JP3320442B2 - 表示装置及び陰極線管 - Google Patents
表示装置及び陰極線管Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管と偏向ユニッ
トとを具える表示装置であって、陰極線管が、主レンズ
磁界及び四重極磁界を発生させる手段を具える主レンズ
部分を有するインライン型電子銃を含み、この表示装置
が、前記主レンズ磁界及び四重極磁界の強度をダイナミ
ックに変化させる手段を具える表示装置に関するもので
ある。さらに、本発明は、表示装置に好適な陰極線管に
関するものである。表示装置は、テレビジョン受信機及
びカラーモニタとして用いられる。
トとを具える表示装置であって、陰極線管が、主レンズ
磁界及び四重極磁界を発生させる手段を具える主レンズ
部分を有するインライン型電子銃を含み、この表示装置
が、前記主レンズ磁界及び四重極磁界の強度をダイナミ
ックに変化させる手段を具える表示装置に関するもので
ある。さらに、本発明は、表示装置に好適な陰極線管に
関するものである。表示装置は、テレビジョン受信機及
びカラーモニタとして用いられる。
【0002】
【従来の技術】動作中、偏向ユニットは、インライン電
子銃から発生した電子ビームを表示スクリーンの両端に
亘って偏向させる電磁磁界を発生させる。偏向磁界は電
子ビームに対して集束性を乱す作用があり、非点収差が
生じてしまう。この集束性を乱す作用は偏向の程度に応
じて変化する。電子銃は主レンズ磁界及び四重極磁界を
発生させる手段を有し、表示装置は主レンズ磁界及び四
重極磁界の強度をダイナミックに変化させる手段を有し
ている。これらの手段を設けることにより、電子ビーム
の非点収差及び集束性は偏向の関数として適切に制御さ
れ、偏向磁界によって生じた非点収差を少なくとも部分
的に補償すると共に、電子ビームを表示スクリーン上の
いずれの位置においてほぼ完全に集束させることができ
る。このような構成の電子銃は文献においてはDAF−
電子銃( Dynamic-Astigmatsim andFocusing) と称され
ている。
子銃から発生した電子ビームを表示スクリーンの両端に
亘って偏向させる電磁磁界を発生させる。偏向磁界は電
子ビームに対して集束性を乱す作用があり、非点収差が
生じてしまう。この集束性を乱す作用は偏向の程度に応
じて変化する。電子銃は主レンズ磁界及び四重極磁界を
発生させる手段を有し、表示装置は主レンズ磁界及び四
重極磁界の強度をダイナミックに変化させる手段を有し
ている。これらの手段を設けることにより、電子ビーム
の非点収差及び集束性は偏向の関数として適切に制御さ
れ、偏向磁界によって生じた非点収差を少なくとも部分
的に補償すると共に、電子ビームを表示スクリーン上の
いずれの位置においてほぼ完全に集束させることができ
る。このような構成の電子銃は文献においてはDAF−
電子銃( Dynamic-Astigmatsim andFocusing) と称され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した既知の表示装
置は画像の再現性を改善できる利点が達成される。しか
しながら、従来の表示装置では、画像乱れ誤差が表示ス
クリーンの縁部において生ずるおそれがあり、特に110
°に亘る偏向角を有するカラー表示管においては顕著に
生ずるおそれがあった。例えば、モアレ現象が生ずるお
それがあり、しかも文字が表示スクリーンの縁部付近に
表示された場合一層不鮮明になるおそれもある。従っ
て、本発明の目的は、画像再現に悪影響を及ぼす画像乱
れ現象が減少した表示装置を提供することにある。
置は画像の再現性を改善できる利点が達成される。しか
しながら、従来の表示装置では、画像乱れ誤差が表示ス
クリーンの縁部において生ずるおそれがあり、特に110
°に亘る偏向角を有するカラー表示管においては顕著に
生ずるおそれがあった。例えば、モアレ現象が生ずるお
それがあり、しかも文字が表示スクリーンの縁部付近に
表示された場合一層不鮮明になるおそれもある。従っ
て、本発明の目的は、画像再現に悪影響を及ぼす画像乱
れ現象が減少した表示装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、本発明による表示装置は、ダイナミックな円
筒レンズを発生させる手段を前記主レンズ部分の前側に
具え、この円筒レンズがインライン面に平行な方向にお
いてほとんどレンズ作用を有しないことを特徴とする。
するため、本発明による表示装置は、ダイナミックな円
筒レンズを発生させる手段を前記主レンズ部分の前側に
具え、この円筒レンズがインライン面に平行な方向にお
いてほとんどレンズ作用を有しないことを特徴とする。
【0005】本発明は、冒頭部で述べた型式の表示装置
においてはビームの垂直方向の径が表示スクリーンの縁
部において小さくなるという認識に基いている。ここ
で、垂直方向とはインライン面と直交する方向を意味す
るものと理解されるべきであり、水平方向とはインライ
ン面に平行な方向と理解されるべきである。本発明で
は、ビームの垂直方向のスポット径を制御でき、すなわ
ちビームの水平方向の径に悪影響を及ぼすことなく乱れ
作用を減少させることができる。水平方向のビーム径が
変化すると画像乱れが生じてしまう。
においてはビームの垂直方向の径が表示スクリーンの縁
部において小さくなるという認識に基いている。ここ
で、垂直方向とはインライン面と直交する方向を意味す
