JP2001507959A - 多チャンネル干渉波マイクロ電流装置、及びマイクロ電流による治療方法 - Google Patents

多チャンネル干渉波マイクロ電流装置、及びマイクロ電流による治療方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は干渉波マイクロ電流装置に関する。本装置は、電源装置(18)、周波数ジェネレーター、パルスジェネレーター、パルスエンベロープジェネレーター、電流コントローラー(10)及び患者組織に対してマイクロアンペアの電流を供給するための4個以上のチャンネルを含む。各チャンネルは、患者組織を通じてマイクロ電流電気回路を形成するための2つの電極(11)を有する。コントローラー(10)は、各チャンネルの電流量をほぼ20マイクロアンペアからほぼ200マイクロアンペアで300Hzまでの周波数に制御する。本発明はさらに、干渉波形マイクロ電流の適用によって、リンパ水腫、水腫、繊維症、及び繊維性筋痛症の治療法を開示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 多チャンネル干渉波マイクロ電流装置、及びマイクロ電流による治療方法 技術分野 本発明は、水腫や浮腫やそれに類する病状の治療に有用な多チャンネル干渉波 マイクロ電流装置、及び、それらの病状をマイクロ電流を用いて治療する方法に 関するものである。 背景技術 哺乳動物の器官の様々な細胞組織は、全て小さな(1アンペア未満)直流電流 (DC)を生成する。人体が生成するこのような直流電流を、脳について計測し たのが脳電図(EEG)であり、心臓について計測したのが心電図(EKG)で ある。 上記電流が生じる一因は、脳や心臓などの啼乳動物の身体組織中では、細胞の 内部及び外部の構造を形作る陰イオン成分と陽イオン成分とが、正確に三次元配 列していることにあると考えられ、上記身体組織が損傷を受けると、この電流の パターンに大きな変化が生じる。例えば、皮膚の表面は負に帯電しているが、皮 膚の内側の基質は正に帯電している。電池の二つの極の間で電荷が分離するよう に、真皮、つまり皮膚の中間層を、小さな電流(30から100mV)が流れて いる。怪我をするとこの構造が変わってしまい、怪我をした部分の組織の電流に 対する抵抗値が減少する。体液(血液、血清)が損傷した真皮に流入すると、該 抵抗値はさらに減少する。 Cheng,et al.は、Arch.Dermatol.(構造皮膚病学)Vol.129,pp.264-27 1(1993)の中で、緩衝液に浸したネズミの皮膚に電流を流して、蛋白質へのグリ シンの取り込みに対して電流が及ぼす影響と、皮膚細胞によるα−アミノイソ酪 酸の摂取に対して電流が及ぼす影響とを記録した実験について報告している。こ の報告によると、溶液中でネズミの皮膚を37℃で4時間培養する間、100か ら600μA(マイクロアンペア)の定常電流を流したところ、この低い電流で はATPの合成が増加したが、800μAを超える電流ではこういった影響は見 られなかった。 1993年に、Wood,et al.は、Arch.Dermatol.129,pp.999-1008(1993 )の中で、パルス状の低強度直流電流(PLIDC)を使った褥瘉潰瘍の治療に ついて報告している。治験の対象とはならない機器である、PLIDC器具(ミ シガン州ミネアポリス、Harbor Medical Inc.社製、MEMS CS600)を 12Vの電池を備えて使用して、300μAの電流を潰瘍に流し、次に600μ Aでの治療を行った。電流はパルス形状であり、約0.8Hzの周波数で負から 始まっている。 放射線治療を受ける癌患者は多いが、放射線治療で放射線を浴びた柔らかい組 織に水腫や浮腫ができたり、放射線を受けたリンパ組織にリンパ水腫ができたり することは、臨床上よく知られている。この二つの副作用のうち、リンパ水腫の 方が一般に症状が重い。これは、患者が免疫機能を維持し、また、広い意味で健 康を維持していく中で、リンパ系が占める重要度が非常に高いからである。 リンパ系は、リンパ液を輸送するリンパ管と、多数のリンパ球を含んだ網目状 の特殊な接続組織の形を採るリンパ組織を含んだ、幾つかの構造及び器官とから なっている。リンパ組織のストロマ形状は、通常、網目状の繊維(繊維芽細胞と 網目状の細胞(固定大食細胞)とからなるメッシュ状のものであるが、各種リン パ器官を形づくる胸腺は上皮網目状細胞からなっている。 リンパ管の一部は毛細リンパ管であり、これが合わさってより大きなリンパ管 を形成している。リンパ管の構造的は静脈に類似しているが、静脈より壁が薄く 、弁が多く、また、全身を走るリンパ管の所々に非一様な間隔でリンパ節がある 。リンパ節が最も集中しているのは、顔から首、脇の下、胸腔、下腹部から腿の 付け根、肘、それに膝である。皮膚の浅いところにあるリンパ管は通常静脈に沿 って走り、深いところにあるリンパ管は動脈に沿って走る。リンパ管は、リンパ 液を全身に供給し、毛細血管から漏出した蛋白質を循環系に戻す役割をしている 。また、リンパ管は、胃腸から血液に脂肪を運んでいる。癌患者にとって重要な のは、外部からの細胞、細菌、及び、癌細胞に対する監視と防御との役割をリン パ組織が担っていることである。或る種のリンパ球(T細胞)は、各種の物質を 放出して、こういった外部からの進入者を直接的或いは間接的に破壊する。また 、別の種類のリンパ球(B細胞)は、血漿細胞に分化して外部からの異物に対し て抗体を分泌し、異質物を破壊する。リンパ節は、その網目状の繊維質の作用に よって、リンパ液が運んできた異物に対するフィルタとして働く。そして、大食 細胞がそういった異質物を食細胞活動によって破壊する。さらに、リンパ節はリ ンパ球を生成する働きもしている。生成されたリンパ球の一部は、リンパ液によ って体の他の部分に運ばれて免疫防御システムの一部を形成する。脾臓、胸腺、 及び扁桃腺が、B細胞と、T細胞と、抗体及びリンパ球とをそれぞれ生成するリ ンパ組織であり、これによってリンパ系の免疫による防御が完成する。 リンパ水腫は、死んだ細胞が分解してできた生成物がリンパ組織のリンパ球の 流域を塞いでしまった結果である。大食細胞がこの塞がった組織に進入すると、 閉塞している蛋白質が非常に長い時間をかけて分解され、リンパ液が流れるよう になる。しかし、放射線治療は繰り返し行うことが必要であり、この結果、放射 線を浴びたリンパ液の流域の閉塞は解消されず、或いはより一層閉塞が進んでし まう。このように、リンパ水腫が治癒せず、放射線治療の副作用であるリンパ水 腫の症状が時間の経過と共に重くなることも、しばしばある。 特に、腕や脚のむくみ(水腫、組織の隙間に間質性体液が過剰に溜まる症状) や、重いリンパ水腫(リンパ管に送られる量を超えた過剰なリンパ液の生成、並 びに、毛細血管の壁の透水性の増加もこれに含む)といった症状が、頭部、首、 肺、胸、それにリンパ系の癌治療のために、上半身へ放射線を照射する結果、現 れてくる。