JP2001517823A - 減少されたキーボード明瞭化システム - Google Patents

減少されたキーボード明瞭化システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減少されたキーボード明瞭化システムである。キーボードは12乃至16のキーを有し、そのうちの9つは数文字およびその他のシンボルがラベルとして付けられ、これらの9つとさらにもう1つがそれぞれ10個の数のうちの1つに関連される。テキストのエントリキーストロークは不明瞭である。ユーザは明確化する“選択キー”または明瞭な符号解釈を有するキーを各ワードの終わりに押し、同一のキーストロークシーケンスに関連する複数のワードと一致するキーストロークシーケンスを明確化する。各入力キーストロークシーケンスは完全なボキャブラリにより処理され、キーストロークのシーケンスに整合するワードは使用頻度が減少する順序でユーザに示される。ボキャブラリは付加的な処理を必要とせずに重要なデータ圧縮を支持する特別なフォーマットで記憶される。さらに、頭文字がキーストロークのシーケンスに一致する長いワードのステムも使用頻度が減少する順序でユーザに示される。ステムに関係するワードの頻度が十分に高いならば、そのステムはデフォルトワードオブジェクトとして表示される。複数の句読文字に関する不明瞭なキーの付勢は周囲のキーストロークの内容から明瞭化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願は1997年9月25日出願の米国特許第60/060,223号明細書の利点をクレーム
する。米国特許第60/060,223号明細書の主題はここで参照文献とされる。 本発明は減少されたキーボードシステム、特に不明瞭なキーストロークを解決
するためにワードレベルの明瞭化を使用する減少されたキーボードシステムに関
する。
【従来の技術】
多年にわたって、ポータブルコンピュータは小型化が進みつつある。小型のポ
ータブルコンピュータを製造するための努力において主要なサイズ限定要素はキ
ーボードである。標準的なタイプライターサイズのキーが使用されるならば、ポ
ータブルコンピュータは少なくともキーボードと同程度の大きさでなければなら
ない。小型のキーボードがポータブルコンピュータで使用されているが、小型の
キーボードのキーは非常に小さいのでユーザによって容易にまたは迅速に操作さ
れることができないことが発見されている。 ポータブルコンピュータにフルサイズのキーボードを設けることもコンピュー
タの真のポータブルな使用を妨げる。ほとんどのポータブルコンピュータは、ユ
ーザが両手でタイプできるように平らな作業表面上にコンピュータを配置せずに
動作されることができない。ユーザは立ちながら、或いは移動しながらポータブ
ルコンピュータを容易に使用することはできない。パーソナルデジタルアシスタ
ント(PDA)と呼ばれる最近の世代の小型のポータブルコンピュータでは、会
社はPDAに手書き認識ソフトウェアを設けることによってこの問題を解決しよ
うとしている。ユーザはタッチ感応パネルまたはスクリーンに書込むことにより
テキストを直接入力する。この手書きテキストはその後、認識ソフトウェアによ
ってデジタルデータへ変換される。残念ながら、ペンによる印刷または書き込み
は通常タイプよりも遅いことに加えて、手書き認識ソフトウェアの正確度および
速度は今日まで満足すべきものではない。さらに悪いことに、テキスト入力を必
要とする今日のハンドヘルドコンピュータ装置はさらに小さくなっている。最近
の双方向ページング、セルラ電話、その他のポータブル無線技術における最近の
進歩により、小型でポータブルな双方向メッセージングシステム、特に電子メー
ル(“eメール”)の送信および受信の両者が可能なシステムが要望されている
【発明が解決しようとする課題】
それ故、ユーザがコンピュータを片方の手で保持しながら、小型で動作可能な
コンピュータへテキストを他方の手で入力するためのキーボードを開発すること
が有効である。従来の開発作業はキー数を減少されたキーボードを使用すること
を考えている。押しボタン式電話のキーパッドレイアウトにより示唆されている
ように、多数の減少されたキーボードは3×4アレイのキーを使用している。キ
ーアレイの各キーは多数の文字、符号を含んでいる。それ故、各キーストローク
は幾つかの文字のうちの1つを示すので、ユーザがキーのシーケンスを入力する
とき不明瞭さが存在する。キーストロークのシーケンスの不明瞭さを解決するた
めの幾つかの方法が提案されている。 減少されたキーボードで入力される文字、符号を明瞭に特定するための1つの
示唆された方法は、ユーザが各文字を特定するのに2以上のキーストロークを入
力することを必要とする。キーストロークは同時に(コーディング)または連続
的に(多ストローク仕様)入力されてもよい。コーディングも多ストローク仕様
も適切な簡潔性と使用効率を有するキーボードを生成しない。多ストローク仕様
は非効率的であり、コーディングは学習と使用が複雑である。 不明瞭なキーストロークシーケンスに対応する正確な符号シーケンスを決定す
るためのその他の提案された方法は、文献(“Probabilistic Character Disamb
iguation for Reduced Keyboards Using Small Text Samples ”、Journal of t
he International Society for Augmentative and Alternative Communication 出版、John L. ArmottとMuhammad Y.Javad(以後“Armottの文献”とする))に
要約されている。Armott等の文献は、大部分の明瞭化方法が所定のコンテキスト
の符号の不明瞭さを解決するために関連する言語の符号シーケンスの既知の統計
を使用することに留意している。即ち、既存の明瞭化システムは、キーストロー
クの適切な解釈を決定するため、不明瞭のキーストロークグルーピングがユーザ
により入力されるとき、それを統計的に解析する。Armottの文献はまた、幾つか
の明瞭化システムが減少されたキーボードからのテキストを復号するためにワー
ドレベルの明瞭化を使用しようとしていることにも留意している。ワードレベル
の明瞭化は、ワードの最後を意味する明瞭な符号を受信した後、受信されたキー
ストロークを辞書中の可能な整合と比較することによりワード全体を明瞭化する
。Armottの文献はワードレベルの明瞭化の多数の欠点を述べている。例えば、珍
しいワードを識別する限定および辞書にないワードを復号できないことにより、
ワードレベルの明瞭化はしばしばワードを正確に復号できない。復号限定のため
に、ワードレベルの明瞭化は1つの符号当たりに1回のキーストロークの効率で
、制限されていない英文テキストをエラーなく復号しない。Armottの文献はそれ
故、ワードレベルの明瞭化ではなく符号レベルの明瞭化に集中し、符号レベルの
明瞭化が最も有望な明瞭化技術であるように思われることを示している。 ワードレベルの明瞭化に基づく1つの示唆された方法は文献(テキストブック
の題名“Principles of Computer Speech ”、I.H.Witten著、Academic Press出
版、1982年(以後、“Witten方法”とする))に記載されている。Wittenは電話
機のタッチパッドを使用して入力されたテキストから不明瞭さを減少するための
システムについて説明している。24,500ワード辞書中の約92%のワードでは、キ
ーストロークシーケンスと辞書とを比較するとき、不明瞭さは生じないことをWi
ttenは認識している。しかしながら不明瞭さが生じたとき、不明瞭さをユーザへ
示して複数の不明瞭なエントリからユーザに選択を求めるシステムによってこれ
らは対話式に解決されなければならないことにWittenは留意している。それ故、
ユーザは各ワードの最後でシステムの予測に応答しなければならない。このよう
な応答はシステムの効率を遅くし、テキストの所定のセグメントを入力するのに
必要なキーストローク数を増加する。 不明瞭なキーストロークシーケンスの明瞭化は継続して挑戦されている問題で
ある。前述したように、テキストのセグメントを入力するのに必要とされるキー
ストローク数を最少にする適切な解決策は、ポータブルコンピュータで使用する
のに許容可能である減少された明瞭化キーボードでは必要な効率を実現できない
。ワードレベルの明瞭化における応用に直面した1つの重要な挑戦は、その使用
が最も有効である種類のハードウェアプラットフォームでそれを適切に実行する
ことである。前述したように、このような装置は双方向ページャ、セルラ電話、
その他のハンドヘルド無線通信装置を含んでいる。これらのシステムは電池付勢
であり、結果としてハードウェア設計とリソース使用ではできる限り倹約して設
計される。このようなシステムで動作されるように設計されたアプリケーション
はプロセッサの帯域幅利用とメモリの必要性との両者を最少にしなければならな
い。これらの2つの要因は通常、相反して関連される傾向である。ワードレベル
の明瞭化システムは機能するために大きなワードデータベースを必要とし、適切
なユーザインターフェイスを与えるために入力されたキーストロークに対して迅
速に応答しなければならないので、これを使用するために必要な処理時間に対し
てそれ程悪影響せずに、必要なデータベースを圧縮できることが非常に有効であ
ろう。 ワードレベルの明瞭化の任意のアプリケーションに直面する別の問題は、入力
されるキーストロ−クロールについてユーザに十分なフィードバックを与えるこ
とである。普通のタイプライターまたはワードプロセッサでは、各キーストロー
クは入力されるとすぐにユーザに表示されることができる特有の文字、符号を表
している。しかしワードレベルの明瞭化では、各キーストロークは多数の文字、
符号を表し、キーストロークのシーケンスは多数のワードまたはワードステムに
一致するので、これは可能ではない場合が多い。特に、ユーザがスペリングまた
はキーストロークエラーをしたとき、ユーザはキーシーケンスの入力が完結し所
望のワードが現れないときまでエラーが生じたことを確認できないため問題であ
る。ワードレベルの明瞭化を使用する従来のシステムは、スペース等のワード終
端キーとしてシステムにより認識されるキーが選択されるまでフィードバックを
与えることができない。さらに、最近の文献はワードレベルの明瞭化を使用する
ことから離れて、文字、符号レベルの明瞭化技術に焦点を当てている。それ故、
入力されたキーストロークの不明瞭さを最小にし、またテキストの入力中に生じ
る不明瞭さをユーザが解決できるような効率を最大にする明瞭化システムを開発
することが望まれている。
【課題を解決するための手段】 本発明は、キーストロークの不明瞭さを解決するためにワードレベルの明瞭化
を使用する減少されたキーボードを提供する。1実施形態では、システムはタッ
チ感応式のディスプレイパネルを含んでおり、ここでディスプレイ表面との接触
は接触位置に対応してシステムに入力信号を発生する。代わりに、キーボードは
フルサイズの機械的なキーで構成されることができる。 1つの好ましい実施形態では、3乃至6の付加的な特別の機能キーと共に、9
つのシンボルおよび文字キーが3×3アレイでグループ化されている。複数の文
字およびシンボルはキーのうちの幾つかに割当てられ、それによってこれらのキ
ーのキーストローク(以下“データキー”と呼ぶ)は不明瞭である。ユーザはキ
ーストロークシーケンスを入力し、各キーストロークはワードの1文字の入力に
対応する。個々のキーストロークは不明瞭であるので、キーストロークシーケン
スは同数の文字を有する1以上のワードと潜在的に整合することができる。キー
ストロークシーケンスは記憶されたワードまたはその他の翻訳に対応するシーケ
ンスと整合するボキャブラリモジュールによって処理される。キーストロークの
シーケンスと整合するワードとワードステムは、各キーストロークが受信される
ときにディスプレイ上の選択リストでユーザに示される。 本発明の1特徴にしたがって、キーのうちの1つが複数の句読符号に割当てら
れる。1つの好ましい実施形態では、ピリオド“.”およびハイフン“−”とア
ポストロフィー“´”はキーのうちの1つに割当てられる。ユーザは、句読符号
の所望される点でキーを一度付勢することによりキーの符号のうちの1つをタイ
プすることができる。複数の句読符号がキーに割当てられるので、キーストロー
クは不明瞭である。本発明のシステムは、先行および後続するキーストロークか
ら意図している句読符号を決定してこれを自動的に生成する。キーストロークシ
ーケンスの代わりの解釈は選択リスト中のユーザにも与えられることができる。 本発明の別の特徴にしたがって、ワード解釈は減少された使用頻度の順番で示
され、最も普通に使用されるワードが最初に示される。選択リストのアイテムは
選択キーを1回以上押すことにより選択される。キーストロークはバックスペー
スキーを押すことにより“取消し”される。 本発明のさらに別の特徴にしたがって、入力したキーストロークシーケンスを
限定にするためにユーザは選択キーを押す。選択キーの受信後、明瞭化システム
は最も頻繁に使用するワードを選択し、構成されている文章にワードを付加する
選択キーは入力されたキーストロークシーケンスを限定するために使用される。
別々の明示スペースキーはスペース符号を生成するために使用され、入力された
キーストロークシーケンスを限定する。別の好ましい実施形態では、選択キーは
選択されたワードに続いてスペースを生成するので、第2の機能で“オーバーロ
ード”され、即ち、減少されたキーボード明瞭化システムは自動的に適切なスペ
ースをワード間に挿入する。 本発明の別の特徴にしたがって、選択キーはまたユーザに示された選択リスト
から通常使用されることの少ないワードを選択するためにも使用される。選択リ
ストの上部でユーザに示されるワードが所望のワードではないならば、ユーザは
選択キーを再度押し、最も使用頻度の高いワードから次に使用頻度の高いワード
へ進み、それから再び使用頻度が3番目のワードへ進む。減少されたキーボード
明瞭化システムのこの実施形態は、一度選択すると入力を行うための専用の“実
行”または“アクセプト”キーをもたない。所望のワードが一度ユーザにより選
択されると、これは自動的に“アクセプト”されて出力され、次のシンボルまた
は文字キーストロークを受信したときに構成されるセンテンスに付加される。 本発明の別の特徴にしたがって、キーストロークの明瞭化に使用される言語デ
ータベースは、システムが第1のオブジェクトとしてワードまたはワードステム
オブジェクトを与えられることを可能にする情報を含んでおり、ワードまたはワ
ードステムオブジェクトは、現時点のキーストロークシーケンスに対応するノー
ドに関する最も使用頻度の高いものではないが、長いワードまたは複数のワード
のステムを形成し、その総頻度は現時点のノードに関する最も使用頻度の高いワ
ードよりも大きい。この“ステムプロモーション”特徴は、ユーザが挿入点で表
示されるワードを観察できるだけであるスクリーン上に選択リストからの第1の
オブジェクトしか実際に表示されることができる限定された表示区域を有するシ
ステムでは特に便利である。結果は、オブジェクトが全体としてキーストローク
からキーストロークへそれ程頻繁ではなく変化し、“ジャンプ”が少なく、結果
的にインターフェイスを混乱しない。 本発明の別の特徴にしたがって、キーストロークシーケンスの多数の解釈が選
択リスト中のユーザへ与えられる。キーストロークシーケンスは1以上のワード
を構成するものと解釈され、これらの対応するワードは選択リスト中に表示され
る。同時に、キーストロークシーケンスは数として解釈され、この数も選択リス
ト中のアイテムの1つとして表示される。さらにキーストロークシーケンスは、
不明瞭性のないスペリング方法を使用して入力されたワード、不完全なワードの
ステム、システム命令として解釈されることができる。これらの多数の変換符号
は、ユーザにより入力された各キーストロークを受信したときユーザに同時に示
される。ユーザは選択キーを複数回押すことにより、またはタッチスクリーン上
に示された選択リスト中の所望の解釈を直接タッチすることにより代わりの変換
符号から選択される。 本発明のさらに別の特徴にしたがって、ワードはツリーデータ構造を使用して
ボキャブラリーモジュール中に記憶される。特定のキーストロークシーケンスに
対応するワードは直接先行するキーストロークシーケンス(即ち最後のキースト
ロークのない特定のキーストロークシーケンス)に関連する1組のワードおよび
ワードステムを使用して構成される。この方法によるワードの構成は、ワードス
テムがツリー構造の上部に一度だけ記憶されこれらから構成された全てのワード
により共有されるので、ボキャブラリーモジュールの記憶スペースを減少する。
記憶されたオブジェクトを突止めるために検索は必要とされないので、ツリー構
造はまた非常に処理の要件を減少する。ツリーデータ構造中に記憶されるワード
とワードステムは頻度と、ユーザに最初に表示されるアイテムを示すその他のラ
ンキング情報を含んでもよく、したがってさらに処理要求を減少する。さらに、
このツリーデータ構造は、キーストロークシーケンスに関連するオブジェクトの
検索に使用されるとき付加的な処理負担を生むことなくデータベースに必要な総
サイズをさらに圧縮する特別なアルゴリズムを使用して変更される。変更された
ツリー構造のさらに別の特徴は、オブジェクトをキーストロークシーケンスに関
連づける一般化されたルールの自動識別である。このようなルールでは、ボキャ
ブラリモジュールは、高い可能性の成功率で、キーストロークシーケンスを、生
成に最初は使用されなかったワードとワードステムオブジェクトに関連づけるこ
とができる。
【0002】 好ましい実施形態におけるキーの内部的な、論理的表示は実際のキーのラベル
によって表される物理的整列を反映する必要はない。例えば、フランス語のボキ
ャブラリモジュールを表すように構成されたデータベースでは、3つの付加的な
シンボル(Aアクサン・シルコンフレックスCセディーユAアクサン・クラーヴ
)もアクセントのない符号に関連するキーABCに関連されることができる。こ
れは特別なアクセント符号を含んでいるワードをユーザがリコールしタイプする
ことを可能にし、関連するアクセント文字、符号の論理的に関連する物理的なキ
ーを単に付勢することによって1符号に1度のみのキー付勢を行う。
【0003】 複数の文字のキーへの割当てと、選択キーを使用するワードの限定と、選択リ
スト中の第1のワードとして最も普通に生じるワードまたはワードステムの表示
と、選択リスト中の多数の変換の包含と、次のワードの第1のキーストロークに
よる選択されたワードのセンテンスへの自動付加と、スペースの自動付加と、重
大な処理ペナルティを生じることなく不明瞭をなくすための大きなデータベース
の圧縮能力と、アクセントのない文字に関連するキーをタイプすることによる埋
め込まれた特別なアクセント符号を有するワードを生成する能力と、キーストロ
ークの文脈に基づいて1つのキーに割当てられた多数の句読符号を自動的に明瞭
化する能力とを組合わせた効果は驚異的な結果を生み、即ち多数の言語に対して
テキスト材料の代表的な辞書に見られる99%にわたるワードが非常に高い効率
でシステムでタイプされることができる。約95%のこれらのワードでは、同一
数のキーストロークは、一般的なキーボードによるワード入力のように、減少さ
れたキー明瞭化システムによりワードを入力することに必要とされる。ワードが
アクセント符号を含むとき、しばしばワード入力は一般的なキーボードよりも少
ないキーストロークで実現されることができる。ワードが使用頻度の順序で示さ
れるとき、所望のワードは大抵は第1に示されるワードであり、多くは唯一の示
されるワードである。ユーザは、続いて、単に通常の数のキーストロークにより
次のワードを入力することができる。高速度のテキスト入力はそれ故、フルサイ
ズキーが少数のキーボードを使用して実現される。
【0004】 ここで説明する減少されたキーボード明瞭化システムは、システムを含むコン
ピュータまたはその他の装置のサイズを減少する。キー数の減少は装置がユーザ
の片手で保持され他方の手で動作されるように構成されることを可能にする。説
明したシステムはPDA、双方向ページャ、またはその他の小型の電子装置で使
用されるのに特に有効であり、これは正確な高速度テキスト入力によって得られ
る利点である。システムは圧縮されたデータベースを使用するとき付加的な処理
帯域幅を必要とせずにキーストロークシーケンスの不明瞭さをなくすために大き
いデータベースを実効的に圧縮する。システムは、タッチスクリーンベースの装
置、またはディスプレイスクリーン区域を限定する限定された数の機械的なキー
を有する装置で実行したとき、効率性および簡潔性との両者を与えることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の前述の特徴および多数の付随する利点は、添付図面を伴った以下の詳
細な説明を参照することによって良好に理解されるときさらに容易に認識される
であろう。 I.システム構造および基本動作 図1を参照すると、本発明にしたがって構成された減少されたキーボード明瞭
化システム50がパームトップポータブルコンピュータ52中に含まれて示されてい
る。ポータブルコンピュータ52はタッチスクリーンディスプレイ53に設けられて
いる減少されたキー数の減少されたキーボード54を含んでいる。この明細書では
、用語“キーボード”は、キーの限定された区域を有するタッチスクリーン、デ
ィスクリートな機械キー、薄膜キー等を含む限定区域を有している任意の入力装
置を含むものとして広義に限定されている。キーボード54は標準的なQWERT
Yキーボードからデータ入力キーの数の減少したキーを有している。1つの好ま
しい実施形態では、キーボードは4列×4行に配列された16の標準的なフルサ
イズのキーを含んでいる。特に、好ましいキーボードは、句読キー63を含んだ3
×3アレイに配列された9のデータキー56と、選択キー60とシフトキー62とスペ
ースキー64とを含んだ左側の列の3つのシステムキー58と、先のキーストローク
を削除するための上部行59のバックスペースキー65とを含んでいる。上部行のシ
ステムキー59はまたアクセント文字、数、シンボルをそれぞれタイプするモード
を入力するためのアクセント、数、シンボルとラベルの付けられた3つのMOD
Eキーを含んでいる。
