JP2001509280A - メディアファイルを通信網経由で転送する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 メディアファイルを通信網、通常はインタネット経由で転送する方法が述べられている。ファイルは、プロバイダ側コンピュータにより一連のコード化されたファイルに分割され、プロバイダ側コンピュータ中に維持され、特定のシーケンスで通信網経由で受信側コンピュータへ転送される。ユーザがロードすることのできるプログラムもプロバイダ側コンピュータに維持され、通信の内容に寄与する全てのファイルタイプも通信網経由で受信側コンピュータへ転送される。受信されたファイルは受信側コンピュータで正しいシーケンスで再生することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 メディアファイルを通信網経由で転送する方法 発明の分野 本発明はメディアファイル及び他のファイルタイプを通信網経由で予め決めら れたシーケンス／オーダーで転送して再現する方法に関する。特定すると、メデ ィアファイル又は他のファイルタイプをインタネット経由で転送、再現するコン ピュータ化された方法に関しているが、これに限られるものではない。 発明の背景 メディアファイルについて言えば、インタネットのような通信網経由でメディ アファイルを転送する幾つかの方法があるが、どの方法も特有な不利な点を有し ている。ダウンロード可能な一部の既知のオーディオ手法では、データ又はデジ タル化されたパッケージとしてオーディオファイルを送ることを頼りとしている が、受信者はメディアファイルの全てがロードされるのを待たねばファイル全体 の再生を始めることができない。特にインタネットへ応用すると、メディアファ イルをダウンロードするのに要する時間が長いため、ユーザはメディアファイル のダウンロードが完了し再生可能となる以前に接続を外す傾向がある。更に、ダ ウンロードの時間は課金対象であるため、ダウンロード費用は重要である。 メディアファイルを通信する「ライブストリーム」タイプの方法例えばリアル オーディオ^TM又はショックウェーブ^TM等では、圧縮されたオーディオファイルを 転送し、受信機が本ファイルをデコードして再生する。しかし圧縮されたオーデ ィオファイルの転送には、広い帯域と受信機側での適切な復号ソフトウェアが必 要となる。リアルオーディオ^TMシステムの別の不利な点は、適切な音を再現する のに２８．８Ｋｂｐｓのモデムを必要とする点である。こうしたシステムはコン サート番組のラジオ放送で一般に使われているが、インタネットのワールドワイ ドウェブサイトに直ちに組み込むことはできない。ショックウェーブ^TMは インタネットの開発関係者が使うには高価で複雑と受け取られており、最終的ユ ーザによる必要プラグイン環境の事前ダウンロードを要求する。従って本システ ムの使用は限られている。 ＭＩＤＩ手法もオーディオ生成に利用されている。ＭＩＤＩファイルはその性 質上、デジタル化されたフォーマットで実際の音波パターンを記憶しようとする ものでファイルよりも小型である。従ってＭＩＤＩファイルは、他のタイプのオ ーディオファイルよりも速やかに通信網を経由し直ちに転送できる。しかしＭＩ ＤＩファイルは、予め録音された音を再現しない。代わりに、ＧＭＭＩＤＩとし て知られる標準に従った一連の命令が、特殊機器上のノートを起動させる音声カ ードを通しコンピュータで実行され、同音声カード上には同特殊機器の適当な音 声特性が記憶されている。音声カード又はＧＭＭＩＤＩの一連の命令を受け入れ ることのできる音声カードに付属するデバイスの質は、非常に多様で価格に大き く左右される。従って現実的な音声効果を得るには、高価なハードウェア機器を 必要とする。オーディオファイルの再生で一般に質が貧弱なのは、「低価格」大 量市場向けの音声カードのＦＭ合成の性質が理由となっている。「高価格」向け の音声カードでさえ、オーディオファイルの再生の質はＧＭＭＩＤＩのプリセッ トに限られ、こうしたプリセットもコンピュータゲーム等の限られたアプリケー ションに適した基本的な機器的な音声を可能にするだけである。 従って、インタネット等の通信網経由でメディアファイルを転送し再生又は再 現できるシステムに対するニーズが存在しており、同システムはウェブページの 提供と両立し、ユーザのコンピュータ端末上でメディアファイルが再生開始され るのを待つという点からアクセス時間を短縮することになろう。 又、インタネット等の通信網経由であらゆるタイプのファイルを転送し再生又 は再現できるシステムに対するニーズも存在しており、同システムは前記ファイ ル全てのダウンロードを、通信内容全体（ウェブサイト）に関するダウンロード 順序を決める一連の連続命令で、制御可能にすることで利用可能な帯域を最適に 利用することになろう。本内容はＨＴＭＬ又は類似タイプのファイル、テキスト ファイル、画像ファイル、マルチメディア、オーディオファイルとなろう。 発明の目的 本発明の目的は、通信網経由でメディアファイルを転送し再生する方法を提供 し、上記の不利な点を除去又は最小限にすることである。 本発明の目的は、同期送付により通信網経由で全てのタイプのファイルを転送 し再現する方法を提供し、上記の不利な点を除去又は最小限にすることである。 発明の開示 広い意味からすると本発明は、通信網経由でメディアファイル又は他のファイ ルタイプを転送し再現又は再生する方法から成り、同方法は（ａ）前記メディア ファイルをコード化されたファイルのシーケンスに分割する段階と、（ｂ）前記 コード化されたファイルをプロバイダコンピュータ手段中に維持する段階と、（ ｃ）前記コード化されたファイルを受信コンピュータ手段へ特殊なシーケンスで 転送する段階と、（ｄ）通信の内容に寄与する全てのファイルタイプを特殊なシ ーケンスで転送する段階とから成り、前記メディアファイル又は他のファイルタ イプの各々は前記受信コンピュータ手段により受信された後にデコードされ、前 記デコードされたファイルを再生又は再現することが次のシーケンシャルのコー ド化されたファイル又は他のファイルタイプのロードの以前又は最中に開始でき 、その構成と配列はデコードされたファイルのシーケンスを前記メディアファイ ル又は他のファイルタイプと実質的に同じやり方で再現又は再生でき又前記シー ケンスに接合させて再現できるようになっている。 段階（ｂ）はユーザがロードすることのできるプログラムをプロバイダコンピ ュータ手段中に維持する段階を更に含み、段階（ｃ）は前記プログラムを受信コ ンピュータ手段へ転送する段階を更に含むことが好ましい。 前記プログラムはＪａｖａアプレットであることが好ましい。 メデイアファイル又は他のファイルタイプを再生する段階は、シーケンス中の 第二のコード化されたファイル又は他のファイルの受信が完了する以前に開始可 能であることが好ましい。 他の態様の本発明は、メディアファイル又は他のファイルタイプをコード化さ れたファイルのシーケンスに分割して維持し前記コード化されたファイルと通信 内容に寄与する全てのファイルを通信網経由で特殊なシーケンスで受信コンピュ ータ手段へ転送するための手段を有するプロバイダコンピュータ手段から、通信 網経由で送信されるメディアファイル又は他のファイルタイプを再現又は再生す るための手段を有する受信コンピュータシステムから成り、前記コード化された 又は他のファイルタイプの各々が前記受信コンピュータによって受信された後に 、前記コード化された又は他のファイルタイプはデコードされ、前記デコードさ れたファイルの再生又は再現が、次のシーケンシャルなコード化されたファイル 又は他のファイルタイプがロードされる以前又は最中に、前記デコードされたフ ァイルが前記メディア又は他のファイルタイプと実質的に同じやり方で再現又は 再生できるように開始でき、又前記シーケンスに接合させて再現できる。 更に別の態様で本発明は、メディアファイル又は他のファイルタイプを通信網 経由で送信するように適合化されたプロバイダコンピュータ手段から成り、同手 段は、メディアファイルをコード化されたファイルのシーケンスに分割し、コー ド化されたファイルをプロバイダコンピュータ手段中に維持し、ユーザがロード することのできるプログラムを始めとするコード化されたファイルと他のファイ ルタイプを通信網経由で受信コンピュータ手段へ特殊なシーケンスで転送するた めの手段を含んでいる。 プロバイダコンピュータ手段は、ユーザがロードすることのできるプログラム をプロバイダコンピュータ手段中に維持し、プログラムを受信コンピュータ手段 へ転送するための手段を含むことが好ましい。 メディアファイルはオーディオファイル、画像ファイル、ＨＴＭＬファイル、 ＶＲＭＬ／３次元ワールドファイル、テキストファイル、又はフィルタ（他のメ ディアを変更したもの）等のデータを集成した任意のものであるのが好ましい。 ソフトウェアのカーネル（エンジン）はデータ（メディア）を転送するものと 見なすことができ、使用に関する特定分野とより密接に関連した用語で表せば、 例えば、通信網経由でメディアファイルを表示することを目的とした「ブロード キャスティングシステム」又はホールディングポイントから視聴ターミナルへデ ータを収集・組立するための「データ収集装置／コレータ」とすることができる 。 図面の簡単な説明 メディア又は他のファイルタイプを通信網経由で転送し再生する一好適実施例 を、添付図面を補助に説明する。 図１は、システムの作動に関する好適方法のブロック線図である。 図２は、基本的システムの作動を示すフローチャートである。。 図３は、好適実施例のアプレットに関する疑似コードの一形態を示す。 図１の全体的なブロック線図に示されたシステム２は、プロバイダモデム４、 ウェブページ７を含むプロバイダメモリ６とサーバ５、アプレット８（Ｊａｖａ 命令から成るファイルが好ましい）、シーケンシャルなコード化されたファイル としてコード化された一つ以上のメディアファイル９又は他のタイプ１０を含ん だプロバイダ３から成る。プロバイダ３はインタネット等の通信網経由で複数の ユーザ１３に接続されていてもよい。 ユーザシステム１３は、ユーザモデム１４、ユーザコンピュータ１５、インタ ネットブラウザ１７を含んだユーザメモリ１６を含んでいる。ブラウザ１７はア プレット８を解釈し実行するインタプリタを含んでいる。 図１、２に示すようにプロバイダコンピュータ３はプロバイダメモリ６中に、 ウェブページファイル７、アプレット８、コード化されたファイル形式の一つ以 上のメディアファイル９又は他のファイルタイプ１０を維持しており、この他の ファイルタイプ１０はオーディオ、ビデオ、グラフィカル、ｈｔｍｌ、及び通信 網経由での通信内容に寄与する他の既知のタイプのファイルであってもよい。コ ード化されたファイル又は他のファイルタイプは、サーバ５からアプレット８で 得られ、多くのセクションとしてのメディアファイル９を表しており、各セクシ ョンはコード化されるか圧縮されて一つのコード化されたファイルになっている 。 ユーザシステム１３は、インタネット１２とユーザ及びプロバイダのそれぞれ のモデム１４、４を使って、プロバイダ３のウェブページ７とアプレット８をダ ウンロードすることができる。ウェブページ７は一つ以上のメディアファイル９ をユーザ１３に提供する。ファイル９の選択時、ユーザメモリ１６に常駐するア プレット８（仮想外形線で示す）はユーザのブラウザソフトウェア１７によって 実行される。アプレット８はインタネットでのアプリケーションを最初の目的と してＪａｖａで書かれるのが好ましいが、メディアファイルを支援する限りはブ ラウザ１７で解釈可能な任意の言語を使うことができる。代替的に、ユーザ１３ は常駐の実行可能なアプリケーションソフトウェアを使い、コード化されたファ イル１０をダウンロードし再現してもよい。代替的に、プロバイダ３のイニシャ ルウェブページ７とアプレット８はダウンロードされることが可能であり、一旦 ダウンロードされると、ブラウザソフトウェア１７で実行されるアプレット８は 全てのファイルタイプ、メディア、又はそれ以外の場合、通信内容の全体を形成 するもの（ウェブページとその内容）のダウンロードを制御できる。 アプレット８は、シーケンシャルなコード化されたファイル又は他のファイル タイプ１０[１．１]のダウンロードを開始しユーザコンピュータのメモリ１６に 全てがロードされるのを待機する。次にアプレット８はコード化されたファイル [１．１]をデコードされたファイル１９[１．１ｐ]にデコード又は開放し、ファ イルの再生又は再現を始める。最も早い時点、普通はロードされたファイルの再 生に連動して次にアプレット８は、シーケンシャルなコード化されたファイル又 は他のファイルタイプ１０の次の[１．２][１．３]のロードを開始し、シーケン シャルにコード化されたファイル又は他のファイルタイプ１０の各々のロードが 終わる毎に、アプレット８はコード化されたファイルをデコードされたファイル １９へとデコードし、デコードされたファイルをシーケンスが命ずる時点で再生 又は再現することができる。実際上デコードされたファイル[１．１ｐ][１．２ ｐ]．．．は待ち行列に加えられ、デコードされたファイル19の各々は、シーケ ンス配列が要求するなら、一つのファイル例えば[１．１ｐ］が次の[１．２ｐ] に入るといった先入れ先出し（ＦＩＦＯ）の順でデコードされ再生されることが 可能になる。従ってメディアファイル又は他のファイルタイプ９はデコードされ たファイルの間に中断なしに連続して再生されるように見える。従って本システ ムの場合、ユーザは高晶質のメディア（音声）ファイル９を再生するための基本 的音声カード２１（オーディオ目的）とモデム１４だけを備えればよい。代替と して、時間間隔をおいたシーケンスに従って再生又は再現がなさ れるようファイルを構成することができる。この場合、待ち行列の次のファイル １９は最も早い機会にダウンロードされ、シーケンス情報が要求するまでユーザ コンピュータのメモリ１６に留まることになる。 コード化されたファイル又は他のファイルタイプ１０をロードするタイミング とデコードされたファイル１９の再生は図１の２０の所であり、最初にデコード されたファイル１９[１．１ｐ]の再生は、対応するファイル１０[１．１]が全て ロードされデコードされるまで始まらないことが分かる。ループバック点はシー ケンス情報内で定義されており、シーケンス内でそれ以上進行できない場合には 適当なフレーズを繰り返す指示がなされている（必ずではないが通常、必要なフ ァイル又は他のファイルタイプ１０が末だ全てダウンロードされていない１０か 又はデコードされていない１９であるから）。ループバック点を存在させ利用す ることは連続的な流れを達成する目的で連続的な出力の印象を与えることである 。 ユーザ１３は、最初のコード化されたファイル又は他のファイルタイプ１０の ロードとデコードを待つだけでよく、メディアファイル９又は他のファイルタイ プの再生又は再現が始まるまで、コード化されたファイル又は他のファイルタイ プ全体がロードされるのを待つ必要がない。一つのメディアファイル全体を分割 すると、再生以前にメディアファイル全体をロードする必要がなくなる。 Ｊａｖａアプレット８は、Ｊａｖａアプレットの生涯に亘って同時に実行され る二つのエレメント又は「スレッド」から成るのが好ましい（図３に示す）。第 一エレメントは第二エレメントを開始させプロバイダ３からコード化されたファ イル１０をロードするカーネル又はローダである。第二エレメントは、コード化 されたファイル１０とデコードされたファイル１９の状態を連続してモニターす るループ中に座るプレーヤ／シーケンサである。デコードされたファイルが再生 に利用できる（コード化されたファイルがロードされデコードされた）ことをプ レーヤ／シーケンサがループ中で検出すると、定義された一連のルールにファイ ルが従う限りはプレーヤ／シーケンサはファイルを再生する（少なくとも同期を 維持するためのループの開始点で）。この一連のルールがファイルのシーケンス を定義する。本エレメントは、メディアファイル９中の位置を表すカウンタも維 持している。本カウンタはシーケンスルールの再生性と論理のためのチェックと 組み合わされて、アプレットがデコードされたファイルを識別して一定の順序に 配列するのを可能にし、有効なシーケンス装置を提供する。 図２、３では、アプレットが実行された時、カーネルは両エレメントが同時に 作動するようプレーヤ／シーケンサの作動を開始させる。カーネルは最初、ダウ ンロードされるべきメディアファイル９のシーケンス情報をロードし、次に最初 のコード化されたファイル又は他のファイルタイプ１０のロードを開始し、シー ケンス中の各ファイル１０のロードを待機してループ中に座る。 シーケンス情報はビートによって時刻合わせされ、各ビートはビート内に起こ る一連のイベントの時刻合わせを可能にする。ビートはシーケンス情報内に定義 された規則正しく区別された間隔で生じる。ビートにはシーケンス内の特定のポ イントで、イベントとして異なる値を与えることができる。これにより、長さと リズムの異なるファイルの組合せを同じ配列内で使えるようになる。イベントは プレーヤが実行できるアクションである。可能性のあるアクションを挙げると、 ・メディアファイルの再生の開始又は停止 ・メデイアファイルの内容の変更（画像のブラーリング、音声へのリバーブの適 用） ・メディアファイルのプロパティのセット（３Ｄ世界のフォグレベルのセット） ・プレイバックの停止 ・再生されるべき次のビートの変更（セクションのジャンピング、リピート） ・プレーヤ外部から入力への働きかけ。例えばユーザ、共存するソフトウェア、 コンピュータに付属する周辺装置等からの入力は、プレーヤに一つ以上のアクシ ョン（イベント）を実行させ得る。本入力はプレーヤがイベントを処理中の同時 点で到達する必要がないが、早い時点で受信し必要になるまで記憶しておくこと ができる。 ・同期制御−外部入力に働きかけるイベントに加え、プレーヤ自身は特定コマン ドに直ちに直接応答できる。こうしたものには、プレイバックを一時停止させる 能力（ポーズ）、特定タイプのイベントを作動不能・作動復帰させる能力等を挙 げることができる。 ・音声ファイルと画像ファイルの同期 ・音声ファイルとＨＴＭＬページの同期 コード化されたファイル又は他のファイルタイプ１０のロード後、カーネルは コード化されたファイル１０を対応するデコードされた又は再生可能なファイル １９にデコードする。カーネルは次にシーケンス中の次のコード化されたファイ ル１０のロードを開始する。 一方、プレーヤ／シーケンサがシーケンスの開始に必要な最初のデコード化さ れたファイル１９[１．１ｐ]をロードし、音声カード又はビデオプレイバックシ ステム等に必要な任意のメディアシステムを初期化する。プレーヤは次にカーネ ル／ローダがロードしたシーケンス情報からの情報を受信するループ中に座る。 各ビート中に含まれたイベントをシーケンス情報の指示通りにプレーヤが実行で きる場合、その通り実行する一方で次のビート中をスキャンし次のビート中に含 まれたイベントを実行できることを確かめる。次のコード化されたファイル又は 他のファイルタイプ１０が全部ダウンロード又はデコードされていないために次 のビート中のイベントを実行できない場合、プレーヤは実行されるべき前記次の ビートを最後に到達されるべきループバック点にセットする。一つのビートを終 えたプレーヤは、シーケンス情報中の全ての入手可能なビートがデコードされた ファイル上で実行されるまで、次のビートを待ち受けてはこのサイクルを繰り返 す。 本発明の結果、事前に定めた順番で送信通信網を経由させ全てのファイルタイ プを送信することに関する問題を始め、送信通信網経由でメディアファイルを送 信することに以前内在していた欠点の多くが最小に押さえられることになった。 得られた利点の一部を特に上げると、 ａ．特別のデコード用ソフトウェアをユーザはインストールしなくてよい。 ｂ．メディアファイルの送信に必要な帯域はライブストリーム送信よりもかなり 少ない。 ｃ．ユーザは、音楽全体又は話し言葉全体といったメディアファイル全体がダウ ンロードされるまで再生開始を待たなくてよい。 ｄ．実際に事前録音された音波が再現され、コンピュータ生成の音声ではない。 ｅ．標準的で直ちに入手可能なハードウェアをユーザは利用できる。 ｆ．ファイルを任意に組合せ一定の順で入れて配列できるので、ファイルのダウ ンロード配列を事前に設計し帯域資源を最適化できる。 上記は本発明の好適形態を述べている。本説明を読めば、本発明の基本概念か ら離れることなく変更や修正のできることが当業者には明らかである。こうした 変更や修正は本発明の範囲内に含まれるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１０Ｌ 19/00 Ｈ０４Ｌ 13/00 ３０５Ｚ Ｈ０４Ｌ 12/54 Ｇ０６Ｆ 9/06 ４２０Ｊ 12/58 Ｇ１０Ｌ 9/00 Ｎ 29/06 (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ブース ジェームズ オーガスチン イギリス グロースターシャー ジーエル ６ ８ジェイジー ストラウド フランプ トン マンセル ロワー マナー（番地な し) (72)発明者 モンゴメリー イアン ディヴィッド イギリス グロースターシャー ジーエル ６ ８ジェイキュー ストラウド フラン プトン マンセル（番地なし）パック ミ ラー ハウス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．通信網経由でメディアファイル又は他のファイルタイプを転送し再現又は再 生する方法において、前記方法が （ａ）前記メディアファイルをコード化されたファイルのシーケンスに分割する 段階と、 （ｂ）前記コード化されたファイルをプロバイダコンピュータ手段中に維持する 段階と、 （ｃ）前記コード化されたファイルを受信コンピュータ手段へ特殊なシーケンス で転送する段階と、 （ｄ）通信の内容に寄与する全てのファイルタイプを特殊なシーケンスで転送す る段階とから成り、 前記メディアファイル又は他のファイルタイプの各々が前記受信コンピュー タ手段によって受信された後にデコードされ、前記デコードされたファイルを 再生又は再現することが次のシーケンシャルのコード化されたファイル又は他 のファイルタイプのロードの以前又は最中に開始でき、その構成と配列はデコ ードされたファイルのシーケンスを前記メディアファイル又は他のファイルタ イプと実質的に同じやり方で再現又は再生でき又前記シーケンスに接合させて 再現できるようになっていることを特徴とする方法。 ２．段階（ｂ）はユーザがロードすることのできるプログラムをプロバイダコン ピュータ手段中に維持する段階を更に含み、段階（ｃ）は前記プログラムを前 記受信コンピュータ手段へ転送する段階を更に含むことを特徴とする、請求項 １に記載の方法。 ３．前記プログラムはＪａｖａアプレットであることを特徴とする、請求項２に 記載の方法。 ４．メディアファイル又は他のファイルタイプを再生する段階は、シーケンス中 の第二のコード化されたファイル又は他のファイルの受信が完了する以前に開 始可能であることを特徴とする、請求項１に記載の方法。 ５．メディアファイル又は他のファイルタイプをコード化されたファイルのシー ケンスに分割して維持し前記コード化されたファイルと通信内容に寄与する全 ファイルを通信網経由で特殊なシーケンスで受信コンピュータ手段へ転送する ための手段を有するプロバイダコンピュータ手段から、通信網経由で送信され るメディアファイル又は他のファイルタイプを再現又は再生するための手段を 含む受信コンピュータシステムにおいて、前記コード化された又は他のファイ ルタイプの各々が前記受信コンピュータによって受信された後に、前記コード 化された又は他のファイルタイプはデコードされ、前記デコードされたファイ ルの再生又は再現は、次のシーケンシャルなコード化されたファイル又は他の ファイルタイプがロードされる以前又は最中に、前記デコードされたファイル が前記メディア又は他のファイルタイプと実質的に同じやり方で再現又は再生 できるように開始でき又前記シーケンスに接合させて再現できることを特徴と する受信コンピュータシステム。 ６．メディアファイル又は他のファイルタイプを通信網経由で送信するように適 合化されたプロバイダコンピュータ手段において、メディアファイルをコード 化されたファイルのシーケンスに分割し、前記コード化されたファイルをプロ バイダコンピュータ手段中に維持し、ユーザがロードすることのできるプログ ラムを始めとする前記コード化されたファイルと他のファイルタイプを通信網 経由で受信コンピュータ手段へ特殊なシーケンスで転送するための手段を含ん でいることを特徴とするプロバイダコンピュータ手段。 ７．ユーザがロードすることのできるプログラムを前記プロバイダコンピュータ 手段中に維持し、前記プログラムを前記受信コンピュータ手段へ転送するため の手段を含むことを特徴とする、上記請求項６に記載のプロバイダコンピュー タ手段。