繊維芽細胞の過剰沈着を伴った顎から首付近に起こる繊維症は、患者 の上半身へ強い放射線を頻繁に照射した結果生じ、管を使って食事を採ることを 患者に強いることになり、患者は殆ど寝たきりになってしまう。上腕にも、放射 線照射治療を継続すると繊維症が起こることがある。 水腫ができた腕や脚を初めとするリンパ系には、腫瘍が新たにでき易い。また 、放射線照射が誘因となって免疫が衰え水腫ができた身体部分でリンパ液の流量 、リンパ球の生成量、並びに、イオン交換量が異常に減少した場合、腫瘍は定着 して成長することもある。 この複雑でリンパ系全体に係わる症状は、一般に、「Compression Therapy( 圧縮治療法)」で治療が行われているが、この治療法には幾つか種類があり、種 類によって治療結果が異なるものの、いずれも良好な治療結果は得られていない 。共用する投薬治療の既存のモダリティーでは、多種多様なビオフラボノイドと ベンゾピロンとを使用する。これらの天然生成物は、血管の透水性を小さくし、 血液の流れに対する微小血管の抵抗を大きくすることで、リンパ液の流れをよく すると考えられている。実験的に血管を収縮させ、血管の収縮がアドレナリンと ノルエピネフリン(局部組織の「アドレナジック」系)との反応抑制剤によって 抑制されることが明らかにされている。これらのビオフラボノイドは、静脈の平 滑筋のアドレナジック受容体を活性化すると、ノルエピネフリンをニューロンの 小胞から排除することができるように思われる。これらの活動は、局部アドレナ ジック系を剌激してリンパ液と血液との流れを改善することの重要性を示唆して いる。 リューマチ(RA)は、患者自身の体内の或る抗原性物質に対して免疫系が敏 感になる、自己免疫による病気であると一般に考えられている。リューマチの主 な症状は滑膜の炎症であるが、滑膜が炎症を起こすと膜が厚さを増し、滑液が溜 まっていく。その結果生じた圧力が疼痛や圧痛を引き起こす。リンパ球と大食細 胞とがこういった未知の“自己抗原”に反応することを学習すると、目的の器官 (つまり、骨の継ぎ目で、クッション或いは油を注した“ベアリング”として作 用する、水を含んだ袋状の滑液組織)に蓄積していく。大食細胞は少量の亜硝酸 を、遊離基と、各種蛋白質及びポリペプチドのチロシンニトロシル酸残基と共に 放出する。これらの物質は、強い細胞障害性を持ち、壊死のパンヌスを滑膜の中 で生成する。生成されたパンヌスは、関節の軟骨組織に付着する。パンヌスの形 成によって、ときには、軟骨組織が完全に侵食されてしまうことがある。軟骨組 織が破壊されると、繊維質細胞がむき出しになった骨の端と端とを繋ぐように形 成され、さらに、繊維質細胞は骨化して関節を固定してしまう。この結果、関節 は動かなくなり、機能を失い、患者はその腕或いは脚に関して自由がきかなくな る。 以上の状況を鑑みると、リンパ水腫やリューマチやそれに類する病状を含んだ 各種水腫に対する新しい治療装置と方法とが必要になっていることが理解されよ う。 発明の要点 本発明は、マイクロアンペアの電流を治療の必要な患者の組織を通じて与える ための低電流干渉波マイクロ電流装置を供給するものである。本装置は、患者に マイクロ電流を与えるための約4個以上のチャンネルを備え、各チャンネルは患 者組織を通じてマイクロ電流電気回路を形成するための2つの電極を持つ。本装 置は、電力供給器即ち電源を備え、周波数ジェネレイター、パルスジェネレイタ ー、パルスエンベロープジェネレイター、及び各チャンネルの電流をほぼ20μ Aからほぼ200μAで300Hzまでに制御するコントローラーを備えている 。また、干渉波形を形成するために2つ以上の周波数が使用される。 本発明のマイクロ電流装置は、患者組織液の循環を助長し、患者組織の修復を 助けるため、低周波数、低振幅の波形を供給するものである。本装置は、パルス 間に必須ポーズを備えたマイクロ電流のパルスエネルギーエンベロープを供給す る。その波形は好適には50パーセントデューテイサイクルのスクエア波によっ て変調される。 本発明に関する患者治療方法は、多数組の電極を備え、各組の電極は患者組織 を介してマイクロ電流を供給するため接続され;患者に対して、ほぼ4組以上、 好適には8組の電極を配置し;各チャンネルに電流をほぼ20μAからほぼ20 0μAで300Hzまでの周波数に制御された電流を供給し;干渉波形を形成す るため、少なくとも2つの異なる周波数を異なるチャンネルに供給し;そして、 患者に対して、パルス間に必須ポーズを備えた波形エンベロープを使用して、パ ルスエネルギーを供給するステップを含む。好適には、該波形は50パーセント デューテイサイクルのスクエア波によって変調される。リンパ節中心への電極配 置によって、リンパシステムの排液を促進することができる。本発明によるマイ クロ電流治療後、リンパ水腫、水腫、繊維症、繊維性筋痛症、その他の症状に改 善が見られた。このように、本発明の方法は、マイクロ電流治療により改善の余 地のある患者に対して、好適に用いることができる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に関わるパルス状マイクロ電流装置の一実施の形態を示すブロ ック図であり、単独チャンネルを図示している。 図2は、本発明の装置に用いるマイクロプロセッサが実行する主制御プログラ ムのフローチャートである。 図3は、本発明の装置に用いるマイクロプロセッサが実行する割り込みタイマ ープログラムのフローチャートである。 図4Aから図4Cは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、マイクロ 電流治療に有用な方形の波形エンベロープと変調とである。 図5Aから図5Cは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、マイクロ 電流治療に有用な波形エンベロープの立ち上がり区間と立ち下がり区間の変調を 図示している。 図5Dから図5Fは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、マイクロ 電流治療に有用なパルス状波形エンベロープを図示している。 図6Aから図6Cは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、マイクロ 電流治療に有用な異なる極性を持った変調波形エンベロープを図示している。 図7Aから図7Eは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、マイクロ 電流治療に有用な異なる立ち上がり区間と立ち下がり区間を持った変調波形エン ベロープ(点線)を図示している。 図8Aから図8Eは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、全身のマ イクロ電流治療に使用する、組になった導通パッド或いは電極の配置を図示して いる。 