JP2001515418A - 木やその他の材料を任意の所望の幅に切断するための装置 - Google Patents

木やその他の材料を任意の所望の幅に切断するための装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、駆動シャフトに軸方向に可動な状態で取り付けらた丸鋸刃を半径方向及び/もしくは軸方向に固定するための鋸刃クランピング装置を有して、木あるいはその他の材料を切断するための装置に関するものである。この発明においては、例えば各々一つの丸鋸刃例えば(2a)に対して、駆動シャフト(1)上で軸方向に可動なサポート部材(3)が設けられている。丸鋸刃例えば(2a)の軸方向の移動は、例えば駆動シャフトの軸に平行に延びていてサポート部材(3)の中を貫いているトランスポートスピンドル例えばトランスポートスピンドル(7)によって行われる。駆動シャフト(20)には少なくとも一つのクランピング部材(21)が取り付けられている。クランピング部材(21)は半径方向に可動な状態で取り付けられている。第1の段階においては、例えばサポート部材(3)に取り付けられている丸鋸刃(2a)が移動される。第2の段階において、丸鋸刃例えば(2a)あるいはサポート部材例えば(3)が駆動シャフトにキー係合及び/もしくは強制ロック係合で連結される。この発明の装置によれば、時間がかかり労力を要する鋸刃の取り外しを行うことなく、切断幅の変更が可能である。丸鋸刃のためのサポート部材は、マルチブレードの丸鋸のための周知の移動ヘッドよりも狭い。従って、一つの軸の上により多くの丸鋸刃を取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 木やその他の材料を任意の所望の幅に切断するための装置 (発明の属する技術分野) この発明は、請求項1の前文に記載されている、木やその他の材料を任意のサ イズの幅に切断するための装置と鋸刃クランピング装置とに関する。 (従来の技術) この種の切断装置は、特に、市販されているマルチブレードの、あるいは円形 のトリミングソーに利用されている。これらの器具の主要な設計構造が、例えば 、Holz-Lexikon E.Konig,DRW-Verlags-GmbH,Stuttgart,1977、第2版の第1 巻第101-102頁と第2巻第468-469頁に記載されている。こうしたタイプの丸鋸は 一般に、駆動シャフトにセットされた二つあるいはそれ以上の丸鋸刃を有してお り、鋸刃の間の距離が可変になっている。 自在な切断を保証するために、丸鋸刃は、例えば鋸刃位置をセットをすること によってより広い切断領域が得られるように設計されている。つまり、二つの隣 接する丸鋸刃の側部切断縁間の距離によって、切断幅が決められる。しかし、一 般に距離を測定しただけでは、結果として得られる切断幅を適切に予想すること ができない。しばしば起こることであるが、おおよそのセットをしたあと、テス トサンプルを切断して、そのあとより細かく再調節する必要がある。 最も単純な場合には、切断幅の調節はマルチブレードソーボックス(multi-bla de saw box)によって行われる。ソーボックスは機械の外側に組み付けられ、そ の上に個々の鋸刃が離間されて設置され、それ以上の調節を行うことがないよう に固定される。鋸刃を交換するときには、機械が停止している時間をできる限り 短くするために、ソーボックス全体を交換する。 これらの機械においては、切断幅の変更は、時間がかかり労力を要するツール 交換を行わないとできない。なぜなら、いったん機械にセットした鋸刃は駆動シ ャフトの上で軸方向に移動できないからである。再調節を行うときには、ソーボ ックス全体を再び取り外して、例えばスペーサ部材をさらに挿入することによっ て、例えば関連する切断幅を必要な程度だけ調節しなければならない。 これらの欠点は、電気的に制御されるか、モータ駆動されるか、あるいは油圧 によって駆動される一つあるいは複数の鋸刃を軸方向に移動することによって切 断幅の可変調節を行うような器具によって解決される。(Interholz Raimann Gmb H社)の会社カタログ2/94”マルチブレード丸鋸及び円形トリミングソー(Mul ti-blade circular saws and circular trimmingsaws)”には、4枚刃調節シス テムが12ページの図6に記載されている。鋸刃の各々は、別個の移動ヘッドの 上に取り付けられている。移動ヘッドは、グリッパ状のアームによって、モータ で駆動されるスピンドルを介する軸方向の移動と、各鋸刃の正確な位置決めを保 証している。個々の鋸刃の位置決めと、場合によって必要となるかもしれない再 調節は、電子経路測定装置と、精密に制御されるスピンドルモータを介して行わ れる。 この種の器具は非常にコストが高く、切断幅を頻繁に変更する場合にしか経済 的に使用することができない。丸鋸刃を備えた四つの駆動軸がサーボシリンダに よって別々に調節可能な国際特許公開公報第89/10824号(WO89/10824)に開示され ている丸鋸についても同じ欠点がある。上述したモータ駆動により調節可能なマ ルチブレード丸鋸や円形トリミングソーの別の欠点は、同時に使用することので きる鋸刃の数が制限されることや、マルチブレードソーボックスに比べて切断幅 が大きいことである。これは、移動ヘッドが構造的に比較的広いために、それぞ れの鋸刃を互いに近接させて設置することができないためである。 (発明が解決しようとする課題) この発明の目的は、任意の寸法の幅に木やその他の材料を切断するための装置 であって、装置の内部においてフレキシブルでコスト的に効率のよい移動が行え 、また切断作業の際には確実に固定でき、切断幅を適当な測定システムを用いて 制御及び調節が可能な装置を開発することにある。 (課題を解決するための手段) この発明においては、これは請求項1の特徴を有する切断装置によって、また 請求項12の特徴を有する鋸刃クランピング装置によって実現されている。 この発明においては、切断装置は、駆動シャフトに軸方向に可動な状態に取り 付けられたディスク状のサポート部材を有している。サポート部材の各々には、 少なくとも一つの丸鋸刃が適当な鋸刃ソケットによってしっかりと取り付けるこ とができる。丸鋸刃の軸方向の移動は、駆動シャフトの軸と平行に延びておりサ ポート部材の中を貫いているトランスポートスピンドルによって行われる。トラ ンスポートスピンドルは、丸鋸刃の円形の切断運動の際に駆動シャフトの軸のま わりの円形経路を移動する。 トランスポートスピンドルを駆動シャフトの軸のまわりに配置し、駆動シャフ トへ回転的に固定された、ディスク状の軸方向に可動なサポート部材の中にそれ らを設置することによって、コンパクトな構造を実現することが可能である。こ の構造は、トランスポートスピンドルが駆動シャフトの軸と同軸で、できる限り 小さい円周の上に対称に配置されており、できる限り質量慣性力の小さい円滑で バランスのとれた切断運動が保証される。調節プロセスの際に、駆動シャフトが 停止しているとき、例えば台形ネジなどのネジを有することが好ましいトランス ポートスピンドルは、軸方向に可動な関連するサポート部材へ力と運動とを伝達 する。 こうした構造によれば、切断幅の調節を、マルチブレードのソーボックスを用 いた場合と違って、機械内側の鋸刃を取り外すための時間がかかり労力を要する 作業を行うことなく、実行できる。むしろ、サポート部材は従来のモータ駆動さ れる調節可能なマルチブレード及び円形トリミングソーに比べて著しく狭い設計 になっており、小さな切断幅、及び/もしくは取り付ける丸鋸刃の数を多くする ことが可能である。 一般に、軸方向に可動なサポート部材の各々に対して一つの鋸刃が設けられる 。この発明はまた、一つのサポート部材の上にいくつかの丸鋸刃を取り付け、互 いの間のスペースを固定し、軸方向にいっしょに移動可能になったような変形例 も含んでいる。しかし、それぞれのサポート部材に丸鋸刃を取り付けないような 変形も可能である。これは、例えば一つの作業プロセスのときに、サポート部材 の数よりも必要な丸鋸刃の数が少ないが、余分なサポート部材を切断装置から取 り外すのが経済的ではないようなときに利点がある。 この発明のある実施の形態においては、少なくとも一つのサポート部材が軸方 向に固定されている。このサポート部材はトランスポートスピンドルの端部にお いてその外側に配置され、トランスポートスポンドルの端部はその中に回転自在 に取り付けられているが、軸方向には固定されていることが好ましい。これによ って、切断運動のときに発生する遠心力の好ましい分布が得られる。 丸鋸刃を、基準として利用される軸方向に固定されたサポート部材に取り付け るのが好ましい。この基準から切断幅がさらに決定される。しかし、丸鋸刃を固 定のサポート部材の上に取り付けずに、すべての鋸刃を軸方向に可動な状態にし た変形も可能である。 この発明のある変形例においては、個々に可動なサポート部材は互いに独立に 軸方向へ可動になっている。従って、各トランスポートスピンドルによっては一 つのサポート部材のみが移動され、他のサポート部材は駆動されたトランスポー トスピンドルによっては駆動されないままである。 一つのサポート部材は駆動シャフトの軸から同じ距離で直径方向に対向して取 り付けられた二つのトランスポートスピンドルによって軸方向に移動されること が好ましい。