JP2001513306A - 時間離散pll回路 - Google Patents

時間離散pll回路

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、時間離散PLL回路に関し、この回路は離散時間オシレータを有し、このオシレータがクロック信号の対応する同期瞬時においてオシレータ値を表す周期的なオシレータ信号を供給する。位置決定用回路はサブクロックの精度でビデオ信号のアナログ同期パルスの位置を表す時間離散同期瞬時を発生する。位相検出器は同期瞬時と、同期瞬時に関連したクロック瞬時における離散時間オシレータ信号の値と、該オシレータ信号のスロープとを用いて、該離散時間オシレータ信号と同期瞬時との間の位相誤差を決定する。該オシレータ信号の周期は該位相誤差に依存する。該オシレータ信号のスロープを使うことによって、該位相誤差はこのスロープとは独立である。

Description

【発明の詳細な説明】 時間離散PLL回路 技術分野 本発明は請求項1のプリアンブル部に規定されている、時間離散(time-discre te)PLL回路に関する。また、本発明は請求項6のプリアンブル部に規定され ている、離散時間のオシレータ信号を同期瞬時(同期の瞬間)(synchronizatio n instant)に同期させる方法に関する。さらにまた、本発明は請求項9のプリ アンブル部に規定されている、このような時間離散のPLL回路を有する表示装 置に関する。 背景技術 従来技術US−A−5,181,115は時間離散の位相同期ループ(以下、 PLL回路として述べる)を開示する。このPLLはクロック周期毎に増加する 値を加算するモジュロ加算器として与えられる周期的にオーバーフローするディ ジタルオシレータを備えている。このPLLはさらにプロセッサ装置を有してい る。このプロセッサ装置は該ディジタルオシレータの周期を公称周期に調整する 。この公称周期は、ディジタルオシレータの現実の位相と周期的同期パルスの制 御クロックレイトで設定された位相との比較によって、周期的に同期パルスを発 生させることから決定される。第一に、クロック瞬時(クロックの瞬間)で発生 する、基準値と、該ディジタルオシレータ値との(粗い)位相差を決定するため に同期パルスがトリガとなって、該ディジタルオシレータの瞬時値が記憶される 。第二に、該プロセッサ装置は該入力された同期パルスからスキューデータを発 生し、サブクロック(補助クロック)(sub-clock)の精度で、同期用パルスの 位置についての情報を該粗い位相差に付加し、組み合わされた位相差を得る。こ の組み合わされた位相差は、ループフィルタにおいてフィルター処理される。こ のフィルター処理された位相差は周波数リファレンスに付加され、該ディジタル オシレータの増加値を制御する制御信号を得る。 この組み合わされた位相誤差は、一の固定されたライン周波数においてのみ正 しく、このことにより該ディジタルオシレータと該同期パルスとの間の位相同期 が妨害されるのが従来技術のPLL回路の欠点である。 発明の開示 該ディジタルオシレータと該同期パルスとの間の改善された位相同期を用いる 時間離散PLL回路を提供することが本発明の目的のである。 この目的のために、本発明の第一の見地からは、請求項1に規定されているよ うな時間離散PLL回路を提供する。本発明の第二の見地からは、請求項6に規 定されているような離散オシレータ信号を同期瞬時に同期させる方法を提供する 。本発明の第三の見地からは、請求項9に規定されているような時間離散PLL 回路を備える表示装置を提供する。有益な実施例は従属項に規定されている。 離散時間のオシレータは、自走しているクロックオシレータにより発生された クロック信号のクロック瞬時における増加値を積分し、該クロック瞬時における 離散オシレータ値を表す周期的なオシレータ信号を供給する。このオシレータ信 号は周期的なディジタル階段波であってもよい。 同期位置検出器は、サブクロック(補助的なクロック)の周期の精度で、ビデ オ信号のアナログ同期パルスの発生の瞬時(以下、同期瞬時として述べる)を決 定する。一例として、該アナログ同期信号の位置は、第一に、該クロック信号に よってクロック化されたA/Dコンバータを用いて、該アナログ同期信号をディ ジタル同期値へと変換することによって決定される。第二に、該アナログ同期信 号のエッジの位置(例えば該エッジが中間のレベルの値を横切る時の瞬時)は、 従来技術から知られるように、内挿又はオーバサンプリングによってディジタル 同期値から決定される。 サンプリング器が、該同期瞬時に関連したクロック瞬時で該離散時間のオシレ ータの値をサンプリングする。