るものと理解されるべきであり、水平方向とはインライ
ン面に平行な方向と理解されるべきである。本発明で
は、ビームの垂直方向のスポット径を制御でき、すなわ
ちビームの水平方向の径に悪影響を及ぼすことなく乱れ
作用を減少させることができる。水平方向のビーム径が
変化すると画像乱れが生じてしまう。
【0006】本発明による表示装置の実施例は、前記電
子銃が、前置集束レンズ磁界及び別の四重極磁界を発生
させる手段を有する前置集束レンズ部分を具え、この表
示装置が、前記集束レンズ磁界及び別の四重極磁界の強
度をダイナミックに変化させる手段を具え、動作中に、
インライン面に平行な方向においてレンズ作用をほとん
ど有しないダイナミックな円筒レンズが前置集束レンズ
部分の前側に形成されるように構成したことを特徴とす
る。
子銃が、前置集束レンズ磁界及び別の四重極磁界を発生
させる手段を有する前置集束レンズ部分を具え、この表
示装置が、前記集束レンズ磁界及び別の四重極磁界の強
度をダイナミックに変化させる手段を具え、動作中に、
インライン面に平行な方向においてレンズ作用をほとん
ど有しないダイナミックな円筒レンズが前置集束レンズ
部分の前側に形成されるように構成したことを特徴とす
る。
【0007】四重極磁界は電子ビームの形状を変形させ
る。すなわち、四重極磁界は1方向における電子ビーム
の径を小さくし、電子ビームのこの方向と直交する方向
の径を増大させる。前置集束磁界は、電子ビームの径を
全ての方向において増大させ又は減少させるように制御
する。
る。すなわち、四重極磁界は1方向における電子ビーム
の径を小さくし、電子ビームのこの方向と直交する方向
の径を増大させる。前置集束磁界は、電子ビームの径を
全ての方向において増大させ又は減少させるように制御
する。
【0008】本発明による表示装置が動作すると、前置
集束レンズ部分の四重極磁界はスポット径を垂直方向及
び水平方向に変形させる。スポット径の垂直方向におけ
る大きさを偏向の関数としてダイナミックに制御するこ
とにより、スクリーンの縁部におけるスポット径の垂直
方向の大きさが小さくなりすぎるのを防止することがで
きる。しかしながら、同時に水平方向のスポット径も変
形され、この水平方向の変形は極めて好ましくない。こ
の理由は、水平方向のスポット径は1次近似において主
レンズに対して最適にされているからである。本発明に
よる表示装置では、前記集束レンズも同様にダイナミッ
クに制御することができ、この前記集束レンズはスポッ
ト径を水平方向及び垂直方向の両方の方向について変形
し、前記集束レンズ磁界及び前記集束部分の四重極磁界
の水平方向のビーム幅に対するダイナミックな効果は大
きさがほぼ同一で符号が反対になる。例えば、電子ビー
ムが表示スクリーンの縁部に接近した時別の四重極磁界
が電子ビームの水平方向の大きさを減少させる場合、前
置集束レンズ磁界は、別の四重極レンズの効果と前置集
束レンズの効果との和が無視できる程度に微小になるよ
うに電子ビームの水平方向の寸法を増加させるように作
用し、この結果前置集束部分に形成されるダイナミック
なレンズは水平方向成分をほとんど有しない。垂直方向
のビーム径すなわち電子ビームの垂直方向の寸法に対す
る四重極磁界及び前置集束磁界の効果は互いに増強し合
い、この結果大きなダイナミックレンジ、すなわち印加
電圧当りの垂直方向のビーム径の相対変化は極めて大き
くなる。スクリーンの縁部における効果は相対的に小さ
い。
集束レンズ部分の四重極磁界はスポット径を垂直方向及
び水平方向に変形させる。スポット径の垂直方向におけ
る大きさを偏向の関数としてダイナミックに制御するこ
とにより、スクリーンの縁部におけるスポット径の垂直
方向の大きさが小さくなりすぎるのを防止することがで
きる。しかしながら、同時に水平方向のスポット径も変
形され、この水平方向の変形は極めて好ましくない。こ
の理由は、水平方向のスポット径は1次近似において主
レンズに対して最適にされているからである。本発明に
よる表示装置では、前記集束レンズも同様にダイナミッ
クに制御することができ、この前記集束レンズはスポッ
ト径を水平方向及び垂直方向の両方の方向について変形
し、前記集束レンズ磁界及び前記集束部分の四重極磁界
の水平方向のビーム幅に対するダイナミックな効果は大
きさがほぼ同一で符号が反対になる。例えば、電子ビー
ムが表示スクリーンの縁部に接近した時別の四重極磁界
が電子ビームの水平方向の大きさを減少させる場合、前
置集束レンズ磁界は、別の四重極レンズの効果と前置集
束レンズの効果との和が無視できる程度に微小になるよ
うに電子ビームの水平方向の寸法を増加させるように作
用し、この結果前置集束部分に形成されるダイナミック
なレンズは水平方向成分をほとんど有しない。垂直方向
のビーム径すなわち電子ビームの垂直方向の寸法に対す
る四重極磁界及び前置集束磁界の効果は互いに増強し合
い、この結果大きなダイナミックレンジ、すなわち印加
電圧当りの垂直方向のビーム径の相対変化は極めて大き
くなる。スクリーンの縁部における効果は相対的に小さ
い。
【0009】前記集束磁界及び別の四重極磁界を発生さ
せる手段を適切に構成し、動作中前置集束レンズ部分に
1個の前置集束磁界及び1個の四重極磁界だけを発生さ
せるのが好ましい。このように構成することにより、ダ
イナミックな円筒レンズを簡単な構成で形成できること
が見い出されている。
せる手段を適切に構成し、動作中前置集束レンズ部分に
1個の前置集束磁界及び1個の四重極磁界だけを発生さ
