JP2001500803A - ばね式チャック - Google Patents

ばね式チャック

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JP2001500803A
JP2001500803A JP10515634A JP51563498A JP2001500803A JP 2001500803 A JP2001500803 A JP 2001500803A JP 10515634 A JP10515634 A JP 10515634A JP 51563498 A JP51563498 A JP 51563498A JP 2001500803 A JP2001500803 A JP 2001500803A
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マイルズ,ケビン,シー.
ガディス,ベンジャミン,エー.
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パワー ツール ホルダーズ,インコーポレイテッド
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    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
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    • Y10T279/32Means to prevent jaw loosening

Abstract

(57)【要約】 本体部材(16)と、本体(16)に角度付けられた通路(30)にスライド可能に配置された各ジョー(18)とを含むチャック(10)。チャック(10)は、さらに本体(16)に対して回転可能に取り付けられ、各ジョー(18)のねじ(34)と係合するナット(60)を含む。概ね円筒状のスリーブ(12)がナット(60)と駆動して整合するように配置され、本体(16)のノーズ区分(56)を覆っているので、スリーブ(12)が本体(16)に対して回転されるとき、ジョー(18)はツールのシャフトを把持するように移動するだろう。ばね部材(80)は、スリーブ(12)と係合するように偏倚され、ナット(60)に対して選択的に回転可能に配置されている。ナット(60)が締め付けられるとき、ばね部材(80)はこのロック関係を助成する係合部(17)を有する本体(16)にロックされる。ロックされると、ナット(60)はチャック(10)の使用時の振動による緩みから抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 ばね式チャック 発明の背景 本発明は、一般にドリル、または電気あるいは空気圧動力の駆動装置と共に使 用されるチャックに関する。より詳しくは、本発明は手動によって、あるいは駆 動モータの作動によって締め付けられたり緩められるキーレスタイプのチャック に関する。 手動、および電気または空気圧式のツール駆動装置は、両方ともよく知られて いる。ツイストドリルは、このような駆動装置と共に使用される最も一般的なツ ールである。このツールはまた、各スクリュー駆動装置、各ナット駆動装置、各 バー(bur)、各砥石、そして他の切断または研磨のツールを含んでいてもよ い。各ツールは多種多様の直径のシャンクを有していてもよいし、またツールシ ャンクの断面が多角形であってもよいので、装置は、通常、比較的大きな範囲に 渡って調整可能なチャックを具えている。チャックは、ねじやあるいはテーパ付 き穴によって駆動装置に取り付けられていてもよい。 多種多様なチャックが当分野において開発されている。チャックのもっとも簡 単な形態においては、互いに周方向におおよそ120度離間された三個のジョー が、駆動シャフトに取り付けられている本体内に角度付けられて配置された通路 内に拘束され、そして、本体を、ジョーに係合している拘束されたナットに対し て、一方の方向に回転させると、各ジョーとツールの円筒状のシャンクとを把持 関係にさせる力が働くように形成されている。反対方向に回転させると、把持関 係を解放する。このようなチャックは、それが手動によって回転されるならば、 キーレスでもよい。このようなチャックの一例は、米国特許第5,125,67 3号に開示されており、「衝撃のないキーレスチャック」という名称で本出願人 に譲渡されており、その全体の開示は、本出願の一部を構成するものとする。 米国特許第5,125,673号に説明されるようなキーレスチャックの成功 にもかかわらず、キーレスチャックの様々な形状は、利用の多様性に対して望ま しいものである。勿論、より少数の構成部品を要し、および/または生産コスト の低いキーレスチャックを有することもまた望ましいだろう。 例えば、ハンマードリリングの際に、係合されるドリルをしっかりと固定する ために用いられる従来のチャックにおいて、このツールの使用に起因する振動は 、各ジョーに対して、ツールのシャフト周りの把持の緩みを引き起こす可能性が ある。これは、加工物およびツール作動の両方にとって、好ましくない結果とな る可能性がある。 発明の目的と要旨 本発明は、前述の考察および他の先行技術の構成および方法を認識し、取り組 んでいる。 従って、本発明の目的は、使用時の振動が、各ジョーのツールシャフト周りの 把持に緩みを生じさせない改良されたチャックを提供することである。 本発明の目的はまた、改良されたキーレスチャックを提供することである。 本発明の他の目的は、操作の際に各ジョーへのナットの効率的な締結を許すキ ーレスチャックを提供することである。 本発明の他の目的は、組み立てられるべき個々の構成部品の数が最少なキーレ スチャックを提供することである。 本発明のさらなる目的は、所定の位置を超えるナットの軸方向移動を制限する 機構を改良するキーレスチャックを提供することである。 これらの、および他の目的は、回転可能な駆動シャフトを具えた手動または動 力付き駆動装置と共に使用するチャックを提供することによって達成され、この ようなチャックは、ノーズ区分とテール区分とを有する概ね円筒状の本体部材を 具えている。テール区分は、その中に駆動装置の駆動シャフトを接続するための 軸方向穴を有しており、そして、ノーズ区分は、その中に軸方向穴を有し、そし て、この軸方向穴で交差するように角度付けて形成され、配置された複数の通路 を有している。チャックはさらに、角度付けて配置された各通路内をスライド可 能な複数のジョーを含み、各ジョーは、その一側部上にジョー面を有しており、 そのジョー面と反対の側部にねじが形成されている。