JP2001520926A - 外部救助エレベータシステム - Google Patents

外部救助エレベータシステム

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JP2001520926A
JP2001520926A JP2000517904A JP2000517904A JP2001520926A JP 2001520926 A JP2001520926 A JP 2001520926A JP 2000517904 A JP2000517904 A JP 2000517904A JP 2000517904 A JP2000517904 A JP 2000517904A JP 2001520926 A JP2001520926 A JP 2001520926A
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rescue device
pulley
runway
guide cable
parallelogram
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JP2000517904A
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ハーシュティック、アリー
Original Assignee
ハーシュティック、アリー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures

Abstract

(57)【要約】 建物(16)の外面(14)に垂直に装着された走路(12)と、前記走路(12)上で前記建物(16)に装着された滑車(18)と、前記走路(12)に沿って移動するために配置されたガイドケーブル(20)と(前記ガイドケーブル(20)の上端(24)は前記滑車(18)と係合している)、前記ガイドケーブル(20)の前記上端(24)の下方への移動を阻止するため、また前記ガイドケーブル(20)の前記上端(24)の下方への移動を許すように、前記ガイドケーブル(20)の前記上端(24)を選択的に解除するための解除装置とを備える救助装置(10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
(技術分野) 本発明は、一般的に救助装置に関し、特に、実際に人々を救助する際には、救
助レベルのケーブルと交換される取外し可能な非救助レベルのケーブルを使用す
る、高層ビル用の外部救助エレベータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
(発明の背景) 外部救助エレベータは当業界で公知である。Scullyの米国特許第745
,915号や、Donnellの米国特許第780,711号、Smithの米
国特許第1,138,902号、Zindtの米国特許第2,618,361号
、Meyerの米国特許第3,517,774号、Lyonsの米国特許第4,
018,306号、Hayashiらの米国特許第4,315,456号の明細
書は全て様々な救助エレベータと関連装置について記載している。
【0003】 Crumpの米国特許第4,469,198号明細書は二重ケーブルシステム
と車輪付きトラック(つまり、エレベータ運転台装着装置)を1つの室に備えた
二重室走路を含む、高層ビル用の外部救助エレベータシステムについて記載して
いる。可搬式エレベータ運転台がトラックに接続される。エレベータ運転台には
、建物の外面の滑らかな垂直路盤に乗るための安定化車輪が設けられる。安定化
車輪は異なる建物の異なる外壁表面に適応するために水平調節が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(発明の概要) 本発明は改良された救助装置を提供することを目的としている。本発明では、
非救助レベルのケーブルが建物の外面に取り付けられる走路に配置される。本明
細書と請求の範囲を通じて、「非救助レベルのガイドケーブル」とは、エレベー
タ運転台及び/または建物から救助される人を支えるために、通常安全条例によ
り要求される適度の強度を必ずしも有している必要がないケーブルやロープ・ワ
イヤ等を含む。対照的に、「救助レベルのガイドケーブル」とは、エレベータ運
転台及び/または建物から救助される人を支えるために、安全条例により要求さ
れる適度の強度を少なくとも有しているケーブルやロープ・ワイヤ等を含む。
【0005】
【課題を解決するための手段】
非救助レベルのガイドケーブルは構成や、建物に該装置を設置する費用を簡略
化する。救助レベルのガイドケーブルを含む実際の救助設備の全ては、緊急事態
が発生していない状況では典型的に消防署等に保管されている救助車両によって
緊急事態が発生した現場に運ばれる。救助車両は救助レベルの万能ケーブルが巻
き付けられた巻上げ機と、エレベータ運転台とを携帯している。エレベータ運転
台は望み通りに多くの人々を運ぶように設計されており、一対のローラによって
走路に取り付けられて滑動する。
【0006】 このように、本発明の好ましい実施形態に従って、建物の外面に垂直に装着さ
れる走路と、走路上で建物に装着される滑車と、走路に沿って移動するために配
置され、その上端が滑車と係合している非救助レベルのガイドケーブルと、ガイ
ドケーブルの前記上端の下方への移動を阻止するため、またガイドケーブルの上
端の下方への移動を許すように、ガイドケーブルの上端を選択的に解除するため
の解除装置とを含む救助装置が提供される。
【0007】 本発明の好ましい実施形態によれば、走路はその中に形成される通路を有し、
非救助レベルのガイドケーブルが該通路内を移動するために配置される。
【0008】 更に、本発明の好ましい実施形態によれば、救助装置はガイドケーブルの上端
に取り付けられたおもりを含み、滑車はその中に形成される溝を有し、該溝は滑
車の周縁部で開かれた一端と、滑車の周縁部で内向きに閉じられた端とを有し、
おもりは初期には閉じられた端内に休止する部分を含み、ガイドケーブルを下方
に引っ張ることで該部分がその開かれた端を通り越して溝内で動かされ、それに
よっておもりが滑車から解放されて下方に動かされる。
【0009】 更に本発明の好ましい実施形態によれば、救助装置がガイドケーブルの下端に
取り付けられる救助レベルの万能ケーブルを含む。
【0010】 それに加えて、本発明の好ましい実施形態によれば、おもりを滑車から解放す
ることで、ガイドケーブルが滑車を通過して離れるようにし、万能ケーブルがガ
イドケーブルの代わりに滑車に送られるようにする。
【0011】 本発明の好ましい実施形態によれば、救助装置は万能ケーブルをスプールする
巻上げ機を含む。
【0012】 更に本発明の好ましい実施形態によれば、救助装置は走路の下端に枢軸的に取
り付けられるガイド滑車を含む。
【0013】 更に本発明の好ましい実施形態によれば、ガイド滑車が走路に対して0°から
少なくとも180°の範囲の方位角内で、巻上げ機から走路へと前記万能ケーブ
ルを送ることができるようにする。
【0014】 それに加えて、本発明の好ましい実施形態によれば、巻上げ機が救助車両に装
着される。
【0015】 本発明の好ましい実施形態によれば、走路は平行四辺形の横断面形状を有する
。好ましくは、平行四辺形の縁が建物の外面に面する。好ましくは、平行四辺形
は菱形である。
【0016】 更に本発明の好ましい実施形態によれば、走路が建物の外面に面する平行四辺
形の縁から伸びる第1のプレートを含み、プレートが建物に取り付けられる。
【0017】 本発明の好ましい実施形態によれば、走路が建物の外面に面した平行四辺形の
縁に対向する平行四辺形の縁から伸びる第2のプレートを含む。
【0018】 それに加えて本発明の好ましい実施形態によれば、平行四辺形と第1と第2の
プレートとが、第1の走路部材と第2の走路部材を共に溶接することによって形
成され、第1の走路部材は1つの単一部品として第1のプレートと平行四辺形の
2つの面とを含み、第2の走路部材は1つの単一部品として第2のプレートと、
第1の走路部材の面に対向する平行四辺形の残りの2つの面とを含み、第1リッ
プが第1走路部材の平行四辺形の1つの面から伸びて、第2プレートと第2走路
部材の平行四辺形の対応する1つの面との接合部に形成される凹所に当接し、ま
た第2リップが第2走路部材の平行四辺形の1つの面から伸びて、第1プレート
と第1走路部材の平行四辺形の対応する1つの面との接合部に形成される凹所に
当接する。
【0019】 本発明の好ましい実施形態によれば、救助装置は万能ケーブルに取り付けられ
るエレベータ運転台を含む。	
【0020】 更に本発明の好ましい実施形態によれば、エレベータ運転台は走路の対向する
側部に沿って回転する一対のローラを含む。好ましくは、ローラはエレベータ運
転台に枢軸的に取り付けられる。
【0021】
【作用】
(発明の説明) 次に本発明の好ましい実施形態に従って構成されて機能する救助装置10を図
示する図1を参照する。
【0022】 救助装置10は好ましくは建物16の外面14に垂直に装着される走路12を
含む。走路12は任意の横断面形状を有していてよい。簡略化のために、走路1
2は図1〜6においては方形の横断面を有するものとして図示されているが、好
ましい横断面については図7と図8を参照して後述する。滑車18は走路12上
で建物16に装着され、非救助レベルのガイドケーブル20が走路12に沿って
移動するために配置される。好ましくは、図7に示すように、走路12はその中
に形成される通路22を有し、ガイドケーブルが通路22内を移動するために配
置される。この配置は環境からガイドケーブル20を保護し、人にいじくられる
のを防止するために好ましいものである。図1に戻って、ガイドケーブル20の
上端24が滑車18に送られる様子が見られる。
【0023】 建物16から人々を救助するために緊急の需要がある場合、救助車両26がそ
の現場に運ばれる。救助車両26は緊急事態が発生していない状況では典型的に
消防署等に保管されている。救助車両26は救助レベルの万能ケーブルが巻き付
けられた巻上げ機28と、エレベータ運転台32とを携帯している。エレベータ
運転台32は望み通りに多くの人々を運ぶように設計されており、一対のローラ
34(好ましくは上部ペアと下部ペアのローラ34)によって走路12に取り付
けられて滑動する。緊急事態が発生していない状況では、箱36が好ましくは走
路12の下端を隠している。
【0024】 次に、万能ケーブル30をガイドケーブル20へ取り付ける様子を示している
図2を参照する。最初に、箱36を取り除き、走路12の下端を露出させる。ガ
イド滑車38を走路12の下端に取り付けるが、ガイド滑車38については図3
を参照して後述する。ガイドケーブル20と万能ケーブル30を共にすばやくか
つ確実に取り付けるために、適当なはめあいコネクタ40と42を2つのケーブ
ルの端に各々設けてもよい。
【0025】 次にガイド滑車38を更に詳細に図示する図3を参照する。ガイド滑車38は
好ましくはハウジング46内の車軸44に装着され、ハウジング46はピボット
50のまわりで走路12の下部延長部48に枢軸的に取り付けられている。図3
に示されているように、ガイドケーブル20に接続した後、万能ケーブル30をガ
イド滑車38のまわりに送り、上部ピボット50を通って滑車18に向かって走
路12内へと送ることができる。(図3は既に走路12に送られている万能ケー
ブル30を示している。)ガイド滑車38はピボット50によって限定される方
位角の軸52を中心に回転する。このように、ガイド滑車38は走路12に対し
て0°から少なくとも180°の範囲の方位角内で、巻上げ機28から走路12
へと万能ケーブル30を送り出すことができる。
【0026】 一旦万能ケーブル30をガイドケーブル20に取り付けると、万能ケーブル3
0を滑車18まで、またそのまわりに送ることができるようにするために、(万
能ケーブル30がすでに走路12に送り込まれている、図3に示す構成になる前
に)ガイドケーブル20を滑車18から解放しなければならない。この目的を達
成するために、ガイドケーブル20の上端24の下方への移動を阻止し、またガ
イドケーブル上端24の下方への移動を許すように、ガイドケーブル20の上端
を選択的に解除するための解放装置が設けられる。この解放装置についてここで
図4を参照して説明する。
【0027】 解放装置は好ましくはガイドケーブル20の上端24に取り付けられるおもり
54を含む。上部フック成分56等のおもり54の一部が初期には滑車18内に
形成される溝58内にある。溝58は滑車18の周縁部で開かれた端60と、滑
車18の周縁部で内向きに閉じられた端62とを有する。ガイドケーブル20が
妨害されない限り、おもり54は閉じられた端62において溝58内に留まり、
こうして建物16の上部付近で空中に吊るされたままである(図1)。ガイドケ
ーブル20を矢印64の方向に概ね下方に引っ張ることによって、上部フック成
分56が矢印66で示されるように、溝58内で動かされる。上部フック成分5
6は次第に開かれた端60を通り過ぎて、参照符号68で示される位置へと移動
する。この位置で、おもり54が滑車18から解放され、矢印70の方向に下方
に自由に移動できる。図4の向きでは、滑車18の右側にあるガイドケーブル2
0の残りの部分は、矢印72の方向に移動する。おもり54は自由に落下しても
よいし、あるいは適当な方法によって制御された降下速度を有していてもよい。
【0028】 次に巻上げ機28からスプールされて滑車18のまわりに送られた後の万能ケ
ーブル30を図示する図5を参照する。万能ケーブル30を次にエレベータ運転
台32上の取付けラグ74に取り付ける。次に、(巻上げ機28を動かして)エ
レベータ運転台32を持ち上げ、走路12との係合状態にもたらすことができる
【0029】 次に付加的に図6を参照する。各々のローラ34がエレベータ運転台32に取
り付けられた梁78から突き出した一対のフランジ76に、好ましくは枢軸的に
取り付けられているのが解る。各々のローラ34は好ましくは一対のピン82,
84によってフランジ76に止められた軸80に装着される。初めに、エレベー
タ運転台32を走路12に取り付ける際に、ローラ34の一方をピン82と84
によって完全に止め、一方、他方のローラ34をピン82だけで止める。このよ
うにして後者のローラ34は、図6において矢印86で示すように、ピン82を
中心にして自由に回転できる。次にこのローラ34が走路12に当接するまでピ
ン82を中心にして単に回転させ、当接すると同時にピン84を組み付けてロー
ラ34を適所に固定する。この配置は公差を心配することなく、走路12にエレ
ベータ運転台32を簡単に設置できるようにする。
【0030】 一旦エレベータ運転台32を走路12に取り付けると、建物16から人々を救
助するために,巻上げ機によってエレベータ運転台32を走路12に沿って上下
に動かすことができる。
【0031】 次に本発明の好ましい実施形態による走路12の上面横断面を示す図7と8を
参照する。走路12は好ましくは平行四辺形の横断面形状を有しており、平行四
辺形の縁90が建物16の表面に面している。平行四辺形は不等辺を有していて
もよいが、最も好ましくは菱形である。
【0032】 本発明の好ましい実施形態によれば、第1プレート92が縁90から伸び、溶 接されたフランジ94等の手段によって建物16に取り付けられる。第2プレー ト96は好ましくは縁90に向かい合った平行四辺形の縁98から伸びる。好ま
しくはプレート92と96は第1の走路部材100と第2の走路部材102を縁9
0,98と共に溶接することによって形成される。第1の走路部材100は1つ の単一部品として第1プレート92と平行四辺形の2つの面104と106とを
備える。第2の走路部材102は1つの単一部品として第2プレート96と、面
104と106に対向する平行四辺形の残りの2つの面108と110とを備え
る。好ましくは第1のリップ112が面106から伸びて、第2プレート96と
面110との接合部に形成される凹所に当接する。好ましくは第2のリップ11
6が面108から伸びて、第1プレート92と面104との接合部に形成される
凹所に当接する。
【0033】 走路12の独特の形状と構成により、風や他の環境の力に耐えることができる
、1本の強力で頑丈な走路でエレベータ運転台32を動かすことができる。
【0034】 所望であれば、エレベータ運転台32は面104と106・108・110の
代わりにプレート96に乗ってもよい。
【0035】 本発明は特にここで示され説明されたものに制限されないことを当業者は認識
するであろう。むしろ、本発明の範囲は上述した特徴と共に、先行技術にはなく
て、前述の説明を読めば当業者に自明となるであろう、その修正や変形の組合せ
や副組合せをも含むものである。
【図面の簡単な説明】
本発明は図面との関連で、以下の詳細な説明からより完全に理解され、認識さ
れるであろう。
【図1】 本発明の好ましい実施形態に従って構成され作用する、走路と非救助レベルの
ガイドケーブルとを含む救助装置の、非救助レベルのガイドケーブルに救助レベ
ルの万能ケーブルを取り付ける前の、簡略化された図式図である。
【図2】 図1に示した救助装置の非救助レベルのガイドケーブルへの救助レベルの万能
ケーブルの取付けを示す、簡略化された図式図である。
【図3】 図1に示した救助装置の、走路の下端に取り付けられたガイド滑車の簡略化さ
れた図式図である。
【図4】 図1に示した救助装置の、滑車からの非救助レベルのガイドケーブルの解放を
示す簡略化された図式図である。
【図5】 図1に示した救助装置の救助車両から走路への、エレベータ運転台の取付けを
示す簡略化された図式図である。
【図6】 エレベータ運転台のローラが走路と係合する様子を示す簡略化され、拡大され
た図式図である。
【図7】 本発明の好ましい実施形態による、ローラが係合する走路の上面横断面を示す
簡略化された部分的断面図である。
【図8】 図7より明確に走路を示す、走路の上面横断面を示す簡略化された部分的断面
図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月7日(2001.3.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 救助装置(10)であって、 建物(16)の外面(14)に垂直に装着された走路(12)と、 前記走路(12)上で前記建物(16)に装着された滑車(18)と、 前記走路(12)に沿って移動するために配置されたガイドケーブル(20)
    と、前記ガイドケーブル(20)の上端(24)は前記滑車(18)と係合して
    おり、 前記ガイドケーブル(20)の前記上端(24)の下方への移動を阻止するた
    め、また前記ガイドケーブル(20)の前記上端(24)の下方への移動を許す
    ように、前記ガイドケーブル(20)の前記上端(24)を選択的に解除するた
    めの解除装置とを備えることを特徴とする救助装置(10)。
  2. 【請求項2】 前記ガイドケーブル(20)が非救助レベルのガイドケー
    ブル(20)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の救助装置(10)。
  3. 【請求項3】 前記走路(12)がその中に形成される通路(22)を有
    し、前記ガイドケーブル(20)が前記通路(22)内を移動するために配置さ
    れることを特徴とする、請求項1に記載の救助装置(10)。
  4. 【請求項4】 前記救助装置は前記ガイドケーブル(20)の前記上端(
    24)に取り付けられたおもり(54)を備え、前記滑車(18)がその中に形
    成される溝(58)を有し、前記溝(58)は前記滑車(18)の周縁部で開か
    れた一端(60)と、前記滑車(18)の周縁部で内向きに閉じられた端(62
    )とを有し、前記おもり(54)は初期には前記閉じられた端(62)内に休止
    する部分(56)を備え、前期ガイドケーブル(20)を下方に引っ張ることで
    前記部分(56が前記開かれた端(60)を通り越して前期溝(58)内で動か
    され、それによって前記おもり(54)が前記滑車(18)から解放されて下方
    に動かされることを特徴とする、請求項1に記載の救助装置(10)。
  5. 【請求項5】 前記ガイドケーブル(20)の下端に取り付けられる救助
    レベルの万能ケーブル(30)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の救
    助装置(10)。
  6. 【請求項6】 前記おもり(54)を前記滑車(18)から解放すること
    で、前記ガイドケーブル(20)が前記滑車(18)を通過して離れるようにし
    、前記万能ケーブル(30)が前記ガイドケーブル(20)の代わりに前記滑車
    (18)に送られるようにすることを特徴とする、請求項5に記載の救助装置(
    10)。
  7. 【請求項7】 前記万能ケーブル(30)をスプールする巻上げ機(28
    )を備えることを特徴とする、請求項5に記載の救助装置(10)。
  8. 【請求項8】 前記走路(12)の下端(48)に枢軸的に取り付けられ
    るガイド滑車(38)を備えることを特徴とする、請求項7に記載の救助装置(
    10)。
  9. 【請求項9】 前記ガイド滑車(38)は前記走路(12)に対して0°
    から少なくとも180°の範囲の方位角内で、前記巻上げ機(28)から前記走
    路(12)へと前記万能ケーブル(30)を送ることができるようにすることを
    特徴とする、請求項8に記載の救助装置(10)。
  10. 【請求項10】 前記巻上げ機(28)が救助車両(26)に装着される
    ことを特徴とする、請求項7に記載の救助装置(10)。
  11. 【請求項11】 前記走路(12)が平行四辺形の横断面形状を有するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の救助装置(10)。
  12. 【請求項12】 前記平行四辺形の縁(90)が前記建物(16)の前記
    外面(14)に面することを特徴とする、請求項11に記載の救助装置(10)
  13. 【請求項13】 前記平行四辺形が菱形であることを特徴とする、請求項
    11に記載の救助装置(10)。
  14. 【請求項14】 前記走路(12)が前記建物(16)の前記外面(14
    )に面する前記平行四辺形の前記縁から伸びる第1のプレート(92)を備え、
    前期プレート(92)が前記建物(16)に取り付けられることを特徴とする、
    請求項12に記載の救助装置(10)。
  15. 【請求項15】 前記走路(12)が前記建物(16)の前記外面(14
    )に面する前記平行四辺形の前記縁(90)に対向する前記平行四辺形の縁(9
    8)から伸びる第2のプレート(96)を備えることを特徴とする、請求項12
    に記載の救助装置(10)。
  16. 【請求項16】 前記平行四辺形と前記第1のプレート(92)と前記第
    2のプレート(96)とが、第1の走路部材(100)と第2の走路部材(10
    2)を共に溶接することによって形成され、前記第1走路部材(100)は1つ
    の単一部品として前記第1プレート(92)と前記平行四辺形の2つの面(10
    4,106)を備え、前記第2走路部材(102)は1つの単一部品として前記
    第2プレート(96)と、第1走路部材(100)の面(104,106)に対
    向する前記平行四辺形の残りの2つの面(108,110)を備え、第1のリッ
    プ(112)が前記第1走路部材(100)の前記平行四辺形の1つの面(10
    6)から伸びて、前記第2プレート(96)と前記第2走路部材(102)の前
    記平行四辺形の対応する1つの面(110)との接合部に形成される凹所(11
    4)に当接し、また第2のリップ(116)が前記第2走路部材(102)の前
    記平行四辺形の1つの面(108)から伸びて、前記第1プレート(92)と前
    記第1走路部材(100)の前記平行四辺形の対応する1つの面(104)との
    接合部に形成される凹所(118)に当接することを特徴とする、請求項15に
    記載の救助装置(10)。
  17. 【請求項17】 前記万能ケーブル(30)に取り付けられるエレベータ
    運転台(32)を備えることを特徴とする、請求項5に記載の救助装置(10)
  18. 【請求項18】 前記エレベータ運転台(32)は前記走路(12)の対
    向する側部に沿って回転する一対のローラ(34)を備えることを特徴とする、
    請求項17に記載の救助装置(10)。
  19. 【請求項19】 前記ローラ(34)は前記エレベータ運転台(32)に
    枢軸的に取り付けられることを特徴とする、請求項18に記載の救助装置(10
    )。
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