JP2001508539A - 半導体センサ素子 - Google Patents

半導体センサ素子

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JP2001508539A JP53044298A JP53044298A JP2001508539A JP 2001508539 A JP2001508539 A JP 2001508539A JP 53044298 A JP53044298 A JP 53044298A JP 53044298 A JP53044298 A JP 53044298A JP 2001508539 A JP2001508539 A JP 2001508539A
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ヤンツェック ティース
シュタードラー ベルント
ホウデュー デトレーフ
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シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、センサと電子評価論理回路とを1つの半導体本体(2)内に組込んだ形式の半導体センサユニット用のケーシングに関する。該ケーシングは、半導体本体(2)を装備したケーシング基体(1)と、該ケーシング基体(1)内の半導体本体(2)を閉鎖する蓋(3)とを有している。前記蓋(3)はケーシング基体(1)上に直接載設されており、かつ膜(5)及び/又はラビリンス(9)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 半導体センサユニット用のケーシング及び該ケーシングの製法 技術分野: 本発明は、センサ及び電子評価論理回路を半導体本体に組込んでケーシング基 体内に配置し、かつケーシングを膜によって密封した形式の半導体ユニット用の ケーシングに関する。更に本発明は、このようなケーシングの製法にも関わる。 背景技術: 半導体センサは周知の通り、製造プロセス及び環境の影響に対して防護されね ばならない。しかしその場合、測定すべき媒体が半導体センサに、いつでもアプ ローチできるようにしておくことが必要である。例えば半導体圧力センサユニッ トの場合には、本来の半導体圧力センサは、被測定圧力に作用結合可能でなけれ ばならない。換言すれば、変化する圧力は、半導体センサの表面に作用する可能 性を有するものでなければならない。同等のことは、例えば温度センサ、湿度セ ンサなどについても当て嵌まる。その際留意すべき点は、半導体センサを防護す るケーシングによって測定開始時点を、可能な限り僅かしか遅延させないことで ある。 現時点の半導体圧力センサユニットでは、本来の半導体センサの半導体本体は 、膜を備えた内部ケーシング内の基板上に収容されており、前記の内部ケーシン グは、電子評価論理回路と共に、その上位に配置されたケーシング内に設けられ ている。測定媒体(要するに大抵は空気又はガス)は、上位に配置されたケーシ ングのシリコン膜を介して内部ケーシングへ到達する。このような構成によって 必然的に比較的大きな構造群が生じる。それというのは半導体センサと電子評価 論理回路とは異なった半導体本体内に設けられているからである。 本来の半導体センサと電子評価論理回路とを1つの半導体本体内に集結させた 形式の半導体センサユニットは、一方の側を開放したケーシング内に収容されね ばならない。従来このような形式の半導体本体は、一方の側の開いたケーシング 内で接点接続した後に、この側を例えばシリコンゲル又は類似の材料でカバー又 は閉塞される。しかしながら、このようなカバー材料は、半導体本体に対して充 分な機械的防護を与えず、そればかりか該被覆材料の表面に或る程度の粘着性を 示し、この粘着性が実用上の妨げになることが判った。また機械的な作用を受け た場合に半導体本体が破損する恐れがあるばかりでなく、破損した場合には半導 体センサユニットの表面に破損粒子が沈積してセンサ特性曲線に不都合な影響を 及ぼす恐れがあるので、半 導体本体にとって不利である。 米国特許第4732042号明細書には例えば半導体圧力センサユニットが開 示されており、その場合半導体本体はケーシング内でシリコーンゴム内に埋込ま れており、該シリコーンゴムは一方の側に膜を備えている。