JP2001515670A - 時間スイッチ段及びスイッチ - Google Patents

時間スイッチ段及びスイッチ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、スイッチ又はスイッチ段を通して広帯域接続をスイッチングする際に、シーケンスの完全さ(TSSI)及びフレームの完全さ(TSFI)を確保することに関する。前記スイッチ内のスイッチ段(6.n)における通話メモリ(17)は、数において2フレーム内のタイム・スロット数に対応する記憶位置(44.n)を含むように拡張される。これらの記憶位置は、通話メモリ(17)に同一サイズの2メモリ部分(48、49)に配列される。更に、時間スイッチ段(6.n)に、スイッチ段(6.n)の制御メモリ(23)内の制御情報と、タイム・スロット・カウンタ回路(28)からのカウンタ情報の決定部分とに基づいた遅延情報を発生する遅延制御ユニット(26)が設けられる。この遅延情報は、各タイム・スロットについて、(通話メモリ(17)が配列されているのは出側段か入側段かに従って)、ユーザ・データは、通話メモリの第1(48)及び第2の部分(49)のうちのいずれへ/からスイッチされるべきかを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 時間スイッチ段及びスイッチ 発明の技術分野 本発明は、電気通信システムの一部を形成しているスイッチ及びスイッチ段に 関する。特に、本発明は、ディジタル回路-スイッチング・スイッチを通って接 続を確立することに関する。 発明の背景 ディジタル・スイッチを通ってスイッチングされるユーザ・データは、チャネ ル、いわゆる接続に属する。スイッチでは、スイッチにおけるそれぞれの入力に よる各接続から発生するユーザ・データは、スイッチにおけるそれぞれの選択可 能出力へスイッチングされる。これに対する接続で使用される技術は回路スイッ チングである。回路スイッチングにおいて共通のスイッチ構造は、「時空間時間 “Time Space Time”(TST)」と呼ばれている。この構造を 有するスイッチでは、複数の時間スイッチ段が空間スイッチ段に接続される。ユ ーザ・データは、まず入時間スイッチ段、次に空間スイッチ段、最後に出時間ス イッチ段を通ってスイッチングされる。 TST構造のスイッチを通ってスイッチングされるいくつかの接続からのユー ザ・データは、時多重化により多重化される。時多重化では、ユーザ・データが 複数のタイム・スロットに配置され、これらは複数のフレームに配列される。ユ ーザ・データをスイッチによりスイッチングする際は、ユーザ・データが異なる 複数のタイム・スロット及び複数のフレーム間で移動される。これは、スイッチ の時間スイッチ段において、メモリ、いわゆる通話メモリによりユーザ・データ を遅延することにより達成される。通話メモリは、ユーザ・データを記憶するた めの記憶位置を備えている。各記憶位置は、1タイム・スロットに対応し、ある 時間中に、ユーザ・データの1データ・ワード、例えば1バイトを記憶する。通 話メモリに加えて、時間スイッチ段は、制御メモリ及びタイム・スロット・カウ ンタも備えており、これらによって、通話メモリへのユーザ・データの書き込み 、 及び通話メモリからユーザ・データの読み出しが異なる複数のタイム・スロット において実行される。更に、制御メモリもそれぞれ1タイム・スロットに対応さ せた複数の記憶位置を備えている。通話メモリと同様に、タイム・スロット・カ ウンタが制御メモリ内の記億位置を周期的にアドレス指定する。各タイム・スロ ット用に、制御メモリ内の1記憶位置がアドレス指定されて制御メモリに記憶さ れた制御情報を読み出す。続いて、制御メモリ内の制御情報が通話メモリをアド レス指定して、一方において、入時間スイッチ段からユーザ・データを読み出し 、他方において、ユーザ・データを出時間スイッチ段に書き込む。 入時間スイッチ段に到着するユーザ・データは、入タイム・スロットにより提 供される。空間スイッチ段では、入時間スイッチ段により、ユーザ・データがい わゆる内部タイム・スロットに配置される。出時間スイッチ段から出て行くユー ザ・データは、出時間スイッチ段により出タイム・スロットに配置される。空間 スイッチ段におけるコンフリクトは、内部タイム・スロットにより防止される。 制御情報は、制御システム、例えば電気通信システムの一部であるコンピュー タ・プログラム制御された制御システムにより生成される。この制御システムは スイッチに接続されている。制御メモリへの制御情報の書き込みは、制御システ ムから指令されてスイッチによりユーザ・データのスイッチングに使用されたタ イム・スロットに割り当てる。 第1の接続形式、いわゆる狭帯域接続では、各フレームの単一入タイム・スロ ットによりユーザ・データが到着する。ユーザ・データは、異なる狭帯域接続に 対して異なった遅延となる。各狭帯域接続のときは、遅延は、そのユーザ・デー タがどの入タイム・スロットによりスイッチに到着するかにより、またどの内部 タイム・スロット及び出タイム・スロットによりその狭帯域接続用ユーザ・デー タがスイッチによりスイッチングされるかによる。狭帯域接続用の入タイム・ス ロット、内部タイム・スロット及び出タイム・スロット間の相互的なタイミング 関係は、この狭帯域接続に関係するユーザ・データの遅延を決定する。 他の接続形式、いわゆる広帯域接続は、各フレームにおいていくつかのタイム ・スロットを占有する。広帯域接続に関係するユーザ・データは、個別的ないく つかの狭帯域接続としての意味では、各フレーム内のいくつかの入タイム・スロ ットにより到着し、かつスイッチによりいくつかの内部タイム・スロット、及び いくつかの出タイム・スロットにスイッチングされる。従って、広帯域接続は、 いくつかの狭帯域接続の結合として考えることができる。広帯域接続に関係する ユーザ・データは、スイッチのより異なる遅延をもって連続的にいくつかの狭帯 域接続にスイッチングされる。 この接続での問題は、広帯域接続のためにシーケンスの完全さ、いわゆるタイ ム・スロット・シーケンスの完全さ(Time Slot Sequece I ntegrity:TSSI)、及びフレームの完全さ いわゆるタイム・スロ ット・フレームの完全さ(Time Slot Frame Integrit y:TSFI)を得ることにある、即ち一方において、広帯域接続用のユーザ・ データを構成しているデータ・ワードがスイッチを通って同一の時間順序を維持 していること、また他方において、同一フレーム内の入タイム・スロットにより 到着するこれらのデータ・ワードが出タイム・スロットにおいて同一のフレーム に配置されることを保証することである。 例えばスイッチによりフレームの完全さ(TSFI)が確保されないのであれ ば、いくつかの電気通信応用におけるユーザ端末は、フレーム解析及びフレーム 再生装置を備える必要がある。これはユーザにとって好ましくないコストの増加 を意味する。 イッチング・ネットワークにおける広帯域接続を確立する構造を開示している。 第1のフレームにおいて変更された各タイム・スロットには第1のマーキングが 割り当てられ、また第2のフレームにおいて変更された各タイム・スロットには 第2のマーキングが割り当てられるように、スイッチング・ネットワークの入力 で接続チャネルにより使用されたタイム・スロットのそれぞれの内容に関して連 続するフレームにマーキングを行うマーキング装置が開示されている。スイッチ ング・ネットワークの出力に走査装置が配置されて、チャネルのそれぞれの内容 間の可能遅延が決定され得るように、マーキングを検出する。更に走査装置は、 そのチャネルにおける遅延等化装置を制御する。この等化装置はスイッチング・ ネットワークからのデータ・フロー用に少なくとも2つのパスを備え、第1のパ スは遅延のない直接パスであり、第2のパスはデータを1フレーム遅延させるレ ジスタ形式による遅延メモリを有し、第3のパスはデータを2フレーム遅延させ るなどとなる。この走査装置は等化装置内の制御メモリに遅延命令を出し、この 制御メモリ内の遅延命令はセレクタを制御し、このセレクタが複数のパスのうち のいずれよりデータが読み出されるべきかを判断する。 スウェーデン特許SE−B−461,310号は、ディジタル時間スイッチに より広帯域接続をスイッチングする方法及び装置を説明している。この公報にお いて述べている問題は、いくつかのタイム・スロットが1フレームだけ遅延され るのに対して、他のタイム・スロットは遅延されていないことである。スウェー デン特許公報によると、スイッチ内のプロセッサは、どの出タイム・スロットが 1フレームだけ遅延されたとの情報を保持し、またどの出タイム・スロットが遅 延されていないとの情報を保持しているのかを判断し、またスイッチ内の制御メ モリは、各出タイム・スロットについて、タイム・スロットが遅延されているの か、いないのかを表す1マーキング・ビットを備えている。ディジタル時間スイ ッチへの入タイム・スロットは、第1の通話メモリに書き込まれる。第1の通話 メモリは個別的な付加的通話メモリに接続され、また第1の通話メモリに記憶さ れた入タイム・スロットは1フレームの遅延をもって付加的な通話メモリに転送 されて書き込まれる。各クロック・パルス期間中に、第1の通話メモリ内の与え られた記憶位置に記憶された情報は、第1の通話メモリから読み出され、かつ対 応する記憶位置の付加的通話メモリに書き込まれ、そこで後続フレームにおける 入タイム・スロット内の情報が与えられた記憶位置にある第1の通話メモリへ書 き込まれる。従って、付加的な通話メモリは、第1の通話メモリの内容に対して 1フレーム遅延された情報を保持することになる。各出タイム・スロットについ て、タイム・スロットに対応する情報は、第1の通話メモリ及び付加的通話メモ リから読み出されて、マルチプレクサに供給される。このマルチプレクサは制御 メモリ内の対応するマーキング・ビットにより制御されており、かつ複数の出タ イム・スロットのためにバスを第1の通話メモリか、又は付加的通話メモリに接 続する。このようにして、遅延されたタイム・スロット内の情報は、第1の通話 メモリから読み出されてバスに転送され、また遅延されていないタイム・スロッ ト内の情報は、付加的な通話メモリから読み出される。 スウェーデン特許SE−B−461,310号の解決法は、スイッチにより全 ての出タイム・スロットが付加的に1フレームだけ遅延されることを意味する。 時間スイッチにより各タイム・スロットに対して2回の書き込み動作及び2回の 読み出す動作が必要なので、必要なメモリ・アクセス数がかなり増加する。これ は、ディジタル時間スイッチにおける消費電力量を増加させる。読み出しは、広 帯域接続に関連づけられた付加的な通話メモリ内の記憶位置からのみ実行される 。これは、その特定記憶位置を利用する広帯域接続が実際に確立されるまで、付 加的な通話メモリ内の動作不良記憶位置が検出されないことを意味する。従って 、これら記憶位置内の情報のパリティ・チェックは、確立された広帯域接続に関 連した位置から出バスへの読み出しに連係してのみ実行可能とされるので、付加 的な通話メモリの記憶位置を連続的に監視することは不可能である。 欧州特許出願第0,532,914A2号はマルチチャネルPCMスイッチン グ・システムにおける遅延補正システムに関する。この遅延補正システムによる と、スイッチ構造自体内の通話メモリから分離された外部メモリ、及びこの外部 メモリに記憶されたデータのうちのいくつかを遅延させる制御ユニットが使用さ れる。