【0006】 キーボード54の各キー上の文字の好ましい配列が図1に示されている。図1は
また英語用のキーボード54の明瞭に識別できないデータキー63に関係する句読符
号の好ましい配列を示している。
【0007】 減少されたキーボード54のキーストロークにより明瞭化システムへデータが入
力される。ユーザがこのキーボードを使用してキーストロークシーケンスを入力
するとき、テキストはコンピュータディスプレイ53上に表示される。2つの区域
がディスプレイ上に限定され、ユーザへ情報を表示する。上部テキスト区域66は
ユーザにより入力されるテキストを表示し、テキスト入力および編集用のバッフ
ァとして作用する。テキスト区域の下方に位置する選択リスト区域70は、ユーザ
により入力されるキーストロークシーケンスに対応するワードのリストまたはそ
の他の変換された符号を提供する。さらに以下詳細に説明するように、選択リス
ト区域70は入力されたキーストロークの不明瞭さの解決においてユーザを助ける
。別の好ましい実施形態では、システムは限定されたディスプレイスペースで装
置に設けられ、生成されたテキストの挿入点88で、現時点に選択されたまたは最
も可能性の高いワードオブジェクトだけを表示する。
【0008】 減少されたキーボードの明瞭化システムのハードウェアが図2に示されている
。キーボード54とディスプレイ53は適切なインターフェイス回路によりプロセッ
サ100 に結合される。任意選択的に、スピーカ102 もまたプロセッサに結合され
る。プロセッサ100 はキーボードから入力を受信し、ディスプレイとスピーカへ
の全ての出力を制御する。プロセッサ100 はメモリ104 に結合されている。メモ
リはランダムアクセスメモリ(RAM)のような一時記憶媒体と、読取り専用メ
モリ(ROM)、フロッピーディスク、ハードディスクまたはCD−ROMのよ
うな永久記憶媒体との組合わせを含んでいる。メモリ104 はシステム動作を支配
する全てのソフトウェアルーチンを含んでいる。好ましくは、メモリはオペレー
ティングシステム106 、明瞭化ソフトウェア108 、以下さらに詳細に説明する関
連するボキャブラリモジュール110 とを含んでいる。任意選択的に、メモリは1
以上のアプリケーションプログラム112 、114 を含んでもよい。アプリケーショ
ンプログラムの例は、ワードプロセッサ、ソフトウェアディクショナリ、外国語
翻訳器を含んでいる。音声合成ソフトウェアもアプリケーションプログラムとし
て与えられることができ、減少されたキーボード明瞭化システムがコミュニケー
ション補助として機能することを可能にする。
【0009】 図1に戻ると、減少されたキーボード明瞭化システム50はユーザがテキストま
たはその他のデータを片手だけを使用して迅速に入力することを可能にする。デ
ータはデータキー56を使用して入力される。各データキーは多数の文字、数、そ
の他のシンボルによりキー上で表された多数の意味を有する(この説明の目的で
は、各データキーは例えば右上のデータキーを識別するためのDEFのようにデ
ータキーの中心行中のシンボルにより識別される)。個々のキーは多数の意味を
有するので、キーストロークシーケンスはそれらの意味するものに関しては明瞭
に規定できない。ユーザがデータを入力したとき、種々のキーストローク解釈が
ディスプレイ上の多数の区域で表示され、ユーザの不明瞭さを解決する。利用可
能な十分なディスプレイ区域を有するシステムでは、入力されたキーストローク
の可能な解釈における選択リスト76は選択リスト区域70でユーザへ与えられる。
選択リスト中の第1のエントリ78はデフォルト解釈として選択され、挿入点88で
テキスト区域66に表示される。好ましい実施形態では、このエントリは選択リス
ト76と挿入点88との両者で周囲を実線のボックスに囲まれて表示される。フォー
マッティングは挿入点オブジェクトと選択リストの間に視覚的関係を設け、この
オブジェクトが現時点の選択リストで最も頻度の高いオブジェクトであるために
盲目的に選択されたことを示す。代わりに、選択リストが与えられず、明白に選
択したならば、デフォルトオブジェクト(選択キーを付勢する前に選択リストに
最初に表示されるオブジェクト)または現在選択されたオブジェクトだけが挿入
点88で表示される。
【0010】 入力されたキーストロークの可能な解釈による変換表示の選択リスト76は複数
の方法で順番を付けられる。通常の動作モードでは、キーストロークは最初にワ
ードを綴る文字のエントリとして解釈される(以後“ワード解釈”とする)。選
択リスト変換表示のエントリ78、79、80はそれ故、入力されたキーストロークシ
ーケンスに対応する最も普通のワードが最初にリストされるような順序のエント
リを有する入力されたキーストロークシーケンスに対応するワードである。例え
ば、図1で示されているように、キーストロークシーケンスABC、GHI、D
EFはユーザにより入力される。キーが入力されたとき、一致したキーストロー
クシーケンスを有するワードを突止めるためボキャブラリモジュール検索が同時
に行われる。ボキャブラリモジュールから識別されたワードは選択リスト76でユ
ーザに表示される。ワードは使用頻度にしたがって分類され、最も普通に使用さ
れるワードが最初にリストされる。例示的なキーストロークシーケンスを使用し
て、ワード“age”、“aid”、“bid”がキーストロークシーケンスに
対応する最も確率の高いワードとしてボキャブラリモジュールから識別された。
3つの識別されたワードのうち、“age”が“aid”または“bid”より
も使用頻度が高く、選択リストの最初にリストされている。最初のワードはデフ
ォルト解釈としても考慮され、挿入点88でテキストとして臨時的に通知される。
選択キー60を押す前に、デフォルト解釈として採用されたこの最初のワードは同
一のフォーマッティングを使用して挿入点88と選択リスト76中に表示される。例
えば、図1のように、ワードはそれを含むのに丁度十分な大きさである実線で描
かれたボックス内にテキストとして現れる。スクリーン上で実際の選択リストを
示すのに十分な表示区域のないシステムでは、潜在的に整合するワードリストは
メモリに保持され、整合したテキストオブジェクトの相対的な頻度にしたがって
分類される。
【0011】 好ましい実施形態では、所望のワードに対応するキーストロークシーケンスの
エントリに続いてユーザは単にスペースキー64を押す。デフォルトワード(選択
リストの最初のワード)は挿入点で直ぐに出力され、選択リストがクリアされ、
スペースが挿入点88のテキスト区域に直ちに出力される。その代わりに、はっき
り不明瞭でない文字、符号を生成する任意のその他の手段(シンボルモードを入
力し、シンボルモードの1つの特定の符号に対して明瞭に関連するキーを押す等
)は、(スペースではなく)特定の明瞭な符号が挿入点88の出力ワードに添加さ
れる点を除いて、同一の結果を実現するように使用されることができる。代わり
に、句読キー63は以下説明するようにピリオド、ハイフンまたはアポストロフィ
を生成するために押される。
【0012】 選択リストの第1のエントリがキーストロークシーケンスの所望の解釈ではな
いならば、ユーザは選択キー60を反復的に押すことにより選択リストのアイテム
を歩進させる。選択キーを押すと、選択リスト76の第1のエントリがその周囲に
破線のボックスが描かれて再表示され、また挿入点88に第1のエントリがその周
囲に同一にフォーマットされた破線ボックスが描かれて再表示される。概念上、
実線から破線のボックスへの変更は、生成されるテキストに受入れ可能になりつ
つあり、選択キーをユーザが押すために明確に選択されつつあることを示してい
る。選択リストの第1のエントリがキーストロークシーケンスの所望の解釈であ
るならば、ユーザはデータキー56を使用して次のワードを入力し続ける。選択キ
ーがスペース生成機能とオーバーロードされたならば、スペースは次のワードの
テキストを挿入する前に生成される。そうでなければ次のワードの開始はスペー
スを介さずに現在のワードの最後に連結される。選択キーを押す都度、選択リス
トの次のエントリが破線のボックスで囲まれ、エントリのコピーは暫定的に挿入
点に示され(先に暫定的に示されたワードの置換)、破線のボックスに囲まれる
。暫定的に次のエントリをテキスト区域に示すことは、ユーザが選択リストを参
照する必要なくテキスト区域に注意を集中することを可能にする。ユーザの選択
で、システムは選択キーの最初に押しを受信するとき、挿入点で暫定的に示され
たワードは現在の選択リストのコピーを表示するために(垂直または水平に)拡
張することができる。ユーザは選択リストのコピーに表示されるワードを最大数
に選択してもよい。代わりに、ユーザは選択キーを最初に付勢する前でさえも選
択リストを挿入点で常に表示させるように選択してもよい。明瞭化システムは(
明瞭でないデータキー56の付勢または明確に不明瞭でなくなった符号の生成によ
り通知されて)現在選択されたエントリが所望のエントリであることの確認であ
るとして次のワードの開始を解釈する。それ故、選択されたワードはユーザの選
択として挿入点に残り、周囲のボックスは完全に消え、ワードは特別なフォーマ
ットなしに通常のテキストに再表示される。
【0013】 選択リストの第2のエントリが所望のワードであるならば、ユーザは選択キー
を2度押した押した後に次のワードを入力するように進行し、明瞭化システムは
通常のテキストとして第2のエントリをテキスト区域に自動的に示す。第2のエ
ントリが所望のワードではないならば、ユーザは選択リストを検査し、次のワー
ドの入力前に所望のエントリを選択するのに所望の回数だけ選択キーを押す。選
択リストの最後に到達したとき、選択キーを付加的に押すと、選択リストをスク
ロールさせ、新しいエントリを選択リストの最後に付加させる。選択リストの上
部のエントリはユーザに表示されるリストから除去される。選択キーを多数回押
すことにより選択されたエントリは、ユーザがテキスト入力を継続するためにデ
ータキー56をを押したときテキスト区域に自動的に示される。代わりに、所望の
ワードに対応するキーストロークシーケンスのエントリに続いて、ユーザは単に
触ることによって選択リストから所望のワードを選択してもよい。スペースを付
加せずに選択されたワードは直ちに挿入点に出力され、選択リストがクリアされ
る。ユーザはその後、スペースキーを押し、挿入点88のテキスト区域に直ちに出
力されるスペースを生成する。
【0014】 大多数のテキストエントリでは、キーストロークシーケンスはユーザによりワ
ードを形成する文字として意図されるものである。しかしながら、各キーに関連
する多数の文字、符号およびシンボルにより、個々のキーストロークとキースト
ロークシーケンスが幾つかの解釈を有することが可能であることを認識されよう
。好ましいキー数の減少されたキーボード明瞭化システムでは、種々の異なる解
釈が自動的に決定され、ユーザに表示され、同時にキーストロークシーケンスが
解釈され、ワードのリストとしてユーザに表示される。
【0015】 例えば、キーストロークシーケンスは、ユーザが入力している文字の可能な有
効のシーケンスに対応するワードステムに関して解釈される(以後“ステム解釈
”)。ワード解釈とは異なって、ワードステムは不完全なワードである。最後の
キーストロークの可能な解釈を示すことによって、ユーザはワードステムが正確
なキーストロークが入力されることを容易に確認し、またはワードの中間でユー
ザが注意を逸らすときタイピングを再開することができる。図1で示されている
ように、キーストロークシーケンスABC GHI DEFは有効なステム“c
he”(ワード“check ”、“cheer ”等になる)と“ahe”(ワード“ahea
d ”、“ahem”等になる)を形成するものと解釈される。ステム解釈はそれ故、
選択リストのエントリ81、82として与えられる。好ましくはステム解釈は、デー
タキー上の付加的なキーストロークにより各ステムから生成されることができる
全ての可能なワードのセットの複合頻度にしたがって分類される。表示されるこ
のようなエントリの最大数および最少の複合頻度はユーザにより選択され、また
はシステムで構成されてもよく、幾つかのステム解釈は表示されない。現在の例
では、ステム“bif”(ワード“bifocals”になる)、“cid”(ワード“
cider ”になる)と“bie”(ワード“biennial”になる)は示されない。選
択リストにステム解釈をリストするとき、ステム解釈が選択リストに示されるワ
ードを重複したならば、ステムは省略される。しかしながら、ステムが省略され
たとき、その省略されたステムに対応するワードは、このワードをステムとして
有するさらに長いワードが存在することを示すためのシンボルでマークされても
よい。ステム解釈は正確なキーストロークが入力され、所望のワードがエントリ
されることを確認することによってユーザにフィードバックを与える。
【0016】 減少されたキーボード明瞭化システムの動作は明瞭化ソフトウェア108 により
支配される。システムの1つの好ましい実施形態では、選択キーは“オーバーロ
ード”され、選択リストから所望のオブジェクトを選択し、適切なときに明確な
スペース符号を生成する両機能を行う。このようなシステムでは、フラグ“Ov
erloadSelect”(ブロック164 と 174Aで参照)がTRUEに設定
される。明確なスペース符号を生成するように限定された別々のスペースキーを
有するシステムでは、フラグ“OverloadSelect”がFALSEに
設定される。
【0017】 図3、4は明瞭でないキーストロークシーケンスを明瞭化するときユーザを助
けるための選択リストを生成する明瞭化ソフトウェアの主要なルーチンのフロー
チャートである。ブロック150 で、システムはキーボード54からのキーストロー
クの受信を待機する。キーストロークを受信したとき、ブロック 150Aで、シス
テムは図7で示されている句読キー63に必要な事前処理を行い、これについては
以下詳細に説明する。決定ブロック151 で、受信されたキーストロークがモード
選択キーであるか否かを決定する試験が行われる。受信されたキーストロークが
モード選択キーであるならば、ブロック172 で、システムは現在のシステムモー
ドを示すためのフラグを設定する。決定ブロック173 で、システムモードが変更
されたか否かを決定するための試験が行われる。システムモードが変更されたな
らば、ブロック171 で、キートップは現在のシステムモードを反映するために必
要なように書直される。システムモードが変更されていないならば、または変更
されておりキートップがそれに続いて書き直されているならば、主要なルーチン
はブロック150 へ戻り、別のキーストロークを待機する。
【0018】 一方、キーストロークがモード選択キーではないことをブロック151 が決定し
たならば、決定ブロック152 で、受信されたキーストロークが選択キーであるか
否かを決定する試験が行われる。キーストロークが選択キーではないならば、決
定ブロック153 で、システムが明確な数モードのような特別な明確符号モードで
あるか否かを決定する試験が行われる。特別な明確符号モードであるならば、決
定ブロック166 で、暫定的に選択されたアイテムが選択リスト中に存在するか否
かを決定するための試験が行われる。選択リストに存在するならば、ブロック16
7 でアイテムが受け入れられ、通常のテキストとして出力される。暫定的に受け
られたアイテムが選択リストにないならば、または既に受け入れられているなら
ば、ブロック168 で、キーストロークに対応する明確な文字、符号がテキスト区
域に出力される。次に、決定ブロック169 で、シンボルモードの場合のように、
システムモードが自動的に変更されるべきであるか否かを決定するための試験が
行われる。システムモードが自動的に変更されるべきであるならば、ブロック17
0 と171 へ実行が進行し、ここでシステムモードが先のアクティブモードへ戻り
、キートップはそれにしたがって書き直される。実行はその後ブロック150 へ戻
る。
【0019】 ブロック153 で、明確な文字、符号モードがアクティブであるならば、ブロッ
ク154 で、キーストロークが記憶されたキーストロークシーケンスへ付加される
。ブロック156 で、キーストロークシーケンスに対応するオブジェクトはシステ
ムのボキャブラリモジュールから識別される。ボキャブラリモジュールはキース
トロークシーケンスに関連されるオブジェクトのライブラリである。オブジェク
トは、受信されたキーストロークシーケンスに基づいて検索される記憶されたデ
ータの一部(piece )である。例えば、ボキャブラリモジュール内のオブジェク
トは、数、文字、ワード、ステム、フレーズ、またはシステム機能およびマクロ
を含んでもよい。これらの各オブジェクトを以下の表で簡単に説明する。
【0020】 オブジェクト 対応するデータ 数 数、例えば2桁シーケンス“42”等の単一のキーストロー クに対応する各桁。 文字 例えば3つの文字シーケンス“str”のようにキースト ローク対に対応する文字または文字のシーケンスである。 各キーストローク対は個々の文字を入力する2ストローク の特定方法を使用して明瞭化に使用される。 ワード 4つの文字ワード“done”等の1つまたは多数のキースト ロークに対応するワード。 ステム 例えばワード“albeit”のステムとしての“albe”等、ワ ードを形成する長い文字シーケンスの有効部分を表した文 字シーケンス。 フレーズ 例えば“To Whom it May Concern”等の単一または多数回 のキーストロークに対応する使用者限定またはシステム限 定のフレーズである。 システムマクロ 例えば現在のテキスト区域をクリアするための<clea r>等、システムまたはユーザ限定機能を説明したワード および関連するコードである。記述ワードに加えて、ボキ ャブラリモジュールでは、システムマクロオブジェクトは 特定の機能を実行するのに必要な実行可能なコードに関連 される。 好ましいボキャブラリオブジェクトについて前述したが、その他のオブジェク
トが考慮されてもよいことが認識されよう。例えば、グラフィックオブジェクト
が記憶されたグラフィックイメージに関連され、またはスピーチオブジェクトが
記憶されたスピーチのセグメントに関連されてもよい。普通のスペリングミスし
たワードのキーストロークシーケンスおよびタイピングエラーを正確なワードの
スペリングに連結するスペリングオブジェクトが考慮されてもよい。例えば文字
シーケンス“ie”または“ei”を含むワードは、これらの文字に対するキー
ストロークが適切なシーケンスと偶然的に反対であってもワードのリスト中に現
れる。処理を簡単にするために、各ボキャブラリモジュールは類似のオブジェク
トを含むことが好ましい。しかしながら、種々のオブジェクトがボキャブラリモ
ジュール内で混合されてもよいことが認識されよう。
【0021】 1つのキー540 の代表図が図10で示されている。好ましい実施形態における
キーの内部の論理表示は物理的整列を反映する必要はない。例えば541 はフラン
ス語のボキャブラリモジュールに関連するキーの好ましい論理的記述である。3
つの付加的な符号542 (Aアクサン・シルコンフレックスCセディーユAアクサ
ン・クラーヴ)はフランス語のアルファベットで必要とされている。またシンボ
ルは好ましくはフランス語の語彙で使用頻度が減少する順序で543 でインデック
スされる。拡張により、図11はフランス語のワードのキー押しの明瞭化に使用
するための論理的シンボルのインデックスをキーインデックスに関連づけた好ま
しい表である。
【0022】 ワードオブジェクトボキャブラリモジュール110 の代表図が、図14に示され
ている。ツリーデータ構造は対応するキーストロークシーケンスに基づいてボキ
ャブラリモジュールでオブジェクトを組織するために使用される。図14で示さ
れているように、ボキャブラリモジュールツリーの各ノードN1,N2,…N9
は特定のキーストロークシーケンスを表す。ツリーのノードは通路P1,P2,
…P9により接続されている。明瞭化システムの好ましい実施形態には9の明瞭
にされないデータキーが存在し、ボキャブラリモジュールツリーの各親ノードは
9の子ノードに接続されることができる。通路により接続されるノードは有効な
キーストロークシーケンスを示し、通路が存在しないノードは無効なキーストロ
ークシーケンス、即ち任意の記憶されたワードに対応しないシーケンスを示して
いる。
【0023】 ボキャブラリモジュールツリーは受信されたキーストロークシーケンスに基づ
いてトラバースされる。例えばルートノード111 から最初のデータキーを押すと
、ルートノード111 内から取出され評価される最初のキーに関するデータが生じ
、その後、ノードN1への通路P1が横断される。最初のデータキーを押した後
、9番目のデータキーを押すと、ノードN1から取出され評価される9番目のキ
ーに関するデータが生じ、その後、ノードN19への通路P19が横断される。以下
さらに詳細に説明するように、各ノードはキーストロークシーケンスに対応する
オブジェクト数に関連される。各キーが受信され、対応するノードが処理された
とき、キーストロークシーケンスに対応するオブジェクトのオブジェクトリスト
が生成される。各ボキャブラリモジュールからのオブジェクトリストは選択リス
ト76を生成するために明瞭化システムの主要なルーチンにより使用される。
【0024】 図12のaは各ノードに関係する好ましいデータ構造400 のブロック図である
。データ構造は、ボキャブラリモジュールツリー中の各親ノードを子ノードに連
結する情報を含んでいる、データ構造はまたノードにより表される特定のキース
トロークシーケンスに関連したオブジェクトを識別するための情報(命令)を含
んでいる。
【0025】 ノードデータ構造400 の第1のフィールドは、有効なキービットフィールド40
2 であり、これは親ノードに接続されている子ノードの数とアイデンティティを
示し、その9の可能なキーはノードにより表される特定のキーストロークに関連
したオブジェクトを識別するための情報(命令)に関係する。好ましい実施形態
には9のデータキーが存在するから、最大で9個の子ノードが任意の親ノードに
接続されることができ、それ故、子ノードの存在または不在を示すために9の有
効なキービットが有効なキービットフィールドに設けられている。各有効なキー
ビットは、ボキャブラリモジュール中のそれぞれの子ノードデータ構造に対する
ポインタを含んでいるポインタフィールド 404a, 404b,… 404nに関連され
る。子ノードは、子ノードに関係するキーストロークが親ノードに関係するキー
ストロークシーケンスの有効な継続である場合のみ存在するので、ポインタフィ
ールドの数は各ノードで変化する。例えば、有効なキービットフィールド402 は
、可能な9のキーストロークのうちの6つだけが有効な子ノードになることを示
している。6つのみの有効な通路が存在するので、6つのみのポインタフィール
ドが親ノードに対するデータ構造に含まれる。有効なキービットフィールド402
はノードデータ構造内に含まれるポインタフィールドのアイデンティティを確認
するために使用される。キーストロークが有効な子ノードにならないならば、ボ
キャブラリモジュールを記憶するのに必要とされるメモリスペース量を維持する
ために関連するポインタフィールドはノードデータ構造から省略される。
【0026】 各ノードとの関連は、ノードにより表されるキーストロークシーケンスに対応
するオブジェクトの数である。各オブジェクトは、ノードデータ構造に含まれる
有効なキービットフィールド402 のビットパターンにより示されるような特定の
有効なキーに取付けられたパケット408 の命令406 により示される。
【0027】 各パケット406 の各命令は各ノードにより表されるキーストロークシーケンス
に対応するオブジェクトのうちの1つを記述する。オブジェクトの記述は2つの
オブジェクトリストの維持を必要とする。図15はボキャブラリモジュールツリ
ー中の親および子からの明瞭化ソフトウェアプロセスによってダイナミックに生
成された代表的なオブジェクトリストを示している。オブジェクトリスト430 は
2つのキーストロークを表しているノードに関連するオブジェクト1−N1 を含
んだオブジェクトリストである。オブジェクトリスト440 は3つのキーストロー
クを表したノードに関連するオブジェクト1−N2 を含んだオブジェクトリスト
である。各オブジェクトリストは各ノードに関連された全てのオブジェクトのリ
ストを含んでいる。オブジェクトリスト430 は図1のキーボードからのキースト
ロークシーケンスABC ABCを表す親ノードに関連される。オブジェクトリ
スト440 はキーストロークシーケンスABC ABC TUVを表す子ノードと
関連される。オブジェクトリストのサイズは各ノードに関連する実際のオブジェ
クト数を考慮するように変化されることが認識されよう。
【0028】 子ノードに関連する各オブジェクトは親ノード用に構成されたオブジェクトへ
文字シーケンスを付加することにより構成される。図12のaの命令パケット40
6 はそれ故、図12のbのOBJECT−LIST−INDEXフィールド556 を有する命令558 を含んでおり、これは親ノードオブジェクトリストから、子ノ
ードオブジェクトリストの構成に使用されるオブジェクトを識別する。例えば図
15を参照して、古いオブジェクトリスト430 の第1のオブジェクト“ba”は
新しいオブジェクトリスト440 で第2のオブジェクト“bat”を構成するため
に使用される。先のオブジェクト識別子フィールドOBJECT−LIST−I
NDEXフィールド556 はそれ故、新しいオブジェクトの構成に使用される古い
オブジェクトを識別するため古いオブジェクトリストのエントリに対してリンク
を設ける。
【0029】 命令558 はまた新しいオブジェクトを構成するために、識別されたオブジェク
トに付加するためのシンボルを示すためLOGICAL−SYMBOL−IND
EXフィールド555 を含んでいる。LOGICAL−SYMBOL−INDEX
フィールドは、それ故、ノードのキーシーケンスの最後のキーからの文字を特定
し、これは新しいオブジェクトを構成するように添付される。文字は図11で示
されるような表により特定され、LOGICAL−SYMBOL−INDEXフ
ィールドは表550 の第1の行の論理シンボルインデックス552 に対応し、特定化
されたキーが現れる行は表の第1の列の所定のキーインデックスにより識別され
る。例えば、図15を参照すると、新しいオブジェクトリスト440 の第1のオブ
ジェクト“CAT”は古いオブジェクトリスト430 の第2のオブジェクト“CA
”を使用しTを識別するためにさらにキーストロークを行うことにより構成され
る。図11の論理シンボルインデックス表では、“T”はTUVキー上の第1の
論理的な文字であり、それ故、オブジェクト“CAT”を生成した命令のLOG
ICAL−SYMBOL−INDEXフィールドは表中の第1の文字を示すため
1に設定される。この方法によるオブジェクトのエンコードは、各ノードに関係
する既知のキーシーケンスと、文字とキーの既知の関連を使用し、各ボキャブラ
リモジュールに必要な記憶スペース量を大きく減少させる。
【0030】 ボキャブラリエンコード技術はまたサーチせずにボキャブラリモジュールエン
トリへのアクセスを可能にする。各新しい有効なキーストロークを受信したとき
、システムは古いオブジェクトリストから新しいオブジェクトリストを構成する
ように現在のノードにおいてキーに関する命令を実行し、それに続いて適切な子
ノードへ1つのポインタを与える。また、ボキャブラリモジュールにすべてのオ
ブジェクトを記憶するのではなく、論理的・シンボル・インデックスフィールド
を使用して、古い解釈へ付加するために新しいオブジェクトが限定される。した
がってボキャブラリモジュール中の複数のオブジェクトを共有するワードステム
は一度だけ記憶され、そこから得られる全てのオブジェクトを生成するために使
用される。説明した記憶方法は子ノードのオブジェクトリストを構成するためボ
キャブラリモジュールツリーの親ノードからオブジェクトリストを維持すること
を必要とする。
【0031】 図11で示されているような論理シンボルインデックス表のエントリは1つの
文字である必要はなく、任意のシーケンスが1つのエントリを占めてもよい。例
えばASCIIストリング“tlike”は、ワード“catlike”を形成
するため古いオブジェクトリストからの第2のオブジェクト“ca”に付加され
る。この方法では、入力されたキーストロークシーケンスの長さは必ずしも関連
するオブジェクトの長さに直接対応する必要はない。シンボルインデックス表中
のエントリに記憶されたASCIIシーケンスは、ボキャブラリオブジェクトが
任意のキーシーケンスにより識別されること、即ちボキャブラリモジュールツリ
ー内の任意の位置に記憶されることを可能にする。
【0032】 任意のキーストロークシーケンスを有するオブジェクトを記憶する能力は、シ
ステムの省略および短縮処理を高速化することに使用される。省略および短縮は
句読点を無視して、純粋なアルファベット内容に対応するキーストロークシーケ
ンスにより識別されることができる。その結果、省略および短縮は句読点を入力
せずにユーザにより容易にアクセスされ、キーストロークを著しく省くことがで
きる。例えば、ユーザが“n”と“t”との間にアポストロフィをタイプせずに
“did´t”のキーストロークシーケンスを入力することができる。キースト
ロークシーケンス“didt”に対応するボキャブラリモジュール中の命令は、
表中の1つのシンボルとして“n”と“t”との間にアポストロフィを有するA
SCIIシーケンスを参照する。それ故、ユーザが句読マークを入力する必要な
く、明瞭化システムは正確なワード“did´t”をユーザに自動的に表示する
。明瞭化システムは、特有の文字を有する外国語のワード(TUVキー上の単一
のキーストロークして入力される“Uのウムラウト”等)を適切に表示するのに
同一の表を使用する。大文字使用も類似の方法で処理されてもよい。常に全て大
文字で使用されるべきワードと、頭文字が大文字のワード、または中間部分の大
文字のワードは大文字を示すキーストロークを省いたキーストロークシーケンス
に関連され、ユーザがこのような大文字を入力する必要をなくす。オブジェクト
タイプのフィールドはまた、構成されるオブジェクトについての付加的な情報を
特定するように各命令558 に含まれてもよい。オブジェクトタイプのフィールド
は、生成されたオブジェクトがワード、ワードステムまたは任意のその他のオブ
ジェクトであるかを特定するためのコードを含んでもよい。それ故、オブジェク
トタイプのフィールドは、所定のボキャブラリモジュール内で異なるタイプのオ
ブジェクトが混合されることを可能にする。さらに、オブジェクトタイプのフィ
ールドはまたワードのスピーチの部分に関する情報と、オブジェクトがどのよう
に大文字使用されるかについての情報、または種々の語形変化および末尾を構成
するために必要な情報を含んでもよい。スピーチ情報の一部を有するボキャブラ
リモジュールを使用する減少されたキーボード明瞭化システムは、統語(シンタ
ックス)解析を実行して明瞭化プロセスを改良するための付加的な情報を使用し
てもよい。オブジェクトタイプのフィールドはまた圧縮された形態のテキストの
伝送を可能にするための特定のコードを含んでもよい。特定のコードは入力され
たキーストロークシーケンスまたは関連する明瞭化符号を送信する代わりに、遠
隔局へ送信される。
【0033】 好ましいボキャブラリモジュールツリーデータ構造の主要な特徴のうちの1つ
は、各ノードに関係するオブジェクトが使用頻度にしたがってノードデータ構造
400 に記憶されることである。即ち、パケット406 の第1の命令により構成され
るオブジェクトは、406 の(存在するならば)第2の命令により構成されるオブ
ジェクトよりも高い使用頻度を有し、この第2の命令により構成されるオブジェ
クトは、(存在するならば)第3の命令により構成されるオブジェクトよりも高
い使用頻度を有する。この方法で、オブジェクトは自動的にオブジェクトリスト
に位置され、それによってこれらは使用頻度が減少するように分類される。この
説明の目的で、ワードオブジェクトの使用頻度とは、代表的な使用コーパス(集
積されたもの)内の所定のワードを使用する確率を言い、これは各ワードがコー
パスで生じる回数に比例する。ワードステムオブジェクトの場合、使用頻度は同
一ステムを共有する全てのワードの頻度を合計することによって決定される。
【0034】 各ノードにおける使用頻度またはその他のランク情報の記憶は、システムが使
用中であるとき各オブジェクトのランクを決定し分類する必要をなくす。記憶さ
れたオブジェクトは非常に多数の長いワードに共通する共有ステムを含んでいる
可能性があるので、これはワードオブジェクトボキャブラリでは重要な関係(im
plication )である。これらのステムの相対的なランクのダイナミックな決定は
、子ノードのツリー全体を横断し、各ステムについての情報を累積し、ポータブ
ルコンピュータ装置の重要な処理オーバーヘッドを付加することを必要とする。
したがって、前もってこの情報を決定し、これをボキャブラリデータに記憶する
ことは、処理オーバーヘッドを減少する。さらに、使用頻度またはランクがノー
ドのオブジェクト406 の順番を定めることにより暗黙的に表されるとき、付加的
な記憶スペースがこの情報に対して必要とされる。
【0035】 好ましくはオブジェクトは使用頻度にしたがった順序でノードデータ構造400 内に記憶されるが、使用頻度のフィールドは各命令にも関連されることが認識さ
れよう。使用頻度のフィールドは、関連するオブジェクトの使用頻度に対応する
代表的な数を含んでいる。異なるオブジェクト間の使用頻度は、各オブジェクト
の使用頻度のフィールドを比較することによって決定される。使用頻度のフィー
ルドと各オブジェクトパケットとを関連づける後者の構成を使用する利点は、使
用頻度のフィールドが明瞭化システムにより変更されることである。例えば、シ
ステムは、ユーザが代表的なテキストエントリ中にボキャブラリモジュール内の
あるオブジェクトを使用した頻度を反映するために使用頻度のフィールドを変更
する。
【0036】 図3および4に戻ると、ブロック156 で、受信されたキーストロークシーケン
スに対応するこれらのオブジェクトは各ボキャブラリモジュールで識別される。
図16は特定のボキャブラリモジュールの対応するオブジェクトを識別するよう
に、受信されたキーストロークシーケンスを解析するためのサブルーチン600 の
フローチャートである。サブルーチン600 は特定のキーストロークシーケンスの
オブジェクトリストを構成する、ブロック602 は新しいオブジェクトリストをク
リアする。ブロック604 はルートノード111 においてツリー110 の横断を開始す
る。ブロック604 は最初のキー押しを行う。ブロック 608乃至612 は全ての有効
なキー押しを処理するためループを形成する。ブロック608 は図17のサブルー
チン620 を呼ぶ。決定ブロック610 は全ての有効なキー押しが処理されたか否か
を決定する。処理されていないキー押しがあるならば、ブロック612 は次の有効
なキー押しに進行する。全てのキー押しが処理されているならば、ブロック614 は完了したオブジェクトリストに戻る。主ルーチンが新しいキーストロークシー
ケンスによりサブルーチン600 を反復的に呼ぶならば、最後のキーよりも1つ多
いキーを有するキーと、最後のキーを除く全てのキーは先の実行と同一であり、
サブルーチン620 が最も最近のキー押しのみを処理するように直接呼出されるな
らば、初期化ブロック602 および604 はバイパスされてもよいことが認識されよ
う。
【0037】 図17はサブルーチン600 から呼ばれるサブルーチン620 のフローチャートで
ある。図3および4で示されている主ルーチンでは、キーストロークはブロック
150 でシステムにより検出された。キーストロークに対応する子に対して有効な
通路が存在するならば、新しいキーストロークの受信はボキャブラリモジュール
ツリーの下流方向の進行を生じさせる。図17のブロック621 で、ノード400 の
データ構造の有効なキービットフィールドはそれ故、有効な構造およびポインタ
が受信されたキーストロークに対応するか否かを決定するために検査される。決
定ブロック622 で、命令406 および 404aのようなポインタフィールドからなる
有効なパケット408 が入力されたキーストロークに対応して存在するか否かを決
定するために有効なキービットフィールドを試験する。キーストロークに対応す
る有効なパケットが存在しないならば、受信されたキーストロークがボキャブラ
リモジュール内のオブジェクトに対応しない無効なキーストロークシーケンスの
一部であるので、ブロック624 で、選択リストを生成するためにオブジェクトリ
ストは主ルーチンに戻る。ブロック622 と624 を具備するサブルーチン620 の分
岐はそれ故、無効なキーストロークシーケンスを無視し、明瞭化システムにより
生成される選択リストに含まれることが可能な親ノードで発生されたオブジェク
トリストを戻す。
【0038】 決定ブロック622 で受信されたキーストロークに対応する有効なパケットが存
在するならば、サブルーチンはブロック626 に進み、ここで新しいオブジェクト
リストが古いオブジェクトリストにコピーされる。前述したように、新しいオブ
ジェクトリストを構成するため、明瞭化システムは古いオブジェクトリストのコ
ピーによって開始する。ブロック626 で、先のノードからのオブジェクトリスト
はそれ故、新しいオブジェクトリストの構成に使用されてもよいように記憶され
る。
【0039】 ブロック628 は所定のキーに関連される第1の有効な命令を取出す。ブロック
630 は第1の命令が新しいオブジェクトリストに第1のアイテムを生成するよう
に反復子NEW−INDEXを1に初期化する。サブルーチンは有効な命令に関
連するオブジェクトリストを構成するようにブロック632 乃至642 からなるルー
プに入る。ブロック632 で、OBJECT−LIST−INDEXフィールド55
6 が検査され、対応するオブジェクトは古いオブジェクトリストからロードされ
る。ブロック634 で、LOGICAL−SYMBOL−INDEXフィールド55
5 が検査され、(図11で示された550 のような論理シンボルインデックス表に
より受信されたキーストロークに関連する)適切なシンボルが識別されたオブジ
ェクトの最後に添付される。所定のキー551 と論理符号インデックス552 におけ
るシンボル表550 のエントリが文字シーケンスを保持するならば、1よりも大き
い長さのASCIIシーケンスがブロック634 において識別されたオブジェクト
に付加されてもよいことが認識されよう。ブロック636 で、結合されたオブジェ
クトとシンボルは新しいオブジェクトリスト中に新しいオブジェクトとして記憶
される。ブロック638 において、サブルーチンが所定のノードの所定のキーに関
係する最後の有効な命令を処理したか否かを決定する試験が行われる。最後の有
効な命令が処理されていないならば、ブロック640 で、次の有効な命令が取出さ
れる。ブロック642 で、NEW−INDEXがインクレメントされる。
【0040】 決定ブロック638 における試験が、全てのオブジェクトがノードのために構成
されていることを示したならば、サブルーチンはブロック644 に進み、関連する
ポインタを子ノードへ与える。ブロック646 で、選択リストを生成するために新
しいオブジェクトリストが主ルーチンへ戻される。各ノードに関連するオブジェ
クトリストを生成するためのサブルーチン600 はユーザから受信された各キース
トロークで実行されることが認識されるであろう。各キーストロークはボキャブ
ラリモジュールツリー内で1つの付加的なレベルだけサブルーチンを進めるだけ
なので、ユーザが新しいキーストロークシーケンスを入力したときボキャブラリ
モジュールの“検索”は行われない。検索が各キーストロークについて行われな
いので、ボキャブラリモジュールは各ノードに関連するオブジェクトリストを最
少の処理オーバーヘッドで戻す。
【0041】 ボキャブラリモジュールオブジェクトとキーストロークシーケンスとの間の関
係がボキャブラリモジュールの構成の詳細であることが認識されるであろう。現
在の入力キーシーケンスに関連するノードを処理するとき、付加的な子ノードは
、入力されたキーストロークシーケンスで開始してあるしきい値よりも大きい相
対頻度で生じるキーストロークシーケンスを有する候補オブジェクトを識別する
ためにトラバースされてもよい。このしきい値は、ディスプレイ上の選択リスト
区域70を満たすのに十分なオブジェクトを生成するか否かのような現在のノード
の特性に基づいてダイナミックに調節されてもよい。オブジェクトはそれが識別
されるまで、有効な通路に沿ってボキャブラリモジュールツリー中を下流方向に
移動することにより識別される。このような候補オブジェクトはデータベースが
入力ワードリストから構成されるときに識別されることができ、候補ワードの完
了に対応するノードおよび命令は、ノードのトラバースが候補ワードの生成に対
応するときをシステムが認識することを可能にする方法でマークされることがで
きる。ツリー構造が以下説明する圧縮プロセスで変形された後、異なるワードに
対応する異なる入力キーシーケンスを処理するために同一のノードおよび命令が
トラバースされてもよいので、特別なマーキングが必要とされる。キーシーケン
スの既知の位置のシーケンス長または特定のキー値等のその他のシーケンスから
候補ワードシーケンスを弁別するのに十分な情報だけが付加される。代わりに、
候補ワードの終端ノードは、これらが以下説明するようにその他のワードに使用
されるノードと混合しないように特別にマークされてもよい。明瞭化ソフトウェ
アはその後、これらの候補オブジェクトの現在のノードの限定された子孫の近傍
内で検索を先に進め、これはオブジェクトに対応する全てのキーストロークが入
力される前に選択リストで発見される。これらのオブジェクトは入力キーストロ
ークシーケンスに直接関連されるオブジェクトに加えて含まれる。(“ルックア
ヘッド”特性と呼ばれる)選択リスト中のさらに長いキーストロークシーケンス
に関連されるオブジェクトを表示することによって、ユーザはオブジェクトを特
定するために残りのキーストロークを完了する必要なく、すぐにオブジェクトを
選択的に選ぶことができる。
【0042】 図3、4に戻ると、ブロック 158乃至165 で、ボキャブラリモジュール中のキ
ーストロークシーケンスを検索することにより発見されるオブジェクトは優先順
位を与えられ、選択リスト76でユーザに表示される。選択リスト中に表示される
オブジェクトのシーケンスを決定するために、優先順位は各ボキャブラリモジュ
ール間および各ボキャブラリモジュールからの戻されたオブジェクト間で設定さ
れる。
【0043】 種々のボキャブラリモジュールから識別されたオブジェクトリストの優先順位
を決定するために、ブロック158 で減少されたキーボードの明瞭化システムの動
作モードが検査される。前述したように、正常の動作モードでは、ワード解釈は
最初に選択リストに表示される。ワードボキャブラリモジュールからのオブジェ
クトリストはそれ故、その他のボキャブラリモジュールからのオブジェクトリス
トよりも高い優先順位を割当てられる。反対に、明瞭化システムが数的な動作モ
ードであるならば、数的な解釈がその他のボキャブラリモジュールよりも高い優
先順位を割当てられる。それ故、明瞭化システムのモードはボキャブラリモジュ
ールオブジェクトリスト間の優先順位を示す。あるモードでは、ボキャブラリモ
ジュールからのオブジェクトリストは選択リストから全体的に省略されてもよい
ことが認識されよう。
【0044】 ボキャブラリモジュールから生成されたオブジェクトリストはただ1つのエン
トリだけを含んでもよく、またはこれらは多数のエントリを含んでもよい。ブロ
ック160 で、同一のボキャブラリモジュールからのオブジェクト間の優先順位は
それ故、オブジェクトリストが多数のエントリを含む場合に解決される。所定の
ボキャブラリモジュールで検索された特定のキーストロークシーケンスに整合す
るオブジェクトも所定の優先順位を与えられ、これは相互に関する相対的な提示
を決定する。前述したように、好ましくはデフォルト提示順序は代表的な使用コ
ーパスにおける使用頻度を低くする。各オブジェクトに関係する優先順位データ
はそれ故、選択リストのオブジェクトの順位付けに使用される。選択リスト区域
70は表示されるエントリ数で限定されるので、予め定められた最小の使用頻度よ
りも低いオブジェクトは選択リストの最初の表示から省略される。省略されたオ
ブジェクトは、ユーザが表示されたリストの終わりまでスクロールしたとき、後
で選択リストに付加されてもよい。選択リストは自動的にスクロールされ、現在
選択されたオブジェクトは常に可視である。ユーザはまた付加的なオブジェクト