これによって形成されるトランスポートスピンドルのグループは、 駆動シャフトの軸と同軸な円周の上に取り付けられることが好ましい。この配置 によれば、トランスポートスピンドルを駆動シャフトの軸のまわりの同じ距離に 対称に配置することが可能となる。 移動可能なサポート部材の各々に対して直径方向に対向した二つのトランスポ ートスピンドルを利用することによって、サポート部材が軸方向に移動する際に 、駆動シャフトの軸に対して対称になされる動きの伝達が保証される。この発明 はまた、軸方向に可動な一つのサポート部材に対して二つより多くのトランスポ ートスピンドルを設けるような変形例も含んでいる。 関連するトランスポートスピンドルは、軸方向の移動のためのトランスポート 運動を行う。このトランスポート運動は、関連する長手方向軸のまわりの回転運 動に対応していることが好ましく、ギアリングによって二つのスピンドルの間の 同期をとることが可能である。同じ方向あるいは反対方向へのトランスポートス ピンドルの同期したトランスポート運動によって、駆動シャフトにおけるサポー ト部材のキャンティング(canting)及び/あるいはジャミング(Jamming)の危険性 を低減することが可能である。この発明の一つの変形例においては、このギアリ ングはベルトギアリングとして設計されている。この発明はまた、トランスポー ト運動の連係を、例えば歯車やチェーンギアリングなどの他のギアリングによっ て実現する変形例も含んでいる。 この発明の好ましい変形例においては、ギアリングの各々は駆動ハウジングの 内部に設けられている。これによって、一方においては構造がコンパクトになり 、他方においては例えば仕上げプロセスのときに破片(chipping)の形の汚染物質 がそれぞれのギアに詰まったり塞いだりすることがなくなる。 この発明の一つの変形例においては、切断幅を調節するためにスタッドアタッ チメントが設けられている。協働するトランスポートスピンドルはこのスタッド アタッチメントによって駆動されてトランスポート運動を行う。従って、トラン スポート運動は、適当なツールを用いて手動で、あるいはモータ駆動によって、 関連するスタッドアタッチメントへ加えられる。このツールとしては例えば対応 した精密な形状を有するキーを用いることができ、このキーを関連するスタッド アタッチメントへ設置して、手動で操作するか、あるいはモータ駆動のスクリュ ドライバで操作する。スクリュドライバの駆動シャフトは関連するスタッドアタ ッチメントへ回転的に連結されて固定される。この発明はまた、駆動されるトラ ンスポートスピンドルのトランスポート運動が、実際の切断装置に属する手段に よって集中的に、従って装置の内部で加えられるような変形例も含んでいる。 スタッドアタッチメントはトランスポートスピンドルの延長端部の形態で形成 されていて、トランスポート運動をトランスポートスピンドルへ直接に加えられ るようになっていることが好ましい。 一つの好ましい変形例においては、丸鋸刃を取り付けたサポート部材全体を、 関連するトランスポートスピンドルや駆動ハウジングといっしょに装置チャンバ の外側の構造ユニットとして組み付けることができる。ツール交換のときには、 ソーボックスと同様に、駆動シャフトに押し込んで、固定できる。固定は、溝付 きナットを用いて軸方向に行われるのが好ましい。この発明による切断装置は、 マルチブレードソーボックスと同様に取り外すことができ、切断機械の外側で切 断幅を予め設定できる。 設置コストを比較的安価にするには、この種の切断装置において、クイックツ ールブロックチェンジなどのマルチブレードソーボックスの利点を、小さな切断 幅と組合せることによって、装置を取り外すことなく切断幅を適合させることが できる。 この発明のある好ましい実施の形態においては、駆動シャフトに軸方向に可動 な状態に取り付けられた丸鋸刃を半径方向及び/もしくは軸方向に固定するため に、鋸刃クランピング装置が設けられている。この鋸刃クランピング装置はピス トンのように駆動シャフトの中に取り付けられた少なくとも一つのクランピング 部材を有している。クランピング部材は、油圧作用によって半径方向に移動され る。クランピング部材が油圧で加圧されていない始動位置においては、丸鋸刃は 駆動シャフトの上でいままでどおり可動である。しかし、油圧によって発生する 圧縮力によって、クランピング部材は端部位置まで動かされることができ、その 端部位置においては、丸鋸刃はキー係合及び/もしくは強制ロッキング係合によ って駆動シャフトと回転的に固定されて連結され、駆動シャフトの上で軸方向に 移動できないようになる。 この発明による鋸刃クランピング装置は、様々な数の丸鋸刃を任意の位置にお いてしっかりとクランプできるという利点を有している。個々の丸鋸刃の間の固 定距離を設定するのに、ソーボックスも中間リングも不要であり、この距離は切 断作業を行っているときには調節されない。鋸刃クランピング装置によって、切 断作業の際に、個々の丸鋸刃が駆動シャフトの上で動かないようにしっかりとロ ックできる。この装置は、請求項1による切断装置と組み合わせて使用すること も、それと独立に使用することもできる。従って、例えばこの発明による鋸刃ク ランピング装置を、電気式、油圧式、あるいは手動式で軸方向に位置決めされる 丸鋸刃と組み合わせて利用することができる。 請求項1の発明の切断装置と組み合わせることで、鋸刃クランピング装置を用 いて、位置決めされた丸鋸刃をさらにしっかりと固定したり、トランスポートス ピンドルを解放したり、ネジの遊びの結果として生じる軸方向の若干の動きを阻 止することが可能である。このような各々の場合、ソーボックスを使用するのに 比べて、切断幅を設定するときの時間と労力の両方が大幅に節約される。なぜな ら、丸鋸刃は、迅速かつ容易に解放できそのあと再度ロックすることのできるロ ック装置によって、必要なときに即座に軸方向に移動することができるからであ る。 クランピング部材を駆動シャフトに密にシールすることによって、一方におい ては、丸鋸刃あるいは処理されるワークピースが例えば油圧オイルで汚される危 険性がなくなり、他方においてはクランピング装置自身が切断の破片などによっ て汚されることがなくなる。発生する大量の破片は切断作業のときに遠心力によ って装置から離れた状態に保たれる。 請求項1においては、丸鋸刃はディスク状のサポート部材に固定されて取り付 けられているか、あるいはその目的のために設けられた鋸刃ソケットリングに周 知の方法で取り付けられることが好ましい。サポート部材あるいは鋸刃ソケット リングによって丸鋸刃を駆動シャフトヘ軸方向に可動な状態に取り付けることが 可能である。サポート部材と鋸刃ソケットリングの両方が、周知のモータ駆動さ れるマルチブレード及びトリミング円形ソーの移動ヘッドよりもずっと狭くでき るため、より小さな切断幅及び/もしくはより多くの数の取り付け可能な丸鋸刃 を提供することができる。 この発明の好ましい設計においては、クランピング部材は半径方向に可動なロ ック用キーに形態と作用とにおいて対応している。これらは二つが駆動シャフト に直径方向に対向して取り付けられていることが好ましい。この発明はまた、一 つだけのクランピング部材が設けられているような変形例、あるいは二つ以上の クランピング部材が設けられている変形例も含んでいる。同様に、例えばロック された状態において、丸鋸刃や、サポート部材、あるいは鋸刃ソケットリングの 対応するプロファイルに係合するプロファイルを有するようなクランピング部材 を設けて、さらにキー連結を行うことも可能である。 この発明の有利なある変形例においては、クランピング部材の半径方向の最大 の移動はリフト制限部材、さらに詳しくはリフティングスクリュによって制限さ れる。これらは、駆動シャフトに丸鋸刃が取り付けられていないときに、クラン ピング部材がそれらのベヤリングから外れないようにするために都合がよい。 この発明の好ましい実施の形態においては、手動で、あるいはモータによって 移動されるピストンによって油圧作用が加えられる。このピストンは、手動操作 の場合には例えばハンドルによって、あるいはネジにねじ込まれたりねじ出され たりするネジ付きボルトを介してハンドホイールによって軸方向に移動される。 この発明のさらに別の変形例においては、機械の内側の油圧装置によって、あ るいは機械の外側の油圧装置によって油圧作用が加えられる。多くの機械は機械 の内側にすでに油圧装置を有しているため、丸鋸刃をロックしたりクランピング 部材を半径方向に移動するのに必要な圧力を、この種の装置によっても与えるこ とができる。この発明による鋸刃クランピング部材は油圧制御装置の中に一体化 されており、従って迅速、容易、かつ簡単な方法で高い信頼性で操作できる。同 じことが、鋸刃クランピング装置を機械の外側の油圧装置に連結する場合にも当 てはまる。 有利な変形においては、この発明による鋸刃クランピング装置はマノメータを 有しており、このマノメータによって油圧作用をモニタすることができる。サポ ート部材あるいは鋸刃ソケットリングがクランプされる圧力を読み取るためのマ ノメータによって、安全な操作プロセスのために丸鋸刃が十分にロックされてい るかどうかをチェックすることが可能になる。 この発明の好ましい変形例においては、切断幅を調節するために測定システム が設けられており、互いに移動可能な隣接する二つの丸鋸刃の側部切断縁の間の 距離を測定することができる。 この測定システムは測定面を備えた測定用プレートを有している。この測定用 プレートは、駆動シャフトの軸と平行に取り付けられた回転可能かつ伸張可能な ロッドによって、駆動シャフトに固定された経路測定用システムへ連結されてい る。この発明はまた、例えば切断装置が構造ユニットのように組み付けられてい る場合にように、この種の測定システムを機械の外側で使用するような変形も含 んでいる。 この発明の有利な設計においては、測定用プレートとして調節可能な測定用プ レートが設けられ、この測定用プレートは、駆動シャフトの軸と直角な共通の平 面内で互いに平行に延びていて互いに反対方向を向いた二つの測定面を有してい る。従って、測定システムは任意の測定箇所においてゼロに設定されるインディ ケータを有して、切断幅を増分測定値あるいはチェーン測定値(chain measureme nts)の形態で検出できることが好ましい。 この発明の特に有利なある設計においては、測定システムは測定値のメモリと コンピュータユニットとを有している。測定値メモリの中には個々の測定箇所が 増分チェーン(incremental chain)測定値あるいは増分測定値及び/もしくは基 準箇所に対する基準測定値の形で記憶することができ、コンピュータユニットの 中で相互に数学的に処理することができる。 このため、他の切断幅や用途のための切断幅の調節の効果を即座に検出するこ とができる。この測定システムはディスプレイを有していることが好ましく、こ のディスプレイには、駆動シャフトに対する一定の基準箇所に対する測定値(基 準測定値)と、ディスプレイ(チェーン測定値)のゼロ化による自由選択可能な 基準箇所に対する増分測定値の両方が表示可能である。 この変形例は、隣接する二つの鋸刃の切断縁の間の距離を迅速に決定すること できるという利点がある。従って、設定プロセスのときに、切断縁の間に必要な 距離を観察するためのチェックを絶えず行うことが可能である。 この発明のその他の利点を、図面を参照した実施の形態においてさらに説明す る。 (図面の簡単な説明) 図1は、七つの丸鋸刃を有する切断装置と、切断幅を設定するための測定シス テムを示している。 図2aは、ネジ穴を有するサポート部材の中でのトランスポートスピンドルの ガイドを示している。 図2bは、貫通穴を有するサポート部材の中でのトランスポートスピンドルの ガイドを示している。 図3は、駆動シャフトへ可動な状態で取り付けられた丸鋸刃の側面図である。 図4は、切断プロセスにおける、七つの丸鋸刃を有する切断装置を示している 。 図5は、油圧で駆動される鋸刃クランピング装置を示している。 (発明の実施の形態) 図1はこの発明による切断装置の実施の形態を示している。同図には切断装置 の駆動シャフト1が示されている。駆動シャフト1には、七つの丸鋸刃2a〜2 gのそれぞれが、図面に断面が示されているディスク状のサポート部材3a〜3 gを介して取り付けられている。丸鋸刃2a〜2gはその外周に切断エッジ4を 有しており、鋸刃ソケット5によってサポート部材3a〜3gに周知の方法でそ れぞれ固定されている。サポート部材3a〜3gはロック用キー6によって取り 付けられており、駆動シャフトに回転的に固定されている。これらはいくつかの 溝を有し、これらの溝には駆動シャフト1の軸と平行に延びるトランスポートス ピンドル7a、7bが装着されている。わかりやすくするために図1にはそのう ちの二つしか示されていないこれらのトランスポートスピンドルは台形ネジを有 しており、概略でのみ示した駆動ハウジング8に係合している。これらは、駆動 ハウジング8の外へ突き出しているその端部にスタッドアタッチメント9a、9 bを有している。図示した実施の形態においてはスタッドアタッチメントは方形 の断面を有している。トランスポートスピンドル7a、7bの他端の各々は二つ のディスク11a〜11dを有しており、それぞれが二つの緊締ピン12a〜1 2dを有している。これらによって、サポート部材の一つ7gと、それに取り付 けられた丸鋸刃2gとが軸方向に固定されている。切断装置は、全体としてソー ボックス(saw box)状で駆動シャフト1へ取り付けられており、シャフトナット 13によって固定されている。 この実施の形態においては、矢印で示されている方向の一方へスタッドアタッ チメント9a、9bを回転することによって、丸鋸刃の一つ2bが矢印の方向に 右あるいは左に軸方向に移動可能である。二つのトランスポートスピンドルの回 転トランスポート運動は駆動ハウジングの中でベルトギアリング(belt gearing) によって連結され、二つのトランスポートスピンドル7a、7bの一方のみが関 連するスタッドアタッチメント9a、9bを介して駆動されるようになっている 。 サポート部材3bとそれに取り付けられた丸鋸刃2bは、トランスポートスピ ンドル7a、7bの回転によって軸方向に移動される。なぜなら、図2aに示さ れているように、トランスポートスピンドル7の雄ネジが、サポート部材3の中 にこれを貫くように設けられた溝の対応する雌ネジと係合するからである。他の サポート部材3a及び3c〜3gはトランスポートスピンドル7a、7bの回転 によって影響を受けない。なぜなら、図2bに示されているように、トランスポ ートスピンドル7が貫いている、関連する影響されないサポート部材3は、対応 する大きな直径を有しかつ雌ネジを有していないからである。 他のサポート部材3a及び3c〜3fを軸方向に移動させるためには、わかり やすくするために図面には示されていない他のトランスポートスピンドルを駆動 する。サポート部材3gは軸方向に固定されて、トランスポートスピンドルによ って移動しないようになっている。 図示した実施の形態においては、軸方向に可動な各サポート部材3a〜3fに は、直径方向に対向して配置されていてすべて駆動シャフト1の軸から同じ距離 に取り付けられている二つのトランスポートスピンドルに各々関連づけられてい る。図示した実施の形態では六つの可動なサポート部材3a〜3fを有しており 、全部で12個のトランスポートスピンドルを有している。 図3には、図1の軸方向に可動な丸鋸刃2bの側面図が示されている(断面II I−III)。丸鋸刃は鋸刃ソケット5により周知の方法でサポート部材3bに取り 付けられている。サポート部材3bはロック用キー6によって駆動シャフト1へ 回転方向に固定されて連結されている。駆動シャフトの軸から同じ距離だけ対称 な形に離間されている全部で12個のトランスポートスピンドル7a〜71がサ ポート部材3bを貫いている。直径を挟んだ両側に配置された二つのトランスポ ートスピンドル7a、7bは図2aに示されているように、それらが貫く溝の雌 ネジに係合している。一方、残りの10個のトランスポートスピンドル7c〜7 1は図2cに示されているように、サポート部材3bの中で自在に回転可能で作 用しない状態に取り付けられている。 図1に示されている七つのサポート部材3a〜3gは構造的に同一ではない。 なぜなら、雌ネジを有する溝に対してロック用キー6を保持するための溝の位置 はそれぞれ異なり、サポート部材3gはネジのない溝を有しているからである。 さらに、図1には、測定システムが概略で示されており、この測定システムは 反転可能な測定用プレート14を有している。測定用プレート14は、駆動シャ フト1の軸と直角な共通の平面内において互いに平行に配置されかつ互いに反対 方向を向いた二つの測定面15a、15bを有している。反転可能な測定用プレ ート14は、駆動シャフト1の軸と平行に取り付けられた回転可能かつ伸張可能 なロッド16によって、経路測定システムの評価及びインディケータデバイス1 7へ接続されている。 二つの測定面15a、15bは、二つの隣接する丸鋸刃2a〜2gのブレード の側部切断縁の間の距離を測定する働きを行う。図示した実施の形態においては 、反転可能な測定用プレート14の位置は二つの異なる測定箇所に有り、これら の箇所は、丸鋸刃2b、2cの切断縁の間の距離を求めるために使用される。二 つの測定箇所の間で、反転可能な測定用プレートは駆動シャフト1の軸に平行に 180°回転される。 調節の際には、軸方向に固定された丸鋸刃2gをスタート箇所として利用する ことが好ましい。反転可能な測定用プレート14は、対応する測定面15aを、 軸方向に固定された丸鋸刃2gのブレードの側部切断縁(図1においては左側の 切断縁)へ当接させた状態に設置する。インディケータをゼロにセットし、反転 可能な測定用プレート14を回転して、他方の測定面15bを、それに隣接する 丸鋸刃2fの側部切断縁(図1においては右側の切断縁)へ当接させた状態に設 置する。この丸鋸刃2fに対して設けられているスタッドアタッチメントを回転 することによって、所望の測定値が与えられるまで丸鋸刃2fを軸方向に動かす 。残りの鋸刃の測定値を設定するときも、同じ手法を行う。つまり、最後に調節 された鋸刃が、固定された鋸刃とみなされる。 別に設けられた測定値のメモリ及びコンピュータユニットによっても丸鋸刃の セットが可能であり、またそれらを固定された共通の固定箇所に対してチェック して、誤差が増大する危険性を最小限に抑え、そのあとの測定における変更を簡 略化することができる。 図4においては、図1で説明したこの発明による切断装置により木製の厚板を 切断するところが示されている。18a〜18fの様々な切断幅が得られること が明らかに見られるであろう。 図5は油圧作動される鋸刃クランピング装置を示している。二つのクランピン グ部材21が駆動シャフト20に取り付けられており、ほぼロック用キーの形態 を有している。