図9Aから図9Dは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、上半身の マイクロ電流治療に使用する、組になった導通パッド或いは電極の配置を図示し ている。 図10Aと図10Bは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、体の中 央部のマイクロ電流治療に使用する、組になった導通パッド或いは電極の配置を 図示している。 図11Aと図11Bは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、脚のマ イクロ電流治療に使用する、組になった導通パッド或いは電極の配置を図示して いる。 図12Aと図12Bは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、下半身 のマイクロ電流治療に使用する、組になった導通パッド或いは電極の配置を図示 している。 図13は、本発明のマイクロ電流装置に使用するために改良構成した、組にな った手袋を図示している。 図14Aから図14Cは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、体の 中央部或いは下半身のマイクロ電流治療に、図13の手袋と共に使用する、組に なった導通パッド或いは電極の配置を図示している。 図15Aと図15Bは、本発明の実施の形態のうちの幾つかにおける、体の中 央部或いは上半身のマイクロ電流治療に、図13の手袋と共に使用する、組にな った導通パッド或いは電極の配置を図示している。 図16Aと図16Bは、本発明のマイクロ電流装置に使用する、マイクロプロ セッサU3の入力と出力を図示する回路を図示している。 図17は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、高電圧で作動するアナログ 多重回路を制御するために、電圧変換をする電圧レベル制御回路を図示している 。 図18は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、発信音を発生させる回路を 図示している。 図19は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、単独チャンネルのデータを 計測ユニットに導くデータ多重回路を図示している。 図20は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、キーボードのキーを通して ユーザの入力を受信して液晶表示装置(LCD)に出力をする回路を図示してい る。 図21は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、信号を増幅し、チャンネル のA面について、上記LCDに合わせた変換を行う計測回路を図示している。 図22は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、ユーザが選択した電流量を 出力する2チャンネル用H−ブリッジ回路を図示している。 図23は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、電池の代わりをする電源供 給回路を図示している。 図24は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、信号を増幅し、チャンネル のB面について、上記LCDに合わせた変換を行う第二計測回路を図示している 。 図25は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、タイミング回路とDCAC 変換器とを図示している。 図26は、本発明のマイクロ電流装置に使用する、H−ブリッジの極性と振幅 を制御する回路の構成とを図示している。 発明の好適な実施の形態についての詳細な説明 本発明は、添付の図面に示される実施の形態を参照してさらに以下のように説 明される。一つの実施の形態において、本発明のパルス状マイクロ電流干渉波装 置は8チャンネルを備えている。マイクロプロセッサが波形の幅、及び各パルス の振幅と極性とを制御し、パルス間にポーズを作る。上記マイクロプロセッサの 制御によって、上記波形が約0.1ないし300Hzの周波数で変調され、各チ ャンネルに約20μAないし180μAの電流を各々発生させる。各パルスは、 正負どちらでもよく、正負のパルスが交互に現れても良い。上記波形は、立ち上 がり区間及び立ち下がり区間について、いかなる形にも変調できる。 図1に示すように、本発明の一つの実施の形態において、上記装置は、アナロ グ出力回路12と計測回路13とを制御するマイクロプロセッサ制御部(MCU )10、電源装置18、オーディオスピーカー17、及び、液晶表示素子(LC D)16とキーボードプッシュボタン19とを備えた制御パネル15からなって いる。8チャンネルのうちの一つについての出力線11を、図1のブロック図に 示す。 制御部のマイクロプロセッサは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出専 用メモリ(ROM)、アナログ−デジタル(AD)変換器、デジタル−アナログ (DA)変換器、計算器、計時器、通信器を備えた低電力8ビットマイクロプロ セッサである。 上記電源装置は、高電圧出力演算増幅器(図示されない)に対して出力される ±32Vの電圧、計測演算増幅器に対して出力される±9Vの電圧、及びマイク ロプロセッサに対して出力される+5Vの電圧を供給する切り替え電源装置であ る。かかる電力は表示作業電圧12Vの電池などから供給されても良い。プッシ ュボタンで電源が入るようになっており、好適には、もし波形が発生されない場 合には、凡そ6分後に自動的に切れるようになっている。上記マイクロプロセッ サはまた、電源装置のオン/オフの状態を制御する。 上記アナログ出力回路は、上記マイクロプロセッサ制御部の制御のもとで、チ ャンネルに電流を供給するために使用される。回路構成は図16ないし図26に 詳細に示され、以下に説明される通りである。出力段は、最大電流出力が30V で180μAの電圧制御定電流構造の演算増幅器である。上記マイクロプロセッ サ制御部は、演算増幅器に接続されているDA変換器で電圧を制御し、演算増幅 器の出力電流を調整する。上記DA変換器は電流のプログラム可能ランプアップ (programmable ramp up)を可能にする。インライン電圧乗算器は出力段のオン /オフ状態及び極性を制御する。出力電流の流れは、電圧が調整された後、上記 演算増幅回路のみによって制御される。 上記計測回路は高インピーダンス回路であり、患者に対し表示される出力電流 及び出力電圧を計測するためのマイクロプロセッサである。上記回路は、図21 及び以下に詳しく説明される。出力電流は、出力部に直接接続された高インピー ダンス回路によって検出される。出力電圧は、直接、高インピーダンス電圧分周 器で電圧を計測することによって検出される。これらの計測結果は表示目的にの み使用され、出力の制御には使用されない。 LCDを備えた上記制御パネルは、所望のパラメータ、及び特別な処理のため の所定のパラメータのグループであるプログラム済処理設定を選択し、かつ、時 間、電流、電圧などの様々な処理パラメータを表示するための手段を提供する。 装置の電源を入れたり、パラメータや設定を入力するには、簡便なボタンが使用 される。 上記オーディオスピーカーは、ボタンパネルや電流の流れを確認する、音声に よるフィードバックを使用者に提供する好適な手段である。発信音の周波数は電 流の量によって、例えば、高電流に対しては高周波数というように、変化させる 。 電源装置を変更しても、上記ユニットが仕様通りに機能することが妨げられる ことは無い。上記ユニットは9Vないし15Vにおいて仕様通り作動する。電圧 が15Vを超えるか9Vを下回るかすると、上記マイクロプロセッサは所定の通 りには作動しないが、患者や装置の電子機器に対して害をなすことは無い。実際 には、出力が起こらないのである。全ての必要な機能が一度に起こり、ユニット が機能不全に陥った場合は、上記装置は最大電流を(30Vで)600μAに制 限するようになっている。 上記装置の前述のような電力制限に加え、さらにフェールセーフ機能が休み無 く電池の電圧レベルをモニターしている。電圧レベルが12Vを下回ると、LC D表示画面が電池交換を要することを操作者に気付かせるようになっている。 上記マイクロプロセッサ制御部は、図2のフローチャートに示されるようなメ インプログラムをプログラムされており、当該プログラムを前景とし、タイマ割 り込みプログラムを背景として起動している。上記メインプログラムは初期パラ メータを読み出し、上記タイマ割り込みプログラムを始動させ、上記LCD表示 画面に書き込み、全波形及び電流の発生を停止し、音の出力を停止する。 また、図3のフローチャートに示すように、操作入力を受け取るために入力さ れたタイマ割り込みプログラムがある。必要な選択がなされてスタートボタンが 押された後、上記ユニットは出力電流の発生を開始する。利用可能項目ベースで 割り込みタイマプログラムによって格納されたデータからのメインプログラムを 使って、データ表示が行われる。ハードウエアのタイマによって外部で波形周波 数の発生が行われる。エンベロープの発生は、上記割り込みタイマプログラムに よって行われる。 マイクロプロセッサは、選択されたエンベロープ、変調周波数、及び極性を持 つ波形を作り出す。各チャンネルはそれぞれ独立して制御される。各出力チャン ネルは別個の演算増幅回路であって、チャンネル間を1Megohm(メグオー ム)とすることによって信号線を他のチャンネルから物理的に絶縁している。当 該出力チャンネル回路は図22に示されている。 上記マイクロ電流装置の電気的出力は、10KΩの抵抗器(図1の抵抗器14 参照)のところで測った電流を表す波形である。上記波形は概して複合波形であ る。通常、一連の波形は、選択された周波数を持つ選択可能な予め設定された波 形エンベロープが50%デューティスクエア波によって変調されたものからなっ ている。 図4Aに示されるように、好適な標準波形(2周期)は2.0秒の負スクエア 波、0.5秒のポーズ、及び2.0秒の正スクエア波のエンベロープからなる。 この波形エンベロープは、例えば、周波数2.2Hzの50%デューティサイク ルの信号(図4C参照)で変調できる。2.2及び1.3Hzの信号の変調周波 数は出力波形の周波数と呼ばれ、選択可能であり、つまり、他の変調周波数も選 択できる。波形エンベロープは周波数によって変化することは無く、常に2.0 秒のスクエア波、0.5秒のポーズ、2.0秒のスクエア波、0.5秒のポーズ 、といったように固定されている。 ここでは、1パルスが1周期であり、例えば負の極性の波形エンベロープや、 正の極性の波形エンベロープがそうである。 上記MCUにプログラムされているのは、6つの選択可能な波形エンベロープ である。 「シャープエッジ」エンベロープは、図5Aに示されるように、最小の立ち上 がり時間(約1ミリ秒)をもつ立ち上がり区間及び立ち下がり区間からなる。「 マイルドエッジ」エンベロープは、図5Bに示されるように、約100ミリ秒と いう中程度の時間をもつ立ち上がり区間及び立ち下がり区間からなる。「ジェン トルエッジ」エンベロープは、図5Cに示されるように、500ミリ秒の時間を もつ立ち上がり区間及び立ち下がり区間からなる。「シャープパルス」エンベロ ープは、図5Dに示されるように、幅0.2秒の急峻なパルスが1サイクルにつ き1つあるものである。「ダブルシャープパルス」エンベロープは、図5Eに示 されるように、幅0.2秒の急峻なパルスが1サイクルにつき2つあるものであ る。通常、パルスエンベロープの急峻なパルスは、約0.1秒から約0.5秒で ある。「パルス化シャープエッジ波形」エンベロープにおいて、各パルスは、図 5Fに示されるように、上に幅1ミリ秒30Vのパルスを載せた30V幅2秒の シャープェッジェンベロープである。 もちろん、パルス幅及び周期、そして周期間のポーズの長さは変えることがで きる。概して、パルス幅は約0.5秒から約5.0秒の間で変えられる。周期間 (またはパルス間)のポーズの長さは、通常パルスの約10%から約25%であ る。ポーズの好適な長さは約0.5秒である。ただし、この時間長は処理方法に 応じて変わり得る。 また、波形エンベロープは変えることができ、従っていかなる所望の波形をも 提供することができる。 上記MCUは、例えば図6A(極性が変わるもの)、図6B(極性が正)、及 び図6C(極性が負)に示されるような、選択された極性なり前もってプログラ ムされた波形なりを、使用者に提供する。以上が選択可能なものである。選択さ れた極性はLCDに表示される。 一つの実施の形態において、波形の立ち上がり区間については「シャープ」、 「マイルド」、「ジェントル」、「パルススタンダード」、「ダブルパルス」、 及び「パルスシャープ」のエンベロープから選択可能である。各波形エンベロー プは、波形の立ち上がり区間及び立ち下がり区間の立ち上がり時間に、他とは違 う特徴を持っている。これは図5A〜5Fに示されている。ただし、他の波形の 形状もプログラムできる。 電流の波形の形状は、上記の実施の形態において40ないし180μAになっ ている電流の量にかかわらず、図5A〜5Fに示すような電圧の波形の形状と同 じになる。定電流回路は、500Ωから10KΩまで、及び50KΩまでの範囲 の様々な負荷に対し、図示された波形のために設定された電流を維持する。導通 すると、プログラムされた電流量に対して流れている電流(μA)のパーセンテ ージが、該パーセンテージの数値と共に、各々の棒が10%を表している棒グラ フ若しくは矢印によって、上記LCDに表示される。プログラムされた100μ Aという値に対して60μAの電流が流れた場合、60%というパーセンテージ と、10本中6本の矢印またはバーとが表示される。8チャンネルのうち各1組 2チャンネルが一度にモニターできる。上記LCDはまた、上記ユニットが実施 する操作全般にわたって流れている電流のパーセンテージを数値で表示する。 上記出力周波数は、パルスエンベロープの変調周波数に応じて変化する。好適 には、変調周波数は50%デューティサイクルを持っている。上記装置の周波数 調整領域は、0.3Hzより300Hzまでである。選択された周波数はLCD 画面に表示される。図7A〜7Cは、0.5Hz50%デューティサイクル波形 スクエア波によって変調された、シャープ、マイルド、ジェントルの波形エンベ ロープをそれぞれ示している。図7D及び7Eは、50Hz及び25Hz50% デューティスクエア波によってそれぞれ変調されたパルスエンベロープ及びダブ ルパルスエンベロープをそれぞれ示している。図7Fは、5Hz50%デューテ ィサイクルスクエア波によって変調されたパルス化波形エンベロープを示してい る。 前述のようなマイクロ電流装置の本実施の形態における電気回路が図16A〜 26に示されている。電力供給回路(図23)が8個の“D”セルからなるグル ープから必要な操作電圧を供給する。例えば、コンピュータ関連回路に+5V、 H−ブリッジ回路に+32V、計測回路に+23V及び+41Vを供給する。こ の低電力切り替え電源装置は、ユーザパネル15のキーボード上のリセットキー (ボタン19、図1)を押すことによって始動するようになっている。上記リセ ットキーがユニットを作動することによって計時回路を駆動し、レギュレータチ ップU9(図23)に電圧が加えられる。レギュレータチップU9は、変圧器T 1に1次パルスを供給する反転バッファーゲートU8Aを通じてMOSFETス イッチQ9を制御する。変圧されたパルスは整流にかけられ、フィルタされて、 補正された所望の電圧を持つ。上記電源装置は上記MCU10(図1)によって オフされるまで、かかる状態を維持する。当業者に公知の別の電源を、上記電源 のかわりに用いることもできる。 上記MCU10(図16のU3参照)は、上記ユニットの中心部であり、ユニ ットを稼働させる情報を供給する。また、上記MCUは制御機能に加え、キーボ ードプッシュボタン19からの入力を受け取り(図20に示される回路を使用) 、上記LCDに出力し使用者に対して表示する。上記LCDは、点灯したとき画 面を読み易くするようなエレクトロルミネセンスのバックライトユニットを備え ている。当該バックライトユニットを操作する電圧は、直流一交流変換器U18 (図25)によって供給される。(リセットキー以外の)キーのいずれか1つ、 またはボタン19を押すとバックライトが点灯する。計時回路(U17、図25 )は最長で約30秒間バックライトを点灯したままにさせる。 MCUは、H−ブリッジ回路(図22参照)が使用者が選択した電流量を供給 するよう設定する。電流はH−ブリッジフィードバック回路によって一定に制御 される。本実施の形態では、H−ブリッジ演算増幅器U107への制御電圧を設 定することによって、電流が40,80,100,160,及び180μAの5 段階から選択できるようになっている(図26参照)。これは、演算増幅フィー ドバック回路を連結し使用することによって実現されている。図示された回路を 使用すれば、電流はいかなる状況においても、選択された設定値または180μ Aを上回ることが無い。 波形エンベロープは、MCUパルス幅変調器“PWM”(VPLMA、図16 A〜B参照)と、最大電流出力を設定し、アナログスイッチU2(図26)に給 電する図16に示されるフィルター回路(R45、C31)とによって制御され る。これは最大電流が(スイッチによって)選択された後に、PWM出力を使う マイクロプロセッサーによって波形を制御するのに必要な値にまで最大電流を下 げることが可能であることを意味している。 MCU(U3)は、図16A〜16Bに示す回路を介してH−ブリッジ(図2 2)を制御する。図22は1つのAチャンネルと1つのBチャンネル用の出力回 路を示している。本実施の形態の装置は、基本的には、図示された各A,Bチャ ンネルに基づく出力電流信号用に4つのチャンネルを備えている。“A”出力を 持つ全てのチャンネルは同じであり、“B”出力を持つ全てのチャンネルは全て 同じである。 出力回路(図22)のアナログスイッチU104と出力トランジスターとの接 続を逆にすることによって、出力電流の極性がH−ブリッジにおいて制御される 。選択された周波数に応じて、これらの両スイッチをオンとオフとに切り替える ことによって、出力周波数が制御される。通常、電流を流すには、一方のスイッ チはオンであり、他方のスイッチはオフである。 全ての命令されたH−ブリッジ回路は、使用者が選択したのと同じ電流、例え ば40〜180マイクロアンペアの電流を作り出す。 全てのA側チャンネルは同じ信号で駆動され、全てのB側チャンネルはA側チ ャンネルとは異なる同じ信号で駆動される。それゆえ、A側出力はB側出力とは 異なる出力周波数特性を作り出す。望むなら、各チャンネルが異なる出力周波数 特性を持つように各チャンネルを個々にプログラムすることができる。代表的な ものとして、本実施の形態では、4チャンネル(A側)が一つの出力周波数特性 を持ち、他の4チャンネル(B側)が第二の周波数特性を持っている。 本実施の形態では、スピーカーが選択されたH−ブリッジチャンネルに流れる 電流レベルの音響的表示をする。MCU PWM(VPLMB)図16A〜16 B参照)とフィルタ(R88,C41)とから電圧制御を受ける電圧制御発振器 U10,U11(図18)によって発信音が作られる。発信音は広範囲の可聴周 波数にわたって変更することができる。ボリュームはスピーカーを駆動する音声 出力変成器T3の第一側の1セットのアナログスイッチとラッチU14,U12 (図18)とによって制御される。 MCUは任意の信号チャンネル“A”と“B”からデータを受け取り、使用者 が選択した任意の或るチャンネルの出力の電流出力表示をLCDに表示すること ができる。データマルチプレクサー(“Data Mux”、図19)はデータ の一つのチャンネルを分離し、計測ユニットに導く。制御電圧レベル移動装置( 図17)は電圧を変換し、高電圧で、このアナログマルチプレックス回路の動作 を制御する。一つのチャンネルとは使用者によって選択される8つのチャンネル のどのチャンネルであってもよい。計測ユニット回路は信号(U6、図21参照 )を増幅し、感知信号をH−ブリッジ高電圧からMCUが読み取り可能で必要な 表示を計算できる低電圧に変換する。これは“フライング コンデンサ”型電圧 レベル変換器U5(図21)によって達成される。それから、信号が緩衝され( U1、図21)、アナログ信号をMCUに送る。出力電流はLCD画面上に一群 の矢印によって描写され、相対的出力電流レベルが示される。おおよその電流割 合も表示される。第二のこのような回路がB側チャンネルのために使用される。 図16A〜26に示される回路において、C_はコンデンサ;D_はダイオー ド(適当なショットキー・ダイオード(D3、D7)、ツェナ・ダイオード(D 11、D12)或いはスイッチング・ダイオードが使用できる);R_は抵抗器 (通常、0.25ワット);RT_は温度に敏感な抵抗器;T_は変成器;U2 ,U4,U11,U12,U104,U204,U304はアナログCMOSス イッチ;U14,U21はCMOS4ビットラッチ;U6,U16はbi−fe t演算増幅器;U1,U7,U10,U107,U207,U307はCMOS 低力演算増幅器;U3は中央処理装置;U19はデュアルカッドアナログスイッ チ;U17はCM0S555;U8はカッド 2in NORゲートCMOS; U5,U15はデュアル高電圧アナログスイッチ;U9は電源切替調整器;U1 8はインバータ;JP2,JP5はLCDを表示するためのヘッダー;JP6は バックライト用3極雌コネクター:JP7はボタンにワイヤー接続するためのパ ッド;JP3は直列ポートとの接続;JP4,JP104,JP204,JP3 04は出力ヘッダーコネクター;PB_は押しボタンスイッチ;L1は低抵抗チ ョーク;LSIは小スピーカー;Q_はトランジスター(適当なMOSFET( Q8,Q10,Q20,Q21,Q22,Q23,Q24,Q26)、パワーM OSFET(Q9,Q18)或いは汎用トランジスター);そしてY1は4ミリ Hzクリスタルである。 ここに示す実施の形態では、1治療時間は1秒から120分まで段階的に増加 するよう選択することができる。表示された時間は、経過時間と、或る特定プロ グラムの残時間或いはLCD画面上にプログラムされた時間との両方を示す。 パルス幅、或いはサイクル時間は患者の治療によって変更することができる。 リンパ水腫(浮腫)の正極負極交互パルスを使う治療には、2秒のパルスと続く 二分の一秒のポーズとを使うことが有用であることが判っている。 ここに記載される8チャンネル、マイクロ電流、干渉波装置では、関心のある 部分に当てられた16個の導伝性パッドを介して、或いはデュアルチャンネルプ ローブのコットンQ先端を介して、電気出力が患者に与えられる。二本のデュア ルチャンネルプローブの4つのQ先端は4つのパッドと同じ出力に並列に接続す ることができる。ユニットは患者の一部分の治療に使用される一つのプローブと 、患者の体の他の部分の治療に使用される各ペアのパッドを介して使われる残り 6つチャンネルと一緒に使用することができる。図8A〜8Eは体全体のリンパ 系の治療に使われるパッドの配置を示す図である。これらの図では、各ペアのパ ッドは一つのチャンネルと関連し、マイナスとプラスは電圧を印加するための負 のパッドと正のパッドをそれぞれ示しており、電流が体の一部或いは領域に導か れる。 少なくとも、二つの異なる周波数が8チャンネル装置によって使用される。二 つの周波数が使われた場合、4つのチャンネルが一つの周波数を使い、残りの4 つの周波数が第二周波数を使う。図8A〜8Eに示されている例では、例えば、 チャンネル1,3,5,7が第一周波数を使い、チャンネル2,4,6,8が第 二周波数を使用している。しかしながら、上記で述べたように、各チャンネルは 独自の周波数を持つことができる。 治療行為を始めるには、使用者はオン/リセットボタン(図示せず)を押し、 装置に動力を供給する。様々な選択メニューがLCD画面に表示される。選択は 使用者が適切なボタンを押すことによって可能である。一旦、所望のパラメータ が選択されると、RUNボタン(図示せず)を押すことによって、装置をスター トさせることができ、装置は選択された時間が経過するまで動作を続ける。MC Uは使用者の選択に基づいて周波数と出力とを設定し、時間に従って進み、所望 の時間が経過すると停止する。 波形が続いている間、計測回路は出力電流と出力電圧とを計測する。このデー タはMCUに戻され、計算が終了すると、データがLCDに表示される。流れる 電流のレベルのトーンを表示する音声トーンは、波形が出力されている間存在す る。一旦プログラムされた時間が経過すると、ユニットは選択メニューに戻る。 選択がされない場合、6分後、ユニットは自身で自動的に停止する。 20期間の代表的な治療プログラムが表1に示されている。各期間は各7分の 三つの部分に分割されている。パッドは患者に図8A〜8Eに示すように置かれ ている。二つの周波数の周波数設定(Hz)、治療時間(分)、波形(ジェント ル,マイルド)、電流(μA)が表に示されている。なお、各治療期間の各部分 毎、並びに、期間と期間との間毎に、周波数は高くなる。また、波形は後の期間 によって変わる。上記で述べたように、パルス間で交互する極が使用される。 各ペアのパッドを図9A〜9Dに示すように配置することによって、16個の パッドは上半身のリンパ系の治療に集中させるように置くことができる。 各ペアのパッドを図10A〜10Bに示すように配置することによって、16 個のパッドは上半身のリンパ系の治療に集中させるように置くことができる。 各ペアのパッドを図11A〜11Bに示すように配置することによって、16 個のパッドは上半身のリンパ系の治療に集中させるように置くことができる。 各ペアのパッドを図12A〜12Cに示すように配置することによって、16 個のパッドは上半身のリンパ系の治療に集中させるように置くことができる。 マイクロ電流治療を手で行うリンパ排液治療と組み合わせて行うため、パッド を手袋と組み合わせて使用することができる。図13は、マイクロ電流干渉波治 療に適した一対の手袋130を示している。各手袋は2つの導電性のパッド13 1を使用者の手のひらの下に備えている。パッドは電気配線132によって、マ イクロ電流干渉波装置の2つ以上のチャンネルに接続されている。 手袋はラテックス材料によって形成されることが望ましい。手袋の導電性パッ ドは約5重量%のカーボンブラックと約0.1重量%の亜鉛とを含むアクリル共 重合体によって形成されると便利である。他の導電性組成物を代わりに使用する ことも可能である。 図13に示すように、手袋はマイクロ電流干渉波装置の2つのチャンネルに接 続することができる。手袋は手のひらが上になるように示されている。一方の手 袋が各チャンネルの正極に接続されており、他方の手袋が各チャンネルの負極に 接続されている。各チャンネルはそれぞれ異なる周波数を使用している。手袋を 患者に接触させると、或る周波数変調の電流が、チャンネル回路を形成する対応 するパッド間に流れる。このように、マイクロ電流と手で行う療法とを組み合わ せることができる。 また、手袋をパッドと組み合わせて使うことによって、マイクロ電流干渉波装 置の4チャンネル回路まで形成することが可能である。例えば、マイクロ電流干 渉波治療と組み合わせて、図14A〜14Cに示すように、4つのパッドを配置 し、脇腹、上部脚、膝、後部膝、足首、足、そして脚全体の手で行うリンパ排液 に使用される一対の手袋と電気的に接続することができる。示された体の部分を マッサージするために手袋を手で動かすことによって、手で行う治療におけるマ イクロ電流回路を完成することができる。 手袋と組み合わせて、4つのパッドを図15A〜15Bに示すように配置する ことによって、腕、腹部、背部の手で行うリンパ排液をマイクロ電流干渉波治療 と組み合わせて行うことができる。 また、パッドを図15Aに示すように配置し、顔、頭、首のマッサージに手袋 を使うことによって、これらの体の部分の手で行うリンパ排液をマイクロ電流干 渉波治療と組み合わせて行うことができる。 治療期間は表1に示された治療期間と同じ治療期間、つまり、段々と大きくな る周波数と波形とをもつ3つの部分に区切られた治療期間が望ましい。 本発明に基づいて、リンパ水腫及び/または繊維症の65人の患者をマイクロ 電流装置で治療した結果、全ての患者がマイクロ電流治療に対して、適度ないし めざましい反応を示した。 本発明の詳細を好ましい実施の形態を参照しながら記載した。しかしながら、 本明細書と図面を考慮し、本発明の精神と次に記載する特許請求事項の範囲内で 、当業者はいろいろと変更、改良して実施することができることは明らかである 。 表1:治療プログラム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.干渉波マイクロ電流装置であり、 電源装置; 周波数ジェネレイター; パルスジェネレイター; パルスエンベロープジェネレイター; 電流コントローラー;及び 患者組織に対してマイクロアンペアの電流を供給するための4個以上のチャン ネルを備え、各チャンネルは患者組織を通じてマイクロ電流電気回路を形成する ための2つの電極を持ち、 該コントローラーは各チャンネルの電流量をほぼ20マイクロアンペアからほ ぼ200マイクロアンペアで300Hzの周波数までに制御することを特徴とす る干渉波マイクロ電流装置。 2.該コントローラーは、各パルスエンベロープの後に一つのポーズを有する マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープを供給することを特徴とする 請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 3.各パルスエンベロープの後の該ポーズはパルスエンベロープ長の約10% から25%に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の干渉波マイクロ 電流装置。 4.該ポーズは約0.5秒に設定されていることを特徴とする請求項1に記載 の干渉波マイクロ電流装置。 5.該コントローラーは、50パーセントデューテイサイクルのスクエア波に よって変調される該マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープを供給す ることを特徴とする請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 6.該コントローラーは、干渉波形を供給するため、少なくとも1つのチャン ネルに第一の周波数を有する第一パルスエネルギー波形エンベロープを供給する とともに、少なくとももう一つのチャンネルに第二の周波数を有する第二パルス エネルギー波形エンベロープを供給することを特徴とする請求項1に記載の干渉 波マイクロ電流装置。 7.該パルス、該パルスエンベロープ、各チャンネルの該周波数の発生及び各 チャンネルの電流量を制御するためのCPUをさらに備えたことを特徴とする請 求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 8.該装置は8つのチャンネルを有することを特徴とする請求項1に記載の干 渉波マイクロ電流装置。 9.該コントローラーは、マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープ を供給し、該パルスは極性が変化することを特徴とする請求項1に記載の干渉波 マイクロ電流装置。 10.初期パルスが負極性であることを特徴とする請求項9に記載の干渉波マ イクロ電流装置。 11.該コントローラーは、マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロー プを供給し、該波形エンベロープは、電流がゼロからその最大値あるいは最小値 に約1ミリ秒から500ミリ秒間に変化する立ち上がり区間を有することを特徴 とする請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 12.該コントローラーは、マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロー プを供給し、該波形エンベロープは、電流がゼロからその最大値あるいは最小値 に約100ミリ秒から500ミリ秒間に変化する立ち上がり区間を有することを 特徴とする請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 13.該コントローラーは、マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロー プを供給し、該波形エンベロープは、電流がその最大値あるいは最小値からゼロ に約1ミリ秒から500ミリ秒間に変化する立ち下がり区間を有することを特徴 とする請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 14.該コントローラーは、マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロー プを供給し、該波形エンベロープは、電流がその最大値あるいは最小値からゼロ に約100ミリ秒から500ミリ秒間に変化する立ち下がり区間を有することを 特徴とする請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 15.該コントローラーは、マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロー プを供給し、該波形エンベロープは、電流がゼロからその最大値あるいは最小値 に、若しくはその最大値あるいは最小値からゼロに約1ミリ秒から500ミリ秒 間に変化する立ち上がり区間及び立ち下がり区間を有することを特徴とする請求 項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 16.該コントローラーは、マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロー プを供給し、該波形エンベロープは、電流がゼロからその最大値あるいは最小値 に、若しくはその最大値あるいは最小値からゼロに約100ミリ秒から500ミ リ秒間に変化する立ち上がり区間及び立ち下がり区間を有することを特徴とする 請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 17.該コントローラーは、使用者によって選択された波形エンベロープの一 極性においてマイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープを供給すること を特徴とする請求項1に記載の干渉波マイクロ電流装置。 18.リンパ腫をもつ患者においてリンパ循環を改善するための治療方法であ り、 多数組の電極を備え、各組の電極は電源に接続され患者組織を通じてマイクロ 電流を供給するチャンネルを形成するステップ; 約4組あるいはそれ以上の電極を患者に対して配置し、各電極はリンパ節の中 心に近接して配置されるステップ; 各チャンネルにほぼ20μAからほぼ200μAで300Hzまでの周波数に 制御された電流を供給するステップ; 干渉波形を供給するため、少なくとも1つのチャンネルに第一の周波数を供給 するとともに、少なくとももう一つのチャンネルに第二の周波数を供給するステ ップ;及び パルス間に必須ポーズを有する波形エンベロープを使用して、患者にパルスエ ネルギーを供給するステップを含むことを特徴とする治療方法。 19.50パーセントデューテイサイクルのスクエア波によって変調される該 マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープを供給するステップをさらに 含むことを特徴とする請求項18記載のリンパ腫をもつ患者においてリンパ循環 を改善するための治療方法。 20.干渉波形を供給するため、少なくとも1つのチャンネルに第一の周波数 を有する第一パルスエネルギー波形エンベロープを供給するとともに、少なくと ももう一つのチャンネルに第二の周波数を有する第二パルスエネルギー波形エン ベロープを供給するステップをさらにふくむことを特徴とする請求項18記載の リンパ腫をもつ患者においてリンパ循環を改善するための治療方法。 21.8個のチャンネルをさらに備えるステップを含むことを特徴とする請求 項18記載のリンパ腫をもつ患者においてリンパ循環を改善するための治療方法 。 22.パルス極性が変化するマイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロー プを供給するステップをさらに含むことを特徴とする請求項18記載のリンパ腫 をもつ患者においてリンパ循環を改善するための治療方法。 23.初期パルスが負極性であることを特徴とする請求項22記載のリンパ腫 をもつ患者においてリンパ循環を改善するための治療方法。 24.マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープを供給し、該波形エ ンベロープは、電流がゼロからその最大値あるいは最小値に約1ミリ秒から50 0ミリ秒間に変化する立ち上がり区間を有する、ステップをさらに含むことを特 徴とする請求項18記載のリンパ腫をもつ患者においてリンパ循環を改善するた めの治療方法。 25.マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープを供給し、該波形エ ンベロープは、電流がその最大値あるいは最小値からゼロに約1ミリ秒から50 0ミリ秒間に変化する立ち下がり区間を有する、ステップをさらに含むことを特 徴とする請求項18記載のリンパ腫をもつ患者においてリンパ循環を改善するた めの治療方法。 26.マイクロ電流のパルスエネルギー波形エンベロープを供給し、該波形エ ンベロープは、電流がゼロからその最大値あるいは最小値に、若しくはその最大 値あるいは最小値からゼロに約1ミリ秒から500ミリ秒間に変化する立ち上が り区間及び立ち下がり区間を有することを特徴とする請求項18記載のリンパ腫 をもつ患者においてリンパ循環を改善するための治療方法。 27.各手袋の手のひら部分に導電性パッドを配置した一対の手袋を備え、該 パッドは二つ以上のチャンネルに接続され、電流がパッドに導通している間に患 者にマッサージを行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項18記載の リンパ腫をもつ患者においてリンパ循環を改善するための治療方法。 28.水腫をもつ患者においてその膨張を減ずるための治療方法であり、 多数組の電極を備え、各組の電極は電源に接続され患者組織を通じてマイクロ 電流を供給するチャンネルを形成するステップ; 約4組あるいはそれ以上の電極を患者に対して配し、各組の電極は水腫組織の 部分により分断されるよう配置されるステップ; 各チャンネルにほぼ20μAからほぼ200μAで300Hzまでの周波数に 制御された電流を供給するステップ; 干渉波形を供給するため、少なくとも1つのチャンネルに第一の周波数を供給 するとともに、少なくとももう一つのチャンネルに第二の周波数を供給するステ ップ;及び パルス間に必須ポーズを有する波形エンベロープを使用して、患者にパルスエ ネルギーを供給するステップを含むことを特徴とする治療方法。 29.繊維症をもつ患者においてその発生を減ずるための治療方法であり、 多数組の電極を備え、各組の電極は電源に接続され患者組織を通じてマイクロ 電流を供給するチャンネルを形成するステップ; 約4組あるいはそれ以上の電極を患者に対して配し、各組の電極は繊維症組織 の部分により分断されるよう配置されるステップ; 各チャンネルにほぼ20μAからほぼ200μAで300Hzまでの周波数に 制御された電流を供給するステップ; 干渉波形を供給するため、少なくとも1つのチャンネルに第一の周波数を供給 するとともに、少なくとももう一つのチャンネルに第二の周波数を供給するステ ップ;及び パルス間に必須ポーズを有する波形エンベロープを使用して、患者にパルスエ ネルギーを供給するステップを含むことを特徴とする治療方法。 30.繊維性筋痛症をもつ患者においてその発生を減ずるための治療方法であ り、 多数組の電極を備え、各組の電極は電源に接続され患者組織を通じてマイクロ 電流を供給するチャンネルを形成するステップ; 約4組あるいはそれ以上の電極を患者に対して配し、各組の電極は繊維性筋痛 症組織の部分により分断されるよう配置されるステップ; 各チャンネルにほぼ20μAからほぼ200μAで300Hzまでの周波数に 制御された電流を供給するステップ; 干渉波形を供給するため、少なくとも1つのチャンネルに第一の周波数を供給 するとともに、少なくとももう一つのチャンネルに第二の周波数を供給するステ ップ;及び パルス間に必須ポーズを有する波形エンベロープを使用して、患者にパルスエ ネルギーを供給するステップを含むことを特徴とする治療方法。
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