この半導体センサユ ニットでは半導体本体の下面には、ケーシングに穿設した穴を介して自由にアプ ローチすることができるので、この場合は機械的損傷のリスクが存在している。 またこの半導体センサユニットは、半導体本体内に組込まれた電子評価論理回路 を全く有していない。 更に欧州特許出願公開第0286867号明細書には、半導体本体を導体ベル ト上に固着しかつ軟質可塑性プラスチック材料によってカバーした形式の半導体 圧力センサユニットが開示されている。前記の軟質可塑性プラスチック材料は、 開口を有するケーシング内に充填されているので、圧力は軟質可塑性プラスチッ クを介して半導体本体に伝達される。軟質可塑性プラスチック材料は、強い機械 的な作用を受けた場合に必ずしも確実な防護を与えないので、この場合も半導体 本体は損傷の恐れがある。 更に加速度検出計においてケーシング内で珪素歪み計をゲルベースの媒体内に 収容することは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4436485号明細書に基 づいて公知である。このゲルベースの媒体は比較的軟 質であるので、機械的作用に対する珪素歪み計の確実な防護は保証されていない 。 1990年1月5日刊行“Elektronik”第1号第80〜87頁収録 のE.Habekotte(その他)著の論文及び1988年4月29日刊行“ Elektronik”第9号第112〜117頁収録のH.A.Kayal及 びN.Rauch共著の論文に基づいて、1つのセンサと1つの電子評価論理回 路とを共に1つの半導体本体内に組込んだ形式の半導体センサ装置が公知になっ ている。この一体的な組込みによって製作コストが節減されると共に部品寸法も 減少される。 最後にドイツ連邦共和国特許出願公開第4413274号明細書に基づいて、 上側の開いたケーシング内に収容された圧力センサが公知になっている。前記ケ ーシングは膜によって大きな面積にわたってカバーされかつ閉塞されている。し かしこの構成も、強い機械的作用を受けた場合に矢張り圧力センサを必ずしも確 実には防護しない。 発明の開示: そこで本発明の課題は、半導体センサユニット用のケーシングを改良して、セ ンサと電子評価論理回路とを1つの半導体本体内に組込んで、該半導体本体に被 測定媒体が容易にアプローチできるにも拘わらず、比較的強い機械的作用を受け た場合でも該半導体本体を 損傷から確実に防護すること、並びにこのようなケーシングの製法を提供するこ とである。 明細書冒頭で述べた形式の半導体センサユニット用のケーシングにおける前記 課題は、独立請求項1又は独立請求項8の特徴部に記載した装置上の構成手段に よって解決され、また同一の課題は、独立請求項16の特徴部に記載した製法上 の構成手段によって解決される。有利な構成手段は、各独立請求項に従属する請 求項に記載されている。 要するに本発明ではセンサと電子評価論理回路とは1つの半導体本体内に組込 まれている。しかし前記半導体本体は、内部ケーシング内に設けられているので もなければ、付加的に上位に配置されたケーシング内に設けられているのでもな い。むしろただ1つのケーシングが使用され、該ケーシングの蓋は膜及び/又は ラビリンスを有していて、比較的大きな機械的負荷にも耐え得るように構成され ている。 このために蓋は、膜として例えば金属箔を有することができ、該金属箔は、プ ラスチック材料から成る蓋基体内に穿設した貫通オリフィスを中断し、こうして 前記金属箔は前記貫通オリフィス内でだけ露出する。要するに金属箔は、ここで はその全面が露出しているのではなく、むしろ大半がプラスチック材料で被覆成 形されているので、圧力センサの場合、圧力は前記貫通オリフィスを介してだけ 、膜として作用する金属箔 に伝達される訳である。 膜は、1つのオリフィスを備えたプラスチック材料製の蓋基体の縁部で該蓋基 体の下面側に支承することも可能である。これによって膜は大きな面積にわたっ て防護されており、かつ被測定媒体は、単に蓋基体のオリフィスを介してのみ該 膜にアプローチして作用することができる。 膜は、1つのオリフィスを備えた蓋基体の縁部の内側領域に設けた円環状の隆 起部に固着されていてもよい。これによって膜を「円形」に懸架することが可能 であり、このことは、その場合有利な固有振動に基づいて、半導体センサユニッ トの応答挙動を改善する。 オリフィスは、蓋基体の中点に設けられるのが有利であり、このように構成す れば、膜の中点が被測定媒体によって負荷されることになる。 