例えば、該離散時間オシレータの値は該エッジが 該中間レベル値を横切った後で第一のクロックパルスにおいてサンプリング可能 である。また、該エッジのスタート点が検出された後で該第一のクロックパルス において該離散オシレータの値をサンプリングすることも可能である。 位相検出器が、該離散時間オシレータのサンプリングされた値、該同期瞬時、 及び該離散時間オシレータの増加値を用いることによって、該離散時間オシレー タ信号と該同期瞬時の位相誤差を決定する。この方法において、該同期瞬時にお ける該離散時間オシレータの値が、オシレータ信号のスロープを用いることによ って決定される。その結果として、たとえ該オシレータの信号のスロープが変化 したとしても、該概算された位相誤差は正しい。該オシレータ信号の周期は該位 相誤差に依存する。安定した状況下では、該位相誤差はゼロである。従来技術の ように、該概算された位相誤差は該同期パルスのスロープとは独立(無関係)で ある。 請求項2においては、該同期瞬時のサブクロック位置は、該サンプリングされ た離散時間のオシレータ値が発生する時のクロック瞬時に対して、同期瞬時のオ フセットを示す、因数又はフラクションによって示される。 請求項7においてクレームされているように、まず、該サンプリングされた離 散時間オシレータ値と該基準値とを比較することによって、及び引き続き、該増 加値と該因数とのかけ算でこの粗い位相誤差へ補正をかけることによって、粗い 位相誤差を決定することができる。 請求項8で規定されているように、該因数と該増加値とをかけ算することによ って該離散時間オシレータのサンプリング値を補正することによって該同期瞬時 において発生する離散時間オシレータ値を直接内挿することが可能となる。その 結果、該位相誤差は該内挿された離散時間オシレータ値と該基準値と比較するこ とによって決定される。 両方の場合において、該離散時間オシレータと該同期瞬時との間の位相誤差は クロック瞬時における離散時間のオシレータの値を用いることによって、及び該 同期化情報を共に用いて該離散時間オシレータのスロープを用いることによって 、決定される。そこで、両方の場合において、事実として、現実の位相誤差が該 同期瞬時における該離散時間オシレータの基準値と現実の値との間で決定される 。 結論として、従来技術USP5,181,115は固定された量で粗い位相誤 差を補正するが、本発明は該離散時間オシレータの該スロープに依存する位相誤 差を概算する。該固定された量のみが該クロック瞬時に対して該同期瞬時の位置 に依存する。このことは、もし離散時間オシレータのスロープが異なる値を持つ ように、又は変化するように選択されれば、該同期瞬時において該位相誤差の誤 った概算を引き起こす。結果として、該概算された離散時間のオシレータ値は該 同期瞬時の一回の所定の繰り返し周波数においてのみ正しい値を有することにな る。結果として、従来技術のPLL回路は該同期化の瞬時の異なる繰り返し周波 数を持つビデオ信号を処理するのには適さない。さらに、同期化の瞬時の繰り返 し周波数の僅かな変化の間に、該離散時間オシレータの概算された値における小 さな誤差はジッタを引き起こす。 請求項3に規定されている発明の実施例では、該位相誤差は該増加値に適合す ることによって該離散時間のオシレータ信号の周期を制御する。このように、従 来技術におけるように、該離散時間のオシレータのスロープが該位相誤差により 制御され、該同期の瞬時の繰り返し周波数を用いて変化する。 請求項4に規定されている発明の実施例では、該位相誤差がスロープの代わり に該離散時間オシレータのフライバック高さを制御している。結果として、クロ ック周期毎に積分されている増加値は一定である。このことは、該増加値が2の ある乗数となるように選択されうるので該離散時間オシレータが単純であるとい う利点を持つ。 本発明による時間離散のPLL回路は、該離散時間のオシレータをビデオ信号 のライン同期パルスに同期化し、ビデオ表示装置のライン偏向(このようなPL L回路は一般にはファイワンループ(PHI−ONE LOOP)として知られ ている)において使用されるラインロックされた参照信号を発生させる。本発明 による時間離散のPLL回路はまた、該ライン同期された参照信号を受けるよう にも使用され、ライン出力ステージ用のライン駆動パルスを発生させる(このよ うなPLL回路は一般にファイツーループ(PHI−TWO LOOP)として 知られている)。第二の場合では、該同期の瞬時は該ライン偏向から発生する。 例えば、ラインフライバックパルスを使用することができる。 本発明による時間離散のPLL回路は、サンプルレイトコンバータ用の制御信 号を発生するためにも使用することができる。