JP2001518949A - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

Info

Publication number
JP2001518949A
JP2001518949A JP54201798A JP54201798A JP2001518949A JP 2001518949 A JP2001518949 A JP 2001518949A JP 54201798 A JP54201798 A JP 54201798A JP 54201798 A JP54201798 A JP 54201798A JP 2001518949 A JP2001518949 A JP 2001518949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
surfactant
detergent composition
particles
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP54201798A
Other languages
English (en)
Inventor
ポウル、リチャード、シャーリントン
ガリー、ロイ、ホワイトハースト
コリン、スティーブンソン
リチャード、ティモシー、ハートショーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2001518949A publication Critical patent/JP2001518949A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/34Organic compounds containing sulfur
    • C11D3/3418Toluene -, xylene -, cumene -, benzene - or naphthalene sulfonates or sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/14Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aliphatic hydrocarbons or mono-alcohols
    • C11D1/146Sulfuric acid esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/06Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/06Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
    • C11D17/065High-density particulate detergent compositions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなり、水と接触した時に水と粒子の粘性混台物を形成し得る洗剤組成物において、この混合物の粘度を下げるためのヒドロトロピー剤の使用に関する。本発明は、組成物に対して0.01〜95重量%の量で存在する陰イオン系サルフェート界面活性剤、および組成物に対して0.01〜60.0重量%の量で存在するヒドロトロピー剤を含んでなる顆粒状洗剤組成物にも関する。本発明は、陰イオン系サルフェート界面活性剤およびヒドロトロピー剤を含んでなる洗剤粒子にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 洗剤組成物 技術分野 本発明は、陰イオン系サルフェート界面活性剤およびヒドロトロピー剤を含ん でなる顆粒状洗剤組成物に関する。本発明は、陰イオン系サルフェート界面活性 剤およびヒドロトロピー剤を含んでなる洗剤粒子にも関する。本発明は、陰イオ ン系サルフェート界面活性剤を含んでなり、そして水と接触した時に粘性混合物 を形成することがある洗剤組成物において、この混合物の粘度を下げるためのヒ ドロトロピー剤の使用にも関する。 発明の背景 洗剤の消費者は、より優れた洗浄性能を有し、かつ、経済的に使用できる改良 された洗剤を常に求めている。従って、洗剤製造業者は、より高価な成分または 製造方法の使用による製造コストの増加を招かずに、洗剤を改良することに取り 組んでいる。 洗剤製品、特に洗濯および食器洗浄用洗剤の消費者が直面する主な困難の一つ は、洗剤投入トレー、洗剤投入装置または(食器)洗浄機の中に洗剤の残留物ま たは溶解しない塊が形成されること、特にゲル残留物が形成されることである。 これは、これらの残留物またはゲルが、機械から除去するのが困難であり、機械 に不潔な外観を与えるので、好ましくない。さらに、残留物、不溶な塊またはゲ ルの形成は洗剤製品の不経済な使用につながる、すなわち洗剤製品が洗浄水中に 完全に供給されないために、消費者が余分な洗剤製品を洗浄に加えない限り、洗 浄性能が悪くなる。これは製品の効率的または経済的な使用ではなく、消費者に とって望ましくない。 そこで、洗剤組成物の投入を改良する必要がある。この問題に対処する方法の 一つは、洗剤の溶解度を改良することである。これによって洗剤組成物および処 方の方法が変化している。しかし、急速に溶解する洗剤でも、水と最初に接触し た時に、粘着して一つになり、ゲルまたは不溶性の塊を形成する傾向がある。よ り迅速に溶解することにより、不溶物質と水の接触時間は短縮され得るが、これ によってこの問題が十分に解決される訳ではない。洗剤の供給性の悪さは依然と して残る。洗剤が洗浄液に供給され難い問題は、洗剤の配量を改善することによ っても対処することができる。 本発明者は、界面活性剤成分、特に陰イオン系サルフェート界面活性剤(これ は一部またはほとんどが水溶性でよい)を顆粒状洗剤組成物に使用する場合に、 より顕著であることを見出だした。この問題は、陰イオン系サルフェート界面活 性剤が乾燥粒子の中に存在する場合にさらに大きくなることがある。水と接触し た時に、水に完全に溶解せずに、ゲル形成する傾向がある陰イオン系サルフェー ト界面活性剤により、ゲルの形成が引き起こされると考えられる。次いでこのゲ ルが、洗剤組成物の他の成分が洗浄水中に供給されるのを阻止することがある。 さらに、陰イオン系サルフェート界面活性剤が乾燥した粒子中に存在すると、乾 燥した粒子は吸湿性であるので、ゲル形成がさらに増大すると考えられる。その 後、ゲルは投入が困難になるので、残留物および不溶性の塊が機械の中に、特に 洗剤投入トレーまたは洗剤投入装置の中に形成される。 ここで本発明者は、ゲルが形成され、投入性が悪くなる問題は、洗剤組成物中 にヒドロトロピー剤を配合することにより、解決されるか、または軽減されるこ とを発見した。 一般的に、ヒドロトロピー剤は、この分野で、難溶性化合物の溶解度を増加す る特性を有する化合物として知られている。洗剤、特に液体洗剤、におけるヒド ロトロピー剤の様々な使用が開示されている。国際特許第WO95/30730 号明細書は、液体洗剤で相を安定化させるための助剤としてヒドロトロピー剤を 開示している。米国特許第3,926,827号明細書は、酸素の気泡を保持し 、洗剤の体積を増大させることができる成分としてヒドロトロピー剤を記載して いる。英国特許第1591516号明細書は、自由流動性の洗剤混合物を得るた めの加工助剤としてヒドロトロピー剤を開示している。しかし、陰イオン系サル フェート界面活性剤を含んでなる顆粒状洗剤組成物にヒドロトロピー剤を使用し 、洗剤組成物の投入を改善する方法は、この分野では知られていない。 本発明では、洗剤組成物または洗剤粒子に存在するサルフェート界面活性剤が 水と接触した時に形成されるゲルの粘度をヒドロトロピー剤が下げると考えられ る。これによって、機械中における不溶性の塊またはゲルまたは残留物の形成が 最小に抑えられるので、洗剤組成物の洗浄水中への投入性が改善される。機械中 の、特に洗剤投入トレーまたは洗剤投入装置中の洗剤の塊、残留物またはゲルが 減少するので、洗濯機の外観がより清潔になり、洗剤組成物の性能がより効率的 に、コスト的に有利になる。 本明細書で引用する文献はすべて、関連する部分で、ここに参考として含める 。 発明の概要 本発明により、組成物に対して0.01〜95重量%の量で存在する陰イオン 系サルフェート界面活性剤、および組成物に対して0.01〜60重量%の量で 存在するヒドロトロピー剤を含んでなり、(組成物の総重量に対して)0.0〜 1.8重量%のヒドロトロピー剤が、ヒドロトロピー剤を含む凝集物中に存在し 得る洗剤組成物を提供する。本発明の好ましい実施態様では、陰イオン系サルフ ェート界面活性剤およびヒドロトロピー剤の両方が同じ洗剤粒子の中に存在する 。本発明は、粒子に対して0.01〜60重量%の量で存在する陰イオン系サル フェート界面活性剤、および粒子に対して0.01〜45重量%の量で存在する ヒドロトロピー剤を含んでなる洗剤粒子も提供する。 本発明は、陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなる界面活性剤成分を 含んでなり、界面活性剤成分が水と接触した時に粘性の混合物を形成する洗剤組 成物で、その混合物の粘度を下げるためにヒドロトロピー剤を使用することによ り、洗剤組成物の投入性を改良する方法も提供する。 発明の詳細な説明 陰イオン系サルフェート界面活性剤 本発明の陰イオン系サルフェート界面活性剤は、洗剤組成物中に、組成物に対 して0.01〜95重量%、より好ましくは0.5〜45重量%、より好ましく は1〜30重量%、最も好ましくは3〜20重量%の量で存在する。 ヒドロトロピー剤を含んでなる洗剤粒子、好ましくは噴霧乾燥した粒子中に存 在する場合、陰イオン系サルフェート界面活性剤は、好ましくは粒子に対して0 .01〜60重量%、より好ましくは0.3〜30重量%、最も好ましくは1〜 20重量%の量で存在する。 陰イオン系サルフェート界面活性剤とは、ここで使用する場合、直鎖および分 岐鎖の第1級および第2級アルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェー ト、脂肪オレオイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオ キシドエーテルサルフェート、C5〜C17アシル−N−(C1〜C4アルキル)お よび−N−(C1〜C2ヒドロキシアルキル)グルカミンサルフェート、およびア ルキル多糖のサルフェート、例えばアルキルポリグルコシド(ここに説明する非 イオン系非硫酸化化合物)のサルフェート、を意味する。 アルキルサルフェート界面活性剤は、最も好ましくは、直鎖および分岐鎖の第 1級C10〜C18アルキルサルフェート、より好ましくはC11〜C15分岐鎖アルキ ルサルフェートおよびC12〜C14直鎖アルキルサルフェートから選択される。 非常に好ましいサルフェート界面活性剤は、タロウ油またはココナッツ油に由 来するC8〜C18アルコールを硫酸化することにより製造されるサルフェートの ナトリウムまたはカリウム塩である。また、パルメリック(palmeric)脂肪酸また はステアリン脂肪酸に由来するサルフェートC16〜C18アルコールのナトリウム またはカリウム塩も非常に好ましい。 陰イオン系サルフェート界面活性剤の陽イオンは、水素、アンモニウムまたは アルコールアミンでよいが、好ましくはナトリウムまたはカリウムである。 陰イオン系サルフェート界面活性剤対ヒドロトロピー剤の比は、好ましくは1 00:1〜1:2、より好ましくは50:1〜1:1、最も好ましくは20:1 〜2:1である。ヒドロトロピー剤 本発明により、ヒドロトロピー剤は、陰イオン系サルフェート界面活性剤を含 んでなる洗剤組成物または粒子の中に存在するか、または陰イオン系サルフェー ト界面活性剤および所望により、ここに記載する他の界面活性剤を含んでなる界 面活性剤成分を含んでなる洗剤組成物に使用する。 洗剤組成物または粒子中に含まれる陰イオン系サルフェート界面活性剤(界面 活性剤成分中に含まれる)は、上記の様に、水と接触した時に粘性の混合物を形 成する。ヒドロトロピー剤は、その混合物の粘度を下げるために使用される。こ こで使用する用語ヒドロトロピー剤は、水および陰イオン系サルフェート界面活 性剤を含んでなる混合物の粘度を下げることができる、この分野で公知のすべて のヒドロトロピー剤を意味する。 洗剤組成物中のヒドロトロピー剤の量は、0.01〜60重量%、より好まし くは0.1〜60重量%、さらに好ましくは0.3〜10重量%、最も好ましく は0.5〜5重量%であり、その際、組成物に対して0.0〜1.8重量%がヒ ドロトロピー剤を含む凝集物である。 粒子、好ましくは噴霧乾燥させた粒子、中のヒドロトロピー剤の量は、好まし くは粒子に対して0.01〜60重量%、好ましくは0.1〜25重量%、より 好ましくは0.4〜15重量%、最も好ましくは0.5〜5重量%である。 好ましくはヒドロトロピー剤の1.8%まで、より好ましくは1.0%まで、 最も好ましくは0%が凝集物中に含まれる。これは、凝集したヒドロトロピー剤 のこれらの量が本発明にとってより有利であることが分かったことによるもので ある。本発明では、この分野で公知のヒドロトロピー剤のどれでも使用すること ができる。その様なヒドロトロピー剤の中で、短鎖(C1〜C4)アルカリールス ルホネートを挙げることができる。 本発明は、スルホン酸を包含すると理解すべきである。しかし、本発明の洗剤 組成物または粒子のpHは典型的にはアルカリ領域にあるので、その粒子または 粒子を含んでなる組成物を処方する際に、少量でも水が存在する場合、ヒドロト ロピー剤成分は主としてイオン化した塩として存在する。つまり、ヒドロトロピ ー剤はその酸形態で組成物に添加できるが、その処方物中では塩誘導体として生 じ易い。 本発明で有用な水溶性塩には、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルキルア ミンおよびアンモニウムのスルホン酸塩が挙げられる。好ましい塩は、ナトリウ ム、カリウム、およびモノエタノールアミンのスルホン酸塩、およびそれらの混 合物である。 特に、本発明ではトルエンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩、キシレンスル ホン酸塩を使用できる。トルエンスルホン酸ナトリウム、特にトルエンモノスル ホン酸ナトリウムが最も好ましい。ヒドロトロピー剤の使用 本発明のヒドロトロピー剤は、陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでな る界面活性剤成分を含んでなる洗剤組成物に使用し、水と接触した時の界面活性 剤成分の粘度を下げる。好ましくは、25重量%水溶液中、20℃で、以下に説 明する界面活性剤粘度試験により測定して、少なくとも15000cPの第一粘度 Aを有する界面活性剤成分が、界面活性剤成分中にヒドロトロピー剤を使用した 時に、第二粘度Bは第一粘度Aより25%低い粘度を有するのが好ましい。 界面活性剤成分は、陰イオン系サルフェート界面活性剤および所望により、こ こに記載する界面活性剤から選択された1種以上の界面活性剤を含んでなる。界面活性剤粘度試験 界面活性剤粘度試験において、界面活性剤成分の粘度は洗剤組成物中でそれぞ れの重量比で存在する界面活性剤のすべてについてであり、また陰イオン系サル フェート界面活性剤についてである。 最初に、陰イオン系サルフェート界面活性剤を水中に含んでなる界面活性剤成 分の粘度Aを測定する。 陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなる界面活性剤成分10グラムを 、0.5グラムのNaSO4および0.5グラムのNaCO3を含んでなる脱イオ ン水30グラムと20℃で混合する。得られたペーストを30秒間放置する。ペ ーストの粘度を、様々な直径を有する一式のスピンドルを備え、速度設定を調節 できるBrookfieldデジタルViscometer(モデルDVII)により測定する。速度12 およびスピンドル3を選択する。スピンドルをペーストの中に、指定されたスピ ンドルマークまで下降させ、10秒間で平衡に到達させる。次いで、センチポア ズ(cP、1cP=0.01ポアズ=10-3Nsm2)で測定した粘度Aを読み取る。 本発明の好ましい態様では、陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなる 界面活性剤成分は、粘度Aが少なくとも15000cPになる様にする。 次に、陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなる上記界面活性剤成分と ヒドロトロピー剤の水中粘度Bを測定する。 陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなる界面活性剤成分10グラムおよ びヒドロトロピー剤xグラムを、0.5グラムのNaSO4および0.5グラム のNaCO3を含んでなる脱イオン水30グラムと20℃で混合する。得られた ペーストを30秒間放置する。ペーストの粘度を、上記の様に、Brookfieldデジ タルViscometer(モデルDVII)により、速度12、スピンドル3で測定する。ス ピンドルをペーストの中に、指定されたスピンドルマークまで下降させ、10秒 間で平衡に到達させる。次いで、センチポアズ(cP)で測定した粘度Bを読取る。 次いで、粘度AおよびBを比較し、粘度の低下を下記の式により求める。 本発明では、ヒドロトロピー剤およびその量は、粘度低下が少なくとも10% であり、最も好ましくは少なくとも25%になる様にする。陰イオン系スルホネート界面活性剤 本発明の洗剤組成物または粒子の非常に好ましい成分は、陰イオン系スルホネ ート界面活性剤である。 洗剤組成物中の陰イオン系スルホネート界面活性剤の量は、好ましくは組成物 に対して0.01〜30重量%、より好ましくは0.5〜20重量%、より好ま しくは1〜16重量%、最も好ましくは5〜12重量%である。 粒子中の陰イオン系スルホネート界面活性剤の量は、好ましくは粒子に対して 0.01〜25重量%、好ましくは0.5〜20重量%、より好ましくは3〜1 6重量%、最も好ましくは5〜15重量%である。 ここで使用するのに好適な陰イオン系スルホネート界面活性剤には、C5〜C2 0 直鎖または分岐鎖アルキルベンゼンスルホネート、アルキルエステルスルホネ ート、C6〜C22第1級または第2級アルカンスルホネート、C6〜C24オレフィ ンスルホネート、スルホン化ポリカルボン酸、好ましくはタロウまたはココナッ ツ油に由来するアルコールから得られるアルキルグリセロールスルホネート、脂 肪アシルグリセロールスルホネート、脂肪オレイルグリセロールスルホネート、 およびそれらの混合物の塩(または所望により酸)が挙げられる。 陰イオン系スルホネート界面活性剤の陽イオンは、水素、アンモニウムまたは アルコールアミンでよいが、好ましくはナトリウムまたはカリウムである。 非常に好ましい陰イオン系スルホネート界面活性剤は、C10〜C18、好ましく はC10〜C16、より好ましくはC11〜C13の分岐した、より好ましくは直鎖のア ルキルベンゼンスルホネートのナトリウムまたはカリウム塩である。洗剤粒子 本発明の好ましい実施態様では、陰イオン系サルフェート界面活性剤およびヒ ドロトロピー剤の両方が洗剤組成物の粒子中に含まれる。洗剤組成物は、実質的 にその様な粒子からなるか、または本発明の粒子と、異なった化学的組成を有す る他の粒子の混合物を含んでなることができる。好ましくは、本発明の粒子は、 洗剤組成物中に組成物に対して5〜85重量%、より好ましくは10〜70重量 %、最も好ましくは30〜60重量%の量で存在する。 本発明の粒子は、上記の様に陰イオン系サルフェート界面活性剤およびヒドロ トロピー剤および好ましくは陰イオン系スルホネート界面活性剤を含んでなる。 本発明の粒子は、乾燥工程を含む製法により形成される。乾燥工程は、遊離水 分含有量が一般的に6重量%未満、好ましくは1重量%未満、より好ましくは0 .55重量%未満、さらに0.25重量%未満である乾燥粒子を製造する。 ここで使用する様に、遊離水分含有量は、基本洗剤顆粒の試料5グラムをペト リ皿に入れ、試料を50℃(122°F)の対流加熱炉中に2時間入れ、続いて 水の蒸発による重量損失を測定することにより決定する。 一般的に、本発明の粒子は、陰イオン系サルフェート界面活性剤およびヒドロ トロピー剤を含んでなるペーストまたはスラリーまたはクラッチャー混合物を、 この分野で公知の様に、粒子に形成し、乾燥させる方法で製造する。好ましい製 法は噴霧乾燥である。 好ましい粒子製造方法では、最終的な粒子の成分を含んでなる、一般的にぺー ストまたはスラリーまたはクラッチャー混合物と呼ばれる水溶液−分散液を製造 する。エネルギーを節約し、乾燥装置の処理量を増加するために、一般的にクラ ッチャー混合物は固体含有量を可能な限り高く、例えば40%〜80%にし、残 り、例えば20%〜60%を水にする。より多くの水も使用できるが、その場合 、必要なエネルギーが増加し、塔の処理量が低下し、得られる製品の粘性が高く なり、流動性が悪くなり、所望の低密度を有する基本粒子および最終洗剤組成物 粒子が得られないことが多い。 他の乾燥方法、例えばドラム乾燥、トレー乾燥、流動床乾燥、被膜乾燥、等も 使用できるが、最も好ましい方法は噴霧乾燥であり、その場合、クラッチャー混 合物を1個以上のスプレーノズルを通して高圧(通常、3〜50kg/cm2、好まし くは20〜40kg/cm2)で乾燥塔の中にスプレーし、その塔の中を乾燥空気が通 過し、生じたクラッチャー混合物の滴を乾燥させ、球形の粒子を形成する。スプ レーノズルの代わりに、同等の、他の設計の噴霧装置も使用できる。好ましいス プレー塔設計は、向流であり、塔の高さは通常5〜25メートルであり、通常は 油またはガスの気体状燃焼生成物である流入する熱風は、温度が200〜400 ℃であり、出口の空気は通常、温度が50〜90℃である。競合塔設計も採用で きるが、そこでは入り口および出口の温度が同等である。 クラッチャー混合物の滴を形成するためのノズルサイズは、好ましくは0.1 mm〜3.0mmの粒子径が形成される様に選択する。スプレー塔から取り出す時は 、すべての粒子がこの範囲内にあるのが好ましいが、この範囲から外れた粒子径 を有する粒子はスクリーニングにより除去し、小さくして所望の粒子径範囲に入 れるか、または同じまたは後に続くクラッチャー混合物中に循環使用することが できる。 最終粒子中に陰イオン系スルホネート界面活性剤が存在する場合、陰イオン系 スルホネート界面活性剤をヒドロトロピー剤および陰イオン系サルフェート界面 活性剤と共にクラッチャー混合物の中に配合する。 乾燥工程および特に噴霧乾燥工程には、クラッチャー混合物は非イオン系界面 活性剤および/または陽イオン系軟化剤または陽イオン系界面活性剤を実質的に 含まないのが有利であることがある。これによって、本発明の粒子は、非イオン 系界面活性剤および/または陽イオン系軟化剤または陽イオン系界面活性剤を実 質的に含まない。 本発明には、ホスフェートを実質的に含まない粒子中に陰イオン系サルフェー ト界面活性剤およびヒドロトロピー剤が存在するのが特に有利である。 所望により、乾燥が完了し、所望の粒子径範囲内の粒子が得られた後、それら の粒子に他の洗剤成分を添加することができる。これは、好ましくは溶融した成 分(成分は濃縮水溶液でもよいが、水を含まないのが好ましい)を、傾斜したド ラム中で回転している基本粒子の表面上にスプレーすることにより行ない、その ドラムを通して、粒子は高い供給末端から排出末端に進行する。 粒子は洗剤組成物に、この分野で公知のすべての方法で導入することができる 。好ましくは、粒子は他の洗剤成分に乾燥添加する。他の成分 本発明の洗剤組成物または粒子は、他の原料または成分も含むことができる。 これらの他の成分の正確な性質およびそれらの配合量は、最終組成物の物理的な 形態およびそれを使用する洗浄操作の性質により異なる。 本発明の洗剤組成物は、他の界面活性剤、漂白剤、漂白活性剤、酸供給源、ビ ルダー、有機重合体状化合物、酵素、発泡抑制剤、石灰セッケン分散剤、汚れ分 散剤および再付着防止剤および腐食防止剤から選択された1種以上の追加の洗剤 成分を含むのが好ましい。 粒子は、好ましくは追加の成分として、1種以上のビルダー、好ましくはアル ミノケイ酸塩および/または有機ポリカルボキシレート重合体、アルカリ供給源 、 またはそれらの混合物を含んでなる。好ましくは、粒子は非イオン系および/ま たは陽イオン系界面活性剤を実質的に含まない。 これらの他の界面活性剤の陰イオン系、非イオン系、両性、および双生イオン 系区分および品種の代表的な一覧表は、米国特許第3,929,678号明細書 、1975年12月30日、LaughlinおよびHeuringに公布、に記載されている 。その他の例は「Surface Active Agents and Detergents」(Vol.IおよびII,Sc hwartz,PerryおよびBerch著)に記載されている。好適な陽イオン系界面活性剤 の一覧表は米国特許第4,259,217号明細書、1981年3月31日、Mu rphyに公布、に記載されている。他の陰イオン系界面活性剤 本発明の洗剤組成物または粒子は、1種以上の他の陰イオン系界面活性剤を含 んでなることができる。洗浄目的に有用な実質的にすべての陰イオン系界面活性 剤を洗剤組成物または所望により粒予の中に含むことができる。これらの界面活 性剤には、アルキルエトキシサルフェート、カルボキシレートおよびサルコシネ ート界面活性剤の塩(例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、およびモノ −、ジ−およびトリエタノールアミン塩の様な置換アンモニウム塩)を含むこと ができる。 他の陰イオン系界面活性剤には、アシルイセチオネートの様なイセチオネート 、N−アシルタウレート、メチルタウライドの脂肪酸アミド、アルキルサクシネ ートおよびスルホサクシネート、スルホサクシネートのモノエステル(特に飽和 および不飽和C12〜C18モノエステル)、スルホサクシネートのジエステル(特 に飽和および不飽和C6〜C14ジエステル)、N−アシルサルコシネートが挙げ られる。樹脂酸および水素化樹脂酸、例えばロジン、水素化ロジン、およびタロ ウ油中に存在するか、またはタロウ油に由来する樹脂酸および水素化樹脂酸、も 好適である。 洗剤組成物中の陰イオン系界面活性剤の量は、好ましくは4〜60重量%、よ り好ましくは6〜30重量%、最も好ましくは10〜20重量%である。アルキルエトキシサルフェート界面活性剤 アルキルエトキシサルフェート界面活性剤は、好ましくは1分子あたり0.5 〜20モルのエチレンオキシドでエトキシル化したC10〜C18アルキルサルフェ ートからなる群から選択する。より好ましくは、アルキルエトキシサルフェート 界面活性剤は、1分子あたり0.5〜7、好ましくは1〜5モルのエチレンオキ シドでエトキシル化したC11〜C18、最も好ましくはC11〜C15アルキルサルフ ェートである。陰イオン系カルボキシレート界面活性剤 好適な陰イオン系カルボキシレート界面活性剤には、アルキルエトキシカルボ キシレート、アルキルポリエトキシポリカルボキシレート界面活性剤およびセッ ケン(「アルキルカルボキシル」)、特にここに記載する特定の第2級セッケン 、が挙げられる。 好適なアルキルエトキシカルボキシレートは、式RO(CH2CH2O)xCH2 COO-+を有する物質を包含するが、式中、RはC6〜C18アルキル基であり 、xは0〜10であり、エトキシレートは、xが0である物質の量が約20重量 %未満になる様に分布しており、Mは陽イオンである。好適なアルキルポリエト キシポリカルボキシレート界面活性剤は、式RO−(CHR1−CHR2−O)− R3を有する界面活性剤を包含するが、式中、RはC6〜C18アルキル基であり、 xは1〜25であり、R1およびR2は、水素、メチル酸基、コハク酸基、ヒドロ キシコハク酸基、およびそれらの混合物からなる群から選択され、R3は水素、 置換された、または置換されていない、炭素数が1〜8である炭化水素、および それらの混合物からなる群から選択される。 好適なセッケン界面活性剤は、第2級炭素に接続したカルボキシル単位を含む 第2級セッケン界面活性剤を包含する。ここで使用するのに好ましい第2級セッ ケン界面活性剤は、2−メチル−1−ウンデカン酸、2−エチル−1−デカン酸 、2−プロピル−1−ノナン酸、2−ブチル−1−オクタン酸および2−ペンチ ル−1−ヘプタン酸の水溶性塩からなる群から選択された水溶性物質である。あ る種のセッケンは発泡抑制剤として含むこともできる。アルカリ金属サルコシネート界面活性剤 他の好適な陰イオン系界面活性剤は、式R−CON(R1)CH2COOMのア ルカリ金属サルコシネートであり、式中、RはC5〜C17直鎖または分岐鎖アル キルまたはアルケニル基であり、R1はC1〜C4アルキル基であり、Mはアルカ リ金属イオンである。好ましい例は、それらのナトリウム塩の形態にあるミリス チルおよびオレイルメチルサルコシネートである。陽イオン系界面活性剤 本発明の洗剤組成物に有用な他の好ましい界面活性剤は、1種以上の陽イオン 系界面活性剤である。好適な陽イオン系界面活性剤は、モノC6〜C16、好まし くはC6〜C10N−アルキルまたはアルケニルアンモニウム界面活性剤から選択 された第4級アンモニウム界面活性剤を包含するが、ここで残りのN位置はメチ ル、ヒドロキシエチルまたはヒドロキシプロピル基により置換されている。別の 好ましい陽イオン系界面活性剤は、第4級アンモニウムアルコールのC6〜C18 アルキルまたはアルケニルエステル、例えば第4級コリンエステルである。 粒子を含んでなる洗剤組成物中の陽イオン系界面活性剤の量は、好ましくは組 成物に対して0.2〜20重量%、より好ましくは0.5〜15重量%、さらに 好ましくは1〜10重量%、最も好ましくは1〜5重量%である。非イオン系界面活性剤 本発明の洗剤組成物は非イオン系界面活性剤を含むことができる。粒子は非イ オン系界面活性剤を含まないのが好ましい。非イオン系界面活性剤は、粒子上に スプレーすることができる。実質的にすべての非イオン系界面活性剤をここで使 用できる。 粒子を含んでなる洗剤組成物中の非イオン系界面活性剤の量は、好ましくは組 成物に対して1〜30重量%、より好ましくは2〜25重量%、さらに好ましく は3〜15重量%、最も好ましくは4〜12重量%である。アルコキシル化非イオン系界面活性剤 実質的にすべてのアルコキシル化非イオン系界面活性剤がここで好適である。 エトキシル化およびプロポキシル化非イオン系界面活性剤が好ましい。 好ましいアルコキシル化界面活性剤は、アルキルフェノール、非イオン系エト キシル化アルコール、非イオン系エトキシル化および/またはプロポキシル化脂 肪アルコールの非イオン系縮合物、プロピレングリコールとの非イオン系エトキ シレート/プロポキシレート縮合物、およびプロピレンオキシド/エチレンジア ミン付加物との非イオン系エトキシレート縮合生成物の群から選択することがで きる。非イオン系アルコキシル化アルコール界面活性剤 脂肪族アルコールと1〜25モルのアルキレンオキシド、特にエチレンオキシ ドおよび/またはプロピレンオキシド、の縮合生成物がここで使用するのに好適 である。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖または分岐鎖、第1級または第 2級でよく、一般的に炭素数が6〜22である。炭素数が8〜20であるアルキ ル基を有するアルコールと、アルコール1モルあたり2〜10モルのエチレンオ キシドの縮合生成物が特に好ましい。非イオン系ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤 ここで使用するのに好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、構造式 R2CONR1Zを有する物質であり、式中、R1はH、C1〜C4ヒドロカル ビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、エトキシ、プロポキシ 、またはそれらの混合物、好ましくはC1〜C4アルキル、より好ましくはC1ま たはC2アルキル、最も好ましくはC1アルキル(すなわちメチル)であり、 R2はC5〜C31ヒドロカルビル、好ましくは直鎖C5〜C19アルキルまたはアル ケニル、より好ましくは直鎖C9〜C17アルキルまたはアルケニル、最も好まし くは直鎖C11〜C17アルキルまたはアルケニル、またはそれらの混合物であり、 Zは、少なくとも3個のヒドロキシルが鎖に直接接続したヒドロカルビル直鎖を 有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそれらのアルコキシル化(好まし くはエトキシル化またはプロポキシル化)誘導体である。Zは、好ましくは還元 性アミノ化反応で還元糖から得られ、より好ましくはZはグリシチルである。非イオン系脂肪酸アミド界面活性剤 好適な脂肪酸アミド界面活性剤は、式R6CON(R72を有する界面活性剤 を包含し、式中、R6は炭素数が7〜2L好ましくは9〜17であるアルキル基 であり、各R7は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、お よび−(C24O)xHからなる群から選択され、xは1〜3の範囲内にある。非イオン系アルキル多糖界面活性剤 ここで使用するのに好適なアルキル多糖は、米国特許第4,565,647号 明細書、Llenado、1986年1月21日公布、に記載されており、炭素数が6 〜30である疎水性基、および1.3〜10サッカライド単位を含む多糖、例え ばポリグリコシド、の親水性基を有する。 好ましいアルキルポリグリコシドは、式 R2O(Cn2nO)t(グリコシル)x を有し、式中、R2は、アルキル基の炭素数が10〜18であるアルキル、アル キルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルフェニル、およびそれ らの混合物からなる群から選択され、nは2または3であり、tは0〜10であ り、xは1.3〜8である。グリコシルは好ましくはグルコースに由来する。両性(amphoteric)界面活性剤 洗剤組成物または粒子に所望により使用する両性(amphoteric)界面活性剤は、 アミンオキシド界面活性剤とアルキル両性カルボン酸を包含する。 好適なアミンオキシドは、式R3(OR4x0(R52を有する化合物を包含 し、式中、R3は、炭素数が8〜26であるアルキル、ヒドロキシアルキル、ア シルアミドプロピルおよびアルキルフェニル基、またはそれらの混合物から選択 され、R4は、炭素数が2〜3であるアルキレンまたはヒドロキシアルキレン基 、またはそれらの混合物であり、xは0〜5、好ましくは0〜3であり、各R5 は、1〜3を含むアルキルまたはヒドロキシアルキル基であるか、または1〜3 個のエチレンオキシド基を含むポリエチレンオキシド基である。C10〜C18アル キルジメチルアミンオキシド、およびC10-18アシルアミドアルキルジメチルア ミンオキシドが好ましい。 アルキル両性ジカルボン酸の好例は、Miranol,Inc.,Dayton,NJ.により製造 されているMiranol(商品名)C2M Conc.である。双生イオン系界面活性剤 所望により、双生イオン系界面活性剤を洗剤組成物に配合することができる。 これらの界面活性剤は、第2級および第3級アミンの誘導体、複素環式第2級お よび第3級アミンの誘導体、または第4級アンモニウム、第4級ホスホニウムま たは第3級スルホニウム化合物の誘導体として大まかに説明することができる。 ベタインおよびスルタイン界面活性剤が、ここで使用する双生イオン系界面活性 剤の代表例である。 好適なベタインは、式R(R’)2+2COO-を有する化合物であり、式中 、RはC6〜C18ヒドロカルビル基であり、各R1は、典型的にはC1〜C3 アルキルであり、R2はC1〜C5ヒドロカルビル基である。好ましいベタインは C12-18ジメチル−アンモニオヘキサノエートおよびC10-18アシルアミドプロパ ン(またはエタン)ジメチル(またはジエチル)ベタインである。複合体ベタイ ン界面活性剤もここで使用するのに好適である。水溶性ビルダー化合物 本発明の洗剤組成物は、典型的には組成物に対して1〜80重量%、好ましく は10〜70重量%、最も好ましくは20〜60重量%の量で洗剤組成物中に存 在する水溶性ビルダー化合物を含むことができる。 好適な水溶性ビルダー化合物には、水溶性の単量体状ポリカルボン酸塩、また はそれらの酸形態、単独または共重合体状ポリカルボン酸またはそれらの塩(そ の際、ポリカルボン酸は、2個以下の炭素原子により互いから分離された少なく とも2個のカルボキシル基を含む)、ホウ酸塩、リン酸塩、およびこれらのいず れかの混合物が挙げられる。 カルボン酸塩またはポリカルボン酸塩ビルダーは、単量体状またはオリゴマー 状でよいが、コストおよび性能の理由から単量体状ポリカルボン酸塩が一般的に は好ましい。 1個のカルボキシ基を含む好適なカルボン酸塩には、乳酸、グリコール酸およ びそれらのエーテル誘導体の水溶性塩が挙げられる。2個のカルボキシ基を含む ポリカルボン酸塩には、コハク酸、マロン酸、(エチレンジオキシ)ジ酢酸、マ レイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロン酸およびフマル酸の水溶性塩、 ならびにエーテルカルボン酸塩およびスルフィニルカルボン酸塩が挙げられる。 3個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩には、特に水溶性のクエン酸塩、ア コニット酸塩およびシトラコン酸塩、ならびにコハク酸塩誘導体、例えば英国特 許第1,379,241号明細書に記載されているカルボキシメチルオキシコハ ク酸塩、英国特許第1,389,732号明細書に記載されているラクトキシコ ハク酸塩、およびオランダ国出願第7205873号明細書に記載されているア ミノコハク酸塩、およびオキシポリカルボン酸塩材料、例えば英国特許第1,3 87,447号明細書に記載されている2−オキサ−1,1,3−プロパントリ カルボン酸塩が挙げられる。 4個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩には、英国特許第1,261,8 29号明細書に記載されているオキシジコハク酸塩、1,1,2,2−エタンテ トラカルボン酸塩、1,1,3,3−プロパンテトラカルボン酸塩および1,1 ,2,3−プロパンテトラカルボン酸塩が挙げられる。スルホ置換基を含むポリ カルボン酸塩には、英国特許第1,398,421号明細書および第1,398 ,422号明細書、および米国特許第3,936,448号明細書に記載されて いるスルホコハク酸塩誘導体、および英国特許第1,439,000号明細書に 記載されているスルホン化熱分解クエン酸塩が挙げられる。好ましいポリカルボ ン酸塩は分子1個あたり3個までのカルボキシ基を含むヒドロキシカルボン酸塩 、特にクエン酸塩である。 ホウ酸塩ビルダー、ならびに洗剤の貯蔵または洗浄条件下でホウ酸塩を形成す ることができるホウ酸塩形成材料を含むビルダーがここで有用な水溶性ビルダー である。 水溶性リン酸塩ビルダーの好例は、トリポリリン酸アルカリ金属塩、ナトリウ ム、カリウムおよびアンモニウムのピロリン酸塩、ナトリウムおよびカリウムお よびアンモニウムのピロリン酸塩、ナトリウムおよびカリウムのオルトリン酸塩 、重合度が約6〜21であるポリメタ/リン酸ナトリウム、およびフィチン酸の 塩である。部分的に可溶または不溶なビルダー化合物 本発明の洗剤組成物、および/または粒子は、典型的には組成物に対して1〜 80重量%、好ましくは10〜70重量%、最も好ましくは20〜60重量%の 量で洗剤組成物中に存在する、部分的に可溶または不溶なビルダー化合物を含む ことができる。 粒子中では、部分的に可溶または不溶なビルダー化合物は、好ましくは粒子に 対して5〜85重量%、好ましくは15〜60重量%、最も好ましくは20〜5 0重量%の量で存在する。 水にほとんど不溶なビルダーの例はアルミノケイ酸ナトリウムを包含する。 好適なアルミノケイ酸塩ゼオライトは、単位セル式Naz[(AlO2z(S iO2y].xH2Oを有し、式中、zおよびyは少なくとも6であり、z対y のモル比は1.0〜0.5であり、xは少なくとも5、好ましくは7.5〜27 6、より好ましくは10〜264である。アルミノケイ酸塩材料は水和した形態 にあり、好ましくは結晶性であり、10%〜28%、より好ましくは18%〜2 2%の結合した形態の水を含む。 アルミノケイ酸塩ゼオライトは、天然産の材料でもよいが、合成品が好ましい 。合成結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、ゼオライトA、ゼオライトB 、ゼオライトP、ゼオライトX、ゼオライトHS、およびそれらの混合物として 市販されている。ゼオライトAは式 Na12[(AlO212(SiO212].xH2O を有し、xは20〜30、特に27である。ゼオライトXは式 Na86[(AlO286(SiO2106].276H2Oを有する。 好ましくは、本発明の粒子は結晶性層状ケイ酸塩を含まない。しかし、洗剤組 成物に使用するのに好ましい結晶性層状ケイ酸塩は、下記の一般式を有する。 NaMSix2x+1.yH2O 式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0〜 20の数である。この種の結晶性層状ケイ酸ナトリウムはヨーロッパ特許第EP −A−0164514号明細書に記載されており、それらの製造方法は独国特許 第DE−A−3417649号明細書および第DE−A−3742043号明細 書に記載されている。ここで、上記一般式中のxは2、3または4の値を有し、 好ましくは2である。最も好ましい材料は、Hoechst AGからNaSKS−6とし て市販されているδ−Na2Si25である。過水和物漂白剤 洗剤および/または洗剤粒子の他の好ましい成分は、過水和物漂白剤、例えば 金属過ホウ酸塩、金属過炭酸塩、特にナトリウム塩である。過ホウ酸塩は、一ま たは四水和物でよい。過炭酸ナトリウムは、2Na2CO3.3H22に対応する 式を有し、結晶性固体として市販されている。 ペルオキシモノ過硫酸カリウム、ペルオキシモノ過硫酸ナトリウムは、本発明 の洗剤組成物に所望により使用する、別の無機過水和物塩である。有機過酸漂白系 洗剤粒子および/または組成物の好ましい態様は、有機過酸漂白系である。好 ましい実施態様では、漂白系は過酸化水素供給源および有機過酸漂白剤前駆化合 物を含む。有機過酸は、前駆物質と過酸化水素供給源のその場における反応によ り形成される。過酸化水素の好ましい供給源は無機過水和物漂白剤、例えば特許 権請求する本発明の過ホウ酸塩漂白剤、を包含する。別の好ましい実施態様では 、予め形成した有機過酸を組成物中に直接配合する。過酸化水素供給源および有 機過酸前駆物質の混合物を、予め形成した有機過酸との組合せで含む組成物も考 えられる。過酸漂白剤前駆物質 過酸漂白剤前駆物質は、パーハイドロリシス(perhydrolysis)反応で過酸化水 素と反応し、過酸を形成する化合物である。一般的に、過酸漂白剤前駆物質は下 記の式によって表され、 式中、Lは脱離基であり、Xは、パーハイドロリシスにより形成される過酸の構 造が下記の式で表される様な実質的にすべての官能基である。 過酸漂白剤前駆化合物は、好ましくは洗剤組成物に対して0.5〜20重量% 、より好ましくは1〜15重量%、最も好ましくは1.5〜10重量%の量で配 合する。好適な過酸漂白剤前駆化合物は、一般的に1個以上のN−またはO−ア シル基を含み、これらの前駆物質は、広い範囲の群から選択することができる。 好適な種類には、酸無水物、エステル、イミド、ラクタムおよびイミダゾールお よびオキシムのアシル化誘導体が挙げられる。これらの区分に入る有用な物質の 例は、英国特許第GB−A−1586789号明細書に記載されている。好適な エステルは、英国特許第GB−A−836988号明細書、第GB−A−864 798号明細書、第GB−A−1147871号明細書、第GB−A−2143 231号明細書およびヨーロッパ特許第EP−A−0170386号明細書に記 載されている。脱離基 脱離基(以下、L基と呼ぶ)は、最適な時間枠(例えば洗濯サイクル)の中で 反応が起こる様に十分な反応性を有する必要がある。しかし、Lの反応性が高過 ぎる場合、この活性剤は、漂白組成物に使用するために安定化させるのが困難に なる。 好ましいL基は下記式からなる群から選択され、、およびそれらの混合物からなり、 上記式中、R1は炭素数が1〜4であるアルキル、アリール、またはアルカリー ル基であり、R3は炭素数が1〜8であるアルキル鎖であり、R4はHまたはR3 であり、YはHまたは可溶性を付与する基である。R1、R3およびR4のどれも 、例えばアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、アミン、ニトロシル、 アミドおよびアンモニウムまたはアルキルアンモニウム基を包含する実質的にす べての官能基により置換されていてよい。 好ましい可溶性を付与する基は、−SO3 -+、−CO2 -+、−SO4 -+、 −N+(R34-およびO<--N(R33であり、最も好ましくは −SO3 -+および−CO2 -+であり、R3は炭素数が1〜4であるアルキル鎖 であり、Mは漂白剤活性剤に可溶性を付与する陽イオンであり、Xは漂白剤活性 剤に可溶性を付与する陰イオンである。好ましくはMはアルカリ金属、アンモニ ウムまたは置換アンモニウム陽イオンであり、ナトリウムおよびカリウムが最も 好ましく、Xはハロゲン化物、水酸化物、メチルサルフェートまたはアセテート 陰イオンである。アルキル過カルボン酸漂白剤前駆物質 アルキル過カルボン酸漂白剤前駆物質は、パーハイドロリシスにより過カルボ ン酸を形成する。この種の好ましい前駆物質は、パーハイドロリシスにより過酢 酸を形成する。 イミド型の好ましいアルキル過カルボン酸前駆化合物は、アルキレン基の炭素 数が1〜6であるN−,N,N11テトラアセチル化アルキレンジアミン、特に アルキレン基の炭素数が1、2および6である化合物を包含する。テトラアセチ ルエチレンジアミン(TAED)が特に好ましい。TAEDは、本発明の凝集し た粒子中には存在しないのが好ましいが、その粒子を含んでなる洗剤組成物中に は存在するのが好ましい。 他の好ましいアルキル過カルボン酸前駆物質には、3,5,5−トリ−メチル ヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(iso−NOBS)、ノナ ノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、アセトキシベンゼン スルホン酸ナトリウム(ABS)およびペンタアセチルグルコースが挙げられる 。アミド置換されたアルキル過酸前駆物質 アミド置換されたアルキル過酸前駆化合物がここで好適であり、下記の一般式 を有する物質を包含する。 式中、R1は炭素数が1〜14であるアルキル基であり、R2は炭素数が1〜14 であるアルキレン基であり、R5はHまたは炭素数が1〜10であるアルキル基 であり、Lは実質的にすべての脱離基であってよい。この種のアミド置換された 漂白活性剤化合物はヨーロッパ特許第EP−A−0170386号明細書に記載 されている。過安息香酸前駆物質 過安息香酸前駆化合物はパーハイドロリシスにより過安息香酸を与える。好適 なO−アシル化過安息香酸前駆化合物には、置換された、および置換されていな いオキシベンゼンスルホン酸ベンゾイル、およびソルビトール、グルコース、お よびすべての糖類をベンゾイル化剤でベンゾイル化した生成物、およびN−ベン ゾイルスクシンイミド、テトラベンゾイルエチレンジアミンおよびN−ベンゾイ ル置換尿素を包含するイミド型の過安息香酸前駆化合物が挙げられる。好適なイ ミダゾール型の過安息香酸前駆物質は、N−ベンゾイルイミダゾールとN−ベン ゾイルベンズイミダゾールを包含する。他の有用なN−アシル基含有過安息香酸 前駆物質にはN−ベンゾイルピロリドン、ジベンゾイルタウリンおよびベンゾイ ルピログルタミン酸が挙げられる。陽イオン系過酸前駆物質 陽イオン系過酸前駆化合物は、パーハイドロリシスにより陽イオン系過酸を形 成する。 典型的には、陽イオン系過酸前駆物質は、好適な過酸前駆化合物の過酸部分を 、正に帯電した官能基、例えばアンモニウムまたはアルキルアンモニウム基、好 ましくはエチルまたはメチルアンモニウム基、で置換することにより形成される 。陽イオン系過酸前駆物質は典型的には固体洗剤組成物中に、好適な陰イオン、 例えばハロゲン化物イオン、との塩として存在する。 その様に陽イオン的に置換する過酸前駆化合物は、過安息香酸またはその置換 された誘導体、上記の前駆化合物でよい。あるいは、過酸前駆化合物は、アルキ ル過カルボン酸前駆化合物または下記のアミド置換されたアルキル過酸前駆物質 でよい。 陽イオン系過酸前駆物質は、米国特許第4,904,406号明細書、第4, 751,015号明細書、第4,988,451号明細書、第4,397,75 7号明細書、第5,269,962号明細書、第5,127,852号明細書、 第5,093,022号明細書、第5,106,528号明細書、英国特許第1 ,382,594号明細書、ヨーロッパ特許第475,512号明細書、第45 8,396号明細書および第284,292号明細書、および日本国特許第87 −318,332号明細書に記載されている。 好ましい陽イオン系過酸前駆物質の例は、英国特許出願第9407944.9 号明細書および米国特許出願第08/298903号明細書、第08/2986 50号明細書、第08/298904号明細書および第08/298906号明 細書に記載されている。 好適な陽イオン系過酸前駆物質には、すべてのアンモニウムまたはアルキルア ンモニウム置換されたアルキルまたはベンゾイルオキシベンゼンスルホネート、 N−アシル化カプロラクタム、およびモノベンゾイルテトラアセチルグルコース ベンゾイル過酸化物が挙げられる。N−アシル化カプロラクタム群の好ましい陽 イオン系過酸前駆物質は、トリアルキルアンモニウムメチレンベンゾイルカプロ ラクタムとトリアルキルアンモニウムメチレンアルキルカプロラクタムを包含す る。ベンゾオキサジン有機過酸前駆物質 例えばヨーロッパ特許第EP−A−332,294号明細書および第EP−A −482,807号明細書に記載されている様なベンゾオキサジン型の前駆化合 物、特に下記の式を有する化合物も好適である。 式中、R1はH、アルキル、アルカリール、アリール、またはアリールアルキル である。予め形成された有機過酸 有機過酸漂白系は、有機過酸漂白剤前駆化合物に加えて、またはその代わりに 、予め形成された有機過酸を、典型的には組成物に対して1〜15重量%、より 好ましくは1〜10重量%の量で含むことができる。 好ましい種類の有機過酸化合物は、下記の一般式を有するアミド置換化合物で ある。 式中、R1は炭素数が1〜14であるアルキル、アリールまたはアルカリール基 であり、R2は炭素数が1〜14であるアルキレン、アリーレン、およびアルカ リーレン基であり、R5はHまたは炭素数が1〜10であるアルキル、アリール またはアルカリール基である。この種のアミド置換された有機過酸化合物はヨー ロッパ特許第EP−A−0170386号明細書に記載されている。 他の有機過酸には、過酸化ジアシルおよびテトラアシル、特にジペルオキシド デカンジオン酸、ジペルオキシテトラデカンジオン酸およびジペルオキシヘキサ デカンジオン酸が挙げられる。モノ−およびジペルアゼライン酸、モノ−および ジペルブラシル酸およびN−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸も本発明に 好適である。酸供給源 洗剤組成物または粒子中には、酸供給源または酸性度供給源が存在できる。洗 剤組成物または粒子中に含まれる場台、酸供給源と反応してガスを発生できるア ルカリ供給源が存在するのが好ましい。 洗剤組成物中の酸供給源の量は、好ましくは0.5〜10重量%、より好まし くは1〜7重量%、最も好ましくは2〜5重量%である。 酸性度の供給源は、貯蔵安定性を改良できる様に、非吸湿性であるのが好まし い。しかし、一水和物酸もここでは有用である。有機酸およびそれらの誘導体が 好ましい。酸は好ましくは水溶性である。好適な酸には、クエン酸、グルタル酸 、コハク酸またはアジピン酸、リン酸一ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、ホウ 酸、またはそれらの塩またはエステルが挙げられる。クエン酸が特に好ましい。漂白剤触媒 組成物は所望により遷移金属含有漂白触媒を含む。好適な種類の漂白剤触媒は 、明確な漂白剤触媒活性を有する重金属陽イオン、例えば銅、鉄またはマンガン 陽イオン、漂白剤触媒活性がほとんど、またはまったく無い補助金属陽イオン、 例 えば亜鉛またはアルミニウム陽イオン、および触媒および補助金属陽イオンに対 して明確な安定度定数を有する金属イオン封鎖剤、特にエチレンジアミンテトラ 酢酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)およびそれらの水溶性塩 、を含んでなる触媒系である。その様な触媒は米国特許第4,430,243号 明細書に記載されている。 他の種類の漂白剤触媒は、米国特許第5,246,621号明細書および米国 特許第5,244,594号明細書に記載されているマンガン系錯体を包含する 。これらの触媒の好ましい例には、MnIV 2(u−O)3(1,4,7−トリメチル −1,4,7−トリアザシクロノナン)2-(PF6)2、MnIII 2(u−O)1(u−O Ac)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2−(Cl O4)2、MnIV 4(u−O)6(1,4,7−トリアザシクロノナン)4−(ClO4)2、 MnIIIMnIV 4(u−O)1(u−OAc)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7 −トリアザシクロノナン)2-(ClO4)3、およびそれらの混合物が挙げられる。 他の触媒は公開ヨーロッパ特許出願第549,272号明細書に記載されている 。ここで好適な他の配位子には、1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリア ザシクロドデカン、2−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、2−メチ ル−1,4,7−トリアザシクロノナン、1,2,4,7−テトラメチル−1, 4,7−トリアザシクロノナン、およびそれらの混合物が挙げられる。 好適な漂白触媒の例に関しては、米国特許第4,246,612号明細書およ び米国特許第5,227,084号明細書参照。単核マンガン(IV)錯体、例えば Mn(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)−(OC H33-(PF6)、を開示している米国特許第5,194,416号明細書も参 照。米国特許第5,114,606号明細書に記載されているさらに別の種類の 漂白触媒は、少なくとも3個の連続したC−OH基を有する非カルボキシレ ートポリヒドロキシ化合物である配位子を含むマンガン(III)、および/または( IV)の水溶性錯体である。他の例は、N4MnIII(u−O)2MnIV4+と[Bipy2 MnIII(u−O)2MnIVbipy2]-(ClO4)3を包む、四−N−座および二−N− 座配位子との二核Mn錯体を包含する。 他の好適な漂白触媒は、例えばヨーロッパ特許出願第408,131号明細書 (コバルト錯体触媒)、公開ヨーロッパ特許出願第384,503号明細書およ び第306,089号明細書(メタロ−ポルフィリン触媒)、米国特許第4,7 28,455号明細書(マンガン/多座配位子触媒)、米国特許第4,711, 748号明細書、および公開ヨーロッパ特許出願第224,952号明細書(ア ルミノケイ酸塩触媒上に吸収されたマンガン)、米国特許第4,601,845 号明細書(アルミノケイ酸塩担体とマンガンおよび亜鉛またはマグネシウム塩) 、米国特許第4,626,373号明細書(マンガン/配位子触媒)、米国特許 第4,119,557号明細書(第二鉄錯体触媒)、独国特許第2,054,0 19号明細書(コバルトキレート物質触媒)、カナダ特許第866,191号明 細書(遷移金属含有塩)、米国特許第4,430,243号明細書(マンガン陽 イオンおよび非触媒作用金属陽イオンとのキレート物質)、および米国特許第4 ,728,455号明細書(グルコン酸マンガン触媒)に記載されている。重金属イオン封鎖剤 本発明の洗剤組成物および/または粒子は、所望により使用する成分として、 好ましくは重金属イオン封鎖剤を含む。重金属イオン封鎖剤とは、重金属イオン を隔離(キレート化)する成分を意味する。これらの成分はカルシウムおよびマ グネシウムをキレート化する能力を有していてもよいが、重金属イオン、例えば 鉄、マンガンおよび銅、を優先的に結合する選択性を有する。 重金属イオン封鎖剤は一般的に組成物に対して0.005〜20重量%、好ま しくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.25〜7.5重量%、最も好ま しくは0.5〜5重量%の量で存在する。 ここで使用するのに好適な重金属イオン封鎖剤には、有機ホスホネート、例え ばアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホネート)、アルカリ金属エタン1− ヒドロキシジホスホネート、およびニトリロトリメチレンホスホネートが挙げら れる。 上記の物質の中で好ましいのは、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホス ホネート)、エチレンジアミントリ(メチレンホスホネート)、ヘキサメチレン ジアミンテトラ(メチレンホスホネート)およびヒドロキシ−エチレン1,1ジ ホスホネートである。 ここで使用するのに好適な他の重金属イオン封鎖剤には、ニトリロトリ酢酸お よびポリアミノカルボン酸、例えばエチレンジアミノテトラ酢酸、エチレントリ アミンペンタ酢酸、エチレンジアミンジコハク酸、エチレンジアミンジグルタル 酸、2−ヒドロキシプロピレンジアミンジコハク酸またはそれらのいずれかの塩 が挙げられる。エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸(EDDS)またはそ れらのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、または置換アンモニウ ムの塩、またはそれらの混合物が特に好ましい。 ここで使用する他の好適な重金属イオン封鎖剤は、イミノジ酢酸誘導体、例え ばヨーロッパ特許第EP−A−317,542号明細書および第EP−A−39 9,133号明細書に記載されている様な2−ヒドロキシエチルジ酢酸またはグ リセリルイミノジ酢酸である。ヨーロッパ特許第EP−A−516,102号明 細書に記載されているイミノジ酢酸−N−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸お よびアスパラギン酸N−カルボキシメチルN−2−ヒドロキシプロピル−3−ス ルホン酸金属イオン封鎖剤もここで好適である。ヨーロッパ特許第EP−A−5 09,382号明細書に記載されているβ−アラニン−N,N’−ジ酢酸、アス パラギン酸−N,N’−ジ酢酸、アスパラギン酸−N−モノ酢酸およびイミノジ コハク酸金属イオン封鎖剤も好適である。 ヨーロッパ特許第EP−A−476,257号明細書は好適なアミノ系金属イ オン封鎖剤を記載している。ヨーロッパ特許第EP−A−510,331号明細 書は、コラーゲン、ケラチンまたはカゼインに由来する好適な金属イオン封鎖剤 を記載している。ヨーロッパ特許第EP−A−528,859号明細書は好適な アルキルイミノジ酢酸金属イオン封鎖剤を記載している。ジピコリン酸および2 −ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸も好適である。グリシンアミド −N,N’−ジコハク酸(GADS)、エチレンジアミン−N−N’−ジグルタ ル酸(EDDG)および2−ヒドロキシプロピレンジアミン−N−N’−ジコハ ク酸(HPDDS)も好適である。酵素 洗剤組成物または所望により粒子に有用な他の好ましい成分は、1種以上の追 加酵素である。所望により、酵素またはその一部は、本発明の凝集させた、また は押し出した粒子の中に存在することができる。 好ましい追加酵素材料には、洗剤組成物中に従来から配合されている市販のリ パーゼ、クチナーゼ、アミラーゼ、中性またはアルカリ性プロテアーゼ、エステ ラーゼ、セルラーゼ、ペクチナーゼ、ラクターゼ、およびペルオキシダーゼが挙 げられる。好適な酵素は米国特許第3,519,570号明細書および第3,5 33,139号明細書に記載されている。 好ましい市販のプロテアーゼ酵素には、Novo Industries A/S(デンマーク) からAlcalase、Savinase、Primase、Durazym、およびEsperaseの商品名で販売さ れている酵素、Gist-BrocadesからMaxatase、MaxacalおよびMaxapemの商品名で 販売されている酵素、Genencor Internationalから市販されている酵素、および Solvey EnzymesからOpticleanおよびOptimaseの商品名で市販されている酵素が 挙げられる。プロテアーゼ酵素は、本発明の洗剤組成物に、組成物に対して 0.0001〜4重量%活性酵素の量で配合することができる。 好ましいアミラーゼは、例えばB.licheniformisの特殊系統から得られるα− アミラーゼを包含するが、これは英国特許第1,269,839号明細書(Novo) に、より詳細に記載されている。好ましい市販のアミラーゼには、例えばGist-B rocadesからRapidaseの商品名で販売されている酵素、およびNovo Industries A /SからTermamylおよびBANの商品名で販売されている酵素がある。アミラーゼ酵 素は、本発明の洗剤組成物に、組成物に対して0.0001〜2重量%活性酵素 の量で配合することができる。 脂肪分解酵素は、組成物に対して0.0001〜2重量%、好ましくは0.0 01〜1重量%、最も好ましくは0.001〜0.5重量%活性脂肪分解酵素の 量で存在することができる。 リパーゼは、菌類または細菌に由来するものでよく、例えばHumicola sp.、Th ermomyces sp.またはPseudomonas pseudoalcaligenesまたはPseudomas fluores cence を含むPseudomonas sp.のリパーゼ生産系統から得られる。これらの系統 の化学的または遺伝子的に操作した突然変異体から得られるリパーゼもここで有 用である。好ましいリパーゼは、Pseudomonas pseudoalcaligenesから得られ、 ヨーロッパ特許第EP−B−0218272号明細書に開示されている。 別の好ましいリパーゼは、ヨーロッパ特許出願第EP−A−0258068号 明細書に開示されている様に、Humicola lanuginosaから得た遺伝子をクローニ ングし、その遺伝子をAspergillus oryzaを宿主として発現させることにより得 られ、Novo Industries A/S,Bagsvaerd、デンマーク、からLipolaseの商品名で 市販されている。このリパーゼは、米国特許第4,810,414号明細書、Hu ge-Jensen et al.、1989年3月7日公布、にも開示されている。有機重合体状化合物 有機重合体状化合物は、本発明の洗剤組成物および/または粒子洗剤組成物の 好ましい追加であり、好ましくはすべての粒子状成分の構成成分として存在し、 その際、粒子状成分を一つに結合する様に作用することができる。有機重合体状 化合物とは、洗剤組成物における分散剤、再付着防止または汚れ分散剤として一 般的に使用されるすべての重合体状有機化合物を意味し、ここでクレー凝集剤と して説明する高分子量の有機重合体状化合物のすべてを包含する。 有機重合体状化合物は本発明の洗剤組成物中に、典型的には組成物に対して0 .1〜30重量%、好ましくは0.5〜15重量%、最も好ましくは1〜10重 量%の量で配合する。 有機重合体状化合物の例は、ポリカルボン酸が、2個以下の炭素原子により互 いに分離された少なくとも2個のカルボキシル基を含んでなる、水溶性有機単独 重合体または共重合体状ポリカルボン酸またはそれらの塩を包含する。後者の種 類の重合体は、英国特許第GB−A−1,596,756号明細書に記載されて いる。その様な塩の例は、分子量2000〜5000のポリアクリレートおよび それらの無水マレイン酸との共重合体であり、その様な共重合体は分子量が20 00〜100,000、特に40,000〜80,000である。 ここで有用なポリアミノ化合物には、アスパラギン酸に由来する化合物、例え ばヨーロッパ特許第EP−A−305282号明細書、第EP−A−30528 3号明細書および第EP−A−351629号明細書に記載されている様な化合 物がある。 マレイン酸、アクリル酸、アスパラギン酸およびビニルアルコールから選択さ れたモノマー単位を含むターポリマー、特に平均分子量が5,000〜10,0 00のターポリマーも、ここで好適である。 本発明の洗剤組成物に配合するのに好適な他の有機重合体状化合物には、セル ロース誘導体、例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ キシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、が挙げられ る。 他の有用な有機重合体状化合物は、ポリエチレングリコール、特に分子量が1 000〜10000、特に2000〜8000、最も好ましくは約4000のポ リエチレングリコールである。 ここで使用するのに好ましいクレー分散剤/再付着防止剤である別の有機化合 物は、下記の式を有するエトキシル化陽イオン系モノアミンおよびジアミンであ る。 上記式中、Xは、H、C1〜C4アルキルまたはヒドロキシアルキルエステルま たはエーテル基、およびそれらの混合物からなる群から選択された非イオン系基 であり、aは0〜20、好ましくは0〜4であり(例えばエチレン、プロピレン 、ヘキサメチレン)、bは1または0であり、陽イオン系モノアミン(b=0) に関しては、nは少なくとも16であり、典型的には20〜35であり、陽イオ ン系ジアミン(b=1)に関しては、nは少なくとも12であり、典型的には約 12〜約42である。 ここで使用する他の分散剤/再付着防止剤は、ヨーロッパ特許第EP−B−0 11965号明細書および米国特許第4,659,802号明細書および米国特 許第4,664,848号明細書に記載されている。発泡抑制系 洗剤組成物は、機械洗浄組成物用に処方する場合、好ましくは組成物に対して 0.01〜15重量%、好ましくは0.05〜10重量%、最も好ましくは0. 1〜5重量%の量で存在する発泡抑制系を含んでなる。 ここで使用するのに好適な発泡抑制系は、例えばシリコーン消泡化合物および 2−アルキルアルカノール消泡化合物を包含する、実質的にすべての公知の消泡 化合物を含んでなることができる。 消泡化合物とは、ここでは洗剤組成物の溶液により、特にその溶液を攪拌した 時に生じる発泡または泡立ちを抑制する様に作用するすべての化合物または化合 物の混合物を意味する。 ここで使用するのに特に好ましい消泡化合物は、ここでシリコーン成分を含む すべての消泡化台物として定義されるシリコーン消泡化合物である。その様なシ リコーン消泡化合物は、典型的にはシリカ成分も含む。本発明で、およびこの業 界全体で一般的に使用する用語「シリコーン」は、様々な種類のシロキサン単位 およびヒドロカルビル基を含む、分子量が比較的高い様々な重合体を包含してい る。好ましいシリコーン消泡化合物はシロキサン、特にトリメチルシリル末端ブ ロック単位を有するポリジメチルシロキサンである。 他の好適な消泡化合物は、モノカルボキシル脂肪酸とそれらの溶解性塩を包含 する。これらの材料は米国特許第2,954,347号明細書、1960年9月 27日にWayne St.Johnに公布、に記載されている。発泡抑制剤として使用され るモノカルボキシル脂肪酸およびそれらの塩は、典型的には炭素数が10〜24 、好ましくは12〜18であるヒドロカルビル鎖を有する。好適な塩にはアルカ リ金属塩、例えばナトリウム、カリウム、およびリチウム塩、およびアンモニウ ムおよびアルカノールアンモニウム塩が挙げられる。 他の好適な消泡化合物には、例えば高分子量脂肪エステル(例えば脂肪酸トリ グリセリド)、1価アルコールの脂肪酸エステル、脂肪族C18〜C40ケトン(例 えばステアロン)、N−アルキル化アミノトリアジン、例えば塩化シアヌルと2 または3モルの、炭素数が1〜24である第1級または第2級アミンの反応生成 物として形成されるトリ−〜ヘキサ−アルキルメラミンまたはジ−〜テトラ−ア ルキルジアミンクロロトリアジン、プロピレンオキシド、ビスステアリン酸アミ ドおよびモノステアリル二アルカリ金属(例えばナトリウム、カリウム、リチウ ム)リン酸塩およびリン酸エステルが挙げられる。 好ましい発泡抑制系は、 (a)消泡化合物、好ましくはシリコーン消泡化合物、最も好ましくは (i) シリコーン消泡化合物の50〜99重量%、好ましくは75〜95 重量%の量のポリジメチルシロキサン、および (ii)シリコーン/シリカ消泡化合物の1〜50重量%、好ましくは5〜 25重量%の量のシリカ の組合せを含んでなり、該シリカ/シリコーン消泡化合物は5〜50重量%、好 ましくは10〜40重量%の量で配合されるシリコーン消泡化合物、 (b)0.5〜10重量%、好ましくは1〜10重量%の量の分散剤化合物、最 も好ましくはポリオキシアルキレン含有量が72〜78%であり、エチレンオキ シド対プロピレンオキシドの比が1:0.9〜1:1.1であるシリコーングリ コールrake共重合体(この種の特に好ましいシリコーングリコールrake共重合体 はDOW CorningからDCO544の商品名で市販されている)、 (c)5〜80重量%、好ましくは10〜70重量%の量の不活性キャリヤー流 体化合物(最も好ましくはエトキシル化度が5〜50、好ましくは8〜15であ るC16〜C18エトキシル化アルコールを含んでなる) を含んでなる。 非常に好ましい粒子状発泡抑制系は、ヨーロッパ特許第EP−A−02107 31号明細書に記載されており、シリコーン消泡化合物および50℃〜85℃の 融点を有する有機キャリヤー材料を含んでなり、有機キャリヤー材料がグリセロ ールおよび炭素数が12〜20である炭素鎖を有する脂肪酸のモノエステルを含 んでなる。ヨーロッパ特許第EP−A−0210721号明細書は別の好ましい 粒子状発泡抑制系を開示しているが、そこでは有機キャリヤー材料が、炭素数が 12〜20である炭素鎖を有する脂肪酸またはアルコール、またはそれらの混合 物であり、融点が45℃〜80℃である。クレー軟化系 洗剤組成物は、クレー鉱物性化合物および所望によりクレー凝集剤を含んでな るクレー軟化系を含むことができる。 クレー鉱物性化合物は、好ましくはスメクタイトクレー化合物である。スメク タイトクレーは、米国特許第3,862,058号明細書、第3,948,79 0号明細書、第3,954,632号明細書および第4,062,647号明細 書に記載されている。The Procter & Gamble Companyの名前によるヨーロッパ特 許第EP−A−299,575号明細書およびEP−A−313,146号明細 書は、好適な有機重合体状クレー凝集剤を記載している。重合体状染料移動防止剤 洗剤組成物は、0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%の 重合体状染料移動防止剤も含むことができる。 重合体状染料移動防止剤は、好ましくはポリアミンN−オキシド重合体、N− ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールの共重合体、ポリビニルピロリドン 重合体またはそれらの組合せから選択する。a)ポリアミンN−オキシド重合体 ここで使用するのに好適なポリアミンN−オキシド重合体は、下記の構造式を 有する単位を含む。 上記式中、Pは重合可能な単位であり、 Rは、脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそ れらの組合せであり、そこにN−O基の窒素が付加し得るか、またはN−O基の 窒素がこれらの基の一部である。 N−O基は下記の一般構造で表される。 式中、R1,R2、およびR3は脂肪族基、芳香族、複素環式または脂環式基また はそれらの組合せであり、xおよび/またはyおよび/またはzは0または1で あり、N−O基の窒素が付加し得るか、またはN−O基の窒素がこれらの基の一 部を形成する。N−O基は重合可能な単位(P)の一部であるか、または重合体 骨格に付加し得るか、または両方の組合せである。 N−O基が重合可能な単位の一部を形成する好適なポリアミンN−オキシドは 、Rが脂肪族、芳香族、脂環式または複素環式基から選択されるポリアミンN− オ キシドを含んでなる。該ポリアミンN−オキシドの一群は、N−O基の窒素がR 基の一部を形成するポリアミンN−オキシド群を含んでなる。好ましいポリアミ ンN−オキシドは、Rが複素環式基、例えばピリジン、ピロール、イミダゾール 、ピロリジン、ピペリジン、キノリン、アクリジンおよびそれらの誘導体である 物質である。 他の好適なポリアミンN−オキシドは、N−O基が重合可能な単位に付加して いるポリアミンオキシドである。これらのポリアミンN−オキシドの好ましい群 は、一般式(I)を有し、Rが芳香族、複素環式または脂環式基であり、N−O官 能基の窒素が該R基の一部であるポリアミンN−オキシドを含んでなる。これら の群の例は、Rが複素環式化合物、例えばピリジン、ピロール、イミダゾールお よびそれらの誘導体であるポリアミンオキシドである。 ポリアミンN−オキシドは、ほとんどすべての重合度で得ることができる。そ の材料が所望の水溶性および染料分散力を有していれば、重合度は重要ではない 。典型的には、平均分子量は500〜1000,000である。b)N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールの共重合体 ここで好適なのは、好ましい平均分子量が5,000〜50,000である、 N−ビニルイミダゾールとN−ビニルピロリドンの共重合体である。好ましい共 重合体は、N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1〜0. 2である。c)ポリビニルピロリドン 本発明の洗剤組成物は、平均分子量が2,500〜400,000であるポリ ビニルピロリドン(“PVP”)を使用することもできる。好適なポリビニルピ ロリドンはISP Corporation,New York,NYおよびMontreal,Canadaから製品名P VP K-15(粘度分子量10,000)、PVP K-30(平均分子量40,000)、P VP K-60(平均分子量160,000)、およびPVP K-90(平均分子量360, 000)で市販されている。PVP K-15はISP Corporationからも入手できる。BAS F Corporationから市販の他の好適なポリビニルピロリドンはSokalan HP 165お よびSokalan HP 12を包含する。d)ポリビニルオキサゾリドン 本発明の洗剤組成物は、重合体染料移動防止剤としてポリビニルオキサゾリド ンを使用することもできる。該ポリビニルオキサゾリドンは平均分子量が2,5 00〜400,000である。e)ポリビニルイミダゾール 本発明の洗剤組成物は、重合体染料移動防止剤としてポリビニルイミダゾール を使用することもできる。該ポリビニルイミダゾールは好ましくは平均分子量が 2,500〜400,000である。光学ブライトナー 本発明の洗剤組成物は、所望により約0.005〜5重量%の、ある種の親水 性光学ブライトナーも含むこともできる。 本発明で有用な親水性光学ブライトナーは、下記の構造式を有するブライトナ ーを包含する。 上記式中、R1はアニリノ、N−2−ビスーヒドロキシエチルおよびNH−2 −ヒドロキシエチルから選択され、R2はN−2−ビスーヒドロキシエチル、N −2−ヒドロキシエチル−N−メチルアミノ、モルフィリノ、クロロおよびアミ ノから選択され、Mは塩形成陽イオン、例えばナトリウムまたはカリウム、であ る。 上記の式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ビスーヒドロキシエチル であり、Mが陽イオン、例えばナトリウム、である場合、そのブライトナーは、 4,4’−ビス[(4−アニリノ−6−(N−2−ビス−ヒドロキシエチル)− s−トリアジン−2−イル)アミノ]−2,2’−スチルベンジスルホン酸およ び二ナトリウム塩である。この特別なブライトナー物質は、Ciba-Geigy Corpora tionからTinopal-UNPA-GXの商品名で市販されている。Tinopal-UNPA-GXは、本発 明の洗剤組成物に有用な、好ましい親水性光学ブライトナーである。 上記の式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ヒドロキシエチル−N−2 −メチルアミノであり、Mが陽イオン、例えばナトリウム、である場合、そのブ ライトナーは、4,4’−ビス[(4−アニリノ−6−(N−2−ヒドロキシエ チル−N−メチルアミノ)−s−トリアジン−2−イル)アミノ]−2,2’− スチルベンジスルホン酸の二ナトリウム塩である。この特別なブライトナーは、 Ciba-Geigy CorporationからTinopal 5BM-GXの商品名で市販されている。 上記の式中、R1がアニリノであり、R2がモルフィリノであり、Mが陽イオン 、例えばナトリウム、である場合、そのブライトナーは、4,4’−ビス[(4 −アニリノ−6−モルフィリノ−s−トリアジン−2−イル)アミノ]−2,2 ’−スチルベンジスルホン酸、ナトリウム塩である。この特別なブライトナーは 、Ciba-Geigy CorporationからTinopal AMS-GXの商品名で市販されている。他の所望により使用する成分 粒子および/または洗剤組成物に配合する好適な、他の所望により使用する成 分には、香料、着色剤および充填材塩が挙げられ、硫酸ナトリウムが好ましい充 填材塩である。組成物のpH 洗剤組成物は、蒸留水中1%溶液として測定したpHが好ましくは少なくとも 10.0、好ましくは10.0〜12.5、最も好ましくは10.5〜12.0 である。組成物の形態 組成物は、様々な物理的形態、好ましくは顆粒形態、を取ることができる。組 成物は、低密度顆粒状洗剤組成物または汚れた布地を装填した洗濯機のドラム中 に、洗剤投入装置を使用して加えるか、または洗剤投入トレーを使用して洗濯液 の中に加えるか、または機械の中にそのまま、好ましくは機械の底の上に加える ことができる様に設計された、いわゆる濃縮顆粒状洗剤組成物の形態でよい。 本発明の顆粒状組成物の基本組成物の平均粒子径は、0.1mm〜5.0mmでよ いが、好ましくは直径1.7mmを超える粒子が5%以下であり、直径0.15mm 未満の粒子が5%以下になる様にすべきである。 ここで規定する平均粒子径の用語は、組成物の試料を一連のTyler篩にかけて 複数の画分(典型的には5つの画分)に分けることにより計算する。得られた重 量画分を篩の目のサイズに対してプロットする。平均粒子径は、試料の50重量 %が通過する目のサイズとする。 顆粒状洗剤組成物のかさ密度は、典型的には少なくとも500g/リットル、よ り好ましくは少なくとも650g/リットル〜1200g/リットルである。かさ密 度は、基礎上に堅く取り付けた円錐形の漏斗からなる簡単な漏斗およびカップ装 置を使用して測定する。漏斗の下端はフラップバルブを備え、漏斗の下に配置し た、軸方向で整列した円筒形のカップの中に漏斗の中身を空けることができる。 漏斗の高さは130mmであり、上端および下端における内径がそれぞれ130mm および40mmである。漏斗は、その下端が基礎の上表面から140mm上に来る様 に取り付ける。カップの全高は90mmであり、内側の高さが87mmであり、内径 が84mmである。カップの公称容積は500mlである。 測定の際、漏斗に粉末を手で注いで満たし、フラップバルブを開き、カップを 粉末で過剰に満たす。満たしたカップをフレームから外し、真っ直ぐな刃を有す る器具、例えばナイフ、をカップの上縁部を横切る様に通過させて過剰の粉末を 除去する。次いで満たしたカップを計量し、粉末の重量に関して得た値を2倍に してかさ密度をg/リットルで表示する。必要に応じて測定を繰り返す。洗濯方法 機械による洗濯方法は、典型的には、洗濯機中で、有効量の本発明の機械洗濯 洗剤組成物を溶解させた、または配量した洗浄水溶液で、汚れた洗濯物を処理す ることを含んでなる。有効量の洗剤組成物とは、通常の機械洗濯方法で一般的に 使用する代表的な製品使用量および洗濯溶液体積である、体積5〜65リットル の洗浄溶液に溶解または分散させた40g〜300gの製品を意味する。組成物用の包装 市販する漂白組成物は、紙、厚紙、プラスチック材料および好適なラミネート から構築された容器を含むいずれかの好適な容器の中に包装することができる。 好ましい包装物の実施態様は、ヨーロッパ特許出願第94921505.7号明 細書に記載されている。下記の例で使用する略号 洗剤組成物中で、略記された成分は、下記の意味を有する。 LAS:直鎖C12アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム TAS:タロウアルキル硫酸ナトリウム C45AS:C14〜C15直鎖アルキル硫酸ナトリウム CxyEzS:エチレンオキシドzモルと縮合したC1x−C1y分岐鎖アルキル硫 酸ナトリウム C45E7:平均7モルのエチレンオキシドと縮合したC14-15の主として直鎖 の第1級アルコール C25E3:平均3モルのエチレンオキシドと縮合したC12-15の分岐鎖第1級 アルコール C25E5:平均5モルのエチレンオキシドと縮合したC12-15の分岐鎖第1級 アルコール CEQ:R1COOCH2CH2+(CH33、ここでR1=C11〜C13 QAS:R2+(CH32(C24OH)、ここでR2=C6〜C14 セッケン:タロウおよびココナッツ油の80/20混合物に由来する直鎖アルキ ルカルボン酸ナトリウム STS:トルエンスルホン酸ナトリウム SXS:キシレンスルホン酸ナトリウム SBS:ベンゼンスルホン酸ナトリウム TFAA:C15〜C18アルキルN−メチルグルカミド TPKFA:C12〜C14topped whole cut脂肪酸 STPP:無水トリポリリン酸ナトリウム ゼオライトA:式Na12(AlO2SiO212.27H2Oの水和アルミノケイ酸 ナトリウム、一次粒子径0.1〜10マイクロメートル NaSKS−6:式δ−Na2Si25の結晶性層状ケイ酸塩 クエン酸:無水クエン酸 炭酸塩:無水炭酸ナトリウム、粒子径200μm〜900μm 重炭酸塩:無水重炭酸ナトリウム、粒子径分布400μm〜1200μm ケイ酸塩:無定形ケイ酸ナトリウム(SiO2:Na2O、2.0比) 硫酸ナトリウム:無水硫酸ナトリウム クエン酸塩:クエン酸三ナトリウム二水和物、活性86.4%、 粒子径分布425μm〜850μm MA/AA:マレイン酸/アクリル酸1:4の共重合体、 平均分子量約70,000 CMC:ナトリウムカルボキシメチルセルロース QEA1:ビス((C25O)(C24O)n)(CH3)-N+-C612-N+- (CH3)ビス((C25O)(C24O)n)、ここでn=20〜30 プロテアーゼ:タンパク質分解酵素、活性4KNPU/g、 Savinaseの商品名でNOVO Industries A/Sから販売 Alcalase:タンパク分解酵素、活性3AU/g、NOVO Industries A/Sから販売 セルラーゼ:セルロース分解酵素、活性1000CEVU/g、NOVO Industries A/S からCarezymeの商品名で販売 アミラーゼ:デンプン分解酵素、活性60KNU/g、NOVO Industries A/SからTerm amyl 60Tの商品名で販売 リパーゼ:脂肪分解酵素、活性100KLU/g、NOVO Industries A/SからLipolase の商品名で販売 Endolase:エンドグルカナーゼ酵素、活性3000CEVU/g、NOVO Industries A/ Sから販売 PB4:公称式NaBO2.3H2O.H22の過ホウ酸ナトリウム四水和物 PBI:公称式NaBO2.H22の無水過ホウ酸ナトリウム一水和物漂白剤 過炭酸塩:公称式2Na2CO3.3H22の過炭酸ナトリウム NOBS:ナトリウム塩の形態のノナノイルオキシベンゼンスルホネート NAC−OBS:ナトリウム塩の形態の(ノナンアミドカプロイル)オキシベン ゼンスルホネート TAED:テトラアセチルエチレンジアミン DTPMP:ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸塩)、Monsanto からDequest 2060の商品名で販売 EDDS:ジコハク酸エチレンジアミンのナトリウム塩 光活性化剤:デキストリン可溶重合体中にカプセル収容したスルホン化亜鉛フタ ロシアニン ブライトナー1:二ナトリウム4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニ ル ブライトナー2:二ナトリウム4,4’−ビス(4−アニリノ−6−モルホリノ フタ−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)スチルベ ン−2:2’−ジスルホネート HEDP:1,1−ヒドロキシエタンジホスホン酸 PVNO:ポリビニルピリジンN−オキシド PVPVI:ポリビニルピロリドンとビニルイミダゾールの共重合体 SRPI:オキシエチレンオキシおよびテレフタロイル骨格を有するスルホベン ゾイル末端キャップしたエステル SRP2:ジエトキシル化ポリ(1,2プロピレンテレフタレート)短ブロック 重合体 シリコーン消泡剤:分散剤としてシロキサン−オキシアルキレン共重合体を含む ポリジメチルシロキサン気泡調整剤、該気泡調整剤の該分散 剤に対する比率10:1〜100:1 アルカリ度:ここに記載するアルカリ度放出試験方法を使用して得られる、 NaOHの重量% 下記の例では、量はすべて組成物に対して重量%として表示する。例1 本発明により、下記の高密度顆粒状洗濯洗剤組成物A〜Fを製造した。 例2 本発明により、下記の顆粒状洗剤組成物G〜Iを製造した。 例3 本発明により、下記の顆粒状洗剤組成物を製造した。 例4 本発明により、下記の顆粒状洗剤組成物を製造した。 例5 本発明により、特に着色衣類を洗濯するための下記の、漂白剤を含まない洗剤 組成物を製造した。 例6 本発明により、下記の顆粒状洗剤組成物を製造した。 例7 本発明により、下記の顆粒状洗剤組成物を製造した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コリン、スティーブンソン イギリス国ニューキャッスル、アポンタイ ン、ヒートン、ビドルストーン、ロード、 22 (72)発明者 リチャード、ティモシー、ハートショーン イギリス国ノーサンバーランド、ワイラ ム、ディーンロード、139

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)組成物に対して0.01〜95重量%の量で存在する陰イオン系サルフ ェート界面活性剤と、 b)組成物に対して0.01〜60重量%の量で存在するヒドロトロピー剤と を含んでなり、 (組成物の総重量に対して)0.0〜1.8重量%のヒドロトロピー剤が、ヒド ロトロピー剤含有凝集物中に存在し得ることを特徴とする、顆粒状洗剤組成物。 2.陰イオン系サルフェート界面活性剤が組成物に対して3〜20重量%の量で 存在する、請求項1に記載の顆粒状洗剤組成物。 3.ヒドロトロピー剤が組成物に対して0.3〜10重量%の量で存在する、請 求項1または2に記載の顆粒状洗剤組成物。 4.陰イオン系サルフェート界面活性剤が、タロウ油に由来するアルコールまた はパルメリック(palmeric)脂肪酸もしくはステアリン脂肪酸に由来するアルコー ルから誘導される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の顆粒状洗剤組成物。 5.ヒドロトロピー剤が、ベンゼンスルホネート、トルエンスルホネート、キシ レンスルホネート、またはクメンスルホネートの塩である、請求項1〜4のいず れか一項に記載の顆粒状洗剤組成物。 6.ヒドロトロピー剤がナトリウムトルエンスルホネートである、請求項5に記 載の顆粒状洗剤組成物。 7.陰イオン系サルフェート界面活性剤とヒドロトロピー剤との比が50:1〜 1:1である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の顆粒状洗剤組成物。 8.陰イオン系サルフェート界面活性剤とヒドロトロピー剤との比が20:1〜 2:1である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の顆粒状洗剤組成物。 9.陰イオン系スルホネート界面活性剤が、組成物に対して0.01〜30重量 %の量で存在する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の顆粒状洗剤組成物。 10.陰イオン系スルホネート界面活性剤が直鎖アルキルベンゼンスルホネート である、請求項9に記載の顆粒状洗剤組成物。 11.ヒドロトロピー剤含有凝集物を実質的に含まない、請求項1〜10のいず れか一項に記載の顆粒状洗剤組成物。 12.a)組成物に対して0.01〜50重量%の量で存在する陰イオン系サル フェート界面活性剤と、 b)組成物に対して0.01〜25重量%の量で存在するヒドロトロピー剤と を含んでなることを特徴とする、洗剤組成物に使用する洗剤粒子。 13.a)陰イオン系サルフェート界面活性剤と、ヒドロトロピー剤とを水と混 合し、水分含有粒子を形成させる工程と、 b)工程a)の粒子を乾燥させる工程とを含んでなる、請求項12に記載の粒 子を製造する方法。 14.工程b)における粒子の乾燥が粒子の噴霧乾燥である、請求項13に記載 の方法。 15.工程b)で、粒子が、遊離水分含有量が粒子に対して6重量%未満である 粒子に乾燥される、請求項13または14に記載の方法。 16.粒子が噴霧乾燥されたものである、請求項12に記載の洗剤粒子。 17.洗剤組成物中に、組成物に対して5〜85重量%の量で存在する、請求項 12、14、または15に記載の洗剤粒子。 18.陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなる界面活性剤成分を含んで なり、界面活性剤成分が水と接触した時に粘性の混合物を形成する洗剤組成物に おいて、混合物の粘度を下げ、それによって洗剤組成物の投入性を改良すること を特徴とする、ヒドロトロピー剤の使用。 19.陰イオン系サルフェート界面活性剤を含んでなる界面活性剤成分を含んで なり、界面活性剤成分が、25重量%水溶液中、20℃で、界面活性剤粘度試験 により測定して少なくとも15000cPの粘度を有する洗剤組成物中において、 界面活性剤成分にヒドロトロピー剤を加えることにより、界面活性剤成分の粘度 が少なくとも25%まで低下させることを特徴とする、ヒドロトロピー剤の使用 。
JP54201798A 1997-04-02 1998-04-02 洗剤組成物 Ceased JP2001518949A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9706721A GB2323849A (en) 1997-04-02 1997-04-02 Detergent composition
GB9706721.9 1997-04-02
PCT/US1998/006570 WO1998044085A1 (en) 1997-04-02 1998-04-02 Detergent composition

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001518949A true JP2001518949A (ja) 2001-10-16

Family

ID=10810185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54201798A Ceased JP2001518949A (ja) 1997-04-02 1998-04-02 洗剤組成物

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP1019467B1 (ja)
JP (1) JP2001518949A (ja)
CN (1) CN1230502C (ja)
AR (1) AR012311A1 (ja)
AT (1) ATE259407T1 (ja)
BR (1) BR9808462A (ja)
CA (1) CA2284756C (ja)
DE (1) DE69821632T2 (ja)
ES (1) ES2214703T3 (ja)
GB (1) GB2323849A (ja)
WO (1) WO1998044085A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104705A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 花王株式会社 繊維製品用粉末洗浄剤組成物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115519638B (zh) * 2022-10-28 2023-09-12 北京林业大学 一种表面活性剂协同超声介导增强原位消解VOCs的方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA995092A (en) * 1972-07-03 1976-08-17 Rodney M. Wise Sulfated alkyl ethoxylate-containing detergent composition
US3926827A (en) * 1973-03-29 1975-12-16 Colgate Palmolive Co Method for making detergent compositions
GB2158087B (en) * 1984-05-04 1987-11-04 Procter & Gamble Non-caking detergent composition
GB9012613D0 (en) * 1990-06-06 1990-07-25 Unilever Plc Soap powder compositions
CA2027518A1 (en) * 1990-10-03 1992-04-04 Richard L. Tadsen Process for preparing high density detergent compositions containing particulate ph sensitive surfactant
DE4203031A1 (de) * 1992-02-04 1993-08-05 Henkel Kgaa Verfahren zur herstellung fester wasch- und reinigungsmittel mit hohem schuettgewicht und verbesserter loesegeschwindigkeit
US5478502A (en) * 1994-02-28 1995-12-26 The Procter & Gamble Company Granular detergent composition containing hydrotropes and optimum levels of anoionic surfactants for improved solubility in cold temperature laundering solutions
US5478503A (en) * 1994-02-28 1995-12-26 The Procter & Gamble Company Process for making a granular detergent composition containing succinate hydrotrope and having improved solubility in cold temperature laundering solutions
US5569645A (en) * 1995-04-24 1996-10-29 The Procter & Gamble Company Low dosage detergent composition containing optimum proportions of agglomerates and spray dried granules for improved flow properties
WO1997032952A1 (en) * 1996-03-08 1997-09-12 The Procter & Gamble Company Preparation of secondary alkyl sulfate particles with improved solubility
US5756444A (en) * 1996-11-01 1998-05-26 The Procter & Gamble Company Granular laundry detergent compositions which are substantially free of phosphate and aluminosilicate builders

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104705A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 花王株式会社 繊維製品用粉末洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE69821632T2 (de) 2004-12-23
DE69821632D1 (de) 2004-03-18
CN1258312A (zh) 2000-06-28
CA2284756C (en) 2004-02-17
BR9808462A (pt) 2005-09-20
CN1230502C (zh) 2005-12-07
EP1019467B1 (en) 2004-02-11
GB2323849A (en) 1998-10-07
ES2214703T3 (es) 2004-09-16
CA2284756A1 (en) 1998-10-08
EP1019467A4 (en) 2001-08-08
ATE259407T1 (de) 2004-02-15
GB9706721D0 (en) 1997-05-21
WO1998044085A1 (en) 1998-10-08
EP1019467A1 (en) 2000-07-19
AR012311A1 (es) 2000-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6300302B1 (en) Detergent particle
MXPA98000274A (en) Washing method of r
US6313086B1 (en) Detergent compositions containing and effervescent
EP0906386B1 (en) Detergent composition
JP2000500812A (ja) 特定の粒子径を有する酸供給源を含んでなる洗剤組成物
JP3174068B2 (ja) 洗剤組成物
EP0915960A1 (en) A process and composition for detergents
EP0866118A2 (en) Detergent particle
MXPA98000273A (en) Detergent compositions
JP2000501447A (ja) 洗剤組成物
JPH11514041A (ja) 洗剤組成物
JP2002508786A (ja) 洗剤粒状物
GB2313603A (en) Detergent compositions
GB2323848A (en) Detergent particle
JP2000505137A (ja) 洗剤組成物
WO1999058632A1 (en) Effervescence particle
WO1998044084A9 (en) Detergent particle
JP2001518949A (ja) 洗剤組成物
JPH11514042A (ja) 洗剤の製法および洗剤組成物
GB2334961A (en) Detergent particle
WO1999058444A2 (en) Effervescence component
JPH11506160A (ja) 陽イオン洗剤化合物
JP2002509559A (ja) 洗剤組成物
CZ9903414A3 (cs) Detergentní částice, granulární detergentní prostředek zahrnující částici, způsob přípravy částice, způsob zlepšení distribuce detergentního prostředku a použití hydrotropu v detergentním prostředku
MXPA99008629A (en) Detergent granule

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070330

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070521

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071009