JP2001508840A - 経糸取替え装置 - Google Patents

経糸取替え装置

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JP2001508840A JP53172598A JP53172598A JP2001508840A JP 2001508840 A JP2001508840 A JP 2001508840A JP 53172598 A JP53172598 A JP 53172598A JP 53172598 A JP53172598 A JP 53172598A JP 2001508840 A JP2001508840 A JP 2001508840A
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クルック,ジョージ
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フォイト、ファブリクス、ハイデンハイム、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング、ウント、コムパニー、コマンディトゲゼルシャフト
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    • D03J1/001Cloth or warp beam replacement

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Abstract

(57)【要約】 織機に着脱される経糸のキャニスタを装着した経糸ビーム(19)の取付けと取り外しに用いられる装置は、トロリ(10)を含んでなり、該トロリはその下側に取付けられたホバーパッド(18)と、経糸用のヘルドとリードとを運ぶブラケット(20)とを備えている。複数のトロリが2つのビームをいっしょに運ぶのに用いられることも可能で、各々のビームの端部には1つのトロリが配置され、各端部に配置されたトロリはその前方または後方のトロリに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】 経糸取替え装置 本発明は経糸取替え装置に関する。 織成ファブリックは、織機の長さ方向に対して垂直に延びる経糸の、隣り合う 糸の間に形成されるひ道に緯糸を通すことによって、織機によって織られる。こ れらの経糸はヘルドに通される。ヘルドは各々経糸を通す穴をその基部に有して 垂直方向に延びるワイヤからなり、各経糸はこの穴に通される。織成作業の間、 ヘルドを持ち上げることによって、従ってヘルドの穴に通されている経糸を持ち 上げることによって、ひ道が形成される。経糸はヘルドを通った後、リードを通 り、これらの織糸の直線経路を確実に形成する。 経糸は、大きな巻枠である缶と呼ばれるキャニスタに保管される。缶は織機の 後側に平行に延びるビームに取りつけられる。経糸はいわゆるワーピング方法( 整経方法)によって缶に装着される、即ち、複数の織糸が一連のボビンから各缶 に供給されるような方法である。これらの織糸はボビンからリードを通って供給 され、缶の周りに巻装される。 一般的に缶は織機内で、互いに上下になった2つのビームに保管される。この 2つのビームは各々2つの缶を支持する小さなシャフトで構成される。移動式保 持台が織機の後側の所定の位置に移動して空の缶を支持し、一方シャフトは取り 除かれる。次に空の缶はワーピング領域に戻すためにカートに乗せられる。次に 糸を装填した缶を所定の位置に移動させ、シャフトを再び1対の缶に挿入する。 このプロセスが、その領域で1つのビームに30の経糸缶を含む織機の全長に亘 って繰り返される。経糸缶は上側ビームと下側ビームとの両方で交換しなければ ならず、操作者が対になった上側缶と下側缶の両方を交互に取替える。これは非 常に時間のかかる作業で、1つの織機に約8〜16時間かかる。 