せるのが好ましい。このように構成することにより、ダ
イナミックな円筒レンズを簡単な構成で形成できること
が見い出されている。
【0010】本発明による表示装置の好適実施例は、前
置集束磁界及び四重極磁界を発生させる手段を、ダイナ
ミックな円筒レンズが1個のダイナミック電圧によって
だけ励磁されるように構成した電極としたことを特徴と
する。この場合、ダイナミックな円筒レンズを簡単な方
法で励磁することができる。
置集束磁界及び四重極磁界を発生させる手段を、ダイナ
ミックな円筒レンズが1個のダイナミック電圧によって
だけ励磁されるように構成した電極としたことを特徴と
する。この場合、ダイナミックな円筒レンズを簡単な方
法で励磁することができる。
【0011】一例として、インライン型電子銃が、電子
ビームの進行方向に見て、第1の共通電極、第2の共通
電極、第3の共通電極及び別の電極を有し、これらの電
極が電子ビームを通過させる開口を有し、この表示装置
が前記第3の共通電極にダイナミック電圧を印加する手
段を具えるように構成する。
ビームの進行方向に見て、第1の共通電極、第2の共通
電極、第3の共通電極及び別の電極を有し、これらの電
極が電子ビームを通過させる開口を有し、この表示装置
が前記第3の共通電極にダイナミック電圧を印加する手
段を具えるように構成する。
【0012】以下、図面に基き本発明を詳細に説明す
る。尚、図面は実際のスケール通りに表示されていな
い。また、各図面中、対応する部材には同一の参照符号
を付して説明する。
る。尚、図面は実際のスケール通りに表示されていな
い。また、各図面中、対応する部材には同一の参照符号
を付して説明する。
【0013】
【実施例】本発明による表示装置は陰極線管を有し、本
例ではカラー表示管1を具える。このカラー表示管1
は、表示窓3、コーン部4及びネック部5から成る真空
容器2を有する。ネック部5に3本の電子ビーム7,8
及び9を発生させる電子銃を設ける。これら電子ビーム
は1個の面内で、本例の場合紙面内のインライン面内に
延在する。表示スクリーン10を表示窓の内側に設け
る。この表示スクリーン10は、赤、緑及び青で発光す
る多数の蛍光素子を有する。表示スクリーン10に向か
う光路中で電子ビーム7,8及び9は偏向ユニット11
により表示スクリーン10の両端に亘って偏向され、表
示窓3の前面に配置され開口13を有する薄いプレート
で構成されるカラー選択電極12を通過する。カラー選
択電極は支持部材14により表示窓に支持する。3本の
電子ビーム7,8及び9はカラー選択電極の開口13を
互いに微小角を以って通過する。従って、各電子ビーム
は各色の蛍光素子に入射する。本表示装置は、動作中に
電子銃に印加される電圧を発生させる手段15を具え
る。
例ではカラー表示管1を具える。このカラー表示管1
は、表示窓3、コーン部4及びネック部5から成る真空
容器2を有する。ネック部5に3本の電子ビーム7,8
及び9を発生させる電子銃を設ける。これら電子ビーム
は1個の面内で、本例の場合紙面内のインライン面内に
延在する。表示スクリーン10を表示窓の内側に設け
る。この表示スクリーン10は、赤、緑及び青で発光す
る多数の蛍光素子を有する。表示スクリーン10に向か
う光路中で電子ビーム7,8及び9は偏向ユニット11
により表示スクリーン10の両端に亘って偏向され、表
示窓3の前面に配置され開口13を有する薄いプレート
で構成されるカラー選択電極12を通過する。カラー選
択電極は支持部材14により表示窓に支持する。3本の
電子ビーム7,8及び9はカラー選択電極の開口13を
互いに微小角を以って通過する。従って、各電子ビーム
は各色の蛍光素子に入射する。本表示装置は、動作中に
電子銃に印加される電圧を発生させる手段15を具え
る。
【0014】図2は、本発明の陰極線管に好適な電子銃
を示す断面図である。この電子銃6は3個の陰極21,
22及び23を具える。電子銃は、さらに第1の共通電
極(G 1)、第2の共通電極25(G2) 、第3の共通電極2
6(G31)、第4の共通電極27(G32) 、第5の共通電極
28(G33) 及び第6の共通電極29(G4)具える。第6及
び第5の共通電極29(G4)及び28(G33) は、動作中に
電極28と29との間の空間30内に形成される主レン
ズ磁界を発生させる主レンズ部分における電子−光学素
子を構成する。電極28(G33) と27(G32) は、動作中
に電極28と27との間の空間31に発生する四重極磁
界を発生させる主レンズ部分の電子−光学素子を構成す
る。これら電極は電圧が印加される接続部を有する。表
示装置は、手段15で発生する電圧を印加するためのリ
ード線(図示せず)を有する。陰極並びに電極24及び
25は電子銃のいわゆる四極管部分を構成する。電極2
5(G2) 及び26(G31)は、ほぼ空間32に前置集束磁
界を発生させる電子銃の前置集束部分における電子−光
学素子を構成する。電極27(G32)及び26(G31)は、
電極26と27との間の空間33に四重極磁界を発生さ
せる前置集束部分における電子−光学素子を構成する。
全ての電極は電子ビームを放射する開口部を有する。本
例では、開口281, 282及び283 は、開口271, 272及び27
3 と同様に矩形にする。この状態を開口部と共に長方形
部分により線図的に示す。開口274, 275及び276 並びに
開口261, 262及び263 も同様に線図的に示すように矩形
とする。動作中、ダイナミック電位Vdyn を電極28(G
33) に印加する。この電位Vdy n は、典型的には数100
Vから数KV約8KV前後までの大きさでダイナミック
に変化する。動作中、約25KV〜30KVの電位VG4
を陽極と称される電極29に印加する。電子ビームは偏
向ユニット11により表示スクリーンの両端に亘って偏
向される。この電磁偏向磁界も集束効果を有し非点収差
を発生させる。この効果は電子の偏向角によって制御さ
れる。ダイナミック電位Vdyn は電子ビームの偏向角の
関数として変化する。この結果、電磁偏向磁界によって
生じた非点収差は少なくともほとんど補償されて集束度
を少なくともほぼ一定に維持することができる。この主
レンズ部分を有する電子銃は、文献ではDAF電子銃
(Dynamic Astigmatism and Focusing) と称されてい
る。
を示す断面図である。この電子銃6は3個の陰極21,
22及び23を具える。電子銃は、さらに第1の共通電
極(G 1)、第2の共通電極25(G2) 、第3の共通電極2
6(G31)、第4の共通電極27(G32) 、第5の共通電極
28(G33) 及び第6の共通電極29(G4)具える。第6及
び第5の共通電極29(G4)及び28(G33) は、動作中に
電極28と29との間の空間30内に形成される主レン
ズ磁界を発生させる主レンズ部分における電子−光学素
子を構成する。電極28(G33) と27(G32) は、動作中
に電極28と27との間の空間31に発生する四重極磁
界を発生させる主レンズ部分の電子−光学素子を構成す
る。これら電極は電圧が印加される接続部を有する。表
示装置は、手段15で発生する電圧を印加するためのリ
ード線(図示せず)を有する。陰極並びに電極24及び
25は電子銃のいわゆる四極管部分を構成する。電極2
5(G2) 及び26(G31)は、ほぼ空間32に前置集束磁
界を発生させる電子銃の前置集束部分における電子−光
学素子を構成する。電極27(G32)及び26(G31)は、
電極26と27との間の空間33に四重極磁界を発生さ
せる前置集束部分における電子−光学素子を構成する。
全ての電極は電子ビームを放射する開口部を有する。本
例では、開口281, 282及び283 は、開口271, 272及び27
3 と同様に矩形にする。この状態を開口部と共に長方形
部分により線図的に示す。開口274, 275及び276 並びに
開口261, 262及び263 も同様に線図的に示すように矩形
とする。動作中、ダイナミック電位Vdyn を電極28(G
33) に印加する。この電位Vdy n は、典型的には数100
Vから数KV約8KV前後までの大きさでダイナミック
に変化する。動作中、約25KV〜30KVの電位VG4
を陽極と称される電極29に印加する。電子ビームは偏
向ユニット11により表示スクリーンの両端に亘って偏
向される。この電磁偏向磁界も集束効果を有し非点収差
を発生させる。この効果は電子の偏向角によって制御さ
れる。ダイナミック電位Vdyn は電子ビームの偏向角の
関数として変化する。この結果、電磁偏向磁界によって
生じた非点収差は少なくともほとんど補償されて集束度
を少なくともほぼ一定に維持することができる。この主
レンズ部分を有する電子銃は、文献ではDAF電子銃
(Dynamic Astigmatism and Focusing) と称されてい
る。
【0015】特に、大きな偏向角(例えば110 °または
これ以上)を有するカラー表示管の場合、乱れ現象が表
示スクリーンの縁部に生ずるおそれがある。いわゆるモ
アレ効果が生じ文字の再現性能が低下するおそれがあ
る。本発明による電子銃はダイナミックな円筒レンズを
有する前置集束部を有する。本例において、電極25(G
2)の開口251, 252及び253 は、電極26(G31) の開口26
4, 265及び266 と同様に円形とする。動作中、回転対称
性前置集束レンズを電極25と26との間に形成する。
このレンズは電極26(G31) に印加されるダイナミック
電圧V′dyn の関数として水平方向(x)及び垂直方向
(y)に変化する。動作中、ほぼ四重極の磁界が電極2
6(G31) と27(G32) との間に発生する。これら開口を
適切に選択し、前置レンズにおいて生ずるビームの水平
方向の大きさに対する電極26(G31) に印加される電位
のダイナミックな変化の効果が、四重極磁界で誘導され
るビームの水平方向の大きさに対する効果と符号が反対
で少なくとも同一の大きさとなるように設定する。この
場合、水平方向にはダイナミックなレンズ作用は生じな
い。垂直方向において前置集束レンズのレンズ作用及び
四重極磁界のレンズ作用は互いに増強し合う。この結
果、ダイナミックな円筒レンズが形成される。水平方向
におけるビーム径はダイナミック電圧V′dyn に対して
少なくともほとんど無関係にする。表1は、表示スクリ
ーンにおける電子ビームのx方向(x)及びy方向
(y)のビーム角の半分の値を電極26(G31)に印加さ
れる電位V′dy n の関数として示す。本例では、以下の
条件に設定した。
これ以上)を有するカラー表示管の場合、乱れ現象が表
示スクリーンの縁部に生ずるおそれがある。いわゆるモ
アレ効果が生じ文字の再現性能が低下するおそれがあ
る。本発明による電子銃はダイナミックな円筒レンズを
有する前置集束部を有する。本例において、電極25(G
2)の開口251, 252及び253 は、電極26(G31) の開口26
4, 265及び266 と同様に円形とする。動作中、回転対称
