JP2001521444A - 2本のストランドを並列に連続鋳造する装置 - Google Patents

2本のストランドを並列に連続鋳造する装置

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JP2001521444A JP54555298A JP54555298A JP2001521444A JP 2001521444 A JP2001521444 A JP 2001521444A JP 54555298 A JP54555298 A JP 54555298A JP 54555298 A JP54555298 A JP 54555298A JP 2001521444 A JP2001521444 A JP 2001521444A
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ヘイルフォールト,マグヌス
スヴァーン,コニー
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エービービー・エービー
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    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
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    • B22D11/114Treating the molten metal by using agitating or vibrating means
    • B22D11/115Treating the molten metal by using agitating or vibrating means by using magnetic fields

Abstract

(57)【要約】 2本の細長いストランドを並列に鋳造するために、磁気ブレーキが、少なくとも1つの静的な、または、低周波の周期的な磁場を生起する。チル鋳型は矩形鋳型(10)と、該矩形鋳型を2つの副鋳型(11a,11b)に分割する内部隔壁(13)とを有し、前記磁場が、前記矩形鋳型の全幅にわたってほぼ同じ磁場方向を有しかつ両副鋳型内においてほぼ対称の分布を有するように作用する。ブレーキは、前記矩形鋳型の第1の長辺側側面に配される第1の磁石と、前記矩形鋳型の反対側の第2の長辺側側面に配置される反対の極性の第2の磁石とを有する。磁石内の磁性材料は、両磁石が、前記矩形鋳型の2つの長辺側側面の各々に沿って相互に隣接配置された同じ極性の2つの副磁極を有するように分布させられている。各副磁極は、前記各副鋳型の長辺側側面に沿って対称に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】 2本のストランドを並列に連続鋳造する装置 発明の分野 この発明は、請求項1のプリアンブルによれば、磁気手段、磁気ブレーキを有 し、2本のストランドを、連続または半連続の鋳造プロセスによって同時に鋳造 するときに、一方では、2つの副鋳型(サブモールド)からなる鋳型内に導入さ れる高温の溶融物の主要流れを制動し、他方では、溶融物からのストランドの形 成中に副鋳型内のストランドの固まっていない部分において生ずる溶融物の二次 的な流れを制御するために設けられた装置に関するものである。 また、この発明は、 − 2つの副鋳型に分割される鋳型と、該鋳型の周りに配置された支持梁と、前 記鋳型および支持梁を冷却し、かつ、鋳造中に溶融物を冷却するための冷却材を 供給する冷却手段とを具備するチル鋳型と、 − 少なくとも1つの静的な磁場または周期的な低周波の磁場において、チル鋳 型内に存在する溶融金属に制動をかける磁気ブレーキと を具備する、2つのストランドを同時に連続または半連続的に鋳造する装置に関 するものである。 従来技術 細長い鋳造物を形成するための連続および半連続鋳造プロセスにおいて、スト ランドと呼ばれる鋳鋼を連続的に鋳造するために、鋳造方向に両端が開いたチル 鋳型が使用される。この出願において、チル鋳型は、ストランドが形成される鋳 型および該鋳型を取り囲んで配置された支持梁の両方、並びに、前記鋳型および 支持梁を冷却するために提供され、鋳造中に溶融物を冷却するための冷却材を供 給する冷却手段を含んでいる。