JP2003008128A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP2003008128A
JP2003008128A JP2001185683A JP2001185683A JP2003008128A JP 2003008128 A JP2003008128 A JP 2003008128A JP 2001185683 A JP2001185683 A JP 2001185683A JP 2001185683 A JP2001185683 A JP 2001185683A JP 2003008128 A JP2003008128 A JP 2003008128A
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Hideyuki Nasu
秀行 那須
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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  • Optical Communication System (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を増加することなく、受光素子のモニ
タ精度を高め、サブマウント等の位置ずれに対応するこ
とができる光モジュールを提供する。 【解決手段】この光モジュールは、光を出力する発光素
子1と、発光素子1を載置するLDサブマウント2と、
発光素子1の後側端面から出力された光を受光してモニ
タする受光素子3と、LDサブマウント2上に設けら
れ、発光素子1に駆動電流を供給する給電ライン5とを
有し、発光素子1と受光素子3との間に給電ライン5a
の一部が配置され、給電ライン5aの表面を反射面5に
して発光素子1から出力された光を受光素子2側に反射
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムで
使用される光送信器に内蔵される光モジュールに関し、
特に、半導体レーザダイオード等の発光素子から出力さ
れた光をモニタする機構を備えた光モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光モジュールに用いられる半導
体レーザダイオード等の発光素子においては、駆動電流
を一定にしても発光素子の発熱、発光素子周辺の温度等
の影響により発光素子の光出力や波長は変動する。その
ため、例えば図5に示すように、発光素子50の後側端
面から出力された光をフォトダイオード等の受光素子5
1によってモニタし、そのモニタ結果に基づいて発光素
子50への駆動電流量を調整して光出力を一定に制御し
たり、ペルチェモジュール等の冷却装置を用いて発光素
子の温度を制御して波長を制御することが行われてい
る。なお、発光素子50は、ヒートシンク52を介して
LDサブマウント53上に取り付けられている。また、
受光素子51は、PDサブマウント54上に取り付けら
れている。また、発光素子50と受光素子51との間に
は、発光素子50の後側端面から出力された光を平行に
する平行レンズ55が配置されている。
【0003】発光素子50からの光を受光素子51で正
確にモニタするためには、発光素子50の後側端面から
出射された光を十分に受光素子51に入力する必要があ
り、光軸からのずれ量を少なくする必要がある。
【0004】しかし、LDサブマウント53への発光素
子50の取り付け位置ずれ、平行レンズ55の位置ずれ
及びPDサブマウント53の取り付け位置ずれ等から、
ある程度光軸上からの受光素子51のずれは避けられな
い。特に、図5(B)に示すように、XZ方向の位置ず
れは受光素子51を取り付けたPDサブマウント54を
調整することで対応可能であるが、図5(A)に示すよ
うに、PDサブマウント54の高さ方向、すなわちY方
向の位置ずれは、受光素子51の位置がPDサブマウン
ト54の高さで決まってしまうために、位置ずれを補正
することが不可能である。そのため、受光素子51のモ
ニタ精度が低下する。
【0005】そこで、発光素子と受光素子との取付状態
を変更することなく、受光素子のモニタ精度を高めるこ
とができる半導体装置が、例えば、特開平5−2971
2号公報に提案されている。
【0006】この従来の半導体装置によれば、発光素子
を載置するヒートシンクの後端側に非平坦な金膜の反射
面を形成し、これによって、光を受光素子に集束するよ
うにしているので、受光素子の入射光量を増加させ、受
光素子のモニタ精度を高めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置で
は、反射面を備えた特別な形状のヒートシンクを用意す
る必要がある。そのため、部品点数が増加し、製造コス