時間非同期(time-asynchronous )のサンプリングされた離散のビデオサンプルを受け、及び矩形の、 抽出されたビデオサンプルを供給する入力サンプルレイトコンバータの場合には 、該時間離散のPLL回路が、ビデオ信号のライン同期パルスからライン同期信 号を発生させる。矩形の、抽出されたビデオサンプルを受け、及び非同期のサン プリングされたビデオサンプルを供給する出力サンプルレイトコンバータの場合 には、時間離散のPLL回路が該ライン偏向に関連した同期の瞬時を受け、該出 力サンプルレイトコンバータのための制御信号を発生させる。 本発明の上述の及び他の特徴は、本発明による回路装置の実施例の図を参照し て以下に詳細に説明されるだろう。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明による時間離散PLL回路の第一の実施例を備える表示装置 のブロックダイアグラムを示す。 第2図は、本発明による時間離散PLL回路の別の実施例のブロックダイアグ ラムを示す。 第3図は、本発明による時間離散PLL回路に使用される位相検出器のブロッ クダイアグラムを示す。 第4図は、本発明による時間離散PLL回路に使用される、別の位相検出器の ブロックダイアグラムを示す。 第5図は、サブクロックの精度をもった同期瞬時の決定を説明するための同期 パルスの一部を示す。 第6図は、サブクロックの精度をもった同期瞬時におけるオシレータ値の決定 を説明するための時間離散のタイムオシレータ信号の一部を示す。 第7図は、本発明の実施例によるオシレータ信号を示す。 第8図は、本発明によるループフィルタの実施例を示す。 発明を実施するための最良の形態 第1図は、本発明による時間離散PLL回路のブロックダイアグラムを示す。 クロックオシレータOSCはクロック瞬時TCを決定するクロック信号CLK を発生する。このクロックオシレータOSCは大変安定したクロック信号CLK を供給する水晶オシレータでよい。このクロック信号CLKは周期的に発生する 同期パルスSPに対して非同期である。同期セパレータSYはアナログビデオ信 号Viから同期パルスSPを分離する。又は同期パルスSPが時間離散ビデオ信 号に属することも可能である。アナログビデオ信号Viの場合には、A/Dコン バータADCがクロック信号CLKと該アナログ同期パルスSPとを受けて、時 間離散同期信号TDSを演算ユニットCALへ供給する。該A/DコンバータA DCと該演算ユニットCALとは同期位置検出器Pの一部である。 該同期位置検出器Pはサブクロック周期の精度で同期パルスSPの位置を代表 する同期瞬時SIを供給する。同期パルスSPの位置は同期瞬時SIとして定義 することができる。この同期瞬時SIで同期パルスSPのエッジは基準値(例え ば、中間レベル値)とクロスしている。従来技術であるUS−A−5,181, 115から知られているように、同期瞬時SIは、時間離散の同期信号TDSの 時間離散の同期値を内挿することによって決定可能である。 離散時間オシレータDTOは、積分器ACC及び制御ユニットCUを有してい る。該積分器ACCは、周期的オシレータ信号OSを供給するために従来技術か ら既知のモジュロ加算器でよい。この周期オシレータ信号OSは、クロック信号 CLKのクロック瞬時TCにおける離散時間のオシレータ値OVを代表する。こ の場合において、該オシレータ信号OSは、各クロック周期の間増加値INCを 加算することによって得られるディジタル階段である。該制御ユニットCUはフ ライバック値FBHを積分器ACCへ供給し、制御信号CSに従属する継続的な 周期におけるオシレータ信号OSの初期値を制御する。増加値INC値は所定の 値を有している。 サンプリング器SA1は同期瞬時SIに関連したクロック瞬時TC1における オシレータ信号OSの値OV1をサンプリングする。タイミング制御ユニットT CUは時間離散同期信号TDSを受け、該クロック瞬時TC1を供給する。該サ ンプリング器SA1はデータ入力部において該オシレータ信号OSと、各負荷可 能な入力部におけるエッジとしてのクロック瞬時とを受けるDタイプのフリップ フロップであってもよい。 位相検出器PDは抽出された値OV1、同期瞬時SI、及び増加値INCを使 用することによって該オシレータ信号OSと該同期瞬時SIとの間の位相誤差P Eを評価する。 位相検出器PDは、 PE=REF−OVI−δ*INC として、位相誤差PEを計算する。 ここにおいて、REFは基準値であり、OV1はサンプリング値であり、IN Cは増加値であり、δはクロック周期内の該同期瞬時SIの位置のための尺度で ある因数である。もし、該時間離散同期瞬時SIがディジタル語によって表現さ れているならば、該因数δは二つの連続するクロック瞬時TCの間のフラクショ ンを決定する少なくとも意義あるビットによって表現されることが可能である。 該位相誤差が該増加値INCを用いることによって概算されること、その結果 、該オシレータ信号OSのスロープが使用されることは、本発明にとって本質的 なことである。さらに該基準値REFを抽出された値OV1から減じること、及 び該増加値INCと該因数δとの積を加えることもまた可能である。該増加値I NCはまた、該サンプリング値OV1と、さらにクロック瞬時TC2においてサ ンプリングされたオシレータ信号OSのさらなるサンプリング値OV2との間の 差異として決定されることも可能である。例えば、第一の値OV1は、同期瞬時 SI後に第一のクロックパルスCLKでサンプリングされうる。同期瞬時SIは 、同期パルスSPのエッジが参照レベル値を横切る時の瞬時である。この参照レ ベルは同期パルスSPの中間値であるように選択されることが可能である。この 場合では、第二の値OV2が、直前に述べられた中間値の、クロック瞬時におけ る該サンプリングされた値とすることができる。サンプルとしてのクロック瞬時 TC1及びTC2の選択は本発明にとって重要な事柄ではない。これらのサンプ ルとしてのクロック瞬時TC1及びTC2は同期瞬時SIに内挿するためにも使 用されるならば、このクロック瞬時TC1とTC2の両方が、同期パルスSPの 同一のエッジ間で発生するように選択されることが重要である。該同期パルスS Pのエッジの始点を検出するために、該時間離散の同期信号TDSの2つの連続 する値をまず比較することによって、該サンプルクロック瞬時TC1及びTC2 を得ることも可能である。始点は該連続する値が所定量以上異なった場合に検出 さ れ、及び検出されるスロープの符号が関連するエッジのスロープの符号と適合す る。二つの連続する値の最後の値が発生した時のクロック瞬時が該第一のクロッ ク瞬時TC1である。該第二のクロック瞬時TC2が、該第一のクロック瞬時T C1に直ぐ続くクロック瞬時となるように選択される。該第二クロック瞬時TC 2はまた、該同期瞬時SI後の第一のクロックともなり得る。該第二クロック瞬 時TC2はまた、エッジ間で起こる最後の同期瞬時ともなり得る。 付加的な離散時間ループフィルタLFが、位相誤差PEに対してフィルタ処理 を行い、該制御用信号CSを該離散時間オシレータDTOへ供給する。 該時間離散オシレータDTOは時間基準の信号としての該オシレータ信号OS をライン同期回路LSへと供給し、このライン同期回路LSがライン参照パルス LRをライン偏向回路LDへと供給する。また、このライン偏向回路LDはライ ン偏向電流を陰極線管CRTの周りに配置されたライン偏向コイルLLへ供給す る。 該同期パルスSPに対する該時間基準の信号の位置は、該基準値REFを制御 することによって調整可能である。この方法では、該陰極線管CRT上で表示さ れるピクチュアの水平方向へのシフトが得られる。 該位相検出器PDの実施例は第2図及び第3図を参照して記載されており、該 ループフィルタLFの実施例は第8図を参照して記載されている。 本発明による時間離散PLL回路の動作は第3図から第8図の記載の中で明ら かになるであろう。 第2図は、本発明による時間離散PLL回路の別の実施例のブロック図である 。この実施例は、該離散時間オシレータDTOが該位相誤差PEに依存する増加 価INCを制御するようにされている点においてのみ、第1図による時間離散P LL回路と異なっている。該制御用ユニットCUは、従来技術から知られている ように、該オシレータ信号OSの周期が安定した状況下において該同期瞬時SI の反復周波数に適合するように増加値INCを供給する。該オシレータ信号OS は、固定された初期値で、基準値が交差された後のある時間につき、固定された 周期を再スタートさせる。 第3図は、本発明による時間離散PLL回路で使用される位相検出器PDのブ ロック図である。この位相検出器PDは、第一の減算器SB1、乗算器MP、及 び第二の減算器SB2を有している。第一の減算器SB1は基準値REFから該 サンプリングされた値OV1を減じて、粗い位相誤差CPEを供給する。この粗 い位相誤差CPEは該同期瞬時SIと該周期的なオシレータ信号OSとの間の現 実の位相誤差を大まかに示している。その理由は同期瞬時SIのみに近いクロッ ク瞬時TC1で発生する、このオシレータ信号OSの値が使用されるからである 。該乗算器MPは増加値INCにフラクションδを乗じて、乗じられた差MDを 得る。このフラクションδは該クロック信号CLKの該クロック信号瞬時TCに 対する、同期瞬時SIの位置の尺度である。またフラクションδは、二つのクロ ック瞬時TC1とTC2との間の時間の周期の割合としての同期瞬時SIの位置 を表現することができる。例えば、もし該クロック瞬時TC1が該クロック瞬時 TC2の前に発生するならば、δ=20%、又はδ=0.2%の関係は、該クロ ック瞬時がTC1+0.2*(TC2−TC1)という瞬時で発生することを示 す。このことはさらに、第5図を参照して明らかになる。該第二の減算器SB2 は該粗い位相誤差CPEから該乗じられた差MDを減じて、該位相誤差PEを得 る。その結果、該位相誤差PEは、 PE=REF−OVI−δ*INC として表現される。事実、該位相差PEは該同期瞬時SIで発生する該オシレー タ信号OSの内挿値と、該基準値REFとの間の差である。ここで、該クロック 瞬時TC1が該クロック瞬時TC2よりも先行しており、かつδ=0.2である と仮定すると、該位相誤差は、 PE=REF−(OV1+0.2*INC) となる。ここで、INCは正の値をとる語句である。括弧で括られている語句は 同期瞬時SIにおけるオシレータ信号OSの内挿値である。該位相誤差PEは該 オシレータ信号OSのスロープとは独立した変数である。その理由は該粗い位相 誤差CPEに基づく補正が該オシレータ信号OSのスロープに従属しているから である。いくつかの他の方法でフラクションδを定義することができる。 第4図は、本発明による時間離散PLL回路で使用される他の位相検出器PD のブロック図を示している。この位相検出器PDは、減算器SB4、補正回路C O、及び積算器MP1を有している。この積算器MP1は該増加値INCをフラ クションδによって乗じて、積算された差分値MD1を得る。このフラクション δは該第一のオシレータ値OV1が発生するサンプル瞬時TC1に対して定義さ れる場合は、該補正回路COは該積算差分値MD1を該第一のオシレータ値OV 1に加えて、該同期瞬時SIで概算されたオシレータ値OVEを得る。この減算 器SB4は該概算されたオシレータ値OVEを基準値から減じて、該位相誤差P Eを得る。 第5図は、サブクロックの精度を用いて該同期瞬時SIを決定することを明ら かにするための同期パルスSPの一部である。垂直軸が同期値SVを表し、水平 軸が時間tを表している。ここで、同期瞬時SIが、同期パルスSPの上昇を導 いているエッジが参照レベルRLを横切っている瞬時であると仮定する。この参 照レベルRLは同期パルスSPの、低い値LLと高い値HLの中間の値となるよ うに選択される。第一のサンプリングされた同期値SV1は第一のクロック瞬時 TC1で発生し、及び第二のサンプリングされた同期値SV2は第二のクロック 瞬時TC2で発生する。該同期瞬時SIは第一と第二のクロック瞬時TC1、T C2との間のクロック周期TCLK内で発生する。該フラクションδは第一のク ロック瞬時TC1と該同期瞬時SIとの間で発生するクロック周期TCLKのフ ラクションである。 すなわち、該フラクションδは、 δ=(RL−SV1)/(SV2−SV2) として、計算される。 第6図は本発明の実施例によるサブクロックの精度で、同期瞬時SIにおいて 該オシレータ値OVEを決定することを明らかにするための時間離散の時間オシ レータ信号OSの一部を示す。垂直軸がオシレータ値OVを表し、及び水平軸が 時間tを表している。ここで、オシレータ値OVが時間と共に増加すると仮定す る。第一のサンプリングされたオシレータ値OV1は該第一のクロック瞬時TC 1で発生し、第二のサンプリングされたオシレータ値OV2は該第二のクロック 瞬時TC2で発生する。該同期瞬時SIにおける概算されたオシレータ値OVE は、 OVE=OV1+δ*(OV2−OV1) として計算される。 該増加値INCは該第一のサンプリングオシレータ値OV1と該第二のサンプ リングオシレータ値OV2との差を置き換えることができる。 第7図は、本発明の実施例による該オシレータ信号OSを示す。このオシレー タ信号OSは、クロック瞬時TCにおける離散値OVとして表現される。該周期 的なオシレータ信号OSの周期は、第一の値ST1を用いて、t1の所でスター トする。該オシレータ信号OSの次の値は、固定された固定増加値INCを該オ シレータ信号OSの先行する値に加えることによって得られる。該オシレータ信 号の引き続き起こる周期は予備的にセットされた値ST2を用いて、t2の所で スタートする。該オシレータ信号OSの一周期におけるクロック瞬時TCの数が 、明確さのため少なく保たれている。いま、同期瞬時SIが該オシレータ信号が 値OV1及びOV2をそこでおのおの有しているクロック瞬時TC1とTC2の 間で発生すると仮定する。参照レベルREFは、そこで同調瞬時SIが発生する ことが望まれている瞬時TPで該オシレータ値OVを介して直線を横切る。しか し、この場合は、同期瞬時SIは早く発生し、及び位相誤差PEが検出される。 この位相誤差PEは、事実、該同期瞬時SIにおける該直線のOVE値と、該基 準値REFとの間の差である。該位相誤差PEは、より先方で述べた方法の一つ で決定される。該オシレータ信号OSのフライバック高さFBHは該位相誤差P Eを基に計算される。ここで示される場合においては、同期瞬時SIは早く発生 し、及び該フライバック高さFBHは減少し、その結果該第一の値ST1よりも 高い値を持つあらかじめ設定された値ST2を得る。さらに、直接的に該プリセ ット値ST2を計算することも可能である。該フライバック高さFBH又は該初 期値ST2が、次の周期において該位相誤差PEが確かにゼロとなるように計算 されうる。さらに第8図に対して議論されているようなPIフィルターLFを例 えば用いて、第一に該位相誤差PEをフィルタ処理することも可能である。該オ シレータ信号OSの第二の値OV2が発生した後で、ある時間が、該位相誤差P Eかつ該フライバック高さFBH、又は該開始値ST2を決定するのに必要とさ れる。その結果、オシレータ信号OSの引き続く周期が始まる前に、該ある時間 が数ク ロック周期TCLKを存続させる。 ここで、A/DコンバータADCが16MHzのクロック周波数を用いて同期 パルスSPをサンプリングし、一方、該DTOが48MHzのクロック周波数で クロック動作されると仮定する。このクロックの両方が該クロックオシレータO SCによって供給されて、干渉を妨げる。さらに、同期パルスSPのエッジ間で 発生する同期サンプルSV(これはさらに、有効な同期サンプルSVとしても述 べられるが)の数が少なくとも2つか、2つより大であってもよいと仮定する。 有効な同期サンプルSVの数(典型的には2から5つ)が、エッジからエッジま で(典型的には1つ)変化することも可能である。該位相誤差PEは、さらなる 有効同期サンプルSVが到着するときはいつでも改善している精度をもって決定 される。 該同期エッジからの第一の有効なサンプルSVが到着するとき、一つのサンプ リング値OVは該離散時間オシレータDTOから取得され、及び該固定された基 準値REFから減算される。このことは該位相誤差PEのために粗い値を与える ことになる。到着可能な同期エッジからの次の有効サンプルSVのそれぞれのた めに、該離散時間オシレータDTOが、該増加値INCを3倍に増加させるであ ろう。該同期エッジの中点の現実の位置は該有効サンプルSVの半分の位置にあ る。該離散時間オシレータDTOが増加しつづけるという事実を補償するために 、該サンプリングされた位相誤差は、取得される特別な同期エッジサンプルSV 毎に、16Ms/sの速度で増加値INCの3倍×0.5倍で減少されなければ ならない。一方、それは16Ms/sの速度の特別な同期エッジサンプルSVの ため48Ms/sの速度で、増加値INCを3×0.5倍に減少させることができる 。 該同期エッジSVからの最後の有効サンプルが到着したとき(その次のサンプ ルが有効値を持つであろう)とき、まさに内挿をスタートさせる。この内挿の結 果はひとつのサンプルの間隔内の入力同期エッジの該概算された位置SIに基づ いて、該位相誤差PEの最後の補正を施す。この補正は典型的には増加値INC の−1.5倍と+1.5倍との間にある。 待ち時間を処理することによって、該位相誤差の結果PEは、該同期エッジの 中心が発生した後で、いくつかの(多くの)クロックパルスCLKに有効である 。 このことはPLL回路の性能にほとんど、若しくは全く影響をもたない。その理 由は、結果として得られるフライバック高さFBHが相対的な補正だからである 。より早い瞬時、又はより遅い瞬時にそれが実行されるかどうかは現実には問題 視されない。 一改良として、二つの入力同期エッジ上で検出するために全体の処理を二重に することができる。このことは、該PLL回路に、該同期パルスSPの上昇して いく及び下降していくエッジ間の(重み付けらた)平均位置を追従させる。また 、このことは、同期パルスSPが水平フライバックパルスから由来して発生する ならば特に役立つ。その理由は、該パルスがビーム電流の負荷により、広い幅の 変動から悪影響を受けることになるからである。 二つの同期エッジを処理するためには、位相検出回路PD全体が、ただ単に二 重にされるだけである。遠い入力部において、A/Dコンバータからの一つの信 号が、この位相検出器PDをその他の同期スロープに対して反応させるために、 反転させられる。両方の位相誤差が決定された後で、PIレギュレータが、重み 付けられた移動誤差に基づいて該新たなフライバック高さの値FBHを計算する ことができる。