糸を装填した缶を所定の位置に移動させると、次に経糸を織機に通さなければ ならない。手短に言えば、この作業は上側缶と下側缶からの夫々の糸を幾つかの ガイドロールの周りに、更に最終的にマスタガイドロールの周りに通し、次にヘ ルドとリードとに通す。この作業もまた時間のかかる仕事で、最低2人の作業者 を要する。即ち1人はヘルドに糸を通すために織機の後部に立つ「到達係」であ り、もう1人は織機の前方に立って機械からの糸を取ってリードに通す「引出し 係」である。この作業は一般に1〜3週間を要する。 新しい織機のデザインは、中央にフランジを有するより大きなビームを設けて この問題を解決することを目的とする。ビームは最低5.0メートル長で、30 0〜700ミリメートルの直径で、ビーム満載では30缶まで(例えば27缶は 中央フランジの両側に13と14缶の部分に分かれる)を保持するシャフトを有 する。このタイプの織機はヘルドを織機の最上部まで降ろすことが可能である。 標準的な織機ではヘルドが下から装着されるのでこれが不可能である。というの はいわゆる上部構造は通常、織機の最上部にあってその全長に延び、織機を圧迫 し織成作業の間織機が持ちあがるのを防いでいるからである。上側のビームを支 える支持構造もまた上に上がって下側のビームの装着を補佐する。 経糸装置をそのような織機まで移動させるために用いられる装置は、現在のと ころ何ら提供されていない。このような装置は、抄紙機用ファブリックを製造す るのに用いられる織機のように、織機が複雑な織物の製造に用いられるときに特 に重要である。ここにおいては、多数の経糸が織り目の中に組み込まれている。 本発明の第1の態様によれば、経糸ビーム支持材と、該経糸ビーム支持材の地面 に沿った移動を容易にするようにまたは補助するように作用するホバーパッドと を含んでなる経糸取替え装置が提供される。 発明の好ましい実施の形態においては、ホバーパッドは経糸ビーム支持材の基 部の裏面に配設される。1つまたはそれ以上のホバーパッドを用いてもよい。 この1つまたはそれ以上のホバーパッドは実質的に経糸ビーム支持材の裏面の 中央に配設される。車輪及び/又はローラを経糸ビーム支持材の裏面に更に備え てもよい。 本発明の第2の態様によれば、経糸ビーム支持材、リード支持材及びヘルド支 持材を含んでなり、リード支持材及びヘルド支持材は、持ち上げられた状態と降 ろされた状態との間で移動可能なようにしてアームに取りつけられる経糸取替え 装置が提供される。 アームは好ましくは2つのピボット継手を含んでなり、ピボット継手は、リー ド支持材及びヘルド支持材の方向性に影響しないようにしてアームの折りたたみ を容易にする。リード支持材及びヘルド支持材は好ましくはハウジングを含んで なる。 本発明の第3の態様によれば、経糸ビーム支持材を含んでなる経糸取替え装置 において、経糸取替え装置は少なくとも1つの駆動シャフトを更に含んでなり、 該シャフトは作動して、経糸ビーム上に配設された少なくとも1つのキャニスタ の周囲に巻装された経糸の伸張を調整するようにキャニスタに回転を生じさせ、 また駆動シャフトの回転を生じさせる手段を設け、該手段は、経糸ビーム支持材 上の、ビームの支持材への接近を妨害しない位置に配設されることを特徴とする 経糸取替え装置が提供される。 本発明の好ましい実施の形態においては、シャフト上に配設される各キャニス タとの係合のために、シャフトに個別の駆動輪が設けられている。 本発明の装置により非常に素早い経糸の交換が容易になり、従来の装置を用い て標準的に1〜3週間掛かっていたのに比較して、24時間未満し掛からない。 ホバーパッドトラックは10〜30トンの重い積載物を、1人の操作者が容易に 操作することを可能とする。トラックは比較的小さく、従って保管と工場内の案 内が容易であり、例えばフィラメントワインディングや伸線加工の際に、重い機 械類や、ローラやシャフト、ビームなどの部品といったいかなる物を運搬するの にも便利である。 更に、ヘルド、リード、引き込みされた糸等のパッケージを単一のユニットと して取り除くことが出来る。