JP2001515648A - 外側ビーム間に偏向依存距離を有するカラー表示デバイス - Google Patents

外側ビーム間に偏向依存距離を有するカラー表示デバイス

Info

Publication number
JP2001515648A
JP2001515648A JP53469899A JP53469899A JP2001515648A JP 2001515648 A JP2001515648 A JP 2001515648A JP 53469899 A JP53469899 A JP 53469899A JP 53469899 A JP53469899 A JP 53469899A JP 2001515648 A JP2001515648 A JP 2001515648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
deflection
display device
color display
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP53469899A
Other languages
English (en)
Inventor
ネス ヨハネス セー アー ファン
エンゲルセン ダニエル デン
アルベルタス アー エス スロイテルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JP2001515648A publication Critical patent/JP2001515648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/701Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
    • H01J29/702Convergence correction arrangements therefor
    • H01J29/705Dynamic convergence systems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/701Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
    • H01J29/707Arrangements intimately associated with parts of the gun and co-operating with external magnetic excitation devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/56Correction of beam optics
    • H01J2229/568Correction of beam optics using supplementary correction devices
    • H01J2229/5681Correction of beam optics using supplementary correction devices magnetic
    • H01J2229/5687Auxiliary coils

Landscapes

  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 カラー表示デバイスが、偏向手段と同時に、電子銃、表示スクリーン及びカラー選択電極を具えている。電子ビーム間の距離は動的に変えられ、そこで偏向空間内の距離がそれらのビームが少なくとも一方向に偏向されるので減少する。その距離の低減が、カラー選択電極と表示スクリーンとの間の距離に、その方向において増大されることを可能にさせるる。その結果、カラー選択電極の曲率が増大され、そのことが強度及びカラー選択電極のドーム形成とマイクロフォニック特性とに正の影響を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 外側ビーム間に偏向依存距離を有するカラー表示デバイス 本発明は3本の電子ビームを発生するためのインライン電子銃、カラー選択電 極及び表示窓の内側表面上の燐光体スクリーンを含んでいるカラー陰極線管及び 前記カラー選択電極を横切って前記電子ビームを偏向するための手段を具えてい るカラー表示デバイスに関するものである。 そのような表示デバイスは既知である。 その目的は表示窓の外側表面をより平坦にすることであるから、そのカラー表 示デバイスにより表現される映像は、視聴者により平坦であると認識される。し かしながら、外側表面の曲率の半径の増加は、多数の問題の増加へ導く。表示窓 の内側表面の、及びカラー選択電極の曲率の半径も増加しなくてはならず且つ、 カラー選択電極がより平坦になるので、カラー選択電極の強度が減少し、且つ従 ってドーム形成及び振動に対する感度が増加する。この問題に対する代りの解決 は、その表示窓の内側表面を外側表面よりももっと強く曲げることである。その おかげで、比較的小さい曲率の半径を有するシャドウマスクが用いられ得る。結 果として、ドーム形成及び振動問題が低減されるが、しかし、他の問題が代りに 起こる。表示窓の厚さが縁におけるより中央において非常に小さい。その結果、 表示窓の重量が増加し且つ映像の強度が縁に向かって大幅に減少する。 外側表面が平坦又はほとんど平坦であり得て、一方同時に、上記の問題が克服 又は低減される、冒頭文節に述べられた種類のカラー陰極線管を提供することが 本発明の目的である。 