この後で、該フライバックが実行され、かつ新たなラインが始ま る。 また、該オシレータ値OV1とOV2との間の差を計算することによって該オ シレータ信号OSのスロープを決定するために、該オシレータ値OV2を現実に サンプリングすることは必ずしも必要ない。該オシレータ信号OSのスロープは 増加値INCによって決定される。 第8図は、本発明による該ループフィルタLFの実施例である。該ライン周波 数に依存しないゼロ位相誤差PEを得るために、PLL回路はPIレギュレータ によって制御されるべきである。このPIレギユレータは比例パスを有しており 、この比例パスは比例値PVを供給する積算器MUL1、積分値IVを供給する 集積パスIP、及び加算器ADD2を有している。また、この加算器ADD2は 該制御信号CSを供給するための該比例値PVと該積分値IVとを加えて、該制 御信号CSを供給する。静的な状態では、該制御信号CSは積分パスIPによっ て供給される。該比例部MUL1は該PLL回路の動的なふるまいを改善する役 目を果たす。 該積算器MUL1は、該位相誤差PEを第一の定数KPにより乗じ、該比例値 PVを得る。積算器MUL2は、該位相誤差PEを第二の定数KIにより乗じ、 乗じられた位相誤差IPEを得る。この位相誤差IPEは積分器INTにより積 分される。この積分器INTは該積分値IVを供給する。また積分器INTは加 算器ADD1を有する。この加算器ADD1は、積分値IVを該乗じられた位相 誤差IPEに加え、加えられた値をラインディレイLDに供給する。該ラインデ ィレイLDは該積分値IVを供給する。 本発明は好適実施例に関連して記載されてきたが、上記で概ね述べられた主義 の中での変形は当業者には明白であるということが理解されよう。このように、 本発明は好適実施例には限定されず、このような変形例を包含するつもりである 。 本発明の実施例は同期パルスSPのエッジ間で発生する二つの連続したサンプ ル瞬時TC1,TC2を使用することによって明らかにされる。もし、2つ以上 のサンプル瞬時が同期パルスSPのエッジ間で発生する場合は、一個以上のクロ ック周期によって隔置される2つのサンプル瞬時TCを使用することもできる。 該フラクションδは2つのサンプル瞬時TC間の時間間隔内で同期瞬時SIの位 置を決定する。また、2以上の同期サンプル瞬時TCを使用して、該同期瞬時S Iを内挿することも可能である。もし、該オシレータ信号OSをサンプリングす るために2つのオシレータサンプル瞬時TCを選択することによって、該オシレ ータ信号OSの増加値INCが決定される場合は、同期瞬時SIにおけるオシレ ータ信号OSの現実の値が、2つのオシレータサンプル瞬時TCで発生する該二 つのオシレータ値OV1,OV2の差をそれぞれフラクションδで乗じることに より、なお得られる。 本発明の実施例はハードウエア回路を参照して明らかにされてきたが、適切な プログラムされたコンピュータを用いて動作の大部分を実行することも可能であ る。 簡潔には、本発明の重要な見地は、時間離散PLL回路を提供することにあり 、この時間離散PLL回路が離散時間オシレータDTOを有し、この離散時間オ シレータDTOがクロック信号CLKの対応するクロック瞬時TCでオシレータ 値OVを表す周期的なオシレータ信号OSを供給する。位置決定回路Pはサブク ロ ック周期の精度でビデオ信号のアナログ同期パルスSPの位置を表す時間離散同 期瞬時SIを発生させる。位相検出器PDは、該同期瞬時SI、同期瞬時SIに 関連するクロック瞬時TC1における離散時間オシレータ信号OSの値OV1、 及び該オシレータ信号OSのスロープを用いることによって、該離散時間オシレ ータ信号OSと該同期瞬時SIとの間の位相誤差PEを決定する。該オシレータ 信号OSの周期は該位相誤差PEと独立である。該オシレータ信号OSのスロー プを使用することによって、該位相誤差PEはこのスロープと独立である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ビデオ信号において、同期パルスと同期する周期的なオシレータ信号を発生 させる時間離散PLL回路であって、このPLL回路が クロック瞬時を決定するクロックオシレータと、 前記同期パルスを受けて、サブクロックの精度で時間離散同期瞬時を供給す る位置決定手段と、 前記同期瞬時と前記オシレータ信号との間の位相誤差に依存する周期を持つ 該オシレータ信号を供給するために、これらクロック瞬時において増加値を 加算するための積分器を有する離散時間オシレータと、 前記同期瞬時に関連しているクロック瞬時において前記オシレータ信号をサ ンプリングし、サンプリング値を得るサンプリング器と、 前記サンプリング値及び前記同期瞬時に依存する該位相誤差を概算する位相 検出器と、 を有する時間離散PLL回路において、 該位相検出器が前記増加値に依存して該位相誤差を概算することを特徴とす る時間離散PLL回路。 2.請求項1に記載されている時間離散PLL回路において、 該位置決定手段が計算ユニットを有し、この計算ユニットが二つのクロック 瞬時の間の時間周期のフラクションとして、同期瞬時を計算し、 REFは基準値であり、OV1はサンプリング値であり、及びINCは増加 値である場合に、該位相検出器が該位相誤差を、 PE=REF−(OV1+δ*INC)として、を計算することと、 を特徴とする時間離散PLL回路。 3.請求項1に記載の時間離散PLL回路において、 該離散時間オシレータが、該位相誤差に応じて該増加値を調整して、該オシ レータ信号の前記周期を制御する制御ユニットをさらに有することを特徴と する時間離散PLL回路。 4.請求項1に記載の時間離散PLL回路において、 該離散時間オシレータが、該位相誤差に応じて該離散時間オシレータのフラ イバック高さを調整して、 該オシレータ信号の前記周期を制御することを特徴とする時間離散PLL回 路。 5.請求項1に記載の時間離散PLL回路において、 該時間離散PLL回路は前記アナログ同期パルスを時間離散同期信号へ変換 するA/Dコンバータと、 該時間離散同期信号を受けて、第一のクロック瞬時を前記第一サンプルの発 生と一致しながら、能動の同期パルスの第一サンプルを検出するタイミング 制御ユニットと、 をさらに有することを特徴とする時間離散PLL回路。 6.離散時間オシレータの周期的なオシレータ信号を、ビデオ信号において周期 的な同期パルスに同期させる方法において、 当該方法が、 クロック瞬時を発生するステップと、 サブクロック周期の精度で前記同期パルスの発生の瞬時を表す時間離散同期 瞬時を決定するステップと、 該クロック瞬時で増加値を積分し、前記同期瞬時と前記オシレータ信号との 間の位相誤差に依存する周期をもつ前記オシレータ信号を供給するステップ と、 前記同期瞬時の一つに関連するクロック瞬時で前記オシレータ信号をサンプ リングし、サンプリング値を得るステップと、 該サンプリング値に依存する該位相誤差及び前記同期瞬時の前記一つとを概 算するステップと、を有する方法において、 該概算ステップが、前記増加値に依存して該位相誤差を概算することを特徴 とする方法。 7.請求項6に記載されている周期オシレータ信号を同期瞬時と同期させる方法 において、 前記決定ステップが、二つのクロック瞬時の間の時間周期のフラクションと して該同期瞬時を計算するステップを有すること、及び 前記位相誤差を概算するステップが、粗い位相誤差を得るために前記サンプ リング値と基準価との間の差を決定するステップと、積算された差を得るた めに前記増加値を該フラクションにより積算するステップと、該位相誤差を 得るために該積算された差を用いて該粗い位相誤差を補正するステップとを 有することを特徴とする方法。 8.請求項6に記載されている周期オシレータ信号を同期瞬時と同期させる方法 において、 該決定ステップが、2つのクロック瞬時の間の時間周期のフラクションとし て該同期瞬時を計算するステップを有し、 該位相誤差を概算するステップが、積算された差を得るために該増加値を該 フラクションにより積算するステップと、該同期瞬時において概算されたオ シレータ値を得るために、前記積算された差を用いて該サンプリング値を補 正するステップと、該位相誤差を得るために、該概算されたオシレータ値と 基準値との間の差を決定するステップと、を有することを特徴とする方法。 9.ビデオ信号において同期パルスと同期する周期的なオシレータ信号を発生さ せる時間離散PLL回路を有する表示装置であって、 クロック瞬時を決定するクロックオシレータと、 前記同期パルスを受け、サブクロックの精度で、時間離散同期瞬時を供給す る位置決定手段と、 前記同期瞬時と前記オシレータ信号との間の位相誤差に依存する周期を持つ 該オシレータ信号を供給するために該クロック瞬時において増加値を加算す る積分器を有する離散時間オシレータと、 前記同期瞬時に関連するクロック瞬時において前記オシレータ信号をサンプ リングして、サンプリング値を得るサンプリング器と、 該サンプリング値に依存する前記位相誤差及び前記同期瞬時を概算する位相 検出器と、 を有する時間離散PLL回路を有する表示装置において、 該位相検出器が前記増加値に依存して該位相誤差を概算することを特徴とす る表示装置。
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