AS1
    〜ASr)に送信し、 前記ディレクトリ・サーバ(DS;DS1〜DSn)を識別して、前記オブジ
    ェクト・タグに対応するオブジェクト・データを蓄積し、 前記アプリケーション・データ・パケットのうちの少なくとも1つのアドレス
    を得て、前記オブジェクト・データに基づいて前記オブジェクトに関連付けられ
    た前記アプリケーション・データ・パケットのうちの少なくとも1つを蓄積し、 前記アドレスを使用して前記アプリケーション・データ・パケットのうちの少
    なくとも1つを抽出し、又は前記アドレスに対応するデータを移動電話(M)及
    び/又はデータ処理装置(DPU)に送信する こと含む情報通信方法。
  16. 【請求項16】 オブジェクトと関連付けられたオブジェクト・データは、
    少なくとも1つのオブジェクト・タグと、少なくとも1つのアプリケーション識
    別子と、少なくとも1つのアプリケーション識別子により識別された前記少なく
    とも1つのアプリケーション・データ・パケットを蓄積する前記少なくとも1つ
    のアプリケーション・サーバのアドレスとを備えることを特徴とする請求項15
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記オブジェクト・データを蓄積するステップは、 前記オブジェクト・タグのうちの少なくとも1つ、及び前記アプリケーション
    識別子のうちの少なくとも1つをそれぞれ備えた複数のタグ・データ・ブロック
    を蓄積することと、 前記複数のアプリケーション識別子のうちの少なくとも1つ、及び前記複数の
    アプリケーション識別子のうちの少なくとも1つに対応する前記少なくとも1つ
    のアプリケーション・データ・パケットを蓄積している前記アプリケーション・
    サーバの前記アドレスをそれぞれ備えた複数のアドレス・データ・ブロックを蓄
    積することとを備え、 前記アドレスを得るステップは、前記読み出し目標タグ(T)を含む前記タグ
    ・データ・ブロックの前記少なくとも1つのアプリケーション識別子の前記アド
    レス・データ・ブロックのうちの少なくとも1つを得る検索ステップを備えてい
    ることを特徴とする請求項15又は16記載の情報通信方法。
  18. 【請求項18】 前記タグ・データ・ブロックは、前記オブジェクトに関連
    付けられた前記アドレス・データ・ブロックを蓄積している前記複数のアプリケ
    ーション・サーバの複数のアドレスを備えることを特徴とする請求項17記載の
    情報通信方法。
  19. 【請求項19】 全て利用可能なディレクトリ・サーバのリストをハッシュ
    テーブルに蓄積し、 ハッシュ機能及び前記ハッシュテーブルを採用して全てオブジェクト・タグを
    前記ディレクトリ・サーバに前記マッピングする ことを特徴とする請求項15〜18のうちの1つに記載の情報通信方法。
  20. 【請求項20】 前記データ・ベースから前記オブジェクト・タグのうちの
    一つに対応するオブジェクト・データを挿入し、かつ除去する際に、前記ハッシ
    ュ機能を使用し、 前記ディレクトリ・サーバのうちの1つから前記オブジェクト・タグのうちの
    1つに関連したオブジェクト・データを抽出し、 前記オブジェクト・タグのうちの1つに関連したオブジェクト・データを前記
    ディレクトリ・サーバのうちの一方から他方へ再配置する ことにより特徴付けられた請求項19記載の情報通信方法。
  21. 【請求項21】 前記オブジェクト・タグ及び前記ディレクトリ・サーバ・
    アドレスは、昇順により番号付けされ、かつ順番により複数のオブジェクト・タ
    グに対応するオブジェクト・データは、順番によりディレクトリ・サーバ上に蓄
    積され、 割り付けられた番号により分類されたディレクトリ・サーバ・アドレスのリス
    トは、前記ハッシュテーブルとして保持され、かつ 前記ハッシュ機能及び前記ハッシュテーブルは、前記ディレクトリ・サーバの
    うちの1つを識別するために使用される ことにより特徴付けられた請求項19又は20記載の情報通信方法。
  22. 【請求項22】 オブジェクトに関連したオブジェクト・データの再配置は
    、前記ディレクトリ・サーバのうちの1つが除去され、又は付加的なディレクト
    リ・サーバが前記ハッシュテーブルに挿入されたときには、前記ハッシュテーブ
    ルを実行することを含むことを特徴とする請求項21記載の情報通信方法。
  23. 【請求項23】 新しいオブジェクトに関連したオブジェクト・データを挿
    入することは、新しいオブジェクト・タグに番号を割り付け、かつ前記ハッシュ
    機能を実行することを含むことを特徴とする請求項21又は22記載の情報通信
    方法。
  24. 【請求項24】 前記ディレクトリ・サーバを識別する前記ハッシュ機能は
    、識別するハッシュ機能は、ディレクトリの数を法として前記オブジェクト・タ
    グの数値を決定すること、又は2の倍数により割り算したハッシュテーブルのレ
    コード数を法として前記オブジェクト・タグの数値を決定することを含む ことを特徴とする請求項21〜23のうちの1つに記載の情報通信方法。
  25. 【請求項25】 前記ディレクトリ・サーバを識別することは、前記ディレ
    クトリ・サーバのうちの1つ、又はネットワークに配列された複数のブローカ・
    サーバ(BS;BS1〜BSs)のうちの1つにより実行される ことを特徴とする請求項15〜24のうちの1つに記載の情報通信方法。
  26. 【請求項26】 前記複数のディレクトリ・サーバ及び/又は複数のブロー
    カ・サーバ(BS;BS1〜BSs)は、前記ハッシュテーブルのコピーを保持
    し、前記コピーは、周期的に更新される ことを特徴とする請求項15〜25のうちの1つに記載の情報通信方法。
  27. 【請求項27】 前記アプリケーション・データ・パケットは、アプリケー
    ションの実行に関連した前記オブジェクト又はデータについての情報を収容する
    データ及び/又は音声信号を含み、かつ 前記移動電話又は前記データ処理装置は、前記アプリケーション・データ・パ
    ケットにより受信した情報を制御し、かつ表示又は再生するために使用される ことを特徴とする請求項15〜26のうちの1つに記載の情報通信方法。
  28. 【請求項28】 前記アプリケーション・データ・パケットは、リソース手
    段(RS;RS1〜RSu)により処理されることを特徴とする請求項15〜2
    7のうちの1つに記載の情報通信方法。
  29. 【請求項29】 前記アプリケーション・サーバは、既知のデータコム又は
    テレコム・ネットワークの一部を構成することを特徴とする請求項15〜28の
    うちの1つに記載の情報通信方法。
  30. 【請求項30】 前記システムは、既知のデータコム又はテレコム・ネット
    ワーク上の通信、及び/又は前記既知のネットワークにより提供される接続サー
    ビスであることを特徴とする請求項15〜29のうちの1つに記載の情報通信方
    法。
  31. 【請求項31】 前記システム・カーネル(K)の構成装置はバックアップ
    構成装置により二重化されていることを特徴とする請求項15〜30のうちの1
    つに記載の情報通信方法。
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