JP2001513159A - 進入尾端部 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、採鉱産業に用いられる連続ベルト・コンベア(84)・システムの進入尾端部(10)に関するものである。進入尾端部(10)は、牽引車(12)のベースから隆起した支持構造体(14)から延びる伸縮ブーム(16、18)によって支持される。伸縮ブーム(16、18)は、支持構造体(14)および進入尾端部(10)に回動自在に接続される。進入尾端部(10)は、進入尾端部(10)に回動自在に接続され、かつ、伸縮ブーム(126、128)を有する機械的腕(105)をさらに有する。運送仲介集合体(92)は、連続ベルト・コンベア(84)の中間コンベア部分に取り付けるように運送仲介集合体(92)を位置決めするように用いられる機械的腕(105)に装着される。
Description
【発明の詳細な説明】
進入尾端部
[技術分野]
本発明は、採鉱産業に用いられる連続ベルト・コンベア・システムに関し、特
に、進入尾端部に関するものである。
[背景技術]
採鉱トンネル掘削作業は、岩を切断、粉砕し、そして廃石材をつくりだすトン
ネル穿孔機を代表的には有している。搬送コンベアは、トンネル穿孔機によって
牽引される。搬送コンベアは、トンネル穿孔機から廃石材を取り除き、トンネル
の一方の側から廃石材を取り上げて、搬送する。廃石材は、トンネル穿孔機によ
って牽引される進入尾端部の収容ホッパに排出される。廃石材は、次いで連続ベ
ルト・コンベアに移される。
連続ベルト・コンベアの支持構造体は、トンネルに固定される。しかし、連続
ベルト・コンベアは、進入トンネル穿孔機と共に進入または前進しなければなら
ない。進入尾端部は、トンネル穿孔機によって牽引される車両のうちの1台によ
って通常は支持される。ベルトの端のループは、進入尾端部のプーリによって支
えられる。進入尾端部が前進するとき、ベルトの長さがベルト・コンベアの放出
端近くでベルト蓄積システムから引き出されながら、ベルトの長さがより長くな
る。ベルト蓄積システムは、通常は連続ベルト・コンベアを延ばすように動かさ
れるクラスタまたはプーリである。
進入尾端部が前進するとき、ベルト吊架間ばかりではなく、コンベアの支持構
造体と進入尾端部のプーリとの間の距離が増加する。進入尾端部が前進するとき
、戻りロールが連続ベルト・コンベア・システムに固定される。戻りロールは、
連続ベルト・コンベアの底においてベルト戻り経路中のベルトを支持する。運送
仲介集合体がベルトの経路の荷重搬送部分中においてベルトを支持するようにベ
ルトのループ内に装備されなければならない。運送仲介集合体は、進入尾端部の
フレームをかいして装備されなければならない。運送仲介集合体は、連続ベルト
・コンベアのフレームに作業者によって、代表的にはJボルト/ループ・ナット
構造を用いて装備される。運送仲介集合体および戻りロールは、連続ベルト・コ
ンベアの支持構造体を形成する。運送仲介集合体は、進入尾端部と共には動かず
、したがって、それらがベルトが最後に装備された運送仲介集合体および進入尾
端部によって支持されうる距離を超えて進入尾端部が前進する以前に、装備され
なければならない。
作業者を収容するために、進入尾端部のフレームは、作業者が進入尾端部内に
よじ登って運送仲介集合体を装着するための進入開口を有していなければならな
い。進入尾端部は、U.S.Patent No.4,890,720号に開示
されているような3つまたは4つのベルト・プーリを代表的には有している。プ
ーリの数は、一部には進入尾端部のサイズを指定している。進入尾端部が大きく
なればなるほど、進入尾端部に隣接するトンネル内の利用できる空間がより少な
くなる。このことは非常に重要な考慮すべきことである。なぜならば、例えば、
10−11フィートの直径の小穴径トンネルにおいては、トンネル供給車両が進
入尾端部によって通過しなければならないので、進入尾端部が配置される領域が
非常に込み合ってきて、この領域で実施されなければならない他のトンネル掘削
作業支援機能、例えば、換気、ダスト収集、排水、変電、トンネル構造支持構築
設備等により非常に込み合ってくる。
