JP3144746B2 - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

Info

Publication number
JP3144746B2
JP3144746B2 JP30385493A JP30385493A JP3144746B2 JP 3144746 B2 JP3144746 B2 JP 3144746B2 JP 30385493 A JP30385493 A JP 30385493A JP 30385493 A JP30385493 A JP 30385493A JP 3144746 B2 JP3144746 B2 JP 3144746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photodiode
semiconductor laser
signal receiving
light
laser chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30385493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07162075A (ja
Inventor
和幸 八尾
敬英 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP30385493A priority Critical patent/JP3144746B2/ja
Publication of JPH07162075A publication Critical patent/JPH07162075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3144746B2 publication Critical patent/JP3144746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば光ディスクの
ピックアップに使用される半導体レーザ装置に関する。
特に、光ディスクから反射されたレーザ光をホログラム
によって偏向させて、信号受光用フォトダイオードに受
光させるのに適した半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体レーザ装置として
は、図5に示したものが知られている。この装置は、複
数のリードL,L,…が貫通して固定されたヘッダ1に半
導体レーザチップ2、信号受光用フォトダイオード3お
よびモニタ用フォトダイオード5を載置すると共に、上
記半導体レーザチップ2およびフォトダイオード3,5
等を外部から遮る封止用キャップ6を上記ヘッダ1に取
り付けたものである。上記半導体レーザチップ2の側面
2a上に形成された電極、信号受光用フォトダイオード
3の上面3bに形成された電極およびモニタ用フォトダ
イオード5の上面5bに形成された電極は、それぞれワ
イヤで上記リードL,L,…に接続されている。また、ホ
ログラム素子7が上記キャップ6の上面に調整されて、
固定されている。このホログラム素子7の下面にはビー
ム生成用回折格子8が形成されており、ホログラム素子
7の上面にはホログラム9が形成されている。
【0003】上記構成の半導体レーザ装置は、半導体レ
ーザチップ2から出射したレーザ光を、ビーム生成用回
折格子8およびホログラム9を通過させ、レンズ等の光
学素子(図示せず)によって光ディスク(図示せず)に集光
する。そして、光ディスクからの戻り光すなわち反射光
を、上記レンズ等の光学素子を通過させた後、上記ホロ
グラム9で偏向させて、信号受光用フォトダイオード3
上に集光する。また、半導体レーザチップ2からの出射
光量をモニタ用フォトダイオード5でモニタする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体レーザ装置においては、上記半導体レーザチ
ップ2は、その側面2aがワイヤボンディング面である
のに対して、上記信号受光用フォトダイオード3および
モニタ用フォトダイオード5は、上面3bおよび上面5b
がワイヤボンディング面になっている。このため、半導
体レーザチップ2のワイヤボンディング面と、信号受光
用フォトダイオード3およびモニタ用フォトダイオード
5のワイヤボンディング面とが略直角になっている。し
たがって、半導体レーザチップ2にワイヤボンディング
を行う作業方向と、信号受光用フォトダイオード3およ
びモニタ用フォトダイオード5のそれぞれにワイヤボン
ディングを行う作業方向とが略90°異なってしまう。
したがって、上記従来の半導体レーザ装置では、ワイヤ
ボンディングを行う生産設備の構造が複雑となる問題が
ある。
【0005】そこで、本発明の目的は、半導体レーザチ
ップ、信号受光用フォトダイオードおよびモニタ用フォ
