JP2711553B2 - カラーディスプレイ管及びそれに使用する電子銃 - Google Patents

カラーディスプレイ管及びそれに使用する電子銃

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JP2711553B2
JP2711553B2 JP63272879A JP27287988A JP2711553B2 JP 2711553 B2 JP2711553 B2 JP 2711553B2 JP 63272879 A JP63272879 A JP 63272879A JP 27287988 A JP27287988 A JP 27287988A JP 2711553 B2 JP2711553 B2 JP 2711553B2
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    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/48Electron guns
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    • H01J29/48Electron guns
    • H01J29/51Arrangements for controlling convergence of a plurality of beams by means of electric field only

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 a)ネック、コーン及びディスプレイ窓を有する真空に
引かれた外囲器、 b)動作中協動して主レンズを形成する集束電極と陽極
と、前記集束電極と前記陽極に集束電圧と高電圧を各々
与える手段と、前記電子ビームの非点収差に影響を与え
る四重極を発生させる非点収差要素とを有する、前記ネ
ック内にあって、1本の中央電子ビームと2本の外側電
子ビームを発生させるインライン型電子銃、および c)前記電子ビームを偏向させる偏向フィールドを発生
させる偏向系、 を有するカラーディスプレイ管に関する。
又、本発明は、インライン型電子銃にも関する。
この第一パラグラフに記載された型のカラーディスプ
レイ管は、ヨーロッパ特許出願EP−A−0231964により
既知である。
ヨーロッパ特許出願EP−A−0231964の場合、カラー
ディスプレイ管は、動作中に水平及び垂直磁気偏向フィ
ールドを発生させる偏向系を有していて、これによって
電子銃により発生され、かつディスプレイ窓の内側に設
けられたディスプレイスクリーン上にメインレンズによ
り集束される3本の電子ビームが、ディスプレイスクリ
ーンの全体に渡ってコンバージする。この場合、電子ビ
ームはディスプレイスクリーン上で垂直方向にオーバフ
ォーカスする。この垂直方向のオーバフォーカスは、ス
タティックな非点収差要素によって部分的には補償する
ことが出来る。しかし、例えば、高精度カラーディスプ
レイ管のように解像度に厳しい要素が課される用途の場
合には、これではしばしば不十分となる。ヨーロッパ特
許出願EP−A−0231964には、偏向フィールドの強度に
よって非点収差要素の強度を動的に変化させることによ
り、垂直方向のオーバフォーカスを実質上完全に補正す
ることが可能となった電子銃が記載されている。
しかしながら、偏向時、水平方向のスポットの大きさ
はあるスポット拡大ファクタ分増加する。このファクタ
は110′偏向カラーディスプレイの場合には2以上にも
達する。スポットは、ディスプレイスクリーン上の全体
に渡って水平方向に集束又は実質上集束されている。既
知の電子銃の構成では、この水平方向のスポット拡大係
数は非常に僅かしか補正されないか、又は全く補正され
ていない。ディスプレイの解像度に対する要求、特に高
精度カラーディスプレイ管の場合又は高精度テレビジョ
ン用のカラーディスプレイ管の使用に於て、この要求が
高くなっているので、水平方向のスポット拡大ファクタ
も減少させることが重要となる。本発明の目的は、偏向
時の水平方向のスポット拡大係数を減少させた第一パラ
グラフに記載した型のカラーディスプレイ管を提供する
ことにある。
この目的を達成する本発明のカラーディスプレイ管の
特徴は、前記非点収差要素(GAST)が、外側の各電子ビ
ームに外側に向く力を作用させることにより前記電子ビ
ームのコンバージェンスに影響を与え、かつ、この動作
時の前記偏向系が、前記カラーディスプレイ管がセルフ
コンバージェントとなる様な偏向フィールドを発生さ
せ、前記コンバージェンスに影響を与える要素の強度を
前記偏向フィールドの強度により動的に変化させる手段
を有している事である。
セルフコンバージェントカラーディスプレイ管とは、
本明細書では、動作中3本の電子ビームがディスプレイ
スクリーンの全体に渡ってコンバージするカラーディス
プレイ管を意味するものと理解すべきである。
本発明の基本的認識は、コンバージェンスに影響を与
える要素内では、外側の電子ビームは、動作中、中央の
電子ビームからこれらの電子ビームを離す方向に偏向さ
せる力を受けるという点である。さらに、従来技術に比
較して、この偏向系は、カラーディスプレイ管がセルフ
コンバージェントとなる様に変更されている。変更系を
偏向しない場合、ディスプレイ窓上の電子ビームはアン
ダコンバージェンスになる。偏向系のこの変更により、
非点収差の少ない磁気偏向フィールドが得られる。偏向
フィールドの非点収差が減少すると、外側の電位ビーム
は偏向フィールドによって更に中央の電子ビームの方向
に曲げられる。本発明により導入された電子ビームのコ
ンバージェンスに対する両方の影響は互いに補償し合
う。本発明の目的は、偏向フィールドの非点収差を減少
させることによって、水平方向のスポット拡大係数を減
少させることが出来るという事実によって達成される。
さらに、他の効果は、本発明のカラーディスプレイ管の
偏向系の製造が、より容易になることである。何故なら
ば、偏向フィールドが非点収差特性を有すれば有する
程、偏向系がより複雑になるからである。
コンバージェンスに影響を与えるこの要素は、非点収
差要素である。従って、これにより、1個の要素によっ
て、縦方向のオーバフォーカスと電子ビームのコンバー
ジェンスの両方を調整することが出来る。カラーディス
プレイ管にはコンバージェンスに影響を与える要素の強
度を、偏向フィールドの強度によって変化させる手段が
設けられている。
動作中、非点収差要素内で各電子ビームに対し四重極
フィールドを発生させる様に第一電極系が形成されてい
る本発明のカラーディスプレイ管の一実施例の特徴は、
外側の各電子ビームに対しその四重極フィールドの中心
が当該外側の電子ビームの軸よりさらに中央の電子ビー
ムの軸から離されている点である。
各外側電子ビームに対するその四重極フィールドの中
心が、上述したように、そのビーム軸と一致しないと言
う事実によって、外側の電子ビームは中心軸から離れる
方向の力を受ける。この非点収差要素が電子に作用する
非点収差効果は、殆ど変化しないか又は全く変化しな
い。
この目的は本発明のカラーディスプレイ管の別の実施
例に於ても達成することが出来る。この実施例に於いて
は、各々の外側電子ビームについて、四重極フィールド
の対称軸は、電子ビームの面内に位置し、中央の電子ビ
ームから離れる方向に中央の電子ビームの軸と角度を形
成している。
上述した実施例を組み合わせた実施例も、又、可能で
ある。
第一電極系が第一電極、補助電極及び第二電極を有
し、第二電極が第二電極系に隣接し、補助電極が第一及
び第二電極の間にあって、それには四重極フィールドを
発生させるのに適する電子ビーム通過用開口が設けられ
ていて、動作中には補助電極電圧の発生手段に接続さ
れ、第二電極が少なくとも制御電圧の発生手段に接続さ
れている本発明の一実施例に於いては、外側の電子ビー
ムが通過する開口の中央点が当該開口を通過する電子ビ
ームの軸よりさらに中央電子ビームの軸から離れた位置
に置かれるとき、その目的を建設的な容易に考え付く方
法で達成することが出来る。
外側の電子ビームが通過する開口は、それの代りに又
は更に加える形で、中央開口に対してある角度を持た
せ、ディスプレイ窓から離れる方向に延在させても良
い。
補助電極の開口は、四重極フィールドを発生させる形
状、例えば、長方形、細長い形状又はダイヤモンド形状
であればどの様な形状でも良く、一般的には垂直に位置
している。垂直の開口は、電子ビームの面内でその寸法
が電子ビームの面に垂直である面内の寸法より小さい開
口を意味するものと理解するべきである。
偏向フィールドの強度によって非点収差要素の強度を
動的に変化させる手段は、水平及び/又は垂直磁気偏向
フィールドと同期する。例えば、パラボリック成分の様
な成分を含む、動的に変化する制御電圧を第二電極に供
給する手段を備える事が望ましい。この場合第一電極系
