JPH02243163A - 皮下注射器に取外し自在なカニューレの防護装置 - Google Patents

皮下注射器に取外し自在なカニューレの防護装置

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JPH02243163A
JPH02243163A JP1293790A JP29379089A JPH02243163A JP H02243163 A JPH02243163 A JP H02243163A JP 1293790 A JP1293790 A JP 1293790A JP 29379089 A JP29379089 A JP 29379089A JP H02243163 A JPH02243163 A JP H02243163A
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piston
cannula
sheath
engaging
hole
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JP1293790A
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Ii George Braddock Ogle
ジョージ ブラドック オーグル,ザ セカンド
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INTERNATL MEDICATION SYST Ltd
Original Assignee
INTERNATL MEDICATION SYST Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S128/00Surgery
    • Y10S128/917Body fluid, devices for protection therefrom, e.g. aids, hepatitus
    • Y10S128/919Syringe, means to protect user

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、使い捨て注射器の防護装置に関する。
[従来の技術] 使い捨て皮下注射器は、患者に薬液を注射するのに大量
に用いられる。注射器は使用後、病院その他の関係者が
汚染されたカニユーレで偶然刺傷を負うことのないよう
に安全に捨てられなければならない。
従来の皮下注射器は、内筒および一端がこの内筒を受は
入れるための開放端を有する外筒からなり、内筒を外筒
内に押込むことによって、外筒内の液体がその排出端か
ら押出されるが、これは、カニユーレのスカーフ、すな
わち、尖った先端から遠方に位置するカニユーレによっ
て担持されるハブの表面に形成された噛み合せ部に接続
されるようになった係合部によって囲周された開[1を
通して行われる。
従来法においてカニユーレを使用する場合、カニユーレ
は、適当な位置に防護キャップを施されたままで、注射
器の外筒に取付けられている。そこで注射器内に薬液を
入れるに際しては、まず、カニユーレのキャップを外し
、薬液を注射器の外筒内に吸込むが、この際に、注射針
に再びキャップしようとして偶然に刺傷を受けても、注
射針か殺菌されていると云う理由から、それほどの危険
としては考えられていない。偶然に刺さった場合、この
注射器は捨てられる。
従来法において、薬液が、殺菌された“注射器−カニユ
ーレ”にひとたび適正に入れられると、カニユーレ・キ
ャップを取外してから、患者の皮膚に突き刺すことによ
って静脈注射乃至筋肉注射が行われる。ついで、注射針
が患者から引き抜かれるが、この使用済み針は注射器に
取付けられたままであり、再びキャップを取付けてから
捨てるのが適切である。
カニユーレに再びキャップを被せる場合、この防護キャ
ップは小さい(直径が約1/4インチ(約6.35mm
) )ので、誤って突き刺す可能性がかなりある。この
誤って突き刺す確率は、キャップを片手で、注射器を他
方の手で保持しながら、キャップを持つ手を、カニユー
レ先端(スカーフ、これは皮膚を突き刺すのに役立つ)
に向かって同じ相対運動をしなければならないことから
高くなる。もしキャップをカニユーレの先端に被せるの
に失敗した場合、キャップを保持する指に突き刺さるこ
とが容易に起こり得る。従来、このような刺傷事故は、
肝炎の観点から関心が持たれており、後天性免疫不全症
候群(AIDS)の発生とともに、汚染されたカニユー
レによる刺傷事故は、関係する人達をAIDS、すなわ
ち、まさに致死的な疾病と接触させる危険に曝すもので
ある。
使用後のカニユーレを被せるための防護鞘体を備えるこ
とによって、偶然に起こる刺傷の問題を解決するための
多(の企てがなされた。このような企ては、米国特許箱
4.702.738号(1987年10月27日発行、
 5pencer )  :第4.737.144号(
19118年4月12日発行、 Choksi)  ;
および第4.743.233号(1988年3月10日
発行、 5chneide+ ) ’; ニ例示されて
いる。これ等従来法における鞘体の欠点は、それ等が特
別な構造の注射器を要求すると云う点である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、カニユーレを患者から引き抜く時、カニユー
レを鞘体内に引っ込ませる防護装置を備えるもので、こ
れによって、皮膚に突き刺さるような方向に手を相対的
に動かす必要がなくなり、かくして、汚染されたカニユ
ーレが偶然に突き刺さる危険を低減するものである。カ
ニユーレが引込み位置にある状態では、関係者は汚染さ
れたカニユーレによって不注意に刺傷を受けるようなこ
とは防止される。本発明の好ましい実施例では、上述の
装置は、片手の操作でカニユーレを鞘体内に引っ込ませ
て、これによりカニユーレが偶然に突き刺さる危険を最
小限に止め得るものである。
本発明の防護鞘体は、大量生産される規格注射器および
種々のサイズのカニユーレとともに使用可能で、しかも
いかなる特殊構造の規格注射器を必要としない。
[課題を解決するための手段] 本発明の防護装置は、第1端が開放端である細長い鞘体
を具備する。鞘体内には、延伸位置と引込み位置との間
において縦軸方向に摺動自在であるピストンが配置され
ている。このピストンは、それを縦軸方向に貫通する孔
を有し、この孔を通して、ピストンの片側に配置された
取外し可能なカニユーレが注射器外筒の排出端に接続可
能になっている。このようにして、ピストンは取外し可
能なカニユーレと注射器外筒の排出端との間に固定され
ている。ピストンが延伸位置にある時、カニユーレのス
カーフ端は鞘体の第1端から突出しており、且つ注射器
の外筒および内筒が鞘体の第1端、すなわち、開放端か
ら突出しており、かくして、この注射器装置は従来の皮
下注射器と同様に用いられ得る。
本発明の一実施態様においては、注射器外筒の排出端に
先細の係合部を有し、これはカニユーレのハブにおける
取入口端に所在する先細の係合部と、ピッタリと摩擦嵌
合するようになっており、ピストンはカニユーレのハブ
と注射器の排出端部との間に単に挟まれるように配置さ
れている。
本発明の他の実施例においては、カニユーレと注射器外
筒とがそれぞれ螺合部を有し、そしてピストンには、片
側で注射器外筒の螺合部と噛み合う第1螺合部および他
の側でカニユーレのハブの螺合部と噛み合う第2螺合部
とが形成されている。
かくして、注射器の外筒、従ってカニユーレがピストン
に確実にロックされるとともに、この場合、注射器の外
筒はピストンの孔を通してカニユーレと連絡する。
本発明のさらに他の実施例においては、ピストンに、注
射器外筒の排出端部にある先細のプラグを受は入れるた
めの先細のソケットを片側に形成するとともに、さらに
また、他の側では、ハブの取入口端にある先細のソケッ
ト内に受は入れられる先細のプラグとを備えている。
好ましい実施例においては、ピストンは、鞘体の周壁に
形成された縦軸方向のスロットを横方向に貫通するピン
を備えている。また、ピンおよびピストンを引込み位置
および延伸位置にロックするための戻り止め手段も備え
る。さらにまた、鞘体の外周面に沿って密に摺動自在に
嵌められた外スリーブも備える。このスリーブには、外
方に突出するハンドルがあり、これは上記のスリーブを
鞘体に沿って縦軸方向に、片手で、ピストンおよびカニ
ユーレを引込み位置へ動かすのに役立つ。
好ましい実施例においては、鞘体の第2端には、ピスト
ンを貫通する孔と同一線状にある孔を設けた端壁を備え
るとともに、さらに、カニユーレが鞘体内の引込み位置
にある場合に、上記の孔を閉じるための取外し可能なプ
ラグを備えている。
[実施例コ 第1図〜第4図に関して、安全装置12は、端16が開
放端で、他端17が中心部を縦軸方向に貫通する孔20
の形成された端壁18によって部分的に閉じられた円筒
形壁15を有する細長い円筒形の鞘体14を備える。鞘
体14の開放端は、鞘体14と一体的に形成された外延
フランジ21によって囲周される。
鞘体14の内径より僅かに小さい外径をもつ円筒形のピ
ストン22は、鞘体の端壁18に近接する延伸位置(第
1図)と開放端に近接する引込み位置(第3図)との間
で縦軸方向に摺動するように、鞘体内に取付けられてい
る。ピストンは、鞘体の端壁18の内表面に対面する円
形の端壁24を備える。この端壁24の外周と一体的に
形成された環状のスカート26は、鞘体の開放端から突
出している。この環状スカートは、ピストンが第1図で
示される延伸位置にある時に、ピストンから見て遠くの
スカート端が、鞘体の開放端から突出するように、十分
な長さを有している。また、外延の環状ハンドル27は
、ピストンの第3図に示された引込み位置への摺動を容
易にするのに役立つ。
中心孔32は、鞘体の端壁18を貫く孔20と同軸にあ
るように、ピストン壁を貫いて縦軸方向に延びている。
注射器36は、従来型式のもので良(、鞘体内にて同軸
上に配置された中空の細長い円筒形の外筒38と、この
外筒内に摺動嵌めされた内筒40とからなっており、内
筒を第3図に示した引っ込み位置から第1図に示した延
伸位置に向かって動かす時、薬液が注射器の排出端にあ
る先細のプラグ44内の中心孔42を通って押し出され
るようになっている。第1図に示すように、注射器排出
端の先細プラグは、鞘の開放端から離れるに従って内方
に先細になった係合部を形成している。この先細のプラ
グは、ピストン端壁の中心孔32を貝き、カニユーレ・
ハブ48(これは外端にスカーフ52を持つ、細長いカ
ニユーレ50の周りに塑造されたもの)内に形成された
対応の先細ソケット46内に突入している。カニユーレ
に細長いカニユーレ・キャップ54を被せるが、その際
、キャップはハブにピッタリと摩擦嵌合される。
第1図と第3図に示されるように、ピストンの端壁は、
注射器の排出端と、先細のソケット或いは係合部を有す
るハブの端との間に挟まれている。
かくして、注射器の外筒を縦軸方向に動かすにつれて、
ピストンとカニユーレも、鞘体に関して縦軸方向に移動
する。
第1図と第3図に示すように、ピストンは、鞘体の周壁
に形成された縦軸方向に延びるスロット62を横方向に
貫いて外スリーブ61内へ延びたピン60を担持する。
外スリーブ61は鞘体の外壁面に密に摺動嵌めされてお
り、鞘体の閉端から開放端の直ぐ近(にまで延びている
必要ならば、鞘体の閉端に隣接したスロット端62には
、ピストン22およびピン60を第1図に示される延伸
位置に動かす時、円筒形のピン60に対して戻り止め作
用を与えるために、頚部64(第2図参照)が形成され
ると良い。頚部64における戻り止めのための保持力は
、比較的わずかであり、ピン60の直径は、頚部64の
幅より僅かに大きいだけである。よって、ピストン22
は、単に注射器の外筒を右へ、すなわち、引込み位置に
向かって滑らすことにより、引込み位置に動かされ得る
(第1図および第3図参照)。この場合、外筒とカニユ
ーレ・ハブ48それぞれの先細係合部間の結合を外す必
要はない。その代りに、ピン60は、鞘体14の周壁か
ら横方向に突出するピン部に手で力を加えることによっ
て、戻り止めから外すので、延伸位置から動かすことが
できる。鞘体14の開放端側のスリーブ端にある外延の
環状ハンドル65も、スリーブ、ピン60およびピスト
ン22を片手のみの使用で、引込み位置へ摺動させる役
割を果たす。これは、鞘体14の開放端側の外延フラン
ジ21に親指を置き、そして、人差指と中指との間にス
リーブ61を挟むことによって簡単に実行可能である。
注射装置をこのように把持しながら、スリーブ61のハ
ンドルを親指に向かって引けば、ピストン22とカニユ
ーレは、第3図に示すように、引込み位置に動かされる
第4図に示すように、鞘体の開放端に隣接するスロット
端62には、ピンの直径よりかなり細い頚部70を有し
、このために、スリーブおよびピンを鞘体の開放端まで
押し下げると、ピン60はスロットの頚部70を通って
嵌込まれるが、この場合、スロットの他の端における頚
部の場合と比べて、はるかに強い力が必要である。なお
、ピンまたは鞘体の周壁は、ピンを第4図に示す位置に
押込むのに十分な撓み性を有しているプラスチック、そ
の他の適当な材料から作られるのが好ましい。かくして
、スリーブおよびピストン22は第3図および第4図に
示す引込み位置に十分にロック可能である。
第5図は、別の戻り止め手段の例を示すもので、鞘体の
開放端近(のスロット端部が、ピンの直径よりわずかに
細いL字状部72として形成され、このために、ピン6
0は鞘体14の開放端に向けて押されるとともに、鞘体
の周方向に移動して、L字状部72の奥に押し込まれ、
かくして、スリーブ61およびピストン22は、偶然に
引込み位置から外れることのないように、しっかりとロ
ックされる。
第6図は、さらに他の戻り止め手段の例を示すもので、
ピン73は鞘体14の開放端に向かって尖った先頭状の
断面を有するもので、鞘体の開放端に隣接するスロット
部には、ラチェットを形成するように、鞘体の開放端の
方向に内方に延びる一対のランプ76が形成されており
、ピンの上記矢頭部はこのラチェットを越えて押し込ま
れ、かくして、ピンは偶然に反対方向に動くことのない
ようにロックされる。
第1図〜第6図に図解した安全装置を用いて、ピストン
を第1図に示す延伸位置に動かして、キャップされたカ
ニユーレ50はハブとともに皮下注射器排出端の先細プ
ラグから取外される。或いはまた、カニユーレ50およ
びハブを、注射器と独立して包装してもよい。いずれの
場合でも、注射器の覆われていないプラグが鞘体の開放
端へ右から左へ(第1図参照)ピストン内へその中心孔
32を通って挿入され、次いで、カニユーレ・ハブ48
の先細ソケットを左から右へ(第1図を参照)スリップ
させて、皮下注射器の排出端から突出する先細プラグの
露出端に押し込んでピッタリと嵌め込む。このようにし
て、ピストン22はカニユーレ・ハブ48と注射器排出
端との間に確実に挟着される。
注射器の内筒40を第3図に示すような引込み位置に位
置させ、注射器内に薬液を吸入する場合、スロットの頚
部とピンとによる戻り止め効果でピストンを延伸位置に
留めたまま、注射器内筒を引込み位置へ動かすと、注射
器の外筒内に薬液が吸入される。戻り止め効果を支援す
るために、必要ならば、注射器外筒をその延伸位置に片
手でしっかりと保持するとよい。このようにして、注射
器装置を使用する用意を整えてから、カニユーレ・キャ
ップ54を単に取外して、カニユーレ50の先端を露出
すればよいのである。
内筒をその引込み位置(第3図)から延伸位置(第1図
)へ押し込むことによって、注射器内の薬液内の薬液を
注射後、針を注射位置から抜去するが、これは、鞘体を
固定位置に保持しながら、ピン60を動かすことによっ
て、或いは、注射器外筒38を右へ(第3図に示すよう
に)動かして、ピストン22を第3図に示す引込み位置
に摺動させることによってなされ得る。ピン60は、用
いられたロック手段に応じて第4図、第5図または第6
図のいずれかに示すようにロックされる。
よって、針は抜去されると同時に鞘体内に封じ込められ
る。或いはまた、抜去した後に、鞘体内に封じ込め、次
いで、ピストンを、第1図の延伸位置から第3図の引込
み位置へ摺動させてもよく、この場合、カニユーレのス
カーフ端は完全に鞘体内に封じ込められる。
追加安全策のために、プラグ78が鞘体閉端の端壁の孔
20内に挿入される。
第7図は、ピストンについての他の例80を示すもので
、これは第1図に示すと同じ縦軸方向に延びるスロット
62を有する鞘体14内に摺動自在に配置されている。
この場合、ピン82は、横方向に、ピストンから縦軸方
向のスロット62を貫いて延びている。
孔84は、第7図に示すように、縦軸方向にピストンを
貢いて延び、さらに右方向に、すなわち、鞘体の開放端
に向かって外方向に広がり、次いで、ピストンから鞘体
の開放端へ向かって突出する縦軸方向に延びるボス86
を貫いて延びている。ボスの外端には、外方向に延びる
一対の耳状体88が形成されている。この両耳状体は、
皮下注射器の排出端に接続するのに適した従来の取外し
可能なカニユーレのハブにおいて見られる従来のルアー
・ロック(Lute Lock )接続の雌ねじに相当
するものである。このようなロックは米国特許筒4゜7
37、114号(発明者: Chok+i)に記載され
ている。
これによれば、従来の皮下注射器のルアー・ロックのソ
ケットには雌ねじが形成されているが、皮下注射器の先
細プラグ(第7図には図示していない)をピストンの中
心孔84の先細取出口の内部にピッタリと引き込むため
に、上記両耳状体の表面に係合ねじを形成するのもよい
ピストン内には、鞘体の端壁18に向かって聞くととも
に、雌ねじを有するソケット90が形成されている。こ
のソケットは先細ボス92を囲周するが、このボス92
は、皮下注射器の排出端における従来のルアー・ロック
に見られる“ソケット−先細ボス”のそれに似た従来構
造を有している。
第7図に示すピストンを用いて、従来のルアー・ロック
を有する皮下注射器の排出端に面するソケットは、孔8
4の先細部内に液密のシールを形成するために、ボス8
6の両耳状体の周りにねじ部が形成され得る。同様にし
て、カニユーレに取付けられた典型的ルアー・ロック・
フープ(第7図には図示せず)の外方に延びる両耳状体
は、雌ねじの形成されたソケット90内にねじ込まれ、
これにより先細ボス92がハブの先細ソケット内にピッ
タリとねじ込まれるようになっている。かくして、液密
シールはハブからボス92に亘って有効となり、従って
、カニユーレの内部から注射器外筒の内部への液密接続
がなされ得る。
第8図に、ピストンのさらに他の例94を示す。
このピストンには、鞘体14の開放端の方向において外
方向に広がった、且つ中心に位置するソケット95が形
成されるとともに、鞘体の閉端に向かって、内方向に先
細になったプラグ96を備えている。プラグ96を貫い
て、縦軸方向に延びる孔97により、プラグ96の外部
とソケット95の内部とが連通している。
皮下注射器外筒の従来の先細プラグ(図示せず)は、ソ
ケット95にピッタリと嵌め込まれる。カニユーレのハ
ブに形成された先細のソケ、ット(図示せず)が、鞘体
の閉端における端壁の中心孔20を通して突出する先細
のプラグにピッタリと嵌め込まれる。か(して、従来の
皮下注射器端およびカニユーレ・ハブそれぞれに形成さ
れた従来の先細係合部が、ピストンの対応する係合部に
正確に噛み合わされるが、これは従来法におけるそれら
の通常の噛み合わせと同様である。
以上から、本発明の安全装置が、カニユーレの取外しが
可能な種々のタイプやサイズの皮下用規格注射器に取付
けて用いられ得ることは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、好ましい本発明の一実施例の縦断面図で、ピ
ストンおよびカニユーレが延伸位置にあり、そしてカニ
ユーレに防護キャップを被せた場合を図示したものであ
り、第2図は、第1図の2−2線に沿った断面図で、ピ
ストンおよびピンを鞘体内の延伸した位置に固定するた
めの戻り止め手段を示したものであり、第3図は、第1
図と同様な装置の縦断面図であるが、ただし、ピストン
およびカニユーレ(防護キャップなしで)は、鞘体内に
おける引込み位置にあり、そして、注射器の内筒は引込
み位置にあり、第4図は、第3図の4−4線に沿った断
面図で、ピストンを引込み位置にロックするための手段
を示し、第5図は、ピストンを引込み位置にロックする
ための別の実施例の第4図に類似した図であり、第6図
は、ピストンを引込み位置にロックするための、さらに
別の実施例の第5図に類似した図であり、第7図は、ピ
ストンの別の実施例の一部の断面図であり、鞘体内にて
延伸位置にある場合を示し、第8図は、ピストンのさら
に別の実施例の一部の断面図であり、鞘体内にて延伸位
置にある場合を示す。 12・・・安全装置  14・・・鞘体15・・・円筒
形壁  20・・・孔  22・・ピストン26・・・
スカート  36・・・注射器  38・・・外筒40
・・・内筒  42・・・中心孔  44・・・プラグ
46・・・先細ソケット  48・・・カニユーレ・ハ
ブ5″0・・・カニユーレ  52・・・スカーフ54
・・・カニユーレ・キャップ  60・・・ピン78・
・・プラグ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1端にて開いた細長い鞘体と、 鞘体内に配置された外筒と、該外筒の第1端および鞘体
    の開放端から突出する内筒とからなる皮下注射器と、 外筒の第2端に形成されて、外筒の内部と通ずるための
    孔を有する外筒係合部と、 縦紬方向に貫通する孔を有する細長い皮下カニューレと
    、 前記カニューレの表面上に、前記外筒の係合部と噛み合
    うように形成配置され、前記カニューレ孔が外筒係合部
    の前記孔を通して外筒の内部と通じるようにカニューレ
    を保持する係合部を具備し、ピストンが前記鞘体内で、
    前記両係合部の間にあり、且つ延伸位置と引込み位置と
    の間で縦軸方向に摺動自在であるように配置され、前記
    鞘体が十分に長く、上記ピストンが引込み位置にある時
    、カニューレのスカーフ端が安全に鞘体内に封じられる
    ことを特徴とする皮下注射器に取外し自在なカニューレ
    の防護装置。
  2. (2)上記鞘体に縦軸方向に延びるスロットが形成され
    、該スロットを横方向に貫通し、且つピストンに固定さ
    れたピンを備えたことを特徴とする請求項第(1)項に
    記載の装置。
  3. (3)ピンおよびピストンを延伸位置にロックするため
    の戻り止め手段を備えたことを特徴とする請求項第(2
    )項に記載の装置。
  4. (4)ピンおよびピストンを引込み位置にロックするた
    めの戻り止め部材を備えたことを特徴とする請求項第(
    2)項または第(3)項に記載の装置。
  5. (5)ピストンの鞘体内における縦軸方向移動を制限す
    るための部材を備えたことを特徴とする請求項第(1)
    項に記載の装置。
  6. (6)鞘体の第2端が、ピストンを貫通して延びる孔と
    同一線にある貫通孔を有する端壁として形成されること
    を特徴とする請求項第(1)項、第(2)項または第(
    3)項のいずれかに記載の装置。
  7. (7)鞘体の前記端壁の貫通孔を閉じるための取外し自
    在なプラグを備えたことを特徴とする請求項第(6)項
    に記載の装置。
  8. (8)皮下注射器の外筒表面に形成された係合部と噛み
    合うように適した係合部を有する取外し自在なカニュー
    レに対する防護装置において、第1端が開放端である細
    長い鞘体と、 前記鞘体内において、前記両係合部の間にあるように、
    且つ延伸位置と引込み位置との間にて長軸方向に摺動自
    在であるように配置され、そして長軸方向に貫通する孔
    を有するピストンと、ピストンの片側および前記ピスト
    ン孔の周りに形成され、且つ皮下注射器の外筒表面の係
    合部と噛み合うように構成配置された第1係合部と、ピ
    ストンの他の側および前記ピストン孔の周りに形成され
    、そしてカニューレの係合部と噛み合うように構成記載
    された第2係合部 とを具備し、 さらに前記鞘体が十分に長く、前記ピストンが引込み位
    置にあり、且つカニューレの係合部がピストンと接続の
    状態にある時に、カニューレが安全に鞘体内に封じられ
    ることを特徴とする皮下注射器に取外し自在なカニュー
    レの防護装置。
  9. (9)鞘体に細長いスロットが形成され、並びにピンが
    該スロットを横に貫通してピストンに固定されたことを
    特徴とする請求項第(8)項に記載の装置。
  10. (10)ピストンを延伸位置にロックするための戻り止
    め部材を備えたことを特徴とする請求項第(9)項に記
    載の装置。
  11. (11)ピストンを引込み位置にロックするための戻り
    止め部材を備えたことを特徴とする請求項第(9)項ま
    たは第(10)項に記載の装置。
  12. (12)ピストンの鞘体内における縦軸方向移動を制限
    するための部材を備えたことを特徴とする請求項第(8
    )項、第(9)項または第(10)項のいずれかに記載
    の装置。
  13. (13)鞘体の第2端を閉じるための端壁がピストンを
    貫通して延びる孔とほぼ同一線にある貫通孔を有するこ
    とを特徴とする請求項第(8)項、第(9)項または第
    (10)項のいずれかに記載の装置。
  14. (14)鞘体の第2端における上記端壁の貫通孔を閉じ
    るための取外し自在なプラグを備えたことを特徴とする
    請求項第(13)項に記載の装置。
  15. (15)ピストンの上記第1係合部が皮下注射器の外筒
    表面の螺合部と噛み合うためねじ部を有し、ピストンの
    他の側に形成された第2係合部がカニューレ表面の螺合
    部と噛み合うねじ部を有することを特徴とする請求項第
    (8)項に記載の装置。
  16. (16)ピストンの片側にある第1係合部が先細ソケッ
    トであり、ピストンの他の側にある第2係合部が先細プ
    ラグであることを特徴とする請求項第(8)項に記載の
    装置。
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