JP2006222281A - 面発光デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 信号光の出射と光量のモニタリングとを同時に行なえる面発光デバイスの提供。
【解決手段】面発光素子と受光素子と前記面発光素子からの光を外部に導出する光導波路とを備え、前記光導波路には、前記面発光素子からの光の反射するハーフミラーが設けられ、前記受光素子は、前記ハーフミラーで反射した光を受光する面発光デバイス。
【選択図】 図1

Description

本発明は、面発光デバイスに係り、特に、面発光レーザ素子のような面発光素子を用いた面発光デバイスにおいて発光と光量のモニタリングとを同時に行なえるものに関する。
近年、ガラスや石英のような無機材料に比較して加工性が良いポリマー系材料を用いて作製したポリマー系の光導波路が光配線部材として注目されている。
このような光配線部材を用いた光回路の例としては、半導体レーザ素子とフォトダイオードと前記半導体レーザ素子および受光素子を接続するポリマー系光導波路とを集積した光集積回路がある(特許文献1、2、3)。
また、双方向通信が可能なモジュールとしては、半導体レーザ素子や受光素子などを1つの基板上に集積したPLC(Planer Light-wave Circuit)が提案されている(特許文献4)。
前記光集積回路やPLCは、何れも半導体レーザ素子と受光素子とが同一基板上に集積され、ポリマー系光導波路を介してモジュール化されている。
また、外部の光導波路に接続される1芯のマルチモード導波路と、前記マルチモード光導波路を第1の光導波路枝と第2の光導波路枝とに分岐するY分岐部と、前記第2の光導波路枝の端部に設けた面発光レーザ素子と、第2の光導波路枝の端部に設けた受光素子とを備え、第1および第2の光導波路枝の傾斜断面を反射面として面発光レーザ素子からの信号光を受光素子に入射させることにより、同時双方向通信を可能にした光通信モジュールが提案されている(特許文献5)。
特開2000−235127号公報 特開2001−042150号公報 特開2002−006161号公報 特開2002−169043号公報 特開2004−170668号公報
しかしながら、特許文献1〜4に記載の光集積回路やPLCにおいては、半導体レーザ素子から受光素子に向う片方向にしか光信号を伝送できない。また、半導体レーザ素子として面発光レーザ素子を用いた場合には、光信号を伝送中は半導体レーザ素子のモニタリングは不可能である。
特許文献5に記載の光通信モジュールにおいても、他の光通信モジュールと交信中は、第1の光導波路枝に設けた面発光レーザ素子からの光信号を第2の光導波路枝に設けた受光素子でモニタリングすることは不可能である。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、面発光レーザ素子などの面発光素子を用いた面発光デバイスであって、信号光の出射とモニタリングとを同時に行なえる面発光デバイスの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、面発光素子と、受光素子と、前記面発光素子からの光を外部に導出する光導波路とを備え、前記光導波路には、前記面発光素子からの光の一部を反射するハーフミラーが設けられ、前記受光素子においては前記ハーフミラーで反射した光を受光することを特徴とする面発光デバイスに関する。
前記面発光デバイスにおいては、面発光素子から出射された光の一部は、光導波路に設けられたハーフミラーで反射されて受光素子に入射する。
したがって、面発光素子から出射された光を受光素子でモニタリングして、その結果に基づいて面発光素子の出力を調整し、最適な駆動条件で面発光素子を駆動できる。また、前記面発光素子として、複数の面発光レーザ素子をアレイ状に配置した面発光レーザアレイを用いる場合においても、前記面発光レーザアレイから出射したレーザ光の一部を光導波路に設けられたハーフミラーで反射させて受光素子で受光することにより、前記面発光レーザアレイから信号光を出射しつつモニタリングし、モニタリング結果に基づいて最適な条件で面発光レーザアレイを駆動できる。
更に、面発光素子と受光素子とを同一基板上に配設した場合においても、ハーフミラーの角度を適切に設定するか、または光導波路に前記ハーフミラーに加えて前記ハーフミラーで反射した光を受光素子に導く全反射面を形成するかすれば、面発光素子におけるパワーを受光素子でモニタリングすることができる。したがって、面発光素子と受光素子とを同一基板上に配設することにより、前記面発光デバイスは更にコンパクトに構成できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の面発光デバイスにおいて、前記面発光素子と前記受光素子とが同一基板上に配設され、前記光導波路には、前記ハーフミラーで反射した光を前記受光素子に導く光路が形成されてなるものに関する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の面発光デバイスにおいて、前記光路が、前記ハーフミラーで反射した光を前記受光素子に向って全反射する反射面を包含するものに関する。
前記面発光デバイスは、前記面発光素子と前記受光素子とが同一基板上に配設されているから、コンパクトである。
また、請求項3に記載の面発光デバイスは、たとえば、ハーフミラーに相対するように反射ミラーを設けることにより、ハーフミラーで反射した光を受光素子に案内する光路の構成が極めて容易に構成できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の面発光デバイスにおいて、前記面発光素子が面発光レーザ素子であり、前記受光素子が光ダイオードであるものに関する。
レーザ光は、直進性が強く、また、減衰が小さいから、前記面発光デバイスは光通信に特に好適である。また、光ダイオードは、受光強度に応じた電圧を出力するから、面発光レーザ素子のモニタリングに好適である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の面発光デバイスにおいて、面発光レーザ素子が複数設けられてなるとともに、前記光ダイオードが前記複数の面発光レーザ素子の夫々について設けられてなるものに関する。
前記面発光デバイスにおいては、個々の面発光レーザ素子毎に設けられた光ダイオードによって面発光レーザ素子の出力をモニタリングできるから、前記モニタリング結果に基づいて夫々の面発光レーザ素子の出力を制御できる。
したがって、面発光レーザ素子毎の光量のばらつきを無くすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の面発光デバイスにおいて、前記光導波路が、液状樹脂を型に注入して硬化させる注型法によって形成されてなるものに関する。
注型法によれば、複雑な形状を有する光導波路も容易に形成できるから、面発光素子と受光素子との位置関係に応じて光路を柔軟に設定できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載の面発光デバイスにおいて、前記受光素子で受光した光量に基づいて前記面発光素子の出力を制御するものに関する。
前記面発光デバイスにおいては、面発光素子から信号光を出射しつつ、受光素子で面発光素子の出力をモニタリングできるから、常に最適な条件で面発光素子を駆動できる。
以上説明したように本発明によれば、発光と光量のモニタリングとを同時に行なえる面発光デバイスが提供される。
1.実施形態1
光源即ち面発光素子を1個のみ有する面発光デバイスの例について以下に説明する。
実施形態1に係る面発光デバイスの構成を図1に示す。図1において(A)は、レーザ光が出射する側の面から実施形態1に係る面発光デバイス100を見たところを示し、(B)は、面発光デバイスの内部構造を示す。
図1に示すように、面発光デバイス100は、基板6に載置された面発光レーザ素子2および光ダイオード4と、面発光レーザ素子2から出射されたレーザ光を外部に出射する光路を形成する光導波路10と、光導波路10を保持するフレーム12と、フレーム12に隣接するとともに、面発光デバイス100の側面を形成する側板20と、基板6が固定されているとともに面発光デバイス100の底面を形成する底板22とを有する。面発光レーザ素子2および光ダイオード4は、夫々本発明における面発光素子および受光素子に対応する。
フレーム12は厚肉板状であって内側面には光導波路10が収容されるキャビティ12Aが形成されている。フレーム12としては、実施形態1においてはプラスチック成形品の表面を金属鍍金したものを使用しているが、フレーム12は、単なるプラスチック成形品であってもよく、またアルミニウムやステンレスなどの金属製であってもよい。
フレーム12における面発光レーザ素子からのレーザ光が出射する側の面には、光学窓13が設けられ、光導波路10は、光学窓13においてフレーム12の外壁面に露出している。
光導波路10において面発光レーザ素子2からのレーザ光が入射する面には、矢印aで示すレーザ光の出射光路に対して45度の角度を成すようにハーフミラー11が設けられている。そしてハーフミラー11で反射したレーザ光を矢印bで示す光路に沿って反射させて光ダイオード4に導く全反射ミラー14が、ハーフミラー11に相対するように設けられている。全反射ミラー14は、本発明における全反射面に相当する。ハーフミラー11は、光導波路10における面発光レーザ素子2からのレーザ光が入射する面に、アルミニウムを薄く蒸着または鍍金することにより形成できる。一方、全反射ミラー14は、光導波路10においてハーフミラー11で反射したレーザ光が入射する部分を厚くアルミニウム蒸着または鍍金することにより形成される。なお、ハーフミラー11および全反射ミラーは、アルミニウム蒸着やアルミニウム鍍金以外の方法によっても形成できる。
底板22には、コネクタピン24、26、28が貫通している。面発光レーザ素子2は、配線15を介してコネクタピン24に接続されているとともに、基板6に形成された電気配線8によってコネクタピン26に接続されている。一方、光ダイオード4は、配線16によってコネクタピン28に接続されているとともに、電気配線8によってコネクタピン26に接続されている。
光導波路10の成形方法について以下に説明する。
図2に示すように、フレーム12のキャビティ12Aが形成された側の面に型30を被せる。そしてフレーム12においてキャビティ12Aが形成された側の面と反対側の面とを連通する連通孔12Bの外側の開口部に、ポリシラン充填シリンダ32を気密封止する。なお、ポリシラン充填シリンダ32は、管路33および三方弁36を介してポリシラン充填ライン34および真空ライン35に接続されている。
先ず、ポリシラン充填シリンダ32をフレームの外側に気密封止する。次ぎに、三方弁36を切り替え、ポリシラン充填シリンダ32を介して真空ライン35とフレーム12のキャビティ12Aとを連通させ、キャビティ12A内を真空にする。
次ぎに、三方弁36を切り替えてポリシラン充填ライン34とキャビティ12Aとを連通させ、キャビティ12A内にポリシランを充填する。これにより、キャビティ12Aおよび型30の形状が忠実に転写される。
キャビティ12Aがポリシランで充填されたら、ポリシラン充填シリンダ32を取外し、型30とともにフレーム12を250℃に加熱させてキャビティ12A内部に充填されたポリシランを硬化させることにより、面発光レーザ素子2から出射されるレーザ光に対してほぼ透明な光導波路10が形成される。
なお、光導波路10を形成するのに使用できる樹脂は、ポリシランには限定されず、適宜の方法で硬化できる透明樹脂であれば、種々のものが使用できる。前記透明樹脂の例としては、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレンおよびその誘導体、ポリエーテルイミドなどがある。これらの透明樹脂は、加熱や紫外線照射、電子線照射などによって硬化させることができる。
面発光デバイス100の光学窓13に光ファイバー40を接続したところを図3の(A)に示す。光ファイバー40は、板状の光ファイバー固定部材50の光ファイバー挿入孔52に挿入され、固定されている。
光ファイバー挿入孔52は、光ファイバー40を挿入した状態で光ファイバー固定部材50をフレーム12の外側の面に固定したときに光ファイバー40と光学窓13との光軸が一致するように穿設されている。
したがって、光ファイバー固定部材50をフレーム12の外側の面に固定するだけで、光ファイバー40は、光学窓13と光軸が一致した状態で面発光デバイス100に接続される。
一方、光ファイバー40は、他端部において光ファイバー固定部材60によって受信デバイス200に接続できる。
受信デバイス200としては、図3において(B)に示すように、面発光レーザ素子2と光ダイオード4との位置を交換した点、および光学窓13から信号光が入射する点以外は、面発光デバイス100と同一の構成を有している。
また、光ファイバー固定部材60も光ファイバー固定部材50と同様に構成された板状部材であり、光学窓13と光軸が一致するように光ファイバー挿入孔62が穿設されている点でも同一である。したがって、光ファイバー挿入孔62に光ファイバー40の他端部を挿入した光ファイバー固定部材60を受信デバイス200のフレーム12の外側面に固定すれば、光ファイバー40の他端部を、受信デバイス200の光学窓13に光軸が合った状態で固定できる。
以下、面発光デバイス100に作用について説明する。
面発光レーザ素子2から出射されたレーザ光は、出射光路aに沿って進み、45度の角度でハーフミラー11に入射する。
ハーフミラー11に入射したレーザ光は、大部分が出射経路aに沿って光学窓13に向って進み、光学窓13から外部に出射されるが、一部は、ハーフミラー11において、出射経路aに対して直角な方向に反射され、光路bに沿って全反射ミラー14に入射する。入射したレーザ光は、全反射ミラー14において90度下方に屈曲、反射され、光ダイオード4に入射する。
レーザ光が光ダイオード4に入射すると、光ダイオード4に接続されたコネクタピン26とコネクタピン28との間に入射光の強度に応じた起電力が生じる。そして、ハーフミラー11においては、レーザ光は、常に一定の割合で光路bに沿って反射されて光ダイオード4に入射する。
したがって、コネクタピン26とコネクタピン28との間の起電力を測定することにより、面発光レーザ素子2をモニタリングできる。
また、図3に示すように、光ファイバー40の一端を光ファイバー固定部材50で面発光デバイス100に固定し、光ファイバー40の他端を光ファイバー固定部材60で受信デバイス200に固定すれば、光学窓13から出射したレーザ光は、光ファイバー40を通って受信デバイス200の光学窓13に入射する。受信デバイス200の光学窓13に入射したレーザ光は、図3において(B)に示すように、光導波路10中を下方に向かって進行し、ハーフミラー11から光ダイオード4に入射する。
このようにして、面発光デバイス100から出射したレーザ光は、受信デバイス200で受信される。
実施形態1に係る面発光デバイス100は、面発光レーザ素子2におけるパワーをモニタリングしつつ、光学窓13から外部にレーザ光を出射できるから、前記モニタリング結果に基づいて面発光レーザ素子2を常に最適な光出力で駆動できる。
また、面発光レーザ素子2および光ダイオード4は、フレーム12と側板20と底板22とからなるパッケージの内部に封止されているから、静電気によって破損することがない。
加えて、光学窓13から出射するレーザ光を収束させるためのレンズ系は不要であるから、面発光デバイス100を光インターコネクション分野の光配線に使用すれば、光配線システムを大幅に簡易化でき、光配線システムの構築コストを大幅に削減できる。
2.実施形態2
面発光素子を複数有する面発光デバイスの例について以下に説明する。
実施形態2に係る面発光デバイスの内部の構成を図4における(B)に示し、前記面発光デバイスにおいて一連の面発光レーザ素子および光ダイオードが実装された基板の構成を銅図における(A)に示す。図4において図1と同一の符号は、特に断らない限り、前記符号が図1において示すのと同一の構成要素を示す。
実施形態2に係る面発光デバイス102においては、底板に基板116が載置、固定されている。
図4において(A)に示すように、基板116の一方の半分には、面発光レーザ素子120A〜120Dから成る面発光レーザアレイ120が設けられ、基板160の他方の半分には、光ダイオード140A〜140Dからなる光ダイオードアレイ140が設けられている。ここで、光ダイオード140A、140B、140C、140Dは、夫々面発光レーザ素子120A、120B、120C、120Dからの光を受光する。
底板22には、コネクタピン25Aとコネクタピン25B、およびコネクタピン27Aとコネクタピン27Bが挿通されている。面発光レーザ素子120A〜120Dは、夫々配線115および117によってコネクタピン25Aおよび25Bに接続され、面発光レーザ素子120A〜120Dは、夫々配線118および119によってコネクタピン27Aおよび27Bに接続されている。
フレーム112は厚肉板状であって内側面には光導波路110が収容されるキャビティ112Aが形成されている。フレーム112は、実施形態1と同様に合成樹脂の射出成形品であってもよく、またアルミニウムやステンレスなどの金属製であってもよい。なお、実施形態2においては、フレーム112として、合成樹脂の射出成形品をアルミニウム鍍金したものを用いている。
フレーム112における面発光レーザ素子120A〜120Dからのレーザ光が出射する側の面には、光学窓113が設けられ、光導波路110は、光学窓113においてフレーム112の外壁面に露出している。
光導波路110において面発光レーザ素子120A〜120Dからのレーザ光が入射する面には、矢印aで示すレーザ光の出射光路に対して45度の角度を成すようにハーフミラー111が設けられている。そしてハーフミラー111で反射したレーザ光を矢印bで示す光路に沿って反射させて光ダイオード140A〜140Dに導く全反射ミラー114が、ハーフミラー111に相対するように設けられている。全反射ミラー114は、本発明における全反射面に相当する。ハーフミラー111は、光導波路110における面発光レーザ素子120A〜120Dからのレーザ光が入射する面に、アルミニウムを薄く蒸着または鍍金することにより形成できる。一方、全反射ミラー114は、光導波路110においてハーフミラー111で反射したレーザ光が入射する部分を厚くアルミニウム蒸着または鍍金することにより形成される。なお、ハーフミラー111および全反射ミラー114を形成するのに使用される金属は、アルミニウムには限定されない。
光導波路110を成形する手順については実施例1で述べたとおりである。
以下、面発光デバイス102の作用について説明する。
面発光レーザ素子120A〜120Dから出射されたレーザ光は、出射光路aに沿って進み、45度の角度でハーフミラー111に入射する。
ハーフミラー111に入射したレーザ光は、大部分が出射経路aに沿って光学窓113に向って進み、光学窓113から外部に出射されるが、一部は、ハーフミラー111において、出射経路aに対して直角な方向に反射され、光路bに沿って全反射ミラー114に入射する。入射したレーザ光は、全反射ミラー114において90度下方に屈曲、反射され、光ダイオード140A〜140Dのうちの対応するものに入射する。
レーザ光が光ダイオード140A〜140Dに入射すると、光ダイオード140A〜140Dに接続されたコネクタピン27Aとコネクタピン27Bとの間に入射光の強度に応じた起電力が生じる。そして、ハーフミラー111においては、レーザ光は、常に一定の割合で光路bに沿って反射されて光ダイオード140A〜140Dに入射する。
したがって、面発光レーザ素子120A〜120Dの夫々についてコネクタピン27Aとコネクタピン27Bとの間の起電力を測定することにより、面発光レーザ素子120A〜120Dを独立にモニタリングできる。
したがって、前記モニタリング結果に基づいて面発光レーザ素子120A〜120Dを制御することにより、面発光レーザアレイ120における素子間の光量のバラツキを抑え、均一な光量のレーザ光を出射できる。
図1は、実施形態1に係る面発光デバイスのレーザ光が出射する光学面から見た構成を示す平面図、および内部構造を示す断面図である。 図2は、実施形態1に係る面発光デバイスにおいて、光導波路を形成する装置の構成を示す該略図である。 図3は、実施形態1に係る面発光デバイスに光ファイバーを接続した構成を示す説明図である。 図4は、実施形態2に係る面発光デバイスの内部構造を示す断面図および前記面発光デバイス内に封入される基板と面発光レーザ素子および光ダイオードとの位置関係を示す平面図である。
符号の説明
2 面発光レーザ素子
4 光ダイオード
4 特許文献
6 基板
8 電気配線
10 光導波路
11 ハーフミラー
12 フレーム
12A キャビティ
12B 連通孔
13 光学窓
14 全反射ミラー
20 側板
22 底板
24 コネクタピン
25A コネクタピン
26 コネクタピン
27A コネクタピン
27A コネクタピン
27B コネクタピン
27A コネクタピン
27B コネクタピン
28 コネクタピン
30 型
32 ポリシラン充填シリンダ
33 管路
34 ポリシラン充填ライン
35 真空ライン
36 三方弁
40 光ファイバー
50 光ファイバー固定部材
52 光ファイバー挿入孔
60 光ファイバー固定部材
62 光ファイバー挿入孔
100 面発光デバイス
102 面発光デバイス
110 光導波路
111 ハーフミラー
112A キャビティ
112 フレーム
113 光学窓
114 全反射ミラー
115 配線
116 基板
117 配線
118 配線
119 配線
120 面発光レーザアレイ
120A 面発光レーザ素子
140 光ダイオードアレイ
140A 光ダイオード
160 基板
200 受信デバイス

Claims (7)

  1. 面発光素子と、受光素子と、前記面発光素子からの光を外部に導出する光導波路とを備え、
    前記光導波路には、前記面発光素子からの光の一部を反射するハーフミラーが設けられ、前記受光素子は、前記ハーフミラーで反射された光を受光することを特徴とする面発光デバイス。
  2. 前記面発光素子と前記受光素子とは同一基板上に配設され、前記光導波路には、前記ハーフミラーで反射した光を前記受光素子に導く光路が形成されてなる請求項1に記載の面発光デバイス。
  3. 前記光路は、前記ハーフミラーで反射した光を前記受光素子に向って全反射する反射面を包含する請求項2に記載の面発光デバイス。
  4. 前記面発光素子は面発光レーザ素子であり、前記受光素子は光ダイオードである請求項1〜3の何れか1項に記載の面発光デバイス。
  5. 面発光レーザ素子は複数設けられてなるとともに、前記光ダイオードは、前記複数の面発光レーザ素子の夫々について設けられてなる請求項4に記載の面発光デバイス。
  6. 前記光導波路は、液状樹脂を型に注入して硬化させる注型法によって形成されてなる請求項1〜5の何れか1項に記載の面発光デバイス。
  7. 前記受光素子で受光した光量に基づいて前記面発光素子の出力を制御する請求項1〜6の何れか1項に記載の面発光デバイス。
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