【発明の詳細な説明】
置換ヘテロ芳香環5−HT1Fアゴニスト
偏頭痛の病態生理学の理論はGraham及びWolff(Arch.Neurol.Psychiatry,39
,737-63(1983))の研究により1938年から顕著になってきた。彼らは、偏頭痛の
原因は頭蓋外の血管の拡張であると提案した。この考え方はバッカクアルカロイ
ド及びスマトリプタン、脳血管関門を通過しない親水性5−HT1アゴニストが
、頭部血管平滑筋を収縮させ偏頭痛の治療に有用であるという知見によって支持
された。(Humphrey et al.,Ann.NY Acad.Sci.,600,587-600(1990))。Mosko
witzによる最近の研究では、しかしながら、偏頭痛の発症は血管の直径と関係が
ないことが示された(Cephalalgia,12,5-7,(1992))。
Moskowitzは、現在のところ未知の疼痛に関する誘因が、頭部組織内の血管系
を神経支配する三叉神経節を刺激し、その血管系に対して軸索からの血管作動性
神経ペプチドの放出を引き起こすことを提唱した。次いで、これらの放出された
神経ペプチドが一連の事象を活性化し、この結果が疼痛である。この神経原性炎
症は、5−HT受容体を含む機構により三叉神経核血管(trigeminovascular)線
維上に位置する5−HT1Dサブタイプと密接に関係があると信じられるスマトリ
プタン及びバッカクアルカロイドでブロックされる(Neurology,43(付録3)
,S16−S20(1993))。
セロトニン(5−HT)は、少なくとも4つの受容体クラスにより媒介される様
々な生理学的活性を示し、このうち最も異質なものは、5−HT1であるらしい
。5−HT1Fと名付けられた、第5番目の5−HT1受容体サブタイプを発現す
るヒト遺伝子が、Kao及び共同研究者らにより単離された(Proc.Natl.Acad.Sc
i.USA,90,408−412(1993))。この5−HT1F受容体は、い
ずれ記載する、いずれのセロトニン作動性受容体とも異なった薬理学的プロフィ
ールを示す。
本発明は三叉神経節の刺激によるペプチド血管外遊出を阻害し、それゆえ偏頭
痛及び関連する異常の治療に有用な、新規5−HT1Fアゴニストを提供するも
のである。
本発明は、式I:
[式中、
A−Bは、−CH−CH2−又は−CH=CH−であり;
nは、1、2又は3であり;
Rは、水素又はC1−C4アルキルであり;
Xは、N−H、O又はSであり;
Yは、水素、ヒドロキシ、アミノ、ハロ、−S−R1、−C(O)R2、−C(
O)NR3R4、−NR5SO2R6、−NHC(Q)NR7R8、−NHC(O)OR9
、又は−NR5C(O)R10であり;
(ここで、Qは、O又はSであり;
R1は、フェニル、置換フェニル、フェニル(C1−C4アルキレン)、フェニル
環が置換されているフェニル(C1−C4アルキレン)、又はピリジニルであり;
R2は、C1−C6アルキル、フェニル(C1−C4アルキレン)、フェニル環が置
換されているフェニル(C1−C4アルキレン)、ナフチル、アミノ、N−メチル−
N−メトキシアミノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリール(
C1−C4アルキル)、又は置換ヘテロアリール(C1−C4アルキル)であり;
R3は、水素、C1−C6アルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘ
テロアリール(C1−C4アルキル)、又は置換ヘテロアリール(C1−C4アルキ
ル)であり;
R4は、水素又はC1−C6アルキルであるか;又は
R3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジン、ピペ
リジン、置換ピペリジン、ピペラジン、4−置換ピペラジン、モルホリン又は
チオモルホリン環を形成し;
R5は、水素又はC1−C4アルキルであり;
R6は、C1−C4アルキル、フェニル、置換フェニル、又はジ(C1−C4)ア
ルキルアミノであり;
R7及びR8は、独立してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C8シ
クロアルキル、フェニル、置換フェニル、フェニル(C1−C4アルキレン)、フェ
ニル環が置換されているフェニル(C1−C4アルキレン)、((C1−C4アルキル
又はC1−C4アルコキシカルボニル置換)C1−C4アルキル)フェニル、C1−C4
アルコキシカルボニルで置換されたC1−C4アルキル;又は
R7及びR8は、窒素原子と一緒になってピロリジン、ピペリジン、ピペラジン
、4−置換ピペラジン、モルホリン又はチオモルホリン環を形成し;
R9は、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、フェニル、置換フェニル、
C3−C8シクロアルキル、C1−C4アルコキシでω置換されているC1−C4アル
キルであり;
R10は、ヒドロキシ、C1−C4アルコキシ、ハロ、アリールオキシ、C1−C4ア
ルコキシカルボニル及びヘテロアリールオキシよりなる群から選択される3つま
での置換基で置換されていてもよいC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、
C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、フェニル、置換フェニル、ナ
フチル、フェニル(C1−C4アルキレン)、フェニル環上に置換基を有するフェ
ニル(C1−C4アルキレン)、2−フェニルエチレン−1−イル、ジフェニルメ
チル、ベンゾ融合C4−C8シクロアルキル、C3−C6シクロアルキルでω置換さ
れているC1−C4アルキレン、又はヘテロ環を表す。);
Eは、−CH−又はNを表す。ただし、XがO又はSのとき、EはNでないこ
とを条件とする。]
で示される新規な置換インドール、ピロロ[3,2−b]ピリジン、ベンゾフラン
、及びベンゾチオフェン、その製薬的に許容され得る酸付加塩及び溶媒和物を提
供する。
本発明はまた、製薬的に許容され得る担体、希釈剤、又は賦形剤と共に、式I
の化合物を含有する医薬製剤をも提供する。
本発明のさらなる態様は、哺乳動物におけるセロトニンの神経伝達の減少に関
連した様々な障害を治療するために、5−HT1F受容体の活性化を増大させる方
法である。これらの障害には、うつ病、偏頭痛、病的飢餓、月経前症候群もしく
は後期黄体期症候群、ディスフォーリア、アルコール中毒症、タバコ乱用、パニ
ック障害、不安、全身疼痛、外傷後症候群、記憶喪失、老人性痴呆、社会的恐怖
症、注意欠陥多動障害、分裂行動障害、欲求制御障害、境界人格障害、強迫障害
、慢性疲労症候群、早漏、勃起困難、神経性食欲不振、睡眠障害、自閉症、無言
症、抜毛癖、三叉神経痛、歯痛、又は側頭下顎骨関節機能不全痛が含まれる。本
発明の化合物はまた、偏頭痛の予防的処置にも有用である。これらの方法はいず
れも、式Iの化合物を使用する。
5−HT1F受容体の活性化のための式Iの化合物の使用、一般的な、又は特に
三叉神経節の刺激によるペプチド血管外遊出の防止のための式Iの化合物の使用
、及び先に記載した、いずれかの障害の治療のための式Iの化合物の使用は全て
、本発明の態様である。
上の式において使用する一般的な化学用語は、それらの通常の意味を有する。
例えば、「アルキル」という用語には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、2−
ペンチル−、3−ペンチル−、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル等
の基が含まれる。「アルコキシ」という用語には、メトキシ、エトキシ、n−プ
ロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、ter t
−ブトキシ、ペントキシ、2−ペントキシ−、3−ペントキシ−、ネオペント
キシ、ヘキソキシ、ヘプトキシ、オクトキシ等の基が含まれる。「アルキルチオ
」という用語には、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピル
チオ、n−ブチルチオ、イソブチルチオ、sec −ブチルチオ、tert−ブチルチオ
、ペンチルチオ、2−ペンチルチオ、3−ペンチルチオ、ネオペンチルチオ、ヘ
キシルチオ、ヘプチルチオ、オクチルチオ等の基が含まれる。「アルケニル」と
いう用語には、ビニル、アリル、1−ブテン−4−イル、2−ブテン−4−イル
、1−ペンテン−5−イル、2−ペンテン−5−イル、3−ペンテン−5−イル
、1−ヘキセン−6−イル、2−ヘキセン−6−イル、3−ヘキセン−6−イ
ル、4−ヘキセン−6−イル等が含まれる。「アルキニル」という用語には、ア
セチレニル、プロピニル、2−ブチン−4−イル、1−ブチン−4−イル、1−
ペンチン−5−イル、2−ペンチン−5−イル等が含まれる。「アシル」という
用語には、例えば、ホルミル、アセチル、プロパノイル、ブタノイル、及び2−
メチルプロパノイル等が含まれる。「シクロアルキル」という用語には、シクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、
及びシクロオクチル等の基が含まれる。「フェニル(C1−C4アルキレン)」とい
う用語には、ベンジル、フェネチル、フェンプロビル、及びフェンブチル等の基
が含まれる。「(C1−C4アルキル)スルホニル」という用語には、メタンスルホ
ニル、エタンスルホニル、プロパンスルホニル、イソプロパンスルホニル、ブタ
ンスルホニル等が含まれる。「ハロ」という用語には、フルオロ、クロロ、ブロ
モ、及びヨードが含まれる。
「置換フェニル」又は「フェニル環が置換されているフェニル(C1−C4アル
キレン)」という用語は、フェニル部分がハロ、C1−C4アルキル、C1−C8ア
ルコキシ、C1−C4アルキルチオ、ニトロ、シアノ、ジ(C1−C4アルキル)アミ
ノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、フェニル、C1−C4アシル、
ベンゾイル、もしくは(C1−C4アルキル)スルホニルよりなる群から選択される
1つの置換基、又はハロ、ニトロ、C1−C4アルキルもしくはC1−C4アルコキ
シよりなる群から独立して選択される2つ〜3つの置換基で置換されていてもよ
いことを意味すると解される。
「ヘテロ環」という用語は、窒素、酸素、及び硫黄よりなる群から選択される
1個〜3個のヘテロ原子を含む、安定な芳香族及び非芳香族の5員環及び6員環
を意味すると解され、該環は、所望によりモノベンゾ縮合されていてもよい。こ
れらの環は全て、ハロ、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキル、シアノ、ニト
ロ、ヒドロキシ、−S(O)m−(C1−C4アルキル)、及びS(O)m−フェニル(こ
こで、mは、0、1、又は2である)よりなる群から独立して選択される3つま
での置換基で置換されていてもよい。非芳香族環には、例えば、ピロリジニル、
ピペリジニル、ピペラジニル、テトラヒドロフリル、オキサゾリジニル、ジオキ
サニル、ピラニル等が含まれる。ベンゾ縮合されている非芳香族環には、イ
ンドリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリニル等が含まれる。芳香族環には、フリル、チエニル、ピリジニル
、ピロリル、N−メチルピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリ
ル、イミダゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、チアゾ
リル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル等が含まれる。ベンゾ縮合され
ている芳香族環には、イソキノリニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル
、キノリニル、ベンゾフラニル、チオナフチル、インドリル等が含まれる。
「ヘテロアリール」という用語は、先の段落で定義したような芳香族ヘテロ環
又はベンゾ縮合されている芳香族ヘテロ環を意味すると解される。「置換されて
いるヘテロアリール」という用語は、ハロ、C1−C4アルコキシ、C1−C4アル
キル、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、−S(O)m−(C1−C4アルキル)、及びS(
O)m−フェニル(ここで、mは、0、1、又は2である)よりなる群から独立し
て選択される3つまでの置換基で置換されている、先の段落で定義したような芳
香族ヘテロ環又はベンゾ縮合されている芳香族ヘテロ環を意味すると解される。
「ヘテロアリール(C1−C4アルキル)」という用語は、ある部分が、芳香族ヘテ
ロ環部分又はベンゾ縮合されている芳香族ヘテロ環部分で置換されている、1個
〜4個の炭素原子からなる分岐鎖状又は直鎖状のアルキル鎖を意味すると解され
る。「置換されているヘテロアリール(C1−C4アルキル)」という用語は、ある
部分が、ハロ、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキル、シアノ、ニトロ、ヒド
ロキシ、−S(O)m−(C1−C4アルキル)、及びS(O)m−フェニル(ここで、m
は、0、1、又は2である。)よりなる群から独立して選択される3つまでの置
換基で置換されている芳香族ヘテロ環部分又はベンゾ縮合されている芳香族ヘテ
ロ環部分で置換されている、1個〜4個の炭素原子からなる分岐鎖状又は直鎖状
のアルキル鎖を意味すると解される。
「ヘテロアリールオキシ」という用語は、酸素原子に結合している、先の段落
で定義したようなヘテロアリール基又は置換されているヘテロアリール基を意味
すると解される。
「アリールオキシ」という用語は、酸素原子に結合しているフェニル基又は置
換されているフェニル基を意味すると解される。
「4−置換ピペラジン」という用語は、その4位が、C1−C6アルキル、C1
−C4アルコキシで置換されているC1−C6アルキル、フェニル、置換フェニル
、フェニル(C1−C4アルキレン)、フェニル環が置換されているフェニル(C1−
C4アルキレン)、ヘテロアリール、及びヘテロアリール(C1−C4アルキレン)よ
りなる群から選択される置換基で置換されているピペラジン環を意味すると解さ
れる。
「4−置換ピペリジン」という用語は、随意、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル
、及びN,N’−ジ(C1−C4アルキル)カルボキシアミドよりなる群から選択
される置換基で置換されているピペリジン環を意味すると解される。
「ベンゾ縮合されているC4−C8シクロアルキル」という用語は、フェニル環
に縮合されているC4−C8シクロアルキル基を意味すると解される。これらの基
の例には、ベンゾシクロブチル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロナフ
チル等が含まれる。
本発明化合物はすべて本発明化合物の3位に結合した部分に位置するキラル中
心を有する。このキラル中心はインドリジニル、キノリジニル、又は1−アザビ
シクロ[5.4.0]ウンデカニル環系中の架橋末端(ブリッジヘッド)炭素に位置し
ている。そのような中心は容認された命名法に従い、”R”又は”S”として示
される。本発明の目的から、本発明のインドール環、ピロロ[3,2-b]ピリジン環
、ベンゾフラン環、及びベンゾチオフェン環の周囲の置換基の呼称のための番号
付けシステム、並びにR及びSエナンチオマーを以下に例示する。ここで、A、
B、n、R、X、Y及びZは上記の定義に従う。
これら両エナンチオマーのいずれも、及びその混合物は本発明の範囲に包含さ
れる。いずれか単一のエナンチオマー及びそのあらゆる混合物は有用な5−HT1F
アゴニストであるが、単一のエナンチオマーが好ましい。
当業者ならば本発明のこれらの化合物において、インドール核、ピロロ[3,2-b
]ピリジン核、ベンゾフラン核、又はベンゾチオフェン核がインドリジニル環系
、キノリジニル環系、又は1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカニル環系に結合し
ている、A−Bが−CH2−CH2−である化合物は第2の不斉炭素を有すること
を理解するであろう。第2の不斉中心は以下のジアステレオマー対をもたらす。
ここで、n、R、X、Y及びZは上記定義に従う。
あらゆるジアステレオマー、及びその混合物は本発明の範囲に包含される。任
意の単一のジアステレオマー及びそのあらゆる混合物が有用な5−HT1Fアゴニ
ストであるが、単一のジアステレオマーが好ましい。
あらゆる本発明の化合物が5−HT1Fアゴニストとして有用であるが、あるク
ラスのものが好ましい。次の段落は、そのような好ましいクラスを記載する。
aa)A−Bが−C=CH−である;
ab)A−Bが−CH−CH2−である;
ac)Rがメチルである;
ad)Rが水素である;
ae)nが1である;
af)nが2である;
ag)XがN−Hである;
ah)XがOである;
ai)XがSである;
aj)Yが水素である;
ak)Yがハロである;
al)Yがアミノである;
am)Yがヒドロキシルである;
an)Yが−S−R1である;
ao)Yが−C(O)R2である;
ap)Yが−C(O)NR3R4である;
aq)Yが−NR5SO2R5である;
ar)Yが−NHC(Q)NR7R8である;
as)Yが−NHC(O)OR9である;
at)Yが−NR5C(O)R10である;
au)QがOである;
av)R1がハロによるモノ置換フェニルである;
aw)R1が4−クロロフェニルである;
ax)R1がフェニル(C1−C4アルキレン)である;
ay)R1がベンジルである;
az)R1がピリジニルである;
ba)R1が2−ピリジニルである;
bb)R2がC1−C4アルキルである;
bc)R2がメチルである;
bd)R2がブチルである;
be)R2がフェニル(C1−C4アルキレン)である;
bf)R1がベンジルである;
bg)R2がフェニルである;
bh)R2がヘテロアリールである;
bi)R3がヘテロアリール又は置換ヘテロアリールである;
bj)R3がヘテロアリール(C1−C4アルキル)又は置換ヘテロアリール(C1−C4
アルキル)である;
bk)R4が水素である;
bl)R4がC1−C4アルキルである;
bm)R4がC1−C6アルキルである;
bn)R4がメチルである;
bo)R4がブチルである;
bp)R4がイソプロピルである;
bq)R3及びR4が窒素原子と一緒になってピロリジン環を形成している;
br)R3及びR4が窒素原子と一緒になってピペリジン環を形成している;
bs)R3及びR4が窒素原子と一緒になって置換ピペリジン環を形成している;
bt)R3及びR4が窒素原子と一緒になってピペラジン環を形成している;
bu)R3及びR4が窒素原子と一緒になって4−置換ピペラジン環を形成している
;
bv)R3及びR4が窒素原子と一緒になってモルホリン環を形成している;
bw)R3及びR4が窒素原子と一緒になってチオモルホリン環を形成している;
bx)R5がC1−C4アルキルである;
by)R5がメチルである;
bz)R5が水素である;
ca)R6がC1−C4アルキルである;
cb)R6がメチルである;
cc)R6がエチルである;
cd)R6がフェニルである;
ce)R6がジ(C1−C4アルキル)アミノである;
cf)R6がジメチルアミノである;
cg)R7が水素である;
ch)R8がC1−C4アルキルである;
ci)R8がメチルである;
cj)R8がエチルである;
ck)R8がプロピルである;
cl)R8がイソプロピルである;
cm)R8がフェニルである;
cn)R8がC3−C8アルケニルである;
co)R8がアリルである;
cp)R8がハロによるモノ置換フェニルである;
cq)R8が4−フルオロフェニルである;
cr)R8が4−クロロフェニルである;
cs)R8がフェニル(C1−C4)アルキレンである;
ct)R8がベンジルである;
cu)R8がフェネチルである;
cv)R7及びR8が窒素原子と一緒になってモルホリン環を形成している;
cw)R7及びR8が窒素原子と一緒になってチオモルホリン環を形成している;
cx)R7及びR8が窒素原子と一緒になってピロリジン環を形成している;
cy)R7及びR8が窒素原子と一緒になってピペリジン環を形成している;
cz)R7及びR8が窒素原子と一緒になってピロリジン環を形成している;
da)R7及びR8が窒素原子と一緒になってピペラジン環を形成している;
db)R7及びR8が窒素原子と一緒になって4-置換ピペラジン環を形成している;
dc)R9がC1−C4アルキルである;
dd)R9がメチルである;
de)R9がエチルである;
df)R9がプロピルである;
dg)R9がC3−C6アルケニルである;
dh)R9がアリルである;
di)R9が(C3−C8)シクロアルキルである;
dj)R9がシクロペンチルである;
dk)R9(C1−C4)アルコキシによるモノ置換フェニルである;
dl)R9が4−メトキシフェニルである;
dm)R10がC3−C6アルケニルである;
dn)R10がアリルである;
do)R10が(C3−C8)シクロアルキルである;
dp)R10がシクロプロピルである;
dq)R10がシクロブチルである;
dr)R10がフェニル(C1−C4アルキレン)である;
ds)R10がフェノキシでω−置換されたC1−C4アルキルである;
dt)R10がC1−C4アルコキシでω−置換されたC1−C4アルキルである;
du)R10がメトキシメチルである;
dv)R10がエトキシメチルである;
dw)R10がフェニルである;
dx)R10が2−フェニルエチレン−1−イルである;
dy)R10がハロでモノ置換されたフェニルである;
dz)R10がクロロでモノ置換されたフェニルである;
ea)R10がフルオロでモノ置換されたフェニルである;
eb)R10が4−フルオロフェニルである;
ec)R10が2−クロロフェニルである;
ed)R10がC1−C4アルコキシでモノ置換されたフェニルである;
ee)R10がメトキシでモノ置換されたフェニルである;
ef)R10が4−メトキシフェニルである;
eg)R10がC1−C4アルキルでモノ置換されたフェニルである;
eh)R10がメチルでモノ置換されたフェニルである;
ei)R10がトリフルオロメチル、C1−C4アルキルチオ、シアノ、ニトロ、フェ
ニル、C1−C4アシル又はベンゾイルでモノ置換されたフェニルである;
ej)R10が4−シアノフェニルである;
ek)R10が4−ニトロフェニルである;
el)R10が4−フェニルフェニルである;
em)R10がハロ、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及びニトロから選択さ
れる置換基でジ置換されているフェニルである;
en)R10がハロでジ置換されているフェニルである;
eo)R10が2,4−ジクロロフェニルである;
ep)R10がヘテロ環基である;
eq)R10がC1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ又はハロで置換されていて
もよいフリルである;
er)R10が2−フリルである;
es)R10が3−フリルである;
et)R10がハロ、C1−C4アルキル又はC1−C4アルコキシで置換されていても
よいチエニルである;
eu)R10が2−チエニルである;
ev)R10が3−チエニルである;
ew)R10が3−メチル−2−チエニルである;
ex)R10が5−メチル−2−チエニルである;
ey)R10がハロ、C1−C4アルキル又はC1−C4アルコキシで置換されていても
よいピリジニルである;
ez)R10が3−ピリジニルである;
fa)R10が4−ピリジニルである;
fb)R10が6−ハロ−3−ピリジニルある;
fc)R10がピラジニルである;
fd)R10がイソオキサゾリルである;
fe)R10が2−ベンゾフラニルである;
ff)その化合物が遊離塩基である;
fg)その化合物が塩である;
fh)その化合物が塩酸塩である;
fi)その化合物がフマル酸塩である;
fj)その化合物が蓚酸塩である;
fk)その化合物がラセミ化合物である;
fl)その化合物がR−エナンチオマーである;
fm)その化合物がS−エナンチオマーである;
fn)XがN−Hであり、Eが−CH−である;
fo)XがN−Hであり、EがNある。
上のクラスを組み合わせて、さらなる好ましいクラスを形成し得ることが理解
されるであろう。
本発明の化合物は、哺乳動物におけるセロトニンの神経伝達の減少に関連した
様々な障害を処置するために、5−HT1F受容体の活性化を増大させる方法にお
いて有用である。本発明の化合物の投与により処置すべき哺乳動物は、ヒトであ
るのが好ましい。
本発明の化合物はアミン類であることから、それらは、本質的には塩基性であ
り、従って、多くの無機酸及び有機酸のいずれとも反応して、製薬的に許容され
得る酸付加塩を形成する。本発明化合物のある種の遊離アミンは、室温で通常油
状物質であるため、取り扱い及び投与を容易にするために、遊離アミンを慣例的
に室温で固形の製薬的に許容される酸付加塩に変換することが好ましい。そのよ
うな塩を形成するために一般的に使用される酸は、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水
素酸、硫酸、リン酸等といったような無機酸、及びp−トルエンスルホン酸、メ
タンスルホン酸、シュウ酸、p−ブロモフェニルスルホン酸、炭酸、コハク酸、
クエン酸、安息香酸、酢酸等といったような有機酸である。従って、そのような
医薬的に許容され得る塩の例は、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重
亜硫酸塩、リン酸塩、一水素リン酸塩、二水素リン酸塩、メタリン酸塩、ピロリ
ン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カ
プリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、カプロン酸塩、ヘプタン酸塩
、プロピオル酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバ
シン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン−1,4−二酸塩、ヘキシン−1,
6−二酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息
香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、フタル酸塩、スルホン酸
塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニ
ル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、酒石
酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン
酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、マンデル酸塩等である。好ましい医薬的
に許容され得る塩は、塩酸、シュウ酸又はフマル酸と形成される塩である。
次の群は、本発明の範囲内で意図する化合物を説明するものである;
5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−
イル)−1H−インドール
5−アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾチオフェン
5−アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロフェニル)チオ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−クロロフェニル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)−2−メチル−ベンゾフラン
5−(2−ブロモフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ヨードフェニル)チオ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロ
インドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−メトキシフェニル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタ
ヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−ヨードフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−エトキシフェニル)チオ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−エトキシフェニル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタ
ヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−プロポキシフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン塩酸塩
5−(2−イソプロポキシフェニル)チオ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキ
サヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−イソプロボキシフェニル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,9−
ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン臭化水素酸
5−(3−ブトキシフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデ
カ3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェンヨウ化水素酸
5−(2−イソブトキシフェニル)チオ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−イソブトキシフェニル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフランアセテート
5−(3−sec−ブトキシフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカ3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−tert−ブトキシフェニル)チオ−3−(1,2,3,4,5,8−
ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドールプロピオネート
5−(4−tert−ブトキシフェニル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,
9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−ピリジニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ3−
エン−4−イル)−ベンゾチオフェンデカノエート
5−(4−ピリジニル)チオ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−フェネチル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−ベンゾフランカプリレート
5−(4−フェンブチル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ3
−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロフェニル)チオ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−
1H−インドールアクリレート
5−(4−ブロモフェニル)チオ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−
イル)−ベンゾフラン
5−(2−ブロモフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェンホルメート
5−(3−ヨードフェニル)チオ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−
1H−インドール
5−(2−メトキシフェニル)チオ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2
−イル)ベンゾフランイソブチレート
5−(4−メトキシフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−エトキシフェニル)チオ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)
−2−メチル−1H−インドールカプロエート
5−(2−プロポキシフェニル)チオ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−プロポキシフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェンヘプタノエート
5−(3−イソプロポキシフェニル)チオ−3−(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−1H−インドール
5−(2−ブトキシフェニル)チオ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2
−イル)−ベンゾフランプロピオレート
5−(4−ブトキシフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデ
カン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−sec−ブトキシフェニル)チオ−3−(オクタヒドロインドリジン−
7−イル)−1H−インドールオキサレート
5−(4−sec−ブトキシフェニル)チオ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリ
ジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−tert−ブトキシフェニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェンマロネート
5−(3−ピリジニル)チオ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H
−インドール
5−ベンジルチオ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)−ベンゾ
フランスクシネート
5−(3−フェンプロピル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−プロパノイル−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン
−7−イル)−1H−インドールスベレート
5−(2−メチルプロパノイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−ブタノイル−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エン−4
−イル)−ベンゾチオフェンセバケート
5−(sec−ブタノイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−メチルブタノイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−2−メチル−ベンゾフランフマレート
5−(3,3−ジメチルブタノイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−ヘプタノイル−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン
−7−イル)−1H−インドール ブチン−1,4−ジオエート
5−(3−クロロベンゾイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−フルオロベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−ブロモベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−1H−インドール臭化水素酸
5−(2−ブロモベンゾイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−ヨードベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−メトキシベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロ
インドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−エトキシベンゾイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−エトキシベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−プロポキシベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−1H−インドール塩酸塩
5−(3−プロポキシベンゾイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタ
ヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−ブトキシベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−メチルベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−エチルベンゾイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−プロピルベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−プロピルベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロ
インドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−ブチルベンゾイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−トリフルオロメチルベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−トリフルオロメトキシベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−
ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−ジメチルアミノベンゾイル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−フェニルプロパノイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデ
カ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(5−フェニルペンタノイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−ピリジンカルボニル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−フェニルプロパノイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデ
カエン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−ブタノイル−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドー
ル
5−(3−メチル)ブタノイル−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−2−メチル−ベンゾフラン
5−(2,2−ジメチル)プロパノイル−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェンフマレート
5−ヘキサノイル−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インド
ール
5−(2−エチル)ブタノイル−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フルオロベンゾイル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−
1H−インドール
5−(2−ブロモベンゾイル)−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(2−ヨードベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−ヨードベンゾイル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1
H−インドール
5−(2−メトキシベンゾイル)−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−
イル)−ベンゾフラン
5−(3−エトキシベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−プロポキシベンゾイル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)
−1H−インドール
5−(2−ブトキシベンゾイル−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−ベンゾフラン ヘキシン−1,6−ジオエート
5−(4−ブトキシベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−メチルベンゾイル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1
H−インドール
5−(4−エチルベンゾイル)−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(2−エチルベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェンベンゾエート
5−(3−プロピルベンゾイル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−
1H−インドール
5−(2−ブチルベンゾイル)−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(4−ブチルベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−トリフルオロメチルベンゾイル)−3−(オクタヒドロインドリジン−
7−イル)−1H−インドールクロロベンゾエート
5−(3−トリフルオロメトキシベンゾイル)−3−(オクタヒドロ−2H−キノ
リジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−ジメチルアミノベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フェニルブタノイル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−
1H−インドール 4−メチルベンゾエート
5−(1−ナプトイル)−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(4−ピリジンカルボニル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(N−フェニル)カルボキサミド−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−2−メチル−1H−インドール 2,4−ジニ
トロベンゾエート
5−(N−ベンジル)カルボキサミド−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N−(2−(4−クロロフェニル)エチル))カルボキサミド−3−(1−アザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン 4
−ヒドロキシベンゾエート
5−(N−(2−(3−メチルフェニル)エチル))カルボキサミド−3−(1,2,
3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N−(3−(2−メトキシフェニル)プロピル))カルボキサミド−3−(1,
4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N−(4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ブチル))カルボキサミド−3
−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオ
フェン 3−メトキシベンゾエート
5−(N−(4−クロロフェニル))カルボキサミド−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N−ベンジル)カルボキサミド−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−ベンゾフラン
5−(N−(2−フェネチル))カルボキサミド−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカン−4−イル)−2−メチル−ベンゾチオフェン
5−(N−(3−フェンプロピル))カルボキサミド−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N−(3−フェンプロピル))カルボキサミド−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−ベンゾフランフタレート
5−(N−(4−フェンブチル))カルボキサミド−3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(N−メチル−N−エタンスルホニル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,
8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N−エチル−N−プロパンスルホニル)アミノ−3−(1,4,5,6,7
,8,9)−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N−イソプロパンスルホニル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(N−プロピル−N−ブタンスルホニル)アミノ−3−(1,2,3,4,5
,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N−イソブタンスルホニル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−
ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフランメタンスルホネート
5−(N−sec−ブタンスルホニル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(N−tert−ブタンスルホニル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N−ブチル−N−ベンゼンスルホニル)アミノ−3−(1,4,5,6,7
,8,9)−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N,N−ジエチルアミノスルホニル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−2−メチル−ベンゾチオフェン
5−(N,N−ジプロピルアミノスルホニル)アミノ−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N,N−ジイソプロピルアミノスルホニル)アミノ−3−(1,4,5,6
,7,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N,N−ジブチルアミノスルホニル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(N−エタンスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−1H−インドールフェニルスルホネート
5−(N−プロパンスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N−イソプロパンスルホニル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(N−ブタンスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−1H−インドール
5−(N−イソブタンスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジ
ン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N−イソプロピル−N−sec−ブタンスルホニル)アミノ−3−(1−ア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(N−(tert−ブチル)スルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N,N−ジエチルアミノスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(N,N−ジプロピルアミノスルホニル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカン−4−イル)−2−メチル−ベンゾチオフェン
5−(N,N−ジイソプロピルアミノスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(N,N−ジブチルアミノスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
N−エチル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン
−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−イソプロピル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキ
ノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−メトキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−エトキシ)フェニル−N’−(2−メチル−3−(1,2,3,4,5,
8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオ
ウレア
N−(2−エトキシ)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−エトキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−プロポキシ)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−イソプロポキシ)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9
−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレ
ア
N−(4−イソプロポキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
フェニルアセテート
N−(3−ブトキシ)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア塩酸塩
N−(2,3−ジブロモ)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−
ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−ブロモ−3−ヨード)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウ
レア
N−(3,4−ジフルオロ)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘ
キサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−クロロ−4−ブロモ)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオ
ウレア
N−(2−ブロモ−4−フルオロ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオ
ウレア
N−(2,4−ジヨード)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキ
サヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−クロロ−5−ヨード)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウ
レア
N−(2−フルオロ−6−ヨード)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,
8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チ
オウレア
N−(3−フルオロ−5−クロロ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5
.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウ
レア
N−フェネチル−N’−(3−[1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリ
ジン−7−イル]−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(4−フェンブチル)−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−トリフルオロメチル)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウ
レア
N−(3−フェニル)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−プロピル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−イ
ル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−ブチル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H−イン
ドール−5−イル)チオウレア
N−(2−メトキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(4−エトキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(4−プロポキシ)フェニル−N’−(2−メチル−3−(オクタヒドロインド
リジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−プロポキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−イソプロポキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(4−ブトキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−ブトキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレアフマレート
N−(2−メトキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2,3−ジブロモ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−ブロモ−3−ヨード)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キ
ノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3,4−ジフルオロ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−クロロ−4−ブロモ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジ
ン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−ブロモ−4−フルオロ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2,4−ジヨード)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−クロロ−5−ヨード)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジ
ン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−フルオロ−6−ヨード)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−フルオロ−5−クロロ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(3−フェンプロピル)−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル
)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(4−トリフルオロメチル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キ
ノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(4−フェニル)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)チオウレア
N−(2−ブロモ−3−ヨード)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3,4−ジフルオロ)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘ
キサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−クロロ−4−ブロモ)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレ
ア
N−(2−ブロモ−4−フルオロ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレ
ア
N−(2,4−ジヨード)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキ
サヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−クロロ−5−ヨード)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレ
ア
N−(2−フルオロ−6−ヨード)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレ
ア
N−(3−フルオロ−5−クロロ)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,
8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレ
ア
N−(4−フェンブチル)−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−フェニル−N−プロピル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−フェニル−N−ブチル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−メチル−N−プロピル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタ
ヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−エチル−N−イソプロピル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N,N−ジプロピル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−ブチル−N−プロピル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘブタ
ヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−ブチル−N−イソプロピル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−ヘキシル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H−イ
ンドール−5−イル)ウレア
N−(2−ブテン−4−イル)−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−ペンテン−5−イル)−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(1−ヘキセン−6−イル)−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−ヘキセン−6−イル)−N’−(3−(1−(オクタヒドロ−2H−キノ
リジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−シクロプロピル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−シクロペンチル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1
H−インドール−5−イル)ウレア
N−シクロオクチル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル
)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−クロロ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデ
カン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−ブロモ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル
)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−フルオロ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−ヨード)フェニル−N’−(2−メチル−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−フェニル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(4−エトキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−エトキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−プロポキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−イソプロポキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリ
ジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(4−イソプロポキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−ブトキシ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(4−ホルミル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−ホルミル)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−アセチル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−1H−インドール−5−イル)ウレアフェニルプロピオネート
N−(3−プロパノイル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジ
ン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−エチルチオ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−エチルチオ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−プロピルチオ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジ
ン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−イソプロピルチオ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−メチル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル
)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−エチル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2
−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−プロピル)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−イソプロピル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(4−ブチル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2
−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−ブチル)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデ
カン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−メトキシカルボニル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジ
ン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−エトキシカルボニル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キ
ノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(4−エトキシカルボニル)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−プロポキシカルボニル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−ブトキシカルボニル)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キ
ノリジン−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2,3−ジブロモ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−ブロモ−3−ヨード)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジ
ン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3,4−ジフルオロ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリ
ジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−クロロ−4−ブロモ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−ブロモ−4−フルオロ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2,4−ジヨード)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジ
ン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−クロロ−5−ヨード)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(2−フルオロ−6−ヨード)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−フルオロ−5−クロロ)フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−(3−フェンプロピル)−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデ
カン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−エチル−N−フェニル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル
)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−イソプロピル−N−フェニル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジ
ン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−エチル−N−メチル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−メチル−N−イソプロピル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−エチル−N−プロピル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2
−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−エチル−N−ブチル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
ン−4−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N−プロピル−N−イソプロピル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N,N−ジイソプロピル−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−
イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
N,N−ジブチル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4
−イル)−1H−インドール−5−イル)ウレア
5−イソプロポキシカルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−2−エチル−ベンゾチオフェン
5−(1−ブテン−4−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(1,4,5,6,
7,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール塩酸塩
5−(1−ペンテン−5−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシク
ロ[5.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(1−ブテン−4−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,
5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−ペンテン−5−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(1,4,5,6
,7,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−ヘキセン−6−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシク
ロ[5.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(4−ヘキセン−6−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(1,2,3,4
,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−フルオロフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(3−ブロモフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブロモフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−ヨードフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカ−エン−4−イル)ベンゾフラン
5−(3−メトキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5,
8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)ベンゾチオフェン
5−(4−エトキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,4,5,6,7,
8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−エトキシ)フェノキシカルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(3−プロポキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5