トダイオードのそれぞれのワイヤボンディング面へのワ
イヤボンディング作業方向を同じにできて、構造が簡単
な生産設備でワイヤボンディングを行うことができる半
導体レーザ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の半導体レーザ装置は、半導体レー
ザチップと、上記半導体レーザチップから出射され、対
象物によって反射された復路レーザ光を偏向させるホロ
グラムと、上記ホログラムによって偏向させられたレー
ザ光を受光する信号受光用フォトダイオードと、上記半
導体レーザチップからの出射光量をモニタするモニタ用
フォトダイオードとを有する半導体レーザ装置におい
て、上記半導体レーザチップと上記信号受光用フォトダ
イオードと上記モニタ用フォトダイオードのそれぞれの
ワイヤボンディング面が互いに平行になるように、上記
半導体レーザチップと上記信号受光用フォトダイオード
と上記モニタ用フォトダイオードが配置されており、上
記ホログラムによって偏向させられ、上記信号受光用フ
ォトダイオードのワイヤボンディング面と同一面にある
受光面に対して略平行に進む上記復路レーザ光を上記信
号受光用フォトダイオードの受光面に導く反射鏡を、上
記信号受光用フォトダイオードの受光面の上方に配置し
たことを特徴としている。
【0007】また、請求項2の発明の半導体レーザ装置
は、半導体レーザチップと、上記半導体レーザチップか
ら出射され、対象物によって反射されたレーザ光を偏向
させるホログラムと、上記ホログラムによって偏向させ
られた復路レーザ光を受光する信号受光用フォトダイオ
ードと、上記半導体レーザチップからの出射光量をモニ
タするモニタ用フォトダイオードとを有する半導体レー
ザ装置において、上記半導体レーザチップと上記信号受
光用フォトダイオードと上記モニタ用フォトダイオード
のそれぞれのワイヤボンディング面が互いに平行になる
ように、上記半導体レーザチップと上記信号受光用フォ
トダイオードと上記モニタ用フォトダイオードが配置さ
れており、上記ホログラムによって偏向させられ、上記
信号受光用フォトダイオードのワイヤボンディング面と
同一面にある受光面に対して略平行に進む上記復路レー
ザ光を上記信号受光用フォトダイオードの受光面に導く
プリズムミラーを、上記信号受光用フォトダイオードの
受光面上に配置したことを特徴としている。
【0008】また、請求項3の半導体レーザ装置は、請
求項1または2に記載の半導体レーザ装置において、上
記モニタ用フォトダイオードと上記信号受光用フォトダ
イオードをモノリシック構造にしたことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】この発明によれば、半導体レーザチップのワイ
ヤボンディング面と信号受光用フォトダイオードのワイ
ヤボンディング面とモニタ用フォトダイオードのワイヤ
ボンディング面とが平行になるから、半導体レーザチッ
プと信号受光用フォトダイオードとモニタ用フォトダイ
オードのそれぞれのワイヤボンディング面へのワイヤボ
ンディング方向が同じになる。したがって、ワイヤボン
ディングを行う生産設備の構造が簡単になる。
【0010】また、この発明によれば、半導体レーザチ
ップから出射され、対象物によって反射され、ホログラ
ムにによって偏向させられたレーザ光は、反射鏡やプリ
ズムミラー等の導光手段によって、上記ホログラム通過
後のレーザ光の進行方向と略平行な信号受光用フォトダ
イオードの受光面に導かれる。すなわち、本発明によれ
ば、半導体レーザチップのワイヤボンディング面と信号
受光用フォトダイオードのワイヤボンディング面とを平
行にしたために、半導体レーザチップの出射面と略直角
になっている信号受光用フォトダイオードの受光面に、
ホログラムによって偏向させられたレーザ光が確実に集
光される。
【0011】また、モニタ用フォトダイオードと信号受
光用フォトダイオードをモノリシック構造にした場合、
モニタ用フォトダイオードと信号受光用フォトダイオー
ドを基板等に別々に配置する場合に比べて、これらの位
置精度が上がるため、半導体レーザ装置の信頼性が向上
する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
【0013】図1に、本発明の第1実施例の半導体レー
ザ装置の要部を斜めから見た様子を示す。図1におい
て、11は高段部11aと中段部11bと低段部11cを
含むマウントであり、このマウント11の各段部11a,
11b,11cの上面は互いに平行になっている。上記高
段部11a上にはシリコンSiからなる直方体のサブマウ
ント12が載置されている。そして、このサブマウント
12の上面12aには直方体の半導体レーザチップ13
がマウントされている。また、上記サブマウント12に
は、モニタ用フォトダイオード15が形成されており、
サブマウント12はモニタ用フォトダイオード15を含