2台の車両は、鋼製レール上に乗るか、またはスキッド・レール上を滑るかし
て、採鉱機によって牽引される。この車両が牽引されるときのこの車両の移動は
、正確な線ではなく、したがって、進入尾端部をベルト中心線上に正確に配置さ
せるために、支持車両に関して進入尾端部を動かす方法がなければならない。こ
のことは、従来技術においては、横移動をするために2つの水平伸長ブームと、
垂直移動をするために2つの垂直トラックと、縦軸のまわりで進入尾端部のロー
ルを制御するために2つのシリンダとを設けることによって達成される。
[発明の開示]
本発明の目的は、従来技術よりも減少された寸法を有する進入尾端部を提供す
ることにある。
本発明の別の目的は、運送仲介物の改良された方法を有する進入尾端部を提供
することにある。
本発明のさらに別の目的は、従来技術よりも減少された寸法の運送仲介物の装
着のための進入開口を有する進入尾端部を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、垂直移動をするために垂直トラックを必要としな
い進入尾端部を提供することにある。
[図面の簡単な説明]
図1は、トンネル内で牽引車によって支持された本発明の進入尾端部の一部断
面側面図である。
図2は、図1の進入尾端部の一部断面側面図である。
図3は、図1の進入尾端部の一部断面平面図である。
図4は、運搬仲介集合体の正面図である。
[発明を実施するための最良の形態]
図1において、進入尾端部10は、牽引車12によって支持されるように図示
されている。牽引車12は、レール13にそってトンネル穿孔機(図示せず)に
よって牽引されるいくつかの車両のうちの1つである。牽引車12は、進入尾端
部10が第1伸縮ブーム16によって支持されたコラムまたは垂直構造体14を
有する。図3は、第2伸縮ブーム18を開示している。第2伸縮ブーム18は、
別の垂直構造体(図示せず)に連結される。第1および第2伸縮ブーム16、1
8の第1端20は、ピン23によって各垂直構造体に回動接続をするためのブッ
シュ22を有している。第1および第2伸縮ブーム16、18の第2端24は、
同様に進入尾端部のフレーム28に回動接続をするようにブッシュ22およびピ
ン26を有している。
図1に示すように、進入尾端部10は、ピン33によって2合の車両12に回
動自在に接続された第1端32と、進入尾端部10のフレーム28にピン35に
よって回動自在に接続された第2端34とを有している昇降シリンダ30として
2台の車両によって支持される。
第1伸縮ブーム16は、外側ブーム部分36と、内側ブーム部分38とを有し
ている。第2伸縮ブーム16も、外側ブーム部分40と、内側ブーム部分42と
を有している。
第1伸縮ブーム16の内側ブーム部分38は、末端46を有するてこまたは延
長部分44を有している。傾動シリンダ48は、延長部分44の末端46に回動
接続をするようにピン52を持つ第1端50を有する。傾動シリンダ48は、進
入尾端部10のフレーム28に回動接続をするようにピン52を持つ第2端54
を有する。
外側ブーム部分36、40は、フランジ55と、長手方向に延びるスロット5
6とを有している。伸縮シリンダ58は、各フランジ55に固定された第1端6
0と、内側ブーム部分38、42のフランジ64に装着された第2端62とを有
している。フランジ64は、外側ブーム部分36、40のスロット56内に延び
る。
外側ブーム部分36、40は、ガイド・ローラ68を有するガイド・フランジ
66を有している。ガイド・ローラ68は、外側ブーム部分36、40の窓70
を通して突出して、内側ブーム部分38、42に係合し、外側ブーム部分38、
42内での内側ブーム部分38、42の移動を案内する。
図3は、フレーム28の長手方向軸に平行な第1および第2伸縮ブーム16、
18間に接続された第1接続棒72を示す。第1接続棒72は、外側ブーム部分
40に接続された第1端74と、外側ブーム部分36に接続された第2端76と
を有している。第2接続棒78は、第1および第2伸縮ブーム16、18間に接
続され、第1接続棒72に関して角度がずらされている。第2接続棒78は、外
側ブーム部分40に接続された第1端80と、外側ブーム部分36に接続された
第2端82とを有している。
図2は、荷重位置86と戻り位置88とを有するベルト84を示す。ベルト8
4は、ベルト・コンベア中間部分(図示せず)の一部である。中間部分は、複数
の離間した運送仲介集合体92を有する。運送仲介集合体92は、フランジ91
、93、ローラ94を有する。ローラ94は、ベルト84が運送仲介集合体92
にそって前進するとき、ベルト84が粉砕された岩等を保留するトラフを形成す
る。中間部分(図示せず)は、戻り位置88にそってベルト84を支持する戻り
ローラ95(図2)を有する。ベルト84は、尾端プーリ90によって進入尾端
部10に連結される。ベルト84は、真直ローラ96によって支持される。ベル
ト84は、真直ローラ96とプーリ90との間で荷重部分86にそって平らであ
る。位置98において、ベルト84は、それが中間部分(図示せず)の第1運送
仲介集合体に近づいて動くのにしたがって、トラフの形状を取り始める。ベルト
84の位置98において、ホッパ100は、トンネル穿孔機(図示せず)の移送
コンベア(図示せず)から粉砕された岩およびその他の廃石材を受けるように配
置される。ホッパ100およびベルト84が粉砕された岩を受けるときベルト8
4が損傷を受けないようにするために、トラフ形状の鋼板102がベルト84の
下に配置される。図2において、トラフ形状の鋼板102は、真直ローラ96に
隣接して浅い底をしている。トラフ形状の鋼板102の底は、それが真直ローラ
96から離れて延びるにしたがって、その深さが徐々に増す。鋼板102の別の
図面は、図1に示されている。
単独の尾端プーリ90の必要な直径は、標準の固定または非進入尾端部が用い
られた場合に、ベルト・コンベアの受け端において通常用いられるものよりも大
きくはないことに注目することが重要である。
長方形の進入開口104が、機械腕105を延ばすフレーム28の側に設けら
れる。機械腕105は、想像線で様々な延長位置に示されている。機械腕105
は、フレーム28に固定された上方ブラケット106および下方ブラケット10
8を有している。コラム110は、垂直軸のまわりで回転をするように上方ブラ
ケット106および下方ブラケット108に回動自在に装着される。図3に示す
シリンダ111は、機械腕105に連結され、コラム110の垂直軸のまわりで
機械腕105を回転するように往復する。伸縮ブーム112は、それがシリンダ
118によって昇降されるようにU字形ブラケット114およびピン116によ
ってコラム110に回動自在に取り付けられた第1端113を有している。シリ
ンダ118は、コラム110の延長部分122に回動自在に連結された第1端1
20と、伸縮ブーム112に回動自在に連結された第2端124とを有している
。伸縮ブーム112は、第1ブーム126と第2ブーム128とを有している。
伸縮ブーム112の第2端130は、運送仲介集合体92を受けるクレードル1
32を有している。クレードル132は、先端136を延ばす横断部分134を
有している。
本発明の進入尾端部10は、次のように動作する。進入尾端部10が前進した
とき、ベルト蓄積部(図示せず)は、尾端プーリ10が前進するにしたがってベ
ルト84の長さを増す。戻り位置88において、ベルト84を支持するために、
戻りローラ95(図2)は中間部分(図示せず)に進入尾端部10の下で固定さ
れる。さらに、別の運送仲介集合体92は、進入尾端部10の進入開口104を
かいして装着される。進入尾端部10が中間部分(図示せず)を超えて進み、進
入尾端部10がそれらの間でベルト84を支持する能力を超える前に、戻りロー
ラ95および運送仲介集合体92が装着されなければならない。
機械腕105は、図3において実線で示す位置に定置され、そして、運送仲介
集合体92が機械腕105のクレードル132に定置される。機械腕105は、
次いで図3で想像線で示す位置に定置される。機械腕105の機動力によって、
運送仲介集合体92がフランジ91の穴140を貫通するピン138と共に配置
されるようにされる。運送仲介集合体92が装着されるべき位置に対応して離間
関係にある中間部分(図示せず)から延びている。機械腕105は、運送仲介集
合体92から後退され、そして、Jボルト/ループ・ナットが運送仲介集合体9
2のフランジ93に固定される。本発明は、進入尾端部10をベルト中心線に正
確に配置された状態を維持する方法を提供するように、牽引車(図示せず)に関
して進入尾端部10を動かすことができる。伸縮ブーム16、18は、進入尾端
部10の横移動を行う。シリンダ48は、長手方向軸のまわりの進入尾端部10
のローラを制御する。垂直移動は、伸縮ブーム16、18が、シリンダ30によ
って指定されるように、円弧内で揺動できるように、端部において伸縮ブーム1
6、18を回動自在に装着することによって達成される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年9月23日(1998.9.23)
【補正内容】
図2は、荷重位置86と戻り位置88とを有するベルト84を示す。ベルト8
4は、ベルト・コンベア中間部分(図示せず)の一部である。中間部分は、図4 に示すように、
複数の離間した運送仲介集合体92を有する。運送仲介集合体9
2は、フランジ91、93、ローラ94を有する。ローラ94は、ベルト84が
運送仲介集合体92にそって前進するとき、ベルト84が粉砕された岩等を保留
するトラフを形成する。中間部分(図示せず)は、戻り位置88にそってベルト
84を支持する戻りローラ95(図2)を有する。ベルト84は、尾端プーリ9
0によって進入尾端部10に連結される。ベルト84は、真直ローラ96によっ
て支持される。ベルト84は、真直ローラ96とプーリ90との間で荷重部分8
6にそって平らである。位置98において、ベルト84は、それが中間部分(図
示せず)の第1運送仲介集合体に近づいて動くのにしたがって、トラフの形状を
取り始める。ベルト84の位置98において、ホッパ100は、トンネル穿孔機
(図示せず)の移送コンベア(図示せず)から粉砕された岩およびその他の廃石
材を受けるように配置される。ホッパ100およびベルト84が粉砕された岩を
受けるときベルト84が損傷を受けないようにするために、トラフ形状の鋼板1
02がベルト84の下に配置される。図2において、トラフ形状の鋼板102は
、真直ローラ96に隣接して浅い底をしている。トラフ形状の鋼板102の底は
、それが真直ローラ96から離れて延びるにしたがって、その深さが徐々に増す
。鋼板102の別の図面は、図1に示されている。
機械腕105は、図3において実線で示す位置に定置され、そして、運送仲介集
合体92が機械腕105のクレードル132に定置される。機械腕105は、次
いで図3で想像線で示す位置に定置される。機械腕105の機動力によって、運
送仲介集合体92(図4参照)がフランジ91の穴140を貫通するピン138
と共に配置されるようにされる。運送仲介集合体92が装着されるべき位置に対
応して離間関係にある中間部分(図示せず)から延びている。機械腕105は、
運送仲介集合体92から後退され、そして、Jボルト/ループ・ナットが運送仲
介集合体92のフランジ93に固定される。本発明は、進入尾端部10をベルト
中心線に正確に配置された状態を維持する方法を提供するように、牽引車(図示
せず)に関して進入尾端部10を動かすことができる。伸縮ブーム16、18は
、進入尾端部10の横移動を行う。シリンダ48は、長手方向軸のまわりの進入
尾端部10のローラを制御する。垂直移動は、伸縮ブーム16、18が、シリン
ダ30によって指定されるように、円弧内で揺動できるように、端部において伸
縮ブーム16、18を回動自在に装着することによって達成される。
【図1】【図4】【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年3月11日(1999.3.11)
【補正内容】
作業者を収容するために、進入尾端部のフレームは、作業者が進入尾端部内に
よじ登って運送仲介集合体を装着するための進入開口を有していなければならな
い。進入尾端部は、U.S.Patent No.4,890,720号に開示
されているような3つまたは4つのベルト・プーリを代表的には有している。プ
ーリの数は、一部には進入尾端部のサイズを指定している。進入尾端部が大きく
なればなるほど、進入尾端部に隣接するトンネル内の利用できる空間がより少な
くなる。このことは非常に重要な考慮すべきことである。なぜならば、例えば、
10−11フィート(3.05−3.35m)の直径の小穴径トンネルにおいて
は、トンネル供給車両が進入尾端部によって通過しなければならないので、進入
尾端部が配置される領域が非常に込み合ってきて、この領域で実施されなければ
ならない他のトンネル掘削作業支援機能、例えば、換気、ダスト収集、排水、変
電、トンネル構造支持構築設備等により非常に込み合ってくる。
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月30日(2000.10.30)
【補正内容】
請求の範囲
1.支持車両によって支持されるべき進入尾端部であって、該支持車両は支持構
造体を有し、前記進入尾端部はフレーム(28)からなり、運送仲介集合体を位
置決めする手段(105)を備え、該位置決め手段(105)はブーム(112
)を含み、該ブーム(112)は第1端(113)および第2端(130)を有
し、該第1端(113)は前記フレーム(28)に回動自在に取り付けられ、前
記第2端(130)は運送仲介集合体を支持する手段(132)を有し、前記位
置決め手段(105)は、前記ブーム(112)を前記支持手段(132)が前
記フレーム(28)の外で少なくとも部分的に延びる第1位置と、前記支持手段
(132)が前記フレーム(28)内で延びる第2位置との間でほぼ垂直軸のま
わりに回動させる手段(106、108、110)を含むことを特徴とした進入
尾端部。
2.前記位置決め手段(105)は前記ブーム(112)の第2端(130)を
昇降する手段(118)を有していることを特徴とした請求項1に記載の進入尾
端部。
3.前記ブーム(112)は前記第1端(113)に関して前記第2端(130
)を伸縮する手段(126、128)を有していることを特徴とした請求項1ま
たは2に記載の進入尾端部。
4.前記第1端(113)が前記フレーム(28)内で回動自在に取り付けられ
ていることを特徴とした前記請求項のうち任意の一項に記載の進入尾端部。
5.前記位置決め手段(105)は該位置決め手段を前記フレーム(28)に固
定する手段(106、108、110)を含み、該固定手段(106、108、
110)はほぼ水平軸のまわりに回動する手段を有する手段(114、116)
を含むことを特徴とした前記請求項のうち任意の一項に記載の進入尾端部。
6.前記固定手段(106、108、110)はほぼ垂直に延びるコラム(11
0)を有し、該コラム(110)はその長手方向に延びる軸のまわりに回転する
手段(106、108)を有し、これにより前記位置決め手段(105)が前記
第1位置と前記第2位置との間で前記コラム(110)の垂直軸のまわりに回転
し、前記第1位置が前記フレーム(28)の長手方向軸からほぼ垂直に延び、前
記第2位置が前記フレーム(28)の長手方向軸にほぼ平行に延びることを特徴
とした請求項5に記載の進入尾端部。
7.前記固定手段(106、108、110)は前記ブーム(112)の第1端
(113)においてブラケット(114)を含み、該ブラケット(114)はほ
ぼ水平軸のまわりに回動するように前記コラム(110)に回動連結された手段
(116)を有することを特徴とした請求項6に記載の進入尾端部。
8.単独のベルト・プーリ(90)によって特徴付られている前記請求項のうち
任意の一項に記載の進入尾端部。
9.フレーム(28)が第1側および第2側を有し、該フレーム(28)を支持
する手段(14、16、18)が長手方向に延びる部分(16、18)を有し、
該長手方向に延びる部分(16、18)は第1端(20)および第2端(24)
を有し、該第1端(20)は支持車両に関して回動接続をする手段(22、26
)を有し、該第2端(24)は前記フレーム(28)に対して回動接続をする手
段(22、26)を有し、前記長手方向に延びる部分(16、18)の前記第2
端(24)の前記回動接続手段をかいして延びる水平軸のまわりで前記フレーム
(28)を傾動する手段(48)が設けられ、該傾動手段(48)が前記フレー
ム(28)および前記フレーム支持手段(14、16、18)に連結され、第1
端(32)および第2端(34)を有していて前記フレーム(28)を昇降する
手段(30)が設けられ、前記第1端(32)は前記支持車両に回動接続をする
手段(33)有し、前記第2端(34)は前記フレーム(28)に回動接続をす
る手段(35)を有することを特徴とした前記請求項のうち任意の一項に記載の
進入尾端部。
10.前記フレーム支持手段(14、16、18)はブーム手段(16、18)
を有することを特徴とした請求項9に記載の進入尾端部。
11.前記フレーム支持手段(14、16、18)は第1伸縮ブーム(16)お
よび第2伸縮ブーム(18)を有し、該第1伸縮ブーム(16)および第2伸縮
ブーム(18)は第1端および第2端(20、24)を有し、該第1端(20)
は支持車両に関して回動接続をする手段(22、23)を有し、該第2端(24
)は前記フレーム(28)の第2側に回動接続をする手段(22、26)を有し
、前記第1伸縮ブーム(16)は腕(44)を有し、該腕(44)は前記第1伸
縮ブーム(16)の前記第2端(24)の回動接続部から延びる端末(46)を
有し、前記傾動手段(48)は伸縮シリンダ(48)を有し、該伸縮シリンダ(
48)は第1端(50)および第2端(54)を有し、該第1端(50)は前記
腕(44)の前記端末(46)に回動接続をする手段(52)を有し、前記第2
端(54)は前記フレーム(28)の第1側に回動接続をする手段(52)を有
し、前記昇降手段(30)が伸縮シリンダ(30)を有することを特徴とする請
求項9に記載の進入尾端部。
12.前記第1および第2伸縮ブーム(16、18)は内側および外側伸縮部分
(36、38、40、42)を有し、該内側伸縮部分(38、42)は前記フレ
ーム(28)に回動接続をする手段(22、26)を持つ第2端(24)を有し
、前記外側伸縮部分(36、40)は端部(20)から反対側の末端を有し、前
記進入尾端部は第1および第2接続棒(72、78)を有し、該第1接続棒(7
2)は第1端(74)および第2端(76)を有し、該第1端(74)は前記第
2伸縮ブーム(18)の前記外側伸縮部分(40)の末端に回動自在に連結され
、前記第2端(76)は前記第1伸縮ブーム(16)の前記外側伸縮部分(36
)の末端に回動自在に連結され、前記第2接続棒(78)は第1端(80)およ
び第2端(82)を有し、該第1端(80)は前記第1接続棒(78)の第1端
(74)に隣接した前記第2伸縮ブーム(18)の前記外側伸縮部分(40)に
回動自在に連結され、前記第2端(82)は前記第1伸縮ブーム(16)の第1
端(20)に隣接した前記外側伸縮部分(36)に回動自在に連結されたことを
特徴とした請求項11に記載の進入尾端部。
13.前記第1および第2外側伸縮部分(36、40)は、前記外側伸縮部分(
36、40)の両側および両端に設けられた第1および第2案内ローラ(68)
をそれぞれ有し、該案内ローラ(68)は各内側伸縮部分(38、42)に回動
自在に係合することを特徴とした請求項12に記載の進入尾端部。
14.前記第1および第2伸縮ブーム(16、18)はそれぞれ伸縮シリンダ(
58)を有し、該伸縮シリンダ(58、60)は前記外側伸縮部分(36、40
)に連結された第1端(60)を有し、該伸縮シリンダ(58、60)は前記各
内側伸縮部分(38、42)に連結された第2端(62)を有していることを特
徴とした請求項11、12、または13に記載の進入尾端部。
15.請求項1の進入尾端部を有する連続ベルト・コンベア・システムであって
、該システムは複数の運送仲介集合体(92)を有し、各集合体(92)は開口
(140)を明けた第1支持フランジ(91)を有し、該システムは互いから離
間された複数のピン(138)によって特徴付けられ、各ピン(138)は複数
の開口(140)の各々を受け、これにより前記運送仲介集合体(92)が前記
進入尾端部のフレーム(28)内に定置されかつ各ピン(138)に前記開口(
140)を整合されるときに、運送仲介集合体(92)を支持する連続ベルト・
コンベア・システム。
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.第1側および第2側を有するフレームと、 該フレームを支持する手段であって、長手方向に延びる部分を有し、該長手 方向に延びる部分は第1端および第2端を有し、該第1端は回動接続をする手段 を有し、該第2端は前記フレームに対して回動接続をする手段を有しているフレ ーム支持手段と、 前記長手方向に延びる部分の第2端の回動接続手段をかいして延びる水平軸 のまわりで前記フレームを傾動し、前記フレームおよびフレーム支持手段に連結 された手段と、 第1端および第2端を有し、前記フレームを昇降する手段であって、前記第 1端は前記フレームに回動接続をする手段有し、前記第2端は回動接続をする手 段を有するフレーム昇降手段と、 からなる進入尾端部。 2.前記フレーム支持手段はブーム手段を有する、請求項1に記載の進入尾端部 。 3.前記フレーム支持手段は第1伸縮ブームおよび第2伸縮ブームを有し、該第 1伸縮ブームおよび第2伸縮ブームは第1端および第2端を有し、該第1端は回 動接続をする手段を有し、該第2端は前記フレームの第2側に回動接続をする手 段を有し、前記伸縮ブーム手段は腕を有し、該腕は前記第1伸縮ブーム手段の前 記第2端の回動接続手段から延びる末端を有し、 前記傾動手段は伸縮シリンダを有し、該伸縮シリンダは第1端および第2端 を有し、該第1端は前記フレームの前記第1側に回動接続する手段を有し、前記 第2端は前記腕の前記末端に回動接続をする手段を有し、 前記伸縮手段は伸縮シリンダを有する、 請求項1に記載の進入尾端部。 4.前記第1および第2伸縮ブームは内側および外側伸縮部分を有し、該内側伸 縮部分は前記フレームに回動接続をする手段を持つ第2端を有し、前記外側伸縮 部分は末端を有し、前記進入尾端部は第1および第2接続棒を有し、該第1接続 棒は第1端および第2端を有し、該第1端は前記第2伸縮ブームの前記外側伸縮 部分の末端に回動自在に連結され、前記第2端は前記第1伸縮ブームの前記外側 伸縮部分の末端に回動自在に連結され、前記第2接続棒は第1端および第2端を 有し、該第1端は前記第1接続棒の第1端に隣接した前記第2伸縮ブームの前記 外側伸縮部分に回動自在に連結され、前記第2端は前記第1伸縮ブームの第1端 に隣接した前記外側伸縮部分に回動自在に連結された、請求項3に記載の進入尾 端部。 5.前記第1および第2外側伸縮部分は、前記外側伸縮部分の両側および両端に 設けられた第1および第2案内ローラをそれぞれ有し、該案内ローラは各内側伸 縮部分に回動自在に係合する、請求項4に記載の進入尾端部。 6.前記第1および第2伸縮ブームはそれぞれ伸縮シリンダを有し、該伸縮シリ ンダは前記外側伸縮部分に連結された第1端を有し、該伸縮シリンダは前記内側 伸縮部分に連結された第2端を有している、請求項5に記載の進入尾端部。 7.フレームと、該フレームに回動自在に取り付けられた位置決め手段とからな る、進入尾端部。 8.前記位置決め手段はブームを有し、該ブームは第1端および第2端を有し、 該第1端は前記フレームに回動自在に取り付けられ、該第2端は支持手段を有し ている、請求項7に記載の進入尾端部。 9.前記ブームの第1端は垂直軸のまわりに回動する手段を有し、前記ブームは 前記垂直軸のまわりに回動して、前記第2端が前記フレーム内で延びる位置と前 記第2端が前記フレーム外で延びる位置との間で前記ブームの第2端を揺動する 、請求項8に記載の進入尾端部。 10.前記位置決め手段は前記ブームの第2端を昇降する手段を有している、請 求項9に記載の進入尾端部。 11.前記ブームは前記第1端に関して前記第2端を伸縮する手段を有している 、請求項10に記載の進入尾端部。 12.前記第1端が前記フレーム内で回動自在に取り付けられている、請求項1 1に記載の進入尾端部。 13.前記位置決め手段は、 該位置決め手段を前記フレームに固定し、ほぼ垂直軸のまわりに回動する 手段を有する手段と、 第1端および第2端を有する伸縮手段であって、該第1端がブラケットを 有し、該ブラケットが前記固定手段に回動接続をする手段を有し、該回動接続手 段がほぼ水平軸のまわりに回動する手段を有し、前記第2端がクレードル手段を 有している伸縮手段と、 第1端および第2端を有する伸縮シリンダであって、該第1端が前記固定 手段に回動自在に連結され、前記第2端が前記伸縮手段に回動自在に連結されて いる伸縮シリンダと、 からなる請求項7に記載の進入尾端部。 14.前記固定手段はほぼ垂直に延びるコラムを有し、該コラムはその長手方向 に延びる軸のまわりに回転する手段を有し、これにより前記位置決め手段が第1 位置および第2位置から前記コラムの垂直軸のまわりに回転し、前記第1位置が 前記フレームの長手方向軸から垂直に延び、前記第2位置が前記フレームの長手 方向軸に平行に延びる、請求項13に記載の進入尾端部。 15.ただ1つのベルト・プーリをさらに有する、請求項7に記載の進入尾端部 。 16.進入尾端部に接続する機械的腕であって、該腕はコンベア・システムの装 着ブラケットに運送仲介集合体を位置決めし、該腕は、 垂直軸のまわりに回転する手段を有する固定手段と、 第1端および第2端を有する伸縮ブーム手段であって、該第1端はブラケ ットを有し、該ブラケットは前記固定手段に回動接続をする手段を有し、該ブラ ケットは前記回動接続手段の水平軸のまわりに回動し、前記第2端はクレードル 手段を有する伸縮ブーム手段と、 第1端および第2端を有する伸縮手段であって、該第1端は前記固定手段 に回動自在に連結され、前記第2端は前記伸縮ブーム手段に回動自在に連結され た伸縮手段と、 からなる機械的腕。 17.支持構造体を有する支持車両によって支持された進入尾端部であって、 フレームと、第1端および第2端を有する第1ブーム手段であって、該第 1端は前記支持構造体に回動接続をする手段を有し、前記第2端は前記フレーム に回動接続をする手段を有する第1ブーム手段と、 前記長手方向に延びる部分の第2端の回動接続手段をかいして延びる水平 軸のまわりで前記フレームを傾動し、前記フレームおよびフレーム支持手段に連 結された手段と、 第1端および第2端を有し、前記フレームを昇降する手段であって、前記 第1端は前記フレームに回動接続をする手段を有し、前記第2端は前記支持車両 に回動接続をする手段を有するフレーム昇降手段と、 からなる進入尾端部。 18.第1端および第2端を有する第2ブーム手段をさらに有し、該第1端は前 記支持構造体に回動接続をする手段を有し、前記第2端は前記フレームに回動接 続をする手段を有し、 前記傾動手段は前記第1ブーム手段の第2端の回動接続手段を超えて延び る該第1ブーム手段の一部分を有し、該傾動手段は末端を有し、シリンダが第1 端および第2端を有し、該第1端は前記末端に回動接続をする手段を有し、前記 第2端は前記フレームに回動接続をする手段を有し、 前記昇降手段はシリンダを有している、 請求項17に記載の進入尾端部。 19.支持手段を有するベルト・コンベア中間部分であって、前記支持手段は複 数の第1および第2締付け手段を有するベルト・コンベア中間部分と、 第1および第2締付け手段を有する複数の運送仲介集合体であって、前記 第1締付け手段は前記支持手段の複数の第1締付け手段のうちの1つに取り付け られ、前記第2締付け手段は前記支持手段の複数の第2締付け手段のうちの各1 つに取り付けられた複数の運送仲介集合体と、 フレームおよびブーム手段を有する進入尾端部であって、該ブーム手段が 前記フレームに固定されかつクレードル手段を有し、これにより前記ベルト・コ ンベア中間部分に取り付けるように前記運送仲介集合体を位置決めしている間に 、前記運送仲介集合体の1つを運ぶ、 連続ベルト・コンベア・システム。 20.前記支持手段の前記複数の第1締付け手段の各々はピンを有し、前記複数 の運送仲介集合体の前記複数の第1締付け手段の各々は前記ピンの各1つを受け る穴を有している、請求項19に記載の進入尾端部。 21.前記支持手段の前記複数の第2締付け手段の各々は長手方向に延びる構造 体を有し、前記複数の運送仲介集合体の前記複数の第2締付け手段の各々は穴を 有し、前記システムは前記固定手段の第2締付け手段を前記運送仲介集合体の各 第2締付け手段に固定するJボルト/ループ・ナットをさらに有している、請求 項20に記載の連続ベルト・コンベア・システム。
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