性前置集束レンズを電極25と26との間に形成する。
このレンズは電極26(G31) に印加されるダイナミック
電圧V′dyn の関数として水平方向(x)及び垂直方向
(y)に変化する。動作中、ほぼ四重極の磁界が電極2
6(G31) と27(G32) との間に発生する。これら開口を
適切に選択し、前置レンズにおいて生ずるビームの水平
方向の大きさに対する電極26(G31) に印加される電位
のダイナミックな変化の効果が、四重極磁界で誘導され
るビームの水平方向の大きさに対する効果と符号が反対
で少なくとも同一の大きさとなるように設定する。この
場合、水平方向にはダイナミックなレンズ作用は生じな
い。垂直方向において前置集束レンズのレンズ作用及び
四重極磁界のレンズ作用は互いに増強し合う。この結
果、ダイナミックな円筒レンズが形成される。水平方向
におけるビーム径はダイナミック電圧V′dyn に対して
少なくともほとんど無関係にする。表1は、表示スクリ
ーンにおける電子ビームのx方向(x)及びy方向
(y)のビーム角の半分の値を電極26(G31)に印加さ
れる電位V′dy n の関数として示す。本例では、以下の
条件に設定した。
【0016】電極26(G2)の開口の直径:1.2 mm 開口264, 265及び266 の直径:1.2 mm 開口261, 262及び263 の大きさ:2.4(x)×3.0(y)mm 開口274, 275及び276 の大きさ:3.0(x)×2.4(y)mm ここで、電極25(G2)に印加されるVG2は約700 Vと
し、電極27(G32) に印加される電位V32は8400Vとし
た。
し、電極27(G32) に印加される電位V32は8400Vとし
た。
【0017】
【表1】 表示スクリーンにおけるある方向(本例の場合x又はy
方向)のビーム径は、この方向におけるビーム角によっ
て以下のようにして制御される。尚、ビーム角は電子ビ
ームが主レンズに入射する際の角度(α)とする。
方向)のビーム径は、この方向におけるビーム角によっ
て以下のようにして制御される。尚、ビーム角は電子ビ
ームが主レンズに入射する際の角度(α)とする。
【数1】HL=(α/2)×B×√V 主レンズについて、ヘルムホルツ−ラグランジェの積
(HL)が1次近似で一定になるように調整する。尚、
この積は上記式に従い、Bは問題とする方向のビーム径
であり、Vはアノードに印加する電圧である。ビーム径
はビーム角が減少するに従って増大する。ビーム角つま
り垂直方向(y)のビーム径は、表1に示すように、電
極26(G31) に印加されるダイナミック電位V′dyn を
変化させることにより大きく(1.5 倍で) 変化させるこ
とができ、一方x方向のビーム径はほぼ一定に維持され
る(本例では、x方向のビーム径は変化しても1%以下
であり、一般にx方向のビーム径の変化がy方向のビー
ム径の変化の約10%以下の場合、ビーム径はほぼ一定
とみなされる。)図3(a)はDAF電子銃を有する既
知の表示管におけるスクリーンの中心でのビーム形状
(B)及び長軸の端部におけるビーム形状(A)を示
す。スクリーンの縁部に移動するに従って、x方向のビ
ーム径x1 はわずかに増大しy方向のビーム径y1 は大
きく減少する。このビーム径の減少は画像品質に対する
上述した不所望な効果を有することになる(特にモアレ
効果)。図3(b)は本発明の効果を示す。x方向のビ
ーム径x1 は図3(a)に示すビーム径x1 に比べてほ
とんど変化していない。y方向のビーム径y1 は、ダイ
ナミックな電位V′dyn の変化の結果として長軸方向に
変位するに従って増大する。これにより、モアレ効果及
び他の乱れ現象は、x方向のビーム径が変化することな
く除去することができる。
(HL)が1次近似で一定になるように調整する。尚、
この積は上記式に従い、Bは問題とする方向のビーム径
であり、Vはアノードに印加する電圧である。ビーム径
はビーム角が減少するに従って増大する。ビーム角つま
り垂直方向(y)のビーム径は、表1に示すように、電
極26(G31) に印加されるダイナミック電位V′dyn を
変化させることにより大きく(1.5 倍で) 変化させるこ
とができ、一方x方向のビーム径はほぼ一定に維持され
る(本例では、x方向のビーム径は変化しても1%以下
であり、一般にx方向のビーム径の変化がy方向のビー
ム径の変化の約10%以下の場合、ビーム径はほぼ一定
とみなされる。)図3(a)はDAF電子銃を有する既
知の表示管におけるスクリーンの中心でのビーム形状
(B)及び長軸の端部におけるビーム形状(A)を示
す。スクリーンの縁部に移動するに従って、x方向のビ
ーム径x1 はわずかに増大しy方向のビーム径y1 は大
きく減少する。このビーム径の減少は画像品質に対する
上述した不所望な効果を有することになる(特にモアレ
効果)。図3(b)は本発明の効果を示す。x方向のビ
ーム径x1 は図3(a)に示すビーム径x1 に比べてほ
とんど変化していない。y方向のビーム径y1 は、ダイ
ナミックな電位V′dyn の変化の結果として長軸方向に
変位するに従って増大する。これにより、モアレ効果及
び他の乱れ現象は、x方向のビーム径が変化することな
く除去することができる。
【0018】本発明は上述した実施例に限定されず種々
の変形や偏向が可能である。上述した実施例では、ダイ
ナミックな円筒レンズは、ダイナミック四重極レンズと
ダイナミックなほぼ回転対称性のレンズとの組合せによ
って形成した。例えば、伸長状スリットを有し互いに対
向配置した2個の電極により単一のダイナミックな円筒
レンズを形成することもできる。ダイナミック円筒レン
ズを1個又はそれ以上の回転対称レンズと1個又はそれ
以上の四重極レンズとの組合せによって形成した実施例
では、円筒レンズのダイナミックレンズを一層大きくで
きると共に縁部における乱れ効果を一層低減できる利点
が達成される。
の変形や偏向が可能である。上述した実施例では、ダイ
ナミックな円筒レンズは、ダイナミック四重極レンズと
ダイナミックなほぼ回転対称性のレンズとの組合せによ
って形成した。例えば、伸長状スリットを有し互いに対
向配置した2個の電極により単一のダイナミックな円筒
レンズを形成することもできる。ダイナミック円筒レン
ズを1個又はそれ以上の回転対称レンズと1個又はそれ
以上の四重極レンズとの組合せによって形成した実施例
では、円筒レンズのダイナミックレンズを一層大きくで
きると共に縁部における乱れ効果を一層低減できる利点
が達成される。
【0019】四重極磁界又は別の四重極磁界を発生させ
るために用いた手段を利用して、例えば六重極磁界や八
重極磁界のような多重極磁界を発生させることもでき
る。
るために用いた手段を利用して、例えば六重極磁界や八
重極磁界のような多重極磁界を発生させることもでき
る。
【0020】四重極磁界又は多重極磁界の強度は、必ず
しも3本の電子ビームに対して同一に設定する必要はな
い。このように構成することにより、外側に位置するビ
ームと中心に位置するビームとの間に生ずる高次の効果
の差を補償することができる。
しも3本の電子ビームに対して同一に設定する必要はな
い。このように構成することにより、外側に位置するビ
ームと中心に位置するビームとの間に生ずる高次の効果
の差を補償することができる。
【0021】上述した実施例では、四重極磁界は四角形
の開口を有する2個の電極間で発生させた。これら電極
に形成した開口の形状は卵形、伸長状又は多面形のもの
とすることも可能である。
の開口を有する2個の電極間で発生させた。これら電極
に形成した開口の形状は卵形、伸長状又は多面形のもの
とすることも可能である。
【0022】四重極磁界は種々の方法で発生させること
ができ、例えば電子ビームを通過させる開口の対向に位
置する縁部により発生させることもできる。
ができ、例えば電子ビームを通過させる開口の対向に位
置する縁部により発生させることもできる。
【0023】動作中、四重極磁界は、電子ビームの進行
方向に見て主レンズ磁界の前側又は後側に位置させるこ
とができ、或いは主レンズ磁界に重畳させてもよい。別
の四重極磁界は前置集束レンズ磁界の前側又は後ろ側に
位置させ或いは前置集束レンズ磁界に重畳させてもよ
い。
方向に見て主レンズ磁界の前側又は後側に位置させるこ
とができ、或いは主レンズ磁界に重畳させてもよい。別
の四重極磁界は前置集束レンズ磁界の前側又は後ろ側に
位置させ或いは前置集束レンズ磁界に重畳させてもよ
い。
【0024】主レンズ部分及び前置集束レンズ部分の両
方において、1個以上の四重極磁界を発生させることが
できる。
方において、1個以上の四重極磁界を発生させることが
できる。
【0025】前置集束磁界及び別の四重極磁界を発生さ
せる手段を、前置集束部分において1個の前置集束レン
ズ磁界と1個の四重極磁界だけを発生させるように構成
した実施例は好適で簡単な構成の実施例である。複数の
四重極磁界を発生させる場合、一層大きなダイナミック
レンズを得ることができ、好ましいものとなる。しか
し、四重極磁界の相互の位置決めの誤差により画像誤差
が生じ、好ましくない事態になってしまう。従って、1
個以上のダイナミック電圧が必要な場合励磁操作が複雑
になる。
せる手段を、前置集束部分において1個の前置集束レン
ズ磁界と1個の四重極磁界だけを発生させるように構成
した実施例は好適で簡単な構成の実施例である。複数の
四重極磁界を発生させる場合、一層大きなダイナミック
レンズを得ることができ、好ましいものとなる。しか
し、四重極磁界の相互の位置決めの誤差により画像誤差
が生じ、好ましくない事態になってしまう。従って、1
個以上のダイナミック電圧が必要な場合励磁操作が複雑
になる。
【0026】前置集束磁界及び四重極磁界のダイナミッ
クな励磁は個別に行なうことができる。例えば、図2の
電極26を、開口261, 262及び263 を有する部分と開口
264,265 及び266 を有する部分に分割し、これら両方の
部分をダイナミック電圧で励磁することができる。上述
した実施例のように、ダイナミック円筒レンズが1個の
ダイナミック電圧で励磁されるように、前置集束磁界及
び四重極磁界を発生させる手段を構成することは極めて
有益である。この実施例においてダイナミック電圧は共
通電極G31 に印加する。この電極の開口は、インライン
面に平行な前置集束レンズ及び四重極レンズのダイナミ
ック効果が相互に十分に補償し合うように構成する。
クな励磁は個別に行なうことができる。例えば、図2の
電極26を、開口261, 262及び263 を有する部分と開口
264,265 及び266 を有する部分に分割し、これら両方の
部分をダイナミック電圧で励磁することができる。上述
した実施例のように、ダイナミック円筒レンズが1個の
ダイナミック電圧で励磁されるように、前置集束磁界及
び四重極磁界を発生させる手段を構成することは極めて
有益である。この実施例においてダイナミック電圧は共
通電極G31 に印加する。この電極の開口は、インライン
面に平行な前置集束レンズ及び四重極レンズのダイナミ