クランピング部材21は駆動シャフト20の対応する精密な形状 を有する軸方向に整列した溝内をピストンのようにガイドされ、シール34によ って周知の方法でシールされてオイル漏れが防止されている。クランピング部材 21は駆動シャフト20上で互いに直径を挟んだ両側に平行に配置されており、 リフトスクリュ22によってその半径方向のストロークが制限されている。駆動 シャフト20は中央に有底穴23を有している。有底穴23はその内端において 半径方向に整列された貫通穴24へ連結されている。半径方向の貫通穴24はク ランピング部材21の下側でそれぞれ終わっている。駆動シャフト20は中央の 有底穴23の出口に圧力チャンバ25を有している。圧力チャンバ25の中には ピストン26が軸方向に可動な状態で取り付けられている。ピストン26はネジ 付きボルト27によって、手動で駆動される圧力発生ボタン28へ連結されてい る。圧力発生ボタン28はマノメータ30を有してもよいし、有しなくてもよい 。マノメータ30はネジ付きボルト27の中に設けられた中央の穴31を介して 、またピストン26に設けられたチャネルを介して圧力チャンバ25へ連結され ている。ピストン26のチャネルはわかりやすくするために詳しくは示されてい ない。圧力チャンバ25とその中に取り付けられたピストン26は、駆動シャフ ト20上にねじ込まれるカバー29によって圧力気密性を保って閉じられる。ネ ジ付きボルト27はカバー29の中央に設けられたネジ穴33の中をガイドされ る。 圧力発生ヘッド28を回すことによって、ネジ付きボルト27を介してピスト ン26によって、オイルが充填された圧力チャンバ25内に油圧が発生する。こ の圧力は、中央の有底穴23と、駆動シャフト20に設けられた半径方向の貫通 穴24を介してクランピング部材21まで伝えられる。クランピング部材21は ピストンとして形成されており、あるストロークで動く。それらは丸鋸刃2a〜 2g(この図面には示されていない)を、それぞれの所望の位置でクランプする 。マノメータ30によって、サポート部材3a〜3g(同様に図示されていない )あるいは鋸刃ソケットリングがクランプされる圧力を読み取ることができる。
【手続補正書】 【提出日】平成11年9月22日(1999.9.22) 【補正内容】 明細書 木やその他の材料を任意の所望の幅に切断するための装置 (発明の属する技術分野) この発明は、請求項1の前文に記載されている、木やその他の材料を任意のサ イズの幅に切断するための装置に関する。 (従来の技術) この種の切断装置は、特に、市販されているマルチブレードの、あるいは円形 のトリミングソーに利用されている。これらの器具の主要な設計構造が、例えば 、Holz-Lexikon E.Konig,DRW-Verlags-GmbH,Stuttgart,1977、第2版の第1 巻第101-102頁と第2巻第468-469頁に記載されている。こうしたタイブの丸鋸は 一般に、駆動シャフトにセットされた二つあるいはそれ以上の丸鋸刃を有してお り、鋸刃の間の距離が可変になっている。 自在な切断を保証するために、丸鋸刃は、例えば鋸刃位置をセットをすること によってより広い切断領域が得られるように設計されている。つまり、二つの隣 接する丸鋸刃の側部切断縁間の距離によって、切断幅が決められる。しかし、一 般に距離を測定しただけでは、結果として得られる切断幅を適切に予想すること ができない。しばしば起こることであるが、おおよそのセットをしたあと、テス トサンプルを切断して、そのあとより細かく再調節する必要がある。 最も単純な場合には、切断幅の調節はマルチブレードソーボックス(multi-bla de saw box)によって行われる。ソーボックスは機械の外側に組み付けられ、そ の上に個々の鋸刃が離間されて設置され、それ以上の調節を行うことがないよう に固定される。鋸刃を交換するときには、機械が停止している時間をできる限り 短くするために、ソーボックス全体を交換する。 これらの機械においては、切断幅の変更は、時間がかかり労力を要するツール 交換を行わないとできない。なぜなら、いったん機械にセットした鋸刃は駆動シ ャフトの上で軸方向に移動できないからである。再調節を行うときには、ソーボ ックス全体を再び取り外して、例えばスペーサ部材をさらに挿入することによっ て、例えば関連する切断幅を必要な程度だけ調節しなければならない。 これらの欠点は、電気的に制御されるか、モータ駆動されるか、あるいは油圧 によって駆動される一つあるいは複数の鋸刃を軸方向に移動することによって切 断幅の可変調節を行うような器具によって解決される。(Interholz Raimann Gm bH社)の会社カタログ2/94”マルチブレード丸鋸及び円形トリミングソー(Mu lti-blade circular saws and circular trimming saws)”には、4枚刃調節シ ステムが12ページの図6に記載されている。鋸刃の各々は、別個の移動ヘッド の上に取り付けられている。移動ヘッドは、グリッパ状のアームによって、モー タで駆動されるスピンドルを介する軸方向の移動と、各鋸刃の正確な位置決めを 保証している。個々の鋸刃の位置決めと、場合によって必要となるかもしれない 再調節は、電子経路測定装置と、精密に制御されるスピンドルモータを介して行 われる。 この種の器具は非常にコストが高く、切断幅を頻繁に変更する場合にしか経済 的に使用することができない。丸鋸刃を備えた四つの駆動軸がサーボシリンダに よって別々に調節可能な国際特許公開公報第89/10824号(WO89/10824)に開示され ている丸鋸についても同じ欠点がある。上述したモータ駆動により調節可能なマ ルチブレード丸鋸や円形トリミングソーの別の欠点は、同時に使用することので きる鋸刃の数が制限されることや、マルチブレードソーボックスに比べて切断幅 が大きいことである。これは、移動ヘッドが構造的に比較的広いために、それぞ れの鋸刃を互いに近接させて設置することができないためである。 さらに、アメリカ合衆国特許第1525323号により、任意の幅に切断する ための装置が周知となっており、この装置は2つの丸鋸刃(12,12’)を有 しており、これらは中央に配列された駆動シャフト(11)によって回転切断運 動を行う。また切断幅を変更するために、駆動シャフトには少なくとも一つの丸 鋸刃が軸方向に移動可能に取り付けられており、ディスク状のサポート部材(5 0,60)が駆動シャフトに軸方向に移動可能に取り付けられている。また、駆 動シャフトには少なくとも一つの丸鋸刃(12)が固定取付けされており、丸鋸 刃の軸方向の移動はガイドスピンドル(52,62)によって行われる。ガイド スピンドルは駆動シャフト(11)の軸と平行に走っており、サポート部材を貫 通している。丸鋸刃が円形の切断運動を行う間、ガイドスピンドルは駆動シャフ ト(11)の軸のまわりの円形経路上を動く。 (発明が解決しようとする課題) この発明の目的は、任意の寸法の幅に木やその他の材料を切断するための装置 であって、装置の内部においてフレキシブルでコスト的に効率のよい移動が行え 、また切断作業の際には確実に固定でき、切断幅を適当な測定システムを用いて 制御及び調節が可能な装置を開発することにある。 (課題を解決するための手段) この発明においては、これは請求項1の特徴を有する切断装置によって実現さ れている。 この発明においては、切断装置は、駆動シャフトに軸方向に可動な状態に取り 付けられたディスタ状のサポート部材を有している。サポート部材の各々には、 少なくとも一つの丸鋸刃が適当な鋸刃ソケットによってしっかりと取り付けるこ とができる。丸鋸刃の軸方向の移動は、駆動シャフトの軸と平行に延びておりサ ポート部材の中を貫いているガイドスピンドルによって行われる。ガイドスピン ドルは、丸鋸刃の円形の切断運動の際に駆動シャフトの軸のまわりの円形経路を 移動する。 ガイドスピンドルを駆動シャフトの軸のまわりに配置し、駆動シャフトへ回転 的に固定された、ディスク状の軸方向に可動なサポート部材の中にそれらを設置 することによって、コンパクトな構造を実現することが可能である。この構造は 、ガイドスピンドルが駆動シャフトの軸と同軸で、できる限り小さい円周の上に 対称に配置されており、できる限り質量慣性力の小さい円滑でバランスのとれた 切断運動が保証される。調節プロセスの際に、駆動シャフトが停止しているとき 、例えば台形ネジなどのネジを有することが好ましいガイドスピンドルは、軸方 向に可動な関連するサポート部材へ力と運動とを伝達する。 こうした構造によれば、切断幅の調節を、マルチブレードのソーボックスを用 いた場合と違って、機械内側の鋸刃を取り外すための時間がかかり労力を要する 作業を行うことなく、実行できる。むしろ、サポート部材は従来のモータ駆動さ れる調節可能なマルチブレード及び円形トリミングソーの移動ヘッドに比べて著 しく狭い設計になっており、小さな切断幅、及び/もしくは取り付ける丸鋸刃の 数を多くすることが可能である。 一般に、軸方向に可動なサポート部材の各々に対して一つの鋸刃が設けられる 。この発明はまた、一つのサポート部材の上にいくつかの丸鋸刃を取り付け、互 いの間のスペースを固定し、軸方向にいっしょに移動可能になったような変形例 も含んでいる。しかし、それぞれのサポート部材に丸鋸刃を取り付けないような 変形も可能である。これは、例えば一つの作業プロセスのときに、サポート部材 の数よりも必要な丸鋸刃の数が少ないが、余分なサポート部材を切断装置から取 り外すのが経済的ではないようなときに利点がある。 この発明のある実施の形態においては、少なくとも一つのサポート部材が軸方 向に固定されている。このサポート部材はガイドスピンドルの端部においてその 外側に配置され、ガイドスピンドルの端部はその中に回転自在に取り付けられて いるが、軸方向には固定されていることが好ましい。これによって、切断運動の ときに発生する遠心力の好ましい分布が得られる。 丸鋸刃を、基準として利用される軸方向に固定されたサポート部材に取り付け るのが好ましい。この基準から切断幅がさらに決定される。しかし、丸鋸刃を固 定のサポート部材の上に取り付けずに、すべての鋸刃を軸方向に可動な状態にし た変形も可能である。 この発明のある変形例においては、個々に可動なサポート部材は互いに独立に 軸方向へ可動になっている。従って、各ガイドスピンドルによっては一つのサポ ート部材のみが移動され、他のサポート部材は駆動されたガイドスピンドルによ っては駆動されないままである。 一つのサポート部材は駆動シャフトの軸から同じ距離で直径方向に対向して取 り付けられた二つのガイドスピンドルによって軸方向に移動されることが好まし い。これによって形成されるガイドスピンドルのグループは、駆動シャフトの軸 と同軸な円周の上に取り付けられることが好ましい。この配置によれば、ガイド スピンドルを駆動シャフトの軸のまわりの同じ距離に対称に配置することが可能 となる。 移動可能なサポート部材の各々に対して直径方向に対向した二つのガイドスピ ンドルを利用することによって、サポート部材が軸方向に移動する際に、駆動シ ャフトの軸に対して対称になされる動きの伝達が保証される。この発明はまた、 軸方向に可動な一つのサポート部材に対して二つより多くのガイドスピンドルを 設けるような変形例も含んでいる。 関連するガイドスピンドルは、軸方向の移動のためのトランスポート運動を行 う。このトランスポート運動は、関連する長手方向軸のまわりの回転運動に対応 していることが好ましく、ギアリングによって二つのスピンドルの間の同期をと ることが可能である。同じ方向あるいは反対方向へのガイドスピンドルの同期し たトランスポート運動によって、駆動シャフトにおけるサポート部材のキャンテ ィング(canting)及び/あるいはジャミング(Jamming)の危険性を低減することが 可能である。この発明の一つの変形例においては、このギアリングはベルトギア リングとして設計されている。この発明はまた、トランスポート運動の連係を、 例えば歯車やチェーンギアリングなどの他のギアリングによって実現する変形例 も含んでいる。 この発明の好ましい変形例においては、ギアリングの各々は駆動ハウジングの 内部に設けられている。これによって、一方においては構造がコンパクトになり 、他方においては例えば仕上げプロセスのときに破片(Chipping)の形の汚染物質 がそれぞれのギアに詰まったり塞いだりすることがなくなる。 この発明の一つの変形例においては、切断幅を調節するためにスタッドアタッ チメントが設けられている。関連するガイドスピンドルはこのスタッドアタッチ メントによって駆動されてトランスポート運動を行う。従って、トランスポート 運動は、適当なツールを用いて手動で、あるいはモータ駆動によって、関連する スタッドアタッチメントへ加えられる。このツールとしては例えば対応した精密 な形状を有するキーを用いることができ、このキーを関連するスタッドアタッチ メントへ設置して、手動で操作するか、あるいはモータ駆動のスクリュドライバ で操作する。スクリュドライバの駆動シャフトは関連するスタッドアタッチメン トへ回転的に連結されて固定される。この発明はまた、駆動されるガイドスピン ドルのトランスポート運動が、実際の切断装置に属する手段によって集中的に、 従って装置の内部で加えられるような変形例も含んでいる。 スタッドアタッチメントはガイドスピンドルの延長端部の形態で形成されてい て、トランスポート運動をガイドスピンドルへ直接に加えられるようになってい ることが好ましい。 一つの好ましい変形例においては、丸鋸刃を取り付けたサポート部材全体を、 関連するガイドスピンドルや駆動ハウジングといっしよに装置チャンバの外側の 構造ユニットとして組み付けることができる。ツール交換のときには、ソーボッ クスと同様に、駆動シャフトに押し込んで、固定できる。固定は、溝付きナット を用いて軸方向に行われるのが好ましい。この発明による切断装置は、マルチブ レードソーボックスと同様に取り外すことができ、切断機械の外側で切断幅を予 め設定できる。 設置コストを比較的安価にするには、この種の切断装置において、クイックツ ールブロックチェンジなどのマルチブレードソーボックスの利点を、小さな切断 幅と組合せることによって、装置を取り外すことなく切断幅を適合させることが できる。 駆動シャフトに軸方向に可動な状態に取り付けられた丸鋸刃を半径方向及び/ もしくは軸方向に固定するために、鋸刃クランピング装置が設けられている。こ の鋸刃クランピング装置はピストンのように駆動シャフトの中に取り付けられた 少なくとも一つのクランピング部材を有している。クランピング部材は、油圧作 用によって半径方向に移動される。クランピング部材が油圧で加圧されていない 始動位置においては、丸鋸刃は駆動シャフトの上でいままでどおり可動である。 しかし、油圧によって発生する圧縮力によって、クランピング部材は端部位置ま で動かされることができ、その端部位置においては、丸鋸刃はキー係合及び/も しくは強制ロッキング係合によって駆動シャフトと回転的に固定されて連結され 、駆動シャフトの上で軸方向に移動できないようになる。 鋸刃クランピング装置は、様々な数の丸鋸刃を任意の位置においてしっかりと クランプできるという利点を有している。個々の丸鋸刃の間の固定距離を設定す るのに、ソーボックスも中間リングも不要であり、この距離は切断作業を行って いるときには調節されない。鋸刃クランピング装置によって、切断作業の際に、 個々の丸鋸刃が駆動シャフトの上で動かないようにしっかりとロックできる。こ の鋸刃クランピング装置は装置は本発明の切断装置とは独立に使用することもで きる。従って、例えばこの発明による鋸刃クランピング装置を、電気式、油圧式 、あるいは手動式で軸方向に位置決めされる丸鋸刃と組み合わせて利用すること ができる。 本発明の切断装置によれば、鋸刃クランピング装置を用いて、位置決めされた 丸鋸刃をさらにしっかりと固定したり、ガイドスピンドルを解放したり、ネジの 遊びの結果として生じる軸方向の若干の動きを阻止することが可能である。この ような各々の場合、ソーボックスを使用するのに比べて、切断幅を設定するとき の時間と労力の両方が大幅に節約される。なぜなら、丸鋸刃は、迅速かつ容易に 解放できそのあと再度ロックすることのできるロック装置によって、必要なとき に即座に軸方向に移動することができるからである。 クランピング部材を駆動シャフトに密にシールすることによって、一方におい ては、丸鋸刃あるいは処理されるワークピースが例えば油圧オイルで汚される危 険性がなくなり、他方においてはクランピング装置自身が切り屑などによって汚 されることがなくなる。発生する大量の切り屑は切断作業のときに遠心力によっ て装置から離れた状態に保たれる。 請求項1においては、丸鋸刃はディスク状のサポート部材に固定されて取り付 けられているか、あるいはその目的のために設けられた鋸刃ソケットリングに周 知の方法で取り付けられることが好ましい。サポート部材あるいは鋸刃ソケット リングによって丸鋸刃を駆動シャフトへ軸方向に可動な状態に取り付けることが 可能である。サポート部材と鋸刃ソケットリングの両方が、周知のモータ駆動さ れるマルチブレード及びトリミング円形ソーの移動ヘッドよりもずっと狭くでき るため、より小さな切断幅及び/もしくはより多くの数の取り付け可能な丸鋸刃 を提供することができる。 この発明の好ましい設計においては、クランピング部材は半径方向に可動なロ ック用キーに形態と作用とにおいて対応している。これらは二つが駆動シャフト に直径方向に対向して取り付けられていることが好ましい。この発明はまた、一 つだけのクランピング部材が設けられているような変形例、あるいは二つ以上の クランピング部材が設けられている変形例も含んでいる。同様に、例えばロック された状態において、丸鋸刃や、サポート部材、あるいは鋸刃ソケットリングの 対応するプロファイルに係合するプロファイルを有するようなクランピング部材 を設けて、さらにキー連結を行うことも可能である。 この発明の有利なある変形例においては、クランピング部材の半径方向の最大 の移動はリフト制限部材、さらに詳しくはリフティングスクリュによって制限さ れる。これらは、駆動シャフトに丸鋸刃が取り付けられていないときに、クラン ピング部材がそれらのべヤリングから外れないようにするために都合がよい。 この発明の好ましい実施の形態においては、手動で、あるいはモータによって 移動されるピストンによって油圧作用が加えられる。このピストンは、手動操作 の場合には例えばハンドルによって、あるいはネジにねじ込まれたりねじ出され たりするネジ付きボルトを介してハンドホイールによって軸方向に移動される。 この発明のさらに別の変形例においては、機械の内側の油圧装置によって、あ るいは機械の外側の油圧装置によって油圧作用が加えられる。多くの機械は機械 の内側にすでに油圧装置を有しているため、丸鋸刃をロックしたりクランピング 部材を半径方向に移動するのに必要な圧力を、この種の装置によっても与えるこ とができる。この発明による鋸刃クランピング部材は油圧制御装置の中に一体化 されており、従って迅速、容易、かつ簡単な方法で高い信頼性で操作できる。同 じことが、鋸刃クランピング装置を機械の外側の油圧装置に連結する場合にも当 てはまる。 有利な変形においては、この発明による鋸刃クランピング装置はマノメータを 有しており、このマノメータによって油圧作用をモニタすることができる。サポ ート部材あるいは鋸刃ソケットリングがクランプされる圧力を読み取るためのマ ノメータによって、安全な操作プロセスのために丸鋸刃が十分にロックされてい るかどうかをチェックすることが可能になる。 この発明の好ましい変形例においては、切断幅を調節するために測定システム が設けられており、互いに移動可能な隣接する二つの丸鋸刃の側部切断縁の間の 距離を測定することができる。 この測定システムは測定面を備えた測定用プレートを有している。この測定用 プレートは、駆動シャフトの軸と平行に取り付けられた回転可能かつ伸張可能な ロッドによって、駆動シャフトに固定された経路測定用システムへ連結されてい る。この発明はまた、例えば切断装置が構造ユニットのように組み付けられてい る場合にように、この種の測定システムを機械の外側で使用するような変形も含 んでいる。 この発明の有利な設計においては、測定用プレートとして調節可能な測定用プ レートが設けられ、この測定用プレートは、駆動シャフトの軸と直角な共通の平 面内で互いに平行に延びていて互いに反対方向を向いた二つの測定面を有してい る。従って、測定システムは任意の測定箇所においてゼロに設定されるインディ ケータを有して、切断幅を増分測定値あるいはチェーン測定値(chain measureme nts)の形態で検出できることが好ましい。 この発明の特に有利なある設計においては、測定システムは測定値のメモリと コンピュータユニットとを有している。測定値メモリの中には個々の測定箇所が 増分チェーン(incremental chain)測定値あるいは増分測定値及び/もしくは基 準箇所に対する基準測定値の形で記憶することができ、コンピュータユニットの 中で相互に数学的に処理することができる。 このため、他の切断幅や用途のための切断幅の調節の効果を即座に検出するこ とができる。この測定システムはディスプレイを有していることが好ましく、こ のディスプレイには、駆動シャフトに対する一定の基準箇所に対する測定値(基 準測定値)と、ディスプレイ(チェーン測定値)のゼロ化による自由選択可能な 基準箇所に対する増分測定値の両方が表示可能である。 この変形例は、隣接する二つの鋸刃の切断縁の間の距離を迅速に決定すること できるという利点がある。従って、設定プロセスのときに、切断縁の間に必要な 距離を観察するためのチェックを絶えず行うことが可能である。 この発明のその他の利点を、図面を参照した実施の形態においてさらに説明す る。 (図面の簡単な説明) 図1は、七つの丸鋸刃を有する切断装置と、切断幅を設定するための測定シス テムを示している。 図2aは、ネジ穴を有するサポート部材の中でのガイドスピンドルのガイドを 示している。 図2bは、貫通穴を有するサポート部材の中でのガイドスピンドルのガイドを 示している。 図3は、駆動シャフトへ可動な状態で取り付けられた丸鋸刃の側面図である。 図4は、切断プロセスにおける、七つの丸鋸刃を有する切断装置を示している 。 図5は、油圧で駆動される鋸刃クランピング装置を示している。 (発明の実施の形態) 図1はこの発明による切断装置の実施の形態を示している。同図には切断装置 の駆動シャフト1が示されている。駆動シャフト1には、七つの丸鋸刃2a〜2 gのそれぞれが、図而に断面が示されているディスク状のサポート部材3a〜3 gを介して取り付けられている。丸鋸刃2a〜2gはその外周に切断刃4を有し ており、鋸刃ソケット5によってサポート部材3a〜3gに周知の方法でそれぞ れ固定されている。サポート部材3a〜3gはロック用キー6によって取り付け られており、駆動シャフトに回転的に固定されている。これらはいくつかの溝を 有し、これらの溝には駆動シャフト1の軸と平行に延びるガイドスピンドル7a 、7bが装着されている。わかりやすくするために図1にはそのうちの二つしか 示されていないこれらのガイドスピンドルは台形ネジを有しており、概略でのみ 示した駆動ハウジング8に係合している。これらは、駆動ハウジング8の外へ突 き出しているその端部にスタッドアタッチメント9a、9bを有している。図示 した実施の形態においてはスタッドアタッチメントは方形の断面を有している。 ガイドスピンドル7a、7bの他端の各々は二つのディスク11a〜11dを有 しており、それぞれが二つの緊締ピン12a〜12dを有している。これらによ って、サポート部材の一つ7gと、それに取り付けられた丸鋸刃2gとが軸方向 に固定されている。切断装置は、全体としてソーボックス(saw box)状で駆動シ ャフト1へ取り付けられており、シャフトナット13によって固定されている。 この実施の形態においては、矢印で示されている方向の一方へスタッドアタッ チメント9a、9bを回転することによって、丸鋸刃の一つ2bが矢印の方向に 右あるいは左に軸方向に移動可能である。二つのガイドスピンドルの回転トラン スポート運動は駆動ハウジングの中でベルトギアリング(belt gearing)によって 連結され、二つのガイドスピンドル7a、7bの一方のみが関連するスタッドア タッチメント9a、9bを介して駆動されるようになっている。 サポート部材3bとそれに取り付けられた丸鋸刃2bは、ガイドスピンドル7 a、7bの回転によって軸方向に移動される。なぜなら、図2aに示されている ように、ガイドスピンドル7の雄ネジが、サポート部材3の中にこれを貫くよう に設けられた溝の対応する雌ネジと係合するからである。他のサポート部材3a 及び3c〜3gはガイドスピンドル7a、7bの回転によって影響を受けない。 なぜなら、図2bに示されているように、ガイドスピンドル7が貫いている、関 連する影響されないサポート部材3は、対応する大きな直径を有しかつ雌ネジを 有していないからである。 他のサポート部材3a及び3c〜3fを軸方向に移動させるためには、わかり やすくするために図面には示されていない他のガイドスピンドルを駆動する。サ ポート部材3gは軸方向に固定されて、ガイドスピンドルによって移動しないよ うになっている。 図示した実施の形態においては、軸方向に可動な各サポート部材3a〜3fに は、直径方向に対向して配置されていてすべて駆動シャフト1の軸から同じ距離 に取り付けられている二つのガイドスピンドルに各々関連づけられている。図示 した実施の形態では六つの可動なサポート部材3a〜3fを有しており、全部で 12個のガイドスピンドルを有している。 図3には、図1の軸方向に可動な丸鋸刃2bの側面図が示されている(断面II I−III)。丸鋸刃は鋸刃ソケット5により周知の方法でサポート部材3bに取り 付けられている。サポート部材3bはロック用キー6によって駆動シャフト1へ 回転方向に固定されて連結されている。駆動シャフトの軸から同じ距離だけ対称 な形に離間されている全部で12個のガイドスピンドル7a〜71がサポート部 材3bを貫いている。直径を挟んだ両側に配置された二つのガイドスピンドル7 a、7bは図2aに示されているように、それらが貫く溝の雌ネジに係合してい る。一方、残りの10個のガイドスピンドル7c〜71は図2cに示されている ように、サポート部材3bの中で自在に回転可能で作用しない状態に取り付けら れている。 図1に示されている七つのサポート部材3a〜3gは構造的に同一ではない。 なぜなら、雌ネジを有する溝に対してロック用キー6を保持するための溝の位置 はそれぞれ異なり、サポート部材3gはネジのない溝を有しているからである。 さらに、図1には、測定システムが概略で示されており、この測定システムは 反転可能な測定用プレート14を有している。測定用プレート14は、駆動シャ フト1の軸と直角な共通の平而内において互いに平行に配置されかつ互いに反対 方向を向いた二つの測定而15a、15bを有している。反転可能な測定用プレ ート14は、駆動シャフト1の軸と平行に取り付けられた回転可能かつ伸張可能 なロッド16によって、経路測定システムの評価及びインディケータデバイス1 7へ接続されている。 二つの測定面15a、15bは、二つの隣接する丸鋸刃2a〜2gのブレード の側部切断縁の間の距離を測定する働きを行う。図示した実施の形態においては 、反転可能な測定用プレート14の位置は二つの異なる測定箇所に有り、これら の箇所は、丸鋸刃2b、2cの切断縁の間の距離を求めるために使用される。二 つの測定箇所の間で、反転可能な測定用プレートは駆動シャフト1の軸に平行に 180°回転される。 調節の際には、軸方向に固定された丸鋸刃2gをスタート箇所として利用する ことが好ましい。反転可能な測定用プレート14は、対応する測定面15aを、 軸方向に固定された丸鋸刃2gのブレードの側部切断縁(図1においては左側の 切断縁)へ当接させた状態に設置する。インディケータをゼロにセットし、反転 可能な測定用プレート14を回転して、他方の測定面15bを、それに隣接する 丸鋸刃2fの側部切断縁(図1においては右側の切断縁)へ当接させた状態に設 置する。この丸鋸刃2fに対して設けられているスタッドアタッチメントを回転 することによって、所望の測定値が与えられるまで丸鋸刃2fを軸方向に動かす 。残りの鋸刃の測定値を設定するときも、同じ手法を行う。つまり、最後に調節 された丸鋸刃が、固定された鋸刃とみなされる。 別に設けられた測定値のメモリ及びコンピュータユニットによっても丸鋸刃の セットが可能であり、またそれらを固定された共通の固定箇所に対してチェック して、誤差が増大する危険性を最小限に抑え、そのあとの測定における変更を簡 略化することができる。 図4においては、図1で説明したこの発明による切断装置により木製の厚板を 切断するところが示されている。18a〜18fの様々な切断幅が得られること が明らかに見られるであろう。 図5は油圧作動される鋸刃クランピング装置を示している。二つのクランピン グ部材21が駆動シャフト20に取り付けられており、ほぼロック用キーの形態 を有している。クランピング部材21は駆動シャフト20の対応する精密な形状 を有する軸方向に整列した溝内をピストンのようにガイドされ、シール34によ って周知の方法でシールされてオイル漏れが防止されている。クランピング部材 21は駆動シャフト20上で互いに直径を挟んだ両側に平行に配置されており、 リフトスクリュ22によってその半径方向のストロークが制限されている。駆動 シャフト20は中央に有底穴23を有している。有底穴23はその内端において 半径方向に整列された貫通穴24へ連結されている。半径方向の貫通穴24はク ランピング部材21の下側でそれぞれ終わっている。駆動シャフト20は中央の 有底穴23の出口に圧力チャンバ25を有している。圧力チャンバ25の中には ピストン26が軸方向に可動な状態で取り付けられている。ピストン26はネジ 付きボルト27によって、手動で駆動される圧力発生ボタン28へ連結されてい る。圧力発生ボタン28はマノメータ30を有してもよいし、有しなくてもよい 。マノメータ30はネジ付きボルト27の中に設けられた中央の穴31を介して 、またピストン26に設けられたチャネルを介して圧力チャンバ25へ連結され ている。ピストン26のチャネルはわかりやすくするために詳しくは示されてい ない。圧力チャンバ25とその中に取り付けられたピストン26は、駆動シャフ ト20上にねじ込まれるカバー29によって圧力気密性を保って閉じられる。ネ ジ付きボルト27はカバー29の中央に設けられたネジ穴33の中をガイドされ る。 圧力発生ヘッド28を回すことによって、ネジ付きボルト27を介してピスト ン26によって、オイルが充填された圧力チャンバ25内に油圧が発生する。こ の圧力は、中央の有底穴23と、駆動シャフト20に設けられた半径方向の貫通 穴24を介してクランピング部材21まで伝えられる。クランピング部材21は ピストンとして形成されており、あるストロークで動く。それらは丸鋸刃2a〜 2g(この図面には示されていない)を、それぞれの所望の位置でクランプする 。マノメータ30によって、サポート部材3a〜3g(同様に図示されていない )あるいは鋸刃ソケットリングがクランプされる圧力を読み取ることができる。 請求の範囲 1.少なくとも二つの丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)を 有し、これらの丸鋸刃が中央に配置された駆動シャフト(1、20)によって回 転切断運動を行い、切断幅を変えるために少なくとも一つの丸鋸刃(2a、2b 、2c、2d、2e、2f、2g)が軸方向に可動な状態で駆動シャフトに取り 付けられており、駆動シャフトに軸方向に可動な状態でディスク状のサポート部 材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g)が設けられており、少な くとも一つの丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2c、2f、2g)が各サポー ト部材に固定されて取り付けられており、丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2 e、2f、2g)の軸方向の移動が、駆動シャフト(1、20)の軸と平行に延 びていてサポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g)を貫 いて係合しているロッド(7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g、7 h、7i、7f、7k、7l)によって行われ、これらのロッドが、丸鋸刃(2 a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)が円形切断運動を行う際に駆動シャ フト(1、20)の軸のまわりの円形経路上を動く、木やその他の材料を任意の 幅に切断するための装置であって、ロッド(7、7a、7b、7c、7d、7e 、7f、7g、7h、7i、7j、7k、7l)が駆動シャフト(1、20)に 軸方向位置を固定されたガイドスピンドルとして形成されており、これらのガイ ドスピンドルは各々関連する一つのサポート部材(3a、3b、3c、3d、3 e、3f、3g)の関連するナットに螺合しており、全てのサポート部材(3a 、3b、3c、3d、3e、3f、3g)が共通の油圧クランピング片(21) によって駆動シャフト(1,20)に固定できることを特徴とする切断装置。 2.前記駆動シャフト(1、20)の軸から等しい距離において直径方向に対向 する二つのガイドスピンドル(7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g 、7h、7i、7j、7k、7l)の各々が、駆動シャフト上を一つのサポート 部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f)を移動させることを特徴とす る請求項1項記載の切断装置。 3.前記サポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f)を軸方向に 移動させるための関連する二つのガイドスピンドル(7、7a、7b、7c、7 d、7e、7f、7g、7h、7i、7j、7k、7l)の一方のトランスポー ト運動が、ギアによって同期できることを特徴とする請求項1もしくは2のいず れかに記載の切断装置。 4.前記ギアがベルトギアリングとして形成されていることを特徴とする請求項 3記載の切断装置。 5.前記ギアもしくはそれらの各々が駆動ハウジング(8)の内側に取り付けら れていることを特徴とする請求項3もしくは請求項4記載の切断装置。 6.切断幅(18a、18b、18c、18d、18e、18f)を設定するた めにスタッドアタッチメント(9a、9b)が設けられており、これらに関連す るガイドスピンドル(7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g、7h、 7i、7j、7k、7l)がスタッドアタッチメントによって駆動されてそのト ランスポート運動を行うことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項記 載の切断装置。 7.前記スタッドアタッチメント(9a、9b)が、ガイドスピンドル(7、7 a、7b、7c、7d、7e、7f、7g、7h、7i、7j、7k、71)の 延長端部から形成されていることを特徴とする請求項6記載の切断装置。 8.前記トランスポート運動が、手動によって、あるいは適当なツールを用いて モータ駆動されて、関連するスタッドアタッチメント(9a、9b)へ与えられ ることを特徴とする請求項6もしくは請求項7記載の切断装置。 9.取り付けられた丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)を含 むサポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g)の全体の組 を、関連するガイドスピンドル(7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7 g、7h、7i、7j、7k、7l)や駆動ハウジング(8)といっしよに一つ の構造ユニットとして組み付けることができ、ツールの交換の際には、ソーボッ クスと同様に、駆動シャフト(1、20)へ押し込んで固定できることを特徴と する請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の切断装置。 10.丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)がディスク状のサ ポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g)に取り付けられ て固定されるか、周知のブレードソケットリングに固定され、これらによって駆 動シャフト(1、20)を軸方向に可動に取り付けられることを特徴とする請求 項1〜請求項9のいずれか1項記載の切断装置。 11.前記クランピング部材(21)が、形状及び作用において、厳密な許容差 のスクリュに対応していることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1 項記載の切断装置。 12.前記駆動シャフト(1、20)に互いに直径方向に対向して配置された二 つのクランピング部材(21)が設けられていることを特徴とする請求項1〜請 求項11のいずれか1項記載の切断装置。 13.前記クランピング部材(21)の半径方向の移動を制限するために、リフ ト制限部材(22)さらに詳しくはリフトスクリュが設けられていることを特徴 とする請求項1〜請求項12のいずれか1項記載の切断装置。 14.油圧作用を加えるために、手動あるいはモータ駆動の可動ピストン(26 )が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1項記載 の切断装置。 15.前記油圧作用を加えるために、機械の内側あるいは外側に油圧付加装置が 設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1項記載の切 断装置。 16.前記油圧作用をモニタするためにマノメータ(30)が設けられているこ とを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか1項記載の切断装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,JP,US 【要約の続き】 り労力を要する鋸刃の取り外しを行うことなく、切断幅 の変更が可能である。丸鋸刃のためのサポート部材は、 マルチブレードの丸鋸のための周知の移動ヘッドよりも 狭い。従って、一つの軸の上により多くの丸鋸刃を取り 付けることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも二つの丸鋸刃を有し、これらの丸鋸刃が中央に配置された駆動シ ャフトによって回転切断運動を行い、切断幅を変えるために少なくとも一つの丸 鋸刃が軸方向に可動な状態で駆動シャフトに取り付けられている、木やその他の 材料を任意の幅に切断するための装置であって、 駆動シャフトに軸方向に可動な状態でディスク状のサポート部材(3、3a、 3b、3c、3d、3e、3f、3g)が設けられており、少なくとも一つの丸 鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)が各サポート部材に固定さ れて取り付けられており、丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g )の軸方向の移動が、駆動シャフトの軸と平行に延びていてサポート部材(3、 3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g)を貫いて係合しているトランスポ ートスピンドル(7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g、7h、7i 、7j、7k、7l)によって行われ、これらのトランスポートスピンドルが、 丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)が円形切断運動を行う際 に駆動シャフト(1、20)の軸のまわりの円形経路上を動くことを特徴とする 切断装置。 2.少なくとも一つのサポート部材(3g)とそれに取り付けられた鋸刃(2g )或いはそれに取り付けられた複数の鋸刃が軸方向に位置固定されていることを 特徴とする請求項1記載の切断装置。 3.個々に可動なサポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f)が それぞれ互いに独立して軸方向に移動されることを特徴とする請求項1もしくは 請求項2記載の切断装置。 4.前記駆動シャフト(1、20)の軸から等しい距離において直径方向に対向 する二つのトランスポートスピンドル(7、7a、7b、7c、7d、7e、7 f、7g、7h、7i、7j、7k、7l)の各々が、駆動シャフト上を一つの サポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f)を移動させることを 特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の切断装置。 5.前記サポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f)を軸方向に 移動させるための協働する二つのトランスポートスピンドル(7、7a、7b、 7c、7d、7e、7f、7g、7h、7i、7j、7k、7l)の一方のトラ ンスポート運動が、ギアによって同期できることを特徴とする請求項4記載の切 断装置。 6.前記ギアがベルトギアリングとして形成されていることを特徴とする請求項 5記載の切断装置。 7.前記ギアもしくはそれらの各々が駆動ハウジング(8)の内側に取り付けら れていることを特徴とする請求項5もしくは請求項6記載の切断装置。 8.切断幅(18a、18b、18c、18d、18e、18f)を設定するた めにスタッドアタッチメント(9a、9b)が設けられており、これらに関連す るトランスポートスピンドル(7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g 、7h、7i、7j、7k、71)がスタッドアタッチメントによって駆動され てそのトランスポート運動を行うことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれ か1項記載の切断装置。 9.前記スタッドアタッチメント(9a、9b)が、トランスポートスピンドル (7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g、7h、7i、7j、7k、 71)の延長端部から形成されていることを特徴とする請求項8記載の切断装置 。 10.前記トランスポート運動が、手動によって、あるいは適当なツールを用い てモータ駆動されて、関連するスタッドアタッチメント(9a、9b)へ与えら れることを特徴とする請求項8もしくは請求項9記載の切断装置。 11.取り付けられた丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)を 含むサポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g)の全体の 組を、関連するトランスポートスピンドル(7、7a、7b、7c、7d、7e 、7f、7g、7h、7i、7j、7k、7l)や駆動ハウジング(8)といっ しょに一つの構造ユニットとして組み付けることができ、ツールの交換の際には 、ソーボックスと同様に、駆動シャフト(1、20)へ押し込んで固定できるこ とを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項記載の切断装置。 12.駆動シャフトに取り付けられた軸方向に可動な丸鋸刃を半径方向及び/も しくは軸方向に固定するための、特に請求項1〜請求項11のいずれか1項記載 の切断装置のための鋸刃クランピング装置であって、 少なくとも一つのクランピング部材(21)が駆動シャフト(1、20)に取 り付けられて、油圧によって発生される力の作用によって半径方向に可動であり 、クランピング部材(21)が第1の始動位置においては丸鋸刃(2a、2b、 2c、2d、2e、2f、2g)が駆動シャフト(1、20)上を軸方向に動か すことができ、クランピング部材(21)が第2の端部位置においては丸鋸刃( 2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)が駆動シャフト(1、20)と強 制ロック係合及び/もしくはキー係合で連結されることを特徴とする鋸刃クラン ピング装置。 13.丸鋸刃(2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g)がディスク状のサ ポート部材(3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g)に取り付けられ て固定されるか、周知のブレードソケットリングに固定され、これらによって駆 動シャフト(1、20)を軸方向に可動に取り付けられることを特徴とする請求 項12記載の鋸刃クランピング装置。 14.前記クランピング部材(21)が、形状及び作用において、厳密な許容差 のスクリュに対応していることを特徴とする請求項12もしくは請求項13記載 の鋸刃クランピング装置。 15.前記駆動シャフト(1、20)に互いに直径方向に対向して配置された二 つのクランピング部材(21)が設けられていることを特徴とする請求項12〜 請求項14のいずれか1項記載の鋸刃クランピング装置。 16.前記クランピング部材(21)の半径方向の移動を制限するために、リフ ト制限部材(22)さらに詳しくはリフトスクリュが設けられていることを特徴 とする請求項12〜請求項15のいずれか1項記載の鋸刃クランピング装置。 17.油圧作用を加えるために、手動あるいはモータ駆動の可動ピストン(26 )が設けられていることを特徴とする請求項12〜請求項16のいずれか1項記 載の鋸刃クランピング装置。 18.前記油圧作用を加えるために、機械の内側あるいは外側に油圧付加装置が 設けられていることを特徴とする請求項12〜請求項16のいずれか1項記載の 鋸刃クランピング装置。 19.前記油圧作用をモニタするためにマノメータ(30)が設けられているこ とを特徴とする請求項12〜請求項18のいずれか1項記載の鋸刃クランピング 装置。
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