これを達成するために、本発明によるカラー表示デバイスは、該カラー表示デ バイスが第一及び第二の手段を具え、偏向面の位置における電子ビーム間の距離 を少なくとも一つの偏向方向における偏向の関数として低減するために、前記第 一及び第二の手段は電子ビームの軌道に動的に影響するように、相互から幾らか の距離に配置されていることを特徴としている。 本発明によるカラー表示デバイスは、電子ビームの軌道に動的に影響するため に、相互から幾らかの距離に配設された第一及び第二の手段を有している。その おかげで、偏向の面における電子ビーム間の距離(「ピッチ」とも呼ばれる)が、 この距離が偏向が増加すると共に減少するような方法で動的に変えられ得る。偏 向の関数として、且つ従ってxとyとの双方又はいずれか一方の座標の関数とし て、この距離を動的に変えることにより、表示窓とカラー選択電極との間の距離 が関連する偏向方向に従って増加し得る。表示窓の内側表面の形状とその表示窓 とカラー選択電極との間の距離とが、カラー選択電極の、特に曲率における、形 状を決定する。電子ビーム間の距離が偏向の関数として減少するので、表示窓と カラー選択電極との間の距離は増加し、且つそのカラー選択電極の形状が既知の 陰極線管におけるよりも、表示窓の内側表面の形状からもっと逸れ得て、且つ、 特に、カラー選択電極の曲率が大きくなり得る。前記の大きい曲率(言いかえれ ば、曲率のもっと小さい半径)がカラー選択電極の強度を増加し且つドーム形成 及びマイクロホニックスを低減する。 好適には、第一の手段が電子銃内に一体化され、すなわち、第1の手段が電子 銃の1個以上の構成要素を具える。 分離した第一の手段と比較して、これはより少ない構成要素しか必要とせず、 且つ第一及び第二の手段の間の距離が増大され、かくして電子ビーム間の距離の 可能な変化の、及び従ってカラー選択電極と表示スクリーンとの間の距離の変動 の増加及び、従って、カラー選択電極の曲率のより大きい変化を可能にすると言 う利点を有する。 好適には、第一の手段は電子銃の前合焦部分の1個以上の構成要素を具えてい る。結果として、第一の手段が例えば主レンズ部分の位置に置かれて、かくして 電子ビーム間の距離での可能な変動の、及び従ってカラー選択電極と表示スクリ ーンとの間の距離での変動を可能にする実施例と比較して、第一及び第二の手段 の間の距離が増大される。 代りに、実施例においては分離した第一の手段が用いられる。分離した第一の 手段を使用する利点は、電子銃設計が変えられる必要が無いことである。電子銃 設計が変えられる必要が無いので、電子ビームの発生、ビーム形成及び合焦のよ うな、電子銃の電子光学機能が第1の手段の導入により影響されないかまたはほ とんど影響されず、分離した第一の手段の応用は非常に容易に適用できる。好適 には、分離した第一の手段がエンベロープの外側上に置かれる。第一の手段はそ のとき容易に入手でき、且つ電流が容易に供給され得る。 好適には、第二の手段は偏向手段内に一体化され、すなわち、第二の手段は偏 向手段の1個以上の構成要素を具えている。 これは分離した第二の手段と比較して、より少ない構成要素しか必要とせず且 つ第1および第二の手段の間の距離が増大され、かくして電子ビーム間の距離の 可能な変動の、及び従ってカラー選択電極と表示スクリーンとの間の距離の変動 の増加を可能にすると言う利点を有している。 好適には、偏向の関数として電子ビーム間の距離は少なくとも2%変わる。結 果として、カラー選択電極の曲率の半径はドーム形成とマイクロホニック特性に おける目立つ変化が達成されるほど大きく変化し得る。別の好適な実施例におい ては、外側ビーム間の距離が5%以上変わる。これが曲率の半径でのより大きい 変化が達成されることを可能にし、それがドーム形成とマイクロホニック特性と に強い影響を有している。 本発明のこれらの目的は以下に記載される実施例から明らかになり、且つ本発 明の他の目的が以下に記載される実施例を参照して解明される。 図において、 図1は、本発明が図式的に示されている、表示デバイスの断面図であり、 図2A、2Bは、幾つかの四重素子を図式的に示しており、 図3及び4は、カラー表示デバイスの図式的、断面図によって、本発明がそれ に基いている幾つかの認識を示しており、 図5は、回路内の四重素子を相互接続する一例を示しており、 図6及び7は、四重素子の代りの実施例を示しており、 図8及び9は、本発明の幾つかの態様を図解し、 図10は、四重極のための駆動体系を図式的に図解している。 これらの図は比例尺では画かれていない。図において類似の参照符号は一般に 類似の部分を示している。 この表示デバイスは、表示窓2、円錐体部分3及び頚部4を含む排気されたエ ンベロープ1を有する陰極線管、この例においてはカラー表示管を具えている。 その頚部4内に、一平面内に延在する、この場合には図面の面であるインライン 面内に延在する3本の電子ビーム6、7及び8を発生するための電子銃5を配置 されている。偏向されない状態においては、中央電子ビーム7が管軸9とほぼ一 致している。表示窓の内側表面は表示スクリーン10を設けられている。前記の 表示スクリーン10は、赤、緑及び青で冷光を発する多数の燐光体素子を具えて いる。表示スクリーンへ行く途中で、電子ビームが電磁偏向ユニット51によっ て表示スクリーン10を横切って偏向され、且つ表示窓2の前に配置され且つ開 口部12を有する薄い板を具えているカラー選択電極11を通過する。3本の電 子ビーム6、7及び8が互いに対して小さい角でカラー選択電極の開口部12を 通過し、且つ従って各電子ビームは一色の燐光体上のみに衝突する。