JP2001504908A - 湿潤再帰反射性舗装道路マーキング製品 - Google Patents

湿潤再帰反射性舗装道路マーキング製品

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Abstract

(57)【要約】 正反射顔料を含むバインダー層中に部分的に包埋された、複数のタイプA微小球と複数のタイプB微小球を使用することで、湿潤および乾燥再帰反射性の双方を示す、例えば舗装道路マーカまたは再帰反射性要素の形態である再帰反射性製品。タイプAおよびタイプB微小球は、異なる平均屈折率を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 湿潤再帰反射性舗装道路マーキング製品 発明の分野 本発明は、湿潤条件および乾燥条件の双方で良好な再帰反射輝度を示す、再帰 反射性舗装道路マーキング材料に関する。 背景 道路のセンターラインおよび車道最外側線にあるような舗装道路マーキングは 、自動車ドライバーに視覚的誘導を提供するために重要である。舗装道路マーキ ング材料は、車線幅変更標示、停止線、交差点における横断歩道マーキング、お よび道路上の長距離車線マーキングなどの様々な用途のための交通制御マーキン グとして使用される。舗装道路マーキング材料の普通の形態は、路面に希望する 位置および長さで適用される粘着テープである。テープの上面は、選択された色 および典型的には再帰反射特性を有する。 現在、多くの平面舗装道路マーキングは、典型的には、二酸化チタン(TiO2) または塩化鉛(PbCrO4)などの反射性顔料粒子を含有するバインダー層中に部分 的に包埋された、透明な微小球を含む露出レンズ再帰反射性光学系に依存する。 使用に際しては、車のヘッドライトからの光が微小球に入り、屈折されて反射性 顔料の上に当たる。光の一部はドライバーに見えるように、概して車の方向に跳 ね返される。微小球が約2.5を超える屈折率を有さない限り、露出した微小球が 濡れると、再帰反射性性能がかなり減衰することは技術分野で知られている。 乾燥条件下では、半球形鏡面反射体で被覆された微小球の最適 屈折率は、光学原理から約1.9〜1.93であると予測される。しかしこの同じ微小 球が水で被われると、最適屈折率は約2.6〜2.65になると予測される。したがっ て鏡面反射体で上が半球形に被われた、屈折率が約1.9の微小球および屈折率が 約2.6〜2.65の微小球の混合物を使用することで、乾燥および湿潤再帰反射の双 方が達成される。このような利用法が、技術分野でなされている。 米国特許番号第3,043,196号(Palmquistら)では、乾燥条件下での再帰反射の ために屈折率が約1.9の微小球を使用し、湿潤条件下での再帰反射のために屈折 率が約2.5の微小球を使用した、再帰反射性アグリゲートの製造が教示される。 使用に際し、これらのアグリゲートは道路に新しく適用されたバインダー層上に 落とされる。バインダーが乾燥するにつれて、アグリゲートはそこに固定されて 舗装道路マーカを形成する。屈折率が約1.7〜2.9の間で異なる微小球が使用でき ることも開示されている。屈折率が例えば2.5未満のような、屈折率のより低い 微小球が湿潤再帰反射性に有用な、または有利なことは開示されていない。 米国特許番号第5,207,852号(Lightleら)では、乾燥および湿潤双方の条件下 における再帰反射のために、屈折率が約1.9の微小球および屈折率が約2.5の微小 球の混合物を使用して、再帰反射性布帛を製造する方法が教示される。約2.5の 屈折率を有する微小球が、水で被われた際に再帰反射を提供する一方、約1.9の 屈折率を有する微小球は、濡れた際に効果が低いことが開示されている。シート 構造物は、熱可塑性フィラメントの通気性ウェブを有するので、再帰反射性布帛 として使用するのに適切であると言われている。