鋳型は、1または2以上の部品からなっているが 、一般には、4枚の冷却した銅板からなっている。支持梁は、冷却材、好ましく は水が鋳造中に流れる管を具備し、一般には、水梁と呼ばれる。この水梁は、鋳 型を支持しかつ冷却するという2重の機能を奏するように、鋳型と熱的に良好に 接触した状態で、該鋳型を取り囲んで配置されている。鋳型には、密閉式鋳造の 場合には、鋳型内に存在する溶融物内に沈められた鋳造パイプを通して、または 、開放式鋳造の場合には、フリータッピングジェットを通して高温溶融物が供給 される。鋳型内では、高温溶融物が冷却され、ストランドに形成される。ストラ ンドは、次々と鋳型を離れ、離れるときには、機械的な自立性を有する硬化した 表面と、硬化していない溶融物からなる中心部分とを有する。高温溶融物が、制 御されずに鋳型内に流入する場合には、該高温溶融物は、その機械的運動量によ って、ストランドの硬化していない部分に深く浸透し、溶融物内に存在する望ま しくない非金属粒子が溶融物内に深く浸透してそこに捕らえられたり、硬化した 前端の温度制御、したがって、鋳造構造の制御がより困難になったりするという 、多くの好ましくない効果を生ずる。欧州特許第0040383号公報によれば 、鋳型内の溶融物に、少なくとも1つの静的な、または、低周波の周期的な磁場 を与えるために、鋳型の近くに磁場を生起する手段を設けることが知られている 。磁場は、流入する高温溶融物の流れを制動して分割するとともに、鋳型内に形 成されるストランドの硬化していない部分における溶融物の流れを制御するよう に溶融物に作用する。上記目的のために磁場を生起する手段は、現在、磁気ブレ ーキと呼ばれ、あるいは、磁石が電磁石である場合には、電磁ブレーキEMBR と呼ばれる。磁気ブレーキは、磁石と、磁気回路を閉じる磁気フィードバック装 置、すなわち、ヨークとを具備している。磁気回路は、上記磁気フィードバック 装置によって閉じられるので、ブレーキにおける磁気損失は低減される。磁石の 語は、電磁石、すなわち、電流を供給されるコイルであって、導電体からなる磁 心を有するものであることが好ましいが、場合によっては、永久磁石でもよい。 電磁石を具備するブレーキを、以下、電磁ブレーキと呼ぶことにする。以下にお いて磁気ブレーキ場と呼ぶことにする、静的なまたは低周波の周期的な磁場が、 ブレーキによって溶融物に供給されるときに得られる上述した品質の向上に加え て、多くの製造関連の利益が得られる。製造プロセスにおける長い停止時間によ り、溶融物が、硬化した表面を再溶融したり貫通したりする危険性は低減され、 多くの場合、鋳造速度を向上することができる。 このチル鋳型は、フレームの中に懸架されて据え付けられている。チル鋳型に 振動を与えるために鋳造中にフレームを振動させる振動テーブルが設けられてい る。振動は鋳造方向に行われることが好ましい。チル鋳型と同じフレーム内に電 磁ブレーキが設けられることが一般的であるが、チル鋳型とブレーキとが別々の フレームに据え付けてもよく、振動質量を低減することが望ましいときには、別 々のフレームに据え付けることの方が好ましい。 生産量を増加させるために、ある鋳造プラントでは、複数の鋳造ストランドが 並列に形成される。大きな寸法のストランド、特に、一般にスラブとして知られ ているプレート鋳造物を並列に鋳造するときには、矩形鋳型が使用され、該矩形 鋳造では、鋳型を2つの副鋳型に分割するために隔壁が設けられている。鋳型は 、該鋳型の長辺側側面と短辺側側面とを構成するように配置された4つの従来の 壁板と、鋳型内の副鋳型間に隔壁として配置された少なくとも1つの追加の壁板 とを有することが好ましい。このようにして、複数の、好ましくは2つのスラブ が、同じチル鋳型内において同時に並列に鋳造される。この種の鋳造は、一般に 、ツイン鋳造として知られている。隔壁は、T壁、ツイン壁と呼ばれ、各副鋳型 はT鋳型と呼ばれる。各T鋳型には、鋳造されたストランドが、上述したように そこから形成される、少なくとも1つの溶融材料の高温流路が設けられている。 元の鋳型の長辺側側面の幅とほぼ一致する幅の磁心を具備する電磁ブレーキが、 流入する流れを制動して細分するために使用され、各副鋳型に作用する磁場は、 図1に示されるように、流入溶融物の流れに対して非対称である。