JP2001507292A - コレットチャック装置 - Google Patents

コレットチャック装置

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JP2001507292A
JP2001507292A JP52484699A JP52484699A JP2001507292A JP 2001507292 A JP2001507292 A JP 2001507292A JP 52484699 A JP52484699 A JP 52484699A JP 52484699 A JP52484699 A JP 52484699A JP 2001507292 A JP2001507292 A JP 2001507292A
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JP52484699A
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カナーン,ロジャー,ジェイ.
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パワー ツール ホルダーズ,インコーポレイテッド
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/20Longitudinally-split sleeves, e.g. collet chucks
    • B23B31/201Characterized by features relating primarily to remote control of the gripping means
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 コレットチャック装置(10)は、円錐台形状の凹部(16)を持つ本体部材(12)を備える。コレット(22)は、凹部(16)内に配設される。ナット部材(24)は、本体部材(12)上を回転可能に構成され、コレットを前記凹部内で軸方向に移動する。ナット部材(24)は、外側スリーブ部材(26)と、この外側スリーブ部材(26)と同心の内側スリーブ部材(30)とを備える。内側スリーブ部材(30)は、本体部材(12)上に形成されたねじにねじ係合され、その外周面上にはボール溝(27)が形成されている。外側スリーブ部材(26)は、その内周面上に形成されたボール溝(27)を有し、外側スリーブ部材(26)が内側スリーブ部材(30)に対し回転可能なように回転体がそれらの溝内に作動可能に配設されている。本体部材上に対するナット部材(24)の締結方向への回転中、外側スリーブ部材は、ボール溝(27)内の回転体の係合によって、内側スリーブ部材に対し締結方向に軸方向に前進し、これによりコレット(22)を円錐台形状の凹部(16)内にさらに押し込む。

Description

【発明の詳細な説明】 コレットチャック装置 発明の背景 この発明は、工具ビットを動力工具または工作機械の駆動軸に支持するチャッ ク装置に関し、さらに詳しくは、ルーチング,ドリル加工,フライス削り,穴加 工のような機械用途に特に有用である、コレット組込みの高速リリースチャック 装置に関する。 従来の工具支持装置は、本体部材内に形成された中空コーンまたは凹部と合致 する先細のコレットを有する本体部材すなわちコレット工具ホルダを組み込んで いる。ルータのような用途では、本体部材は,駆動軸の端部と、該駆動軸の端部 に形成される中空コーンすなわち凹部とを備えているであろう。典型的には、ね じ切りされたナットには、コレット前面の外側の円錐形表面に合致する円錐形の カム面が備えられている。この種の従来装置の運転中には、駆動スピンドルまた は工作機械のチャックは、コレットナットを充分に締付けるために固定支持され る必要がある。ナット部材の外側周面には、レンチがナット部材に係合して充分 な締結トルクを提供することができるよう、複数の平面が形成されている。この ため、コレットを使用している殆どのルータチャックおよび工具ホルダは、駆動 軸を固定支持し前記ナット部材を本体部材に締結するために、スピンドルロック を有するか特別レンチが備えられている。同様に、工具をリリースするためには 、工作機械軸またはチャック本体は、前記ナット部材が前記レンチによって緩め られる間に、再度固定支持される必要がある。 これらの公知の従来装置は多数の不具合を有している。例えば、締付けおよび 緩め手順が厄介なことが判っており、またスピンドル軸をロックするためあるい はナット部材に締付け力を付与するためにレンチのような別の装置が必要である 。さらに、ナット部材の締付けの度合は、ナット部材と本体部材との間の摩擦の 仲介によって制限される。調和していないナットの締付けは、ナットと工具ホル ダとのねじ部に高い変形応力を生じさせ、過剰な締付けの場合は損傷をひきおこ す。 この分野では、特にルータのような高速工作機械のために、コレット組込みの 改良されたチャック装置を提供する様々な試みがなされている。Kanaan等が出し た米国特許第5,511,801号は、例えば、この分野に重要な改良を提供す る。この特許’801号は、スリーブの中にナットを固定した状態で、本体部材 に対してスリーブを回転させることによって作動するコレットおよびチャックの 統合装置を開示している。ナットは、ナット内で回転可能で同心であるスクリュ ー部材と係合している。ナットの回転はスクリュー部材を長軸方向に駆動し、ス クリュー部材はコレットと係合しており、それによってコレットは工具シャンク (柄)を握持する。 本発明は、コレットを使用しているチャック装置の最新技術への改良を提供す る。 本発明の目的および要約 したがって、本発明の主な目的は、工具ビットまたは加工物を工作機械の駆動 スピンドルに固定するためのコレットが組み込まれている高速リリースチャック 装置を提供することである。 本発明の更なる目的は、コレット係合部材に充分な締付けトルクを供給するた めのレンチまたは外部装置を必要としないコレットおよびチャックの統合装置を 提供することである。 なおまた、本発明の更なる目的は、作動部材の摩擦抵抗が実質的に排除され、 それにより装置を手動操作によって締付けおよび緩めるようにするコレットチャ ック装置を提供することである。 さらに、本発明の他の目的は、工作機械、特に、ルータ、薄板トリマ、乾式壁 切断機、穴加工機械、フライス盤、ドリルのような高速工作機械のための改良さ れたチャック装置を提供することである。 本発明のさらなる目的および有利性は、続く詳細説明に部分的に説明されてお り、部分的には詳細説明から明らかであり、本発明の実施を通して知ることもで きる。本発明の目的および有利性は、添付の請求の範囲内に特に指摘されている 媒介手段およびその組み合わせによって実現かつ獲得される。 上記目的を達成するために本発明の手法によれば、チャック装置は、円錐台形 状の凹部をその中に備える本体部材を備えている。コレットは円錐台形状の凹部 内に作動可能に配設されている。本体部材は、その外周面に形成されるねじを有 している。ナット部材は、本体部材に回転可能に構成され、コレットは前記円錐 台形状の凹部内で軸方向に移動する。当業者ならばよく理解されるように、コレ ットが円錐台形状の凹部内を軸方向に移動するとき、コレットの握持部材は半径 方向の内側に圧縮され、コレット内に挿入された工具シャンクを堅く締める。 ナット部材は、外側スリーブ部材と、この外側スリーブ部材の内側で同心の内 側スリーブ部材とを含んでいる。内側スリーブ部材は、本体部材のねじとねじ係 合するねじ形成された内側円周面を備える。また、内側スリーブ部材は、その外 側円周面に形成されたボール溝を有する。外側スリーブ部材は、その内側円周面 に形成されたボール溝を有し、このボール溝は内側スリーブ部材上に形成された ボール溝に半径方向に対向している。ボールベアリングのような回転体が、内側 スリーブ部材および外側スリーブ部材のボール溝間に配設されている。好ましく は、回転体はボール支持器内に含まれている。外側スリーブ部材は、内側スリー ブ部材に対し、軸方向に移動可能であり、円錐台形状の凹部内でコレットを軸方 向に係合かつ移動するコレット係合部材を備えている。 上記した構成によれば、ナット部材の本体部材に対する締結方向への回転中、 外側スリーブ部材および内側スリーブ部材間に配設されるクリックリング機構に よりこれら2つのスリーブ部材間に最初から規定される制限された回転摩擦負荷 のせいで、ナット部材が本体部材に最初にねじ込まれる際には、前記外側スリー ブ部材および内側スリーブ部材は単一ユニットとして動作する。ナット部材が本 体部材上を転進すると、コレットおよび本体部材間の摩擦、同じく、内側スリー ブ部材および本体部材間の摩擦が増加するので、内側および外側スリーブ部材間 の初期摩擦負荷が乗り越えられ、内側スリーブ部材は回転を停止する。この際、 前記ボール溝内の回転体の係合によって、外側スリーブ部材は、内側スリーブ部 材に対し回転を続行するであろう。ボール溝のピッチは、本体部材および内側ス リーブ部材間のねじのピッチより小さくしたほうが好ましい。このようにして、 外側スリーブ部材は、内側スリーブ部材に対し軸方向に進行し、コレットと係合 して、コレットをさらに円錐台形状の凹部内に押し込む。これに関し、好ましく は、スラストワッシャーあるいは外側スリーブ部材およびコレット間の摩擦を低 減するべく外側スリーブ部材に回転可能に結合される部材を備えるコレット係合 部材が外側スリーブ部材に組み込まれる。 したがって、装置の作動部材同士間の摩擦負荷が実質的に克服され、レンチあ るいは他のトルク付与装置を用いることなくナット部材を充分に締結し得る。 図面の簡単な説明 図1は、緩められた即ち締結されていない初期位置にある本発明のチャック装 置の断面図である。 図2は図1に示したチャック装置の締結位置にある作動断面図である。 図3は本発明のチャック装置の構成要素を一列に示した図である。 好ましい実施形態の詳細説明 本発明の好ましい実施形態、図面に例示された1以上の実施例をいま詳細に説 明する。各実施例は本発明の説明のために提供されたもので、本発明を限定する ものではない。実際、本発明において、本発明の精神の範囲から逸脱することな く様々な変形、変更が当業者にとっては可能であることは明らかである。例えば 、1つの実施例の一部として図示あるいは記載された特徴は、他の実施例に使用 してなおかつ更なる実施例を生じさせ得る。このように、本発明は、添付の請求 の範囲およびそれらの同等物の範囲内で行われるそのような変形、変更を包含し ている。 本コレット保持チャック装置は、通常、各図面中で要素10として識別されて いる。チャック装置10は、工具ビット62(図1)を動力工具または工作機械 の駆動軸に保持するために用いられる。チャック装置10は、コレット保持装置 の利点が格別によく適合される、ルータ、薄板トリマ、乾式壁切断機、ドリル加 工,フライス削り,穴加工用の工具ホルダなどのような、高速用途に特によく適 している。しかしながら、これは本発明の限定を意味しているものではない。 チャック装置10は、コレット保持装置によって工具ビットを工作機械の駆動軸 に保持することが所望される任意の用途に使用され得る。 詳しくは図面には示していないが、チャック装置は、通常の任意の取付け形態 によって工作機械の駆動軸に装着し得ると理解されるべきである。例えば、当分 野では、コレット工具ホルダを工具または駆動軸に保持または収容するための多 数の従来システムが公知である。そのような全ての取り付け形態は、本発明の範 囲および趣旨に含まれ、チャック装置10を工具または駆動機構に取り付けるた めに使用されてもよい。例えば、本体部材と駆動軸間のねじ係合では、ボールデ ント装置の他に機械的インターロックなどが使用されてもよい。さらに、従来の ルータのように、本体部材を駆動軸の端部に直接形成することも本発明の範囲に 含まれる。本体部材のための特別なデザインおよび取付けシステムは、本発明に 特に関係しているわけではなく、全ての従来装置が使用され得る。 図面を説明すると、通常、チャック装置10は、その前端部分を貫通して形成 される円錐台形状のチャンバ即ち凹部16をもつ本体部材12を備える。チャン バ16は取外し可能なコレット22を収容する。例えば、図示されているような 、典型的な、分割タイプのスチール製のコレットが使用され得る。他の例では、 コレット22は、Jacobs(登録商標)Chuck Manufacturing Company製のUltra( 商標)Rubber-Flex(登録商標)colletsのように、グリップジョー同士の間に配 設された弾性材料によって離間関係が維持される、多数の個別の長軸のグリップ ジョーを備えるようにしてもよい。これらのタイプの従来のコレットは双方とも 当業者には公知である。また、そのようなコレットの動作および原理は公知であ るので、それに関する詳細な説明はこの開示の目的のためには必要でない。 本体部材12は外側円周面20を有し、該円周面上にはねじ溝18が備えられ ている。ナット部材24は、コレット22を円錐台形状の凹部16内で軸方向に 移動するべく、本体部材12に対し回転可能に構成されている。 ナット部材24は、外側スリーブ部材26および内側スリーブ部材30を備え る。外側スリーブ部材26は外側円周面28を有し、そこにはグリップ強化用の うね(リッジridge)50が形成されている。このグリップ強化表面は、使い勝手 をよくするために、任意の手法で加工あるいは形成された表面を含み得ると理解 されるべきである。外側スリーブ部材26は、ボール溝27を有する内側円周面 を備える。円周帯体状のデテント56が、ボール溝27の軸方向後方に配設され ている。外側スリーブ部材26は、また、コレット係合部材40が配置される前 端部を有している。図示された実施形態においては、コレット係合部材40はリ ング部材42を有し、リング部材42は、外側スリーブ部材26の前方フランジ 部分45内で回転可能に結合されている。ベアリング44は、リング部材42お よびフランジ部材45に形成される半径方向に対向するレースに収容される。こ のように、リング部材42は、外側スリーブ部材26とともに軸方向に移動する が、外側リング部材26が回転されても回転方向には静止されたままであると理 解されるべきである。リング部材42は、コレット22の前方端に当接するカム 面43を含んでいる。保持用突起部即ちリップ47がコレット22に形成された 凹部21と係合するので、外側スリーブ部材26が緩め方向に回転されると、円 錐台形状の凹部16からコレットが引き抜かれるすなわち軸方向前方に移動する 。 ナット部材24の内側スリーブ部材30は、ボール溝36が形成された外側円 周面38を有している。ボール溝36は、外側スリーブ部材26に形成されたボ ール溝27と同じピッチを有している。内側スリーブ部材30は、その軸方向後 端部に形成されるフランジ部材63と、フランジ63の軸方向前側に形成される 肩部64とを有している。ねじ34が、内側スリーブ部材30の内側円周面に形 成されている。ねじ34は、本体部材12上に形成されたねじ18に係合する。 ボール溝27,36のピッチは、ねじ13,34のピッチより小さいほうが好ま しい。 チャック装置10は、ボール溝36,27内に作動可能に配設された、ボール ベアリングのような回転体46を有している。好ましくは、回転体46は、ボー ル保持器(ball cage)48によって支えられ、ボール溝の円周周りに等間隔で 配置されている。したがって、さらに詳細に説明されるように、外側スリーブ部 材26は、コンポーネント(外側スリーブ部材26、内側スリーブ部材30)間 の初期摩擦負荷にひとたび打ち勝つことができれば、内側スリーブ部材30に対 して回転することができる。 シール58が、内側スリーブ部材30の周りにフランジ部材63に隣接して配 設されている。シール58は、図1および図2に詳細に示されているように、外 側スリーブ部材26の内側面をシールするリップを含んでいる。このリップ59 は、スリーブ部材26の内側面に対してスライドする。 保持リング60が、外側スリーブ部材26内に形成された溝61にはめ込まれ ている。保持リング60は、外側スリーブ部材26が回転されて内側スリーブ部 材30と完全にきり離されることを防ぐ。しかし、保持リング60は、半径方向 に圧縮されかつ溝61から外され得るので、外側スリーブ部材26は、保守また は部品交換のために、内側スリーブ部材から取外すことができると理解されるべ きである。 内側スリーブ部材30に対し回転される位置に外側スリーブ部材26を確実に 収容または保持するための機構が装置10に提供される。図示された実施例では 、この装置は、内側スリーブ部材30の肩部64に対して圧入されるクリックリ ング52を備える。クリックリング52は、負荷下でも内側スリーブ部材30に 対し回転不可能であり、その端部に突起部55が形成される複数のアーム部材5 4を有している。アーム部材54は半径方向に圧縮可能であり、突起部55は、 図1および図2に詳細に示されているように、外側スリーブ部材26の内側面に 形成されるデテント56に係合される。外側スリーブ部材26が内側スリーブ部 材30に対し回転するとき、突起部55は交互にデテント56から係合および解 放する。デテント56に係合されると、アーム部材54および突起部55は、内 側スリーブ部材30に対して外側スリーブ部材26を回転方向に「ロック」し、こ れにより、装置の不注意による緩みを防止する。クリックリング52は、また、 突起部55がデテント56と交互に係合及び解放するときに、可聴でかつ肉体的 な「クリック」を発生し、これによりオペレータに外側スリーブ部材26の締結度 合についての肉体的感覚および可聴の指標を提供する。 図1は、締結されていないすなわち緩められている初期状態のチャック装置1 0を示しており、コレット22をもつナット部材24は、最初に本体部材12に ねじ込まれる。内側スリーブ部材30および外側スリーブ部材26は、デテント 56に係合しているアーム部材54によりこれら構成要素間に最初から加えられ る初期摩擦負荷によって、単一の構成要素として回転すると理解されるべきであ る。ナット部材24が本体部材12にさらに締付けられると、凹部16内を軸方 向にさらに押し込まれるコレット22と本体部材12との間、同じくねじ山18 および34の間で、摩擦力が増加する。ある点で、この摩擦力は内側スリーブ部 材30および外側スリーブ部材26の間の初期摩擦負荷に打ち勝つであろう。こ の点では、内側スリーブ部材30は回転を停止するだろうが、外側スリーブ部材 26は、回転体46およびボール溝27,36の係合によって内側スリーブ部材 30に対し回転するであろう。したがって、外側スリーブ部材26をさらに手動 回転すると、外側スリーブ部材は内側スリーブ部材30に対して軸方向後方側に 進行する。外側スリーブ部材36が軸方向後方側に移動すると、コレット22は 、リング部材42との係合によって凹部16内をさらに軸方向に押し込まれる。 リング部材42は、ベアリング44の存在によって、外側スリーブ部材26と共 に回転しない。このようにして、実質的な摩擦負荷が克服される。 図2は締結形態にある装置を示している。図2は、外側スリーブ部材26が内 側スリーブ部材30に対して軸方向後方側に進行して、コレット22が凹部16 内で軸方向後方側に押し込まれていることを詳細に示している。外側スリーブ部 材が軸方向後方側に動くとき、シール58のリップ59が外側スリーブ部材に対 しスライドし、またクリックリング52の突起部55がデテント56内で軸方向 に動く。外側スリーブ部材26は、クリックリングおよびデテント56の係合に よって、締結回転位置で回転方向に保持されている。 装置を緩めるためには、オペレータは単に外側スリーブ部材26を反対の緩め 方向に回転する。このようにして、外側スリーブ部材26は内側スリーブ部材3 0に対し軸方向前方側に動き、保持リップすなわちリッジ47がコレット22を 凹部16から引き出す。外側スリーブ26が緩め方向に回転されるとき、クリッ クリング52は同じようにしてデテント56と動作する。ある点で、クリックリ ング52のアーム54とデテント56の間の摩擦負荷(これはアーム54の形態 を変えることによって変更可能である)、同じく、内側および外側スリーブ部材 間のシステム負荷は、ねじ18,34間で発生される摩擦負荷よりも大きくなり 、その後2つのスリーブ部材は緩め方向に単一のユニットとして回転する。この ようにして、ナット部材24は、必要ならばコレット22の取り替えすなわち交 換のために本体部材12から完全に非ねじ係合すなわち取外される。しかしなが ら、工具シャンク62をコレット22から取外すためには、ナット部材24は本 体部材12から完全に非装填すなわち取外す必要はないと理解されるべきである 。本 装置は、コレットに工具シャンク62への把持力を失わさせる図1に示される位 置まで緩め得る。 本発明においては、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な変形 、変更が当業者にとって可能である。そのような変形、変更は添付の請求の範囲 およびそれらの同等物の範囲内で行われる本発明の応用に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. その中に形成される円錐台形状の凹部と、その外側周面に形成された ねじとを有する本体部材と、 前記円錐台形状の凹部内で作動可能に配置されるコレットと、 前記本体部材と回転可能に構成され、前記円錐形状の凹部内で前記コレットを 軸方向に移動するナット部材と、 を備え、 前記ナット部材は外側スリーブ部材およびこの外側スリーブ部材と同心の内側 スリーブ部材を備え、前記内側スリーブ部材は前記本体部材のねじとねじ係合す るねじが形成された内周面を有し、前記内側スリーブ部材はその外周面に形成さ れるボール溝を有し、 前記外側スリーブ部材は、その内周面に形成されて前記内側スリーブ部材のボ ール溝と半径方向に対向するボール溝を有し、前記外側スリーブ部材は、内側ス リーブ部材に対して軸方向に移動可能であり、さらに前記コレットを前記円錐台 形状の凹部内で係合かつ移動するコレット係合部材を備えるものであり、 前記外側スリーブ部材および内側スリーブ部材のボール溝内に作動可能に配設 される回転体を備え、 前記ナット部材を前記本体部材上で締結方向に回転させると、前記外側スリー ブ部材は、前記ボール溝内の前記回転体の作動によって前記内側スリーブ部材に 対し前記締結方向に軸方向に前進し、これにより前記コレットは前記円錐台形状 の凹部内でさらに押し込まれることを特徴とするコレットチャック装置。 2. 前記本体部材は、コレット工具ホルダを備えることを特徴とする請求 項1記載のコレットチャック装置。 3. 前記ナット部材は、前記本体部材に対し取外し可能であることを特徴 とする請求項1記載のコレットチャック装置。 4. 前記コレットは交換可能であることを特徴とする請求項3記載のコレ ットチャック装置。 5. 前記ナット部材は、グリップ強化された外側円周面をさらに備えるこ とを特徴とする請求項1記載のコレットチャック装置。 6. 前記グリップ強化表面は、前記外側スリーブ部材の外側周面に形成さ れていることを特徴とする請求項5記載のコレットチャック装置。 7. 前記ナット部材が前記本体部材にねじ込まれるとき、外側スリーブ部 材および内側スリーブ部材が最初一緒に回転するように、前記外側スリーブ部材 と内側スリーブ部材の間に制限された回転摩擦負荷が規定されていることを特徴 とする請求項1記載のコレットチャック装置。 8. 前記内側スリーブ部材の周りに同心に配設される調整クリックリング をさらに備え、前記クリックリングは前記外側スリーブ部材のデテントと解放可 能に係合する可撓性のアーム部材を有することを特徴とする請求項7記載のコレ ットチャック装置。 9. 前記コレット係合部材は、前記外側スリーブ部材の前端部に回転可能 に結合されるリング部材を備えることを特徴とする請求項1記載のコレットチャ ック装置。 10. 前記回転体は、ボール保持器に支持されていることを特徴とする請 求項1記載のコレットチャック装置。 11. コレットを収容するべくその中に形成される円錐台形状の凹部と、 その外側周面に形成されたねじとを有する本体部材と、 前記本体部材のねじとねじ係合し、前記円錐形状の凹部内で前記コレットを軸 方向に移動するよう構成されているナット部材と、 を備え、 前記ナット部材は、外側スリーブ部材およびこの外側スリーブ部材と同心の内 側スリーブ部材を備え、前記内側スリーブ部材は、前記本体部材のねじとねじ係 合するねじが形成された内周面を有し、前記外側スリーブ部材は、内側スリーブ 部材に対して軸方向に移動可能であり、さらに前記コレットを前記円錐台形状の 凹部内で係合かつ移動するコレット係合部材を備えるものであり、 前記外側スリーブ部材と内側スリーブ部材の間に配設され、これらスリーブ部 材と回転可能に結合する回転結合装置を備え、 前記ナット部材を前記本体部材上で締結方向に回転させると、前記外側スリー ブ部材は、前記回転結合装置によって前記内側スリーブ部材に対し前記締結方向 に軸方向に前進し、これにより前記コレットは前記円錐台形状の凹部内でさらに 押し込まれることを特徴とするコレットチャック装置。 12. 前記回転結合装置は、前記内側および外側スリーブ部材に形成され る対向する溝に配設される回転体を備えることを特徴とする請求項11記載のコ レットチャック装置。 13. 前記外側スリーブの前記内側スリーブ部材に対する非締結方向への 回転を防ぐ手段をさらに備えることを特徴とする請求項11記載のコレットチャ ック装置。 14. 前記手段は、前記内側スリーブ部材の周りに同心に配設され、前記 外側スリーブ部材に解放可能に係合する軸方向に装填可能なクリックリングを備 えることを特徴とする請求項13記載のコレットチャック装置。
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