しかしこのような構造物は、反 復する交通からの衝撃に曝される舗装道路マーカとして使用するには適さない。 使用される微小球は、好ましくはアルミニウムまたは銀でその上を被覆された、 実質的に半 球形の反射層を有する。舗装道路マーキング中では、真のまたは明るい色が望ま しい特性であるので、固有の灰色の外観を持つアルミニウム蒸着はあまり望まし くない。銀反射層は、より白い外観を作り出す。しかし屋外での暴露において、 銀がより激しくより急速な劣化を被りやすいことは、技術分野では周知である。 また湿潤再帰反射性のための屈折率が2.5未満の微小球の使用は、教示されてい ない。 米国特許番号第5,417,515号(Hacheyら)では、乾燥および湿潤双方の条件下 における光学的効率のために、屈折率が1.93の微小球と、屈折率が例えば2.65の ような屈折率のより高い微小球との混合物を使用した、舗装道路マーキングが開 示されている。しかし湿潤再帰反射のためには、屈折率が2.65の微小球の使用の みが開示されている。このような使用は技術分野で既知であり、光学原理から予 測される。屈折率がより低い、すなわち2.65未満の微小球が、湿潤再帰反射性の ために有用であるという明確な教示はない。微小球混合物を別の正反射層および 拡散反射層と共に使用することで、広範な照射角にわたり再帰反射性を提供する ことも開示されている。 米国特許番号第5,316,838号(Crandallら)では、伸縮性裏層付き再帰反射性 シートのため、乾燥および湿潤再帰反射を提供するために、屈折率が2.3の微小 球を使用するのと共に、屈折率が1.9の微小球を使用することが開示されている 。シートは、汗止めバンド、衣服、履き物の製造、すなわち高度な伸縮性が要求 される用途において使用できる。このような応用は、反復する交通からの衝撃へ の暴露に耐えねばならない舗装道路マーキングには適さない。微小球は裏面に、 金属コーティング、金属フレークまたは絶縁コーティングなどの反射性手段を有 する。金属コーティングおよび金属フ レークの開示された例は、アルミニウムまたは銀である。これらの金属は高い再 帰反射輝度を提供するが、幾分灰色がかった外観になりがちである。舗装道路マ ーキングでは、真の色が希望される特性であるので、このような金属コーティン グは効果が劣る。 乾燥および湿潤条件下で改善された再帰反射輝度を提供する、舗装道路マーキ ング材料に対する必要性が存在する。 発明の要約 本発明は、湿潤条件および乾燥条件の双方で、効果的な再帰反射ができる再帰 反射性製品を提供する。発明の製品は光学要素として、タイプAおよびタイプB の2つのタイプの微小球を使用する。タイプAおよびタイプB微小球は、異なる 平均屈折率を有し、タイプA微小球は約1.9〜約2.0の平均屈折率を有し、タイプ B微小球は約2.2〜約2.3の平均屈折率を有する。微小球は、正反射顔料粒子を含 むバインダー層中に部分的に包埋されて、それから突出する。 一実施例では発明の製品は、(a)前面を有する典型的には弾性ポリマーベー スシートと、(b)ベースシートの前面から突出し、それぞれが上面、および上 面とベースシートの前面とを結合する少なくとも1つの側面を有する複数の突起 と、(c)鏡面反射体顔料粒子を含み、突起の選択された部分を被覆するバイン ダー層と、(d)バインダー層中に部分的に包埋された複数のタイプA微小球お よび複数のタイプB微小球とを含む再帰反射性舗装道路マーカである。典型的に は微小球の少なくとも約10重量%はタイプAであり、微小球の少なくとも約10重 量%はタイプBである。 別の実施例では発明の製品は、(a)コア要素、および(b)コアに部分的に包 埋された複数のタイプA微小球、および複数のタイプB微小球を含む再帰反射性 要素である。典型的には微小球の少な くとも10重量%はタイプAであり、微小球の少なくとも10重量%はタイプBである 。 この発明に従って、再帰反射性舗装道路マーカは、非常に高い屈折率の微小球 を使用することなく、湿潤条件および乾燥条件の双方における効果的な再帰反射 に有用である。ここでの用法では「非常に高い屈折率」の微小球とは、屈折率が 約2.5を超えるものを指す。非常に高い屈折率の微小球は市販されているが、製 造するのは相変わらず非常に高価である。意外なことにこの発明の利点の実現に は、非常に高い屈折率の微小球は必要ないので、発明の製品の製造経費は低下す る。本発明の製品は、道路上のマーキングなどの水平な用途、またはジャージー バリア内のマーキングなどの垂直用途にも使用できる。 図の簡単な説明 図を参照して、発明を更に詳しく説明する。 図1は、発明の実例となる舗装道路マーキングの断面図である。 図2は、発明の実例となる舗装道路マーキングの部分の平面図である。 理想化されたこれらの図は一定尺度では描かれておらず、実例のみを意図した ものであり制限は意図しない。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明の製品は、乾燥および湿潤双方の条件下で効果的な再帰反射を提供する 。製品は、約1.9〜約2.0の平均屈折率を有する複数のタイプA微小球、および約 2.2〜約2.3の平均屈折率を有する複数のタイプB微小球を含む露出レンズ光学系 に依存する。 一実施例では発明の製品は、典型的には弾性ポリマーであるベ ースシートを有する舗装道路マーキングであり、ベースシートの前面から突出す る突起と、正反射顔料粒子を含有するバインダー層と、バインダー層中に部分的 に包埋されたタイプAおよびタイプB微小球とを有する。バインダー層は、ベー スシートの特定部分または部分群上の別の層でも、または微小球が中に包埋され た突起の層または部分でも良い。典型的にはマーキング上面に滑り止め粒子が配 置されて、マーキングの滑り抵抗性を増大させる。要すれば希望に応じて、マー キング中に含まれるベースシートおよび/またはスクリム層の底面に接着剤層が 提供される。スクリムは例えば、織布または不織布材料でも良い。 別の実施例では、発明の製品は、例えば正反射顔料を含む熱可塑性樹脂である コアの表面に部分的に包埋された、タイプAおよびタイプB微小球を含む再帰反 射性要素である。再帰反射性要素は、実質的には球、円盤、および円筒の形状を 有することができるが、希望するならばその他の形状も製造できる。 模様入り舗装道路マーキングは、例えば突起によって画定され、中に微小球が 部分的に包埋された有利な垂直表面を有する。光源は通常、高照射角で舗装道路 マーカに当たるので、包埋された微小球を含有する垂直表面は、より効果的な再 帰反射を提供する。また垂直表面は、雨期の間、微小球を水の外に保つので、再 帰反射性性能が改善される。 図1は、弾性ポリマーベースシート102および複数の突起104を含有する、模様 入り舗装道路マーカ100を示す。例示のために、1つの突起104のみが、微小球お よび滑り止め粒子で被われる。ベースシート102は、それから突起がのびる前面1 03、および裏面105を有する。ベースシート102は、典型的には約1mm(0.04イン チ)厚さであるが、希望するならばその他の寸法でも良い。要すればマ ーカ100は、さらにスクリム113および/または接着剤層114を裏面105に含んでも 良い。 突起104は上面106、側面108を有し、実例となる実施例では約2mm(0.08イン チ)の高さである。希望するならば、その他の寸法の突起も使用できる。図示す るように側面108は、丸い上部分110で上面106に交わる。側面108は、前面103と 側面108の下方部分112との交差点で、好ましくは約70°〜72°の角度θを形成す る。 突起104は、顔料含有バインダー層115で被覆される。バインダー層115には、 複数のタイプA微小球116および複数のタイプB微小球117が包埋される。要すれ ば、バインダー層115の上に滑り止め粒子118が包埋されても良い。 図2は、例えば約6.4mm(0.25インチ)の全て同じ長さを有する側面l22A、122 B、122C、および122Dを有する、突起122の付いた舗装道路マーカ120の部分を示 す。実施例では、縦列124内の突起122は、約59mm(2.3インチ)の間隔が開いて おり、横列126内の突起122は約26mm(1インチ)の間隔が開いている。 異なる様々な形状、寸法、および配列の突起模様入り舗装道路マーキングのい くつかの実施例は、技術分野で周知であり、本発明に従って使用することもでき る。 模様入り舗装道路マーカを製造する実例の工程は、4つの主なステップを伴う 。第1に、突起の付いた弾性ポリマーベースシートが提供される。第2に、液体 正反射顔料含有バインダー溶液が、突起の希望する表面に選択的に適用され、ベ ースシートのその他の部分は、実質的にはバインダー溶液フリーのままである。 第3に、タイプAおよびタイプB微小球、および滑り止め粒子などのその他の有 用な粒子が、バインダー溶液中に包埋される。第4に、バインダー溶液が固化し て、微小球および粒子を固定する。米国特許番号第 4,988,541号(Hedblom)では、模様入り舗装道路マーキングの好ましい製造方法 が開示されており、その内容全体を本願明細書に引用したものとする。要すれば 希望に応じて、スクリム(例えば織布または不織布)および/または接着剤層が 、ポリマーベースシートの裏面に接着できる。 本発明で使用される光学要素は、光透過性微小球である。これらは球形レンズ として働き、入射光がそれらを通って屈折され、正反射顔料粒子を含有するバイ ンダー層に入る。顔料粒子は、光源に向けて跳ね返すように入射光の一部を反射 する。 本発明の光学要素は、約1.9〜約2.0の屈折率を有する複数のタイプA微小球、 および約2.2〜約2.3の屈折率を有する複数のタイプB微小球を含む。タイプA微 小球は、主に乾燥再帰反射性を意図しているが、顔料粒子と組み合わせることで 、湿潤条件下でも効率は劣るが再帰反射する。タイプB微小球は、主に湿潤反射 を意図しているが、顔料粒子と組み合わせることで、乾燥条件下でも効率は劣る が再帰反射する。したがってタイプAおよびタイプB微小球の混合物は、効果的 な乾燥および湿潤再帰反射性を提供する。 微小球は、ガラスまたは非ガラス質セラミックでも良い。非ガラス質セラミッ ク微小球は、典型的にはより耐久性に優れ摩耗抵抗性なので好ましい。好ましい 非ガラス質セラミック微小球は、米国特許番号第4,564,556号(Lange)および第 4,772,511号(Woodら)で開示されている。ガラス微小球は、やや劣る耐久性と より低いコストとの望ましいバランスを提供する。好ましくはより大きな微小球 は非ガラス質セラミックであり、より小さな微小球はガラスである。こうするこ とで、舗装道路マーカの向上した摩耗抵抗性が達成される。 発明の好ましい実施例の多くでは、2つのタイプの微小球の片方 は、もう一方よりも大きい。例えば非常に堅く摩耗抵抗性のタイプA微小球(例 えば非ガラス質セラミック)を商業的量で製造することは、同様に堅いタイプB 微小球を製造するよりも容易である。したがって典型的にタイプA微小球は、直 径が約175〜250μmである一方、タイプB微小球は直径が約50〜100μmである 。この場合、より小さなタイプB微小球は、より大きなタイプA微小球の間に介 在性にはめ込まれる。その結果、タイプB微小球は、交通による損耗よって引き 起こされる摩耗から保護される。希望するならば、タイプB微小球がタイプA微 小球より大きくなるようにも選択できる。典型的には、舗装道路マーキング表面 の再帰反射性部分の約50%以上を、より大きな微小球が被覆する。 このような2つの大きさの実施例では、タイプA微小球は、好ましくは使用す る微小球の総量の少なくとも25重量%存在し、タイプB微小球は、好ましくは使 用する微小球の総量の少なくとも15重量%存在する。より好ましくは、タイプA 微小球が約65〜約85重量%存在し、タイプB微小球が約15〜約35重量%存在する。 これらの範囲は、乾燥および湿潤再帰反射性の良好なバランスを提供し、良好な 摩耗抵抗性を提供するので好ましい。 使用する微小球の量を最小化するため、微小球を好ましくは、突起の側面およ び上面に選択的に配置する一方、突起間の谷には実質的には何もないようにする ことで、製造コストが最小化される。微小球は、突起のあらゆる側面並びに上面 に配置され、効果的な再帰反射が達成される。 舗装道路マーキング用途では、例えば白と黄色のマーカなどの異なる色のマー カを、運転者が区別することが重要である。希望するならば光透過性着色剤を微 小球に添加して、昼間および夜間双方の色を向上させることができる。例えば黄 色染料が微小球に添加で き、黄色舗装道路マーカの製造に使用される。米国特許番号第5,268,682号(Jac obsら)を参照されたい。 バインダー層は、光透過性コーティング媒体を含むので、再帰反射性製品に入 った光は吸収されずに再帰反射される。この媒体のためのその他の重要な特性と しては、使用目的での耐久性、顔料粒子を懸濁状態に保つこと、コーティング性 能、および適当なウェッティングおよび微小球の接着が挙げられる。典型的には これは、弾性ポリマー材料を含む。コーティングを容易にするために、媒体は好 ましくは、コーティング温度での粘度が10,000センチポアズ未満の液体である。 ビニル、アクリル、エポキシ、およびウレタンが適切な媒体の例であるが、同様 の特性を持つその他の材料を使用しても良い。米国特許番号第4,988,555号(Hed blom)で開示されたようなウレタンが、好ましいバインダー媒体である。バイン ダー層は、ベースシートが実質的にはバインダーフリーのままであるように、突 起の選択された部分を被覆する。 正反射顔料粒子は、通常、薄く板状でありバインダー層の一部である。顔料粒 子に当たった光は、入射した角度の反対側に等しい角度で反射される。本発明で 使用するのに適した正反射顔料の例としては、真珠箔顔料、雲母、および真珠光 沢顔料が挙げられる。これらの正反射顔料は全てリーフィング特性を示し、ウェ ブに平行に、またはそれらが被覆した表面に平行に配列する傾向がある。微小球 が上に落とされて、正反射顔料を含有するコーティング媒体にはめ込まれると、 微小球の下にあるコーティング材料は最大の圧縮を被り、顔料フレークを内部に 引っ張りがちである。その結果、顔料粒子は、微小球の包埋部分周囲のコーティ ングのように整列する。この顔料粒子が整列して、微小球を効果的に被覆する傾 向により、正反射性能が改善される。 典型的には、バインダー層中に存在する正反射顔料の量は、50重量%未満であ る。好ましくは正反射顔料は、重量を基準にしてバインダー層の約15%〜40%を占 め、この範囲が効果的な再帰反射に必要な正反射顔料の最適量である。 本発明で使用するには、それらの外観に真の色があるので、真珠箔顔料粒子が 好ましい。真の色は、道路とマーキングとの色の対比のために、舗装道路マーキ ング構造物において希望される特性である。 図1に示すように、スクリム113および接着剤層114を含む裏材料層は、ベース シート102の裏面105に付着する。これらの裏材料層は、道路などの表面に舗装道 路マーカを付着させ、技術分野で既知のように、例えば張力、またはより大きな 引裂き強度、順応性、除去可能性などの希望する特性を与えることができる。 適切な材料の実例としては、織布繊維材料または不織布材料を含むスクリムが 挙げられる。適切な織布スクリムは、ポリエステルから製造できるが、その他の 材料を使用しても良い。スクリムは、中に部分的に包埋されるように、裏面105 にラミネートされる。スクリムは、舗装道路マーカに付加的な引張強度を提供し て、必要ならば道路からの容易な除去を可能にする。スクリムが与える付加的引 張強度は、伸展も最小化し、舗装道路マーカが適用中に被るかもしれない引裂き 抵抗も改善する。スクリムは、ロール形成を容易にし、舗装道路マーカの転換を 容易にし、取り扱いを容易にすることで舗装道路マーカの加工を助ける。ベース シートの強化、その他を目的とした織布または不織布いずれかのスクリムの使用 は、技術分野で既知である。例えば米国特許番号第3,935,365号(Elgenmann)、第 4,146,635号(Eigenmann)、第4,299,874号(Jones)および第4,969,713号(Wycko ff)を参照されたい。 接着剤はマーキングの裏側にラミネートできる。当業者は、希望する条件下で 、路面および上に重なるマーキングに適切に接着する接着剤を、注意深く選択し なくてはならないことを認めるであろう。適切な接着剤の1つは、合成ゴムベー スの感圧接着剤である。特定用途のための適切な接着剤は、当業者によって容易 に選択される。 発明の別の実施例は、部分的に突出する微小球が包埋された層中にだけは少な くとも正反射顔料を含有するコア表面に、部分的に包埋されたタイプAおよびタ イプB微小球を含む再帰反射性要素である。コアの適切な材料の実例としては、 バインダー溶液で被覆された熱可塑性樹脂、または綿またはポリエステル糸など のような繊維材料の糸が挙げられる。 再帰反射性要素は、舗装道路マーカのように、微小球が部分的に包埋された垂 直表面を提供する。製造の容易さが再帰反射性要素の利点である。製造工程は、 (a)タイプAおよびタイプB微小球のベッドと、熱可塑性材料を含むコア要素 を提供するステップ、および(b)微小球およびコア要素の組み合わせを十分な 時間、十分な温度で撹拌して、微小球をコア要素の表面に塗布して再帰反射性要 素を形成するステップを含む。1995年7月18に提出された譲受人の米国特許出願 通し番号第08/503532号では、好ましい再帰反射性要素とそれらを製造する方法 が開示されており、その内容全体を本願明細書に引用したものとする。 実施例 以下の実施例では、発明の異なる実施例を例示する。しかし特定の成分および 使用量、並びに他の条件および詳細は、本発明の範囲を不当に制限すると解釈さ れないものとする。部または百分率で 表された量は、得に断りのない限り全て重量を基準とする。 湿潤再帰反射性試験 照射角88.8°および観測角1.05°で、再帰反射輝度を測定するLTL2000メータ ー(デンマークのリングリーのDelta Light&Opticsより入手できる)を使用して 、舗装道路マーキングの湿潤再帰反射性を測定した。結果を再帰反射輝度(RL)係 数として、ミリカンデラ/平方メートル/ルクスで報告した。照射角88.8°および 観測角1.05°の立体配置は、反射性舗装道路マーキングから30m離れた、平均的 自動車のドライバーが経験するのと同様である。4インチx6インチ(10.2cmx1 5.2cm)の舗装道路マーキングサンプルを最初に試験区域に水平に置いて、次に水 道水と0.1重量%のAJAXブランドの食器用洗剤の溶液で水浸しにした。溶液を流出 させて、1分後および2分後に輝度測定を行った。洗剤を水に加えて、シート表 面の濡れ性能を増大させた。また洗剤は、反射性舗装道路マーキングが道路にし ばらく設置されて、太陽の作用、摩耗性の砂利や砂、および汚れの蓄積のために 増大する濡れ性能を持つようになった後の雨の効果をより良くシミュレートする 。 摩耗抵抗性 車両摩耗シミュレータを使用して、微小球の摩耗抵抗性を測定した。このシミ ュレータは、道路交差点近くに位置する舗装道路マーカが被る剪断、摩滅、およ び摩耗条件をシミュレートするように設計される。 シミュレータは、下塗りしないコンクリート表面を有し、直径約11フィート( 3.3m)および幅約1フィート(0.3m)の垂直なアニュラリングからなる試験区域 を有した。 空気圧が約35ポンド/平方インチ(2.45x105パスカル)の2個の乗用車タイヤを 、アニュラリングの両端に対して水平に配置した。空気の作用によって連結フレ ームに加重をかけ、約40ポンド/平方インチ(2.8x105パスカル)の圧力をタイヤ にかけた。フレームを回転し、線速度時速約16.3マイル(時速26キロ)に相当す る約40rpmで、試験区域表面を横切ってタイヤを走らせ、道路の交差点が被る高 衝撃剪断と摩耗力をシミュレートした。 タイヤと再帰反射性要素間におけるさらに高い剪断および摩耗を達成するため に、80グリットの紙やすりをタイヤに装着した。2インチx6インチ(5cmx15cm )の紙やすり片16本を、タイヤのトレッド上に等間隔に取り付けた。タイヤが再 帰反射性要素に接触すると、紙やすりもまた再帰反射性要素に接触した。 実施例1 様々な真珠箔顔料濃度のバインダー溶液を作成して、真珠箔顔料存在下での再 帰反射性反応に対する、微小球の屈折率の効果を調べた。実験を容易にするため に、バインダー溶液を平面剥離ライナーに塗布してバインダー層を作った。 約9%の真珠箔顔料配合のバインダー溶液1は、以下の構成成分を含有した。 (1)50部の透明ウレタン樹脂(50%固形分を有する)であるミネソタ州セント ポール市のMinnesota Mining and Manufacturing(3M)Companyからの3M SCOTCHLI TEブランド4430 R、(2)5部の架橋溶液であるミネソタ州セントポール市の3M Companyからの3M SCOTCHLITEブランド4430B、(3)ニューヨーク州ブラクリ フマナーのMearl Corp.からの2.4部のBRIGHT SILVERブランド真珠箔顔料。約17% の真珠箔顔料配合のバインダー溶液2は、5.1部のBRIGHT SILVERブランド真珠箔 顔料を使用したこと以外は、バ インダー溶液1と同様に作成した。約26%の真珠箔顔料配合のバインダー溶液3 は、9部のBRIGHT SILVERブランド真珠箔顔料を使用したこと以外は、バインダ ー溶液1と同様に作成した。約35%の真珠箔顔料配合のバインダー溶液4は、13. 5部のBRIGHT SILVERブランド真珠箔顔料を使用したこと以外は、バインダー溶液 1と同様に作成した。 バインダー溶液の第1の層を0.005インチ(0.0127cm)の湿潤厚さに平面剥離 ライナーに塗布して、250°F(121C°)で5分間乾燥した。真珠箔顔料配合量の 異なる4つの各バインダー溶液を、別々に塗布した。第1の乾燥バインダー層の 上に、第1の層と同じバインダー溶液の第2の層を、0.010インチ(0.0254cm)の 湿潤厚さで塗布した。この第2の層を最高で12分間風乾した。この風乾時間中に 、湿潤バインダー溶液上に複数の微小球を流し塗りした。微小球の直径の約50% を包埋するために、異なる風乾時間を使用した。 4組の微小球を使用した。各組は異なる屈折率を有した。第1組の微小球は、 約1.93の屈折率を有した。第2組の微小球は、約2.26の屈折率を有した。第3組 の微小球は、約2.4の屈折率を有した。第4組の微小球は、約2.64の屈折率を有 した。各バインダー層サンプルは、1つのレベルの真珠箔顔料配合量と、1つの 屈折率の微小球を有した。 ASTM D4 061-94に従って、各サンプルについて再帰反射係数(カンデラ/ルク ス)/平方メートルを測定した。照射角/観測角がそれぞれ0.2°/-4°である1つ の幾何学的配置で、再帰反射性測定を行った。サンプルは、最初に乾燥状態で測 定した。湿潤再帰反射性は、サンプルをエタノールに浸漬し、エタノールから取 り出して、次に測定を行った。水とほぼ同様の屈折率を有することから、エタノ ールを使用した。