JP2001511606A - 半導体レーザのパワー監視装置および方法 - Google Patents

半導体レーザのパワー監視装置および方法

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JP2001511606A JP2000504635A JP2000504635A JP2001511606A JP 2001511606 A JP2001511606 A JP 2001511606A JP 2000504635 A JP2000504635 A JP 2000504635A JP 2000504635 A JP2000504635 A JP 2000504635A JP 2001511606 A JP2001511606 A JP 2001511606A
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ダブリュ. パーナネン,デビッド
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Abstract

(57)【要約】 光を所定の部位へ注入するためのアセンブリと付随の方法とが開示される。各アセンブリは、光を射出する光源装置とこの光源装置と光で通信して光の第一部分を所定の部位へ差し向ける光結合装置とで構成される。優先的実施例では、光結合装置は、光の第二部分を所定の部位から遠ざける。光の第二部分の少なくとも一部は、検出器装置によって受光される。検出器装置は、対応する出力信号を生成する。出力信号は、光源装置によって射出された光の強度を調節するために行うフィードバックに特に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、一般に、一次ビーム調整を必要とする発光装置に係わる。さらに特
定すると、この種の装置の一次ビームを直接抽出してビームパワー調整用の信号
を提供するための装置とこれに関係する方法とにかかわる。本発明は、特に、垂
直共振器面射出型レーザ(VCSELs)などの半導体レーザに適用される。
【0002】 短波近赤外半導体レーザは、多数の異なる応用分野に益々普及している。この
応用分野とは、コンパクトディスクプレーヤ、CD−ROM、高速ファイバオプ
ティックデータリンクなどの分野である。これらの有用な装置に対して更に別の
応用分野も見いだされるであろう。一般的に半導体レーザは二種類ある。第一の
種類は、現在多くの応用分野で用いられているエッジ射出型レーザである。第二
の種類は最近開発され普及しつつあるVCSELである。このVCSELが普及
しているのは、少なくとも部分的には、信頼性が高く、製造経費がエッジ射出型
レーザよりかなり低いからである。
【0003】 その他の種類のレーザの場合と同様に、半導体レーザの出力パワーは、熱(動
作上発生する熱と周辺の熱)やレーザの経年変化や駆動回路における成分値のば
らつきなどの多数の要因によって強度が変動する。したがって、調整を実施して
レーザ出力の強度変動を補償する。固体レーザの場合、それらが使用される多く
の応用分野で、データ転送速度を上げてスループットを向上させることが究極の
目標となっている。データ転送速度が高くなるにつれて、特に高速ファイバオプ
ティックデータリンクの分野で、これまで考えられなかった水準での出力調整が
要求されるようになった。
【0004】 エッジ射出型レーザは、一見したところでは、全体構成からみてパワー調整に
向いているように見える。すなわち、エッジ射出型レーザは、その能動部位の両
端部を終端する二つの対向する面から光を射出する。一方の面は、装置全体から
の出力/一次ビームを射出するための出力面として使用される。他方の面は、発
生した光のある一定の割合の部分を光検出装置へ射出するためのフィードバック
面として用いられ、出力ビームパワーを直接に制御する入力電流を制御するため
のフィードバック信号を発生させる。別個に設けられるパワー監視ダイオードは
、レーザと同じパッケージに収められ、光検出器として作用する。
【0005】 実際のレーザの出力ビームは、監視されるものとは異なり、したがって、正確
なものではなく、しかも/あるいは、レーザ間で一貫したものではない。特に、
一次ビームの強度に対して見たときにフィードバック面からの光の強度に悪影響
を与える製造上の公差によって、また、監視光ダイオードの位置によって、「 同
一の」 (すなわち、同一の部品番号の)エッジ射出型レーザの出力パワーは、フ
ィードバック信号レベルが同じでも、因数5ほども装置によって異なる。製造上
の公差とは、フィードバック面の反射特性とレーザの全体構成と光検出装置の位
置と大きさにおける変動とに関する公差である。出力の変動が広範囲に及ぶため
、エッジ射出型レーザを据付ける度あるいは交換する度に校正手順を実施しなけ
ればならない。このために、上記の公差をなるべく回避して、これによって好ま
しくは校正の必要性をなくすことができるような、一次ビームを直接に監視する
ための外部的調整方法の実現が望まれるのである。
【0006】 VCSELは、エッジ発射型レーザとは異なり、一見したところでは、一次/
出力ビームを発射する面を備えているのみであるため、一次ビームの調整には特
に向いているようには見えない。したがって、一次ビームだけしか監視用に使え
ない。しかし、VCSEL(あるいは、エッジ発射型レーザでも)の一次ビーム
を直接監視することは、やや問題をはらんでいる。この問題を解決するための方
法は、本出願の被譲渡人に譲渡される共に特許出願中の米国出願第08/544
,926号と08/548,748号において図示されているように、VCSE
L構造に監視装置を統合することである。
【0007】 本発明は、しかし、VCSELの外部にあるがVCSELと同じパッケージに
容易に収容される構成要素を使用して、VCSEL(あるいは、一次ビーム調整
を必要とするエッジ発射型レーザなどの別の発光装置)の出力の監視を行うとい
う別の非常に有効な方法であって、正確で、出力一次ビーム調整を向上させるこ
とができ、かつてない装置の均質さを達成できる方法を使用するものである。
【0008】 (発明の概要) 後により詳細に述べるが、光を所定の部位に注入するためのアセンブリとこれ
に関連する方法とが開示される。各アセンブリは、光を射出するための光源装置
と、光源装置と光通信して光の第一部分を所定の部位に差し向ける光結合装置と
で構成される。優先的実施例では、光結合装置は、所定の部位から光の第二部分
を遠ざける。光の第二部分の少なくとも一部は、出力信号を生成する検出器装置
によって受光される。
【0009】 (発明の詳細な説明) 図1は、本発明の同一直線上あるいは左右対称に並べる態様に係わる半導体レ
ーザアセンブリ10の一つの実施例を示す。アセンブリ10はスリーブ12で構
成される。スリーブ12には、レンズ保持部14が設けられ、例えばエポキシ樹
脂か埋込用樹脂製の接着剤16によって適所に保持される。胴部18は、朝顔形
端部20と、ファイバオプティックケーブル26を受け止めるためのケーブル受
容開口24が形成されたケーブル受容端部22とで構成される。一般的に、ケー
ブル26は、口輪装置(図面を明確にするために図示せず)に支持される。ケー
ブル26は開口24 内に設置される。この時、入力面30をもつケーブル端部2
8が、胴部の朝顔形端部20に設置された停止部32にごく近接あるいはごく接
触した状態で保持されるようにする。
【0010】 引き続き図1を参照すると、光結合レンズ34は、ここで考察する同一直線上
に並べる態様にしたがって直線光路37に沿ってケーブル26に略一直線に並ぶ
ように、レンズ保持部14内の適宜の物質36によって支持される。物質36は
、例えば、低鉛ソーダガラスで構成されるアルミニウムホウロウ釉薬である。レ
ンズ34については、玉レンズや非球面レンズなどの異なる種類のレンズ群の中
から選択するか、あるいは、本発明に準じた配光構造のものを選ぶ。レンズ保持
部14には、図示の方向にレンズ34の直前に開口38が形成されている。
【0011】 TO−56電子パッケージ40もレンズ保持部14内に支持される。また、T
O−56電子パッケージ40はヘッダ42と金属容器44とで構成される。金属
容器44にはウィンドウ46が設けられる。他の種類の電子パッケージも同様に
本発明に係わる使用に適している。これらのパッケージとは、例えばTO−46
パッケージなどの当分野では周知の多くのパッケージのことである。
【0012】 以下により詳細に述べるが、レンズ34とウィンドウ46とは、図面を分かり
易くするために図示されていない反射性コートあるいは反射防止(AR)コート
で処理される。孤立部48は、ヘッダから電気的に絶縁された状態でヘッダ42
上に搭載される。ヘッダは、更に、電気伝導性のピン四個を備えている。最初の
三個はピン50a〜cである。四番目のピンは、ヘッダ42と容器44などの構
成要素を接地するために使用される。
【0013】 図1〜4を参照すると、本発明に係わる光検出器52は、能動光検出面54と
対向する支持面56とを備えている。支持面56は孤立部48に固着される。こ
のため、支持面56で形成される陰極連結部58(概略を図4に示す)は、孤立
部48に電気的に接触する。これによって、光ダイオードの陰極が、ボンディン
グ用ワイヤ60を介してヘッダピン50cに接続される。光検出器52は、能動
面54が、本発明の同一直線上に並べる態様で要求されるように光路37に中心
を略一致させるように、ヘッダ42上に配置される。本具体例では、光検出器5
2はシリコン製P−I−N光ダイオードであるが、別の装置を代わりに用いても
よい。
【0014】 例えば、耐光性コートあるいは導光性コードを備えた装置を代わりに用いても
よい。実際には、入射光に対応した出力電流を生成することのできる適宜の感光
性素子を、本発明の範囲から逸脱しないように光検出器52として使用してもよ
い。アセンブリ10の実用的な実施例は、部品番号5576A800の標準型の
安価なシリコン製のP−I−N光ダイオードチップを用いて実現される。この部
品は約1mm2 の能動光検出面54を備えている。光検出器の能動面54上に形成
される導電性の引き綱(トレース)62は、エッジから能動面の概ね中心点まで
延びている。中心点では、パッド64が、光ダイオードの陽極連結部66(図4
に概略が示される)に電気的に接続される。引き綱62は、ボンディング用ワイ
ヤ68によってヘッダピン50aに電気的に接続される。
【0015】 図1〜4を引き続き参照すると、VCSEL70は、全アセンブリ10の一部
を成し、後面72と対向射出面74とを備えている。VCSEL70は、例えば
、コロラド州ブルームフィールドのビクセル社(Vixel・Corporat
ion)製の部品番号40−0021−001の様な、どの標準的な垂直共振器
面射出型レーザでよい。VCSELの後面72は、光検出器の能動面54へ熱と
電気を伝達可能な状態に固着される。このため、支持面に形成されるVCSEL
の陰極76(概略を図4に示す)は、導電性の引き綱62のパッド64に電気的
に接続される。
【0016】 VCSELの後面72の光検出器との電気的かつ物理的接続は、例えば、熱と
電気とを伝えられるエポキシ(図示せず)を用いることによって達成される。V
CSELの射出面74には、陽極連結部78(図3)とコヒーレント/レーザ光
を射出するための面80とが形成される。VCSEL70は光検出器52の能動
面54上に設置される。このため、出力面80は、本発明の同一直線上に並べる
態様に係わる光路37に略向けられる。次に、アセンブリ10の外部電子素子と
の接続について述べる。
【0017】 図4のみを参照すると、レーザアセンブリ10は、ヘッダピン50a〜50c
によって外部の構成要素に接続される。より具体的には、ピン50aは、調整済
み電圧源84に接続される。したがって、共通電圧が、VCSELの陰極連結部
76と光検出器52の陽極連結部66とに印加される。ヘッダピン50cは、リ
ード線88によって監視/駆動回路86に接続されて、光検出器52によって生
成された出力電流が検出されるようにする。本具体例では、P−I−Nダイオー
ド光検出器は、通常、電圧源84と監視/駆動回路86からの印加電圧によって
逆バイアスされる。
【0018】 リード線88で検出された出力電流に基づいて、監視/駆動回路86は、駆動
電圧を生成して駆動電流をヘッダピン50bに接続されたリード線90を介して
VCSEL70へ供給する。そして、駆動電流はVCSELの陽極連結部78へ
供給される。アセンブリ10の効果の内の幾つかと同一直線上に並べる態様とに
ついては、次のアセンブリ10の作用についての詳細な考察から明らかになるで
あろう。
【0019】 図1〜4を再度参照すると、リード線90を介してVCSELの陽極へ供給さ
れた駆動電圧は、電圧源84からVCSELの陰極へ印加された電圧を上回って
いれば、陽極に印加される順バイアスとして働く。これによって、光路37に中
心を合わせた面80からのコヒーレント光で円錐形92(図2)を成すように光
の一次ビーム91が射出される。監視/駆動回路86は、周知のとおり、所定の
転送機能(検出器電流をレーザ光出力へ)を備えている。したがって、光検出器
からの特定のレベルの検出電流によって、特定の光量の光がVCSEL70から
射出される。
【0020】 一次ビーム91のある一定の割合の部分は、究極的には光路37に集束され、
光結合装置によってファイバオプティックケーブル26内に注入される。本具体
例では、光結合装置は、レンズ34によって実現される。当業者には明白なよう
に、一次ビーム91の多くの部分は、一つ以上の構成要素あるいは光を通過させ
る構成要素上のコートによって本質的にしかも/あるいは自然に反射される。
【0021】 本具体例では、これらのコートが施された構成要素あるいは施されていない構
成要素とは、光結合レンズ34とウィンドウ46とファイバオプティックケーブ
ル26の入力面30とである。本発明によれば、アセンブリ10の同一線上/左
右対称に並べる態様は、潜在的反射光の一部分あるいは複数の部分を非常に有効
な先例のないやり方で利用してレーザの一次ビームの調整を行うように構成され
る。すなわち、光検出器52によって生成された検出電流は、一次ビーム91の
反射光部分の一つかそれ以上に基づいて生成される。次にこれについて述べる。
【0022】 図5は、光が通過するアセンブリ10の構成要素を実際の物理的構造から離れ
て模式的に示し、レンズ34とウィンドウ46とファイバオプティックケーブル
26の入力面30の光路37に合わせた同一直線上の配置に関連づけてアセンブ
リの作用を明らかに示す。図示し易くするために、ウィンドウ46は、例えばA
Rコート(図示せず)が施された非反射性のものであるとする。したがって、光
92は、光結合レンズ34に入射する。
【0023】 この時、入射光の一部分は、反射光100としてレンズから反射される。反射
光100の一部は、これ以降レンズ反射光102と呼ばれるが、VCSEL70
と光検出器52の方へ反射されて、その後VCSEL70と光検出器52に入射
する。レンズ反射光102は、光検出器の能動面54に突き当たる(この光の一
部はVCSEL70に入射する)。
【0024】 これによって、電流がリード線88に流れる(図4)。その結果、一次ビーム
91の調整が行われる。レンズ34は、レンズ反射光102を生成するためのも
のを特に何も設けずに製造される。特記すべきは、アセンブリ10内のレンズ3
4のもつ自然反射特性は、(他の要因も考慮にいれると)光検出器52で有用な
フィードバック信号を生成するのに十分であることが、本出願人によって発見さ
れたことである。
【0025】 したがって、本発明の本態様は重要な発見であり、この配置に関する多数の要
因が互いに作用し合うことで十分なレベルのフィードバック信号が生成されるこ
とは、高く評価されるべきである。多数の要因とは、(1) 上記の反射特性とレ
ンズ34の曲率、(2) レンズ34と光検出器52との間の距離、(3)光検出
器52の感度、(4) 光検出器の能動領域54全体の大きさ、そして最も重要な
のが、(5) VCSELと光検出器とレンズとを光路37に合わせて同一線上に
並べて配置したことによって、VCSEL70を完全に取り囲む能動領域54の
比較的大きな部分にレンズ反射光102を入射させることができること、である
【0026】 本発明の上記の態様ではレンズ反射光102が検出されるが、この態様は、光
が本質的/自然に反射され、普通は失われる光が用いられる点で、非常に有効で
ある。したがって、フィードバックを行うために一次ビームから別の光を脇へそ
らせる必要はない。しかも、反射光を生成するために別の構成要素を追加する必
要もない。しかし、レンズ反射光102を強調するために例えば部分反射コート
をレンズ34(図示せず)に施すことは、態様によっては上記の文節で述べた五
つの要因からみても有効である。
【0027】 また、アセンブリ10の作用により、少なくとも部分的には光検出器52の能
動領域の大きさによって、構成要素を光路37に合わせて一列に並べる際の誤差
が許容されるという効果も高く評価されるべきである。このように、VCSEL
70を光検出器52に対して一列に配置する際の誤差およびレンズとファイバオ
プティックケーブル26とを光路37に合わせて同一線上に配置する際の誤差は
、光検出器によって検出されるのに十分に強いフィードバック信号を供給する上
で支障となるものではない。
【0028】 フィードバック信号の強度に関する別の効果としては、特定のフィードバック
レベルに対する一次ビームの強度レベルが、アセンブリ10の同一線上に並べる
態様に係わるアセンブリ群間で比較的一貫している点である。上記のように、先
行例のエッジ射出型レーザダイオードの場合、特定のレベルのフィードバックに
対して5という高い因数だけ出力強度がアセンブリ毎に異なる。これに対して、
本発明の場合、アセンブリ間の出力強度のばらつきは、ずっと低い受容可能なレ
ベルまで低減される。これは、据付け時に各装置を個別に校正する必要がなくな
り、ひいては、製造/組立てラインの経費が低下することにつながる。
【0029】 更に重要な効果が、レーザダイオードアセンブリ10によって発揮される。例
えば、光検出器52はVCSEL70用のヒートシンクとして作用する。一般に
、P−I−N光ダイオードなどの光検出器が動作中に発生する熱のレベルは取る
に足らないものである。対照的に、VCSELなどの周知の種類の半導体レーザ
は、駆動入力電流によって異なるが、比較的高レベルの熱を発生する。同時に、
P−I−N光ダイオードは、効率的な熱伝導体であり、VCSELに比べて物理
的に大きい。このため、P−I−N光ダイオードは、VCSELからの比較的レ
ベルの高い熱を吸収しその後放散する。したがって、アセンブリ10は、上記の
他の効果および次に述べる更なる効果と共に、VCSEL70からの熱を光検出
器52を介して効率良く除去することができるという効果を発揮する。
【0030】 図6を参照すると、アセンブリ10によって具現化される設計概念から、アセ
ンブリがファイバオプティックケーブル26を介して連結されるシステム(図示
せず)によって外部的に発生させられるノイズに関する別の効果が発揮される。
ノイズ104は、例えば、外部システムにおける様々な連結部での外部で生じる
反射の結果生じる。当業者ならば明白であるが、このようなノイズが光検出器5
2に入射すると、一次ビーム91の強度は、好ましくないことにノイズに応答し
てしまう。
【0031】 アセンブリ10は、しかし、特別な理由から実質的にこのノイズに対する免疫
性をそなえていることが判明している。すなわち、このノイズは、ファイバオプ
ティックケーブル26によってもたらされ、その後、レンズ34によってVCS
EL70上にほぼ排他的に集束されるので、光検出器52によって生成されたフ
ィードバック信号には実質的に何ら影響を及ぼさない。ファイバ26の入力面3
0からの反射光は、一次ビーム91の光量の幾分かを反射させることもあると述
べた。しかし、外部で生じたノイズのように、ファイバ反射光はVCSEL70
上に集束するので、光検出器によって生成されたフィードバック信号は何ら影響
を受けない。外来の信号はアセンブリ10に何ら悪影響を与えないが、その可能
性のあるときは外来の信号を取り除いたほうがよい。
【0032】 同一線上に並べる態様の更なる効果は、当業者には周知のことであるが、VC
SEL70などの半導体レーザは、レーザを駆動する入力電流によって異なる様
々なモードで動作できることである。モード毎に、レーザからの射出光の空間分
布が大きく変化する。上記のアセンブリ10の全体構成に関連する能動光検出領
域54は、入力電流の変化に伴うモードによる光再分布に係わらず効果的に動作
することが判明している。モード変化に対する免疫性は、少なくとも部分的には
、再分布された光の大部分が、光検出器の比較的大きな能動領域54上に入射し
続けるからである。ただし、特定の入射領域は能動領域上で推移する。また、ア
センブリ10における経年変化によってその動作に及ぼす影響は、あるとしても
、同様の理由からほとんど認識不可能である。
【0033】 図7は、本発明に係わる第二アセンブリ120を模式的にしめす。アセンブリ
120およびその他の前述のアセンブリとこれから述べるアセンブリで同一直線
上に並べる方法を採用したアセンブリでは、同様の構成要素を同様の参照番号で
しめす。読者は、これら構成要素に関する前記の説明を参照されたい。アセンブ
リ120は、レンズ122と協同ウィンドウ124とで構成される。これらレン
ズとウィンドウとは、反射特性に基づき選択される。前記のアセンブリ10では
、ウィンドウ46(図5)は非反射性のものであり、例えば、AR物質で被覆さ
れているとした。
【0034】 アセンブリ120では、ウィンドウ124は反射特性(本質的なものおよび/
あるいは導入されたもの)を備えている。このため、一次ビーム91の一部分1
26(以降ウィンドウ反射光126と呼ぶ)は、反射されてVCSEL70を取
り囲む光検出器の能動面54へ送り返されて、発生されたフィードバック信号に
貢献する。あるいは可能ならば、信号の大部分を構成する。ファイバオプティッ
クケーブル26に光結合装置を設けるためのレンズ122の構成は、次に幾つか
の具体例をあげて説明するが、ウィンドウ124の反射性の点から決定される。
【0035】 図7に示す第一の具体例では、ウィンドウ124は、その反射特性に関するも
のは何も備えていない(すなわち、アセンブリ10におけるレンズ34のARコ
ートはなくされる)。ウィンドウは、したがって、本質的に一次ビームを少しの
割合だけウィンドウ反射光126として反射させる。この場合、前述のレンズ3
4が効果的に作用するので、レンズ122の反射性に対しては何も設ける必要は
ない。本具体例では、ウィンドウ反射光126は、光検出器の能動面54に入射
するレンズ反射光(図5参照)に貢献するだけである。アセンブリ120の作用
はアセンブリ10の作用に一致し、前述のアセンブリ10の効果は全部アセンブ
リ120などの同一線上に並べる態様に適用される。
【0036】 第二の具体例では、レンズ122にはARコート(図示せず)が塗布される。
一方、ウィンドウ124は、上下の面の一方か両方にある種の処理128が施さ
れる。この処理によって、一次ビーム91は、所定の割合だけ光検出器の能動面
54へウィンドウ反射光124として反射および/あるいは差し向けられる。ウ
ィンドウ124の適宜の処理としては、これらに限定されるものではないが、部
分反射性コートを塗布することや表面を粗くすることや回折格子を設けることが
考えられる。これによって、光の必要量が光検出器に入射される。このような処
理を代替的に、あるいは、ウィンドウ124に対する処理と組み合わせてレンズ
122に施すことも考えられる。
【0037】 図8は、本発明に係わる別のアセンブリ130である第三具体例を示す。アセ
ンブリ130は、アセンブリ120と同様に、ARコートで処理された光結合レ
ンズ122を備えている。このアセンブリは、更に、一次ビーム91の一部分1
36を光検出器の能動面54の方へ差し向けるための構造部134を備えたウィ
ンドウ132で構成される。本具体例では、構造部134は、例えば、加工処理
でウィンドウ132に一体的に形成されるフレネルレンズで構成される。
【0038】 あるいは、フレネルレンズなどの適宜の種類のレンズか反射器(例えばパラボ
ラ反射傘)をウィンドウ132に取付けてもよい(図示せず)。一次ビームの一
部分136だけがVCSELを取り囲む能動面54に入射するならば、別の構造
部や装置を何個でも構造部134として使用してもよいことが分かる。先に述べ
たように、アセンブリ120と130は、本発明の同一線上に並べる態様を採用
した前記のアセンブリと同じ効果を発揮する。
【0039】 図9を参照すると、アセンブリ10の変形例は、ウィンドウの必要性をなくし
たものである。本変形例では、平坦なウィンドウを備えたTO−56容器44が
、レンズ34を支持する容器152を備えた容器アセンブリ150に置きかえら
れている。レンズ反射光102は、上記のように、一次ビーム91のレンズ34
からの本質的な反射の結果生じる。レンズ34は、例えば、エポキシやシールガ
ラス製の容器152にしっかりと保持される。
【0040】 図1〜9を参照して同一線上/左右対称に並べる態様について述べてきたが、
ここで、本発明の軸をそれて(オフ−アクシス)並べる態様に係わる半導体レー
ザアセンブリの別の実施例に注目する。軸をそれて並べる態様では、一次ビーム
からの光は、一次ビームの調整のために光検出器へ差し向けられる。可能な限り
、前記の構成要素の参照番号を適用する。読者は、関連する説明を参照されたい
。まず最初に図10を参照する。軸をそれて並べる態様に係わるアセンブリ16
0は、光検出器52とVCSEL70とを支持するTO−56ヘッダ42で構成
される。光検出器52とVCSEL70とは、前述のヘッダピン50a〜c(図
1参照)をインターフェイスとして連結される。本アセンブリおよびその他のア
センブリに含まれるVCSELと光検出器とヘッダとの電気的な相互接続は、前
記の考察を考慮すれば当業者には達成可能である。
【0041】 図10を引き続き参照すると、アセンブリ160は、更に、ファイバオプティ
ックケーブル26に対する光結合装置として作用する非反射性レンズ162で構
成される。しかし、非反射性は、本アセンブリでは、光路37上のどの構成要素
に対しても必要とされる特性ではない。本発明によれば、ウィンドウ164は、
非反射性のものでもよく、光検出器の能動面54上へ一次ビーム91の一部分1
68(以降配向光部分168と呼ぶ)を差し向けるための装置166を支持する
。このため、一次ビーム91の光量の大部分が、レンズ162を通過しその後フ
ァイバオプティックケーブル26に注入される。
【0042】 装置166は、ウィンドウ164の下面上に支持された第一と第二のミラー1
70と172で構成される。第一ミラー170は部分反射性の傾斜面174を備
えている。このため、一次ビーム91は、所定の割合例えば1〜5%程度だけ配
向光部分168として脇へそらされて第二ミラー172へと反射される。一方、
第二ミラー172は、好ましくは全反射性の傾斜面176を備えている。このた
め、第一ミラー170からの配向光部分168は、直下の光検出器の能動面上に
再度差し向けられる。このように、一次ビーム91は、光検出器によって直接に
抽出され使用されて、フィードバック信号を生成させる。
【0043】 図11は、軸をそれて並べる態様に係わるアセンブリ180を示す。アセンブ
リ180は、アセンブリ160と基本的に同じでありアセンブリ160と同じ効
果を発揮する。アセンブリ180は、しかし、装置166の代わりに装置182
を使用して一次ビーム91の配向光部分168を光検出器の方へ差し向ける点で
異なる。装置182は、ウィンドウ162の下面にしっかりと取付けられた光ガ
イド184で構成される。光ガイド184は、部分反射性の入力面186を備え
ている。このため、配向光部分168だけが、一次ビーム91から脇へそらされ
湾曲部188を通って伝導される。配向光部分168は、その後、光検出器52
の能動面54上に位置する出力面190によって光ガイドから射出される。こう
して、射出光は光検出器に入射する。
【0044】 図12は、軸をそれて並べる態様の別のアセンブリ210を示す。アセンブリ
210は、図面を分かり易くするために図示していない適宜のパッケージ例えば
リードフレームに収容される。アセンブリ210の表面212には、一次ビーム
91を光路37に沿って射出するためにVCSEL70が搭載される。光検出器
52は、能動面上に部分反射性のコート214が塗布される。コート214は、
例えば、酸化ケイ素製でよく光検出器54に塗布される。このため、一次ビーム
91は、所定の割合例えば1〜5%だけが、能動面54に到達して一次ビームの
調整に役立つ有効なフィードバック信号を生成する。
【0045】 一次ビームの残りの部分は、光路216に沿ってコート214によって反射さ
れ、ファイバオプティックケーブル26に連結された上記のレンズ34によって
収集される。アセンブリ210の構成要素を適切に配置することによって、一次
ビーム91を光検出器の能動領域54の比較的大きな部分に入射させられること
が分かる。ただし、VCSEL70に供給される入力駆動電流の選択可能なレベ
ルと全アセンブリ内の経年変化による影響とによって、モードによる光の再分布
がなされる。
【0046】 図13を参照すると、アセンブリ220は、VCSEL70と光検出器52と
を備えたヘッダ42で構成される。VCSEL70と光検出器とは、前記のアセ
ンブリ160と180と同様に並列に設置される。このため、一次ビーム91は
、光路37に沿って射出されウィンドウ22を通過する。ウィンドウのARコー
トは必要ではないが用いてもよい。ファイバオプティックケーブル26は、入力
面30が、一次ビーム91の第一部分224を反射してウィンドウ22を介して
光検出器の能動領域54へと送り返す反射器として用いられる。
【0047】 レンズ226(破線円内に示す)は、必要に応じてアセンブリに内蔵されて、
一次ビーム91の大半をファイバオプティックケーブル26に導き(レンズ22
6がコートで被覆されていないか反射するように処理されている場合)一次ビー
ムの第二の部分228を光検出器へ反射させる。第一反射部分224と第二反射
部分226(レンズ226がある場合)とによって、光検出器52から十分なフ
ィードバック信号が供給され、ひいては、一次ビームの調整が適切に行われる。
前述の軸をそれたアセンブリの場合と同様に、アセンブリ220も一次ビームの
直接抽出という効果を発揮する。
【0048】 図14〜16を参照すると、本発明の軸をそれて並べる態様に係わるアセンブ
リは、其々、共通のVCSEL70装置と光検出器52とがヘッダ42上に搭載
されている。各アセンブリは、更に、ARコートが施された(図示せず)光結合
レンズ162とファイバオプティックケーブル26とウィンドウ222とで構成
される。光検出器52以外の素子は全部、光路37上に概ね一列に配置される。
図14を参照すると、アセンブリ240は再配向素子242を備えている。再配
向素子242は、一次ビーム91の適宜の部分を光検出器の能動面54へとそら
せるためのものでウィンドウ222の下面に取付けらている。再配向素子242
は、一次ビーム91の適宜の部分244を光検出器52の能動面54へ反射させ
るように配置された部分反射面246を支持している。これによって、適切なフ
ィードバック信号が、一次ビーム91の直接抽出によって生成される。
【0049】 図15はアセンブリ260を示す。アセンブリ260では、ウィンドウ222
は、それ自体が半透明かあるいは散乱反射器の一つの形態として作用する半透明
コート262を支持する。このため、一次ビーム91の均質な部分264は散乱
され、散乱光91の一部266は、一次ビームの直接抽出でのフィードバックの
ために光検出器の能動領域54に入射させられる。半透明コート262は、例え
ば、薄い金属膜で形成される。
【0050】 図16はアセンブリ280を示す。アセンブリ280では、ウィンドウ222
に処理が施され平面状のソース282が形成されている。ソース282は、光検
出器の能動面54に一次ビーム91の一部分284を差し向ける。平面状のソー
ス282は、例えば、ホログラムか回折格子か部分銀ぎせか金属格子(これらは
当分野では周知のものなので図示せず)かで形成され一次ビームの抽出を可能に
する。
【0051】 本発明の概念は、本書で述べているように、ファイバオプティックケーブルを
駆動するという用途以外のレーザの用途に適用可能であることが分かる。また、
前述のアセンブリ10を始めとするアセンブリの外部構成を変更して他の用途に
合わせることは容易であることも分かる。上記のアセンブリのどれかのパッケー
ジ化について言えば、アセンブリはどれも、当技術の範囲内あるいは将来開発さ
れる技術の範囲内で電子パッケージの適宜の形態のものに適用可能である。
【0052】 たいていのアセンブリはTO−56パッケージに関連づけて述べられたが、別
のパッケージの中にも、寄生容量を削減することによって例えば動作スループッ
トなどのある特定の性能パラメータを向上させるのに有用なものもある。本書で
開示されたアセンブリは全部、一つの共通の効果を発揮する。すなわち、アセン
ブリ全体の一次ビーム出力を直接に調整して、IECとCDRHなどの機関によ
って設定された約‐4dBmという目に安全なレベルまであるいはそれ以下のレ
ベルへと一次ビーム出力レベルを低下させるという効果である。
【0053】 本書で開示したアセンブリは、様々に異なる構成で提供され、多数の異なる方
法を用いて製造される可能性がある。したがって、本発明は、本発明の精神と範
囲とから逸脱しない範囲内で別の多数の形態で具現化される可能性がある。例え
ば、軸をそれて並べる態様の特徴を同一線上/左右対称に並べる態様の特徴と組
み合わせることは容易である。この場合、軸をそれて並べる態様では、例えばレ
ンズから反射する光を図10と11に示すもののような構造によって差し向けら
れる光と共に利用する。
【0054】 また、同一線上に並べる態様では、上記の軸をそれて並べる態様の一つの形態
に係わる能動面の特定の領域に光を十分に差し向けられる。本発明は、これらの
特徴の可能な組み合わせ範囲の広がりに何らの制限を課すものではない。したが
って、本発明の具体例と方法とは、例証を示すためのものであって制限を加える
ものではない。本発明は、本書に記載の詳細な説明に制限されるものではなく、
添付の請求の範囲内で変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の同一直線上に並べる態様に係わる半導体レーザアセンブリの一つの実
施例の拡大横断面図であり構造を詳細に示す。同一直線上に並べる態様において
は、VCSELと光検出器などの光学素子が同一直線上に配置される。
【図2】 図1のアセンブリの一部の更なる拡大図であって、アセンブリ全体における光
検出器とVCSELとの配置について詳細に示す。
【図3】 図1のアセンブリの拡大立面図であって、アセンブリ全体における光検出器と
VCSELとの配置を更に詳細に示す。
【図4】 電子パッケージに収められた図1のアセンブリのVCSELと光検出器とヘッ
ダとの電気的な相互接続を示し、更に、アセンブリ全体と外部構成要素との接続
についても示す概略図である。
【図5】 図1のアセンブリの光学的能動素子の配置を示す拡大立面図であって、レンズ
素子によるフィードバック信号を発生させるための光検出器へのVCSELから
の光の一次ビームの一部の反射を示す。
【図6】 図1のアセンブリの光学的能動素子の配置を示す別の拡大立面図であって、外
部で生じたスプリアス光信号(すなわちノイズ)のアセンブリへの導入およびア
センブリのこの種のノイズに対する免疫性について示す。
【図7】 図1のアセンブリの光学的能動素子の配置を示す更に別の拡大立面図であって
、アセンブリ内のウインドウからの反射光を光検出器に反射させる方法を示す。
【図8】 光を光検出器に差し向けるための一体的に形成された構造部から成るウィンド
ウが設けられている点を以外は図1のものに類似したアセンブリの拡大立面図で
ある。
【図9】 図1のアセンブリの光学的能動素子に関して実施される変更点について示す拡
大立面図であって、別個にウィンドウを設ける必要性がなくなるようにパッケー
ジの外側にレンズを設置することを示す。
【図10】 VCSELの一次ビームが二重反射構成部によって光検出器へ差し向けられる
ようにした本発明の第一の、軸をそれて並べる態様に係わる第一アセンブリの光
学素子を示す拡大立面図である。軸をそれて並べる態様においては、光検出器は
、VCSELが射出する光の光路に対して軸をそれている。
【図11】 VCSELの一次ビームの一部が導光部材によって光検出器へと差し向けられ
るようにした本発明の軸をそれて並べる態様に係わる第二アセンブリの光学素子
を示す拡大立面図である。
【図12】 入射光の第一部分をVCSELから反射させて、入射光の第二部分を光検出器
に反応させてフィードバック信号を生成させるために、部分反射性コートが光検
出器の活性面に塗布されるようにした本発明の軸をそれて並べる態様に係わる第
三アセンブリの光学構成部を示す拡大立面図である。
【図13】 VCSELの一次ビームの一部分が、一次ビームの大半が注入されるファイバ
オプティックケーブルの入力面によって光検出器の方へ差し向けられるようにし
た本発明の軸をそれて並べる態様に係わる第四アセンブリの光学素子の配置を示
す拡大立面図である。
【図14】 VCSELの一次ビームの一部が、単一の再配光素子によって光検出器へ差し
向けられるようにした本発明の軸をそれて並べる態様に係わる第五アセンブリの
光学素子の配置を示す拡大立面図である。
【図15】 VCSELの一次ビームの一部分が散乱反射器によって光検出器へと差し向け
られるようにした本発明の軸をそれて並べる態様に係わる第七アセンブリにおけ
る光学素子の配置を示す拡大立面図である。
【図16】 VCSELの一次ビームの一部分が平面的なソースによって光検出器の方へ差
し向けられるようにした本発明の軸をそれて並べる態様に係わる第八アセンブリ
における光学素子の構成を示す拡大立面図である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の部位へ光を注入するためのアセンブリであって、 ア)前記光を射出するための光源装置と、 イ)前記光源装置と光通信して、前記光の第一部分を前記所定の部位へ差し向
    け前記光の第二部分を前記部位から遠ざけるための光結合装置と、 ウ)前記光の前記第二部分の少なくとも一部を受光して、対応する出力信号を
    生成する検出器装置と、で構成されるアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記光結合装置は、前記第一光部分を前記所定の部位へ集束
    させるレンズ装置であって、前記第二光部分を反射させて前記部位から遠ざける
    所与の面を備えたレンズ装置を有することを特徴とする請求項1に記載のアセン
    ブリ。
  3. 【請求項3】 前記所与の面は、前記第二光部分を自然に反射させること特
    徴とする請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記光結合装置は、前記第一光部分を通過させる入射面と射
    出面とを備えたウィンドウを有し、前記入射面は、前記光源装置によって最初に
    生成された光の第三部分を前記検出器装置へ反射させて前記出力信号に貢献させ
    るための更なる面として作用することを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ
  5. 【請求項5】 前記検出器装置は、前記第二光部分の前記一部を受光する能
    動的光検出面を有することを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記検出器装置はシリコン製光検出器チップで構成されるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記光源装置は前記能動的光検出面に実質的に中心を合わせ
    て嵌合されて配置されることを特徴とする請求項5に記載のアセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記光源装置は熱を発生し、前記光源装置は、前記検出器装
    置が前記光源装置に対するヒートシンクとして作用するように、前記能動的光検
    出面に嵌合されることを特徴とする請求項5に記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 光を所定の部位へ注入するためのアセンブリであって、 ア)光を受光するための能動的光検出面を備え、対応する出力信号を生成する
    検出器装置と、 イ)前記能動的光検出面に設置され前記光を射出する光源装置と、 ウ)前記光の第一部分を前記所定の部位へ差し向け、前記光の第二部分を前記
    光源装置を取り囲む前記能動的光検出面上の領域へ送り返す光結合装置と、 で構成されるアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記能動的光検出面には中心点があり、前記光源装置は実
    質的に前記中心点に設置されることを特徴とする請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 【請求項11】 光を所定の部位へ注入するためのアセンブリであって、 ア)光を受光するための能動的光検出面を備え、対応する出力信号を生成する
    検出器装置と、 イ)前記能動的光検出面上に設置され前記光を射出する光源装置と、 ウ)前記光の第一部分を前記所定の部位へと通過させ、前記光の第二部分を前
    記光源装置を取り囲む前記能動的光検出面へ送り返すためのウィンドウ装置と、
    で構成されるアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記ウィンドウ装置は前記第一光部分を前記能動的光検出
    面へ反射させることを特徴とする請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 【請求項13】 光を所定の部位へ注入するためのアセンブリであって、 ア)光を受光するための能動的光検出面を備え、対応する出力信号を生成する
    検出器装置と、 イ)光を射出しそれに伴って熱を発生する光源装置であって、前記検出手段が
    前記光源手段のためのヒートシンクとして作用するように、前記能動的光検出面
    に熱が伝わるように設置された光源装置と、 ウ)前記光の第一部分を前記所定の部位へ差し向け、前記光の第二部分を前記
    能動的光検出面へ差し向けて前記出力を生成させる手段と、で構成されるアセン
    ブリ。
  14. 【請求項14】 アセンブリの出力光ビームを監視する方法であって、 ア)所定の光路に沿って始点から光を射出する段階と、 イ)前記所定の光路上で前記光の一部分から前記出力ビームを形成する段階と
    、 ウ)反射光が前記始点の周りに広がる面に入射するように、前記所定の光路上
    の一つまたはそれ以上の位置において一つまたはそれ以上の他の光部分を前記始
    点へ送り返す段階と、 エ)前記出力ビームの強度に比例する出力を生成するために、前記面に入射す
    るように差し向けられた光を検出する段階と、で構成される方法。
  15. 【請求項15】 更に、前記出力ビームの強度を制御するために、前記出力
    を使用るる段階で構成されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記一つまたはそれ以上の光部分は反射されて前記始点へ
    送り返されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記面には中心があり、前記始点は実質的に前記面の中心
    に位置することを特徴とする請求項14に記載の方法。
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