この非対称性 は、一定の条件下では、冶金学的見地から好ましくないこともある。 非対称のブレーキ場を回避するために、例えば、欧州特許第0265796号 公報により、各T鋳型に一対の極を有するブレーキを設けることが知られている 。この欧州特許第0265796号公報に開示されたブレーキは、磁極対間の極 性をシフトする図1bに係るブレーキ場を生成する。両鋳型において対称なブレ ーキ場を、このブレーキによって生成するために、T壁が磁極対の間に対称に、 好ましくは、矩形鋳型の中心に配置されなければならない。しかしながら、ツイ ン鋳造においては、2つのT鋳型内に異なる大きさのストランドを鋳造すること ができるように、T壁を鋳型の中心に対して変位可能に配置することが一般的で ある。したがって、図1aおよび図3aに係るブレーキは、磁極を横に変位させ る手段を有する磁石を提供しなければ、T壁の異なる位置に対して対称に作用す る磁場を生成することはできない。 各磁極対は、他の磁極対とは独立して変位可能であることが好ましい。このた めには大きなスペースが必要であるが、そのようなスペースは、一般にはチル鋳 型の近くには確保することができない。さらに、両副鋳型における幅の大部分に 作用する磁場をかけようとすると、それらの異なる磁極によって、鋳型の同じ側 面に配されている隣接する磁極間の磁気漏れが発生すろ。そのような漏れは、あ る条件下では、副鋳型内における流れを乱すことにもなる。 他の例として、副鋳型内に形成されるストランドを横切ってほぼ同等の強さの 磁場を作用させるような一方向の磁場をかけるために、矩形鋳型の全幅よりも大 きな極幅を有するブレーキが使用される。この装置も、大きなスペースを必要と し、したがって、多くの連続鋳造装置において実現することは困難である。さら に、この種の極を有するブレーキを用いたのでは、制動および二次流れを最適化 するために、副鋳型の幅を対称に横切って作用するように磁場をかけることは不 可能である。 この発明の目的は、チル鋳型において並列に複数のストランドを連続または半 連続鋳造するために使用する磁気ブレーキからなる装置を提供することである。 チル鋳型は、 − 複数の副鋳型に細分され、矩形鋳型と少なくとも1つの隔壁とを有する鋳型 と、 − 該鋳型の周りに設けられた支持梁と、 − 前記鋳型および支持梁を冷却するための冷却手段とを有し、 前記ブレーキに、前記副鋳型に流入する高温溶融物の主要流れに制動をかけ、 かつ、副鋳型内に形成されたストランド内の二次流れを制御するように副鋳型内 にほぼ均一に作用する磁場を生成するための磁気手段が設けられている。 この発明の他の目的は、この発明に係る磁気ブレーキと、 − 複数の副鋳型に細分される鋳型と、 − 該鋳型の周りに設けられた支持梁と、 − 前記鋳型および支持梁を冷却するための冷却手段とを有するチル鋳型と を具備し、複数のストランドを並列に同時鋳造するための鋳造装置を提供するこ とである。 発明の内容 この発明に従って、2本のストランドを並列に連続または半連続的に鋳造する ために、矩形鋳型と、該矩形鋳型を2つの副鋳型に細分する内部隔壁とを有する チル鋳型が使用される。これに関連して、主要流れに制動をかけて分離し、かつ 、それに関連して、ストランド内に生ずる二次流れを制御するために、各副鋳型 に流入する高温溶融物の主要流れに作用する少なくとも1つの静的なまたは低周 波の周期的な磁場を生成するように、前記矩形鋳型の第1の長辺側側面に配置さ れた第1の磁石と、該第1の磁石の磁極と反対の磁極を有し前記矩形鋳型の反対 側の長辺側側面に配置された第2の磁石とを有する磁気ブレーキが使用される。 この発明によれば、前記第1および第2の磁石が同じ極性を有する2つの副磁極 を提供するように、磁石内の磁性材料が分布している。同じ磁石の部分を形成す る副磁極は、矩形鋳型の全幅にわたってほぼ同じ磁場方向に、かつ、各副鋳型内 にほぼ対称の分布で作用させるために、少なくとも1つの静的なまたは低周波の 周期的な磁場を生成すべく、各副磁極が各副鋳型の長辺側側面に沿って対称に配 置されるように、矩形鋳型の2つの反対側の長辺側側面に沿って相互に隣接配置 されている。 