JP2001509104A - 改善されたジェット推進ユニットを備えた船外機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本願明細書に開示されているジェット推進ユニット（１４）は、ハウジング（４１）を備えている。ハウジング（４１）は、ウォータートンネルを画定する壁部（４３）を有している。ウォータートンネルには、ウォーターアウトレットポート（７１）が設けられている。凹部（８１）が、ウォータートンネルを画定する壁部に設けられ、ウォーターアウトレットポートを囲んでいる。スクリーン（８３）が、凹部（８１）に設けられており、ウォーターアウトレットポート（７１）を横切って伸長し、ウォータートンネルを画定する壁部（４３）と同一平面になっている。

Description

【発明の詳細な説明】 改善されたジェット推進ユニットを備えた船外機 発明の背景 本願発明は、概ね、ジェット推進ユニットに関し、特に、船外機の一部を形成 するジェット推進ユニットに関する。さらに、本願発明は、ジェット推進ユニッ トのインペラーを駆動する船用のエンジンを冷却できるように、ジェット推進ユ ニットの水路や水路トンネルからの水を排出することに関する。さらに、本願発 明は、前記船用のエンジンを冷却するのに使用されるそのような水を濾過して、 冷却水からくずを取り除くことに関する。 ジェット推進ユニットを有する船外機（船外モーター）は、新しいものではな い。そのような従来のジェット推進ユニットは、水路や水路トンネルが設けられ ている。前記水路は、当該水路から水を排出するためのアウトレットポートを備 えている。前記従来のジェット推進ユニットは、また、アウトレットポートから 船外エンジンの冷却ジャケットに水を案内できるように、アウトレットポートを 船外エンジンに接続する導管を備えている。そのような導管は、（前記アウトレ ットポートの下流に設けられた）「インライン状態に設けられた」ウォータース トレーナー（水こし）を備えている。前記ウォーターストレーナー（水こし）は 、前記冷却水を濾過して、望ましくないくずが、前記船外エンジンのウォーター ジャケット内に入り込むのを防止できるようにしている。そのような「インライ ン状態に設けられた」ウォーターストレーナーは、そこを水が継続して流れるこ とができるようにクリーニングすることがしばしば要求され、かかるクリーニン グ作業は望ましくない。これらの従来の装置において、水は、遠く離れたポンプ によって、前記フィルターやストレーナーを通して吸い込まれている。この真空 引きや吸い込み作動は、低速度やアイドル時に、自己クリーニングは行わないが 、実際、これらのシステムは、自己目詰りを引き起こす可能性がある。プラスチ ック製のバッグ（袋）、海藻、葉のようなものは、従来の「インライン状態に設 けられた」スクリーンすなわちストレーナーに付着し、それによって、エンジン の冷却ジャケットへの水の供給を減少させたり、妨げる可能性があった。 従来の技術として、下記の米国特許を参照されたい。 米国特許第２，４６６，５２５号（１９４９年４月５日発行：Ｗｉｌｓｏｎ） 米国特許第３，２３３，５７３号（１９６６年２月８日発行：Ｈａｍｉｌｔｏ ｎ） 米国特許第３，２４９，０８３（１９６６年５月３日発行：Ｉｒｇｅｎｓ） 米国特許第４，２５８，６４２（１９８１年３月３１日発行：Ｂｕｒｍｅｉｓ ｔｅｒ） 米国特許第４，４２３，６９６（１９８４年１月３日発行：Ａｋｅｒ） 米国特許第４，４３７，８４１（１９８４年３月２０日発行：Ｓｔａｌｌｍａ ｎ） 米国特許第４，７８７，３２８（１９８８年１１月２９日発行：Ｉｎｏｕｅ） 米国特許第４，６３６，１７５（１９８７年１月１３日発行：Ｆｒａｚｚｅｌ ｌなど） 米国特許第４，６９９，５９７（１９８７年１０月１３日発行：Ｏｊａ） 米国特許第４，７５２，２５７（１９８８年６月２１日発行：Ｋａｒｌｓなど ） 米国特許第４，７６７，３６６（１９８８年８月３０日発行：Ｌａｎｇ） 米国特許第４，８３２，６３９（１９８９年５月２３日発行：Ｋａｒｌｓなど ） 米国特許第４，８３２，６４０（１９８９年５月２３日発行：Ｋａｒｌｓ） 米国特許第４，８６１，２９３（１９８９年８月２９日発行：ＭｃＧｏｗａｎ など） 米国特許第４，９５４，１０９（１９９０年９月４日発行：ＭｃＭｏｒｒｉｅ ｓ ＩＶ） 米国特許第５，０９６，４４６（１９９２年３月１７日発行：Ｔａｚａｋｉな ど） 米国特許第５，０９８，３２２（１９９２年３月２４日発行：Ｈｉｇｂｙなど ） 米国特許第５，２１５，４８７（１９９３年６月１日発行：Ｇｒｕｂｅｒな ど） 米国特許第５，３６６，３９７（１９９４年１１月２２日発行：Ｓｕｇａｎｕ ｍａなど） 下記の特許も参照されたい。 カナダ特許第６６４， １８３（Ｊｏｈｎｓｏｎなど） 発明の概要 本願発明は、ハウジングとスクリーン（ｓｃｒｅｅｎ：特定のものだけを遮蔽 し他のものを通過させる目の細かい網）とを備えたジェット推進ユニットを提供 することである。前記ハウジングは、ウォータートンネル（すなわち、水路トン ネル）を画定する壁部を有しており、前記ウォータートンネルには、ウォーター アウトレットポートが設けられている。前記ウォータートンネルは、また、凹部 を有している。前記凹部は、前記ウォータートンネルを画定する壁部に設けられ ており、前記アウトレットポートを囲むようにして前記壁部に設けられている。 前記スクリーンは、前記凹部に設けられており、前記アウトレットポートを横切 って伸長している。 本願発明は、また、以下の構成を備えるジェット推進ユニットを提供するもの である。前記ジェット推進ユニットは、ハウジングを備えている。前記ハウジン グは、平坦面と、ウォータートンネルとを有している。ウォータートンネルは、 前記平坦面を通過し、前記平坦面から隔置されたウォーターアウトレットポート を有する部分と、前記ウォーターアウトレットポートを囲むように設けられた凹 部とを備えている。前記ハウジングは、また、前記ウォーターアウトレットポー トに連通する内部導管を備えいる。前記内部導管は、前記平坦面に伸長している 。前記ジェット推進ユニットは、また、前記凹部に隣接して又は前記凹部の前方 で、前記ウォータートンネルに回転可能に取り付けられたインペラーと；前記イ ンペラーを囲むステーターハウジングと；前記凹部に設けられ、前記アウトレッ トポートを横切って伸長し前記ウォータートンネルを画定する前記壁部に対して ほぼ同一平面で伸長するスクリーンと；前記スクリーンの下流で前記凹部に設け られ前記アウトレットポートを横切って伸長する裏当て部材とを備えている。 本願発明は、また、以下の構成を備える船外機（船外モーター）を提供するも のである。前記船外機は、内燃パワーヘッド（ｉｎｔｅｒｎａｌ ｃｏｍｂｕｓ ｉｔｉｏｎ ｐｏｗｅｒ ｈｅａｄ）としての内燃エンジンを含むパワーヘッド （ｐｏｗｅｒ ｈｅａｄ）を有する推進ユニットを備えている。前記内燃エンジ ンは、冷却ジャケットを有している。前記推進ユニットは、また、下部ユニット を備えている。前記下部ユニットは、前記内燃エンジンに固定されたドライブシ ャフトハウジングと、ジェットドライブとを備えている。前記ジェットドライブ は、ハウジングを備えている。前記ハウジングは、ウォータートンネルを画定す る壁部と、前記ウォータートンネルを画定する前記壁部に設けられたウォーター アウトレットポートと、前記ウォータートンネルを画定する前記壁部に設けられ 前記アウトレットポートを囲む凹部とを有している。前記ジェットドライブは、 また、前記ウォーターアウトレットポートに連通し前記ハウジング内で前方及び 内部に伸長する導管と、前記凹部に隣接して且つ前記凹部の前方で、前記ウォー タートンネルに回転可能に取り付けられたインペラーと、前記インペラーの周囲 で前記ウォータートンネルに設けられたステーターと、前記凹部に設けられ前記 ウォーターアウトレットポートを横切って伸長し、前記ウォータートンネルを画 定する壁部に対してほぼ同一平面となっているスクリーンと、前記スクリーンの 下流で前記凹部に設けられ前記ウォーターアウトレットポートを横切って伸長す る孔付き裏当て部材（換言すれば、開口部付き裏当て部材）とを備えている。 本願発明の他の特徴や効果は、下記に詳細に述べられる記述や図面と請求の範 囲を参照することによって、当業者にとって明らかとなるであろう。 図面の説明 図１は、本願発明の種々の特徴を具体化するジェット駆動装置すなわちジェッ ト推進ユニットを含む船外機の側面図である。 図２は、図１に示された船外機の一部を破断した拡大図である。 図３は、図２の線３−−３に沿って取った部分断面図であり、しかも、凹状の 流れを図示する部分断面図である。 図４は、図３と同様な図面であり、本願発明の種々を具体化した他の実施例の 船外機を図示する図面である。 図５は、図４の線５−−５に沿って取った部分断面図である。 本願発明の一実施例を詳細に説明する前に、本願発明が、下記の記述に述べら れ図面に示された構成要素の詳細な配置や詳細な構造への適用に限定されるもの ではないということを、理解するべきである。本願発明は、他の実施例において も可能であり、また、種々の方法で実行され成し遂げることができる。また、こ こに使用された用語や術語は説明のためのものであって、限定して解釈されるべ きでないということを理解するべきである。 好適な実施例の説明 図面に図示されているのは、船外機１１の形態をした船の推進装置である。船 外機１１は、パワーヘッド（ｐｏｗｅｒ ｈｅａｄ）１３と、パワーヘッド１３ に固定状態に連結された下部ユニット１５と、ジェット推進ユニット１４とを備 えている。船外機１１は、また、ジェット推進ユニット１４をチルト運動及び操 舵運動できるように船のトランソムに取り付けるためのブラケット構造体１６を 備えている。ブラケット構造体１６は、周知であり、詳細には図示されていない 。 パワーヘッド１３は、内燃エンジン（内燃機関）２１を備えている。内燃エン ジン２１は、上部ハウジング１７に取り付けられたウォータークーリングジャケ ット（水冷却ジャケット）２３を有している。下部ユニット１５は、ドライブシ ャフト２４を囲む中央ハウジング１８を備えている。ドライブシャフト２４は、 第２のドライブシャフト２６に連結されたギヤセット２５に伸長している。本願 明細書に開示されたジェット推進ユニット１４は、船外機１１の一部を形成して いるが、本願発明は、ジェット駆動装置すなわちジェット推進ユニットを含む船 尾駆動ユニット、ジェット駆動装置すなわちジェット推進ユニットを含む船内装 置、及びジェット駆動装置すなわちジェット推進ユニットを採用する個人的な船 艇にも、等しく適用可能である。 本願明細書に開示されたジェット駆動装置すなわちジェット推進ユニット１４ は、内部壁部４３を有する下部ハウジング４１を備えている。内部壁部４３は、 ほぼ管状のウォータートンネルすなわち水通路と、前方（すなわち、上流側）に 設けられたインレット４５と、後方（すなわち、下流側）に設けられた排出部す なわちアウトレット４７とを備えている。前記ウォータートンネルすなわち水通 路には、ステーターベーン５１と、回転可能に取り付けられたインペラー５３と が設けられている。インペラー５３は、ドライブシャフト２４、２６及びギヤセ ット２５を有する通常のドライブトレインを介して内燃エンジン２１によって駆 動される。インペラー５３の周囲には、ステーターハウジング１２が設けられて いる。 下部ハウジング４１は、一体部材とすることができ、または、いくつかの部材 のアセンブリとして構成することができる。特に開示された構造において、下部 ハウジング４１は、アセンブリ構造となっており、第１のハウジング部材６１を 備えている。第１のハウジング部材６１は、第１の壁部６３を有している。前記 ウォータートンネルは、第１の壁部６３を通っている。前記ウォータートンネル の横断面は円形（または、環状）になっており、壁頂部６４を有している。壁頂 部６４には、ウォーターアウトレット孔、すなわちウォーターアウトレット開口 部、換言すればウォーターアウトレットポート７１が設けられている。ウォータ ーアウトレットポート７１は、導管すなわち通路７３に連通している。導管すな わち通路７３は、第１のハウジング部材６１の前方且つ内部へ第１の壁部６３に 向けて伸長している。第１の壁部６３は、第２のハウジング部材７６の一端を構 成する平坦面７５に当接している。水通路すなわちウォータートンネルの内部壁 部４３と導管７３は、平坦面７５を通っている。導管７３は、中央ハウジング１ ８を通って上部ハウジング１７内に進み、ウォータージャケット２３に接続され ている。 凹部８１が、第１のハウジング部材６１の壁頂部６４に設けられている。凹部 ８１は、ウォーターアウトレットポート７１を囲んでいる。 スクリーンすなわちフィルター８３が、凹部８１に設けられている。スクリー ンすなわちフィルター８３は、例えば、ねじ（図示せず）などによって、取り外 しできるように第１のハウジング部材６１に連結されていることが好ましい。ス クリーン８３は、ウォーターアウトレットポート７１を横切って伸長しており、 スクリーン８３の周縁部は、前記ウォータートンネルを画定する内部壁部４３と ほぼ同一平面になっている。図４及び図５に示されたような別の実施例のスクリ ーン８３ａは、わずかに凸状の形状になっていることが好ましい。もっとも、図 ２で見て、平坦な形状にすることもできるし、図３で見て、スクリーン８３ｂの ように、凹状の形状として、ウォータートンネル内部壁部４３の形状に完全に一 致させることもできる。スクリーンすなわちフィルター８３は、真ちゅう（黄銅 ）やステンレススチール（ステンレス鋼）のような非腐食性材料から構成される ことが好ましい。スクリーンすなわちフィルター８３は、ウォーターアウトレッ トポート７１（この故に、エンジンのウォータークーリングジャケット２３）か ら、くず（例えば、貝殻、石、雑草、小枝、葉など）を排除することができるよ うに、横１インチ当たり約１５個の開口部と縦１インチ当たり約１５個の開口部 とからなるメッシュを備えていることが好ましい。（貝殻、石、雑草、小枝、葉 など）のようなくずの寸法は、前記メッシュの寸法よりも大きく、サーモスタッ ト、エルボ（Ｌ字継手）、Ｔ継手、そして一般的には水通路を詰まらせ、それに よって、エンジンのオーバーヒートを引き起こす。もちろん、より大きな又はよ り小さな他の寸法のメッシュを採用することもできる。 スクリーン８３（または、８３ａ、８３ｂ）の下流側すなわ下面で、凹部８１ に、裏当て部材８５が設けられている。裏当て部材８５は、プラスチックから構 成されていることが好ましい。裏当て部材８５は、スクリーン８３を支持し且つ 補強している。裏当て部材８５は、また、導管７３を横切って伸長させてもよく 、それによって、スクリーン８３の形状を保持することができる。裏当て部材８ ５には、水を通すことができるように孔（すなわち、開口部）が設けられている 。裏当て部材８５は、スクリーン８３の材料の剛性に応じて、設けてもよいし、 設けなくてもよい。したがって、スクリーン８３が十分に剛性を有している場合 、裏当て部材８５は省略することができる。さらに、裏当て部材８５は、スクリ ーン８３に取り付けることができる。また、裏当て部材８５は、別体の部品とす ることもできる。 作動時、インペラー５３が回転すると、前記ウォータートンネルを通って後方 に水が強制的に流され、水はスクリーン８３を通過する。そのような通過によっ て、望ましくないくずがスクリーン８３を通過することなく、水は、ウォーター アウトレットポート７１を通って流れる。同時に、後方に流れる水は、スクリー ン８３に「係合（ハングアップ）した」くずを洗浄除去する（すなわち、フラッ シする（急激に洗い流す））。事実上、水は、スクリーン８３上を通ると共に、 スクリーン８３を通過するように押圧される。水が後方に流れているため、スク リーン８３上のくずは、スクリーン８３に接着したり又は集まったりする代わり に、フラッシされる（すなわち、急激に洗い流される）。エンジン速度が増加し たとき、後方に流れる水も増加し、それによって、洗浄除去効果も向上する。し たがって、スクリーン８３によって、冷却用の水の圧力の低下や冷却用の水の量 の減少により生じるエンジンのオーバーヒートを防止することができる。 ジェット推進ユニット１４において、開示されたスクリーン８３を使用するこ とにより、従前に採用されていた「インライン状態に設けられた」ストレーナー を除去することができる。というのは、スクリーン８３を通過する粒子状物体が 十分に小さく、その結果、前記エンジンの冷却システムに悪影響が及ばないから である。さらに、ジェット駆動装置（すなわち、ジェットドライブ）において、 インペラー５３は、ニュートラルの駆動状態の間でさえも、また、内燃エンジン ２１がアイドルスピードで作動するときでも、回転する。このようにして、エン ジン速度にかかわらず、水圧がスクリーン８３に常時存在しており、これによっ て、水がスクリーン８３を通って流れると共に、水がスクリーン８３上を通過す ることによって、スクリーン８３を洗浄することができる。 内燃エンジンの冷却水用のウォーターアウトレットポートとスクリーンアセン ブリとは、水圧が十分に存在しているならば、前記ウォータートンネルの内部壁 部４３内のどこへでも設けることができる。すなわち、インペラー領域内のどこ へでも、また、インペラー５３の船尾側のどこへでも設けることができる。その ようなウォーターアウトレットポートとスクリーンアセンブリの位置決めは、限 定されるものではなく、前記ステーター壁部に隣接して、任意のベーンに隣接し て、ハブに隣接して、固定ノズルに隣接して、ステアリングノズル（ｓｔｅｅｒ ｉｎｇ ｎｏｚｚｌｅ）に隣接して、あるいは、前記ウォータートンネル及び／ 又はポンプシステムの任意の他の延長部に隣接して設けることができる。 したがって、前記アウトレットポート及びスクリーンアセンブリは、前記ウォ ータートンネル壁部の周辺に沿った任意の位置に設けることができ、インペラー ５３に隣接して設けることができ、インペラー５３の船尾側に設けることができ 、あるいは、最も船尾側の地点に設けられた最後の水出口すなわちアウトレット ポートの前方の任意の位置に設けることができる。 より具体的に説明すると、前記ウォーターアウトレットポートとスクリーンア センブリを設ける位置を、前記ウォータートンネルの壁部の頂部や底部に限定す る必要はない。前記ウォーターアウトレットポートとスクリーンアセンブリを設 ける際に唯一限定されることは、上述した領域に存在しないような最小の水圧を 有する領域を避けた位置にそれらを設けることである。 １以上のインペラー、プロペラ、あるいはスクリューを採用する場合、前記ウ ォーターアウトレットポートとスクリーンアセンブリは、前記複数のインペラー などのうちの１つのインペラーなどの前方すなわち上流側に設けることができ、 しかも、前記複数のインペラーなどのうちの別のインペラーなどに隣接して、あ るいは、当該別のインペラーなどの後方すなわち船尾側に設けることができる。 （エンジン冷却水用の）多数のアウトレットポートとスクリーンは、インペラ ーに近接して、または、ウォータートンネルのうちインペラーの船尾側の隔てら れた複数のセクションに設けることができる。例えば、１つのアウトレットポー トとスクリーンは、前記ステーターベーンの領域に設けることができ、別のアウ トレットポートとスクリーンは、固定されたノズルに設けることができる。この 場合、前記両方のアウトレットポートが異なった水圧を被ったとしても、前記両 方のアウトレットポートとスクリーンは、前記エンジンの冷却ジャケットに水を 供給するように機能し、そして、前記両方のアウトレットポートとスクリーンが 、種々の速度で種々のｐｓｉ （ｐｏｕｎｄｓ ｐｅｒ ｓｑｕａｒｅ ｉｎｃ ｈ：ポンド／平方インチ）を被ったとしても、前記両方のアウトレットポートと スクリーンは、同時に機能することができる。 本願発明の種々の特徴が、下記の請求の範囲に記載されている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＵ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ， ＥＥ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＰ，Ｋ Ｒ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＳＬ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ｗ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ジェット推進ユニットであって、 ハウジングを備えており、 前記ハウジングは、 平坦面と、 前記平坦面を通過し、前記平坦面から隔置されたウォーターアウトレットポー トを有する部分と、前記ウォーターアウトレットポートを囲むように設けられた 凹部とを含むウォータートンネルと、 前記ウォーターアウトレットポートに連通し、前記平坦面まで伸長する内部導 管とを備えており、 前記ジェット推進ユニットは、また、 前記凹部に隣接し、あるいは、前記凹部の前方で、前記ウォータートンネルに 回転可能に設けられたインペラーと、 前記インペラー囲むように前記ウォータートンネルに設けられたステーターハ ウジングと、 前記凹部に設けられ、前記アウトレットポートを横切って伸長し且つ前記ウォ ータートンネルを画定する壁部とほぼ同一平面になるように伸長するスクリーン と、 前記内部導管に設けられ、前記ウォーターアウトレットポートを横切って伸長 し前記スクリーンを支持する裏当て部材とを備えたことを特徴とするジェット推 進ユニット。 ２．請求項６に記載のジェット推進ユニットにおいて、 前記スクリーンは、横１インチ当たり約１５個の開口部と縦１インチ当たり約 １５個の開口部とからなるメッシュを備えていることを特徴とするジェット推進 ユニット。 ３．請求項６に記載のジェット推進ユニットにおいて、 前記ウォータートンネルは、横断面がほぼ円形の壁部を備えており、前記ほぼ 円形の壁部は頂部を備えており、前記ウォーターアウトレットポートは、前記ウ ォータートンネルを画定する前記壁部の前記頂部に設けられていることを特徴と するジェット推進ユニット。 ４．内燃エンジンと、下部ユニットとを備えた船外機であって、 前記内燃エンジンは、冷却ジャケットを有しており、 前記下部ユニットは、前記内燃エンジンに連結されて作動するドライブシャフ トと、ジェット推進ユニットとを備えており、 前記ジェット推進ユニットは、 ハウジングを備えており、 前記ハウジングは、 ウォータートンネルを画定する壁部と、 前記ウォータートンネルを画定する壁部に設けられたウォーターアウトレット ポートと、 前記ウォータートンネルを画定する壁部に設けられ、前記ウォーターアウトレ ットポートを囲むように設けられた凹部と、 前記ウォーターアウトレットポートに連通し、前記ハウジング内で前方且つ内 部に伸長する導管とを備えており、 前記ジェット推進ユニットは、また、 前記凹部に隣接し、あるいは、前記凹部の前方で、前記ウォータートンネルに 回転可能に設けられたインペラーと、 前記ウォータートンネルに設けられ、前記インペラーの周囲に位置決めされた ステーターハウジングと、 前記ウォーターアウトレットポートに設けられ、前記ウォーターアウトレット ポートを横切って伸長し、前記ウォータートンネルを画定する壁部とほぼ同一平 面になるように伸長するスクリーンと、 前記スクリーンの下流側で前記凹部に設けられた孔付き裏当て部材であって、 前記ウォーターアウトレットポートに設けられた前記スクリーンに取り付けられ た孔付き裏当て部材とを備えたことを特徴とする船外機。 ５．請求項９に記載の船外機において、 前記スクリーンは、横１インチ当たり約１５個の開口部と縦１インチ当たり約 １５個の開口部とからなるメッシュを備えていることを特徴とする船外機。 ６．請求項９に記載の船外機において、 前記ウォータートンネルは、横断面が円形になっており、また、頂部を備えて おり、前記ウォーターアウトレットポートは、前記ウォータートンネルを画定す る前記壁部の前記頂部に設けられていることを特徴とする船外機。 ７．請求項９に記載の船外機において、 前記スクリーンは、弧状になっていることを特徴とする船外機。 ８．モーターボート用の船外機であって、 第１のハウジング部と、 水冷の内燃エンジンとを備えており、 前記内燃エンジンは、冷却水の循環を許容する水通路を有しており、前記内燃 エンジンは、前記第１のハウジング部内に取り付けられており、前記内燃エンジ ンは、前記モーターボートに動力を供給できるようになっており、 前記船外機は、また、 前記第１のハウジング部に連結された第２のハウジング部と、 前記第１のハウジング部に取り付けられた前記内燃エンジンに連結されて作動 する、前記第２のハウジング部に取り付けられたドライブシャフトと、 前記第２のハウジング部に連結された第３のハウジング部と、 前記第３のハウジング部に取り付けられ、前記第１のハウジング部に取り付け られた前記内燃エンジンからの動力を伝達するための動力伝達手段とを備えてお り、 前記第１のハウジング部と、前記第２のハウジング部と、前記第３のハウジン グ部は、前記モーターボートの船尾部に移動可能に連結できるようになっており 、 前記船外機は、また、 前記動力伝達手段に連結されて作動し前記第３のハウジング部に取り付けられ た回転可能なインペラーであって、前記第１のハウジング部に取り付けられた前 記内燃エンジンから動力を受ける回転可能なインペラーと、 前記モーターボートが浮動する周囲の水に連通するウォータートンネルであっ て、前記インペラーの作動に応答して周囲の水を通過させることができるウォー タートンネルを備えており、前記インペラーはポンプとして作動し、前記ウォー タートンネルは、前記第３のハウジング部内のほぼ管状の内部壁部によって画定 されており、 前記船外機は、また、 前記ウォータートンネルの内部壁部で前記インペラーの高圧側に設けられ、前 記第１のハウジング部に取り付けられた前記内燃エンジンに水を通すためのポー トと、 前記ウォータートンネルに連結されて作動し、前記第１のハウジング部、前記 第２のハウジング部及び前記第３のハウジング部に位置決めされた導管であって 、前記第１のハウジング部に取り付けられた前記内燃エンジンに前記ポートを接 続するための導管と、 前記導管を横切って前記ポートに取り付けられたスクリーンであって、望まし くない物体が、水と一緒に、前記ウォータートンネルから、前記第１のハウジン グ部に取り付けられた前記内燃エンジンに移動するのを防止するためのスクリー ンと、 前記スクリーンと前記第３のハウジング部とに連結された支持手段であって、 前記導管を横切って前記ポートに前記スクリーンを取り付けるための支持手段と 、 前記第３のハウジング部に形成され、前記導管に連通し、前記支持手段を受け ることができるように形成された凹部とを備えてたことを特徴とする船外機。 ９．請求項１３に記載の船外機において、 前記スクリーンは、横１インチ当たり約１５個の開口部と縦１インチ当たり約 １５個の開口部とからなる寸法のメッシュを備えていることを特徴とする船外機 。 １０．請求項１３に記載の船外機において、 前記スクリーンは、前記ウォータートンネルの内部壁部にほぼ整合しているこ とを特徴とする船外機。 １１．請求項１３に記載の船外機において、 前記凹部は、前記ポートに形成されており、 前記スクリーンと前記支持手段とは、前記凹部に取り付けられていることを特 徴とする船外機。 １２．請求項１３に記載の船外機において、 前記凹部は、前記ポートに形成されており、 前記スクリーンと前記支持手段とは、前記凹部に取り付けられており、 前記スクリーンは、前記ウォータートンネルにほぼ整合しており、 前記スクリーンは、横１インチ当たり約１５個の開口部と縦１インチ当たり約 １５個の開口部とからなる寸法のメッシュを備えていることを特徴とする船外機 。