チャックはまた、本体に対 して回転可能に設置されたナットを含む。このナットはジョーとねじで係合して いる。本体部材は、ナットと本体部材との間に配置されたベアリングアセンブリ によって、回転可能にナットに対して配置されていてもよい。ベアリングアセン ブリは、自己保持で摩擦がなく、本体部材のスラスト受け部分と隣り合って配置 されたベアリングアセンブリを含み得る。 ナット保持部材は、所定の位置を超えるナットの軸方向の移動を制限すること によって、本体上にナットを保持している。ナット保持部材は、載頭円錐部分を 含み、主保持機構と、追加の保持機構とによって本体に保持されている。適した 主保持機構は、本体上にナット保持部材を圧入することを含む。適した追加の保 持機構は、本体に形成された少なくとも一つの溝と、ナット保持部材に形成され 、この溝に受け入れられる、少なくとも一つの爪とを含む。 チャックはまた、おおよそ円筒状のスリーブ部材を含み、このスリーブ部材は ナットと駆動的に係合し、本体部材のノーズ区分上に存する。これにより、スリ ーブ部材が本体部材に対して回転されるとき、ジョーはその回転によって動くだ ろう。 チャックはさらにばね部材を含み、このばね部材は選択的にナットに対して回 転可能に配置されている。ばね部材は、スリーブ部材の内側の表面に形成された 複数の刻み目のうちの少なくとも一つを介して、スリーブ部材と係合することが できる。ばね部材は、スリーブ部材に向かって偏倚した少なくとも一つの腕を有 していてもよく、この腕は、スリーブ部材の刻み目の一つと係合するように形成 された少なくとも一つのタブを有していてもよい。刻み目とタブとの係合に伴っ て、抑制トルクが、ばね部材とスリーブ(そして、スリーブと作用的に接続して いるナット)との間の相対的回転を妨げるように働く。ばね部材は、結果として 、望ましい方法でツールのシャフト周りにジョーを締め付けるべくナットが回転 されるとき、後方に向かう軸方向スラストが、ばね部材を本体に対して回転不能 にロックするように、ナットと本体部材のスラスト受け部分との間に配置され得 る。これが起ったとき、さらなるナットの締め付けは、タブがスリーブ部材上の 隣り合った刻み目の間を移動するのに従って、スリーブ部材のばね部材に対する 回転を生じさせる。 チャックの本体部材はさらに、ばね部材の一部によって選択的に係合されるよ うに形成され、配置されている係合部分を含み得る。このばね部材はまた、本体 部材のぎざぎざが形成された部分と選択的に係合するように配置された歯止め部 材を含み得る。スリーブ部材は、さらなる抑制トルクが、ばね部材と本体との間 の相対的回転を妨げるべく働くように、歯止め部材の本体部材のぎざぎざ部分と の係合を生じさせるように形成された回り止め部を含んでもよい。このばね部材 は、ナットとばね部材の間にベアリングアセンブリを配置することによって、ナ ットに対して回転可能に配置されていてもよい。 本発明のこれらと他の目的、特徴そして形態は、以下の項目で詳しく説明され る。 図面の簡単な説明 当業者に対して最良の形態を含む、本発明の完全且つ実施可能な説明が、添付 の図面の参照を含んで、明細書の残りにおいてより詳細になされ、ここで、 図1は、本発明の実施形態に係るチャックの部分断面正面図である。 図2は図1及び4のいずれか、または、両方に図示されたチャック本体とその 他の立体斜視組立図である。 図3は、図1の3−3矢線断面図である。 図4は、本発明の目下好ましい実施形態によるチャックの正面図である。 図5は、図4の目下好ましい実施形態の細部の部分断面正面図である。 図6は、図5及び7に示される本発明のその他の実施形態の細部の載頭部分断 面斜視図である。 図7は、図5及び6に示される本発明のその他の実施形態の細部の載頭部分断 面斜視図である。 本明細書及び図面における参照符号の反復使用は、本発明の実施形態の同一、 または類似特徴や要素を表現することが意図されている。 好ましい実施形態の詳細な説明 本説明は、代表的な実施形態のみの説明であり、本発明の広い形態を限定する つもりではなく、この広い形態は、代表的構造に具体化されているということが 当業者に理解されるであろう。1995年8月11日に出願されたシリアル番号 第08/514,515号の共有出願は、この参照によって本明細書の一部を構 成するものとする。図と説明の全てに渡って、同じ数字が同じ構成部品に割り当 てられている。加えて、別の実施形態と共通の要素は、100の位が異なる数字 で示されている。 本発明のチャック装置の好ましい実施形態は図4,5に示されている。本発明 のチャックの他の実施形態が図1〜3に示されている。本発明のチャック装置は 、個別の実施形態に依って、数字10、110で図に全体的に表されている。 図1、4をそれぞれ参照すると、本発明に係るチャック10,110が、それ ぞれ図示されている。チャック10,110のそれぞれは、スリーブ部材12, 112、任意の後方スリーブ部材14,114、本体部材16,116、そして 、複数のジョー18,118を含んでいる。 図1、4に示されるように、スリーブ部材12,112はチャック10,11 0の本体部材16,116に緩く篏められている。スリーブ部材12、112の 外周面は、オペレータが安全にスリーブ部材12,112を握れるように、ぎざ ぎざが設けられていたり、縦の溝、あるいはその他の突出部が設けられていても よい。同じような様式で、もし用いられるのであれば、後方スリーブ部材14, 114の外周面にも、望みに応じて、ぎざぎざが設けられたり、溝が設けられて もよい。後方スリーブ部材14,114が省略されている時は、スリーブ部材1 2,112は、本体部材16,116のテール区分の終端(後述する)まで伸ば されていてもよい。このような単一のスリーブの実施形態は、スピンドルロック あるいはそれに類するものが駆動装置に設けられている場合や、駆動装置がジョ ーを締めたり、緩めたりするのに用いられる場合において、特に好ましい。 スリーブ12,112と後方スリーブ14,114は、ポリカーボネート、ガ ラス充填プロピレンのような充填ポリプロピレンといった構造プラスチックや、 構造プラスチック材料の混合体から作成されてもよい。例えばグラファイトが充 填された重合体のような他の合成材料もまた、ある環境においては適しているか もしれない。当業者によって十分に理解されるように、本発明のチャックが製作 される材料はチャックの最終使用目的に依存しており、上述のものは例示のため にのみ提供されている。 