電磁偏向ユ ニット51は、コイル保持器13に加えて、二つの相互に垂直な方向に電子ビー ムを偏向するためのコイル13’を具えている。この表示デバイスは更に、動作 中貫通供給体を介して電子銃の各成分へ供給される電圧を発生するための手段を 含んでいる。偏向面20が、この面における電子ビーム6と8との間の距離p、 及びカラー選択電極と表示スクリーンとの間の距離qと同時に図式的に示されて いる。 このカラー表示デバイスは二つの手段14、14’を具えており、第一の手段 14は、動作中に、相互に向けて最も外側の電子ビームを動的に曲げるために、 すなわちある方向における偏向の関数として曲げるために用いられ、第二の手段 14’は反対方向に最も外側の電子ビームを動的に曲げるために働く。図2A及 び2Bはそのような手段の例を示している。この場合には、手段14(図2A) は、4個のコイル16、17、18及び19が、励磁に際して(例えば、ライン 偏向電流の二乗に比例する電流を用いて)45°四重極磁界が発生されるような 方法で上に巻かれる、磁化できる材料でできたリングコアを具えている。45° 四重極磁界は代りに、図6に示されたような二個の巻かれたC型コアによって、 又は図7に示されたような固定子構造によって発生され得る。手段14’の構造 (図2B)は手段14の構造と類似している。しかしながら、コイルは、動作中 に、コイルを通過する電流が、45°の4極磁界が、図2Aに示された45°磁 界の方向と反対である方向を有して発生されるような方法、及び方向で巻かれて いる。 図1は本発明を図式的に示している。3本の電子ビーム6、7及び8が距離p だけ、偏向の面(偏向ユニット51のほぼ中央に置かれている面20)内で相互 から分離されている。カラー選択電極12と表示スクリーン10との間の距離q は距離pと反比例する。式では、これは次のように表現され得る。 q=Cp-1、ここでCは定数である。 本発明によるカラー表示デバイスは二つの手段(14、14’)を具え、それ らは相互から幾らかの距離に置かれており、且つそれらは少なくとも一方向にお ける偏向の関数としてこの距離pが減少するような方法で、偏向の関数として、 距離pを変えるために用いられる。 好適には、その手段は少なくともy方向における電子ビーム間の距離pを動的 に変えるために適切に用いられ得る。表示窓のより平坦な構造から生じる利点は y方向において最大である。 この効果は図3及び図4に図解されている。図3は手段14、14’無しのカ ラー表示デバイスを示している。偏向ユニット51の位置における電子ビーム間 の距離は、偏向の関数として変わらない。図4においては、それらの手段14、 14’がこの距離を変え、すなわち手段14が相互に向かって電子ビームを曲げ て、且つ手段14’が反対方向にそれらの電子ビームを曲げる。結果として、電 子ビーム間の距離は、偏向されない電子ビームに対するよりも偏向された電子ビ ームに対して小さくなる。距離pがより小さいので、距離qが増加できる。距離 qの増加がカラー選択電極の曲率の増加へ導く。これがカラー選択電極の強度に 正の効果を有し、一方ドーム形成とマイクロホニックスとが減少する。 図5は、一例に関して、いかにそれらの手段14及び14’がライン偏向コイ ル13を有する回路内に組み込まれ得るかを示している。 図1〜7は、カラー表示デバイスが電子銃5と偏向ユニット51との間に置か れた、二つの手段14、14’を具えている実施例を示している。 第一の代替品によると、手段14’が、動的電磁4極磁界を発生するために偏 向ユニット上へ離れたコイルを巻くことにによるか、又は偏向コイルが動的電磁 4極磁界を発生するような方法で現存する偏向コイルの巻線を修正することによ るかのいずれかで、偏向ユニット内に一体化される。本発明の範囲内に、偏向ユ ニットの前に別々の四重極が非/自己収斂偏向ユニットと結合される実施例もま た、すなわち非‐自己収斂(実際には過自己収斂する)である偏向磁界を発生す る偏向ユニットが具えられる。 もう一つの代替品によると、手段14が電子銃5内に一体化される。次の電極 内の2個又はそれ以上の開口部間に動的電圧差を加えることにより、これらの電 極内の開口部の中心線が相互に動かされ、(x方向における)電子ビームの運動 の方向と直角な成分を具えている電界が加えられ得て、それでビームが相互に向 かって動かされる。電子銃内の手段14の一体化は、第一の手段14と第2の手 段14’との間の距離が増加され、かくして距離pにおけるより大きい動的変化 及び従って中心から縁までの距離qにおけるより大きい変化を可能にする。これ らの手段は主レンズ部分内に、あるいは主レンズ部分の直前に一体化され得る。 一例においては、第一主レンズ電極内の最も外側の開口部間の距離は、第二主レ ンズ電極(アノードとも呼ばれる)における距離よりも小さい。主レンズ電極間 に動的成分を具えている電圧が印加される。それのおかげで、電子ビームが主レ ンズにおいて互いに向かって動かされ(収斂)て、主レンズ電極間の電圧内の動 的成分が、収斂の動的変化を生じる。類似の効果が電子銃の主レンズ部分のサブ 電極間についてもたらされ得る。これらの実施例においては、手段14’は図1 〜7に示されたように、別々の四重発生素子であるか、又は好適には、手段14 と14’との間の距離を最大化するために偏向ユニット内に一体化される。好適 には、手段14は、例えばG2及びG3電極内の最も外側の開口部を相互に対し て移動し且つ電極間に動的成分含有電位差を印加することにより、電子銃の前合 焦部分に一体化される。電極内の開口部の相対移動の結果として、動作中に、電 極間に発生される電界が最も外側の電極の伝播の方向を横切る成分を具えている ので、電子ビームの収斂が影響される。電極間に印加される電圧内の動的成分は 、収斂の動的順応を生じ、それにより、電子銃発明の前合焦部分のこの実施例に おいては、この部分において電子ビームが偏向の関数として相互に向かって動か される。そのような手段14は、図1〜7に示されたように、手段14’と、あ る いは偏向ユニット51内に一体化された手段14’と結合され得る。これは手段 14と14’との間に大きい距離があると言う利点を有する。前合焦部分におけ るビームの収斂が動的に変えられると言う事実の結果は、主レンズ内の最も外側 の電子ビームの位置もまた動的変化を受けることである。この変化がまた電子ビ ームの方向の変化を生じ、それが一般に反対方向に動く電子ビームに帰着する。 第二の手段14’は、本質的に動的電圧がそれに印加されるか又は印加されない 主レンズにより構成され得る。 本発明は次のように簡単に要約され得る。すなわち、カラー表示デバイスが偏 向手段と同時に電子銃、表示スクリーン及びカラー選択電極を具えている。電子 ビーム間の距離が動的に変えられ、すなわち偏向空間内の距離が、電子ビームが 少なくとも一方向に偏向される従って減少する。この距離の低減が、カラー選択 電極と表示スクリーンとの間の距離がその方向において増加されることを可能に する。結果として、カラー選択電極の曲率が増大され、それが強度及びそのカラ ー選択電極のドーム形成とマイクロホニック特性とに正の効果を有する。その表 現「偏向の関数として偏向面の位置における電子ビーム間の距離を減少するため に」は第一及び第二の手段の動作によって、偏向の関数として、すなわち偏向角 が増加する場合に、距離が減少することを意味すると理解されるべきであること が認められる。実施例において、動作中にその手段への全効果は、ビームが偏向 されない場合に、偏向の一部または全部に対して、ビームの間の距離がそれらの 手段が非動作である状態に関して増加されようになり得る。 本発明の範囲内に多くの変化がこの技術に熟達した人々には可能であることは 明らかであろう。 好適には、距離pの動的な変化の結果としての距離qの変化は、中心から上側 又は下側まで(すなわちy方向において)測定されて、1.5mm以上である。 本発明のより良い理解のために、本発明の幾つかの原理的態様が以下に記載さ れ且つ図8及び9により図解される。 真に平坦な陰極線管が近頃は市場に導入されてきた。表示窓(しばしば「パネ ル」とも呼ばれる)がもっと平坦になった場合には、シャドウマスクもまたもっ と平坦にされねばならない。そのようにすることにより、シャドウマスクはドー ム形成(映像の変色を生じる)とドロップテスト(マスクの座屈を生じる)とに 対してもっと敏感になる。この停頓から逃れる方法は、シャドウマスクを(大き い曲率の半径、例えば3Rにより)曲げられたままに保って、表示窓の曲げられ た内側表面を作ることである。その表示窓の内側表面の曲率がまだ充分であり、 且つ外側表面が平坦である場合には、プレーンが大きいガラス縁を得る(表示窓 の厚さの大きい増加がその表示窓の中心からその表示窓の縁へ進む)。大きいガ ラス縁は、暗いガラスが用いられた場合に映像の輝度分布に負の強い影響を有し 、且つその上、大きい縁がその陰極線管の重さと同時に、その陰極線管の熱処理 の速度に影響する。 本発明によるカラー表示デバイスはかなり小さい管重量と、例えば10mmだ けの、小さいガラス縁とを可能にする。図8に本発明の原理が図式的に示されて おり、すなわち2個の四重極(Q1及びQ2)によって、垂直方向でのマスク〜 スクリーン距離が修正され得る。この方法でマスクの大きい曲率を得ることがで きる。本発明は二重マッスルコイル技術(double mussel coil technology)と 一緒に特に適用され得る。図8に示された例においては、第二四重極Q2がフレ ーム偏向ユニットと一体化される。それはフレームコイル内に一体化され得るか 、又は偏向ユニットのコアの周りにドーナツ型形状で別々のコイルとして巻かれ 得る。本発明は表示窓のほぼ平坦な内側表面(例えば5メートル以上、例えば7 .2メートルの極率の半径)が、大幅にもっと曲げられている、例えば5メート ル以下の、例えば3.9メートル(水平に)と垂直に1.9メートルとの曲率の 半径を有するシャドウマスクと結合されることを可能にする。 図9は銃ピッチPgd(すなわち偏向ユニットの偏向面91における中央ビーム と外側ビームとの間の距離)、スクリーンピッチPsc(すなわちスクリーン10 における中央ビームと外側ビームとの間の距離)、偏向面とスクリーンとの間距 離L、及びシャドウマスクとスクリーンとの間の距離qの間の関係を示している 。電子銃を離れるときには3本であった電子ビーム6、7及び8がスクリーン1 0上に収斂される。図9は、所定のスクリーンピッチPscと所定の距離Lとに対 して、銃ピッチPgdが減少した場合に距離qが増加することを示している。数学 的にはこの関係が q=(Psc×L)/(3×Pgd+Psc) により与えられる。それで本発明においては、偏向の関数として銃ピッチを変え ることにより、マスク対スクリーン距離qがそのスクリーン上の各点に対して代 えられ得て、且つ付加的なマスク曲率を得ることができる。 図10は図8に示された2四重極へ印加される電流を図式的に示している。電 子銃の近く又は周りに置かれた四重極Q2は、その管のカラー純粋特性を最良に するために用いられる。