内で電子ビームに作用する力は、電子銃の外側のビーム
が水平及び/又は垂直偏向フィールドと同期している偏
向に従って変化する。従って、電子銃内で発生したアン
ダコンバージェンスと偏向系により与えられる補償用オ
ーバコンバージェンスは同期している。
本発明の望ましい一実施例の特徴は、垂直な開口が補
助電極に設けられていて、第一電極系が補助電極と第二
電極の間に中間電極を有し、この中間電極が垂直な開口
又は補助電極の開口に面した垂直な開口を有している点
である。これにより補助電極内の開口の垂直寸法及び水
平寸法の間の相対差を減少させ、開口の水平寸法を拡大
させ、補助電極内の開口を補助電極内の開口の縁にこれ
らの開口を通過する電子ビームが当たらないようにし
て、中央の電子ビームからより大きな距離離れた位置に
補助電極の開口を移動させることが出来る。この変位に
よって、第一電極系内で、電子ビームのコンバージェン
スはより大きな影響を受け、その結果、上述した効果を
有する、より一様な磁気偏向フィールドを使用すること
が可能となる。この実施例に於いて、第一電極系内で発
生したフィールドは、補助電極の位置で部分的にその非
点収差特性が除去される。理想的な場合には、発生する
フィールドの非点収差特性が殆ど完全に除去される様な
装置が得られる。
本発明は、又、1本の中央電子ビームと2本の外側電
子ビームを発生させるインライン型電子銃にも関する。
この電子銃は、集束電極と、主レンズを形成する陽極と
を有し、集束電極を第一電極と補助電極と第二電極とを
有し、第二電極は陽極に隣接し、補助電極が第一電極と
第二電極との間に位置しかつ電子ビームを通過させるた
めの中央と2個の外側開口とを有し、それらの開口が四
重極フィールドを発生させるのに適していて、集束電極
が、更に補助電極と第二電極との間に位置し、かつ補助
電極内の開口に対向する水平開口を有し、中間電極の外
側開口の中央点の間の距離が、補助電極の外側開口の間
の距離より短い。
この様な電子銃は、CRTでの使用に適している。補助
電極と中間電極内の開口の位置決めにより単純な方法
で、電子ビームのコンバージェンスに影響を与える力を
電子ビームに与えることが出来る。
[実施例] 本発明を図面に基づいて説明する。図面は説明図とし
て書かれており、各部の寸法は正しい比例関係にはな
い。各実施例の対応する部分には、大体に於て同じ参照
番号が振られている。
第1図は、本発明のカラーディスプレイ管の断面図で
ある。ガラス外囲器1は、ディスプレイ窓2、コーン3
及びネック4からなる。ネック4には3本の電子ビーム
6、7及び8を発生させる電子銃5が設けられている。
それらの軸はこの図面の面内に位置している。中央の電
子ビーム7の軸は、偏向されていない状態で管の軸9と
一致する。ディスプレイ窓2には、蛍光要素からなる数
多くのトライアッドをその内側に有するディスプレイス
クリーンが設けられている。この蛍光要素はラインまた
は点からなる。本例ではラインからなる要素が示されて
いる。個々のトライアッドは、緑の蛍光発光体からなる
一本のライン、青の蛍光発光体からなる一本のライン、
及び赤の蛍光発光体からなる一本のラインから構成され
る。蛍光体のラインは、図面の面に垂直となっている。
シャドウマスタ11はディスプレイスクリーンの前面に位
置し、そのマスクには、電子ビーム6、7及び8が通過
し、各電子ビームが一つの色のみの蛍光体のラインに照
射される様に、数多くの細長い窓12が形成されてる。同
一平面上にある3本の電子銃は偏向コイル系13により偏
向される。
第2図は、EP−A−0231964により知られている様な
電子系の長手方向の断面図である。この電子銃には、3
個の陰極21、22及び23が固定されている共通カップ形状
電極20と、共通プレート形状スクリーングリッド24とが
含まれている。それらの軸が同一平面に位置している3
本の電子ビームは3本の電子ビームに共通する電極系25
(G3)及び26(G4)の手段により集束される。電極系25
は、開放端が互いに向き合っている第一電極27と第二電
極28の2個のカップ状の部分からなる。主要レンズは、
第一電極系G3及び第二電極系又は陽極G4により形成さ
れ、通常のタイプ、例えば多角形、のものを用いる事が
出来る。
電極系26は、1個のカップ形状部分29とその底部に電
子ビームが通過する窓31が形成されてい中央ブッシュ30
とから構成されている。電極系25は、電極系26の方向に
向いている外周エッジ32を有し、一方電極系26は電極系
25の方向に向いている外周エッジ33を有している。電子
ビーム6、7及び8の軸35、36及び37に垂直となってい
る窪み部分34には、開口38、39及び40が形成されてい
る。開口42、43及び44は、窪み部分41に形成されてい
て、この窪み部分は主に中央の電子ビームの軸36に対し
て垂直となっている。窪み部分34及び41は、各々、部分
28と29と共にアセンブリを構成している。
電子ビームは、電子銃の構造に応じて、メインレンズ
中又は電極24、27の間のレンズ電界中の何れかで互いに
方向に曲げられる。本例の場合、電子ビーム6、7及び
8は、集束レンズ中で互いの方向に曲げられる。
この実施例に於ては、非点収差要素は、第一電極系内
にメインレンズからある距離を隔てて独立させて、細長
い開口45、46及び47を有する平坦なプレートとして設け
られている補助電極GASTの手段により形成されている。
これらの開口は、例えば長方形、楕円あるいはダイヤモ
ンド形状等の形状で、そこを通過する電子ビームに対し
て四重極電界を発生させる形状のものであればいかなる
形状のものでも良い。
本例に於いて、電極27に電気的に結合されている補助
電極は、図示されてはいないが、一定電圧Vfocを供給す
る手段を有している。この例に於いては、G3も電極28に
制御電圧Vfoc+Vcを印加する手段を有している。
第2図に示された電子銃の動作と特性についての更に
詳しい記述については、EP−A−0231964を参照された
い。
カラーディスプレイ管の説明的な断面図である第3〜
6図を用いて、本発明の本質的な部分を説明する。
第3図は、電子銃5及び偏向系13を有する従来技術の
カラーディスプレイ管を示す。電子ビームはディスプレ
イ窓のどの部分にもコンバージする事が出来る。第4図
に於いては、電子銃5のみが本発明のカラーディスプレ
イ管に適した電子銃5′によて置き換えられている。偏
向時には、アンダコンバージェンスが発生する。つま
り、電子ビームはディスプレイ窓を越えて第4図に点線
で示される平面Cで交差する。第3図に対し第5図の場
合、偏向系13のみが、変位量が小さい磁界を発生する偏
向系13′に置き換えられている。偏向時にはオーバコン
バージェンスが発生し、電子ビームはディスプレイ窓よ
り前の面Dで交差する。アンダコンバージェンスもオー
バコンバージェンスも、ディスプレイに悪い影響を与え
る。そしてこの理由のために、一般的にはこれらの影響
を避ける様、及び/又は最小にする様になされる。最後
に第6図は、電子銃5′及び偏向系13′を有する本発明
のカラーディスプレイ管を示す。電子銃5′により発生
するアンダコンバージェンスと偏向系13′により発生す
るオーバコンバージェンスが互いに補償しあい、その結
果、カラーディスプレイ管はセルフコンバージェントに
なる。従って両方の手段を結合させても、それらは電子
ビームのコンバージェンスに何の影響も与えない。本発
明の効果は偏向フィールドの非点収差が少ない事であ
り、その結果偏向時の水平方向のスポット拡大ファクタ
ーが減少する事である。本発明の効果は、電子銃によっ
て発生するアンダコンバージェンスが大きければ大きい
ほど、大きくなる。理想的な場合には、非点収差が最小
の偏向系が得られ、その結果非点収差要素の強度は最小
で良くなる。
第7図は、本発明のカラーディスプレイ管の使用に適
した電子銃の長手方向の断面図である。この電子銃と第
2図に示された既知の電子銃との相違点は、電子ビーム
6及び8が通過する補助電極GAST内の開口45及び47が、
中央の電子ビーム7に対して、ビーム8及び6の軸より
もそれぞれ更に外側に位置していることである。これに
より電子ビーム6及び8には、中央の電子ビームから離
れる方向の力が作用する。最大スポット拡大ファクタ
ー、つまりディスプレイ窓の端でのスポットの直径のデ
ィスプレイ窓の中心でのスポットの直径との比、は、既
知の110′カラーディスプレイ管の場合、ほぼ2.2であ
る。本発明のカラーディスプレイ管の場合、このファク
ターは少なくとも2.0という望ましい値に減少してい
る。本例に於いて、偏向系は垂直及び水平偏向コイル系
を有しており、各系は対角線上に互いに相対的に配置さ
れている2個のコイルを有している。最大スポット拡大
ファクターが減少する効果以外に、本発明には更に次の
ような効果が認められる。それはより容易に予測できる
方法でコイルを巻取ることが出来るというコイル系の巻
取りダイアグラムの単純化という効果である。偏向系
が、磁気偏向フィールドに影響を与える補助手段、例え
ば軟磁性材料の板、を有している場合、発生するフィー
ルドがより一様であるならば、多くの場合このような補
助手段の必要性は少なくなる。この偏向フィールドの非
点収差がより小さくなることによる別の効果は、スポッ
トが一層円の形に近くなることである。従来技術の場合
は、ディスプレイスクリーンの端に於けるスポットの水
平方向の距離は、垂直方向の距離よりも実質上大きくな
る。特にデータディスプレイに於てはより一定したスポ
ット形状が望まれる。垂直方向の寸法が小さすぎる場合
には、モアレ効果を生じる場合がある。
第8図は、第2図の既知の電極系の補助電極の前面図
を示す。この図に於いて電子ビーム6、7及び8の軸
(35、36、37)は+で示されている。これらは実質上開
口45、46及び47の中心に一致している。開口に形成され
る四重極の中心は実質上ビームの軸に一致している。
第9図は、本発明のカラーディスプレイ管の電子銃の
使用に適した補助電極の前面図を示す。この図に於いて
開口45及び47の中央点(median point)はドットによっ
て示されている。この図で示されるように、開口内に形
成されている四重極の中心に実質上一致しているこれら
の中央点は、中央の電子ビームに対して各々ビーム6及
び8の軸35及び37より外側に位置している。この為電子
ビーム6及び8は、各々、中央のビームから離れる方向
の力を受け、その結果、外側に偏向される様な力の基に
動作する。
ここに述べた実施例を限定的に考えるべきではない。
補助電源GASTは電極27に接続されていなくても構わな
い。この場合には、制御電圧Vfoc+Vcを電極27に印加し
ても良い。
第10図は、本発明のカラーディスプレイ管の使用に適
した電子銃の別の実施例の断面図である。本例に於い
て、電子ビームは電極24と27の間で互いに向く方向に曲
げられる。
第11図は、本発明のカラーディスプレイ管の使用に適
した電子銃の別の実施例の断面図である。この図と第2
図に示した既知の電子銃とが異なる点は、開口45、46及
び47が同一面内にはなく、開口45及び47が開口46に対し
てディスプレイ窓から離れる方向に小さな角度を形成し
ている点である。明確に表現するためにこの角度は拡大
したスケールで示されている。
第12図は、本発明のカラーディスプレイ管の使用に適
した電子銃の好ましい実施例を示す。この図が第10図と
異なる点は、第二電極28が、水平な開口49、50及び51を
有しかつ補助電極に面している中間電極48を有している
点である。これらの水平な開口は補助電極GASTの垂直な
開口に向かい合って位置している。中間電極48の水平な
開口により、補助電極に於ける開口の水平方向及び垂直
方向の寸法の間の相互の差を減少させることが可能とな
る。そしてこの結果、補助電極GAST内の開口を、これら
の開口を通過する電子ビームが補助電極内の開口のエッ
ジに当たらない様な状態で、更に外側に位置させること
が可能となる。この様にして第一集束電極内で電子ビー
ムのコンバージェンスに対してより大きな影響を与える
事が出来る。これにより、上述した効果を生じさせつ
つ、より一様な磁気偏向フィールドを補償のために用い
ることが可能となる。
第13図は、第12図に図示される補助電極GASTと中間電
極48の部分的斜視図を示す。補助電極GASTと中間電極48
の間の距離は、この図に於いては両者の電極を明確に示
すために拡大されている。
第14図は、補助電極及び中間電極の別の実施例の部分
斜視図である。第14図に於いて、中間電極48は、3個の
垂直な開口に向かい合う3個の開口49、50及び51を有せ
ず、その代わりに1個の細長い開口52を有している。
第13図及び14図に於いて中間電極48は電極28に接続さ
れている。第15図は中間電極48が電極28から外されてい
る実施例を示している。
補助電極GAST及び中間電極48に於ける開口は楕円で示
されている。しかしながら、これに限定されるものと考
えるべきではない。開口は長方形あるいはダイアモンド
形の断面形状でも良い。中間電極48の開口が長方形で、
補助電極GAST内の開口が楕円、又はこの逆でも良い。
第16図は、本発明のカラーディスプレイ管の使用に適
した電子銃の別の実施例の詳細な部分的斜視図を示す。
この実施例ではGASTの開口に垂直な翼53が、中間電極48
の開口には翼54が設けられている。電極27は、補助電極
に面し水平な翼57を有する開口が設けられている面56を
有している。動作中、非点収差要素は補助電極と翼53、
54及び57により構成される。
最後に図面を用いて、本発明のカラーディスプレイ管
を製造する実際に用いる事の出来た方法を、例に基づい
て説明する。第5図に示される様な110′カラーディス
プレイ管に偏向系13′が設けられている。これは、従来
の電子銃5に対して、ディスプレイ窓の端でオーバコン
バージェンスO、つまり両外側の電子ビームの間の距
離、が発生する様な非点収差特性を有する偏向フィール
ドを発生させる。実験例に於いてOは6.8mmであった。
この電子銃は、例えば第2図で示されている様な通常の
型の電子銃であり、動作中3本の電子ビームが面D内で
垂直方向と水平方向の両方向に集束されるように製造さ
れている。実験例の装置に於いては、制御電圧Vfoc+Vc
の振れZは、ほぼ1150Vである。この制御電圧の振れは
大体に於いて、従来のカラーディスプレイ管の場合より
も本発明のカラーディスプレイ管の場合の方が小さいこ
とが証明された。この事は、高電圧に伴う短絡や他の問
題が発生する危険性が少なくなるので、効果がある。
この電子銃の開口45又は47を更に1mm外側にずらすこ
と、そしてその結果その開口による四重極フィールドが
ずれることによって、ディスプレイスクリーンの中心位
置で中央の電子ビームに対して、これらの開口を通過す
る外側の電子ビームが制御電圧1000V当りに変位する距
離をPとする。ディスプレイ窓の端でのこの変位量は、
Pedge=P×Xhにより容易に計算することが出来る。な
お、ここでXhは水平方向のスポット拡大ファクターであ
る。本実験例の装置に於いては、Pは2.8mmで、Pedge
5.32mm(Xh=1.9)であった。
この偏向系によって発生するオーバコンバージェンス
を補償するために必要な開口45及び47の位置の変移量
は、次のようにして計算することができる。
a.偏向系によって発生するディスプレイ窓の端でのオー
バコンバージェンスOは6.8mmである。
b.従って、端での外側と中央の電子ビームの距離はO/2
=3.4mmである。
c.開口45又は47を1mm更に外側に変移させることによる
ディスプレイスクリーンの端での中央の電子ビームの外
側の電子ビームとの間の補償距離は、 Pedge (Z/1000)6.12mm(Z=1150Volt) となる。
d.これにより開口45及び47を更に外側へ変移させる量
は、3.4/6.12=0.55mmとなる。
偏向系によって発生するオーバコンバージェンスOが
増大するにつれて、開口45及び47は更に外側に移動す
る。本例に於いてはこの変移量は0.55mmである。この変
移量は少なくとも0.10mmが望ましい。この変移量が小さ
い場合には本発明の効果が小さいと言う事に過ぎない。
第12図に図示される型の電子銃は、開口45、46及び47
を有する補助電極GASTと、開口49、50及び51を有する中
間電極48とからなる。開口45と47を外側に変位させる
と、外側の電子銃の偏位量Pは正となり、開口51及び50
を外側に偏位させると偏位量Pは負となる。
実験によると、開口45と47を1mm外側に変位させると
P=+5.3mmとなり、開口50と51を変位させるとP=−
3.3mmとなる事が判明した。もし開口45と47、及び50と5
1の両方の開口が外側にずれると、変位量は、所定のO
及びZに対して、0.59mmとなる。しかしながら、開口45
と47を0.19mm外側にずらせ、開口50と51を0.19mm内側に
ずらせる事に依っても、同様な結果を得ることが出来
る。この方法に於いてはより大きなオーバコンバージェ
ンスを得ることが出来る。
本発明の範囲内に於いて、多くの変形例が当業者にと
って可能であることは明らかであろう。例えば、第11図
と12図を組み合わせた例、つまり、補助電極GASTと中間
電極48を有する電子銃で、例えば、開口45と47を外側に
変位させ開口50と51を内側に変位させている、「斜めに
配置された」開口をどちらの電極も有している様な電子
銃の例も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のカラーディスプレイ管の長手方向の
断面図である。 第2図は、従来から知られている補助電極を有する電子
銃の長手方向の断面図である。 第3、4、5及び6図は、本発明の根拠となるいくつか
の特徴点を持つカラーディスプレイ管を説明する断面図
でる。 第7図は、本発明のカラーディスプレイ管に適した電子
銃の長手方向の断面図である。 第8図は、従来例の電子銃の補助電極の前面図である。 第9図は、本発明のカラーディスプレイ管の電子銃に適
した補助電極の前面図である。 第10図は、本発明のカラーディスプレイ管に適した電子
銃の長手方向の断面図である。 第11図は、本発明のカラーディスプレイ管に適した電子
銃の別の実施例の断面図である。 第12図は、本発明のカラーディスプレイ管の使用に適し
た電子銃の望ましい実施例の断面図である。 第13図は、第12図に示された補助電極GAST及び中間電極
48の部分斜視図である。 第14図は、補助電極GASTと中間電極の別の実施例の部分
斜視図である。 第15図は、補助電極GASTと中間電極の別の実施例の部分
斜視図である。 第16図は、本発明のカラーディスプレイ管に適した電子
銃の別の実施例の詳細な部分斜視図である。 1……ガラス外囲器、2……ディスプレイ窓、3……コ
ーン、 4……ネック、5,5′……電子銃、6,7,8……電子ビー
ム、9……軸、 11……シャドウマスク、12……窓、13,13′……偏向
系、 20……共通カップ形状電極、21,22,23……陰極、 24……共通プレート形状スクリーングリッド、25,26…
…電極系、 27……第一電極、28……第二電極、29……カップ形状部
分、 30……中央ブッシュ、31……窓、32,33……外周エッ
ジ、34,41……窪み部分、35,36,37……軸、 38,39,40,42,43,44,45,46,47,49,50,51,52……開口 48……中間電極、53,54,57……翼、56……面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) ネック(4)、コーン(3)及びデ
    ィスプレイ窓(2)を有する真空に引かれた外囲器
    (1)、 b) 動作中協動して主レンズを形成する集束電極と陽
    極(26)と、前記集束電極と前記陽極に集束電圧
    (Vfoc)と高電圧(Va)とを各々与える手段と、前記電
    子ビームの非点収差に影響を与える四重極フィールドを
    発生させる非点収差要素GASTとを有する、前記ネック
    (4)内にあって、1本の中央電子ビーム(7)と2本
    の外側電子ビーム(6,8)とを発生させるインライン型
    電子銃(5′)、および c) 前記電子ビームを偏向させる偏向フィールドを発
    生させる偏向系13′)、を有するカラーディスプレイ管
    に於て、 前記非点収差要素(GAST)が、外側の各電子ビームに外
    側に向く力を作用させることにより前記電子ビームのコ
    ンバージェンスに影響を与え、かつ、動作時の前記偏向
    系が、前記カラーディスプレイ管がセルフコンバージェ
    ントとなる様な偏向フィールドを発生させ、 前記カラーディスプレイ管が、前記コンバージェンスに
    影響を与える要素の強度を前記偏向フィールドの強度に
    より動的に変化させる手段を有していて、 前記収束電極が、第一電極(27)、補助電極(GAST)及
    び第二電極(28)を有し、前記第二電極(28)が前記陽
    極(26)に隣接し、前記補助電極(GAST)が、前記第一
    電極(27)及び前記第二電極(28)の間に位置しかつ電
    子ビームを通過させる四重極フィールドを発生させるの
    に適切な中央開口(46)と2個の外側開口(45,47)と
    を有し、かつ動作中補助電極電圧(Vfoc)を与える手段
    に結合され、かつ前記第二電極(28)が、前記補助電極
    電圧と動的に変化する制御電圧との合計電圧(Vfoc+V
    c)を与える手段に結合されていて、かつ、 前記集束電極が、更に、前記補助電極(GAST)と前記第
    二電極(28)との間に位置しかつ前記第二電極に結合さ
    れていて、かつ前記補助電極(GAST)内の開口(45,46,
    47)に対向する開口(49,50,51)を有する中間電極(4
    8)を有し、 かつ前記中間電極(48)の前記外側開口(50,51)の中
    央点間の距離が、前記補助電極(GAST)の外側開口(4
    5,47)の間の距離よりも小である、 事を特徴とするカラーディスプレイ管。
  2. 【請求項2】前記補助電極(VAST)が前記第一電極(2
    7)に結合されている事を特徴とする請求項1に記載の
    電子銃。
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