図1、4を参照するに、本体部材16,116はおおむね円筒状の形状であり 、ノーズすなわち前方区分20,120と、テールすなわち後方区分22,12 2を含んでいる。図1、4に示されるように、軸方向穴24,124は本体部材 1 6,116のノーズ区分20,120に形成されている。チャックが収容すべく デザインされている最も大きなツールシャンクよりも幾分大きい。そして、図1 ,4に示されるように、スリーブ部材12,112は、ノーズ区分20、120 に緩く嵌められている。 図1,2に示されるように、ねじ穴26は、本体16のテール区分22に形成 されている。ねじ穴26(126)は、本体部材16,116の中心部分28, 128において、軸方向穴24(124)と連通していてもよい。ねじ穴26は 、動力付きあるいは手動の駆動装置(不図示)の駆動シャフトと連結すべく規格 寸法である。ねじ穴26が図示されているけれども、このような穴は、テーパ付 き駆動シャフトと連結すべく規格寸法のテーパ付き穴に置き換えられることも可 能である。同様に、ねじ穴あるいはテーパ付き穴は図4の実施形態に対しても満 足し得るものであろう。 図1,4に示されるように、分離された通路30,130が本体部材16,1 16に形成され、この通路内部にジョー18,118をそれぞれスライド可能に 収容するようになっている。複数のジョー18,118と、これに対応する通路 30,130が設けられている。3個のジョー18,118が用いられている場 合、それぞれのジョー18,118は隣のジョーとおおよそ120度の円弧ずつ 離れた位置に分離されている。図2に示されるように、通路30とジョー18の 長手方向の軸31はそれぞれ、チャック10の長手方向中心軸11に対して角度 付けられたものであるが、チャック本体16の前方の一点でチャックの軸11と 交差する。図1,4に示されるように、ジョー18、118はそれぞれ、ツール 係合面32,132を有しており、それはチャック本体16,116の長手方向 中心軸11とおおよそ平行である。ジョー18,118はそれぞれねじ34、1 34をツール係合面32,132の反対側である外方の面に有している。ねじ3 4,134の適切な形式及びピッチが当業者が容易に理解しうる本発明の範囲に おいて、利用されてもよい。 図1,4に図示したように、本体部材16,116はスラストリング部材36 ,136を含む。これは本体部材16,116のスラスト受け部分36,136 を構成している。好ましい実施形態において、スラストリング部材36,136 は、 本体部材16,116と一体である。目下、好ましくはないけれども、スラスト リング部材36、136は、本体部材から分離された構成部品であってもよい。 図2,4に示されるように、スラストリング部材36、136は、突出部分38 、138を含む。図2,4に示されるように、突出部分は、自己保持の摩擦のな いベアリングアセンブリ42,142の、シュラウド、つまりアウターレースと 係合するように適合され得る。なお、ベアリングアセンブリ42,142の詳細 については後述する。図1,4に示されるように、スラストリング部材36,1 36は、通路30,130に整列して形成されたジョー誘導路40,140を含 む。このジョー誘導路40,140はこの中をジョー18,118が通って移動 (引き込み、延出)するのを許容する。分離された誘導路40,140が複数の 通路30,130とジョー18,118のそれぞれに対して設けられている。 図1,4を参照するに、本体部材16,116のテール区分22,122は、 もし望むのならば、圧入されるべき任意の後方スリーブ14,114を受け入れ るためのぎざぎざ面46,146を有する後方円筒部44,144を含んでいて もよい。本体16,116は、また、後方円筒部44,144からスラストリン グ36,136のあたりまで延在する第一テーパ部48,148を含む。 図2に示されるように、第一中央円筒部51が、スラストリング36のあたり から、第一中央円筒部51よりも小さい直径の第二中央円筒部52まで延在して いる。前方円筒部53が、第二中央円筒部52の終端から、傾斜ノーズ部56ま で延在している。図4に示す目下好ましい実施形態は、前方円筒部153と、傾 斜ノーズ部156のみが図中ですぐに認識できるだけだが、図2に示す実施形態 と同様の形態である。 図1,4に示されるように、ノーズ部56,156は、そこに圧入されるノー ズピース58,158を受けるように適合されている。ノーズピース58,15 8は、チャックが組み立てられたときに外部にさらされる部分であり、ノーズピ ース58、158は、ノーズ部56、156の美感を向上させるカバーを提供す るという付加的機能に役立っている。一つの実施形態においては、ノーズピース 58,158は、鉄錆を防ぎ、さらにその外観を高めるために非鉄金属コーティ ングで被膜されてもよい。ふさわしいコーティングの例として、亜鉛やニッ ケルが挙げられる。しかしながら、その他のふさわしいコーティングが利用され 得ることが理解されるべきである。耐錆のコーティングが施されたノーズ片58 ,158は、さびに対抗するために、本体16、116全体をコーティングする 費用をかけずに、美的に好ましい外観をもたらすという利点を生じさせる。 図1,4に示されるように、本発明はさらに、本体部材16,116に対して 回転可能に取り付けられ、かつ、ジョー18,118のねじ34,134と係合 するナット60,160を含む。ナット60,160は、ジョー18,118の ねじ34,134と噛み合うためのねじ62,162を有している。これにより ナット60,160が本体16,116に対して回転されると、ジョー18,1 18が通路30の長手方向の軸31(図2のみ)に沿って、一定方向に前進した り、引っ込んだりするだろう。通路の軸31は、本体部材16の縦軸11に沿う 方向成分を有している。 ナット60,160は一片のナットの形態に形成されたものが好ましいが、そ れらが一緒に連結されたり、単に同心に配置され得る、2つあるいはそれ以上の 片に形成されてもよい。 本発明によれば、ナットは、スリーブが回転すると、ナットもそれと共に回転 し、そして前述のようにジョーを移動させるようにスリーブに接続されている。 ナットをスリーブに接続する好ましい方法は、例えば、図4に示され、ここでは スリーブ112がナット160に圧入されている。ナットとスリーブとを接続す るための図2に示した他の実施形態では、ナット60が、スリーブ12上の駆動 リブ68と噛み合う駆動スロット66を含んでいてもよい。図1に示されるよう に、スリーブ12は、本体部材16のノーズ区分20周りに配置された環状の突 起部13を含んでいてもよい。この他の実施形態において、ノーズピース58は 、スリーブ部材12をチャック10上の定位置、及びナット60と駆動係合状態 に維持するためにノーズ区分20の傾斜したノーズ部56上に圧入されるのに適 した大きさ(寸法)である。ノーズピース58はまた本体16に対して、スナッ プ嵌合、螺合等によって固着され得るということが理解されるべきである。さら に、スナップリングの取付器具、ねじ等は、図1のその他の実施形態において、 決まった位置にスリーブ12を保持するために利用することができる。あるいは 、 スリーブ12は別のやり方でナット60に固着され得る。しかしながら、それぞ れの実施形態において、ナット60,160は、スリーブ12,112が回転さ れるとき、ナット60,160がそれに伴って回転し、そして前述のようにジョ ー18,118を移動させるように、スリーブ12,112に接続されている。 後方スリーブ部材14,114は、本体部材16,116に固定され、一方、 スリーブ部材12,112は、作動可能にナット60,160に連携され、そし て、本体部材16,116に対して回転可能であるということが理解されるであ ろう。ジョー18、118上のねじ34,134と、ナット60,160上のね じ62,162との間の相互作用によって、前方と後方のスリーブ部材12,1 12と14,114の相対運動は、この相対運動の方向に従って、ジョー18, 118を前進させたり、引き込ませたりする。 図1,4に示されるように、ナット保持部材69,169は、ナット60,1 60が本体部材16,116のノーズ区分20,120に向かって軸方向に移動 するのを保持する方法で、本体部材16,116の前方円筒部53,153と協 働するように形成され、配置されている。ナット保持部材69,169は、所定 の位置を超えるナット60,160の軸方向への移動を制限する。図2,5に示 されるように、ナット保持部材69,169は、おおよそ、載頭円錐形つまり先 端を切った円錐形の部分に連結された円筒形の部分でもって形成されている。図 1,4に示されるように、ナット保持部材69,169の円筒形の部分は、望ま しくは、本体部材16,116の前方円筒部53,153に圧入される。そして 、この圧入が、本体部材16,116上でナット保持部材69,169を保持す るための主保持機構となる。 好ましい実施形態では、追加の保持機構が、本体116上にナット保持部材1 69をさらに保持するために設けられる。例えば、図4,5に示されるように、 追加の保持機構は、本体部材116の前方円筒部153に形成された少なくとも 1つの溝150を含んでいてもよい。図5に示されるように、それぞれの溝15 0に重なる、ナット保持部材169の円筒形の部分は、溝150に受け入れられ る爪154を形成するようひだ付に形成され、これにより、ナット保持部材16 9を本体部材116に追加的に取り付ける。図5に示されるように、複数の溝1 50と爪154は、本体部材116とナット保持部材169の周方向にそれぞれ 対称に符合する形で設けられ、配置され得る。 例えば、図6に示されるその他の実施形態では、追加の保持機構は、本体部材 116の外周に形成された溝157に配置された保持リング155を含む。保持 リング155は、ナット保持部材169の円筒形の部分の自由終端が軸方向へ移 動するのを妨げる。 さらに図7に示されるその他の実施形態では、例えば、追加の保持機構は、ナ ット保持部材169の円筒形部分に本体部材116の前方円筒部153まで貫い て配置された、少なくとも一つ、望ましくは複数の棒またはピン167を含む。 棒あるいはピン167のそれぞれは、ナット保持部材169が軸方向へ移動する のを妨げ、かつ、ナット保持部材169の外周上で、本体部材116の前方円筒 部153の周りに配置される。 図4〜7に示される好ましい実施形態において、ナット保持部材169の先端 が切り落とされた円錐状の部分は、ナット160の軸方向ストッパをもたらす、 半径方向に広がるスカート部分163として形成された、自由端で終わっており 、ナット160はナット保持部材169のスカート部分163に係合すべく自由 端を具え、軸方向に突出した延長部分164(図4)を有している。図1,2に 示されるその他の実施形態は、軸方向に小さなナット60の軸方向ストッパをも たらすスカートなしの自由端を有している。 さらに本発明によれば、ばね部材が設けられている。図1,4に示されるよう に、ばね部材80,180は、本体部材16,116の周りに形成され、配置さ れている。ばね部材80の形状とその作用は、ばね部材180のそれと本質的に は同じである。図2に示されるように、ばね部材80における環状のリング部分 83の内表面は、本体部材16周りにばね部材80が配置されるように、中央配 置口81を画成している。図1,4に示されるように、ばね部材80,180の 環状のリング部分83、183は、スラストリング36,136の突起38,1 38に対して静止するように形成され、配置されている。図2に示されるように 、中央配置口81の直径は、本体部材16のスラストリング36の誘導路40を 通ってジョー18が移動するのを妨げないのに十分な大きさである。 図1,3に示されるように、ばね部材80は、スリーブ部材12に向かって弾 性的に偏倚されている少なくとも1つの腕82を含み、この腕82の自由端にス リーブ部材12と係合するように設計された少なくとも1つのタブ84を有して いる。図2,3に示されるように、複数の刻み目85が、ばね部材80の腕82 の自由端に配置された該当するタブ84と係合し、かつ、受け入れるように、ス リーブ部材12の後方端近くの内表面に形成され、配置されている。図2,3に 示されるように、ばね部材80は、関連するタブ84を具えた複数の腕82を有 している。そして、4つのタブ84が、ばね部材80の外周辺に周方向に、かつ 、対称的に配置され、図3に示されている。 腕82はそれぞれ、中央配置口81の中心に向かって半径方向(一般的な意味 において)内方に弾性的に撓み、これにより、この半径方向内方への撓みと反対 に、中央配置口81から半径方向(再び、一般的な意味において)外方へ動くよ うに偏倚される。このようにして、腕82のタブ84は、刻み目85内に偏倚さ れ、スリーブ12とばね80との間の周方向の力(トルク)が、刻み目85と対 応して受け入れられているタブ84との間の係合に打ち勝つのに必要とされるよ うに設計されている。