トもかかってしまうという課題がある。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、部品点数を増加することなく、受光素
子のモニタ精度を高め、サブマウント等の位置ずれに対
応することができる光モジュールを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光モジュール
は、光を出力する発光素子と、前記発光素子を載置する
サブマウントと、前記発光素子の後側端面から出力され
た光を受光してモニタする受光素子と、前記サブマウン
ト上に設けられ、前記発光素子に駆動電流を供給する給
電ラインとを有し、前記発光素子と受光素子との間に前
記給電ラインの一部が配置され、前記給電ラインの表面
を反射面にして前記発光素子から出力された光を前記受
光素子側に反射させることを特徴とするものである。
【0010】前記給電ラインは、例えばコプレーナライ
ンである。
【0011】前記発光素子と受光素子との間に前記発光
素子の後側端面から出力された光を平行にする平行レン
ズが配置されていてもよい。
【0012】前記発光素子の後側端面から出力される光
の波長をモニタする波長モニタ部を有してもよい。
【0013】前記波長モニタ部は、前記発光素子の後側
端面から出力された光を光軸方向に対して90度未満の
所定角度に傾斜した2つの方向に分岐する光分岐部材
と、その光分岐部材によって分岐された一方の光を受光
する第1の受光素子と、前記光分岐部材によって分岐さ
れた他方の光を受光する第2の受光素子と、前記第1の
受光素子及び第2の受光素子のいずれかと前記光分岐部
材との間に配置され、所定の波長帯のレーザ光だけを透
過させる光フィルタと、を有し、前記第1の受光素子及
び第2の受光素子が同一の取付部材に取り付けられてい
てもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1(A)は本発明の第1
実施形態例に係る光モジュールを示す平面図、(B)は
発光素子に駆動電流を供給する給電ラインを示す平面
図、(C)は給電ラインの表面で発光素子からの光を反
射している状態を示す説明図である。図2は、本発明の
第1実施形態例に係る光モジュールを示す側面図であ
る。
【0015】図1及び図2に示すように、本発明の第1
実施形態例に係る光モジュールは、レーザ光を出力する
半導体レーザダイオード等の発光素子1と、発光素子1
を載置するLDサブマウント2と、発光素子1から出力
されるレーザ光のうち、後側端面(図1では左側)から
出力されるモニタ用のレーザ光を受光するフォトダイオ
ード等の受光素子3と、受光素子3を載置するPDサブ
マウント4と、LDサブマウント2上に設けられ、発光
素子1に駆動電流を供給する給電ライン5a及びそのグ
ランドライン5b,5cと、発光素子1の前側端面(図
1では右側)から出力されたレーザ光を入射し、外部に
送出する光ファイバ6と、内部を気密封止するパッケー
ジ7とを有する。
【0016】LDサブマウント2は、例えばAlNやS
iC等の熱拡散が高い材質で作られて、ヒートシンクと
しての役割を有する。
【0017】給電ライン5aとしては、高周波信号に対
する閉じ込めが強く、電界の漏れ込みによる波長チャ−
プを低く抑えることができ、高速応答可能な伝送線路が
好ましい。この実施形態例では、給電ライン5aと、グ
ランドライン5b、5cとの間に電界を形成し、高周波
信号を閉じ込めるコプレーナラインが用いられる。コプ
レーナラインを用いることにより、マイクロストリップ
ライン等に比べて反射面5の表面積を広くして、受光素
子3側への反射光量を多くすることができる。
【0018】給電ライン5a、グランドライン5b,5
cは、図1(B)に示すように、横並びに形成され、か
つ表面がメタライズされている。給電ライン5aは平面
視略L字状に形成され、その先端部に発光素子1が直接
取り付けられており、発光素子1の下部電極と給電ライ
ン5aとは電気的に接続されている。発光素子1の上部
電極は、ボンディングワイヤ21によってグランドライ
ン5bもしくは5cと電気的に接続されている。また、
発光素子1と受光素子3との間に給電ライン5a、グラ
ンドライン5b、5cの一部が配置され、図1(C)に
示すように、給電ライン5a、グランドライン5b、5
cの表面を反射面5として発光素子1から出力された光
を受光素子3側に反射させる。
【0019】また、このようなコプレーナ構造として
は、図1(D)に示すように、発光素子1をグランドラ
イン5b上に固定する構成をとることもできる。ここで
は、発光素子1の下部電極はグランドライン5bに電気
的に接続され、発光素子1の上部電極はボンディングワ
イヤ22により、給電ライン5aに電気的に接続されて
いる。また、図1(B)の場合と同様に給電ライン5
a、グランドライン5bにより、反射面5が形成されて
いる。また、図1(D)に示す例では、発光素子1の光
軸を挟んで給電ライン5aが形成されていない側に、グ
ランドライン5bの突起部5dを形成している。これに
より、反射面5の表面積を広くして、受光素子3側への
反射光量を多くすることができる。これら図1(B)、
(D)の両方において反射面5は発光素子1と受光素子
3との間を結ぶ方向において、LDサブマウント2の略
上面全面に設けられているので、反射光量を増加する観
点で好ましい。
【0020】図1(B)、(D)に示すように、給電ラ
イン5aには、インピーダンス調整のため、例えばTa
Nからなる薄膜抵抗体23が形成されている。ただ
し、薄膜抵抗体23を形成する窒化物や酸化物等は、給
電ラインを形成する金や金化合物等に比べて光の反射量
が少ない。そこで、薄膜抵抗体23は発光素子1と受光
素子3との間から側方にずれた位置に形成されている。
これにより、薄膜抵抗体23により受光素子3への反射
光量の低下を防止することができる。
【0021】発光素子1と受光素子3との間には、発光
素子1の後側端面から出力された光を平行にする平行レ
ンズ8aが配置されている。
【0022】発光素子1の前側(図1では右側)には、
その前側端面から出力されたレーザ光を平行にする平行
レンズ8bが設けられている。また、平行レンズ8bの
前側には、発光素子1への戻り光を阻止する光アイソレ
ータ9が設けられている。光アイソレータ9は、例えば
偏光子とファラデー回転子を組み合わせて構成される周
知のものである。
【0023】パッケージ7の側部に形成されたフランジ
部7aの内部には、光アイソレータ9を通過したレーザ
光が入射する窓部10と、レーザ光を集光する集光レン
ズ11が設けられている。
【0024】光ファイバ6の先端部は金属製のフェルー
ル12によって保持され、そのフェルール12は、フラ
ンジ部7aの端部に固定されるスライドリング13の内
部にYAGレーザ溶接により固定される。
【0025】LDサブマウント2、PDサブマウント
4、平行レンズ8a、8b、光アイソレータ9は、ベー
ス14上に固定されている。ベース14は、発光素子1
によって発生した熱を冷却するためにペルチェモジュー
ルからなる冷却装置15上に固定されている(図2参
照)。
【0026】また、LDサブマウント2上には、発光素
子1の温度を検出するサーミスタ16が設けられ、サー
ミスタ16により検出された温度が一定温度になるよう
に、冷却装置15が制御される。
【0027】パッケージ7の上部には蓋7bが被せら
れ、蓋7bの周縁部はレーザ溶接されてパッケージ7に
固定される(図2参照)。
【0028】発光素子1の前側端面から出力されるレー
ザ光は、平行レンズ8bで平行になり、光アイソレータ
9、窓部10を介して集光レンズ11によって集光さ
れ、光ファイバ6に入射され外部に送出される。
【0029】一方、発光素子1の後側端面から出力され
たレーザ光は、平行レンズ8aによって平行になり、受
光素子3で受光されモニタされる。受光素子3のモニタ
結果に基づいて、例えばAPC回路によって発光素子1
への駆動電流量を調整して光出力が一定に制御される。
【0030】図3は、PDサブマウント4面におけるY
軸上の光強度分布を示すグラフであり、(A)は従来例
の場合を示し、(B)は本発明の実施形態例の場合を示
す。図3(A)に示すように、従来例の光強度分布では
発光の中心が1つのガウシアン関数で示され、要求され
る光強度を満たすには、許容ずれDの範囲に受光素子3
を取り付ける必要がある。
【0031】一方、本発明の実施形態例においては反射
面5で反射した光が発光素子1から出射された光とは異
なる光路を通り、PDサブマウント4面に達する。その
ため、PDサブマウント4面上のY軸の光強度分布は、
図3(B)に示したように、ガウシアン分布では無くな
り、二つの山をもつ分布となる。これにより、要求され
る光強度を満たすY軸上の許容すれ範囲D’は、従来の
Dよりも大きくなり受光素子3を取り付けるY軸上の許
容ずれ範囲を広げることができる。
【0032】また、発光素子1の後側端面から出力され
る角度は、通常約25度である。このような場合におい
て、レーザ光を平行光ないし、ビームを絞って受光素子
3に入力するには、PDサブマウント4面において、レ
ーザ光のビーム径は1mmから3mmの範囲である必要
がある。例えば、ビーム径を2mmにする光学系では、
後方の平行レンズ8aの焦点距離は、2.5mmであ
る。LDサブマウント2と平行レンズ8aが物理的に干
渉しないように配置するには、平行レンズ8aへの入射
面から発光素子1の発光点が1.5mm以上離れている
必要がある。
【0033】また、反射面5は光を十分に反射する必要
があるので1mm以上は必要である。そのため、反射面
5は、発光素子1の後方から1mm以上1.5mm以下
の範囲に設計するのが好ましい。
【0034】また、発光素子1の出射端面から長さ1.
5mm離れた位置ではビームの径が1.5mmであるか
ら、少なくとも反射面5は、それより広くすること、す
なわち1.5mm以上X軸方向に形成することが好まし
い。
【0035】本発明の第1実施形態例によれば、発光素
子1と受光素子3との間に給電ライン5aの一部が配置
され、給電ライン5a、グランドライン5b、5cの表
面を反射面5にして発光素子1から出力された光を受光
素子3側に反射させるので、特別な形状のヒートシンク
等を設けて部品点数を増加させることなく、受光素子3
の入射光量を増加させることができる。その結果、受光
素子3のモニタ精度を高めることができ、サブマウント
等の位置ずれに対応することができ、製造コストを低減
することができる。
【0036】図4(A)は、本発明の第2実施形態例に
係る光モジュールに用いられる波長モニタ部の構成を示
す平面図である。
【0037】第2実施形態例では、発光素子1の後側端
面から出力される光の波長をモニタする波長モニタ部2
0を有することを特徴とする。
【0038】波長モニタ部20は、発光素子1の後側端
面から出力された光を光軸方向に対して90度未満の所
定角度に傾斜した2つの方向に分岐するプリズム17
(光分岐部材)と、プリズム17によって分岐された一
方の光を受光する第1の受光素子3aと、プリズム17
によって分岐された他方の光を受光する第2の受光素子
3bと、第1の受光素子3a及びプリズム17との間に
配置され、所定の波長帯のレーザ光だけを透過させる光
フィルタ18とを有する。第1の受光素子3a及び第2
の受光素子3bが同一のPDサブマウント4に取り付け
られている。
【0039】プリズム17の全面には、レーザ光の反射
を抑制するためにAR膜がコーティングされている。プ
リズム17によって分岐されるレーザ光の傾斜角度θ
1,θ2は、略同一の角度(例えば15〜45度)であ
るのが好ましい。これは、第1の受光素子3a及び第2
の受光素子3bの受光位置を決めるのが容易になるから
である。
【0040】光フィルタ18は、例えばエタロン等で作
られ、フィルタホルダ19に低融点ガラスもしくは半田
で固定されている。
【0041】PDサブマウント4における第1の受光素
子3a及び第2の受光素子3bの取付面4aは、レーザ
光の入射方向に対して90度を超える角度θ3(図4
(B)参照)で傾斜している。取付面4aの傾斜角度θ
3については、反射戻り光を低減し良好な特性を得るた
めに傾斜角度θ3を95度以上とすることが好ましい。
また、レーザ光の入射方向に対して取付面が大きく傾い
ているとフォトダイオードに結合可能なPD電流が十分
得られなくなるので、傾斜角度θ3を少なくとも135
度以下にして結合効率劣化を3dB以内に抑えることが
好ましい。従って、取付面4aの傾斜角度θ3は、95
度以上135度以下とするのが好ましい。
【0042】発光素子1の後側端面から出力されたモニ
タ用のレーザ光は、平行レンズによって平行になり、プ
リズム17によって光軸方向に対して所定角度θ1、θ
2に傾斜し、かつ該光軸方向を挟む2つの方向に分岐さ
れる。
【0043】プリズム17によって分岐された一方のレ
ーザ光は、光フィルタ18に入射され、所定の波長帯の
レーザ光だけ透過されて、第1の受光素子3aによって
受光される。また、他方のレーザ光は、第2の受光素子
3bによって受光される。第1の受光素子3a及び第2
の受光素子3bから出力されるPD電流は制御部に入力
され、制御部は、入力された2つのPD電流の差電圧に
基づいて、発光素子1の波長を制御するように、冷却装
置15の調整温度を制御する。
【0044】本発明の第2実施形態例によれば、発光素
子1と受光素子3との間に給電ライン5aの一部が配置
され、給電ライン5a、グランドライン5b、5cの表
面を反射面5にして発光素子1から出力された光を第1
の受光素子3a及び第2の受光素子3b側に反射させる
ので、第1の受光素子3a及び第2の受光素子3bの入
射光量を増加させ、モニタ精度を高めることができる。
その結果、波長安定性の優れた光モジュールを提供する
ことができる。
【0045】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、LD
サブマウント2の表面にAu膜等の光反射材質からなる
反射面を形成し、その反射面によって反射面5と併せて
発光素子1から出力された光を反射し、発光素子1から
出力される光を平行レンズ8aを介して受光素子3に入
射するようにしてもよい。これによって、受光素子3の
入射光量がより増加し、受光素子3のモニタ精度を向上
させることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、発光素子と受光素子と
の間に給電ラインの一部が配置され、給電ラインの表面
を反射面にして発光素子から出力された光を受光素子側
に反射させるので、特別な形状のヒートシンクを設けて
部品点数を増加させることなく、受光素子の入射光量を
増加させることができる。その結果、受光素子のモニタ
精度を高めることができ、サブマウント等の位置ずれに
対応することができ、製造コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施形態例に係る光モジ
ュールを示す平面図、(B)は発光素子に駆動電流を供
給する給電ラインを示す平面図、(C)は給電ラインの
表面で発光素子からの光を反射している状態を示す説明
図、(D)は(B)の変形例を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態例に係る光モジュールを
示す側面図である。
【図3】PDサブマウント面におけるY軸上の光強度分
布を示すグラフであり、(A)は従来例の場合を示し、
(B)は本発明の実施形態例の場合を示す。
【図4】(A)は本発明の第2実施形態例に係る光モジ
ュールに用いられる波長モニタ部の構成を示す平面図、
(B)はPDサブマウントを示す側面図である。
【図5】発光素子の後側端面から出力された光をフォト
ダイオード等の受光素子によってモニタする機構を概略
的に示し、(A)は側面図、(B)は平面図である。
【符号の説明】
1:発光素子 2:LDサブマウント 3:受光素子 3a:第1の受光素子 3b:第2の受光素子 4:PDサブマウント 5a:給電ライン 5b、5c:グランドライン 5:反射面 6:光ファイバ 7:パッケージ 7a:フランジ部 7b:蓋 8a、8b:平行レンズ 9:光アイソレータ 10:窓部 11:集光レンズ 12:フェルール 13:スライドリング 14:ベース 15:冷却装置 16:サーミスタ 17:プリズム 18:光フィルタ 19:フィルタホルダ 20:波長モニタ部 21:ボンディングワイヤ 22:ボンディングワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F073 AB15 AB27 AB28 AB30 BA02 EA15 FA05 FA15 FA25 FA27 FA30 GA02 GA12 GA13 GA22 5F088 AA01 BA10 BA16 EA09 EA11 EA16 JA03 JA10 JA12 JA14 KA06 5F089 CA15 CA17 DA06 EA01 5K002 AA01 BA04 BA13 BA21 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を出力する発光素子と、 前記発光素子を載置するサブマウントと、 前記発光素子の後側端面から出力された光を受光してモ
    ニタする受光素子と、 前記サブマウント上に設けられ、前記発光素子に駆動電
    流を供給する給電ラインとを有し、 前記発光素子と受光素子との間に前記給電ラインの一部
    が配置され、前記給電ラインの表面を反射面にして前記
    発光素子から出力された光を前記受光素子側に反射させ
    る、 ことを特徴とする光モジュール。
  2. 【請求項2】前記給電ラインは、コプレーナラインであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 【請求項3】前記発光素子と受光素子との間に前記発光
    素子の後側端面から出力された光を平行にする平行レン
    ズが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の光モジュール。
  4. 【請求項4】前記発光素子の後側端面から出力される光
    の波長をモニタする波長モニタ部を有することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の光モジ
    ュール。
  5. 【請求項5】前記波長モニタ部は、前記発光素子の後側
    端面から出力された光を光軸方向に対して90度未満の
    所定角度に傾斜した2つの方向に分岐する光分岐部材
    と、その光分岐部材によって分岐された一方の光を受光
    する第1の受光素子と、前記光分岐部材によって分岐さ
    れた他方の光を受光する第2の受光素子と、前記第1の
    受光素子及び第2の受光素子のいずれかと前記光分岐部
    材との間に配置され、所定の波長帯のレーザ光だけを透
    過させる光フィルタと、を有し、 前記第1の受光素子及び第2の受光素子が同一の取付部
    材に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記
    載の光モジュール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI397178B (zh) * 2010-09-10 2013-05-21 Ind Tech Res Inst 發光裝置及其製造方法
KR20150141424A (ko) * 2014-06-10 2015-12-18 주식회사 엘지화학 고흡수성 수지의 제조용 냉각기

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