四重極Q1は収斂特性を復元するために用いられる。四 重極Q1はその偏向ユニットの水平偏向面の近くに置かれるので、それはカラー 純粋性に少ししか影響を有さない。これが陰極線管製造施設において行われる、 偏向ユニット対陰極線管整合を単純化する。四重極の各々の強い影響が重要であ るから、四重極の信頼できる駆動が重要な局面である。その局面においては「電 圧駆動」よりもむしろ「電流駆動」が好ましく、且つ好適にはフレーム(垂直) 偏向依存電流がそれらの四重極へ供給される。簡単で且つ好適な駆動体系におい ては、四重極駆動電流が、名目動的振幅のほぼ半分の負のオフセットを有する垂 直偏向電流の二乗とほぼ比例している。これが図10に図式的に示されており、 その図では四重極へ供給される電流(Iq)は垂直偏向電流(Iv)の関数として 与えられる。負のオフセットOは動的振幅Dのほぼ半分である。この駆動体系( すなわちOがDのほぼ半分である)は、オフセットが特定の組に対して選ばれた 過走査の総量に依存しないと言う利点を有し、そのことが四重極用の駆動回路に 偏向ユニット内へ一体化されることを可能にする。この特定の実施例においては 、電子ビーム間の距離がIqが増加すると共に減少することは注意されねばなら ない。しかしながらこのことはまた、偏向されないビームすなわちIv=0に対 して、及び偏向の重要な部分に対してさえも、電流Iqは負であり、且つ電子ビ ーム間の距離が実際にIq=0、すなわち四重極が働いていない場合よりも大き いようであることも意味している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スロイテルマン アルベルタス アー エ ス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.3本の電子ビームを発生するためのインライン電子銃、カラー選択電極及び 表示窓の内側表面上の燐光体スクリーンを含んでいるカラー陰極線管及び前記 カラー選択電極を横切って前記電子ビームを偏向するための手段を具えている カラー表示デバイスにおいて、 該カラー表示デバイスが第一及び第二の手段を具え、偏向面の位置における 電子ビーム間の距離を少なくとも一つの偏向方向における偏向の関数として低 減するために、前記第一及び第二の手段は電子ビームの収斂に動的に影響する ように、相互から幾らかの距離に配置されていることを特徴とするカラー表示 デバイス。 2.請求項1記載のカラー表示デバイスにおいて、前記第一の手段が前記電子銃 の1個以上の構成要素を具えていることを特徴とするカラー表示デバイス。 3.請求項2記載のカラー表示デバイスにおいて、前記第一の手段が前記電子銃 の主レンズ部分の1個以上の構成要素を具えていることを特徴とするカラー表 示デバイス。 4.請求項2記載のカラー表示デバイスにおいて、前記第一の手段が前記電子銃 の前合焦部分の1個以上の構成要素を具えていることを特徴とするカラー表示 デバイス。 5.請求項1記載のカラー表示デバイスにおいて、前記第二の手段が偏向手段の 1個以上の構成要素を具えていることを特徴とするカラー表示デバイス。 6.請求項1記載のカラー表示デバイスにおいて、動作中に、偏向の関数として 前記電子ビーム間の距離が少なくとも2%変わることを特徴とするカラー表示 デバイス。 7.請求項1記載のカラー表示デバイスにおいて、前記少なくとも一つの偏向方 向がy方向であることを特徴とするカラー表示デバイス。
JP53469899A 1997-12-29 1998-12-14 外側ビーム間に偏向依存距離を有するカラー表示デバイス Pending JP2001515648A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP97204128 1997-12-29
EP97204128.9 1997-12-29
PCT/IB1998/002035 WO1999034392A1 (en) 1997-12-29 1998-12-14 Color display device with a deflection-dependent distance between outer beams

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001515648A true JP2001515648A (ja) 2001-09-18

Family

ID=8229140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53469899A Pending JP2001515648A (ja) 1997-12-29 1998-12-14 外側ビーム間に偏向依存距離を有するカラー表示デバイス

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6580206B2 (ja)
EP (1) EP0968514B1 (ja)
JP (1) JP2001515648A (ja)
KR (1) KR20000075759A (ja)
DE (1) DE69822613T2 (ja)
WO (1) WO1999034392A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6376981B1 (en) * 1997-12-29 2002-04-23 U.S. Philips Corporation Color display device having quadrupole convergence coils
