JP2001521335A - 電話サービス用の請求書作成に基づいた取引を手配するための方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、電話に関する。特に、本発明は、電話接続を通して消費者に提供されたサービスに連動してイベントに基づく請求書作成を実現するための手順であって、末端のデバイス（１）と情報処理機能を持つ周辺装置（５）との間のセットアップが接続により行われ、サービスが周辺装置において末端のデバイスによって選択され、選択されたサービスに基づくアセスメント要求が周辺装置からサービス制御点（３）まで送信されると周辺装置によって送信されるアセスメント要求に基づいて、顧客のイベントに基づく請求書が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は、電話に関する。特に、本発明は消費者にターミナル装置、例えば電
話を通して提供されるサービスと同時に、イベントに基づく請求書作成を実現す
るための手順に関する。

【０００２】

【従来の技術】

現在、テレオペレータは電話によって、いろいろなサービスを提供する。さら
に、テレオペレータは、サービスを提供する外部サービスプロバイダにより使用
されることができる、電話によるポーリング、あるいは他の対応する種類の電話
通信を経た動作を実行する組織であるシステムを販売またはレンタルしてもよい
。

【０００３】 このシステムの問題は、各々違った値段がついたサービスやイベントごとに分
離した電話番号が必要になるということである。したがって、電話によって提供
されるサービスごとにいくつかの電話番号を知る必要があるが、その結果、間違
えることがある。

【０００４】 このシステムに関する更なる問題は、一つのサービスを受けた後に、すなわち
顧客が、サービスナンバーに電話して注文し、あるいは所望のサービスを受けた
の後に、他の同じものあるいは他のサービスナンバーに電話するためには、電話
を切らなければならない。

【０００５】 しかしながら、顧客は同じ通話によって、更なるサービスを買いたいかもしれ
ない。

【０００６】 上記した問題の実例は、ショートメッセージセールスサービスである。ここで
、顧客による注文として、例えば天気情報、ニュース、伝票情報などを含んでい
るショートメッセージは、顧客により選択された末端のデバイスに送信される。

【０００７】 この技術の構成において、顧客は、いわゆるインテリジェントネットワークナ
ンバーに電話することによって、ひとつの予め決められたメッセージを注文する
ことが出来る。全ての電話は、顧客が電話するインテリジェントネットワークナ
ンバーごとに個々に使用されるための値段によって課金される。

【０００８】 したがって、分離したインテリジェントネットワークナンバーが、例えば各々
違った値段のついた天気情報メッセージのために提供されなければならない。

【０００９】 さらに、顧客はひとつメッセージ伝送要求のために１つ、および同じ通話の間
に課金されるだけである。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】

本発明の目的は、上記した欠点を除去することである。

【００１１】 特有な本発明の目的は、電気通信ネットワークコンポーネントの手段によって
実現されるサービスのためのインテリジェントなイベントに基づく支払を許す手
順を提供することである。

【００１２】 更なる本発明の目的は、ひとつの電話番号に電話することにより、顧客は買物
をすることや複数のサービスを受けて課金されることができるシステムを提供す
ることである。

【００１３】 本発明の特徴に関しては、先行技術が請求項に含まれる。

【００１４】

【課題を解決するための手段】

本発明の手順は、電気通信ネットワークを通して提供されるサービスのための
イベントに基づく請求書作成を実現する。このサービスは、電気通信網を通して
末端のデバイスを使用して注文される。

【００１５】 電気通信ネットワークは、好ましくは以下を備える。

【００１６】 サービス制御点（ＳＣＰ）を備えているインテリジェントネットワーク、サー
ビス切換点（ＳＳＰ）および／または情報処理機能を持つ周辺装置（ＩＰ）、お
よびそれらとの間の多くのデータ伝送路と同様に電話交換局。

【００１７】 情報処理機能を持つ周辺装置は、好ましくは制御することができるデバイスに
指示する。例えば加入者に利用可能なサービスのリストを提示する音声メニュー
等と共に、電話の信号音のトーン周波数により求めた機能が行使されるように提
供されてもよい。

【００１８】 インテリジェントネットワークは分離したネットワークではない。標準的な電
話ネットワークについて統合されていて、適切なデバイスを使用することで、例
えば通話転送、相談のために通話を保持すること、通話中着信などが実現されて
いる。

【００１９】 サービスは、所定のサービスアドレスから注文される。それは、好ましくはサ
ービスに対応している電話番号である。顧客はその電話番号に電話することによ
って接続する。

【００２０】 電話による注文は、インテリジェントネットワークに送られる。ここで、注文
に基づいて、サービスに要求される動作が実行されるか、サービスと結びつけら
れる能力が末端のデバイスに送られる。

【００２１】 本発明によれば、末端のデバイスと情報処理機能を持つ周辺装置との間が接続
によりセットアップされ、末端のデバイスを使用して、例えばショートメッセー
ジの形で末端のデバイスに送られるサービスが周辺装置において選択される。

【００２２】 サービスの伝送の後、選択されたサービスに基づくアセスメント要求は周辺装
置からサービス制御点まで送信される。そして、顧客へのイベントに基づく請求
書が周辺装置により送信されるアセスメント要求を基礎として発生する。

【００２３】 より好ましい場合、請求書を生成するアセスメント要求に基づく伝票が、サー
ビス制御点からサービス切換点まで送信される。そして、このように形成した形
態の伝票に対する要求が、請求書作成システムに送信され、そこで、予め決めら
れた動作を実行することにより、顧客のためにイベントに基づく請求書が作成さ
れる。

【００２４】 アセスメント要求、そしてまた、一般に伝票には、好ましくは末端のデバイス
を識別している情報、例えば加入者Ａナンバー、および顧客の注文に基づいて課
金されることになっているサービスに関する正確なデータを含む。

【００２５】 本発明の好適な実施例において、電気通信ネットワークはサービスの更なる伝
送のためのゲートウェイサーバを備える。さらに、好適な場合において、送信さ
れるサービスの受信通知は、ゲートウェイサーバから受けられる。受信通知によ
り末端のデバイスが、サービスを受けたことを知ることができる。請求書の発生
は、サービス制御点からアセスメント要求を送信して始められることができる 一般に、サービスプロバイダは、請求書作成基準に関する情報を有するサービ
スの供給のために要求される電気通信網および装置を維持しているテレオペレー
タを供給する、そして、この情報は、テレオペレータの請求書作成システムにお
いて蓄えられる。

【００２６】 本発明の好適な実施例において、サービスは末端のデバイスに送られることに
なっているところから、ゲートウェイサーバからショートメッセージサービスセ
ンターあるいは類似のデバイスまでさらに送信される。他方、サービスはまた、
情報処理機能を持つ周辺装置から直接に末端のデバイスに送信されることができ
る。

【００２７】 末端のデバイスは、好ましくは移動局、ＩＳＤＮシステムの申込あるいは同様
のデジタルレシーバである。

【００２８】 既知の発明と比較して、本発明はそれが電気通信ネットワークを通して提供さ
れるサービスのための請求書の作成がイベントに基づく基準によって実現できる
という利点を有する。

【００２９】 発明の更なる利点は、それが各々違った値段のついたサービスのために、分離
したインテリジェントネットワークナンバーを保存することを不必要にして、消
費者に対するサービスを容易に供給できるようにしていることである。

【００３０】

【発明の実施の形態】

以下において、本発明の遠距離通信システムのダイアグラムを提示する添付図
面を参照することによって、本発明を後述する実施形態の少しの実例の助けを借
りて開示する。

【００３１】 図面において提示されるシステムは、以下を備える。

【００３２】 末端のデバイス１、それは、この例では提供されるＧＳＭ移動局であり、受信
機能、およびテキストメッセージの伝送機能、および他データの伝送機能を有す
る。ＧＳＭ移動局は、公衆電話交換ネットワーク（ＰＳＴＮ）９を有し、それに
よるインテリジェントネットワーク２を有する移動通信ネットワーク（図示せず
）を通して通信する。そして、それは、好ましくは、電話ネットワークの中で補
助機能を通話に加えるために「最上部」の機能を果たしている組織である。