んでいる。上記中段部11bの上面には直方体の信号受
光用フォトダイオード16が載置されている。また、上
記低段部11c上にはフレキシブル基板17が載置され
ている。そして、上記フレキシブル基板17に設けられ
た複数の電極Dは、それぞれ、上記半導体レーザチップ
13の上面13aに設けられた電極と、モニタ用フォト
ダイオード15の上面15aに設けられた電極と、信号
受光用フォトダイオード16の上面16aに設けられた
電極と、サブマウント12の上面12aに設けられた電
極に、ワイヤWによって接続されている。このように、
上記半導体レーザチップ13、モニタ用フォトダイオー
ド15および信号受光用フォトダイオード16は、それ
ぞれの上面13a、15aおよび16aがワイヤボンディ
ング面になっている。すなわち、上記半導体レーザチッ
プ13の上面13aと上記モニタ用フォトダイオード1
5の上面15aと信号受光用フォトダイオード16の上
面16aとは、互いに平行であり、かつ、ワイヤボンデ
ィング面になっている。
【0014】上記半導体レーザチップ13が載置されて
いる上記高段部11aの前方にはホログラム素子21が
設けられている。このホログラム素子21の後面には、
半導体レーザチップ13の前面と対向する位置にビーム
生成用回折格子22が形成されている一方、ホログラム
素子21の前面には、上記半導体レーザチップ13の前
面と対向する位置にホログラム23が形成されている。
そして、45°反射鏡25が、上記マウント11の後面
から信号受光用フォトダイオード16の上面16aに被
さるように上記マウント11に取り付けられている。な
お、上記ホログラム素子21は据付部材24に取り付け
られている。そして、この据付部材24と上記マウント
11は図示しない枠部材に取り付けられて、固定されて
いる。また、上記フレキシブル基板17は外部と電気的
に接続されるようになっている。
【0015】上記構成の半導体レーザ装置において、上
記半導体レーザチップ13の前面からビーム生成用回折
格子22に向けて出射されたレーザ光は、ホログラム素
子21内を通過し、上記ホログラム23から外部に出
て、図示しないレンズ等の光学素子により、対象物の1
例である光ディスク(図示せず)上へ集光する。そして、
光ディスク上の記録ピットにより反射されたレーザ光は
上記レンズ等の光学素子を通過し、再びホログラム23
に入射し、このホログラム23によって偏向され、ホロ
グラム素子21内を通過して、上記45°反射鏡25に
入射すると、上記レーザ光は、この反射鏡25よって上
記信号受光用フォトダイオード16の上面16aの受光
面に導かれて集光される。一方、半導体レーザチップ1
3の後面から後方に出射されたレーザ光はラッパ状に広
がり、モニタ用フォトダイオード15の上面15aで受
光されてモニタされる。
【0016】このように、上記第1実施例は、上記半導
体レーザチップ13の上面13aと、モニタ用フォトダ
イオード15の上面15aと、信号受光用フォトダイオ
ード16の上面16aとが互いに平行になされており、
かつ、上記上面13aと15aと16aとはワイヤボンデ
ィング面になっている。したがって、上記第1実施例に
よれば、上記半導体レーザチップ13、モニタ用フォト
ダイオード15および信号受光用フォトダイオード16
のそれぞれのワイヤボンディング面へのワイヤボンディ
ング方向を同じにできる。したがって、第1実施例によ
れば、ワイヤボンディングを行う生産設備の構造を簡単
にでき、かつ、ワイヤボンディング作業を簡単にでき
る。
【0017】また、上記信号受光用フォトダイオード1
6の上面16aの受光面に対して平行に帰ってきたレー
ザ光を45°反射鏡25で反射して、上記受光面に導く
ことができるから、上記レーザ光は上記受光面に確実に
集光され得る。
【0018】次に、図2に本発明の第2実施例の半導体
レーザ装置を示す。この第2実施例において、半導体レ
ーザチップ13、サブマウント12、サブマウント12
が含むモニタ用フォトダイオード15、ホログラム素子
21および据付部材24は、第1実施例と同一であるか
ら同一番号を付して簡単に説明し、第1実施例と異なる
点を重点的に説明する。上記第2実施例の半導体レーザ
装置は、高段部31aと中段部31bと低段部31cを含
むマウント31を有しており、上記高段部31aの上面
と中段部31bの上面と低段部31cの上面とは、互いに
平行になっている。上記マウント31の高段部31aの
上面には、サブマウント12が載置されている。このサ
ブマウント12の上面12aに半導体レーザチップ13
が取り付けられている。また、サブマウント12には、
モニタ用フォトダイオード15が形成されている。一
方、マウント31の中段部31bの上面には直方体の信
号受光用フォトダイオード32が載置されている。さら
に、この信号受光用フォトダイオード32の上面32a
にはプリズムミラー33が取り付けられている。そし
て、上記マウント31の低段部31c上にはフレキシブ
ル基板35が載置されている。このフレキシブル基板3
5に設けられた複数の電極Dは、それぞれ、上記半導体
レーザチップ13の上面13aに設けられた電極、モニ
タ用フォトダイオード15の上面15aに設けられた電
極、信号受光用フォトダイオード32の上面32aに設
けられた電極およびサブマウント12の上面12aに設
けられた電極に、ワイヤWによって接続されている。こ
のように配置された上記半導体レーザチップ13、モニ
タ用フォトダイオード15および信号受光用フォトダイ
オード32は、それぞれの上面13a、15aおよび32
aがワイヤボンディング面になっている。すなわち、上
記半導体レーザチップの上面13aとモニタ用フォトダ
イオード15の上面15aと信号受光用フォトダイオー
ド32の上面32aとは、互いに平行であり、かつ、ワ
イヤボンディング面になっている。上記半導体レーザチ
ップ13が載置された上記高段部31aの前方にはビー
ム生成用回折格子22とホログラム23が形成されたホ
ログラム素子21が設けられている。
【0019】上記構成の半導体レーザ装置において、上
記半導体レーザチップ13の前面からビーム生成用回折
格子22に向けて出射されたレーザ光は、ホログラム素
子21内を通過し、上記ホログラム23から外部に出
て、図示しないレンズ等の光学素子により光ディスク
(図示せず)上へ集光する。そして、光ディスク上の記録
ピットにより反射されたレーザ光は上記レンズ等の光学
素子を通過して、再びホログラム23に入射する。そし
て、この入射したレーザ光はホログラム23によって偏
向され、ホログラム素子21内を通過して、上記プリズ
ムミラー33に入射し、このプリズムミラー33によっ
て信号受光用フォトダイオード32の上面32aが含む
受光面に導かれて、集光される。
【0020】このように、上記第2実施例は、上記半導
体レーザチップ13の上面13aと、モニタ用フォトダ
イオード15の上面15aと、信号受光用フォトダイオ
ード32の上面32aとが互いに平行になされており、
かつ、上記上面13aと上面15aと上面32aとはワイ
ヤボンディング面になっている。したがって、上記第2
実施例によれば、上記半導体レーザチップ13、モニタ
用フォトダイオード15および信号受光用フォトダイオ
ード32のそれぞれのワイヤボンディング面へのワイヤ
ボンディング作業を単一の同じ方向にできる。したがっ
て、第2実施例によれば、ワイヤボンディングを行う生
産設備の構造を簡単にでき、かつ、ワイヤボンディング
作業を簡単にできる。
【0021】また、上記信号受光用フォトダイオード3
2の上面32aが含む受光面に対して平行に帰ってきた
レーザ光をプリズムミラー33で屈折させて、上記受光
面に導くことができるので、上記レーザ光は上記受光面
に確実に集光され得る。
【0022】次に、図3に本発明の第3実施例の半導体
レーザ装置を示す。この第3実施例は、半導体レーザチ
ップ13、ホログラム素子21および据付部材24は、
第1実施例と同一であるから、同一番号を付して簡単に
説明し、第1実施例と異なる点を重点的に説明する。こ
の第3実施例の半導体レーザ装置は、マウント41の水
平な上面にシリコンSiからなるサブマウント42が載
置されており、このサブマウント42の上面42aに半
導体レーザチップ13がマウントされている。また、こ
のサブマウント42には、モニタ用フォトダイオード4
3と信号受光用フォトダイオード45とがモノリシック
に形成されている。また、上記マウント41の上面には
上記サブマウント42の直角に隣接する2つの側面を囲
むようにフレキシブル基板46が載置されている。上記
フレキシブル基板46に設けられた複数の電極Dは、そ
れぞれ、サブマウント42の上面42aに設けられた電
極に、ワイヤWによって接続されている。上記ワイヤW
を介して、上記モニタ用フォトダイオード43と信号受
光用フォトダイオード45とサブマウント42に電圧が
供給されるようになっている。また、半導体レーザチッ
プ13の上面13aに設けられた電極は、サブマウント
42の上面42aに設けられた電極にワイヤWによって
接続されている。そして、上記ワイヤWを介して、半導
体レーザチップ13に電圧が供給されるようになってい
る。上記半導体レーザチップ13の上面13aすなわち
ワイヤボンディング面と、モニタ用フォトダイオード4
3のワイヤボンディング面と信号受光用フォトダイオー
ド45のワイヤボンディング面を含むサブマウト42の
上面42aとは平行になっている。上記半導体レーザチ
ップ13の前方にはホログラム素子21が設けられてい
る。そして、上記信号受光用フォトダイオード45の上
面45aにはプリズムミラー47が取り付けられてい
る。
【0023】上記構成の半導体レーザ装置において、上
記半導体レーザチップ13から出射され、図示しない光
ディスクによって反射され、ホログラム23によって偏
向させられたレーザ光は、上記プリズムミラー47に入
射し、このプリズムミラー47によって、信号受光用フ
ォトダイオード45の上面45aが含む受光面に導びか
れて集光される。
【0024】このように、上記第3実施例は、上記半導
体レーザチップ13の上面13aすなわちワイヤボンデ
ィング面と、モニタ用フォトダイオード43のワイヤボ
ンディング面と信号受光用フォトダイオード45のワイ
ヤボンディング面を含むサブマウント42の上面42a
とは互いに平行になっている。したがって、上記第3実
施例によれば、上記半導体レーザチップ13、モニタ用
フォトダイオード43および信号受光用フォトダイオー
ド45のそれぞれのワイヤボンディング面へのワイヤボ
ンディング作業を単一の同じ方向にできる。したがっ
て、第3実施例によれば、ワイヤボンディングを行う生
産設備の構造を簡単にでき、かつ、ワイヤボンディング
作業を簡単にできる。
【0025】また、上記信号受光用フォトダイオード4
5の上面45aが含む受光面に対して平行に帰ってきた
レーザ光をプリズムミラー47で屈折させて、上記受光
面に導くことができるので、上記レーザ光は上記受光面
に確実に集光され得る。
【0026】また、上記モニタ用フォトダイオード43
と信号受光用フォトダイオード45をモノリシック構造
にしているので、モニタ用フォトダイオードと信号受光
用フォトダイオードを改めて別々にマウント等に取り付
ける必要がない。したがって、モニタ用フォトダイオー
ドと信号受光用フォトダイオードの位置精度が上がるた
め、半導体レーザ装置の信頼性を向上させることができ
る。
【0027】次に、図4に本発明の第4実施例の半導体
レーザ装置を示す。この第4実施例は、上記第3実施例
の信号受光用フォトダイオード45の上面45aに取り
付けたプリズムミラー47に替えて、45°反射鏡48
を上記マウント41の後面から信号受光用フォトダイオ
ード45の上面45aに被るように、上記マウント41
に固定した点のみが第3実施例と異なる。
【0028】この第4実施例は、信号受光用フォトダイ
オード45の上面45aが含む上面に対して平行に帰っ
てきたレーザ光を45°反射鏡48が反射して上記受光
面に導く。
【0029】上記第4実施例においても、第3実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に記
載の発明の半導体レーザ装置は、半導体レーザチップの
ワイヤボンディング面と信号受光用フォトダイオードの
ワイヤボンディング面とモニタ用フォトダイオードのワ
イヤボンディング面とが互いに平行になるように、半導
体レーザチップと信号受光用フォトダイオードとモニタ
用フォトダイオードとが配置されており、ホログラムに
よって偏向させられ、上記信号受光用フォトダイオード
の受光面に対して略平行に進む復路レーザ光を上記信号
受光用フォトダイオードの受光面に導く反射鏡を上記受
光面の上方に配置したものである。
【0031】したがって、請求項1の発明の半導体レー
ザ装置によれば、上記半導体レーザチップ、信号受光用
フォトダイオードおよびモニタ用フォトダイオードそれ
ぞれの互いに平行になっているワイヤボンディング面へ
のボンディング作業方向を単一の同じ方向のみにでき
る。したがって、本発明によれば、ボンディング作業を
簡単にできる上に、ボンディング作業を行う生産設備の
構造を簡単にすることができる。
【0032】また、半導体レーザチップのワイヤボンデ
ィング面と信号受光用フォトダイオードのワイヤボンデ
ィング面とを平行にしたために、信号受光用フォトダイ
オードの受光面が対象物から反射したレーザ光に対して
平行になっていても、対象物から反射され、ホログラム
によって偏向させられた復路レーザ光を反射鏡で信号受
光用フォトダイオードの受光面に導くから、上記レーザ
光を上記受光面に確実に集光することができる。その
上、レーザ光の光軸に垂直な方向の寸法を小さくでき、
薄型化を図れる。
【0033】また、請求項2に記載の発明の半導体レー
ザ装置によれば、信号受光用フォトダイオードの受光面
上に、請求項1の反射鏡に替えてプリズムミラーを配置
した。このプリズムミラーが、上記受光面に平行に進む
復路レーザ光を上記受光面に導くから、上記レーザ光を
上記受光面に確実に集光することができる上に、レーザ
光の光軸に垂直な方向の寸法を小さくでき、薄型化を図
れる。
【0034】また、請求項3に記載の発明の半導体レー
ザ装置によれば、モニタ用フォトダイオードと信号受光
用フォトダイオードをモノリシック構造にしたから、モ
ニタ用フォトダイオードと信号受光用フォトダイオード
の位置精度を上げることができる。したがって、半導体
レーザ装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体レーザ装置の第1実施例の要
部を示す斜視図である。
【図2】 本発明の半導体レーザ装置の第2実施例の要
部を示す斜視図である。
【図3】 本発明の半導体レーザ装置の第3実施例の要
部を示す斜視図である。
【図4】 本発明の半導体レーザ装置の第4実施例の要
部を示す斜視図である。
【図5】 従来の半導体レーザ装置の一部を切欠いた状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11…マウント、12…サブマウント、13…半導体レ
ーザチップ、13a…半導体レーザチップのワイヤボン
ディング面、15…モニタ用フォトダイオード、15a
…モニタ用フォトダイオードのワイヤボンディング面、
16…信号受光用フォトダイオード、16a…信号受光
用フォトダイオードのワイヤボンディング面、17…フ
レキシブル基板、D…電極、W…ワイヤ、21…ホログ
ラム素子、22…ビーム生成用回折格子、23…ホログ
ラム、25…反射鏡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−298739(JP,A) 特開 平5−175614(JP,A) 特開 平2−253687(JP,A) 特開 平4−162687(JP,A) 実開 昭63−115249(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザチップと、上記半導体レー
    ザチップから出射され、対象物によって反射された復路
    レーザ光を偏向させるホログラムと、上記ホログラムに
    よって偏向させられたレーザ光を受光する信号受光用フ
    ォトダイオードと、上記半導体レーザチップからの出射
    光量をモニタするモニタ用フォトダイオードとを有する
    半導体レーザ装置において、 上記半導体レーザチップと上記信号受光用フォトダイオ
    ードと上記モニタ用フォトダイオードのそれぞれのワイ
    ヤボンディング面が互いに平行になるように、上記半導
    体レーザチップと上記信号受光用フォトダイオードと上
    記モニタ用フォトダイオードが配置されており、 上記ホログラムによって偏向させられ、上記信号受光用
    フォトダイオードのワイヤボンディング面と同一面にあ
    る受光面に対して略平行に進む上記復路レーザ光を上記
    信号受光用フォトダイオードの受光面に導く反射鏡を、
    上記信号受光用フォトダイオードの受光面の上方に配置
    したことを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 半導体レーザチップと、上記半導体レー
    ザチップから出射され、対象物によって反射された復路
    レーザ光を偏向させるホログラムと、上記ホログラムに
    よって偏向させられたレーザ光を受光する信号受光用フ
    ォトダイオードと、上記半導体レーザチップからの出射
    光量をモニタするモニタ用フォトダイオードとを有する
    半導体レーザ装置において、 上記半導体レーザチップと上記信号受光用フォトダイオ
    ードと上記モニタ用フォトダイオードのそれぞれのワイ
    ヤボンディング面が互いに平行になるように、上記半導
    体レーザチップと上記信号受光用フォトダイオードと上
    記モニタ用フォトダイオードが配置されており、 上記ホログラムによって偏向させられ、上記信号受光用
    フォトダイオードのワイヤボンディング面と同一面にあ
    る受光面に対して略平行に進む上記復路レーザ光を上記
    信号受光用フォトダイオードの受光面に導くプリズムミ
    ラーを、上記信号受光用フォトダイオードの受光面上に
    配置したことを特徴とする半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体レーザ
    装置において、 上記モニタ用フォトダイオードと上記信号受光用フォト
    ダイオードをモノリシック構造にしたことを特徴とする
    半導体レーザ装置。
JP30385493A 1993-12-03 1993-12-03 半導体レーザ装置 Expired - Fee Related JP3144746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30385493A JP3144746B2 (ja) 1993-12-03 1993-12-03 半導体レーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30385493A JP3144746B2 (ja) 1993-12-03 1993-12-03 半導体レーザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07162075A JPH07162075A (ja) 1995-06-23
JP3144746B2 true JP3144746B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=17926099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30385493A Expired - Fee Related JP3144746B2 (ja) 1993-12-03 1993-12-03 半導体レーザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3144746B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102162919B1 (ko) 2018-11-27 2020-10-07 건양대학교 산학협력단 가변형 접이식 지진대피 가구

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4778627B2 (ja) * 2001-04-04 2011-09-21 シチズンファインテックミヨタ株式会社 レーザダイオード用サブマウント及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102162919B1 (ko) 2018-11-27 2020-10-07 건양대학교 산학협력단 가변형 접이식 지진대피 가구

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07162075A (ja) 1995-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5546212A (en) Optical module for two-way transmission
US5727009A (en) Semiconductor laser apparatus and optical pickup apparatus using the same
US5932114A (en) Integrated optical module including a waveguide and a photoreception device
US5883988A (en) Optical module including a photoreception device
US6021238A (en) Optoelectronic module for bidirectional optical data transmission
JP3318811B2 (ja) 半導体発光素子のパッケージ及びその製造方法
US5438586A (en) Apparatus with light-emitting element and method for producing it
US6097521A (en) Optoelectronic module for bidirectional optical data transmission
US6973110B2 (en) Monolithic laser configuration
US4854659A (en) Optical devices
US6188062B1 (en) Laser/detector hybrid with integrated mirror and diffracted returned beam
EP0392714B1 (en) A semiconductor laser device
KR950006317B1 (ko) 반도체레이저증폭기
USRE38280E1 (en) Optoelectronic module for bidirectional optical data transmission
JP3144746B2 (ja) 半導体レーザ装置
US20050276546A1 (en) Bidirectional emitting and receiving module
JP3277736B2 (ja) 半導体素子の封止構造
KR100763068B1 (ko) 몰드형 반도체레이저
JP3406974B2 (ja) 半導体レーザ装置
JPH02230783A (ja) 半導体レーザ装置
JP2001126288A (ja) ホログラムレーザ
JPH08321066A (ja) 光ピックアップ
JPH08221793A (ja) 集積型光ピックアップ装置
JPH10275358A (ja) 光ヘッド装置
JPH11316967A (ja) 受光素子一体型半導体レーザユニットおよび光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080105

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees