JP2001509718A - 改良されたゴルフクラブヘッドの設計方法 - Google Patents

改良されたゴルフクラブヘッドの設計方法

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Abstract

(57)【要約】 ゴルフクラブヘッドの設計方法及びその方法にしたがって慣性を考慮して製造されたゴルフクラブヘッド。ゴルフクラブヘッドの重心(CG)の位置とゴルフクラブヘッドの慣性主モーメントの大きさと方向が選定され、また、ゴルフクラブヘッドの重心が選定された重心位置に選定され、ゴルフクラブヘッドの慣性主軸が選定された大きさと方向を有するようにゴルフクラブヘッド内で質量が分布される。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたゴルフクラブヘッドの設計方法 発明の背景 本発明の技術分野は、ゴルフクラブヘッドであり、特に、慣性を考慮したゴル フクラブヘッドとその設計方法である。 近年、ゴルフクラブヘッドについて主として2つのタイプ、即ち、アイアン又 はウエッジタイプ(図1(a)−(c)に示される)のためのキャビティバック ヘッドと、メタルウッドタイプ(図2(a)−(c)に示される)のためのオー バーサイズドヘッドについて関心が集められている。これらのゴルフクラブヘッ ドを通常の設計手法を使用して設計されるとき、ゴルフクラブヘッドの重心(C G)をフェースに対して所定又は所望の位置に配置することにかなりの努力が注 がれる。 しかしながら、これまで、通常の設計手法ではゴルフクラブヘッドの慣性テン ソル、即ち慣性モーメント及びゴルフクラブヘッドの慣性乗積を考慮に入れるこ とに失敗してきた。結果として、これまでの設計基準及び/又は通常の設計手法 は、最適に機能せず、典型的なスイング運動中の合成された大きなダイナミック レスポンスを示している。 したがって、当業者が、ゴルフクラブヘッドを有用なものとするためその機能 を高めるためにゴルフクラブヘッドの全体の慣性テンソルを扱いまたこれを考慮 に入れたゴルフクラブヘッドの設計方法を見出すであろうと信じられる。 また、当業者がそのような方法にしたがって開発した慣性に基づいて設計され るゴルフクラブヘッドを見出し有用なものとするものと思われる。発明の概要 一つの新規な態様として、本発明はゴルフクラブヘッドの全体の慣性テンソル を考慮に入れたゴルフクラブヘッドの設計方法に向けられ、これにより、スイン グの運動中の合成されるダイナミックレスポンスを最小にすることを可能にする 。 一つの好ましい形態として、ゴルフクラブヘッドの慣性テンソルはゴルフクラ ブヘッドの主慣性モーメントの大きさと方向(即ち、慣性の最大モーメント、最 小モーメント及び中間モーメントのの大きさ及び方向)を使用して定められる。 したがって、本発明によれば、好適なゴルフクラブヘッドの重心(CG)の位置 が定められ、ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントの大きさと方向が定められ 、また、ゴルフクラブヘッドの重心が選択された位置になるように、また、ゴル フクラブヘッドの主慣性モーメントが選択された大きさと方向を持つように、ゴ ルフクラブヘッド内で質量が分布するようにすることができる。 力学の分野の当業者であれば主慣性モーメントの軸は唯一の座標系を確定し、 その座標系においては、ゴルフクラブヘッドの慣性の特性が完全に分離され(即 ち、全ての慣性乗積がゼロ)、また、第1の主軸の回りの慣性モーメントは絶対 的最大物体慣性に対応し、第2の主軸の回りの慣性モーメントは絶対的最小物体 慣性に対応し、第3の主軸の回りの慣性のモーメントは中間の値となることを理 解するであろう。したがって、ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントの大きさ と方向を決めることにより、ゴルフクラブヘッドの全体の慣性力テンソルを本質 的に決めることができる。更に、上述の方法により設計されたゴルフクラブヘッ ドは、ゴルフクラブヘッドの全体の慣性テンソルにより定まる動的特性を示すよ うになる。 他の新規な態様において、本発明は、ゴルフクラブヘッドが前進するとき、例 えば、スイング動作の間、合成される動的なクラブヘッドの動きを最小にするよ うにゴルフクラブヘッドの質量分布と なるように仕上げることにより、ゴルフクラブヘッドの機能を改善する方法に向 けられる。この目的を達成するため、ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントの 軸が通常のスイイング中にゴルフクラブヘッドに作用する主たる力の方向に近接 して整列する方向に向かうようにしている。これらの力は、クラブヘッドのフェ ースにボールが衝突したときゴルフクラブヘッドに作用する力、空気力学的抗力 、通常のスイング中のクラブヘッドの動き中にゴルフクラブヘッドに作用する遠 心力及び慣性を含む。この慣性の力はスイングによって生まれるゴルフクラブヘ ッドの重心の軌道に対して直交する力であることが理解できるであろう。したが って、本発明の好ましい形態によるゴルフクラブヘッドの設計においては、慣性 力の一つの主軸はボールのインパクトの方向、即ち、ボールインパクトの時点に おける慣性の方向(即ち、水平面内で、水平面とフェース面とその水平面との交 差する線に対し直角の方向)を指し、また、他の慣性の主軸は前者に直交し、ス イング運動中に生まれる遠心力の方向を指す。スイング運動中に生まれる遠心力 の方向は、シャフトのたわみやすさと動的トオダウン効果(toe−down effects)によって変化するため、その力に関連する慣性の主軸は、ゴル フクラブヘッドのライ角度に一致する方向に対し垂直な方向から次第に変化する 方向に向くようにするのが望ましい。最後の慣性の主軸は、好ましくは、他の二 つの慣性の主軸に直交し、ゴルフクラブヘッドのフェース面内において略水平方 向に近い方向に向いている。 更に、新規な態様として、本発明は、ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメント の大きさと方向を調整することにより、ゴルフクラブヘッドお動的な特性を直接 に調整する方法に向けられている。例えば、ゴルフクラブヘッドの有効なスイー トスポットの領域は、ゴルフクラブヘッドの重心を通り、例えば、垂直方向に向 く主軸の回りのモーメントを増やすことにより増やすことができ、また、ボール のインパクト時のゴルフクラブヘッドの動的ロフトの変化に対する抵抗を、例え ば、水平面とゴルフクラブヘッドのフェース面の交差線の方向に向く主軸の回り の慣性のモーメントを増すことにより増加させることができ、さらに、クラブ全 体のトオダウンエフェクトを、例えば、水平面内において、ボールインパクトの 方向に向く主軸の回りの慣性のモーメントを変えることにより変えることができ る。最後に、ゴルフクラブヘッドのホーゼル(又はシャフト)軸の回りの慣性を 減らすことにより、ボールインパクト時にクラブフェースをスクウエアーにする ためにプレーヤーに求められる必要なリストトルクを減少することができる。更 に、他の新規な態様においては、上述の方法に従って設計される改良されたゴル フクラブヘッドに向けられている。例えば、好ましい実施例にいては、アイアン ゴルフクラブ用のゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッドの慣性ロフト角( Θinertia)がゴルフクラブヘッドの幾何学的ロフト角(ΘGL)より小さくなる ような慣性主軸を持つようにすることができる。 事実、図5(a)に示された好ましい実施例においては、ゴルフクラブヘッド の一つの慣性主軸(PA1)は垂直方向に向いており、したがって、クラブヘッ ドの慣性ロフト角(Θinertia)が0°に減少する。他の好ましい実施例におい ては、ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッドがボールにインパクトすると きゴルフクラブヘッドに作用する力の方向と同じ方向に向く少なくとも一つの慣 性主軸を持つ。ゴルフクラブヘッドは、また、ゴルフクラブヘッドがスイング中 に運動するとき、ゴルフクラブヘッドに作用する遠心力の方向と同じ方向に向く 少なくとも一つの慣性主軸を持つ。 更に、他の実施例においては、本発明によるゴルフクラブヘッドは、ゴルフク ラブヘッドのフェースとソールの交差線の方向において、ゴルフクラブヘッドの フェース面から鋭角となる慣性主軸を持つ。 したがって、本発明の目的は、ゴルフクラブヘッドの改良された設計方法を提 供することにある。 本発明の他の目的は、ゴルフクラブヘッドの重心(CG)を位置を特定し、ゴ ルフクラブヘッドの慣性テンソルの全ての係数を使用してゴルフクラブヘッドの 質量分布を仕立てることにより、ゴルフクラブヘッドの機能を改善する新しい設 計手法を提供することにある。 また、本発明の他の目的は、ゴルフクラブヘッド内でゴルフクラブヘッドの重 心(CG)を位置を特定し、ゴルフクラブヘッドの慣性主軸の方向と、それに対 応する最大、最小、中間の主メーメントを使用してゴルフクラブヘッドの質量分 布を仕上げることにより、ゴルフクラブヘッドの機能を改善する新しい設計手法 を提供することのある。 また、さらに本発明の他の目的は、主慣性軸がゴルフクラブヘッドに代表的な スイング中に作用する主たる力(即ち、衝撃力及び遠心力)の方向に略一致する 改良されたゴルフクラブヘッドを提供することにある。 また、さらに、本発明の他の目的は、ゴルフクラブヘッドの重心の位置を調整 し、クラブヘッドの主慣性モーメントの大きさと方向を確定することにより、改 良されたクラブヘッドの動作特性を与えるため、ゴルフクラブヘッドの製造に際 し一又は複数の異なる材料を使用することにある。図面の簡単な説明 図1(a)は、通常のアイアン又はウェッジタイプのゴルフクラブヘッドのト オのトオサイドから見たトオ側図であ図である。 1(b)は、図1(a)に示される通常のアイアン又はウェッジタイプのゴル フクラブヘッドの正面図である。 1(c)は、図1(a),1(b)の示される通常のアイアン又 はウェッジタイプのゴルフクラブヘッドの平面図である。 図2(a)は、通常のメタルウッドタイプのゴルフクラブヘッドのトオサイド 図である。 図2(b)は、図2(a)に示される通常のメタルウッドタイプのゴルフクラ ブヘッドのフェース面を見た正面図である。 図2(c)は、図2(a),(b)に示される通常のメタルウッドタイプのゴ ルフクラブヘッドの平面図である。 図3(a)は、ゴルフクラブヘッドの名目上の重心位置(CG)と主慣性軸を 示す通常のアイアン又はウェッジタイプのゴルフクラブヘッドのトオサイド図で ある。 図3(b)は、図3(a)に示される通常のアイアン又はウェッジタイプのゴ ルフクラブヘッドの正面図である。 図3(c)は、図3(a),(b)に示される通常のアイアン又はウェッジタ イプのゴルフクラブヘッドの平面図である。 図4(a)は、ゴルフクラブヘッドの名目上の重心位置(CG)と主慣性軸を 示す通常のメタルウッドタイプのゴルフクラブヘッドのトオサイド図である。 図4(b)は、図4(a)に示される通常のメタルウッドタイプのゴルフクラ ブヘッドの正面図である。 図4(c)は、図4(a),(b)に示される通常のメタルウッドタイプのゴ ルフクラブヘッドの平面図である。 図5(a)は、本発明によるゴルフクラブヘッドの名目上の重心位置(CG) と好ましい主慣性軸を示すウェッジ又はアイアンのゴルフクラブヘッドのトオサ イド図である。 図5(b)は、図5(a)に示されるウェッジ又はアイアンのゴルフクラブヘ ッドの正面図である。 図5(c)は、図5(a),(b)に示されるウェッジ又はアイアンのゴルフ クラブヘッドの平面図である。 図6(a)は、本発明によるゴルフクラブヘッドの名目上の重心 位置(CG)と好まし主慣性軸を示すメタルウッドタイプのゴルフクラブヘッド のトオサイド図である。 図6(b)は、図6(a)に示されるメタルウッドタイプのゴルフクラブヘッ ドの正面図である。 図6(c)は、図6(a),(b)に示されるメタルウッドタイプのゴルフク ラブヘッドの平面図である。 図7(a)は、本発明により追加されたた質量の集中領域を示すウェッジ又は アイアンタイプのゴルフクラブヘッドのトウサイドを示す図である。 図7(b)は、図7(a)に示されたウェッジ又はアイアンタイプのゴルフク ラブヘッドの正面図である。 図7(c)は、図7(a)、(b)に示されたウェッジ又はアイアンタイプの ゴルフクラブヘッドの平面図である。 図8(a)は、本発明により追加されたた質量の集中領域を示すメタルウッド タイプのゴルフクラブヘッドのトウサイドを示す図である。 図8(b)は、図8(a)に示されたメタルウッドタイプのゴルフクラブヘッ ドの正面図である。 図8(c)は、図8(a)、(b)に示されたメタルウッドタイプのゴルフク ラブヘッドの平面図である。好ましい実施例 図面を参照すると、先ず、図1(a)−1(c)及び図2(a)−図2(a) −図2(c)は、代表的なアイアン又はウェッジタイプのゴルフクラブのゴルフ クラブヘッド10と、代表的なメタルウッドタイプのゴルフクラブのクラブヘッ ド20を示す。ここにおいて使用される全ての図及び参考のための構成は適正な ボールアドレス位置におけるゴルフクラブヘッドに適用されるものであることが 理解されるであろう。 図1(a)−1(c)に示されるように、アイアン又はウェッジタイプのゴル フクラブヘッド10は、ボディ12、フェース14及びホーゼル16を持つ。ホ ーゼル16は中心軸HAを持ち、クラブヘッド10のフェース14は面(XF−YF )に存在する。ゴルフクラブヘッド10は、また、垂直線(XH)からフェース 面(XF−YF)までの角度として定義される幾何学的ロフト角ΘGLを持ち、水平 線(YH)からホーゼルの中心軸(HA)までの角度として定義されるライ角度Θlie を有する。 図2(a)−2(c)に示されるように、メタルウッドクラブヘッド20は、 ボディ22と、フェース24及びホーゼル26を持つ。ホーゼル26は中心軸HA を持ち、メタルクラブヘッド20のフェース24は垂直面(XH−ZH)内にお いて中心線CLを有する。メタルウッドクラブヘッド20は、また、垂直線(XH )から中心線CLに平行な線XFまでの角度として定義される幾何学的ロフト角ΘGL を持ち、また、水平線(YH)からホーゼルの中心軸(HA)までの角度として 定義されるライ角度Θlieを有する。 上述の導入部の説明部分で説明したように、今日までに先立ち、通常のゴルフ クラブヘッドの設計手法は完全な慣性テンソル、換言すれば、ゴルフクラブヘッ ドの慣性の全てのモーメントと乗積についてを考慮に入れることに失敗してきた 。その結果、これまでの設計手法により開発されたゴルフクラブヘッドは、最適 なものより劣り、また、代表的なスイング運動を通じて大きな合成される動的応 答(ダイナミックレスポンス)を示す。これに対して、本発明に従う設計手法は 、代表的なスイング運動を通じてゴルフクラブヘッドが運動するときのすべての 合成される動的応答を最小にするように努力するに当たり、ゴルフクラブヘッド の慣性テンソルを完全に考慮に入れるものである。 例えば、一つの好適な実施例においては、ゴルフクラブヘッドの慣性テンソル は、ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントの大きさ と方向(即ち、慣性の最大モーメント、最小モーメント及び中間のモーメントの の大きさと方向)を使用して確定される。したがって、本発明によれば、ゴルフ クラブヘッドの好ましい重心(CG)の位置が選定され、好ましいゴルフクラブ ヘッドの主慣性モーメントの大きさと方向が選定され、また、ゴルフクラブヘッ ドの重心が好ましい位置となり、ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントが好ま しい大きさと方向を有するように質量が分布される。本発明によれば、ゴルフク ラブヘッドの重心はゴルフクラブヘッド内の好ましい点、又は好ましい領域にに 位置することが理解されるであろう。 運動力学の当業者においては、主慣性モーメントの軸は、ゴルフクラブヘッド の慣性特性が完全に分離され(即ち、慣性の全ての乗積が0)、また、第1の主 軸の回りの慣性モーメントが絶対的最大のボディの慣性に対応し、第2の主軸の 回りの慣性モーメントは絶対的最小のボディの慣性に対応し、第3の軸の回りの 慣性モーメントは中間値となる、ゴルフクラブヘッドの唯一の座標系を確定する ことが理解できるであろう。 したがって、ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントの大きさと方向を確定す ることにより、ゴルフクラブヘッドの全体の慣性テンソルを本質的に確定するこ とができる。さらに、上述の方法により設計されたゴルフクラブヘッドは、ゴル フクラブヘッドの完全な慣性テンソルにより確定された動的特性を示すこととな る。 当業者は、また、特定の方向のゴルフクラブヘッドの慣性を最大とするため、 その方向と同じ方向を指す慣性の一つの主軸を有することが必要であることを理 解するであろう。さらに、主軸に関して慣性を分離した結果(慣性乗積0)、( 1)好ましい軸の系における角運動量ベクトルと回転速度ベクトルは平行であり 、(2)主座標において作用する加えられる概括的な力(即ち、トルク)は、主 座標において分離した回転加速度と速度を生み出す、ということがかかるであろ う。したがって、動的な力、空気力学的力、及びクラ ブのスイングの結果ゴルフクラブヘッドに作用するボールの衝撃力は、もし、そ の負荷が主軸と平行に作用すれば分離したたクラブヘッドの動きを生み出す。し たがって、本発明の一つの好ましい形態においては、ゴルフクラブヘッドは、ゴ ルフクラブヘッドの慣性の主軸が代表的なスイング中にクラブヘッドに作用する 主たる力の方向と同一の方向に近い方向を指すように設計される。これらの主た る力は、ボールの衝撃力、空気抵抗力、スイングにより生まれる遠心力及び上述 の慣性力である。 次に、図3(a)−3(c)及び図4(a)−4(c)を参照すると、市販さ れているゴルフクラブをテストすることによって、通常のゴルフクラブヘッドの 慣性の主軸PA1,PA2,PA3は、代表的なスイング運動中のクラブヘッドに 作用する主たる力の方向に近い方向を指してはいないことがわかる。また、通常 のゴルフクラブヘッド10、20の慣性の軸PA1,PA2,PA3は、クラブヘ ッド10、20の一般軸(XH,YH,ZH)と一致しない。 例えば、図3(a)−3(c)に示されるように、市販のウェッジ及びアイア ンラブヘッド10のテストケースにおいて、最小及び中間の慣性の方向のに対応 する2つの慣の主軸PA1,PA2は、それぞれ、ゴルフクラブヘッド10のクラ ベフェース面(XF−YF)に対して後方に位置する慣性の面(PA1−PA2)に 存在し、一つの主軸PA1(中間の慣性の方向に対応)は、面(PA1−PA3) に存在し、垂直方向XHに対し後方に傾斜し、また、他方の主軸PA2(最小の慣 性の方向に対応)は、同様に水平軸から傾斜している。第3の主軸PA3(最大 の慣性の方向に対応)は最初の2つの主軸PA1,PA2に対して直交し、フェー ス面(XF−YF)に対して上方に傾斜している。さらに、これまでにテストした ゴルフクラブヘッド10については、垂直方向から第1及び第2の主軸PA1, PA2によって確定される面の角度によって定義される慣性ロフト角Θinertiaは 常にクラブフェース14の幾何学的ロ フト角ΘGLよりも大きい。これは、今日までテストされたゴルフクラブヘッドに おいては、質量が、ゴルフクラブヘッド10のボディ12の低い後方部分か、又 はゴルフクラブヘッド10のホーゼル16の上部前部分に十分に集中されていな いために生じるものである。したがって、今日までにテストされたアイアン又は ウェッジタイプのゴルフクラブヘッド10の慣性主軸PA1,PA2,PA3の向 く方向は、(1)主としてゴルフクラブヘッド10の幾何学的ロフト角ΘGLによ って定まり、(2)クラブヘッドの垂直軸(XH)と水平軸(ZH)よりかなり回 転した方向となる。これは、クラブヘッドの座標(XH,HH,ZH)(即ち、垂 直及び/又は水平方向)における慣性特性の最大又は最適のモーメントより小く なる結果となり、また、代表的のスイング運動において、合成される慣性(即ち 、慣性の乗積)による大きな影響を有無こととなる。 同様に、図4(a)−4(c)に示されるように、市販されているメタルウッ ドのクラブヘッド20のテストにおいても、最大の慣性の方向に対応する慣性主 軸PA1は、垂直面(PA1−PA2)内の近くにあり、クラブヘッド20の幾何 学的ロフト角ΘGLに対して若干後方に傾いているということが観察されている。 他の二つの主軸PA2,PA3は、水平面の近傍にあり、一つの主軸PA3(最小 の慣性ん方向に対応)はクラブヘッド20のホーゼル2の領域の方向で重心(C G)を通り、他の主軸PA2(中間の慣性の方向に対応)は、そそれに直交する 。ホーゼル領域26と慣性主軸PA3とがほぼ整列することは、その領域の内部 及び/又は外部の構造的質量により生ずるものである。最後に、従来のアイアン 又はウェッジの場合にそうであったように、従来のメタルウッドのクラブヘッド 20の慣性の主軸PA1,PA2,PA3はゴルフクラブヘッドの一般軸(XH,YH ,ZH)に対して回転しており、したがって、代表的なスイング運動中において 大きな合成された慣性効果(即ち、慣性の乗積)を生み出す結果となる。ここで 図5( a)−5(c)及び図6(a)−6(c)を参照すると、本発明に従うゴルフク ラブヘッド30及び40の慣性主軸PA1,PA2,PA3は、好ましくは、代表 的のなスイング運動中のクラブヘッド30及び40に働く主たる力(ボールの衝 撃、空気抵抗、慣性及び遠心力)の方向と一致するようにするか、又はクラブヘ ッド30及び40の一般軸(XH,YH,ZH)と一致するようにされる。したが って、本発明によれば、一つの主軸PA3は、好ましくは、慣性力の方向、即ち 、ボールが代表的のスイング運動中のクラベフェース34又は44に衝突すると きのクラブヘッド30又は40に作用する力の方向に向かうようにすることが好 ましい。この方向は、図における方向ZHとして記される(即ち、主軸PA3は水 平面内にあり、全体の座標軸ZHに平行となる。)。他の慣性の主軸PA1は、好 ましくは、主軸PA3に対して直交し、代表的なスイング運動中のクラブヘッド 30又は40に働く遠心力の方向を指すようになることが好ましい。クラブヘッ ド30又は40に作用する遠心力の方向は、特に、シャフトの硬さとトオダウン 効果によって変化するため、主軸PA1の向きは垂直方向からクラブヘッド30 又は40のホーゼル軸HAに平行な方向へ徐々に変化する。最後に、残りの主軸 PA2は他の主軸PA1,PA3と直交するように向けられる。 特別のゴルフクラブヘッドの設計においては、慣性主軸(例えば、主軸PA3 )をボールとの衝撃の方向(即ち、水平面)に向けることができないことがわか る場合には、主軸の一つをラブフェース面(XF−YF)に対して鋭角ΘPAを持つ 方向に向けるようにすることができる。1番からSWまで(即ち、1からサンド ウェッジまで)のゴルフクラブヘッドの代表的セットの模範的な主面の角度が、 模範的ロフト角とともに下記の表に示される。当業者は、もちろん、表中の主面 角度は模範的なものであり、与えられるゴルフクラブ又はゴルフクラブのセット の設計目標によって調整できることは理解 するであろう。 表1:本発明の一形態にしたがうゴルフクラブヘッドのセットのための幾何学 的ロフト角(ΘGL)と主面(ΘPA)角 主軸PA1、PA2,PA3はの回りの慣性モーメントの大きさについては、所 望の主軸PA1,PA2、PA3の回りの慣性の大きさを変えることにより、クラ ブヘッド30又は40の動的な特性を直接に調整することができることが理解で きるであろう。例えば、ゴルフクラブヘッド30又は40の効果的なスイートス ポット領域は主軸PA1の回りの慣性モーメントを増やすことにより増やすこと ができ、ゴルフクラブヘッド30又は40のボール衝撃時における動的ロフトの 変化に対する抵抗は主軸PA2の回りの慣性モーメントを増やすことにより増や すことができ、主軸PA3の回りの慣性モーメントを変えることによりクラブ全 体のトオダウン効果を変えることができる。 この観点からすると、アイアン又はウェッジタイプのゴルフクラブヘッド30 については、慣性モーメントの中間及び最大の大きさは、主軸PA1、PA3に関 連し、慣性モーメントの最小値は主軸PA2に関連するようにすることが現時点 では好ましい。その理由は、ゴルフクラブヘッド30の重心CGとボールのイン パクト点(図示せず)は一般的にクラブフェース34に対して低い位置に位 置するからである。したがって、スイング中のクラブヘッドのロフト角の動的変 化を誘引するモーメント又はトルクに関連するボールの動的な衝撃は無視できる 。 低いロフトのメタルウッドのクブヘッド40については、慣性の最大のメーメ ントは、トオ/又はヒールのミスヒットの結果生ずるクラブフェースが開いたり 閉じたりすることに対する最大の抵抗を与えるように主軸PA1に関連させ、ま た、中間及び最小の慣性モーメントは主軸PA2及びPA3に関連させることが現 時点では好ましい。中間及び最小の慣性モーメントを主軸PA2及びPA3と関連 させることはゴルフクラブヘッドの設計の目標を変えることになる。例えば、テ ィショットをクラブヘッドのフェースの高い位置又は低い位置でヒットすること により生ずるヘッドのロフトの変化を最小にすることが望まれるような場合は、 大きな中間の慣性は、主軸PA2の方向において好ましく、また、その代わりに 、クラブヘッドのトオダウン効果に対して抵抗するようにしたいときは、大きな 中間の慣性モーメントは、主軸PA3の方向において好ましい。 次に、図7(a)−(c)及び図8(a)−(c)を参照すると、図5(a) −(c)及び図6(a)−(c)により説明したように、慣性の主軸PA1,P A2、PA3の組合せを達成しようとする場合、ゴルフクラブヘッド30又は40 内において質量を以下に述べる方法により分布するようにするのが現時点におい て好ましい。 アイアン又はウェッジタイプのゴルフクラブヘッド30に対しては、ゴルフク ラブヘッド30のフェース34の後側の上部及びホーゼル36の後部では質量を 少なくし、クラブフェース34よりできるだけ離れた位置で低い位置に集中する ようにすることが望ましい。質量が集中する好ましい領域は図7(a)において 33で示される。このような質量の割当ては、Richard C.Helmstetter,Thomas R.Hilton,Donald A.Bistline,Victor S.Dennisによる「ゴルフクラブヘッ ドのウエイト構造」に係る出願であって本出願人に譲渡さ れ本出願と同時に出願された番号第08/787、154の出願にある程度詳し く述べられている。上記の関連出願は、ここにおいては、本出願に全て記載され るものと同様に参考として組み入れられるものである。それとは別に、又はそれ に加えて、ホーゼル36の前側の上部領域37に質量を加えることができる。こ れは、ゴルフクラブヘッド30の重心CGを若干上げ、ゴルフクラブヘッド30 の慣性の主軸PA1、PA2,PA3の方向を改善し、垂直軸(XH)の回りの慣性 を増し(スイートスポットを改善する)、また、ホーゼル(又はシャフト)軸XH の回りの慣性を低くし、これにより、ゴルフクラブヘッド30をボールのイン パクト時により容易にスクエアーに合わせることができる。 メタルウッドクラブヘッド40に対しては、ホーゼル領域46内に位置する質 量は少なくし、ゴルフクラブヘッド40の質量をクラブフェース44の近傍のト オ/ソールの境界41に向けて集中させ、ゴルフクラブヘッド40のボディ42 のヒール/ソール領域47にゴルフクラブヘッドの質量を集中させ、そして/又 はゴルフクラブヘッド40の質量をソール領域に集中させるようにすることが好 ましい。 上述の方法でゴルフクラブヘッドの質量を集中させるため、ゴルフクラブヘッ ド内で異なる密度を持つ区分した領域を形成するように実質的に異なる密度を有 する材料を使用することが好ましい。例えば、本発明に従ってクラブヘッド30 又は40を設計する場合、ゴルフクラブヘッド30の実質的部分を、例えば、チ タニウム(又は他の軽い金属)で形成し、質量の集中部33、37、41、43 及ぶ47(図7(a)−(c)及び図8(a)−(c)に示される)を異なる実 質的に重い材料、例えば、タングステンで形成することが好ましい。 最後に、これまで述べてきたように、ゴルフクラブ(図示せず)の各ゴルフク ラブヘッドについて好ましい慣性主軸PA1,PA2, PA3の組合せを確定することにより、慣性に基づいて製造した各ゴルフクラブ だけでなく、慣性に基づいて製造したゴルフクラブのセットを提供することが可 能となる。例えば、本発明によれば、全体の参照座標と一致し、また、セット内 の各ゴルフクラブヘッドに適用することができる慣性主軸PA1,PA2,PA3 の好ましい組合せを確定することが望まれる。あるいは、慣性主軸PA1,PA2 ,PA3の方向及び/又はそれらの軸の回りのモーメントを、セット内で固有の 感覚を得ることができるように所定の段階的な方法で変化させることもできる。 本発明は種々の変形や改良可能で、ここでは、特別の実施例が図に示され、詳 細に述べられいるものである。しかしながら、本発明は上述の特別の形態や方法 に限定されるものではなく、これとは別に、本発明は、全ての変更、均等物及び クレイムの範囲と精神内に属する全ての変形をカバーするものであることが理解 されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ゴルフクラブヘッドの重心の位置を選定する過程と、 ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントの組みについて大きさと方向を選定し 、ゴルフクラブヘッドの重心が前記選定された位置に位置し、ゴルフクラブヘッ ドの主慣性モーメントが前記選定された大きさと方向を持つようにゴルフクラブ ヘッド内の質量を分布させる過程とからなるゴルフクラブヘッドの設計方法。 2.主慣性モーメントの組みについて大きさと方向を選定する前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸をゴルフクラブヘッドがゴルフボールに衝突したと きゴルフクラブヘッドに作用する力の方向と一致させる過程を含む第1項の方法 。 3.主慣性モーメントの組みについて大きさと方向を選定する前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸をスイングの間のゴルフクラブヘッドに作用する慣 性力の方向と一致させる過程を含む第1項の方法。 4.主慣性モーメントの組みについて大きさと方向を選定する前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸を前記ゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブの スイングの間に前記ゴルフクラブヘッドに作用する遠心力の方向と一致させる過 程を含む請求項1の方法。 5.主慣性モーメントの組みについて大きさと方向を選定する前記過程は、 ゴルフクラブヘッドの慣性ロフト角が幾何学的ロフト角より小さくなるように 最大慣性モーメントに関する主軸の方向を向ける過程を含む第1項の方法。 6.主慣性モーメントの組みについて大きさと方向を選定する前記過程は、 第1の主軸を、水平面内で前記ゴルフクラブヘッドのフェースに 垂直な方向に向け、 第2の主軸を、垂直平面内で垂直方向から前記ゴルフクラブヘッドのシャフト のライ軸に向けて変化させた方向に向け、 第3の主軸を前記第1及び第2の主軸に対して直交する方向に向ける過程を含 む第1項の方法。 7.前記第1の主軸は最大慣性モーメントに関連し、前記第2の主軸は最小慣 性モーメントに関連し、前記第3の主軸は中間慣性モーメントに関連する第6項 の方法。 8.前記第1の主軸は最小慣性モーメントに関連し、前記第2の主軸は最大慣 性モーメントに関連し、前記第3の主軸は中間慣性モーメントに関連する第6項 の方法。 9.前記第1の主軸は中間慣性モーメントに関連し、前記第2の主軸は最小慣 性モーメントに関連し、前記第3の主軸は最大慣性モーメントに関連する第6項 の方法。 10.前記第1の主軸は最大慣性モーメントに関連し、前記第2の主軸は中間 慣性モーメントに関連し、第3の主軸は最小慣性モーメントに関連する第6項の 方法 11.前記第1の主軸は中間慣性モーメントに関連し、前記第2の主軸は最大 慣性モーメントに関連し、前記第3の主軸は最小慣性モーメントに関連する第6 項の方法。 12.前記第1の主軸は最小慣性モーメントに関連し、前記第2の主軸は中間 慣性モーメントに関連し、前記第3の主軸は最大慣性モーメントに関連する第6 項の方法。 13.ゴルフクラブヘッド内の質量を分布させる前記過程は、 ゴルフクラブヘッドの第1の部分を確定するたの第1の密度を持つ第1の材料 を使用し、 ゴルフクラブヘッドの少なくとも一つの追加された部分を確定するための第1 の密度より大きい密度を持つ第2の材料を使用する第1項の方法。 14.ゴルフクラブヘッドの好ましい重心位置を定める過程と、 ゴルフクラブヘッドの主慣性モーメントの組みに関する大きさと方向を定める 過程と、 ゴルフクラブヘッドの重心が前記好ましい重心位置に位置し、ゴルフクラブヘ ッドの主慣性モーメントが前記好ましい大きさと方向を持つようにゴルフクラブ ヘッド内で質量を分布させる過程を有するゴルフクラブヘッドの設計方法。 15.主慣性モーメントの組みの好ましい大きさと方向を定める前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸を、スイングの間にゴルフクラブヘッドがゴルフボ ールに衝突するときゴルフクラブヘッドに作用する力の方向と一致させる過程を 含む第14項の方法。 15.主慣性モーメントの組みの好ましい大きさと方向を定める前記過程は、 少なくも一つの慣性主軸を、スイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する慣 性力の方向と一致させる過程を含む第14項の方法。 16.主慣性モーメントの組みの好ましい大きさと方向を定める前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸を、前記ゴルフクラブヘッドを使用したゴルフクラ ブのスイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する遠心力の方向と一致させる過 程を含む第14項の方法。 18.主慣性モーメントの組みの好ましい大きさと方向を定める前記過程は、 ゴルフクラブヘッドの慣性ロフト角がゴルフクラブヘッドの幾何学的ロフト角 より小さくなるように最大慣性モーメントに関連する慣性主軸の向きを定める過 程を含む第14項の方法。 19.主慣性モーメントの組みの好まし大きさと方向を定める前記過程は、 第1の主軸を、水平面内で前記ゴルフクラブヘッドのフェースに 垂直な方向に向け、 第2の主軸を、垂直平面内で垂直方向から前記ゴルフクラブヘッドのシャフト のライ軸に向けて変化させた方向に向け、 第3の主軸を前記第1及び第2の主軸に対して直交する方向に向ける過程を含 む第14項の方法。 20.ゴルフクラブヘッドの好ましい重心位置を定める過程と、 ゴルフクラブヘッドの複数の主慣性モーメントの好ましい大きさと方向を定め る過程と、 ゴルフクラブヘッドの重心が前記好ましい位置に位置するように、ゴルフクラ ブヘッドの複数の主慣性モーメントが前記好ましい大きさと方向を持つようにゴ ルフクラブヘッド内の質量を分布させる過程を有するゴルフクラブヘッドの設計 方法。 21.前記複数の主慣性モーメントの好ましい大きさと方向を定める過程は、 少なくとも一つの慣性主軸をスイングの間にゴルフクラブヘッドがゴルフボー ルと衝突したときにゴルフクラブヘッドに作用する力の方向と一致させる過程を 含む第20項の方法。 22.前記複数の主慣性モーメントの好ましい大きさと方向を定める過程は、 少なくとも一つの慣性主軸をスイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する力 の方向と一致させる過程を含む第20項の方法。 23.前記複数の主慣性モーメントの好ましい大きさと方向を定める過程は、 少なくとも一つの慣性主軸を、前記ゴルフクラブヘッドを使用したゴルフクラ ブのスイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する遠心力の方向と一致させる過 程を含む請求項20の方法。 24.前記複数の主慣性モーメントの好ましい大きさと方向を定める過程は、 ゴルフクラブヘッドの慣性ロフト角がゴルフクラブヘッドの幾何 学的ロフト角より小さくなるように最大慣性モーメントに関連する主軸の向きを 定める過程を含む第20項の方法。 25.前記複数の主慣性モーメントの好ましい大きさと方向を定める過程は、 第1の主軸を、水平面内で前記ゴルフクラブヘッドのフェースに垂直な方向 に向け、 第2の主軸を、垂直平面内で垂直方向から前記ゴルフクラブヘッドのシャフト のライ軸に向けて変化させた方向に向け、 第3の主軸を前記第1及び第2の主軸に対して直交する方向に向ける過程を含 む第20項の方法。 26.ゴルフクラブヘッドの好ましい重心位置を定める過程と、 ゴルフクラブヘッドの複数の主慣性モーメントの好ましい方向を定める過程と 、 ゴルフクラブヘッドの重心が前記好ましい位置に位置するように、且つゴルフ クラブヘッドの複数の主慣性モーメントが前記好ましい方向を持つようにゴルフ クラブヘッド内の質量を分布させる過程を有するゴルフクラブヘッドの設計方法 。 27.複数の主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸をスイングの間にゴルフクラブヘッドがゴルフボー ルと衝突したときにゴルフクラブヘッドに作用する力の方向と一致させる過程を 含む第26項の方法。 28.複数の主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸をスイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する力 の方向と一致させる過程を含む第26項の方法。 29.複数の主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は、 少なくとも一つの慣性主軸を、前記ゴルフクラブヘッドを使用 したゴルフクラブのスイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する遠心力の方向 と一致させる過程を含む第26項の方法。 30.複数の主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は、 ゴルフクラブヘッドの慣性ロフト角がゴルフクラブヘッドの幾何学的ロフト角 より小さくなるように最大慣性モーメントに関連する主軸の向きを定める過程を 含む第26項の方法。 31.複数の主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は、 第1の主軸を、水平面内で前記ゴルフクラブヘッドのフェースに垂直な方向 に向け、 第2の主軸を、垂直平面内で垂直方向から前記ゴルフクラブヘッドのシャフト のライ軸に向けて変化させた方向に向け、 第3の主軸を前記第1及び第2の主軸に対して直交する方向に向ける過程を含 む第26項の方法。 32.ゴルフクラブヘッドの好ましい重心位置を定める過程と、 ゴルフクラブヘッドの少なくとも一つのゴルフクラブヘッドの主慣性モーメン トの好ましい方向を定める過程と、 ゴルフクラブヘッドの重心が前記好ましい位置に位置するように、且つゴルフ クラブヘッドの少なくともひとつの主慣性モーメントが前記好ましい方向を持つ ようにゴルフクラブヘッド内の質量を分布させる過程を有するゴルフクラブヘッ ドの設計方法。 33.少なくとも一つの主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は 、 少なくとも一つの慣性主軸をゴルフクラブヘッドがゴルフボールに衝突したと きにゴルフクラブヘッド作用する力の方向と一致させる過程を含む第32項の方 法。 34.少なくとも一つの主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は 、 少なくとも一つの慣性主軸をスイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する力 の方向と一致させる過程を含む第32項の方法。 35.少なくとも一つの主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は 、 少なくとも一つの慣性主軸を、前記ゴルフクラブヘッドを使用したゴルフク ラブのスイングの間にゴルフクラブヘッドに作用する遠心力の方向と一致させる 過程を含む第32項の方法。 36.少なくとも一つの主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は 、 ゴルフクラブヘッドの慣性ロフト角がゴルフクラブヘッドの幾何学的ロフト角 より小さくなるように最大慣性モーメントに関連する主軸の向きを定める過程を 含む第32項の方法。 37.少なくとも一つの主慣性モーメントの好ましい方向を定める前記過程は 、 第1の慣性主軸を、水平面内で前記ゴルフクラブヘッドのフェースに垂直な方 向に向け、 第2の慣性主軸を、垂直平面内で垂直方向から前記ゴルフクラブヘッドのシャ フトのライ軸に向けて変化させた方向に向け、 第3の慣性主軸を前記第1及び第2の主軸に対して直交する方向に向ける過程 を含む第32項の方法。 38.ゴルフクラブヘッドの好ましい重心位置を定める過程と、 ゴルフクラブヘッドの一又は複数の動的特性を確定する慣性テンソルからなる 複数の好ましい慣性のモーメントと乗積を定める過程と、 ゴルフクラブヘッドの重心が前記好ましい位置に位置するように、且つゴルフ クラブヘッドが前記慣性テンソルにより確定される一又は複数の動的特性を示す ようにゴルフクラブヘッド内の質量を分布させる過程を有するゴルフクラブヘッ ドの設計方法。 39.ゴルフクラブヘッドのボディ区域の背面側の上部領域の質 量集中を減少する過程と、 前記ゴルフクラブヘッドのボディ区域の後方底部領域のゴルフクラブヘッド内 の質量を増加する過程とを有し、 それにより、ゴルフクラブヘッドの主軸が前記ゴルフクラブヘッドのフェース に対し鋭角な主面角を形成するように前記ゴルフクラブヘッドの主軸の向きが定 められるアイアン又はウェッジタイプのゴルフクラブヘッドの動的特性を改善す る方法。 40.前記ゴルフクラブヘッドの前記主軸は水平面内に位置する第39項の方 法。 41 前記ゴルフクラブヘッドのホーゼルの背面上部領域の質量分布を減少す る過程と、 前記ゴルフクラブヘッドのホーゼルの前側上部領域の質量分布を増加する過程 とを更に有する第40項の方法。 42.ゴルフクラブヘッドのホーゼル領域内の質量分布を減少する過程と、 ゴルフクラブヘッドのトオ/ソールの交差領域内とヒール/ソール領域内の質 量分布を増加させる過程とを有し、 それにより、最大慣性モーメントに関連する主軸の向きがスイングの間にゴル フクラブヘッドに作用する遠心力の方向と一致するようにしたメタルウッドタイ プのゴルフクラブヘッドの動的特性を改善する方法。 43.ゴルフクラブヘッドの第1の慣性主軸の方向を、スイングの間にゴルフ クラブヘッドがゴルフボールに衝突したときゴルフクラブヘッドに作用する力の 方向に一致させる過程と、 前記ゴルフクラブヘッドの第2の慣性主軸の方向を、スイングの間にゴルフク ラブヘッドに作用する遠心力の方向に一致させる過程とを有するゴルフクラブヘ ッドの動的特性を改善する方法。 44.ゴルフクラブヘッドの第1の慣性主軸の方向を、スイングの間にゴルフ クラブヘッドがゴルフボールに衝突したときゴルフク ラブヘッドに作用する力の方向に一致させる過程を有するゴルフクラブヘッドの 動的特性を改善する方法。 45.ゴルフクラブヘッドの慣性主軸の方向を、スイングの間にゴルフクラブ ヘッドに作用する遠心力の方向に一致させる過程とを有するゴルフクラブヘッド の動的特性を改善する方法。 46.ゴルフクラブのセット内で使用される複数のゴルフクラブヘッドについ て、好ましいスウィングウェイトと、質量と、ロフト角と、ライ角を確定する過 程と、 各前記ゴルフクラブヘッドの少なくとも一つの慣性主軸の好ましい方向を確 定する過程と、 各ゴルフクラブヘッドの慣性主軸の方向が、前記ゴルフクラブヘッドに関し て好ましい方向に向くように、各前記ゴルフクラブヘッド内の質量を分布させる 過程とを有するゴルフクラブヘッドを設計する方法。 47.各ゴルフクラブヘッドは共通の方向の慣性主軸を持つ第46項の方法。 48.前記セット内のゴルフクラブヘッドの少なくとも一つの慣性主軸の好ま しい方向は所定の方法で漸次に変化する第46項の方法。
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