外部メモリはスイッチの出力(又は入力)に設けられ、かつスイッチによ りスイッチングされたデータは、外部メモリに出力した後に記憶される。制御ユ ニットは数ビットのフレーム補正情報を発生し、これが複雑な回路に送出される 。この回路は、これらのデータがスイッチにより最大に遅延されたデータにより 示されたフレーム数だけ遅延されるように、フレーム補正情報に従って外部メモ リに記憶されたいくつかのデータを遅延するように、機能している。従って、ス イッチからの出フレーム内のデータNは、これらのデータがフレームN+1、N +2又はN+3へ出力されるように、1以上のフレームが遅延され得る。 欧州特許出願第0,532,914 A2号の解決法によると、外部メモリも 回路もスイッチ構造それ自体には集積化されていない。加えて、付加的な外部メ モリは必要とするメモリ・アクセス数を増加させている。その上、これらメモリ ・セルは、狭帯域接続に対してではなく、確立された広帯域接続に関する遅延に のみ使用されているので、付加的な外部メモリはメモリ・セルに関して何ら連続 的な監視を有しない。 ボワーズ(Bowers)ほかに対する米国特許第4,704,716号は、 通信ネットワークを通るTDMチャネルの多数のセグメントを備えた広帯域接続 を確立する方法及び装置を開示している。特に、与えられたセグメントからタイ ム・フレーム内で受信した全てのデータが同一の出タイム・フレームにのみ編成 されるのを保証するように、入タイム段及び出タイム段に付加的なバッファ・メ モリを備えたTST形式のスイッチング・ネットワークが提供される。入側段に は2つのバッファ・メモリが使用されて、与えられたフレーム期間でこれらバッ ファ・メモリのうちの1つに、与えられたフレーム内の全てのデータが記憶され 、同時に、他のバッファ・メモリ内のデータの読み出しが実行され、また次の期 間で、同一のバッファ・メモリから読み出すと同時に、他のバッファ・メモリに データが記憶される。出側段では、タイム・フレームの読み出し及び書き込みは 、スイッチング・ネットワークにおける信号遅延のために一致せず、入タイム段 におけるデータと対応させる形式で3つのバッファ・メモリが使用されて、与え られたタイム・フレーム内のデータが同一のタイム・フレームに確保されるのを 保証している。 この解決法は、入側段及び出側段の両方に余分な遅延をもたらす。付加的な複 数のバッファ・メモリが必要とされ、加えて、異なるバッファ・メモリ間での交 互的な書き込み及び読み出しは、何らかの方法で管理される必要がある。 発明の概要 本発明の主な目的は、スイッチ又はスイッチ段を通してのスイッチング接続に シーケンスの完全さ(TSSI)及びフレームの完全さ(TSFI)を得る簡単 な方法を見出すことである。 更に、本発明の目的は、完全さの必要条件が満たされるように、いくつかのデ ータを遅延させることを実現することである。この実現は、最小の付加的装置の みを使用するように、スイッチそれ自身に一体化される必要がある。加えて、実 現を連続して容易に監視できることが望ましい。 本発明の更なる目的は、スイッチを通るユーザ・データの最小遅延により、か つ必要とするメモリ・アクセス数を増加させることなく、シーケンス及びフレー ムの完全さを得ることである。 これらの目的は、添付する請求の範囲に定義したように本発明により達成され る。 接続、好ましくは、広帯域接続に関係するユーザ・データは、一方において、 広帯域接続に割り当てられてスイッチによりユーザ・データをスイッチングする 各フレーム内の複数の内部タイム・スロットと、他方において、前記スイッチに より前記ユーザ・データをスイッチングする広帯域接続に割り当てられていた各 フレーム内の複数の出タイム・スロットとに分配される。 概要的な本発明の概念によると、前記スイッチのスイッチ段における通話メモ リは、2フレーム内のタイム・スロット・ナンバーに対応する記憶位置数を含む ように数が拡張される。これらの記憶位置は、前記通話メモリに等しい大きさの 2メモリ部分に配列される。更に、時間スイッチ段に、前記スイッチ段の制御メ モリ内の制御情報とタイム・スロット・カウンタ回路からのカウンタ情報の決定 部分とに基づき、遅延情報を発生する遅延制御ユニットが設けられる。この遅延 情報は、各タイム・スロットについて、(通話メモリが配列されるのは出側段か 、入側段かに従って)、そのユーザ・データが通話メモリの第1及び第2の部分 のうちのいずれへ/からスイッチされるべきかを制御する。 本発明の特定の実施例において、出側段の制御メモリ内の制御情報は、各タイ ム・スロットについて、そのユーザ・データがフレーム内のどのタイム・スロッ トへ/からスイッチされるべきかを表す第1の制御データと、そのユーザ・デー タは第1のフレームへスイッチされるべきか又は第2のフレームへ1フレーム遅 延されるべきかを表す第2の制御データとを含む。 拡張通話メモリ及び遅延制御ユニットが、例えばスイッチの入時間スイッチ又 は出時間スイッチに設けられてもよい。 特に、本発明の概念は、ユーザ・データがスイッチ段に到着する第1のタイム ・スロットと、前記スイッチ段から出て行く第2のタイム・スロットとの間でス イッチされる任意のスイッチ段に適用可能である。 拡張通話メモリは、付加的な独立メモリ・ユニットなしに使用されるので、メ モリ・アクセス数は増加しない。加えて、全てのメモリ・セルは、広帯域接続の 遅延に関連づけられるだけでなく、常に、狭帯域接続の通常的なスイッチにおい ても、2フレームにより周期的にアクセスされるので、拡張通話メモリ内の全て のメモリ・セルの連続的な監視が自動的に達成される。 通話メモリを拡張することにより、遅延値が容易に発生される。この遅延値は 、好ましくは、単一ビット/タイム・スロット形式により問題のスイッチ段の制 御メモリに記憶される。 スイッチにおいて既に入手可能な通話メモリ及び制御メモリは、最適に利用さ れる。従って、解決法は、最小の付加装置のみが必要とされるように、スイッチ 構造そのものに統合される。 本発明は、次のような効果を有する。即ち、 −フレーム及びシーケンスの完全さが最小の付加装置を使用することにより、ス イッチを通して確保されること、 −フレーム及びシーケンスの完全さを得るための遅延機構がスイッチの片側で実 行されることを必要とするだけであり、これによって遅延が最小化されること、 −この概念が既に利用可能な通話メモリを拡張することにあるので、メモリのア クセス回数が増加させないこと、 −この解決法がスイッチ構造そのものに統合されること、 −簡単なロジックを遅延制御ユニットに実施すること、 −遅延値形式により付加的な制御情報が1ビット/タイム・スロットにより実現 可能にされて、ロジックの実施を容易にすると共に、制御メモリで必要とする付 加的なメモリ空間を最小化すること、及び −拡張通話メモリのセルを連続的に監視すること。 図面の簡単な説明 ここで、図面を参照して更に本発明を詳細に説明する。 図1はTST構造及び制御システムを有する回路-スイッチング・スイッチを 概要的に示す。 図2aは本発明による制御システム及び出時間スイッチ段を有する時間スイッ チ・モジュールを示す。 図2bは本発明による制御システム及び入時間スイッチ段を有する時間スイッ チ・モジュールを示す。 図3は本発明によるタイム・スロット・カウンタ回路を示す。 図4は本発明による遅延制御ユニットを示す。 図5はどのように入タイム・スロット・ナンバーが内部タイム・スロット用の フレームの時間位相に対して正規化されるのかを説明する本発明による流れ図を 示す。 図6はどのように本発明によりオフセット変数が決定されるのかを示す。 図7aはどのように制御メモリ内の記憶位置形式による分配情報がオフセット 変数を使用することにより判断されるのかを説明する本発明による流れ図を示す 。 図7bはどのように判断されたオフセット変数がそれぞれの制御メモリ内のメ モリ位置に対する入タイム・スロット及び出タイム・スロットの分配に影響する のかを示す。 図8はどのように内部タイム・スロットが出タイム・スロット用フレームの時 間位相に対して正規化されるのかについて説明する、本発明による流れ図を示す 。 図9はどのように基準値が決定されるのかについて説明する、本発明による流 れ図を示す。 図10は基準値により表されたフレームに対して後続のフレームに関連づけら れるタイム・スロットがあるかについての判断を説明する、本発明による流れ図 を示す。 図11は出タイム・スロット用のフレーム内のそれぞれのタイム・スロット番 号に対して遅延値形式により制御情報の判断を説明する、本発明による流れ図を 示す。 図12はどのように入タイム・スロット内のユーザ・データが広帯域接続設定 の説明例による入タイム・スロット及び出タイム・スロットに分配されるのを概 要的に示す、入タイム・スロット、内部タイム・スロットのフレーム及び出タイ ム・スロットのフレームの図を示す。 実施例の説明 電話及びコンピュータのようなユーザ端末(図示なし)は、ユーザ・データを 発生し、また受信する。この「ユーザ端末」は、更にデータを発生し、また受信 する電気通信システムの内部装置、例えばトランク、トーン送信機、トーン受信 機及び会議ユニットを意味すると理解されるべきである。ユーザ・データは、例 えば8ビットのデータ・ワードからなる。1グループのユーザ端末へ又はからの ユーザ・データは、同一のいわゆるマルチプレクスによる多重化によりタイム・ スロットと呼ばれるタイム・インターバルで現れ、続いてこれらのタイム・スロ ットは、PCMフレーム又は単にフレームと呼ばれる125msのより大きなタ イム・インターバルの一部となる。ユーザ端末により発生され、また(通常は他 の)ユーザ端末により受信されるユーザ・データは、そのユーザ・データにとっ て固有な、いわゆる接続と関連づけられる。従って、マルチプレクスは、複数の 接続からのユーザ・データを含む。ある接続に関係するユーザ・データは、各フ レーム内の1以上のタイム・スロットに配列され、それぞれのフレームに対する これらタイム・スロットのタイミング関係は、連続するフレーム間で変化するこ とはない。これらのフレームは時間基準をなし、これによって、ユーザ・データ が接続に関連づけられる。 図1には、「時間-空間-時間」(Time-Space-Time)形式のいわ ゆるTSTスイッチの回路-スイッチング・スイッチ1と、このスイッチに接続 された制御システム2とを有する電話通信システムが示されている。スイッチ1 は多数の入力3.n及び多数の出力4.nを有する。簡単にするために、2つの 入力3.1、3.2及び2つの出力4.1、4.2のみが示されている。更に、 スイッチ1は、入時間スイッチ段5.n及び出時間スイッチ段6.nを含み、こ れらは、対により、時間スイッチ・モジュール7.nの一部、及び空間スイッチ 段8を形成する。簡単にするために、2つの入時間スイッチ段5.1、5.2、 及び2つの出時間スイッチ段6.1、6.2のみが示されている。 各入力3.nはそれぞれの入時間スイッチ段5.nに接続されている。各出時 間スイッチ段6.nに対しては、それぞれの出力4.nが接続されている。同じ 時間スイッチ・モジュール7.n内の入時間スイッチ段5.n及び出時間スイッ チ段6.nにそれぞれ接続されている入力3.n及び出力4.nは、通常同一グ ループのユーザ端末に関係するマルチプレクスに関連づけられる。入時間スイッ チ段からの出力9.nは空間スイッチ段8.nの入力10.nに接続される。空 間スイッチ段の出力11.nは、出時間スイッチ段6.nの入力12.nに接続 される。出力9.1、9.2、11.1、11.2及び入力10.1、10.2 、12.1、12.2に対する接続は、図によって更に明確に示されている。 図2aでは、時間スイッチ・モジュール7.n及び接続システム2が示されて いる。制御システム2は概要的に示されており、これに対して時間スイッチ・モ ジュール7.nはより詳細に示されている。時間スイッチ・モジュール7.nは 入時間スイッチ段5.n及び出時間スイッチ段6.nを備えている。マルチプレ クスが1グループのユーザ端末から到着する入力3.nは、アドレス指定ユニッ ト13に接続され、これは更に通話メモリ14に接続されている。通話メモリ1 4はアドレス指定ユニット15に接続され、これは出力9.nに接続されている 。入力12.nはアドレス指定ユニット16に接続され、これは更に通話メモリ 17に接続されている。通話メモリ17はアドレス指定ユニット18に接続され 、これは更に出力4.nに接続されている。制御システム2はアドレス指定ユニ ット19及び20に接続されている。アドレス指定ユニット19は制御メモリ2 1に接続されている。制御メモリ21はアドレス指定ユニット22に接続されて いる。アドレス指定ユニット22はアドレス指定ユニット15に接続されている 。アドレス指定ユニット20は制御メモリ23に接続されている。続いて、制御 メモリ23はアドレス指定ユニット24に接続されている。アドレス指定ユニッ ト24の出力25は、遅延制御ユニット26に接続され、これは更にアドレス指 定ユニット16に接続されている。入力27には、それ自体知られており、従っ て示されていない、クロック・パルスを発生するクロックからクロック信号が来 ており、各クロック・パルスは1タイム・スロットに対応している。入力27は タイム・スロット・カウンタ(TSC)28に接続されている。タイム・スロッ ト・カウンタ28は、一方において、異なる出力29,30及び31を通ってア ドレス指定ユニット13、18、22、24に接続され、他方において、遅延制 御ユニット26に接続されている。 タイム・スロット・カウンタ28は、図3に更に詳細に示されている。それ自 体知られているカウンタ32を除き、タイム・スロット・カウンタ28は、更に 手段33、手段34及び手段35を含み、これらに対してカウンタ32が接続さ れている。出力29は、手段33に関連づけられ、かつアドレス指定ユニット1 3に接続されている。出力30は、一方において、手段34に関連づけられ、か つアドレス指定ユニット手段22に接続され、また他方において、アドレス指定 ユニット手段24に接続されている。出力31は、一方において、手段35に関 連づけられ、かつアドレス指定ユニット手段18に関連づけられ、また他方にお いて、遅延制御ユニット26に接続されている。手段33、34及び35の機能 は、以下で説明する。 遅延制御ユニット26は図4に更に詳細に示されている。アドレス指定ユニッ ト機能24の出力25から遅延制御ユニット26への入力36は、一方において 、第1の比較器37の第1の入力に部分的に接続され、他方において、第1の排 他的論理和ゲート38の第1の入力に部分的に接続されている。タイム・スロッ ト・カウンタ28内の手段35の出力31から遅延制御ユニット26への入力3 9は、一方において、手段40に接続され、他方において、第2の比較器41に 接続されている。手段40は第1の比較器37の第2の入力に接続されている。 第1の比較器37及び第2の比較器41は、第2の排他的論理和ゲート42のそ れぞれの入力に接続されている。排他的論理和ゲート42からの出力は、第1の 排他的論理和ゲート38の第2の入力に接続されている。第1の排他的論理和ゲ ート38は更にアドレス指定ユニット遅延制御ユニット16に接続されている。 更に、アドレス指定ユニット24からの出力25は、部分的に遅延制御ユニット 26を通ってアドレス指定ユニット16に接続されている。 再び図1及び図2aを参照すると、それぞれの接続でのユーザ・データは、入 力3.nから選択可能な出力4.nにスイッチ1によりスイッチングされる。こ の点に関して、時間スイッチ段5.n、6.nにおける時間スイッチング、及び 空間スイッチ段8における空間スイッチングが実行される。時間スイッチングは 、そのフレームに対して与えられたタイム・スロットにより時間スイッチ段5. n、6.nに到着したユーザ・データが遅延されて、時間スイッチ段5.n、6 .nからそのフレームに相対する他のタイム・スロットで出て行くことを意味す る。空間スイッチングでは、空間スイッチ段の入力10.nからその出力11. nへ直流接続のような物理的な接続が確立される。空間スイッチングは、入力1 0. n、例えば10.7(図示なし)上の空間スイッチ段8に到着したユーザ・デー タが選択可能な出力11.n、例えば11.3(図示なし)から空間スイッチ段 8を出て行くことを意味する。 スイッチ1により接続に関係するユーザ・データをスイッチングする際に、ユ ーザ・データは、各フレーム内の与えられた1以上のタイム・スロット、いわゆ る入タイム・スロットにより入時間スイッチ段5.nに到着する。入タイム・ス ロットでは、ユーザ・データは通話メモリ14(図2a)に書き込まれる。この ユーザ・データは、通話メモリ14から他のタイム・スロット、いわゆる内部タ イム・スロットに読み出される。従って、内部タイム・スロットに存在するユー ザ・データは、中間空間スイッチ段8(図1)により物理的にスイッチングされ て、内部タイム・スロットにより出タイム・スイッチ段6.nの通話メモリ17 (図2a)に書き込まれる。更に他のタイム・スロット、いわゆる出タイム・ス ロットでは、ユーザ・データが通話メモリ17から読み出される。 通話メモリ14及び17へ及びこれらからユーザ・データの書き込み及び読み 出しは、アドレス指定ユニット13、15、16、18により制御され、これら は、更に、アドレス指定ユニット19、20、22、24、制御メモリ21、2 3、及び遅延制御ユニット26を通ってタイム・スロット・カウンタ28及び制 御システム2により制御される。 アドレス指定ユニット13を通ってタイム・スロット・カウンタ回路28によ り、ユーザ・データは、固定シーケンスにより、通話メモリ14内の記憶位置4 3.nに周期的に書き込まれる。通話メモリ14内の記憶位置43.nの数は、 1フレーム内のタイム・スロット数に等しい。簡単にするために、5記憶位置4 3.1〜43.5が示され(ただし、図2aでは参照番号43.1のみが示され ている)、これらは1フレーム内の5タイム・スロットに対応している。しかし ながら、実際において、各フレーム内のタイム・スロット数は、例えば、一般的 にほぼ512より大である。 各記憶位置43.nは、各フレーム内の固有の1タイム・スロットのみを表し ている。従って、1フレーム内のある入タイム・スロットより到着するユーザ・ データは、入タイム・スロットに対応する与えられた記憶位置43.nに記億さ れる。通話メモリ17から出タイム・スロットへのユーザ・データの読み出しは 、同様にして実行される。しかしながら、通話メモリ17には、通話メモリ14 の2倍の記憶位置44.n、即ち2フレーム内のタイム・スロットと同数の記憶 位置44.nがある。通話メモリ17、10には、記憶位置44.1〜44.1 0(ただし、図2aには参照番号44.1のみが示されている)が示されている 。ユーザ・データの読み出しは、各タイム・スロットが2つ置きのフレームによ り与えられた出タイム・スロットを表すように、固定シーケンスにより周期的に 、各出タイム・スロットに1記憶位置44.nで、実行される。従って、ユーザ ・データは、最早可能出フレーム(earliest possible ou tgoing frame)内、又は後続の出フレーム内のタイム・スロットに スイッチ可能にされる。 記憶位置44.nが割り当てられたユーザ・データは、ユーザ・データを書き 込む時点でタイム・スロット・カウンタ28の値に従って、2フレームに対応す る時間まで選択的に遅延可能にされると共に、この記憶位置44.n(アドレス 指定ユニット16に対するアドレス指定情報)にユーザ・データの書き込みが実 行される。 ここで、図3を参照する。タイム・スロット・カウンタ28の一部分を形成す るカウンタ32は、異なるカウンタ値を採用するように、カウンタ・シーケンス の中で異なる状態を周期的に取る。カウンタ32により取られる異なるカウンタ 値の数は、2フレーム内のタイム・スロット・ナンバーに等しい。2フレーム内 の各タイム・スロットのために、固有のカウンタ値が採用される。 手段33及び35では、カウンタ値からのいわゆるオフセットを有する値が発 生される。それぞれの手段33及び35では、位相値と呼ばれる値が各カウンタ 値に対して発生される。手段33により得られた位相値は、カウンタ値と比較し た差を有し、内部タイム・スロット用のフレームと入タイム・スロット用のフレ ームとの間の位相差を表している。手段35により得られた出力31における位 相値は、カウンタ値と比較した差を有し、出タイム・スロット用のフレームと内 部タイム・スロット用のフレームとの間の位相差を表している。以下では、出力 31での位相値は、更に出位相値とも呼ばれる。スイッチは、これらの位相値に より、入タイム・スロット用のフレーム、内部タイム・スロット用のフレーム及 び出タイム・スロット用のフレーム間の相互的な位相差を処理する。 手段33及び34では、カウンタ値とフレーム内のタイム・スロット・ナンバ ーを表す値との間でモジュロ演算が実行される。モジュロ演算により、数が1フ レーム内のタイム・スロット・ナンバーに等しいが、しかしカウンタ32から各 カウンタ・シーケンスに対して2回繰り返されるカウンタ値読み出しの1シーケ ンスは、手段34の出力30に周期的に発生される。手段33では、位相値と1 フレーム内のタイム・スロット・ナンバーを表す値との間のモジュロ演算が実行 される。このようにして、オフセットを除き、手段34からのカウンタ値と同一 のカウンタ値が手段33の出力29に発生される。実際において、モジュロ演算 は、カウンタ値及び位相値の最上位ビットが除去されることを意味する。 制御システム2(図1及び2a)により、スイッチ1を制御する制御情報が発 生される。この制御情報は、一方において、例えば12ビットのデータ・ワード 、また他方において単一ビットのデータ・ワードを備えている。これらのデータ ・ワードは、制御メモリ21及び23内の記憶位置45.n及び46.nにそれ ぞれ書き込まれ、かつ複数の単一ビットが制御メモリ23内の記憶位置47.n (1ビット/記憶位置47.n)に書き込まれてスイッチ1を制御する。記憶位 置47.n内のビットは、以下,遅延値又は遅延ビットと呼ばれる。従って、そ れぞれの形式の記憶位置45.n、46.n、47.nの数は、フレーム内のタ イム・スロット・ナンバーに等しい。従って、各形式の記憶位置45.n、46 .n、47.nの数は、5に等しい。制御情報は、アドレス指定ユニット22、 24を通してタイム・スロット・カウンタ28により、それぞれの制御メモリ2 1、23における記憶位置45.n、46.n、47.nから各タイム・スロッ トに読み出される。読み出しは、1フレーム内のそれぞれのタイム・スロットに 対して固有の1記憶位置45.n、46.n、47.nが固定シーケンスにより 周期的に実行される。従って、各記憶位置45.n、46.n、47.nは暗黙 のうちに各フレーム内の1タイム・スロットのみに対応する。 通話メモリ内のいずれの記憶位置からユーザ・データが読み出されるべきかを 表し、かつこのようにして内部タイム・スロット内に存在する制御情報は、各タ イム・スロト内の制御メモリ21から読み出される。一方において、フレーム内 のいずれの出タイム・スロットにユーザ・データの読み出しが実行されるべきか 、また他方において、ユーザ・データが第1の可能フレームから読み出されるべ きか、又は1付加フレーム遅延されるべきかを表す制御情報は、各内部タイム・ スニット内の制御メモリ23から読み出される。 遅延制御ユニット26(図4)は、通話メモリ17にユーザ・データを書き込 むために、アドレス指定ユニット24を介して制御メモリ23からの制御情報か ら、及びタイム・スロット・カウンタ28からの制御情報から、アドレス指定ユ ニット16へアドレス指定情報を発生する。ユニット26において、制御メモリ 23からの制御情報は、タイム・スロット・カウンタ28からの情報と比較され る。比較結果は、アドレス指定ユニット16を介して、通話メモリ17の第1の 部分48又は通話メモリ17の第2の部分49内の記憶位置44.nに書き込ま わているユーザ・データとなる。 遅延制御ユニット26は、入力36において制御メモリ23内の記憶位置46 .n、47.nから制御情報を受け取る。記憶位置46.n内の制御情報は、ア ドレス指定ユニット16に直接印加され、かつアドレス指定情報の第1の部分5 0を形成する。記憶位置46.n内の制御情報は、第1の比較器37の第1の入 力にも印加される。入力39はユニット35から位相値が供給され、更にこれが アドレス指定ユニット18を制御してユーザ・データを出タイム・スロットに読 み出す。第1の比較器37の第2の入力は、ユニット35からの位相値と、1フ レーム内のタイム・スロットの数を表す値との間でモジュロ演算を実行するユニ ット40を介して、各フレーム内の出タイム・スコットを表す比較値Aが供給さ れている。 あるタイム・スロットにおいて、比較値Aが制御情報、即ち制御メモリ23内 の記憶位置46.nからの値Bより大きいときは、第1の比較器37の出力の出 力データを構成するビットが「1」にセットされる。 他方において、もし比較値Aが制御情報Bより小さい、又は等しいとさは、こ のビットが「0」にセットされる。このビットが「1」にセットされると、この ビットは、以下を表す。即ち、 i.もし、ユーザ・データの書き込みが通話メモリ17の第1の部分48に発 生し、更にユーザ・データの読み出しが通話メモリ17の第1の部分48に発生 すると、又は ii.もし、ユーザ・データの書き込みが通話メモリ17の第2の部分49に 発生し、更にユーザ・データの読み出しが通話メモリ17の第2の部分49に発 生すると、 ユーザ・データは、1フレーム以上遅延され、それ以外は遅延されない。 第2の比較器41では、出位相値が1フレーム内のタイム・スロット・ナンバ ーを表す値と比較される。もし、出位相値が1フレーム内のタイム・スロット・ ナンバーより大きいときは、第2の比較器41からの出力の出力データを構成す るビットが「1」にセットされる。他方において、出位相値が1フレーム内のタ イム・スロット・ナンバーより小さいか又は等しいときは、このビットが「0」 にセットされる。このビットが「1」にセットされれば、現在のタイム・スロッ ト内のユーザ・データの読み出しは、第2のメモリ17の第2の部分49から実 行される。そうではなく、このビットが「0」にセットされれば、これは、ユー ザ・データの読み出しが通話メモリ17の第1の部分48から実行されることを 示す。 第1の排他的論理和処理は、第2の排他的論理和ゲート42により第1の比較 器37からのビットと第2の比較器41からのビットとの間で実行される。第1 の排他的論理和ゲートの結果は、第2の排他的論理和ゲート42の出力における 1ビットであり、これが「1」にセットされているときは、現在のタイム・スロ ットにおいて通話メモリ17の第1の部分48へのユーザ・データの書き込みは 、ユーザ・データが1フレーム以上遅延される結果となることを表している。そ うではなく、これが「0」にセットされているときは、現在のタイム・スロット において通話メモリ17の第2の部分49への書き込みは、ユーザ・データが1 フレーム以上遅延される結果となることを表している。 第2の排他的論理和処理は、第2の排他的論理和ゲート42の出力からのビッ トと、記憶位置47.nからの遅延ビットとの間の第1の排他的論理和ゲート3 8により実行される。記憶位置47.nからの遅延ビットは、アドレス指定情報 の第2の部分51を構成する。この遅延ビットは、もしこれが「0」にセットさ れていれば、そのユーザ・データが通話メモリ17の部分に、即ち第1の部分4 8又は第2の部分49に配置されることを表しており、このことは、ユーザ・デ ータが出タイム・スロット用に第1の可能フレーム内のタイム・スロットに読み 出されることを意味する。他方において、遅延ビットが「1」にセットされてい れば、ユーザ・データが通話メモリ17のその部分に配置されることを表してお り、これは、後続のフレーム内のタイム・スロットに読み出されることを意味す る。 排他的論理和ゲート38の出力における1ビット、いわゆる遅延情報は、もし これが「0」にセットされていれば、ユーザ・データが通話メモリ17の第1の 部分48に書き込まれることを表し、これに対して「1」にセットされていれば 、ユーザ・データが通話メモリ17の第2の部分49に書き込まれることを表し ている。第1の排他的論理和ゲート38の出力からの1ビット形式での遅延情報 は、制御メモリ23内の記億位置46.n、47.nにおける制御情報に基づき 、及びタイム・スロット・カウンタ28からの出位相値に基づいて、通話メモリ 17の第1の部分48か、又は通話メモリ17の第2の部分49にユーザ・デー タの書き込みが発生するように、アドレス指定ユニット16を制御する。 いわゆる狭帯域接続において、接続用のユーザ・データは、各フレームの単一 の入タイム・スロット、各フレームの内部タイム・スロット、及び各フレームの 出タイム・スロットに出現する。狭帯域接続用の制御情報は、記憶位置45.n 及び記憶位置46.n、47.nに書き込まれる。記憶位置45.n、46.n 、47.nは内部タイム・スロットに対応する。記憶位置45.n内の制御情報 は、ユーザ・データがどの入タイム・スロットから内部タイム・スロットにスイ ッチされるべきか、即ちユーザ・データがどの記憶位置43.nで通話メモリ1 4から読み出されるかを示している。記憶位置46.n、47.n内の制御情報 は、内部タイム・スロットから、ユーザ・データがどの内部タイム・スロットへ スイッチされるべきか、即ちユーザ・データの読み出しが接続用の出タイム・ス ロットで発生するように、どの記憶位置44.nで通話メモリ17にそのユーザ ・データが書き込まれるべきかを示している。従って、狭帯域接続に関連づけら れた 制御情報は、どの入タイム・スロットよりそのユーザ・データがスイッチに到着 するのかを表す値、そのユーザ・データが空間スイッチ段を通してどの入タイム ・スロットにスイッチされるべきかを表す値、及びそのユーザ・データがスイッ チからどの出タイム・スロットに出て行くにのかを示す値を含む。以下、判断さ れたフレームに対するタイミング関係を表す値は、入タイム・スロット・ナンバ ー、内部タイム・スロット・ナンバー及び出タイム・スロット・ナンバーとそれ ぞれ呼ばれる。タイム・スロット・ナンバーに加えて、狭帯域接続に関する制御 情報は、記憶位置47.n.に書き込まれる各タイム・スロット用の一定遅延値 を含む。この値は、ユーザ・データがスイッチから最早可能フレームで出て行く ことを示す。 いわゆる広帯域接続では、接続用のユーザ・データが、いくつかの狭帯域接続 として原則的に、各フレームのいくつかの入タイム・スロット、各フレームのい くつかの内部タイム・スロット、及び各フレームのいくつかの出タイム・スロッ トにスイッチされる。従って、広帯域接続用のスイッチを制御する制御情報は、 いくつかの入タイム・スロット・ナンバー、いくつかの内部タイム・スロット・ ナンバー、及びいくつかの出タイム・スロット・ナンバーを含む。これに加えて 、制御情報は、広帯域接続用に1フレーム内の各タイム・スロットについて一つ の複数の遅延値を含み、ユーザ・データが最早可能フレームに現れるべきか、又 は出時間スイッチ段において1付加フレーム遅延されるべきかを表している。こ れらの値は記憶位置47.nに書き込まれる。 更にこのような本発明の構成は、入時間スイッチ段に適用可能であることを理 解すべきである。図2bを参照すると、制御システム2が接続されている時間ス イッチ・モジュール7.n形式によるスイッチ構造が示されている。図2aと同 一の参照番号は、同一又は対応する要素を表すために使用されている。図2aと 比較したときの差は、本発明が入時間スイッチ段5.nに適用されていることで ある。通話メモリ14は2つの部分48及び49を含むように拡張され(簡単に するために、図2aと同一の参照番号が使用される)、それぞれは番号がフレー ム内のタイム・スロットの番号に対応する記憶位置を含む。更に、制御メモリ2 1は、記憶位置45.nに制御情報、また位置47.nに遅延値47.n形式に よる制御情報を含むように、拡張されている。入時間スイッチ段5.n内の制御 メモリ21からの制御情報は、アドレス指定ユニット22を通って遅延制御ユニ ット26に供給され、この実施例において、遅延制御ユニット26は、アドレス 指定ユニット15に接続されて拡張通話メモリ14からのユーザ・データの読み 出しを制御する。遅延制御ユニット26は、図2aのものにほぼ対応して機能し 、ここでは、出力29におけるタイム・スロットのカウンタ情報が図2aにおけ る手段35からの情報に対応している。特に、遅延制御ユニットは、各内部タイ ム・スロットについて、通話メモリ14の第1の部分48及び第2の部分49の うちのいずれのユーザ・データが内部タイム・スロットへスイッチされるべきか を制御する遅延情報を発生する。図2aにより、遅延制御ユニット26は拡張通 話メモリ17にユーザ・データを記憶するのを制御し、これに対して、図2bに より、遅延制御ユニット26は拡張通話メモリ14からユーザ・データを読み出 すのを制御することに注意すべきである。図2bにおいて、入時間スイッチ段6 .nは、記憶位置46.nに制御情報を有する制御メモリ23と、1フレーム内 のタイム・スロット・ナンバーに等しい数による記憶位置44.nを有する通話 メモリ17とを含む。制御メモリ23内の制御情報は、通話メモリ17内のユー ザ・データの記憶を直接制御し、また図2aの手段33により発生したタイム・ スロット制御情報に対応するものは、制御メモリ17からのユーザ・データの周 期的な読み出しを制御する。 実際において、このような本発明の構成は、ユーザ・データのいくつかを時間 スイッチ段を通して遅延させる任意の時間スイッチ段に適用可能であることを理 解すべきである。第1形式のタイム・スロットと第2形式のタイム・スロットと の間でユーザ・データをスイッチするために使用される任意の時間スイッチ段を 考える。例えば、第1のタイム・スロットは入タイム・スロットであってもよく 、また第2のタイム・スロットは内部タイム・スロットであってもよい。全く同 じように、第1のタイム・スロットは内部タイム・スロットであってもよく、ま た第2のタイム・スロットは出タイム・スロットであってもよい。問題の時間ス イッチ段内の通話メモリは、それぞれが1フレームに対応する複数の記憶位置を 有する2つの部分に拡張され、同様に、この段の制御メモリは遅延値の形式によ る 制御情報を含むように拡張される。更に、各タイム・スロットについて、通話メ モリが設けられるのは出側段か、又は入側段かに従って)通話メモリのいずれの 部分へ/からのユーザ・データがスイッチされるべきかを制御する遅延情報を発 生する遅延制御ユニットが設けられている。 しかしながら、例えば放送の応用において、本発明は全ての加入者においてシ ーケンス及びフレームの完全さが得られるように、出側段に適用されることに注 意すべきである。このようにして、遅延制御は各出側広帯域接続に対して実行さ れる。 通話メモリは、この開示の全般にわたって、通話トラヒック及びデータ・トラ ヒックに関係する情報の記憶が可能なことを考慮すべきである。 以下の説明において、広帯域接続に関する入タイム・スロット・ナンバーは、 ベクトルtin[0,1,2,...W−1]により表される。Wは各フレーム内 の広帯域接続用のタイム・スロット数を表す。対応して、内部タイム・スロット ・ナンバーはベクトルtint[0,1,2,...W−1]により表され、また 出タイム・スロット・ナンバーはベクトルtout[0,1,2,...W−1] により表される。簡単のために、入タイム・スロット・ナンバーはベクトルtin [0,1,2,...W−1]による連続的な順序で出現する。この順序は、ユ ーザ・データが内部タイム・スロットに配列される順序と同一であると仮定され る。 タイム・スロット・シーケンスの完全さ(TSSI)及びタイム・スロット・ フレームの完全さ(TSFI)が確保されるように、即ちユーザ・データを構成 しているデータ・ワード間の相互的な時間順序がスイッチによるスイッチングの 際に確保されるように、かつ同一のフレーム内の内部タイム・スロットに出現す るデータ・ワードが同一フレームの出タイム・スロットに出現するように、広帯 域接続に関係するユーザ・データを内部タイム・スロット及び出タイム・スロッ トに分配する方法によると、ベクトルtin[0,1,2...W−1]、tint [0,1,2,...W−1]、及びtout[0,1,2,...W−1]が入 力データを構成するアルゴリズムが使用される。これに加えて、このアルゴリズ ムは、入タイム・スロット用のフレームと内部タイム・スロット用のフレームと の間の位相差を表す定数Δin、内部タイム・スロット用のフレームと出タイム・ スロット用のフレームとの間の位相差を表す定数Δut、及び1フレーム内のタイ ム・スロット・ナンバーを表す定数Cframe形式による入力データから開始する 。広帯域接続に関係するフレーム内のタイム・スロット・ナンバーWは、1フレ ーム内のタイム・スロットの総数Cframeより小さいか、又は等しい。このアル ゴリズムは、入力データに基づいて、それぞれ制御メモリ21、23内の記憶位 置45.n、46.n形式により分配情報を判断して入及び出タイム・スロット ・ナンバーを記憶し、かつ制御メモリ21及び23内の入及び出タイム・スロッ ト・ナンバーのメモリは、この分配情報に従ってそれぞれ処理される。更に、こ のアルゴリズムは、記憶位置47.n形式により分配情報、及びこの分配情報に 従って制御メモリ23に書き込む遅延値を決定する。更に、遅延値は、この分配 情報に従って記憶位置47.n内の制御メモリ23に書き込まれる。 要するに、本発明により使用される異なる形式の情報は、以下簡単化された形 式により要約され得る。 -制御情報は、一方においてタイム・スロット・ナンバー、他方において遅延 値を含む。 -分配情報は、前記制御情報を記憶するためにそれぞれの制御メモリ内の記憶 位置を含む(内部タイム・スロット・ナンバーは45.nに記憶され、出タイム ・スロット・ナンバーは46.nに記憶され、かつ遅延値は47.nに記憶され る)。 遅延情報は、遅延制御により発生され、かつそのユーザ・データが通話メモリ の第1及び第2の部分のうちのいずれへ/からスイッチされるべきかを制御する 情報からなる。 ベクトルtin[0,1,2,...W−1]、tint[0,1,2,...W− 1]及びtout[0,1,2,...W−1]によるタイム・スロット・ナンバ ーは、いくつかの狭帯域接続用のタイム・スロット・ナンバーと同様にして発生 される。入タイム・スロット・ナンバー及び出タイム・スロット・ナンバーは、 1つの接続に対して複数のユーザ端末によって与えられ、これらのユーザ端末間 でユーザ・データがその接続の中でスイッチされる。ベクトルtint[0, 1,2,...W−1]に対するタイム・スロット・ナンバーは、空間スイッチ 段8においてコンフリクトが発生しないように、決定される。異なる入時間スイ ッチ段5.nに到着し、かつ同一の入時間スイッチ段6を通ってスイッチングさ れるべきユーザ・データは、空間スイッチ段8においてコンフリクトが発生しな いように、時間的に離される。ユーザ・データは入時間スイッチ段5.nにより 空間スイッチ段8内の内部タイム・スロットへ配置される。例えば、同一の入時 間スイッチ段6.nを通ってスイッチされるべきいくつかの接続用のユーザ・デ ータが空間スイッチ段8において同一のタイム・スロットに出現すれば、コンフ リクトが発生する。ベクトルtin[0,1,2,...W−1]、tint[0, 1,2,...W−1]及びtout[0,1,2,...W−1]によるタイム ・スロット・ナンバーは、公知の方法により発生され、従って更に詳細には説明 しない。 ここで、タイム・スロット・ナンバーを分配すると共に、遅延値を決定して分 配する方法が図5〜11を参照して説明される。 1.入タイム・スロット・ナンバーを内部タイム・スロット用のフレームの時 間位相に対して正規化し、ベクトルtin0[0,1,2,...W−1]を発生 する。正規化は、入タイム・スロット・ナンバーが内部タイム・スロット数用の フレームに相対して与えられるように、タイム・スロット・ナンバーが再生され ることを意味する。 図5を参照して、ベクトルtin0[0,1,2,...W−1]の値を決定す る。まず、ヘルプ変数iを0に初期化する、即ちi=0にセットする(ブロック 60を参照)。次に、次のステップを含むシーケンスを反復する。即ち、 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(オプション・ブロック61を参照)。 ii.(tin[i]+△in)モジュロCframeをtin0[i]に記憶する(ブロ ック62を参照)。 iii.tin0[i]をtin0[O]と比較する(ブロック63を参照)。もし tin0[i]がtin0[O]より小さいときは、Cframeをtin0[i]に加算する (ブロック64を参照)。 iv.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック65を参照)。 Cframeの値を超えるベクトルtin0[0,1,2,...W−1]は、その値 に関係するユーザ・データが、ベクトルtin0[0,1,2,...W−1]の 値としてCframeの値より小さいユーザ・データより、後のフレームに関連づけ られることを示している。内部タイム・スロット・ナンバーはtin0[n]モジ ュロCframeにより与えられる。 2.変数δの値を決定する。変数δはオフセット変数であり、ユーザ・データ を内部タイム・スロットに分配するのを制御する値を表す。このようないわゆる オフセット値は、どのように広帯域接続に関係する内部タイム・スロット内のユ ーザ・データが内部タイム・スロットに分配されるべきかを決定する。オフセッ ト値がユーザ・データの分配に反映させる方法は、図7bに関連して更に詳細に 説明される。まず、tint[0,1,2,...W−1]の値が変更されないよ うに、ヘルプ・ベクトルtint0[0,1,2,...W−1]を生成する。ヘル プ・ベクトルの値は、 により与えられる。 従って、ベクトルtint[0,1,2,...W−1]の値は、ベクトルtint 0 [0,1,2,...W−1]にコピーされる。以下、この方法はベクトルti nt0 [0,1,2,...W−1]の値を操作し、これに対してベクトルtint[ 0,1,2,...W−1]は変更されることなく確保される。図6を参照して 、まず、オフセット変数δを0に初期化して、オフセット変数δを決定する、即 ちδ=0にセットする(ブロック70を参照)。更に、ヘルプ変数iを0に初期 化する、即ちi=0にセットする(ブロック71を参照)。次のステップが含ま れるシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック72を参照)。 ii.次のステップが含まれているシーケンスを反復する。 ii.i tin0[i]をtint0[(i+δ)modulo W]と比較する 。tin0[i]がtint0[(i+δ)modulo W]より大きくないときは 、反復を中断する(ブロック73を参照)。 ii.ii.Cframeをtint0[δ]に加算する(ブロック74を参照)。 ii.iii.変数δに1を加算する(ブロック75を参照)。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック76を参照)。 3.オフセット変数δを使用して、制御メモリ21及び23内の記憶位置45 .n、46.nを形成している分配情報をそれぞれ決定し、かつ制御情報を分配 情報に従って制御メモリ21、23内の記憶位置45.n、46.nに記憶する 。図7aを参照して、ヘルプ変数を0に初期化する、即ちi=0をセットする( ブロック80を参照)。下記のステップが含まれているシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック81を参照)。 ii.tin[i]を制御メモリ21内の記憶位置45.nに記憶する。ただし 、n=tint[(i+δ)modulo W](ブロック82を参照)。 iii.記憶位置46.n内の制御メモリ23にtout[i]を記憶する。た だし、n=tint[(i+δ)modulo W](ブロック83を参照)。 iv.変数iに1を加算する(ブロック84を参照)。 図7bは、各入タイム・スロット・ナンバーtin[i]及び各出タイム・スロ ット・ナンバーtout[i]に関して、入タイム・スロット・ナンバーtin[i ]、及び各出タイム・スロット・ナンバーtout[i]が内部タイム・スロット ・ナンバーtint[0,1,2,...W−1]により与えられる記憶位置45 .n、46.nのうちのいずれにそれぞれが記憶されるかを、どのようにオフセ ット変数δの異なる値(0、1及び2)が制御するのかを示す概要図である。簡 単にするために、広帯域接続用の4タイム・スロット・ナンバー、即ちW=4に ついて考察する。 δ=0のとき、入タイム・スロット・ナンバーtin[0]、tin[1]、 tin[2]、tin[3]は、位置45.tint[0」、45.tint[1]、45 .tint[2]及び45.tint[3]にそれぞれ記憶される。記憶位置45.n は、接続に割り当てられている内部タイム・スロット・ナンバーにより決定され 、かつそこでのインデックス値は、直接、入タイム・スロット・ナンバーに関連 づけられたインデックス値に対応している。同じことが出タイム・スロット・ナ ンバー及びそれらの記憶位置46.nにも適用される。 δ=1のとき、記億位置45.n、46.nは、接続に割り当てられている内 部タイム・スロット・ナンバーにより決定され、かつそこでのインデックス値は 入タイム・スロット・ナンバーに関連づけられたインデックス値に相対する1位 置だけ変移される。 δ=2のとき、インデックス変移は2位置である。 ステップ1及び2と、記憶位置45.nにおいて広帯域接続のために入タイム ・スロット・ナンバーを引き続き記憶することでステップ3による記億位置45 .nの決定とは、入タイム・スロットと内部タイム・スロットとの間のシーケン スの完全さが確保されることを保証する。加えて、ステップ2により決定された オフセットにより、入タイム・スロットと内部タイム・スロットとの間の時間ス イッチにおける遅延が最小化可能にされる。対応する手順は、シーケンスの完全 さ、及び最小化された時間スイッチング遅延が得られるように、内タイム・スロ ットと出タイム・スロットとの間の時間スイッチングに適用可能である。 完全なTSTスイッチによるユーザ・データのスイッチングにおいて、シーケ ンスの完全さ及びフレームの完全さの両方を保存したいときは、ステップ1〜7 が実行され、そのうちのステップ4〜7が次のように説明される。 4.内部タイム・スロット・ナンバーを正規化し、オフセット変数δによる分 配情報に従って、これ内部タイム・スロットが出タイム・スロット用フレームの 時間位相に対してどのように分配されるのかを考慮し、ベクトルtint1[0,1 ,2,...W−1]を発生する。正規化は、内部タイム・スロットが出タイム ・スロット用のフレームに相対して示されるように、再生されることを意味する 。図8を参照して、ベクトルtint1[0,1,2,...W−1]の値を決定す る。まず、ヘルプ変数iを0に初期化する、即ちi=0をセットする(ブロ ック90を参照)。次に、次のステップを含むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック91を参照)。 ii.tint1[i]に(tint[(i+δ)modulo W]+Δut)を 記憶する(ブロック92を参照)。 iii.tint1[i]をtint1[0]と比較する(ブロック93を参照)。もし 、tint1[i]がtint1[0]より小さいときは、Cframeをtint1[i]に加 算する(ブロック94を参照)。 iv.ヘルプ変数iに1を加算する(ブロック95を参照)。 5.変数first_frame_startの値を決定する。この値は、基 準値又はフレーム値と呼ばれ、TSF1が考慮されないときは、出タイム・スロ ットへのユーザ・データの読み出しが実行される最早可能フレームを示す。変数 first_frame_startの値が0か又はCframeである。図9を参 照して、ヘルプ変数iを0にセットする(ブロック100を参照)。次に、下記 のステップを含むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがより小さくないときは、反復を中断し (オプション・ブロック101を参照)、かつ変数first_frame_s tartをCframeにセットする(ブロック102を参照)。 ii.tint1[i]をtout[i]と比較する(ブロック103を参照)。も し、tint1[i]がtout[i]より大きいときは、変数first_fram e_startの値を0にセットする(ブロック104を参照)。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック105を参照)。 6.タイム・スロットは決定基準値(フレーム値)により表されたフレームに 相対する後続のフレームに関連づけられているか否かを判断する。このようにし て、一定の出タイム・スロット・ナンバーに関係するユーザ・データが付加フレ ームにより遅延されるべきか否かが判断される。図10を参照して、ヘルプ変数 iを0にセットし(ブロック110を参照)、かつ変数B_none_in_second_fram e を値TRUEにセットする(ブロック111を参照)。以下、下記のステップ を含 むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック112を参照)。 ii.tint1[i]を(tout[i]+first_frame_start )と比較する(ブロック113を参照)。もし、tint1[i]が(tout[i] +first_frame_start)より大きいときは、変数B_none_in_s econd_frame を値FALSEにセットし、次いで反復を中断する(ブロック11 4を参照)。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック115を参照)。 7.遅延値DELAY/NO_DELAY形式により制御情報を決定し、これ らの遅延値を制御メモリ23内の記憶位置47.nに書き込む。図11を参照し て、ヘルプ変数iを0にセットする(ブロック120を参照)。以下、下記のス テップを含むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(判断ブロック121を参照)。 ii.tint1[i]を(tout[i]+first_frame_start )と比較する(ブロック122を参照)。もし、tint1[i]が(tout[i] +first_frame_start)より大きくなく、かつ変数B_none_in _second_frame が値FALSEであるときは、値DELAYを記憶位置47.n に記憶する。ただし、n=tint[(i+δ)modulo W](ブロック1 23を参照)。DELAYは、ユーザ・データが出時間スイッチ段6.nにおい て1付加フレーム遅延されることを示す、即ちDELAY=1。もし、tint1[ i]が(tout[i]+first_frame_start)より大きい、又 は変数B_none_in_second_frameが値TRUEであるときは、値NO_DELA Yを記憶位置47.nに記憶する。ただし、n=tint[(i+δ)modul o W](ブロック124を参照)。NO_DELAYは、ユーザ・データが出 時間スイッチ段6.nにおいて付加フレームにより遅延されないことを示す、即 ちNO_DELAY=0。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック125を参照)。 好ましくは、アルゴリズムは、プロセッサ、例えばマイクロプロセッサにより 実行されるソフトウェアによって実現される。このマイクロプロセッサ(図示な し)は、1例として制御システムに配置される。以上のアルゴリズム説明は、プ ログラミング言語、例えばC++において対応するプログラミング・コードが容 易に実施されるように作成されている。 以下、本発明により、広帯域接続用のTSTスイッチをどのように構成すれば 、シーケンス及びフレームの完全さがスイッチにより確保されるのかが示されて いる。3チャネルの広帯域接続について考察する。従って、W=3。1フレーム Cframe内の総タイム・スロット・ナンバーは512である。制御システム2は 、入タイム・スロットtin={15、243、372}から出タイム・スロット tout{36、167、221}への3チャネル広帯域接続を確立する要求を受 け取る。データをスイッチングするためのアイドル内部タイム・スロットは、tint ={183、327、378}である。入タイム・スロット用のフレームと 内部タイム・スロット用のフレームとの間の位相差は、Δin=13である。入タ イム・スロット用のフレームと出タイム・スロット用のフレームとの間の位相差 は、Δut=276である。 図12は、この例により、どのように入タイム・スロット内のユーザ・データ が内部タイム・スロット及び出タイム・スロットへ分配されるのかを概要的に示 す、入タイム・スロットのフレーム、内部タイム・スロット及び出タイム・スロ ットのフレームの図である。位相差Δin=13及びΔout=276は点線により 示されている。タイム・スロット・ナンバー15、243、372は入フレーム 内の位置を示し、これに対してXの位置は、タイム・スロットが到着する時間軸 tintに対する時点を示す。タイム・スロット・ナンバー36、167、221 は出タイム・スロットの位置を示し、これに対してXの位置は、出フレームに読 み出される時間軸tintに対する時点を示す。 制御システム2内のプロセッサは、以上で与えた入力パラメータの値から開始 する本発明のよるアルゴリズムを実行する。 1.入タイム・スロット・ナンバーは、図5の流れ図により内部フレームに対 して正規化される。従って、正規化された入タイム・スロット・ナンバーtin0 のヘルプ・ベクトルは、{28、256、385}となる。 2.オフセット変数δの値は、図6の流れ図に従って決定される。従って、オ フセット値はδ=1となる。 3.制御メモリ21及び23内の記憶位置45.n、46.nの形式による分 配情報は、それぞれ図7aの流れ図に従って決定される。その結果、制御情報{ 372、15、243}は制御メモリ21内の位置45.{183、327、3 78}に配置され、また制御情報{221、36、167}は制御メモリ23内 の位置46.{183、327、378}に配置される。δ=1なので、入タイ ム・スロット・ナンバー及び出タイム・スロット・ナンバーはそれぞれの制御メ モリにおいて1位置だけ遷移される。例えば、入タイム・スロット・ナンバー1 5は45.183の代わりに位置45.327、入タイム・スロット・ナンバー 243は45.327の代わりに位置45.378、及び入タイム・スロット・ ナンバー372は45.378の代わりに位置45.183(+512)に帰結 する。 4.入タイム・スロット・ナンバーは、図8の流れ図に従ってオフセット変数 を考慮して、出フレームに対して正規化される。従って、正規化された入タイム ・スロット・ナンバーtint1のヘルプ・ベクトルは、{51、102、419} となる。 5.基準値変数first_frame_startは、図9の流れ図に従っ て決定される。基準値変数の値は、最速入タイム・スロット(fastest incoming time slot)がフレーム完全さ補正機構を考慮する ことなく、スイッチされ得る出フレームを表す。オフセット値1を考慮して、ス テップ3により決定された分配情報により、入タイム・スロット15内のデータ は、内部タイム・スロット327にスイッチされ、それから最も早く出フレーム B内のタイム・スロット36に読み出すようにスイッチされる。時間に関して、 出フレームA内のタイム・スロット36に読み出すためにこのデータをスイッチ させることは不可能である。しかしながら、ユーザ・データを入タイム・スロッ ト243から内部タイム・スロット378へ、次いで出フレームA内の出タイム ・スロット167へスイッチさせることは可能である。このようにして、fir st_frame_startは、出フレームAを表す値0を獲得する。 6.図10の流れ図により、タイム・スロットが基本値0により表されたフレ ームに相対する後続のフレームに関連づけられているか否か、換言すれば、その データが出フレームBにスイッチされる入タイム・スロットがあるか否かが判断 される。図12により、時間に関して、入タイム・スロット15及び372内の データは出フレームBにスイッチされるべきことが分る。従って、変数B_none_ in_second_frame は値FALSEとなる。 7.遅延値形式により制御情報は、図11の流れ図に従って判断され、かつ制 御メモリ23内の位置47.nに記憶される。NO_DELAYは記憶位置47 .183、47.327に記憶され、またDELAYは記憶位置47.378に 記憶される。実際において、内部タイム・スロット378にスイッチされる入タ イム・スロット243からのデータは、このデータが出フレームA内のタイム・ スロット167に読み出されず、代わって出フレームB内のタイム・スロット1 67に読み出されるように、1フレームだけ遅延されることを意味する。 このようにして、スイッチは、所望の広帯域接続用のスイッチを通して共にシ ーケンス及びフレームの完全さが確保されるように、設定される。入タイム・ス ロットB内の入タイム・スロット15、243、372内のデータは、出フレー ムB内のタイム・スロット36、167、221に同一の正逆順序により読み出 される。 位置45.n、46.n内の制御情報は、シーケンスの完全さが確保されるよ うに、ユーザ・データがスイッチされるのを確実にする。位置45.n、46. n内の制御情報は、遅延情報を読み出す遅延制御ユニット26に読み出される。 この遅延情報は、各内部タイム・スロットについて、内部タイム・スロット内の ユーザ・データが発信タイム・スイッチ段6.n内のスピーチ・メモリ17の第 1の部分48及び第2の部分49のうちのいずれにスイッチされるべきかを制御 する。このようにして、遅延情報は、ユーザ・データが出タイム・スロットの第 1の可能フレームに出現すべきか、又は1付加フレームにより遅延されるべきか を制御する。 本発明の以上の実施例は、どのように発明の概念が実現され得るかの単なる例 であって、本発明がこれに限定されない。本発明の精神及び基本原理から逸脱す ることなく、説明したもの以外に本発明を特定形式に包含することは可能である 。 例えば、タイム・スロット・カウンタ回路28は、図3の出力29、30及び 31に出力されるカウンタ値及び位相値を多かれ少なかれ直接発生する個別的な 3個のカウンタにより実現され得る。 与えられたアルゴリズムは、示されたハードウェア構成と異なるものに使用さ れるように、変更されてもよい。 本発明の範囲は、添付する請求の範囲により定義され、更に、ここに請求され 、記述された基本原理を維持する変更及び改良は本発明の範囲内にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ハンソン,ウルフ スウェーデン国 フディンゲ,ノラングス ベーゲン 74エイ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1のタイム・スロットと第2のタイム・スロットとの間の接続に関係し たユーザ・データをスイッチングする時間スイッチ段であって、前記ユーザ・デ ータを記憶する通話メモリ(17)と、前記スイッチングを制御する制御情報を 記憶する制御メモリ(23)とを備え、前記第1及び第2のタイム・スロットは それぞれのフレームに配列されている時間スイッチ段において、 前記通話メモリ(17)は第1の部分(48)及び第2の部分(49)を含み 、それぞれは、前記通話メモリ(17)の前記第1の部分(48)及び前記第2 の部分(49)が第2のタイム・スロットのそれぞれのフレームに対応するよう に、1フレーム内のタイム・スロット数に対応する記憶位置を有し、 前記時間スイッチ段は、更に、前記制御メモリ(23)内の少なくとも前記制 御情報に基づいて遅延情報を発生する遅延制御ユニット(26)を含み、前記遅 延情報は、各第1のタイム・スロットについて、前記通話メモリ(17)の前記 第1の部分(48)及び前記第2の部分(49)のうちのいずれへ、前記第1の タイム・スロットにおけるユーザ・データがスイッチされるべきかを制御するこ とを特徴とする時間スイッチ段。 2. 前記第1のタイム・スロットは、前記スイッチ段に到着するタイム・スロ ットに対応し、かつ前記第2のタイム・スロットは前記スイッチ段から出て行く タイム・スロットに対応することを特徴とする請求項1記載の時間スイッチ段。 3. カウンタ情報を発生するタイム・スロット・カウンタ回路(28)を更に 備え、かつ前記遅延情報は前記制御メモリ(23)内の前記制御情報と、前記タ イム・スロット・カウンタ回路(28)からの前記カウンタ情報の決定部分とか ら発生されることを特徴とする請求項1又は2記載の時間スイッチ段。 4. 前記通話メモリ(17)の一部は第2のタイム・スロットの第1のフレー ムに対応し、かつ前記通話メモリ(17)の他の部分は第2のタイム・スロット の後続する第2のフレームに対応することを特徴とする請求項1記載の時間スイ ッチ段。 5. 制御メモリ(23)内の前記制御情報は、各第1のタイム・スロットにつ いて、前記第1のタイム・スロット内のユーザ・データが前記第1及び第2のフ レームのうちの一方におけるいずれの第2のタイム・スロットへスイッチされる べきかを示す第1の制御データと、前記第1のタイム・スロット内のユーザ・デ ータが前記第2のタイム・スロットの前記第1のフレームへスイッチされるべき か、又は1フレーム遅延されるべきかを表す第2の制御データとを含むことを特 徴とする請求項4記載の時間スイッチ段。 6. 前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)は、 数において2フレーム内のタイム・スロット数に対応する第1のカウンタ値を カウンタ・シーケンスに発生するカウンタ(32)と、 前記第2のタイム・スロット用のフレームと前記第1のタイム・スロット用の フレームとの間の位相差を表す距離により、前記第1のカウンタ値に相対して移 相された第2のカウンタ値を発生する第1の移相手段(35)とを含み、前記タ イム・スロット・カウンタ回路(28)からの前記カウンタ情報の決定部分が前 記第2のカウンタ値の少なくとも1つを含んでいる ことを特徴とする請求項3記載の時間スイッチ段。 7. 前記第1の制御データ及び前記遅延情報に応答して、前記第1のタイム・ スロットからのユーザ・データが記憶される前記通話メモリ(17)内の記憶位 置(44.n)をアドレス指定する第1のアドレス指定手段(16)を含むこと を特徴とする請求項5記載の時間スイッチ段。 8. 各第2の制御データは、1遅延表示ビットを含むことを特徴とする請求項 5記載の時間スイッチ段。 9. 前記遅延制御ユニット(26)は、前記制御メモリ(23)からの制御情 報、第1の制御データ及び第2の制御データと、前記第2のカウンタ値とに応答 し、かつ 第1の制御データと第2のカウンタ値の表示とを比較して第1の比較結果を発 生する第1の比較器(37)と、 第2のカウンタ値と1フレーム内のタイム・スロット・ナンバーとを比較して 第2の比較結果を発生する第2の比較器(41)と、 前記第1の比較結果と前記第2の比較結果との間の第1の排他的論理和処理を 実行する一次排他的論理和ゲート(42)と、 前記第1の排他的論理和処理の結果と第2の制御データとの間の排他的論理和 処理を実行して前記遅延情報を発生する二次排他的論理和ゲート(38)と を含むことを特徴とする請求項5及び6記載の時間スイッチ段。 10.前記第2のカウンタ値の前記表示は、第2のタイム・スロットに対応する ことを特徴とする請求項9記載の時間スイッチ段。 11.前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)は、更に、前記第1のカウ ンタ値に応答して、1フレーム内のタイム・スロット数に等しい数だけカウンタ 値の読み出しシーケンスを周期的に発生する手段(34)を備え、前記手段(3 4)からの前記読み出しカウンタ値は、第2のアドレス指定手段(24)を制御 して前記制御メモリ(23)から前記制御情報を読み出すことを特徴とする請求 項6記載の時間スイッチ段。 12.前記通話メモリ(17)内のユーザ・データの読み出しは、前記第2のカ ウンタ値に依存して固定シーケンスにより周期的に実行され、各記憶位置が第2 のフレーム毎に与えられた第2のタイム・スロットを表すように、各第2のタイ ム・スロットに1つの記憶位置であることを特徴とする請求項6記載の時間スイ ッチ段。 13.接続に関係し、1フレーム内の多数の入タイム・スロットに出現するユー ザ・データに応答して、これらのユーザ・データを内部タイム・スロットに配置 する入時間スイッチ段(5.n)と、 前記内部タイム・スロットを処理する中間空間スイッチ段(8)と、 前記内部タィム・スロットの前記ユーザ・データを出タイム・スロットに配置 する出時間スイッチ段(6.n)と を備え、 前記入時間スイッチ段(5.n)及び前記出時間スイッチ段(6.n)のうち のそれぞれが、ユーザ・データを記憶する通話メモリ(14/17)と、前記タ イム・スロット間の前記ユーザ・データのスイッチングを制御する制御情報を記 億する制御メモリ(21/23)とを含むスイッチ構造において、 前記出時間スイッチ段(6.n)内の前記通話メモリ(17)は、前記通話メ モリ(17)の前記第1の部分(48)及び前記第2の部分(49)を含み、そ れぞれが、出タイム・スロットのそれぞれのフレームに対応するように、数にお いて、1フレーム内のタイム・スロット数に対応する記憶位置を有し、 前記スイッチ構造は、更に、前記出時間スイッチ段(6.n)の前記制御メモ リ(23)内の少なくとも前記制御情報に基づいて遅延情報を発生する遅延制御 ユニット(26)を含み、前記遅延情報は、各内部タイム・スロットについて、 前記内部タイム・スロット内のそのユーザ・データが、前記出時間スイッチ段( 6.n)内の前記通話メモリ(17)の前記第1の部分(48)及び前記第2の 部分(49)のうちのいずれへ、スイッチされるべきかを制御することを特徴と するスイッチ構造。 14.前記スイッチ構造は、更に、 前記制御情報を供給する制御システム(2)と、 カウンタ情報を発生するタイム・スロット・カウンタ回路(28)と を備え、前記遅延情報は、前記出時間スイッチ段(6.n)の前記制御メモリ( 23)内の前記制御情報、及び前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)か らの前記カウンタ情報の第1の決定部分から発生されることを特徴とする請求項 13記載のスイッチ構造。 15.前記出時間スイッチ段(6.n)の前記制御メモリ(23)内の前記制御 情報は、各内部タイム・スロットについて、1フレーム内のいずれの出タイム・ スロットへ、前記内部タイム・スロット内のユーザ・データがスイッチされるべ きがを示す第1の制御データと、前記内部タイム・スロット内のユーザ・データ が第1のフレームへスイッチされるべきか、又は出タイム・スロットの第2のフ レームへ遅延されるべきかを表す第2の制御データとを含む ことを特徴とする請求項13記載のスイッチ構造。 16.前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)は、 数において2フレーム内のタイム・スロット数に対応する第1のカウンタ値を カウンタ・シーケンスによって発生するカウンタ(32)と、 前記出タイム・スロット用のフレームと前記内部タイム・スロット用のフレー ムとの間の位相差を表す距離により、前記第1のカウンタ値に相対して移相され た第2のカウンタ値を発生する第1の移相手段(35)と を含み、前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)からの前記制御情報の前 記第1の決定部分は、前記第2のカウンタ値を含むことを特徴とする請求項14 記載のスイッチ構造。 17.前記第1の制御データ及び前記遅延情報に応答して、前記内部タイム・ス ロットからのユーザ・データが記憶される前記通話メモリ(17)内の記憶位置 (44.n)をアドレス指定する第1のアドレス指定手段(16)を含むことを 特徴とする請求項15記載のスイッチ構造。 18.各第2の制御データは、1遅延表示ビットを含むことを特徴とする請求項 15記載のスイッチ構造。 19.前記遅延制御ユニット(26)は、前記出時間スイッチ段(6.n)の前 記制御メモリ(23)から、前記前記第1の制御データ及び第2の制御データの 形式による制御情報と、前記第2のカウンタ値とに応答し、かつ 第1の制御データと第2のカウンタ値の表示とを比較して第1の比較結果を発 生する第1の比較器(37)と、 第2のカウンタ値と1フレーム内のタイム・スロット・ナンバーとを比較して 第2の比較結果を発生する第2の比較器(41)と、 前記第1の比較結果と前記第2の比較結果との間の第1の排他的論理和処理を 実行する一次排他的論理和ゲート(42)と、 前記第1の排他的論理和処理の結果と第2の制御データとの間の排他的論理和 処理を実行して前記遅延情報を発生する二次排他的論理和ゲート(38)と を含むことを特徴とする請求項15及び16記載のスイッチ構造。 20.前記第2のカウンタ値の前記表示は、第2のタイム・スロットに対応する ことを特徴とする請求項19記載のスイッチ構造。 21.前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)は、更に、前記第1のカウ ンタ値に応答して、1フレーム内のタイム・スロット数に等しい数だけカウンタ 値の読み出しシーケンスを周期的に発生する手段(34)を備え、前記手段(3 4)からの前記読み出しカウンタ値は、第2のアドレス指定手段(24)を制御 して前記出時間スイッチ段(6.n)の前記制御メモリ(23)から前記制御情 報を読み出すことを特徴とする請求項16記載のスイッチ構造。 22.前記出時間スイッチ段(6.n)の前記通話メモリ(17)内のユーザ・ データの読み出しは、各記憶位置が第2のフレーム毎に与えられた第2のタイム ・スロットを表すように、周期的に実行され、前記第2のカウンタ値に依存して 固定シーケンスにより各第2のタイム・スロット毎に1記憶位置であることを特 徴とする請求項16記載のスイッチ構造。 23.接続に関係し、第1のタイム・スロットと第2のタイム・スロットとの間 でユーザ・データをスイッチングする時間スイッチ段であって、前記ユーザ・デ ータを記憶する通話メモリ(14)と、前記スイッチングを制御する制御情報を 記憶する制御メモリ(21)とを備え、前記第1及び第2のタイム・スロットが それぞれのフレームに配列されている時間スイッチ段において、 前記通話メモリ(14)は、第1の部分(48)及び第2の部分(49)を含 み、それぞれは、前記第1の部分(48)及び前記第2の部分(49)が第2の タイム・スロットのそれぞれのフレームに対応するように、数において1フレー ム内のタイム・スロット数に対応する記憶位置を有し、かつ 前記時間スイッチ段は、更に、制御メモリ(21)内の少なくとも前記制御情 報に基づいて遅延情報を発生する遅延制御ユニット(26)を含み、前記遅延情 報は、各第2のタイム・スロットについて、そのユーザ・データが、前記通話メ モリ(14)の前記第1の部分(48)及び前記第2の部分(49)のうちのい ずれかより、前記第2のタイム・スロットへスイッチされるべきかを制御するこ とを特徴とする時間スイッチ段。 24.カウンタ情報を発生するタイム・スロット・カウンタ回路(28)を更に 備え、かつ前記遅延情報は、前記制御メモリ(21)内の前記制御情報と、前記 タイム・スロット・カウンタ回路(28)からの前記カウンタ情報の決定部分と から発生されることを特徴とする請求項23記載の時間スイッチ段。 25.前記第1のタイム・スロットは前記スイッチ段に到着するタイム・スロッ トに対応し、かつ前記第2のタイム・スロットは前記スイッチ段から出て行くタ イム・スロットに対応することを特徴とする請求項23記載の時間スイッチ段。 26.前記通話メモリ(14)の一部は第2のタイム・スロットの第1のフレー ムに対応し、かつ通話メモリ(14)の他の部分は前記第2のタイム・スロット の後続する第2のフレームに対応することを特徴とする請求項23又は24記載 の時間スイッチ段。 27.前記制御メモリ(21)内の前記制御情報は、各第2のタイム・スロット について、前記通話メモリ(14)の前記第1の部分(48)及び前記第2の部 分(49)のうちのいずれの記憶位置から前記第2のタイム・スロットへそのユ ーザ・データがスイッチされるべきかを表す第1の制御データと、そのユーザ・ データが前記通話メモリ(14)の前記第1の部分(48)又は前記第2の部分 (49)からスイッチされるべきかを表す第2の制御データとを含むことを特徴 とする請求項23又は24記載の時間スイッチ段。 28.前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)は、 数において2フレーム内のタイム・スロット・ナンバーに対応する第1のカウ ンタ値をカウンタ・シーケンスにより発生するカウンタ(32)と、 前記第2のタイム・スロット用のフレームと前記第1のタイム・スロット用の フレームとの間の位相差を表す距離により、前記第1のカウンタ値に相対して移 相された第2のカウンタ値を発生する第1の移相手段(35)と を含み、前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)からの前記カウンタ情報 の前記決定部分は前記第2のカウンタ値を含むことを特徴とする請求項24記載 の時間スイッチ段。 29.前記遅延制御ユニット(26)は、前記制御メモリ(21)からの制御情 報、第1の制御データ及び第2の制御データと、前記第2のカウンタ値とに応答 し、かつ 第1の制御データと第2のカウンタ値の表示とを比較して第1の比較結果を発 生する第1の比較器(37)と、 第2のカウンタ値と1フレーム内のタイム・スロット・ナンバーとを比較して 第2の比較結果を発生する第2の比較器(41)と、 前記第1の比較結果と前記第2の比較結果との間の第1の排他的論理和処理を 実行する一次排他的論理和ゲート(42)と、 前記第1の排他的論理和処理の結果と第2の制御データとの間の排他的論理和 処理を実行して前記遅延情報を発生する二次排他的論理和ゲート(38)と を含むことを特徴とする請求項27及び28記載のスイッチ構造。 30.接続に関係し、かつ1フレーム内の多数の入タイム・スロットに出現する ユーザ・データに応答して、これらのユーザ・データを内部タイム・スロットに 配置する入時間スイッチ段(5.n)と、 前記内部タイム・スロットを処理する中間空間スイッチ段(8)と、 前記内部タイム・スロットの前記ユーザ・データを出タイム・スロットに配置 する出時間スイッチ段(6.n)と を備え、 前記入時間スイッチ段(5.n)及び前記出時間スイッチ段(6.n)のうち のそれぞれが、ユーザ・データを記憶する通話メモリ(14/17)と、制御情 報を記憶する制御メモリ(21/23)とを含むスイッチ構造において、 前記入時間スイッチ段(5.n)内の前記通話メモリ(14)は、第1の部分 (48)及び第2の部分(49)を含み、前記第1の部分(48)及び前記第2 の部分(49)が内部タイム・スロットのそれぞれのフレームに対応するように 、数において1フレーム内のタイム・スロット数に対応する記憶位置を有し、 前記スイッチ構造は、更に、前記入時間スイッチ段(5.n)の前記制御メモ リ(21)内の少なくとも前記制御情報に基づいて遅延情報を発生する遅延制御 ユニット(26)を含み、前記遅延情報は、各内部タイム・スロットについて、 そのユーザ・データが、前記入時間スイッチ段(5.n)内の前記通話メモリ( 14)の前記第1の部分(48)及び前記第2の部分(49)のうちのいずれか ら、前記内部タイム・スロットへスイッチされるべきかを制御することを特徴と するスイッチ構造。 31.前記スイッチ構造は、更に、 前記制御情報を供給する制御システム(2)と、 カウンタ情報を発生するタイム・スロット・カウンタ回路(28)と を備え、前記遅延情報は、前記入時間スイッチ段(5.n)の前記制御メモリ( 21)内の前記制御情報、及び前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)か らの前記カウンタ情報の第1の決定部分に基づいて発生されることを特徴とす る請求項30記載のスイッチ構造。 32.前記入時間スイッチ段(5.n)の前記制御メモリ(21)内の前記制御 情報は、各内部タイム・スロットについて、そのユーザ・データが、前記通話メ モリ(14)の前記第1の部分(48)及び前記第2の部分(49)のうちの1 つ内のいずれの記憶位置から、前記内部タイム・スロットへスイッチされるべき かを示す第1の制御データと、そのユーザ・データが前記通話メモリ(14)の 前記第1の部分(48)からスイッチされるべきか又は前記第2の部分(49) からスイッチされるべきかを表す第2の制御データとを含む ことを特徴とする請求項30記載のスイッチ構造。 33.前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)は、 数において2フレーム内のタイム・スロット・ナンバーに対応する第1のカウ ンタ値をカウンタ・シーケンスにより発生するカウンタ(32)と、 前記内部タイム・スロット用のフレームと前記入タイム・スロット用のフレー ムとの間の位相差を表す距離により、前記第1のカウンタ値に相対して移相され た第2のカウンタ値を発生する第1の移相手段(35)と を含み、前記タイム・スロット・カウンタ回路(28)からの前記制御情報の前 記第1の決定部分は、前記第2のカウンタ値を含むことを特徴とする請求項31 記載のスイッチ構造。 34.前記遅延制御ユニット(26)は、前記入時間スイッチ段(5.n)の前 記制御メモリ(21)からの前記第1の制御データ及び第2の制御データの形式 による制御情報と前記第2のカウンタ値とに応答し、かつ 第1の制御データと第2のカウンタ値の表示とを比較して第1の比較結果を発 生する第1の比較器(37)と、 第2のカウンタ値と1フレーム内のタイム・スロット数とを比較して第2の比 較結果を発生する第2の比較器(41)と、 前記第1の比較結果と前記第2の比較結果との間の第1の排他的論理和処理を 実行する一次排他的論理和ゲート(42)と、 前記第1の排他的論理和処理の結果と第2の制御データとの間の排他的論理和 処理を実行して前記遅延情報を発生する二次排他的論理和ゲート(38)と を含むことを特徴とする請求項32及び33記載のスイッチ構造。 35.前記入時間スイッチ段(5.n)の前記通話メモリ(14)内へのユーザ ・データの書き込みは、前記第2のカウンタ値に依存して固定シーケンスにより 周期的に実行され、各記憶位置が第2のフレーム毎に与えられた入タイム・スロ ットを表すように、第2のタイム・スロット毎に1記憶位置であることを特徴と する請求項33記載のスイッチ構造。
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