JP2001521302A - 属性駆動メッセージ管理デバイスおよび方法 - Google Patents

属性駆動メッセージ管理デバイスおよび方法

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JP2001521302A
JP2001521302A JP2000517361A JP2000517361A JP2001521302A JP 2001521302 A JP2001521302 A JP 2001521302A JP 2000517361 A JP2000517361 A JP 2000517361A JP 2000517361 A JP2000517361 A JP 2000517361A JP 2001521302 A JP2001521302 A JP 2001521302A
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ルップレヒト、ミハエル
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テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]

Abstract

(57)【要約】 メッセージ取り扱いシステムの蓄積ユニット(12)に蓄積されるメッセージの高度に効率的な識別を達成するために、蓄積ユニット(12)は、そこへの動的なアクセスを提供する複数のメッセージを蓄積するよう、適合される。このことは、各メッセージに指定される少なくとも1つの属性(A=(p,f)∈A)によって、各属性がメッセージの少なくとも1つの観点およびこの観点のための特定の値を記述するように達成される。メッセージ取り扱いシステム内で用いられるべき典型的な観点は、例えば、フォルダー観点、状態観点、時間観点、または通信パートナー観点である。メッセージ取り扱いシステム(10)内では、蓄積されるメッセージへのアクセスは、ビュー観点のサブセット(部分集合)(pν⊆P)として、およびそのようなビュー観点の各々に対してのビュー値のセット(集合)(Vpν⊆V)として、定義されるビューを通して組織化される。続いてメッセージが、その特定されたビューに従って蓄積ユニット(12)から読み取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、属性駆動メッセージ管理デバイスおよびそれに関する方法に関する
【0002】 (背景技術) 送信技術、例えば、フレーム・リレー、ATM、ISDN、GSNの進歩およ
びあらゆる種類の端末装置の絶えざるコスト低下を通して、あらゆる種類の伝達
(messaging)による迅速で生産的な通信が、今日急速に成長するマー
ケットとなっている。コンピューター装置についてのコストの低下によって、あ
らゆる種類のメッセージ・タイプ、すなわち、ボイス・メール、ファックス、E
―メイルのデジタル蓄積が可能となっている。ファックス、アンサリング・マシ
ーン(留守番電話)、ヴォイス・メールおよびE―メイルの成功および広範な使
用によって、ユーザーが、直接的な対話式通信、例えば、ビデオ電話または通常
の電話のそれぞれに対して、新しい通信技術の衝撃(impact)を認識し始
めているということが示されている。
【0003】 新しい伝達システムの第一世代が、現在確立され、頻繁に使用されている。こ
こで電子メールは、伝達のために、最も進んでおりかつ最も受け入れられている
ツール(tool)である。電子システムの一つの典型的な例は、テキスト・メ
ッセージが、D.クロッカー(D.Crocker)による「ARPAインター
ネット・テキスト・メッセージのフォーマットについての標準(Standar
d for the format of ARPA internet te
xt messages)」1982年8月、ネットワーク・インフォメーショ
ン・センター、USA、RFC822に記述されている、RFC822インター
ネット電気通信標準に従って、送信のために符号化されるインターネットである
【0004】 しかしながら、ファックスおよびボイス・メールのような伝達の他の種類も長
期間共存しており、これらのシステム間での一体化が可能であって、今日既に利
用することのできるものである。特に、電子メール・メッセージの増大する割合
は、例えば、テキスト、音声、ビデオ、および静止画像を単一のメール・メッセ
ージ中に含むマルチ・メディアのフォーマット・タイプを有している。したがっ
て、将来最も有望なサービスは、複数の異なるメッセージ・タイプを単一のメー
ル、例えば、テキスト、音声、画像および/またはビデオへと一体化することで
ある。符号化および送信のためのそれらのコンテクストを、標準化しようという
試みは、N.S.ボレンシュタイン(N.S.Borenstein)による「
MIMEを備えるインターネット・マルチメディア・メール:情報処理相互運用
のための出現しつつある標準(Internet Multimedia Ma
il with MIME: Emerging Standards for
Interoperability」ULPAAの会報、1992年、第17
3乃至182頁、およびD.C.A.バルターマン(D.C.A.Bulter
man)、G.ヴァン・ロッサム(G.van Rossum)およびR.ヴァ
ン・リエール(R.van Liere)による「持ち運び可能なダイナミック
・マルチメディア・ドキュメントのための構造(A Structure fo
r Transportable, Dynamic Multimedia
Documents)」USENIXの会報、1991年、テネシー州ナッシュ
ビル、第137乃至155頁に記述されている。
【0005】 したがって、メール・メッセージは、関連する音声のコメントまたは完全なビ
デオさえをも備えたグラフィクスのような、新しい通信の手段を提供するもので
ある。さらに、製品によっては、マルチメディア・サービスと、ボイス・メール
およびファックスのような他の伝達サービスとの一体化を可能とするであろう。
【0006】 一体化されたメール・メッセージの主要な利点は、上で大要を述べたように、
それらによって、異なるメッセージ・タイプへのより一体化されたアプローチが
可能になるということである。これには、あらゆる異なる種類のメッセージ・デ
ータについて、中央でのメッセージの取り扱いが必要とされる。この中央でのメ
ッセージの取り扱いにより、異なるネットワークのタイプを介して複数の端末か
らの電子メッセージへのユーザーのアクセスが可能となり、またそれによってフ
ァックス、電話およびE−メイル・ユーザーとの通信が可能となる。
【0007】 図8に示されるように、現在、メッセージの管理は、メッセージからなる一セ
ットのフォルダーが樹木構造(tree structure)に組織化される
システムに基づいている。ここで、メッセージは、異なるフォルダー間でコピー
され、移動される。特に、各フォルダーは、新しいメッセージを蓄積するのに専
用のものであり、そして各メッセージは、前もって特定されたセット(集合)、
例えば、新規、未読、既読から取り出される、それに対して指定された属性を有
してもよい。
【0008】 図8に示されるように、蓄積されるメッセージのセットは、自動的に充満され
るデータベース、例えば、プロジェクトと関係するまたは管理部と関係する情報
からなるものに対応する。さらに、このデータベースの検索は、適切なツールに
よって支持される。高められた管理システム内では、入力してくるメッセージの
フィルタリング(filtering)は、受け取られるメッセージにおいて特
定分野のコンテクスト(context)のための条件、例えば、ユニックス(
UNIX)のためのプロクメール(ProcMail)を、特定化する明白な規
則のセットに基づいて支持される。このフィルタリングの結果は、適切な動作が
始められるというもので、例えば、受け取られたメッセージを特定のフォルダー
へと移動する、またはコピーするか、もしくは新しいメッセージを作り出し、お
よびそれに続いて自動的に蓄積するというものである。
【0009】 しかしながら、図8から見て取れるように、主要な問題は、通常メッセージが
いくつかの系統的な観点(systematic aspects)のもとで見
ることができるというものである。一例は、受け取られたメッセージが、例えば
、プロジェクトA、プロジェクトB、アドレス(addresses)およびビ
ル(bills:掲示、目録)に関する情報からなるというものである。ここで
、どのフォルダーに、このメッセージが実際に指定されるのかを決定するのは困
難であろう、というのも、そのアドレスとビルはまた、そのプロジェクトの範囲
の外とも関連があるからである。したがって、全ての受け取られたメッセージが
、様々なフォーマットに関わりなく、そこに分類されかつ蓄積されるようなやり
方で、あらかじめ樹木構造を特定することは非常に困難である。さらに、その樹
木構造が非常に一般的なものである場合、蓄積の後にメッセージを検索すること
が困難である。
【0010】 他方、より特定のメッセージの分類を反映する構造を提供するときに、メッセ
ージが、あらかじめ特定されたフォルダーのいずれにも属しないという可能性が
発生する。反対に、特定の分類のために、メッセージが複数の異なるフォルダー
に指定されるならば、これらのメッセージをコピーしてそれらを複数の場所に蓄
積することが必要となるであろう。少なくとも、メッセージの完全なコピーの場
所のポインター(pointer)が、そのメッセージと関連し、そのコピーを
収容しないこれらのフォルダーに蓄積されなければならない。しかしながら、こ
れによって、必要とされる蓄積能力が著しく増大するものとなるか、またはメッ
セージの管理について複雑さが増大するものとなる。
【0011】 また、樹木構造の直観的な定義によって、結果的に、メッセージ取り扱いシス
テムのユーザー自身によって、またはそのメッセージにとって適切でないフォル
ダーのフィルタリングによって蓄積されるメッセージが、またはすべての関係す
るメッセージを収容しないフォルダーが得られるであろう。全体として、メッセ
ージは、うまくねらいをつけられたやり方では検索されないであろう。
【0012】 ひとつの代わりとなるものは、分類することができなかった、前もって受け取
られたメッセージのための追加のフォルダーを提供するように、連続的に樹木構
造を更新することである。明らかに、これもまた望ましいものでない、というの
も、それはメッセージの取り扱いの間に余分なステップを加え、メッセージの検
索の間に探し出されなければならない蓄積場所の数を増大し、かつ蓄積場所の全
体構造が、新しく創出されたフォルダーの全てを、メッセージの検索を可能とす
る系統的なやり方で収容するよう、周期的に配列し直すことが必要となりそうで
あるからである。
【0013】 さらには、フォルダー構造を連続して更新しない場合には、その構造は急速に
、旧式の、不適切なものとなり、というのも、分類することのできないメッセー
ジは、疑似フォルダーに蓄積されなければならないからである。この場合に、非
常に望ましくない結果は、検索の間にメッセージを見つけ出すことがますます困
難になるというものである。
【0014】 最後に、蓄積されたメッセージがいくつかの系統的な観点、例えば、送信者、
受信者、時間および/または送信の日時などのようなもののもとで見ることがで
きる一方、現在のメッセージ取り扱いシステムによると、フォルダーの樹木構造
に依存する非常に制限された数の観点のもとでのみ、蓄積されたメッセージの管
理が可能である。また標準のメッセージ取り扱いシステムは、最も高い優先度を
備える蓄積されたメッセージを、静的なやり方で、階層的な樹木フォルダー構造
へと組織化する。図8に示されるように、こうして周知のメッセージ管理システ
ムによって、サブフォルダー(subfolder)内でのより低い優先度を備
える特定の観点のもとで、メッセージについてのビュー(view)が可能とな
るに過ぎない。
【0015】 全体として、メッセージの樹木構造への組織化は、数多くの自由に特定可能な
観点のもとで、特定のメッセージを検索するというユーザーの要件を満足するも
のではない。したがって、そのようなシステムのユーザーは、メッセージ管理シ
ステム内で利用できる情報を充分に使用することができない。加えて、制限され
た蓄積能力により、フォルダーの上限数、そしてそれによってメッセージ管理シ
ステムによって支持される観点の最大数についての制限が形成される。結局のと
ころ、従来技術のメッセージ管理システムは、適切な検索(searching
)および管理ツールを提供するものではない。
【0016】 (発明の概要) 上で大要が述べられた問題に照らして、本発明の目的は、メッセージ取り扱い
システム内でのユーザーの要請に従って、メッセージの高度に能率的な識別を達
成することである。
【0017】 本発明によると、この目的は、複数のメッセージを蓄積しかつ各メッセージに
指定される少なくとも一つの属性を介しての動的なアクセスを提供する蓄積手段
であって、各属性は、メッセージの少なくとも一つの観点およびこの観点の特定
の値を記述するものと、蓄積手段へとおよびそこからそれぞれメッセージを送信
する入力/出力手段と、ビュー観点のセット(集合)および各ビュー観点につい
てのビュー値のセット(集合)を通して、蓄積されたメッセージについてユーザ
ーの定義するビューを入力するビュー特定化手段と、特定のビュー観点およびそ
れに指定されたビュー値に従って蓄積手段からビューのメッセージを選択するメ
ッセージ検索手段からなる、メッセージ取り扱いシステムによって達成される。
【0018】 したがって、能率的で進んだ管理取り扱いシステムが、生産性について重要な
要因を提供する。ここで蓄積されたメッセージは、非常に柔軟で能率的なやり方
で管理され、というのもメッセージは、いわゆる属性およびそれに課せられた前
もって特定された構造のないユーザーの特定するビューによってアクセスされる
からである。したがって、本発明のメッセージ管理システムのユーザーが、ある
観点に関して異なるメッセージを見ようと思うとき、それらはリアルタイムで配
列することができ、というのも、メッセージは、従来技術に関して記述された樹
木構造に反し、メッセージの論理的なコンテクスト(context)を特徴付
ける属性のセットを用いて蓄積されるからである。ユーザーが、自分が現在興味
のある論理的なコンテクストを特定するや否や、メッセージ管理システムはその
特定のコンテクストについての全ての関係するメッセージを表示する。
【0019】 さらには、メッセージは一度しか蓄積されないので、メッセージ管理システム
を実行するのに必要な全体の蓄積能力が著しく減少される。
【0020】 したがって、本発明によって、柔軟で能率的なやり方であらゆる種類のメッセ
ージについての能率的なメッセージ取り扱いシステムを構築することが可能とな
る。特に、前もって蓄積されていない観点を備えるメッセージを単に付加するこ
とによって、現存する管理取り扱いシステムを修正することが可能である。ここ
で、前もって蓄積されたメッセージの修正またはその再配列は必要ではない。
【0021】 本発明のさらなる観点によると、メッセージ取り扱いシステムは、ビューに従
って蓄積手段から選択されるメッセージを処理するメッセージ・プロセッサー手
段からなる。メッセージ・プロセッサー手段の規定(provision)によ
り、異なるメッセージを本発明のメッセージ取り扱いシステム内に蓄積するのみ
ならず、その属性を適当に修正しかつ再定義することが可能となる。さらに、本
発明のメッセージ取り扱いシステムの処理能力は、それに蓄積される異なるメッ
セージについての管理をますます容易とする。
【0022】 本発明のさらなる観点によると、メッセージ取り扱いシステムにおいて、蓄積
手段は、全てのメッセージに対して属性の結合したリスト(linked li
st)が添付されるように、または全ての属性が連続したやり方で蓄積されかつ
全ての属性にメッセージの結合したリストが添付されるかするように、連続した
やり方で単一のメッセージを蓄積するよう適合されている。ここで、蓄積の構成
(storage scheme)は、異なるメッセージまたは異なる観点のい
ずれかに依存して、本発明のメッセージ取り扱いシステムに蓄積されるメッセー
ジに非常に能率的にアクセスするよう特に適合されている。
【0023】 本発明のさらなる観点によると、メッセージ取り扱いシステムにおいて、ビュ
ー特定化手段は、標準ビューを蓄積するビュー蓄積手段からなる。これによって
、蓄積されるメッセージに関係する情報を維持することのない標準的な実行に比
べるとき、メッセージへのアクセス可能性を著しく増大することが可能となる。
さらには、標準ビューについての管理は、更新プロセスがユーザーに対して著し
い遅延を引き起こさないように、バックグラウンド(background)に
おいて実行されるであろう。標準ビューが本発明のメッセージ取り扱いシステム
に蓄積されるとき、利用できるメッセージ取り扱いシステムから知られる機能性
が失われることはなく、またあらかじめ定義されたサブフォルダー構造またはユ
ーザーの定義したビューは自動的に支持されるであろう。
【0024】 本発明の別の観点によると、メッセージ取り扱いシステムにおいて、前もって
特定されたビューに従って、蓄積手段へとおよびそこからそれぞれ送信されるメ
ッセージを識別するフィルター手段が提供される。ここで、ユーザーは自分が頼
りにしている特定の情報を転送する機会に知らされる選択を有している。また、
ビリング(billing)ステップも自動的に実行され、また本発明のメッセ
ージ取り扱いシステム内の安全は高められるであろう。最後のポイントは、ほと
んど無制限の数のユーザーがシステムへのアクセスを行うであろう、分配された
計算環境内で特に重要であるというものである。
【0025】 本発明の別の観点によると、メッセージ取り扱いシステムにおいて、ユーザー
が特定した基準に従って選択されたメッセージを選び出す選出手段が提供される
。選出手段の規定(provision)によって、メッセージの入力および出
力の間のみならず、メッセージ取り扱いシステムの内部においてもまたそれにつ
いての選択的なオペレーションが可能となる。サーチを実行する基準についての
典型的な例は、ユーザーの定義する基準、システムに依存する基準、またはハー
ドウェアに依存する基準それぞれであってよい。
【0026】 最後に、本発明の別の観点によると、メッセージ取り扱いシステムにおいて、
メッセージ処理手段内に編集および構築手段が提供される。全体として、編集お
よび構築手段はメッセージ取り扱いシステム内に高められた処理能力を提供する
。特に、蓄積された情報の柔軟な適合を達成するために、属性が修正されてよい
。さらには、異なるメッセージ間での時間および構造の関係が、あるビューに従
って利用されてよい。別の選択は、マルチメディアのアプリケーションの場合の
メッセージの同期化である。
【0027】 また、本発明の目的は、少なくとも一つの属性が各メッセージに指定され、か
つ各属性がメッセージの少なくとも一つの観点およびこの観点に指定される特定
の値を記述するように、蓄積手段における少なくとも一つのメッセージを蓄積す
る、ビュー観点のセットおよび各ビュー観点についてビュー値のセットとして蓄
積されるメッセージについてユーザーの定義したビューを受け取る、およびビュ
ーおよび特定されたビュー観点およびそれに指定されたビュー値に従って蓄積手
段からメッセージを選択するステップからなる、デジタル通信システムにおいて
電子メッセージを取り扱う方法を介して達成される。本発明の方法によると、上
で大要が述べられたのと同様の利点が、メッセージ取り扱いシステム内で達成さ
れるであろう。
【0028】 (好ましい実施例の説明) 蓄積メッセージのセットMを、フォルダーに静的に分割するのを避けるために
、本発明は各メッセージm∈Mについて少なくとも一つの論理的なビューを利用
する。この目的のため、本発明によると、各メッセージは属性の特定のセットA m ∈Aをそれに指定している。ここで各属性a∈Aは、典型的にはp∈Pがメッ セージの特定の観点を定義し、かつf∈Fがこの観点に指定される適当な値を定
義する2倍長(two−tuple)(p,f)である。
【0029】 蓄積されたメッセージのセットを見るための最も普通な観点は、コンテクスト
、サブジェクト、送信者または受信者に基づく一つの共通の系統的な基準を見出
すフォルダー観点pfolderである。
【0030】 考慮することができる別の観点は、例えば新規、未読、既読という状態観点(
status aspect)pstatusである。ここで、各メッセージは、ユー
ザーに見ることができるようにされている正確に一つの属性を有している。状態
観点のもとでメッセージを見るということは、グループ・メッセージに対して最
も明白な基準が、上で大要が述べられたような普通の状態であるということを意
味する。
【0031】 別の観点は、利用できるメッセージ蓄積システムにおいて、制限されたやり方
でもってのみ可能とされる時間観点ptimeである。ここで、到着または送出時間
に従ってメッセージを識別することが可能である。特に、特定の時間または全て
の蓄積された情報に渡っての特定の期間内に受信または送信されたメッセージを
識別することが可能である。
【0032】 蓄積されたメッセージについての別の観点は、メッセージが、メッセージに基
づいて識別される通信パートナーpcom観点である。とりわけ、特定の受信者ま たはグループに、例えば、プロジェクトのメンバー、カスタマーに属するメッセ
ージのセットが存在してよい。
【0033】 メッセージについての別の観点は、ユーザーが、メッセージのコンテクストを
特徴付けるためにキーワードを付加することができるようにするのに非常に有用
であるキーワード観点pkeywであり得る。ここで、ユーザーは、メッセージのコ
ンテクストを柔軟に明白にするために、かつ特定のメッセージについてよくねら
いの定まったサーチを可能とするために、メッセージにこれらのキーワードを付
加する可能性を有する。
【0034】 メッセージについての別の観点は、専用のサブジェクトについて議論を可能と
するのに適合され得るものである。この観点のもとでメッセージを見ることは、
メッセージをグループ分けするために最も明白な基準が普通のサブジェクトであ
るということを意味する。
【0035】 本発明のメッセージ取り扱いシステムにおける、メッセージについての異なる
観点が、利用できるものとなるやいなや、次のステップは、特定の値を上で大要
が述べられた異なる観点、例えば、pfolder、pstatus、ptime、pcomおよび pkeywに指定するものである。そのような値のセットの典型的な例は、以下のも
のである。
【数3】
【0036】 ここで、各値のセットは、それぞれの観点と結合されて特定の属性a∈Aを形
成してもよい。したがって、各観点piに対して対応する属性のセットは、
【数4】 として定義される。
【0037】 さらに、全ての可能な属性のセットは、
【数5】 によって与えられる。
【0038】 全ての属性Am⊆Aのサブセット(部分集合)は、各特定のメッセージに関係 しており、そしてその様な属性のサブセットは、同じ観点pを有するが、異なる
値fがこの同じ観点pに指定される、いくつかの要素からなっていてよい。例え
ば、
【数6】
【0039】 この例によると、観点フォルダーと一緒に2つの属性が存在し、すなわち、p
roject_a/incoming and project_a/addr
essesであり、また、この属性のサブセットに関係しているメッセージは、
2受信者に送られるが、もちろんそれらは1つだけの状態、すなわちこの場合は
既読(read)であってよい。以下において、本発明のメッセージ取り扱いシ
ステムにおける蓄積メッセージの検索のもととなる概念の、より一般的な説明が
与えられる。
【0040】 本発明による特定のコンテクストに関係する新しいメッセージを検索するため
に、いわゆるビューが用いられる。本発明によると、ビューVは、ビュー観点の
セットpV⊆Pとして定義され、またビュー観点pV⊆Pの各々について、ビュー
値の複数のセットfpV⊆Fpが定義される。
【0041】 したがって、ビューは、以下のように定義されているメッセージのサブセット
V⊆Mを定義する。
【数7】
【0042】 一例は、ビューが、観点フォルダーによって、およびさらには、projec
t_a/outgoingとしての、この観点についての特定の値によって特定
される。ここでこの観点は、観点pfolderからなり、またとりわけprojec
t_a/outgoingに定義されるこの観点の値を有する全てのメッセージ
を特定するであろう。別の典型的な例は、選択された観点について、1つのみで
はなく、複数の特定の値がメッセージのサブセットを定義するのに用いられ、す
なわち、
【数8】
【0043】 ここで、全ての新規のまたは未読であるメッセージが、それらがメッセージ管
理システムに転送されているとき、またはその転送が発生した時刻に、事実に関
わりなく、存在しているビューが特定される。この例は、今日のメッセージ取り
扱いシステムから知られる機能性が、属性駆動メッセージ取り扱いシステムを用
いる本発明によって失われることがないということを示している。
【0044】 図1は、本発明による、また上で大要が述べられた原理に基づいているメッセ
ージ取り扱いシステム10を示す。とりわけ、このメッセージ取り扱いシステム
は、システムにおける全てのメッセージを実際に蓄積するメモリー・ユニット1
2からなる。図1から見ることができるように、このメモリー・ユニット12は
メッセージの単一のタイプに特に適合されるものではなく、どのようなメッセー
ジのタイプ、例えば、テキストm1または音声m2を蓄積してもよい。加えて、
異なるメッセージは、それらに指定される異なる観点およびまたこれらの異なる
観点のための、異なる特定の値からなる。
【0045】 図1はまた、メッセージのメモリー・ユニット12への転送が、I/Oユニッ
ト14によって実行されるということを示している。さらには、ビュー特定化ユ
ニット16によって、メモリー・ユニット12に蓄積される全てのメッセージに
ついての異なるビューを定義することが可能となり、またメッセージ処理ユニッ
ト18は、特定のビューを通してメモリー・ユニット12から選択されるメッセ
ージについての操作を行うように提供されている。
【0046】 図1に示されるとおり、I/Oユニット14はメモリー・ユニット12と接続
されているのみならず、ビュー特定化ユニット16およびメッセージ処理ユニッ
ト18へも接続されている。さらには、ビュー特定化ユニット16およびメッセ
ージ処理ユニット18はまた、メッセージ処理ステップが、メッセージ取り扱い
システム10の内でのみ、かつ外部へのデータ転送なく実行される場合に、メモ
リー・ユニット12に直接接続される。
【0047】 図1に示されるように、メッセージ取り扱いシステム10のオペレーションの
間に、通常ビューはビュー特定化ユニット16を通して特定され、そして続いて
このビューによって特徴付けられる全てのメッセージがI/Oユニット14を介
して出力されるものである。
【0048】 しかしながら、これが唯一のオペレーションのやり方ではないということを注
意すべきである。さらなる選択は、第一に、ビューがビュー特定化ユニット16
によって特定され、そしてこのビューが続いてメッセージのメモリー・ユニット
12への入力および出力を制御するように、例えば、あるビューに属するメッセ
ージのみがメモリー・ユニット12に入力されて良いように、または特定のビュ
ーによるメッセージが出力される場合には、対応する通知がメッセージ取り扱い
システム10のオペレータに転送されるように用いられる。
【0049】 別の選択は、ビュー特定ユニット16において特定されるビューに従って、メ
モリー・ユニット12からメッセージのサブセットを選択し、そして続いてその
選択されたメッセージを、メッセージ処理ユニット18へと転送するものであろ
う。選択されたメッセージについての処理ステップを実行した後、これらのメッ
セージはメモリー・ユニット12において復元されるか、またはI/Oユニット
14によって出力されるかされ得る。
【0050】 図2は、図1におけるものによるメモリー・ユニット12の第一の実施例12
−1を示す。ここで、異なるメッセージml,...mi,...,mlは連続す るやり方で蓄積される。データの他に、全てのメッセージmiはまた、属性の結 合されるリストにポインターを蓄積する。したがって、特定のメッセージmiの アドレスと一緒に、全ての属性ail,...aimがまた容易に利用できるものと
なる。データのこの組織化のさらなる利点は、属性のセットが、結合したリスト
からの属性の削除を通してか、または目的となるさらなる属性を結合したリスト
に付加することによって、簡単に修正することができるというものである。これ
らのステップは全て、メモリー・ユニット12−1に蓄積される情報の量に関わ
らず、一定の時間で実行することができる。
【0051】 図3は、メッセージ取り扱いシステム内でサーチ機能を実行するのに特に良好
に適する、図1によるメモリー・ユニット12の別の実施例12−2を示す。図
3に示されるように、データは、メッセージのセットによらず、メッセージ取り
扱いシステム10に現在蓄積されている属性のセットによって組織化されている
。このように、全ての属性al,..., ai,..., alは連続するやり方 で配置され、また各属性aiは、特定の属性aiが真であることを示すメッセージ
の結合したリストmil,..., milへのポインターからなる。ここで、結合 したリストは実際には、そのようなメッセージからではなく、複数の属性に関係
するメッセージの多重の蓄積を避けるために、そこへのアドレスのみからなると
いうことに注意すべきである。
【0052】 図3によるデータの組織化の主要な利点は、一旦属性のサブセットとしてビュ
ーが特定されているならば、対応するメッセージのサブセットが直ちにメモリー
・ユニット12−2から利用できるものであるということである。したがって、
本発明のメッセージ取り扱いシステム10なるこの実施例では、従来の方法にお
けるよりもずっと、より能率的かつそれゆえに迅速なメッセージの検索が、蓄積
後のあらかじめ特定されたビューによって可能となる。また、この実行例は、メ
ッセージ取り扱いシステム10において蓄積されるメッセージのセットで間接的
に操作(オペレート)するための属性について、数学的および論理的オペレーシ
ョンが実行される場合に対して、良好に適する。したがって、本発明により、図
3による、メッセージの蓄積後の高速かつ高度に正確なメッセージの検索が可能
となる。
【0053】 図4は、インターフェース20、ビュー・メモリー22およびポインター管理
ユニット24を備える、ビュー特定化ユニット16の特定の実施例を示す。図1
に示されるように、このビュー特定化ユニット16は、メモリー・ユニット12
およびI/Oユニット14の双方に接続されている。
【0054】 インターフェース20は、メッセージ取り扱いシステム10のユーザーによっ
て特定されるコマンドを受け取る役割を果たす。さらには、ビューメモリー22
は、ユーザーによって要請される異なるビューを定義するように提供される。最
後に、ポインター管理ユニット24は、ビュー・メモリー22に蓄積されるビュ
ーViと、メモリーユニット12に蓄積され、そのようなビューViに対応する全
てのメッセージへのポインターのリストとの間の通信を維持するように提供され
る。
【0055】 図4に示されるビュー特定化ユニット16のオペレーションの間、通常ビュー
は、インターフェース20を介してユーザーによって定義される。ビューが広く
興味をもたれ、数回用いられるものである場合には、そのように特定されたビュ
ーは、上で大要が述べられたビュー・メモリー22に蓄積されるであろう。
【0056】 とりわけ、ビュー・メモリー22が、例えば、従来技術に関して記述されたフ
ォルダー樹木構造に対応する標準ビューを蓄積する場合は、利用できるメッセー
ジ取り扱いシステムから知られる機能が、本発明による属性駆動メッセージ取り
扱いシステムを用いて失われることはないということが理解できる。このように
、ユーザー・インターフェースは、特定の、前もって定義されたサブフォルダー
の内容についてのビューのような標準ビューと、ユーザーの定義するビューとの
間で異なっている。ここで、標準ビューは、ユーザーが新しいフォルダーを定義
する場合に、メッセージ取り扱いシステムによって自動的に生成される。
【0057】 図4に示されるように、とりわけポインター管理ユニット24によって、普通
に用いられる標準ビューに関係しているメッセージへのアクセスを高めることが
可能となる。そのような標準ビューViの各々について、このビューに関係する 、これらのメッセージへのポインターの結合したリストが維持されるので、そこ
へのアクセスが、メッセージ取り扱いシステム10に蓄積される情報の量に関わ
らず、一定の時間で可能となる。
【0058】 したがって、本発明のこの実施例によって、メッセージ取り扱いシステム10
に蓄積される完全な情報において、線形的なサーチで実行するものと比べるとき
、メッセージへのアクセス可能性の著しい増大が可能となる。ここで、そのサー
チは、システムに蓄積されるメッセージの数とともに線形的に大きくなる非常に
長い時間がかかり得る。
【0059】 図4に示される本発明の実施例によって、ビューについての属性が変えられる
場合には、それぞれのメッセージへのポインターは、それぞれのビューへ添付さ
れるリストに加えられるかそこから取り除かれるかするものとなる。本発明によ
ると、これはバックグラウンドにおいて起こり、そしてサーチ結果がただちには
要請されないので、更新プロセスはユーザーにとって著しい遅延を引き起こすも
のではない。
【0060】 図5は、本発明のさらなる実施例、とりわけ図1に示されるメッセージ処理ユ
ニット18の実施例を示す。ここで、メッセージ処理ユニット18は、インター
フェース・ユニット26、フィルター・ユニット28、選出ユニット30および
編集および構築ユニット32からなる。
【0061】 インターフェース・ユニット26は、メッセージ処理ユニット18によって取
り扱われるビュー、コマンドおよびメッセージの入力および出力を達成するよう
に提供される。したがって、メッセージ処理ユニット18のさらなる要素の全て
、すなわち、フィルター・ユニット28、選出ユニット30および編集および構
築ユニット32が、このインターフェース・ユニットに接続される。さらに、フ
ィルター・ユニット28、選出ユニット30および編集および構築ユニット32
は、1つのユニットが他のものによって生成される結果で操作(オペレート)す
るように、お互いに結合される。
【0062】 図5に示されるように、メッセージ処理ユニット18における第一のユニット
は、定義されたビューに従ってメッセージを選択し、かつそのようなビューに関
係するメッセージをそれぞれ識別するように適合されるフィルター・ユニット2
8である。この目的のために、ビューが、インターフェース・ユニット26を介
してフィルター・ユニット28に入力されるであろう。本発明の第一の選択は、
フィルター・ユニット28が、蓄積ユニット12からのまたそこへのメッセージ
の転送ごとに、メッセージがビューに関係するかどうかがチェックされるように
、作動される。
【0063】 続いてフィルター・ユニット28は、本発明のメッセージ取り扱いシステム1
0内で複数のステップを開始するであろう。第一に、フィルター・ユニット28
は、特定のビューに関するメッセージが転送される場合に、自動的な警報を行う
よう適合される。このように、本発明のメッセージ取り扱いシステム10のユー
ザーは、自分が信頼している特定の情報の転送の機会に知らされるべき選択を有
する。
【0064】 第二に、別の選択は、特定の転送の検出に際して、メッセージ取り扱いシステ
ム10内で、ビリング・ステップを自動的に開始するものである。この選択は、
例えば、インターネットまたはX.25およびX.400ネットワーク・システ
ムに取り付けられている商用メッセージ取り扱いシステム内で特に使用されるも
のである。
【0065】 加えて、フィルター・ユニット28が、このメッセージのための安全および/
または許認可要請が満たされていない場合に、特定のビューに関するメッセージ
の転送を遮断するよう適合されているであろう。この高められた安全特性は、本
発明のメッセージ取り扱いシステム10が、ほとんど無制限の数のユーザーがシ
ステムにアクセスをするであろう、分配された計算環境内で用いられる場合に、
特に重要である。
【0066】 図5に示されている、メッセージ処理ユニット18の別の要素は、選出ユニッ
ト30である。選出ユニット30は、それがメッセージのサブセットを識別する
役割のみを果たすだけでなく、メモリー・ユニット12から読まれたデータの、
特定のコンテクストに基づく修正を可能としているということで、フィルター・
ユニット28と異なっている。ここで、あるビューに従って、一旦メッセージが
選択されるならば、対応するメッセージが複数のユーザーの定義する選出基準に
従って選出されてよい。
【0067】 第一に、これらの基準は、前述された観点、例えば、異なるメッセージが受信
時間に従って選出されるような時間観点に基づくものであり得る。
【0068】 別の選択は、作動システムに依存する基準、例えば、異なるメッセージのため
に必要である蓄積スペースに従って、異なるメッセージを選出するものであろう
。これは、メモリー・ユニット12内でのメモリー・スペースについての制限が
、考慮されなければならない場合に適切なものであろう。ここで、システム内で
非常に大きな蓄積スペースを必要とするこれらのメッセージについてチェックを
行うことが、非常に有用であるかもしれない。
【0069】 最後に、メッセージは、ハードウェアのレベルで決定される基準に従って選出
することができる。これについての1つの典型的な例は、オーディオおよびビデ
オ性能のようなハードウェア要件に従ってメッセージがグループ分けされる、マ
ルチ・メディアのアプリケーションに、メッセージが対応する場合であろう。
【0070】 図5から見ることができるように、本発明の属性駆動メッセージ取り扱いシス
テム10の利点は、メモリー・ユニット12をフィルターおよび選出ユニットと
結合することが、ずっと容易であるというものである。
【0071】 規則に基づくアプローチがフィルターおよび選出ユニットのために選択される
場合は、このことによって、ユーザーの振る舞いおよび一般の要件に従って、イ
ンテリジェント・フィルターおよび選出への適合のために、人工知能(arti
ficial intelligent)に向けられたメッセージ取り扱いシス
テムが導出される。
【0072】 また、この技術を用いて、あらかじめ特定された規則に従って、例えば、メッ
セージ取り扱いシステム10における特定の事象の発生の際に、自動的に属性が
加えられてもよい。ここで、今日のメッセージ取り扱いシステムのビューは失わ
れないが、しかし本発明によってさらなる可能性および選択が実現されている。
【0073】 図5に示されるように、メッセージ処理ユニット18は、前述されたフィルタ
ー・ユニット28および選出ユニット30に加えて、またあるビューに従って選
択されるメッセージについての高められたデータ処理のための編集および構築ユ
ニット32からなる。
【0074】 この編集および構築ユニット32の第一の機能性によると、選択されるメッセ
ージの属性を、あるメッセージの観点についての観点または特定の値のいずれか
の付加、削除または修正を通して、修正することが可能である。これによって蓄
積された情報の変化する状態、例えば、プロジェクトの開発の間、への柔軟な適
合が可能となる。
【0075】 編集および構築ユニット32の別の機能性は、あるビューによる複数のメッセ
ージ間の時間上および構造上の関係を利用することであって、あるビューとして
は、例えばこれらのメッセージの異なるグループ、例えば、テキスト、音声、ビ
デオ、画像、メール、ボイス・メール、ファックスへの分類や、また例えば、異
なるメッセージがマルチメディア・ドキュメントに関係する場合に、そのような
メッセージの同期といったものがある。
【0076】 図6は、時間上のおよび構造上の関係を利用する典型的な例を示す。ここで、
異なるメッセージは、例えば、PC端子やTVセットを介して表示されるべきマ
ルチメディア・ドキュメントに対応するであろう。典型的には、メッセージは、
転送されるべき情報を発表する音声、その発表された情報に関係する動画を表示
するビデオ、そのビデオ表示の上に重ねられるべきグラフィックな情報および短
いメッセージ表示のためのラベル付けという、異なる4つのグループに分けられ
る。
【0077】 図6に示されるように、異なるグループに分けられるメッセージは、単一のグ
ループ内でその上に課せられる連続する順番を有する。さらには、属性として蓄
積される同期アーク(arcs)34乃至50を通して異なるグループへと分け
られるメッセージ間の時間的な関係を記述することが必要である。
【0078】 ここで、同期のための属性を使用することで、本発明のメッセージ取り扱いシ
ステム10に、メモリー・ユニット12にランダムに蓄積されるであろうメッセ
ージから、マルチメディア・ドキュメントを再構築する能力が与えられる。同期
アーク34乃至50は、参照時間、最小のアクセス可能遅延および最大の許容遅
延なる3つの基本要素からなる。
【0079】 参照時間は、事象同期のための相対的または絶対的参照定義である。絶対的参
照時間は、マルチメディア・ドキュメントのルートに関して特定される。通常、
行く先(destination)、例えば、レポート・ビデオ(report
video)58が源(source)、例えば、レポート・テキスト(re
port text)54の前に開始するタイミングの関係を特定することは、
通常可能ではない。
【0080】 さらには、最小のアクセス可能遅延時間は、同期関係において可能とされるで
あろう最小の遅延を特定する期間である。最小遅延ゼロ・ユニットは、困難な同
期関係を指示する。負の遅延は指示された参照時間よりも早くターゲット・ノー
ト(target note)を開始する能力を表す。
【0081】 最後に、最大の許容遅延時間は、同期関係において可能とすることができる最
大の遅延を特定する期間である。ゼロ・ユニットの最大遅延は、困難な同期関係
を指示する。正の遅延によって、事象を開始する上での許可できる遅延の上限が
参照時間に与えられる。
【0082】 本発明のメッセージ取り扱いシステム10の間の同期化への、このアプローチ
は、マルチプロセッサー・システムにおいて、よく計画されており、また同期化
アークは分岐および合流オペレーションに対応するということを記述しておかな
ければならない。
【0083】 図7は、本発明のメッセージ取り扱いシステム10内での処理シーケンスにつ
いてのフローチャート図を示す。ここで、第一のステップS1において、新しい
ビューの要請が、メッセージ取り扱いシステム10によって受け取られているか
どうか調査される。もし、これがその場合であれば、ステップS2において要請
される新しいビューに従ってメッセージが選択される。
【0084】 続いてステップS3において、加えて、新しいメッセージの選択だけでなく、
その処理についての要請が、メッセージ取り扱いシステム10によって受け取ら
れているかどうか調査される。肯定の場合には、上で大要が述べられたようなフ
ィルタリング、選出、編集および構築が実行されるであろう。
【0085】 さらには、図7に示されるように、システムは、ステップS1からS4を通し
て、メッセージ取り扱いシステム10のユーザーに、オンラインのやり方で必要
な情報が提供されるように、連続してループする。
【0086】 上で大要が述べられたように、本発明により、例えば、テキスト、音声、ビデ
オ、画像、メール、ボイス・メール、ファックスなどあらゆる種類のメッセージ
に対して能率的なメッセージ取り扱いシステム10を、改良されたシステムの一
体化する柔軟なやり方で構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
本発明の好ましい実施例が開示された図面を参照して記述されるが、それらの
図面は以下のものである。
【図1】 本発明によるメッセージ管理システムの概略図を示す。
【図2】 図1に示されるメモリー・ユニットの第1のアーキテクチャーを示す。
【図3】 図1に示されるメモリー・ユニットの第2のアーキテクチャーを示す。
【図4】 本発明のよるビュー特定化ユニットの系統図を示す。
【図5】 本発明によるメッセージ処理ユニットの系統図を示す。
【図6】 本発明による、複数の異なるメッセージをマルチメディア・ドキュメントへと
構築する例を示す。
【図7】 本発明によるメッセージ取り扱い方法の流れ図を示す。
【図8】 従来技術による樹木構造におけるメッセージの組織化を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月19日(2000.4.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 (背景技術) バーバラD.(BarbaraD.)らによる「ゴールド・メーラー(The Gold Mailer)」1993年4月19日乃至22日のウィーンでの データ・エンジニアリングについての国際会議の議事録第92乃至99頁におい て、異なるメディアを用いてメッセージを送信および受信し、その他の有用な情 報源が様々に過剰にある中で、これらのメッセージを効率的に蓄積および検索す る一体化された方法を、ユーザーに提供するシステムが記述されている。その記 述されたメーラー(mailer)は、情報のオーバーロード、メッセージの組 織化および多重インターフェースという問題を解決している。 送信技術、例えば、フレーム・リレー、ATM、ISDN、GSNの進歩およ
びあらゆる種類の端末装置の絶えざるコスト低下を通して、あらゆる種類の伝達
(messaging)による迅速で生産的な通信が、今日急速に成長するマー
ケットとなっている。コンピューター装置についてのコストの低下によって、あ
らゆる種類のメッセージ・タイプ、すなわち、ボイス・メール、ファックス、E
―メイルのデジタル蓄積が可能となっている。ファックス、アンサリング・マシ
ーン(留守番電話)、ヴォイス・メールおよびE―メイルの成功および広範な使
用によって、ユーザーが、直接的な対話式通信、例えば、ビデオ電話または通常
の電話のそれぞれに対して、新しい通信技術の衝撃(impact)を認識し始
めているということが示されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 本発明によると、この目的は、請求項1によるメッセージ取り扱いシステムお よび請求項13によるデジタル通信システムにおいて電子メッセージを取り扱う 方法 によって達成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)複数のメッセージ(m∈M)を蓄積し、かつそこへの動
    的なアクセスを各メッセージに指定される少なくとも1つの属性(a=(p,f
    )∈A)を介して提供する蓄積手段(12)であって、各属性はメッセージの少
    なくとも1つの観点(p∈P)およびこの観点のための特定の値(f∈F)を記
    述する前記蓄積手段(12)と、 b)前記蓄積手段(12)へおよびそこから、それぞれメッセージを転送する
    入力/出力手段(14)と、 c)ビュー観点のセット(pV⊆P)および各ビュー観点のためのビュー値の セット(fpV⊆Fp)を介して蓄積されたメッセージ上にユーザーの定義するビ
    ュー(V)を入力するビュー特定化手段(16)と、 d)前記特定のビュー観点(pV)およびそれに指定されたビュー値(fpV
    に従って蓄積手段(12)からビュー(V)のメッセージ(m∈ V)を選択す
    るメッセージ検索手段(12,18)と を含むメッセージ取り扱いシステム。
  2. 【請求項2】 メッセージ検索手段(12,18)が、下式に従ってビュー
    のメッセージ(m∈ V)を選択することを特徴とする請求項1に記載のメッセ
    ージ取り扱いシステム: 【数1】 ここで、PVはビュー(V)の観点、またfpVはこれらの観点の値である。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ビューに従って、前記蓄積手段(12)から選
    択されるメッセージを処理するメッセージ・プロセッサー手段(18)を含むこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ取り扱いシステム。
  4. 【請求項4】 前記蓄積手段(12)が、全てのメッセージに、属性の、結
    合されるリストが添付されるように連続するやり方で、単一のメッセージを蓄積
    するよう適合されることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載のメッセージ
    取り扱いシステム。
  5. 【請求項5】 前記蓄積手段(12)が、全ての属性に、メッセージの、結
    合されるリストが添付されるように連続するやり方で、全ての属性を蓄積するよ
    う適合されることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載のメッセージ取り扱
    いシステム。
  6. 【請求項6】 前記ビュー特定化手段(16)が、標準ビューを蓄積するビ
    ュー蓄積手段(22)を含むことを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載のメ
    ッセージ取り扱いシステム。
  7. 【請求項7】 前記ビュー特定化手段(16)が、さらに前記ビュー蓄積手
    段(22)に蓄積される全てのビューに対して、その特定のビューにそれぞれ関
    係する全てのメッセージへのポインターのリストが保持されるように、ポインタ
    ー管理手段(24)を含むことを特徴とする請求項6に記載のメッセージ取り扱
    いシステム。
  8. 【請求項8】 前記メッセージ処理手段(18)が、あらかじめ特定された
    ビューに従って、前記蓄積手段(12)へとおよびそこから転送されるメッセー
    ジを、それぞれ識別するフィルター手段(28)を含むことを特徴とする請求項
    3乃至7の1つに記載のメッセージ取り扱いシステム。
  9. 【請求項9】 前記フィルター・ユニット(28)が、特定のビューに関係
    するメッセージが前記蓄積手段(12)におよびそこから転送される場合に、そ
    れぞれ、自動的に警報を発するよう適合されることを特徴とする請求項8に記載
    のメッセージ取り扱いシステム。
  10. 【請求項10】 前記フィルター手段(28)が、特定のビューに関係する
    メッセージが、前記蓄積手段(12)へ、および/またはそこから転送される場
    合に、それぞれ、ビリング・ステップを自動的に開始するよう適合されている請
    求項8に記載のメッセージ取り扱いシステム。
  11. 【請求項11】 前記フィルター・ユニット(28)が、特定のビューに関
    係するメッセージの転送を、このメッセージが前記蓄積手段(12)へまたはそ
    こから転送される場合にそれぞれ、また安全および/または許認可要件が満たさ
    れていない場合に、阻止するよう適合されていることを特徴とする請求項8に記
    載のメッセージ取り扱いシステム。
  12. 【請求項12】 さらに、ユーザーの特定する基準、オペレーション・シス
    テムに依存する基準、またはハードウェアの特定する基準にそれぞれ従って、選
    択されるメッセージをソートするソート手段(30)を含むことを特徴とする請
    求項2乃至11の1つに記載のメッセージ取り扱いシステム。
  13. 【請求項13】 前記メッセージ処理手段(18)が、さらに、ビューに従
    って選択されるメッセージの属性を観点および/またはその観点値を付加し、削
    除しまたは修正するように、編集するよう適合される編集手段(32)を含むこ
    とを特徴とする請求項2乃至12の1つに記載のメッセージ取り扱いシステム。
  14. 【請求項14】 前記メッセージ処理手段(18)が、さらに、観点に従っ
    て選択される複数のメッセージを少なくとも2つのメッセージ(テキスト、音声
    、ビデオ、画像、メール、ボイス・メール、ファックス)へと分類するよう適合
    される、構築手段(32)を含むことを特徴とする請求項2乃至13の1つに記
    載のメッセージ取り扱いシステム。
  15. 【請求項15】 前記構築手段(32)が、さらに少なくとも2つのカテゴ
    リーにおける異なるメッセージの間で、同期化を実行するよう適合されることを
    特徴とする請求項14に記載のメッセージ取り扱いシステム。
  16. 【請求項16】 デジタル通信システムにおける電子メッセージを取り扱う
    方法であって、 a)少なくとも1つの属性(a=(p,f)∈A)が各メッセージに指定され
    、そして各属性が、メッセージの少なくとも1つの観点(p∈P)およびこの観
    点に指定される特定の値(f∈F)を記述するようなやり方で、少なくとも1つ
    のメッセージ(m∈M)を蓄積手段(12)に蓄積する、 b)蓄積されるメッセージについてユーザーの定義するビュー(V)、ビュー
    観点のセット(pV⊆P)および各ビュー観点のためのビュー値のセット(fpV ∈fp)を受け取る、 c)前記ビュー(V)、前記特定されるビュー観点およびそれに指定されるビ
    ュー値に従って、前記蓄積手段(12)から全てのメッセージを選択する というステップを含む前記方法。
  17. 【請求項17】 ビューのメッセージ(m∈MV)が、下式に従って選択さ れることを特徴とする請求項16に記載の電子メッセージを取り扱う方法: 【数2】 ここで、PVはビュー(V)の観点であり、またfpVはこれらの観点の値である
  18. 【請求項18】 ユーザーの特定する要件に従って、メッセージが処理手段
    (18)において処理されることを特徴とする請求項17または18に記載の電
    子メッセージを取り扱う方法。
  19. 【請求項19】 前記選択されたメッセージを処理するステップが、メッセ
    ージおよび関係する属性をそれぞれ編集することからなることを特徴とする請求
    項17に記載の電子メッセージを取り扱う方法。
  20. 【請求項20】 前記選択されたメッセージを処理することが、さらに異な
    るグループおよびそのメッセージに属性として課せられる同期制限に従って、そ
    のメッセージを構築するステップを含むことを特徴とする請求項17乃至19の
    1つに記載の電子メッセージを取り扱う方法。
  21. 【請求項21】 さらに、ユーザーの特定する基準、オペレーション・シス
    テムの特定基準、またはハードウェアの特定基準にそれぞれ従って、選択された
    メッセージをフィルタリングするステップを含むことを特徴とする請求項16乃
    至20の1つに記載の電子メッセージを取り扱う方法。
  22. 【請求項22】 さらに、前記蓄積手段(12)へのおよびそこからのメッ
    セージの転送の間、特定のビューに従ってメッセージをフィルタリングする場合
    に、自動的に警報を発するステップを含むことを特徴とする請求項21に記載の
    電子メッセージを取り扱う方法。
  23. 【請求項23】 さらに、前記蓄積手段(12)へおよびそこから転送する
    間に、ビューに従ってメッセージをフィルタリングする場合に、自動的にビリン
    グ・ステップを開始するステップを含むことを特徴とする請求項21または22
    に記載の電子メッセージを取り扱う方法。
  24. 【請求項24】 さらに、ビューの安全および/または許認可要件が満たさ
    れていないことに従って、メッセージの転送を阻止するステップを含むことを特
    徴とする請求項21乃至23の1つに記載の電子メッセージを取り扱う方法。
  25. 【請求項25】 さらに、関係するメッセージ管理システムにおいて、あら
    かじめ特定された事象が発生した場合に、自動的なやり方で新しいビューを付加
    するステップを含むことを特徴とする請求項16に記載の電子メッセージを取り
    扱う方法。
  26. 【請求項26】 さらに、前記関係するメッセージ管理システムにおいて、
    あらかじめ特定された事象の発生の場合に、新しい属性を付加するステップを含
    むことを特徴とする請求項25に記載の電子メッセージを取り扱う方法。
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