を手動で視野にスクロールするために専用のスクロールボタンを使用してもよく
、この場合、現在選択されたオブジェクトは視野外にスクロールされる。代わり
に、選択リストの全てのオブジェクトは、ユーザリクエストの“ドロップダウン
”リスト中に同時に表示されてもよい。
【0045】 ボキャブラリモジュールで検索されたオブジェクトの表示に関係する多数の特
性は適切なシステムメニューのアクセスによってユーザのプログラムが可能であ
る。例えば、ユーザは選択リスト区域の個々のオブジェクトまたはオブジェクト
クラスの順序を特定することができる。ユーザはまたボキャブラリモジュール間
において、および各ボキャブラリモジュールから識別されたオブジェクト間にお
いて優先順位を決定する優先順位レベルを設定してもよい。この方法では、選択
リスト区域においてユーザに示されたエントリの数は最少に維持されてもよい。
選択リスト区域の付加的なエントリは常に選択キーを反復して押すことにより視
野にスクロールされてもよい。
【0046】 オブジェクト間の優先順位が解決した後、ブロック165 で、選択リストは識別
されたオブジェクトから構成され、ユーザに示される。不明瞭なキーストローク
シーケンスのデフォルト解釈がユーザにより入力されたとき、選択リスト中の第
1のエントリは暫定的に示され、テキスト区域66の挿入点88で強調される。明瞭
化ソフトウェアルーチンは、その後次のキーストロークを待機するためにブロッ
ク150 に戻る。
【0047】 決定ブロック152 に戻り、検出されたキーストロークが選択キー60であるなら
ば、“イエス”の分岐は決定ブロック152 から決定ブロック163 へ導かれ、ここ
では現在の選択リストが空であるか否かの決定が行われる。現在の選択リストが
空であるならば、ブロック164 で、OverloadSelectフラグがTR
UEに設定されたならば、明確なスペースが生成され、すぐにテキスト区域に出
力される。OverloadSelectフラグは、明確なスペースキー64を含
まないシステムでTRUEに設定されていないシステムフラグであり、その場合
にはスペース符号が選択キーの連続的な付勢シーケンスを最初に付勢するために
生成され、または選択リストがそのとき空であるならば、選択キーが付勢される
。受信されたキーストロークの最初の処理に続いて、ブロック 164Bで、システ
ムは図8、9で示されている以下説明する句読キー63に必要な事後処理を行う。
実行はブロック150 に戻る。決定ブロック163 において、選択が空でないならば
、ブロック 174Aに取られる分岐は“ない”。ブロック 174Aで、Overlo
adSelectフラグがTRUEに設定されるならば、スペースは選択リスト
の各テキストアイテムの最後と挿入点に付加される。ブロック174 で、選択リス
ト中の第1のエントリ周囲(およびそれが暫定的に示されている挿入点の)の実
線のボックスは破線のボックスに変更される。図4で示されているブロック175
で、システムはユーザにより入力される次のキーストロークの検出を待機する。
キーストロークを受信したとき、ブロック 175Aで、システムは図6、7で示さ
れている句読キー63に対して必要な予備処理を行い、それについては以下詳細に
説明する。決定ブロック176 で、次のキーストロークが選択キーであるか否かを
決定する試験が行われる。次のキーストロークが選択キーであるならば、ブロッ
ク178 で、システムは選択リスト中の次のエントリに進み、現在選択されたアイ
テムとしてこれをマークする。この受信されたキーストロークの初期プロセスに
続いて、ブロック 178Bで、システムは図8、9で示されている以下詳細に説明
する句読キー63に必要な事後処理を実行する。ブロック179 で、現在選択された
エントリはは選択リストと、エントリ周囲を破線で囲んだボックスを有する挿入
点において暫定的に表示される。その後、ルーチンはユーザにより入力された次
のキーストロークを検出するため、ボックス175 に戻る。ブロック 175−179 に
より形成されるループは、ユーザが選択キーを多数回押すことにより、使用頻度
の少ない入力された明瞭に識別されないキーストロークシーケンスの種々の解釈
を選択することが可能であることが認識されよう。
【0048】 次のキーストロークが選択キーではないならば、決定ブロック176 から、ルー
チンはブロック180 へ続き、ここで暫定的に表示されたエントリがキーストロー
クシーケンス解釈として選択され、テキスト区域で通常のテキストフォーマット
に変換される。ブロック184 で、不明瞭なキーストロークを受信し、その後選択
キーが新しい不明瞭なシーケンスの開始をシステムに示してから、古いキースト
ロークシーケンスがシステムメモリからクリアされる。新しく受信されたキース
トロークがブロック154 で新しいキーストロークシーケンスを開始するために使
用される。最高の使用頻度のワード解釈がデフォルト選択として示されるので、
明瞭化ソフトウェアの主ルーチンは、選択キーの付加的な付勢が必要なインスタ
ンスの数を最少にしてユーザがテキストを連続して入力することを可能にする。
【0049】 前述したように、正常の動作モードでは、ワードに対応する選択リスト76中の
エントリはリストの最初に示される。状況によっては、リストの最初に示される
その他のキーストロークシーケンス解釈を有することが望ましいこともある。例
えば、ディスプレイスクリーン上に文字選択“list”の表示を支持するのに
十分な表示区域が存在しないシステムでは、データベースからの可能な整合オブ
ジェクトのセットはソフトウェアにより内部に記憶され、デフォルトオブジェク
トまたは明確に選択されたオブジェクトだけ(選択キーの1以上の付勢に続く)
が挿入点に表示される。
【0050】 このようなシステムでは、新しいキーストロークシーケンスに対応する最も頻
度の高いワードが先の入力シーケンスに対応する最も頻度の高いワードにほとん
ど類似していないか全く類似していないかもしれないので、挿入点に表示される
オブジェクトは入力シーケンスに付加されるそれぞれのキーストロークと大きく
変更する傾向がある。その結果、挿入点で表示されるオブジェクトがユーザに対
して“ジャンプ”であるように見え、その絶え間なく変化する見掛けは、特に新
しいまたは不慣れなユーザに対して紛らわしい。この挿入点における“ジャンプ
性”を減少するため、システムは、現在のキーシーケンスに対応する最も頻度の
高いワードオブジェクトを常に表示するのではなく、総頻度がしきい値を越える
長いワードまたは複数のワードに対応するならば、ワードまたはワードステムオ
ブジェクトが表示されるように構成されることができる。この“ステムプロモー
ション”の結果として、挿入点で頻繁に表示されるワードの変化は、単に先に表
示されたテキストへ付加的な文字を添加することからなる。例えば、頻度の高い
ワード“this”をタイプするとき、ユーザは4つのキーストロークTUV、
GHI、GHI、PQRSを押す。ステムプロモーションを行わずに、システム
は後続するオブジェクトシーケンスを(一度に)挿入点“t”、“vi”、“u
gh”、“this”で表示する。ステムプロモーションが行われたとき、シス
テムは“t”、“th”、“thi”、“this”を表示する。結果として、
新しいまたは不慣れなユーザが、明瞭化システムがユーザのキーストロークを正
確に解釈するという確信をさらにもてる可能性が高くなる。図5のフローチャー
トは所定のキーストロークシーケンスの所定のノードで表示するためのオブジェ
クトをシステムが決定する態様について示している。
【0051】 図5は、各ノードが不明瞭なキーストロークシーケンスに対応するノードのツ
リー構造でワードのデータベースを発生するソフトウェアプログラムルーチンの
フローチャートである。各ノードで、キーストロークシーケンスにより生成され
る可能なワードまたはワードステムに対応して複数のワードオブジェクトが生成
される。ブロック190 において、しきい値“MinFactor”が設定される
。このしきい値は最小のファクターに対応し、これによってテキストオブジェク
トの総頻度はノードの最も頻度の高いワードオブジェクトの総頻度を超えなけれ
ばならず、したがってワードオブジェクト(即ちそのノードの選択リストに最初
に表示されるデフォルトオブジェクト)よりもプロモートされる。ワードオブジ
ェクトの総頻度は、ワード自体の頻度と、ワードがステム(即ち長いワードの最
初の頭文字に対応する)である全ての長いワードの頻度との合計である。ブロッ
ク191 で第2のしきい値“MaxWordFreq”が設定され、これは別のス
テムがプロモートされてもよいワードの最大相対頻度に対応する。ブロック192
で、ツリーの全てのノードがトラバースされ、未処理としてマークされる。ブロ
ック193 で、ルーチンはツリーの全てのノードが処理されているか否かを決定す
る。処理されているならば、ルーチンは停止し、そうでなければブロック194 で
、システムは次の未処理のノードを取出し、最も頻度の高いワードオブジェクト
(MostFreqWord)の頻度と、ワードがステムである全てのワードを
伴ったワードの総頻度(MostFreqWordTot)と、そのオブジェク
トがステムである全てのワードの総頻度がノードに関連する全てのオブジェクト
の中で最高であるオブジェクト(MostFreqStemTot)とを決定す
る。ブロック195 で、システムはMostFreqStemTotが少なくとも
MinFactorだけMostFreqWordTot値を超えるか否かを試
験する。超えないならば、ノードに関係するデフォルトオブジェクトは変更され
ず、システムはブロック198 へ戻り、ここでノードはブロック193 に戻る前に既
に処理されたものとしてマークされる。ブロック195 で、MostFreqWo
rdTotが少なくともMinFactorだけ超過されたならば、ブロック19
6 で、システムはノードに関連する現在のデフォルトオブジェクトの頻度(Mo
stFreqWord)が、別のオブジェクトがプロモートされるワードの最大
値(MaxWWordFreq)を超えるか否かを試験する。超えるならば、ノ
ードに関するデフォルトオブジェクトは変更されず、システムはブロック198 に
戻る。超えないならば、ブロック197 で、ノードは変更され、MostFreq
StemTotに関係するオブジェクトは、ブロック198 に戻る前にノードに関
するデフォルトオブジェクトとして示される。
【0052】 ブロック196 における試験は、非常に普通のステムが普通のワードよりもプロ
モートされることを阻止することを必要とされる。例えばワード“for”のス
テム“fo”は非常に高頻度で生じ、それによってMinFactor(例えば
値1.5)の合理的な値では、ブロック195 の試験は共通のワード“do”が同
一ノードで生じても満足される。ワード“do”は明白に比較的高頻度で生じ、
“do”がそのノードのデフォルトオブジェクトとして現れない場合には明瞭化
システムの効率に対して重大な損害である。 II.進歩されたシステム特性 1.句読の明瞭化 図1は本発明の1つの好ましい実施形態を示しており、ここではデータキー56
の左上キー(“句読キー”)は句読符号ピリオド、ハイフン、アポストロフィに
関連される。全てのこのような文字は例えば英語およびフランス語のような複数
の言語で共通して使用される。その他の符号のセットの(例えば符号カンマ、ハ
イフン、長いダッシュ)はキーに割当てられ、本発明の明瞭化システムと同一の
方法原理を使用して明瞭化されてもよい。システムは句読キー63のキーストロー
ク周囲のキーストローク内容を使用し、それによって目的とする句読符号を決定
する。句読キー63のデフォルト動作もある言語により示されるある特別なケース
を処理するように変更される。
【0053】 図6、7、8、9のフローチャートは、所定の句読キーの付勢で発生される符
号をシステムが決定する態様を示している。句読キー63に関連する異なる句読符
号を使用して生成される異なるテキストオブジェクトは選択リストに付加される
。どのオブジェクトが選択リストの第1のオブジェクトとして付加されるかによ
って、句読キー63の付勢のデフォルト解釈が決定される。別の解釈はまた選択キ
ーの付勢、または表示された選択リストの所望の解釈のタッピングにより選択さ
れる。図6および7は図3および4で示される通常のシステム処理前に、システ
ムにより受信される各キーストロークを処理するルーチンを示しており、ここで
システムはキーストロークを現在の入力キーストロークシーケンスに付加し、新
しいシーケンスに対応するワードを決定し、新しいシーケンスに基づいて更新さ
れた選択リストを生成する。図6および7で示されている処理は図3および4の
ブロック 150Aと 175Aで行われる。図8および9は新しく生成された選択リス
トを事後処理するルーチンを示す。図8および9で示された処理は図3および4
のブロック 164B、 178Bで行われる。全てのフラグはシステムの初期時間でク
リアされているものと推定される。
【0054】 各キーストロークの事前処理を開始するため、図6のブロック200 で、フラグ
ClearPunctModeがチェックされる。フラグとバッファに関連され
る全ての句読キーが次のキーストロークの処理開始時にクリアされるべきである
ことを示すためフラグClearPunctModeが設定される(ブロック26
2 )。ブロック200 で、フラグが設定されていることが発見されたならば、ブロ
ック202 で、句読キー63で明確に使用される全てのフラグとバッファはクリアさ
れる。これらの同じフラグとバッファもシステム初期化時間においてクリアされ
る。curPunctWordバッファは、テキストオブジェクトを保存するた
めに使用され、それに句読キーソフトウェアが句読符号を添付し、選択リストに
付加されるオブジェクトを生成する。p状態フラグは句読キーソフトウェアの現
在状態を保存し、句読キー63が付勢された文脈の異なる可能なケース間を弁別す
る。ブロック204 で、事前処理されている現在のキーが句読キー63であるならば
、ブロック206 で現在のデフォルト(または明確に選択されたオブジェクト)が
curPunctWordバッファ中に保留され、ブロック208 で、フラグp状
態がPUNCT KEYに設定され、句読キー63が受信された最後のキーであっ
たことを示す。ブロック212 は、ブロック151 または176 で開始する図3および
4で示されるキーストロークの通常の処理を表している。コネクタDから開始す
る図8および9で示された事後処理について実行を継続する。
【0055】 ブロック204 で、現在のキーが句読キーではないならば、ブロック220 でp状
態フラグが設定されていないならば、ブロック222 で、句読キー処理に明確に使
用される全てのフラグとバッファはクリアされ、キーストロークの通常の処理は
ブロック212 において継続する。ブロック220 で、p状態フラグがゼロではない
値に設定されたならば、ブロック230 で現在のキーは不明瞭なデータキー56のう
ちの1つであるならば、システムはブロック232 へ進み、システムフラグApo
strophe Sが設定されているか否かを試験する。Apostrophe Sフラグは、(ワード“is”との所有格または短縮を形成するため)文字“
s”が後続するアポストロフィをワードの末尾に連結することが普通である英語
のような言語に対してのTRUEに設定される。Apostrophe Sフラ
グがTRUEに設定されたならば、ブロック234 で、p状態フラグがPUNCT KEYに設定されることが発見され(先のワード付勢が句読キーであったこと
を示す)、ブロック236 で現在のキーが文字“s”に関連するデータキー(図1
のPQRSキー)であることが発見されたならば、ブロック238 で、p状態フラ
グがAPOS Sに設定され、句読キー63が受信され、“s”が後続する特別な
ケースのアポストロフィが認識されたことを示す。試験(ブロック234 またはブ
ロック236 )が失敗したならば、ブロック237 で、p状態フラグがPUNCT RCVDに設定され、句読キー63が受信され、句読キー処理が実行されるべきで
あるが(“s”に続くアポストロフィの認識等)特別なケースは現在与えられて
いないことを示している。どちらの場合にも、p状態の設定後、キーストローク
の通常の処理はブロック212 で続く。
【0056】 ブロック230 で、現在のキーが不明瞭なデータキーでないことが決定されるな
らば、ブロック250 で、システムは現在のキーがバックスペースキーであるか否
かを決定する。バックスペースキーであるあらば、ブロック252 で、フラグとバ
ッファに関係する全ての句読キーは削除されたキーストローク前にそれらの状態
に回復され、その後キーストロークの通常の処理(バックスペースキー)が(コ
ネクタCを介して)ブロック212 で継続する。ブロック250 で、現在のキーがバ
ックスペースキーではないならば、ブロック260 で、現在のキーがモードキー、
選択キーまたはシフトキー(即ち“受入れられ”テキストバッファに出力される
現在のワードを生成しないキー)であるか否かを決定するための試験が行われる
。それらのキーであるならば、キーストロークの通常の処理がブロック212 で(
コネクタCを介して)継続する。そうでなければ、ブロック260 で、キーは現在
のワードを受入れさせるキーであることが決定され、ブロック262 でp状態フラ
グがクリアされ、ClearPunctモードフラグが設定され、したがってフ
ラグとバッファに関係する全ての句読キーはブロック202 で次のキーストローク
を受信したときにクリアされる。
【0057】 ブロック232 で、Apostrophe Sフラグが設定されていないことが
決定されるならば、ブロック270 で、システムはApostrophe Ter
mフラグが設定されたか否かを決定し、ブロック272 で、p状態フラグがPUN
CT APOSに設定されたか否かを決定し、これは句読キー63が受信され、選
択リストに付加されているアポストロフィで終るワードを認識していることを示
す。Apostrophe Termフラグは、2つのワード間にスペースをタ
イプせずにアポストロフィで終る種々のワード(例えばl' 、d' 等)が後続す
るワードに連結することが普通であるフランス語のような言語ではTRUEに設
定される。このような言語では、明確に選択キーを付勢する必要なくユーザが後
続のワードをすぐにタイプし始めることを可能にするため、システムに自動的に
盲目的な“選択”を行わせることが非常に便利である。ブロック270 と272 との
両者における試験が満足されたならば、現在のデフォルトまたは選択されたワー
ドが受け入れられ、選択キーが付勢されていたかのようにテキストバッファに出
力される。ブロック276 で、現在のキーストロークリストはクリアされ、Cle
arPunctモードフラグが設定される。一方で、ブロック270 でシステムが
Apostrophe Termフラグが設定されていないことを決定したなら
ば、またはブロック272 でp状態フラグがPUNCT APOSに設定されてい
ないことを決定したならば、ブロック278 で、p状態フラグはPUNCT RC
VDに設定され、キーストロークの通常の処理はブロック212 で(コネクタC)
を介して継続する。
【0058】 図6および7のブロック212 により表されている(図3および4で詳細に示さ
れている)キーストロークの通常の処理に続いて、図8、9で示されているよう
なコネクタDから開始する事後処理が行われる。ブロック300 で、p状態フラグ
が設定されていないならば、事後処理は必要とされず、サブルーチンは単にブロ
ック320 で帰還する。ブロック 302、 304、 306は、Apostrophe
ermフラグが設定されたか否かをチェックし、p状態フラグはPUNCT
EYに設定され、現在のデフォルトワードはアポストロフィで終了する。3つの
全ての状況が満たされたならば、ブロック308 で、p状態フラグはPUNCT APOSに設定され、そうでなければシステムはp状態に対する新しい値を設定
することなくブロック310に進む。ブロック310でp状態フラグがPUNCT
POSまたはPUNCT KEYに設定されるならば、ブロック 312、 314、 3
16で、curPunctWordバッファに保存されたテキストオブジェクトが
、ピリオド、ハイフン、アポストロフィをそれぞれ添付した後、選択リストに付
加される。ブロック310 における試験が失敗し、ブロック330 でp状態がAPO
Sに設定されたことが発見されたならば、ブロック332 で、curPunc
tWordバッファに保存されたテキストオブジェクトはアポストロフィと“s
”を添付した後、選択リストに付加される。その後、ブロック 334、 336、 338
、 340で、curPunctWordバッファに保存されたテキストオブジェク
トは、PQRSキーに関連する各文字に後続してハイフンを添付した後選択リス
トに付加される。p状態フラグはその後、ブロック342 でPUNCT RCVD
に設定される。
【0059】 ブロック330 で、p状態フラグがAPOS Sに設定されないならば、ブロッ
ク352 でシステムは現在の選択リストが空であるか否かをチェックする。空では
ないならば、1以上のオブジェクトがキーストロ−クバッファ(句読キーの少な
くとも1度の付勢を含む)中の現在のキーシーケンスに明確に整合するデータベ
ースで発見される。この場合、サブルーチンはキーストロークバッファの内容を
変更せずに単にブロック364 で戻り、それによってユーザが意図するならばデー
タベースオブジェクトが綴られる。そうでなければ、データベースに整合するオ
ブジェクトが存在しなくなると直ぐに、ブロック356 で、curPunctワー
ドバッファに保存されたテキストオブジェクトが、ハイフンの付与後に受入れら
れたテキストとして出力される。ブロック358 で、キーストロークがキーストロ
ークバッファの開始から消去され、句読キーのキーストロークを含んでいる。ブ
ロック360 で、データベースが問合わせされ、変更されたキーストロークバッフ
ァに基づいて更新された選択リストが生成される。最後に、ブロック362 で、句
読キーの全てのバッファとフラグはサブルーチンから帰還する前にクリアされる
【0060】 2.ボキャブラリモジュールの記憶を最小にしながらの性能の最大化 図14で示されているツリーデータ構造110 に対して動作する図17で示され
ているサブルーチン620 のオブジェクト識別ソフトウェアのプロセスにキースト