上記目的を達成するために、各磁石の端部において鋳型の方向に向かう磁性材 料は、前記第1および第2の磁石の各々が、各副鋳型の長辺側側面に沿って対称 に、矩形鋳型の両長辺側側面に沿って相互に隣接配置された同じ極性を有する2 つの副磁極を提供するように分布していることが好ましい。 この発明の一態様によれば、磁気ブレーキは、矩形鋳型の幅をほぼ覆うような 幅を有する永久磁石を有している。この発明によれば、永久磁石の磁性材料は、 少なくとも、鋳型に向かい合う永久磁石の端部において、前記矩形鋳型の両長辺 側側面に沿って2つの副磁極が形成されるように分布している。これらの副磁極 は、各副鋳型の長辺側側面に沿って対称に配置されている。その結果、この磁気 ブレーキの永久磁石は磁場を生起し、矩形鋳型の全幅にわたって同じ磁場方向を を有し、かつ、両副鋳型内にほぼ対称な分布を有する磁場を、副鋳型内に入って その中に存在する溶融物に作用させることになる。 好ましい態様によれば、磁気ブレーキは、矩形鋳型の対向する長辺側側面に隣 接配置された第1および第2の電磁石を有している。電磁石は、磁心と、該磁心 の周りに配置されたコイルとを具備している。この発明によれば、磁心は、矩形 鋳型の幅をほぼ覆う程度の幅を有している。さらに、磁心の磁性材料は、少なく とも、鋳型に向かい合う磁心の端部において、磁心が、矩形鋳型の長辺側側面に 沿って同じ極性で相互に隣接配置された2つの磁極を形成するように分布させら れている。これらの磁極または副磁心は、この発明によれば、前記各副鋳型の長 辺側側面に沿って対称に配置されている。その結果、生起されて溶融物に作用す る磁場は、両副鋳型内のほぼ対称な分布と組み合わせて、矩形鋳型の全幅にわた ってほぼ同じ磁場方向を提供する。この発明の好ましい態様によれば、磁性材料 の分布は、鋳型に向かい合う磁心の端部の、隔壁に隣接する磁性材料内に凹所を 提供する磁心によって得られる。これに代えて、そのような磁心は、鋳型に向か い合う磁心の端部において、隔壁に隣接する非磁性材料のインサートを有してい てもよい。 幅広の永久磁石または幅広の磁心を有する電磁石を提供することができない場 合に特に好適な他の態様によれば、磁気ブレーキは、各長辺側側面に沿う複数の 磁石と、各長辺側側面に沿って磁石と鋳型との間に配置された磁極板とを有して いる。前記磁極板は、矩形鋳型の幅をほぼ覆うような幅を有し、矩形鋳型の全幅 にわたってほぼ同じ磁場方向を有し、かつ、両副鋳型内にほぼ対称な分布を有す る磁場を供給するために、各副鋳型の一長辺側側面に沿って対称に配置された2 つの副磁極を構成するように分布させられた磁性材料からなっている。 この発明の他の実施形態によれば、鋳造方向に沿って複数の位置に配置された 磁石を提供する。多くの位置に磁石を有するブレーキは、溶融金属が、該溶融金 属の表面、すなわち、メニスカス下に沈められている鋳造パイプによって鋳型内 に放出される、鋳型内連続鋳造、いわゆる密閉鋳造に特に適している。この鋳造 パイプは、鋳型または副鋳型の中央に配置され、かつ、その最も簡易な態様にお いて、その底部に、鋳造方向の主要流れに作用する下向きの鋳造パイプ出口孔を 有することが好ましいが、該鋳造パイプは、その底部において閉じ、かつ、該鋳 造パイプの下端部に角度をなした複数の出口孔を有することが好ましい。矩形鋳 型の場合には、外部に、鋳型の短辺側側面に向かって流れ出す溶融物を複数の主 要流れに分離するように横孔が設けられている。この態様に係るブレーキは、通 常、流入する溶融物に制動をかけて分離し、かつ、上方に向かう二次流れを提供 するために、鋳造パイプ出口孔と同じ位置に、または、該パイプ出口孔から少し だけ下流側に配置された磁石と、表面が乱されることを回避するためにメニスカ スにおける第2の位置に配置された磁石とを具備している。いくつかの鋳造形式 に対しては、二次流れを制御するためのみならず主要流れの制動を確保するため にも、鋳造パイプ出口孔から下流の他の位置に、鋳型内および鋳型から下流の両 方の位置に磁石を設けることが有利であることがわかっている。 この発明は、2本のストランドを並列に同時連続的に、または、半連続的に鋳 造する装置にも関連している。この装置は、 − 矩形鋳型を2つの副鋳型に分割する内部隔壁を有する矩形鋳型と、前記矩形 鋳型の周りに配置された支持梁と、前記鋳型および前記支持梁を冷却する冷却手 段とを具備するチル鋳型と、 − 前記副鋳型内に入りかつ存在する溶融物に、静的なまたは低周波の周期的な 磁場を与えるように設けられた磁気ブレーキとを具備している。副鋳型内に形成 されたストランドおよび該ストランドおよび鋳型内に存在する溶融物に、矩形鋳 型の全幅にわたってほぼ同一の磁場方向に、かつ、両副鋳型内にほぼ対称に分布 して作用する磁気ブレーキ場を生起するために、磁気ブレーキが上述した態様の 内の1つに従って構成されている。 この発明による鋳造装置は、2つの幅広の電磁石を有するブレーキ、EMBR を有することが好ましい。前記電磁石は、矩形鋳型の対向する長辺側側面の各々 に沿って配置されている。前記矩形鋳型は、該矩形鋳型を2つの副鋳型内に、好 ましくは矩形の形状に細分する隔壁を具備している。2つの電磁石の磁心は、前 記矩形鋳型の全幅をほぼ覆うような幅と、前記磁心の前記鋳型の方向に向かう端 部において隔壁に隣接する磁性材料内の凹所とを有している。このように、この 発明に係る鋳造装置において鋳造されるストランドは、該ストランドの各々にほ ぼ対称な分布で、かつ、前記鋳造装置内に形成される前記ストランドの両方の全 幅にわたってほぼ同じ磁場方向で作用する磁気ブレーキ場にかけられる。 図面の説明 この発明は、2本のストランドを並列に鋳造する鋳造装置のための電磁ブレー キの使用を示す添付図面を参照して、以下に詳細に説明される。図1a、図2a 、図3aは、従来技術に係る電磁ブレーキを有する鋳造装置を示している。図4 aは、この発明の好ましい実施形態に係る電磁ブレーキを有する鋳造装置を示し ており、図5aは、この発明の他の実施形態に係る鋳造装置を示している。 発明の詳細な説明 これらの図面には、鋼製のストランドの連続鋳造、いわゆるツイン鋳造用の装 置が示されている。鋼材は、2つの副鋳型11a,11bに細分された、矩形断 面を有する鋳型10を具備するチル鋳型内で鋳造される。鋳型は、4つのチル壁 板12a,12b,12c,12dおよび隔壁13によって構成されている。隔 壁13は、一般には、側方に移動可能であり、大きな鋳型を2つの副鋳型11a ,11bに細分している。また、チル鋳型は、該チル鋳型を取り囲む支持梁14 a,14bをも具備している。該支持梁14a,14bは、冷却材、通常は水、 を鋳造中に流通させ、一般に水梁とも呼ばれる内部空洞系を有している。各副鋳 型11a,11bの中央に放出され、連続的にストランドに形成される高温溶融 物の主要流れに制動をかけるために、図1a,2a,3a,4a,5aに示され た異なる実施形態の電磁ブレーキが、副鋳型に対して作用するようにチル鋳型に 隣接して配置されている。高温溶融物の主要流れの制動および分離とは別に、電 磁ブレーキは、ストランド内の硬化していない部分に生ずる二次流れを良好に制 御することもできる。したがって、多くの場合、ほぼ同じ磁場方向で、しかも、 鋳造されたストランドを横切って対称に作用する、静的な磁場または低周波の周 期的な磁場、すなわちブレーキ場をかけるように、ブレーキを構成することが望 ましい。 図1aは、長辺側側面の各々に沿って2対2の関係で隣接配置されている4つ の磁石を具備する従来技術に係る電磁ブレーキを示している。これらの磁石は2 対に配列され、各対は、チル鋳型全体に磁場をかけるために、反対の磁極を矩形 鋳型10の長辺側側面に隣接して相互に対向配置させた磁石を提供している。磁 石は、直棒状の鉄製磁心21a,21b,21c,21dと、該磁心21a,2 1b,21c,21dの周りに配置されたコイル22a,22b,22c,22 dとを有している。該磁石は、図1aに背後に配置された磁気ヨークとして示さ れた磁気フィードバック装置25a,25bによって閉じた磁気回路に接続され ている。このブレーキによれば、図1bの分布を有する磁場が、ストランド内の 溶融物に作用することになる。磁場は、磁石対の間でその方向が変化し、各々の 磁石対は、反対方向に磁場の最大値を有している。この磁場分布を有する磁場は 、多くの場合、各副鋳型11a,11b内に対称の磁場を与えるが、副鋳型と同 じ大きさの幅を有する磁心21a,21b,21c,21dを有するブレーキで なければ、磁気漏れが、隔壁を横切って流れるおそれがある。この漏れの流れは 、溶融物の流れおよび鋳鋼の品質に望ましくない影響を与える可能性がある。そ の結果、両副鋳型11a,11bにおいて同じ磁場方向を有することが好ましく 、この種の磁気ブレーキによる場合には、望ましい磁場の形状を達成することが できない。この形態の磁場の強さを有するブレーキ場は、鋳型の長辺側側面にほ ぼ平行に配列され、その両端において、自由端が鋳型に向かって内側に向けられ た傾斜した部分と相互に接続され、コイルによって取り囲まれた中央部分を有す る傾斜した鉄製磁心によっても得ることができる。 図2aには、矩形鋳型10の両長辺側側面に沿って配列された2つの磁石と、 鋳型10より若干広い鉄製磁心31a,31bとを有し、それによって、強さが 減少する部分のない磁場を鋳型10内部にかけることができる、従来技術に係る 他の磁気ブレーキが示されている。しかしながら、この構造は大きなスペースを 必要とし、したがって、連続鋳造においては、特別な場合にのみ装置内に装備す ろことができる。図2aに示されたブレーキは、各々がコイル32a,32bに よって取り囲まれた2つの幅広の磁心31a,31bと、磁石およびチル鋳型を 取り囲む磁気フィードバック手段35とを具備している。図2aに係るブレーキ は、副鋳型11a,11b内に形成される2本のストランドに作用するように、 図2bに示された磁場方向および磁場分布を有する磁場をかける。 図3に示されたように、図1aの電磁ブレーキに、磁石およびチル鋳型を取り 囲む磁気フィードバック手段35を追加することにより、ブレーキが、同じ磁場 方向で作用する磁場を両副鋳型11a,11b内にかけるように(図3参照)、 磁極を変更することができる。磁場は、隔壁13が磁石対に対して対称に配置さ れている鋳型に対しては対称であり、このことは、一般には、隔壁13が鋳型の 長辺側側面12a,12bの中央に配置されていることを意味している。前記隔 壁13を側方に移動させて、2つの副鋳型11a,11b内で異なる幅のストラ ンドを鋳造することがしばしば望まれる。磁石を横方向に移動させるために、水 梁14a,14b内に大きな孔が形成されている必要がある。したがって、図3 aに係るブレーキは、ストランドの寸法、または、磁石の側方への移動のために 利用可能な空間に関する上記要求に合致した場合にのみ使用することができる。 さらに、多くのスペースを必要とするモータおよび他の装置がこの横方向移動の ために必要である。 図4bおよび図5bによれば、図4aおよび図5aに示されたこの発明の実施 形態に係るブレーキによって、ストランドの寸法を変更する場合の柔軟性に関す る上述した制限なしに同じ磁場分布を得ることができる。 図4aに示された電磁ブレーキは、図2aのブレーキのように、各々が磁心5 1a,51bとコイル52a,52bとを有する2つの幅広の磁石を具備してい る。これらの磁石は、異なる極性を有し、図4aに示されるように、矩形鋳型の 全幅にわたって、同一磁場方向を有する磁場を供給するように配列されている。 各磁心51a,51bは、チル鋳型に面する端部に、磁石を2つの副磁極に分割 する凹所55a,55bを有している。磁心の前端は、副鋳型11a,11bの チル鋳型寸法の全てのとり得る調節に対して、凹所が隔壁13に隣接配置される ように、凹所の横方向変位を可能にする多くの取り外し可能な部分(図示略)を 有していることが好ましい。したがって、この発明のこの実施形態に係る電磁ブ レーキにより、流入する高温溶融物の主要流れの効果的な制動と、ツイン鋳造の ためのストランド内の二次流れの良好な制御とを達成し、かつ、ストランドの寸 法の全てのとり得る組み合わせに対して十分な柔軟性を保有しながら、この効果 を維持することができる。図5aに示される、この発明の他の実施形態は、同じ 利点と可能性を与えている。図5aのブレーキは、図4aに示されたものと同様 に、磁心61a,61bとコイル62a,62bとを有する2つの幅広の磁石を 有している。磁心には、その前端にスロットが形成され、水梁14a,14b内 の対応する空洞内に挿入されている。磁場をより均一にするために、磁性材料を 有する磁極板66a,66bが磁心と鋳型との間に配置されている。これらの磁 極板は、必要により変更可能な、磁性材料部分661a,661b,661c, 661dと非磁性材料部分660a,660b,660c,660dとを具備し ている。