したがって、刻み目85とこれに合致するタブ84との間 の係合が、抑制トルクをもたらす。この係合が、スリーブ部材12の回転による ナット60の手動の移動の間にスリップすることがない限り、スリーブ部材12 、ナット60及びばね部材80は、それぞれが相対して回るよりも、一体に回転 する。これはまた、ナット160、スリーブ部材112、そしてばね部材180 の作動関係を特徴付けている。 ナット60が(図3中矢印59の方向に)回転すると、ジョー18は、ツール シャフトに加えられた前方把持力を増大させるので、対応する軸方向の力が、ま すます後方に向かって、ジョー18を通じて、ナット60に加えられる。この後 方に向かう軸方向の力は、ナット60,160を介して本体部材16,116、 特に本体部材16,116のスラストリング36,136の突起38,138に 伝えられる。さらに、図1,4に示されるように、ばね部材80,180は、ナ ット60、160と本体部材16,116のスラスト受け部分36,136と の間に配置されている。したがって、ナット60、160からの軸方向の力は、 ばね部材80,180の環状のリング部分83,183を通って、本体部材16 ,116のスラストリング36,136の突起38,138に伝えられる。それ ゆえに、この後方への軸方向の力は、ばね部材80,180の環状のリング部分 83,183を本体部材16,116のスラストリング36,136の突起38 ,138と、ベアリングアセンブリ42,142(詳細は後述する)のシュラウ ド、すなわちアウターレースとの間に挟み込むクランプ力に帰着する。このよう にして、ばね部材80,180は、本体部材16,116にロックされ、そして 、本体部材16,116に対して、選択的に回転不能に配置されることになる。 本体部材16,116へのばね部材80,180のクランプ作用は、本体部材 16,116のスラストリング36,136の突起38,138とばね部材80 ,180の環状のリング部分83,183との間の摩擦力、言い換えれば、スリ ーブ12とナット60とが、チャックを締めるためにユーザによって手動で回転 される(図3で矢印59の)方向と反対方向(図3で矢印49で示す方向)に向 けられた摩擦力に帰着する。したがって、この結果の摩擦力は、本体部材16, 116のスラストリング36,136に対してばね部材80,180の周方向の 移動を抑制するように働く。かくて、ジョー18が望ましい方法でツールのシャ フトの周りに締め付けられるとき、生じた摩擦力は、本体部材16,116に対 するばね部材80,180のさらなる回転を妨げる。 例えば、ハンマードリリングの際に係合されるドリルをしっかりと固着するた めに用いられる従来のチャックにおいては、ツールの使用に起因する振動が、最 小の抵抗の方向、すなわちチャックの把持を緩める方向において、スリーブ部材 上に解放トルクを生み出す。したがって、スリーブとナットとは一体に回転する ので、この解放トルクは、ジョー18におけるツールのシャフト周りの把持を緩 める(すなわち、解放)を引き起こす傾向にある。しかしながら、本発明のチャ ックによれば、ばね部材80の弾性腕82による引張力と、刻み目85の形状に 関係するタブ84の形状とが、そのような解放トルクと反対に作用する抑制トル クを生じるように制御され得る。したがって、スリーブ12,112がばね部材 80,180に対して(そして、前述の後方に働く軸方向の力によってばね 部材80,180に固着されている本体部材16,116に対して)回転可能で ある前に、スリーブ部材12,112に作用する振動によって引き起こされる解 放トルクの大きさが、ばね部材80,180のスリーブ部材12,112との相 対回転を防止している抑制トルクを上回らなければならない。この抑制トルクの 望ましい大きさは、かかる振動が、本体部材16,116に対して、チャックを 緩める方向に、スリーブ部材12,112(そして、これに接続されているナッ ト60,160)の回転を生じさせるのを防止する程のものである。これは、振 動を伴うハンマードリルやその他の適用例のような意図された目的のために使用 されているとき、ツールのそのような振動中、ジョー18,118がツールシャ フトの周りの所望の把持を緩ませることがないことを保証する。 スリーブ部材12,112に対して、抑制トルクを上回るトルクが付与される と、スリーブ部材12,112とそれに接続されたナット60,160は、ばね 部材80、180に対して、選択的に回転可能にされる。このばね部材80,1 80は、後方に加えられる軸方向のスラストに起因するクランプ力すなわち、本 体部材16,116に対して、ばね部材80,180の環状のリング部分83, 183を本体部材16,116のスラスト受け部分36,136に対して保持す るクランプ力によって、本体部材16,116に回転不能に固定される。 図1,2に示されるように、本体部材16の外表面は、ラチェット車部17の 形での係合部分を含んでいる。同種のラチェット車部が図4の実施形態にも設け られているが、しかし、示された図では見えない。このラチェット車部17は、 ぎざぎざ、あるいは畝がつけられた面を形成すべく複数の歯37(図3)が設け られた円筒状の面を備えて形状付けられている。図1に示されるように、このぎ ざぎざが付けられたあるいは畝が付けられた部分17は、ばね部材80の一部と 選択的に係合できるように配置されるべく、設計されている。 さらに、本発明のチャックによれば、ばね部材には歯止め部が設けられている 。図2,3に示されるように、歯止め部88は、弾性腕82の自由端に配置され ており、チャック10の中心軸11に対して半径方向にスリーブ部材12に向か って偏倚されている。図1,3に示されるように、歯止め部88は、本体部材1 6のラチェット車部17によって形成される係合部分と隣接して配置されている 。 下記に説明するが、歯止め部88は、本体部材16のラチェット車部17のぎざ ぎざあるいは畝が付けられた面を形成している歯37と選択的に係合するように 形成され、配置されている。 図2,3に示されるように、刻み目85は、前方スリーブ部材12の内周面の 部分を取り囲むようにして、先端65と隣接して配置されている。その上、少な くとも1つの回り止め部15が、前方スリーブ部材12の内側面に形成されてい る。図2,3に示されるように、回り止め部15は、前方スリーブ部材12の内 周面の縦溝のない部分に形成されている。回り止め部15を形成するこの縦溝の ない部分には、隣接する刻み目85と先端65とが形成されていない。前方スリ ーブ112は同様に形成されている。 