JP2001519436A - オレフィン重合で使用される、フェロセニル置換されたブリッジを持つメタロセン - Google Patents

オレフィン重合で使用される、フェロセニル置換されたブリッジを持つメタロセン

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JP2001519436A JP2000515908A JP2000515908A JP2001519436A JP 2001519436 A JP2001519436 A JP 2001519436A JP 2000515908 A JP2000515908 A JP 2000515908A JP 2000515908 A JP2000515908 A JP 2000515908A JP 2001519436 A JP2001519436 A JP 2001519436A
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ショッテンベルガー・ヘルヴィヒ
ヴァルチュ・インゴ
エルンスト・エーバーハルト
ロイスナー・イェンス
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ボレアリス・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明は式(I) 【化15】 [式中、MはTi、Zr、Hf、V、NbおよびTaより成る群から選択される金属またはランタニド類の群から選択される元素であり、X1 およびX2 はアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはアリールアルケニル基を意味し、L1 およびL2 はMとサンドイッチ構造を形成し得る少なくとも炭化水素残基を意味し、Rは炭素、珪素、ゲルマニウムまたは錫であり、AおよびBはフェロセニル置換された残基であり、またはBは場合によっては残基X1 またはX2 である]で表されるメタロセンに関する。このメタロセンはオレフィンを重合する際に触媒として有利に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は新規のメタロセンおよびそれをオレフィンの重合に触媒として用いる
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】
元素の周期律表の第四副族(遷移金属)の金属のメタロセンはオレフィン重合
のための高活性触媒である。得られるポリオレフィンは新規の性質コンビネーシ
ョンを有しており、公知の慣用のチグラーナッタ触媒を用いて従来に製造された
ポリオレフィンの製品領域を補っている。
【0003】 ブリッジのない置換されたまたは非置換のビシクロペンタジエニル−メタロセ
ンをベースとする触媒を助触媒としてのアルミノキサンと組合せてポリエチレン
およびエチレン/α−オレフィン−コポリマーの製造に使用できることは公知で
ある(ヨーロッパ特許(B)第128,046号明細書)。
【0004】 更に立体規則性ポリオレフィンがブリッジのあるキラルなメタロセンを用いて
製造できることも公知である。リガンド系の橋架けには主としてジメチルシラン
ジイル基(ヨーロッパ特許出願公開(A)第485,823号明細書)、メチル
−フェニルシランジイル基(ヨーロッパ特許出願公開(A)第376,154号
明細書)、エチレン基(Brintzinger等、J.Organomet.Chem.,288(1985) 63-67)お
よびイソプロピリデン−ブリッジ(ヨーロッパ特許出願公開(A)第351,3
91号明細書)が使用されている。リガンドの種類および置換基に依存して、脂
肪族−または脂環式構造を有するアイソタクチックの、シンジオタクチックの、
ヘミアイソタクチックの、立体ブロック様のおよびアタクチックのホモポリマー
およびコポリマーも製造できる。
【0005】 リガンドとしては置換されたおよび非置換のシクロペンタジエニル単位(ヨー
ロッパ特許出願公開(A)第316,155号明細書)、置換されたおよび非置
換のインデニル単位(Hoechst 社、ヨーロッパ特許出願公開(A)第485,8
23号明細書)およびた置換されたまたは非置換のシクロペンタジエニル単位と
非置換のフルオレニル基との組合せ(ヨーロッパ特許出願公開(A)第351,
391号明細書)を使用するのが有利である。
【0006】 同様にシクロペンタジエニル系およびヘテロ原子リガンドを有するブリッジ付
メタロセン(拘束された幾何学的触媒)をオレフィンの重合に使用できることも
公知である(米国特許第5,096,867号明細書)。
【0007】 これらの種々のメタロセンの中ではブリッジ付のキラルな置換ビスインデニル
系が特に重要である。例えば、置換基の種類およびメタロセンのリガンド上にお
ける置換基の位置が触媒系の反応性および得られるポリオレフィンの立体規則的
構造に重大な影響を及ぼすことが実証できた。
【0008】 メタロセンの構造がポリオレフィンの性質に所望の影響を及ぼす様に、更にリ
ガンドおよびブリッジの影響を正確に調和させることが望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の課題は比較的に高い分子量および同時に狭い分子量分布を有す
るポリオレフィン、特にポリプロピレンを得るオレフィンの重合用触媒としてブ
リッジ付メタロセンの別の構造体を提供することであった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
驚くべきことに本発明者は、フェロセニル置換されたシランジイル−ブリッジ
付メタロセン系が徐々に変化する性質を持つポリオレフィン、特にポリプロピレ
ンを製造するのに適する触媒であることを見出した。
【0011】 従って本発明の対象は式(I)
【0012】
【化5】
【0013】 [式中、MはTi、Zr、Hf、V、NbおよびTaより成る群から選択される 金属またはランタニド類の群から選択される元素であり、 X1 およびX2 は互いに同一でも異なっていてもよく、炭素原子数1〜10の アルキル基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数6〜10のアリ ール基、炭素原子数6〜10のアリールオキシ基、炭素原子数2〜10のアル ケニル基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基、炭素原子数7〜20の アルキルアリール基、炭素原子数8〜20のアリールアルケニル基、水素原子 またはハロゲン原子を意味し、 L1 およびL2 は a)互いに同一でも異なっていてもよく、Mとサンドイッチ構造を形成し得る 少なくとも1つのシクロペンタジエニル単位を有する場合によっては単一ま たは多重置換された単環または多環式炭化水素残基を意味するかまたは b)L1 はMとサンドイッチ構造を形成し得る少なくとも1つのシクロペンタ ジエニル単位を有する場合によっては単一または多重置換された単環または 多環式炭化水素残基を意味しそしてL2 は式
【0014】
【化6】
【0015】 (式中、Dは窒素原子、燐原子または砒素原子を意味しそしてEはX1 およ びX2 の意味を有する。) で表されるアミド−、ホスフィド−またはアルセニド残基であり、 Rは炭素、珪素、ゲルマニウムまたは錫であり、 AおよびBは互いに同一でも異なっていてもよく式
【0016】
【化7】
【0017】 (式中、R’は炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数6〜10のア リール基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜20のアリ ールアルキル基、炭素原子数7〜20のアルキルアリール基または炭素原子 数8〜20のアリールアルケニル基を意味し、その際にBはX1 およびX2 の意味も有し得る。) で表されるフェロセニル置換された残基である。] で表されるメタロセンである。
【0018】 残基AおよびBとしてはフェロセニルアルキル残基が有利であり、フェロセニ
ルエチル残基が特に有利である。
【0019】 リガンドL1 および/またはL2 としては置換されたまたは非置換のシクロペ
ンタジエニル−、インデニル−またはフルオレニル残基が有利である。シクロペ
ンタジエニル−、テトラメチルシクロペンタジエニル−、インデニル−、2−メ
チルインデニル−、2−メチル−4,5−ベンゾインデニル−、2−メチル−4
−アリールインデニル−またはフルオレニル単位、並びにヨーロッパ特許出願公
開(A)第673,946号明細書に開示されている様なフェロセン−およびル
テノセン置換された単位が特に有利である。
【0020】 本発明によれば以下のメタロセンが特に有利である: ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−ジシクロペンタジエニル−ジルコ
ニウムジクロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−ジインデニル−ジルコニウムジク
ロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチルインデニル)−
ジルコニウムジクロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチル−4,5−ベン
ゾインデニル)−ジルコニウムジクロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチル−4−フェニル
インデニル)−ジルコニウムジクロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチル−4−ナフチル
インデニル)−ジルコニウムジクロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−ジフルオレニル−ジルコニウムジ
クロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−(フルオレニル)(シクロペンタ
ジエニル)−ジルコニウムジクロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−(フルオレニル)(インデニル)
−ジルコニウムジクロライド、 ビス(フェロセニル−エチル)シランジイル−(テトラメチルシクロペンタジエ
ニル)(インデニル)−ジルコニウムジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−ジシクロペンタジエニル−ジル
コニウムジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−ジインデニル−ジルコニウムジ
クロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチルインデニル)
−ジルコニウムジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチル−4,5−ベ
ンゾインデニル)−ジルコニウムジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチル−4−フェニ
ルインデニル)−ジルコニウムジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−ビス(2−メチル−4−ナフチ
ルインデニル)−ジルコニウムジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−ジフルオレニル−ジルコニウム
ジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−(フルオレニル)(シクロペン
タジエニル)−ジルコニウムジクロライド、 メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−(フルオレニル)(インデニル
)−ジルコニウムジクロライドおよび メチル(フェロセニル−エチル)シランジイル−(テトラメチルシクロペンタジ
エニル)(インデニル)−ジルコニウムジクロライド。
【0021】 本発明の別の対象は、式(I)のメタロセンを製造する方法において、式(II)
【0022】
【化8】
【0023】 [式中、L1 、L2 、A、BおよびRは式Iについて説明した意味を有しそして M’はアルカリ金属、特にリチウムを意味する。] で表される化合物を式(III) M(X')2 1 2 (III) [式中、M、X1 およびX2 は式Iについて説明した意味を有しそしてX' はハ ロゲン原子、特に塩素原子を意味する。] で表される化合物と反応させることを特徴とする、上記方法にも関する。
【0024】 メタロセン(I)は例えば以下の反応式に従って製造できる。
【0025】
【化9】
【0026】 X=F;Cl;Br;I X1 、X2 、L1 およびL2 は上述の意味を有する。
【0027】 非対称メタロセンの場合にはリガンドL2 として種々の置換されたまたは非置
換のシクロペンタジエニル−、インデニル−、フルオレニル−またはアミド−、
ホスフィド−およびアルセニド残基を追加的に使用してもよく、その際にこれら
リガンドの置換基はX1 およびX2 の意味を有していてもよいしまたはフェロセ
ニル−あるいはルテノセニル置換されているかあるいは−融合されていてもよい
【0028】 本発明の別の対象は、オレフィンの重合の際に重合触媒として本発明のメタロ
センを使用すること並びに本発明のメタロセンを触媒として使用するオレフィン
の重合法である。
【0029】 オレフィンの重合の場合には助触媒、例えば式(IV)