ック効果が相互に十分に補償し合うように構成する。
【図1】図1は本発明による表示装置の一例の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図2は本発明による表示装置用の陰極線管に用
いることができる電子銃の構成を示す断面図である。
いることができる電子銃の構成を示す断面図である。
【図3】図3はビーム径に対する効果を示す線図であ
る。
る。
1 カラー表示管 7,8,9 電子銃 10 表示スクリーン 21, 22, 23 陰極 24, 25, 26, 27, 28, 29 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (56)参考文献 特開 平3−67442(JP,A) 特開 平2−239545(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/50
Claims (6)
- 【請求項1】 陰極線管と偏向ユニットとを具える表示
装置であって、陰極線管が、主レンズ磁界及び四重極磁
界を発生させる手段を具える主レンズ部分を有するイン
ライン型電子銃を含み、この表示装置が、前記主レンズ
磁界及び四重極磁界の強度をダイナミックに変化させる
手段を具える表示装置において、 ダイナミックな円筒レンズを発生させる手段を前記主レ
ンズ部分の前側に具え、この円筒レンズがインライン面
に平行な方向においてほとんどレンズ作用を有しないこ
とを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、前
記電子銃が、前置集束レンズ磁界及び別の四重極磁界を
発生させる手段を有する前置集束レンズ部分を具え、当
該表示装置は、前記前置集束レンズ磁界及び四重極磁界
の強度をダイナミックに変化させる手段を具え、前記ダ
イナミックな円筒レンズは、動作中前記前置集束レンズ
磁界と前記別の四重極磁界により形成され、前記インラ
イン面と平行な方向にほとんどレンズ作用を有しないこ
とを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の表示装置において、前
記前置集束磁界及び別の四重極磁界を発生させる手段
を、動作中に、1個の前置集束レンズ磁界及び1個の四
重極磁界だけが前置集束レンズ部分に形成されるように
構成したことを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載の表示装置におい
て、前記前置集束レンズ磁界及び別の四重極磁界を発生
させる手段を、前記ダイナミック円筒レンズが1個のダ
イナミック電圧によって励磁されるように構成したこと
を特徴とする表示装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の表示装置において、前
記インライン型電子銃が、電子ビームの進行方向に見
て、第1の共通電極、第2の共通電極、第3の共通電極
及び別の電極を有し、これらの電極が電子ビームを通過
させる開口を有し、この表示装置が前記第3の共通電極
にダイナミック電圧を印加する手段を具えることを特徴
とする表示装置。 - 【請求項6】 請求項1から5までに記載した表示装置
に好適な陰極線管。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL912009024 | 1991-04-17 | ||
EP91200902 | 1991-04-17 | ||
NL91200902:4 | 1991-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151911A JPH05151911A (ja) | 1993-06-18 |
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Family
ID=8207614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09801792A Expired - Fee Related JP3320442B2 (ja) | 1991-04-17 | 1992-04-17 | 表示装置及び陰極線管 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0509590B1 (ja) |
JP (1) | JP3320442B2 (ja) |
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KR960016260B1 (ko) * | 1993-09-04 | 1996-12-07 | 엘지전자 주식회사 | 인라인형 칼라 음극선관용 전자총의 전압 인가 방법 및 전극 구조 |
KR970001591B1 (ko) * | 1993-11-30 | 1997-02-11 | 오리온전기 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총 |
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WO1995030999A2 (en) * | 1994-05-06 | 1995-11-16 | Philips Electronics N.V. | Display device and cathode ray tube |
JPH10503053A (ja) * | 1995-05-02 | 1998-03-17 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | カラー陰極線管 |
WO1997002587A1 (en) * | 1995-07-03 | 1997-01-23 | Philips Electronics N.V. | Display device and colour cathode ray tube for use in a display device |
BR9700437A (pt) * | 1996-03-22 | 1997-11-04 | Lg Electronics Inc | Sistema de eletrodo dinámico de 4 pólos em eletrodo de pré-foco em canhão de elétrons para tubo colorido de raios catódicos |
KR100186540B1 (ko) | 1996-04-25 | 1999-03-20 | 구자홍 | 피디피의 전극 및 그 형성방법 |
TW534451U (en) * | 1997-01-30 | 2003-05-21 | Toshiba Kk | Color ray tube |
TW521293B (en) * | 2000-11-29 | 2003-02-21 | Koninkl Philips Electronics Nv | Display device and cathode ray tube |
TW526514B (en) * | 2000-12-22 | 2003-04-01 | Koninkl Philips Electronics Nv | Display device and cathode ray tube |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4704565A (en) * | 1986-02-21 | 1987-11-03 | Zenith Electronics Corporation | Dynamically converging electron gun system |
US4764704A (en) * | 1987-01-14 | 1988-08-16 | Rca Licensing Corporation | Color cathode-ray tube having a three-lens electron gun |
JP2645063B2 (ja) * | 1988-03-17 | 1997-08-25 | 株式会社東芝 | カラー受像管装置 |
KR910009989B1 (ko) * | 1988-04-20 | 1991-12-09 | 가부시끼가이샤 도시바 | 칼라 수상관 장치 |
US4877998A (en) * | 1988-10-27 | 1989-10-31 | Rca Licensing Corp. | Color display system having an electron gun with dual electrode modulation |
US5027043A (en) * | 1989-08-11 | 1991-06-25 | Zenith Electronics Corporation | Electron gun system with dynamic convergence control |
US5061881A (en) * | 1989-09-04 | 1991-10-29 | Matsushita Electronics Corporation | In-line electron gun |
KR970008564B1 (ko) * | 1989-11-21 | 1997-05-27 | 엘지전자 주식회사 | 칼라음극선관용 전자총 |
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1992
- 1992-04-08 DE DE69209125T patent/DE69209125T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-08 EP EP92200997A patent/EP0509590B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-13 US US07/867,586 patent/US5347202A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-17 JP JP09801792A patent/JP3320442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
DE69209125D1 (de) | 1996-04-25 |
US5347202A (en) | 1994-09-13 |
JPH05151911A (ja) | 1993-06-18 |
EP0509590A1 (en) | 1992-10-21 |
DE69209125T2 (de) | 1996-10-02 |
EP0509590B1 (en) | 1996-03-20 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |