JP2001512381A - 呼吸可能な多層ホイル - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、少なくとも2つの層からなりそして方向性のある水蒸気透過性を有する熱可塑性ポリウレタンから製造されるホイルに関する。このホイルの各々の水蒸気透過性は、水蒸気に対する透過性がDIN53122に従い測定され、ホイルの合計厚さにわたり測定される時には、水分源に面するホイルの2つの外側層に依存して変化する。ホイル用に使用される熱可塑性ポリウレタン類は、連鎖延長剤としての低分子量ジオール類と組み合わされたジイソシアナート類からなりできる限り親水性にされた硬質セグメントおよび2官能性ポリオール類を含んでなる軟質セグメントから構成されており、後者は高分子量ポリエーテル類および/またはポリエステル類である。
Description
【発明の詳細な説明】
呼吸可能な多層ホイル
本発明は、熱可塑性ポリウレタン類から製造されそして共押し出しにより製作
され、その特徴がフィルムが水蒸気に対して方向−依存性の透過性を示すことで
ある多層の水−不透過性の活発に呼吸するフィルムに関する。
本発明はまた、例えば木材製品および不織繊維質ウェブの如きシート状製品の
水−不透過性の活発に呼吸する密封を行うための本発明に従うフィルムの使用に
も関し、そして特に主として作業着またはレインウエアに関連する衣類分野にお
けるそれから製造される使用製品にも関する。
水−不透過性フィルムまたはコーテイングによって水の侵入または浸透から多
孔性シート状製品を保護する可能性は一般的に既知でありそして先行技術の一部
を構成する。
例えば、衣類製品に対して着衣者の高水準の快適さを与えるために、活発に呼
吸する材料がしばしば使用される。フィルムの活発に呼吸する特性は一般的には
水蒸気に対するその透過性により確保される。この方法で処理される衣類製品の
着衣者近くの水分の蓄積を防止するためには、水蒸気に対する透過性をできるだ
け高くすべきである。
水蒸気に対する高い透過性は、ある種のタイプのフィルムに関しては、例えば
、US4,194,041に記載されているような二軸延伸の結果として微孔性を
与えることにより、得られる。このタイプの微孔性フィルムは使用時にそれらが
しばしばかなりの延伸を受けるという問題をもたらす。上着の肘部分がこの一例
として挙げられる。ここでは孔の拡大が容易に起き、それが引き裂きの発生およ
びその結果として水に対する
不透過性の損失をもたらす。
このタイプの問題は例えばEP 0 591 782に記載されているもののよ
うな水に対する高い透過性を有する無孔フィルムの使用により回避される。EP
0 658 581は活発に呼吸するシート状テキスタイル製品の層の中での親
水性熱可塑性ポリウレタン類の使用を記載している。
熱可塑的に加工可能なポリウレタン類は例えばRubber Chemistry and Technol
ogy 62(1989),pages 529-54中の研究論文に記載されているものの如き熱可塑性
エラストマー類である。市販の熱可塑性ポリウレタン類は、広い温度範囲にわた
る高水準の伸展性と一緒になった良好な引っ張り強さおよび引き裂き伝搬耐性の
組み合わせにより一般的に特徴づけられる。熱可塑性ポリウレタン類に関する研
究は、Hepburn(editor):Polyurethane elastomers,Aplied Science Publishers
,Barking(1982)pages 49-80に示されている。特殊な押し出し製品をシート押
し出しダイによりまたはブロウンフィルム押し出し(blown film extrusion)に
より加工してフィルムを製造することができる。押し出し技術に関するさらなる
情報は、例えばKirk-Othmer:Encyclopedia of Chemical Technology,Volume 9