ロークを組合わせることにおいて固有なことは、サブルーチン620 の処理時間を
増加せずに使用するボキャブラリモジュールの記憶を少なくしながら大きなオブ
ジェクトボキャブラリを検索するための幾つかの優れた手段があることである。
【0061】 入力辞書の使用頻度にしたがって、所定のボキャブラリモジュールの論理的シ
ンボルインデックス表550 の各行のシンボルの順序を定めることにより、ツリー
データ構造110 の全てのノード400 の大部分の命令558 は、LOGICAL−S
YMBOL−INDEXフィールド555 を1に等しくさせることができる。同様
に、ステムとワードオブジェクトが言語の使用頻度が減少する順序でオブジェク
トリスト440中 で生成されるように、全てのノード400 の406 のような全てのパ
ケットの命令558 の順序を定めることによって、ツリー構造110 の全てのノード
400 の大部分の命令558 はOBJECT−LIST−INDEXフィールド556
を1に等しくさせることができる。したがって、ツリー構造110 の多くのデータ
は冗長である。組織的に冗長を識別し、親ノードを子ノードに連結する通路を再
度方向付けすることによりこれらを消去し、もはや参照されない子ノードを消去
することは、もとのツリーよりもはるかに少ないノードと、はるかに少ない命令
と、はるかに少ないリンクを含む高度に折畳まれ、または折返されたデータ構造
につながり、さらにこれはもとのツリーから検索可能なオブジェクトをそれぞれ
検索する。さらに、その命令がオブジェクトリスト400 の類似のオブジェクトを
生成するもとのツリーを通る通路の異なるインスタンスは、折畳まれたツリーの
共通の通路に融合され、これはルールを形成する(特別なものと反対に)一般化
されたオブジェクトとして機能し、減少された構造が、所定のボキャブラリモジ
ュールのツリー110 の限定に元来使用されたさらに多くのオブジェクトを生成す
ることを可能にする。例えば30,000の英単語のリストから生成された折畳まれて
いないボキャブラリツリーは好ましい実施形態では78,000を超える命令を含んで
いる。折り畳みプロセスの好ましい実施形態により折畳んだ後、変更されたツリ
ーは29,000よりも少ない命令と、構造が所定の不明瞭なキーストロークシーケン
スを検索できるワードオブジェクト数よりも少ない数と、図16のフローチャー
トの好ましい方法で実施された検索プロセスとを含んでいる。各命令はキー押し
に応答して1つのシンボルを付与することによってオブジェクトリスト430 の1
つのオブジェクトを変更するだけであるので、顕著で優れた結果が生まれる。一
般的なオブジェクト構造ルールのように、これは命令の共通シーケンスを再使用
する折畳まれたツリーとソフトウェア検索プロセスの結果である。
【0062】 図13で示されているノードは例である。ノード560 は、その有効なキーフィ
ールド562 の“010100000 ”の“1”により示されているように2つの有効なキ
ーを有する。好ましい実施形態では、“1”の位置は第2、第4のキーが有効な
通路であり、566 と568 のパケットに関連された子ノードに対する命令およびポ
インタのパケットを有することを示す。パケット566 は3つの命令“(1,1,0 )
”、“(1,2,0 )”、“(2,1,1 )”と、それに続いて子ノードに連結するポイ
ンタ“P”560 とを含んでいる。サブルーチン600 がノード560 につながるキー
ストロークのリストを処理しているならば、サブルーチン620 は“2”キーを処
理するために呼出され、これは好ましい実施形態ではABCキーであり、以下の
ことが生じる。命令561 はキーABCの第1の論理シンボル(“a”)をインデ
ックス1の古いオブジェクトに付加し、インデックス1で新しいオブジェクトを
構築する。561 の第3のフィールド“0”はSTOP FLAG557 の誤った値
であり、これは現在のパケットの最後の命令ではないことを示し、そこで次の命
令563 が解釈される。命令563 はキーABCの第1の論理シンボル(“a”)を
インデックス2における古いオブジェクトに付加し、インデックス2で新しいオ
ブジェクトを構築する。構築される新しいオブジェクトのインデックスは命令自
体の順序で盲目的であり、例えば第2の命令は常に第2のオブジェクトを構築す
るので、新しいオブジェクトのインデックスは2である。命令563 の第3のフィ
ールド“0”はSTOP FLAG557 の誤った値であり、そこで次の命令567
が解釈される。命令567 はキーABCの第2の論理シンボル(“c”)をインデ
ックス1における古いオブジェクトに付加し、インデックス3で新しいオブジェ
クトを構築する。命令567 の第3のフィールド“1”はSTOP FLAG557
の真の値であり、これは現在のパケットの最後の命令であることを示し、そこで
サブルーチン620 の実行はブロック638 からブロック644 へ通過する。
【0063】 異なる命令パケット408 を含んだ2以上のノードを、別々に多数のノードと同
一目的を行うことができる1つのノードに結合することが可能であり、ボキャブ
ラリツリー110 中のあるノードはよい意味で冗長であることを意味している。本
発明の目的に対して、1つのノードが図18乃至21の好ましい実施形態で示さ
れたソフトウェアプロセスの動作により処理されることができる意味で、ワード
“冗長”は2つのノードに関して使用される。
【0064】 例えば図13でノード560 とノード574 を比較する。キー2における命令パケ
ット566 と571 は正確に一致するが、ノード560 のキー4における命令570 はノ
ード574 におけるキー4の命令572 と対立し、その一方の動作を行うことができ
ず、また2つのノードを両者の動作を行う1つのノードに結合することもできな
い。ノード560 とノード576 を比較する。各ノードのキー2に関連される命令パ
ケット566 と577 は正確に一致する。命令569 と578 はSTOP FLAG557
の設定で異なるが、その差はこれらの両者を対立させない。図18のサブルーチ
ン620 のオブジェクト検索プロセスの基本的な結果は、所定のキーに対してノー
ドで1組の命令を実行することにより生成される新しいオブジェクトリストであ
る。付加的なオブジェクトがノードの子の正確な処理に悪影響せずに、オブジェ
クトリストの最後に付加されることができる。したがって、578 の後に付加的な
命令を実行することによりノード576 の子の処理でエラーは生じない。処理の根
本は、誤った命令が実行される場合のみ、または非常に多くの命令が実行された
場合のみ妨害される。同様に、ノード576 のキー9に有効なキーが存在すること
は、ノード560 に有効な9のキーが存在しないことと矛盾しない。それ故、ノー
ド560 とノード576 は冗長であり、両者の実質上の効果を実現する新しいノード
582 に融合されることができ、両者の子の親ノードとして正確に機能する。ポイ
ンタも冗長を限定する役目を有することが認識されよう。長いワードのステムを
形成するために続かないワードに関係するツリーのシーケンスの最後のキースト
ロークにおいて、有効なキーパケット408 のポインタは好ましい実施形態では特
定値NULLを有し、さらに子が存在しないことを示す。このようなノードは“
最終ノード”と呼ばれる。両ノードに共通の有効なキーにおいて子ノードを有す
る2つのノードに対しては、最終ノードに到達するまで、または比較されるノー
ドに共通の有効なキーシーケンスにもはや子孫がなくなるまで、それぞれの子ノ
ードは冗長である親ノードに対して冗長でなければならず、子から派生するノー
ドにも対して冗長でなければならない。
【0065】 図18乃至21は、図14で示されているツリー110 と類似するボキャブラリ
モジュールツリーの圧縮および折り畳みを行うためのソフトウェアプロセスの好
ましい実施形態のフローチャートを示している。図18は圧縮されたボキャブラ
リモジュールを構築するためのソフトウェアプロセスの好ましい実施形態のフロ
ーチャートである。ブロック652 で、フランス語のボキャブラリモジュールに対
する図10のような物理キーで現れる以外の必要な付加的な不明瞭シンボルを識
別するために辞書が走査される。ブロック 654-656では、シンボルは図11の例
のように、入力辞書の使用頻度の減少する順序でそれぞれのキーに論理的インデ
ックスを割当てられる。オブジェクトの辞書に頻度が与えられると、ブロック65
8 がどのように形態110 のボキャブラリツリーを構築するかは当業者には明白で
あろう。ブロック660 で、冗長ノードが識別され、データの重複を最小にするた
めに共に融合され、1つのオブジェクトに関係する隔離された命令シーケンスを
、多数のオブジェクトを検索するための一般化されたルールに変更する。このプ
ロセスは図19で詳細に示されている。ブロック662 は最終ノードからの全ての
残りのNULLポインタを識別し、これらを多数の親を有するノードへのポイン
トへ変更し、したがってモジュールのルール数を増加する。その他のルールが子
ノードをNULLポインタへ割当てるために適用され、このようなルールは、処
理されるキーストロークに関するファクターに基づいてオブジェクト検索のとき
にダイナミックに提供されることが認識されよう。ブロック664 で、各特有の命
令558 とポインタ 404aの残りのインスタンスがカウントされ、それによってス
ペースを確保するために、これらは高い頻度の命令とアドレスに割当てられる短
いビットパターンを有する特有のビットパターンとしてエンコードされる。本発
明の好ましい実施形態では、ハフマン符号化は最小の長さのビットパターンを命
令とアドレスに割当てるために使用される。ハフマン符号化技術は技術でよく知
られ、したがってここではさらに詳細に説明する必要はないことが認識されよう
。さらに、多重親ノードの子ノードであるノードは特別な順序で記憶されてもよ
く、それによって迅速な検索を容易にし、これらをアドレスするのに必要なビッ
ト数を最小にする。最後に、前述したように生成されたデータはブロック666 で
ファイルに書込まれる。
【0066】 ブロック658 でツリーを構築しながら記憶されるオブジェクトを記述するため
の命令558 を選択するとき、オブジェクトがワードまたはワードステムであると
き、それらの文字符号シーケンスは付加的なデータを含み、これはツリー110 の
ノードの冗長を増加するため有効に使用されてもよいことが認識されるであろう
。例えば、英語の全ての文字対が等しく共通であるわけではなく、例えば“s”
は普通は“t”と対にされる。文字対または2重字の統計は、先行する文字から
オブジェクト中の次の文字になる可能性の高い文字を予測する。このような予測
により、論理シンボルインデックス表550 中の不明瞭なシンボルの論理的な順序
づけは、第1の位置の使用をさらに最適にするためにダイナミックに変更される
ことができる。予測は文字トリプレット、3重字、一般的にはn重字まで拡張さ
れることができる。
【0067】 図19はボキャブラリモジュールのツリー110 を折畳むためのソフトウェアプ
ロセスの好ましい実施形態のフローチャートである。ブロック670 は図18のフ
ローチャートのブロック660 から入る。ブロック672 はルートノード111 後に図
14のツリー110 の第1のノードで開始するためプロセスを初期化する。ブロッ
ク674 はノードの位置を突止めるために図20のフローチャートの好ましい実施
形態で示されているサブルーチン690 を呼出し、このノードは、これが存在する
ならば現在のノードと最大に冗長である。目的地ノードが発見されたならば、決
定ブロック676 はプロセスをブロック678 へ導き、ここで冗長ノードが共に融合
され、多数の個々の命令のインスタンスを共用のシーケンスへ合計するツリーか
ら重複データを除去し、これはキーストロークシーケンスをオブジェクトに関連
づける一般的なルールである。決定ブロック676 が失敗したならば、決定ブロッ
ク680はプロセスが行われたか否かを試験する。さらに処理するためのノードが 存在するならば、フローチャートは別のノードを識別するためにブロック682 へ
進む。
【0068】 図20は、所定のノードに関して最高の冗長度を有するノードをツリー110 で
発見するためのソフトウェアプロセスの好ましい実施形態のフローチャートであ
る。ブロック690 は図19のフローチャートのブロック674 から入る。ブロック
692は測定された冗長度のプレイスホルダーMAX−SAVINGSを初期化す る。ブロック694 は図14のツリー110 のルートノード111 で開始する処理を初
期化する。ブロック696 は現在のノードに関して所定のノードの冗長度を計算す
るために図21の好ましい実施形態のフローチャートで示されたサブルーチン71
0 を呼出す。決定ブロック698 はMAX−SAVINGSよりも大きい冗長度が
報告されたか否かを試験する。報告されたならば、ブロック700 は所定のノード
に関する最も大きな冗長度であることが暫定的に発見されたノードのアイデンテ
ィティBEST−NODEと、報告された測定冗長度をMAX−SAVINGS
として記録する。決定ブロック702 は全てのノードが評価されたか否かを試験す
る。全てのノードが評価されていないならば、フローチャートはブロック704 に
続き、現在のノードから次のノードへ進む。ブロック704 から処理フローはブロ
ック696 へ戻る。決定ブロック702 における試験の結果として、最後のノードが
評価されているならば、ブロック706 は最も冗長なノードのアイデンティティを
それが存在したとしても図19のサブルーチン670 のブロック674 への所定のノ
ードへ戻す。
【0069】 図21は、2つの特別なノード間の数的冗長度を計算するためのソフトウェア
プロセスの好ましい実施形態のフローチャートである。ブロック710 は図20の
サブルーチン690 のフローチャートのブロック696 から入る。ブロック712 は重
複命令のカウントを初期化する。ブロック714 はKEY−INDEXを1に初期
化する。ブロック716 はサブルーチンへのパラメータとして特定された2つの第
1のノード400 の第1のものからキーKEY−INDEXに関連された命令パケ
ット406 を読取り、これらを一時的なリストLIST−Aに置く。キーKEY−
INDEXが有効なキーではないならば、命令は読取れない。ブロック718 はサ
ブルーチンへのパラメータとして特定された2つの第2のノード400 の第2のも
のからキーKEY−INDEXに関連された命令パケット406 を読取り、これら
を一時的なリストLIST−Bに置く。キーKEY−INDEXが有効なキーで
はないならば、命令は読取られない。決定ブロック720 はLIST−AまたはL
IST−Bが空であるか否かを決定する。空ではないならば、ブロック722 はL
IST−AまたはLIST−Bから1つの命令を取り出し、それぞれに残る命令
数を1つだけ減少する。決定ブロック724 は命令がLOGICAL−SYMBO
L−INDEXおよびOBJECT−LIST−INDEXフィールドで同じで
あるか否かを試験する。同じではないならば、冗長がない故障コードがブロック
726 でサブルーチン690 のブロック696 へ戻される。ブロック724 の決定がイエ
スであるならば、ブロック728 はカウントSAVED−INSTRUCTION
Sをインクレメントする。制御は再びブロック720 へ移行する。決定ブロック72
0 がTRUEを試験したならば、制御は決定ブロック730 へ移り、これは2つの
ノードが全ての可能なキーに関して比較されているか否かを試験する。比較され
ていないならば、ブロック732 はKEY−INDEXをインクレメントし、制御
はブロック716 へ移る。ブロック730 の決定が正であるならば、制御はKEY−
INDEXを1へリセットするためにブロック734 へ移る。ブロック736 は2つ
のノードのキーKEY−INDEXに関連するポインタを試験する。決定ブロッ
ク738 はポインタが空(NULL)であるか否かを試験し、これは最終ノードの
ポインタまたは、有効ではない任意のキーの場合である。いずれのポインタも空
ではないならば、制御はブロック740 に移行し、これは2つの空ではないポイン
タによって指向される子ノードが冗長であるか否かを試験するために反復的にサ
ブルーチン710 を使用する。ブロック740 の結果は決定ブロック742 で試験され
る。2つの子ノードが冗長ではないことが発見されたならば、故障コードはブロ
ック744 で戻される。そうでなければ、2つの子はブロック746 により累積され
るある数値的なスコアを有する冗長であることが発見される。決定ブロック748
は最後のキー(好ましい実施形態ではキー9)に関連するポインタが試験されて
いるか否かを試験する。試験されていないならば、ブロック752 はKEY−IN
DEXをインクレメントし、制御をブロック736 へ移行させる。ブロック748 の
試験が、全てのポインタがチェックされていることを決定したならば、サブルー
チンがブロック710 に入ったときもとの識別された2つのノードの冗長度の累積
された数的な尺度が戻される。
【0070】 冗長度の数値の計算は、各ノードに存在するブランチ数および子としてノード
を指向する親の数等の付加的なファクターを考慮するために加重されてもよいこ
とが認識されよう。あるキーに関連する命令の順序付けのために2つのノードが
冗長ではないならば、入力辞書の低い頻度のワードに関係する命令の順序は高い
頻度のオブジェクトに関係する命令の優先順位に影響せずに再度順序付けされ、
したがってツリーの冗長を増加することが認識されよう。 III .代表的なシステム動作 図22乃至32は減少されたキーボード明瞭化システムを典型的に使用してい
るときのポータブルコンピュータ52のディスプレイ53を示している。ポータブル
コンピュータの電源をオンにした後、テキスト区域66と選択リスト区域70は空で
ある。図22では、ユーザは語句“This is a test”をタイプしている。ボキャ
ブラリモジュールは、最後の4つのキーストロークTUV、DEF、PQR、T
UVのシーケンスの最も可能性の高い解釈をワード“test”として識別し、挿入
点900 でこの解釈を暫定的に示し、またデフォルト解釈901 としてこのワードを
選択リストの最初に位置させている。この選択リストの最初のエントリは、周囲
を囲む実線のボックスが描かれて示されており(これが盲目的に選択されたオブ
ジェクトであることを示している)、挿入点900 で、周囲に実線のボックスが描
かれているテキスト区域中に暫定的に示される。ボキャブラリモジュールはまた
ワード解釈“vest”とステム解釈“vert”を識別し、これらの解釈を選
択リストに位置する。図6、7および8、9に示されている句読キー処理ソフト
ウェアはcurPunctWordバッファのテキストオブジェクト“test”を
セーブ(保存)している。
【0071】 図23では、ユーザはそれに続いて.−´句読キー63を押している。データベ
ースには4つのキーTUV、DEF、PQR、TUVとそれに後続する句読キー
63のキーストロークシーケンスに整合するオブジェクトはない。したがって選択
リストに現れるテキストオブジェクトだけが句読キー処理ソフトウェアにより付
加されるテキストオブジェクトであり、付与されたピリオド911 、ハイフン913
、アポストロフィ914 を有するcurPunctWord“test”からなる。結
果的なデフォルト選択リストオブジェクトは“test. ”911 であり、これはまた
挿入点910 におけるテキスト区域に暫定的に示される。
【0072】 図24では、ユーザはそれに続いてスペースキー922 を押している。これは明
確なスペース文字符号を生成し、現在のキーストロークシーケンスを終了し、シ
ステムに暫定的に示されたテキスト“test. ”を受入れさせる。それに続くスペ
ースが出力された後、システムカーソル920 が現れる。キーストロークバッファ
は今は空であり、したがって現在の選択リスト921 も空である。これは、対応す
る句読点の文字を含んでいるデータベース中に整合するオブジェクトが存在せず
に、スペース(または選択)キーを付勢する前に付勢されたときの句読キー63の
デフォルト特性のうちの1つを例示しており、先のデフォルトテキストオブジェ
クトはピリオドが付与されて出力されている。
【0073】 (フラグApostrophe SがTRUEに設定されている)英語用に設
計されたシステムの場合、図25はユーザが図23に続いてPQRSキー932 を
押したときの結果を示している。これは図8のブロック332 乃至342 で示されて
いる処理をトリガーし、これによって句読キー処理ソフトウェアはオブジェクト
“test's”、“test-s”、“test-r”、“test-p”、“test-q”をその順序で選
択リストに付加する。したがって、結果的なデフォルト選択リストオブジェクト
は“test's”931 であり、これも挿入点930 においてテキスト区域に暫定的に示
される。
【0074】 図26は、(ハイフンを付けたワード“test-run”をタイプすることを考慮す
る場合の)ユーザが図25に続いてTUVキー932 を押したときの結果を示して
いる。これは図8のブロック332 乃至340 で示されている処理をトリガーし、そ
の結果、句読キー処理ソフトウェアはテキストオブジェクト“test- ”を受入れ
られるテキストとして出力させ、キーストロークバッファを最後の2つのキース
トロークPQRSとTUVのみを含むように変更させる。これらの2つのキース
トロークに基づく(図8のブロック360 における)データベースの問合わせは図
26で示されている選択リストを生じる。テキストオブジェクト“st”は最も
頻度が高く、したがってデフォルト選択リストオブジェクト“st”941として 表れ、これもまた挿入点940 のテキスト区域に暫定的に示される。
【0075】 図27はユーザがハイフンを有するワード“test-run”のタイピングを終了す
るため図26に続いてMNOキー952 を押したときの結果を示している。全ての
フラグが先のキーストロークを処理するため図9のブロック362 でクリアされて
以降、特別な句読キー処理は行われない。したがってシステムは単に現在のキー
シーケンスPQRS、TUV、MNOを単純に処理する。これらの3つのキース
トロークに基づくデータベースの問合わせは図27で示されている選択リストで
行われる。テキストオブジェクト“run ”は最も頻度が高く、したがってデフォ
ルト選択リストオブジェクト“run ”951 として表れ、挿入点950 においてテキ
スト区域に暫定的に示される。
【0076】 図28乃至32は(フラグApostrophe TermがTRUEに設定
されている)フランス語用に設計されたシステムの1例を示している。この例で
は、ユーザはテキストオブジェクト“c' est”をタイプし、これは実際には
ワード“est”に連結したワード“c' ”からなる。図28はユーザがABC
キー962 を押したときの結果を示している。選択リストはフランス語のABCキ
ーに関連する1つの符号オブジェクトを示しており、アクセントを有する符号a
アクサン・グラーヴ、aアクサン・シルコンフレックス、およびCセディーユを
含んでいる。フラグに関連する全ての句読キーは先にクリアされているので特別
な句読キー処理は行われない。システムは単に現在の1つのキーシーケンスAB
Cを処理する。これらに基づくデータベースの問合わせでは、このキーストロー
クの結果、図28で示されている選択リストが生じる。テキストオブジェクト“
aアクサン・グラーヴ”は最も頻度が高く、デフォルト選択リストオブジェクト
“aアクサン・グラーヴ”961 として現れ、挿入点960 においてテキスト区域に
も暫定的に示される。
【0077】 図29では、ユーザはそれに続いて“.−´”句読キー63を押す。オブジェク
ト“c' ”と“a−”はデータベースに記憶され、データベースの問合わせ後図
3のブロック156 乃至160 で選択リストに付加され、そのため結果的なデフォル
ト選択リストオブジェクトは“c' ”971 である。結果的に、図8のブロック30
0 乃至306 の各試験が成功し、p状態フラグがブロック308 のPUNCT AP
OSに設定される。選択リスト中のオブジェクト“c' ”971 と“a−”973 に
続いて、(図8のブロック 312、 314、 316の)句読キー処理ソフトウェアはc
urPunctWord“aアクサン・グラーヴ”からなるオブジェクト“aア
クサン・グラーヴ.”、“aアクサン・グラーヴ−”、“aアクサン・グラーヴ
' ”にピリオド974 、ハイフン975 、アポストロフィ976 を付加する。結果的な
デフォルト選択リストオブジェクトは“c' ”971 であり、これも挿入点970 の
テキスト区域に暫定的に示される。
【0078】 図30では、ユーザはそれに続いてDEFキー982 を押している。図29の先
のキーストロークの処理結果としてp状態フラグがPUNCT APOSに設定
されたので、句読キー処理ソフトウェアは図7のブロック274 、276 、262 を実
行する。現在のデフォルト選択リストオブジェクト“c' ”は許容されるテキス
ト983 として出力され、現在のキーストロークバッファがクリアされ、システム
は、現在のキーストロークDEFをクリアされたキーストロークバッファに付加
した結果として結果的な1つのキーシーケンスDEFを単に処理する。これらに
基づくデータベースの問合わせでは、このキーストロークの結果、図30で示さ
れている選択リストが生じる。テキストオブジェクト“d”は最も頻度が高く、
デフォルト選択リストオブジェクト“d”981 として現れ、挿入点980における テキスト区域にも暫定的に示される。
【0079】 図31と32は、ユーザが図30に続いて、ワード“est”のタイピングを
完了するため(図30の)PQRSキー992 と(図32の)TUVキー997 を押
したときの結果を示している。ClearPunctモードフラグが先のキース
トロークの処理において図7のブロック262 で設定されたので、特別な句読キー
処理は行われず、それによって句読キーの全てのバッファおよびフラグは図6の
ブロック202 においてクリアされた。したがって、システムは現在のキーシーケ
ンスDEF、PQRS、TUVを単に処理する。これらに基づくデータベースの
問合わせでは、3つのキーストロークの結果、図32で示されている選択リスト
が生じる。テキストオブジェクト“est”は最も頻度が高く、デフォルト選択
リストオブジェクト“est”996 として現れ、挿入点995 においてテキスト区
域にも暫定的に示される。
【0080】 フランス語は、le、ne、ce、de、me、se、je、que 、tu、te等の多数の非常に
頻度が高く使用される不変化詞、前置詞、代名詞を含んでおり、母音で始まるワ
ードに先行するとき、最後の母音をアポストロフィに変化し、それに続くワード
の前にスペースはタイプされない。先の例に示されている句読キー63によりサポ
ートされる動作がなくては、この頻度の高いワードオブジェクトの連結は、第2
のオブジェクト(est)をタイプする前に第1のワードオブジェクト(示され
ている例ではc' )を終了するため、その他の方法でユーザが選択キーをさらに
キー付勢することを必要とする。したがって、句読キー63がアポストロフィで終
わるワードオブジェクトとの自動的な連結を支持する能力はフランス語等の言語
システムの効率および自然な感覚を非常に増加する。
【0081】 本発明の好ましい実施形態を示し説明したが、種々の変化が本発明の技術的範
囲を逸脱せずに行われることが認識されよう。例えば、当業者は減少されたキー
ボード明瞭化システムのキーボード54が3より少ない、または20よりも多いデ
ータキーを具備してもよい。ここで説明した明瞭化技術は異なるサイズのキーボ
ードにも同等に応用可能である。句読キー63と関連する特定の文字は変更される
ことができる。例えば当業者はある応用ではピリオドがカンマに置換されること
を認識するであろう。さらに、異なる周囲のキーストローク内容で生成される句
読符号の特定の選択も変更されることができる。例えば2つの連続的な句読キー
63を付勢した結果、3つの連続する付勢が省略符号“…”を生成しながら、Em
Dash“−”を生成する。
【0082】 当業者は付加的なボキャブラリモジュール、例えば法律用語、医学用語、外国
語の用語を含んでいるボキャブラリモジュールがコンピュータ内でエネーブルさ
れることができることも認識するであろう。システムメニューにより、ユーザは
システムを構成し、付加的なボキャブラリワードを特別に配色または強調して、
可能なワードのリストの最初または最後に現れさせることができる。したがって
、特許請求の範囲内で、本発明はここで特別に説明した以外に実施されることが
できることを認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の減少されたキーボード明瞭化システムを内蔵したポータブルコンピュ
ータの好ましい実施形態の概略図。
【図2】 図1の減少されたキーボード明瞭化システムのハードウェアのブロック図。
【図3】 減少されたキーボード明瞭化システムのための明瞭化ソフトウェアの好ましい
実施形態のフローチャート。
【図4】 減少されたキーボード明瞭化システムのための明瞭化ソフトウェアの好ましい
実施形態のフローチャート。
【図5】 減少されたキーボード明瞭化システムのツリーデータ構造の各ノードにおける
デフォルトオブジェクトとして使用されるべきテキストオブジェクトを決定する
ためのソフトウェアの好ましい実施形態のフローチャート。
【図6】 減少されたキーボード明瞭化システムのキーに関連した複数の句読符号の中か
ら目的とする句読符号を明瞭化するために各キーストロークで実行されるソフト
ウェアプロセスであり、キーストロークを最初に受信したときに実行されるプロ
セスを示している好ましい実施形態のフローチャート。
【図7】 減少されたキーボード明瞭化システムのキーに関連した複数の句読符号の中か
ら目的とする句読符号を明瞭化するため各キーストロークで実行されるソフトウ
ェアプロセスであり、キーストロークを最初に受信したときに実行されるプロセ
スを示している好ましい実施形態のフローチャート。
【図8】 減少されたキーボード明瞭化システムのキーに関連した複数の句読符号の中か
ら目的とする句読符号を明瞭化するため各キーストロークで実行されるソフトウ
ェアプロセスであり、キーストロークのその他の処理を実行する処理が完了する
処理を示している好ましい実施形態のフローチャート。
【図9】 減少されたキーボード明瞭化システムのキーに関連した複数の句読符号の中か
ら目的とする句読符号を明瞭化するため各キーストロークで実行されるソフトウ
ェアプロセスであり、キーストロークのその他の処理を実行する処理が完了する
処理を示している好ましい実施形態のフローチャート。
【図10】 符号とキーの物理的関係と、物理キーで現れる符号の付加的なアクセントを有
する変形を含んでいる論理的関係のインスタンスとの比較図。
【図11】 論理シンボルをキーインデックスに関連付ける表の1例。
【図12】 ボキャブラリモジュールのツリーのノードにおけるデータの好ましい内部配列
と、命令の好ましい実施形態の意味論コンポーネントの図。
【図13】 好ましい実施形態のノード構造における可能な内部データアイテムの4つの例
を示す図。
【図14】 圧縮されていないボキャブラリモジュールの好ましいツリー構造を示す図。
【図15】 ボキャブラリモジュールから検索されるプロセスのオブジェクトを中間記憶す
るための好ましい実施形態であるオブジェクトリストの1例の状態を示す図。
【図16】 キー押しのリストが与えられたボキャブラリモジュールからテキストオブジェ
クトを検索するためのソフトウェアプロセスの好ましい実施形態のフローチャー
ト。
【図17】 1つのキー押しが与えられたボキャブラリモジュールのツリー構造を横断し、
オブジェクトリストの状態を変更するためのソフトウェアプロセスの好ましい実
施形態のフローチャート。
【図18】 折畳まれ、圧縮されたボキャブラリモジュールを構築するためのソフトウェア
プロセスの好ましい実施形態のフローチャート。
【図19】 ボキャブラリモジュールのツリーデータ構造を折畳むためのソフトウェアプロ
セスの好ましい実施形態のフローチャート。
【図20】 所定のノードと比較して最大の冗長度を有するボキャブラリモジュールのツリ
ーの第2のノードの位置を決めるためのソフトウェアプロセスの好ましい実施形
態のフローチャート。
【図21】 ボキャブラリモジュールのツリーの2つのノード間の冗長度を計算するための
ソフトウェアプロセスの好ましい実施形態のフローチャート。
【図22】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図23】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図24】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図25】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図26】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図27】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図28】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図29】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図30】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図31】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
【図32】 典型的な使用を行っている期間における減少されたキーボード明瞭化システム
の好ましい実施形態の概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 グローバー、デール・エル アメリカ合衆国、ミシガン州 48915 ラ ンシング、ウエスト・ジェネシー 731 (72)発明者 グルンボック、シェリル アメリカ合衆国、ワシントン州 98070 バション、ピー・オー・ボックス 1829 (72)発明者 キング、マーティン・ティー アメリカ合衆国、ワシントン州 98070 バション、ピー・オー・ボックス 1829 (72)発明者 クシュラー、クリフォード・エー アメリカ合衆国、ワシントン州 98070 バション、ポイント・バション・ドライ ブ・エス・ダブリュ 10857 Fターム(参考) 5B019 DA01 DA06 DA10 KA10 5B020 DD02 FF03 FF14 5K027 AA11 BB02 FF22 HH00 MM04 【要約の続き】 文字に関する不明瞭なキーの付勢は周囲のキーストロー クの内容から明瞭化される。

Claims (93)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザにより入力された明瞭に定められない入力シーケンス
    を明瞭化するための明瞭化システムにおいて、 (a)複数の文字、符号にそれぞれ関連する複数の入力を具備し、入力シーケ
    ンスは入力がユーザ入力装置の操作により選択される度に生成され、生成された
    入力シーケンスは選択された入力のシーケンスに対応し、発生された入力シーケ
    ンスは各入力に関連する複数の文字、符号による明瞭に定められないテキスト解
    釈を有しているユーザ入力装置と、 (b)入力シーケンスおよび使用頻度にそれぞれ関連される複数のオブジェク
    トを構成するために使用されるデータを含んでおり、メモリ中の複数の各オブジ
    ェクトは完全なワードオブジェクトと、まだ完全ではないワードオブジェクトの
    頭文字のシーケンスを含むワードステムオブジェクトと、完全なワードおよびワ
    ードステムの両者であるオブジェクトとを含んでおり、全てのワードおよびステ
    ムオブジェクトは複数のノードからなるツリー構造のメモリに記憶され、各ノー
    ドは入力シーケンスおよび1以上のオブジェクトに関連されているメモリと、 (c)ユーザにシステム出力を示すディスプレイと、 (d)ユーザ入力装置とメモリとディスプレイとプロセッサとに結合されてい
    るプロセッサとを具備し、 プロセッサは、 (i)生成された各入力シーケンスに関連するメモリ中の1以上のオブジェ
    クトから、使用頻度が最も高い少なくとも1つの候補オブジェクトを識別し、前
    記候補オブジェクトは少なくとも1つのワードオブジェクトが生成された入力シ
    ーケンスに関連されるときのワードオブジェクトであり、前記候補オブジェクト
    は生成された入力シーケンスに関連するワードオブジェクトがないときワードス
    テムオブジェクトであり、 (ii)生成された入力シーケンスのテキスト解釈として各生成された入力シ
    ーケンスに関連する少なくとも1つの識別された候補オブジェクトをディスプレ
    イに表示させる出力信号を発生する明瞭化システム。
  2. 【請求項2】 特別な区別マークを含む1以上の文字、符号は同一の入力に
    関連され、同一の入力には特別な区別マークがなく対応する符号が関連されてい
    る請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 特別な区別マークを含む1以上の文字、符号は、特別の区別
    マークのない対応する文字、符号と関連される入力では現れない請求項2記載の
    システム。
  4. 【請求項4】 生成された入力シーケンスのテキスト解釈として表示される
    使用頻度が最高の少なくとも1つの識別された候補オブジェクトは、前記ワード
    ステムオブジェクトの使用頻度が予め定められたファクターだけ、生成された入
    力シーケンスに関連するワードオブジェクトに関連された最高の使用頻度を超過
    し、生成された入力シーケンスに関連するワードオブジェクトに関連された前記
    最高の使用頻度は予め定められたしきい値を超過しない請求項1記載のシステム
  5. 【請求項5】 生成された入力シーケンスのテキスト解釈として暫定的に表
    示される使用頻度が最高の少なくとも1つのオブジェクトは、1以上の文字、符
    号を明瞭に生成する入力をエントリしたときに生成された入力シーケンスのテキ
    スト解釈として出力を確認し、前記1以上の明瞭に定められた文字、符号は前記
    確認されたテキスト解釈にすぐ続いて出力される請求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 複数のノードは複数の通路により接続され、複数の各通路は
    親ノードのベース入力シーケンスおよび付加的な入力に関連する子ノードと、ベ
    ース入力シーケンスに関連する親ノードとを連結している請求項1記載のシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 子ノードに関連するオブジェクトは子ノードが連結されてい
    る対応する親ノードに関連するオブジェクトに基づいている請求項6記載のシス
    テム。
  8. 【請求項8】 子ノードに関連するオブジェクトは対応する親ノードに関連
    するオブジェクトを変更するためにメモリ中に予め記憶されたコードを使用して
    構成される請求項7記載のシステム。
  9. 【請求項9】 対応する親ノードに関連するオブジェクトを変更することに
    よって子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、
    対応する親ノードに関連するオブジェクトの数的インデックスの仕様と、親ノー
    ドを子ノードに連結する付加的な入力に関連する1つの文字、符号の数的インデ
    ックスの仕様とを具備している請求項8記載のシステム。
  10. 【請求項10】 対応する親ノードに関連するオブジェクトを変更すること
    により子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、
    そのコードが子ノードに関連するオブジェクトを生成するコードシーケンスの最
    終コードであるか否かの仕様をさらに含んでいる請求項9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 親ノードに連結された子ノードに対応した付加的な入力の
    数およびアイデンティティは、前記子ノードの数およびアイデンティティを示す
    有効なキービットのフィールドにより親ノードにおいて示される請求項9記載の
    システム。
  12. 【請求項12】 子ノードに関連するオブジェクトを生成するために使用さ
    れる1以上のコードの各セットに前記子ノードに対するポインタが後続し、1以
    上のコードの1以上のセットと後続するポインタは、前記子ノードの数およびア
    イデンティティを示す有効なキービットと同一の順序で親ノード内のメモリに逐
    次的に位置される請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 子ノードに関連するオブジェクトを生成するコードのシー
    ケンスは、前記オブジェクトの使用頻度に関して分類されたシーケンスでオブジ
    ェクトが生成されるようにメモリ中において順序を定められる請求項9記載のシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 各入力に関連する符号のインデックスはメモリのワードオ
    ブジェクト中の文字、符号の発生頻度が順次低下する順序で符号に逐次的に割当
    てられている請求項9記載のシステム。
  15. 【請求項15】 各入力に関連する符号のインデックスは複数の文字、符号
    を有するストリングに割当てられるインデックスを含んでいる請求項9記載のシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 対応する親ノードに関連するオブジェクトの変更によって
    子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、子ノー
    ドに関連する構成されたオブジェクトに関連されたオブジェクトタイプの仕様を
    含んでいる請求項14記載のシステム。
  17. 【請求項17】 特定されたオブジェクトタイプは構成されたオブジェクト
    のスピーチの一部についての情報を含んでいる請求項16記載のシステム。
  18. 【請求項18】 特定されたオブジェクトタイプは構成されたオブジェクト
    の大文字化についての情報を含んでいる請求項16記載のシステム。
  19. 【請求項19】 特定されたオブジェクトタイプは構成されたオブジェクト
    に付加される変化語尾および接尾辞についての情報を含んでいる請求項16記載
    のシステム。
  20. 【請求項20】 特定されたオブジェクトタイプは、メモリ中のオブジェク
    ト間で構成されたオブジェクトを特有に識別するコードを含んでいる請求項16
    記載のシステム。
  21. 【請求項21】 特定されたオブジェクトタイプは、構成されたオブジェク
    トの使用頻度についての情報を含んでいる請求項16記載のシステム。
  22. 【請求項22】 特定されたオブジェクトタイプは、構成されたオブジェク
    トが完全なワードであるか否かについての情報を含んでいる請求項16記載のシ
    ステム。
  23. 【請求項23】 各入力に関連する文字、符号のインデックスは、対応する
    親ノードに関連するオブジェクトの直前に先行する文字、符号に続いて文字、符
    号の発生頻度が減少する順序で逐次的に文字、符号に割当てられ、対応する親ノ
    ードには子ノードに関連するオブジェクトを形成するためにインデックスされた
    文字、符号が付加されている請求項19記載のシステム。
  24. 【請求項24】 ツリーの2つの親ノードは冗長であり、冗長親ノードの両
    者に存在する所定の入力に関する全てのコードが同一であり、コードが同じシー
    ケンスで発生し、同じ数的オブジェクトインデックスおよび同一の数字インデッ
    クスを特定し、さらに子ノードが2つの冗長親ノードのそれぞれに連結される全
    ての入力に対して、前記子ノードも同一の反復した意味で冗長であり、前記冗長
    親ノードのうちの一方はメモリのツリー構造から省略され、残りの冗長親ノード
    は任意のコードにより増補され、省略された冗長親ノードにのみ存在した子ノー
    ドへ連結する請求項9記載のシステム。
  25. 【請求項25】 所定の入力に関連し前記冗長親ノードの両者に存在する1
    以上のコードは、コードが同一の数的オブジェクトインデックスおよび同一の数
    字インデックスを特定したとき、前記コードが2つの冗長親ノードの異なるシー
    ケンスで発生したときでさえも同一であるとして規定される請求項24記載のシ
    ステム。
  26. 【請求項26】 対応する親ノードに関連するオブジェクトの変更によって
    子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、子ノー
    ドに関連する構成されたオブジェクトに関連されたオブジェクトタイプの仕様を
    含んでおり、2つのコードが同一の数的オブジェクトインデックスと同一の数字
    インデックスを特定したとき、および2つのうちのせいぜい1つのコードがオブ
    ジェクトタイプを特定したとき、2つのコードは同一であると定められ、ここで
    任意のコードにより増補され、省略された冗長親ノードにのみ存在した子ノード
    へ連結する残りの冗長親ノードに存在するコードは、前記オブジェクトタイプの
    仕様を含んでいる請求項24記載のシステム。
  27. 【請求項27】 特定されたオブジェクトタイプは、ノードを使用するその
    他の入力シーケンスから、構成されたオブジェクトに対応する入力シーケンスを
    弁別するための情報を含んでいる請求項26記載のシステム。
  28. 【請求項28】 ユーザにより入力された明瞭に定められない入力シーケン
    スを明瞭化する明瞭化システムにおいて、 (a)複数の文字、符号にそれぞれ関連する複数の入力を具備し、ユーザ入力
    装置であり、入力シーケンスは入力がユーザ入力装置の操作により選択される度
    に生成され、生成された入力シーケンスは選択された入力のシーケンスに対応し
    、生成された入力シーケンスは各入力に関係する複数の文字、符号による明瞭に
    定められないテキスト解釈を有し、複数の入力のうち少なくとも1つの入力は複
    数の句読符号に関連する明瞭に定められない句読入力であり、明瞭に定められた
    出力を生成するために少なくとも1つの明瞭性選択入力を有し、ユーザがユーザ
    入力装置を任意の明瞭に定められた入力へ操作するとき入力シーケンスが終了さ
    れるユーザ入力装置と、 (b)入力シーケンスに関連する複数のオブジェクトをそれぞれ含み、メモリ
    中の複数の各オブジェクトはさらに使用頻度に関連しているメモリと、 (c)ユーザにシステム出力を表示するディスプレイと、 (d)ユーザ入力装置とメモリとディスプレイとプロセッサとに結合されてい
    るプロセッサとを具備しており、 プロセッサは、 (i)各生成された入力シーケンスに関連し、使用頻度が最も高い少なくと
    も1つのオブジェクトを、メモリ中の複数のオブジェクトから識別するための識
    別コンポーネントと、 (ii)生成された入力シーケンスのテキスト解釈として各生成された入力シ
    ーケンスに関連する少なくとも1つの識別されたオブジェクトを表示し、各入力
    シーケンスと関連したオブジェクトは使用頻度が減少する順序で表示される出力
    コンポーネントと、 (iii )ユーザ入力装置による明瞭に定められた選択入力への1以上の操作
    を検出したとき、テキストエントリディスプレイ位置へエントリするために1つ
    の識別されたオブジェクトを選択するための選択コンポーネントとを具備してい
    る明瞭化システム。
  29. 【請求項29】 明瞭に定められない句読入力はピリオド、ハイフン、アポ
    ストロフィに関連されている請求項25記載のシステム。
  30. 【請求項30】 プロセッサは、明瞭に定められない句読入力の選択を検出
    したとき、関連する句読符号のうちの1つを暫定的に出力し、第1の組の指示さ
    れた入力のメンバである次の入力の選択を検出したとき、先に出力された句読符
    号を確認し、1以上の別の組のメンバである次の入力の選択が検出されたとき、
    先に出力された句読符号を、明瞭に定められない句読入力に関する複数の句読符
    号の別のものと置換し、置換された句読符号が前記次の入力がメンバである別の
    組の指定された入力によって決定される請求項28記載のシステム。
  31. 【請求項31】 明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、前記明瞭に
    定められない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加して、メモリ中の
    任意のオブジェクトに関連しないシーケンスを形成するため、プロセッサは、関
    連する句読符号のうちの1つを暫定的に出力し、 1以上のアルファベット文字に関連するが、文字“s”に関連しない明瞭に定
    められない入力である次の入力の選択を検出したとき、プロセッサは先に出力さ
    れた句読符号をハイフンに変化し、明瞭に定められない句読入力を選択する前に
    、現在生成された入力シーケンスの暫定的に出力されたテキスト解釈を確認し、
    前記次の明瞭に定められない入力を有する新しく生成された入力シーケンスを開
    始し、 文字“s”を含む1以上のアルファベット文字に関連する明瞭に定められない
    入力である次の入力の選択を検出したとき、プロセッサは、明瞭に定められない
    句読入力を選択する前に、現在生成された入力シーケンスの暫定的に出力された
    テキスト解釈を確認し、前記次の明瞭に定められない入力を有する新しく生成さ
    れた入力シーケンスを開始し、先に出力された句読符号をアポストロフィで置換
    し、前記新しく生成された入力シーケンスのテキスト解釈として文字“s”を暫
    定的に付加し、 プロセッサは、1以上のアルファベット文字に関連しない次の入力の選択を検
    出したとき、先に出力された句読符号を確認する請求項28記載のシステム。
  32. 【請求項32】 明瞭に定められない句読入力の選択を検出して、前記明瞭
    に定められない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加し、メモリ中の
    任意のオブジェクトに関連しないシーケンスを形成するとき、プロセッサは、明
    瞭に定められない句読入力の選択を検出する前に生成された入力シーケンスに関
    連する最高の使用頻度を有する暫定的に表示されたオブジェクトを受入れ、明瞭
    に定められない句読入力に関連するデフォルト句読符号を暫定的に出力し、明瞭
    に定められない句読入力を有する長さ1の新たに生成された入力シーケンスを設
    定する請求項28記載のシステム。
  33. 【請求項33】 発生された入力シーケンスに明瞭に定められない句読入力
    の発生を検出したとき、プロセッサは、代わりのテキスト解釈を発生し、明瞭に
    定められない句読入力に関連する1以上の句読符号は明瞭に定められない句読入
    力の前に入力された発生された入力シーケンスの入力シーケンスに関連される最
    高の使用頻度を有するオブジェクトに付加され、明瞭に定められない句読入力の
    後に入力された発生された入力シーケンス中の入力のシーケンスに関連される使
    用頻度が最高のオブジェクトがそれに後続し、ユーザ入力装置を明瞭に定められ
    た選択入力へ操作したことを1回以上検出したとき、これらの代わりのテキスト
    解釈のうちの1つを選択する請求項28記載のシステム。
  34. 【請求項34】 1以上の明瞭に定められない入力のシーケンスの選択を検
    出しそれに続いて明瞭に定められた選択入力の第1の選択を行うとき、プロセッ
    サは最高の使用頻度を有するオブジェクトを選択し、前記選択されたテキストオ
    ブジェクトとそれに後続する1つのスペースをディスプレイに出力し、それぞれ
    、それに続いて反復された明瞭に定められた選択入力の連続的な選択を検出した
    とき、識別されたオブジェクトから次に使用頻度の低いオブジェクトを選択し、
    先に出力された1つのスペースに先行するディスプレイ位置における先に出力さ
    れたテキストオブジェクトをそれぞれ前記連続して選択されたテキストオブジェ
    クトと置換する請求項28記載のシステム。
  35. 【請求項35】 明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、明瞭に定め
    られない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加して、前記明瞭に定め
    られない句読入力に関連する句読符号で終了する使用頻度が最高のメモリ中の完
    全なワードオブジェクトに関連されるシーケンスを形成したとき、および1以上
    のアルファベット文字に関連される明瞭に定められない入力である次の入力の選
    択を検出したとき、プロセッサは、明瞭に定められない句読入力の選択を含む現
    在生成された入力シーケンスのテキスト解釈として前記完了したワードの出力を
    確認し、前記次の不明瞭の入力を有する新しく生成された入力シーケンスを開始
    する請求項28記載のシステム。
  36. 【請求項36】 (a)複数の文字、符号にそれぞれ関連する複数の入力か
    ら入力シーケンスを生成し、生成された入力シーケンスは各入力に関係する複数
    の文字、符号のために不明瞭であるテキスト解釈を有し、 (b)入力シーケンスおよび使用頻度にそれぞれ関連される複数のオブジェク
    トを構成するために使用されるデータをメモリに記憶し、メモリの複数の各オブ
    ジェクトは完全なワードオブジェクトと、まだ完全ではないワードオブジェクト
    の頭文字のシーケンスを含むワードステムオブジェクトと、完全なワードおよび
    ワードステムの両者であるオブジェクトとを含んでおり、全てのワードおよびス
    テムオブジェクトは複数のノードからなるツリー構造のメモリに記憶され、各ノ
    ードは入力シーケンスと1以上のオブジェクトに関連されており、 (c)それぞれ生成された入力シーケンスに関連する1以上のオブジェクトか
    ら、最高の使用頻度を有する少なくとも1つの候補オブジェクトを識別し、前記
    候補オブジェクトは少なくとも1つのワードオブジェクトが生成された入力シー
    ケンスに関連されるときのワードオブジェクトであり、前記候補オブジェクトは
    生成された入力シーケンスに関連されるワードオブジェクトが存在しないときの
    ワードステムオブジェクトであり、 (d)生成された入力シーケンスのテキスト解釈としてそれぞれ生成された入
    力シーケンスに関連する少なくとも1つの識別された候補オブジェクトを表示す
    ることを特徴とする明瞭に定められない入力シーケンスを明瞭化する方法。
  37. 【請求項37】 生成された入力シーケンスのテキスト解釈として表示され
    る使用頻度が最高の少なくとも1つの識別された候補オブジェクトは、前記ワー
    ドステムオブジェクトの使用頻度が予め定められたファクターだけ、生成された
    入力シーケンスに関連するワードオブジェクトに関連された最高の使用頻度を超
    過し、生成された入力シーケンスに関連するワードオブジェクトに関連された前
    記最高の使用頻度は予め定められたしきい値を超過しない請求項36記載の方法
  38. 【請求項38】 生成された入力シーケンスのテキスト解釈として暫定的に
    表示される使用頻度が最高の少なくとも1つのオブジェクトは、1以上の文字、
    符号を明瞭に生成する入力をエントリしたときに生成された入力シーケンスのテ
    キスト解釈として出力を確認し、前記1以上の明瞭に定められた文字、符号は前
    記確認されたテキスト解釈にすぐ続いて出力される請求項36記載の方法。
  39. 【請求項39】複数のノードは複数の通路により接続され、複数の各通路は
    親ノードのベース入力シーケンスおよび付加的な入力に関係する子ノードと、ベ
    ース入力シーケンスに関係する親ノードとを連結する請求項36記載の方法。
  40. 【請求項40】 子ノードに関連するオブジェクトは、子ノードが連結され
    ている対応する親ノードに関係するオブジェクトに基づいている請求項39記載
    の方法。
  41. 【請求項41】 子ノードに関連するオブジェクトは、対応する親ノードに
    関するオブジェクトを変更するためにメモリに予め記憶されたコードを使用して
    構成される請求項40記載の方法。
  42. 【請求項42】 対応する親ノードに関係するオブジェクトを変更すること
    により子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、
    対応する親ノードに関連するオブジェクトの数的インデックスの仕様と、親ノー
    ドを子ノードに連結する付加的な入力に関連する1つの文字、符号の数的インデ
    ックスの仕様を具備する請求項41記載の方法。
  43. 【請求項43】 対応する親ノードに関係するオブジェクトを変更すること
    により子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、
    そのコードが子ノードに関連するオブジェクトを生成するコードシーケンスの最
    終コードであるか否かの仕様をさらに含んでいる請求項42記載の方法。
  44. 【請求項44】 親ノードに連結する子ノードに対応した付加的な入力の数
    およびアイデンティティは、前記子ノードの数およびアイデンティティを示す有
    効なキービットのフィールドにより親ノードにおいて示される請求項42記載の
    方法。
  45. 【請求項45】 子ノードに関連するオブジェクトの生成に使用される1以
    上のコードの各セットに前記子ノードの直後にポインタが後続し、1以上のコー
    ドの1以上のセットと後続するポインタは、前記子ノードの数およびアイデンテ
    ィティを示す有効なキービットと同一の順序で親ノード内のメモリ中に逐次的に
    位置される請求項44記載の方法。
  46. 【請求項46】 子ノードに関連するオブジェクトを生成するコードのシー
    ケンスは、前記オブジェクトの使用頻度に関して分類されたシーケンスでオブジ
    ェクトが生成されるようにメモリ中における順序が定められている請求項42記
    載の方法。
  47. 【請求項47】 各入力に関連する文字、符号のインデックスはメモリ中の
    ワードオブジェクトの文字、符号の発生頻度の低下する順序で文字、符号に逐次
    的に割当てられる請求項42記載の方法。
  48. 【請求項48】 各入力に関連する文字、符号のインデックスは複数の文字
    、符号を有するストリングに割当てられるインデックスを含んでいる請求項42
    記載の方法。
  49. 【請求項49】 対応する親ノードに関連するオブジェクトの変更によって
    子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードはまた、子
    ノードに関連する構成されたオブジェクトに関連されたオブジェクトタイプの仕
    様を含んでいる請求項47記載の方法。
  50. 【請求項50】 特定されるオブジェクトタイプは、メモリのオブジェクト
    中の構成されたオブジェクトを特有に識別するコードを含んでいる請求項49記
    載の方法。
  51. 【請求項51】 特定されるオブジェクトタイプは、構成されたオブジェク
    トの使用頻度についての情報を含んでいる請求項49記載の方法。
  52. 【請求項52】 特定されるオブジェクトタイプは、構成されたオブジェク
    トが完結したワードであるか否かについての情報を含んでいる請求項49記載の
    方法。
  53. 【請求項53】 各入力に関連する文字、符号のインデックスは、対応する
    親ノードに関連するオブジェクトの直前に先行する文字、符号に続いて文字、符
    号の発生頻度が減少する順序で逐次的に文字、符号に割当てられ、対応する親ノ
    ードには子ノードに関連するオブジェクトを形成するためにインデックスされた
    文字、符号が付加されている請求項42記載の方法。
  54. 【請求項54】 ツリーの2つの親ノードは冗長であり、2つの冗長親ノー
    ドの両者に存在する所定の入力に関する全てのコードが同一であり、コードが同
    一のシーケンスで発生し、同一の数的オブジェクトインデックスおよび同一の数
    字インデックスを特定し、さらに子ノードが2つの冗長親ノードのそれぞれに連
    結される全ての入力に対して、前記子ノードも同一の反復した意味で冗長であり
    、前記冗長親ノードのうちの一方はメモリのツリー構造から省略され、残りの冗
    長親ノードは任意のコードにより増補され、省略された冗長親ノードにのみ存在
    した子ノードへ連結する請求項42記載の方法。
  55. 【請求項55】 所定の入力に関連し前記冗長親ノードの両者に存在する1
    以上のコードは、コードが同一の数的オブジェクトインデックスおよび同一の数
    字インデックスを特定したとき、前記コードが2つの冗長親ノードの異なるシー
    ケンスで発生したときでさえも同一であるとして定められる請求項54記載の方
    法。
  56. 【請求項56】 対応する親ノードに関連するオブジェクトの変更によって
    子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、子ノー
    ドに関連する構成されたオブジェクトに関連されたオブジェクトタイプの仕様を
    含んでおり、2つのコードが同一の数的オブジェクトインデックスと同一の数字
    インデックスを特定したとき、および2つのうちのせいぜい1つのコードがオブ
    ジェクトタイプを特定したとき、2つのコードは同一であると定められ、ここで
    任意のコードにより増補され、省略された冗長親ノードにのみ存在した子ノード
    へ連結する残りの冗長親ノードに存在するコードは、前記オブジェクトタイプの
    仕様を含んでいる請求項54記載の方法。
  57. 【請求項57】 特定されたオブジェクトタイプは、ノードを使用するその
    他の入力シーケンスから、構成されたオブジェクトに対応する入力シーケンスを
    弁別するための情報を含んでいる請求項56記載の方法。
  58. 【請求項58】 明瞭に定められない入力シーケンスを明瞭化するためのコ
    ンピュータの実行可能なコンポーネントを有するコンピュータの読取り可能な媒
    体において、 (a)複数の文字、符号にそれぞれ関連する複数の入力手段を具備し、生成さ
    れる入力シーケンスは各入力に関連する複数の文字、符号による明瞭に定められ
    ないテキスト解釈を有するユーザ入力コンポーネントと、 (b)入力シーケンスおよび使用頻度に関連される複数のオブジェクトを構成
    するために使用されるデータを含んでおり、メモリの複数の各オブジェクトは完
    全なワードオブジェクトと、まだ完全ではないワードオブジェクトの頭文字のシ
    ーケンスを含むワードステムオブジェクトと、完全なワードおよびワードステム
    の両者であるオブジェクトとを含んでおり、全てのワードおよびステムオブジェ
    クトは複数のノードからなるツリー構造で記憶され、各ノードは入力シーケンス
    と1以上のオブジェクトに関連されているメモリと、 (c)それぞれ生成された入力シーケンスに関連する1以上のオブジェクトか
    ら、最高の使用頻度の少なくとも1つの候補オブジェクトを識別し、前記候補オ
    ブジェクトは少なくとも1つのワードオブジェクトが発生された入力シーケンス
    に関係されるときのワードオブジェクトであり、前記候補オブジェクトは発生さ
    れた入力シーケンスに関係するワードオブジェクトがないときのワードステムで
    ある識別コンポーネントと、 (d)生成された入力シーケンスのテキスト解釈としてそれぞれ生成された入
    力シーケンスに関連する少なくとも1つの識別された候補オブジェクトを表示す
    る出力コンポーネントとを具備していることを特徴とするコンピュータの読取り
    可能な媒体。
  59. 【請求項59】 生成された入力シーケンスのテキスト解釈として表示され
    る使用頻度が最高の少なくとも1つの識別された候補オブジェクトは、前記ワー
    ドステムオブジェクトの使用頻度が予め定められたファクターだけ、生成された
    入力シーケンスに関連するワードオブジェクトに関連された最高の使用頻度を超
    過し、生成された入力シーケンスに関連するワードオブジェクトに関連された前
    記最高の使用頻度は予め定められたしきい値を超過しない請求項58記載のコン
    ピュータの読取り可能な媒体。
  60. 【請求項60】 生成された入力シーケンスのテキスト解釈として暫定的に
    表示される使用頻度が最高の少なくとも1つのオブジェクトは、1以上の文字、
    符号を明瞭に生成する入力をエントリしたときに生成された入力シーケンスのテ
    キスト解釈として出力を確認し、前記1以上の明瞭に定められた文字、符号は前
    記確認されたテキスト解釈にすぐ続いて出力される請求項58記載のコンピュー
    タの読取り可能な媒体。
  61. 【請求項61】複数のノードは複数の通路により接続され、複数の各通路は
    ベース入力シーケンスおよび付加的な入力に関係する子ノードとベース入力シー
    ケンスに関係する子ノードとを連結する請求項58記載のコンピュータの読取り
    可能な媒体。
  62. 【請求項62】 子ノードに関連するオブジェクトは子ノードが連結されて
    いる対応する親ノードに関係するオブジェクトに基づいている請求項58記載の
    コンピュータの読取り可能な媒体。
  63. 【請求項63】 子ノードに関連するオブジェクトは、対応する親ノードに
    関するオブジェクトを変更するためにメモリに予め記憶されたコードを使用して
    構成される請求項62記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  64. 【請求項64】 対応する親ノードに関係するオブジェクトを変更すること
    により子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、
    対応する親ノードに関連するオブジェクトの数的インデックスの仕様と、親ノー
    ドを子ノードに連結する付加的な入力に関連する1つの文字、符号の数的インデ
    ックスの仕様を具備する請求項63記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  65. 【請求項65】 対応する親ノードに関連するオブジェクトを変更すること
    により子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、
    そのコードが子ノードに関するオブジェクトを生成するコードシーケンスの最終
    コードであるか否かの仕様をさらに含んでいる請求項64記載のコンピュータの
    読取り可能な媒体。
  66. 【請求項66】 親ノードに連結する子ノードに対応した付加的な入力の数
    およびアイデンティティは、前記子ノードの数およびアイデンティティを示す有
    効なキービットのフィールドにより親ノードにおいて示される請求項64記載の
    コンピュータの読取り可能な媒体。
  67. 【請求項67】 子ノードに関連するオブジェクトの生成に使用される1以
    上のコードの各セットに前記子ノードの直後にポインタが後続し、1以上のコー
    ドの1以上のセットと後続するポインタは、前記子ノードの数およびアイデンテ
    ィティを示す有効なキービットと同一の順序で親ノード内のメモリ中に逐次的に
    位置される請求項66記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  68. 【請求項68】 子ノードに関連するオブジェクトを生成するコードのシー
    ケンスは、前記オブジェクトの使用頻度に関して分類されたシーケンスでオブジ
    ェクトが生成されるようにメモリ中における順序が定められている請求項64記
    載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  69. 【請求項69】 各入力に関連する文字、符号のインデックスはメモリ中の
    ワードオブジェクトの文字、符号の発生頻度の低下する順序で符号に逐次的に割
    当てられる請求項64記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  70. 【請求項70】 各入力に関連する文字、符号のインデックスは複数の文字
    、符号を有するストリングに割当てられるインデックスを含んでいる請求項64
    記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  71. 【請求項71】 対応する親ノードに関連するオブジェクトの変更によって
    子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードはまた、子
    ノードに関連する構成されたオブジェクトに関連されたオブジェクトタイプの仕
    様を含んでいる請求項69記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  72. 【請求項72】 特定されるオブジェクトタイプは、メモリのオブジェクト
    中の構成されたオブジェクトを特有に識別するコードを含んでいる請求項71記
    載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  73. 【請求項73】 特定されるオブジェクトタイプは、構成されたオブジェク
    トの使用頻度についての情報を含んでいる請求項71記載のコンピュータの読取
    り可能な媒体。
  74. 【請求項74】 特定されるオブジェクトタイプは、構成されたオブジェク
    トが完結したワードであるか否かについての情報を含んでいる請求項71記載の
    コンピュータの読取り可能な媒体。
  75. 【請求項75】 各入力に関連する文字、符号のインデックスは、対応する
    親ノードに関連するオブジェクトの直前に先行する文字、符号に続いて文字、符
    号の発生頻度の減少する順序で逐次的に文字、符号に割当てられ、対応する親ノ
    ードには子ノードに関連するオブジェクトを形成するためにインデックス文字、
    符号が付加されている請求項64記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  76. 【請求項76】 ツリーの2つの親ノードは冗長であり、2つの冗長親ノー
    ドの両者に存在する所定の入力に関する全てのコードが同一であり、コードが同
    一のシーケンスで発生され、同一の数的オブジェクトインデックスとおよび同一
    の数字インデックスを特定し、さらに子ノードが2つの冗長親ノードのそれぞれ
    に連結される全ての入力に対して、前記子ノードも同一の反復した意味で冗長で
    あり、前記冗長親ノードのうちの一方はメモリのツリー構造から省略され、残り
    の冗長親ノードは任意のコードにより増補され、省略された冗長親ノードにのみ
    存在した子ノードへ連結する請求項64記載のコンピュータの読取り可能な媒体
  77. 【請求項77】 所定の入力に関連し前記冗長親ノードの両者に存在する1
    以上のコードは、コードが同一の数的オブジェクトインデックスおよび同一の数
    字インデックスを特定したとき、前記コードが2つの冗長親ノードの異なるシー
    ケンスで発生したときでさえも同一であるとして定められる請求項76記載のコ
    ンピュータの読取り可能な媒体。
  78. 【請求項78】 対応する親ノードに関連するオブジェクトの変更によって
    子ノードに関連するオブジェクトを構成するために使用されるコードは、子ノー
    ドに関連する構成されたオブジェクトに関連されたオブジェクトタイプの仕様を
    含んでおり、2つのコードが同一の数的オブジェクトインデックスと同一の数字
    インデックスを特定したとき、および2つのうちのせいぜい1つのコードがオブ
    ジェクトタイプを特定したとき、2つのコードは同一であると定められ、ここで
    任意のコードにより増補され、省略された冗長親ノードにのみ存在した子ノード
    へ連結する残りの冗長親ノードに存在するコードは、前記オブジェクトタイプの
    仕様を含んでいる請求項76記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  79. 【請求項79】 特定されたオブジェクトタイプは、ノードを使用する他の
    入力シーケンスから、構成されたオブジェクトに対応する入力シーケンスを弁別
    するための情報を含んでいる請求項78記載のコンピュータの読取り可能な媒体
  80. 【請求項80】 (a)複数の符号にそれぞれ関連する複数の入力から入力
    シーケンスを生成し、生成された入力シーケンスは各入力に関連する複数の符号
    により不明瞭であるテキスト解釈を有し、複数の入力のうち少なくとも1つは複
    数の句読符号に関連する明瞭に定められない句読入力であり、少なくとも1つの
    付加的な入力は明瞭に定められた選択入力であり、入力シーケンスは明瞭に定め
    られた入力が選択されたときに終了され、 (b)入力シーケンスおよび使用頻度に関連される文字、符号のシーケンスを
    含む複数のオブジェクトを記憶し、 (c)複数のオブジェクトから、それぞれ生成された入力シーケンスに関連し
    最高の使用頻度を有する少なくとも1つのオブジェクトを識別し、 (d)生成された入力シーケンスのテキスト解釈としてそれぞれ生成された入
    力シーケンスに関連している最大の使用頻度を有する少なくとも1つの識別され
    たオブジェクトを表示し、各入力シーケンスに関連するオブジェクトは使用頻度
    が減少する順序で表示され、 (e)明瞭に定められた選択入力の1以上の選択を検出したとき、生成された
    入力シーケンスのテキスト解釈として識別されたオブジェクトの1つを選択する
    ことを特徴とするユーザにより入力された明瞭に定められない入力シーケンスを
    明瞭化する方法。
  81. 【請求項81】 (a)明瞭に定められない句読入力の選択を検出したとき
    、関連する句読符号のうちの1つを暫定的に出力し、 (b)第1の組の指定された入力のメンバである次の入力の選択を検出したと
    き、先に出力された句読符号を確認し、 (c)1以上の代わりの組の指定された入力の1つである次の入力の選択を検
    出したとき、先に出力された符号を、明瞭に定められない句読入力に関係する複
    数の別の句読符号と置換し、置換された句読符号は、前記次の入力がメンバであ
    る代わりの組の指定された入力によって決定される請求項80記載の方法。
  82. 【請求項82】 (a)明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、前記
    明瞭に定められない句読入力を現在の生成された入力シーケンスに付加して、メ
    モリ中の任意のオブジェクトに関連しないシーケンスを形成し、関連する句読符
    号の1つを暫定的に出力し、 (b)1以上のアルファベット文字に関連するが、文字“s”に関連しない明
    瞭に定められない入力である次の入力の選択を検出したとき、 (i)先に出力された句読符号をハイフンに変化し、 (ii)明瞭に定められない句読入力を選択する前に、現在生成された入力シ
    ーケンスの暫定的に出力されたテキスト解釈を確認し、 (iii )前記次の明瞭に定められない入力を有する新しく生成された入力シ
    ーケンスを開始し、 (c)文字“s”を含む1以上のアルファベット文字に関連する明瞭に定めら
    れない入力である次の入力の選択を検出したとき、 (i)明瞭に定められない句読入力を選択する前に、現在生成された入力シ
    ーケンスの暫定的に出力されたテキスト解釈を確認し、 (ii)前記次の明瞭に定められない入力を有する新しく生成された入力シー
    ケンスを開始し、 (iii )先に出力された句読符号をアポストロフィに置換し、前記新しく生
    成された入力シーケンスのテキスト解釈として文字“s”を暫定的に付与し、 (d)1以上のアルファベット文字に関連しない次の入力の選択を検出したと
    き、先に出力された句読符号を確認することをさらに有する請求項80記載の方
    法。
  83. 【請求項83】 明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、前記明瞭に
    定められない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加して、メモリ中の
    任意のオブジェクトに関連しないシーケンスを形成するとき、 (a)明瞭に定められない句読入力の選択を検出する前に生成された入力シー
    ケンスに関係する最高の使用頻度の暫定的に表示されたオブジェクトを受入れ、 (b)明瞭に定められない句読入力に関連するデフォルト句読符号を暫定的に
    出力し、 (c)明瞭に定められない句読入力を有する長さ1の新たに生成された入力シ
    ーケンスを設定する請求項80記載の方法。
  84. 【請求項84】 さらに、生成された入力シーケンスに明瞭に定められない
    句読入力の発生を検出したとき、 (a)別のテキスト解釈を発生し、明瞭に定められない句読入力に関係する1
    以上の句読符号を、明瞭に定められない句読入力の前に入力された生成した入力
    シーケンスの入力のシーケンスに関連する最高の使用頻度を有するオブジェクト
    に付加し、それに続いて明瞭に定められない句読入力の後に入力された発生した
    入力シーケンスの入力シーケンスに関係する最高の使用頻度のオブジェクトを付
    与し、 (b)明瞭に定められた選択入力を行うためのユーザ入力装置の操作を1回以
    上検出したとき、これらの代わりのテキスト解釈のうちの1つを選択する請求項
    80記載の方法。
  85. 【請求項85】 さらに、(a)1以上の明瞭に定められない入力のシーケ
    ンスの選択を検出しそれに続いて明瞭に定められた選択入力の第1の選択を検出
    したとき、最高の使用頻度のオブジェクトを選択し、前記選択されたテキストオ
    ブジェクトとそれに後続する1つのスペースをディスプレイに出力し、 (b)それぞれ、それに続いて反復された明瞭に定められた選択入力の連続的
    な選択を検出したとき、 (i)識別されたオブジェクトから次に使用頻度の低いオブジェクトを選択
    し、 (ii)先に出力された1つのスペースに先行するディスプレイ位置における
    先に出力されたテキストオブジェクトをそれぞれ前記連続して選択されたテキス
    トオブジェクトと置換する請求項80記載の方法。
  86. 【請求項86】 さらに、明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、明
    瞭に定められない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加して、前記明
    瞭に定められない句読入力に関係する句読符号で終了する最高の使用頻度のメモ
    リ中の完全なワードオブジェクトに関連されるシーケンスを形成したとき、およ
    び1以上のアルファベット文字に関連される明瞭に定められない入力である次の
    入力の選択を検出したとき、 (a)明瞭に定められない句読入力の選択を含む現在生成された入力シーケン
    スのテキスト解釈として前記完了したワードの出力を確認し、 (b)前記次の不明瞭の入力を有する新しく生成された入力シーケンスを開始
    する請求項80記載の方法。
  87. 【請求項87】 明瞭に定められない入力シーケンスを明瞭化するためのコ
    ンピュータの実行可能なコンポーネントを有するコンピュータの読取り可能な媒
    体において、 (a)複数の文字、符号にそれぞれ関係する複数の入力を具備し、生成される
    入力シーケンスは各入力に関係する複数の文字、符号のために明瞭に定められな
    いテキスト解釈を有し、複数の入力の少なくとも1つは複数の句読符号に関係す
    る明瞭に定められない句読入力であり、複数の入力の少なくとも1つは明瞭に定
    められた出力を生成するための明瞭に定められた選択入力を含んでおり、入力シ
    ーケンスは明瞭に定められた入力が選択されたときに終了されるユーザ入力コン
    ポーネントと、 (b)入力シーケンスおよび相対的な使用頻度に関連される複数の各オブジェ
    クトを含むための記憶媒体と、 (c)複数のオブジェクトから、生成された各入力シーケンスに関係した最高
    の使用頻度を有する少なくとも1つのオブジェクトを識別するための識別コンポ
    ーネントと、 (d)生成された入力シーケンスのテキスト解釈としてそれぞれ生成された入
    力シーケンスに関連する少なくとも1つの識別されたオブジェクトを表示し、各
    入力シーケンスに関連するオブジェクトが使用頻度が順次低下する順序で表示さ
    れる出力コンポーネントと、 (e)明瞭に定められた選択入力の1以上の選択を検出したとき、生成した入
    力シーケンスのテキスト解釈として識別されたオブジェクトの1つを選択する選
    択コンポーネントとを具備していることを特徴とするコンピュータの読み取り可
    能な媒体。
  88. 【請求項88】 (a)明瞭に定められない句読入力の選択を検出したとき
    、出力コンポーネントは関連する句読符号の1つを暫定的に出力し、 (b)第1の組の指定された入力のメンバである次の入力の選択を検出したと
    き、出力コンポーネントは先に出力された句読符号を確認し、 (c)1以上の別の組の指定された入力の1つのメンバである次の入力の選択
    を検出したとき、出力コンポーネントは先に出力された句読符号を、明瞭に定め
    られない句読入力に関係する複数の別の句読符号の別のものと置換し、置換され
    た句読符号が、前記次の入力がメンバである別の組の指定された入力によって決
    定される請求項87記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  89. 【請求項89】 (a)明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、前記
    明瞭に定められない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加して、メモ
    リ中の任意のオブジェクトに関連しないシーケンスを形成するとき、出力コンポ
    ーネントは関連する句読符号のうちの1つを暫定的に出力し、 (b)1以上のアルファベット文字に関連するが、文字“s”に関連しない明
    瞭に定められない入力である次の入力の選択を検出したとき、出力コンポーネン
    トは、先に出力された句読符号をハイフンに変化し、明瞭に定められない句読入
    力を選択する前に、現在生成した入力シーケンスの暫定的に出力されたテキスト
    解釈を確認し、前記次の明瞭に定められない入力を有する新しく生成された入力
    シーケンスを開始し、 (c)文字“s”を含む1以上のアルファベット文字に関連する明瞭に定めら
    れない入力である次の入力の選択を検出したとき、出力コンポーネントは明瞭に
    定められない句読入力を選択する前に、現在生成した入力シーケンスの暫定的に
    出力されたテキスト解釈を確認し、前記次の明瞭に定められない入力を有する新
    しく生成された入力シーケンスを開始し、先に出力された句読符号をアポストロ
    フィに置換し、前記新しく生成された入力シーケンスのテキスト解釈として文字
    “s”を暫定的に付与し、 (d)1以上のアルファベット文字に関連しない次の入力の選択を検出したと
    き、出力コンポーネントは先に出力された句読符号を確認する請求項87記載の
    コンピュータの読取り可能な媒体。
  90. 【請求項90】 明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、前記明瞭に
    定められない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加して、メモリ中の
    任意のオブジェクトに関連しないシーケンスを形成するとき、出力コンポーネン
    トは、明瞭に定められない句読入力の選択を検出する前に生成された入力シーケ
    ンスに関係する最高の使用頻度の暫定的に表示されたオブジェクトを受入れ、明
    瞭に定められない句読入力に関係するデフォルト句読符号を暫定的に出力し、明
    瞭に定められない句読入力を有する長さ1の新たに生成された入力シーケンスを
    設定する請求項87記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  91. 【請求項91】 生成した入力シーケンスにおいて、明瞭に定められない句
    読入力の発生を検出したとき、さらに、 (a)出力コンポーネントは、別のテキスト解釈を発生し、明瞭に定められな
    い句読入力に関連する1以上の句読符号を、明瞭に定められない句読入力の前に
    入力され生成された入力シーケンスの入力のシーケンスに関連する最高の使用頻
    度を有するオブジェクトに付加し、それに続いて明瞭に定められない句読入力の
    後に入力された発生した入力シーケンスの入力シーケンスに関する最高の使用頻
    度のオブジェクトを付加し、 (b)ユーザ入力コンポーネントは、明瞭に定められた選択入力を行うための
    ユーザ入力装置の操作を1回以上検出したとき、これらの別のテキスト解釈の1
    つを選択する請求項87記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  92. 【請求項92】 (a)1以上の明瞭に定められない入力のシーケンスの選
    択を検出しそれに続いて明瞭に定められた選択入力の第1の選択を行うとき、選
    択コンポーネントは、最高の使用頻度のオブジェクトを選択し、出力コンポーネ
    ントは前記選択されたテキストオブジェクトとそれに後続する1つのスペースを
    ディスプレイに出力し、 (b)それに続いてそれぞれ反復された明瞭に定められた選択入力の連続的な
    選択を検出したとき、選択コンポーネントは、識別されたオブジェクトから次の
    低い使用頻度のオブジェクトを選択し、出力コンポーネントは、先に出力された
    1つのスペースに先行するディスプレイ位置における先に出力されたテキストオ
    ブジェクトをそれぞれ前記連続して選択されたテキストオブジェクトと置換する
    請求項87記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
  93. 【請求項93】 明瞭に定められない句読入力の選択を検出し、明瞭に定め
    られない句読入力を現在生成された入力シーケンスに付加して、前記明瞭に定め
    られない句読入力に関連する句読符号で終了する最高の使用頻度を有するメモリ
    中の完全なワードオブジェクトに関連されるシーケンスを形成したとき、および
    1以上のアルファベット文字に関連される明瞭に定められない入力である次の入
    力の選択を検出したとき、出力コンポーネントは、明瞭に定められない句読入力
    の選択を含む現在生成された入力シーケンスのテキスト解釈として前記完了した
    ワードの出力を確認し、前記次の不明瞭の入力を有する新しく生成された入力シ
    ーケンスを開始する請求項87記載のコンピュータの読取り可能な媒体。
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