,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブトキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,4,5,6,7,
8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(4−ブトキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−シクロブトキシカルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
5−シクロオクチルオキシカルボニルアミノ−3−(1,4,5,6,7,8,
9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(ブトキシメトキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(エトキシプロポキシ)カルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−
ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
5−ブトキシカルボニルアミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−
2−プロピル−1H−インドール
5−(2−ブテン−4−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロ−2
H−キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−ペンテン−5−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシク
ロ[5.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(1−ヘキセン−6−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−ヘキセン−6−イルオキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロ−
2H−キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−クロロフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フルオロフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−ブロモフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ヨードフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロインドリジ
ン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−ヨードフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キ
ノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−クロロフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−メトキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−2−エチル−1H−インドールシトレート
5−(3−エトキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−プロポキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−プロポキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロインド
リジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−ブトキシフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−シクロプロポキシカルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−シクロヘキシルオキシカルボニルアミノ−3−(オクタヒドロインドリジン
−7−イル)−1H−インドール
5−シクロオクチルオキシカルボニルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノ
リジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(プロポキシエトキシ)カルボニルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−メトキシブトキシ)カルボニルアミノ(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−1H−インドール
5−(アセチル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノ
リジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(ブチロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−
エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(ペンタノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドールグリコレート
5−(2−メチルブタノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2,2−ジメチルプロパノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(ヘプタノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(シクロオクチルカルボニル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−
ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−フェニルブタノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(フェノキシアセチル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−フェノキシブタノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−
ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(ブトキシアセチル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−エトキシブタノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドールタートレート
5−(ブトキシカルボニルアセチル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9
−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−ブトキシカルボニルブタノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール塩酸塩
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノ
リジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノ
リジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノ
リジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリ
ジン−7−イル)−1H−インドール
5−ベンゾイルアミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノ
リジン−2−イル)−ベンゾフランプロパンスルホネート
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エ
ン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドールフマレート
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロベンゾイル)−N−メチルアミノ−3−(1,4,5,6,7
,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン ナフタレン−
1−スルホネート
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)−N−エチルアミノ−3−(1,4,5,6,7,
8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−ブロモベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−ヨードベンゾイル)−N−プロピルアミノ−3−(1,4,5,6,7
,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−エチルベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−プロピルベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−プロピルベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−ブチルベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−エトキシベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−エトキシベンゾイル)−N−イソプロピルアミノ−3−(1,4,5,
6,7,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
5−(3−プロポキシベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブトキシベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(4−ブトキシベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−ペントキシベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−ヘキシルオキシベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−
ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−ヘプチルオキシベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,
9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−
ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,
9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−メチルチオベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−プロピルチオベンゾイル)−N−ブチルアミノ−3−(1,2,3,4
,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−プロピルチオベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9
−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−ブチルチオベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ニトロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−シアノベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−(ジメチルアミノ)ベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−(ジエチルアミノ)ベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(4−(ジプロピルアミノ)ベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,
8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−トリフルオロメトキシベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−トリフルオロメトキシベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5
,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−ホルミルベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−アセチルベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−(プロパノイル)ベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−
ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(4−(プロパノイル)ベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,
9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−(ブタノイル)ベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−(ベンゾイル)ベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘ
キサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−メタンスルホニルベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−エタンスルホニルベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4
.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブタンスルホニルベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−ブタンスルホニルベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−フェニルベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2,3−ジブロモ)ベンゾイルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘ
キサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−ブロモ−3−ヨード)ベンゾイルアミノ−3−(1,4,5,6,7,
8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3,4−ジフルオロ)ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−クロロ−4−ブロモ)ベンゾイルアミノ−3−(1,2,3,4,5,
8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−ブロモ−4−フルオロ)ベンゾイルアミノ−3−(1,4,5,6,7
,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2,4−ジヨード)ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロ−5−ヨード)ベンゾイルアミノ−3−(1,2,3,4,5,
8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−フルオロ−6−ヨード)ベンゾイルアミノ−3−(1,4,5,6,7
,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−フルオロ−5−クロロ)ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒド
ロキノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
3−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−ベンゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)ベンゾフラン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)ベンゾフラン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−ベンゾチオフェン ナフタレン−2−スルホネート
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)−ベンゾフラン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロ
キノリジン−2−イル)−ベンゾチオフェン
5−(プロパノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン マンダレート
5−(2−メチルプロパノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(2−メチル−4−ブチン−1−オイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−メチルブタノイル)−N−メチルアミノ−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(へキス−3−エノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール
5−(シクロヘキサンアセチル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(シクロヘプチルカルボニル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−ベンゾフラン
5−(4−フェニルブタノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(5−フェニルペンタノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フェノキシプロパノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−
7−イル)−ベンゾフラン
5−(5−フェノキシペンタノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジ
ン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−プロポキシプロパノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(5−メトキシペンタノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−((3−プロポキシカルボニル)プロパノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−
2H−キノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−((5−メトキシカルボニル)ペンタノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[
5.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(ベンゾイル−N−エチル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)−1
H−インドール
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−
イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフ
ラン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)−1
H−インドール
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−
イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフ
ラン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)−1
H−インドール塩酸塩
5−ベンゾイル−N−プロピルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフ
ラン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)−1
H−インドール
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−
イル)−ベンゾチオフェン
5−ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベンゾフ
ラン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェンフマレート
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−クロロベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(2−ブロモベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)−1H−インドール
5−(4−エチルベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−エチルベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(3−プロピルベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(4−ブチルベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブチルベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(3−エトキシベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(2−プロポキシベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−ブトキシベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−
イル)−ベンゾフラン
5−(4−ペンチルオキシベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノ
リジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−ペンチルオキシベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.
0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ヘキシルオキシベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン
−7−イル)−ベンゾフラン
5−(4−ヘキシルオキシベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノ
リジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−メチルチオベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−エチルチオベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−ベンゾフラン
5−(3−プロピルチオベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリ
ジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−ニトロベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−シアノベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−ベンゾフラン
5−(4−(ジメチルアミノ)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キ
ノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−(ジエチルアミノ)ベンゾイル)−N−プロピルアミノ−3−(1−アザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−(ジエチルアミノ)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジ
ン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−(ジブチルアミノ)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キ
ノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(4−トリフルオロメトキシベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(4−(ホルミル)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7
−イル)−ベンゾフラン
5−(2−(ホルミル)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジ
ン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−(アセチル)ベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]
ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−(プロパノイル)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン
−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−(ブタノイル)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリ
ジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−(ブタノイル)ベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−(ベンゾイル)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−
7−イル)−ベンゾフラン
5−(2−(メタンスルホニル)ベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−(プロパンスルホニル)ベンゾイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブタンスルホニルベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジ
ン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−フェニルベンゾイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)−1H−インドール
5−(2,3−ジブロモ)ベンゾイル−N−イソプロピルアミノ−3−(1−アザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブロモ−3−ヨード)ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3,4−ジフルオロ)ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノ
リジン−2−イル)−1H−インドール
5−(3−クロロ−4−ブロモ)ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−ブロモ−4−フルオロ)ベンゾイルアミノ−(3−(オクタヒドロインド
リジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(2,4−ジヨード)ベンゾイルアミノ−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリ
ジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−クロロ−5−ヨード)ベンゾイルアミノ−(3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フルオロ−6−ヨード)ベンゾイルアミノ−(3−(オクタヒドロインド
リジン−7−イル)−ベンゾフラン
5−(3−フルオロ−5−クロロ)ベンゾイルアミノ−3−(オクタヒドロ−2H
−キノリジン−2−イル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)−N−ブチルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0
]ウンデカン−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン
−4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベ
ンゾフラン
5−(3−チエノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イ
ル)−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−1H−インドール
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−ベン
ゾフラン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−1H−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)−ベンゾチオフェン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H
−インドール
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
−ベンゾフラン
N−[ピリジン−2−イル]−5−カルボキサミド−3−(1,2,5,6−テト
ラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール
N−[フル−3−イル]−5−カルボキサミド−3−(1,2,5,6−テトラヒ
ドロピリジン−4−イル)−ベンゾチオフェン
N−[ピラゾール−3−イル]−5−カルボキサミド−3−(1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジン−4−イル)−ベンゾフラン
N−[チアゾール−2−イル]−5−カルボキサミド−3−(1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール
N−[キノリン−4−イル]−5−カルボキサミド−3−(1,2,5,6−テト
ラヒドロピリジン−4−イル)−ベンゾチオフェン
N−[イミダゾール−4−イル]−5−カルボキサミド−3−(1−アザビシクロ[
5.4.0]ウンデカン−4−イル)−ベンゾフラン
N−[フル−3−イル]−5−カルボキサミド−3−(1,2,5,6−テトラヒ
ドロピリジン−4−イル)−1H−インドール
N−[ピリミジン−5−イル]−5−カルボキサミド−3−(オクタヒドロインド
リジン−7−イル)−ベンゾチオフェン
N−[インドール−2−イル]−5−カルボキサミド−3−(オクタヒドロ−2H
−キノリジン−2−イル)−ベンゾフラン
N−[イソオキサゾール−5−イル]−5−カルボキサミド−3−(1−アザビシ
クロ[5.4.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール
5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−
イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(3−クロロフェニル)チオ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)−2−メチルピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(2−ピリジニル)チオ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジンデカノエート
5−プロパノイル−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン
−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジンスベレート
5−(3,3−ジメチルブタノイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(3−フルオロベンゾイル)−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(3−ピリジンカルボニル)−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒ
ドロキノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(N−フェニル)カルボキサミド−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)−2−メチルピロロ[3,2−b]ピリジン 2,
4−ジニトロベンゾエート
5−(N−ベンジル)カルボキサミド−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプ
タヒドロキノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(N−(2−(4−クロロフェニル)エチル))カルボキサミド−3−(1−アザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリ
ジン 4−ヒドロキシベンゾエート
5−(N−イソプロピル−N−sec−ブタンスルホニル)アミノ−3−(1−ア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(N−(tert−ブチル)スルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリ
ジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(N,N−ジエチルアミノスルホニル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−
キノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
N−エチル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン
−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)チオウレア
N−イソプロピル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキ
ノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)チオウレア
N−(3−メトキシ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウン
デカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)チオウレア
N−(2−ブロモ−3−ヨード)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.
4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル
)ウレア
N−(3,4−ジフルオロ)フェニル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘ
キサヒドロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)ウ
レア
N−(3−クロロ−4−ブロモ)フェニル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8
,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−
イル)ウレア
N−(2−ブロモ−4−フルオロ)フェニル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5
.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イ
ル)ウレア
N−メチル−N−プロピル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタ
ヒドロキノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)ウレア
N−エチル−N−イソプロピル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)ウレア
N,N−ジプロピル−N’−(3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)ウレア
N−ブチル−N−プロピル−N’−(3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタ
ヒドロキノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジニル)ウレア
N−ブチル−N−イソプロピル−N’−(3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)ウレア
N−ヘキシル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,
2−b]ピリジン−5−イル)ウレア
N−(2−ブテン−4−イル)−N’−(3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)ウレア
N−シクロペンチル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)ピロ
ロ[3,2−b]ピリジン−5−イル)ウレア
5−イソプロポキシカルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)−2−エチルピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(3−ブロモフェノキシ)カルボニルアミノ−3−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(アセチル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノ
リジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(ブチロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−
エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(ペンタノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジングリコレート
5−(シクロオクチルカルボニル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−
ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(4−フェニルブタノイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−3−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(フェノキシアセチル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−ベンゾイルアミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エ
ン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサ
ヒドロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジンフマレート
5−(4−フルオロベンゾイル)アミノ−3−(1,4,5,6,7,8,9−ヘ
プタヒドロキノリジン−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(2−チエノイル)アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイ
ンドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(2−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3
−エン−4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(4−フェニルブタノイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン
−2−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−
4−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)ピロロ
[3,2−b]ピリジン
5−(3−フロイル)アミノ−3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)
ピロロ[3,2−b]ピリジン
本発明の化合物は、当業者によく知られている方法により製造しうる。Yが水
素、ヒドロキシ,アミノ,ハロ、又は−NR5C(O)R10である化合物は適当
に置換された1H−インドール類、ピロロ[3,2−b]ピリジン類、ベンゾフラ
ン類、又はベンゾチオフェン類を式(A)の化合物と反応させることにより、調
製し得る。この化学は合成スキームIに図示されている。ここで、Zは水素、ヒ
ドロキシ、ベンジルオキシ、ニトロ、ハロ、アミノ、又は−NR5C(O)R10
、Z1は水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、又は−NR5C(O)R10、そしてn
及びRは上記定義に従う。合成スキームI インドール、ピロロ[3,2−b]ピリジン、ベンゾフラン、又はベンゾチオフ
ェンを式(A)の化合物と適当な塩基の存在下で縮合させ、式IIで示される対
応する3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン-7-イル)、3−(1,4,5,
6,7,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)、又は3−(1−アザビシクロ[
5.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドール、−ピロロ[3.2-b]
ピリジン、−ベンゾフラン、−ベンゾチオフェンを得る。インドール、ピロロ[
3,2−b]ピリジン、ベンゾフラン、又はベンゾチオフェンと、約1.3当量の
式(A)の化合物とを、低級アルカノール、通常メタノール又はエタノール中の
過剰の塩基、一般に水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム中に加え、反
応混合物を0.25〜24時間還流する。反応混合物に水を加え、得られた式I
Iの化合物を反応混合物から単離しても良い。沈殿する化合物をろ過して直接単
離し、溶液のpHを調節し酢酸エチルまたジクロロメタンのような水混和性溶媒
で他のものを抽出することができる。回収した化合物は次工程にそのまま使用し
てもよいが、まずシリカゲルクロマトグラフィー又は適当な溶媒からの再結晶に
よって精製してもよい。
式II又はIIIにおいてRが水素であり、Zがブロモ又はヨード以外の基で
ある化合物は酢酸中で適当なベンゾフラン又はベンゾチオフェンを臭素により選
択的に臭素化することによって調製することができる。反応は一般に約50℃で
約4時間行う。次いで、揮発性物質を減圧下に除去し、残渣を塩基性条件下で抽
出処理に付す。得られたジエチルエーテル中の3−ブロモ−ベンゾチオフェン又
はベンゾフランを次いで、同一溶媒中、−78℃でアルキルリチウム、通常n-ブ
チルリチウムで処理し、ハロゲン−金属交換を行う。この温度で約1時間攪拌し
た後、反応混合物を当量の適当な式(A)の化合物で処理する。式(A)の化合
物の添加が完了した時点でさらに3時間反応混合物を−78℃で撹拌する。ベン
ゾフラン又はベンゾチオフェン環の2位にアニオンが平衡化することを回避する
ために反応混合物をこの温度に維持することは重要である。次いで反応混合物を
約50分間かけて−20℃まで昇温する。低級アルカノール、通常メタノール又
はエタノール中の過剰量の塩基、通常水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを加
え、反応混合物を0.25〜4時間還流する。得られた式IIの化合物を、上記
のごとく単離、精製することができる。
Yがブロモ又はヨードであり、R水素である本発明のベンゾフラン又はベンゾ
チオフェン化合物は対応する5−アミノ誘導体をサンドマイヤー反応(Sandmyer
reaction)の条件に供することにより得られる。
当業者ならば本発明の5−ブロモ化合物は上記のハロゲン金属交換反応を経た
のち、元素ヨウ素を加えることで対応する5−ヨード化合物に変換することがで
きることを理解するであろう。
式IIの化合物は本発明の他の化合物の製造に使用するか、又は、所望により
例えばパラジウム/炭素などの貴金属触媒上で水素添加し、対応する3−(オク
タヒドロインドリジン−7−イル)、3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−
2−イル)、又は3−(1−アザビシクロ[5.4.0]−ウンデカン−4−イル)−
1H−インドール、−ピロロ[3.2-b]ピリジン、−ベンゾフラン、又は−ベンゾ
チオフェン(F)を得ることができる。Zがブロモの場合、ヘキサヒドロインド
リジニル、ヘプタヒドロキノリジニル又はアザビシクロ[5.4.0]ウンデセニル2
重結合の還元の間に5−ブロモ置換基が水素化分解されることを避けるために硫
化白金/炭素、酸化白金、又は硫化白金/炭素と酸化白金の混合触媒系を用いる
。水素添加溶媒はメタノール又はエタノールのような低級アルカノール、テトラ
ヒドロフラン、又はテトラヒドロフランと酢酸エチルの混合溶媒からなるもので
あってよい。水素添加は初期水素圧20−80p.s.i、好ましくは50−60p.s
.i、温度0−60℃で、好ましくは室温〜40℃で1時間から3日間行う。個々の
基質に応じて水素を追加する必要があるかもしれない。触媒をろ過して除き、反
応溶媒を減圧濃縮することにより、このような方法で製造された式IIIの化合
物を単離する。回収した生成物を以後の工程に直接用いるか、クロマトグラフィ
ー又は適当な溶媒からの再結晶で精製することが出来る。当業者ならばこれらの
水素添加の条件下では、一般に芳香属ニトロ基が対応するアミンに還元されるこ
とを認識するであろう。
水素添加に対する別法として、所望により式IIの化合物をトリフルオロ酢酸
/トリエチルシランで処理することにより対応する式IIIの化合物に変換する
ことができる。式IIの化合物を過剰、1.1−10.0当量のトリエチルシランが添
加されたトリフルオロ酢酸に溶解する。反応混合物を約1時間〜約48時間、ほ
ぼ室温で攪拌し、その時点で反応混合物を減圧濃縮する。次いで、残渣を2N水
酸化ナトリウム又は水酸化カリウムで処理し、混合物をジクロロメタン又はジエ
チルエーテルのような水混和性溶媒で抽出する。得られた式IIIの化合物は所
望により必要に応じてカラムクロマトグラフィーで精製する。
本発明化合物の調製に必要な式(A)の化合物はTet.Let.,24,3281(1983)
,及びJ.C.S.Perk.I.447(1986)に記載の方法に従ってメチルビニルケトン及
び適当なアミノ−ジアルキルアセタール又はアミノ−環状アセタールから調製で
きる。これらのアセタールは一般に市販品から入手可能であるか、対応する市販
品
から入手可能な4−置換ブタナール又は5−置換ペンタナールから当該技術分野
で周知の方法によって合成することができる。この化学は合成スキームIIに図
示されている。ここで、mは3,4又は5であり、L及びL1は独立してC1−C4
アルキル、又はL及びL1はそれらが結合している酸素原子と一緒になって5又
は6員の環状アセタールを形成していてもよく、nは上記定義に従う。反応スキームII 式(A)の化合物はメチルビニルケトンとアミノブタノール、ペンタナール、
又はジエチルアセタールのようなジアルキルアセタールとの付加生成物の酸処理
によって調製される。反応は、最初適当なアミノアセタールを適当な溶媒、通常
、ジエチルエーテルに0℃で溶解したのち、約1.7当量のメチルビニルケトン
を加えることで行われる。一般に、反応混合物を0℃で約2時間攪拌した後、水
性塩酸を加えて酸性化するか、それで抽出する。通常、有機層を除去した後、水
層を約100℃で1時間加熱する。得られた7−オクタヒドロインドリジノン、
2−オクタヒドロ−2H−キノリジノン、又は4−(1−アザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカン)オン(A)は、溶液のpHをアルカリ性にし、エチル酢酸又はジクロ
ロメタンのような水と混和性の溶媒で抽出することにより反応混合物から分離さ
れる。回収した化合物を次工程に直接用いてもよいが、シリカゲルクロマトグラ
フィー又は真空蒸留によって精製しても良い。
合成スキームIIに記載のようにして調製した式(A)の化合物はラセミ化合
物であり、従って、合成スキームIのように使用すると、本発明のラセミ化合物
が得られる。所望により一方のエナンチオマーが多い化合物は式(A)の化合物
を分割してから、合成スキームIの化学に付すことにより得られる。このタイプ
のエナンチオマーの分割法は当該技術分野でよく知られている。例えば、分割は
キラルクロマトグラフィーを用いて行うことができる。さらに、式(A)のラセ
ミ化合物をキラルな酒石酸と反応させることにより、対応する塩のジアステレオ
マー混合物に変換することができる。ジアステレオマーを次いで、再結晶により
分離、精製することができる。一度分離すれば、塩と水酸化ナトリウムのような
水性塩基と反応させたのち、混合物を通常の有機溶媒で抽出することにより、塩
をそれぞれキラルな遊離塩基化合物に戻すことができる。分割した式(A)の化
合物の光学的純度は本願明細書に記載された、光学的に純粋な本発明化合物を得
るための化学を実施する間、維持された。
XがN−Hであり、Eが−CH−である本発明の化合物は、置換1H−インド
ールである。これらの化合物の製造に必要な単純なインドール(2,5−ジ置換
又は5−モノ置換)は一般に市販品から入手可能であるが、その製造もRobinson
,The Fischer Indole Syntheis,Wiley,New York(1983);Hamel,et al.,Joun
al of Organic Chemistry,59,6372(1994);and Russell,et al.,Organic Pre
parations and Procedures International,17,391 I1985)に記載されている。
XがOである本発明の化合物は置換ベンゾフランである。XがSである本発明
化合物は置換ベンゾチオフェンである。これらの化合物は対応するベンゾフラン
及びベンゾチオフェンからそれぞれれ導かれる(V)、該化合物は合成スキーム
IIIに従い、調製される。ここにハロ(Halo)はクロロ又はブロモであり、Dは
O又はSであり、Z2は水素、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、ハロ又はPgであ
る。PgはGreen,Protective Groups in Organic Synthesis,2nd Ed.,Wiley
Interscience,1991に記載のものから選択される適当な保護基で保護された酸素
又は窒素であり、Rは上記定義に従う。合成スキームIII 対応するアセタールとして所望により保護されたα−ハロ−アセトアルデヒド
を適当に置換された市販のフェノール又はチオフェノールと標準的なアルキル化
条件下で反応させて対応するエーテル又はチオエーテルIVを得る。このエーテ
ル又はチオエーテルを酸、通常ポリ燐酸又は硫酸の存在下、加熱することにより
対応するベンゾフラン又はベンゾチオフェンVに変換する。
当業者ならばZ2がPgである場合、5位における保護基は所望の非保護ベン
ゾチオフェン又はベンゾフランVを得るための閉環反応の間に加水分解されるこ
とを理解するであろう。別法として、必要に応じて、又は所望により別個の脱保
護工程で保護基を除去しても良い。
本発明化合物の製造に必要なα−ハロアルデヒド、又は対応するアセタールは
商業的に入手可能であるか、または対応する酸又は酸ハライドから当業者が周知
の方法で製造することができる。この化学の総説はLarock(Comparative Organi
c Transfoemations,pages 378-379,VCH Publishers,New York,1989)により
なされた。
本発明の化合物であってEが−CH−であり、Yが−S−R1である化合物は
合成スキームIVに記載のごとく、対応する5−ブロモ又は5−ヨード化合物か
ら調製しうる。ここにA、B、n、R及びR1は上記定義に従う。合成スキームIV ジエチルエーテル又はテトラヒドロフランのような適当な非プロトン性溶媒中
の5−ブロモ又は5−ヨード−1H−インドールを約0℃に冷却し水素化カリウ
ムで処理しインドール核の1位を脱プロトン化する。この脱プロトン化には他の
水素化物も有用であるが、生成するカリウム塩は通常の反応溶媒により可溶性で
ある。このアニオン混合物又は5−ブロモ又は5−ヨードベンゾチオフェン又は
ベンゾフラン化合物を適当な非プロトン溶媒に溶解させた後、約78℃に冷却し
2当量のt−ブチルリチウムを加えてハロゲン−金属交換を行う。次いで、この
ジアニオン(XはN−H)又はモノアニオン(XはO又はS)の溶液に適当なジ
スルフィドを加え、反応混合物を室温まで加温する。反応混合物を例えば水酸化
ナトリウム又は水酸化カリウムのような塩基水溶液により処理し、ジエチルエー
テル又はジクロロメタンのような水と混和しうる溶媒で抽出することにより本発
明化合物を単離する。次いで反応生成物をカラムクロマトグラフィーで精製して
もよい。
本発明のEが−CH−であり、Yが−C(O)R2又は−C(O)NR3R4である
化合物は合成スキームVに記載のごとく、対応する5−ブロモ又は5−ヨード化
合物から調製しうる。ここにA、B、n、R、R1、R2、R3及びR4は上記定義
に従う。合成スキームV ジアニオン(XはN−H)又はモノアニオン(XはO又はS)溶液を上記のご
とく用意し、N,N’−ジメチル−N,N’−ジメトキシウレアで処理する。反
応混合物を例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムのような塩基水溶液によ
り処理し、ジエチルエーテル又はジクロロメタンのような水と混和しうる溶媒で
抽出することにより得られたWeinrebアミドを単離する。次いで反応生成物をカ
ラムクロマトグラフィーで精製してもよい。
Yが−C(O)R2である本発明の化合物はジエチルエーテル又はテトラヒドロ
フランのような適当な溶媒中のWeinrebアミド溶液をアリール−もしくはアルキ
ルリチウム又はアルキルもしくはアリールグリニャール試薬のような適当な試薬
と約0℃で反応させることにより製造される。これらの試薬は市販品から入手可
能であるか、当業者既知の方法で製造することができる。アリール−又はアルキ
ルリチウム試薬は適当なアリール又はアルキルハライドをn−ブチルリチウムで
処理することにより容易に製造できる。アルキル又はアリールグリニャール試薬
は適当なアリール又はアルキルハライドをマグネシウムで処理することにより製
造できる。本発明の化合物は水性処理をし、ジエチルエーテル又はジクロロメタ
ンのような水と混和しうる溶媒で抽出することにより目的の化合物を単離した後
、
カラムクロマトグラフィー又は適当な溶媒から再結晶して精製することができる
。
本発明のXがNHであり、EがNである化合物はピロロ[3,2-b]ピリジン類で
ある。本発明の化合物の製造に必要な5−置換−ピロロ[3,2-b]ピリジンは合成
スキームVIに従って製造することができる。ここにZ3はハロ、C1−C4アル
コキシである。合成スキームVI 2−メチル−3−ニトロ−6−置換ピリジンを高められた温度において、ジメ
チルホルムアミド ジメチルホルムアセタールと、ジメチルホルムアミド中で、
あるいはトリス(ジメチルアミノ)メタンとトルエン中で反応させ、対応するイ
ミノエナミンを製造する。Z3がC1−C4アルコキシである化合物は、低級アル
コール、通常エタノール、又は低級アルカノールとテトラヒドロフランの混合物
中のイミノエナミンをラネーニッケル又は貴金属触媒、通常白金もしくはパラジ
ウム/炭素上で水素化し、適当な5−(C1−C4アルコキシ)ピロロ[3,2-b]ピリ
ジンを得る。Z3がハロである場合、イミノエナミンをトルエン/−酢酸中で金
属鉄と反応させて所望の5−ハロピロロ[3,2-b]ピリジンを得る。5−置換−ピ
ロロ[3,2-b]ピリジンを本発明の化合物の製造に用いる前に、必要に応じて又は
所望により再結晶又はクロマトグラフィーで精製してもよい。
対応する5−置換−ピロロ[3,2-b]ピリジンの製造に必要な6−置換−3−ニ
トロ−2−ピコリンは市販品から入手可能であるか、または当業者に周知の方法
で製造することができる。
本発明のある種の化合物の製造に必要な5−アミノピロロ[3,2-b]ピリジンは
合成スキームVIIに従って製造することができる。ここで、A、B及びnは前
記の定義に従う。合成スキームVII ニトロ化は、予め0℃に冷却しておいた、等量の濃硫酸に溶かした当量の90
%硝酸を、5倍容量(硝酸溶液の容量に対して)の濃硫酸中、−6℃の6−アミ
ノ−2−ピコリン(6−アミノ−2−メチルピリジン)に加えることで行う。硝
酸溶液を、反応混合物の温度を約−2℃で維持する速度で加える。反応混合物を
約0℃で1時間攪拌した後、1時間かけて約10℃まで加温する。反応混合物の
温度を約10℃で1時間保持した後、1時間かけて約20℃に昇温する。反応
混合物を約20℃で2時間保持する。次いで、反応混合物を氷上にそそぎ、適当
な水酸化物塩基(通常、水酸化カリウム、ナトリウム又はアンモニウム)を加え
て塩基性(pH約9)にし、必要に応じて氷を加えて温度を約20℃に維持する
。得られたスラリーをろ過し、水洗し、乾燥して3−ニトロ−6−アミノ−2−
ピコリン:5−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリンの2:1混合物を得る。
望ましくない5−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリン異性体は蒸気蒸留、昇華
又は適当な溶媒、好ましくはトルエンからの分別結晶化により除去することがで
きる。所望の3−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリンを次いでジメチルホルムア
ミドジメチルアセタール又はトリス(ジメチルアミノ)メタンと適当な溶媒中、
通常ジメチルホルムアミド中で反応させる。反応が完了したら、反応混合物を水
又はイソプロパノールで処理し所望の中間体VIを沈殿させ、ろ過して単離する
。あるいは、中間体VIは既述の硝化異性体の混合物をジメチルホルムアミドジ
メチルアセタールもしくはトリス(ジメチルアミノ)メタンに直接供することに
より調製することができる。得られた反応混合物を水で処理すると中間体VIが
沈殿し、それをろ過により単離する。
次いで、中間体VIをパラジウム触媒、通常10%パラジウム/炭素の存在下
で低級アルカノール、特にエタノール中で水素添加する。水素添加が完了したら
、反応混合物をろ過し減圧下に濃縮する。所望の回収した5−(ジメチルアミノ
メチルイミノ)ピロロ[3,2-b]ピリジンVIIを以後の反応に用いるか、必要に
応じ又は所望によりまずスラリー洗浄又はシリカゲルクロマトグラフィーで精製
してもよい。5−(ジメチルアミノメチルイミノ)ピロロ[3,2-b]ピリジンVII
から、反応スキームIに記載のごとく所望の中間体5−アミノピロロ[3,2-b]ピ
リジンVIIIを得る。
あるいは、中間体VIIIを合成スキームVIIIに記載のようにして調製す
ることができる。合成スキームVIII 中間体VIをパラジウム触媒、通常10%パラジウム/炭素の存在下、塩化水
素を含有するメタノール中で水素添加する。反応混合物をろ過して得られた1−
ヒドロキシ−5−(ジメチルアミノメタンイミノ)ピロロ[3,2-b]ピリジン二塩酸
塩を単離し、さらに再結晶により精製し触媒から分離することができる。アミジ
ン物質をエタノール中、酸性又は中性の水素化条件下で加熱することによりピロ
ロ[3,2-b]ピリジンの5位のアミジン官能基を除去し対応するアミンを得る。5
位のアミジン官能基を適当なケトンとの反応の前、又は後のいずれに除去しても
よい。いつアミジン官能基を除去するかとは無関係に1−ヒドロキシ置換基を低
級アルカノール、通常メタノール中で、パラジウム触媒、通常10%パラジウム
/炭素の存在下、水素添加することにより1−ヒドロキシ置換基を除去する。
YがC1−C4アルコキシである本発明のピロロ[3,2-b]ピリジンは5−HT1F
アゴニストとして有用であるが、反応スキームIXに図示するように、他の本発
明化合物の製造中間体としても有用である。ここで、A、B、n、R3及びR4は
前記定義に従う。反応スキームIX 適当な5−アルコキシピロロ[3,2-b]ピリジンを水性酸、通常臭化水素酸と一
緒に加熱し対応する5−ヒドロキシピロロ[3,2-b]ピリジンを得る。この5−ヒ
ドロキシ誘導体を次いで適当な溶媒、通常ピリジン中、トリフルオロメタンスル
ホン酸無水物により処理し対応する式IXの三フッ化物を得る、式IXの三フッ
化物を適当なアミンの存在下パラジウムで触媒されるカルボニル化に付し対応す
るアミドを得る。三フッ化物、酢酸パラジウム(II)、1,1’−ビス(ジフ
ェニルホスフィン)フェロセン、トリエチルアミン又は炭酸カリウムのようなプ
ロトンスキャベンジャー、及び適当なアミンの混合物を、適当な溶媒、通常アセ
トニトリル又はジメチルホルムアミド中で混合する。混合物を一酸化炭素で飽和
した後、反応が完了するまで加熱する。対応するアミドを、一般に標準的な抽出
仕上げで単離し結晶化又はクロマトグラフィーで精製する。
Yが−C(O)R2であり、R2がN−メチル−N−メトキシアミノである本発
明のピロロ[3,2-b]ピリジンは、5−HT1Fアゴニストとして有用であるが、他
の本発明化合物の製造中間体Weinrebアミドとしても有用である。これらの
Weinrebアミドは合成スキームVに記載のごとく、適当なアリール−もしくはア
ルキルリチウム又はアルキルもしくはアリールグリニャード試薬で処理すること
ができる。
5−ヒドロキシピロロ[3,2-b]ピリジンをまた適当なハロゲン化剤、例えば三
ハロゲン化リン(phosphorous trihalide)、オキシハロゲン化リン、またはチオ
ニルハライドで処理して燐酸トリハライドで処理して対応する5−ハロピロロ[3
,2-b]ピリジンを得る。次いで5−ハロ化合物を適当なチオールのアニオンで処
理してYが−S−R1である本発明のピロロ[3,2-b]ピリジンを得る。
Yが−NR5SO2R6である本発明の化合物は合成スキームXに記載のごとく
、適当な5−アミノ−インドール、ピロロ[3,2-b]ピリジン、ベンゾフラン又は
ベンゾチオフェンを修飾することにより調製することができる。R5が水素であ
る場合、5−アミノ化合物を適当なスルホニルハライド又は無水物と反応させて
対応するスルホンアミドを得る。しかし、R5が低級アルキルである場合、5−
アミノ化合物をまずアシル化し、次いで適当な水素化物還元剤で還元する。ある
いは、5−アミノ化合物を適当な水素化物還元剤の存在下、適当なアルデヒド又
はケトンで還元的にアルキル化し、適当に置換された1H−インドール、ピロロ
[3,2-b]ピリジン、ベンゾフラン又はベンゾチオフェンを得る。これらの化合物
を次いでスルホニルハライド又は無水物と反応させて対応するスルホンアミドを
得る。この化学は以下に図示されている。ここで、Mはメトキシ、エトキシ、メ
チル、エチル、プロピル、又はイソプロピル、LGはクロロ又はブロモ、そして
n、E、X、R、R5及びR6は上記定義に従う。合成スキームX R5=低級アルキル R5が低級アルキルである場合、5−アミノ−インドール、ピロロ[3,2-b]ピリ
ジン、ベンゾフラン又はベンゾチオフェンの適当な溶媒、例えばテトラヒドロフ
ラン、ジオキサン又はジエチルエーテル中の溶液をほぼ室温から約0℃の温度で
、適当な塩基、例えばピリジン又はトリエチルアミンの存在下、構造M−C(O
)−ハロの化合物と反応させる。反応混合物を水で希釈し水と混和し得る溶媒、
例えばジクロロメタンで抽出して得られた化合物を単離する。このアシル化生成
物をクロマトグラフィーで精製するか直接次工程に用いることができる。次いで
、アシル化生成物を、ほぼ室温から0℃の温度でテトラヒドロフラン又はジエチ
ルエーテルのような適当な溶媒に溶解し、ジボラン又は水素化リチウムアルミニ
ウムのような適当な水素化物還元剤で処理する。反応混合物を1〜24時間撹拌
した後、硫化ナトリウムの水溶液で処理する。得られた懸濁液をろ過し、ろ液を
減圧下で濃縮する。生成物をそのまま次反応に用いるかクロマトグラフィー又は
適当な溶媒からの結晶化で精製してもよい。
あるいは、水の共沸除去に適した溶媒、例えばトルエン、ベンゼン又はシクロ
ヘキサン中の5−アミノ−インドール、ピロロ[3,2-b]ピリジン、ベンゾフラン
又はベンゾチオフェンの溶液を還流温度で適当なアルデヒド又はケトン、例えば
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロパナール、ブタナール又はアセトン
と、0.1−10%のプロトン源例えばp−トルエンスルホン酸の存在下で反応さ
せる。反応完了の時点で揮発成分を減圧下に除去し残渣をメタノール又はエタノ
ールのようなアルカノールに再溶解する。次いで、この溶液を水素化条件にさら
すか、または塩化水素のような無水酸の存在下、水素化ホウ素ナトリウム、もし
くは好ましくは、水素化シアノホウ素ナトリウムといったような適当な水素化物
還元剤で処理する。次いで、反応混合物を水で希釈し、塩基で処理し、水と混和
し得る溶媒、例えばジクロロメタンで抽出して得られた化合物を単離する。得ら
れた生成物をそのまま次の工程に用いるか、クロマトグラフィーで精製するか又
は適当な溶媒から再結晶する。生成物を前記のごとく市販品から入手可能なR6
−スルホニルハライド又はR6−スルホン酸無水物で処理し所望のスルホンアミ
ドを得る。
Yが−NHC(Q)NR7R8、−NHC(O)OR9又は−NR5C(O)R10
である本発明の化合物は、適当な5−アミノ−インドール、ピロロ[3,2-b]ピリ
ジン、ベンゾフラン又はベンゾチオフェンと適当な求電子試薬とを反応させるこ
とにより製造される。これらの反応は合成スキームXIに図示されている。ここ
で、E、n、A、B、R、R5、R7、R8、R9、R10は前記定義に従う。合成スキームXI Yが−NHC(Q)NR7R8である本発明の化合物は、クロロホルム又はジクロ
ロメタンのような適当な溶媒中の適当な5−アミノ−化合物の溶液を、適当なイ
ソシアネート、イソチオシアネート、塩化チオカルバモイル、塩化カルバモイル
、または臭化カルバモイルで処理することにより製造する。適当な塩化カルバモ
イル及び塩化チオカルバモイルは、式HNR7R8のアミンをそれぞれホスゲン又
はチオホスゲンで処理することにより入手可能である。塩化チオカルバモイル、
塩化カルバモイル又は臭化カルバモイルを使用する場合、その反応は適当な塩基
の存在下に行う。適当な塩基には、ピリジンもしくはトリエチルアミンのような
、通常、酸スカベンジャーとして使用されるアミン類、またはポリビニルピ
リジンのような、商業的に入手可能なポリマーに結合している塩基が含まれる。
必要ならば、過剰のイソシアネート、イソチオシアネート、塩化チオカルバモイ
ル、塩化カルバモイル、または臭化カルバモイルを使用して、出発物質であるア
ミンの完全な反応を確実なものとする。その反応は、ほぼ周囲温度〜約80℃で
約3時間〜約3日間行う。通常、反応混合物を水洗し、残りの有機物を減圧下に
濃縮することにより生成物を単離することができる。しかしながら、過剰のイソ
シアネート、イソチオシアネート、塩化カルバモイル、または臭化カルバモイル
を使用している場合には、アミノメチル化ポリスチレンのような、ポリマーに結
合している第一級アミンまたは第二級アミンを加えて、過剰の試薬と反応させる
と好都合である。ポリマーに結合した試薬を使用する反応混合物からの生成物の
単離は非常に簡単であり、反応混合物をろ過した後、ろ液を減圧濃縮することの
みが必要である。これらの反応から得られた生成物は、所望ならば、クロマトグ
ラフィーにより精製するか、または適当な溶媒から再結晶化してもよい。当業者
は、尿素類である本発明の化合物を、[2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1
,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド](Lawessonの試薬)
または五硫化リンで処理することにより、対応するチオ尿素に変換しうることを
認識するであろう。
Yが−NHC(O)OR9である本発明の化合物は、先の段落に記載した条件下
、適当な5−アミノ化合物を、適当なアミンの存在下、適当に置換されているク
ロロホルマートと反応させることにより製造する。同様に、Yが−NR5C(O)
R10である本発明の化合物は、適当な5−アミノ化合物を、場合により、ジメチ
ルアミノピリジンのようなアシル化触媒の存在下、上に記載した塩基のような適
当な塩基の存在下、適当なカルボン酸塩化物、臭化物、または無水物と反応させ
ることにより製造する。
あるいは、Yが−NR5C(O)R10である本発明の化合物は、適当な5−アミ
ノ化合物を、N,N'−カルボニルジイミダゾール(CDI)、N,N'−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド(DCC)、および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3
−エチルカルボジイミド 塩酸塩(EDC)のような典型的なペプチドカップリン
グ試薬の存在下、適当なカルボン酸ハライド、カルボン酸無水物、又はカルボン
酸と反応させることにより製造することができる。ポリマー支持型のEDCは記
載されており(Tetrahedron Letters,34(48),7685(1993))、本
発明の化合物の製造に大変有用である。これらの反応から得られた生成物は、上
に記載したように単離して精製する。
当業者は、本発明化合物を製造するために実施された工程の順序は、多くの場
合重要でないことを認めるであろう。例えば、反応スキームIV−V及びIX−
XIで詳細に論じ、示した化合物の5位において行った操作は反応スキームIに
図示した式(A)の化合物を用いる反応の前後いずれに行ってもよい。加えて、
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)、3−
(1,4,5,6,7,8,9−ヘプタヒドロキノリジン−2−イル)及び3−
(1−アザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−3−エン−4−イル)−1H−インドー
ル、ピロロ[3,2-b]ピリジン、ベンゾフラン及びベンゾチオフェンも、一連の合
成の好都合な任意の時点で還元し、対応する3−(オクタヒドロインドリジン−
7−イル)、3−(オクタヒドロ−2H−キノリジン−2−イル)及び3−(1−
アザビシクロ[5.4.0]ウンデカン−4−イル)−1H−インドール、−ピロロ[3,
2−b]ピリジン、−ベンゾフラン及び−ベンゾチオフェンにすることができる。
これらの変更は以下の製造例及び実施例から明らかになるであろう。
製造例I
7−オクタヒドロインドリジノン
0℃のジエチルエーテル中の4,4−ジエトキシブチルアミン(24.8g、
154mmol)の溶液にメチルビニルケトン(18.0g、256mmol)を滴加し
、1時間攪拌した。この反応物を室温にまであたため、2時間攪拌した。この反
応物を2N塩酸350mL中に注ぎ、層を分離した。水層をスチーム浴で1時間
加熱し、次いで40℃で18時間攪拌した。この反応物を水酸化ナトリウム溶液
で塩基性にし、次いでメチレンクロライドで抽出した。抽出物を硫酸ナトリウム
で乾燥し、濃縮して、オレンジ色油状物20gを得た。この油状物を減圧下74
−84℃/5mmHgで蒸留し、ラヤミ生成物6.68gを得た。(31%)。MS
(FD)(m/e):139
製造例II
ラセミ 7−オクタヒドロインドリジノンの分割7−オクタヒドロインドリジノンの(+)−ジトルオイル酒石酸塩の製造
(+)−ジトルオイル酒石酸一水和物(19.7g、49mmol)を熱メタノー
ル100mLに溶解させ、メタノール25mL中の7−オクタヒドロインドリジ
ノン(6.86g、49mmol)を加えた。この反応物を十分に混合し、室温で約
18時間静置した。沈殿が形成されなかったので、煮沸して物質を濃縮し、酢酸
エチルを加えた。固形物が形成され始めた時点で、反応物を室温にまで冷却し、
沈殿物を形成させた。この物質をろ過によって収集した。フィルターケーキをメ
タノール/アセトニトリルから2回再結晶させ、ジアステレオマーの約2:1混
合物である生成物7.87gを得た。(31%)。
C8H13NO・C20OH18O8として計算:
理論値:C,63.99;H,5.95;N,2.67
実測値:C,63.92;H,5.98;N,2.55
OR(DMSO,C=1.0)(a):589nm 72.6°;365nm3
93.4°キラル 7−オクタヒドロインドリジノン遊離アミンの製造
工程1から得た7−オクタヒドロインドリジノンの(+)−ジトルオイル酒石
酸塩(7.42g、14mmol)をメチレンクロライド/0.5M水酸化ナトリウ
ム溶液に懸濁し、固形物が見えなくなるまで攪拌した。層を分離し、水層をメチ
レンクロライドで抽出した。有機抽出物をまとめ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃
縮し、淡黄色油状物2.00gを得た。(100%)。
MS(FD)(m/e):139
製造例III
2−オクタヒドロ−2H−キノリジノン2−(3−シアノプロピル)−1,3−ジオキソランの製造
窒素引入口、磁気スターラーおよび油浴を備えた火炎乾燥フラスコ中、2−(
3−クロロプロピル)−1,3−ジオキソラン(25.4g、169mmol)をジ
メチルスルホキシド70mL中に溶解させた。ジメチルスルホキシド100mL
中のシアン化ナトリウム(9.1g、186mmol)を加え、混合物を80℃に
まで18時間加熱した。この反応物を室温にまで冷却した後、氷水に注ぎ、1時
間攪拌した。この混合物をジエチルエーテルで十分に抽出し、生成物の存在に関
し、各抽出後の水層をTLCで試験した。エーテル層をブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し、無色の油状物を得た。この油状物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(50/50酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、生成
物19.2gを得た。(80.7%)。
C7H11NO2として計算:
理論値:C,59.33;H,7.63;N,9.87
実測値:C,59.56;H,7.85;N,9.92
MS(FD+)(m/e):1422−(4−アミノブチル)−1,3−ジオキソランの製造
無水アンモニアおよびエタノール中の2−(3−シアノプロピル)−1,3−
ジオキソラン14.5gm(10.3mmol)の溶液に5%ルテニウム−酸化アル
ミニウムを加えた。室温で32時間、初期水素圧100psiでこの反応混合物
を水素化した。この反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。この残留物
をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し、生成物12.0gm(80.5%)
を得た。MS(FD+)(m/e):1462−オクタヒドロ−2H−キノリジノンの製造
製造例Iの手法により、2−(4−アミノブチル)−1,3−ジオキソラン(
2.45g、16.9mmol)およびメチルビニルケトン(2.4mL,28.7
mmol)を生成物に変換し、100mgを得た。(3.85%)。
MS(FD+)(m/e):153
製造例IV
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5−
ヒドロキシベンジル−1H−インドール
メタノール性水酸化カリウム(メタノール中の10%水酸化カリウム、50m
L)中の5−ヒドロキシベンジル−1H−インドール(3.69g、16.5mm
ol)および7−オクタヒドロインドリジノン(2.98g、21.5mmol)の混
合物を3.5時間加熱還流した。この反応物を水で希釈し、沈殿をろ過によっ
て収集した。フィルターケーキを熱ジエチルエーテルでトリチュレートし、ろ過
した。このフィルターケーキをメタノールから再結晶させ、乾燥し黄褐色フレー
ク1.45gを得た。(25.8%)。
C23H24N2Oとして計算:
理論値:C,80.20;H,7.02;N,8.13
実測値:C,80.24;H,7.30;N,8.09
製造例V
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5−
ニトロ−1H−インドール
製造例IVの手法により、5−ニトロ−1H−インドール(4.48g、27
.6mmol)および7−オクタヒドロインドリジノン(5.0g、35.91mmol
)を生成物に変換し、2.99gを得た。(38.5%)。
C16H17N3O2として計算:
理論値:C,67.83;H,6.05;N,14.83
実測値:C,68.07;H,6.27;N,14.82
MS(FD)(m/e):283
製造例VI
N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノ−1H−インドール
室温の5−アミノ−1H−インドール(3.96g、30.0mmol)およびト
リエチルアミン(4.04g、40mmol)の溶液に、テトラヒドロフラン30m
L中の4−フルオロベンゾイルクロライド(5.2g、33mmol)を滴加した。
この反応物を18時間攪拌した後、水に注いだ。この混合物を水酸化ナトリウム
溶液で塩基性にし、次いでメチレンクロライドで抽出した。この抽出物を乾燥(
硫酸ナトリウム)し、濃縮した。残留物を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶させ
、生成物6.37gを得た。(84%)。
MP=205−207℃。
製造例VII
N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノ−ベンゾチオフェン
4−フルオロベンゾイルクロライドおよび5−アミノベンゾチオフェンから製
造例VIの手法により標題化合物を得る。
製造例VIII
N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノベンゾフラン
4−フルオロベンゾイルクロライドおよび5−アミノベンゾフランから製造例
VIの手法により標題化合物を得る。
製造例IX
3−ブロモ−5−クロロベンゾチオフェン
窒素雰囲気下、5−クロロベンゾチオフェン0.30gm(1.77mMol)の
酢酸溶液1.0mLに、酢酸1.0mL中の臭素0.31gm(1.95mMol)
の溶液を加えた。この反応物を50℃にまで4時間加熱し、この時点で減圧下で
揮発性物質を除去した。残留物をジクロロメタンと水性重炭酸ナトリウム間に分
配した。相を分離し、有機相を塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下で濃縮し、標題化合物0.335gm(76%)を黄褐
色固形物として得た。
m.p.=85−86℃
MS(FD):m/e=249(M+2)
EA:C8H4BrClSとして計算:
理論値:C,38.82;H,1.63
実測値:C,39.12;H,1.72
製造例X
N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノ−3−ブロモベンゾチオフェン
N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノベンゾチオフェンから製造例I
Xの手法により標題化合物を得た。
製造例XI
N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノ−3−ブロモベンゾフラン
N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノ−ベンゾフランから製造例IX
の手法により標題化合物を得た。
製造例XII
5−(ジメチルアミノメチルイミノ)ピロロ[3,2−b]ピリジン(VII)6−アミノ−2−ピコリンのニトロ化
融解6−アミノ−2−ピコリン110gm(1.02mole)を、あらかじめ−
15℃に冷却しておいた濃硫酸500mLに該硫酸溶液の温度を20℃以下に維
持するような速度で滴加した。次いでこの溶液を約−6℃にまで冷却し、次いで
、温度を約0℃で維持しながら、あらかじめ約0℃にまで冷却しておいた硫酸4
9mL中の90%硝酸49mL(1.16mole)の溶液を約30分間かけて滴加
した。この反応混合物を約0℃で1時間攪拌し、次いで約10℃にまで1時間あ
たためた。この反応混合物の温度を約10℃で1時間維持し、次いで約20℃に
まで1時間あたためた。この反応混合物を約20℃で2時間維持した。この反応
混合物を強く攪拌しながら氷8Lに注いだ。次いで濃水酸化アンモニウム1.5
Lを加え、反応混合物をpH〜9に調節し、必要に応じて氷を加え、反応混合物
の温度を約24℃で維持した。得られたスラリーをろ過し、固形物を水で数回洗
浄した。減圧下で3日間、70℃でこの固形物を乾燥し、3−ニトロ:5−ニト
ロ−6−アミノ−2−ピコリンの2:1混合物135.4gm(87%)を得た
。昇華によるニトロ化異性体の分離
大量ニトロ化混合物20gmを減圧下、125℃で各6時間、2回昇華させた
。5−ニトロ異性体を明黄色粉末として昇華させ、除去した。昇華装置の底に残
っていた3−ニトロ異性体を収集した。総量121gmを昇華させ、粗製の3−
ニトロ異性体60.9gm(75.5%)を得た。熱95:5エタノール:水2
00mL中で粗製の3−ニトロ異性体58gmをスラリー化した。この混合物を
室温にまで冷却し、水200mLで希釈した。2時間後、ろ過により沈殿を収集
し、水で数回すすいだ。固形物を減圧下、室温で乾燥し、3−ニトロ−6−アミ
ノ−2−ピコリン38gm(粗製物58gmを基準にして65%)を得た。
MS(m/e):153(M+)
C6H7N3O2として計算:
理論値:C,47.05;H,4.61;N,27.44
実測値:C,47.08;H,4.53;N,27.53再結晶によるニトロ化異性体の分離
ニトロ化混合物20gmおよびトルエン800mLの混合物を15分間加熱還
流した。この混合物を95℃でろ過し、母液を室温にまで冷却させた。4時間後
、結晶固形物を収集し、トルエン100mLで洗浄し、減圧下、50℃で16時
間乾燥し、3−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリン13.7gm(68%)を得
た。2−(2−ジメチルアミノエテン−1−イル)−5−ニトロ−6−(ジメチルア ミノメチルイミノ)ピロロ[3,2−b]ピリジン(VI)の製造
ジメチルホルムアミド260mL中の3−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリン
60gm(0.39mole)の混合物を94%ジメチルホルムアミドジメチルアセ
タール260mL(1.83mole)で処理し、この溶液を48時間加熱還流した
。この反応物を減圧下で濃縮し、残留固形物をトルエンでスラリー化した。減圧
下でトルエンを蒸発させた。この手順を5回繰り返した。最終残留物をメチルte
rt−ブチルエーテル300mLでスラリー化した後、ろ過した。この固形物をメ
チルtert−ブチルエーテル300mLで3回洗浄し、最後に黒色固形物を減圧下
で乾燥させ、所望の化合物90.6gm(88%)を得た。
MS(m/e):263.1(M+)
C12H17N5O2として計算:
理論値:C,54.74;H,6.51;N,26.60
実測値:C,54.84;H,6.49;N,26.79水素化
エタノール650mL中の中間体VI 90gm(0.34mole)および10
%パラジウム−炭素6gmの混合物を、50p.s.i.で45分間水素化した。
この反応混合物をろ過し、減圧下で濃縮した。残留固形物を、70:30メチル
tert−ブチルエーテル:酢酸エチルで30分間スラリー化し、ろ過し、70:3
0メチルtert−ブチルエーテル:酢酸エチル3×300mLですすいだ。固形物
を粉末にした後、70:30メチルtert−ブチルエーテル:酢酸エチル200m
Lでスラリー化した。固形物をろ過し、減圧下で乾燥し、標題化合物54.5g
m(85%)を黄色固形物として得た。
MS(m/e):188.2(M+)
製造例XIII
中間体VIの代替の単離
ジメチルホルムアミド172mL中の3−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリン
38.8gm(0.25mole)の溶液をジメチルホルムアミド ジメチルアセタ
ール172mLで処理し、混合物を約97℃で42時間加熱した。次いで、この
反応混合物を室温にまで冷却し、イソプロパノール650mLで希釈した。この
反応混合物を室温で18時間静置した後、さらに2時間、攪拌しながら3−5℃
にまで冷却した。スラリーをろ過し、固形物をイソプロパノール2×75mLで
洗浄し、減圧下、45℃で16時間乾燥し、中間体VI 58.9gm(88%
)を得た。
製造例XIV
ニトロ化異性体混合物からの中間体VIの合成
ジメチルホルムアミド500mL中の3−ニトロ:5−ニトロ−6−アミノ−
2−ピコリンの2:1混合物133gm(0.86mole)の混合物を94%ジメ
チルホルムアミド ジメチルアセタール500mL(3.5mole)で処理し、4
0時間加熱還流した。室温にまで冷却後、反応混合物を半分に分け、半分をそれ
ぞれ、強く攪拌しながら0℃の水10Lに注いだ。10分後、混合物をろ過し、
固形物を水3×1Lでスラリー化し、すすいだ。固形物を減圧下、65℃で2.
5日間乾燥し、標題化合物183gm(81%)を赤色固形物として得た。
製造例XV
1−ヒドロキシ−5−(ジメチルアミノメチルイミノ)ピロール−o[3,2−
b]ピリジン・塩酸
無水メタノール234mL中の中間体VI 23.4gm(89mMol)および
10%パラジウム−炭素0.7gmの混合物を5.9Nエタノール性塩化水素1
40mLで処理した。得られた混合物を初期水素圧30p.s.i.下で1.5時
間水素化した。この反応混合物をエタノール585mLで希釈し、室温で1時間
攪拌した。沈殿をろ過し、エタノール50mLですすいだ。固形物をメタノール
1.1Lにとり、ろ過し、次いで減圧下で濃縮した。残留固形物を減圧下で乾燥
し、所望の化合物(5%5−(ジメチルアミノメチルイミノ)ピロロ−[3,2
−b]ピリジンを含む)20.5gm(83%)を黄色固形物として得た。
製造例XVI
5−クロロピロロ[3,2−b]ピリジン6−ヒドロキシ−3−ニトロ−2−ピコリン
濃硫酸3.5mLを含む水50mL中の6−アミノ−3−ニトロ−2−ピコリ
ン3.0gm(19.6mMol)の懸濁液を加熱して溶解させた。得られた溶液を
硝酸ナトリウム2.0gm(29.4mMol)の溶液を強く攪拌しながら加えた。
4時間後、この反応混合物をろ過した。固形物を水で洗浄し、減圧下で乾燥し、
所望の化合物2.4gm(80%)を淡黄色固形物として得た。
MS(m/e):153(M+)6−クロロ−3−ニトロ−2−ピコリン
6−ヒドロキシ−3−ニトロ−2−ピコリン2.42gm(15.7mMol)、
五塩化リン1.0gm、およびオキシ塩化リン0.5mLの混合物を110℃で
2,5時間加熱した。この反応混合物を室温にまで冷却した後、さらに五塩化リ
ン0.5gmおよびオキシ塩化リン0.5mLを加えた。反応混合物を氷/水ス
ラリー100mLに注いだ時点で加熱を1時間再開した。得られたスラリーをろ
過し、固形物を減圧下で乾燥し、所望の化合物2.3gm(85%)を茶色固形
物として得た。2−(2−ジメチルアミノエテン−1−イル)−3−ニトロ−6−クロロピリジ ン
ジメチルホルムアミド40mL中の6−クロロ−3−ニトロ−2−ピコリン5
gm(29mMol)の溶液をジメチルホルムアミド ジメチルアセタール5.83
mL(44mMol)で処理し、得られた混合物を100℃で1.5時間加熱した。
この時点でトリエチルアミン2滴、次いでジメチルホルムアミド ジメチルアセ
タール1.9mLを加え、さらに2時間加熱を継続した。この反応混合物を減圧
下で濃縮し、所望の化合物を得た。還元/閉環
5:3 トルエン:酢酸170mL中の2−(2−ジメチルアミノエテン−1
−イル)−3−ニトロ−6−クロロピリジン3.07gm(13.5mMol)、鉄
6.5gm(.116mole)およびシリカゲル16.4gmの混合物を110℃
で1時間加熱した。この反応混合物をセライト床を通してろ過した。ろ液を重亜
硫酸ナトリウム水溶液で、重炭酸ナトリウム飽和水溶液で水性洗浄液が塩基性の
ままになるまで、ならびに塩化ナトリウム飽和水溶液で連続洗浄した。残留有機
物を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残留固形物をシリカゲルクロ
マトグラフィーにかけ、0−5%メタノールを含有するジクロロメタンで溶出さ
せた。生成物を含むフラクションをまとめ、減圧下で濃縮し、標題化合物を得た
。
MS(m/e):153(M+)
製造例XVII
5−メトキシピロロ[3,2−b]ピリジン6−メトキシ−3−ニトロ−2−ピコリン
ナトリウム0.46gm(20mMol)を無水メタノール15mLに溶解させた
。この溶液に6−クロロ−3−ニトロ−2−ピコリン2.3gmを少しずつ加え
た。得られた混合物を室温で18時間、次いで還流温度で1時間攪拌した。この
反応混合物を強く攪拌しながら氷水100mLに注いだ。懸濁液をろ過し、固形
物を減圧下、30℃で18時間乾燥し、所望の化合物2.04gm(91%)を
黄褐色固形物として得た。2−(2−ジメチルアミノエテン−2−イル)−3−ニトロ−6−メトキシピリ ジン
ジメチルホルムアミド20mL中の6−メトキシ−3−ニトロ−2−ピコリン
2.0gm(11.9mMol)およびジメチルホルムアミド ジメチルアセタール
16mL(119mMol)の混合物を100℃で7時間加熱した。この反応混合物
を減圧下で濃縮した。残留物をトルエンで処理し、減圧下で濃縮した。残留固形
物を減圧下、50℃で1時間乾燥し、所望の化合物2.70gm(100%)を
赤色固形物として得た。還元/閉環
2−(2−ジメチルアミノ−エテン−2−イル)−3−ニトロ−6−メトキシ
ピリジン2.5gm(11.2mMol)および10%パラジウム−炭素0.30g
mの混合物を初期水素圧30p.s.i.下、室温で18時間水素化した。この反
応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィーにかけ、ジクロロメタンで溶出させた。生成物を含むフラクションをまと
め、減圧下で濃縮し、標題化合物1.22gm(74%)を無色の固形物として
得た。
m.p.=171−174℃(分解)
MS(m/e):364(M+1)
C14H16N3O3SF3−0.25H2Oとして計算:
理論値:C,45.73;H,4.52;N,11.42
実測値:C,45.63;H,4.45;N,11.20
実施例1
3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−5−アミノ−1H−インドール
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5
−ニトロ−1H−インドール(2.21g、6.90mmol)をエタノール95m
Lおよびテトラヒドロフラン50mLに溶解した。5%パラジウム−炭素を加え
(550mg)、混合物を初期圧60psiの水素雰囲気下に室温で24時間静
置した。この反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮し、紫色泡沫1.51g
を得た。(85%)。
実施例2
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−1
H−インドール
水酸化カリウム(メタノール中10%、15mL、26.8mmol)、1H−イ
ンドール(1.5g、13mmol)および7−インドリジノン(1.39g、10
mmol)を混合し、15時間加熱還流した。この混合物を水で希釈し、沈殿をろ過
した。茶色フィルターケーキを熱メタノールでトリチュレートし、室温にまで冷
却し、固形物を収集し、所望の生成物1.99gを得た。(84%)。
C16H18N2として計算:
理論値:C,80.63;H,7.61;N,11.75
実測値:C,80.81;H,7.74;N,11.92
MS(FD)(m/e):238
実施例3
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5−
フルオロ−1H−インドール
実施例2の手法により、5−フルオロ−1H−インドール(910mg、6.
7mmol)および7−インドリジノン(1.40g、10.1mmol)を生成物に変
換し、1.22gを得た。(70.9%)。
C16H17N2Fとして計算:
理論値:C,74.97;H,6.69;N,10.93
実測値:C,74.78;H,6.90;N,11.05
MS(FD)(m/e):256
実施例4
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5−
クロロ−1H−インドール
実施例2の手法により、5−クロロ−1H−インドール(1.00g、6.6
3mmol)および7−インドリジノン(1.39g、9.95mmol)を生成物に変
換し、595mgを得た。(33.1%)。
C16H17N2Clとして計算:
理論値:C,70.45;H,6.28;N,10.27
実測値:C,70.60;H,6.46;N,10.28
MS(FD)(m/e):272実施例5
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5−
カルボキサミド−1H−インドール
実施例2の手法により、5−カルボキサミド−1H−インドール(1.27g
、7.95mmol)および7−インドリジノン(1.44g、10.3mmol)を生
成物に変換し、1.80gを得た。(80%)。
C17H19N3Oとして計算:
理論値:C,72.57;H,6.81;N,14.93
実測値:C,72.48;H,6.72;N,14.91
MS(FD)(m/e):281実施例6
N−(4−フルオロベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−5−アミノ−1H−インドール
実施例2の手法により、N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノ−1H
−インドール(813mg、3.20mmol)および7−インドリジノン(560
mg、4.00mmol)を生成物に変換し、818mgを得た。(68%)。
C23H22N3OFとして計算:
理論値:C,73.58;H,5.91;N,11.19
実測値:C,73.84;H,5.90;N,11.26
MS(FD)(m/e):375
実施例7
N−(4−フルオロベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘプタヒド
ロキノリジン−7−イル)−5−アミノ−1H−インドール
実施例2の手法により、N−(4−フルオロベンゾイル)−5−アミノ−1H
−インドール(144mg、0.57mmol)および2−オクタヒドロ−2H−キ
ノリジノン(87mg、0.57mmol)を生成物に変換し、60mgを得た。(
27%)。
MS(FD)(m/e):389実施例8
N−(メタンスルホニル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロイン
ドリジン−7−イル)−5−アミノ−1H−インドール
実施例2の手法により、N−(メタンスルホニル)−5−アミノ−1H−イン
ドール(1.06g、5.00mmol)および7−インドリジノン(900mg、
6.50mmol)を生成物に変換し、807mgを得た。(48.7%)。
C17H21N3O2Sとして計算:
理論値:C,61.61;H,6.39;N,12.68
実測値:C,61.72;H,6.38;N,12.56
MS(FD)(m/e):331
実施例9
3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−5−ヒドロキシ−1H−インド
ール
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5
−ヒドロキシベンジル−1H−インドール塩酸塩(560g、1.47mmol)を
エタノール90mLおよび水5mLに溶解させ、5%パラジウム−炭素(280
mg)を用い、初期圧60psiで、室温で28時間にわたり水素化した。この
混合物をろ過し、ろ液を濃縮して白色固形物を得た。残留物を水にとり、水性水
酸化ナトリウムで塩基性にし、メチレンクロライドで抽出した。硫酸ナトリウム
でこの溶液の乾燥を試みたが、硫酸ナトリウムを加えた時点で、生成物が溶液か
ら析出した。この混合物にメタノールを加え、混合物をろ過し、ろ液を濃縮した
。残留物をメタノール/メチレンクロライドから再結晶させ、生成物84mgを
得た。(22%)。
MS(FD)(m/e):256
MP=250−253(分解)
実施例10
3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−5−フルオロ−1H−インドー
ル
実施例9の手法により、3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインド
リジン−7−イル)−5−フルオロ−1H−インドール塩酸塩(450mg、1
.53mmol)を生成物に変換し、807mgを得た。(24%)。
C16H19N2Fとして計算:
理論値:C,74.39;H,7.41;N,10.84
実測値:C,74.76;H,7.69;N,10.84
MS(FD)(m/e):258
実施例11
3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−5−フルオロ−1H−インドー
ルの代替の合成
3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5
−フルオロ−1H−インドール塩酸塩(450mg、1.54mmol)をトリフル
オロ酢酸(7.5mL)に溶解させ、オレンジ色溶液を形成させる。トリエチル
シラン(197mg、1.7mmol)を加えると、反応物は無色になった。5分後
、TLCで出発物質が存在しないことが示された。この反応物を濃縮し、得られ
た油状物を水に注ぎ、メチレンクロライドで抽出した。抽出物を塩基で洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、生成物を無色の油状物として得た。
実施例12
N−(メタンスルホニル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−5
−アミノ−1H−インドール
ジメチルホルムアミド10mL中の3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−5−アミノ−1H−インドール(320mg、1.25mmol)およびトリ
エチルアミン(0.5mL)の溶液に、メタンスルホニルクロライド(215m
g、1.87mmol)を滴加した。この反応物を室温で2.5時間攪拌した。反応
物をメタノールで希釈し、濃縮し、暗黒色半固形物を得た。この物質をメチレン
クロライドと水の混液に溶解させ、水酸化アンモニウム溶液で塩基性にし、次い
でメチレンクロライドで抽出した。抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、
赤茶色油状物を得た。この物質をシリカゲルを用いたフラッシュカラム(メチレ
ンクロライド中の20%メタノール(水酸化アンモニウム)で溶出)で精製し、
生成物210mgを得た。(49.7%)。
MS(FD)(m/e):333
実施例13
N−(メタンスルホニル)−3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−5
−アミノ−1H−インドールの代替の合成
実施例11の手法により、N−(メタンスルホニル)−3−(1,2,3,4
,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)−5−アミノ−1H−インド
ールを生成物に変換し、所望の生成物351mgを得た。(100%)。
実施例14
N−メチル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H−イ
ンドール−5−イル)尿素
ジメチルホルムアミド10mL中の3−(オクタヒドロインドリジン−7−イ
ル)−5−アミノ−1H−インドール(500mg、1.95mmol)の溶液にメ
チルイソシアネート(220mg、3.9mmol)を加えた。この反応物を72時
間攪拌した。TLCが反応の完了を示したので、反応物を濃縮し、紫色のガムを
得た。ショートFLORISILTMカラムで、溶媒としてメチレンクロライド中
の20%メタノール(水酸化アンモニウム)を用い、この物質をクロマトマトグ
ラフィーし、白色泡沫340mgを得た。この白色泡沫をメタノール/酢酸エチ
ルから再結晶させ、生成物165mgを得た。(27.1%)。
MS(FD+)(m/e):313
実施例15
N−メチル−N’−(3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル)−1H−イ
ンドール−5−イル)尿素の代替の合成
ジメチルホルムアミド5mL中の3−(オクタヒドロインドリジン−7−イル
)−5−アミノ−1H−インドール(322mg、1.26mmol)の溶液にトリ
メチルシリルイソシアネート(288mg、2.50mmol)を加えた。この反応
物を室温で24時間攪拌した。TLCが出発物質の消費を示したので、反応物を
濃縮し、紫色泡沫を得、これを固形化した。FLUORISILTMカラムで溶媒
としてメチレンクロライド中の20%メタノール(水酸化アンモニウム)を用い
、この物質をクロマトグラフィーし、生成物164mgを得た。(43.7%)
。
MS(FD)(m/e):298
実施例16
N−(4−フルオロベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−5−アミノ−ベンゾチオフェン
ジエチルエーテル中のn−ブチルリチウム1.55mLの溶液を、窒素雰囲気
下、−78℃にまで冷却する。この冷却溶液にジエチルエーテル中のN−(4−
フルオロベンゾイル)−3−ブロモ−5−アミノベンゾチオフェン(0.90当
量)の溶液を加える。この反応混合物を−78℃で1時間攪拌した後、これにジ
エチルエーテル中の7−インドリジノン(1.08当量)の溶液を滴加する。こ
の反応物を−78℃でさらに2時間攪拌し、次いで55分間かけて−20℃にま
で徐々にあたためる。次いで重炭酸ナトリウムの飽和水溶液でこの反応混合物を
クエンチし、さらなるジエチルエーテルで希釈し、相を分離する。有機相を塩化
ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮する
。残留物を水性水酸化カリウム(10%水溶液)にとり、15時間加熱還流する
。この混合物を減圧下で濃縮し、残留物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフ
ィーにかける。生成物を含むことが示されたフラクションをまとめ、次いで減圧
下で濃縮し、標題化合物を得る。
実施例17
N−(4−フルオロベンゾイル)−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒド
ロインドリジン−7−イル)−5−アミノ−ベンゾフラン
N−(4−フルオロベンゾイル)−3−ブロモ−5−アミノ−ベンゾフランお
よび7−インドリジノンから、実施例16の手法により標題化合物を得る。
実施例18
5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロインドリジン−7
−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
メタノール8mL中のナトリウム0.185gm(7.98mmol)の溶液に、
5−(ジメチルアミノメタンイミノ)ピロロ[3.2−b]ピリジン0.50gm
(2.66mmol)次いでメタノール2mL中の1,2,3,4,5,6,8−ヘ
プタヒドロインドリジン−7−オン0.55gm(3.98mmol)の溶液を加え
た。得られた溶液を75℃で18時間加熱した。次いでこの反応混合物を室温に
まで冷却し、減圧下で濃縮した。残留物をクロロホルムに溶解させ、水および塩
化ナトリウム飽和水溶液で連続洗浄した。残った有機物を硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下で濃縮した。得られた茶色残留物を1:1テトラヒドロフラン:1N
水酸化ナトリウムに溶解させ、この溶液を約3時間加熱還流した。残留物を減圧
下で濃縮し、残留物を水と3:1クロロホルム:イソプロパノール間に分配した
。相を分離し、有機相を塩化ナトリウム飽和水溶液で十分洗浄した。残った有機
物を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。この残留物をフラッシュシリ
カゲルクロマトグラフィーにかけ、10%メタノールおよび1%水酸化アンモニ
ウムを含むクロロホルムで溶出させた。所望の生成物を含むフラクション
をまとめ、減圧下で濃縮し、標題化合物0.348gm(51%)をアイボリー
色固形物として得た。
MS(FD)(m/e):253(M+)
C15H18N4として計算:
理論値:C,70.84;H,7.13;N,22.03
実測値:C,70.84;H,7.06;N,21.84
実施例19
N−[4−フルオロベンゾイル]−5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8
−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
ピリジン10mL中の5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒ
ドロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン0.10gm(0
.39mmol)および4−フルオロベンゾイルクロライド0.56μL(0.47
mmol)の混合物を55℃で18時間攪拌した。次いでこの反応混合物を1N水酸
化ナトリウムと3:1 クロロホルム:イソプロパノール間に分配した。相を分
離し、有機相を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
、減圧下で濃縮した。残留物を放射状クロマトグラフィー(2mmシリカプレー
ト)にかけ、10%メタノールおよび1%水酸化アンモニウムを含むジクロロメ
タンで溶出させた。生成物を含むフラクションをまとめ、減圧下で濃縮し、標題
化合物0.077gm(57%)を得た。この標題化合物をエタノール:水から
再結晶させ、減圧下で乾燥し、分析用のサンプルを得た。
MS(FD)(m/e):376(M+)
C22H21N4FOとして計算:
理論値:C,70.20;H,5.62;N,14.88
実測値:C,70.38;H,5.78;N,14.68
実施例20
N−[アセチル]−5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキサヒドロ
インドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン
実施例19の手法により、5−アミノ−3−(1,2,3,4,5,8−ヘキ
サヒドロインドリジン−7−イル)ピロロ[3,2−b]ピリジン0.10gm
(0.39mmol)およびアセチルクロライド0.35μL(0.47mmol)から
出発して、標題化合物0.084gm(73%)を回収した。
MS(FD)(m/e):296(M+)
5−HF1F受容体が神経原性髄膜血管外遊出を媒介し、それにより偏頭痛と関
連のある疼痛および関連のある障害が引き起こされるという発見は、引用により
そのすべてが本明細書中に包含される米国特許第5,521,196号に開示さ
れている。偏頭痛の処置における本発明の化合物の有用性を証明するために、5
−HT1F受容体サブタイプに対するその結合能を決定した。本質的にN.Adham,
et al.,Proceedings of the National Academy of Sciences(USA),90,408-41
2(1993)に記載のように、5−HT1F受容体サブタイプに対する本発明の化合
物の結合能を測定した。膜調製
:集密度100%まで培養した、トランスフェクトされたLtk細胞から膜
を調製した。その細胞をリン酸塩緩衝化生理食塩水で2回洗浄し、培養皿から氷
冷リン酸塩緩衝化生理食塩水5ml中に掻き入れて、200×gにて4℃で5分間
遠心分離した。ペレットを氷冷トリス緩衝液(20mM トリス HCl、23℃でpH
=7.4、5mM EDTA)2.5ml中に再縣濁させて、Wheaton組織グラインダー
でホモジナイズした。その後、ライゼートを200×gにて4℃で5分間遠心分
離して、大きなフラグメントをペレットにし、これを捨てた。上澄みを集めて、
40,000×gにて4℃で20分間遠心分離した。この遠心分離から得られた
ペレットを氷冷トリス洗浄緩衝液で1回洗浄して、50mM トリス HClおよび0.
5mM EDTAを含む最終緩衝液(23℃でpH=7.4)中に再縣濁させた。膜調製
物を氷上に保持して、2時間以内に放射性リガンド結合アッセイに利用した。タ
ンパク質濃度をBradfordの方法(Anal.Biochem.,72,248−254(19
76))により測定した。
放射性リガンド結合:リガンドをマスキングすることを省き、Herrick−Davis
およびTitelerにより報告された5−HTIDアッセイ条件(J.Neurochem,50
,1624−1631(1988))の僅かな変更を使用して、[3H−5−
HT]結合を行った。放射性リガンド結合試験は、96ウェルのマイクロタイタ
ープレートにおいて、全体積250mlの緩衝液(50mM トリス、10mM MgCl2、
0.2mM EDTA、10mM パルジリン、0.1%アスコルビン酸塩、37℃でpH
=7.4)中、37℃で行われた。[3H]5−HTを0.5nM〜100nMの範囲に及
ぶ12の異なった濃度で使用して、飽和試験を行った。4.5−5.5nM[3H]5
−HTを使用して、置換試験を行った。化合物の6−12の濃度を使用して、競
合実験における薬物の結合プロフィールを成し遂げた。平衡結合条件を決定した
最初の研究に基づき、飽和試験および置換試験の両方に関して、インキュベーシ
ョン時間は30分であった。非特異的結合を10mM5−HTの存在下に定義した
。結合を膜ホモジネート50ml(10−20μg)の添加により開始させた。48
R Cell Brandel Harvester(Gaithersburg,MD)を使用する、予め浸漬しておい
た(0.5%ポリエチレンイミン)フィルターを通しての迅速濾過により、その反
応を終結させた。その後、フィルターを氷冷緩衝液(50mM トリス HCl、4℃で
pH=7.4)で5秒間洗浄し、乾燥させて、Readi−Safe(Beckman,Fullerton,C
A)2.5mlを含むバイアル中に入れ、Beckman LS 5000TA液体シンチレ
ーション計数器を使用して、放射能を測定した。[3H]5−HTの計数効率を4
5−50%の間で平均した。結合データをコンピューター補助非線形回帰分析(A
ccufitおよびAccucomp,Lunden Software,Chagrin Falls,OH)により分析し
た。Cheng−Prusoff式(Biochem.Pharmacol.,22,3099−3108(19
73))を使用して、IC50値をKi値に換算した。実験は全て、3回行った。本
発明の代表的な化合物は、上記の方法により測定されるように、5−HT1F受容
体に対して親和性を有することが見出された。
R.L.Weinshankら,WO93/14201により報告されたように、5−H
T1F受容体は、5−HT1F受容体でトランスフェクトされたNIH3T3細胞に
おいて、ホルスコリンで刺激されるcAMP産生を阻害するセロトニンおよびセロト
ニン作動性薬物の能力により測定されるように、G−タンパク質に機能的に結合
する。標準的な技術を使用して、アデニル酸シクラーゼ活性を測定した。
最大作用は、セロトニンにより得られる。試験化合物の阻害をその最大作用で割
って、阻害%を決定することにより、Emaxを決定する。(N.Adhamら,上記;R.
L.Weinshankら,Proceedings of the National Academy of Scjences(USA
),89,3630−3634(1992))、およびその中で引用される参考
文献。cAMP 形成の測定
DMEM、5mM テオフィリン、10mM HEPES(4−[2−ヒドロキシエチ
ル]−1−ピペラジンエタンスルホン酸)、および10μM パルジリン中、トラン
スフェクトされたNIH3T3細胞(ワンポイント競合試験から推定されるBmax
=488fmol/mg(タンパク質))を5% CO2にて37℃で20分間インキュベ
ートした。次いで、6つの異なった最終濃度の薬物を加えた後、続いて、ホルス
コリン(10mM)を直ちに加えることにより、薬物用量−作用曲線を作成した。
その後、その細胞を5% CO2にて37℃でさらに10分間インキュベートした
。培地を吸引して、その反応を100mM HClの添加により停止させた。競合的ア
ンタゴニズムを証明するために、固定用量のメチオテピン(0.32mM)を使用し
て、5−HTに関する用量−反応曲線を平行して測定した。プレートを4℃で1
5分間保存した後、500×gで5分間遠心分離して、細胞破片をペレットにし
、上澄みをアリコートに分けて、ラジオイムノアッセイ(cAMP ラジオイムノアッ
セイキット;Advanced Magnetics,Cambridge,MA)によるcAMP形成の評価の前に
−20℃で保存した。データリダクションソフトウェアを装備したPackard COBR
A Auto Gamma計数器を使用して、放射能を定量した。
本発明の代表的な化合物を試験し、cAMPアッセイにおいて5−HT1F受容体の
アゴニストであることを見出した。タンパク質血管外遊出
Harlan Sprague−Dawleyラット(225−325g)またはCharles River Labo
ratoriesから得られたモルモット(225−325g)をペントバルビター
ルナトリウム(各々、65mg/kgまたは45mg/kg)で腹腔内により麻酔して、ラ
ットに関しては−3.5mmで、またはモルモットに関しては−4.0mmで切歯棒セ
ットを備えた定位枠(David Kopf Instruments)に置く。正中矢状頭皮切開に続い
て、皮膚を通して2対の両側の穴を開ける(ラットにおいては、後方に6mm、外
側に2.0および4.0mm;モルモットにおいては、後方に4mm、外側に3.2お
よび5.2mm、座標は全て、ブレグマを基準とする)。ステンレス鋼製の刺激電極
の対(Rhodes Medical Systems,Inc.)を、両方の半球における穴を通して、硬膜
から深さ9mm(ラット)または10.5mm(モルモット)まで下ろす。
大腿静脈を曝露して、ある用量の試験化合物を静脈内注射する(1ml/kg)。約
7分後、50mg/kg用量のEvans Blue、蛍光染料もまた、静脈内注射する。その
Evans Blueは、血液中のタンパク質と複合体を作って、タンパク質血管外遊出に
関するマーカーとして機能する。試験化合物を注射してから丁度10分後に、2
73型ポテンショスタット/ガルバノスタット(EG&G Princeton Applied Re
search)を用いて、左の三叉神経節を1.0mAの電流強度(5Hz、持続時間4msec)
で3分間刺激する。
刺激してから15分後、その動物を殺して、生理食塩水20mlで瀉血する。頭
蓋の先端を除去して、硬膜の収集を容易にする。その膜試料を両方の半球から除
去し、水で濯いで、顕微鏡スライド上に平らに塗り広げる。乾燥させたら、その
組織を70%グリセロール/水溶液と共にカバーガラスをかける。
回折格子モノクロメーターおよび分光光度計を装備した蛍光顕微鏡(Zeiss)を
使用して、各々の試料におけるEvans Blue染料の量を定量する。約535nmの励
起波長を利用して、600nmでの発光強度を測定する。その顕微鏡は、電動式ス
テージを装備しており、パーソナルコンピューターとも接続されている。このこ
とは、各々の硬膜試料に対する25ポイント(500μmの段階)での蛍光測定に
ついて、ステージのコンピューター制御移動を容易にする。その測定値の平均お
よび標準偏差をコンピューターにより決定する。
三叉神経節の電気刺激により誘発される血管外遊出は、同側作用である(すな
わち、三叉神経節を刺激した硬膜側に対してのみ起こる)。このことは、他の(刺
激しない)半分の硬膜を対照として使用することを可能にする。刺激しない側の
硬膜と比較しての、刺激した側からの硬膜における血管外遊出の量の比率を計算
する。生理食塩水対照は、ラットにおいて約2.0、およびモルモットにおいて
1.8の比率を与える。対照的に、刺激した側からの硬膜における血管外遊出を
有効に予防する化合物は、約1.0の比率を有する。用量−反応曲線を作成して
、血管外遊出を50%まで阻止する用量(ID50)を近似する。
市販の偏頭痛処置薬であるスマトリプタンは、低いバイオアベイラビリティと
比較的短い作用持続時間とを示す。多くのセロトニン受容体サブタイプに対する
その親和性は、偏頭痛の処置におけるその有用性を厳しく限定する、望ましくな
い副作用、特に血管収縮を引き起こす。本発明の化合物は、5−HT1F受容体の
強力なアゴニストであることから、治療レベルを維持するために極めて低い用量
しか必要としない。加えて、他の受容体と比べ、5−HT1F受容体に対して選択
的な化合物は血管収縮を引き起こさないから、血管収縮による合併症が回避され
る。本発明の化合物はまた、三叉神経節の刺激の前または後に投与するなら、タ
ンパク質血管外遊出も防止し、それらを初期偏頭痛発作の前に投与したら、疼痛
を予防することができるし、またはそれらを偏頭痛発作の間に投与したら、疼痛
を軽減することができることを示す。
本発明の方法において使用する化合物をいずれの製剤化もなく直接投与するこ
とは可能であるが、その化合物は、通常、医薬的に許容され得る賦形剤、および
少なくとも1つの活性成分を含んでなる医薬組成物の形態で投与する。これらの
組成物は、経口、口内、直腸、鼻内、経皮、皮下、静脈内、筋肉内、および鼻内
を含め、様々な経路により投与することができる。本発明の方法において使用す
る化合物の多くは、注射用組成物および経口組成物の両方として有効である。そ
のような組成物は、医薬品業界においてよく知られている方法で製造し、少なく
とも1つの活性化合物を含んでなる。例えば、REMINGTON’S PHA
RMACEUTICAL SCIENCES,(第16版、1980)を参照。
本発明において使用する組成物を製造する際には、活性成分を、通常、賦形剤
と混合するか、賦形剤で希釈するか、またはカプセル、サシェ、紙、もしくは他
の容器の形態となり得る担体内に充填する。賦形剤が希釈剤として働く場合、そ
れは、固体、半固体、または液体の物質であり得、これは、活性成分に対してビ
ヒクル、担体、または媒体としての役割を果たす。従って、その組成物は、錠剤
、丸剤、粉末剤、ロゼンジ剤、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、縣濁液剤、
エマルション剤、溶液剤、シロップ剤、エアゾール剤(固体としての、または液
体媒体中の)、例えば、活性化合物を10重量%まで含む軟膏剤、軟ゼラチンカ
プセル剤および硬ゼラチンカプセル剤、坐剤、無菌注射用溶液剤、並びに無菌包
装粉末剤の形態となり得る。
製剤を製造する際には、他の成分と組み合わせる前に、活性化合物を摩砕して
、適当な粒子径を与えることが必要であり得る。その活性化合物が実質的には不
溶性であるならば、通常、粒径を200メッシュ未満まで摩砕する。その活性化
合物が実質的には水溶性であるならば、その粒径は、普通、実質的には、製剤中
で均一な分布(例えば、約40メッシュ)を与えるよう摩砕することにより調節す
る。
適当な賦形剤の幾つかの例には、ラクトース、デキストロース、スクロース、
ソルビトール、マンニトール、デンプン、アラビアゴム、リン酸カルシウム、ア
ルギン酸塩、トラガカント、ゼラチン、ケイ酸カルシウム、微品質セルロース、
ポリビニルピロリドン、セルロース、水、シロップ、およびメチルセルロースが
含まれる。加えて、その製剤には、タルク、ステアリン酸マグネシウム、および
鉱油といったような滑沢剤;湿潤剤;乳化剤および沈殿防止剤;ヒドロキシ安息
香酸メチルおよびヒドロキシ安息香酸プロピルといったような保存剤;甘味料;
並びに香料が含まれ得る。当業界において知られている方法を使用することによ
り、本発明の組成物を、患者に投与した後、活性成分を迅速に、持続的に、また
は遅延して放出するよう製剤化することができる。
その組成物は、単位用量形態で製剤化するのが好ましく、各々の用量は、活性
成分を約0.001〜約100mg、より通常には、約1.0〜約30mg含む。「単
位用量形態」という用語は、ヒト被験者および他の哺乳動物のための単位的用量
として適当な、物理的に独立した単位をいい、各々の単位は、適当な医薬品賦形
剤と共に、所望の治療効果をもたらすよう計算された、予め決定されている量の
活性物質を含む。
活性化合物は、一般に、広い用量範囲にわたって有効である。例えば、1日あ
たりの用量は、普通、約0.0001〜約30mg/kg(体重)の範囲内に入る。成
人の処置においては、単回用量または分割用量で、約0.1〜約15mg/kg/日
の範囲がとりわけ好ましい。しかし、実際に投与する化合物の量は、処置すべき
状態、選択された投与経路、投与する実際の化合物、個々の患者の年齢、体重、
および反応、並びに患者の症状の重篤度を含め、関連した状況から考えて、医師
により決定され、従って、上の用量範囲は、本発明の範囲を何ら限定しようとす
るものではないことが理解されるであろう。幾つかの場合には、前述の範囲の下
限より下の用量レベルでも十分であり得るが、他の場合には、さらにより多くの
用量を、いずれの有害な副作用も引き起こすことなく使用することができるが、
ただし、そのようなより多くの用量は、1日を通して投与するために、まず最初
に、幾つかのより少ない用量に分割する。
製剤例1
次の成分を含む硬ゼラチンカプセル剤を製造する。上の成分を混合して、硬ゼラチンカプセルに340mg量を充填する。
製剤例2
以下の成分を使用して、錠剤を製造する。
各成分を混合し、圧縮して、各々の重量が240mgである錠剤を形成する。
製剤例3
以下の成分を含む乾燥粉末吸入剤を製造する。
活性成分をラクトースと混合し、混合物を乾燥粉末吸入装置に入れる。
製剤例4
活性成分30mgを含む各錠剤を以下のように製造する。
活性成分、デンプンおよびセルロースをNo.20メッシュ米国ふるいに通し、
十分に混合する。ポリビニルピロリドンの溶液を得られた粉末と混合し、次いで
16メッシュ米国ふるいに通す。このように製造した顆粒を50−60℃で乾燥
し、16メッシュ米国ふるいに通す。あらかじめNo.30メッシュ米国ふるい
に通しておいたカルボキシメチルデンプンナトリウム、ステアリン酸マグネシウ
ムおよびタルクを顆粒に加え、混合後、打錠機で圧縮成形して、各12Omg重
量の錠剤を製造する。
実施例5
薬物40mgを含む各カプセ剤を以下のように製造する。
活性成分、セルロース、デンプンおよびステアリン酸マグネシウムを混合し、N
o.20メッシュ米国ふるいに通し、各150mg量を硬ゼラチンカプセルに充
填する。製剤例6
活性成分を各々25mg含む坐剤を次のように製造する。
活性成分をNo.60メッシュ米国ふるいにかけ、必要最小限の熱を使用して予め
溶融しておいた飽和脂肪酸グリセリド中に懸濁させる。次いで、その混合物を呼
称2.0g容量の坐薬型に流し込んで、放冷する。
製剤例7
用量5.0mL当たり薬物50mgを含む各懸濁剤を以下のように製造する。薬物、スクロースおよびキサンゴムを混合し、No.10メッシュ米国ふるいに
通し、次いであらかじめ作成しておいた微結晶セルロースおよびカルボキシメチ
ルセルロースナトリウム水溶液と混合する。安息香酸ナトリウム、香料および着
色量を水で希釈し、攪拌しながら加える。十分な水を加え、必要容量を製造する
。
実施例8
薬物15mgを含む各カプセル剤を以下のように製造する。
活性成分、セルロース、デンプンおよびステアリン酸マグネシウムを混合し、N
o.20メッシュ米国ふるいに通し、各425mg量を硬ゼラチンカプセルに充
填する。
製剤例9
静脈内製剤を次のように製造することができる。
製剤例10
局所製剤を以下のように製造することができる。白色軟パラフィンを溶融するまで加熱する。液状パラフィンおよび乳化ワックス
を含ませ、溶解するまで攪拌する。活性成分を加え、拡散するまで攪拌を継続す
る。この混合物を固形化するまで冷却する。
製剤例11
活性成分10mgを含む各舌下剤または口内剤を以下のように製造することがで
きる。
撹拌を継続し、温度を約90℃で維持しながら、グリセロール、水、クエン酸ナ
トリウム、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンを混合する。ポリ
マーが溶液になったら、この溶液を約50−55℃にまで冷却し、薬物をゆっく
り加える。この均質な物質を不活性物質で製造された型に注ぎ、厚さ約2−4m
mの薬物含有拡散基質を製造する。この拡散基質をカットして、適当なサイズの
個々の錠剤を成形する。
本発明の方法において使用する別の好ましい製剤は、経皮送出装置(「パッチ
」)を使用する。そのような経皮パッチを使用して、本発明の化合物の連続的な
注入または不連続的な注入を制御された量で与えることができる。医薬品の送出
のための経皮パッチの構築および使用は、当業界においてよく知られている。例
えば、1991年6月11日に発行された米国特許第5,023,252号(この
米国特許に記載されている内容は、本発明の一部を構成する)を参照。そのよう
なパッチは、医薬品の連続的な送出、拍動的な(pulsatile)送出、または需要あ
り次第の(on demand)送出のために構築することができる。
しばしば、医薬組成物を脳へ直接的に導入すること、または間接的に導入する
ことが望ましく、または必要であろう。直接技術は、通常、薬物送出力テーテル
を宿主の脳室システムに配置して、血液脳関門をバイパスする必要がある。身体
の特異的な解剖領域への生物学的因子の輸送に使用される、そのようなインブラ
ント用送出システムの1つは、1991年4月30日に発行された米国特許第5
,011,472号(この米国特許に記載されている内容は、本発明の一部を構成
する)に記載されている。
一般に好ましい間接技術は、通常、親水性薬物の脂溶性薬物またはプロドラッ
グへの転換により薬物潜伏性(latentiation)を与える組成物を製剤化することを
含む。潜伏性は、一般に、薬物に存在するヒドロキシ基、カルボニル基、スルフ
ェート基、および第一級アミン基をブロックし、その薬物をより脂溶性にして、
血液脳関門を介して輸送しやすくすることにより得られる。あるいはまた、親水
性薬物の送出は、血液脳関門を一時的に開くことができる高張溶液の動脈内注入
により高めることができる。
本発明の方法において使用する化合物の投与に使用する製剤のタイプは、使用
する個々の化合物、投与経路および化合物から望まれる薬物動態プロフィールの
タイプ、並びに患者の状態により指図され得る。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61P 25/06 A61P 25/06
43/00 111 43/00 111
C07D 455/02 C07D 455/02
519/00 311 519/00 311
(81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG,
CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T
D,TG),AP(GH,GM,KE,LS,MW,SD
,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,
KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,
AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C
U,CZ,EE,GE,GH,GM,GW,HU,ID
,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,
LC,LK,LR,LS,LT,LV,MD,MG,M
K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU
,SD,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,
TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 クルシンスキー,ジョゼフ・ハーマン・ジ
ュニア
アメリカ合衆国46214インディアナ州 イ
ンディアナポリス、ベッケンバウアー・ウ
ェイ 1633番
(72)発明者 ショース,ジョン・メーナート
アメリカ合衆国46077インディアナ州 ザ
イオンズビル、レイントゥリー・ドライブ
135番