例えば、比較的珍しい経糸を織機で織った場合、次 の注文を待って織機を何週間も遊ばせておくよりも、折りたたみ可能なアームと 、操作の間経糸に緩みをつけたり取り除いたり出来る機能とにより、多少の糸を 装填したビームをリード、ヘルド、糸(ヘルドとリードに通したままで)と共に 取り外すことも出来る。そのとき経糸をヘルドと缶との間で切断し、ヘルド/リ ード、引きこみされた糸、及び多少の糸を充填した缶を、その後の使用のために 別に保管しておくようにする。使用時には、これらのものを織機に戻し、糸をつ なげればよく、ヘルド及びリードにこれらの糸を再び引きこむ必要を省く。 折りたたみ可能なブラケットは下側のビームを上に持ち上げる必要をなくし、 トラックが織機を離れることを可能にする。又ブラケットは取り外し可能であり 、トラックが缶やビームに支持された状態の缶を従来の織機に運送することが可 能になる。キャニスタは特に端末駆動されていないので、トラックに積載するこ とが容易である。従ってトラックの端部にはローラを駆動する歯車箱や軸受けは ない。これらは通常、缶をシャフト上に配置する前に取り外されなければならな いものであった。経糸取替え装置は、例えば抄紙機用ファブリックやカーペット を織るのに用いられてもよい。 本発明をより容易に理解するために、具体的な実施の形態を添付の図面を参照 して、一例として説明する。 図1は本発明の経糸取替え装置の概略図である。 図2は第2の配置における図1の経糸取替え装置の概略図である。 図3は本発明の4つの経糸取替え装置の、使用時における平面図である。 図4は図1及び2に示した経糸取替え装置の部分斜視図である。 図5は図4の経糸取替え装置の立面図である。 図面を参照して説明すると、経糸取替え装置10は基部11と、4つの垂直な 壁12,13,14,15とを含んで構成されるトラックを含んでなる。半円形 凹部16が対向する側壁12,13の各々に設けられる。前側及び裏側の直立す る壁には凹部は形成されていない。トラックの基部の各コーナーには車輪17が 設けられる。更にホバーパッド18がトラックの基部に設けられる。 経糸装置を織機に装着するために、図面に示すように糸を装填した缶をスロー プにのせてトラックまで押し上げる。缶19は両側面にフランジを有する管状巻 枠を含んでなる。巻枠はビームにすべり嵌めによって収容されて作動する。チャ ネル(溝)が巻枠の内側壁面に設けられて管の全長に延びる開口を画成する。ビ ームの内面には溝も設けられている。キー溝はチャネルに収容されて作動し、ア ラン・キー・ロック(alun key lock)によって該チャネルに取りつけられる。キー 溝が溝とチャネルに同時に収容されると、缶はビームの周りの回転を抑止される 。 缶をビームに装着するのに先立ち、缶の開口をビームと一列に並べる。キー溝 は缶から取り外され、缶がビーム上に配設される。この段階で缶はビームの周り を回転自在である。キー溝はこのとき所定の位置で係止され、この回転を防ぐ。 1つを除くすべての缶がビームの端部に配置される。ビームはその縦軸のほぼ中 央部にフランジを備えている。そのビームの端部に配置された最後の缶を単にト ラックによって、缶の開口がビームの端部に整列するまで動かす。この最後の缶 は単にシャフト上を滑動し、そのキー溝によって所定の位置に係止される。この 最後の缶はトラックに載置され、従ってトラックは移送のためにビームの一端を 支持する。上述のステップはビームの他端側でも繰り返し行われ、すべての缶が ビーム上に収容され、トラックはビームの他端を支持するために配設される。こ の装着作業の間、ビームの水平姿勢はその下のジャッキによって調整される。ジ ャッキはトラックに配設されていてもよいし、または地上に配設された別部品で あってもよい。 上述のステップは第2のビームにも繰り返し行われる。2つのビームを支持す るトラックは、図3に示すように一緒に連結されていてもよい。 図1及び2を参照すると、ブラケット20がトラック内の缶の前方かつ上方に 図示される。ブラケットは3つの部分21,22,23を有する。ブラケットの 下側部分21はトラックの前部に固設される。ブラケットの中間部分22の基部 は、中間部分が図1に示すような垂直姿勢と、図2に示すような水平姿勢との間 で移動可能であるように、ピボット継手によって下側部分21の最上部に固設さ れる。ブラケットの上側部分23の基部は、ブラケットの中間部分が垂直姿勢と 水平姿勢との間を移動している間、上側部分が垂直状態を維持するように、ピボ ットによってブラケットの中間部分の最上部に固設される。 ブラケットの上側部分は経糸装置のリード25とヘルド26を収容するハウジ ング24を含んでなる。装填した缶からの糸がトラック上に配置され、ブラケッ トハウジング24内のヘルド26とリード25に供給される。先行技術の装置と 同様に、通常2人の人がこの仕事の実行に当たる。しかしこの装置においては、 作業は2人の作業者が椅子に着座して行うことが出来、先行技術の装置のように 織機内部の装置の上で不安定な平衡状態で行うことはない。これはしばしば怪我 や過労の原因であった。 トラックは1つまたは複数のホバーパッド上を織機の後部まで進む。これによ り大量の積載物をが1人の操作者で移動させることができる。リード25とヘル ド26をブラケットから外して持ち上げ織機へと運ぶために、オーバーヘッドク レーンを用いる。リード25とヘルド26を持ち上げている間、ビームは回転し て糸を緩め、リード25とヘルド26とを操作して所定の位置に収めることを容 易にする。ヘルド26は好ましくは単純なスナップ嵌め接続によって適所に係止 される。リードは所定位置に取りつけられて固定される。 図4を参照すると、駆動シャフト27,28がトラック内に前側及び後側壁1 4,15に隣接して設けられる。複数の車輪29が駆動シャフト27、28上に 設けられる。1つの車輪29は各缶と係合するために各駆動シャフト上に設けら れる。2つのシャフト27,28は1つまたはそれ以上の駆動モータによって駆 動される。該モータは、トラックの側面からトラックに接近するのを妨害するこ とのないように、従ってビームの配設と除去とを妨げることのないように、トラ ックの後部に配設される。駆動シャフト27,28は経糸に緩みを与えたり取り 去るように時計方向または反時計方向に駆動されてもよい。 トラックを織機から取り外すために、駆動シャフト機構を用いて経糸から緩み を取り去る。ヘルド及びリード用のブラケットを図2に示す状態に折りたたみ、 トラックを織機から離す。 トラックに支持されたビームは次にオーバーヘッドクレーンを用いてシャフト 端部によって持ち上げられ、シャフト端部が織機の両端でブラケットに当接する ように降ろされる。次にホバーパッドを収縮させる。最初の1対のトラックはこ のとき車輪上に静止していて、織機から取り外し可能となる。織機の後部への接 近を容易にするために持ち上げられていた上方のビームの支持材は、このとき所 定位置に降ろされて、下側ビームの支持材に対して係止される。再び上方のビー ムをホバーパッドの上を織機の後部に隣接するまで移動させ、オーバーヘッドク レーンを用いてビームを持ち上げブラケット内に降ろす。次にホバーパッドを収 縮させて、トラックを動かして取り外す。このステップの間、缶を必要に応じて 回転させ、緩みを加えたり取り除いたりする。 上述した実施の形態は例示的な説明に過ぎないことは理解されるべきである。 多くの修正と変更が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月19日(1998.12.19) 【補正内容】 明細書 経糸取替え装置 本発明は経糸取替え装置に関する。 織成ファブリックは、織機の長さ方向に対して垂直に延びる経糸の、隣り合う 糸の間に形成されたひ道に緯糸を通すことによって、織機によって織られる。こ れらの経糸はヘルドに通される。ヘルドは各々は経糸を通す穴をその基部に有し て垂直方向に延びるワイヤからなり、各経糸はこのはと目穴に通される。織成作 業の間、ヘルドを持ち上げることによって、従ってヘルドの穴に通されている経 糸を持ち上げることによってひ道が形成される。経糸はヘルドを通った後、リー ドを通り、これらの織糸の直線経路を確実に形成する。 経糸は、大きな巻枠である缶と呼ばれるキャニスタに保管される。缶は織機の 後側に平行に延びるビームに取りつけられる。経糸はいわゆるワーピング方法( 整経方法)によって缶に装着される、即ち、複数の織糸が一連のボビンから各缶 に供給されるような方法である。これらの織糸はボビンからリードを通って供給 され、缶の周りに巻装される。 一部の先行技術の装置では、缶は織機内で、互いに上下になった2つのビーム に保管される。この2つのビームは各々2つの缶を支持する小さなシャフトで構 成される。移動式保持台が織機の後側の所定の位置に移動して空の缶を支持し、 一方シャフトは取り除かれる。次に空の缶はワーピング領域に戻すためにカート に乗せられる。次に糸を装填した缶を所定の位置に移動させ、シャフトを再び1 対の缶に挿入する。このプロセスが、その領域で1つのビームに30の経糸缶を 含む織機の全長に亘って繰り返される。経糸缶は上側ビームと下側ビームとの両 方で交換しなければならず、操作者が対になった上側缶と下側缶の両方を交互に 取替える。これは非常に時間のかかる作業で、1つの織機に約8〜16時間かか る。 糸を装填した缶を所定の位置に移動させると、次に経糸を織機に通さなければ ならない。手短に言えば、この作業は上側缶と下側缶からの夫々の糸を幾つかの ガイドロールの周りに、更に最終的にマスタガイドロールの周りに通し、次にヘ ルドとリードとに通す。この作業もまた時間のかかる仕事で、最低2人の作業者 を要する。即ち1人はヘルドに糸を通すために織機の後部に立つ「到達係」であ り、もう1人は織機の前方に立って機械からの糸を取ってリードに通す「引出し 係」である。この作業は一般に1〜3週間を要する。 新しい織機のデザインは中央にフランジを有するより大きなビームを設けて、 この問題を解決することを目的とする。ビームは最低5.0メートル長で、30 0〜700ミリメートルの直径で、ビーム満載では30缶まで(例えば27缶は 中央フランジの両側に13と14缶の部分に分かれる)を保持するシャフトを有 する。このタイプの織機はヘルドを織機の最上部まで降ろすことが可能である。 標準的な織機ではヘルドが下から装着されるのでこれが不可能である。というの はいわゆる上部構造は通常、織機の最上部にあってその全長に延び、織機を圧迫 し織成作業の間織機が持ちあがるのを防いでいるからである。上側のビームを支 える支持構造もまた上に上がって下側のビームの装着を補佐する。 米国特許第4,910,837号(フジモトら)は、経糸ビームキャリジにつ いて記載している。このキャリッジは無人のトラクタに牽引され、織機の後部に 平行な軌道に従って案内され、糸を装填したビームを空のビームと交換するのに 要求される位置に自動的に停止する。この装置には順応性がなく、トラクタが軌 道に乗るのに失敗した場合、積載物を装填したままこの軌道を迂回して続行する ことができない。 本発明の第1の態様によれば、経糸ビーム支持材と、該経糸ビーム支持材の地 面に沿った移動を容易にするようにまたは補助するように作用するホバーパッド とを含んでなる経糸取替え装置が提供される。 発明の好ましい実施の形態においては、ホバーパッドは経糸ビーム支持材の基 部の裏面に配設される。1つまたはそれ以上のホバーパッドを用いてもよい。 この1つまたはそれ以上のホバーパッドは実質的に経糸ビーム支持材の裏面の 中央に配設される。車輪及び/又はローラを経糸ビーム支持材の裏面に更に備え てもよい。 有利には、本発明の経糸取替え装置は、経糸ビーム支持材、リード支持材及び ヘルド支持材を更に含んでなり、リード支持材及びヘルド支持材は、持ち上げら れた状態と降ろされた状態とで移動可能なようにしてアームに取りつけられる。 