JP2001514167A - 細胞増殖抑制薬およびコレステロール低下剤としての置換ベンゼン化合物 - Google Patents

細胞増殖抑制薬およびコレステロール低下剤としての置換ベンゼン化合物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は新規な親電子芳香族誘導体に関する化合物、組成物および方法、および薬理学的活性製剤としてのその使用を提供する。組成物は、病的症状、特に癌、乾癬、血管再狭窄、細菌感染、動脈硬化症や高コレステロール血症などの疾病の治療における医薬として、またそのような医薬開発のためのリード化合物として特に有用である。組成物は一般式(I)の化合物を含有する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は置換ベンゼン誘導体およびその類縁体、および血漿コレステロール値
を低下させ異常細胞増殖を阻害することができる薬理学的活性を有する薬剤とし
てのその使用に関する。
【0002】
【背景技術】
動脈硬化症はアメリカ合衆国における主たる死因の一つである。この疾病は動
脈壁に過剰なコレステロールが蓄積し、血流を阻害し血餅形成を促進するプラー
クを形成することにより発症し、ついには心臓発作、脳卒中および跛行を引き起
こす。これらのコレステロール沈着の主たる供給源は、血中に存在する低密度リ
ポタンパク(LDL)粒子である。動脈中のLDL濃度とプラーク形成の間には、
直接的な相関関係がある。LDL濃度は、LDL粒子に結合し、LDL粒子を血
中から細胞内部に移す働きがある活性LDL細胞表面受容体の供給により主に調
節されている。依って、LDL受容体発現をアップ・レギュレーションすること
は重要な治療上の標的となる。 リポタンパク障害は、以前は高リポタンパク血症と呼ばれ、正常値より高いリ
ポタンパク濃度の上昇として定義されていた。高リポタンパク血症はコレステロ
ール、トリグリセリド、あるいは両者の上昇を起こし、それらの動脈硬化症や膵
臓炎への関与により臨床的に重要である。
【0003】 リポタンパクは脂質とプロテインの球面生体高分子複合体である。リポタンパ
クの脂質構成分子はエステル化、あるいは非エステル化(遊離)コレステロール、
トリグリセリド、およびリン脂質である。リポタンパクはコレステロールとトリ
グリセリドを吸収・合成場所から利用場所に運ぶ。コレステロールエステルおよ
びトリグリセリドは非極性であり、様々な割合でリポタンパクの疎水性コアを構
成する。リポタンパクの表面膜は、遊離コレステロール、リン脂質、アポリポタ
ンパクなどの極性構成分子を含み、これらの粒子の血漿中での混和を可能にする
【0004】 コレステロールは肝臓での胆汁酸の合成、細胞膜の製造・補修、およびステロ
イドホルモンの合成に用いられる。コレステロールには外因性および内因性両者
の供給源がある。平均的アメリカ人は一日約450mgのコレステロールを摂取
し、さらに肝臓や他の組織で500mg〜1,000mgを作り出す。もうひと つの供給源として、腸管に毎日分泌される500から1,000mgの胆汁性コ レステロールがあり、その約50パーセントは再吸収(腸肝循環)される。内因性
コレステロール合成の律速酵素は3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素
A(HMG−CoA)還元酵素である。グリセロールの基幹と様々な長さと様々な
飽和度の3つの脂肪酸から構成される非極性脂質であるトリグリセリドは、脂肪
組織での貯蔵とエネルギーに用いられる。
【0005】 リポタンパクは大きさ、密度、電気泳動性、脂質およびプロテイン組成により
分類される。超低密度リポタンパク(VLDL)は大きなトリグリセリドが豊富な
リポタンパクで、肝細胞により合成・分泌される。VLDLは毛細管内皮内でリ
ポタンパクリパーゼと相互反応し、基幹トリグリセリドは加水分解されて、脂肪
および筋肉組織に脂肪酸を供給する。分解されたVLDL粒子の約半分は、肝臓
LDL受容体により捕獲され、他の半分は血漿中に残り、中程度密度リポタンパ
ク(IDL)となる。IDLはトリグリセリドに比してコレステロールエステルを
多く含み、さらに小さく、さらに密度が高い、コレステロールエステルの豊富な
LDLに、肝臓トリグリセリドリパーゼにより徐々に変換される。IDLがLD
Lに変換されるのにつれて、アポリポタンパクEは解離となり、ただ一つのアポ
リポタンパク、apo B−100が残る。
【0006】 LDLは通常約75パーセントの循環系コレステロールを運ぶ。細胞によるL
DL取り込みは、apo B−100に結合する糖タンパク受容体分子により媒介さ
れる。LDLの約70パーセントは受容体取り込みにより消費され、残りは非受
容体メカニズムを用いたスカベンジャー細胞経路により除かれる。LDL受容体
は細胞の形質膜にまたがり、細胞膜がコーテッドピット(coated pit)と呼ばれる
くぼみを形成する特定の領域に群がっている。これらのピットは陥入して被覆小
胞を形成し、そこでLDLは受容体から脱離し、リソソームに運ばれ、消化酵素
がコレステロールエステルを曝し、エステル結合を切断し、遊離コレステロール
を形成する。受容体は細胞表面に再循環される。
【0007】 LDLから離された遊離コレステロールは細胞内で蓄積される為、3つの重要
な代謝結果が生じる。第一に、細胞による新たな(de novo)コレステロール生合 成速度を調節する酵素:HMG−CoA還元酵素の合成が減少する。第2に、遊
離コレステロールをコレステロールの細胞内貯蔵形態であるコレステロールエス
テルにエステル化する、アシルコレステロールアシルトランスフェラーゼ(AC AT)酵素が活性化される。第3に、コレステロール蓄積により新しいLDL受 容体の細胞合成が抑制される。このフィードバック機構は循環系から細胞へのL
DLの取り込みを減少させる。
【0008】 リポタンパクは動脈硬化症において中心的役割を担う。先進国での最も一般的
な死因との関連は、高リポタンパク血症の主たる臨床的重要性を明らかにする。
高いコレステロール値を持つ個人は動脈硬化症発症の危険が高い。疫学的、解剖
学的、動物実験および臨床試験を含む種々の系統の証拠により、LDLはアテロ
ーム発生原因であり、LDL値が高ければ高いほど、動脈硬化症とその臨床症状
の発症の危険が多くなることが証明されている。或るレベルのLDL上昇は、そ
の経過は他の無数の因子(例えば、血圧、喫煙習慣、血糖値、抗酸化剤値、およ び血液凝固因子)の影響を受けるけれども、動脈硬化の増悪の必須因子である。 急性膵臓炎はリポタンパク異常のもう一つの主たる臨床徴候である。それは高カ
イロミクロン血症と上昇したVLDL値を伴う。急性膵臓炎のほとんどの患者は
2,000mg/dL以上のトリグリセリド値を持っているが、1983NIH合
同開発会議(1983 NIH consensus development conference)は、絶食時の
値が500mg/dLを超えれば高トリグリセリド血症の予防的治療を開始すべ きであると推奨した。高カイロミクロン血症と上昇したVLDL値が膵臓炎を起
こすメカニズムは不明である。膵臓リパーゼが膵臓毛細管でトリグリセリドに作
用し、炎症を起こす毒性の脂肪酸の形成を起こすのかも知れない。
【0009】 多くの証拠が、高リポタンパク血症の治療は動脈硬化性合併症を除去あるいは
予防するであろうと示唆している。正常な体重を保持し、血漿中の脂質濃度を最
小に保つ食事療法のほかに、リポタンパクの合成を減少させることにより、ある
いはそれらの血漿中からの除去率を上げることにより、リポタンパクの血漿内濃
度を低くする治療剤が臨床的に重要である。 高リポタンパク血症あるいは高コレステロール血症の治療に現在可能な薬剤の
中で最も効果の期待できるクラスの薬剤は、内因性コレステロール合成の律速酵
素であるHMG−CoA還元酵素を阻害することにより作用する。このクラスの
薬剤は拮抗的に酵素の活性を阻害する。ついには、この阻害によりコレステロー
ルの内因性合成が減少し、正常な恒常的メカニズムにより、血漿コレステロール
はLDL受容体により取り込まれ、細胞内コレステロール均衡が復元される。
【0010】 LDLの前駆体の放出と血清からの受容体によるLDL取り込みを通じて、肝
臓細胞は血清コレステロール恒常性の保持に重要な役割を果たす。ヒトおよび動
物の両モデルにおいて、肝臓LDL受容体発現レベルとLDL結合血清コレステ
ロール値との間に反比例の相関性があるようである。一般に、高い肝細胞LDL
受容体数はさらに低いLDL結合血清コレステロール値となる。肝細胞中に放出
されたコレステロールはコレステロールエステルとして貯蔵され、胆汁酸に変換
されて、胆汁管に放出されるか、あるいはオキシコレステロールプールに貯蔵さ
れる。LDL受容体遺伝子およびコレステロール合成経路に関与する酵素の両者
の最終生成物抑制に関与すると信じられているのは、このオキシコレステロール
プールである。
【0011】 おそらくオキシコレステロールの形で、細胞がコレステロールを過剰供給され
ると、LDL受容体遺伝子の転写が抑制されることは知られている。ステロール
調節エレメント(SRE)として知られているLDL受容体プロモーター領域に存
在するDNA配列は、このステロール最終生成物抑圧に関与しているように見え
る。このエレメントはさらに奥深く研究されている(ブラウン、ゴールドスタイ ンおよびラッセル、米国特許第4745060号および第4935363号)。 SREはコレステロールと通常は反応しない遺伝子に挿入され、キメラ遺伝子の
ステロール最終生成物抑圧を起こす。この抑圧の正確なメカニズムは解明されて
いない。ブラウンとゴールドスタインは、細胞を刺激してLDL受容体を合成さ
せる能力のある薬剤のスクリーニングにSREを用いる方法を開示している(米 国特許第4935363号)。LDL受容体の合成が遺伝子発現のレベルでアッ プ・レギュレーションされ得るならばそれは非常に望ましいことである。このレ
ベルでのLDL受容体合成のアップ・レギュレーションにより、血清コレステロ
ール値をさらに低く、臨床的にさらに望ましいレベルにまで再設定することを可
能にする。しかしながら、現在のところ、遺伝子発現のレベルで作用すると知ら
れているコレステロール低下剤はない。本発明はLDL受容体遺伝子の抑圧を直
接的あるいは間接的に阻害し、肝臓細胞の表面にLDL受容体を誘導し、LDL
取り込み、コレステロール代謝物を除く胆汁酸合成と分泌、よってLDL結合血
清コレステロール値を低くするのを容易にする方法および化合物を開示する。
【0012】 多くのヒト疾病は統率できない、あるいは異常な細胞増殖に由来する。これら
のなかで最も一般的なものは、統制されない成長、分化の欠如、および局所組織
への侵害、転移を特徴とする、広範囲の細胞悪性腫瘍の一般的名称である、癌で
ある。これらの新生物の悪性腫瘍は種々の程度の罹患率で、身体の各組織および
器官に影響する。多くの治療剤が種々の型の癌の治療に、過去数十年に亘って開
発されている。最も一般的に用いられる抗癌剤の型としては、DNA−アルキル
化剤(例えば、シクロホスファミド、イホスファミド)、代謝拮抗剤(例えば、メ トトレキサート、葉酸拮抗剤、および5−フルオロウラシル、ピリミジン拮抗剤
)、微小管破裂剤(例えば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、パクリタキセル) 、DNA挿入剤(例えば、ドキソルビシン、ダウノマイシン、シスプラチン)、お
よびホルモン療法(例えば、タモキシフェン、フルタミド)がある。理想的な抗腫
瘍剤は、非悪性腫瘍細胞への毒性に対する広い治療係数を持つ、選択的に癌細胞
を殺すものである。また、理想的な抗腫瘍剤は、悪性腫瘍細胞がその薬剤に長時
間曝された後でも、その効力を保持するものである。生憎、現状の化学療法剤に
はそのような理想的プロフィルを持つものはない。それらの多くは、非常に狭い
治療係数を持ち、わずかなほとんど致死量に近い濃度の化学療法剤に曝すと、実
際にはその度に、癌性細胞はその薬剤に対して耐性を持つようになり、非常にし
ばしば他のいくつかの抗腫瘍剤に対しても交叉耐性を示すようになる。
【0013】 乾燥した鱗片と斑(プラーク)の存在を特徴とする一般的に慢性皮膚病である乾
癬は、異常な細胞増殖によるものだと一般的に考えられている。この疾病は表皮
の過増殖とケラチン生成細胞の不完全な分化によるものである。乾癬はしばしば
頭皮、肘、膝、背中、臀部、爪、眉、生殖部位に発病し、”軽度”から”非常に
衰弱”まで重篤度をランク付けされ、乾癬関節炎、膿疱乾癬、および剥離乾癬皮
膚病となる。乾癬の治療法はない。軽度のケースでは、しばしば局所コルチコス
テロイドで治療するが、もっと重篤なケースは抗細胞増殖剤、たとえば代謝拮抗
剤メトトレキサート、DNA合成阻害剤オキシ尿素、および微小管破裂剤コルヒ
チンで治療する。
【0014】 異常に高レベルの細胞増殖を伴う他の疾病として、血管平滑筋細胞が関与する
再狭窄、内皮細胞、炎症細胞および腎糸球体細胞が関与する炎症性疾病、心筋細
胞が関与する心筋梗塞、腎臓細胞が関与する糸球体腎炎、内皮細胞が関与する移
植拒絶反応、ある種の免疫細胞および/または他の感染細胞が関与するHIV感
染やマラリアなどの感染症、等が挙げられる。感染源および寄生虫源そのもの( 例えばバクテリア、トリパノソーマ、真菌、など)もまた本組成物および本化合 物を用いた選択的増殖統制の対象となる。
【0015】 従って、本発明の目的は、直接的あるいは間接的にLDL受容体合成を遺伝子
発現レベルでアップ・レギュレーションし、高コレステロール血症や高リポタン
パク血症の治療に有用な化合物を供給することである。 本発明のさらなる目的は、該病状の治療の為の治療組成物を供給することであ
る。 本発明のもうひとつの目的は、膵臓炎の治療の為の治療組成物を供給すること
である。 さらには、血清LDLコレステロール値を低下させ、動脈硬化症を予防・治療
するための、LDL受容体合成をアップ・レギュレーションする方法を供給する
ことである。 さらに本発明の目的のひとつとしては、活性分裂細胞に対して直接的あるは間
接的に毒性であり、癌、ウィルス性および細菌感染症、血管再狭窄、炎症性疾患
、自己免疫疾患、および乾癬の治療に有用な化合物を提供することである。 さらなる目的は、該病状の治療の為の治療用組成物を供給することである。 もうひとつの目的は、癌細胞、細菌性細胞、上皮細胞などの活性増殖細胞を殺
し、およびすべての型の癌、感染症、炎症疾患および一般的な細胞増殖状態を治
療する方法を供給することである。本発明のさらなる目的は、乾癬や他の皮膚疾
患などの、急速に増殖する細胞の存在を特徴とする他の医学的症状を治療する方
法を提供することである。 本発明の他の目的、特徴および利点は下記の明細書および請求の範囲から当業
者に明らかになるであろう。
【0016】 発明の概略 本発明は新規な置換ベンゼン誘導体およびその類縁体に関する方法および組成
物、および薬理学的活性製剤としてその使用に関する。本発明の組成物は疾病、
特に高コレステロール血症、動脈硬化症、癌、細菌感染、および乾癬の治療にお
ける医薬品として有用であり、あるいはそのような薬剤の開発のためのリード化
合物として有用である。本発明は、本組成物のひとつあるいは複数の有効製剤を
患者に投与することを特徴とする、高コレステロール血症、動脈硬化症、膵臓炎
、および高リポタンパク血症などの病状の、新規な治療方法を提供する。
【0017】 ひとつの態様として、本発明は一般式Iの化合物あるいはその薬理学的に許容
される塩を提供する。
【化7】 (式中、下付nは1あるいは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、ハロゲ
ン、OCF3、CF3、NO2、CO2H、CN、SO2−N(R6)(R7)、SO2−R 8 、CO2−R8、およびCO−R8から選ばれる基; R3は脱離基、例えばハロゲン、NO2、OCF3、S(O)−Ar、SO2−R8 、SO2−Ar、N3、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、N(R6 )−SO2−Ar、N(R6)−CO−R8、N(R6)−CO−Ar、N[CO−R8]2 、N(R8)3 +、N(R8)2(Ar)+、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、O−SO2 −CF3、O−CO−(R8)、O−CO−Ar、O−Ar、O−R8、およびO− CO−CF3から選ばれる基; Yは単結合、−O−、−N(R9)−、−N(R9)−CH2−あるいは−CH(R9)
−; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R6およびR7はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテロ アルキルから選ばれる基; R8は低級アルキルおよび低級ヘテロアルキルから選ばれる基;および R9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または非置 換(C1−C10)アルコキシ、置換または非置換(C3−C6)アルケニル、置換
または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル、置換または非置換(C3−C6)ヘテ
ロアルケニル、置換または非置換(C3−C6)アルキニル、置換または非置換( C3−C8)シクロアルキル、置換または非置換(C5−C7)シクロアルケニル 、置換または非置換(C5−C7)シクロアルカジエニル、置換または非置換アリ
ール、置換または非置換アリールオキシ、置換または非置換アリール−(C3− C8)シクロアルキル、置換または非置換アリール−(C5−C7)シクロアルケ ニル、置換または非置換アリールオキシ−(C3−C8)シクロアルキル、置換ま
たは非置換アリール−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリール−(C 1−C4)アルコキシ、置換または非置換アリール−(C1−C4)ヘテロアルキ ル、置換または非置換アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換ア
リールオキシ−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリールオキシ−(C 2−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置 換ヘテロアリールオキシ、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アル
キル、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アルコキシ、置換または
非置換ヘテロアリール−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロ
アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換へテロアリールオキシ−
(C1−C4)アルキル、および置換または非置換へテロアリールオキシ−(C2 −C4)ヘテロアルキルから選ばれる基; およびYが−N(R9)−である場合は、R9およびArは連結基Eを介して結合し
て式:
【化8】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む) で示される置換基を形成してもよく、あるいは好ましくはR9およびArは共有 結合して、窒素原子と共に5員あるいは6員複素環を形成していてもよい)、 但し、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子または低級ア
ルキル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がFである場合は、Yは単結合あるいは−CH(
9)−であり; R1、R2、R3、R4およびR5がCl、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニルあるいは非置換p−ビフェニル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がBr、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニル以外の基であり; R3がハロゲン、nが2、Yが−NH−あるいは−N(R9)−、およびR1、R2 、R4およびR5のうち少なくともひとつがハロゲンである場合は、R1、R2、R 4 およびR5のうち少なくともひとつは水素原子以外の基であり; R1がH、nが2、およびYが−NH−である場合は、R2、R3、R4およびR 5 のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1およびR5がH、nが2、およびYが−N(R9)−である場合は、R2、R3 およびR4のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1およびR5がハロゲン、R2およびR4がH、nが2、およびYが−N(R9) −である場合は、R3はクロロまたはブロモ以外の基であり; R1およびR2がハロゲン、R4およびR5がH、nが2、およびYが−N(R9) −である場合は、R3はクロロまたはブロモ以外の基であり; R1およびR4がハロゲン、R2およびR5がH、およびnが2である場合は、R 3 はクロロまたはブロモ以外の基であり; R1およびR5がハロゲン、R2およびR4がH、およびYが−O−である場合は
、Arはキノリニル以外の環状基であり; R1がF、R3およびR4がCl、およびYが−NH−である場合は、Arは1,
3,4−チアジアゾリル以外の環状基であり; R1およびR3がF、R4がCl、およびYが−NH−あるいは−O−である場 合は、Arは非置換フェニル以外の環状基であり; R1、R3およびR5がBr、およびYが−NH−である場合は、Arは低級ア ルキルで置換されたフェニル以外の環状基であり; R1、R3およびR5がCl、Yが−NH−、およびR9がHあるいはメチルであ
る場合は、Arはハロゲン、OH、OR'、NH2、NHR'、およびNR'R”か
ら独立して選ばれる1〜4個の基で置換されたフェニル基であり(R'およびR”
は以下の定義通り); R2、R3およびR4がCl、Yが−NH−、およびR9がプロパルギルである場
合は、Arは非置換環状基、あるいはトリフルオロメチルまたはニトロ以外の基
で置換された環状基であり; R1およびR3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、R2およびR4は 両者共クロロ以外の基であり; R2がCF3、R3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、Arはトリフ
ルオロメチル、ニトロ、クロロ、あるいは低級アルキル基で置換されたフェニル
環ではなく、あるいは2−ベンゾチアゾリル環でもなく; R2がCO2HあるいはNO2、R3がCl、およびYが−N(R9)−である場合 は、Arは非置換フェニルあるいはCO2HあるいはCO2−R'以外の置換基で 置換されたフェニルであり; R1がNO2、R3がCl、およびYが−NH−である場合は、ArはBrある いはNO2で置換されたフェニル以外の環状基である)。
【0018】 アルキル、アルコキシ、アルケニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ア
ルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルケニル、および
シクロアルカジエニル基の置換基としては、それぞれ独立して、−H、−OH、
−O−(C1−C10)アルキル、=O、−NH2、−NH−(C1−C10)アル キル、−N[(C1−C10)アルキル]2、−SH、−S−(C1−C10)アルキ ル、−ハロ、および−Si[(C1−C10)アルキル]3から選ばれる、0から(2 N+1)個の基であり、Nはその基の総炭素数である。
【0019】 アリールおよびヘテロアリール基の置換基としては、それぞれ独立して、−ハ
ロ、−OH、−O−R'、−O−C(O)−R'、−NH2、−NHR'、−NR'R ”、−SH、−SR'、−R'、−CN、−NO2、−CO2H、−CO2−R'、−
CONH2、−CONH−R'、−CONR'R”、−O−C(O)−NH−R'、−
O−C(O)−NR'R”、−NH−C(O)−R'、−NR”−C(O)−R'、−N H−C(O)−OR'、−NR”−C(O)−R'、−NH−C(NH2)=NH、−N R'−C(NH2)=NH、−NH−C(NH2)=NR'、−S(O)−R'、−S(O)2 −R'、−S(O)2−NH−R'、−S(O)2−NR'R”、−N3、−CH(Ph)2
置換または非置換アリールオキシ、置換または非置換アリールアミノ、置換また
は非置換ヘテロアリールアミノ、置換または非置換ヘテロアリールオキシ、置換
または非置換アリール−(C1−C4)アルコキシ、置換または非置換ヘテロアリ
ール−(C1−C4)アルコキシ、パーフルオロ(C1−C4)アルコキシ、および
パーフルオロ(C1−C4)アルキルから選ばれる基であり、その数は0から芳香
環系における開放原子価の総数の間の数である。R'およびR”はそれぞれ独立 して、置換または非置換(C1−C8)アルキル、置換または非置換(C1−C1 0)ヘテロアルキル、置換または非置換(C2−C6)アルケニル、置換または非 置換(C2−C6)ヘテロアルケニル、置換または非置換(C2−C6)アルキニル
、置換または非置換(C3−C8)シクロアルキル、置換または非置換(C3−C 8)ヘテロシクロアルキル、置換または非置換(C5−C6)シクロアルケニル、 置換または非置換(C5−C6)シクロアルカジエニル、置換または非置換アリー
ル、置換または非置換アリール−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリ
ール−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換アリール−(C2−C6)
アルケニル、置換または非置換アリールオキシ−(C1−C4)アルキル、置換ま
たは非置換アリールオキシ−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘ
テロアリール、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アルキル、置換
または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換
ヘテロアリール−(C2−C6)アルケニル、置換または非置換ヘテロアリールオ
キシ−(C1−C4)アルキル、および置換または非置換ヘテロアリールオキシ−
(C1−C4)ヘテロアルキルから選ばれる基である。
【0020】 アリールまたはヘテロアリール環の隣接する原子上の置換基の2個は、式−T
−C(O)−(CH2)n−U−(TおよびUは独立してN、O、およびCから選ばれ る基であり、nは0〜2である)で示される置換基と置き換わっていてもよい。 あるいは、アリールまたはヘテロアリール環の隣接する原子上の置換基の2個は
、式−A−(CH2)p−B−(AおよびBは独立してC、O、N、S、SO、SO2 、およびSO2NR'から選ばれる基であり、pは1〜3である)で示される置換 基と置き換わっていてもよい。かくして形成される新しい環の単結合中のひとつ
は、二重結合で置き換わってもよい。あるいは、アリール環またはヘテロアリー
ル環の隣接する原子上の置換基の2個は、式−(CH2)q−X−(CH2)r−(qお よびrはそれぞれ独立して1〜3、XはO、N、S、SO、SO2、およびSO2 NR'から選ばれる基、SO2NR'の置換基R'は水素原子あるいは(C1−C6)
アルキルである)で示される置換基と置き換わっていてもよい。
【0021】 別の態様として、本発明は一般式Iの化合物あるいはその薬理学的に許容され
る塩の薬理学的使用、および一般式Iの化合物あるいはその薬理学的に許容され
る塩の薬理学的組成物を提供する。
【化9】 (式中、下付nは1あるいは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、ハロゲ
ン、OCF3、CF3、NO2、CO2H、CN、SO2−N(R6)(R7)、SO2−R 8 、CO2−R8、およびCO−R8から選ばれる基; R3は脱離基、例えばハロゲン、NO2、OCF3、S(O)−Ar、SO2−R8 、SO2−Ar、N3、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−R8、N(R6) −SO2−Ar、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO−R8]2 、N(R8)3 +、N(R8)2(Ar)+、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、O−SO2 −CF3、O−CO−(R8)、O−CO−Ar、O−Ar、O−R8、およびO− CO−CF3から選ばれる基である; Yは単結合、−O−、−N(R9)−、−N(R9)−CH2−あるいは−CH(R9)
−; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R6およびR7はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテロ アルキルから選ばれる基; R8は低級アルキルおよび低級ヘテロアルキルから選ばれる基;および R9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または非置 換(C1−C10)アルコキシ、置換または非置換(C3−C6)アルケニル、置換
または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル、置換または非置換(C3−C6)ヘテ
ロアルケニル、置換または非置換(C3−C6)アルキニル、置換または非置換( C3−C8)シクロアルキル、置換または非置換(C5−C7)シクロアルケニル 、置換または非置換(C5−C7)シクロアルカジエニル、置換または非置換アリ
ール、置換または非置換アリールオキシ、置換または非置換アリール−(C3− C8)シクロアルキル、置換または非置換アリール−(C5−C7)シクロアルケ ニル、置換または非置換アリールオキシ−(C3−C8)シクロアルキル、置換ま
たは非置換アリール−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリール−(C 1−C4)アルコキシ、置換または非置換アリール−(C1−C4)ヘテロアルキ ル、置換または非置換アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換ア
リールオキシ−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリールオキシ−(C 2−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置 換ヘテロアリールオキシ、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アル
キル、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アルコキシ、置換または
非置換ヘテロアリール−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロ
アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換へテロアリールオキシ−
(C1−C4)アルキル、および置換または非置換へテロアリールオキシ−(C2 −C4)ヘテロアルキルから選ばれる基; およびYが−N(R9)−である場合は、R9およびArは連結基Eを介して結合し
て式:
【化10】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む) で示される置換基を形成してもよく、あるいは好ましくはR9およびArは共有 結合して、窒素原子と共に5員あるいは6員複素環を形成していてもよい)、 但し、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子または低級ア
ルキル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がFである場合は、Yは単結合あるいは−CH(
9)−であり; R1、R2、R3、R4およびR5がCl、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニルあるいは非置換p−ビフェニル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がBr、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニル以外の基であり; R3がハロゲン、nが2、Yが−NH−あるいは−N(R9)−、およびR1、R2 、R4およびR5のうち少なくともひとつがハロゲンである場合は、R1、R2、R 4 およびR5のうち少なくともひとつは水素原子以外の基であり; R1がH、nが2、およびYが−NH−である場合は、R2、R3、R4およびR 5 のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1およびR5がH、nが2、およびYが−N(R9)−である場合は、R2、R3 およびR4のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1、R3およびR5がCl、Yが−NH−、およびR9がHあるいはメチルであ
る場合は、Arはハロゲン、OH、OR'、NH2、NHR'、およびNR'R”か
ら独立して選ばれる1〜4個の基で置換されたフェニル基であり(R'およびR”
は以下の定義通り); R1およびR3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、R2およびR4は 両者共クロロ以外の基であり;および R2がCF3、R3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、Arはトリフ
ルオロメチル、ニトロ、クロロ、あるいは低級アルキル基で置換されたフェニル
環ではなく、あるいは2−ベンゾチアゾリル環でもない。
【0022】 さらに別の態様として、本発明は前記一般式Iの化合物を含有する医薬組成物
の新規な使用方法に関する。本発明は本組成物の1つまたは複数の有効な製剤を
患者に投与することを特徴とする、癌、細菌感染症、乾癬、高コレステロール血
症、動脈硬化症、膵臓炎、および高リポタンパク血症などの疾病の新規な治療方
法に関する。
【0023】 発明の詳細な説明 単独、あるいは他の置換基の一部としての用語「アルキル」は、特に言及しな
い限り、指定の数(例えばC1−C10は1から10個の炭素原子を意味する)の
炭素原子を持つ直鎖または分岐鎖の、二価および多価の基を含む炭化水素基を意
味し、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t
−ブチル、イソブチル、sec−ブチルや、n−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチ ルペンチル、1,5−ジメチルヘキシル、1−メチル−4−イソプロピルヘキシ ル等の同族体および異性体などの直鎖または分岐鎖基を意味する。単独、あるい
は他の置換基の一部としての用語「アルキレン」は、アルカンから誘導される二
価の基、例えば−CH2CH2CH2CH2−を意味する。「低級アルキル」とは比
較的短い鎖のアルキルを意味し、一般的には6あるいはそれ以下の炭素原子のも
のを意味する。
【0024】 単独、あるいは他の用語と組み合わされて用いられる用語「ヘテロアルキル」
は、特に言及しない限り、規定の数の炭素原子およびO、N、Sから選ばれる1
または2個のヘテロ原子から構成される安定な直鎖または分岐鎖の基を意味し、
窒素原子およびイオウ原子は酸化されていてもよく、窒素へテロ原子は4級化さ
れていてもよい。該へテロ原子は、ヘテロアルキル基の最末端の炭素原子に結合
することのみならず、ヘテロアルキル基が結合する断片とヘテロアルキル基の残
りの部分の間も含め、ヘテロアルキル基のどの位置にあってもよい。例として、
−O−CH2−CH2−CH3、−CH2−CH2−O−CH3、−CH2−CH2−C
2−OH、−CH2−CH2−NH−CH3、−CH2−CH2−N(CH3)−CH3 、−CH2−S−CH2−CH3、−CH2−CH2−S(O)−CH3、−O−CH2 −CH2−CH2−NH−CH3、および−CH2−CH2−S(O)2−CH3が含ま れる。2個までのヘテロ原子が、例えば、−CH2−NH−OCH3のように連続
していてもよい。単独、あるいは他の置換基の一部としての用語「ヘテロアルキ
レン」は、例えば−CH2−CH2−S−CH2−CH2−、−CH2−S−CH2
CH2−NH−等のヘテロアルキルから誘導される二価の基を意味する。
【0025】 単独で、あるいは他の用語と組み合わされて用いられる用語「シクロアルキル
」および「ヘテロシクロアルキル」とは、特に言及しない限り、それぞれ「アル
キル」および「ヘテロアルキル」の環状形を意味し、例えば、シクロアルキルの
例としてはシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等が挙げられ、ヘ
テロシクロアルキルの例としては1−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピ
ペリジニル、4−モルホリニル、3−モルホリニル、テトラヒドロフラン−2−
イル、テトラヒドロフラン−3−イル、テトラヒドロチエン−2−イル、テトラ
ヒドロチエン−3−イル、1−ピペラジニル、2−ピペラジニル等が挙げられる
【0026】 単独で、あるいは他の用語と組み合わされて用いられる用語「アルケニル」と
は、特に言及しない限り、安定な直鎖または分岐鎖のモノ不飽和またはジ不飽和
の、規定の数の炭素原子を持つ炭化水素基を意味し、例えば、ビニル、プロペニ
ル(アリル)、クロチル、イソペンテニル、ブタジエニル、1,3−ペンタジエニ ル、1,4−ペンタジエニル、およびより高級な同族体および異性体が挙げられ る。アルケンから誘導される二価の基としては−CH=CH−CH2−が例示さ れる。
【0027】 単独、あるいは他の用語と組み合わされて用いられる用語「ヘテロアルケニル
」は、特に言及しない限り、安定な直鎖または分岐鎖の、モノ不飽和またはジ不
飽和の、規定の数の炭素原子と、O、NおよびSから選ばれる1個あるいは2個
のヘテロ原子からなる炭化水素基を意味し、該窒素原子およびイオウ原子は酸化
されていてもよく、窒素へテロ原子は4級化されていてもよい。2個までのヘテ
ロ原子は隣接して位置していてもよい。例としては、−CH=CH−O−CH2 −、−CH=CH−CH2−OH、−CH2−CH=N−OCH3、−CH=CH −N(CH3)−CH3、および−CH2−CH=CH−CH2−SH等が挙げられる
【0028】 単独で用いられる、あるいは他の用語と組み合わされて用いられる用語「アル
キニル」とは、特に言及しない限り、安定な直鎖または分岐鎖の、規定の数の炭
素原子を持つ、1個または2個の炭素−炭素間3重結合を含む炭化水素基を意味
し、例えばエチニル、1−および3−プロピニル、4−ブト−1−イニル、およ
びより高級な同族体および異性体が挙げられる。
【0029】 単独で、あるいは他の用語と組み合わされて用いられる用語「アルコキシ」と
は、特に言及しない限り、酸素原子を介して分子の残りと結合した上記のアルキ
ル基を意味し、例えば、メトキシ、エトキシ、1−プロポキシ、2−プロポキシ
、およびより高級な同族体および異性体が挙げられる。
【0030】 単独で、あるいは他の置換基の一部として用いられる用語「ハロ」あるいは「
ハロゲン」とは、特に言及しない限り、フッ素、塩素、臭素あるいはヨウ素原子
を意味する。
【0031】 単独で、あるいは他の用語と組み合わされて用いられる用語「アリール」とは
、特に言及しない限り、フェニル、1−ナフチル、あるいは2−ナフチル基を意
味し、これら環状基の置換基の最大数は、おのおの5、7および7である。置換
基は上記で列挙した許容される置換基から選ばれる。
【0032】 単独、あるいは他の置換基の一部として用いられる用語「ヘテロアリール」と
は、特に言及しない限り、非置換または置換された、4〜10個の炭素原子とN
、OおよびSから選ばれる1〜4個のヘテロ原子からなる、安定な単環または二
環の芳香族複素環基をいい、窒素原子およびイオウ原子は酸化されていてもよく
、窒素原子は4級化されていてもよい。複素環系は特に言及しない限り化学的に
安定な構造を形成できるいずれのヘテロ原子または炭素原子に結合していてもよ
い。複素環系は上記の許容される芳香族置換基から選ばれる、それぞれ独立して
1〜4個の置換基で置換されていてもよい。そのような複素環基の例としては、
例えば、1−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、3−ピラゾリル、2−イ
ミダゾリル、4−イミダゾリル、ピラジニル、2−オキサゾリル、4−オキサゾ
リル、5−オキサゾリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−
イソオキサゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、2−フ
リル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル
、4−ピリジル、2−ピリミジル、4−ピリミジル、5−ベンゾチアゾリル、プ
リニル、2−ベンゾイミダゾリル、5−インドリル、1−イソキノリニル、5−
イソキノリル、2−キノキサリニル、5−キノキサリニル、3−キノリニル、お
よび6−キノリニルが挙げられる。
【0033】 単独であるいは他の用語と一緒になって用いられる用語「低級」とは、該基ま
たは置換基が総数が1から10の重原子(炭素、酸素、窒素、等)を含有すること
を意味する。
【0034】 「脱離基」とは、溶媒、pH、イオン強度および温度などの様々な条件下で、
ヘテロ求核原子(特にスルフヒドリル基)により置き換えることができる、芳香環
上の置換基として定義される。芳香脱離基が求核原子で置き換わる化学反応は、
「芳香置換」あるいは「SNAr」反応として知られている。SNAr型の反応は
しばしば付加脱離反応と呼ばれ、マイゼンハイマー錯体として呼ばれるσ−錯体
を介して溶液内で進行する。脱離基の本質に基づき、マイゼンハイマー錯体は中
間体あるいは変移体であり得る。SNAr反応における脱離基の概念は、ジェリ ー・マーチによる、Advanced Organic Chemistry, 2 ed., マグロウ・ヒル、ニ ューヨーク、1997、594−595頁、および同じテキストの13章、脚注
2の引例に詳述されている。脱離基の例としては、フッ素、塩素、臭素、ヨード
、ニトロ、トリフルオロメトキシ、Ph−S(O)−、アジド、CF3SO2NH−
、PhSO2NH−、トリメチルアンモニウム、PhOSO2−、およびトリフル
オロアセテートが挙げられる。本発明の明細書に例示した脱離基に加えて、式I
の化合物の、チオレート求核分子とSNAr反応を行う能力を評価するために数 学的計算を行うことにより、追加の脱離基を同定することは可能であり、それら
は本発明範囲に包含するものである。反応中間体および錯体において、最初にア
ブイニシオ量子機械計算をまず行い、幾何最適化を行うことにより達成できる。
ついで、それらのエネルギーおよび熱力学的性質を計算する。アブイニシオ計算
は、ガウシアン社、ピッツバーグ、PAのGAUSSIAN 94などのプログ ラムを用いてHF/6−31+G**理論レベルで行う。溶媒和遊離エネルギーは
、溶媒効果をモデル化したプログラムを用いてアブイニシオ結果から計算する。
これはPS−GVBなどの市販のプログラムを用いて行う。SNAr反応の総合 的遊離エネルギーは、気体層と溶液遊離エネルギープロファイルを加えることに
より得られる。この方法を用いて、水溶液中でのチオレートイオンとSNAr反 応を行う為の、式Iの特殊な化合物の自由エネルギー障壁を計算することができ
る。ゼン(Zheng)およびオーンスタイン(Ornstein)(J. Am. Chem. Soc., 1997, 1
19, 648-355)は1−クロロ−2,4−ジニトロベンゼンとチオレートイオン間の SNAr反応の評価にこの方法を開発して用い、HF/6−31+G**の理論レ ベルにおいて、理論的および実験的エネルギー価は良好に一致することを発見し
た。
【0035】 式Iの化合物の薬理学的に許容される塩とは、比較的非毒性の酸あるいは塩基
とこれらの化合物との塩を意味し、それは式Iの特定の化合物に見られる特殊な
置換基に依存する。式Iの化合物が相対的に酸性の官能基を持っている場合は、
フリー体の化合物Iを十分量の所望の塩基と、不活性溶媒中あるいは溶媒非存在
下で接触させることにより、塩基付加塩が得られる。薬理学的に許容される塩基
付加塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、アンモニ
ウム塩、有機アミノ塩、あるいはマグネシウム塩、あるいは同様の塩が挙げられ
る。式Iの化合物が相対的に塩基性の官能基を持っている場合は、フリー体の化
合物Iを十分量の所望の酸と、不活性溶媒中あるいは溶媒非存在下で接触させる
ことにより、酸付加塩が得られる。薬理学的に許容される酸付加塩としては塩酸
、臭化水素酸、硝酸、炭酸、炭酸モノ水素酸、リン酸、リン酸モノ水素酸、リン
酸ジ水素酸、硫酸、硫酸モノ水素酸、ヨウ化水素酸、亜リン酸等の無機酸から得
られる塩や、酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、蓚酸、マレイン酸、マロン酸、安
息香酸、コハク酸、スベリン酸、フマル酸、マンデル酸、フタル酸、ベンゼンス
ルホン酸、p−トリルスルホン酸、クエン酸、酒石酸、メタンスルホン酸等の相 対的非毒性の有機酸から得られる塩が含まれる。アミノ酸との塩、例えば、アル
ギニン塩や、有機酸との塩、例えば、グルコン酸あるいはガラクツロン酸との塩
等も含まれる(バージェ、S.M.ら、”薬理学的塩”、ジャーナル オブ ファー マシューティカル サイエンス、66巻、1−19頁(1977)参照)。塩基性お
よび酸性官能基を両方持つ式Iのある特殊な化合物は、塩基付加塩あるいは酸付
加塩の両方に変換できる。
【0036】 遊離塩基は、塩を塩基あるいは酸と接触させて、常法により親化合物を単離す
ることにより再生成できる。化合物の親形態は種々の塩形態とは、ある物理学的
性状、例えば極性溶媒への溶解性等が異なるが、それ以外では、塩は本発明の目
的にとっては化合物の親形態と同等である。
【0037】 本発明のある化合物は水和物を含めた溶媒和物と同様に非溶媒和物としても存
在し得る。一般的には、溶媒和物は非溶媒和物と同等であり、本発明範囲に包含
されるものである。
【0038】 本発明のある化合物は不斉炭素原子(光学中心)を持ち、ラセミ体、ジアステレ
オマー体、および個々の異性体もすべて本発明範囲に包含されるものである。
【0039】 本発明化合物は、そのような化合物を構成している1つまたは複数の原子上に
、不自然な割合の原子同位体を含んでいてもよい。例えば、化合物は、例えば、
トリチウム(3H)や炭素−14(14C)のような、放射性同位体を用いて標識でき る。本発明化合物のすべてのアイソトープ異性体は、放射活性にしろ非活性にし
ろ、本発明範囲に包含されるものである。
【0040】 本薬理学的方法の化合物および医薬組成物の例示は下記のとおりである: 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
ンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 1−[(3−クロロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2,3,4−ト
リフルオロベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
ンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
アミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−3−ニトロ
ベンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリ
ル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゾニトリル; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスル
ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノス
ルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
シフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−(ジアセチルアミノ)−2,3−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]−5−ニトロベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安
息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
ル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 1−クロロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
ンゼン; 1−クロロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
−2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)メチルスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼ
ン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−
3−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)メチルスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ス
ルフェニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベ ンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2−フロオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−フロオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)メチルスルホニル]ベンゾ ニトリル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]安
息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルフェ
ニル]安息香酸エチルエステル; 1−クロロ−4− [(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−2−ニトロ ベンゼン; 1−クロロ−4− [(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]−2−ニトロ ベンゼン; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 4−フルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−3−
ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−
3−ニトロベンゼン;および 4,5−ジフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル] −3−ニトロベンゼン。
【0041】 本発明にはいくつかの好ましい態様がある。そのような態様の一つに、一般式
Iの化合物あるいはその薬理学的許容される塩において、R1、R2、R4および R5がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、SO2−低
級アルキル、NO2、CN、およびSO2−N(R6)(R7)から選ばれる基;R3が ハロゲンあるいはOCF3;nが2;Yが単結合、−N(R9)−、あるいは−CH
(R9);Arが置換されていてもよいアリールあるいはヘテロアリール基;およ びR6、R7およびR9がそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、および低級 ヘテロアルキルから選ばれる基である化合物が挙げられる。
【0042】 あるいはR9とArの間に連結基Eが存在しない、式Iの化合物もまた好まし い。 式Iの化合物において、最も好ましい化合物は、R1、R2、R4およびR5がそ
れぞれ独立して水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、およびC Nから選ばれる基;R3がハロゲンあるいはOCF3;Yが−NH−;nが2;A
rが置換されていてもよいアリール基;R6およびR7がそれぞれ独立して低級ア
ルキルから選ばれる基;およびR9が水素原子である化合物が挙げられる。
【0043】 本発明のこの態様の好ましい化合物および組成物は特異的な薬理作用を持つ。
本発明のこの態様の最も好ましい化合物および組成物の例として以下のものが挙
げられる。 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ
トロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
ンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリ
ル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾ ニトリル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フルオロベンゾ
ニトリル; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスル
ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノス
ルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−
3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ トロベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安
息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
ル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
ル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
ルホニル]安息香酸エチルエステル; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3,4−ジメトキシフェニ
ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
ル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゼン; 1−クロロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
ンゼン; 1−クロロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
−2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−クロロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
トロベンゼン; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−クロロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
トリル; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸エチル
エステル; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
安息香酸エチルエステル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]安息香酸エチルエステル; 2−クロロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸 エチルエステル; 2−クロロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]安息香酸
エチルエステル; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
ンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
−2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
トロベンゼン; 2−ブロモ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
; 2−ブロモ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−ブロモ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
トリル; 2−ブロモ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸エチル
エステル; 2−ブロモ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
安息香酸エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]安息香酸エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸 エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]安息香酸
