JP2001513655A - 安全套管の結合システム - Google Patents

安全套管の結合システム

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フーバー,リン・シイ
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デルーシア,ロバート・ジエイ
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Abstract

(57)【要約】 流体を、薬剤を含むカートリッジ(40)から注入部位(72)へ移送する結合システム(10)は、流体流路、流体流路の遠位端(24)を規定する鈍套管(16)、流体流路の近位端(22)を規定する針状套管(18)、および針状套管(18)を鈍套管(16)に固定接続する手段(20)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 安全套管の結合システム 発明の背景 これは1995年1月13日に出願された米国特許出願第08/372,271号の部分 継続出願である。発明の分野 本発明は材料を一つの流動導管から別の流動導管へ移送する結合システムに関 する。特に、本発明は薬剤を含むカートリッジユニットと共に使用するよう設計 されたハブ(hub)/安全針状套管(safety needle cannula)に関する。ハブ/ 安全針状套管およびカートリッジユニットは、安全かつ容易な取扱いのために、 カートリッジホルダと組み合わせて使用することが好ましい。報告された発達事項 当技術分野では、再使用可能な皮下注射器ホルダと組み合わせて使用する、薬 剤を含む使い捨てのカートリッジ針ユニットがよく知られている。このようなカ ートリッジは従来、近位端においてカートリッジの内腔の中で摺動可能な可撓性 ピストン で閉鎖され、直径が短縮された遠位端においてかしめた金属カラーによってカー トリッジに固定された隔膜で閉鎖される円筒形本体を特徴とする。直径が短縮さ れた遠位端には従来、鋼鉄の針/針ハブユニットおよび針の鞘が取り付けられて いる。このような針/針ハブユニットは、少なくとも、皮下注射針に結合される タイプに典型的な鋭い端部を有する。 このようなカートリッジ針ユニットは、再使用可能な注射器ホルダと組み合わ せて使用することができ、それによって使用者は針の露出時にカートリッジ針ユ ニットを取り扱わなくて済む。それにもかかわらず、医療作業者は、使用後のカ ートリッジ針ユニットの不注意な取扱いや廃棄のために、偶発的に針が刺さるこ とがあり、これは場合によっては感染を招き、実際に死亡することもある。肝炎 やAIDSなどの種々の感染性の疾病に汚染された針に医療作業者が刺された結 果は、特に深刻になることがある。米国でこのような偶発的に針に刺される頻度 は驚くほど多く、1年間に約100万回と推定されている。さらに、医療機関が 使用済み針を偶発的に刺した医療作業者を検査するための費用は、医療費にとっ て重大な負担である。したがって、このようなカートリッジに通常結合される針 に使用者 を曝す必要のない、薬剤を含むカートリッジを提供することによって、医療作業 者をさらに保護することが望ましい。 「偶発的に針を刺した傷害」を防止する必要性に応えて、鋭い針先を保護する か覆う多くの装置が開発されている。PCT/US89/00273に記載されているように、 最近開発された一つのシステムは、予めスリットを設けた注入部位で受けられる 鈍套管を備える。InterLinkという商標で市販されているこの予めスリットを設 けた注入部位と鈍套管とは、公開された特許出願および特許に記載されているよ うに、静脈内投与に適合するようになっている。このシステムの重要な特徴の一 つは、種々の処置に使用する伝統的な「鋭い」針を省略したことである。例えば 、PCT/US90/01350に記載されているように、鈍套管は、既知の構造の注射器に圧 入を組み合せて描かれている。伝統的な針を使用するのではなく、鈍套管を、注 射器に取り付け、次に静脈内配管ライン内にある予めスリットを設けた注入部位 を通して挿入する。次に、注射器の内容物を静脈内ラインに送出する。内容物を 送出したら、套管を部位から引っ込め、適切に処分する。このように、静脈内ラ インを通した注射器内容の投与は、偶発的に針を刺す可能性がある標準的な針を 使用せずに、 完了することができる。 さらに、偶発的に針を刺した傷害を防止する必要性に応えて、従来技術は、鈍 套管を受けるよう設計され、予めスリットを設けた注入部位で使用可能な従来通 りの使い捨て薬剤カートリッジを提供している。特に、流体薬剤をカートリッジ から予めスリットを設けた注入部位へ移送する結合システムは、 流体流路と、 予めスリットを設けた注入部位で受けられる流体流路の遠位端を形成する鈍套 管と、 流体流路の近位端を形成する針状套管と、 針状套管を鈍套管に接続する手段とを備える。 針状套管を鈍套管に接続する手段は、結合システムを流体薬剤を含むカートリ ッジにスナップ留めするときに、偶発的に針が刺さるのを防止するよう、針状套 管の近位端の周囲およびそれを越えて延在するスリーブを有するハブを備える。 この結合システムは医療実践者が偶発的に針を刺して傷害を受けるのを防止し 、その結果、患者への流体薬剤投与の技術を大いに前進させる一方、予めスリッ トを設けた部位との使用に関して、まだ結合システムを改良する必要がある。予 めスリッ トを設けた部位と結合システムとの接続は、空気で運ばれる異物が部位に入らな いよう、漏れずに封止し、繰り返し使用する際に容易に位置合わせでき、脱落し ないだけ十分な保持力を提供し、予めスリットを設けた部位の隔壁を適切に再封 止するものであるとよい。 医療専門家または患者が偶発的に針を刺すことなく、流体薬剤をカートリッジ から注入部位に送出できる、このような流体薬剤を含むカートリッジの結合シス テムを提供することが、本発明の目的である。 漏れ、位置ずれ、および注入部位への異物の侵入を大幅に減少させるか、また はなくす、予めスリットを設けた注入部位と組み合わせて使用する結合システム を提供することが、本発明の別の目的である。 注入部位からカートリッジが偶然に外れるのを少なくするため、(ルア(luer ))結合システムを噛み合わせてロックする、より積極的な手段を提供すること が、本発明のさらに別の目的である。 取扱いの安全性および容易さのために、カートリッジホルダと組み合わせて使 用することができる、流体薬剤を含むカート リッジユニットを伴う結合システムを提供することが、本発明のさらに別の目的 である。 種々の予めスリットを設けた注入部位と適合する結合システムを提供すること が、本発明のさらに別の目的である。 結合システムが予めスリットを設けた注入部位から容易に、または意図せずに 外れるのを抑制する保持機能を有する結合システムを提供することが、本発明の さらに別の目的である。 発明の概要 本発明によると、薬剤を含むカートリッジから偶発的に針に刺される可能性を 低下させる注入部位へと流体を移送する改良型の結合システムを提供する。 特に、本発明は、流体薬剤をカートリッジから注入部位に移動させる、三つの 実施形態を備える結合システムを提供する。実施形態I 薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合システ ムが提供され、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、 メスルアねじを有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒形流体流動部材と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位が 前記カテーテルと噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部位 を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された 第一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリッ トを設けた注入部位に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分 とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、これよ り先に延在する。 使用者を針状套管に露出することなく安全かつ効果的に使用することができる 、市販されている薬剤を含むカートリッジのための改良型の結合システムを提供 することが、本発明の有利な特徴である。これにより、医療作業者の偶発的に針 が刺さり易いことを減少させる。 結合システムをカートリッジと組み合わせて使用すると、アセンブリは、 カートリッジと組み合わせて、カートリッジから予めスリットを設けた注入部 位に薬剤を移送する結合システムを備え、前記予めスリットを設けた注入部位は 、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじ を有するカテーテルを受け、これと噛み合う 内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の 流体流動結合を提供する中空の円筒形流体流動部材と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位 が前記カテーテルと噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部 位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 カートリッジと組み合わされた前記結合システムが、 遠位端に封止した隔膜と、その内部を通して軸方向にかつ往復方向に摺動可能 なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備えたカートリッジと、 前記薬剤を前記カートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結 合システムとを備え、前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、前記薬剤を含むカートリッジの閉鎖部と噛み合うよ う設計された第一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分 とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、これよ り先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止する。 結合システムはカートリッジおよびホルダアセンブリと組み合わせても使用し 、その組み合わせは、 (a)予めスリットを設けた注入部位と、 (b)カートリッジホルダ内のカートリッジと、 (c)結合システムとを備え、 前記予めスリットを設けた注入部位が、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、 メスルアねじを有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた部位と噛み合うと、無菌の流体流 動結合を提供する中空の円筒形流体流動部材と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位が 前記カテーテルと噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部位 を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記カートリッジが、 遠位端に封止した隔膜と、その内部を通して軸方向にかつ往復方向に摺動可能 なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備え、 前記カートリッジホルダが、枠、クランプおよびピストン軸を含むプランジャ 要素を備え、 前記カートリッジが前記カートリッジホルダの枠に装填され、 前記薬剤を前記カートリッジから前記予めスリットを設けた注入部位に移送す る前記結合システムが、その中央に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 近位端および遠位端、およびハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端に鈍套管とを備え、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、前記薬剤を含むカートリッジの閉鎖部と噛み合うよ う設計された第一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分 とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、これ より先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止し、 前記針状套管の近位端が前記隔膜を貫通するよう、前記クランプを回転するこ とによって、前記カートリッジを前記ホルダを通して遠位方向に前進させること ができ、 前記ピストン軸を前記ピストンに接続して、前記カートリッ ジを通して前記ピストンを駆動するよう作動させて、前記カートリッジに含まれ る薬剤を前記流体流路を通して予めスリットを設けた注入部位に放出することが できる。実施形態II 本発明のこの実施形態では、種々の予めスリットを設けた注入部位と適合でき る結合システムが提供される。したがって、薬剤をカートリッジから予めスリッ トを設けた注入部位に移送する結合システムが提供され、前記予めスリットを設 けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約 20°のテーパ角度を有する中間のテーパ部分と、近位円筒端部分と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位 に前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部 位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間のテ ーパ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス部 材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分と を備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、これよ り先に延在する。 結合システムをカートリッジと組み合わせて使用すると、アセンブリは、 薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合システ ムを備え、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角 度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分とを備え、さらに、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位に 前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部位 を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記結合システムが、カートリッジと組み合わされて、 遠位端に封止した隔膜と、その内部を通して軸方向にかつ往復方向に摺動可 能なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備えたカートリッジと 、 前記薬剤を前記カートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する 結合システムとを備え、前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有 するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テ ーパ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス 部材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、前記薬剤を含むカートリッジの閉鎖部と噛み合う よう設計された第一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部 位に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分 とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、こ れより先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止する。 結合システムは、カートリッジホルダおよびホルダアセンブリと組み合わせて も使用し、この組み合わせは、 カートリッジおよびホルダアセンブリと組み合わせて、薬剤をカートリッジか ら予めスリットを設けた注入部位に移送する結合システムを備え、この組み合わ せは、 (a)予めスリットを設けた注入部位と、 (b)カートリッジホルダ内のカートリッジと、 (c)結合システムとを備え、 前記予めスリットを設けた注入部位が、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた部位と噛み合うと、無菌の流体流 動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒漏斗 形流体流動部材がメス部材 で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ 角度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分とを備え、さらに、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部 位に前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入 部位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記カートリッジが、 遠位端に封止した隔膜と、その内部を通して軸方向にかつ往復方向に摺動可 能なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備え、 前記カートリッジホルダが、枠、クランプおよびピストン軸を含むプランジ ャ要素を備え、 前記カートリッジが前記カートリッジホルダの枠に装填され、 前記薬剤を前記カートリッジから前記予めスリットを設けた注入部位に移送 する前記結合システムが、その中央に配置さ れた流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端に鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テー パ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス部 材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分 とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、これ より先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止し、 前記針状套管の近位端が前記隔膜を貫通するよう、前記クランプを回転するこ とによって、前記カートリッジを前記ホルダを通して遠位方向に前進させること ができ、 前記ピストン軸を前記ピストンに接続して、前記カートリッジを通して前記ピ ストンを駆動するよう作動させて、前記カートリッジの流体内容物を前記流体流 路を通して注入部位に放出することができる。実施形態III 本発明の実施形態IIIは、予めスリットを設けた注入部位から結合システム が容易または偶然に外れるのを抑制する保持機能を有する結合システムを提供す るよう設計されている。 したがって、薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送す る結合システムが提供され、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、 メスルアねじを有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角 度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位 に前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部 位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 保持ボタンを有する遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テー パ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス部 材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分と を備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、これよ り先に延在する。 結合システムをカートリッジと組み合わせて使用すると、ア センブリは、 薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合システ ムを備え、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角 度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分とを備え、さらに、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位に 前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部位 を封止する再封止可能隔壁 とを備え、 前記結合システムが、カートリッジと組み合わされて、 遠位端に封止した隔膜と、その内部を通して軸方向に往復運動で摺動可能な ピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備えたカートリッジと、 前記薬剤を前記カートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する 結合システムとを備え、前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 保持ボタンを有する遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テ ーパ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス 部材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、前記薬剤を含むカートリッジの閉鎖部と噛み合う よう設計された第一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、、前記予めスリットを設けた注入 部位に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分 とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、こ れより先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止する。 結合システムは、カートリッジホルダおよびホルダアセンブリと組み合わせて も使用し、この組み合わせは、 カートリッジおよびホルダアセンブリと組み合わせて、薬剤をカートリッジか ら予めスリットを設けた注入部位に移送する結合システムを備え、この組み合わ せは、 (a)予めスリットを設けた注入部位と、 (b)カートリッジホルダ内のカートリッジと、 (c)結合システムとを備え、 前記予めスリットを設けた注入部位が、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、これと噛み合う内部オスルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた部位と噛み合うと、無菌の流体流 動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒漏斗 形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ 角度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分とを備え、さらに、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部 位に前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入 部位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記カートリッジが、 遠位端に封止した隔膜と、その内部を通して軸方向にかつ 往復方向に摺動可能なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備え 、 前記カートリッジホルダが、枠、クランプおよびピストン軸を含むプランジ ャ要素を備え、 前記カートリッジが前記カートリッジホルダの枠に装填され、 前記薬剤を前記カートリッジから前記予めスリットを設けた注入部位に移送 する前記結合システムが、その中央に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端に鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 保持ボタンを有する遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テー パ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス部 材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、それと接続する中間部分 とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、これ より先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止し、 前記針状套管の近位端が前記隔膜を貫通するよう、前記クランプを回転するこ とによって、前記カートリッジを前記ホルダを通して遠位方向に前進させること ができ、 前記ピストン軸を前記ピストンに接続して、前記カートリッジを通して前記ピ ストンを駆動するよう作動させて、前記カートリッジの流体内容物を前記流体流 路を通して注入部位に放出することができる。図面の簡単な説明 第1図は、套管およびハブを示す結合システムの分解組立軸方向横断面図であ る。 第2図は、第1図の3−3−4−4−3で規定された面に沿って切り取ったハ ブを示す軸方向断面図である。 第3図は、ハブの上面図である。 第4図は、ハブの底面図である。 第5図は、液体薬剤を含むカートリッジと組み合わせた結合システムの断面図 である。 第6図は、結合システムと予めスリットを設けた注入部位との断面図である。 第7図は、本発明の結合システム/カートリッジの組合せと共に使用するカー トリッジホルダの分解組立図である。 第8図は、套管とハブを示す結合システムの分解組立軸方向断面図である。 第9図は、第1図の3−3−4−4−3で規定された面に沿って切り取ったハ ブを示す軸方向断面図である。 第10図は、ハブの上面図である。 第11図は、ハブの底面図である。 第12図は、液体薬剤を含むカートリッジと組み合わせた結 合システムの断面図である。 第13図は、結合システムと予めスリットを設けた注入部位との断面図である 。 第14図は、套管とハブを示す結合システムの分解組立軸方向断面図である。 第15図は、第14図の3−3−4−4−3で規定された面に沿って切り取っ たハブを示す軸方向断面図である。 第16図は、ハブの上面図である。 第17図は、ハブの底面図である。 第18図は、液体薬剤を含むカートリッジと組み合わせた結合システムの断面 図である。 第19図は、結合システムと予めスリットを設けた注入部位との断面図である 。 好ましい実施形態の説明 本発明について、以下で特に、薬剤を含むカートリッジから予めスリットを設 けた注入部位へ流体を移送する結合システムを備える好ましい実施形態に関して 説明し、これは流体材料を一つの流動導管から別の流動導管に移送する他の結合 システムにも有用である。 本発明は、それぞれ第1図〜第7図、第8図〜第13図、および第14図〜第 19図で示す好ましい実施形態I、IIおよびIIIに関して説明する。実施形態I(第1図〜第7図) 第1図から第7図を参照すると、本発明の実施形態Iの結合システムが、第1 図の10によっておおむね表され、これは従来通りの薬剤を含む使い捨てカート リッジと組み合わせて使用するよう意図されている。結合システムは流体流路を 含み、この流体流路は、流体流路の遠位端を規定する鈍套管16、流体流路の近 位端を規定する針状套管18、および針状套管を鈍套管に接続し、さらに下記の ような他の重要な機能も果たすハブ20を備える。 第1図、第2図、第3図および第4図で最もよく分かるように、ハブ20は、 第一スリーブの形の近位端22、第二スリーブの形の遠位端24、および近位端 と遠位端とを接続する中間部分26を有する単一本体を備える。中間部分26は 、ハブの近位端および遠位端のスリーブの外径より小さい外径を有する。中間部 分26には、ハブの近位端と遠位端を接続し、強化および製造促進という目的に 役立つ複数の平行なうねすなわちリッ ジ28を設けることが好ましい。ハブ20の中間部分26は、第一および第二ス リーブの外径より小さい外径を有し、第7図に示すカートリッジホルダの遠位端 にぴったり填る。しかし、直径が大きい方のスリーブは、カートリッジの結合シ ステムがカートリッジホルダ内で軸方向に移動できないようにする停止手段とし ても働く。 ハブ20の近位端22を形成する第一スリーブは、カートリッジの閉鎖キャッ プの外径よりわずかに小さいか、それと等しい内径を有し、したがって結合シス テムとカートリッジを組み立てる場合、第一スリーブは閉鎖キャップ上にスナッ プ留めすることができる。 ハブ20の遠位端24を形成する第二スリーブは、結合システムの遠位端が予 めスリットを設けた注入部位の受け手段と噛み合う場合に、受け手段が第二スリ ーブ内に填るよう、予めスリットを設けた注入部位で、受け手段の外径より大き い内径を有する。ハブ20の遠位端24にある第二スリーブには、受け手段を前 記第二スリーブ内にねじ込み、それによってそれぞれの部品間に密着した漏れな い接続部を形成するよう、内ねじを設ける。 流体流路が結合システム内に設けられ、それは針状套管18および鈍套管16 を備える。第一スリーブ22は、組立時に針状套管18の近位端12の周囲およ びそれを越えて延在する。製造業者の現場で結合システムを組み立てるので、使 用者が偶発的に針を刺すことは、事実上ない。 針状套管18は、皮下注射器に通常結合されるタイプの、鋭い先端が一つまた は二つの針状套管でよい。第1図に示すような、鋭い先端が一つのタイプの針状 套管が好ましい。針状套管はステンレス鋼で製造することが好ましい。 第6図に示すように、市販されているCarpujectTM無菌カートリッジなど、従 来通りのカートリッジと共に使用するには、結合システムをカートリッジに取り 付けていない時に針状套管の近位端が適切に保護されるよう、スリーブ22の半 径rは約5mmで、スリーブ22の端から針状套管18の近位端12までの距離 xは、少なくとも約2mmが好ましく、3mmがさらに好ましい。針状套管18 の遠位端は、鈍套管の遠位端と面一にしてもよい。しかし、製造公差により針状 套管が鈍套管の遠位端より先に延在してしまうような望ましくない可能性を低下 させるため、針状套管の遠位端と鈍套管の端との間に、少なく とも約0.5mm、好ましくは約1mmのクリアランスを設けることができる。 鈍套管16は、注入部位と噛み合うため、遠位端でテーパになっている。鈍套 管16は、ハブ20の一体部品であることが好ましい。ハブ20のテーパを付け られた鈍套管端部分の設計の詳細は、PCT/US89/000273およびPCT/US90/01350を 参照して確認することができ、その開示は参照によって本明細書に組み込むが、 それは予めスリットを設けた注入部位と共に使用するテーパを付けられた鈍套管 について述べている。 針状套管を鈍套管および/または鈍套管を備えるハブと固定接続するために、 種々の手段を使用することができる。例えば、針状套管を鈍套管内に挿入し、そ れに接着接続できるよう、鈍套管内の流体流路をテーパにすることができる。適 切な接着剤は、例えばエポキシ系樹脂などがあり、ハブに挿入する前に針状套管 の外面に塗布することができる。あるいは、針状套管を鈍套管またはハブに挿入 し、鈍套管またはハブを溶解または溶着して針状套管を鈍套管に接続することが できる。 套管の無菌性を維持するため、保管または取扱い中に着脱式のカバー鞘30を 設け、鈍套管16を囲むことができる。カバ ー鞘30は、ハブにスナップ留めして噛み合わせ、外に突き出す鈍套管16の遠 位端を囲み、保護することができる。 第5図を参照すると、薬剤を含む使い捨てカートリッジ40は従来通りの設計 で、流体薬剤などの供給物を予め充填した中空で透明な本体を含む。このような カートリッジは現在、広く商業化されている。カートリッジ40は、相対的に狭 い首部46で同一に広がるよう接合された頭部42と円筒形本体44を含む。金 属製の端キャップ48が封止した隔膜50を覆い、これがカートリッジ40を横 切って延在して流体内容物の汚染および漏れを防止する。ピストン52は、カー トリッジ40の内部で受けられ、カートリッジ40の内部を通して軸方向かつ往 復方向に摺動できるようなサイズにする。ピストン52は、例えばゴムなどの比 較的稠密な弾性材料から形成され、鈍套管16および針状套管18を介してカー トリッジの流体内容物を放出するため、カートリッジ40を通して遠位方向に移 動することができる。ピストン52の端から外方向に突き出すよう、ねじを切ら れた棒54をピストン52に接続することができる。ねじを切られた棒54は、 結合されるホルダのねじを切られたピストン軸とかみ合い、カートリッジ40の 内部を通るピストン 52の動作を制御するピストンアセンブリを完成することができる。ねじを切ら れた棒をピストン軸に取り付けるには、当技術分野で知られている他の手段を使 用できることが想定される。 上述した薬剤を含むカートリッジは、使い捨て注射器の再使用可能なホルダと 共に使用するよう設計されている。例証的な有用な注射器ホルダは、例えばHadt keの米国特許第4,585,445号およびEPO 485,028に記載されているが、その開示は 参照により本明細書に組み込む。第7図に描かれているような注射器ホルダ56 は、円筒形の枠58、クランプ60、およびピストン軸68を含むプランジャ要 素62を備えることができる。 好ましい実施形態では、本発明の結合システムは、PCT/US89/00273、PCT/US90 /01350に記載され、第6図に描かれているような、予めスリットを設けた注入部 位と共に実施される。注入部位72は円筒形のハウジング74、第一端76、第 二端78、および中空の円筒形流体流動部材80を有し、これはカテーテルのハ ウジングなどの受け部材と摺動可能な状態で噛み合うことができ、それによって 無菌の流体流動結合を提供する。第二端78に隣接してハウジング74によって 担持されるよう図示された内部オスルアねじ82は、注入部位を回転 すると、フランジ部材(図示せず)と噛み合う。注入部位72は、例えばラテッ クス、合成ゴムまたは熱可塑性エラストマーなどで形成された再封止可能隔壁8 4を含む。隔壁84は部分的または完全な開口部またはスリット86を有する。 ハブ20は、カートリッジの遠位端にスリーブ部分22をスナップ留めするこ とによりカートリッジに取り付けることができ、金属キャップ48と噛み合うこ とが好ましい。必要な無菌の封止および可撓性を獲得するため、ハブはポリエチ レンまたはポリプロピレン、または例えば低密度ポリエチレンを少量含むポリプ ロピレン共重合体などの可塑材料で製造し、重合体の衝撃強さを向上させること が好ましい。後者の共重合体の一例は、Himont Incorporatedから入手できるPro -fax 8523である。このような共重合体は、ハブを従来通りの射出成形技術で準 備する場合に、特に好ましい。 本発明の結合システム10は、針状套管18をハブ20に挿入することによっ て準備することができる。好ましくは、例えば紫外線硬化性エポキシ樹脂などの 接着剤を針/挿入境界面に塗布し、その後に樹脂を硬化させることができる。結 合システム10は、照射、蒸気または酸化エチレンなどによって殺菌す ることができる。次に、針状套管挿入アセンブリを、スリーブ22を通してハブ 20に圧入することができる。次に鞘30をハブ20上にぴったり取り付け、結 合システムと鞘のアセンブリをカートリッジ40の狭くなった端部にスナップ留 めすることができる。 使用時には、本発明の結合システム10は、以下のように注入投与中またはそ の後において、従来通りの薬剤を含むカートリッジ、再使用可能な注射器ホルダ および注入部位とともに作動する。注入状態では、鞘30で覆われた鈍套管16 が枠から遠位外方向外側に延在するよう、上述したように、本発明の結合システ ム10を取り付けられた予め充填した薬剤カートリッジ40を、組み立てた再使 用可能な注射器ホルダ56の円筒枠58に装填する。次に、針状套管の内方向に 延在する近位端12がカートリッジ40の封止した隔膜50を貫通するまで、医 療作業者がクランプ要素60を回転することにより、ホルダを通してカートリッ ジ40を遠位方向に前進させる。 次に、鞘30を外し、鈍套管16の外方向に延在する遠位端を露出させる。ね じを切ったピストン軸68を、ねじを切られた棒54でピストン52に接続する 。上述したように、予めス リットを設けた注入部位に鈍套管16を挿入する。ハブ20の内ねじスリーブ2 4に受け手段をねじ込み、結合システムを所定の位置にしっかり保持する。医療 作業者が起動ボタン70を介して、軸方向および遠位方向に向く力をピストン軸 62にかける。遠位方向の力がピストン軸68からピストン52に伝達され、薬 剤を含むカートリッジ40を通してピストンを駆動し、それによって流体流路を 通る針状套管18を介してカートリッジ40の流体内容物を放出し、予めスリッ トを設けた注入部位72の流体流動部材80に入れる。注入後、鈍套管16を注 入部位から外す。その後、プランジャ棒54をピストンねじからねじを回して外 し、近位方向に引き戻して、クランプ60を回転し、カートリッジ30を自由に し、カートリッジユニットを適切な方法で処分するが、この手順の全体を通して 針状套管18はハブ20、スリーブ22および/または鈍套管16によって安全 に覆われ、したがって偶発的に針を刺す可能性は低くなる。実施形態II(第8図〜第13図) 第8図から第13図を参照すると、本発明の実施形態IIの結合システムが、 第8図の10によっておおむね表され、これは従来通りの薬剤を含む使い捨てカ ートリッジと組み合わせて 使用するよう意図されている。結合システムは流体流路を含み、流体流路は、流 体流路の遠位端を規定する鈍套管16、流体流路の近位端を規定する針状套管1 8、および針状套管を鈍套管に接続し、さらに下記のような他の重要な機能も果 たすハブ20を備える。 第8図、第9図、第10図および第11図で最もよく分かるように、ハブ20 は、第一スリーブの形の近位端22、第二スリーブの形の遠位端24、および近 位端と遠位端とを接続する中間部分26を有する単一本体を備える。中間部分2 6は、ハブの近位端および遠位端のスリーブの外径より小さい外径を有する。中 間部分26には、ハブの近位端と遠位端を接続し、強化および製造促進という目 的に役立つ複数の平行なリッジ28を設けることが好ましい。ハブ20の中間部 分26は、第一および第二スリーブの外径より小さい外径を有し、実施形態Iの 第7図に示すカートリッジホルダの遠位端にぴったり填る。しかし、直径が大き い方のスリーブは、カートリッジの結合システムがカートリッジホルダ内で軸方 向に移動できないようにする停止手段としても働く。 ハブ20の近位端22を形成する第一スリーブは、カートリ ッジの閉鎖キャップの外径よりわずかに小さいか、それと等しい内径を有し、し たがって結合システムとカートリッジを組み立てる場合、スリーブは閉鎖キャッ プ上にスナップ留めすることができる。 ハブ20の遠位端24を形成する第二スリーブは、結合システムの遠位端が予 めスリットを設けた注入部位の受け手段と噛み合う場合に、受け手段が第二スリ ーブ内に填るよう、予めスリットを設けた注入部位で、受け手段の外径より大き い内径を有する。ハブ20の遠位端24にある第二スリーブには、受け手段を前 記第二スリーブ内にねじ込み、それによってそれぞれの部品間に密着した漏れな い接続部を形成するよう、内ねじを設ける。 流体流路が結合システム内に設けられ、それは針状套管18および鈍套管16 を備える。第一スリーブ22は、組立時に針状套管18の近位端12の周囲およ びそれを越えて延在する。製造業者の現場で結合システムを組み立てるので、使 用者が偶発的に針を刺すことは、事実上ない。 針状套管18は、皮下注射器に通常結合されるタイプの、鋭い先端が一つまた は二つの針状套管でよい。第8図に示すよう な、鋭い先端が一つのタイプの針状套管が好ましい。針状套管はステンレス鋼で 製造することが好ましい。 第13図に示すように、市販されているCarpujectTM無菌カートリッジなど、 従来通りのカートリッジと共に使用するには、結合システムをカートリッジに取 り付けていない時に針状套管の近位端が適切に保護されるよう、スリーブ22の 半径rは約5mmで、スリーブ22の端から針状套管18の近位端12までの距 離xは、少なくとも約2mmが好ましく、3mmがさらに好ましい。針状套管1 8の遠位端は、鈍套管の遠位端と面一にしてもよい。しかし、製造公差により針 状套管が鈍套管の遠位端より先に延在してしまうような望ましくない可能性を低 下させるため、針状套管の遠位端と鈍套管の端との間に、少なくとも約0.5m m、好ましくは約1mmのクリアランスを設けることができる。 鈍套管16は、注入部位と噛み合うため、遠位端でテーパになっている。鈍套 管16は、ハブ20の一体部品であることが好ましい。ハブ20のテーパを付け られた鈍套管端部分の設計の詳細の一部は、PCT/US89/000273およびPCT/US90/01 350を参照して確認することができ、その開示は参照によって本明細 書に組み込むが、それは予めスリットを設けた注入部位と共に使用するテーパを 付けられた鈍套管について述べている。他の詳細は、本発明、つまり種々の予め スリットを設けた注入部位と適合できる結合システムの目的の一つに関連するの で、以下で述べる。 鈍套管16は遠位端でテーパになり、第一部分88’、第二部分90’および 第三部分92’を備える。 針状套管18を鈍套管16および/または鈍套管を備えるハブ20と固定接続 するために、種々の手段を使用することができる。例えば、針状套管を鈍套管内 に挿入し、それに接着接続できるよう、鈍套管内の流体流路をテーパにすること ができる。適切な接着剤は、例えばエポキシ系樹脂などがあり、ハブに挿入する 前に針状套管の外面に塗布することができる。あるいは、針状套管を鈍套管また はハブに挿入し、鈍套管またはハブを溶解または溶着して針状套管を鈍套管に接 続することができる。 套管の無菌性を維持するため、保管または取扱い中に着脱式のカバー鞘30を 設け、鈍套管16を囲むことができる。カバー鞘30は、ハブにスナップ留めし て噛み合わせ、外に突き出す鈍套管16の遠位端を囲み、保護することができる 。 第12図を参照すると、薬剤を含む使い捨てカートリッジ40は従来通りの設 計で、流体薬剤などの供給物で予め充填した中空で透明な本体を含む。このよう なカートリッジは現在、広く商業化されている。カートリッジ40は、相対的に 狭い首部46で同一に広がるよう接合された頭部42と円筒形本体44を含む。 金属製の端キャップ48が封止した隔膜50を覆い、これがカートリッジ40を 横切って延在して流体内容物の汚染および漏れを防止する。ピストン52は、カ ートリッジ40の内部で受けられ、カートリッジ40の内部を通して軸方向かつ 往復方向に摺動できるようなサイズにする。ピストン52は、例えばゴムなどの 比較的稠密な弾性材料から形成され、鈍套管16および針状套管18を介してカ ートリッジの流体内容物を放出するため、カートリッジ40を通して遠位方向に 移動することができる。ピストン52の端から外方向に突き出すよう、ねじを切 られた棒54をピストン52に接続することができる。ねじを切られた棒54は 、結合されるホルダのねじを切られたピストン軸とかみ合い、カートリッジ40 の内部を通るピストン52の動作を制御するピストンアセンブリを完成すること ができる。ねじを切られた棒をピストン軸に取り付けるには、当 技術分野で知られている他の手段を使用できることが想定される。 上述した薬剤を含むカートリッジは、使い捨て注射器の再使用可能なホルダと 共に使用するよう設計されている。例証的な有用な注射器ホルダは、例えばHadt keの米国特許第4,585,445号およびEPO 485,028に記載されているが、その開示は 参照により本明細書に組み込む。第7図に描かれているような注射器ホルダ56 は、円筒形の枠58、クランプ60、およびピストン軸68を含むプランジャ要 素62を備えることができる。 この好ましい実施形態では、本発明の結合システムは、PCT/US89/00273、PCT/ US90/01350に記載され、第13図に描かれているような、予めスリットを設けた 注入部位と共に実施される。注入部位72は円筒形のハウジング74、第一端7 6、第二端78、および中空の円筒形流体流動部材80を有し、これはカテーテ ルのハウジングなどの受け部材と摺動可能な状態で噛み合うことができ、それに よって無菌の流体流動結合を提供する。第二端78に隣接してハウジング74に よって担持されるよう図示された内部オスルアねじ82は、注入部位を回転する と、フランジ部材(図示せず)と噛み合う。注入部位72 は、例えばラテックス、合成ゴムまたは熱可塑性エラストマーなどで形成された 再封止可能隔壁84を含む。隔壁84は部分的または完全な開口部またはスリッ ト86を有する。 漏斗形流体流動部材80は、遠位円筒端部分88、中間テーパ部分90、およ び近位円筒端部分92を備える。 遠位円筒端部分88は、約0.100インチから約0.300インチの長さb 、および約0.070インチから約0.100インチの内径eを有する。中間テ ーパ部分90は、約0.090インチから約0.150インチ、好ましくは約0 .125インチの長さa、および約2°から約20°、好ましくは約5°から約 15°のテーパ角度を有する。近位円筒端部分92は、約0.180インチから 約0.300インチ、好ましくは約0.250インチの長さd、および約0.1 00インチから約0.300インチの内径gを有する。漏斗形流体流動部材80 は、オス部分である鈍套管16と噛み合うと、メス部分として働く。 漏斗形流体流動部材80を含む注入部位72は、遠位円筒端部分88’、中間 テーパ部分90’および近位円筒端部分92’を備えた套管16と噛み合うよう になっている。 遠位円筒端部分88’は、約0.100インチから約0.300 インチの長さb’および約0.070インチから約0.100インチの外径e’ を有する。中間テーパ部分90’は、約0.090インチから約0.150イン チ、好ましくは約0.125インチの長さa’、および約2°から約20°、好 ましくは約5°から約15°のテーパ角度を有する。近位円筒端部分92’は、 約0.180インチから約0.300インチ、好ましくは約0.250インチの 長さd’および約0.100インチから約0.300インチの外径g’を有する 。 噛み合うと、鈍套管16の遠位円筒端部分88’は、漏斗形流体流動部材88 の遠位円筒端部分内にぴったり填り、鈍套管16の中間テーパ部分90’は、漏 斗形流体流動部材の中間テーパ部分90内にぴったり填り、鈍套管16の近位円 筒端部分92’は漏斗形流体流動部材の近位円筒端部分92内にぴったり填る。 メス部材として働く漏斗形流体流動部材80の寸法と、オス部材として働く鈍 套管16の寸法は、本発明の実施中に漏れを防止するのに十分な適合性をもって 摩擦嵌合が存在するよう調整される。したがって、オス部材の三つの部分の外径 は、メス部材の三つの部分の内径より1から2パーセント小さくてもよ い。 ハブ20は、カートリッジの遠位端にスリーブ部分22をスナップ留めするこ とによりカートリッジに取り付けることができ、金属キャップ48と噛み合うこ とが好ましい。必要な無菌の封止および可撓性を獲得するため、ハブはポリエチ レンまたはポリプロピレン、または例えば低密度ポリエチレンを少量含むポリプ ロピレン共重合体などの可塑材料で製造し、重合体の衝撃強さを向上させること が好ましい。後者の共重合体の一例は、Himont Incorporatedから入手できるPro -fax 8523である。このような共重合体は、ハブを従来通りの射出成形技術で準 備する場合に、特に好ましい。 本発明の結合システム10は、針状套管18をハブ20に挿入することによっ て準備することができる。好ましくは、例えば紫外線硬化性エポキシ樹脂などの 接着剤を針/挿入境界面に塗布し、その後に樹脂を硬化させることができる。結 合システム10は、照射、蒸気または酸化エチレンなどによって殺菌することが できる。次に、針状套管挿入アセンブリを、スリーブ22を通してハブ20に圧 入することができる。次に鞘30をハブ20上にぴったり取り付け、結合システ ムと鞘のアセンブ リをカートリッジ40の狭くなった端部にスナップ留めすることができる。 使用時には、本発明の結合システム10は、以下のように注入投与中またはそ の後において、従来通りの薬剤を含むカートリッジ、再使用可能な注射器ホルダ および注入部位とともに作動する。注入状態では、鞘30で覆われた鈍套管16 が枠から遠位方向外側に延在するよう、上述したように、本発明の結合システム 10を取り付けられた予め充填した薬剤カートリッジ40を、組み立てた再使用 可能な注射器ホルダ56の円筒枠58に装填する。次に、針状套管の内方向に延 在する近位端12がカートリッジ40の封止した隔膜50を貫通するまで、医療 作業者がクランプ要素60を回転することにより、ホルダを通してカートリッジ 40を遠位方向に前進させる。 次に、鞘30を外し、鈍套管16の外方向に延在する遠位端を露出させる。ね じを切ったピストン軸68を、ねじを切られた棒54でピストン52に接続する 。上述したように、予めスリットを設けた注入部位に鈍套管16を挿入する。ハ ブ20の内ねじスリーブ24に受け手段をねじ込み、結合システムを所定の位置 にしっかり保持する。医療作業者が起動ボタン70を 介して、軸方向および遠位方向に向く力をピストン軸62にかける。遠位方向の 力がピストン軸68からピストン52に伝達され、薬剤を含むカートリッジ40 を通してピストンを駆動し、それによって流体流路を通る針状套管18を介して カートリッジ40の流体内容物を放出し、予めスリットを設けた注入部位72の 流体流動部材80に入れる。注入後、鈍套管16を注入部位から外す。その後、 プランジャ棒54をピストンねじからねじを回して外し、近位方向に引き戻して 、クランプ60を回転し、カートリッジ30を自由にし、カートリッジユニット を適切な方法で処分するが、この手順の全体を通して針状套管18はハブ20、 スリーブ22および/または鈍套管16によって安全に覆われ、したがって偶発 的に針を刺す可能性は低くなる。実施形態III(第14図〜第19図) 第14図から第19図は本発明の実施形態IIIを示し、ここではボタン94 の形の保持機能が鈍套管16の遠位円筒端部分88’に作られ、鈍套管16が注 入部位72から容易に、または偶発的に外れないよう働く。この実施形態の詳細 は、以下で述べるボタンの形の保持機能を除き、実施形態IIと同じである。 第19図で最もよく分かるように、保持ボタン94は鈍套管16の遠位円筒端 部分88’に配置され、約0.005インチから約0.010インチの長さh、 および約0.005インチから約0.010インチの幅iを有する。鈍套管16 を注入部位72に挿入すると、保持ボタン94が漏斗形流体流動部材88の遠位 円筒端部分内にぴったり填り、鈍套管16の中間テーパ部分90’が漏斗形流体 流動部材の中間テーパ部分90内にぴったり填り、鈍套管16の近位円筒端部分 92’は漏斗形流体流動部材の近位円筒端部分92内にぴったり填る。 実施形態IIと同様に、メス部材として働く漏斗形流体流動部材80の寸法と 、オス部材として働く保持ボタン94を有する鈍套管16の寸法は、本発明の実 施中に漏れを防止するのに十分な適合性をもって摩擦嵌合が存在するよう調整さ れる。 保持ボタン94は、鈍套管16が注入部位72から容易に、または偶発的に外 れるのを防止し、鈍套管16に外方向に引っ張る力をかけると、保持ボタン94 が再封止可能な隔壁84と接触し、隔壁84は、保持ボタン94が注入部位72 から外方向にさらに移動するのを防止する。 本発明を、その特定の好ましい実施形態に特に関連させて詳 述してきたが、本発明の精神および範囲内で変形および修正が実施できることが 理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーロン,マイケル・テイ アメリカ合衆国、コネチカツト・06812、 ニユウ・フエアフイールド、ブルツクウツ ド・ロード・14 (72)発明者 ホイエス,ジエームズ・イー アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08873、サマーセツト、マツトルツク・プ レース・185 (72)発明者 デルーシア,ロバート・ジエイ アメリカ合衆国、ニユー・ヨーク・10543、 ママロネツク、バーチ・ヒル・レイン・ 1309

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合シス テムであって、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、メスルアねじを有するカテーテルと噛み合う内部オス ルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ 角度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部 位に前記カテーテルが噛み合っていない場合 は、前記予めスリットを設けた注入部位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間の テーパ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス 部材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリット を設けた注入部位に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、スリーブと接続する中間部 分とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で、前記針状套管の鋭い端を覆い、前記 針状套管の鋭い端より先に延在する結合システム。 2.薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合シス テムであって、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、メスルアねじを有するカテーテルと噛み合う内部オス ルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ 角度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位に 前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部位 を封止する再封止可能隔壁とを備え、 カートリッジと組み合わされた前記結合システムが、 遠位端に封止した隔膜と、中空本体の内部を通して軸方向にかつ往復方向に 摺動可能なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備えたカートリ ッジと、 前記薬剤を前記カートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する 結合システムとを備え、前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端に鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間の テーパ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス 部材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、前記薬剤を含むカートリッジの閉鎖部と噛み合う よう設計された第一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部 位に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、スリーブと接続する中間 部分とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、前 記針状套管の鋭い端より先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止する結合シ ステム。 3.カートリッジおよびホルダアセンブリとの組み合わせによって薬剤をカート リッジから予めスリットを設けた注入部位に 移送する結合システムであって、該組み合わせは、 (a)予めスリットを設けた注入部位と、 (b)カートリッジホルダ内のカートリッジと、 (c)結合システムとを備え、 前記予めスリットを設けた注入部位が、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、メスルアねじを有するカテーテルと噛み合う内部オス ルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ 角度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分とを備え、さらに、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部 位に前記カテーテルが噛み合っていない場合 は、前記予めスリットを設けた注入部位を封止する再封止可能隔璧とを備え、 前記カートリッジが、 遠位端に封止した隔膜と、中空本体の内部を通して軸方向にかつ往復方向に 摺動可能なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備え、 前記カートリッジホルダが、枠、クランプおよびピストン軸を含むプランジ ャ要素を備え、 前記カートリッジが前記カートリッジホルダの枠に装填され、 前記薬剤を前記カートリッジから前記予めスリットを設けた注入部位に移送 する前記結合システムが、その中央に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端に鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度 を有する中間テーパ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス部 材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、スリーブと接続する中間部 分とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、前記 針状套管の鋭い端より先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止し、 前記針状套管の近位端が前記隔膜を貫通するよう、前記クランプを回転するこ とによって、前記カートリッジを前記ホルダを通して遠位方向に前進させること ができ、 ピストン軸を前記ピストンに接続して、前記カートリッジを 通して前記ピストンを駆動するよう作動させて、前記カートリッジの流体内容物 を前記流体流路を通して注入部位に放出することができる結合システム。 4.薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合シス テムであって、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、メスルアねじを有するカテーテルと噛み合う内部オス ルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角 度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分と、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリット を設けた注入部位に前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリッ トを設けた注入部位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 保持ボタンを有する遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テー パ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス部 材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、スリーブと接続する中間部 分とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、前記針 状套管の鋭い端より先に延在する結合システム。 5.薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合シス テムであって、前記予めスリットを設けた注入部位は、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、メスルアねじを有するカテーテルと噛み合う内部オス ルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた注入部位と噛み合うと、無菌の流 体流動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒 漏斗形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角 度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分とを備え、さらに、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリットを設けた注入部位に 前記カテーテルか噛み合っていない場合は、前記予めスリットを設けた注入部位 を封止する再封止可能隔壁とを備え、 カートリッジと組み合わされた前記結合システムが、 遠位端に封止した隔膜と、中空本体の内部を通して軸方向にかつ往復方向に 摺動可能なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備えたカートリ ッジと、 前記薬剤を前記カートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する 結合システムとを備え、前記結合システムが、 近位端および遠位端およびその中心に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端の鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 保持ボタンを有する遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テ ーパ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス 部材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、前記薬剤を含むカートリッジの閉鎖部と噛み合う よう設計された第一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部 位に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、スリーブと接続する中間 部分とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、前 記針状套管の鋭い端より先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止する結合シ ステム。 6.カートリッジおよびホルダアセンブリとの組み合わせによ って薬剤をカートリッジから予めスリットを設けた注入部位に移送する結合シス テムであって、該組み合わせが、 (a)予めスリットを設けた注入部位と、 (b)カートリッジホルダ内のカートリッジと、 (c)結合システムとを備え、 前記予めスリットを設けた注入部位が、 第一端および第二端を有する円筒形ハウジングと、 前記円筒形ハウジング内で前記第二端に隣接して配置されて、メスルアねじを 有するカテーテルを受け、メスルアねじを有するカテーテルと噛み合う内部オス ルアねじと、 前記カテーテルが前記予めスリットを設けた部位と噛み合うと、無菌の流体流 動結合を提供する中空の円筒漏斗形流体流動部材とを備え、前記中空の円筒漏斗 形流体流動部材がメス部材で、 遠位円筒端部分と、 前記円筒漏斗形流体流動部材の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ 角度を有する中間テーパ部分と、近位円筒端部分とを備え、さらに、 前記ハウジングの第一端に配置されて、前記予めスリッ トを設けた注入部位に前記カテーテルが噛み合っていない場合は、前記予めスリ ットを設けた注入部位を封止する再封止可能隔壁とを備え、 前記カートリッジが、 遠位端に封止した隔膜と、中空本体の内部を通して軸方向にかつ往復方向に 摺動可能なピストンとを有する薬剤で予め充填された中空本体を備え、 前記カートリッジホルダが、枠、クランプおよびピストン軸を含むプランジ ャ要素を備え、 前記カートリッジが前記カートリッジホルダの枠に装填され、 前記薬剤を前記カートリッジから前記予めスリットを設けた注入部位に移送 する前記結合システムが、その中央に配置された流路を有するハブを備え、 前記流路が、 ハブの近位端に鋭い端を有する針状套管と、 ハブの遠位端に鈍套管とを備え、 前記鈍套管がオス部材で、 保持ボタンを有する遠位円筒端部分と、 前記鈍套管の縦軸に対して約2°から約20°のテーパ角度を有する中間テー パ部分と、 近位円筒端部分とを備え、 前記オス部材は、結合システムが注入部位と接続している場合は、前記メス部 材と噛み合うよう設計され、 前記ハブが、 ハブの近位端に配置され、カートリッジの閉鎖部と噛み合うよう設計された第 一スリーブと、 内ねじを有するハブの遠位端に配置され、前記予めスリットを設けた注入部位 に接続された前記カテーテルと噛み合う第二スリーブと、 ハブの近位端および遠位端でスリーブと一体化し、スリーブと接続する中間部 分とを備え、 前記第一スリーブが、空間を隔てた関係で前記針状套管の鋭い端を覆い、前記 針状套管の鋭い端より先に延在して、偶発的に針が刺さるのを防止し、 前記針状套管の近位端が前記隔膜を貫通するよう、前記クランプを回転するこ とによって、前記カートリッジを前記ホルダを通して遠位方向に前進させること ができ、 ピストン軸を前記ピストンに接続して、前記カートリッジを通して前記ピスト ンを駆動するよう作動させて、前記カートリッジの流体内容物を前記流体流路を 通して注入部位に放出することができる結合システム。
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