TW428200B (en) 1998-12-01 2001-04-01 Koninkl Philips Electronics Nv Colour display device with a deflection-dependent distance between outer beams
WO2000079562A1 (en) * 1999-06-22 2000-12-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color display device having quadrupole convergence coils
US6630803B1 (en) 1999-06-22 2003-10-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color display device having quadrupole convergence coils
JP2003502820A (ja) * 1999-06-22 2003-01-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 四重極コンバーゼンスコイルを有するカラー表示装置
KR20010101223A (ko) 1999-10-15 2001-11-14 요트.게.아. 롤페즈 편향 수단 및 전자빔들 사이의 거리에 영향을 미치는 한쌍의 상호동작 수단을 갖는 컬러 디스플레이 장치
EP1166314A1 (en) 1999-11-23 2002-01-02 Koninklijke Philips Electronics N.V. Display device with deflection means and means for influencing the distance between electron beams
WO2001073811A1 (en) 2000-03-28 2001-10-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color display device with a deflection-dependent distance between outer beams
EP1209718A1 (en) * 2000-11-22 2002-05-29 Hitachi, Ltd. Color picture tube
JP2004516620A (ja) * 2000-12-18 2004-06-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 外側ビーム間に偏向依存距離を有するカラー表示装置
CN1419707A (zh) 2001-01-25 2003-05-21 皇家菲利浦电子有限公司 具有会聚单元的阴极射线管
US6642664B2 (en) 2001-03-21 2003-11-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of producing a screen for a color display tube
WO2002097844A2 (en) * 2001-06-01 2002-12-05 Koninklijke Philips Electronics N.V. Display tube and display device
WO2003021626A2 (en) 2001-09-05 2003-03-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cathode ray tube with anti-ringing coil
JP2005506663A (ja) 2001-10-12 2005-03-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 陰極線管
AU2003270141A1 (en) * 2002-09-09 2004-04-30 Lg. Philips Displays Color picture display device with a magnetic quadrupole coil
FR2895145A1 (fr) * 2005-12-16 2007-06-22 Thomson Licensing Sas Systeme de convergence de faisceaux electroniques de tubes a rayons cathodiques

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4864195A (en) * 1988-05-05 1989-09-05 Rca Licensing Corp. Color display system with dynamically varied beam spacing
US4988926A (en) * 1989-02-08 1991-01-29 U.S. Philips Corporation Color cathode ray tube system with reduced spot growth
US5055749A (en) * 1989-08-11 1991-10-08 Zenith Electronics Corporation Self-convergent electron gun system
EP0421523B1 (en) * 1989-10-02 1995-06-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Colour display tube system with reduced spot growth
KR930006270B1 (ko) * 1990-12-05 1993-07-09 주식회사 금성사 칼라음극선관용 전자총
US5170101A (en) * 1991-12-30 1992-12-08 Zenith Electronics Corporation Constant horizontal dimension symmetrical beam in-line electron gun
US5248920A (en) * 1992-10-13 1993-09-28 Zenith Electronics Corporation Cathode ray tube dynamic electron-optic eyebrow effect distortion correction
US5442263A (en) * 1994-08-23 1995-08-15 David Sarnoff Research Center, Inc. Dynamic electrostatic and magnetic focusing apparatus for a cathode ray tube
US5936338A (en) * 1994-11-25 1999-08-10 Hitachi, Ltd. Color display system utilizing double quadrupole lenses under optimal control
TW428200B (en) * 1998-12-01 2001-04-01 Koninkl Philips Electronics Nv Colour display device with a deflection-dependent distance between outer beams

Also Published As

Publication number Publication date
US6580206B2 (en) 2003-06-17
US20020057048A1 (en) 2002-05-16
KR20000075759A (ko) 2000-12-26
EP0968514B1 (en) 2004-03-24
DE69822613D1 (de) 2004-04-29
WO1999034392A1 (en) 1999-07-08
DE69822613T2 (de) 2005-02-10
EP0968514A1 (en) 2000-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3198106B2 (ja) カラーディスプレイ管システム
JP2001515648A (ja) 外側ビーム間に偏向依存距離を有するカラー表示デバイス
JP2711553B2 (ja) カラーディスプレイ管及びそれに使用する電子銃
JP3064317B2 (ja) カラー陰極線管
JPH05151911A (ja) 表示装置及び陰極線管
US6307333B1 (en) Color display device with a deflection-dependent distance between outer beams
US6376981B1 (en) Color display device having quadrupole convergence coils
US6441547B1 (en) Cathode ray tube with narrowed neck portion
US6486622B2 (en) Color display device with a deflection-dependent distance between outer beams
US6388401B1 (en) Color display device having quadrupole convergence coils
US6630803B1 (en) Color display device having quadrupole convergence coils
US6111348A (en) Color display device comprising a saddle-shaped color selection electrode
US5448134A (en) Cathode ray tube having improved structure for controlling image quality
JP2000504474A (ja) インライン型電子銃を有するカラー陰極線管
EP1105911A1 (en) Color display device having quadrupole convergence coils
JPH0562610A (ja) 受像管
JP2004515048A (ja) 表示装置及び陰極線管
EP1346393A1 (en) Color display device with a deflection-dependent distance between outer beams
WO1998014978A1 (en) Display device having a cathode ray tube
WO2004032172A1 (en) Cathode ray tube with improved image quality