【００３３】 インテリジェントネットワークは、さらにサービス切換点４を備える。それは
、デジタルグループスイッチであってもよい。そして、それは、一般に既知であ
るので詳しく説明しない。加えて、インテリジェントネットワークはサービス制
御点３を備える。そして、それは、それを制御するためにグループスイッチ４に
連結される。さらに、インテリジェントネットワークは、周辺装置５を備える。
そして、それは、本実施例では、ＩＢＭ Ｄｉｒｅｃｔ Ｔａｌｋ／６０００で
ある。

【００３４】 図面において、提示されるシステムは、さらにゲートウェイサーバ７を備える
。そして、それは、ＴＣＰ／ＩＰプロトコルを使用している情報処理機能を持つ
周辺装置に連結される。ゲートウェイサーバはさらにショートメッセージ交換セ
ンター８と通信する。そして、特に移動通信ネットワークのショートメッセージ
の伝送のために設計されている。

【００３５】 さらに、図面は、概略的に実際に請求書作成を実行している部分、すなわち請
求書作成システム６を示している。そして、それは、テレオペレータ、およびサ
ービスプロバイダ「ＳＭＳ オンデマンド」１０によって、好ましくは管理され
る。

【００３６】 図面において、請求書作成システム９とサービスプロバイダ１０は、二方向の
接続により連結される。そして、それは、メッセージがそれらとの間で送信され
た双方向の手段である。請求書作成システムから、サービスに課せられる勘定は
、サービスプロバイダに送信される。そしてサービスプロバイダから、少なくと
も、そこで蓄えられるために、請求書作成基準（例えばサービス価格）に関する
情報が請求書作成システムに送信される。

【００３７】 以下、添付図面に記載の図示している実例としてショートメッセージサービス
の発注と伝送を説明する。

【００３８】 サービスを命じたい人、あるいはこの場合ＧＳＭ電話を使用している顧客は、
彼の電話１からサービスナンバーへ電話する。

【００３９】 サービスナンバーから、電話はサービス制御点３によって、情報処理機能を持
つ周辺装置５に導かれる。ここで、音声メニュー形式のサービスメニューが、電
話をかけた人に提示される。音声メニューにおいて、加入者はテキストメッセー
ジとして買い受けたい情報を末端のデバイスから選択する。

【００４０】 次に、情報処理機能を持つ周辺装置５は、加入者Ａナンバーまで送られるテキ
ストメッセージをゲートウェイサーバ７によって、ショートメッセージ交換セン
ターＳＭＳＣ８に送信する。それがさらに加入者の末端のデバイスに送られる。
情報処理機能を持つ周辺装置５は、ゲートウェイサーバ７から受信通知を受ける
と、即座に、アセスメント要求をサービス制御点に送信する。サービスを注文し
た後に、顧客は音声メニューの他のサービスを選択してもよく、あるいは電話の
接続を切る場合は電話を閉じてもよい。

【００４１】 アセスメント要求に基づいて、サービス制御点は、加入者Ａナンバーに関する
情報、そして、ＳＭＳメッセージの内容を含んでいる伝票を生成する。加えて、
伝票は例えば通話時間のデータのような他の情報を含んでもよい。最終的に、全
ての情報は、オペレータの請求書作成システム６に送られる。ここで請求書は、
加入者と対応する勘定情報がサービスプロバイダ１０に送信されるために生成さ
れる。

【００４２】 電話において、彼ら自身の請求書作成手順と同様にさまざまな部分との間の信
号を送ることは既知である。例えば、インテリジェントネットワーク２の構成要
素との間の信号を送ることは、ＳＳ７／ＴＵＰ（信号を送っているシステム７番
／電話ユーザー部分）あるいは信号を送っているＳＳ７／ＩＳＵＰ（信号を送っ
ているシステム７番／統合サービスディジタル通信ネットワークユーザー部分）
を使用して実現されることができる。さらに、ＳＳＰ、およびＳＣＰとの間の信
号を送る際のＥＴＳＩ ＣｏｒｅｌＮＡＰを使用することは可能である。ＳＣＰ
およびＩＰ／ＳＮとの間の信号を送ることは、例えばＥＴＳＩ ＣｏｒｅｌＮＡ
Ｐであってもよい。そして、それはＩＰ／ＳＮからＳＣＰまで所望のアセスメン
ト要求を伝えるためにプロンプトアンドコレクトユーザインフォメーション（Ｐ
ｒｏｍｐｔＡｎｄＣｏｌｌｅｃｔＵｓｅｒＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）動作の戻り
値を使用する。

【００４３】 本発明は上記したその実施形態の実例に限定されない。多くのバリエーション
は請求項により形成される創意の範囲内で可能である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 コソネン，マーティ フィンランド国，エフアイエヌ−00510 ヘルシンキ，テオリスウスカツ 15， ソ ネラ オサケユキチュア内 (72)発明者 ヤーコラ，ヨルマ フィンランド国，エフアイエヌ−00510 ヘルシンキ，テオリスウスカツ 15， ソ ネラ オサケユキチュア内 Ｆターム(参考） 5K015 AA00 AB00 AF00 AF02 GA09 5K024 AA71 BB00 CC11 DD01 DD05 EE01 FF03 GG00 GG12 5K025 AA09 BB08 CC01 DD05 DD06 DD09 EE03 EE24 FF13 FF22 GG12

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 サービス制御点（３）、サービス切換点（４）および／また
   は情報処理機能を持つ周辺装置（５）を備えているインテリジェントネットワー
   ク（２）を備える電気通信網を通して、予め定められたサービスアドレスから、
   末端のデバイス（１）を使用して注文され、この注文がインテリジェントネット
   ワークに送られ、サービスにおいて要求される動作が実行され、および／または
   サービスと結びつけられる能力が末端のデバイスに送られることにより、該電気
   通信網を通してなしとげられるサービスのためのイベントに基づく請求書作成を
   実現するための手順であって、 末端のデバイス（１）と情報処理機能を持つ周辺装置（５）との間をセットア
   ップする接続が行われ、 末端のデバイスを使用して、サービスが周辺装置において選択され、 選択されたサービスに基づくアセスメント要求が、周辺装置からサービス制御
   点（３）まで送信され、 アセスメント要求に基づいて伝票を生成する要求が、サービス制御点からサー
   ビス切換点まで送信され、 請求書作成システム（６）に、生成された伝票が送信されることにより、そこ
   で、予め決められた動作を実行することにより、周辺装置によって送信されるア
   セスメント要求に基づいて、顧客のためにイベントに基づく請求書が生成される
   ことを特徴とする。
2. 【請求項２】 前記請求項１に記載の手順において、 伝票が、少なくとも末端のデバイス（１）へ送られたサービスに関する情報と
   、加入者Ａナンバーのような末端のデバイスを識別しているコードを含むことを
   特徴とする。
3. 【請求項３】 前記請求項１‐２のいずれか一つに記載の手順において、 電気通信網は、サービスの更なる伝送のためのゲートウェイサーバ（７）を備
   え、 送信されるサービスの受信通知はゲートウェイサーバ（７）から受けられ、 受信通知に基づいて、アセスメント要求がサービス制御点（３）から送信され
   ることを特徴とする。
4. 【請求項４】 前記請求項１‐３のいずれか一つに記載の手順において、 サービスがショートメッセージ通信サービスであるということを特徴とする。
5. 【請求項５】 前記請求項１‐４のいずれか一つに記載の手順において、 サービスに対応する請求書作成基準がテレオペレータ請求書作成システム（６
   ）に蓄えられるということを特徴とする。
6. 【請求項６】 前記請求項１‐５のいずれか一つに記載の手順において、 サービスがゲートウェイサーバ（７）からショートメッセージ交換センター（
   ８）または類似のデバイスまでさらに送信されて、末端のデバイス（１）に送ら
   れることを特徴とする。
7. 【請求項７】 前記請求項１‐６のいずれか一つに記載の手順において、 サービスが、情報処理機能を持つ周辺装置（５）から直接末端のデバイス（１）
   に送信されることを特徴とする。
8. 【請求項８】 前記請求項１‐７のいずれか一つに記載の手順において、 末端のデバイス（１）が移動局、ＩＳＤＮシステム申込あるいは同様のデジタル
   レシーバであることを特徴とする。