アームは好ましくは2つのピボット継手を含んでなり、ピボット継手は、アーム がリード支持材及びヘルド支持材の方向性に影響しないようにしてアームの折り たたみを容易にする。リード支持材及びヘルド支持材は好ましくはハウジングを 含んでなる。 本発明の経糸取替え装置は経糸ビーム支持材を更に含んでなるものでもよく、 経糸取替え装置は少なくとも1つの駆動シャフトを更に含んでなり、該シャフト は作動して、経糸ビーム上に配設された少なくとも1つのキャニスタの周囲に巻 装された経糸の伸張を調整するようにキャニスタに回転を生じさせ、また駆動シ ャフトの回転を生じさせる手段を設け、該手段は、経糸ビーム支持材上の、ビー ムの支持材への接近を妨害しない位置に配設される。 本発明の好ましい実施の形態においては、シャフト上に配設される各キャニス タとの係合のために、シャフトに個別の駆動輪が設けられている。 本発明の装置により非常に素早い経糸の交換が容易になり、従来の装置を 請求の範囲 1. 経糸ビーム支持材(10)と、該経糸ビーム支持材の地面に沿った移動を 容易にするようにまたは補助するように作用するホバーパッド(18)とを含ん でなることを特徴とする経糸取替え装置。 2. 前記ホバーパッド(18)は、前記経糸ビーム支持材(10)の基部の裏 面に配設されることを特徴とする請求項1に記載の経糸取替え装置。 3. 1つまたはそれ以上のホバーパッド(18)を用いることを特徴とする請 求項1又は2に記載の経糸取替え装置。 4. 前記1つまたはそれ以上のホバーパッド(18)が実質的に経糸ビーム支 持材(10)の中央に配設されることを特徴とするいずれかの先行する請求項に 記載の経糸取替え装置。 5. 車輪及び/又はローラ(17)を前記経糸ビーム支持材(10)の裏面に 備えることを特徴とするいずれかの先行する請求項に記載の経糸取替え装置。 6. リード支持材及びヘルド支持材(24)を更に含んでなり、該リード支持 材及びヘルド支持材(24)は、持ち上げられた状態と降ろされた状態との間で 移動可能なようにしてアーム(21)に取りつけられることを特徴とする請求項 1に記載の経糸取替え装置。 7. 前記アーム(21)は2つのピボット継手を含んでなり、該ピボット継手 は、前記リード支持材及びヘルド支持材の方向性に影響しないようにして前記ア ーム(21)の折りたたみを容易にすることを特徴とする請求項6に記載の経糸 取替え装置。 8. 前記リード支持材及びヘルド支持材はハウジング(24)を含んでなるこ とを特徴とする請求項6又は7に記載の経糸取替え装置。 9. 少なくとも1つの駆動シャフト(29)を更に含んでなり、該シャフトは 作動して、前記経糸ビーム上に配設された少なくとも1つのキャニスタ(19) の周囲に巻装された経糸の伸張を調整するように前記キャニスタ(19)に回転 を生じさせ、また前記駆動シャフト(28)の回転を生じさせる手段を設け、該 手段は、前記経糸ビーム支持材上の、前記ビームの前記支持材への接近を妨害し ない位置に配設されることを特徴とする請求項1に記載の経糸取替え装置。 10. 前記シャフト上に配設される各キャニスタとの係合のために、前記シャ フト上に個別の駆動輪が設けられていることを特徴とする請求項第9項に記載の 経糸取替え装置。 11. 経糸ビーム支持材を移動するステップを含んでなり、前記移動はホバー パッドによって容易にされることを特徴とする織機の経糸取替え方法。 12. ヘルド支持材とリード支持材をアームに取りつけるステップを更に含ん でなり、前記アームは持ち上げられた状態と降ろされた状態との間で移動可能で あり、前記リード支持材とヘルド支持材の方向性は前記アームの前記移動によっ て影響を受けないことを特徴とする請求項11に記載の織機の経糸取替え方法。 13. 前記経糸ビームに配設されたキャニスタ又はロールビームを、前記キャ ニスタの周りに巻装された糸の伸張を調整するように回転させるステップを更に 含んでなり、前記経糸ビームは、前記ホバーパッドを含む経糸ビーム支持材上に 支持され、前記キャニスタの回転は、少なくとも1つのキャニスタまたはロール ビームの回転を生じさせるように作動する駆動シャフトによって生じ、前記駆動 シャフトの回転を生じさせる手段が前記経糸ビーム支持材上の、前記ビームの前 記支持材への接近を妨害しない位置に配設されることを特徴とする請求項11に 記載の織機の経糸取替え方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 経糸ビーム支持材と、該経糸ビーム支持材の地面に沿った移動を容易にす るようにまたは補助するように作用するホバーパッドとを含んでなる経糸取替え 装置。 2. 前記ホバーパッドは、前記経糸ビーム支持材の基部の裏面に配設されるこ とを特徴とする請求項1に記載の経糸取替え装置。 3. 1つまたはそれ以上のホバーパッドを用いることを特徴とする請求項1又 は2に記載の経糸取替え装置。 4. 前記1つまたはそれ以上のホバーパッドが実質的に経糸ビーム支持材の中 央に配設されることを特徴とするいずれかの先行する請求項に記載の経糸取替え 装置。 5. 車輪及び/又はローラを前記経糸ビーム支持材の裏面に備えることを特徴 とするいずれかの先行する請求項に記載の経糸取替え装置。 6. 経糸ビーム支持材、リード支持材及びヘルド支持材を含んでなり、該リー ド支持材及びヘルド支持材は、持ち上げられた状態と降ろされた状態との間で移 動可能なようにしてアームに取りつけられる経糸取替え装置。 7. 前記アームは2つのピボット継手を含んでなり、該ピボット継手は、前記 リード支持材及びヘルド支持材の方向性に影響しないようにして、前記アームの 折りたたみを容易にすることを特徴とする請求項6に記載の経糸取替え装置。 8. 前記リード支持材及びヘルド支持材はハウジングを含んでなることを特徴 とする請求項第6項又は第7項に記載の経糸取替え装置。 9. 経糸ビーム支持材を含んでなる経糸取替え装置において、前記経糸取替え 装置は少なくとも1つの駆動シャフトを更に含んでなり、該シャフトは作動して 、前記経糸ビーム上に配設された少なくとも1つのキャニスタの周囲に巻装され た経糸の伸張を調整するように前記キャニスタに回転を生じさせ、また前記駆動 シャフトの回転を生じさせる手段を設け、該手段は、前記経糸ビーム支持材上の 、前記ビームの前記支持材への接近を妨害しない位置に配設されることを特徴と する経糸取替え装置。 10. 前記シャフト上に配設される各キャニスタとの係合のために、前記シャ フト上に個別の駆動輪が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の経糸 取替え装置。 11. 経糸の交換が24時間未満で行われる請求項10に記載の経糸取替え装 置。 12. 経糸ビーム支持材を移動するステップを含んでなり、前記移動はホバー パッドによって容易にされることを特徴とする織機の経糸取替え方法。 13. ヘルド支持材とリード支持材をアームに取りつけるステップを含んでな り、前記アームは持ち上げられた状態と降ろされた状態との間で移動可能であり 、前記リード支持材とヘルド支持材の方向性は前記アームの前記移動によって影 響を受けないことを特徴とする織機の経糸取替え方法。 14. 前記経糸ビームに配設されたキャニスタ又はロールビームを、前記キャ ニスタの周りに巻装された糸の伸張を調整するように回転させるステップを含ん でなり、前記経糸ビームは経糸ビーム支持材上に支持され、前記キャニスタの回 転は、少なくとも1つのキャニスタまたはロールビームの回転を生じさせるよう に作動する駆動シャフトによって生じ、前記駆動シャフトの回転を生じさせる手 段が前記経糸ビーム支持材上の、前記ビームの前記支持材への接近を妨害しない 位置に配設されることを特徴とする織機の経糸取替え方法。 15. 添付の図面を参照して実質的に上述した経糸取替え装置。 16. 添付の図面を参照して実質的に上述のように権利主張した経糸取替え装 置。
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