前記膜に代えて、ラビリンスを蓋基体の内面に沿って設けることも可能である 。場合によっては膜とラビリンスとを一緒に併用することも可能である。 前記ラビリンスは例えば、蓋基体の縁部に位置するアウターオリフィスから、 蓋基体の中点に位置するインナーオリフィスへ通じる1条の渦巻き条溝から成り 、かつ蓋基体の内面側で金属箔によってカバーされていてもよい。このように構 成した場合には、アウターオリフィスとインナーオリフィスとの間に直線的な直 通路が存在しないので、半導体本体は、機械的な作用 に対して極めて確実に防護される。 ラビリンス内には、例えば液滴の形の封止媒体を有利に装入することが可能で ある。液滴としてはオイル滴を使用することができる。圧力変動時に該液滴は、 蛇行状のラビリンス内を抵抗無く往復移動し、その際にアウターオリフィスとイ ンナーオリフィスとの間でラビリンスを確実に封止する。 またラビリンスは渦巻き状のウェブによって形成することもでき、この渦巻き 状のウェブは、蓋基体と金属箔との間に埋め込まれており、かつ、蓋基体の縁部 に位置するアウターオリフィスから、金属箔の中点に位置するインナーオリフィ スへ通じている。このようなウェブは射出成形工具によって簡単に製作すること ができる。 蓋は射出成形部品から成ることもでき、該射出成形部品内には、少なくとも1 つの貫通オリフィスが、ケーシング内部への直線的な直通を阻止するように成形 されており、従ってこの貫通オリフィスも「ラビリンス」を形成することになる 。 更にまた蓋を、互いに内外で係合する2つのプラスチック蓋部分から製作する ことも可能であり、この場合、両プラスチック蓋部分は、ばね媒体を介して互い に作用結合されており、かつ、ケーシング内部への直線的な直通を阻止する1つ の貫通オリフィスを、所定の圧力による前記ばね媒体の負荷時に直ちに解放する ようにすることもできる。この場合も前記貫通オリフィスは、半導体本体の機械 的な損傷を防止する「ラビリンス」を形成することになる。 本発明の半導体センサユニットは簡単に製作することができる。すなわちケー シング基体と蓋とは、別個のベルトに載って1つの作業ステーションへ案内され て、該作業ステーションで互いに結合される。同様に又、蓋基体と例えば金属箔 とを、別個のベルトに載せて作業ステーションへ搬送して該作業ステーションに おいて、蓋を形成するために互いに結合することも可能である。 図面の簡単な説明: 図1は半導体センサユニットのための本発明によるケーシングの断面図である 。 図2は本発明の第1実施例に基づく蓋の断面図である。 図3は本発明の第2実施例に基づく蓋の断面図である。 図4は本発明の第3実施例に基づく蓋の断面図である。 図5は第3実施例に基づく蓋の斜視図である。 図6は本発明の第4実施例に基づく蓋の断面図である。 図7は図6に示した囲み円部分Aの拡大詳細図である。 図8は図6に示した蓋を下面側から見た概略的な構成図である。 図9は本発明の第5実施例に基づくケーシングの断面図である。 図10は本発明によるケーシングの製作法を説明するための概略図である。 図11は本発明の第6実施例に基づくケーシングの断面図である。 図12は本発明の第7実施例に基づく蓋の平面図である。 図13は図12に示した蓋の断面図である。 図14は図13に対して断面線を90°ずらして示した断面図である。 図15は本発明の第8実施例に基づく蓋の断面図である。 図16は図15に対して異なった蓋位置で示した蓋の断面図である。 図17は本発明の第8実施例に基づく蓋の斜視図である。 発明を実施するための最良の形態: 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。 図1には原則として半導体センサユニット用の本発明のケーシングが図示され ており、該ケーシングは、ケーシング基体1と、該ケーシング基体上に装着され た半導体本体2と、前記ケーシング基体1内の半導体 本体2を閉鎖する蓋3とから成っている。半導体本体2は、図1では単に概略的 に示したにすぎない接続ワイヤを介して接点接続されている。ケーシングの内部 は、被測定媒体がアプローチできる手段を有していなければならず、このために 例えば蓋3は、貫通オリフィス6全体にわたって露出する膜5を内蔵しているの で、圧力センサの場合には前記膜5を介して圧力が半導体本体2に作用すること ができる。 ところで図2には本発明の具体的な第1実施例が図示されている。すなわち、 この第1実施例では蓋3は、プラスチック材料製の蓋基体4から成り、該蓋基体 内には膜5の金属箔が埋込まれており、つまり該金属箔は、蓋基体4のプラスチ ック材料内に射出成形によって埋込まれている。蓋基体4内には複数の貫通オリ フィス6が設けられているので、膜5の金属箔はこれらの貫通オリフィス6にお いて露出しており、かつ圧力をケーシングの内部へ伝達することができる。 図2に示した蓋は例えばその縁部7に沿って、ケーシング基体1の縁部8上に 載設されており、かつ半導体本体2を適当な方式で接点接続した後に前記縁部8 と接着される。 図3に示した本発明の第2実施例では、蓋基体4の隆起した縁部7の面に、例 えばシリコーンのようなプラスチック材料又は金属から成る膜5が固着されてい る。プラスチック材料製の蓋基体4は本実施例ではそ の中央に、1つの貫通オリフィス6を有しており、従って膜5はその中点で、外 部から作用する圧力によって負荷され、これは膜の応答挙動に有利な影響を及ぼ すことになる。 図4に示した本発明の第3実施例は、図3に示した実施例の1つの変化態様で ある。本実施例では膜5は、蓋基体4の下側で円環状の隆起部28に懸架されて おり、従って図3に示した実施例に基づく正方形又は長方形の膜懸架方式は、円 形の懸架方式に変化され、これは膜5の応答挙動のために有利である。 図5は、図4に示した蓋の斜視図であり、この図面から膜5の円形形状を明確 に確認することが可能である。図5では、貫通オリフィス6はそれ自体、膜5に よってカバーされているにも拘わらず、図面を明確にするために図示されている 。 図3〜図5に示した実施例では膜5は、圧力伝達のためには有利と判ったので 、波形に成形されている。 図6に示した本発明の第4実施例では、蓋基体4内に、スパイラル状のラビリ ンス9が成形加工されており、該ラビリンスは、図8に概略的に示したようにア ウターオリフィス10からインナーオリフィス11へ達している。図7では、蓋 基体4内に形成された前記ラビリンス9の詳細図が図示されている。 ラビリンス9は例えば、注型時に蓋基体4に1条の相応の条溝を設け、次いで 例えば金属から成る箔12 で「閉鎖」するようにして、蓋基体4内に形成することができる。前記の箔12 は、明示するために図6では「誇張して」図示されている。ラビリンス9は、ア ウターオリフィス10に作用する圧力変動がラビリンス9を経てインナーオリフ ィス11に達するまでには或る程度の時間を消費するので、圧力伝達時に減衰作 用を生ぜしめる。 図8に略示したように例えばオイルから成る液滴13をラビリンス内へ装入す ることができ、これは、アウターオリフィス10とインナーオリフィス11との 間を更に封止するために役立つ。 図9に示した本発明の第5実施例に基づくケーシングでは、図6〜図8に示し た第4実施例の場合とほぼ同様に、ラビリンス9が蓋基体4内に設けられており 、かつ箔12又は薄膜銅部材から成るインナーカバーによって閉鎖されている。 該インナーカバーは、粘着性接着剤によって蓋基体4と接合することができる。 蓋基体4はその縁部7に沿ってケーシング基体1の縁部8と接着されている。外 部の電気的接続部14は、図9では単に略示されているにすぎない。 図9では、図6〜図8に示した実施例とは異なってアウターオリフィス10が 蓋基体4の中点に位置しているのに対して、インナーオリフィス11は蓋基体4 の縁部7の傍に設けられている。要するに、半導体本体2に対する圧力作用を「 中央」で行なわせるために は、インナーオリフィス11を蓋基体4の中点に設けるのが有利と判っていても 、これが絶対に必要という訳ではない。 図10には、ベルト式生産方式によって製作される本発明のケーシングが概略 的に図示されている。すなわち第1ベルト15の上に載って、ラビリンス9を有 する蓋基体4が供給され、サクション検査器(図示せず)によって捕捉される。 その場合、サクション検査器によって蓋基体4を確実に捕捉できるようにするた めに、アウターオリフィス10を、図示のように中点に設けないようにするのが 有利である。次いで蓋基体4は箔12と接着されるが、該箔12は第2ベルト1 6に載って供給され、下敷き17から剥離される。蓋基体4と箔12との接合は 、矢印18を伴う括弧によって示唆されている。蓋基体4及び、該蓋基体に固着 された箔12は次いで、タンポン式接着剤塗被を介して、第3ベルト19上に載 って供給されるケーシング基体1の縁部8に接着される。 このようにして本発明のケーシングは3本のベルトによって簡便に組立てられ る。 図11に示した本発明の第6実施例では、蓋基体4は金属薄板又はプラスチッ ク薄板から成り、該薄板上に渦巻き状のウェブ20が接着されており、該ウェブ はその下面側にやはり金属から成る箔12又はプラスチックシートを有している 。こうしてウェブ20はア ウターオリフィス10とインナーオリフィス11との間に蛇行形のラビリンス9 を形成する。ウェブ20は、射出成形部品として製作するのが有利である。また 該ラビリンス9内には、前記の実施例の場合のように封止のために液滴13を装 入することも可能である。 図12〜図14には、本発明のケーシングの蓋3のための特に頑丈な第7実施 例が図示されている。本実施例では蓋3は、全部で3つのアウターオリフィス1 0(図12の平面図参照)のための3つの中子コアと、インナーオリフィス11 のための1つの中子コアとを用いて製作される射出成形部品から成っている。図 13及び図14から判るように、アウターオリフィス10からインナーオリフィ ス11への直線的な通路は存在しないので、その限りでは本実施例では1つのラ ビリンスが生じる。従って蓋3の下位に位置する半導体本体2の確実な防護が保 証されている。 図15〜図17において最後に示した本発明の第8実施例では、突起によって 互いに内外で係合する2つの蓋部分21と22間に、圧力作用時に圧縮可能な1 つの「ばね媒体」23が設けられている。外部から蓋部分21に対して圧力が作 用すると、前記ばね媒体23は圧縮され(図16参照)、これによって貫通オリ フィス24が解放される。両方の蓋部分21,22はプラスチック材料から成り 、かつ図12〜図14に示した実施例の蓋基体4とほぼ同様に、射出成形によっ て製作することができる。図17に示した1つの貫通オリフィス24に代えて、 例えば3つの貫通オリフィスを形成することも可能である。 第8実施例の蓋は、或る所定の限界値以降で初めて応答する、つまりばね媒体 23が圧縮されると即座に応答する半導体圧力センサユニットを可能にする。こ のばね媒体23としては、フォーム物質、ガス柱又はゴムを使用することが可能 である。 本発明のケーシングは、センサと電子評価論理回路とを1つの半導体本体内に 組込んだ半導体センサユニットにおいて専ら使用するために限定されるものでな いのは勿論のことである。センサ及び電子評価論理回路が異なった半導体本体を 有し、かつ共通の単一ケーシング内に、又は2つの別個のケーシング内に収容さ れているような半導体センサユニットにおいても同じく有利に使用することがで きる。後者の場合にはセンサだけが本発明のケーシングを備えている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月8日(1998.10.8) 【補正内容】 明細書 半導体センサ素子 技術分野: 本発明は、請求項1に発明の上位概念として規定した形式の半導体センサ素子 に関する。 背景技術: 半導体センサは周知の通り、製造プロセス及び環境の影響に対して防護されね ばならない。しかしその場合、測定すべき媒体が半導体センサに、いつでもアプ ローチできるようにしておくことが必要である。例えば半導体圧力センサユニッ トの場合には、本来の半導体圧力センサは、被測定圧力に作用結合可能でなけれ ばならない。換言すれば、変化する圧力は、半導体センサの表面に作用する可能 性を有するものでなければならない。同等のことは、例えば温度センサ、湿度セ ンサなどについても当て嵌まる。その際留意すべき点は、半導体センサを防護す るケーシングによって測定開始時点を、可能な限り僅かしか遅延させないことで ある。 現時点の半導体圧力センサユニットでは、本来の半導体センサの半導体本体は 、膜を備えた内部ケーシング内の基板上に収容されており、前記の内部ケーシン グは、電子評価論理回路と共に、その上位に配置され たケーシング内に設けられている。測定媒体(要するに大抵は空気又はガス)は 、上位に配置されたケーシングのシリコン膜を介して内部ケーシングへ到達する 。このような構成によって必然的に比較的大きな構造群が生じる。それというの は半導体センサと電子評価論理回路とは異なった半導体本体内に設けられている からである。 本来の半導体センサと電子評価論理回路とを1つの半導体本体内に集結させた 形式の半導体センサユニットは、一方の側を開放したケーシング内に収容されね ばならない。従来このような形式の半導体本体は、一方の側の開いたケーシング 内で接点接続した後に、この側を例えばシリコンゲル又は類似の材料でカバー又 は閉塞される。しかしながら、このようなカバー材料は、半導体本体に対して充 分な機械的防護を与えず、そればかりか該被覆材料の表面に或る程度の粘着性を 示し、この粘着性が実用上の妨げになることが判った。また機械的な作用を受け た場合に半導体本体が破損する恐れがあるばかりでなく、破損した場合には半導 体センサユニットの表面に破損粒子が沈積してセンサ特性曲線に不都合な影響を 及ぼす恐れがあるので、半導体本体にとって不利である。 米国特許第4732042号明細書には例えば半導体圧力センサユニットが開 示されており、その場合半導体本体はケーシング内でシリコーンゴム内に埋込ま れており、該シリコーンゴムは一方の側に膜を備えている。この半導体センサユ ニットでは半導体本体の下面には、ケーシングに穿設した穴を介して自由にアプ ローチすることができるので、この場合は機械的損傷のリスクが存在している。 またこの半導体センサユニットは、半導体本体内に組込まれた電子評価論理回路 を全く有していない。 更に欧州特許出願公開第0286867号明細書には、半導体本体を導体ベル ト上に固着しかつ軟質可塑性プラスチック材料によってカバーした形式の半導体 圧力センサユニットが開示されている。前記の軟質可塑性プラスチック材料は、 開口を有するケーシング内に充填されているので、圧力は軟質可塑性プラスチッ クを介して半導体本体に伝達される。軟質可塑性プラスチック材料は、強い機械 的な作用を受けた場合に必ずしも確実な防護を与えないので、この場合も半導体 本体は損傷の恐れがある。 更に加速度検出計においてケーシング内で珪素歪み計をゲルベースの媒体内に 収容することは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4436485号明細書に基 づいて公知である。このゲルベースの媒体は比較的軟質であるので、機械的作用 に対する珪素歪み計の確実な防護は保証されていない。 1990年1月5日刊行“Elektronik”第1号第80〜87頁収録 のE.Habekotte (その他)著の論文及び1988年4月29日刊行“Elektronik”第 9号第112〜117頁収録のH.A.Kayal及びN.Rauch共著の論 文に基づいて、1つのセンサと1つの電子評価論理回路とを共に1つの半導体本 体内に組込んだ形式の半導体センサ装置が公知になっている。この一体的な組込 みによって製作コストが節減されると共に部品寸法も減少される。 外側ケーシング内で測定素子をめぐって多孔質プレートを位置せしめた比較的 旧式の圧力センサが、ドイツ連邦共和国特許出願公開第133061号明細書に 基づいて公知である。外側ケーシングによって測定素子は、液体との直接的な接 触を防護される。多孔質プレートはPTFEから成り、かつ液体の透過は阻止す るが、測定素子に攻撃的に作用する気体を透過させることができる。 米国特許第5436491号明細書には、外側ケーシングを備えた別の圧力セ ンサが開示されている。該外側ケーシングは鋼又は類似の材料から成っている。 該外側ケーシングは上向きに開いた区域を有し、該区域は、金属製の隔膜によっ て閉塞されている。半導体圧力センサユニットはケーシングの内部で、ガラス又 は類似の材料から成るベース上に位置している。 更にまた、下位の部分ケーシングと上位の部分ケーシングとから成るケーシン グを有する圧力センサが米 国特許第4914954号明細書に開示されている。組合わされたケーシングの 内部に圧力センサが位置しており、前記ケーシングはラビリンスによって閉鎖さ れている。 最後にドイツ連邦共和国特許出願公開第4413274号明細書に基づいて、 上側の開いたケーシング内に収容された圧力センサが公知になっている。前記ケ ーシングは膜によって大きな面積にわたってカバーされかつ閉塞されている。し かしこの構成も、強い機械的作用を受けた場合に矢張り圧力センサを必ずしも確 実には防護しない。 発明の開示: そこで本発明の課題は、発明の上位概念として規定した形式の半導体センサ素 子を改良して、半導体本体に被測定媒体が容易にアプローチできるにも拘わらず 、比較的強い機械的作用を受けた場合でも該半導体本体を損傷から確実に防護す ることである。 前記課題は、請求項1の特徴部に記載した構成手段を有する半導体センサ素子 によって解決される。 有利な構成は、夫々従属する請求項に記載されている。 要するに本発明ではセンサと電子評価論理回路とは1つの半導体本体内に組込 まれている。しかし前記半導体本体は、内部ケーシング内に設けられているので もなければ、付加的に上位に配置されたケーシング内 に設けられているのでもない。むしろただ1つのケーシングが使用され、該ケー シングの蓋は膜及び/又はラビリンスを有していて、比較的大きな機械的負荷に も耐え得るように構成されている。 請求の範囲 1. センサと電子評価論理回路とを共に一体的に組込んで形成された1つの半 導体本体(2)と、該半導体本体(2)を少なくとも区域的に包囲して該半導体 本体を機械的に防護する電気絶縁性材料から成る素子カプセルとを備え、しかも 該素子カプセルが成形工程を介して形成されている形式の半導体センサ素子にお いて、素子カプセルが、2つの独立した構成部分によって、つまり半導体本体( 2)を対応配置したケーシング基体(1)と、蓋の縁部(7)が前記ケーシング 基体(1)の縁部(8)と接するように、前記ケーシング基体(1)上に直接載 設された蓋(3)とによって成形されており、前記蓋(3)の蓋基体(4)内又 は蓋基体(4)上に、該蓋(3)を閉鎖する保護装置が形成又は配置されており 、該保護装置が、前記蓋(3)内に形成された貫通オリフィスを介して検出され る媒体に関しては透過可能であるが、機械的負荷に対しては遮蔽可能に構成され ており、かつ前記貫通オリフィスを中断する膜(5)を備え、かつ/又は複数の 曲がりくねった経路における前記貫通オリフィスによって形成されたラビリンス (9)を備えていることを特徴とする、半導体センサ素子。 2. 膜(5)が、半導体本体(2)に対面した方の、蓋基体(4)の下面側に 支承されている、請求項1 記載の半導体センサ素子。 3. 蓋基体(4)がプラスチック材料から製作されており、膜(5)が、前記 蓋基体(4)内に埋め込まれている、請求項1又は2記載の半導体センサ素子。 4. 膜(5)が、蓋基体(4)の外側の縁部(7)に直接支承されているか、 又は前記蓋基体(4)の中央域に設けた円環状の隆起部(28)に支承されてい る、請求項1から3までのいずれか1項記載の半導体センサ素子。 5. 膜が金属箔(5)によって形成されている、請求項1から4までのいずれ か1項記載の半導体センサ素子。 6. ラビリンスが、蓋基体(4)の縁部に位置するアウターオリフィス(10 )から、蓋基体(4)の中点に位置するインナーオリフィス(11)へ通じる1 条の渦巻き条溝(9)から成っている、請求項1から5までのいずれか1項記載 の半導体センサ素子。 7. ラビリンス(9)が、蓋基体(4)の内面に沿って設けられている、請求 項1から6までのいずれか1項記載の半導体センサ素子。 8. ラビリンス(9)が金属箔(12)によってカバーされている、請求項1 から7までのいずれか1項記載の半導体センサ素子。 9. ラビリンス(9)内に、液滴の形の封止媒体(13)が装入されている、 請求項1から8までのいず れか1項記載の半導体センサ素子。 10.液体がオイルである、請求項9記載の半導体センサ素子。 11.ラビリンス(9)が渦巻き状のウェブ(20)によって形成されており、 該渦巻き状のウェブが、蓋基体(4)と金属箔(12)との間に埋め込まれてお り、かつ、蓋基体(4)の縁部に位置するアウターオリフィス(10)から、金 属箔(12)の中点に位置するインナーオリフィス(11)へ通じている、請求 項1から10までのいずれか1項記載の半導体センサ素子。 12.蓋(3)が射出成形部品から成っており、該射出成形部品内に少なくとも 1つの貫通オリフィス(10,11,24)が、ケーシング内部への直線的な直 通を阻止するように成形されている、請求項1から11までのいずれか1項記載 の半導体センサ素子。 13.蓋(3)が、互いに内外で係合する2つのプラスチック蓋部分(21.2 2)から成っており、両プラスチック蓋部分が、ばね媒体(23)を介して互い に作用結合されており、かつ、ケーシング内部への直線的な直通を阻止する1つ の貫通オリフィス(24)を、所定の圧力による前記ばね媒体(23)の負荷時 に解放する、請求項1から12までのいずれか1項記載の半導体センサ素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デトレーフ ホウデュー ドイツ連邦共和国 D―84085 ラングク ヴァイト ブルーメンシュトラーセ 28

