JP2001506320A - 非蒸発ゲッターを製造する方法及びこの方法で製造したゲッター - Google Patents

非蒸発ゲッターを製造する方法及びこの方法で製造したゲッター

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Abstract

(57)【要約】 Zr及びTiから選択した少なくとも一つの第1の元素と、V、Cr、Mn及びNiの中から選択した少なくとも一つの第2の元素とを含んで成る多孔質の蒸発しないゲッター材料の製造方法を記載する。出発金属粉末は、相当酸化物を水素化カルシウムで還元することで製造し、そして得られた粉末を加圧成形して所定の範囲の温度と圧力とで焼結する。また、機械的性質とガス吸着性質との改良された組み合わせとなり、本製造方法によるゲッター本体全体に渡って化学組成が新規の分布を備えるゲッター材料を記載する。

Description

【発明の詳細な説明】 非蒸発ゲッターを製造する方法及びこの方法で製造したゲッター 本発明は、粉末冶金さらに具体的には、強化した機械的性質及び吸着性質を特 徴とする非蒸発ゲッターを製造する方法及びこの方法で製造したゲッターに関す る。 非蒸発ゲッターは真空技術の分野では良く知られており、真空が必要とされる 種々の装置において高真空レベルの対策及び維持のために、30年以上その分野 においてよく利用されていて、すなわちキネスコープ、断熱容器、及び陰極線管 、基本粒子源において、及び加速器(トカマクT−15型の熱核融合炉)、また はジュネーブのCRENのLEP(大きな電子−陽電子)原子炉であり、複数の NGを使用した場合、10-10Pa以下の残留圧力を達成することができる。他 の広い分野でのNG適用は不活性ガスの精製である。最も良く知られた非蒸発ゲ ッターは、米国特許第3,203,901号に記載される84wt%のZrを含 有するZr−A1合金、米国特許第4,312,669号に記載される組成が7 0wt%のZrと、24.6wt%のVと、5.4wt%のFeとの3元合金、 及び米国特許第5,180,568号に記載されるZrMnFeの金属間化合物 である。ゲッター素子は主に粉末から製造され、その粉末粒子の大きさは数μm から数百μmの間で変化する。ほとんどの場合に目の粗い粉末がゲッター素子と して使用できるので、このような粉末は種々の形状(錠剤状、座金状、円盤状等 )の製品に加圧成形するかまたは帯状に圧延される。高吸着性質を備えた多孔質 ゲッターは、米国特許第4,428,852号、英国特許第2、077,487 号およびドイツ特許第2.204,714号に記載さ れるように製造される。 上記に引用した情報源においては、ゲッター材料は溶融してその後インゴット を粉末に粉砕することによって製造され、これらの粉末から製造されたゲッター は低い機械的性質を備える。 粉末合金から作られたゲッターは既知であり、Zr−V−Caの組成がロシア 特許第1,649,827号に、Ti−Cr−Caの組成がロシア特許第2,0 34,084号に記載され、技術的解析の点から最も類似するロシア特許第1, 750,256号は、次の主反応 MeO+CaH2→Me+CaO+H2↑+Qkca1 (1) にしたがい水素化カルシウムでTiとVとの酸化物の混合物を還元することによ りTi−V−Caの組成を有するゲッター材料の粉末の準備を含むことを記載す る。 この反応生成物は金属とCaOとの粉末混合物であり、ブリッケト(”焼結物 ”)に焼結する。この”焼結物”は、その後粉砕されて塩化水素酸とともに処理 され、粉末が成形されたのちに金属粉末をCaOから分離する。還元温度は11 75℃で6時間保持し、得られた最終生成物は粉末合金であると考えられる。し かしながら、詳細な研究が次のことを明らかにした。すなわち、上記Ti−V− Caの組成は化学的に不均質であり、互いに反応をしていないほとんどが純金属 粒子の混合物を主に含み、このような高い無調整度合いの化学的不均質性のため に、このゲッター材料が上記材料の全てに十分に高水準の化学的性質を発揮する ことによって、ガス吸着性が非常に不十分となる。従来技術の方法においては、 金属粉末の成形および焼結の還元条件ならびに無調整条件が、均一で高い機械的 性質と吸着性質とを備えた製品を作ることが認められなかった。従来技術におい ては、化学的不均質性を備えたゲッターの機械的性質 および吸着性質の相関関係に関して明らかにした情報はない。 ゲッターに課される必要条件の全てに対応するために、H2、O2、N2、CO 等のガスに関して高い吸着性質とともに、非常に良好な機械的性質を備える必要 がある。小さな塑性及び強度は、300〜400℃から大気温度までの範囲にお ける熱サイクル工程によって生じる機械的な負荷及び応力に対して十分な抵抗と ならない。これらの全てが個々の断片にまたはバラバらになるまでゲッターの崩 壊をもたらし、真空システム例えば真空管、基本粒子源、及び加速器においては 許容することができない、したがって低吸着性質が10-10Paより低い程度の 残留圧力で長時間維持を与えることができない。 したがって、改良された機械的性質と吸着性質との組合せに注目したゲッター の提供が緊急の課題である。ゲッターを製造する材料の範囲は緊急課題でない。 この発明の提案グループにおいて、第1の主題がゲッター材料の提供について の課題を解決し、第2の主題は強化した機械的性質と吸着性質を組み合わせたゲ ッター製造に関する。強化した機械的性質と吸着性質との組み合わせは、ゲッタ ー材料の化学的不均質性の規定程度、すなわち材料の組成に含まれる且つ機械的 性質の原因となり互いにわずかに反応する相対的に純粋な塑性金属の領域と、吸 着活性レベルの原因となる金属の相互作用領域とによって与えられることを調査 が示した。 これはつぎの方法で達成される。本発明の第1の主題に関するように、非蒸発 ゲッターを製造する方法は、水素化カルシウムで組成に含まれる対応金属酸化物 の還元により金属粉末の準備と、その後得られたこの粉末の成形と、それらの焼 結とを含み、出発材料(金属酸化物)はそれらの第1の構成材がTi、Zrの群 の少なくとも 一つの元素を含み且つ第2の構成材がV、Cr、Mn、Fe、Niの群の少なく とも一つの元素を含む金属粉末を得るために選択され、還元が1180〜123 0℃の温度で7〜15時間保持して行われ、粉末が10〜500kg/cm2の 圧力で成形され、且つ800〜1100℃の温度で焼結される。本発明の第2の 主題においては、粉末合金から機械的性質と吸着性質との組み合わせを改良した ゲッターを提供し、粉末合金の第1の構成材がTi、Zrの群の少なくとも一つ の元素を含み、第2の構成材がV、Cr、Mn、Fe、Niの群の少なくとも一 つの元素を含み、且つ第3の元素は酸化カルシウム(CaO)であり、第1の構 成材と第2の構成材との比率が、10:1好ましくは1:5までであり、カルシ ウム成分の含有量が1wt%を超えず、ゲッターの局部領域における元素の含有 量が相違し、化学的不均質性の程度が前提から決定され、この前提は、任意に選 んだいくつかの対の点において、第1と第2との構成材の各元素の濃度比の算術 平均値が30を超えない必要がある。 本発明の本質は、方法に関しては、水素化カルシウムでの還元によって、規定 された化学組成の金属粉末を準備することである。このため金属酸化物の混合物 はゲッター材料の定量的及び定性的組成に相当する比率で準備され、この酸化物 を還元するために必要とする化学量論的量よりも1.1〜1.2倍多い量を添加 したCaH2を有する。 鉄及びニッケルのような金属の酸化物とCaH2との相互作用の高熱力学的作 用のために、それらの還元反応は大量の熱エネルギーの放出によって付随してお き、しかしこれが反応を制御することを困難にする可能性があることが指摘され る。したがって、鉄、ニッケル、またはそれらの混合物を含有するゲッター組成 を準備する場合、還元を意図する1チャージの組成中のこれらの金属の酸化物が 、鉄とニッケルとの金属粉末によって部分的に置換することができる。この混合 物粉末は容器内に装填され、この容器は閉じられて1180〜1230℃に加熱 され、7〜15時間保持される。本発明による上記温度範囲と処理期間範囲が金 属粉末の準備を確実にし、この粉末の粒子はこれらの化学的組成が不均質であり 、これらの元素の比率が相違し、すなわちゲッター材料の金属粉末は粒子からな り、その粒子が相対的に純金属である領域と、化学組成が異なる領域とが存在し 、結果として異なる金属のあいだで相互作用の程度が相違する。 1180℃以下の温度で完全な酸化物の還元は確証できなくて、得られた粉末 は主に非常に分散した粒子からなり、一方焼結した製品においては、化学的不均 質性の程度が必要な吸着性質の水準を達成できないほど高く、1230℃以上の 温度では還元が金属粒子間において完全な相互作用をほとんどもたらさず、粗い 集塊状の粒子(直径が3mm及びそれを超える)を作りだし、それらのなかに焼 結されたCaO介在物を有するほとんど均質な組成を有する。ゲッター材料の組 成に依存して、得られた粉末の個々の粒子が合体する。全てがこのような粉末か ら製造されたゲッターに鮮明な機械的性質及び吸着性質の下限をもたらす。 本発明の主目的は、形成された純金属粒子間の異なる程度の相互作用の結果と して、規定した程度の化学的不均質性粒子を有する金属粉末を提供することであ る。上記組織の粉末の提供を可能にする処理期間は、ゲッター材料の組成と、チ ャージの組成と、還元温度とを含む幾つかの因子の関数である。7時間未満の還 元時間では、得られた粉末は小さな比率のクロス−ドーピング(cross-doping)の 粒子からなり、焼結されたゲッター材料の化学的不均質性の程度が許されうる値 を超え、それによって得られたゲッターは十分に高い 吸着性質が保証されないが、15時間以上の反応時間が金属粉末に高い化学的均 質性をもたらし、この化学組成の全ての粒子がこの粉末の上記全てに渡る組成に 近くなり、この粒子は集塊状の微細金属粉末であり、すなわちこれらの集塊の大 きさは1〜3mmに達し得る。このような粒子の集塊から製造されたゲッターは 低い機械的性質と吸着性質を備える。 本発明にしたがい提案された還元条件は、まず第1に、ゲッター材料の化学的 不均質性の構造に都合よく作用し、相対的に塑性的な純金属の領域、すなわちこ の合金の組成である金属の内部拡散の程度が低い領域が機械的性質の原因であり 、一方高い比率の相互作用を有する区域はガスの吸着の原因となり、すなわち第 2には、提案された還元条件は、粉末粒子のスポンジ状の組織構造に都合よく作 用し、そこで金属粒子の合体がそれらの間の「頸部(necks)」または「架橋(brid ges)」によって生じ、それによってゲッターの開放多孔質組織を保持し、良好な 機械的性質とともにそれらの高いガス吸着性を確実にする。 還元の結果得られた生成物、すなわち金属粉末と酸化カルシウム(CaO)の 混合物を含む「焼結物」は、その後粉砕されて塩酸溶液で処理されてCaOの大 部分が除去される。「焼結物」の粉砕は、還元工程で形成される粒子の内部多孔 質組織を保持するように抑えた条件で達成し、粒子がゲッターの高吸着性質の原 因となる。洗浄工程においては、水と塩酸(HCl)が使用され、CaOと反応 して塩化カルシウム(CaCl2)を生じる。CaCl2は水に容易に溶解して容 易に除去することができる。しかしながら、CaCl2を完全に除去することは 理に適ってなく、この組成が焼結防止材としてふるまうので、1wt%を超えな い量を残留させる。酸化カルシウム(CaO)が、300〜400℃の温度と2 0〜700 ℃の範囲の熱サイクルとのその操作条件の下で、ゲッターの多孔質組織の維持に 有利に作用する。これらの条件の下で、酸化カルシウムは焼結防止材として作用 しゲッターの高い吸着性質を維持する。 ゲッター素子を規定形状にするために粉末を成形する。この作業は、好ましく は10〜500kg/cm2の範囲の低圧力で行う必要がある。ここに示した値 より高い成形圧力(500kg/cm2以上)では、ゲッター素子の吸着性質は 、それらの多孔性の増加により弱められが、一方10kg/cm2より低い圧力 値で製造されたゲッター素子は、低い機械的性質を示して容易に崩壊する。成形 は、個々の製品または連続ストリップに付与することができる。第1に、粉末は プレス成形機で成形され、次に粉末は二つのロールのあいだで連続ロール作業に よって成形される。ロール作業は、例えば垂直方向に行うことができ、そのため 粉末供給が粉末の落下によって生じる。この場合に圧力は、それぞれのロール間 の距離と、単位時間当たりにロール間で得られる粉末量とを変化させることによ って制御される。成形後得られた製品は、真空または不活性雰囲気中で800〜 1100℃で30〜60分間焼結する。800℃より低温度での焼結はゲッター の機械的性質を低下し、一方で1100℃以上の温度の上昇は、それらの収縮量 の増加によりゲッター素子のガス吸着性質を低下させる。 本発明の第2の目的は、上記方法で製造したゲッター素子に関する。 本発明の第2の主題にしたがって、非蒸発ゲッターは合金から作られており、 この合金は第1の構成材がTi、Zrの群から少なくとも一つの元素を含み、且 つ第2の構成材がV、Cr、Mn、Fe、Niの群から少なくとも一つの元素を 含み、第3の元素が酸化カルシウム(CaO)である合金から作られ、第1の構 成材と第2の 構成材との重量比が10:1から1:5まで好ましくは5:1から1:2までで あり且つ酸化カルシウムの含有量は1wt%を超えなくて、ゲッターの局部領域 の上記元素の含有量が相違し、すなわち、このゲッターはその容積全体に渡って 不均質な化学組成を有し、相対的に純金属の局部領域と、これらの金属間で相互 作用の度合が相違する領域とが存在することが考えれる。ゲッターの化学的不均 質性の度合は、ゲッターの局部領域の第1の構成材と第2の構成材のそれぞれ群 を構成する各元素の濃度差によって制御され、任意に選択した幾つかの対の点で それぞれの濃度比の算術平均が30を超えてはならない。 ゲッター材料の組成の一つとしてチタニウム(Ti)、ジルコニウム(Zr) またはそれらの混合物の選択は、これらの元素が非常に活性なガス吸収材であり 、互いに連続した固溶体の系を形成することを決定する。バナジウム(V)、ク ロム(Cr)、鉄(Fe)、マグネシウム(Mg)、及びニッケル(Ni)また はそれらの混合物が、ゲッター材料の活性化温度を低下させる構成材料として使 用される。上記第1の構成材と、第2の構成材との元素の比率は、ゲッターの吸 着性質を改良する。上記比率の範囲を超えた量の上記元素含有量は、製造された ゲッターのガス吸着性質と機械的性質を低下させる。焼結防止材としての酸化カ ルシウムは、焼結の際にかなり大きな収縮を取り除くことを可能にし、また使用 の際にゲッターのそれぞれの元素が周囲温度から300〜700℃まで繰り返し 加熱されたときに、多孔質内部組織を維持する。1wt%より多い酸化カルシウ ム含有量は、ゲッターの機械的性質を劣化させてゲッターをぼろぼろにすること を増加させる。CaOの含有量は1wt%好ましくは0.5wt%を超過しては ならない。CaOの含有しないことは、焼結の際の収縮及び使用中の熱サイクル のために、ゲ ッターの品質を悪くしてゲッターの吸着性質を減少させる。 本発明は、ゲッター供給のために十分広い範囲の材料の使用を意図する。これ は実験的に認められた合金の化学的不均質性の影響によって可能になり、この合 金から機械的性質と吸着性質とを備えたゲッターを製造可能である。本発明によ って使用を認められた第1構成材と第2の構成材とのそれぞれの群に含まれる各 元素の化学的不均質性の程度は、局部領域の各元素の濃度の相違によって制御さ 、任意に選択された対の点での各元素の濃度比の算術平均が30を超過してはな らない。この特別な因子の下限値は約2とすべきことが好ましい。ゲッターの製 造において前記材料を使用するだけで、十分に高い吸着性質と機械的性質を示す ゲッターの提供を保証しないことを調査が示した。ゲッターの製造において、ゲ ッターの容積にして要求程度の化学的不均質性を有する上記比率の上記元素だけ の使用が上記の望ましい効果をもたらす。ゲッター材料の組成を選択する場合、 広い範囲の元素がゲッター製造工程をさらに経済的に有利に環境に優しく且つ耐 火性にすることを可能にする。ゲッター材料の化学的不均質性が最大認可度合い を超過した場合、ゲッター材料の吸着性質が急激に悪くなる。 実施例に示される本発明の用途は以下に示され、発明の結果を図1から図3に 示す。図1は、ゲッター材料の崩壊力を決定するための装置の形状である。図2 は、組成がTi−Zr−V及びTi−Crに対する吸着ガス量に及ぼすガス吸着 速度の依存性を示す。図3は、組成がTiV30に対する吸着ガス量に及ぼすガ ス吸着速度の依存性を示し、曲線1はH2に相当し、本発明にしたがい準備した 曲線3はCOに相当し、先行技術にしたがい準備されたTiV30に対しては、 図3の曲線2はH2に相当し、曲線4はCOに相当する。 ゲッター試料の機械的性質の水準は、図1に図解的に示される形状から見積も られる。この形状は、約7.5mmの直径と0.7mmの厚みのタブレットのよ うな形をした試験試料2を指示するために役立つ環状のショルダーを備えた金型 1と、約6mmの直径のパンチ3とからなる。力がパンチによって試料に付与さ れ、試験のときの荷重は検出素子装置で記録される。鋭い荷重降下が試料の破壊 を示し、最後の荷重値が破壊力(P)として記録される。試験は三つの試料に付 いて行い、そして破壊力の算術平均が計算された。 本発明にしたがい製造されたゲッターと、先行技術の方法で製造した試料との 吸着性質は、ガスとして水素及び一酸化炭素を使用して吸着させるASTM F 798−82の方法にしたがって測定した。図2と図3のガス排気速度S(m3 /m2・s)は、吸着ガスの量Q(Pa/m3/m2)の関数として表せる。 化学的不均質性の程度は走査型電子顕微鏡で決定し、第1の構成材及び第2の 構成材の各元素、すなわち連続して任意の幾つかの選択された対の点でTi、Z r、V、Cr、Mn、Fe、Niの含有量を測定し、そしてこれらの点でより小 さな値によってより大きな値を割ることによって各元素の濃度比(広がり)の値 を見極めてその後幾つかの対の点(対の数は少なくとも3)で濃度比(広がり) の算術平均を測定する。 実施例1 1kgの金属粉末を準備するために、重量%で含有する40のジルコニウム( Zr)と、30のチタニウム(Ti)と、30のバナジウム(V)と、上記金属 の酸化物とは、kgで次の量の、0.296の二酸化ジルコニウム(ZrO2) と、0.497の二酸化チタニウム(TiO2)と、0.440の三酸化バナジ ウム(V23)とを含み、1.31kgの水素化カルシウムが添加され、すな わち、上記酸化物量を還元するに必要な化学量論的量より1.2倍多い分量であ る。上記材料は互いに混合され、金属容器内に装填され1190℃に加熱され9 時間保持される。加熱する期間の際に、還元反応(1)にしたがって形成された 水素が燃焼によって容器内から除去される。 水素の排気が終了すると容器内にアルゴンが供給され、約0.2atmの圧力 が、冷却が完了するまでその中で維持される。9時間で、容器は室温まで冷却さ れ、焼結された塊(「焼結物」)を含み金属粒子と酸化カルシウム(CaO)と からなるその含有物が放出される。この「焼結物」はプレスで約10〜50mm の大きさの塊に粉砕されて、この塊は、一般的に少しの部分が水の入ったタンク に移し、そこで反応式CaO+H2O→Ca(OH)2+Qkcalにしたがって 「石灰付け(liming)」が行われる。タンクの含有物はさらにpH4〜5の塩酸( ACl)でさらに処理されてCaCl2を除去するために水で洗浄する。仕上が った金属粉末の残留CaOの維持は、湿った粉末試料とフェノールフタレンの反 応によって制御され、わずかな着色は許容される。 乾燥後、この粉末は、重量%で29.6のTiと、28.4のVと、0.21 のCaOと、Zrの残部とを含有する。粉末は約80kg/cm2の圧力で0. 7×30×120mmの板に圧延して、真空中で880℃1時間焼結する。 X線回折の分析は、得られたゲッター材料に異なる組成を有する幾つかの相と 、並びに組成が純金属に近い領域との存在を示し、これはゲッター材料が化学的 に不均質であることを示す。化学的不均質の程度は次のように決定される。元素 の含有量は、走査型電子顕微鏡で、任意に選んだ局部領域の5対(10点)で測 定した。この場合、検討した第1の点での材料の化学組成は、重量%でZrが1 8.1、Vが21.0、Tiが61.1、第2の点でZrが64.0、Vが16 .1、Tiが21.9になることが立証された。第1の対の点におけるZrの濃 度比は、Zr含有量のより多い値とより少ない値を割ることによって決定し、す なわち第2の点のZr濃度の結果を第1の結果で割ることによって、64.0: 18.1=3.5になる。 −第1の対におけるVの濃度比は第1の点における結果を第2の結果で割るこ とによって決定される。すなわち、21.0:16.1=1.3である。 −第1の対におけるTiの濃度比は割ることによって決定される。すなわち、 61.1:21.9=2.7である。 任意に選択した領域の第2、第3、第4、及び第5の対の元素の濃度比は同様 の方法で決定される。すなわち、点3〜4、5〜6、7〜8、及び9〜10であ る。 測定結果を表1に示す。 それぞれの前記元素の化学的不均質性の程度の算術平均値は次のとおりで、Z rが5.9で、Vが13.5で、Tiが13.6である。したがって、ゲッター 組成に含まれる各元素に対する濃度比の算術平均の値は30以下の小さくなるこ とが立証され、得られたゲッターは高い吸着作用を示す。室温で吸着されたガス の量に及ぼす吸着速度の依存性として表される製造されたゲッターの吸着性質は 、図1にH2に対しては曲線1でCOに対しては曲線3で示される。 実施例2 重量%で25のクロム(Cr)と、1未満の酸化カルシウム(CaO)と、チ タニウム(Ti)の残部とを含有する粉末を準備するため、TiO2とCr23 の酸化物と、水素化カルシウムを使用する。それらの分量は、実施例1の還元反 応にしたがって計算される。混合後に構成材とともに得られたチャージが120 0℃まで加熱されて10時間保持され、冷却された。粉砕処理及び湿式冶金処理 が実施例1のように行われた。得られた粉末は、重量%で23.6のクロム(C r)と、0.24の酸化カルシウム(CaO)と、チタニウム(Ti)の残部と を含有する。用意された粉末は約60kg/cm2の圧力で0.7×20×12 0mmの板に圧延して、その後板は真空中で900℃0.5時間焼結された。粉 末及びゲッターの双方において、クロムに対するチタニウムの重量比が、焼結後 相違することを研究が示した。 ゲッター中の化学的不均質の程度は、実施例1に示すように、5対の任意に選 んだ点においてTiとCrとの含有量は走査型電子顕微鏡手段で測定されて決定 する。TiとCrとの濃度比の算術平均値は、30より小さくなることが立証さ れ、それぞれ4.8及び11.7であった。 吸着されるガスの分量(Q)の関数としてのガス吸着速度(S)は、図2に示 される(H2に対しては曲線2及びCOに対しては曲線4)。 実施例3 重量%で30のVと、1未満のCaOと、Zrの残部とを含有する1kgの粉 末を準備するため、kgで0.440のV23と、0.945のZrO2と、0 .945のCaH2と、1.219のCaH2からなる混合物を使用する。さらに 実施例1に示される準備が成される。還元は1200℃で10時間行われる。粉 末の取り出し及び更なる処理は実施例1のように達成された。すなわち準備され たこの粉末は、重量%で29.1のバナジウム(V)と、0.31のCaOと、 ジルコニウム(Zr)の残部とを含有する。約100kg/cm2の圧力での粉 末の加圧成形と、その後のそれらの900℃で1時間の焼結とが、φ20mmと h10mmのタブレット状のゲッター素子が生じ、粉末の圧延で0.7×20× 120mmの板が得られた。X線の分析は、ゲッター試料に存在するこの相が主 に金属間化合物であり、ZrとVとの異なる度合いの領域であることを示した。 CaOは分離した介在物として存在する。 このゲッターの科学的不均質性の程度は、実施例1に記載するように、Zrと Vとの含有量を測定した任意に選んだ点の5対で決定する。ZrとVとの濃度比 の算術平均値は、30より小さくなること及びそらぞれ6.1及び17.3に等 しいことが立証された。 133Pam3/m2までのガス吸着量Qの初期吸着速度(S)は、約4Pam3 /m2であった。 実施例4 計算にしたがって、重量%で70のチタニウム(Ti)と、30のバナジウム (V)と、1を超えないCaOとを含有する1kgの 金属粉末を準備するため、kgで1.160のTiO2と、0.440のV23 と、1.990の(CaH2)を使用する。実施例1に示すような作業を行い、 この混合物は1990℃で12時間還元される。得られた粉末は、重量%で28 .9のVと、0.29のCaOと、Tiの残部とを含有する。0.7×20×1 50mmの試料が、約40kg/cm2の圧力でロールで粉末を圧延すること、 その後真空中で850℃1時間焼結することによって製造された。 走査型電子顕微鏡を使用して行った制御が、ゲッター材料の組成の含まれる元 素の重量含有量が相違することを示した。ゲッターの不均質性の程度は、実施例 1に記載するように、TiとVとの含有量を測定した任意に選んだ点の6対で決 定した。TiとVとの濃度比の算術平均値は30より小さくなること、それぞれ が2.4と9.8に等しいことが立証される。 図3は、水素(曲線1)及び一酸化炭素(曲線3)の吸着曲線を示す。直径6 mm厚み0.7mmの試料に対する破壊力Pは、37Nであった。 実施例5 金属粉末V30が実施例4に記載するように準備され、酸化物の還元は先行技 術の方法に記載されるように行われた。すなわち、還元温度は1175℃であっ て保持時間は6時間であった。このようにして準備された金属粉末は、重量%で 29.45のVと、0.41のCaOと、Tiの残部とを含有する。ゲッターの 板は、約50kg/cm2の圧力でロールで粉末を成形することによって、その 後真空中で850℃0.5時間焼結することによって製造される。 調査結果は、製造された材料において、この方法で及び本発明(実施例4)に したがって製造された材料を比較した化学的不均質性 はさらに顕著であることを示す。 このゲッターの化学的不均質性の程度は、実施例1に記載するように、Tiと Vとの含有量を測定する任意に選んだ点の8対で決められる。TiとVとの算術 平均の比率はそれぞれ24.6及び34.1になることを立証する。Ti分布の 不均一性が実施例4より高いが最大許容値を超えないのに、V分布の不均一性の 程度は30に等しい調整された水準を超えることが示される。得られた材料は高 い機械的性質を備える。6mmの直径と0.7mm厚みの試料の破壊力Pは、7 4Nであるが、この吸着性質は本発明の方法で製造した材料のゲッターに比べか なり劣るので(図3の曲線2と曲線4を参照)、このゲッターは大量のガス流で 高真空を必要とする条件のもとでは使用することができない。 本発明にしたがい製造された非蒸発ゲッターは、H2、CO、O2、N2、及び 同等物のガスに対して高い吸着性質を、十分高い機械的性質とともに備える。こ れは、キネスコープと、陰極線管と、粒子加速器等のような高真空水準を達成及 び維持するための真空装置の使用に適したゲッターが作れ、それらの適用は10-10 Pa以下の残留ガスの達成に寄与する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月2日(1999.1.2) 【補正内容】 請求の範囲 1.水素化カルシウムで対応金属酸化物を還元することによる金属粉末の準備 と、その後得られた前記金属粉末の成形とを含む非蒸発ゲッターを製造する方法 であって、 Ti、Zrの群の少なくとも一つの元素と、V、Cr、Mn、Fe、Niの群 の少なくとも一つの元素とを含有する金属粉末を製造するために、第1の群の元 素と第2の群の元素との重量の比率が10:1から1:5までの範囲にあるよう な量に、出発材料を選択し、 1180〜1230℃の温度で7〜15時間保持して還元を行い、 還元の後に得られた生成物は、還元生成物の全量の重量で1%を超えない量の CaOを残して洗浄がなされ、 粉末を10〜500kg/cm2の圧力で成形し、且つ800〜1100℃の 温度で焼結する、ことを特徴とする非蒸発ゲッターを製造する方法。 2.前記ゲッターは、第1の構成材がTi、Zrの群の少なくとも一つの元素 を含み、第2の構成材がV、Cr、Mn、Fe、Niの群の少なくとも一つの元 素を含み且つ第3の構成材が酸化カルシウム(CaO)である合金から製造され 、 前記ゲッターの重量にして第1の構成材と第2の構成材との比率が、10:1 から1:5までであり且つCaO含有量が1%を超えず、 前記ゲッターの局部領域の前記元素の濃度がゲッターの至る所で不均質であり 、且つ少なくとも任意に選んだ3対の点におけるいずれかの選ばれた元素に対し て走査電子顕微鏡で測定した濃度比の平 均値が30を超えないようにする、 ことを特徴とする粉末合金から製造した非蒸発ゲッター。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月4日(1999.2.4) 【補正内容】 小さな塑性及び強度は、300〜700℃から大気温度までの範囲における熱 サイクル工程によって生じる機械的な負荷及び応力に対して十分な抵抗とならな い。これらの全てが個々の断片にまたはバラバらになるまでゲッターの崩壊をも たらし、真空システム例えば真空管、基本粒子源、及び加速器においては許容す ることができない、したがって低吸着性質が10-10Paより低い程度の残留圧 力で長時間維持を与えることができない。 したがって、改良された機械的性質と吸着性質との組合せに注目したゲッター の提供が緊急の課題である。ゲッターを製造する材料の範囲は緊急課題でない。 この発明の提案グループにおいて、第1の主題がゲッター材料の提供について の課題を解決し、第2の主題は強化した機械的性質と吸着性質を組み合わせたゲ ッター製造に関する。強化した機械的性質と吸着性質との組み合わせは、ゲッタ ー材料の化学的不均質性の規定程度、すなわち材料の組成に含まれる且つ機械的 性質の原因となり互いにわずかに判追うする相対的に純粋な塑性金属の領域と、 吸着活性レベルの原因となる金属の相互作用領域とによって与えられることを調 査が示した。 【手続補正書】 【提出日】平成12年5月18日(2000.5.18) 【補正内容】 (1) 明細書の第16頁3行目の「1990」を『1190』と補正します。 (2) 図面(第2図及び第3図)を別紙の通り補正します。 【図2】【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 プストボイト,ユーリ ミハイロビチ ロシア連邦,123060,モスコー,ウリツァ ラスプレティナ 11―7 (72)発明者 ストルヤロフ,ウラジミール レオニドビ チ ロシア連邦,123098,モスコー,ウリツァ ロゴバ 16―1―197 (72)発明者 アキメンコ,ウラジミール ボリソビチ ロシア連邦,129301,モスコー,プロスペ クト ミラ 184―179

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水素化カルシウムで対応金属酸化物を還元することによる金属粉末の準備 と、その後得られた前記金属粉末の成形とを含む非蒸発ゲッターを製造する方法 であって、 Ti、Zrの群の少なくとも一つの元素と、V、Cr、Mn、Niの群の少な くとも一つの元素とを含有する金属粉末を製造するために出発材料を選択し、 1180〜1230℃の温度で7〜15時間保持して還元を行い、 粉末を10〜500kg/cm2の圧力で成形し、且つ800〜1100℃の 温度で焼結する、 ことを特徴とする非蒸発ゲッターを製造する方法。 2.前記ゲッターは、第1の構成材がTi、Zrの群の少なくとも一つの元素 を含み、第2の構成材がV、Cr、Mn、Fe、Niの群の少なくとも一つの元 素を含み且つ第3の構成材が酸化カルシウム(CaO)である合金から製造され 、 前記ゲッターの重量にして第1の構成材と第2の構成材との比率が10:1か ら1:1までであり且つCaO含有量が1%を超えず、 前記ゲッターの局部領域における前記元素の濃度が相違し、任意に選んだ点の 幾つかの対における第1と第2との構成材の各元素に対する算術平均の濃度比が 30を超えない、 ことを特徴とする粉末合金から製造した非蒸発ゲッター。
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