非磁性材料部分660a,660b,660c,660dは、少なくと も隔壁13に隣接して配置されており、隔壁13が横方向に変位されたときには 、隔壁13に隣接する非磁性材料部分660a,660b,660c,660d を有するように、磁極板66a,66bが変更される。もちろん、図5aに示さ れた幅広のスロットを有する磁石を、同じ極性のより狭い磁心を有する複数の磁 石に置き換えてもよい。図2a、図3a、図4aにおけるブレーキの場合と同様 に、磁気フィードバック手段35が磁石とチル鋳型とを取り囲むように配置され ていてもよい。前記フィードバック手段35は、磁心61a,61bと磁気的に 接触し、磁気回路を閉じている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. チル鋳型内で2本のストランドを並列に鋳造するために使用する磁気ブレ ーキであって、 内部を2つの副鋳型(11a,11b)に分割する内部隔壁(13)を含む矩 形鋳型(10)を有するとともに、 該矩形鋳型の第1の長辺側側面に配置された第1の磁石と、前記矩形鋳型の反 対側の第2の長辺側側面に配置され、反対の極性を有する第2の磁石とを具備し 、 前記磁石内の磁性材料は、前記第1および第2の磁石の各々が、前記矩形鋳型 の2つの反対側の長辺側側面の各々に沿って、相互に隣接配置された同じ極性の 2つの副磁極を有するように分布させられ、前記両副磁極が、前記矩形鋳型の全 幅にわたって、ほぼ同一磁場方向を有し、かつ、前記両副鋳型内にほぼ対称に分 布する、少なくとも1つの静的な、または、低周波の周期的な磁場を生成して印 加するために、各副鋳型の長辺側側面に沿って対称に配置されていることを特徴 とする磁気ブレーキ。 2. 前記第1および第2の磁石が、前記矩形鋳型のほぼ全幅を覆う幅を有する 永久磁石であることを特徴とする請求項1記載の磁気ブレーキ。 3. 前記第1および第2の磁石が、磁心(51a,51b,61a,61b) を有するとともに、前記矩形鋳型のほぼ全幅を覆う幅を有する電磁石であること を特徴とする請求項1記載の磁気ブレーキ。 4. 前記第1および第2の磁石内部の前記磁心(51a,51b)が、前記鋳 型に向かい合う該磁心の端部において前記隔壁(13)に隣接する磁性材料に凹 所(55a,55b)を有することを特徴とする請求項3記載の磁気ブレーキ。 5. 前記第1および第2の磁石内部の前記磁心が、前記鋳型に向かい合う該磁 心の端部において前記隔壁に隣接する非磁性材料からなるインサートを有するこ とを特徴とする請求項3記載の磁気ブレーキ。 6. 前記第1および第2の磁石が、前記長辺側側面の各々に沿って相互に隣接 配置された複数の副磁石と、前記磁石と前記鋳型との間に配置された磁性材料か らなる磁極板(66a,66b)とを有し、 前記磁極板が、矩形鋳型のほぼ全幅を覆い、かつ、各磁極板が、矩形鋳型の長 辺側側面に沿って相互に隣接配置された同じ極性の2つの副磁極を定義するよう に分布させられた磁性材料部分(661a,661b,661c,661d)を 具備する幅を有し、前記副磁極が、各副鋳型の長辺側側面に沿って対称に配置さ れていることを特徴とする請求項1記載の磁気ブレーキ。 7. 鋳造方向に沿って複数の位置に配置された磁石を具備することを特徴とす る請求項1から請求項6のいずれかに記載の磁気ブレーキ。 8. 前記鋳型の下流側の1以上の位置に配置された磁石を有することを特徴と する請求項7記載の磁気ブレーキ。 9. 2本のストランドを並列に、同時に連続鋳造または半連続鋳造する装置で あって、 − 矩形鋳型(10)と、該矩形鋳型を2つの副鋳型(11a,11b)に細分 する内部隔壁(13)と、前記矩形鋳型の周りに配置された支持梁(14a,1 4b)と、前記鋳型および前記支持梁を冷却するための冷却手段とを具備するチ ル鋳型と、 − 前記副鋳型内に流入または存在する溶融物に、静的な、または低周波の周期 的な磁場を供給するように配置された磁気ブレーキとを具備し、 該磁気ブレーキが、前記矩形鋳型の全幅にわたってほぼ同一の磁場方向を有し かつ、前記副鋳型内においてほぼ対称に分布する磁場を供給するように、請求項 1から請求項8のいずれかに従って配置されていることを特徴とする装置。
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