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. センサと電子評価論理回路とを1つの半導体本体(2)内に組込んで1つ のケーシング基体(1)内に配置し、かつケーシングを膜(5)によって閉鎖し た形式の、半導体センサユニット用のケーシングにおいて、蓋(3)がケーシン グ基体(1)上に直接載設されており、かつ少なくとも1つの貫通オリフィス( 6)を備えた蓋基体(4)を有しており、膜(5)が、前記貫通オリフィスを中 断して該貫通オリフィス(6)内でだけ露出していることを特徴とする、半導体 センサユニット用のケーシング。 2. 膜(5)が蓋基体(4)の下面側に支承されている、請求項1記載のケー シング。 3. 蓋基体(4)の中点に貫通オリフィス(6)が穿設されている、請求項1 記載のケーシング。 4. 膜(5)が、プラスチック材料から成る蓋基体(4)内に理め込まれてい る、請求項1記載のケーシング。 5. 膜(5)が、蓋基体(4)の隆起した縁部(7)に支承されている、請求 項1又は2記載のケーシング。 6. 膜(5)が、蓋基体(4)の縁部(7)の内側領域に設けた円環状の隆起 部(28)に支承されている、請求項1又は2記載のケーシング。 7. 膜が金属箔(5)である、請求項1から6までのいずれか1項記載のケー シング。 8. センサと電子評価論理回路とを1つの半導体本体(2)内に組込んで1つ のケーシング基体(1)内に配置し、ケーシングを膜(5)によって、圧力透過 可能に閉鎖した形式の、半導体センサユニット用のケーシングにおいて、ケーシ ング基体(1)内の半導体本体(2)を閉鎖する蓋(3)が、前記ケーシング基 体(1)上に直接載設されており、かつ少なくとも1つの貫通オリフィス(6) を備えた1つの蓋基体(4)を有しており、前記貫通オリフィス(6)がラビリ ンス(9)を有していることを特徴とする、半導体センサユニット用のケーシン グ。 9. ラビリンス(9)が、蓋基体(4)の内面に沿って設けられている、請求 項8記載のケーシング。 10.ラビリンスが、蓋基体(4)の縁部に位置するアウターオリフィス(10 )から、蓋基体(4)の中点に位置するインナーオリフィス(11)へ通じる1 条の渦巻き条溝(9)から成り、該渦巻き条溝が金属箔(12)によってカバー されている、請求項8記載のケーシング。 11.ラビリンス(9)内に、液滴の形の封止媒体(13)が装入されている、 請求項8から10までのいずれか1項記載のケーシング。 12.液滴がオイル滴である、請求項11記載のケー シング。 13.ラビリンス(9)が渦巻き状のウェブ(20)によって形成されており、 この渦巻き状のウェブが、蓋基体(4)と金属箔(12)との間に埋め込まれて おり、かつ、蓋基体(4)の縁部に位置するアウターオリフィス(10)から、 金属箔(12)の中点に位置するインナーオリフィス(11)へ通じている、請 求項8記載のケーシング。 14.蓋(3)が射出成形部品から成っており、該射出成形部品内に少なくとも 1つの貫通オリフィス(10,11,24)が、ケーシング内部への直線的な直 通を阻止するように成形されている、請求項1又は8記載のケーシング。 15.蓋(3)が、互いに内外で係合する2つのプラスチック蓋部分(21,2 2)から成っており、両プラスチック蓋部分が、ばね媒体(23)を介して互い に作用結合されており、かつ、ケーシング内部への直線的な直通を阻止する1つ の貫通オリフィス(24)を、所定の圧力による前記ばね媒体(23)の負荷時 に解放する、請求項1又は8記載のケーシング。 16.ケーシング基体(1)と蓋(3)とを、別個のベルト(15,16,19 )に載せて1つの作業ステーションへ案内して、該作業ステーションで互いに結 合することを特徴とする、請求項1から15までのいずれか1項記載のケーシン グの製法。 17.蓋基体(4)と金属箔(12)とを、別個のベルト(15,16)に載せ て作業ステーションへ案内して該作業ステーションで互いに結合する、請求項1 0記載のケーシングを製作するための請求項16記載の製法。
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