(1966)pages 232-241に示されている。単層フィルムとは別に、例えばEP 0
603 680に記載されているように押し出し技術を使用することにより熱可
塑性ポリウレタン類から多層フィルムを製造することもできる。
以上ですでに記載されているように、活発に呼吸する性質が付与されている衣
類製品の着衣者の快適さはその水蒸気に対する透過性によりかなりの程度まで影
響を受ける。しかしながら、水蒸気に対する望ましい
高い透過性は外側から内側への水分の移動をもたらしてはならない。本発明の目
的は、それ故、水に対して不透過性であるが水蒸気に対して透過性であり、その
水蒸気に対する透過性が方向−依存性であるような高度に弾性であるフィルムを
提供することである。
この目的は驚くべきことに、共押し出しにより製造される熱可塑性ポリウレタ
ン類(TPU類)をベースとしたフィルムの製造により達成された。
従って、本発明は水蒸気に対する透過性が一般的な標準的測定方法の1種に従
い測定される時に本発明に従うフィルムの2つの外側層の異なるものが水分源に
面する時に水蒸気に対する異なる透過性を示すことを特徴とする水蒸気に対する
方向−依存性の透過性を示す活発に呼吸する少なくとも2つの層を含んでなるT
PUフィルムおよび水不透過性シート状製品の製造のためのそれらの使用に関す
る。水蒸気に対する透過性の一般的な測定方法は例えばDIN53122または
ASTM E96に記載されている。これらの測定方法は源からシンクへの水蒸
気の透過に基づいている。水蒸気源は気候調節室、気候調節溶液または規定され
た蒸気相などにより構成される。シンクは一般的には乾燥剤により構成される。
本発明に従うフィルムは好ましくは異なる層の中の異なるTPU樹脂調合物から
なる。本発明の必須概念は、水蒸気に対する比較的高い透過性を示す層から水蒸
気に対する比較的低い透過性が与えられた層への水分の好ましい移動を使用する
ことである。
この目的は、個別層が線状の熱可塑的に加工可能であるセグメント化されたポ
リウレタン分子から構成されていることにより特徴づけられる多層フィルムによ
り達成された。比較的親水性であるポリウレタン類は
軟質および硬質セグメントの交互ブロックから製造されており、ここで軟質セグ
メントは重合されたエーテル類および/またはエステル類から合成された2官能
性ポリオール類A)から製造され、そして硬質セグメントは連鎖延長剤からの低
分子量ジオールB)とジイソシアナートC)との反応生成物から製造される。こ
れらのブロックは有利には、硬質セグメントが各場合とも分子連鎖の2つの端部
を形成するように且つ線状分子の端部に位置する反応性シアナート基が場合によ
りアルコール類D)によりキャッピングされていてもよいように、互いに結合さ
れる。
熱可塑性ポリウレタン類は好ましくは、ウレタンを生成するための反応中に生
ずるアロファネート−生成性副反応によるある種の分枝鎖部分を常に含んでなる
線状ブロック共重合体である。適する熱可塑性ポリウレタン類の平均分子量は好
ましくは10,000g/モル〜250,000g/モルの間である。
2官能性化合物、すなわち有利には2つの末端ヒドロキシル基を含有する化合
物、が軟質セグメントA)用に好ましく使用される。これに関して特に好ましい
化合物はエチレンオキシド重合体および/または共重合体であり、それらはしば
しばポリオキシエチレングリコール類および/またはポリエチレンオキシグリコ
ール類とも称され、その単量体単位は構造(−O−CH2−CH2−)により特徴
づけられ且つそれは少なくとも400g/モルのそして多くとも2800g/モ
ルの平均分子量を有する。1つの特に好ましい態様では、平均分子量は800g
/モル〜1200g/モルの間である。これらの化合物はさらに少なくとも1.
3でありそして多くとも2.5である炭素対水素の重量比により特徴づけられる
。軟質セグメントA)対本発明に従うフィルムを生成する熱可
塑性エラストマーの重量割合は、各場合とも熱可塑性ポリウレタンの合計重量に
関して、35%〜60%の間の範囲であり、そして好ましくは40%〜50%の
間である。エチレンオキシドと他の環式エーテル類、例えばプロピレンオキシド
またはテトラヒドロフラン、との共重合により、軟質セグメントの結晶化傾向を
減少させることができ、そして呼吸活性を場合により増加させることができる。
硬質セグメントの成分は、熱可塑性ポリウレタン類からのフィルム原料の製造
に関して知られているイソシアナートおよびジオール成分から選択することがで
きる。
分子量が18〜350g/モルの間である短鎖2官能性物質がジオール成分B
)として使用される。2価アルコール類の形態のそれらの例はエチレングリコー
ル、1,2−プロピレングリコール、テトラメチレングリコールとしても知られ
る1,4−ブチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、1,5−ペンタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオールおよび1,8−オクタンジオール、並びにジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコールおよ
び350g/モルまでの分子量を有する高級ポリエチレングリコール類、ジプロ
ピレングリコールおよび350g/モルまでの分子量を有する高級ポリプロピレ
ングリコール類を包含し、そしてジブチレングリコールおよび350g/モルま
での分子量を有する高級ポリブチレングリコールも包含する。
本発明に従い使用されるポリウレタン類の製造に適する350g/モルまでの
分子量を有する他の低分子量ジオール類B)は、一般式
HO−(CH2)y−CO−O−(CH2)x−OH
および
HO−(CH2)x−O−CO−R−CO−O−(CH2)x−OH
[式中、
Rは炭素数1〜10、好ましくは2〜6、のアルキレン基または炭素数6〜10
のシクロアルキレンもしくはアリーレン基を示し、
xは2〜6であり、そして
yは3〜5である]
のエステルジオール類、例えばアジピン酸−ビス−(β−ヒドロキシエチル)エス
テルおよびテレフタル酸−ビス−(βヒドロキシエチル)エステル、である。
適当なイソシアナート類C)は、
OCN−Q−NCO
[式中、
Qは炭素数2〜18、好ましくは6〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数4〜15
の脂環式炭化水素基、または炭素数6〜15、好ましくは6〜13、の芳香族炭
化水素基を示す]
により記載される脂肪族、脂環式、芳香族および複素環式ジイソシアナート類を
含んでなる。
これらのようなジイソシアナート類の例は、1,4−テトラメチレンジイソシ
アナート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアナート、シクロヘキサン1,3−お
よび1,4−ジイソシアナートおよびこれらの異性体の混合物、ナフタレン1,5
−ジイソシアナート、2,4−および2,6−ジイソシアナトトルエンおよびこれ
らの異性体の混合物、並びにジフェニルメタン2,4'−および/または4,4'−
ジイソシアナートを包含する。
キャッピング試薬として使用できる適するアルコール類D)は、少なくとも32
g/モルで且つ多くとも100g/モルの分子量を有する低分子量アルコール類
を包含する。適当なキャッピング試薬は1官能性アルコール類を包含するだけで
なく、ジ−、トリ−または高級ポリオール類も包含する。少なくとも32g/モ
ルで且つ多くとも400g/モルの分子量を有する脂肪族短鎖アルコール類が好
ましい。
本発明によると、異なる程度の親水性特性または水蒸気に対する透過性を示す
ポリウレタンエラストマー類がフィルムの個別層に使用される。これは、個別層
の中のポリウレタン類の異なる軟質セグメントおよび/または改質された硬質セ
グメントの使用により達成することができる。軟質セグメントに関しては、例え
ば、
ポリエステル<ポリテトラヒドロフラン<ポリエチレンオキシド
の順序での親水性特性における増加が存在する。
硬質セグメントに関しては、例えばバイエルAG、レーベルクゼン(Bayer AG
,Leverkusen)により販売されておりそして二重親水性インプラペルム(Impraper
m)(R)タイプとして知られるもの(EP 0 525 567およびDE 4 236
569)のような改質品を使用することができる。
1つの好ましい態様では、フィルムの全ての層が熱可塑性ポリウレタンエラス
トマー類を基にしており、その長鎖ジオール成分は本質的にポリエーテル類から
製造される。これに関して特に好ましい構造は、フィルムの全ての層が異なるポ
リエーテル軟質セグメントが使用される異なる熱可塑性ポリウレタン類から製造
されるものである。
1つの特に好ましい態様では、本発明に従うフィルムの異なる層を形
成するポリウレタンエラストマー樹脂は異なるショア硬度を有する。これに関す
ると、場合により同じ軟質セグメント構造を保有してもよいが、本発明に従うフ
ィルムを形成する層の軟質セグメント含有量は個別層を形成する樹脂が水蒸気に
対する異なる透過性を示すように変えられる。
好ましく使用される熱可塑性ポリウレタン類は、DIN 53 505に従い測
定して75−95A、最も好ましくは85−95A、のショア硬度を有する。本
発明に従い適する熱可塑性ポリウレタン類の例は、デスモパン(Desmopan)(R)、
エラストラン(Elastollan)(R)、エスタン(Estane)(R)、インプラペルム(Imprape
rm)(R)、ペレタン(Pellethane)(R)、モルタン(Morthane)(R)またはテキシン(Tex
in)(R)の商品名で得られるものである。
本発明に従うフィルムの1つの適当な態様では、個別層はさらに
I.抗−捕獲剤、無機または有機分離剤、
II.内部潤滑剤または型抜き剤、
III.顔料または充填剤、および
IV.安定剤
を含んでなる群からの一般的な添加剤を含有する。
該添加剤I〜IVの合計含有量は好ましくは1重量%〜30重量%の間である。
本発明に従うフィルムが含有できる一般的な添加剤は、例えば、Gachter and
Muller in:Kunststoff-Additive,Carl Hanser Verlag Munich,3rd Edition(1
989)により記載されている。
本発明に従う好ましいフィルムは、5μm〜500μmの間の、最も好ましく
は5μm〜50μmの間の、合計厚さを有するものでる。本発
明によると、個別層の各々の厚さは合計厚さの10%〜90%の範囲内で変動で
きる。比較的薄い層が合計厚さの10%〜49%の間の割合に相当するような構
造が特に好ましい。
非常に薄い活発に呼吸する構造においては、追加の裏うち層、例えばポリエチ
レンをベースにした層、を本発明に従い使用して例えば硬化のためのより良好な
取り扱い性を与えることができる。このようなフィルムでは、熱可塑性ポリウレ
タン(類)の1つもしくは複数の層の厚さは好ましくは5μm〜25μmの間で
あり、そして裏うち層の厚さは好ましくは5μm〜100μmの間である。
多層シート状製品を製造するためのプラスチックの加工に関する一般的な熱成
形工程が本発明に従う多層フィルムの製造に特に適する。ここで挙げるべきその
ような1つの工程は共押し出しによる製造であり、それは好ましくはブロウンフ
ィルム法により行われる。達成できるより良好な複合結合のために、共押し出し
が多層熱可塑性シート状製品の製造に適する特に好ましい方法である。
さらに、共押し出しは機械中の1回だけの通過が必要であるため当該技術分野
で既知である溶融物または溶液からのコーテイング工程に対して好ましい。
先行技術によると、溶融物はスリーブ、リブ付きマンドレルホルダー、螺旋分
配器またはサンドイッチダイを含んでなるデザイン(例えば、ブラントン・エン
ジニアリング・デザイン)により多層ブロウンフィルムダイに対して環状に分配
される。螺旋分配器原理を基にした溶融物の環状分配が本発明によると好ましい
。
本発明に従うフィルムの表面性質は、一面または両面上で、既知の物
理的または化学的処理、例えばコロナ、火炎、プラズマまたは弗素処理、により
改質することができる。
本発明に従うそれらの性質のために、ここに記載されているフィルムは膜フィ
ルム、特に衣類分野で使用されるもの、として特に適する。それらは、しばしば
長期間にわたり着用される作業着または労働服の分野での使用に特に適する。レ
ジャーウエア分野では、それらは防風および耐候性のある、耐雨性の屋外膜とし
ての使用に特に適する。
本発明に従うフィルムはまた、薬品および医学技術分野における適用にも適す
る。傷の被覆、活性成分パッチ、抗−アレルギーマットレスカバーおよび手術室
用保護服がここでは特に挙げられるべきである。
最も好ましい態様では、本発明に従うフィルムは織物テキステイル製品、編物
製品もしくは不織ウェブとの、または一般的には織物および不織物との、積層複
合体として使用される。
以下の実施例および比較例に関して記載されているフィルムはブロウンフィル
ム共押し出しにより製造された。熱可塑性樹脂の温浸に適するエンドレススクリ
ュー器具の構成は、例えば、Wortberg,Mahlke and EffenによりKunststoffe,8
4(1994)1131-1138に,PearsonによりMechanics of Polymer Processing,Else
vier Publishers,New York,1985に、またはDavis-Standard companyによりPap
er,Film & Foil Converter 64(1990)pages 84-90に記載されている。溶融物
をフィルムに成形するためのダイは他の参考文献の中でもとりわけMichaeliによ
りExtrusions-Werkzeuge,Hanser Verlag,Munich,1991に記載されている。実施例1
二層ブロウンフィルム押し出しダイによりフィルムを製造した。10kgの試
験質量を用いて190℃で測定した27g/10分間のMFRを示しそして硬質
セグメントとしての4,4'−ジイソシアン酸ジフェニルメタン、軟質セグメント
としてのポリエチレンオキシドおよび連鎖延長剤としての1,4−ブタンジオー
ルを含んでなる成分から本質的に合成されたDIN53505に従うショア硬度
90Aの熱可塑性ポリウレタンから、20μmの厚さを有するフィルムの層(1
)を製造した。加工性質を調節するために、フィルム加工用に使用される成分の
合計重量に関して4重量%の3μm〜7μmの間の粒子寸法を有する天然水和シ
リカおよび1重量%のアミドワックスを加えた。
10μmの厚さを有するフィルムの層(2)は、10kgの試験質量を用いて
190℃で測定した25g/10分間のMFRを示しそして硬質セグメントとし
ての4,4'−ジイソシアン酸ジフェニルメタン、軟質セグメントとしてのポリテ
トラヒドロフランおよび連鎖延長剤としての1,4−ブタンジオールを含んでな
る成分から本質的に合成されたDIN53505に従うショア硬度85Aの熱可
塑性ポリウレタンを含んでいた。層(1)中で使用されたものと同じ量の水和シ
リカおよびアミドワックスを加えた。
フランジ付きのブロウンフィルム押し出しダイを含んでなる単軸スクリュー押
し出し機の中で、これらの材料を各々加工してフィルムを製造した。160−1
90℃の上昇温度が、45mmの直径を有する押し出し機で設定された。押し出
しダイ温度は190℃であった。実施例2
二層ブロウンフィルム押し出しダイによりフィルムを製造した。10
kgの試験質量を用いて190℃で測定した26g/10分間のMFRを示しそ
して硬質セグメントとしての4,4'−ジイソシアン酸ジフェニルメタン、軟質セ
グメントとしてのポリエチレンオキシドおよび連鎖延長剤としての1,4−ブタ
ンジオールを含んでなる成分から本質的に合成されたDIN53505に従うシ
ョア硬度82Aの熱可塑性ポリウレタンから、20μmの厚さを有するフィルム
の層(1)を製造した。加工性質を調節するために、フィルム加工用に使用され
る成分の合計重量に関して4重量%の3μm〜7μmの間の粒子寸法を有する天
然水和シリカおよび1重量%のアミドワックスを加えた。
10μmの厚さを有するフィルムの層(2)は、10kgの試験質量を用いて
190℃で測定した25g/10分間のMFRを示しそして硬質セグメントとし
ての4,4'−ジイソシアン酸ジフェニルメタン、軟質セグメントとしてのポリテ
トラヒドロフランおよび連鎖延長剤としての1,4−ブタンジオールを含んでな
る成分から本質的に合成されたDIN53505に従うショア硬度85Aの熱可
塑性ポリウレタンを含んでいた。層(1)中で使用されたものと同じ量の水和シ
リカおよびアミドワックスを加えた。
フランジ付きのブロウンフィルム押し出しダイを含んでなる単軸スクリュー押
し出し機の中で、これらの材料を各々加工してフィルムを製造した。160−1
90℃の上昇温度が、45mmの直径を有する押し出し機で設定された。押し出
しダイ温度は190℃であった。実施例3
二層ブロウンフィルム押し出しダイを使用して、実施例2の通りにしてフィル
ムを製造した。フィルムの層(1)は36μmの厚さを有して
おりそしてその層(2)は10μmの厚さを有していた。実施例4
三層押し出しダイを使用して、フィルムを製造した。10kgの試験質量を用
いて190℃で測定した26g/10分間のMFRを示しそして硬質セグメント
としての4,4'−ジイソシアン酸ジフェニルメタン、軟質セグメントとしてのポ
リエチレンオキシドおよび連鎖延長剤としての1,4−ブタンジオールを含んで
なる成分から本質的に合成されたDIN53505に従うショア硬度82Aの熱
可塑性ポリウレタンから、10μmの厚さを有するフィルムの層(1)を製造し
た。加工性質を調節するために、フィルム加工用に使用される成分の合計重量に
関して4重量%の3μm〜7μmの間の粒子寸法を有する天然水和シリカおよび
1重量%のアミドワックスを加えた。
10μmの厚さを有するフィルムの層(2)は、10kgの試験質量を用いて
190℃で測定した25g/10分間のMFRを示しそして硬質セグメントとし
ての4,4'−ジイソシアン酸ジフェニルメタン、軟質セグメントとしてのポリテ
トラヒドロフランおよび連鎖延長剤としての1,4−ブタンジオールを含んでな
る成分から本質的に合成されたDIN53505に従うショア硬度85Aの熱可
塑性ポリウレタンを含んでいた。層(1)中で使用されたものと同じ量の水和シ
リカおよびアミドワックスを加えた。
20μmの厚さを有するフィルムの層(3)では、2.16kgの試験質量を
用いて160℃で測定した3g/10分間のMFRを示したポリエチレンが使用
された。
フランジ付きのブロウンフィルム押し出しダイを含んでなる単軸スク
リュー押し出し機の中で、これらの材料を各々加工してフィルムを製造した。1
60−190℃の上昇温度が、45mmの直径を有する押し出し機で設定された
。押し出しダイ温度は190℃であった。比較例1
単層押し出しダイを使用して、フィルムを製造した。10kgの試験質量を用
いて190℃で測定した27g/10分間のMFRを示しそして硬質セグメント
としての4,4'−ジイソシアン酸ジフェニルメタン、軟質セグメントとしてのポ
リエチレンオキシドおよび連鎖延長剤としての1,4−ブタンジオールを含んで
なる成分から本質的に合成されたDIN53505に従うショア硬度90Aの熱
可塑性ポリウレタンから、50μmの厚さを有するフィルムの層(1)を製造し
た。加工性質を調節するために、フィルム加工用に使用される成分の合計重量に
関して4重量%の3μm〜7μmの間の粒子寸法を有する天然水和シリカおよび
1重量%のアミドワックスを加えた。
フランジ付きのブロウンフィルム押し出しダイを含んでなる単軸スクリュー押
し出し機の中で、この材料を加工してフィルムを製造した。160−190℃の
上昇温度が、45mmの直径を有する押し出し機で設定された。押し出しダイ温
度は190℃であった。 表1から、本発明に従うフィルムは水蒸気に対する方向−依存性の透過性を示
すがこれは比較例からのフィルムに関しては観察されないことがわかる。特に実
施例2および実施例3の比較から、水蒸気に対する透過性の方向−依存度は層厚
さの本発明に従う層厚さの変動により目標とする方法により調節できることがわ
かる。
水蒸気に対する透過性の測定
水蒸気に対する透過性はDIN53122に従い測定された。これは23℃の
温度および85%の相対大気湿度で行われた。実施例4では、水蒸気に対する透
過性はPE裏うちフィルムまたは層(3)を分離した後に測定された。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M
W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY
,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM
,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E
S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID
,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,
LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M
G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT
,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,
TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V
N,YU,ZW
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.熱可塑性ポリウレタンから製造され且つ水蒸気に対して方向−依存性の透過 性を示す少なくとも2つの層を含んでなるフィルムであって、水蒸気に対する透 過性がDIN53122に従い測定され且つ少なくとも2つの層を含んでなるフ ィルムの合計厚さにわたり測定される時に、フィルムの2つの異なる外側層が水 分源に面する時には少なくとも2つの層を含んでなるこのフィルムが水蒸気に対 する異なる透過性を示し、そのために使用される熱可塑性ポリウレタン類が、連 鎖延長剤としての低分子量ジオール類と組み合わされたジイソシアナート類から なる場合により親水性にされていてもよい硬質セグメントおよび2官能性ポリオ ール類を含んでなる軟質セグメントから構成されており、後者が高分子量ポリエ ーテル類および/またはポリエステル類を含んでなることを特徴とするフィルム 。 2.異なる層が異なる樹脂組成を有する熱可塑性ポリウレタン類から合成される ことを特徴とする、請求の範囲第1項記載のフィルム。 3.フィルムの全ての層がポリエーテルをベースとした軟質セグメントを含んで なる熱可塑性ポリウレタンからなることを特徴とする、請求の範囲第1項または 第2項に記載のフィルム。 4.異なるタイプのエーテル類が異なる層の中の軟質セグメント中で使用される ことを特徴とする、請求の範囲第1項〜第3項に記載のフィルム。 5.水蒸気に対する最も高い透過性を有する層がエチレンオキシドをベースとし た軟質セグメントを含んでなることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第4項の いずれかに記載のフィルム。 6.親水性にされた硬質セグメントを少なくとも1つの層の中で使用することを 特徴とする、請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のフィルム。 7.フィルムを構成する層が異なる硬度を有することを特徴とする、請求の範囲 第1項〜第3項に記載のフィルム。 8.フィルムが5μm〜500μmの間の厚さを有することを特徴とする、請求 の範囲第1項〜第7項の少なくとも1項に記載のフィルム。 9.フィルムが5μm〜50μmの範囲内の厚さを有することを特徴とする、請 求の範囲第1項〜第8項の少なくとも1項に記載のフィルム。 10.フィルムの個別層が異なる厚さを有しておりそして比較的薄い層が合計厚 さの10%〜49%の間の割合を構成することを特徴とする、前記請求の範囲の 少なくとも1項に記載のフィルム。 11.比較的薄い層が比較的低い水吸収能力を有することを特徴とする、請求の 範囲第10項記載のフィルム。 12.それが剥離可能な裏うちフィルムを含んでなることを特徴とする、請求の 範囲第1項〜第11項のいずれかに記載のフィルム。 13.フィルムが共押し出し法により製造されることを特徴とする、請求の範囲 第1項〜第12項の少なくとも1項に記載のフィルム。 14.フィルムが共押し出し法によりブロウンフィルム状で製造されることを特 徴とする、請求の範囲第1項〜第12項の少なくとも1項に記載のフィルム。 15.I.抗捕獲剤、無機または有機分離剤、 II.内部潤滑剤または型抜き剤、 III.顔料または充填剤、および IV.安定剤 を含んでなる群からの少なくとも1種の添加剤が少なくとも1つの層の中で1% 〜30%の割合で使用されることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第14項の いずれかに記載のフィルム。 16.フィルムが少なくとも一面で物理的または化学的に予備処理されることを 特徴とする、請求の範囲第1項〜第15項のいずれかに記載のフィルム。 17.膜フィルムとしての請求の範囲第1項〜第16項の少なくとも1項に記載 のフィルムの使用。 18.衣類分野における請求の範囲第1項〜第16項の少なくとも1項に記載の フィルムの使用。 19.作業着分野における請求の範囲第1項〜第16項の少なくとも1項に記載 のフィルムの使用。 20.レインウェア分野における請求の範囲第1項〜第16項の少なくとも1項 に記載のフィルムの使用。 21.医学領域における請求の範囲第1項〜第16項の少なくとも1項に記載の フィルムの使用。
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