JP2001508366A - 工作機械に使用するための工具ヘッド - Google Patents

工作機械に使用するための工具ヘッド

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JP2001508366A
JP2001508366A JP53152498A JP53152498A JP2001508366A JP 2001508366 A JP2001508366 A JP 2001508366A JP 53152498 A JP53152498 A JP 53152498A JP 53152498 A JP53152498 A JP 53152498A JP 2001508366 A JP2001508366 A JP 2001508366A
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axis
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JP53152498A
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エーリッヒ ファイル
ファルク ハツフェルト
ローラント ヘール
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コメート プレツィジオーンスヴェルクツォイゲ ローベルト ブロイニング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • B23BTURNING; BORING
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    • B23B29/03Boring heads
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、工作機械に使用するための工具ヘッドに関する。工具ヘッドは、大体において、本体(10)と、軸線方向に本体(10)から突出し、工作機械のスピンドルと連結可能な工具シャンク(16)と、切削工具(20)を収容するための工具収容部(18)と、工具収容部(18)を偏心して担持し、本体軸線(12)に平行な偏心軸線(28)のまわりに本体(10)に対し相対的に回転可能で、切削工具(20)の切削半径を調整する回転スライダ(30)とを備えている。切削工程時に一定の切削形状を保証するため、工具収容部(18)は、回転スライダ(30)の回転角または切削半径に依存して、回転スライダ(30)に対し所定の態様で位置調整可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 工作機械に使用するための工具ヘッド 本発明は、本体と、本体に配置され、工作機械のスピンドルと連結可能な工具 シャンクと、切削工具を収容するための工具収容部と、工具収容部を偏心して担 持し、有利には本体軸線に平行な偏心軸線のまわりに本体に対し相対的に回転可 能で、切削工具の切削半径を調整する回転スライダとを備えた、工作機械に使用 するための工具ヘッドに関するものである。 ドイツ連邦共和国特許公開第19617877号公報には、面削り回転ヘッドへ の適用例として、工具ヘッドに偏心して配置される回転スライダを作業スライダ として設けることがすでに提案されている。作業スライダとしての回転スライダ は、駆動ピニオンとこの駆動ピニオンに固定されている歯車とを介して回転可能 で、工具収容部をほぼ半径方向へ位置調整させる。回転スライダの回転により重 心の移動は生じないので、バランススライダを設ける必要がない。しかしながら 回転スライダの欠点は、位置調整過程の際に刃先と本体軸線との間隔が変化する だけでなく、回転軸線に対する刃先の方向も変化することである。 そこで本発明の課題は、冒頭で述べた種類の公知の工具ヘッドを改良して、位 置調整の際に刃先の形状を追跡できるようにすることである。 この課題を解決するため、請求項1に記載の構成要件の組み合わせが提案され る。本発明の有利な構成および他の構成は従属項から明らかになる。 本発明による解決法は、とりわけ、工具収容部は回転スライダの回転角または 回転スライダに対する切削半径に依存して所定の態様で調整可能であるという思 想に基づいている。これにより、切削半径調整時の刃先の形状を一定に保持する ことが可能である。これは、たとえば、切削工具が本体軸線に対し所定の方向に 指向するように工具収容部が回転スライダに対し位置調整可能であることによっ て行なうことができる。このため、切削工具と結合される参照面が本体軸線と整 列するように工具収容部が回転スライダに対し位置調整可能であるのが合目的で ある。この目的のため、工具収容部は、回転スライダの偏心軸線に平行な軸線の まわりに回動可能に回転スライダの偏心穴に配置されていることができる。 本発明の有利な構成によれば、半径方向に本体軸線から突出し、この本体軸線 のまわりに回転可能な方向調整細条板が設けられ、回転スライダの位置調整の際 に、工具収容部または切削工具に配置されている参照面が前記方向調整細条板に 対し方向調整可能である。 これに代る本発明の他の構成によれば、回転スライダと工具収容部は、伝動手 段を介して互いに連結可能であり、且つ本体と連結可能であり、この場合伝動手 段が歯車、リングギヤおよび(または)ラックを有しているのが合目的である。 この原理の他の有利な構成によれば、回転スライダは本体の偏心穴で回転可能 に支持され、工具収容部は回転スライダの偏心穴で回転可能に支持されている。 この場合、本体側または工作機械側の駆動機構と回転スライダの間には、回転ス ライダ側の伝動手段が配置されている。この場合刃先の追跡は、回転スライダ側 の伝動手段と工具収容部側の伝動手段が所定の伝動比を有していることによって 行われる。このためには、回転スライダ側の伝動手段が、駆動機構によって駆動 可能で、本体軸線に対し同心で、有利には内歯リムとして形成されるリングギヤ と、このリングギヤに噛み合い、有利には外歯リムとして形成され、回転スライ ダに固定されるリングギヤとを有し、他方工具収容部側の伝動手段が、本体に固 定され、回転スライダの偏心軸線に対して同心の歯車と、この歯車に噛み合い、 有利には内歯リムとして形成され、工具収容部に固定されるリングギヤとを有し ているのが合目的である。 切削・位置調整過程の際に生じる力を可能な限り遊びなしに伝達することがで きるように、回転スライダは、偏心穴内に設けられ、有利には円錐ころ軸受とし て形成 されるスラスト/ラジアル軸受で支持されている。スペース上の理由から、リン グギヤと付属の部品の少なくとも一部はセグメント状に形成されている。この場 合、これらの領域では部品の完全回転ではなく、部分回転が行われるよう配慮す る必要がある。 回転スライダに切削工具を偏心配置することにより、不平衡が生じる。この不 平衡は、回転スライダおよび本体に設けられる平衡錘によって補償することがで きる。ところで、本発明における回転スライダの主要な利点は、不平衡部を技術 的に対称に構成できる点にある。このことの意味は、不平衡部がそれぞれ回転軸 線に関し質量対称であるということである。したがって、回転軸線に関し工具ヘ ッドの正確なバランスが可能であり、平衡スライダを設ける必要がない。 本発明の他の変形実施形態によれば、本体の同心の穴内に円形スライダが回転 可能に支持され、円形スライダの偏心穴内に回転スライダが回転可能に支持され 、回転スライダの偏心穴内に工具収容部が回転可能に支持され、この場合円形ス ライダは、回転スライダおよび工具収容部の連動のもとに、本体固定の、または 工作機械に固定の駆動機構を介して本体軸線のまわりに回転可能であり、本体と 回転スライダおよび工具収容部の間に、所定の伝動比に関し互いに同調している 伝動手段が設けられている。偏心した回転スライダは、伝動手段として、その回 転軸線に対して同心のリングギヤを担持し、このリング ギヤにより回転スライダは、本体に固定され、有利には内歯リムとして形成され るリングギヤ上を転動可能である。他方工具収容部は、その回転軸線に対して同 心のリングギヤを担持し、このリングギヤにより工具収容部は、場合によっては 回転スライダに緩く支持されている中間歯車を介して、本体に固定されるリング ギヤであって有利には内歯リムとして形成されるリングギヤ上を転動可能である 。円形スライダおよび回転スライダに設けられる偏心穴の偏心率は大きさが等し いのが有利である。 駆動機構は、本体軸線に対して同軸で、工作機械側で駆動可能な回転棒を有し 、或いは、本体軸線に対して同心の従動軸を備えた中間歯車装置を有している。 中間歯車装置は、回転型減速装置または直進/回転型変速装置として形成されて いる。回転型減速装置としては、互いに同軸の駆動軸線および従動軸線を備えた 遊星歯車装置またはハーモニックドライブ伝動装置が使用される。 基本的には、回転スライダ、円形スライダおよび工具収容部のために、互いに 電子的に接続可能な別個の駆動手段を設けることが可能である。これにより、工 具収容部の後調整に関する諸規定を任意に構成することが可能である。したがっ て、たとえば材料の異なる個々の工作物を加工する際に、チップの形成に対して 意識的に影響を与えることができる。さらにこのような準備処置により刃先の寿 命に好都合に影響を与えることができる。 位置調整経路を監視するため、回転スライダまたは円形スライダの調整角、或 いは切削工具の調整経路を測定する、有利には電子的な角度または距離測定シス テムを設けてもよい。 次に本発明を、図面に図示したいくつかの変形実施形態に関し詳細に説明する 。 図1aは 面削り回転ヘッドとして形成され、偏心した回転スライダを備える 工具ヘッドの断面図である。 図1bは 工具収容部を備えた工具ヘッドの平面図である。 図1cは 歯車伝動装置の領域における工具ヘッドの断面図である。 図1dは 回転スライダの断面図である。 図2aと2bは 回転スライダの二つの回転位置で示した工具ヘッドの平面図である 。 図3aは 図1の面削り回転ヘッドの変形実施形態の平面図である。 図3bは 図3aの切断線B−Bによる断面図である。 図3cは 図3bの工具ヘッドを90°回転させた位置で示した断面図である 。 図3dは 図3aの切断線D−Dによる断面図である。 図4aは 図1と図3の工具ヘッドの変形実施形態の断面図で、同心の円形ス ライダと偏心した回 転スライダとを備えた工具ヘッドの断面図である。 図4bと4cは 図4aの工具ヘッドを、円形スライダの二つの異なる角度位置で示 した平面図である。 図5は 方向調整細条板を備えた工具ヘッドの変形実施形態の平面図である 。 図6aは 工具ヘッドのカッティングプレートの切削半径と修正角を算出する ためのグラフを回転スライダとともに図示した簡略図である。 図6bと6cは それぞれs=s(α)とδ=δ(α)を示すグラフである。 図7は 図6aに比べて本体内での回転スライダの配置を一般化した工具ヘ ッドのカッティングプレートの切削半径(x)と修正角(デルタ)を算出するた めのモデルを示す図である。 図面に図示した工具ヘッドは、工作機械に使用するための面削り回転ヘッドと して構成されている。工具ヘッドは、大体において、回転軸線12のまわりに回 転可能な本体10と、本体から軸線方向に突出し、機械スピンドル14(図4a )と連結可能な工具シャンク16と、切削工具20を収容するための収容部18 と、刃先24を備えたカッティングプレート26と、工具収容部18を偏心穴2 2内で支持し、本体軸線12に対して平行な 偏心軸線28のまわりに本体に対して相対的に回転可能で、刃先24の切削半径 を調整するための回転スライダ30とを有している。回転スライダ30は、この 目的のため、本体10(図1と図3)または円形スライダ34(図4)の偏心穴 32でころ軸受36により支持されている。図4の場合、円形スライダ34はこ ろ軸受38により、回転軸線12に対して同心の穴40で支持されている。図1 と図3の場合、工具収容部18はその筒状の表面が偏心穴22を形成している滑 り軸受で支持されており、他方図4の場合には、工具収容部18はさらにころ軸 受42により偏心穴22で支持されている。 特に図1a,図3c,図3d、および図4bからわかるように、図示した実施 形態の場合、偏心穴22と32はそれぞれ同じ偏心率eを有している。切削工具 20を回転スライダ30内に偏心配置し、且つ回転スライダ30を本体10また は円形スライダ34内で偏心配置することにより、不平衡が生じる。この不平衡 は、回転スライダ30内に設けた平衡錘44と、本体10または円形スライダ3 4内に設けた平衡錘46によって補償することができる。 回転スライダを設けることの主な利点は、回転軸線12に関する不平衡を錘対 称的に補償できることである。回転スライダが回転することにより錘のずれは発 生せず、したがって平衡スライダを設ける必要がない。このため、調整経路に依 存しない比較的小さな駆動出力で済む。 図1ないし図3に図示した実施形態の場合、回転スライダ30は、工作機械側 の駆動機構の、回転軸線12に対し同心の回転棒または従動軸48を介して駆動 される。工作機械側の駆動機構は低速側へ変速するための変速装置45を有して いる。変速装置45の工作機械側の駆動軸47とヘッド側の従動軸48とは同軸 に配置されている。この変速装置の減速比は10:1と1000:1の間、有利 にはほぼ100:1に選定するのが合目的である。 従動軸48は、その端面側の端部に、セグメント状に形成される内歯リム50 を担持している。内歯リム50は、回転スライダ30のより小径の外歯リム30 と噛み合っており、これに対して遊びなしに設置されている。回転スライダ30 が回転すると、工具収容部18が連動して、刃先24の切削半径を調整する。切 削工具が連動して回転する際に変化する刃先形状(回転軸線12に対する刃先の 指向方向)を補正するため、工具収容部18は、その軸線に対して同心の内歯リ ム54を担持している。内歯リム54は、本体固定の歯車58であって場合によ っては本体固定の保持体11に一体成形される歯車58と噛み合っている。内歯 リム50と外歯リム52によって形成される伝動手段の領域における伝動比と、 内歯リム54と歯車58によって形成される伝動手段の伝動比とは、回転スライ ダ30の各回転位置においてカッティングプレート26の参照面60が回転軸線 に対して 整列するように互いに同調している。図2aと図2bに図示した実施形態の場合 、回転スライダ30の回転角がα=30°のとき、カッティングプレート26は 補正角δ=15°だけ遅れて追従している(nachfuehren)。同時に切削径は初期 の50mmから54.14mmへ拡大される。 図4aないし図4cに図示した実施形態の場合、円形スライダ34は回転棒ま たは従動軸48を介して本体10に対し同心に回転する。従動軸48は、工作機 械側の引張り棒41と直進/回転変速装置47’とを有している駆動機構を介し て駆動される。二重矢印49の方向における引張り棒51の変位運動は、変速装 置47’において、矢印53の方向における従動軸48の所望の回転運動へ変換 される。駆動機構と伝動手段とは、比較的短いサイズが得られるように本体10 内で互いに係合させることができる。従動軸48により、円形スライダの偏心穴 32内にある回転スライダ30と偏心穴22内にある工具収容部18とは回転方 向へ連動する。円形スライダ34と本体10とに対し回転スライダ30を位置調 整するため、回転スライダ30は、本体固定の内歯リム64と噛み合っている外 歯リム62を担持している。さらに、工具収容部18はその軸線に対し同心の外 歯リム66を担持している。外歯リム66は、回転スライダ軸線28上に緩く支 持されている中間歯車68を介して、本体固定の内歯リム70と噛み合っている 。上記リムによ って形成される伝動手段の伝動比は、カッティングプレート26の切削径を調整 する際に、カッティングプレート26に関連している参照面60が回転軸線12 のほうへ指向するように互いに同調している(図4bと図4cの間での変化を参 照)。 図5に簡略な平面図で示した工具ヘッドの実施形態では、偏心軸線28のまわ りに回転可能に本体10内に支持されている回転スライダ30も、回転スライダ の偏心穴20内に回転可能に配置されている工具収容部18を備えている。工具 ヘッドの回転軸線12に対するカッティングプレート26の参照面60の方向調 整は、方向調整細条板72により行なわれる。方向調整細条板72は、本体10 において回転軸線12の回動可能で、その矯正面74はカッティングプレート2 6の参照面60に接しており、位置調整過程の際に工具収容部18を偏心穴22 内で回転させる。すなわち方向調整細条板72は、図1ないし図4に図示した歯 車伝動装置と同じ機能を有している。 図6aに図示した実施形態では、経路測定システムが設けられている。経路測 定システムは、刃先担持体と結合されるスケール80と、方向調整細条板72上 に配置される読取りヘッド82とを有している。この処置により、本体に対する 刃先24の調整経路の絶対測定が可能である。 図6aのグラフには、最も簡単な例として、カッティングプレート24の調整経 路が出発点において回転軸線12を通っている場合の距離と角度の比が記載され ている。この距離と角度の比を用いて、以下に示す刃先半径s(α)と刃先の修 正角δ(α)の式を導くことができる。 この場合、本体回転軸線12に対する刃先半径は回転スライダの角度αに依存 しており、 で表わされる。ここでrは偏心軸線28に対する切削半径で、同時に回転スライ ダ30の偏心率をも意味している。 回転角αとこれに依存する修正角δとの関係は、 δ=α/2 (2) で与えられる。 上記式(1)と(2)で表わされる関係を示したのが図6bと図6cのグラフ である。 図7のグラフは、偏心して配置される偏心回転スライダの一般的なケースにお いて切削半径xと修正角δ’を算出するために必要な距離と角度を示したもので ある。 これから明らかなように、回転スライダの回転角αに依存する切削半径xに対 しては、 の関係が得られる。ここでrは回転スライダ30の偏心軸線28に対するカッテ ィングプレート26の半径、a は回転軸線12に対する最小切削半径である。回転角αに依存する修正角δ’に 対しては なる関係が得られる。ここでx(α)には式(3)が代入される。 図7のグラフに付加的に記載した角度β、γ、ε、距離sは、式(3)と(4 )を導出するための補助量である。 以上の説明を総括すると以下のようになる。本発明は、工作機械に使用するた めの工具ヘッドに関する。工具ヘッドは、大体において、本体10と、軸線方向 に本体10から突出し、工作機械のスピンドルと連結可能な工具シャンク16と 、切削工具20を収容するための工具収容部18と、工具収容部18を偏心して 担持し、本体軸線12に平行な偏心軸線28のまわりに本体10に対し相対的に 回転可能で、切削工具20の切削半径を調整する回転スライダ30とを備えてい る。切削工程時に一定の切削形状を保証するため、工具収容部18は、回転スラ イダ30の回転角または切削半径に依存して、回転スライダ30に対し所定の態 様で位置調整可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ハツフェルト ファルク ドイツ連邦共和国 デー・74379 インガ ースハイム ジルヒャーシュトラーセ 7 (72)発明者 ヘール ローラント ドイツ連邦共和国 デー・74357 ベニッ ヒハイム モーツァルトヴェーク 14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.本体(10)と、本体(10)に配置され、工作機械のスピンドル(14) と連結可能な工具シャンク(16)と、切削工具(20)を収容するための工具 収容部(18)と、工具収容部(18)を偏心して担持し、有利には本体軸線( 12)に平行な偏心軸線(28)のまわりに本体(10)に対し相対的に回転可 能で、切削工具(20)の切削半径を調整する回転スライダ(30)とを備えた 、工作機械に使用するための工具ヘッドにおいて、工具収容部(18)が、回転 スライダ(30)の回転角(α)または切削半径(s,x)に依存して、回転ス ライダ(30)に対し所定の態様で位置調整可能であることを特徴とする工具ヘ ッド。 2.切削工具(20)が本体軸線(12)に対し所定の方向に指向するように工 具収容部(18)が回転スライダ(30)に対し位置調整可能であることを特徴 とする、請求項1に記載の工具ヘッド。 3.切削工具(20)と結合される参照面(60)が本体軸線(12)と整列す るように工具収容部(18)が回転スライダ(30)に対し位置調整可能である ことを特徴とする、請求項1または2に記載の工具ヘッド。 4.工具収容部(18)が、回転スライダ(30)の偏 心軸線(28)に平行な軸線のまわりに回動可能に回転スライダ(30)の偏心 穴(22)に配置されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか 一つに記載の工具ヘッド。 5.半径方向に本体軸線(12)から突出し、この本体軸線(12)のまわりに 回転可能な方向調整細条板(72)が設けられ、回転スライダ(30)の位置調 整の際に、工具収容部(18)または切削工具(20)に配置されている参照面 (60)が前記方向調整細条板(72)に対し方向調整可能であることを特徴と する、請求項1から4までのいずれか一つに記載の工具ヘッド。 6.回転スライダ(30)と工具収容部(18)が、伝動手段(50,52,5 4,58;62,64,66,68,70;72,74,60)を介して互いに 連結可能であり、且つ本体と連結可能であることを特徴とする、請求項1から5 までのいずれか一つに記載の工具ヘッド。 7.前記伝動手段が歯車、リングギヤおよび(または)ラックを有していること を特徴とする、請求項6に記載の工具ヘッド。 8.伝動手段が遊びなしに設置可能であることを特徴とする、請求項6または7 に記載の工具ヘッド。 9.伝動手段が、駆動側に、回転型減速装置(47)ま たは直進/回転型変速装置(47’)を有していることを特徴とする、請求項6 から8までのいずれか一つに記載の工具ヘッド。 10.回転型減速装置(47)が、互いに同軸の駆動軸線(45)および従動軸 線(48)を備えた遊星歯車装置またはハーモニックドライブ伝動装置として形 成されていることを特徴とする、請求項9に記載の工具ヘッド。 11.回転型減速装置(47)または直進/回転型変速装置(47’)と、回転 型減速装置(47)または直進/回転型変速装置(47’)に連結されている伝 動手段とが、本体(10)の内部に、有利には半径方向に重なり合って配置され ていることを特徴とする、請求項9または10に記載の工具ヘッド。 12.回転スライダ(30)の偏心軸線(28)のまわりでの回転角αに依存す る工具ヘッドの切削半径x(α)が、 で表わされ、rを回転スライダの偏心軸線(偏心率)に関する切削半径、aを本 体軸線(12)に関する最小切削半径としたとき、切削工具(20)の参照面( 60)の修正角δ’(α)が で表わされることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つに記載の 工具ヘッド。 13.rを回転スライダ(30)の偏心率としたとき、刃先がホームポジション で本体軸線(12)と交差している場合に(a=0)、回転スライダ(30)の 回転角αに依存する切削半径sが、 で表わされ、修正角δが、 δ=α/2 で表わされることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の 工具ヘッド。 14.回転スライダ(30)が本体(10)の偏心穴(32)で回転可能に支持 されていること、工具収容部(18)が回転スライダ(30)の偏心穴(22) で回転可能に支持されていること、本体側または工作機械側の駆動機構(回転棒 、従動軸48)と回転スライダ(30)の間に、回転スライダ側の伝動手段(5 0,52)が配置されていること、工具収容部(18)と本体(10)の間に工 具収容部側の伝動手段(54,56,58)が配置されていること、回転スライ ダ側の伝動手段と工具収容部側の伝動手段が所定の伝動比を有していることを特 徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載の工具ヘッド。 15.回転スライダ側の伝動手段が、駆動機構(回転棒、 従動軸48)によって駆動可能で、本体軸線(12)に対し同心で、有利には内 歯リム(50)として形成されるリングギヤと、このリングギヤに噛み合い、有 利には外歯リム(52)として形成され、回転スライダに固定されるリングギヤ とを有していることを特徴とする、請求項14に記載の工具ヘッド。 16.工具収容部側の伝動手段が、本体に固定される歯車(58)と、この歯車 (58)に噛み合い、有利には内歯リム(54)として形成され、工具収容部に 固定されるリングギヤとを有していることを特徴とする、請求項14または15 に記載の工具ヘッド。 17.リングギヤと付属の部品の少なくとも一部がセグメント状に形成されてい る(図1c)ことを特徴とする、請求項1から16までのいずれか一つに記載の 工具ヘッド。 18.本体(10)の同心の穴(40)内に円形スライダ(34)が回転可能に 支持され、円形スライダ(34)の偏心穴(32)内に回転スライダ(30)が 回転可能に支持され、回転スライダ(30)の偏心穴(22)内に工具収容部( 18)が回転可能に支持されていること、円形スライダ(34)が、回転スライ ダ(30)および工具収容部(18)の連動のもとに、本体固定の、または工作 機械に固定の駆動機構(回転棒、従動軸48)を介して本体軸線(12)のまわ りに回転可能であること、本体(10)と回転スライダ(3 0)および工具収容部(18)の間に、所定の伝動比に関し互いに同調している 伝動手段(62,64,66,68,70)が設けられていることを特徴とする 、請求項1から13までのいずれか一つに記載の工具ヘッド。 19.回転スライダ(30)が、その回転軸線(28)に対して同心のリングギ ヤ(62)を担持し、このリングギヤ(62)により回転スライダ(30)は、 本体に固定され、有利には内歯リム(64)として形成されるリングギヤ上を転 動可能であることを特徴とする、請求項18に記載の工具ヘッド。 20.工具収容部(18)が、その回転軸線に対して同心のリングギヤ(66) を担持し、このリングギヤ(66)により工具収容部(18)は、場合によって は回転スライダ(30)に緩く支持されている中間歯車(68)を介して、本体 に固定されるリングギヤであって有利には内歯リム(70)として形成されるリ ングギヤ上を転動可能であることを特徴とする、請求項18または19に記載の 工具ヘッド。 21.駆動機構が、本体軸線(12)に対して同軸で、工作機械側で駆動可能な 回転棒を有していることを特徴とする、請求項14から20までのいずれか一つ に記載の工具ヘッド。 22.駆動機構が、本体軸線(12)に対して同心の従 動軸(48)を備えた中間歯車装置を有していることを特徴とする、請求項14 から21までのいずれか一つに記載の工具ヘッド。 23.円形スライダ(34)と回転スライダ(30)に設けられている偏心穴( 32,22)の偏心率が等しいことを特徴とする、請求項18から22までのい ずれか一つに記載の工具ヘッド。 24.回転スライダ(30)または円形スライダ(34)の調整角、或いは切削 工具(20)の調整経路を測定する角度または距離測定システム(80,82) が設けられていることを特徴とする、請求項1から23までのいずれか一つに記 載の工具ヘッド。 25.回転スライダ(30)および(または)本体(10)および(または)円 形スライダ(34)内に、工具ヘッドを本体軸線(12)に対して平衡にさせる ための平衡錘が配置されていることを特徴とする、請求項1から24までのいず れか一つに記載の工具ヘッド。 26.回転スライダおよび工具収容部のために、互いに電子的に接続可能な別個 の駆動手段が設けられていることを特徴とする、請求項1から25までのいずれ か一つに記載の工具ヘッド。 27.本体または円形スライダの偏心穴内に配置され、共通にまたは別個に制御 可能で、位置調整可能な工具収容部を備えた少なくとも二つの回転スライダが設 けられていることを特徴とする、請求項1から26までのいずれか一つに記載の 工具ヘッド。
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