エチルエステル; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
ニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
ニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒド ロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フル オロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメ チルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジ
メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒドロキシ
−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フルオロ−
4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメチルア
ミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジメト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン。
【0044】合成 本発明は目的化合物および組成物の調製方法を提供する。一般的態様のひとつ
として、反応工程式1に略述したように、適当なスルホニルクロリド(iii)と
適当なアニリン(iv)を結合させて、スルホンアミド(v)を得る方法がある。必
要なスルホニルクロリド(iii)は適当な置換芳香族化合物(i)を発煙硫酸でス
ルホン化し、ついでPCl5、POCl3のような塩化剤で処理して得ることがで
きる(反応工程式1)。スルホンアミドがある種の基、例えばクロロあるいはブロ
モなどを包含している場合は、そのような基は接触還元して他の類縁体スルホン
アミド(vi)を得ることができる。
【0045】 反応工程式1
【化11】
【0046】 所望のスルホニルクロリド(iii)を調製する他の方法としては、出発物質芳
香族化合物(i)を反応工程式2に示すように、クロロスルホン酸と加熱する方法
がある。
【0047】 反応工程式2
【化12】
【0048】 別法として、所望のスルホニルクロリド(iii)は、その対応するアニリン( vii)からそのアニリンをHClなどの酸性水溶液中に溶解し、硝酸ナトリウ ム水溶液を常温以下、一般的には−20〜+5℃の間で加えることにより調製で
きる。所望のジアゾニウム塩を含む得られた混合液をついで二酸化イオウの塩化
銅(I)を含む氷酢酸飽和溶液中に、−10〜+10℃の間の温度下で加えて得る
(反応工程式3参照)。
【0049】 反応工程式3
【化13】
【0050】 所望のスルホニルクロリド(iii)は、反応工程式4に示すように、それぞれ
のチオフェノール(ix)を塩素および過酸化水素と酢酸中で酸化して得ることが
できる。
【0051】 反応工程式4
【化14】
【0052】 本特許に開示するスルフィンアミドは、反応工程式5に示すように、所望のス
ルフィニルクロリド(xiii)を適当なアミン(iv)と反応させて合成できる。
必要なスルフィニルクロリド(xiii)は適当なアリールブロミド、クロリドあ
るいはヨージド(x)を、ブチル−リチウムなどのアルキルリチウム試薬で、ある
いは金属マグネシウムで、金属−ハロゲン交換反応させて、ついで得られたアリ
ール有機金属化合物(xi)を二酸化イオウで処理してリチウムスルフィネート( xii)を得、これをさらにチオニルクロリドと反応させて得ることができる。
【0053】 反応工程式5
【化15】
【0054】 この特許で開示するスルホキシド(xviii)およびスルホン(xix)は、反
応工程式6に示すように、所望の置換チオフェノール(xv)を誘導したベンジル
ハライド(xvi)と反応させて対応するスルフィド(xvii)を得、これをさら
に酸化して得られる。
【0055】 別法として、チオフェノール(xv)は、反応工程式7に示すように、ジアゾニ
ウム塩(viii)をエチルキサントゲン酸カリウムで処理し、得られたキサント
ゲン酸塩をサポニン化して得られる。所望の置換チオフェノール(xv)の他の合
成法は化学文献に開示されており、有機合成分野に精通した技術者にはよく知ら
れたものである。
【0056】 反応工程式6
【化16】
【0057】 反応工程式7
【化17】
【0058】 式Iの所望の化合物が臭素、塩素あるいはヨウ素原子を1個あるいは複数個を
持っている場合は、これらはパラジウム炭素などの触媒存在下で水素添加し、対
応する脱ハロゲン化化合物にすることができる。この工程は反応工程式1に略述
する。本発明で初期出発物質として用いる化合物は市販品か、あるいはこの分野
の技術者によく知られた標準的工程により容易に合成できる。
【0059】 式Iの化合物のいくつかは構造異性体として存在し、本発明はこれら化合物の
すべての活性構造異性体も包含するものである。光学活性異性体は、対応する光
学活性前駆体より、上記の方法あるいはラセミ混合物を光学分割することにより
得られる。分割はクロマトグラフィー、誘導された不斉塩の繰り返し再結晶、誘
導体化(derivatization)等の、この分野の技術者によく知られた種々の技法によ
り行うことができる。
【0060】 本発明化合物は様々の方法で標識できる。例えば、化合物は3H(トリチウム) と14C(炭素14)などのアイソトープなどの放射性同位体として供給される。同
様に、本化合物は、共有結合または非共有結合で、それによりプロドラッグとし
て、また担体、標識、アジュバンド、共活性体、安定剤等として機能する、広範
囲の他の化合物と直接的にあるいは連結分子を介して有利に結合することができ
る。そのような標識および結合化合物は本発明範囲内に包含される。
【0061】化合物の分析 本化合物および組成物がインビトロおよびインビボ分析で薬理活性を示すこと
、つまり細胞性生理学を特異的に調節して付随する病変を減少し、あるいはその
予防処置を提供、あるいは増強することが立証された。 ある種の好ましい化合物および組成物はLDL受容体遺伝子発現を特異的に調
節することが出来る。化合物は、ウエスタン・ブロット法を用いて、例えば、タ
ムら、(1991)J. Biol. Chem.、266巻、16764頁に記載のように 、LDL受容体発現増強能でインビトロで評価される。化合物のコレステロール
低下能を評価するための確立された動物モデルは当業者に既知である。例えば、
本明細書で開示の化合物は高コレステロール食餌で飼育されたハムスターのコレ
ステロール値を低くすることが、スパディーら、(1988)、J. Clin. Inve
st.、81巻、300頁;エバンスら、(1994)、J. Lipid. Res.、35巻
、1634頁;リンら、(1995)、J. Med. Chem.、38巻、277頁に記
載の方法に類似の工程を用いて示される。
【0062】 好ましい化合物および組成物は種々の型の細胞に対して、特異的毒性を発揮す
る。本発明のある化合物および組成物は細胞性チューブリンと相互反応してその
細胞毒性作用を発揮する。本発明のある好ましい化合物および組成物にとっては
、この相互反応は共有的および不可逆的である。化合物および組成物は、例えば
S.A.アーメドら(1994)、J. Immunol. Methods 170:211に記載の ように、細胞成長阻害能でインビトロで評価することができる。さらに、化合物
の抗増殖作用を評価するために確立された動物モデルは当業者に既知である。例
えば、本明細書で開示のいくつかの化合物は、免疫不能マウスに移植されたヒト
腫瘍の成長を阻害能で、リガードおよびポブルセン、Acta Pathol. Microbiol.
Scand., 1969, 77,758、およびジオバネラおよびJ. ホー Adv. Cancer Res., 1
985, 44,69 に開示の方法と同様の方法を用いて、評価される。
【0063】製剤および化合物および医薬組成物の投与 本発明は、細胞内のLDL受容体遺伝子発現をアップ・レギュレーションし、
ホストの血中コレステロール濃度を減少し、腫瘍の成長を遅延させ、および/ま
たは低下させる、本化合物と組成物を用いて疾病を治療する方法あるいは医薬的
予防法を提供する。これらの方法は一般的に本化合物あるいはその薬理学的に許
容される組成物の有効量を、細胞に接触させるか、ホストに投与することを含む
【0064】 本発明の組成物、化合物およびその薬理学的に許容される塩は、経口投与、非
経口投与、あるいは局所投与等いずれの有効な方法によっても投与できる。一般
的に、変更・調整は対象疾病、患者、および投与方法により必要ではあるが、化
合物は一日あたり約2mgから約2,000mgの範囲の投与量で投与できる。 好ましい投与量は、経口投与の場合、一日あたり体重1kgあたり、約0.05 mg/kgから約20mg/kgの範囲であり、さらに好ましくは、約0.05m g/kgから約2mg/kgの範囲であり、最も好ましくは約0.05mg/kg から約0.2mg/kgの範囲である。
【0065】 ひとつの態様として、本発明は無菌食塩水や他の溶媒、水、ゼラチン、油等の
薬理学的に許容される賦形剤と一緒になって、薬理学的に許容される組成物を形
成する本化合物を提供するものである。組成物および/または化合物は単独で、
あるいは他の通常の担体、希釈剤等と一緒に投与でき、一回あるいは複数個の投
与単位に分けて投与される。利用できる担体としては、固体、半固体、あるいは
水や非毒性有機溶媒を含む液体溶媒が含まれる。
【0066】 他の態様として、本発明はプロドラッグの形の本化合物を提供し、それは投与
されたホストにより代謝されて本化合物に変換される。広範囲のプロドラッグ製
剤が本分野では知られている。 組成物は錠剤、カプセル剤、ロゼンジ剤、トローチ剤、硬キャンディ剤、粉剤
、スプレー剤、クリーム剤、坐剤等を含む通常の製剤として提供される。組成物
そのものは、薬理学的許容される投与単位あるいはバルクの状態で、広範囲から
選ばれる容器に封入される。例えば、投与単位はカプセル剤、丸剤等を含む広範
囲の容器に封入される。
【0067】 組成物は本化合物とは異なった、他のコレステロール低下および/または脂質
低下治療剤、他の増殖抑制治療薬あるいは予防剤と有利に混合され、および/ま
たは一緒に用いられる。多くのケースでは、本組成物との共に投与することによ
り、そのような薬剤の効果は高められる。そのような増殖抑制薬の例としては、
シクロフォスファミド、メトトレキセート、アドリアマイシン、シスプラチン、
ダウノマイシン、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンアレルビン、パクリタ
キセル、ドセタキセル、タモキシフェン、フルタミド、オキシ尿素、およびこれ
らの混合物が挙げられる。またコレステロール低下剤および/または脂質低下剤
の例としては、4級アミン(コレスチラミンやコレスチポール)のような胆汁酸金
属イオン封鎖剤;ニコチン酸およびその誘導体;メバスタチン、プラバスタチン
、およびシンバスタチン等のHMG−CoA還元酵素阻害剤;ゲムフィブロジル
およびゲムフィブロジル、クロフィブラート、フェノフィブラート、ベンザフィ
ブラート、およびシポフィブラート等の他のフィブリン酸;プロブコール;ラロ
キシフェンおよびその誘導体;およびこれらの混合物が挙げられる。
【0068】 化合物および組成物はまた診断試験を含む種々のインビトロおよびインビボ試
験に有用である。例えば、種々のアロタイプLDL受容体遺伝子発現工程は本化
合物、組成物、あるいはそのパネル体の感度実験で顕著である。ある種の試験お
よびインビトロ分散試験、例えば放射性リガンド置換試験等では、本化合物と組
成物の標識したものを使用することが望ましい。依って、本発明は、光学分析可
能な(例えば蛍光)、放射活性な探知可能標識を含んだ本発明化合物および組成物
も提供する。 下記の実施例は例示の為に記述したものであり、本発明を限定するものではな
い。
【0069】実施例 1H−NMRスペクトルはバリアン ジェミニ 400MHz NMR分光計で記 録した。有意なピークは次の順で表にする:プロトン数、多重度(s、一重線; d、2重線;t、三重線;q、四重線、m、多重線)、ヘルツで示す結合定数。 電子衝突イオン化(EI)質量スペクトルはヒュレット パッカード 5989A質
量分析計で記録した。質量分析結果は電荷に対する質量割合として記録し、各イ
オンの比存在度はカッコ内に示す。
【0070】合成中間体の調製 本発明の実施例の合成に用いる出発物質の多くは市販品か、あるいは出版文献
に記載の既知化合物である。以下の実施例に参照として一般的に用いる文献は以
下に示す。 1) Organic Synthesis, Coll. Vol. VII; 1990, Jeremiah P. Freeman 編、Joh
n Wiley & Sons, 508-511; 2) Robson, P., Smith, T.A., Stephens, R., Tatlow, J., J. Chem. Soc., 19
63, 3692-3703; 3) Synthesis of Fluorooraganic Compounds; 1985, Knunyants, I.および Yak
obson, G., Springer-Verlag, 190 先に開示していない選ばれた一群の出発物質の合成は以下に例示する。
【0071】実施例A
【化18】 4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリド: 2−フルオロニトロベンゼン10.0g(70.9ミリモル)をクロロスルホン酸
10.0ml(150ミリモル)に65℃で加えた。85℃で18時間攪拌後、反 応混合物を室温まで冷却し、氷片上に注ぎ、CH2Cl2(2×250ml)で抽出
した。集めた有機抽出液を飽和NaHCO3溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥した
。室温で濃縮し、ついで高圧下100℃で濃縮して、標記化合物2.40g(14
%)を黄色油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 8.76 (1H, dd, J=2.4, 6.5 Hz), 8.33 (1H, ddd, J=2.4, 3.
8, 9.2 Hz), 7.61 (1H, t, J=9.2 Hz) MS (EI): 239 (15, M+), 204 (100)
【0072】実施例B
【化19】 3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド: 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロベンゼン5.0g(25ミリモル)お
よびクロロスルホン酸10.0ml(150ミリモル)を常温で窒素雰囲気下混合 し、反応液を80℃で24時間加熱した。混合物を常温まで放冷し、破砕氷12
g上に注いだ。ついで生成物をジエテルエーテルで抽出し、MgSO4で乾燥し 、蒸発留去して標記化合物4.9gを得、これはさらに精製することなく次の工 程に用いた。 MS(EI): 300 (30, M+), 298 (28), 263 (100), 199 (80)
【0073】実施例C
【化20】 2,4,6−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド: 標記化合物を1,3,5−トリフルオロベンゼンから実施例Bに記載の方法と同
様にして合成した。 MS (EI): 2300 (20, M+), 195 (80), 131 (50), 81 (100)
【0074】実施例DおよびE
【化21】 5−ブロモ−2,3,4−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド(実施例D)お
よび2−ブロモ−3,4,5−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド(実施例 E): 標記化合物を1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロベンゼンから、実施例Bで
用いた方法と同様の方法により混合物として得た。
【0075】実施例F
【化22】 2−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリド: 1−ブロモ−2,3,4,5−テトラフルオロベンゼン5.0g(21.8ミリモル
)を常温で20%発煙硫酸20mlと混合した。混合物を40℃で3時間攪拌し 、ついで110℃で2時間攪拌した。反応混合物を常温まで放冷し、破砕氷12
g上に注いだ。主に2−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロフェニルスルホ ン酸から成る固体が形成するまで、混合物に濃HCl 2mlを滴下して酸性と した。該固体を濾過し、12N HClで洗浄し、高真空乾燥して2−ブロモ− 3,4,5,6−テトラフルオロフェニルスルホン酸5.3gを白色の吸湿性固体と
して得、これをさらに精製することなく用いた。スルホン酸3.0g(9.7ミリ モル)についで5塩化リン8.0g(38.4ミリモル)を、常温下で少量ずつ加え た(注意:HClのかなりの放出を伴う発熱反応)。最後に5塩化リン添加後20
分間攪拌して、反応を進めた。反応混合物をついで粉砕氷上に注ぎ、生成した白
色固体を濾過し、乾燥して標記化合物2.8gを得、これをさらに精製すること なく用いた。 MS (EI):328 (30, M+), 293 (70), 229 (30), 148 (100)
【0076】実施例G
【化23】 3−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリド: 標記化合物を1−ブロモ−2,3,4,6−テトラフルオロベンゼンから実施例 Fと同様の方法にて合成した。 MS (EI):328 (20, M+), 293 (70), 229 (50), 148 (100)
【0077】実施例H
【化24】 4−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリド: 標記化合物を1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロベンゼンから実施例 Fと同様の方法にて合成した。 MS (EI): 328 (20, M+), 293 (70), 229 (50), 148 (100)
【0078】実施例1
【化25】 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
ンゼン: p−アニシジン760mg(6.18ミリモル)を4−フルオロ−3−ニトロフェ
ニルスルホニルクロリド740mg(3.09ミリモル)のMeOH10ml溶液 に常温で加えた。室温で15分間攪拌後、反応混合液を減圧濃縮し、残渣を酢酸
エチルに溶解し、シリカゲルパッドで濾過した。濾液を濃縮し、クロマトグラフ
ィーにて標記化合物603mg(60%収率)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 8.42 (1H, dd, J=2.3, 6.8 Hz), 7.88 (1H, ddd, J=2.4, 4.
0, 8.8 Hz), 7.33 (1H, dd, J=8.8, 9.9 Hz), 6.98 (2H, m), 6.81 (2H, m), 6.
45 (1H, s), 3.77 (3H, s) MS (EI): 326 (11, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H11FN2O5Sとして):C, 47.85; H, 3.40; N, 8.59; S, 9.83 実測値:C, 47.68; H, 3.44; N, 8.54; S, 9.88
【0079】実施例2
【化26】 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン: 標記化合物を、p−アニシジンの代わりに3−ヒドロキシ−4−メトキシアニ
リンを用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 8.41 (1H, dd, J=2.4, 6.7 Hz), 7.92 (1H, m), 7.14 (1H,
ddd, J=2.4, 4.0, 9.0 Hz), 7.35 (1H, dd, J=9.6, 9.0 Hz), 6.72 (1H, d, J=8
.5 Hz), 6.62 (1H, d, J=2.5Hz), 6.58 (1H, dd, J=2.5, 8.5Hz), 6.44 (1H, s)
, 5.64 (1H, s), 3.85 (3H, s) 元素分析: 計算値(C13H11FN2O6Sとして):C, 45.62; H, 3.24; N, 8.18; S, 9.37 実測値:C, 45.71; H, 3.25; N, 8.17; S, 9.29
【0080】実施例3
【化27】 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、p−アニシジンの代わりに3−ヒドロキシ−4−メトキシアニ
リンを用い、また4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに、2−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリド(
実施例F)を用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.28 (br s, 1H), 6.69 (m, 3H), 5.72 (s, 1H), 3.82 (s,
3H) MS (EI): 431 (20), 429 (20), 138 (100) 元素分析: 計算値(C13H8BrF4NO4Sとして):C, 36.30; H, 1.87; N, 3.26; S, 7.45 実測値:C, 36.20; H, 1.90; N, 3.31; S, 7.39
【0081】実施例4
【化28】 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミ
ノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに2−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリド(実
施例F)を用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.23 (1H, br s), 7.07 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 6.
78 (2H, dd, J=9.0 および 2.0 Hz), 3.75 (3H, s) MS (EI): 415/413 (10, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H8BrF4NO3Sとして):C, 37.70; H, 1.95; N, 3.38; S, 7.74 実測値:C, 37.60; H, 1.92; N, 3.30; S, 7.71
【0082】実施例5
【化29】 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)アミ
ノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに3−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリド(実
施例G)を用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.10 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 7.07 (1H, br s), 6.
82 (2H, dd, J=9.0 および 2.0 Hz), 3.77 (3H, s) MS (EI): 415/413 (10, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H8BrF4NO3Sとして):C, 37.70; H, 1.95; N, 3.38; S, 7.74 実測値:C, 37.66; H, 1.94; N, 3.33; S, 7.67
【0083】実施例6
【化30】 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミ
ノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに4−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリド(実
施例H)を用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.16 (1H, br s), 7.11 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 6.
82 (2H, dd, J=9.0 および 2.0 Hz), 3.77 (3H, s) MS (EI): 415/413 (10, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H8BrF4NO3Sとして):C, 37.70; H, 1.95; N, 3.38; S, 7.74 実測値:C, 37.62; H, 1.95; N, 3.34; S, 7.66
【0084】実施例7
【化31】 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミ
ノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに4−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロフェニルスルホニルクロリドを 用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.12 (2H, d, J=9.0 Hz), 6.90 (1H, br s), 6.83 (2H, J=9
.0 Hz), 3.78 (3H, s) MS (EI): 369 (20, M+), 122 (100)
【0085】実施例8
【化32】 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミ
ノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド(実
施例B)を用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.09 (2H, d, J=9.0Hz), 6.85 (1H, br s), 6.82 (2H, d, J
=9.0 Hz), 3.77 (3H, s) MS (EI): 386 (15, M+), 385 (20), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H8Cl2F3NO3Sとして):C, 40.43; H, 2.09; N, 3.63; S, 8.30 実測値:C, 40.34; H, 2.06; N, 3.70; S, 8.22
【0086】実施例9
【化33】 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、p−アニシジンの代わりに3−ヒドロキシ−4−メトキシアニ
リンを用い、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わりに
3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド(実施例
B)を用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 6.88 (1H, br s), 6.7-6.8 (3H, m), 5.66 (1H, s), 3.85 (
3H, s) MS (EI): 402 (15, M+), 401 (20), 138 (100) 元素分析: 計算値(C13H8Cl2F3NO4Sとして):C, 38.83; H, 2.00; N, 3.48; S, 7.97 実測値:C, 38.66; H, 1.97; N, 3.39; S, 7.86
【0087】実施例10
【化34】 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン: 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン(実施例10)および1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ −2−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン(実施例11)を用い
、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わりに5−ブロモ
−2,3,4−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド(実施例D)と2−ブロモ
−3,4,5−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド(実施例E)の混合物を用
いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成した。2個の異性体はカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル;酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で分離した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.76 (1H, m), 7.04 (2H, d, J=9.0Hz), 6.82 (1H, br s),
6.80 (2H, d, J=9.0Hz), 3.75 (3H, s) MS (EI): 397/395 (20, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H9BrF3NO3Sとして):C, 39.41; H, 2.29; N, 3.54; S, 8.08 実測値:C, 39.34; H, 2.23; N, 3.47; S, 7.99
【0088】実施例11
【化35】 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン:1 H-NMR (CDCl3):δ 7.69 (1H, m), 7.08 (1H, br s), 7.03 (2H, dd, J=9.0 お よび 2.0Hz), 6.76 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 3.75 (3H, s) MS (EI): 397/395 (20, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H9BrF3NO3Sとして):C, 39.41; H, 2.29; N, 3.54; S, 8.08 実測値:C, 39.32; H, 2.31; N, 3.44; S, 7.99
【0089】 実施例12
【化36】 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン: 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン(実施例12)および1−ブロモ−4,5,6
−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゼン(実施例13)を用い、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホ ニルクロリドの代わりに5−ブロモ−2,3,4−トリフルオロフェニルスルホニ
ルクロリド(実施例D)と2−ブロモ−3,4,5−トリフルオロフェニルスルホニ
ルクロリド(実施例E)の混合物を用い、p−アニシジンの代わりに3−ヒドロキ
シ−4−メトキシアニリンを用いる以外は、実施例1の方法と同様にして合成し た。二個の異性体はカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;酢酸エチル:ヘキ サン=1:4)で分離した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.79 (1H, m), 6.72-6.62 (4H, m), 5.65 (1H, s), 3.85 (3
H, s)
【0090】実施例13
【化37】 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフ
ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン:1 H-NMR (CDCl3):δ 7.73 (1H, m), 6.94 (1H, br s), 6.72-6.62 (3H, m), 5.63
(1H, s), 3.83 (3H, s)
【0091】実施例14
【化38】 2,3,4−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベン
ゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに2,3,4−トリフルオロフェニルスルホニルクロリドを用いる以外は、実施
例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.51 (1H, m), 7.02 (3H, m), 6.78 (2H, dd, J=9.0 および
2.0Hz), 6.65 (1H, br s), 3.76 (3H, s) MS (EI): 317 (20, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H10F3NO3Sとして):C, 49.21; H, 3.18; N, 4.41; S, 10.10 実測値:C, 49.10; H, 3.14; N, 4.32; S, 9.99
【0092】実施例15
【化39】 2,3,4−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに2,3,4−トリフルオロフェニルスルホニルクロリドを用い、p−アニシジ
ンの代わりに3−フルオロ−4−メトキシアニリンを用いる以外は、実施例1の
方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.52 (1H, m), 7.00 (1H, m), 6.93 (1H, m), 6.80 (2H, m)
, 6.70 (1H, br s), 3.80 (3H, s)
【0093】実施例16
【化40】 1−[(3−クロロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2,3,4−トリ
フルオロベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに2,3,4−トリフルオロフェニルスルホニルクロリドを用い、p−アニシジ
ンの代わりに3−クロロ−4−メトキシアニリンを用いる以外は、実施例1の方
法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.56 (1H, m), 7.17 (1H, d, J=2.0Hz), 7.02 (1H, m), 6.9
8 (1H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 6.78 (1H, d, J=9.0 Hz), 6.72 (1H, br s),
3.83 (3H, s) MS (EI): 352 (7, M+), 351 (20), 156 (100) 元素分析: 計算値(C13H9ClF3NO3Sとして):C, 44.39; H, 2.58; N, 3.98; S, 9.11 実測値:C, 44.31; H, 2.58; N, 3.96; S, 9.08
【0094】実施例17
【化41】 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2,3,4−
トリフルオロベンゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに2,3,4−トリフルオロフェニルスルホニルクロリドを用い、p−アニシジ
ンの代わりに3−ヒドロキシ−4−メトキシアニリンを用いる以外は、実施例1
の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.55 (1H, m), 7.00 (1H, m), 6.70 (2H, m), 6.60 (2H, m)
, 5.61 (1H, s), 3.83 (3H, s) 元素分析: 計算値(C13H10F3NO4Sとして):C, 46.85; H, 3.02; N, 4.20; S, 9.62 実測値:C, 46.79; H, 3.03; N, 4.24; S, 9.53
【0095】実施例18
【化42】 2,4,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベン
ゼン: 標記化合物を、4−フルオロ−3−ニトロフェニルスルホニルクロリドの代わ
りに2,4,6−トリフルオロフェニルスルホニルクロリド(実施例C)を用いる以
外は、実施例1の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.08 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 6.8-6.7 (5H, m), 3.
75 (3H, s) 元素分析: 計算値(C13H10F3NO3Sとして):C, 49.21; H, 3.18; N, 4.41; S, 10.10 実測値:C, 49.13; H, 3.20; N, 4.39; S, 10.01
【0096】実施例19
【化43】 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル
]ベンゼン: 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
ミノスルホニル]ベンゼン250mg(0.6ミリモル)(実施例5)をメタノール2
5mlに溶解し、密閉容器に入れた。10%Pd炭素の触媒量(25mg)を加え
、混合物を60psi水素圧下4時間水素添加した。混合物をセライト濾過し、
溶媒を留去し、残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン =1:4)で精製して、標記化合物82mgを得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.10 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 6.94 (1H, br s), 6.
85 (1H, m), 6.79 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 3.75 (3H, s) MS (EI): 335 (20, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H9F4NO3Sとして):C, 46.57; H, 2.71; N, 4.18; S, 9.56 実測値:C, 46.46; H, 2.67; N, 4.17; S, 9.52
【0097】実施例20
【化44】 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル
]ベンゼン: 標記化合物を、1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼンの代わりに、1−ブロモ−3,4,5, 6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン
(実施例4)を用いる以外は、実施例19の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.40 (1H, m), 7.05 (2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 6.80
(2H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 3.76 (3H, s) MS (EI): 335 (20, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H9F4NO3Sとして):C, 46.57; H, 2.71; N, 4.18; S, 9.56 実測値:C, 46.44; H, 2.67; N, 4.13; S, 9.47
【0098】実施例21
【化45】 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)
アミノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼンの代わりに、1−ブロモ−3,4,5, 6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン(実施例3)を用いる以外は、実施例19の方法と同様にして 合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.43 (1H, m), 6.80 (1H, br s), 6.73-6.60 (3H, m), 5.67
(1H, s), 3.84 (3H, s) MS (EI): 351 (20, M+), 138 (100) 元素分析: 計算値(C13H9F4NO4Sとして):C, 44.45; H, 2.58; N, 3.99; S, 9.13 実測値:C, 44.39; H, 2.59; N, 3.94; S, 9.24
【0099】実施例22
【化46】 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベン
ゼン: 標記化合物を、1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼンの代わりに、1−ブロモ−4,5,6−
トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン(実施 例11)を用いる以外は、実施例19の方法と同様にして合成した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.35 (2H, t, J=6.0Hz), 7.00 (2H, d, J=9.0Hz), 6.81 (2H
, d, J=9.0Hz), 3.78 (3H, s) MS (EI): 317 (20, M+), 122 (100) 元素分析: 計算値(C13H10F3NO3Sとして):C, 49.21; H, 3.18; N, 4.41; S, 10.10 実測値:C, 49.09; H, 3.15; N, 4.37; S, 10.03
【0100】実施例23
【化47】 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン: 標記化合物を、1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼンの代わりに、1−ブロモ−4,5,6−
トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゼン(実施例13)を用いる以外は、実施例19の方法と同様にして合成 した。1 H-NMR (CDCl3):δ 7.38 (2H, t, J=6.0Hz), 6.74 (1H, d, J=9.0Hz), 6.64 (1H
, d, J=2.0Hz), 6.58 (1H, dd, J=9.0 および 2.0Hz), 5.64 (1H, s), 3.88 (3H
, s) 元素分析: 計算値(C13H10F3NO4Sとして):C, 46.85; H, 3.02; N, 4.20; S, 9.62 実測値:C, 46.75; H, 3.01; N, 4.20; S, 9.56
【0101】実施例24 生物学的活性の評価: 化合物は、可能性のある治療剤の細胞毒性を評価するために一般的に用いられ
る、ヒト子宮頸癌から誘導された不朽のセルラインである、ヒーラー細胞の成長
に対するインビトロでの阻害能により評価した。下記のデータは本発明の選ばれ
た例示の細胞毒性を表す。得られた値は、培養細胞における細胞代謝の総合的な
レベルに直接相関し、一般的に細胞成長に適したマーカーとして認められている
アラマールブルー(Alamar Blue;バイオソース インターナショナル、カマリロ 、CA)のヒーラー細胞による取込みを50%阻害するのに必要な試験化合物の 濃度を表す。試験はアーメドら(1994)、J. Immunol. Methods 170:211の方法に 従って行った。下記の選ばれた例示は、0.05μMから5.0μMの間のIC50 で、この実験において強力な細胞毒性活性を発揮する。
【0102】
【表1】
【0103】 ある種の化合物は、タムら、J. Biol. Chem.,266, 16764 (1991)に記載の、ウ
エスタン・ブロット法を用い、Hep G2細胞におけるLDL受容体発現増加能 により評価した。得られたデータ(ECmax)はLDL受容体レベルの最大誘導が 観察される各化合物の最小濃度を表す。すべてのケースで、試験化合物非存在下
、無脂質条件下(活性化系)で観察されたものより、誘導レベルは大きかった。
【0104】
【表2】
【0105】 本明細書に引用されたすべての出版物および特許出願は、あたかも各出版物あ
るいは特許出願が特別にまた個別的にそれぞれ参照により組み込まれると示され
ているかの如く、参照により本明細書に組み込まれる。理解を鮮明にするために
、上記発明はある程度詳細に例示や実施例で説明しているが、添付の請求の範囲
の意図や範囲から離れることなくいくらかの変更や修正がなされることは、本発
明の示すところに鑑みれば当業者にとっては容易に自明のことであろう。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 (式中、下付nは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、(C1−C6)アルキル
、ハロゲン、OCF3、CF3、NO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基 ; R3は脱離基; Yは−N(R9)−; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R8は(C1−C6)アルキルおよび(C1−C6)ヘテロアルキルから選ばれる基
; およびR9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または 非置換(C3−C6)アルケニル、置換または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル
、置換または非置換(C3−C6)ヘテロアルケニル、置換または非置換(C3− C6)アルキニル、置換または非置換(C3−C8)シクロアルキル;およびR9
よびArは連結基Eを介して結合して式:
【化2】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む)で表される基を形成してもよい)、 但し、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子または低級ア
ルキル以外の基であり; R1、R2、R4およびR5はすべてFではなく; R1、R2、R3、R4およびR5がClで、Yが−NH−である場合は、Arは 非置換フェニルあるいは非置換p−ビフェニル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がBrで、Yが−NH−である場合は、Arは 非置換フェニル以外の基であり; R3がハロゲンで、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつがハロゲ ンである場合は、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子以
外の基であり; R1がHで、Yが−NH−である場合は、R2、R3、R4およびR5のうち少な くともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1とR5がHである場合は、R2、R3およびR4のうち少なくともひとつはク ロロ以外の置換基であり; R1とR5がハロゲンで、R2とR4がHである場合は、R3はクロロまたはブロ モ以外の基であり; R1とR2がハロゲンで、R4とR5がHである場合は、R3はクロロまたはブロ モ以外の基であり; R1とR4がハロゲンで、R2とR5がHである場合は、R3はクロロまたはブロ モ以外の基であり; R1がF、R3とR4がCl、およびYが−NH−である場合は、Arは1,3, 4−チアジアゾリル以外の環状基であり; R1とR3がFで、R4がCl、およびYが−NH−である場合は、Arは非置 換フェニル以外の環状基であり; R1、R3およびR5がBrで、Yが−NH−である場合は、Arは低級アルキ ルで置換されたフェニル以外の環状基であり; R1、R3およびR5がCl、Yが−NH−、およびR9がHあるいはメチルであ
る場合は、Arはハロゲン、OH、OR'、NH2、NHR'、およびNR'R”か
ら独立して選ばれる1〜4個の基で置換されたフェニル基であり; R2、R3およびR4がClで、R9がプロパルギルである場合は、Arは非置換
環状基、あるいはトリフルオロメチルまたはニトロ以外の基で置換された環状基
であり; R1およびR3がClである場合は、R2およびR4は両者共クロロ以外の基であ
り; R2がCF3で、R3がClである場合は、Arはトリフルオロメチル、ニトロ 、クロロ、あるいは低級アルキル基で置換されたフェニル環ではなく、あるいは
2−ベンゾチアゾリル環でもなく; R2がNO2で、R3がClである場合は、Arは非置換フェニルあるいはCO2 HあるいはCO2−R'以外の置換基で置換されたフェニルであり; R1がNO2、R3がCl、およびYが−NH−である場合は、ArはBrある いはNO2で置換されたフェニル以外の環状基である、 (式中R'およびR”はそれぞれ独立してC1−C8アルキル基から選ばれる基で
ある))。
【化3】 (式中、下付nは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、(C1−C6)アルキル
、ハロゲン、OCF3、CF3、NO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基 ; R3は脱離基; Yは−N(R9)−; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R8は(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)ヘテロアルキルから選ばれる
基; およびR9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または 非置換(C3−C6)アルケニル、置換または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル
、置換または非置換(C3−C6)ヘテロアルケニル、置換または非置換(C3− C6)アルキニル、置換または非置換(C3−C8)シクロアルキル;およびR9
よびArは連結基Eを介して結合して式:
【化4】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む)で表される基を形成してもよい)、 但し、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子または低級ア
ルキル以外の基であり; R1、R2、R4およびR5はすべてFではなく; R1、R2、R3、R4およびR5がClで、Yが−NH−である場合は、Arは 非置換フェニルあるいは非置換p−ビフェニル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がBrで、Yが−NH−である場合は、Arは 非置換フェニル以外の基であり; R3がハロゲンで、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつがハロゲ ンである場合は、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子以
外の基であり; R1がHで、Yが−NH−である場合は、R2、R3、R4およびR5のうち少な くともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1とR5がHである場合は、R2、R3およびR4のうち少なくともひとつはク ロロ以外の置換基であり; R1、R3およびR5がCl、Yが−NH−、およびR9がHあるいはメチルであ
る場合は、Arはハロゲン、OH、OR'、NH2、NHR'、およびNR'R”か
ら独立して選ばれる1〜4個の基で置換されたフェニル基であり; R1およびR3がClである場合は、R2およびR4は両者共クロロ以外の基であ
り;および R2がCF3で、R3がClである場合は、Arはトリフルオロメチル、ニトロ 、クロロ、あるいは低級アルキル基で置換されたフェニル環ではなく、あるいは
2−ベンゾチアゾリル環でもない)。
【化5】 (式中、下付nは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、(C1−C6)アルキル
、ハロゲン、OCF3、CF3、NO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基 ; R3は脱離基; Yは−N(R9)−; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R8は(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)ヘテロアルキルから選ばれる
基; およびR9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または 非置換(C3−C6)アルケニル、置換または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル
、置換または非置換(C3−C6)ヘテロアルケニル、置換または非置換(C3− C6)アルキニル、置換または非置換(C3−C8)シクロアルキル;およびR9
よびArは連結基Eを介して結合して式:
【化6】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む)で表される基を形成してもよい))。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ジョン・エイ・フライゲア アメリカ合衆国94010カリフォルニア州バ ーリンゲイム、バンクーバー・アベニュー 1419番 (72)発明者 テリー・ジェイ・ローゼン アメリカ合衆国94010カリフォルニア州バ ーリンゲイム、アダライン・ドライブ2820 番 (72)発明者 ベイ・シャン アメリカ合衆国94404カリフォルニア州フ ォスター・シティ、カタマラン・ストリー ト・ナンバー3、667番 Fターム(参考) 4C206 AA01 AA02 AA03 JA13 MA01 MA04 MA72 MA86 NA14 NA15 ZA36 ZA89 ZB26 ZB35 ZC33 4H006 AA01 AB20 AB23

Claims (121)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬理活性を示す式Iの化合物あるいはその薬理学的に許容さ
    れる塩。 【化1】 (式中、下付nは1あるいは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、ハロゲ
    ン、OCF3、CF3、NO2、CO2H、CN、SO2−N(R6)(R7)、SO2−R 8 、CO2−R8、およびCO−R8から選ばれる基; R3は脱離基; Yは単結合、−O−、−N(R9)−、−N(R9)−CH2−あるいは−CH(R9)
    −; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R6およびR7はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテロ アルキルから選ばれる基; R8は低級アルキルおよび低級ヘテロアルキルから選ばれる基;および R9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または非置 換(C1−C10)アルコキシ、置換または非置換(C3−C6)アルケニル、置換
    または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル、置換または非置換(C3−C6)ヘテ
    ロアルケニル、置換または非置換(C3−C6)アルキニル、置換または非置換( C3−C8)シクロアルキル、置換または非置換(C5−C7)シクロアルケニル 、置換または非置換(C5−C7)シクロアルカジエニル、置換または非置換アリ
    ール、置換または非置換アリールオキシ、置換または非置換アリール−(C3− C8)シクロアルキル、置換または非置換アリール−(C5−C7)シクロアルケ ニル、置換または非置換アリールオキシ−(C3−C8)シクロアルキル、置換ま
    たは非置換アリール−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリール−(C 1−C4)アルコキシ、置換または非置換アリール−(C1−C4)ヘテロアルキ ル、置換または非置換アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換ア
    リールオキシ−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリールオキシ−(C 2−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置 換ヘテロアリールオキシ、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アル
    キル、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アルコキシ、置換または
    非置換ヘテロアリール−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロ
    アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換へテロアリールオキシ−
    (C1−C4)アルキル、および置換または非置換へテロアリールオキシ−(C2 −C4)ヘテロアルキルから選ばれる基; およびYが−N(R9)−である場合は、R9およびArは連結基Eを介して結合し
    て式: 【化2】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む) で示される置換基を形成してもよく、あるいは好ましくはR9およびArは共有 結合して、窒素原子と共に5員あるいは6員複素環を形成していてもよい)、 但し、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子または低級ア
    ルキル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がFである場合は、Yは単結合あるいは−CH(
    9)−であり; R1、R2、R3、R4およびR5がCl、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニルあるいは非置換p−ビフェニル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がBr、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニル以外の基であり; R3がハロゲン、nが2、Yが−N(R9)−、およびR1、R2、R4およびR5
    うち少なくともひとつがハロゲンである場合は、R1、R2、R4およびR5のうち
    少なくともひとつは水素原子以外の基であり; R1がH、nが2、およびYが−NH−である場合は、R2、R3、R4およびR 5 のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1およびR5がH、nが2、およびYが−N(R9)−である場合は、R2、R3 およびR4のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1およびR5がハロゲン、R2およびR4がH、nが2、およびYが−N(R9) −である場合は、R3はクロロまたはブロモ以外の基であり; R1およびR2がハロゲン、R4およびR5がH、nが2、およびYが−N(R8) −である場合は、R3はクロロまたはブロモ以外の基であり; R1およびR4がハロゲン、R2およびR5がH、およびnが2である場合は、R 3 はクロロまたはブロモ以外の基であり; R1およびR5がハロゲン、R2およびR4がH、およびYが−O−である場合は
    、Arはキノリニル以外の環状基であり; R1がF、R3およびR4がCl、およびYが−NH−である場合は、Arは1,
    3,4−チアジアゾリル以外の環状基であり; R1およびR3がF、R4がCl、およびYが−NH−あるいは−O−である場 合は、Arは非置換フェニル以外の環状基であり; R1、R3およびR5がBr、およびYが−NH−である場合は、Arは低級ア ルキルで置換されたフェニル以外の環状基であり; R1、R3およびR5がCl、Yが−NH−、およびR9がHあるいはメチルであ
    る場合は、Arはハロゲン、OH、OR'、NH2、NHR'、およびNR'R”か
    ら独立して選ばれる1〜4個の基で置換されたフェニル基であり; R2、R3およびR4がCl、Yが−NH−、およびR9がプロパルギルである場
    合は、Arは非置換環状基、あるいはトリフルオロメチルまたはニトロ以外の基
    で置換された環状基であり; R1およびR3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、R2およびR4は 両者共クロロ以外の基であり; R2がCF3、R3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、Arはトリフ
    ルオロメチル、ニトロ、クロロ、あるいは低級アルキル基で置換されたフェニル
    環ではなく、あるいは2−ベンゾチアゾリル環でもなく; R2がCO2HあるいはNO2、R3がCl、およびYが−N(R9)−である場合 は、Arは非置換フェニルあるいはCO2HあるいはCO2−R'以外の置換基で 置換されたフェニルであり; R1がNO2、R3がCl、およびYが−NH−である場合は、ArはBrある いはNO2で置換されたフェニル以外の環状基である (式中R'およびR”はそれぞれ独立してC1−C8アルキル基から選ばれる基で
    ある))。
  2. 【請求項2】 R3がハロゲン、NO2、OCF3、S(O)−Ar、SO2−R 8 、SO2−Ar、N3、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、N(R 6 )−SO2−Ar、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO−R8 ]2、N(R8)3 +、N(R8)2(Ar)+、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、O−C O−R8、O−CO−Ar、O−Ar、O−R8、およびO−CO−CF3から選 ばれる基である、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 nが2である、請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R1、R2、R4およびR5がそれぞれ独立して水素原子、F、
    Cl、Br、OCF3、CF3、SO2−R8、NO2、CN、CO2−R8、および SO2−N(R6)(R7)から選ばれる基である、請求項3記載の化合物。
  5. 【請求項5】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、Br
    、OCF3、CF3、NO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基である、請 求項4記載の化合物
  6. 【請求項6】 Yが単結合、−N(R9)−あるいは−CH(R9)−であり、R 6 、R7およびR9がそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテ ロアルキルから選ばれる基である、請求項5記載の化合物。
  7. 【請求項7】 Yが−N(R9)−である、請求項6記載の化合物。
  8. 【請求項8】 R3がハロゲン、OCF3、NO2、N3、O−SO2−Ar、 O−SO2−R8あるいはSO2−Arである、請求項7記載の化合物。
  9. 【請求項9】 R3がF、Cl、BrあるいはOCF3である、請求項8記載
    の化合物。
  10. 【請求項10】 R3がFである、請求項9記載の化合物。
  11. 【請求項11】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項10記載の化合物。
  12. 【請求項12】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
    ンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリ
    ル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾ ニトリル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フルオロベンゾ
    ニトリル; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスル
    ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノス
    ルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−
    3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ トロベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安
    息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]安息香酸エチルエステル;あるいは 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]安息香酸エチルエステル、 である、請求項11記載の化合物。
  13. 【請求項13】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン;あるいは 4−フルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−3−
    ニトロベンゼン、 である、請求項12記載の化合物。
  14. 【請求項14】 化合物が、 4,5−ジフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスル
    ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノス
    ルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−
    3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ トロベンゼン、 である、請求項12記載の化合物。
  15. 【請求項15】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項10記載の化合物。
  16. 【請求項16】 化合物が、 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン;あるいは 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゼン、 である、請求項15記載の化合物。
  17. 【請求項17】 化合物が、 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン、 である、請求項16記載の化合物。
  18. 【請求項18】 化合物が、 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン;あるいは 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゼン、 である、請求項16記載の化合物。
  19. 【請求項19】 R3がClである、請求項9記載の化合物。
  20. 【請求項20】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項19記載の化合物。
  21. 【請求項21】 化合物が、 1−クロロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−クロロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−クロロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
    トロベンゼン; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−クロロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸エチル
    エステル; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    安息香酸エチルエステル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]安息香酸エチルエステル; 2−クロロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸 エチルエステル;あるいは 2−クロロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]安息香酸
    エチルエステル、 である、請求項20記載の化合物。
  22. 【請求項22】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項19記載の化合物。
  23. 【請求項23】 化合物が、 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項22記載の化合物。
  24. 【請求項24】 R3がBrである、請求項9記載の化合物。
  25. 【請求項25】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項24記載の化合物。
  26. 【請求項26】 化合物が、 1−ブロモ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
    トロベンゼン; 2−ブロモ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−ブロモ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−ブロモ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル; 2−ブロモ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸エチル
    エステル; 2−ブロモ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    安息香酸エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]安息香酸エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸 エチルエステル;あるいは 2−ブロモ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]安息香酸
    エチルエステル、 である請求項25記載の化合物。
  27. 【請求項27】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項24記載の化合物。
  28. 【請求項28】 化合物が、 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項27記載の化合物。
  29. 【請求項29】 R3がOCF3である、請求項9記載の化合物。
  30. 【請求項30】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項29記載の化合物。
  31. 【請求項31】 化合物が、 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]安息香酸エチルエステル;あるいは 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]安息香酸エチルエステル、 である、請求項30記載の化合物。
  32. 【請求項32】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項29記載の化合物。
  33. 【請求項33】 化合物が、 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒド ロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フル オロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメ チルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジ
    メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒドロキシ
    −4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フルオロ−
    4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメチルア
    ミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジメト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項32記載の化合物。
  34. 【請求項34】 R3がNO2、N3、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、お
    よびSO2−Arから選ばれる基である、請求項8記載の化合物。
  35. 【請求項35】 化合物が、 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4−ジニトロベンゼン ; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4−ジ ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4− ジニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ トロベンゼン; 4−アジド−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベン
    ゼン; 4−アジド−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
    ンゼン; 4−アジド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −3−ニトロベンゼン; 2−アジド−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−アジド−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−アジド−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル; 5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホニルベ
    ンゾニトリル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニ
    ルスルホニルベンゾニトリル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェ
    ニルスルホニルベンゾニトリル; 5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ ニルベンゾニトリル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ
    ニルベンゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホニルオ
    キシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニ
    ルスルホニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェ
    ニルスルホニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ ニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ
    ニルオキシ安息香酸エチルエステル; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]−4−ニトロベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項34記載の化合物。
  36. 【請求項36】 R3がN(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、 N(R6)−SO2−Ar、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO
    −R8]2、およびO−CO−CF3から選ばれる基である、請求項7記載の化合物
  37. 【請求項37】 化合物が、 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−トリフ
    ルオロメチルスルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
    シフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−トリフルオロメチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−(ジアセチルアミノ)−2,3−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]−5−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フ ルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒ ドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミド
    −3−ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチル
    スルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチ
    ルスルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ−4−フェニル
    スルホンアミドベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    −4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニト
    ロ−4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン;あるいは 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン、 である、請求項36記載の化合物。
  38. 【請求項38】 Yが単結合あるいは−CH(R9)−である、請求項6記載 の化合物。
  39. 【請求項39】 R3がF、Cl、Br、およびOCF3から選ばれる基であ
    る、請求項38の化合物。
  40. 【請求項40】 R2がNO2、CN、およびCO28から選ばれる基であり
    、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびCO 2 −R8から選ばれる基である、請求項39記載の化合物。
  41. 【請求項41】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)メチルスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)メチルスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼ
    ン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−
    3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベ
    ンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベン
    ゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]ベンゾニトリ
    ル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)メチルスルホ ニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)メチルスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]安息香酸
    エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スル ホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ス ルホニル]安息香酸エチルエステル; 1−クロロ−4− [(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−2−ニトロ ベンゼン; 1−クロロ−4− [(4−ジメチルアミノフェニル)メチルスルホニル]−2− ニトロベンゼン; 1−クロロ−4− [(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−ニトロベンゼ ン;あるいは 1−クロロ−4− [(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]−2−ニトロ ベンゼン、 である、請求項40記載の化合物。
  42. 【請求項42】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項39記載の化合物。
  43. 【請求項43】 化合物が、 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)スルホ ニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベ ンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニ ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニ
    ル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン
    ; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ス ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スル ホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]ベ ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]ベ
    ンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]
    ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スル ホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホ
    ニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)メチルスル ホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)メチ ルスルホニル]ベンゼン;あるいは 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)メチル
    スルホニル]ベンゼン、 である、請求項42記載の化合物。
  44. 【請求項44】 R3がNO2、S(O)−Ar、SO2−R8、SO2−Ar、 N3、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、N(R6)−SO2−Ar 、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO−R8]2、N(R8)3 +
    N(R8)2(Ar)+、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、O−CO−R8、O−C O−Ar、O−Ar、O−R8、およびO−CO−CF3から選ばれる基である、
    請求項38記載の化合物。
  45. 【請求項45】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項44記載の化合物。
  46. 【請求項46】 化合物が、 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロ ベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニト ロベンゼン; 4−アジド−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ニトロ
    ベンゼン; 4−アジド−1−[(4−アミノフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン
    ; 4−アジド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−
    ニトロベンゼン; 2−アジド−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾ
    ニトリル; 2−アジド−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベン
    ゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニル)ベンゾ
    ニトリル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニル)ベンゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニルオキシ)
    安息香酸エチルエステル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニル スルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)スル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシ
    フェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
    シフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル) スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホンアミド−3−
    ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホ
    ンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスルホンアミド−3
    −ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン;あるいは 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルス
    ルホンアミド−3−ニトロベンゼン、 である、請求項45記載の化合物。
  47. 【請求項47】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項44記載の化合物。
  48. 【請求項48】 化合物が、 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フ ルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒ ドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン;あるいは 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン、 である、請求項47記載の化合物。
  49. 【請求項49】 nが1である、請求項2記載の化合物。
  50. 【請求項50】 化合物が、 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルフェニル]ベンゼン; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルフェ
    ニル]安息香酸エチルエステル; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルフェニル]−
    3−ニトロベンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルフェニル]ベンゾニトリル; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルフェニ ル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スル フェニル]ベンゼン;あるいは 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルフ
    ェニル]ベンゼン、 である、請求項49記載の化合物。
  51. 【請求項51】 薬理学的に許容される賦形剤および薬理活性を示す式Iの
    化合物あるいはその薬理学的に許容される塩を含有する医薬組成物。 【化3】 (式中、下付nは1あるいは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、ハロゲ
    ン、OCF3、CF3、NO2、CO2H、CN、SO2−N(R6)(R7)、SO2−R 8 、CO2−R8、およびCO−R8から選ばれる基; R3は脱離基; Yは単結合、−O−、−N(R9)−、−N(R9)−CH2−あるいは−CH(R9)
    −; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R6およびR7はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテロ アルキルから選ばれる基; R8は低級アルキルおよび低級ヘテロアルキルから選ばれる基;および R9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または非置 換(C1−C10)アルコキシ、置換または非置換(C3−C6)アルケニル、置換
    または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル、置換または非置換(C3−C6)ヘテ
    ロアルケニル、置換または非置換(C3−C6)アルキニル、置換または非置換( C3−C8)シクロアルキル、置換または非置換(C5−C7)シクロアルケニル 、置換または非置換(C5−C7)シクロアルカジエニル、置換または非置換アリ
    ール、置換または非置換アリールオキシ、置換または非置換アリール−(C3− C8)シクロアルキル、置換または非置換アリール−(C5−C7)シクロアルケ ニル、置換または非置換アリールオキシ−(C3−C8)シクロアルキル、置換ま
    たは非置換アリール−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリール−(C 1−C4)アルコキシ、置換または非置換アリール−(C1−C4)ヘテロアルキ ル、置換または非置換アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換ア
    リールオキシ−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリールオキシ−(C 2−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置 換ヘテロアリールオキシ、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アル
    キル、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アルコキシ、置換または
    非置換ヘテロアリール−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロ
    アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換へテロアリールオキシ−
    (C1−C4)アルキル、および置換または非置換へテロアリールオキシ−(C2 −C4)ヘテロアルキルから選ばれる基; およびYが−N(R9)−である場合は、R9およびArは連結基Eを介して結合し
    て式: 【化4】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む) で示される置換基を形成してもよく、あるいは好ましくはR9およびArは共有 結合して、窒素原子と共に5員あるいは6員複素環を形成していてもよい)、 但し、R1、R2、R4およびR5のうち少なくともひとつは水素原子または低級ア
    ルキル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がFである場合は、Yは単結合あるいは−CH(
    9)−であり; R1、R2、R3、R4およびR5がCl、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニルあるいは非置換p−ビフェニル以外の基であり; R1、R2、R3、R4およびR5がBr、nが2、およびYが−NH−である場 合は、Arは非置換フェニル以外の基であり; R3がハロゲン、nが2、Yが−N(R9)−、およびR1、R2、R4およびR5
    うち少なくともひとつがハロゲンである場合は、R1、R2、R4およびR5のうち
    少なくともひとつは水素原子以外の基であり; R1がH、nが2、およびYが−NH−である場合は、R2、R3、R4およびR 5 のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1およびR5がH、nが2、およびYが−N(R9)−である場合は、R2、R3 およびR4のうち少なくともひとつはクロロ以外の置換基であり; R1、R3およびR5がCl、Yが−NH−、およびR9がHあるいはメチルであ
    る場合は、Arはハロゲン、OH、OR'、NH2、NHR'、およびNR'R”か
    ら独立して選ばれる1〜4個の基で置換されたフェニル基であり; R1およびR3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、R2およびR4は 両者共クロロ以外の基であり;および R2がCF3、R3がCl、およびYが−N(R9)−である場合は、Arはトリフ
    ルオロメチル、ニトロ、クロロ、あるいは低級アルキル基で置換されたフェニル
    環ではなく、あるいは2−ベンゾチアゾリル環でもない)。
  52. 【請求項52】 R3がハロゲン、NO2、OCF3、S(O)−Ar、SO2
    8、SO2−Ar、N3、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、N(
    6)−SO2−Ar、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO− R8]2、N(R8)3 +、N(R8)2(Ar)+、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、O−
    CO−R8、O−CO−Ar、O−Ar、O−R8、およびO−CO−CF3から 選ばれる基である、請求項51記載の組成物。
  53. 【請求項53】 nが2であり、R1、R2、R4およびR5がそれぞれ独立し
    て水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、SO2−R8、NO2、CN、C O2−R8、およびSO2−N(R6)(R7)から選ばれる基である、請求項52の組 成物。
  54. 【請求項54】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、CF3、NO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基である、 請求項53記載の組成物。
  55. 【請求項55】 Yが−N(R9)−であり、R6、R7およびR9がそれぞれ独
    立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテロアルキルから選ばれる基であ
    る、請求項54記載の組成物。
  56. 【請求項56】 R3がハロゲン、OCF3、NO2、N3、O−SO2−Ar 、O−SO2−R8あるいはSO2−Arである、請求項55記載の組成物。
  57. 【請求項57】 R3がF、Cl、BrあるいはOCF3である、請求項56
    記載の組成物。
  58. 【請求項58】 R3がFある、請求項57記載の組成物。
  59. 【請求項59】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項58記載の組成物。
  60. 【請求項60】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
    ンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリ
    ル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾ ニトリル; 2−フルオロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾ
    ニトリル; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスル
    ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノス
    ルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−
    3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル] −3−ニトロベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安
    息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル;あるいは 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; である、請求項59記載の組成物。
  61. 【請求項61】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン;あるいは 4−フルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−3−
    ニトロベンゼン、 である、請求項60記載の組成物。
  62. 【請求項62】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項58記載の組成物。
  63. 【請求項63】 化合物が、 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン;あるいは 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゼン、 である、請求項62記載の組成物。
  64. 【請求項64】 化合物が、 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項63記載の組成物。
  65. 【請求項65】 化合物が、 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項63記載の組成物。
  66. 【請求項66】 R3がClであり、R2がNO2、CN、およびCO2−R8 から選ばれる基であり、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、N O2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基である、請求項57記載の組成物 。
  67. 【請求項67】 化合物が、 1−クロロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−クロロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−クロロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
    トロベンゼン; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル;あるいは 2−クロロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル、 である、請求項66記載の組成物。
  68. 【請求項68】 R3がClであり、R2およびR4がそれぞれ独立して水素 原子、F、Cl、Br、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項5
    7記載の組成物。
  69. 【請求項69】 化合物が、 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項68記載の組成物。
  70. 【請求項70】 R3がBrであり、R2がNO2、CN、およびCO2−R8 から選ばれる基であり、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、N O2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基である、請求項57記載の組成物 。
  71. 【請求項71】 化合物が、 1−ブロモ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
    トロベンゼン; 2−ブロモ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−ブロモ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル;あるいは 2−ブロモ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル、 である、請求項70記載の組成物。
  72. 【請求項72】 R3がBrであり、R2およびR4がそれぞれ独立して水素 原子、F、Cl、Br、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項5
    7記載の組成物。
  73. 【請求項73】 化合物が、 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項72記載の組成物。
  74. 【請求項74】 R3がOCF3であり、R2がNO2、CN、およびCO2− R8から選ばれる基であり、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3
    NO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基である、請求項57記載の組成 物。
  75. 【請求項75】 化合物が、 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]安息香酸エチルエステル;あるいは 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]安息香酸エチルエステル、 である、請求項74記載の組成物。
  76. 【請求項76】 R3がOCF3であり、R2およびR4がそれぞれ独立して水
    素原子、F、Cl、Br、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項
    57記載の組成物。
  77. 【請求項77】 化合物が、 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒド ロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フル オロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメ チルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジ
    メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒドロキシ
    −4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フルオロ−
    4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメチルア
    ミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジメト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項76記載の組成物。
  78. 【請求項78】 R3がNO2、N3、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、お
    よびSO2−Arから選ばれる基である、請求項56記載の組成物。
  79. 【請求項79】 化合物が、 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4−ジニトロベンゼン ; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4−ジ ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4− ジニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ トロベンゼン; 4−アジド−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベン
    ゼン; 4−アジド−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
    ンゼン; 4−アジド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −3−ニトロベンゼン; 2−アジド−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−アジド−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−アジド−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル; 5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホニルベ
    ンゾニトリル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニ
    ルスルホニルベンゾニトリル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェ
    ニルスルホニルベンゾニトリル; 5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ ニルベンゾニトリル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ
    ニルベンゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホニルオ
    キシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニ
    ルスルホニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェ
    ニルスルホニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ ニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ
    ニルオキシ安息香酸エチルエステル; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]−4−ニトロベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項78記載の組成物。
  80. 【請求項80】 R3がN(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、 N(R6)−SO2−Ar、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO
    −R8]2、およびO−CO−CF3から選ばれる基である、請求項55記載の組成
    物。
  81. 【請求項81】 化合物が、 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−トリフ
    ルオロメチルスルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
    シフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−トリフルオロメチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−(ジアセチルアミノ)−2,3−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]−5−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フ ルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒ ドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミド
    −3−ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチル
    スルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチ
    ルスルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ−4−フェニル
    スルホンアミドベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    −4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニト
    ロ−4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン;あるいは 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン、 である、請求項80記載の組成物。
  82. 【請求項82】 Yが単結合あるいは−CH(R9)−である、請求項54記 載の組成物。
  83. 【請求項83】 R3がF、Cl、Br、およびOCF3から選ばれる基であ
    る、請求項82の組成物。
  84. 【請求項84】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項83記載の組成物。
  85. 【請求項85】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)メチルスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)メチルスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼ
    ン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−
    3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベ
    ンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベン
    ゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]ベンゾニトリ
    ル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)メチルスルホ ニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)メチルスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]安息香酸
    エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スル ホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ス ルホニル]安息香酸エチルエステル; 1−クロロ−4− [(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−2−ニトロ ベンゼン; 1−クロロ−4− [(4−ジメチルアミノフェニル)メチルスルホニル]−2− ニトロベンゼン; 1−クロロ−4− [(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−ニトロベンゼ ン;あるいは 1−クロロ−4− [(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]−2−ニトロ ベンゼン、 である、請求項84記載の組成物。
  86. 【請求項86】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項83記載の組成物。
  87. 【請求項87】 化合物が、 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)スルホ ニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベ ンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニ ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニ
    ル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン
    ; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ス ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スル ホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]ベ ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]ベ
    ンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]
    ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スル ホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホ
    ニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)メチルスル ホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)メチ ルスルホニル]ベンゼン;あるいは 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)メチル
    スルホニル]ベンゼン、 である、請求項86記載の組成物。
  88. 【請求項88】 R3がNO2、S(O)−Ar、SO2−R8、SO2−Ar、 N3、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、N(R6)−SO2−Ar 、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO−R8]2,N(R8)3 +、 N(R8)2(Ar)+、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、O−CO−R8、O−C O−Ar、O−Ar、O−R8、およびO−CO−CF3から選ばれる基である、
    請求項82記載の組成物。
  89. 【請求項89】 R2がNO2、CN、およびCO2−R8から選ばれる基であ
    り、R4が水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、NO2、CN、およびC
    2−R8から選ばれる基である、請求項88記載の組成物。
  90. 【請求項90】 化合物が、 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロ ベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニト ロベンゼン; 4−アジド−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベ ンゼン; 4−アジド−1−[(4−アミノフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン
    ; 4−アジド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−
    ニトロベンゼン; 2−アジド−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾ
    ニトリル; 2−アジド−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベン
    ゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニル)ベンゾ
    ニトリル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニル)ベンゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニルオキシ)
    安息香酸エチルエステル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニル スルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)スル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシ
    フェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
    シフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル) スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホンアミド−3−
    ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホ
    ンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスルホンアミド−3
    −ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン;あるいは 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルス
    ルホンアミド−3−ニトロベンゼン、 である請求項89記載の組成物。
  91. 【請求項91】 R2およびR4がそれぞれ独立して水素原子、F、Cl、B
    r、OCF3、およびCF3から選ばれる基である、請求項88記載の組成物。
  92. 【請求項92】 化合物が、 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フ ルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒ ドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン;あるいは 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン、 である、請求項91記載の組成物。
  93. 【請求項93】 nが1である、請求項52記載の組成物。
  94. 【請求項94】 化合物が、 3−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルフェニル]ベンゼン; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルフェ
    ニル]安息香酸エチルエステル; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルフェニル]−
    3−ニトロベンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルフェニル]ベンゾニトリル; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルフェニ ル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スル フェニル]ベンゼン;あるいは 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルフ
    ェニル]ベンゼン、 である、請求項93記載の組成物。
  95. 【請求項95】 式Iで示される化合物あるいはその薬理学的に許容される
    塩を含有する組成物の治療効果量を必要な哺乳動物に投与することを特徴とする
    、低密度リポタンパク質粒子あるいはコレステロールの異常な血中高レベル、あ
    るいは異常な高レベルの細胞増殖を示す疾病の治療あるいは予防方法。 【化5】 (式中、下付nは1あるいは2; R1、R2、R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、ハロゲ
    ン、OCF3、CF3、NO2、CO2H、CN、SO2−N(R6)(R7)、SO2−R 8 、CO2−R8、およびCO−R8から選ばれる基; R3は脱離基; Yは単結合、−O−、−N(R9)−、−N(R9)−CH2−あるいは−CH(R9)
    −; およびArは置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール基; (R6およびR7はそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテロ アルキルから選ばれる基; R8は低級アルキルおよび低級ヘテロアルキルから選ばれる基;および R9は水素原子、置換または非置換(C1−C10)アルキル、置換または非置 換(C1−C10)アルコキシ、置換または非置換(C3−C6)アルケニル、置換
    または非置換(C2−C6)ヘテロアルキル、置換または非置換(C3−C6)ヘテ
    ロアルケニル、置換または非置換(C3−C6)アルキニル、置換または非置換( C3−C8)シクロアルキル、置換または非置換(C5−C7)シクロアルケニル 、置換または非置換(C5−C7)シクロアルカジエニル、置換または非置換アリ
    ール、置換または非置換アリールオキシ、置換または非置換アリール−(C3− C8)シクロアルキル、置換または非置換アリール−(C5−C7)シクロアルケ ニル、置換または非置換アリールオキシ−(C3−C8)シクロアルキル、置換ま
    たは非置換アリール−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリール−(C 1−C4)アルコキシ、置換または非置換アリール−(C1−C4)ヘテロアルキ ル、置換または非置換アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換ア
    リールオキシ−(C1−C4)アルキル、置換または非置換アリールオキシ−(C 2−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置 換ヘテロアリールオキシ、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アル
    キル、置換または非置換ヘテロアリール−(C1−C4)アルコキシ、置換または
    非置換ヘテロアリール−(C1−C4)ヘテロアルキル、置換または非置換ヘテロ
    アリール−(C3−C6)アルケニル、置換または非置換へテロアリールオキシ−
    (C1−C4)アルキル、および置換または非置換へテロアリールオキシ−(C2 −C4)ヘテロアルキルから選ばれる基; およびYが−N(R9)−である場合は、R9およびArは連結基Eを介して結合し
    て式: 【化6】 (式中Eは結合手、(C1−C4)アルキレン、あるいは(C1−C4)ヘテロアル キレンであり、R9、E、Arおよび窒素原子で形成される環は8個を超えない 原子を含む) で示される置換基を形成してもよく、あるいは好ましくはR9およびArは共有 結合して、窒素原子と共に5員あるいは6員複素環を形成していてもよい))。
  96. 【請求項96】 R3がハロゲン、NO2、OCF3、S(O)−Ar、SO2
    8、SO2−Ar、N3、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、N(
    6)−SO2−Ar、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[CO− R8]2、N(R8)3 +、N(R8)2(Ar)+、O−SO2−Ar、O−SO2−R8、O−
    CO−R8、O−CO−Ar、O−Ar、O−R8、あるいはO−CO−CF3で ある、請求項95記載の方法。
  97. 【請求項97】 nが2であり、R1、R2、R4およびR5がそれぞれ独立し
    て水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、SO2−R8、NO2、CN、C O2−R8、およびSO2−N(R6)(R7)から選ばれる基である、請求項96記載 の方法。
  98. 【請求項98】 Yが−N(R9)−であり、R6、R7およびR9がそれぞれ独
    立して水素原子、低級アルキル、および低級ヘテロアルキルから選ばれる基であ
    る、請求項97記載の方法。
  99. 【請求項99】 R3がハロゲンあるいはOCF3である、請求項98記載の
    方法。
  100. 【請求項100】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
    ンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリ
    ル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾ ニトリル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フルオロベンゾ
    ニトリル; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3− ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスル
    ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノス
    ルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−
    3−ニトロベンゼン; 4,5−ジフルオロ−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ トロベンゼン; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安
    息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]安息香酸エチルエステル; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]安息香酸エチルエステル; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,4−トリフルオロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,6−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベ
    ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホ ニル]ベンゼン; 1−クロロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−クロロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−クロロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−クロロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
    トロベンゼン; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−クロロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−クロロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル; 2−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸エチル
    エステル; 2−クロロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    安息香酸エチルエステル; 2−クロロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]安息香酸エチルエステル; 2−クロロ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸 エチルエステル; 2−クロロ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]安息香酸
    エチルエステル; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−2−ニトロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ トロベンゼン; 1−ブロモ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−ニ
    トロベンゼン; 2−ブロモ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−ブロモ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−ブロモ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−ブロモ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル; 2−ブロモ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸エチル
    エステル; 2−ブロモ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    安息香酸エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]安息香酸エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]安息香酸 エチルエステル; 2−ブロモ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]安息香酸
    エチルエステル; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメトキシ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]ベンゾニトリル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ア ミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホ
    ニル]安息香酸エチルエステル; 2−トリフルオロメトキシ−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスル ホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒド ロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フル オロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメ チルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジ
    メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−ヒドロキシ
    −4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3−フルオロ−
    4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(4−ジメチルア
    ミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 2,3,6−トリフルオロ−1−トリフルオロメトキシ−4−[(3,4−ジメト キシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項99記載の方法。
  101. 【請求項101】 R3がNO2、N3、O−SO2−Ar、O−SO2−R8
    およびSO2−Arから選ばれる基である、請求項98記載の方法。
  102. 【請求項102】 化合物が、 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4−ジニトロベンゼン ; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4−ジ ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3,4− ジニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニ トロベンゼン; 4−アジド−1−[(4−アミノフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベン
    ゼン; 4−アジド−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベ
    ンゼン; 4−アジド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    −3−ニトロベンゼン; 2−アジド−5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニトリル
    ; 2−アジド−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]
    ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ トリル; 2−アジド−5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]ベンゾニ
    トリル; 5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホニルベ
    ンゾニトリル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニ
    ルスルホニルベンゾニトリル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェ
    ニルスルホニルベンゾニトリル; 5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ ニルベンゾニトリル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ
    ニルベンゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホニルオ
    キシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニ
    ルスルホニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェ
    ニルスルホニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ ニルオキシ安息香酸エチルエステル; 5−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノスルホニル]−2−フェニルスルホ
    ニルオキシ安息香酸エチルエステル; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノス
    ルホニル]−4−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)アミノス ルホニル]−4−ニトロベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノ スルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル) アミノスルホニル]ベンゼン;あるいは 4−アジド−2,3,6−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)ア
    ミノスルホニル]ベンゼン、 である、請求項101記載の方法。
  103. 【請求項103】 R3がN(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8) 、N(R6)−SO2−Ar、N(R6)−CO−(R8)、N(R6)−CO−Ar、N[C
    O−R8]2、およびO−CO−CF3から選ばれる基である、請求項98記載の方
    法。
  104. 【請求項104】 化合物が、 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)アミ ノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−トリフ
    ルオロメチルスルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
    シフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−トリフルオロメチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 4−(ジアセチルアミノ)−2,3−ジフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]−5−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル) アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )アミノスルホニル]−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メ トキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フ ルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒ ドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]ベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミド
    −3−ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチル
    スルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−4−メチ
    ルスルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−メチルスルホンアミドベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ−4−フェニル
    スルホンアミドベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニトロ
    −4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アミノスルホニル]−3−ニト
    ロ−4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)アミノスルホニ
    ル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    アミノスルホニル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン;あるいは 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)アミノスルホニル]−4−フェニルスルホンアミドベンゼン、 である、請求項103記載の方法。
  105. 【請求項105】 Yが単結合あるいは−CH(R9)−であり、R3がハロゲ
    ン、OCF3、NO2、N3、O−SO2−Ar、O−SO2−R8あるいはSO2− Arである、請求項97の方法。
  106. 【請求項106】 化合物が、 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−3−ニトロ
    ベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)メチルスルホ ニル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)メチルスルホニ ル]−3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼ
    ン; 4−フルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−
    3−ニトロベンゼン; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベ
    ンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベン
    ゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]ベンゾニトリ
    ル; 2−フルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)メチルスルホ ニル]ベンゾニトリル; 2−フルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)メチルスルホニ ル]ベンゾニトリル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]安息香酸
    エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スル ホニル]安息香酸エチルエステル; 2,3,4−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ス ルホニル]安息香酸エチルエステル; 1−クロロ−4−[(4−メトキシフェニル)メチルスルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−クロロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)メチルスルホニル]−2−ニ
    トロベンゼン; 1−クロロ−4−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−ニトロベンゼン
    ; 1−クロロ−4−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]−2−ニトロベ
    ンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−3,4,5,6−テトラフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(4−メトキシフェニル)スルホ ニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−4,5,6−トリフルオロ−2−[(3−フルオロ−4−メトキシフ
    ェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベ ンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニ ル]ベンゼン; 2,3,4,5−テトラフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニ
    ル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン
    ; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ス ルホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スル ホニル]ベンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]ベ ンゼン; 3,4,5−トリフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルホニル]ベ
    ンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−クロロ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−ジメチルアミノフェ ニル)スルホニル]ベンゼン; 1−ブロモ−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3,4−ジメトキシフェニ
    ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]
    ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スル ホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホ
    ニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)メチルスル ホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)メチルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)メチ ルスルホニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)メチル
    スルホニル]ベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロ ベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニト ロベンゼン; 4−アジド−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベ ンゼン; 4−アジド−1−[(4−アミノフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン
    ; 4−アジド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−
    ニトロベンゼン; 2−アジド−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾ
    ニトリル; 2−アジド−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベン
    ゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニル)ベンゾ
    ニトリル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニル)ベンゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニルオキシ)
    安息香酸エチルエステル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニル スルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)スル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシ
    フェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
    シフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル) スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホンアミド−3−
    ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホ
    ンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスルホンアミド−3
    −ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン;または 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルス
    ルホンアミド−3−ニトロベンゼン、 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フ ルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒ ドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン;あるいは 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン、 である、請求項105記載の方法。
  107. 【請求項107】 Yが単結合あるいは−CH(R9)であり、R3がS(O)−
    Ar、SO2−R8、N(R6)−SO2−CF3、N(R6)−SO2−(R8)、N(R6) −SO2−Ar、N(R6)−CO−R8、N(R6)−CO−Ar、N[CO−R8]2
    N(R8)3 +、N(R8)2(Ar)+、O−CO−R8、O−CO−Ar、O−Ar、O −R8、およびO−CO−CF3から選ばれる基である、請求項97記載の方法。
  108. 【請求項108】 化合物が、 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニトロ ベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3,4−ジニト ロベンゼン; 4−アジド−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベ ンゼン; 4−アジド−1−[(4−アミノフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン
    ; 4−アジド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−アジド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−3−
    ニトロベンゼン; 2−アジド−5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾニトリル; 2−アジド−5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゾ
    ニトリル; 2−アジド−5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベン
    ゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニル)ベンゾ
    ニトリル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニル)ベンゾニトリル; 5−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルスルホニルオキシ )安息香酸エチルエステル; 5−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニルス ルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 5−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−(フェニル スルホニルオキシ)安息香酸エチルエステル; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(4−メトキシフェニル)スル ホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−フルオロ−4−メトキシ
    フェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキ
    シフェニル)スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−3
    −ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル) スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )スルホニル]−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホンアミド−3−
    ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスルホ
    ンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−メチルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスルホンアミド−3
    −ニトロベンゼン; 1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルスル
    ホンアミド−3−ニトロベンゼン; 1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]−4−フェニルス
    ルホンアミド−3−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−1−ニトロベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルスルホンアミド−1 −[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−フ ルオロ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロアセトキシ−1−[(3−ヒ ドロキシ−4−メトキシフェニル)スルホニル]ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(メチルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]− 4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
    スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ ル)スルホニル]−4−(フェニルスルホンアミド)ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルホニル]ベンゼン; 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メ トキシフェニル)スルホニル]ベンゼン;あるいは 4−アジド−2,3,5,6−テトラフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルホニル]ベンゼン、 である、請求項107記載の方法。
  109. 【請求項109】 nが1であり、R1、R2、R4およびR5がそれぞれ独立
    して水素原子、F、Cl、Br、OCF3、CF3、SO2−R8、NO2、CN、 CO2−R8、およびSO2−N(R6)(R7)から選ばれる基である、請求項96記 載の方法。
  110. 【請求項110】 化合物が、 1−ブロモ−2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−メトキシフェニル)ス
    ルフェニル]ベンゼン; 2,4,5,6−テトラフルオロ−3−[(4−ジメチルアミノフェニル)スルフェ
    ニル]安息香酸エチルエステル; 4−フルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)スルフェニル]−
    3−ニトロベンゼン; 2−フルオロ−5−[(4−メトキシフェニル)スルフェニル]ベンゾニトリル; 1,3−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ−5−[(3−フルオロ−4−メト キシフェニル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−メトキシフェニル)スルフェニ ル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェ
    ニル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
    ル)スルフェニル]ベンゼン; 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(4−ジメチルアミノフェニル)スル フェニル]ベンゼン;あるいは 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−1−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルフ
    ェニル]ベンゼン、 である、請求項109記載の方法。
  111. 【請求項111】 組成物を式Iで示されない他の抗脂血症剤あるいはコレ
    ステロール降下剤の治療有効量と共に投与することを特徴とする、請求項95記
    載の方法。
  112. 【請求項112】 組成物を、式Iで示されない他の腫瘍増殖阻害剤、化学
    療法剤、あるいは細胞毒剤の治療有効量と共に投与することを特徴とする、請求
    項95記載の方法。
  113. 【請求項113】 化合物をプロドラッグとして投与することを特徴とする
    、請求項95記載の方法。
  114. 【請求項114】 化合物を、該化合物を標的細胞に選択的に向かわせる標
    的分子と結合させることを特徴とする、請求項95記載の方法。
  115. 【請求項115】 疾病が癌あるいは癌性症状であることを特徴とする、請
    求項95記載の方法。
  116. 【請求項116】 細胞増殖性疾病が微生物による感染であることを特徴と
    する、請求項95記載の方法。
  117. 【請求項117】 細胞増殖性疾病が乾癬であることを特徴とする、請求項
    95記載の方法。
  118. 【請求項118】 細胞増殖性疾病が血管狭窄であることを特徴とする、請
    求項95記載の方法。
  119. 【請求項119】 疾病が高コレステロール血症あるいはコレステロールあ
    るいはリポタンパク質の異常な高レベルを伴う他の疾病である、請求項95記載
    の方法。
  120. 【請求項120】 組成物を経口投与することを特徴とする、請求項95記
    載の方法。
  121. 【請求項121】 組成物を静脈内あるいは筋肉内投与することを特徴とす
    る、請求項95記載の方法。
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