図3に示されるように、本体部材16は静止した状態で、スリーブ12が数5 9の矢印が示す方向に回転される時、ジョー18は、チャック10によって保持 されたツールシャンクの把持を硬くする。従って、スリーブ12のチャックを締 める方向は、矢印59で示す方向である。上記に説明したように、スリーブ12 、112が締め付ける方向(図3における矢印59)に回転されるとき、軸方向 の力が、最終的には本体部材16,116にばね部材80,180がロックされ 、そして、本体部材16,116に対する回転を停止するようにさせる。いった ん、ばね部材80,180が、本体部材16,116との相対回転を止めると、 さらなるスリーブ12,112の締め付ける方向(図3での矢印59)への回転 が、タブ84の一つを刻み目85の外に出し、この問題の刻み目85の隣に配置 された先端65を超えさせる。回り止め部15は、図3に示されるように、歯止 め部88がスリーブ部材12から離れて半径方向に動くように、タブ84の1つ と係合するように形成されている。中心軸11から回り止め部15までの半径は 、中心軸11から刻み目85までの半径よりも小さくなっている。 タブ84の一つが、先端65を超えて移動するとき、歯止め部88は、隣接す るラチェット車部17の歯37と歯37の間に位置しているかもしれないし、あ るいはそうでないかもしれない。そのような係合が現れるかどうかは、いくつか の要因にかかっている。その要因は、中心軸11から回り止め部分15までの半 径が、中心軸11から先端65までの半径よりも小さいかどうかということを含 んでいる。タブ84が刻み目85の中に位置するとき、歯止め部88の自由端か ら歯37までの間の距離がまた、スリーブ12の本体16との相対的回転作動中 、歯止め部88の自由端が歯37に接触するかどうかを決定する役目を果たす。 しかしながら、スリーブ部材12のさらなる回転は、結局のところ、タブ84 と回り止め部分15との係合を引き起こす。これは、チャック10の中心軸11 に向かって半径方向内方へ(一般的な意味での)腕82を弾性的に歪曲を撓ませ ようとし、そして、ラチェット車部17に形成された隆起部即ち歯37の一つと 隣接する歯37の間に挟まれた歯止め部88に力を加える。このようなやり方で 歯止め部88を固定するとともに、ばね部材80は、さらに本体部材16とスリ ーブ部材12に対して動かないようになる。このばね部材80とスリーブ12と の間の回転しない状態、そして、ばね部材80と本体部材16との間の回転しな い状態は、図3に示されるように、歯止め部88が隣り合った歯37の間に力を かけて、さらに本体部材16とばね部材80との回転を抑えるようになる状態で ある。この回転しない状態は、所定の開放トルクが、オペレータによってスリー ブ部材12と本体部材16との間に図3中数字49の矢印で指し示す緩める方向 に加えられるまで続く。 このようにして、チャックの各ジョーが、ツールシャンクを望ましく把持して いるとき、歯止め部88は、ばね部材80が、ナット60と本体部材16の両方 に対して回転するのを抑制するように形成され配置されており、そして、ナット 60が本体部材16に対して回転し得る前に、所定の解放トルクが、オペレータ によって図3中矢印49の緩める方向に加えられねばならないように形成され、 配置されている。こうして、歯止め部88とラチェット車部17との間の係合は 、ベアリング42,142(後で説明)と本体部材16,116との間の軸方向 のスラスト荷重に起因するクランプ力によってもたらされた抑制トルクに、追加 の抑制トルクをもたらす。そのような係合(歯止め部品88/歯37そして、タ ブ84/刻み目85)がスリップしない限り、すなわち、抑制トルクが打ち勝た れていない限り、スリーブ部材12、ナット60そしてばね部材80は、他の部 分に対して、そして本体部材16に対して、回転しないようになる。したがって 、歯止め部88、タブ84そしてラチェット車部17は、周上に発生する力(ト ル ク)がラチェット車部17と歯止め部88との間の係合、タブ84と刻み目85 との間の係合、回り止め部15とタブ84との間の係合に打ち勝つのに必要とさ れるように形成されている。 さらに注目すると、ばね部材80は、ナット60に対して回転可能に配置され ている。これは、望ましくはナットとばね部材との間に配置されたベアリングア センブリによって、果たされる。図1,4に示されるように、ベアリングアセン ブリは、ナット60とばね部材80との間に配置され、おおよそ数字42(図2 ,4)によって示される自己保持のベアリングアセンブリを含む。図1に示され るように、自己保持のベアリングアセンブリ42はインナーレース72とアウタ ーレース74との間に保護されているベアリング部品76を含む。好ましい実施 形態において、ベアリング部品76は、ボールベアリングである。自己保持のベ アリングアセンブリ42はさらに、インナーレース72とアウターレース74と を取り囲むシュラウド78を含んでいる。これは、ベアリングアセンブリを自己 保持の部品として保持するためである。 図1に示されるように、インナーレース72は、ナット60の一部に形成され た弓状の着地面61(図2)の相対する後方部分と係合するように寸法どられ、 形成された弓状の面73を含んでいる。ナット60は、インナーレース72上に 支えられるようにして収容されており、ある従来の技術装置のように、本体16 との摩擦性の接触がない。そのような係合関係は整列を助け、チャックが使用さ れたとき、ナット60と本体16との間で摩擦性の接触、即ちこすりあわせるこ とを最小限にし、また排除するだけでなく、軸方向と半径方向の両方の圧力を最 小限に抑える。さらにそのような関係は、チャックが締め付けられている間、チ ャックのさらなる締め付けと、不整摩擦による摩耗を減らすようにするために、 ナットを中心づけるようにし、保持するのを助けている。この配列は、また、そ れぞれのジョーとの最適なねじ結合を維持し、さらに効率を高め、ジョーとナッ トのねじとの間の応力を低減する。好ましい実施形態において、自己保持のベア リングアセンブリ42は半径方向のスラストベアリングである。 上述の説明はキーレスチャックに対してのものであるが、一方、本発明の原理 はキーチャックに対しても等しく応用できる。そして、これは発明の範囲内であ る。 本発明のこれら、そして他の変更や変形は、請求の範囲で特に限定された本発 明の主旨や範囲に外れることなく当業者によって実行できるだろう。加えて、さ まざまな実施形態の態様は、全体に渡って、あるいは一部について変更されても よいことは理解されるべきである。さらに、当業者は、前述の説明は例の方法だ けであり、発明を限定しようとするものではなく、示した請求の範囲により深く 説明できることを理解するだろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ガディス,ベンジャミン,エー. アメリカ合衆国 29631 サウスカロライ ナ州 クレムソン モナコ サークル 304

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力付きの駆動装置を用いて使 用されるチャックであって、 a)ノーズ区分とテール区分とを有するおおよそ円筒状の本体部材と、駆動装置 の駆動シャフトと係合するように形成された軸方向穴を有する前記テール区分と 、内部に形成された軸方向穴と、角度付けて配置され、かつ前記軸方向穴と交差 するように形成された複数の通路とを有するノーズ区分と、 b)ジョーのそれぞれは前記角度付けて配置された通路にスライド可能であり、 前記各ジョーはその一側部上に形成されたジョー面と、その反対の面に形成され たねじを有する複数のジョーと、 c)本体部材に関して回転可能に設置され、前記ジョーの前記ねじと係合するナ ットと、 d)前記ナットに関して選択的に回転可能に設置されたばね部材と、 e)前記ばね部材と係合するおおむね円筒形のスリーブ部材であって、前記ナッ トと係合して駆動し、前記本体部材の前記ノーズ部分を覆い、そして、前記本体 部材に関して回転することによって前記ジョーが動かされるように形成され、配 置されたスリーブ部材と、 f)選択的に前記ばね部材の一部と係合するように形成され配置された係合部を 含む前記本体部材と、 を具えたことを特徴とするチャック。 2.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記スリーブ部材は、前記スリーブ部材の内側面に形成された複数の刻み目を 含み、前記ばね部材は、該複数の刻み目の少なくとも一つと選択的に係合するこ とを特徴とするチャック。 3.請求項2に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記ばね部材は、少なくとも一つのタブを有する少なくとも一つの腕を含み、 該タブは、前記スリーブ部材に形成された複数の刻み目のうちの少なくとも一つ に選択的に収容されるように形成されていることを特徴とするチャック。 4.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記ばね部材は、前記スリーブ部材に偏倚された少なくとも一つの腕を含み、 前記少なくとも一つの腕は、前記スリーブ部材と係合するように形成された少な くとも一つのタブを有することを特徴とするチャック。 5.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記ばね部材は、前記ナットと該ばね部材との間に配置されたベアリングアセ ンブリによって、前記ナットに対して回転可能に配置されることを特徴とするチ ャック。 6.請求項5に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記ベアリングアセンブリは自己保持のベアリングアセンブリであり、インナ ーレースと、アウターレースと、そして、前記各レース間で保持しているベアリ ング部品とを含むことを特徴とするチャック。 7.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記スリーブ部材は、前記ばね部材と係合するために選択的に配置されるよう に形成された少なくとも一つの縦溝のない部分を有することを特徴とするチャッ ク。 8.請求項7に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記各刻み目に隣接して先端があり、前記縦溝のない部分における前記スリー ブ部材の内周半径は、前記各先端における前記スリーブ部材の内周半径よりも小 さいことを特徴とするチャック。 9.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャック において、 前記ナットは1片のナットであることを特徴とするチャック。 10.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャッ クにおいて、 前記ナットは前記スリーブ部材に圧入されることを特徴とするチャック。 11.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャッ クにおいて、 さらに前記本体部材の前記テール区分を守る後方スリーブ部材をさらに含むこ とを特徴とするチャック。 12.請求項1に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャッ クにおいて、 さらに、前記ノーズ区分に圧入される抗錆のノーズ片をさらに具えることを特 徴とするチャック。 13.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力付きの駆動装置を用いて 使用されるチャックであって、 a)ノーズ区分とテール区分とを有するおおよそ円筒状の本体部材であって、 前記テール区分は、駆動装置の駆動シャフトと係合するように形成された軸方向 穴を有し、前記ノーズ区分は、内部に形成された軸方向穴と、角度付けて配置さ れ、かつ前記軸方向穴と交差するように形成された複数の通路とを有し、前記本 体部材は、スラスト受け部分を含む前記本体部材と、 b)ジョーのそれぞれは前記角度付けて配置された通路にスライド可能であり、 前記ジョーのそれぞれはその一側部上に形成されたジョー面と、その反対の面に 形成されたねじを有する複数のジョーと、 c)本体部材に関して回転可能に設置され、前記ジョーの前記ねじと係合するナ ットと、 d)前記ナットに関して選択的に回転可能に設置されたばね部材と、 e)前記ばね部材と係合するおおよそ円筒状のスリーブ部材であって、前記スリ ーブ部材は、前記ナットと係合して駆動し、前記本体部材の前記ノーズ区分をお おうように形成され、配置されており、それによって前記スリーブ部材が本体部 材に対して回転されると、前記ジョーは移動させられ、前記スリーブ部材は前記 ばね部材の少なくとも一つの部分と係合するために選択的に配置されるように形 成された縦溝のない部分を有しているスリーブ部材と を具えたことを特徴とするチャック。 14.請求項13に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記本体部材はラチェット車部を含むことを特徴とするチャック。 15.請求項14に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記ラチェット車部は、選択的に前記ばね部材と係合するように配置されてい ることを特徴とするチャック。 16.請求項13に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記スリーブ部材は、複数の刻み目を含み、該刻み目は、前記スリーブ部材の 内側面に設計され、該複数の刻み目のうちの少なくとも一つと前記ばね部材とが 選択的に係合することを特徴とするチャック。 17.請求項16に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記ばね部材は少なくとも一つのタブを含み、該タブは、前記スリーブ部材に 形成された前記複数の刻み目の少なくとも一つに受け入れられるように形成され ることを特徴とするチャック。 18.請求項13に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記ばね部材は前記スリーブ部材に向かって偏倚された少なくとも一つの腕を 有し、該少なくとも一つの腕は、前記スリーブ部材と係合するように形成された 少なくとも一つのタブを有することを特徴とするチャック。 19.請求項13に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記ばね部材は、前記ナットに対して、インナーレースとアウターレースと、 このレースの間にベアリング部品を保持する自己保持のベアリングアセンブリに よって回転可能に配置されることを特徴とするチャック。 20.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力付きの駆動装置を用いて 使用されるチャックであって、 a)ノーズ区分とテール区分とを有するおおよそ円筒状の本体部材であって、 前記テール区分は、駆動装置の駆動シャフトと係合するように形成された軸方向 穴を有し、前記ノーズ区分は、内部に形成された軸方向穴と、角度付けて配置さ れ、かつ前記軸方向穴と交差するように形成された複数の通路とを有するような 本体部材と、 b)ジョーのそれぞれは前記角度付けて配置された通路にスライド可能であり、 前記ジョーのそれぞれはその一側部上に形成されたジョー面と、その反対の面に 形成されたねじを有する複数のジョーと、 c)前記本体部材に形成されたスラスト受け部と、 d)前記本体部材に形成されたラチェット車部と、 e)前記スラスト受け部と隣り合って配置された自己保持の摩擦のないベアリン グアセンブリと、 f)前記ベアリングアセンブリに回転可能に置かれ、前記ジョーと前記ねじで係 合するナットと、 g)前記ナットと係合して駆動し、前記本体部材の前記ノーズ区分を覆うように 形成され配置されたおおよそ円筒状のスリーブ部材であって、それによって前記 スリーブ部材が本体部材に関して回転されると、前記ジョーが移動するスリーブ 部材と、 h)前記本体部材に形成され配置されたばね部材であって、前記ジョーが望まし い形でツールシャフトを把持しているとき、前記ばね部材は前記本体部材に対し て動かないようになり、そして、前記ナットが前記本体部材に対して回転し得る 前に、追加の抑制トルクがそれを抑えるべく、前記ばね部材の少なくとも一部が 前記本体部材のラチェット車部に対して配置されたばね部材と、 を具えたことを特徴とするチャック。 21.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力付きの駆動装置を用いて 使用されるチャックであって、 a)ノーズ区分とテール区分とを有するおおよそ円筒状の本体部材であって、 前記テール区分は、駆動装置の駆動シャフトと係合するように形成された軸方向 穴を有し、前記ノーズ区分は、内部に形成された軸方向穴と、角度付けて配置さ れ、かつ前記軸方向穴と交差するように形成された複数の通路とを有する本体部 材と、 b)ジョーのそれぞれは前記角度付けて配置された通路にスライド可能であり 、前記ジョーのそれぞれはその一側部上に形成されたジョー面と、その反対の面 に形成されたねじを有する複数のジョーと、 c)本体部材に関して回転可能に設置され、前記ジョーの前記ねじと結合する ナットと、 d)前記ナットを前記本体部材上に保持しておくためのナット受け部材であっ て、載頭円錐形の部分を含み、直接の保持機構によって前記本体に保持されるナ ット受け部材と、 e)さらにナット受け部材を前記本体部材上に保持する追加の保持機構と、 f)前記ナットと係合して駆動し、前記本体部材の前記ノーズ区分を覆うよう に形成され配置されたおおよそ円筒状のスリーブ部材であって、それによって前 記スリーブ部材が本体部材に関して回転されると、前記ジョーは移動するスリー ブ部材と、 を具えたことを特徴とするチャック。 22.請求項21に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記追加の保持機構は前記本体部材に固定されたナット保持リングを含むこと を特徴とするチャック。 23.請求項21に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記追加の保持機構は前記本体部材に対する前記ナット保持部材と接触する棒 を含むことを特徴とするチャック。 24.請求項21に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記追加の保持機構は、前記本体部材の前記ナット保持部材と接触するピンを 含むことを特徴とするチャック。 25.請求項21に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記追加の保持機構は、前記ナット保持部材に、前記本体部材と接触する少な くとも一つの爪を含むことを特徴とするチャック。 26.請求項21に記載の手動または動力付き駆動装置を用いて使用されるチャ ックにおいて、 前記追加の保持機構は、前記本体部材に形成された少なくとも一つの溝を含み 、該溝は、前記ナット保持部材に形成された前記本体部材と接触する少なくとも 一つの爪を受けることを特徴とするチャック。
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