【0030】
【化10】
【0031】 で表される線状の種類および/または式(V)
【0032】
【化11】
【0033】 で表される環状の種類のアルミノキサンを使用するのが特に有利である。上記式
(IV)および(V)中の残基Rは互いに同じでも異なっていてもよく炭素原子数1
〜6のアルキル基を意味しそしてnは1〜50の整数を意味する。残基Rはメチ
ル基、イソブチル基、フェニル基またはベンジル基であるのが有利であり、特に
メチル基であるのが有利である。アルミノキサンは公知の方法に従って色々に製
造することができる。例えばアルミニウムアルキレンと結晶水含有硫酸アルミニ
ウムとの反応も可能である(ヨーロッパ特許第302,424号明細書)。本発
明においては市販のMAO(メチルアルミノキサン;製造元 Witco 社、ドイツ
国) が使用される。式(I)のメタロセンを重合反応で使用する前に式(IV)およ
び/または(V)で表されるアルミノキサンと混合することも可能である。この
混合は溶液状態で行なうのが有利である。この場合、メタロセンを不活性炭化水
素に溶解しそして次にアルミノキサン溶液と混合するのが有利である。不活性炭
化水素として脂肪族−または芳香族炭化水素が適している。トルエンを使用する
のが特に有利である。溶液中のアルミノキサンの濃度は溶液全体を基準として5
〜30重量%の範囲内である。メタロセンは1モルのアルミノキサン当り10-4 〜1モルの量で使用するのが好ましい。混合時間は約5分〜24時間、好ましく
は5〜60分である。一般に−10〜+70℃、特に10〜40℃の温度で実施
する。
【0034】 メタロセンを担体に適用してもよい。適する担体は例えば周期律表の(II)〜(I
V)主族の金属の無機系酸化物である。特にヨーロッパ特許出願公開(A)第68
5,494号明細書および同第787,746号明細書に従う触媒用担体が有利
である。
【0035】 重合は溶液法で、懸濁法でまたは気相法で連続的にまたは不連続的に−10〜
+200℃、好ましくは+20〜+80℃の温度で実施することができる。式
a −CH=CH−Rb で表されるオレフィンを重合または共重合する。この式
中、Ra およびRb は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子または炭素
原子数1〜20のアルキル基を意味する。しかしながらRa およびRb はそれら
が結合する炭素原子と結合して環を形成してもよい。かゝるオレフィンには例え
ばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−オクテン、シクロペンテン、ノルボルネンまたはノルボルナジエンを重
合または共重合する。特にエチレン、プロピレンおよび1−ブテンを重合または
共重合するのが有利である。
【0036】 分子量調整剤としては必要な場合には水素を添加する。重合の全圧は0.5〜
150barである。1〜40barの圧力範囲で重合するのが特に有利である
【0037】 オリゴマーのアルミノキサン化合物のアルミニウムとメタロセン化合物の遷移
金属とが106 :1〜101 :1、特に104 :1〜10 2:1のモル比である
様なメタロセン触媒系の存在下にモノマーを反応させるのが有利であることが判
っている。
【0038】 重合を懸濁重合または溶液重合で実施する場合には、不活性溶剤を使用する。
溶剤の例には脂肪族−または脂環式炭化水素、例えばペンタン、ヘキサンまたは
シクロヘキサンを使用することができる。トルエンも使用することができる。液
状のモノマー中で重合するのが有利である。
【0039】 エチレンとプロピレンとを共重合する場合には本発明に従って液状のプロピレ
ン中でかまたは懸濁剤としてのヘキサン中で重合する。液状のプロピレン中で重
合する場合にはエチレンを、液相上に0.5より大きい、特に1.0より大きい
c2/Pc3−分圧が生ずる様な量で供給する(Pc2=懸濁液上の気相中のエチレ
ン分圧;Pc3=懸濁液上の気相中のプロピレン分圧)のが有利である。懸濁剤と
してのヘキサン中で共重合する場合には50モル%まで、好ましくは5〜30モ
ル%のプロピレン含有量のエチレン/プロピレン−ガス混合物を添加する。全圧
は重合の間、後計量供給によって一定に維持する。この全圧は0.5〜40ba
r、好ましくは1〜20barである。
【0040】 重合時間は一般に約10分〜6時間、好ましくは30分〜2時間である。
【0041】 本発明に従って使用される触媒はポリオレフィン単独重合体および−共重合体
を製造するための重合活性メタロセンの領域を拡張する。特に本発明のメタロセ
ンは、工業的に興味の持たれる20〜80℃の温度範囲内で高分子量で狭い分子
量分布のポリマーまたはコポリマーを製造することができるという特徴を有して
いる。同じ配位子を有しているが慣用のブリッジを有している公知の類似触媒の
場合には分子量が36,000g/モルである(Chemie in unserer Zeit、28(1
994)、4 、197 〜208)。
【0042】
【実施例】
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
【0043】 Mw =重量平均分子量(g/moL) Mn =数平均分子量(g/moL) Mw /Mn =分子量分散度(ゲル透過クロマトグラフィーによって測定される 。) MS=質量分析 1 H−NMR= 1H−核磁気共鳴スペクトル─┐ │触媒構造の解明13 C−NMR=13C−核磁気共鳴スペクトル─┘ 実施例1: 1,1’[(2−フェロセニルエチル)メチルシラノ]ジインデニルジルコニ ウム(IV) ジクロライド [(2−( ジクロロ- メチルシリル) エチル]フェロセン(1) [=ジクロロ( 2−フェロセニルエチル)メチルシラン]の製造
【0044】
【化12】
【0045】 ボンベ管中にビニルフェロセン[0.125g;0.585mmoL;1.0
当量]を最初に導入する。3滴のH2 PtCl6 (Karstedt触媒) (2) の添加後
に次いで−90℃でジクロロメチルシラン[0.135g;1.17mmoL;
2.0当量]を添加する。融解後に75℃に加熱し、この温度で87時間攪拌す
る。冷却後に過剰のジクロロメチルシランを高減圧状態で取り除く。(1) Benkeser等の“変性されたヒドロシリル化(Modifizierte Hydroslyilierung )", J.Org. Chem., Vol 44, No.9,(1979),1370(2) 0.9mL のイソプロピルアルコールに45mgのH2PtCl6 を溶解した溶液( 分光分 析用 Fluka- 品質) ジクロロ(2−フェロセニルエチル)メチルシランの構造解明のための誘導体 (a−またはb−挿入)
【0046】
【化13】
【0047】 ビニルフェロセン[0.418g;1.97mmoL;1.0当量]およびジ
クロロメチルシラン[0.453g;3.94mmoL;2.0当量]を上述の
様に反応させるが、75℃で攪拌時間は2時間だけである。過剰のジクロロメチ
ルシランを留出した後に残る残留物を10mLの無水エーテルに取り、無水エタ
ノール[1mL;17mmoL]と無水トリエチルアミン[2.4mL;17m
moL]との混合物と混合する。直ちに生じる沈殿物を25mLのエーテルおよ
び25mLの水に取りそして抽出処理する。残るエーテル相を更に各25mLの
水で4回、25mLの半飽和塩化アンモニウム溶液で二回および25mLの飽和
塩化ナトリウム溶液で1回抽出処理する。Na2 SO4 で乾燥しそして濾過した
後にエーテルを除く。生成物混合物をフラッシュ−クロマトグラフィー(flash c
hromatography)に付す。固定相: シリカーゲル60(Fluka 60738)、移動相: エ
ーテル/n−ヘキサン=1:1;カラム寸法:32cm×2.5cm。
【0048】 反応時間が短いので、未反応ビニルフェロセンが主フラクションとして得られ
(355mg)、単離される第二のフラクション(57mg)は質量スペクトル
によると(2−フェロセニルエチル)エトキシメチルシラノールで構成されてい
る。
【0049】 得られる第三成分(それの50mgが単離される)は(2−フェロセニルエチ
ル)メチルシランジオールである(反応式参照): 1 H−NMR(C6 6 ,TMS)δ(ppm):4.51(広い、−OH)4
.10(“t”,置換シクロペンタジエン環)、4.08(s,非置換シクロペ
ンタジエン環)、3.98(“t”、2H、置換シクロペンタジエン環)、2.
57(m、2H、シクロペンタジエン−CH2 )、1.06(m、2H、Si−
CH2 )、0.29(s、3H、Si−CH3 ) IR(Kbr):3923w、3188s(広い)、3095s、2964s
、2917s、2887s、2850m、2362w、2344w、2254w
、2053w、1702s、1638m、1470m、1439m、1410m
、1395m、1366w、1320s、1260s、1229m、1216m
、1164s、1127s、1106s、1044s、1001s、845s(
広い)、797s、669s、644m、605w、482s、418m。
【0050】 MS(EI、70eV):m/z290.5(M+)、289.5(M+−H
)、256.5(M+−2OH)、223.5(M+−H、−シクロペンタジエ
ン)。
【0051】 これによって、b−挿入反応が最初に生じたジクロロ(2−フェロセニルエチ
ル)メチルシランを介在して目的物を生じさせることが確認される。
【0052】 1,1’[(2−フェロセニルエチル)メチルシラノ]ジインデニルジルコニ ウムジクロライド: [2[ジ(1H−インデン−1−イル)メチルシリル]エチル]フェロセンを
経る。
【0053】
【化14】
【0054】 上述の様に製造されたジクロロ(2−フェロセニルエチル)メチルシラン[
0.667g;2.04mmoL;1.0当量]を約10mLの無水THFに溶
解し、リチウムインデニド[0.5g;4.09mmoL;2.0当量]を10
mLの無水THFに溶解した溶液に室温で添加する。18時間攪拌した後にこの
溶液を2つのへら先端部を用いて氷と混合し、次いで蒸留器(Vapsilator)で蒸留
する。残留物をn−ヘキサンに浸漬し、得られるヘキサン溶液をシリカ(Fluka
60738)を用いてベッド濾過(Bettfiltration)する。収量低下を避けるために、得
られた粗生成物を更に精製しない。
【0055】 収量(粗生成物):0.727gの(2−フェロセニルエチル)ビス(インデ
ン−1−イル)メチルシラン(使用したビニルフェロセンを基準として73%) 得られた(2−フェロセニルエチル)ビス(インデン−1−イル)メチルシラ
ン[0.727g;1.5mmoL;1.0当量]を50mLの無水エーテルに
溶解し、攪拌下に−90℃でメチルリチウム[3.3mmoL;2.2当量;エ
ーテルにメチルリチウムを溶解した1.6モル濃度溶液]と混合する。冷却浴を
除きそしてこの溶液を融解した後に更に3時間攪拌し、次いで前の純粋なエーテ
ル溶液に50mLの無水n−ヘキサンを添加しそしてこの溶液を次いで更に−9
0℃に冷却する。生じるジリチオ塩(dilithio salt)を100%の転化率を考慮
してZrCl4 [0.350g;1.5mmoL;1.0当量]と混合する。次
に冷却浴を除き、室温で20時間更に攪拌する。続く震盪濾過の際に得られる濾
過ケーキ状物を無水エーテルと無水n−ヘキサンとの1:1混合物各50mLで
2度洗浄する。生成物を含む濾液を高減圧下に乾燥しそして無水のCH2 Cl2 に溶解する。この溶液を濃縮しそして−26℃に冷却した後に白黄色の沈殿物が
生じる。溶液中に留まるこの生成物を分析する。
【0056】 収量(粗生成物):540mgの[(2−フェロセニルエチル)メチルシラン
ビス(インデン−1−イル)]ジルコニウム(IV)ジクロライド(使用したビニル
フェロセンを基準として41%) 1 H−NMR(CD2 Cl2 ,TMS)δ(ppm):7.54−6.22(芳
香族化合物のH)、4.49−3.83(フェロセニル残基のH)、3.44(
未反応インデン(3) の残基CH2 )、2.40−2.12(fec−CH2 )、
1.46−1.17(Si−CH2 )、0.16(s、Si−CH3 13C−NMR(CD2 Cl2 ,TMS)δ(ppm):136.2−121.
2(芳香族化合物のC)、70.0−65.2(フェロセニル残基のC)、45
−15(多重シグナル、fec−CH2 およびSi−CH2 )、1.2(Si−
CH3 ) 備考:沢山のプロトンシグナルのために生成物の組成(rac/meso−比
)について定量化することが困難である。しかしながら主なSi−CH3 シング
レットのシグナルはプセド−メソ型が主として存在することを示している。(3) インデン中では3.3の所にある(Aldrich Library of NMR-Spektra, 第二
版、Aldrich Chemical Company, Inc., 1983) 重合例1: 2Lの攪拌式反応器に不活性化した後に8.7gの30%濃度MAOおよび3
00gの液状の精製プロピレンを充填し、この混合物を15分攪拌する。
【0057】 3mgの1,1’[(2−フェロセニルエチル)メチルシラノ]ジインデニル
ジルコニウムジクロライドを1.9mLのトルエンに溶解しそして5.8gの3
0%濃度MAOと混合する。次いで触媒溶液を別の200gのプロピレンと一緒
に反応器に圧入し、反応混合物を70℃の重合温度に加熱し、この重合温度を2
時間一定に維持する。プロピレンのフラッシュ洗浄によって反応を中止する。2
10gのポリプロピレンが得られる。95.8gのこの生成物をキシレンで抽出
処理する。82.7gの油状物(冷たいキシレンに溶解する成分)および13.
1gの固体ポリプロピレン(冷たいキシレンに不溶の成分;分子量Mw =49,
000および分布幅Mw /Mn =2.2)が得られる。固体の融点は137℃で
ある。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月6日(2000.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 フェロセニル置換されたブリッジを持つメタロセン、およびオ
レフィンの重合のためのそれの用途
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト・エーバーハルト オーストリア国、A−4223 カツドルフ、 バーダーベルク、4 (72)発明者 ロイスナー・イェンス オーストリア国、A−4201 グラーマシュ テッテン、カンマーシュラーク、29 Fターム(参考) 4H050 AA01 AB40 WB11 WB17 WB21 WB22 4J028 AA01A AB00A AB01A AC01A AC10A AC28A AC31A AC39A AC49A BA00A BA01B BB00A BB01B BC20B BC25B BC26B EB02 EB04 EB05 EB09 EB10 EB18 EB26 EC01 EC02 FA02 FA03 FA04 GA01 GA06 GA19 GA21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、MはTi、Zr、Hf、V、NbおよびTaより成る群から選択される 金属またはランタニド類の群から選択される元素であり、 X1 およびX2 は互いに同一でも異なっていてもよく、炭素原子数1〜10の アルキル基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数6〜10のアリ ール基、炭素原子数6〜10のアリールオキシ基、炭素原子数2〜10のアル ケニル基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基、炭素原子数7〜20の アルキルアリール基、炭素原子数8〜20のアリールアルケニル基、水素原子 またはハロゲン原子を意味し、 L1 およびL2 は a)互いに同一でも異なっていてもよく、Mとサンドイッチ構造を形成し得る 少なくとも1つのシクロペンタジエニル単位を有する場合によっては単一ま たは多重置換された単環または多環式炭化水素残基を意味するかまたは b)L1 はMとサンドイッチ構造を形成し得る少なくとも1つのシクロペンタ ジエニル単位を有する場合によっては単一または多重置換された単環または 多環式炭化水素残基を意味しそしてL2 は式 【化2】 (式中、Dは窒素原子、燐原子または砒素原子を意味しそしてEはX1 およ びX2 の意味を有する。) で表されるアミド−、ホスフィド−またはアルセニド残基であり、 Rは炭素、珪素、ゲルマニウムまたは錫であり、 AおよびBは互いに同一でも異なっていてもよく式 【化3】 (式中、R’は炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数6〜10のア リール基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜20のアリ ールアルキル基、炭素原子数7〜20のアルキルアリール基または炭素原子 数8〜20のアリールアルケニル基を意味し、その際にBはX1 およびX2 の意味も有し得る。) で表されるフェロセニル置換された残基である。] で表されるメタロセン。
  2. 【請求項2】 AおよびBがフェロセニルアルキル残基である請求項1に記
    載のメタロセン。
  3. 【請求項3】 AおよびBがフェロセニルエチル残基である請求項2に記載
    のメタロセン。
  4. 【請求項4】 リガンドL1 および/またはL2 が置換されたまたは非置換
    のシクロペンタジエニル−、インデニル−またはフルオレニル残基である請求項
    1〜3のいずれか一つに記載のメタロセン。
  5. 【請求項5】 L1 および/またはL2 がシクロペンタジエニル−、テトラ
    メチルシクロペンタジエニル−、インデニル−、2−メチルインデニル−、2−
    メチル−4,5−ベンゾインデニル−、2−メチル−4−アリールインデニル−
    またはフルオレニル単位である請求項4に記載のメタロセン。
  6. 【請求項6】 L1 および/またはL2 がフェロセン−またはルテノセン置
    換されている請求項4または5に記載のメタロセン。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一つに記載の式(I)のメタロセン
    を製造する方法において、式(II) 【化4】 [式中、L1 、L2 、A、BおよびRは請求項1に記載の意味を有しそしてM’ はアルカリ金属を意味する。 ] で表される化合物を式(III) M(X')2 1 2 (III) [式中、M、X1 およびX2 は請求項1に記載の意味を有しそしてX' はハロゲ ン原子を意味する。] で表される化合物と反応させることを特徴とする、上記方法。
  8. 【請求項8】 オレフィンを重合する際に重合触媒として請求項1〜7のい
    ずれか一つに記載のメタロセンを用いる方法。
  9. 【請求項9】 オレフィンの重合によってポリオレフィンを製造する方法に
    おいて、触媒として請求項1〜7のいずれか一つに記載のメタロセンを使用する
    ことを特徴とする、上記方法。
  10. 【請求項10】 メタロセンの他にアルミノキサンを助触媒として使用する
    請求項9に記載のポリオレフィンの製造方法。
JP2000515908A 1997-10-09 1998-10-01 オレフィン重合で使用される、フェロセニル置換されたブリッジを持つメタロセン Withdrawn JP2001519436A (ja)

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