JP2001514911A - 成形体 - Google Patents

成形体

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JP2001514911A
JP2001514911A JP2000509322A JP2000509322A JP2001514911A JP 2001514911 A JP2001514911 A JP 2001514911A JP 2000509322 A JP2000509322 A JP 2000509322A JP 2000509322 A JP2000509322 A JP 2000509322A JP 2001514911 A JP2001514911 A JP 2001514911A
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シュスター ヴィルヘルム
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シュクラ−ゲレーテバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも1つの成形体(1)を含み、この成形体の負荷されていない三次元の固有体積形状は少なくとも1つの内蔵された隆起部を有しており、この隆起部は、成形体(1)と結合されている少なくとも1つの作用エレメント(5)によって、可変の押し力及び又は引き力の作用の下で、変位可能であり、かつ又は全体的あるいは部分的に別の三次元の体積形状に変換可能である、成形体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は多くの技術分野で使用可能である成形体、例えば椅子家具の背もたれ
において使用可能であって、例えば背もたれの隆起部をその都度椅子に座る人に
個別的に適合させることのできる成形体に関する。 DE 43 95 046 T1 から、互 いに間隔をおいた2つのバンドを有する調節可能な腰部支持体が公知であり、こ
の場合バンドの作用長が可変である。バンドの前方の表面の少なくとも一部は、
突形の湾曲を有していて、押し力を加えるエレメントから成っているプロフィー
ルを形成しており、これらのエレメントはバンドの長さを変化させることによっ
て、形状を維持しながら後方又は前方に向かって傾倒することができる。
【0002】 DE 36 20 084 A1 からは背もたれが公知であり、この背もたれは、クッション
を支え、背もたれの横方向に延びている少なくとも1つの長さ調節可能な支持エ
レメントを有している。支持エレメントを調節することによって、クッションの
背壁からの間隔の変化ひいてはクッションのわずかな隆起部変化を達成すること
ができる。
【0003】 成形体はまた、種々の成形された構造部分の支持部の構築において、品物の損
傷を防止する包装の領域内で固定のための支持部としての組み立ての際に、医学
技術において例えば寝椅子、成形外科の靴などにおいて、かつ一般的に光学的、
技術的、医学的な理由から特定の空間形状に変換可能でなければならない場合、
例えば適合可能な支持体の場合に、使用することができる。
【0004】 本発明の課題は、内蔵された隆起部を有する三次元の成形体が、簡単な形式で
出発形状と異なる種々の立体形状をとることができ、かつ又は種々の立体形状に
適合可能であり、これにより例えば充分な支持機能を果たすことができるように
することである。
【0005】 この課題は、少なくとも1つの成形体(1)を含み、この成形体の負荷されて
いない三次元の固有体積形状は少なくとも1つの内蔵された隆起部を有しており
、この隆起部は、成形体(1)と結合されている少なくとも1つの作用エレメン
ト(5)によって、可変の押し力及び又は引き力の作用の下で、変位可能であり
、かつ又は全体的あるいは部分的に別の三次元の体積形状に変換可能である成形
体によって解決される。
【0006】 本発明の有利な実施形態は従属請求項から知ることができる。
【0007】 本発明によって、その付加されていない三次元の固有形状が少なくとも1つの
隆起部、例えば任意の三角形の横断面形状を有している成形体を、力を作用させ
ることによって、別の固有形状を有する成形体に、完全に又は部分的に、変換す
ることができ、その際力を作用させること、ひいては立体的な変換は、連続的に
又は段階的に行うことができる。最大の変形は可能最大限の力を作用させる場合
に達成され、力の作用を元に戻すと、変形は元に戻り、完全な力の除去により最
初の固有形状に達する。
【0008】 作用エレメントとしては、ワイヤ、バンド、ストランド、ベルト、人工又は天
然の繊維あるいは金属繊維の編み物から成る布地、プラスチック又は金属から成
る丸棒又は成形棒、薄板条片などを使用することができ、その際充分な可とう性
の曲げやすさ及び少なくとも力の作用方向及び伝達方向で加えるべき力のために
充分な抵抗力が与えられているだけでよい。また、例えば引きエレメント又は押
しエレメントが引き方向又は押し方向で例えばばねエレメントを使用して、例え
ば緩衝のために種々の弾性を有していること、かつ又は引きエレメント又は押し
エレメントを分割して、分割された部分の間に、力を作用エレメントに加えるた
めの任意の適当な装置を挿入することも可能である。
【0009】 形状可変の成形体は、支持力を受け止めて、これを作用エレメントに伝達し、
若しくは逆に作用エレメントから力を作用せしめられるのに適した、例えば一部
分又は複数部分の立体的な部材であることができる。成形体はプラスチックから
、特に発泡プラスチックから、成ることができ、クッション体として構成するこ
とができ、また変形不能な部分を含むことができる。成形体は、やはり成形体を
形成する個々のエレメントから成ることができ、これらのエレメントは個々に、
あるいは複数でまとまって相対運動することができ、あるいは相互に不動に配置
されることができ、その際保持体又は支持体に配置すること、あるいは可とう性
のカバーで覆うこと、あるいは可とう性のケース内に配置することも可能であり
、ケースは弾性的であることもできる。成形体の変形可能な部分は固形の部分、
例えば木材、金属あるいはプラスチックから成る芯体に配置するか、あるいは多
数の相互に可動の固形部分から成ることができる。保持体又は支持体としては例
えば背もたれ、座席、寝椅子、光学的その他の宣伝手段、パネル、カムフラージ
ュ装置、工具、工具装置、支持構造体及びすべての種類の枠、マットレス、ベッ
ド枠、梱包容器あるいはコンテナ、その他多くのものが役立つ。成形体は個々の
固形のセグメントから成ることもでき、これらのセグメントは、ばらに並べて、
あるいは関節的に、作用エレメント、支持体、保持体などと結合されている。支
持体、保持体とセグメントとは例えばプラスチックから一体に製作することもで
きる。
【0010】 加えるべき力を変化させるために、力を作用エレメントによって成形体に作用
させることのできる任意の装置が役立つことができ、その際作用エレメントは緩
めることも、緊張させることもできる。単数又は複数の成形体に押し力を作用さ
せることを可能にする配置も可能である。この装置は機械的に、あるいはモータ
で駆動することができ、直接的に操作、あるいは例えばボーデンケーブル又は連
桿によって、あるいはまた空気力式に、油圧式に、電気的にあるいは火花により
、遠隔操作することができる。
【0011】 成形体と単数又は複数の作用エレメントとの結合は任意の形式で、例えば接着
、溶接、鋲着などによって行うことができる。例えば成形体が閉じたケース内に
配置されているような場合には、単に摩擦だけによって結合を行うこともできる
【0012】 以下においては本発明の本質を実施例に基づいてより詳細に説明する。
【0013】 図1において、本発明の基本原理が形状変化可能な成形体1によって、3つの
異なった形状で示されている。成形体1は図1のAでは休止位置で、換言すれば
それに内在する固有形状で示されており、この内在する固有形状は実施例では平
らな基面2と隆起部3とから成っており、実施例では横断面が対称的な丸みをつ
けた等脚三角形として形成されているが、非対称的であってもよい。隆起部3に
沿って、例えば弾性的な接着剤であることができる結合手段4、例えば可とう性
の引きバンド6の形の任意の作用エレメント5が固定されている。形状可変で弾
性的な成形体1は長手方向(図1のAにおいて上方から下方に向かう方向)では
わずかに伸長可能に構成されており、これに対し横方向ではほとんど抗圧性であ
る。引きバンド6に一端部において引き力が加えられ、その際成形体の後方の他
方の端部の位置が固定されているか、あるいは両方の端部に引き力が加えられる
と(図1のBの矢印を見よ)、引きバンド6は伸び運動を開始し、成形体1を弾
性的に変形させながら、成形体を前方に押し、成形体は図1のCに示した最終位
置に達し、この最終位置では成形体1は出発位置に対して鏡像対称的な形状を有
しており、換言すれば隆起部3′はこの場合出発位置に対して逆の側に向いてい
る。引き力がゆっくりと、あるいは瞬間的に、減少せしめられ、最後に消滅せし
められると、成形体1はその固有張力・固有弾性の下で、図1のCに示した形状
から図1のAに示した出発形状に戻る。引き力をゼロから、引きバンド6が完全
に伸ばされている値までの間で調節することによって、両方の出発位置の間で成
形体1の任意の位置、つまり隆起部を調節することができる。
【0014】 図2に2つの位置で示した実施例は、例えばくぼみ状の湾曲部8を有するシャ
ーレの形の支持構造体7を備えた椅子の背もたれを示す。湾曲部8の上方で引き
ベルト9の形の作用エレメント5が固定されており、引きベルトは緩められると
湾曲部8内に接触し得るように構成されている。湾曲部の端部範囲又は下方には
、引きベルト9に力を伝達することができる装置10がシャーレに固定されてい
る。この装置10は例えば引きバンド6又は引きベルト9あるいはまたロープあ
るいは布地条片のための巻き取り装置であることができる。シャーレの内部には
背支えの形の成形体1が配置されており、その際背支えは隆起部3を有しており
、この隆起部はその形が湾曲部8に相応しており、若しくは湾曲部8の形が隆起
部に相応している。特に背支えの、シャーレの湾曲部8の上方及び下方の部分に
ある隆起部のない部分は、取り外し可能に、あるいは不動に配置しておくことが
できる。取り外し可能な結合は例えばマジックテープあるいはスナップによって
実現可能である。隆起部3の範囲における引きベルト9の固定を考える必要はな
い。それは成形体1との間に摩擦接触があるからである。背支持体に内在する出
発形状において隆起部3は、引きベルト9と同じように、シャーレの湾曲部8内
に接触している。ところで脊椎支えとして役立つ成形体1を、背もたれを利用す
る人の具体的な形状に個々に適合させる場合には、引きベルト9が巻き取り装置
の形の装置10によって巻き取られ、これによって引きベルトは緊張せしめられ
、図2のBの最終状態で示した直線状に伸びた位置を占める。巻き取りの際に、
連続的に隆起部3が湾曲部8がら出されて、外方に向かって変位せしめられ、成
形体1は最終状態において図2のBに示した今や外方に向いた隆起部3′を有す
る。巻き取り装置によって引きベルト9が再び繰り出されると、背支持体の隆起
部はその固有弾性に基づいて、あるいは張り力などによって、再び最初に定めら
れていた出発形状及び出発位置に戻る。図示していない固定器若しくは自己制動
性の緊張装置によって、巻き取りひいては引きベルト9上に加えられる引き力を
任意の位置で係止することができ、さひたがって個別的な適合を固定することが
できる。
【0015】 簡単な図示していない実施例は、隆起部が作用エレメントとして役立つ例えば
布地から成る帯状体と結合されている図1に示したような成形体から成っている
。布地帯状体の上方の自由端部は例えば横材に固定され、かつ成形体の下方で巻
き取り装置が位置固定され、この巻き取り装置によって布地帯状体の巻き取り及
び繰り出し、ひいては布地帯状体の緊張及び成形体の形状変化も可能である。
【0016】 図3に示した頭部支えを有する背もたれは、発泡せしめられた剛性の背部分の
形の支持構造体7′から成り、この背部分の上方の範囲に頭部支えが配置されて
おり、支持構造体は中空室11を有しており、この中空室はなかんずく形状変更
可能な成形体1を収容するために役立つ。この場合力を加えるための装置10は
自己制動性であって、ボーデンケーブル装置12を備えており、その際引きロー
プ13の一部は成形体1の隆起部3と結合されている。引きロープ13は2つの
転向点14,14′を回って導かれている。ボーデンケーブル装置12は力を加
えるための任意の装置10、この場合引きロープ13を短縮及び延長させる装置
、すなわち成形体1の所望の形状変化を前述のように生ぜしめる装置を備えるこ
とができる。利用者がよりかかる側において、安定した背部分に、中空室11及
び成形体1を覆う可とう性のカバー15が配置されており、このカバーはクッシ
ョンとしてまた緩衝のために役立つことができ、成形体1にルーズに接触してい
るか、あるいは成形体と結合しておくことができる。
【0017】 別の変化実施例においては、上方の端部か下方の端部において、あるいは両方
の端部において、引きバンド若しくはベルトが保持体のところで転向せしめられ
て、背側で案内される。両方の転向点14,14′によって、作用力を加えるた
めの装置10を背後の範囲内に、換言すれば隠して、配置することも可能である
。有利には転向によって高められる摩擦を、例えば軸上に配置されたローラ体の
ような適当な手段によって減少させることができる。図3に示すように、上方及
び下方において転向せしめられる場合には、その都度調節された成形体1の変化
せしめられた形状を維持しながら、成形体を上下に動かすことも可能である。こ
のことは例えば、引きロープ13のための転向点の1つ14あるいは14′を、
例えば引きロール13を場合により完全に巻き掛けて案内する回転可能なブッシ
ュを使用して、回転支承部(図示せず)として構成することによって行うことが
できる。この場合、場合により適当な補助手段を介してブッシュを回転させるこ
とによって、成形体1の上下調節を行うことができ、その際力を加えるための装
置10がこの運動を妨げないようにしなければならない。力を加えるための装置
10自体を上下に可動に配置し、その上下運動によってその都度所望の高さ調節
を実施可能にすることもできる。
【0018】 図4においては、背もたれの2つの実施例が示されている。図4のAに示した
実施例は独立したモジュールであり、例えば全体として椅子枠内に工具なしに係
止、例えば引っ掛けることができる。図4のBに示した実施例は移動可能な運搬
可能な背もたれとして構成されている。これらの背もたれの成形体1は形状及び
機能が既に述べた成形体と同じであり、以下においては単に相違点だけについて
述べる。両方の例においては、作用エレメント5も引きエレメント6として設け
られており、この引きエレメントはここではフック状に構成されている上方の縁
部16(図4のA)において固定されている。フック状の縁部16は例えば横棒
17に引っ掛けることができ、この横棒は例えば椅子枠(支持構造体7)に所属
している。引きエレメント6の下方の端部は、力を加えるための装置10と結合
しており、この装置は偏心盤を有する巻き取り装置として構成しておくことがで
きる。偏心盤によって調節特性を、例えば最初は小さな力で早く、次いで増大す
る力でゆっくりとした調節特性に変化させることができる。フック状の縁部16
は背壁7′と結合しておくか、あるいはこれと一体に構成しておくことができる
。背壁7′の下端部に、若しくは椅子枠にフック18、クリップ、環状部などが
配置されており、これによってモジュールを椅子枠に、有利には工具なしに、固
定することができる。モジュールは任意の支持構造体を、背壁なしにも、有する
ことができる。
【0019】 図4のBに示した実施例においては、背壁7′及び立て足20、例えばシュー
など、を有する1つの閉じた、しかし少なくともU形の枠19が設けられている
。この枠19は湾曲部8が内蔵されているシャーレとして構成することもできる
。上方の端部において、作用エレメント5,例えば布地帯状体が保持棒21に固
定されており、この保持棒は布地帯状体を枠19内に導入するための透き間23
を有する管22内に押し込み可能である。作用エレメント5は並べて配置された
複数の引きベルトから成ることもでき、その際これらの引きベルトの、例えば巻
き取り装置上での固定は、種々の外径を有する軸区分に対して行うことができ、
したがってこれらの軸区分に共通の軸を回転させると、引きベルトは種々の速度
で巻き取り可能であり、このことは、横方向で成形体1にある程度の影響を及ぼ
すことができ、例えば側方支えを生ぜしめることができる。複数の巻き取り装置
を設けて、これらの巻き取り装置を個々に、あるいは、任意にまとめて、操作す
ることも可能である。もちろん作用エレメントを横方向にも作用させて、背もた
れの横断面に影響を及ぼすこともできる。
【0020】 自明なように、前述のすべての実施例において、例えば巻き取り装置あるいは
緊張装置のような、力を加えるための装置10は、背もたれの上端部に配置する
こともでき、操作を離れた箇所から、例えばボーデンケーブル装置によって行う
ことができる。電気式、油圧式あるいは空気力式のモータによる駆動装置も使用
することができる。巻き取り装置あるいは緊張装置は、スクリュー、ねじ山、偏
心盤などを使用して、自己制動性の性質を有することができ、ハンドル車あるい
はまたレバーによって調節する場合に、この自己制動性の性質は、特別に操作さ
れる固定器あるいは解離可能な係止装置を使用しなくても、任意の所望の位置に
おける係止を自動的に保証する。
【0021】 図5は、形状変形可能な成形体1によって成形外科的な支持を行う靴を示す。
この場合、例えば緊張ロープ24の形の作用エレメント5の調節は切り替え可能
かつ係止可能な巻き取り装置25(図5のB)若しくはねじスピンドル26を有
するボーデンケーブル装置によって行うことができる。成形体1は可とう性の足
底27によって覆われている。
【0022】 図6においてはマットレスが示されており、このマットレスは縦方向で2つの
形状変更可能な成形体1,1′を有しており、その1つは頭部範囲に、別の1つ
は骨盤の範囲に配置されている。この場合枠エレメントが設けられており、この
枠エレメントに、作用エレメント5及び又は力を加えるための装置10が固定可
能であり、その際場合によっては転向部及び支持部を設けておくことができる。
マットレスは部体、例えば発泡せしめられた部体も有しており、この部体内に成
形体1及び1′のための湾曲部8,8′及び又は空所が設けられており、更に閉
じられたカバー15が設けられている。
【0023】 図7は、ベッド枠の内部における本発明の適用を示し、その際縦方向で3つの
形状変化可能な成形体1,1′,1″が設けられており、簀の子に類似した作用
を可能にしている。
【0024】 図8は椅子の背もたれの鉛直断面図(図8のA)を示し、この背もたれ内には
高さ方向及び横方向に形状変形可能な成形体1が設けられており、この成形体に
所属して、横方向に向いた引きバンド6′,6″の形の作用エレメント5が、横
断面(図8のB及びCを見よ)においても形状変化を達成するために、設けられ
ており、その際横方向では単に1つの作用エレメントあるいは別のこのような作
用エレメントを設けておくことができる。
【0025】 図9は、2つのブーメラン状の形状変形可能な成形体1,1′を有する梱包容
器28の横断面を示し、これらの成形体の翼はそれぞれ梱包容器28の互いに隣
り合う壁に接触している(固有形状)。成形体1,1′の壁に接触している面に
は作用エレメント5として引きバンド6,6′が配置されており、これらの引き
バンドは一方の端部において、両方の成形体1及び1′が互いに遭遇する梱包容
器28の角29,29′の近く(図9のA)において固定されており、かつ他方
の端部において、力を加えるための装置10としての自己制動性の緊張装置又は
巻き取り装置内に導入されている。一方又は両方の成形体1,1′には、切り込
み30及び又はくさび形の透き間を設けておくことができ、これらの切り込み及
び透き間はその都度の搬送物31の形状への可変の成形体1,1′のより良好な
適合を可能にし、若しくは形状変化を容易ならしめる。図9のBにおいては、3
つの異なった搬送物31の形状変化可能な成形体1,1′による搬送固定が示さ
れている。自明なように、特定の目的のために、単に1つのあるいは多数の成形
体1を任意の形状の梱包容器28のために使用することが可能である。変化可能
な成形体1,1′の出発形状も任意の梱包物31にあらかじめ適合させておくこ
とができる。
【0026】 これまで説明した大部分の実施例においては、所定の変化可能な成形体の変化
は単にその負の形状若しくは鏡像対称的な形状に行われ、換言すれば形状変化は
実際上それ自体内における移動である。以下においては単数の付加的な変化若し
くは複数の付加的な変化が、重ねられる力作用によって行われる例について説明
する。
【0027】 図10においては、作用エレメント5の互いに間隔をおいた2つの作用箇所3
2及び33における力の作用が示されており、これによって実施例では隆起部3
の頂点がSからSに、及び逆の方向に、所定の出発形状に応じて、可能であ
り、その際互いに間隔をおいた2つの作用箇所32及び33において任意の組み
合わせの引き力、場合により押し力も、異なった強さで作用エレメント5に加え
、若しくは取り除くことができる。これによって成形体1の形状変化を広範囲に
異ならせることができ、作用箇所32,33の位置及び又は数を変化させて、更
に形状変化を異ならせることができる。別の作用エレメント5を設けて、任意の
別の方向に力を伝達し、これにより成形体1を更に変形させることも可能であり
、その際例えば振動運動及び又はマッサージ運動のような別の主作用及び幅作用
が達成可能である。
【0028】 図11においては、縦方向に伸長可能なばね作用を有する部体の形の成形体3
4が示されており、この成形体は、横方向で剛性のほぼ平行な、襞高さが増大し
、次いで再び減少するばね作用を有する襞から構成されており、換言すればこの
成形体はその出発形状において真っ直ぐな基面2と隆起部3とを有している。図
示の実施例では、成形体34に所属する作用エレメント5、引きバンド6は2つ
の転向点14,14′を回って導かれており、その際引きバンド6の両方の端部
6a及び6b(図11のCおよびDを見よ)は、これらの端部6a及び6bの相
互間隔を調節する装置35を介して互いに結合されている。付加的に一方の転向
点14又は14′は他方の転向点に関して間隔を調節可能に配置されている。両
方の転向点14,14′が、図11のAに示すように、可及的に接近して位置し
ている場合には、引きバンド6は弛緩せしめられており、成形体34はその所定
の出発状態にある。この場合その都度の最終襞は作用エレメント5に錨着してお
くことができる。例えば一方の転向点を形成する転向ローラの軸を変位させて、
転向点14,14′の間隔を増大するように変化させることによって、作用エレ
メント5は伸長して、成形体34を縦方向に伸長させることもできる。この変化
は付加的にあるいは単独に、既に述べたように、バンド端部6a及び6bの間隔
を調節することによって行われる。2つの可能な変化形が図11のC及びDに示
されており、これら両方の変化形はボーデンケーブル装置を備えた調節機構を有
している。両方の転向ローラの一方が固有の軸を中心にして回転せしめられると
、逆向きにされた隆起部3′の変位が生ぜしめられる。
【0029】 図12においては、成形体を変化させ、成形体36の変位せしめられた隆起部
3′の頂点を付加的にしゅう動させる装置の別の変化形が示されている。この場
合成形体36は複数のセグメント37から成り、これらのセグメントは任意の可
とう性のパッド38に互いに間隔をおいて関節的に取り付けられており、その際
これらのセグメントの他方の端部はやはり関節的に可とう性の作用エレメント5
に取り付けられている。この場合セグメント37は水平面に対して角度をなして
配置されている。図示の実施例では、水平面に対する個々のセグメント37の高
さは、それらの頂点が円弧、換言すれば隆起部3を描くように、選ばれている。
作用エレメント5が一方の端部を固定されていて、他方の端部に、作用エレメン
トが完全に伸長せしめられるまで、引き力を作用せしめられると、単に隆起部3
′が逆の側に変位せしめられるだけでなしに、頂点のしゅう動も生ぜしめられ、
このしゅう動はセグメントの角度位置及び湾曲部8から伸長位置への作用エレメ
ント5の変位に基づくものである(図12のBを見よ)。固定点の配置及び作用
エレメント5 の引き方向を切り替えると、頂点のしゅう動は逆の方向に行われ る(図12のCを見よ)。
【0030】 図13に示した実施例は図12について説明したものと類似の構造を有してい
るが、この場合設けられている成形体39においては、中央線に関して右側のセ
グメント37′と左側のセグメント37′とが対称的に、水平面に対して互いに
逆の角度で配置されていて、作用エレメント5若しくはパッド38に関節的に結
合されている。一様な隆起は、両方の端部から作用エレメント5に一様な引き力
が加えられることによって達成される。一様でない引き力が両方の端部から加え
られると、やはり頂点の一定の限度内での変位を達成することができる。
【0031】 図14に示した実施例では、成形体39は図13に示した構成を有している。
しかしながらこの場合作用エレメント5は両方の端部に固定されており、中央に
おいて互いに逆の角度配置の両方のセグメント37′の間で分離されており、こ
れらの分離された端部の間隔を調節する装置35′を備えている。両方の端部が
接触していると、換言すれば間隔がゼロであると、図14のBに示した成形体3
9′の隆起状態が達成される。
【0032】 図15においては成形体40の実施例が示されており、この成形体は個々のセ
グメント37″から成っており、これらのセグメントは互いに自由に可動に、し
かし互いに支えられて、下方に向いている隆起部3を形成している。成形体40
の下側では作用エレメント5が、隆起部3に相応する湾曲部8内に配置されてお
り、成形体40の上側では可とう性のカバー15がある。カバー15と作用エレ
メント5とによって、閉じられた成形体40を形成しているこの実施例では、作
用エレメント5とも、またカバー15とも、結合する必要はない。それは、個々
のセグメント37″が互いに接触していて互いに支え合っており、下方から作用
エレメント5によって保持されるからである。この実施例においては、有利には
引き力は両方の端部に加えられる。図15のBにおいては、作用エレメント5の
伸長によって変化せしめられた隆起エレメント40が示されており、その隆起部
3′は出発位置とは逆の方向に向いている。
【0033】 図16に示した成形体41の実施例においては、単個セグメント37′″が魚
骨状に配置されており、作用エレメント5は上方のセグメント37′″と下方の
セグメント37′″との間でこれらのセグメントと、場合により「縦方向のスリ
ップ」をもって、関節的に結合されて、配置されている。セグメント37′″の
自由端部は、成形体41を取り囲んでいる可とう性のケース42内で関節的に固
定されている。一端部において最後のセグメント対と関節的にスリップをもって
結合されている作用エレメント5に力を加えると、16図のA及びCの休止位置
では極めて扁平である成形体41をバルーン状の部体(図16のB及びDを見よ
)に変換することができる。湾曲部若しくは空所が何ら存在しておらず、成形体
41が例えば平らな面上に配置されており、かつ片側から引き力が作用せしめら
れる場合には、成形体41は図16のCに示した出発位置から図16のDに示さ
れているような最大のバルーン状の形状に変化する。この場合作用エレメント5
は直線ではなく、曲線を形成する。
【0034】 図17及び18に示した形状変化可能な成形体の実施例は、例えば平面上ある
いは任意の湾曲面上で機能するもので、換言すれば成形体がその中に導入可能若
しくは最初に配置されている湾曲部が存在していない状態で機能するものである
。図17においてはプレート44が示されており、このプレート上に成形体43
が配置されており、この成形体は互いに間隔をおいてプレート44に関節的に取
り付けられている種々の高さのセグメント37から成っており、これらのセグメ
ントの自由端部は関節的に作用エレメント5に結合されており、場合によっては
作用エレメント上にカバー15を配置しておくことができる。図17のAに示し
た休止位置では、成形体43はその最も扁平な形状になっており、換言すればそ
の出発形状になっている。作用エレメント5に引き力が図17のBの矢印の方向
に加えられると、セグメント37は起立し、成形体43は隆起せしめられる。セ
グメント37がプレート44上で垂直になると、隆起の頂点は最大の高さになる
。頂点の高さが最大に達する場合には、セグメント37を旋回させるために、例
えばばね力又は推力のような戻し力を設けておかなければならない。
【0035】 図18に示した成形体45の実施例は図17に示したものと同じように構成さ
れている。この場合セグメント37は、図17の実施例におけるようにプレート
44上に直接に取り付けられているのではなしに、作用エレメント5としての、
有利には曲げに対して剛性の作用手段上に互いに間隔をおいて取り付けられてい
る。この場合、プレート44は作用エレメント5例えば引き棒46の支持部及び
又は案内部として役立つ。セグメント37の自由端部はこの場合カバー15に関
節的に取り付けられている。引き力が図18のBの矢印の方向に加えられると、
セグメントが起立せしめられ、その長さ寸法及び配置に相応して隆起した成形体
が形成される。形状が剛性的な作用エレメント5を使用する場合には、作用エレ
メントが更に動くと、再び隆起が減少せしめられ、セグメント37が再び、図1
8のAに示した位置とは逆の方向ではあるが、互いに接触する状態になる。カバ
ー15が固有の弾性を有している場合、換言すれば力をセグメント37に作用さ
せることができる場合には、作用エレメント5は任意の可とう性の抗張性の材料
から成ることができる。それは、その場合、場合により生じている自己制動作用
が適当な手段によって解除されれば、出発位置へのセグメント37の戻しをカバ
ー15の弾性及び緊張力によって生ぜしめることができるからである。
【0036】 図16〜18にに示した実施例によって、成形体の形状変化をその体積を増大
させて実施することができる。
【0037】 以上述べた個々の部材及びまた機能的に同じような部材は成形体を製作するた
めに任意に組み合わせることができ、また以上述べた成形体は任意に組み合わせ
て、ユニットにまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 形状可変の成形体の実施例を3つの位置で概略的に示した図である。
【図2】 形状可変の成形体を有する背もたれの一部の横断面図である。
【図3】 形状可変の成形体を有する別の背もたれの横断面図である。
【図4】 取り付けモジュールとしての、及びばらのクッションとしての背もたれの別の
2つの実施例の横断面図である。
【図5】 形状可変の成形体を有する靴の横断面図である。
【図6】 2つの形状可変の成形体を有するマットレスの横断面図である。
【図7】 3つの形状可変の成形体を有するベッドの横断面図である。
【図8】 作用エレメントが高さ方向並びに横方向に作用する1つの、縦方向、高さ方向
及び横方向に延びる成形体を有している椅子背もたれの縦断面図(A)及び2つ
の横断面図(B、C)である。
【図9】 極めて種々異なる搬送物を安定にするための2つの形状可変の成形体がその中
に配置されている搬送容器を示した図である。
【図10】 2つの場所をずらせた箇所において形状及び頂点をずらしかつ変化させるため
に作用エレメントが作用している1つの成形体を示した図である。
【図11】 縦方向に伸長可能でかつ横方向に剛性で抗圧性の成形体を示した図である。
【図12】 間隔を隔てたセグメントを有し、成形体形状及び体積が可変である成形体を示
した図である。
【図13】 間隔を隔てたセグメントを有している成形体の第2実施例を示した図である。
【図14】 間隔を隔てたセグメントを有し、成形体形状及び体積が可変である成形体の第
3実施例を示した図である。
【図15】 ケース内で互いに接して配置されたセグメントを有している成形体を示した図
である。
【図16】 魚骨状に配置されたセグメントを有し、成形体形状及び体積が可変である成形
体を示した図である。
【図17】 間隔を隔てたセグメントを有し、成形体形状及び体積が可変である成形体の第
4実施例を示した図である。
【図18】 間隔を隔てたセグメントを有し、成形体形状及び体積が可変である成形体の第
5実施例を示した図である。
【符号の説明】
1 成形体、 1′ 成形体、 1″ 成形体、 2 基面、 3 隆起部、
3′ 隆起部、 4 結合手段、 5 作用エレメント、 6 引きバンド、
6′ 引きバンド、 6″ 引きバンド、 6a バンド端部、 6b バンド
端部、 7 支持構造体、 7′ 支持構造体(背壁)、 8 湾曲部、 8′
湾曲部、 9 引きベルト、 10 力作用装置、 11 中空室、 12
ボーデンケーブル装置、 13 引きストランド、 14 転向点、 14′
転向点、 15 カバー、 16 縁部、 17 横棒、 18 フック、 1
9 枠、 20 立て足、 21 保持棒、 22 管、 23 透き間、 2
4 緊張ストランド、 25 巻き取り装置、 26 ねじスピンドル、 27
足底、 28 梱包容器、 29 角、 29′ 角、 30 切り込み、
31 搬送物、 32 作用箇所、 33 作用箇所、 34 成形体、 35
装置、 35′ 装置、 36 成形体、 37セグメント、 37′ セグ
メント、 37″ セグメント、 37′″ 単個セグメント、 38 パッド
、 39 成形体、 39′ 成形体、 40 成形体、 41 成形体、 4
2 ケース、 43 成形体、 44 プレート、 45 成形体、 46 引
き棒、S 頂点、 S 頂点
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月10日(2000.2.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 DE 33 24 655 A1からバンドディスク支持体を有する椅子が公知であり、この バンドディスク支持体は背もたれクッションに作用する調節可能なばね薄板を有
しており、その際ばね薄板は上方及び下方の範囲において異なった曲げ剛性を有
している。 WO 94/08492からはシールドを有する調節可能な背部支持体が公知であり、こ の背部支持体は、個々に調節可能な上方及び下方の緊張エレメントによって調節
可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 この課題は、少なくとも1つの成形体(1)を含み、この成形体の負荷されて
いない三次元の固有体積形状は少なくとも1つの、片側に内蔵された隆起部を有
しており、かつ、隆起部に沿って成形体(1)と結合されている少なくとも1つ
の可とう性の作用エレメント(5)によって、可とう性の作用エレメント(5)
に対する可変の押し力及び又は引き力の作用の下で、変位可能であり、かつ又は
全体的あるいは部分的に、それ自体の内部のしゅう動によって別の三次元の体積
形状に変換可能である成形体によって解決される。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの成形体(1)を含み、この成形体の負荷さ
    れていない三次元の固有体積形状は少なくとも1つの内蔵された隆起部を有して
    おり、この隆起部は、成形体(1)と結合されている少なくとも1つの作用エレ
    メント(5)によって、可変の押し力及び又は引き力の作用の下で、変位可能で
    あり、かつ又は全体的あるいは部分的に別の三次元の体積形状に変換可能である
    、成形体。
  2. 【請求項2】 成形体がそれに変換可能である成形体(1)の別の三次元の
    体積形状の1つが、負荷されていない体積形状に対して鏡像対称的な体積形状で
    あることを特徴とする、請求項1記載の成形体。
  3. 【請求項3】 作用エレメント(5)が可とう性に、かつ直線状にほとんど
    伸長不能に、構成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の成形体。
  4. 【請求項4】 作用エレメント(5)が引きエレメント(6)であることを
    特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の成形体。
  5. 【請求項5】 各作用エレメントが少なくとも1つの支持構造体(7)に、
    力作用を変化させ得るように、配置されていることを特徴とする、請求項1から
    4までのいずれか1項記載の成形体。
  6. 【請求項6】 支持構造体(7)が枠であることを特徴とする、請求項1か
    ら5までのいずれか1項記載の成形体。
  7. 【請求項7】 複数の作用エレメント(5)が種々の方向で成形体(1)に
    作用することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の成形体。
  8. 【請求項8】 複数の作用エレメント(5)が種々の箇所で成形体(1)に
    作用することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の成形体。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの作用エレメント(5)が支持構造体(7)
    において方向変更せしめられていることを特徴とする、請求項1から8までのい
    ずれか1項記載の成形体。
  10. 【請求項10】 方向変化が回転可能な転向ローラによって行われることを
    特徴とする、請求項9記載の成形体。
  11. 【請求項11】 成形体に所属して湾曲部(8)又は中空室(11)が設け
    られており、この湾曲部又は中空室内に成形体(1)が全体的に又は部分的に、
    単数又は複数の作用エレメント(5)に加えられる力の変化の際に、入り込むこ
    とができ、若しくはこの湾曲部又は中空室内に配置されることを特徴とする、請
    求項1から10までのいずれか1項記載の成形体。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの作用エレメント(5)の加えるべき力が
    無段階に調節可能であることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1
    項記載の成形体。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの作用エレメント(5)の力が段階的に調
    節可能であることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の成
    形体。
  14. 【請求項14】 複数の作用エレメント(5)の加えるべき力が一緒に調節
    可能であることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1項記載の成形
    体。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの作用エレメント(5)の加えるべき力が
    自己制動的に調節可能であることを特徴とする、請求項1から14までのいずれ
    か1項記載の成形体。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの成形体(1)が変形可能でない部分を含
    んでいることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか1項記載の成形体
  17. 【請求項17】 少なくとも1つの作用エレメント(5)が少なくとも1つ
    の弾性的な部分片を有していることを特徴とする、請求項1から16までのいず
    れか1項記載の成形体。
  18. 【請求項18】 少なくとも2つの成形体(1,1′)が結合エレメントを
    介して互いに結合されていることを特徴とする、請求項1から17までのいずれ
    か1項記載の成形体。
  19. 【請求項19】 複数の成形体(1,1′)が一緒に少なくとも1つの方向
    で変換可能であることを特徴とする、請求項1から18までのいずれか1項記載
    の成形体。
  20. 【請求項20】 単数又は複数の成形体が作用エレメント(5)によって時
    間をずらして変換可能であることを特徴とする、請求項1から19までのいずれ
    か1項記載の成形体。
  21. 【請求項21】 単数又は複数の成形体が作用エレメント(5)によって場
    所をずらして変換可能であることを特徴とする、請求項1から20までのいずれ
    か1項記載の成形体。
  22. 【請求項22】 1つの作用エレメント(5)に加えるべき力が機械的に及
    び又は電気的に及び又は空気力で及び又は液力で、直接的又は間接的に加えられ
    ることを特徴とする、請求項1から21までのいずれか1項記載の成形体。
  23. 【請求項23】 成形体(1)が縦方向でわずかに伸長可能であり、横方向
    で抗圧性であることを特徴とする、請求項1から22までのいずれか1項記載の
    成形体。
  24. 【請求項24】 伸長可能性が成形体内の切り込み(30)によって補助さ
    れていることを特徴とする、請求項1から23までのいずれか1項記載の成形体
  25. 【請求項25】 成形体が複数のセグメント(37)から成っていることを
    特徴とする、請求項1から22までのいずれか1項記載の成形体。
  26. 【請求項26】 セグメント(37)が少なくとも1つの方向で剛性に構成
    されていることを特徴とする、請求項25記載の成形体。
  27. 【請求項27】 セグメント(37)が互いに結合されていることを特徴と
    する、請求項25又は26記載の成形体。
  28. 【請求項28】 セグメント(37)が可動に、少なくとも1つの付加部分
    を介して結合されていることを特徴とする、請求項25から27までのいずれか
    1項記載の成形体。
  29. 【請求項29】 付加部分が作用エレメント(5)又はパッド(38)又は
    ケース(42)又はプレート(44)であることを特徴とする、請求項28記載
    の成形体。
  30. 【請求項30】 セグメント(37)が種々異なる寸法、特に高さ寸法を有
    していて、角度調節可能に配置されていることを特徴とする、請求項25から2
    9までのいずれか1項記載の成形体。
  31. 【請求項31】 セグメント(37)が少なくとも2つの部分から成ってい
    て、互いに関節的に結合されていることを特徴とする、請求項25から30まで
    のいずれか1項記載の成形体。
  32. 【請求項32】 付加部分及びセグメントが一体に構成されていることを特
    徴とする、請求項28から31までのいずれか1項記載の成形体。
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