JP2001519871A - 部品を接合する構造および方法 - Google Patents

部品を接合する構造および方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、管軸を画定し、前記管軸のまわりを少なくとも部分的に取り囲む少なくとも部分的に湾曲した周囲壁を有する部分的または完全な管状の一次側部品を含み、前記周囲壁は、a)前記周囲壁の接合縁に沿った接合線、b)前記接合線を含むように描かれた接合平面と、c)前記接合線と前記接合平面に対して直角な少なくとも一つの方向成分を有する接合方向と、d)前記接合線と前記接合方向の両方がある前記周囲壁を通る表面または内部に少なくとも一部があるロック面と、e)前記接合平面に対して直角な垂直方向とを画定する接合縁を含み、少なくとも1つのロック構造を含む製造物品であって、改善点は、ロック構造が、接合線から接合方向に延びかつロック面にアンダーカットを有する少なくとも1つの凸または凹のフック構造を前記ロック面に含み、フック構造が、垂直方向に沿って見たときにロック面の少なくとも1つの面から露出される製造物品に関する。本発明はまた、そのような一次側部品を二次側部品に接合する方法および接合したそのような部品に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 部品を接合する構造および方法 技術分野 本発明は、管軸を画定し、管軸のまわりを少なくとも部分的に取り囲む少なく とも部分的に湾曲した周囲壁を有する部分的なまたは完全な管状の一次側部品を 含み、前記周囲壁は、a)前記周囲壁の縁に沿った接合線と、b)前記接合線を 含むように描かれた接合平面と、c)前記接合線と前記接合平面に対して直角な 少なくとも一つの方向成分を有する接合方向と、d)前記接合線と前記接合方向 の両方がある前記周囲壁を通る表面または内部に少なくとも一部があるロック面 と、e)前記接合平面に対して直角な法線方向とを画定する接合縁を含み、さら に接合縁を第1の部品または別の部品上の別の接合縁に機械的に接続する少なく とも1つのロック構造を含む製造物品に関する。本発明はまた、そのような一次 側部品を二次側部品に接合する方法および接合されたそのような部品に関する。 背景 概して管形状に設計された部品を含む物品には、導管、容器、エンクロージャ 、保護スリーブ、機能的機械部品など、豊富な用途がある。しばしば起こる問題 は、管形状部品を、類似の部品あるいは他の管部品、エンドキャップ(クロージ ャ)、ハンドル、カップリング、案内構造物などの支援または補助部品に接合す ることである。 管状部品を二次的な構成要素に接合する際の代表的な問題と要件は、たとえば 、それらの間の軸方向と角度方向の固定を確実にすることである。部品を取外し 可能に固定したり永久的に固定したい場合もあり、後者のケース、さらに、不注 意によってまたは無許可で解放されたことを検出できることが必要なことがある 。部品は、手作業で接合するときも自動生産の機械で接合するときも、接続が容 易でなければならず、適切な方向決めまたは位置合わせのための案内構造を含む ことがある。部品を自由にまたは所定の角度関係で接合できなければならない。 部品自体は容易に作成でき、材料選択はできるだけ自由かつ独立でなければなら ない。この要求は、サイズ制限が厳しい場合、たとえば内のり寸法または外のり 寸法がきわめて重要であると き、または薄い材料が必要とされるときに、純度、品質、公差および強度に対す る要求が高くなると大きくなる。 従来技術の方法は、特定の状況または用途において、必ずしもこれらすべての 要件またはより限られた1組の要求を満たすとは限らない。既存の接合原理には 基本的に2つのタイプがある。どちらのタイプも、部品の物理構造が所望の継手 を提供するように係合する機械的ロックが提供される。よく知られている例は、 共通のねじ山、差込みカップリング、スナップ式ロックなどである。代表的な例 は、JP59−85713、GB2257464、EP437909、EP44 8329、JP59−64321およびDE4323124に開示されている。 そのような解決策に共通な点は、接合された部品が何らかの形で重なり、横方向 の寸法が大きくなっていることである。管形状部品の場合には、内側か外側の空 間を犠牲にしなければならず、予め定義された形状の物品を中に収容するときに は前者が問題となり、接合部品を制限されたサイズの二次側装置に収容するとき には後者が問題となる。たとえば、可動部品の場合には、長さ全体にわたって均 一な断面であることが要件であることもある。サイズが重要な問題でないときで も、重なりが滑ら かな移行部分を作り、結合を困難にする。この種の問題は、最も幅の広い部分に 必要な程度まで材料を加えることによって解決されることがあるが、そのような 解決策は、コスト、重量、構成要素の厚さ、透明度、その他の検討事項に関して 全く満足できないものである場合もある。他方の主な接合原理は、構造ではなく 材料の付着または圧密化(コンソリデーション)により部品を付着させる、接着 、溶接、融合などを利用することである。そのような方法を適切に使用すること により、接合部に、単一の均質性または一体的な材料の構造に対応する設計自由 度を提供することができる。しかしながら、他の厳しい制限がある。接合部は不 可逆的であり、一般に、取外し可能な継手を作成することができない。部品の材 料選択がきわめて制限される。製造は、高度な装置を必要とし、加熱、冷却、乾 燥、焼入れ、硬化の段階を必要とするため時間がかかる。部品は、そのような段 階において支持可能な強度が現れるまで固定支持する必要があり、さらに接合領 域が、潜在的な破壊応力、含有物および不規則性を含むことがある。接着材、溶 解物および溶剤は汚染の原因であり、最終接合部を指定の公差と仕上げに研磨す る一般の慣習では、医薬製品と関連するような高純度の用途で許容 不可能な深刻な粒子が生成される。 したがって、特に管状部品および構成要素と関連して、上記に例示した要件を より良く満たす改善された接合方法および構造と、特に機械的および材料的な圧 密化接合原理の利点を一体化する方法および構造が必要とされている。 発明の概要 本発明の主要な目的は、現行技術の要件を満たし前述の欠点を回避する方法お よび構造を含む接合原理を提供することである。より具体的な目的は、接合する 部品のうちの少なくとも一つが管状の特徴を有するときに適切なそのような原理 を提供することである。もう1つの目的は、機械的および材料的な圧密化原理の 利点を利用する接合原理を提供することである。さらにもう1つの目的は、部品 の機械的ロックだけを必要とし、さらに材料圧密的ロックの利点を提供するよう な接合原理を提供することである。さらにもう1つの目的は、重なり部分または 横方向の寸法の過度の拡大を必要としないような原理を提供することである。さ らに他の目的は、軸方向、半径方向および円周方向にロックを提供する原理を提 供することである。もう1 つの目的は、永久的または取外し可能なロックを可能にする原理を提供すること である。さらにもう1つの目的は、接合する部品を意図した向きに案内したい場 合に、簡単でかつ素早い接合を提供することである。さらにもう1つの目的は、 薄い材料の接合にも適した原理を提供することである。最後の目的は、材料選択 が可変で、構造設計が単純かつ製造が容易な部品の接合原理を提供することであ る。 これらの目的は、併記の請求の範囲に記載の特徴によって達成される。 本発明の物品、構造、方法に機械的接合原理を基本的に利用することによって 、前述の利点と目的のいくつかが達成される。時間遅延なしにまたは高い固定具 の必要なしに汚れがなく迅速な接合が可能であり、予測できない材料の不良また は弱さなしに接合が作成される。部品の材料選択は、広く選択可能であり独立的 である。接合構造またはロック構造へのアクセスを制御するだけで、永久的また は取外し可能な接合を選択的に作成することができる。機械的固定手段として、 ねじなどと対照的なフック構造を利用することにより、軸方向、半径方向、円周 方向などのすべての方向に対する固定が容易になり、適切な機構 により、構造を単一の向きまたは多数の任意の向きに合わせることができる。さ らに、いくつかまたは1つの接合段階しか必要なく、手動または自動の組み立て にきわめて適した簡単迅速なロック設計を可能にする。接合線と同じ面に、湾曲 部やアンダーカットなどの重要なフック構造を位置決めすることによって、部品 またはその各接合構造の横方向の重なりが不要になる。これにより、材料圧密化 接合原理を使用するときのような純粋に軸方向の接合が可能であり、また薄い材 料の部品を接合するときに、均一な断面積、滑らかに移行する切断面、最小の維 持された寸法、および適切な厚さ対強度接合による組み立てが可能になる。また 、接合構造のこの方向付けは、組立て機構中に取付け手順を容易にするのに役立 つ部品の自己方向付けと位置安定化を提供する。構造物の方向付けは、湾曲面ま たは管状面に容易に適用することができ、次に、組立てにおいて簡単で全体的な 自己ロック特性の追加の利点を提供することができる。接合平面に平行な面は、 追加のロック固定確保手段、解放機構に対するアクセス、接続時の支援用の案内 などの補助的構造に自由に使用することができる。一般に、この構造物は、簡単 かつ容易に製造される。接合する部品のうちの少なくとも一方の 構造が柔軟に作成される場合は、最も簡単な設計が可能であり、接合手順がきわ めて容易になる。 本発明のさらに他の目的と利点は、以下の詳細な説明から明らかであろう。 定義 本明細書で使用する以下の単語および表現は、文中で明示的に指定されない限 り示した意味を有する。 「管状」とは、完全な切断面(セクションサーフェス)、または切断面がそれ 自体で空き領域のまわりで閉じられていないときに直線で閉じた形に完成される 切断面によって、囲まれた空き領域を形成する程度まで湾曲した、特異点におい て接合された部分と連続的または非連続的な切断面を画定する物品部分の形状で あると理解されたい。定義したように形成された部品は、当然、完全に閉じた断 面を形成する必要はなく、パイプ形状の場合には半パイプ、1/4パイプ、その 他の部分パイプなど、部分的なそのような形を含む事となる。さらに、当然、切 断面が回転対称である必要はなく、湾曲が連続または不連続に変化する多面体な どの他の形状も含む事となる。 「管軸」は、管状形状の切断面と垂直で、(切断面の空き領域内の中心に適用 可能な)切断面の空き領域内の切断平面を貫通する線であると理解されたい。こ の線は、直線的なパイプ、曲がったパイプ、または蛇行したパイプによって例示 されるように、前記垂直方向における管状部品の形状によって、直線でも湾曲し ても傾斜してもよい。 管状部品に関連した方向の情報に関して、「軸」とは、定義したような管軸と 平行な方向を意味するように理解され、「半径方向」とは、管軸と交差し切断平 面内にある半径方向の線と平行な方向を意味するように理解され、「接線方向」 とは、切断平面内で切断面に対して接線方向の線と平行で、かつ管軸と半径方向 の両方に対して直角な方向を意味するように理解され、「円周方向」とは、切断 面において接点を結ぶ円周曲線に従う方向を意味するように理解されたい。 詳細な説明 本発明は、様々でかつ不特定多数の物品および構造を接合するために使用する ことができる。説明のために、一方の部品は、少なくとも1つであるができれば いくつかの二次側部品を接合 する一次側部品であると想定する。一次側部品と二次側部品は、完全に別々でな くてもよいが、たとえば間の移動を提供する働きをするヒンジなど、考察するフ ック構造ではない他の手段によって接合することもできる。本発明の利用により 、平らな接合平面を有する部品(または平坦部品)を接合することができるが、 特別な利点を活用するという理由とそのような部品に満足できる接合方法が利用 できなったという理由の両方により、定義したような少なくとも1つの管状部品 を含む接続部分へ本発明を適用させることにはいくつかの利点がある。管状部品 が存在するとき、一次側部品は管状部品であるが、二次側部品は管状または他の 任意の構造でよいと想定する。説明したように、管状部品は、流体を導くパイプ のような完全な管でなくてもよく、部分的なパイプ形の構造物でもよい。管は、 任意の特定の対称形状または円周形状を持たなくてもよく、他の種類の管状円周 形状でもよいが、連続的な湾曲と特に回転対称であることが好ましいこともある 。同様に、物品は、その軸方向の長さ全体またはその実質部分にわたって管状で あればよく、最低限の要件は、検討する部分だけが管状であることであり、切断 平面から延びる2つの軸方向において別の種類の形状でもよい。通 常のパイプの他に前述の意味での管状部品の代表的な例は、キャップ(クロージ ャ)、保護スリーブ、シーリング、ガスケットなどである。 一次側部品に接合される二次側部品は、示した一次側部品の代替物と類似また は同一でよい。たとえば、複数のパイプ部分を接合してより長い構造物を作成し たり、2つの部分的な管状容器の口と口を接合して、接合形成前に入れた内容物 の封入容器(エンクロージャ)を構成したりすることができる。二次側部品は、 完全に異なるものでもよいが、たとえば、グリップ、アタッチメント装置、様々 な物品や機械のコネクタ、案内および操縦構造などを含む。後でより詳細に説明 するように、接合構造の少なくとも凸の部分が、たとえばアタッチメントやグリ ップ構成要素として働くときに二次側部品の役割をすることも可能である。二次 側部品は管状である必要はなく平坦、あるいは他の機能的な形状でよいが、一次 側部品と二次側部品の両方が、特に接合の切断面が実質上等しい管状のときに、 いくつかの利点が得られる。 一般に、少なくとも一次側部品は、端部または縁を有し、その少なくとも一部 分が、二次側部品と接合するように意図され る。また、二次側部品も、類似の端部または縁を備えてよく、その場合、一般に 、2つの縁は、最終組立てにおいて共通接合領域全体に突き合わせまたは間に隙 間がある状態で互いに向かい合うように意図される。説明のため、「接合平面」 が、最終接合部においてほぼ対向部品面と対向し、したがって部品表面の目に見 える「接合線」が平面内にあるように、端部または縁に配置されるかそれを通っ て示されると想定する。平面は、ほぼ平坦でよいが、平面が属する部品の端また は縁がどのように切り取られるかによって、別の角度の折り目で湾曲されたり曲 げられることもある。さらに、平面が、最初に前記接合線を含むように解釈され ているため、端部または縁面または端部に近い正確な切断面部分に正確に対応す る必要はなく、物理的端部は、平面を通ってまたはその平面から部分的に延びて もよい。特に、説明する複雑なフック構造の外形に従うように意図されるべきで はない。同様に、接合線は、平坦面上で直線でもよいが、曲線や多角形でもよく 、たとえば、軸に対して直角な接合平面で終わる通常のパイプ長は、環状の円周 接合線を含む。「接合線方向」に言及するときは、接合線と同一または平行な方 向を示し、そのような方向は、直線か曲線、特に円周方向でも よい。「接合方向」は、接合平面に対して垂直な方向であることを理解されたい 。これは、平面間の隙間を小さくして接近させるときに、接合を確立するために 、部品のそれぞれの接合平面を互いに接近させなければならない方向として考え ることができる。しかしながら、そのような実際の接近は、2つの接合平面がま ず最初の場所で一致し、部品端部が前記平面内の純粋な横方向の動きにより隣接 する「接触」の方法または「せん断」型の方法で斜めにされることがあるため、 実際の接合手順では、実際の接近方向に対応しなくてもよい。 好ましい管形の一次側部品の場合、接合平面は基本的に2つの異なる形で延び ることができるが、様々な中間形態が可能である。接合平面は、管軸が、検討す る軸の長さにわたって、平面と平行かまたは平面内にあるように、管の軸方向で もよい。この場合、接合線は軸と平行でもよく、直管の場合には直線、または曲 管の場合には曲線である。接合方向は、管の半径方向でもよく、説明したような 他の実際の接合の移動方向を利用することもできる。この接合平面の原理は、2 つの半パイプ外套(マントル)表面が接合されて完全なパイプになる状態で示す ことができる。第2の基本原理は、管軸に対して直角な接合平 面を管の半径が平面内にあるように向けることである。この場合、接合線は、完 全なパイプの場合に閉じた線を形成する周囲の曲線である。接合方向は、他の実 際の近接を考慮する軸方向でもよい。この接合平面の原理は、より長い構造物に 同軸で接合された2つの三日月形または管の長さで示すことができる。1つの可 能な中間形態は、接合平面を管軸に対して斜めに向けることであり、たとえば、 斜めの動きに対する追加のロックの作成や、細長い部品上の所定または可変の角 度の「屈曲部」の作成などを含む、様々な目的に使用できる環状パイプからの楕 円接合線を示す。他の可能な中間形態は、管状部品の一部または断面部分を切り 取るために平坦または湾曲した接合平面を使用することである。接合平面を画定 するこの原理は、管状構成要素を含む程度まで二次側部品にも適用することがで きる。他の状況では、そのような部品の考えられる様々な性質は、考えられる接 合平面の向きに関する一般的な説明を不可能にする。 説明したような一次側部品と二次側部品は、部品をそのような意図した関係に 維持するためのロック構造を含む。ロック構造は、少なくとも接合方向への部品 の分離または移動を防ぐ働きをすることが好ましく、またそのようなロック構造 は、接合 線方向への移動を防ぐ働きをすることがより好ましく、また接合方向と接合線方 向の両方に対して直角な方向への移動を防ぐ働きをすることが最も好ましい。こ れらの機能を実現するために、ロック構造は、少なくとも次に説明するフック構 造と、できれば例示する補助構造を含むべきである。 接合される部品のロック構造は、「ロック面」が部品の表面または部品を通る 部分に見られるように設計されることが好ましく、前記ロック面は、その面内に 接合線を含むように配置され、ロック面は、前述の分離移動を防ぎ、すなわち少 なくとも接合方向へ動きを防ぐように設計されたフック構造で区切られる。本発 明によれば、ロック面は、少なくとも接合方向に方向成分を有するように調整さ れ、多くの例において、ロック面が、実質上前記接合方向に延びることが好まし い。すなわち、説明する本質的なフック構造は、前記接合方向に向けられる。 前記ロック面におけるフック構造の最低要件は、単一または複合形状において 、接合方向とジョイント方向の両方にたとえばそのような方向に対して傾けられ ることによって延びる意味において「アンダーカット」を有するべきであること である。これは、最終接合において類似の構造と結合されたときに、接 合方向にかかる分離力を、ジョイント方向に横方向に延びる面または面要素によ って対抗することを確実にする。そのような構造の簡単な形は、ジョイント方向 と接合方向に対して斜めに延びる「スパイク」である。構造は、延長部の少なく とも一部分にわたって、部品の変形なしに実行することができる部分的なねじ山 機構を模倣する組み立てにおける短い回転接合機構を可能にするために利用でき る、ジョイント方向に測ってほぼ一定の幅を有することができる。このケースで 、回転機構が妨げられた場合は、異なる角度または異なる方向の角度に延びる2 つの類似の構造を使用するか、完全に異なる補助構造を使用するか、または離脱 を防ぐために接合方向の延長線にわたって波状、鋸歯状、または不規則な断面形 状をスパイクに与えることができる。 多くの例において、たとえば回転防止と自動ロックオプションの好ましい構造 は、「ネックとヘッド」形の構造であり、接合線に近い「ネック」部分が、ジョ イント方向に測定して第1の幅を有し、接合線から遠い「ヘッド」部分が、ジョ イント方向に測定して第2の幅を有し、第2の幅の少なくともどこかが第1の幅 よりも広い。最終接合部において類似の構造と結合さ れたとき、そのようなネックとヘッドの構造は、ヘッドがネックの幅を通ること ができないように、接合方向における分離移動を防ぐ。多数のネックとヘッド形 の構造の設計が考えられる。構造は、たとえば木工の継手として知られる蟻継ぎ と類似し、ヘッドを構成する幅の広い部分とネックを構成する先端部分とを有す る実質上三角形でもよい。しかしながら、一般に、自動案内または自動安定化特 性を改善するために、接合線から見たときに、遠いヘッド部分を平坦または凹部 ではなく、ある程度突出させる凸部にすることが好ましく、その1つの形は、一 般的なジグゾーパズルにおける曲線的なピースのつながりによって示すことがで きる。接合方向における遊びとくさびの影響を小さくするために、少なくとも1 つを有することが好ましい。前述の態様において特定の価値が見られる1つの形 は、矢印形であり、その矢じりが遠い方でヘッドを構成し、矢の軸がネックを構 成する。矢じりは、実質上三角形でよいが、矢の軸は、直線かまたは、たとえば それぞれ近端と遠端から見たときに構造をより対称的にするように、三角形の矢 じりの底辺に先端がつながった三角形でもよい。ヘッドをその遠端で、たとえば 波形や鋸波状の形で接合線から離れる接合方向に1つまたは複数 の追加のネックおよびヘッド構造と接続してもよいが、通常、1つのネックとヘ ッドの構造で十分である。接合方向における遊びとくさびの効果を小さくするた めに、フック構造の少なくとも外形部分、特に接合方向に分離力で接する外形部 分、たとえば接合線から見たときの最も近いヘッド部分を、接合線と実質上平行 にすることが好ましい。たとえば、矢じりの底辺が、実質上接合線と平行な直線 を含む場合に、この目的を達成することができる。 完全な接合部を形成するために、フック構造は、前述のフック構造が、取り付 けられる一次側部品または二次側部品上の凸の物理的突出部分であるような「凸 (ポジティブ)」形態と、フック構造が、配置される一次側部品または二次側部 品に形成されたキャビティまたは凹状部分である「凹(ネガティブ)」形態の、 それぞれオス部分とメス部分と呼ばれることもある2つの形態をとる必要がある 。ロック面における凸と凹の形の間の最小の類似点は、凹部分が凸の部分を収容 できるほど大きくなければならないことである。しかしながら、凹部分は、大き くなくてもよく、たとえば、組立てを容易にし、各フック構造の相対的および絶 対的柔軟性を制御し、材料を節約し、あるい はフック部分の解放のために手動またはツールアクセスを提供するために、必ず しも凸の部分と同じでなくてもよい。しかしながら、そのような目的のために、 少なくとも前述の好ましいロック方向の遊びと公差の制御のために隣接点か近接 点の少なくともどこかにこの形態部分を作成することが望ましいことがある。し かしながら、多くの例において、たとえば最高の強度、最良の剛性、解放の安全 性のために、凸と凹の形状を実質上類似または同じにすることが好ましい。 少なくとも1つのフック構造において、凸または凹の任意の形態は、接合のた めに設計された部分に配置される必要があるが、たとえば、均一性、強度、自動 ロック特性を改善するために、接合する各部分にいくつかのフック構造を対称的 または非対称的に配置することが好ましい場合もある。たとえば、特定の向きま たは接合の移動を保証するために、個々のフックに全体的な設計が全く異なるフ ック構造を使用してもよく、ほとんどの場合、全体の構造を最も簡単にするため に同じ設計のいくつかのフックまたは組み立て品をいくつかの向きで作成する選 択肢を利用することが好ましい。接合する各部分のいくつかのフック構造により 、凸と凹の形態の構造の様々な機構が可能で ある。単なる例として、一次側部品に凹部分だけ二次側部品に凸の部分だけ、各 部分に1つの形態タイプだけがあってもよい。接合する両方の部分に、混合され た凸と凹部分があってもよい。後者の選択肢の特別な種類は、同じ部分の凸と凹 構造が実質上同一であり、接合する部分をフック構造に関して実質上類似させる ときである。この選択肢の好ましい実施形態は、2つの凸のフックの間の分離が 、繰り返しの同一の凸部と凹部の蛇行切除のように、本質的に同じ形状の凹のフ ックを形成するように対称的なフック構造を使用することである。最後の選択肢 は、2つの部品を、二重の凹のキャビティを有する中間部品を使って凸構造とだ け接合し、あるいは2つの部品を、対立する凸構造を有する中間片を使って凹部 分とだけ接合するなど、中間部品を使用して、両方とも相補的形態の構造の2つ の構造を有する同じ凸構造または凹構造の2つの部品を接合することであるが、 この選択肢では、中間部品を、二次側構造をさらに次々と接合する二次側構造と 見なすことができる。 説明した通り、前述の重要なフックの詳細が、一次側部品と二次側部品両方の 少なくともロック面になくてはならない。これにより、部品の各幾何学形状のロ ック面が少なくともどこか で実質上平行になり、好ましくは1つの平面に融合するように、複数の部品を接 合することができる。ロック面が接合方向に延長部を有するため、この原理は、 少なくとも接合平面における相補的フック構造が、ロック面に対して直角な横方 向にフック構造部分を重ねることなく、接合方向への分離に耐えるロックを提供 することを保証する。これは、たとえば、均一な厚さの接合部を作成する同じ厚 さの2つの部分と、厚い方の部分よりも厚くない接合部における異なる厚さの部 分と、移行と強度のために一次側部品の最大厚さを利用する接合部の任意の形態 の二次側部品とで利用することができる。 別の形で表現すると、上述の利点は、アンダーカットやヘッドとネックなどの 前述の凸と凹の重要部分がロック面内で接合方向に突出するときに同じ線または 面上にくるということから得られる。凸構造は、接合する部分の端部または縁か ら接合方向に少なくとも1つの方向成分に突出し、凹構造はキャビティとして、 他方の部分で同じ方向に入り込む。通常、構造は、それぞれ構造と開口部として 接合する部品の両端において利用可能である。 説明ツールとして、ロック面は、接合方向と接合線方向にお いてフック構造の延長部を覆う領域にわたって主に重要であり、後者の方向に、 前述のいくつかの異なるかまたは繰返しのフック構造を覆う。特に示さない限り 、平面はこの意味に制限されることを理解されたい。 前述のようなロック面は、たとえば接合平面が多角形断面を有する管状部分の 軸方向であり、接合線が直線の辺のうちの1つに配置されているときには平坦で もよい。しかしながら、一般に、ロック面は、曲げられるか湾曲されること(好 ましくは連続的に湾曲されて)が好ましく、これは、たとえば、軸方向の接合平 面内で接合線が周囲の湾曲部分または折りたたみ部分に配置された場合か、必然 的に、ロック面が少なくともある程度まで周囲の湾曲されるか包囲され、完全な 管のケースではロック面がたとえば円筒形に閉じられてもよいため、接合平面が 管状部分の軸に対して垂直である場合である。 フック構造の接合は、対応する構造要件によりいくつかの方法で行うことがで きる。アンダーカット構造またはヘッドとネックの構造は、接合方向に離れるの を防ぐように設計されている。また、純粋なこの方向での組立ては、フック部分 が、ロック面における接合線方向に弾性的であり、たとえば凸部分を圧 縮するか、完全に閉じた凹部分の使用を可能にする可塑材料またはばね式の突出 部の使用により凹部分を延長することによって、凹部分のキャビティへのアクセ ス可能な縁開口部を介して凹部分に凸部分を挿入することができる場合に可能で ある。しかし、最終アセンブリの最高の強度と簡単な設計のために、フック構造 は、ロック面内のひずみに対して本質的に剛性であることが好ましく、これは、 凸構造部分と凹構造部分をロック面に対して横方向に、すなわちロック面と垂直 方向の少なくとも1つの成分を有する機構により、好ましくは凸と凹のフックの 対応する構造部分が、実質上直線に係合するように接合しなければならないこと を意味する。これは、通常、フック部分がそれぞれ、ロック面の開口部と実質上 平行または他方のフック部分にアクセス可能な少なくとも1つの面を有し、それ により、それぞれの面を互いに対向するように配置し、ロック面に対して直角な 方向に係合するように動かすことを必要とする。特に、凹部分のキャビティには 、前記垂直方向からアクセス可能な開口部がなければならない。その部分が、ロ ック面に対して直角な方向のたわみ(デフレクション)に対して剛性の場合、こ の接合原理は、接合すべき部分を対向するフック部分が係合する ように垂直方向に移動させることができる場合に利用することができる。すなわ ち、部品は、基本的に、組立て中の接合方向ではなくロック面に垂直方向の成分 を少なくとも有する方向に移動される。これは、接合部に1つのフック構造しか ないとき、あるいは実質上平坦なロック面または接合線に沿った湾曲のないロッ ク面にいくつかのフックを有するときに容易に調整される。その理由は、後者の ケースでは、全てのフックを垂直に向けられた機構によって並列に係合させるこ とができるためである。接合線に沿った湾曲を有するロック面にいくつかのフッ クが配置される場合は、たとえば円筒形のロック面を有するパイプ上の反対側に 2つのフックが配置されるような、フック構造が移動方向に突出可能の場合にも 組立てが可能である。 組み立ての配置の好ましい方法は、フック構造をロック面に対して垂直方向に 柔軟、好ましくは弾性にして、高い柔軟性を提供するロック面から横方向にフッ クをたわませることができるようにすることである。たとえば、剛性のフックに 前述の形と同じ形で部品を接合することができるが、組み立てを接合方向に移動 することによって作成することもできる。これは、たとえば、少なくともアンダ ーカット部分またはヘッド部分の通 過中にロック面から横方向にはめ合わせ、フック部分を曲げることによって行う ことができ、その後で、フック部分をロック面内で戻して係合を完了することが できる。フックは、たわみが可能なだけでなく開口部または非係合位置の方に偏 移する弾性であることが好ましく、あるいはそのケースにおいて、好ましくはス ナップロックまたは自己ロック特性を与える閉じた位置または係合した位置の方 向に、追加のロックリングを必要とすることがある。任意の湾曲率の湾曲したロ ック面に均一にいくつかのフックを接合することができ、その場合、いくつかの フックは、また、さらに後で説明するロック面に対して直角な方向の分離防止を 提供する働きをすることができる。凸と凹のフック部分の少なくとも一方は、前 述のように柔軟でなければならず、あるいは両方が柔軟でもよい。凸形態の部分 は、そのように柔軟でもよく、それに対して、凹形態の部分は、凹のフック部分 を取り囲む物理的構造、すなわちキャビティを形成する材料に類似の柔軟性を与 えることによって柔軟に作成することができる。柔軟性は、たとえば、柔軟な材 料を選択するか、フック構造に沿ってすべてまたは特定の部分の構造の厚さまた は幅を小さくし、たとえば接続する部分への取付けポイントの 近くの所望の位置への曲げを制御することによって、本質的に知られた方法で提 供することができる。ヘッドとネックのフックタイプにおけるネックのように、 接合線方向に定義によって狭い部分を有するフック構造は、厚さまたは材料の変 更によって積極的に抑制しない限り自動的に柔軟さが集中する。 前述のようなフックは、一般に、接合方向と円周方向における一次側部品と二 次側部品の分離または動きを防ぐために高精度に適合される。しかしながら、今 後「第3」の方向と呼ぶロック面に対して直角な方向での固定を保証するために 特別な注意が必要なことがあり、ロック構造は、このための手段を含むことが好 ましい。フック構造自体は、たとえば、接合線に沿って湾曲したロック面内に配 置された複数のフックの場合に、ある一定の条件下でそのような固定を提供する 。この種の接合において、せん断型分離力が、第1のフックの半径方向で接合部 の一次側部品と二次側部品に加わる場合、この力は、第1と第2のフックのロッ ク面の接線方向が互いに平行でない条件でのみ、湾曲したロック面上の第2のフ ックに対して接線方向または少なくとも部分的に接線方向になり、それにより阻 止される。この説明のように位置決めされたときは、少なくとも2つのフ ックで十分であるが、一般に、この第3の方向の動きを固定する方法に依存する ときは、少なくとも3つ、好ましくはそれ以上のフックを使用することが好まし い。いくつかの構造を、非対称的に位置決めすることができるが、たとえば完全 なパイプ管部分の3つのフックでは120度離して、接合線に沿って対称的に配 置することが好ましい。 前述のように配置したときにフック手段と共にあるいはその補足として、第3 の方向の固定を保証するために、前述のような基本的なフックの特徴の外に、追 加の特徴を利用することが好ましい。そのような追加機構は、基本的な管とフッ クの構造と全く別のものでもよく、これらの基本構造の一部でもよい。知られて いる固定具と接合継手の詳細は、ロックリングや接着剤などの分離機能として使 用することができるが、そのような手段は、最初の部分で考察した一般的な特質 の欠点を招くことがある。好ましい分離手段は、少なくともフックが存在するが おそらく軸方向に長く延びる場所に位置決めされた管状部分内部に固体インサー トを使用することである。本体が、半径方向または第3の方向にフックの厚さよ りも少ない管の内側に遊びがある場合は、これにより、第3の方向におけるフッ クの切り 離しが効率よく防止される。この選択肢は、たとえば管状部分が物体の容器を形 成するかスリーブなどを受け入れるとき、このケースでは追加の手段または犠牲 なしにロックが得られるように、管状部分の用途がとにかく物体を収容するよう に意図されている場合に特に価値がある。 フック部分以外の一次側部品または二次側部品に、第3の方向に固定する手段 が設けられることもある。最終組み立てにおいて重なるように設計された部分ま たは両方に、部品が重なりによって第3の方向に相互にずれるのを防ぐような面 を設けることができる。少なくとも2つのそのような面は、2つの対向するせん 断方向のどちらかへの分離を防ぐために必要とされる場合がある。この種の特徴 は、接合する部品の間の1つまたはいくつかのヒンジであり、これは、重なりを 完全に防ぎ、本質的に知られているような薄くした材料でも作成することができ る。接合する部分が、ある一定の弾性を有する場合は、部品の全体的な変形によ って、ヒンジ機能を提供することができる。ヒンジは、起こる接合の動きにヒン ジのまわりの回転の動きとして影響を及ぼす。たとえば、管状部分では、接合平 面が軸方向で端部周囲における少なくとも1つのポイントにあるとき、 接合平面が管軸に対して垂直のときに、管周囲の軸線に沿って重なりまたはヒン ジを位置決めすることができる。 第3の方向のはずれ防止は、また、凸と凹のフック部分の間に第3の方向の相 対の移動を制限する構造を入れることによるフック構造自体の設計によって提供 することができる。フック部分の間の接合の移動が横方向、すなわちロック面に 垂直方向のときは、この構造が、フック部分が係合に必要とされるよりも大きく 移動するのを防ぐ。これは、一般に、接合するきわめて薄い部分において、横の 移動方向で見たときに、どちらかのフック部分の遠端または近端に位置決めされ た停止面によって達成することができる。停止面は、特に異なる厚さの部品が、 構造が厚い方の部分の境界内にある際に強度と横方向寸法の間のトレードオフな しに行うことができる場合、重なる形で接合する部分の内側または外側の周辺境 界の外側に配置することができる。横方向寸法を大きくせず使用できる停止面を 提供する一般的な方法は、フックの厚さ、すなわちロック面と垂直方向すなわち この状況では第3の方向の延長部を利用することである。厚さは、第3の方向に 動くときに狭くなる断面形状、すなわち傾斜直線、湾曲したまたは鋸歯型の断面 形状を有するロッ ク面に、フック形状の少なくとも一部分を作成し、第3の方向に対して一般角で 延びて狭くしてくさびあるいは段型面の場合には平坦を提供し、第3の方向に所 望のレベルでフック部分への影響を止めることによって、そのような目的に利用 することができる。狭くする特徴は、フックの凸部分と凹部分のうちの少なくと も一方に保証されるべきであるが、停止接触面を最適化するために両方に作成す ることが好ましい。 フック構造の厚さは、第3の方向のロック以外の目的に利用することもできる 。ロック中にロック面と垂直方向な移動方向で見たときに、凹のフック部分の遠 位にある面が、凸のフック部分が凹のフック部分に近づけられたときに凹部分に 対して自己センタリングするために、艇体のように一方向か二方向に尖るかまた は傾斜する外面を提供することができる。同様に、組立て中に部品の相互センタ リングの支援をするために、凹のフック部分に近い方のキャビティ面に広くなる 外形を提供することもでき、部品の端にある開口部の方に広くなってもよい。代 替の目的は、たとえば、別々の中間フック構造部分を使用するとき、フック部分 が弾性ではないが物理的に固定しなければならないとき、または第3の方向での 支援機能として価値のある、 移動方向に幅の広くなるか凹状の面を作成することによって、厚さを利用して接 合を確立した後でフック部分の分離を防ぐスナップロック特性を提供することで ある。暗黙的には最後の選択肢または方針は、たとえば、前述のように自由なせ ん断形組み立ての動きを可能にするか、接合線または接合方向と平行なロック面 に成分を有する力が、望ましくないと思われる場合にフック構造の横方向のたわ みの力に変化するのを防ぐために、フックの形を移動方向と実質上真っ直ぐにす ることである。前述の様々な設計を組み合わせることができ、たとえば、説明し たようなたわみの力を回避するためにフック構造の他の部分を真っ直ぐに維持し た状態で、前述のように案内する目的で必要とされた場合にテーパ面を使用する ことができる。フック構造は、解放のためにツールを手で操作するか差し込むた めのグリップ、開口部、アンダーカットなどの他の詳細を含むことができる。 ロック面に対して直角な厚さ方向のフック構造の断面は、たとえば球状ヘッド と円筒状ネックを備えたような回転対称であるヘッドとネックのタイプの任意の 形でよいが、フックは、ロック面と垂直方向に厚さが最大になるのではなく、ロ ック面接 合線方向に幅が最大になるほぼ平坦であることが好ましい。この幅と厚さの比率 は、1.5より大きいことが好ましく、2よりも大きいことがさらに好ましい。 絶対的な寸法は、接合する部品の性質に大きく依存し、一般値を示すことはでき ない。 フック構造は、金属、ガラス、プラスチックなどの任意の材料で製造すること ができる。示したように、フック構造は、せん断形接合方向が使用される場合に は剛性でもよく、あるいは組み立てにフック用の追加の位置固定手段が使用され る場合には柔軟なものでよい。横方向の柔軟接合方法を使用できるようにするた めに、好ましい材料が、たとえばポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート 、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエステルなどのプラスチックである場合 には、少なくとも1つのフック構造形式であることが好ましく、両方が弾性材料 からなることがより好ましい。フック構造は、接合する部分と別に製造すること ができ、少なくとも一次側部品のフック構造は、それと一体的に作成されことが 好ましく、接合する両方の部分のフック構造は、そのそれぞれの部分と一体的で あることがより好ましい。一体的なとき、前に例示したように、好ましい製造材 料はプラスチックであり、製造方法は、ある種の成形 でよいが、また構造は、切断、フライス加工、パンチング、スタンピングなどで 形成することができる。 フック構造を組み立てる様々な方法について、接合部品およびフック部品の種 々の動きに関して説明した。一般に、弾性フック部分の横方向のたわみに基づく 方法は、好ましく、定義したように接合方向への接合の動きである。最終組み立 てに機動性を提供するために同一でない凸と凹の形を使用することができる。た とえば、凹のヘッド部分が、凸のヘッド部分よりもジョイント方向が大きく、そ れと反対に凹のネック部分が凸のネック部分よりも短い場合は、最終接合部は、 接合部分を2つの両端の間で往復運動させることを可能にする。類似の幅の調整 が接合線方向で行われる場合、両端の間の角度または横方向の移動が可能である 。しかしながら、多くの例において、実質上剛性の接合部を有することが好まし く、前記方向の公差は小さいかまたはゼロでなければならない。一般に、接合す る部分はそれぞれ、組み立てにおける他の部分と対向する縁または端部および対 応する接合平面を有し、前記縁が最終的な接合部において間に隙間を有し、それ により接合平面が分離されるようにフックを配置することができる。しかしなが ら、ほとんどの場 合、フックは、端部または縁を近くまたは好ましくは隣接関係におけるどこかに 維持するように配置されることが好ましく、たとえばそれにより、接合平面が少 なくとも接触し、好ましくは合致し、それぞれの接合線が融合する。 本発明の接合原理は、利点から利益を得ることが望ましい任意の用途に利用す ることができる。最初の部分で説明したように、本発明は、高い需要の用途に特 に価値がある。1つの好ましい用途は、一次側部品と二次側部品が、容器、好ま しくはほぼ管状の容器を形成するとき、特に、固体部分がそこに含まれるときで ある。固体部分は、薬剤調合やそのような調合の先駆物質などの内容物の容器で もよい。固体部分は、参考として、その内容物の置換のために1つまたはいくつ かのピストンを含むシリンジ形のアンプルかカートリッジであり、容器は、この ケースでは、プランジャの開口部と、できれば針などの出口用のアタッチメント を含むことができる。例として、本発明は、たとえば、参照により本明細書に組 み込まれ、アンプル内容物の計量分配機構を含む我々の同時係属出願SE960 2611−7号に開示されているように、装置内で使用するように意図された薬 剤調合用のガラスカートリッジ形のアンプルの容器に 首尾良く利用することができる。本発明によって提供される利点のいくつかは、 この用途に利用される。その例には、粒子なしの清浄な製造組み立て、自動式ス ナップロック組み立て、容器内のロック体、目に見える破壊を行わない限り解放 できないロック、ニードルホルダとねじ式プランジャ機構のねじ式係合を可能に する角度ロック、装置とカートリッジの間の軸方向の動きが許容された計量分配 装置のサイズを最小にする均一な外形寸法、計量分配装置のすべての必要な案内 および継手構造を提供する単体成形などがある。代替または追加として、本発明 の原理は、そのようなアンプルを計量分配装置、たとえばそのハウジングまたは その計量分配機構に取り付けるためにも使用することができ、そのようなケース では、容器のアンプルを一次側部品と見なし、計量分配装置を二次側部品と見な すことができる。 図面の概要 第1図は、軸方向接合平面で接合する2つの管状部品の概略図である。 第2図は、管軸に垂直な接合平面で接合する2つの管状部品 の概略図である。 第3A図から第3F図は、フック構造の様々な代替例を概略的に示す図である 。 第4A図から第4D図は、第3C図に示すフック構造についての横断面図であ り、フック構造の厚さ延長部の様々な形状の代替例を示す図である。 第5A図および第5B図は、第3C図に示すフック構造の正面図であり、フッ ク構造の厚さ延長部の様々な形状の代替例を示す図である。 第6A図から第6C図は、一実施形態の外観および断面を示し、フィンガグリ ップ部品を第6A図に、スリーブ部品を第6B図に示し、カートリッジ用のエン クロージャを創り出すために接合可能なこれらの機能的詳細を第6C図に示す図 である。 第7A図および第7B図は、第6図に示すものと同様の、カートリッジ用のエ ンクロージャを創り出すために接合可能な2つの管状部品の一実施形態の外観お よび断面を示す図である。 図面の説明 第1図に、2本の接合線4および4’が存在する理論的接合 平面3で接合し、軸2を有するフルパイプとなるハーフパイプ1および1’の形 の2つの管状部品を示す。概略矢印5および5’が配列した形のフック構造は、 画定される接合方向に実質上延びている。凸のフック構造5は、ハーフパイプ1 の接合線4から突出しており、また5’は部品1’の接合線4’から突出してい る。凹のフック構造の穴は、接合線4’では部品1上に、接合線4では部品1’ 上に配置されている。凸および凹の構造は、湾曲したロック面6および6’上に 組み立てられた状態が示され、破線7および7’によって、ほぼ範囲が限定され る。接合線4は接合平面3とロック面6の両方に存在し、接合線4’は接合平面 3とロック面6’の両方に存在することに留意することができる。フルチューブ を組み立て、または分解するため、部品1および1’は、矢印8および8’で示 すように、これらの方向で少なくともフックの厚さに対応する距離を、せん断力 を加える手法により動かすことができる。このオプションは、完全に剛性のフッ クにも使用可能である。あるいはフルチューブの組み立ては、対向する矢印9お よび9’で示すように、画定される接合方向で部品1および1’を互いに向けて 動かすことにより形成することができる。このオプションでは、 これらの補完的構造が、好ましくはロック面に曲がり戻ることによってロックで きる場合、凸の矢じりが凹の矢じりまで通過する間、各ロック面6および6’に 垂直な方向でその横方向に撓むことができるよう、フック構造が柔軟であること が好ましい。代替例は(図示せず)、ロック面の1つ、すなわち6’を、そのフ ック構造5’および接合線4’とともに完全に除去することであり、また2つの 部品1および1’が実際に同じパイプ構造の部品になるように、該ロック面をヒ ンジまたは単なる管の連続部品分のみで置き換えることである。そのためロック 面6の接合線4に残されたフック構造5の組立ておよび分解は、ヒンジのまわり の回転運動によって、あるいはヒンジが存在しない場合は管材料自体の柔軟性を 利用することによって行うことができる。またこの接合代替例では、記述のよう にフック構造が柔軟であることが好ましい。フックの柔軟性は、凸のフック構造 、凹のフック構造間の材料、またはこれらの両方を、柔軟に形成することによっ て得ることができる。 第2図に、1本の閉環状接合線24が存在する理論的接合平面23で接合し、 軸22を有するフルパイプとなる2つの長さの形のフルパイプ21および22’ という2つの管状部品を示 す。正反対の対になっている概略矢印25および25’の形のフック構造は、実 質上、画定される接合方向に延びている。凸のフック構造25はパイプ長21の 接合線24から突出し、25’は、部品長21’から突出している。対応する凹 のフック構造の穴は、部品21および21’に配置され、接合線24から離れる ように延びている。示される実施形態では、部品21および部品21’の両方が 、凸および凹の両方の構造を有するが、鏡面反転した矢印25として示される像 の矢印で示すように、各部品が1つのモードタイプのみを有することも可能であ る。凸および凹の構造は、湾曲した環形ロック面26上に組み立てられた状態が 示されており、破線27および27’によってほぼ範囲が限定される。接合線2 4は、接合平面23とロック面26の両方に存在する。フルチューブを組み立て 、または分解するため、部品21および21’は矢印28および28’で示すよ うに、これらの方向で少なくともフックの厚さに対応する距離を、せん断力を加 える手法で動かすことができ、これは、フックの組25または25’の1つのみ が存在し、あるいは少なくともフックの組25が柔軟で、凸および凹の構造が係 合するまで半径方向で横方向に撓むことができる場合を条件と する。あるいは、また好ましくは、フルチューブの組み立ては、対向する矢印2 9および29’で示すように、画定される接合方向で部品21および21’を互 いに向けて動かすことにより形成することができる。このオプションでは、これ らの補完的構造が、好ましくはロック面に曲がり戻ることによってロックできる 場合、凸の矢じりが凹の矢じりまで通過する間、各ロック面26に垂直な方向で その横方向に撓むことができるよう、フック構造が柔軟であることが好ましい。 正反対に配置されたフックの組25および25’の両方が存在するとき、この配 置は、接合方向円周方向のみではなく、ロック面に垂直な第3方向または半径方 向にもゆるむのを妨げる働きをする。例えば矢印28および28’に従うせん断 分離力が加えられる場合、この力はフック構造25によって反作用を受けるが、 フック構造25’からは反作用を受けない。 第3A図から第3F図は、フック構造の様々な代替例を概略的に示す。すべて の図では、上方部品31が接合線34に沿って下方部品31’に接合すると仮定 する。各図に示すものは、ロック面36の少なくとも一部とみなすことができる が、ロック面は接合線方向に、より長く延びることが可能である。ロッ ク面36は、図に示すように平らでよいが、第1図に例示する接合方向では矢印 32で示すように、あるいは第2図に例示する接合線方向では矢印33で示すよ うに、ほとんどの適用例では湾曲している。第3A図では、ロック構造35およ び35’は接合線34方向で幅が一定の単純な突出部であるが、接合線方向およ び接合方向の両方に関して傾斜しており、これによって矢印37および37’で 示すように、接合線方向の分離力に抗するアンダーカットが形成される。2つの フック構造35で示すように同様の勾配のフック構造のみが存在する場合、部品 31および31’は、矢印38で示すように同様の傾斜移動によって接合するこ とができ、この移動は記述のように、ロック面の湾曲に応じて直進し、曲がり、 あるいは回転移動する。また1つのフック35’で示すように、様々な勾配のそ の他のフック構造が存在する場合、傾斜移動のみによるロックおよびアンロック は不可能である。一般に、第3A図から第3F図のすべてのフックは、第1図お よび第2図に関してより十分に述べたように、接合平面36の曲率の影響を受け る、紙に垂直な方向での部品31と31’の間のせん断タイプの相対移動によっ て接合することができ、あるいは、前記垂直な方向で横方向に 撓むことが可能な柔軟なフックを使用し、接合方向37および37’で移動させ ることによって接合することができる。 第3B図では、フック構造はヘッド/ネックタイプであり、接合線方向に、よ り広いヘッド部分35とより狭いネック部分35’を有する。ここでフック構造 は、2つの凸のフック部の間の空間が、凸のフック部と同じ形状の凹のフック部 を形成するという点である意味で対称的であり、その結果、最終の接合輪郭は規 則的に曲折し、接合部品31および31’は接合線で対称的な縁または端部を有 する。 第3C図では、ヘッド部分35およびネック部分35’を有するが、組立てを 容易にするために丸められて突出したヘッド部分35を備えるフック構造を示す 。この構造は、第3B図に関して述べたものと同様に対称的である。 第3D図では、フック構造はヘッド部分35およびネック部分35’を有する が、これらは一般に矢形であり、組立てを容易にすることが判明した。上記の意 味で、これらの構造は対称的ではないが、部品31および部品31’の両方は凸 および凹の両方のフック構造を有することができることをここに示す。図示する ように、矢じりの基部、すなわち接合線に最も接近し ている矢じり部分は、接合線に平行な部分を有し、そのため接合方向の分離力に 抗する最も堅い隣接点が付与される。 第3E図では、ヘッド部分35およびネック部分35’を備える好ましい矢型 のフック構造が、説明するように対称的な輪郭に修正された。 第3F図では、部品31および部品31’の両方は凹のフック構造のみ有し、 これらは、一般的な矢形である2つの反対方向の凸のフック部分を有する中間片 39の使用によって接合される。 第4A図から第4D図は、第3C図に示すフック構造を通る断面図であり、フ ック構造の厚さ延長部の様々な形状の代替例を示す。これらの図では、位置41 は凸のフック構造であり、42は凹の構造であり、右に向かって狭くなるネック 部分43と左に向かって広くなるヘッド部分44を備えるキャビティを有する。 すべての図で凸および凹の構造は、矢印45および45’の方向に接合するよう 支持され、説明するようなせん断組み立て移動を示し、あるいは、この構造が曲 がり戻ってロック動作を完了する直前の、横方向のフック構造の曲げに関与する 組み立て移動の最後の部分を示す。第4A図では、部品の厚さ の寸法には結合するテーパ状の断面が与えられ、その結果、部分表面46および 46’は、矢印45および45’の方向での組み立て移動の最後の部分で接触す るようになる。これは記述のように、第3方向で移動がさらに進まないようにス トッパとして動作させるという目的の役に立つことができるが、凸のフック構造 のテーパ状前面46は、接合方向における組み立て移動の初期段階中に、柔軟な フックの横方向の撓みを容易にすることができる。第4B図では、前面46およ び46’には第4A図とは逆方向のテーパ状断面が与えられ、組み立てでの入口 の抵抗を克服した後、ゆるみに抗してロックするよう使用することができる。第 4C図は、フック構造の厚さの境界内に結合ポイントセクションを形成する二重 テーパ状断面を示し、組み立てでの入口の抵抗を克服した後、横方向の移動を妨 げる役目をすることができる。第4D図では、フック構造が係合状態になった後 、接合平面に垂直な移動がさらに進むのを妨げる役目をする平らな停止表面を備 える。1つの停止表面構造で十分とすることができるが、2つを図示する。凸の 部分41の第1停止表面47は、凹の部分42の停止表面47’上で静止しよう とし、その表面47’は、この方向での横方向の撓みを持続す るように部分42の切欠き上に見出される。凹の部分42の第2停止表面48’ は、凸の部分41の補完的表面48に抗して停止させ、この停止表面構造48’ は、これらの部分の通常の厚さ境界の外側に存在する。段状の断面を与える別の 切欠きおよび停止表面を提供することができる。第4D図に示すタイプの停止表 面は、横方向の移動を制御するために、第4A図から第4C図の実施形態にも用 いることができる。前部以外の、フック構造の外形のその他の部分には、示され る修正を加えることができることが明らかである。それらは直線状以外、例えば 湾曲状、鋸歯状、段状などのその他のプロフィルを有することもできる。 第5A図および第5B図は、第3C図に示すフック構造の正面図であり、その 正面からみたときの、フック構造の厚さ延長部の様々な形状の代替例を示す。こ れらの図で、位置51は接合すべき部分の1つを示し、そこから凸のフック構造 52が見る者に向かって突出している。その厚さ全体にわたり、フック52は下 方に向けて先細りした側面53を有し、点54に向かって狭くなっている。この 設計は、組立て中に接近するときに凸および凹の部分の自己センタリングを容易 にする役目をする ことができ、接合移動はせん断タイプのもの、または横方向の曲げに基づくもの であり、後者の場合では狭いネック部分は対向する案内構造でよい。第5B図で は、同様の設計が湾曲した側面を有しており、線56は、第4A図に示すように 、前部が後方に向かってテーパ状であることを示し、船体型ボディを形成してい る。案内構造は、フック構造の長さ全体に存在してよく、あるいはその前面部分 に限定することができ、例えば他の場合には接合方向および接合線方向でのフッ ク構造の移動の分力が変位するのを回避するため、通常の輪郭の表面を維持した 状態とする。 第6A図から第6C図は、米国特許第5435076号またはEP特許596 089に一般的に記載されている注射器に本発明の原理が適用される一実施形態 を示し、本明細書に参照により合体する。一般に、第6A図に示すフィンガグリ ップ部品および第6B図に示すスリーブ部品は接合し、第6C図に示すように組 み立てられた機能的詳細を備える二重チャンバカートリッジ用のエンクロージャ が創り出される。第6A図で、位置60は、スリーブに隣接する環形の縁または 端部62を有する実際のフィンガグリップ用に羽根61を有するフィンガグリッ プキャップを示す。縁62からは4つの矢形の凸のフック構造63が突出してお り、縁の周辺のまわりに対称的に配置されている。凸のフック構造63は、停止 表面64内で内方に向かって終了し、組み立て移動案内および安定度寄与をする 役目をする。第6B図では、スリーブ部品65は、その上方端または縁がフィン ガグリップの縁62に隣接するためのものであり、凸のフック構造63に対応す る矢形の凹のフック構造を形成する4つの凹部66を有する。2つの連続したフ ック部66の間の縁部分67は、凸の補完的フック部とみなすことができる。図 面に示すスリーブ65の下方端には、カートリッジ用の内部隣接リム68が示さ れ、注射針、またはカートリッジからのその他のアウトレットを取り付けるため の外部ねじ山69が示されている。フィンガグリップ60は、矢じり63と矢の 軸66をおおよそセンタリングし、また停止表面64をスリーブ部65の内側に 軽く挿入した後、ともに同軸の部品を押すことによって、スリーブ65と一緒に 組み立てることができる。軸方向の力が加えられるとき、矢のデザインは、矢じ りと補完的な矢の軸の凹部とを完全にセンタリンクする働きをし、凸の矢63は 内方に撓み、かつ/または凹の矢66どうしの間の中間部67 は外方に撓み、その結果、撓み部分をカチッと戻して結合部の間が完全に噛み合 うまで、狭い矢の軸の通路66の下での広い矢じり63の通過が可能になる。意 図するように、ここで部品は永久的な損傷なく部品に分離することが困難であり 、これは固体の挿入の場合になお困難であり、凸のフック部63の内方への撓み 、および組み立てのどのような曲げも妨げる。第6C図は完全な組み立て品60 0を示し、カートリッジをスリーブ内に挿入した後は、まさに述べたように、フ ィンガグリップ部品60がスリーブ部品65に接続している。ここでフィンガグ リップ部品60は、その中身とともにスリーブ65用のキャップを形成し、その 縁62でフィンガグリップ60は、スリーブ65の外側外套(マントル)表面の 途切れない連続物を形成する。示される実施形態で、カートリッジは、その下方 端部に貫通可能なストッパ602を有して隣接リム68に接して静止するガラス アンプル601と、固体調製用の下方チャンバ603と、アンプルを上方チャン バと下方チャンバに分離する下方ピストン604と、下方チャンバの固体のため に溶媒を入れた上方チャンバ605と、溶媒を下方チャンバ603に流出させる バイパス部606と、上方チャンバ605を閉じる上方ピスト ン607とを備える。プランジャ608は、フィンガグリップ60の内部ねじ山 に係合し、このねじ山は、それ自体が知られている真っ直ぐな断面で連続してお り、押しボタン610内で終了することができる。プランジャ608は、フィン ガグリップ60の取付けの前または後に、スリーブ65と一緒に組み立てること ができる。装置は、それ自体が知られている手法で使用することができ、すなわ ちねじ山付きプランジャ608を回転させて、下方ピストン604がバイパス6 06に移動するまで上方ピストン607を進め、溶媒を下方チャンバに押しやり 、上方および下方ピストンを接触させる。次いで溶解した調製物は、プランジャ 608をさらに真っ直ぐ移動させることによって、貫通可能なストッパ602に 挿入された針またはその他のアウトレット(図示せず)を通して排出することが できる。 第7A図および第7B図は、第6図に示すものと同様のカートリッジ用エンク ロージャを創り出すために接合可能な、2つの管状部品を備えた実施形態の外観 および断面を示す。組み立てられた製品は、上述の特許出願SE9602611 −7に開示されている注射器に使用可能である。第7A図で、位置70は、接合 線72から突出している凸の矢形フック構造71を備 える円筒型部品を示し、このフック構造は、第6A図の位置64で示すものと同 様の、内部停止表面(図示せず)に配置される。反対側の端部のねじ山付配置7 3は、ねじ山付きの動力化プランジャを収容する役目をする。下方円筒型部品7 5は、第6図のスリーブ65と同一であり、その特徴はここで繰り返すべきでは ない。第6図の場合のように、下方円筒形部品75は、凸のフック構造71に対 応し、かつ係合する凹のフック構造部分を有する。第7B図に示すように、上方 円筒形部品70および下方円筒形部品75は接合して容器を形成し、そこには第 6C図の位置601から610で述べたものと同様の機能詳細を有して一般には 76で示される二重チャンバカートリッジが挿入され、またカートリッジ76は 、第6図のカートリッジよりも若干長いが、フィンガグリップキャップ60と比 較される上方円筒形部品70の追加の空間におおよそ対応する。接合線72のま わりのくびれた領域は、実質上一定の幅で滑らかであり、例えば密接なはめ合い 寸法の容器内の組み立てのため、滑動が可能であることに留意することができる 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.管軸を画定し、前記管軸のまわりを少なくとも部分的に取り囲む少なくとも 部分的に湾曲した周囲壁を有する部分的または完全な管状の一次側部品を含み、 前記周囲壁は、a)前記周囲壁の縁に沿った接合線と、b)前記接合線を含むよ うに描かれた接合平面と、c)前記接合線と前記接合平面に対して直角な少なく とも一つの方向成分を有する接合方向と、d)前記接合線と前記接合方向の両方 がある前記周囲壁を通る表面または内部に少なくとも一部があるロック面と、e )前記接合平面に対して直角な垂直方向とを画定する接合縁を含み、さらに少な くとも1つのロック構造を含む製造物品であって、改善点は、ロック構造が、接 合線から接合方向に延びかつロック面にアンダーカットを有する少なくとも1つ の凸または凹のフック構造を前記ロック面に含み、 フック構造が、垂直方向に沿って見たときにロック面の少なくとも1つの側面 から露出されていることを特徴とする製造物品。 2.一次側部品の接合平面が実質上軸方向であることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の物品。 3.一次側部品が、円周に沿った1つまたは2つの実質上軸方向の接合線を有す る完全なパイプ管状部品を含むことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の物品 。 4.一次側部品の接合平面が軸に対して実質上直角であることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の物品。 5.アンダーカットが、ジョイント方向に測定して第1の幅を有する接合線に近 いネック部分と、ジョイント方向に測定して第2の幅を有する接合線から遠いヘ ッド部分とを有するネック/ヘッドタイプ構造であり、第2の幅の少なくともど こかが第1の幅よりも大きいことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の物品。 6.ヘッド部分が、接合線から見たときに突出しているかまたは凸状である遠端 を有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の物品。 7.ヘッド部分が、矢印形状と、その遠位に先端を有しヘッドを構成する矢じり と、ネックを構成する矢軸とを有することを特徴とする請求の範囲第6項に記載 の物品。 8.複数のフック構造が接合線に沿って配置されることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の物品。 9.フック構造が接合線に沿って対称的に配置されることを特徴とする請求の範 囲第8項に記載の物品。 10.一次側部品に、ただ1つの凸または凹の形態のタイプが存在することを特 徴とする請求の範囲第8項に記載の物品。 11.凸のフック構造と凹のフック構造の両方が一次側部品に配置されることを 特徴とする請求の範囲第8項に記載の物品。 12.凸のフック構造と凹のフック構造が、形状が実質上類似しており対称的な フック構造を構成することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の物品。 13.ロック面が曲げられているか湾曲されていることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の物品。 14.湾曲が連続的であることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の物品。 15.フック構造が柔軟であり、ロック面から垂直方向に横のたわみが可能であ ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の物品。 16.フック構造が、ロック面の方への偏移する弾性であることを特徴とする請 求の範囲第15項に記載の物品。 17.一次側部品が、垂直方向から見たときにフック構造と少なくとも部分的に 重なる停止面を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の物品。 18.フック構造の少なくともどこかに、垂直方向に移動するときに、傾斜され 、湾曲され、あるいは鋸歯状にされた断面形状を有することを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の物品。 19.フック構造が、ほぼ平坦であり、ロック面の接続線方向の最大幅がロック 面に対する垂直方向の最大厚さよりも大きいことを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の物品。 20.一次側部品が接合線において回転対称であることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の物品。 21.少なくとも1つの一次側部品と少なくとも1つの二次側部品を含む製造物 品であり、少なくとも一次側部品が、管軸を画定しかつ管軸を少なくとも部分的 に取り囲む少なくとも部分的に湾曲した周囲壁を有する部分的または完全な管状 であり、二次側部品が、少なくとも本体または壁部分を有し、一次側部品と二次 側部品の前記周囲壁が、a)前記周囲壁の縁に沿った接合線と、b)前記接合線 を含むように描かれた接合平面と、c)前記接合線と前記接合平面に対して直角 な少なくとも一つ の方向成分を有する接合方向と、d)前記接合線と前記接合方向の両方がある前 記周囲壁を通るの表面または内部に少なくとも一部があるロック面と、e)前記 接合平面に対して直角な垂直方向とを画定する接合縁を含み、一次側部品と二次 側部品が、ロック構造を有し、接合されるかあるいは前記ロック構造の係合によ って機械的に接合するためのキットを構成する製造物品であって、改善点が、 一次側部品が少なくとも1つの凸または凹のフック構造を含み、二次側部品が 少なくとも1つの相補的な凸または凹のフック構造を含み、 各一次側部品と二次側部品上のフック構造が、接合線から接合方向に延び、ロ ック面にアンダーカットを有するロック面に配置され、 各一次側部品と二次側部品上のフック構造が、垂直方向から見たときにロック 面の少なくとも1つの面から開口し、 一次側部品と二次側部品上の係合したロック構造が、少なくとも部分的には一 致するそれぞれのロック面を有することを含むことを特徴とする物品。 22.一次側部品の接合平面が実質上軸方向であることを特徴 とする請求の範囲第21項に記載の物品。 23.一次側部品と二次側部品が、完全なパイプ管状部品に接合された部分的な パイプであることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の物品。 24.一次側部品の接合平面が軸に対して実質上直角であることを特徴とする請 求の範囲第21項に記載の物品。 25.アンダーカットが、ジョイント方向に測定して第1の幅を有する接合線に 近いネック部分と、ジョイント方向に測定して第2の幅を有する接合線から遠い ヘッド部分とを有し、第2の幅の少なくともどこかが第1の幅よりも大きいこと を特徴とする請求の範囲第21項に記載の物品。 26.ヘッド部分が、接合線から見たときに突出しているかまたは凸状である遠 端を有することを特徴とする請求の範囲第25項に記載の物品。 27.ヘッド部分が、矢印形状と、その遠位に先端を有しヘッドを構成する矢じ りと、ネックを構成する矢軸を有することを特徴とする請求の範囲第26項に記 載の物品。 28.複数のフック構造が接合線に沿って配置されることを特徴とする請求の範 囲第21項に記載の物品。 29.フック構造が接合線に沿って対称的に配置されることを特徴とする請求の 範囲第28項に記載の物品。 30.一次側部品上にただ1つの凸または凹の形態のタイプが存在し、二次側部 品上に相補的な形態のタイプが存在することを特徴とする請求の範囲第28項に 記載の物品。 31.凸のフック構造と凹のフック構造の両方が一次側部品と二次側部品に配置 されることを特徴とする請求の範囲第28項に記載の物品。 32.凸のフック構造と凹のフック構造が、形状が実質上類似しており対称的な フック構造を構成することを特徴とする請求の範囲第31項に記載の物品。 33.一次側部品、二次側部品、または好ましくは両方のロック面が曲げられて いるか湾曲されていることを特徴とする請求の範囲第21項に記載の物品。 34.湾曲が連続的であることを特徴とする請求の範囲第23項に記載の物品。 35.凸のフック構造形態と凹のフック構造形態の少なくとも一方が柔軟であり 、ロック面から垂直方向に横のたわみが可能であることを特徴とする請求の範囲 第21項に記載の物品。 36.フック構造が、ロック面の方へ偏移する弾性であることを特徴とする請求 の範囲第35項に記載の物品。 37.一次側部品が、垂直方向から見たときにフック構造と少なくとも部分的に 重なる停止面を有することを特徴とする請求の範囲第21項に記載の物品。 38.フック構造の少なくともどこかに、垂直方向に移動するときに、傾斜され 、湾曲され、あるいは鋸歯状にされた断面形状を有することを特徴とする請求の 範囲第21項に記載の物品。 39.フック構造が、ほぼ平坦であり、ロック面の接続線方向の最大幅がロック 面に対する垂直方向の最大厚さよりも大きいことを特徴とする請求の範囲第21 項に記載の物品。 40.凸のフック構造と凹のフック構造が、強固な接合が得られるように隣接し ているかまたは公差が小さいことを特徴とする請求の範囲第21項に記載の物品 。 41.二次側部品が部分的または完全に管状であることを特徴とする請求の範囲 第21項に記載の物品。 42.一次側部品と二次側部品が、接合平面に実質上同じ外側および/または内 側の半径方向の延長部を有することを特徴とする請求の範囲第41項に記載の物 品。 43.一次側部品と二次側部品が容器を構成することを特徴とする請求の範囲第 21項に記載の物品。 44.容器が、好ましくは垂直方向のフック厚さよりも小さい一次側および/ま たは二次側部分に対する遊びを与えて固体物を少なくともロック面に収容するこ とを特徴とする請求の範囲第43項に記載の物品。 45.容器が第2の容器を収容することを特徴とする請求の範囲第43項に記載 の物品。 46.第2の容器が薬剤を含むことを特徴とする請求の範囲第45項に記載の物 品。 47.第2の容器が注入カートリッジであることを特徴とする請求の範囲第45 項に記載の物品。 48.少なくとも1つの一次側部品と少なくとも1つの二次側部品を接合する方 法であって、少なくとも一次側部品が、管軸を画定しかつ管軸を少なくとも部分 的に取り囲む少なくとも部分的に湾曲した周囲壁を有する部分的または完全に管 状であり、二次側部品が、少なくとも本体または壁部分を有し、一次側部品と二 次側部品の前記周囲壁が、a)前記周囲壁の縁に沿った接合線と、b)前記接合 線を含むように描かれた接合平面と、 c)前記接合線と前記接合平面に対して直角な少なくとも一つの方向成分を有す る接合方向と、d)前記接合線と前記接合方向の両方がある前記周囲壁を通る表 面または内部に少なくとも一部があるロック面と、e)前記接合平面に対して直 角な垂直方向とを画定する接合縁を含み、一次側部品と二次側部品がロック構造 を有し、 一次側部品が少なくとも1つの凸または凹のフック構造を含み、二次側構造が 少なくとも1つの相補的な凸または凹のフック構造を含み、 各一次側部品と二次側部品上のフック構造が、接合線から接合方向に延びるロ ック面に配置され、ロック面にアンダーカットを有し、 各一次側部品と二次側部品上のフック構造が、垂直方向に沿って見たときロッ ク面の少なくとも1つの面から開口し、 一次側部分のロック面が実質上平行であるかまたは二次側部品のロック面と一 致し、かつそれぞれのフック構造が垂直方向に見たときにそれらの開口側が互い に対向している状態で少なくとも部分的に重なる相対位置に一次側部品と二次側 部品を相互に移動するステップと、 一次側部品と二次側部品を少なくとも部分的に融合されたそれぞれのロック面 と係合させるために少なくとも一次側部品と二次側部品のフック構造を垂直方向 に変位させるステップとを含むことを特徴とする方法。 49.変位させるステップが一次側部品と二次側部品の間の垂直方向の相対移動 を含むことを特徴とする請求の範囲第48項に記載の方法。 50.一次側部品と二次側部品上で複数のフック構造を係合させるステップを含 むことを特徴とする請求の範囲第49項に記載の方法。 51.変位させるステップが垂直方向におけるフック構造の少なくとも部分的な たわみを含むことを特徴とする請求の範囲第48項に記載の方法。 52.たわみステップが、まず一方の垂直方向にたわみ、次に反対の垂直方向に たわむステップを含むことを特徴とする請求の範囲第51項に記載の方法。 53.一次側部品と二次側部品を接合方向に相対的に移動させるステップを特徴 とする請求の範囲第51項に記載の方法。 54.移動するステップが、一次側部品と二次側部品を接合方 向に相対的に移動させるステップを含むことを特徴とする請求の範囲第48項に 記載の方法。 55.移動するステップが、一次側部品と二次側部品を垂直方向に相対的に移動 させるステップを含むことを特徴とする請求の範囲第48項に記載の方法。 56.一次側部品上の少なくとも1つの停止面を二次側部品上の少なくとも1つ の停止面に接近または隣接させるステップをさらに含み、前記停止面が、ロック 面と平行な少なくとも1つの面成分を有することを特徴とする請求の範囲第48 項に記載の方法。 57.接近または隣接させるステップが、少なくとも1つのフック構造の垂直方 向へのたわみステップを含むことを特徴とする請求の範囲第56項に記載の方法 。 58.接近または隣接させるステップが、一次側部品と二次側部品を垂直方向に 相対的に移動させるステップを含むことを特徴とする請求の範囲第56項に記載 の方法。 59.接近または隣接させるステップが、一次側部品と二次側部品を接合方向に 相対的に移動させるステップを含むことを特徴とする請求の範囲第56項に記載 の方法。 60.少なくとも管状一次側部品に固体物を挿入するステップを特徴とする請求 の範囲第48項に記載の方法。 61.挿入するステップがフック構造の係合の前に実行されることを特徴とする 請求の範囲第60項に記載の方法。 62.垂直方向に見たときに固体物を接合線と重なるように向けるステップを含 むことを特徴とする請求の範囲第60項に記載の方法。 63.一次側部品と二次側部品上の複数のフック構造を接合するステップを特徴 とする請求の範囲第51項に記載の方法。 64.接合方向が実質上軸方向であることを特徴とする請求の範囲第48項から 第63項のいずれか一項に記載の方法。 65.接合方向が軸に対して実質上直角であることを特徴とする請求の範囲第4 8項から第63項のいずれか一項に記載の方法。
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