エタノールは、サンプルを完全に濡らした。表I、 II、III、およびIVは、様々なサンプルについての再帰反射性結果を示す。 上の表に示した詳細からは、約17%以上の真珠箔顔料配合量では、屈折率2.4ま たは2.64の屈折率がより高い微小球よりも、約2.26の屈折率を有する微小球の湿 潤再帰反射性が優れていることが分かる。更にデータからは、乾燥再帰反射性に ついては屈折率l.93の微小球が、あらゆる真珠箔顔料配合量で最良の性能を有す ることが分かる。従って屈折率1.93の微小球と屈折率2.26の微小球との組み合わ せが、乾燥および湿潤双方の条件下で、効果的な再帰反射を提供する。 実施例2 複数のタイプA非ガラス質セラミック微小球、および複数のタイプBガラス微 小球を次のように使用して、模様入り舗装道路マーキングを製造した。 模様入りポリマーベースシートは、横方向に高さ0.1インチ(0.254cm)、長さ0. 25インチ(0.64cm)、縦方向に幅0.19インチ(0.48cm)の寸法の突起を有した。 縦方向では、列は約0.4インチ(1.02cm)離れていた。各連続列は、1列から次の 列への突起のシャドーイング効果を最小化するように、互い違いになっていた。 約35%の真珠箔顔料配合量を有する実施例1のバインダー溶液4を、0.040インチ (0.10cm)の湿潤厚さで剥離ライナー上に塗布した。突起のみがバインダー溶液で 被われるように、模様入りポリマーベースシートを湿潤バインダー溶液にラミネ ートした。突起間の谷には、バインダー溶液を全く塗布しなかった。次にバイン ダー溶液4 を含有する剥離ライナーを、模様入りベースシートから剥がした。 約4gの直径約0.008インチ(200micron)および屈折率約1.93のタイプA非ガ ラス質セラミック微小球を、バインダー溶液を塗布した24平方インチ(155平方c m)の模様入りポリマーベースシート上に散布した。直径約0.003インチ(70μm )および屈折率約2.26の大量のタイプBガラス微小球を、同一サンプル上に流し 塗りして、タイプAインデックス非ガラス質セラミック微小球間の間隙に包埋さ せた。次にサンプルを250°F(212C°)で5分間硬化して、模様入り舗装道路マ ーキングを得た。LTL-2000メーターを使用して、乾燥再帰反射性を測定した。湿 潤再帰反射性試験に従って、湿潤再帰反射性を測定した。結果を表Vにまとめた 。 比較実施例A タイプA非ガラス質セラミック微小球のみを使用したこと以外は、実施例2に 従って模様入り舗装道路マーキングを作成した。LTL-2000メーターを使用して、 乾燥再帰反射性を測定した。湿潤再帰反射性試験に従って、湿潤再帰反射性を測 定した。結果を表Vにまとめた。 比較実施例B 比較の目的で、ミネソタ州セントポール市の3Mから入手できる3M STAMARKブラ ンド高性能テープシリーズ380を使用した。この特定のテープは、二酸化チタン 拡散反射材顔料を含有するウレタンバインダー層中に部分的に包埋された、屈折 率1.75のセラミック微小球を含んだ。米国特許番号第4,988,555号(Hedblom)で は、この例の模様入り舗装道路マーキング構造物が開示されている。 表Vから分かるように、実施例2のように複数のタイプAおよびタイプB微小 球を使用する本発明の模様入り舗装道路マーキングは、比較実施例Aのようにタ イプA微小球のみを使用するサンプルよりも湿潤再帰反射性が優れていた。実施 例2は濡れた際に、比較実施例Aよりも2倍程度明るい。また比較実施例Aのサ ンプルは濡れた後に、時間経過と共に輝度を急速には回復しない。また本発明の 実施例2は、乾燥および湿潤双方の条件下で比較実施例Bよりも優れていた。 実施例3 タイプA非ガラス質セラミックとタイプBガラス微小球の様々な配合物を含有 するバインダー層を製造して、摩耗抵抗性に対する微小球配合物の効果を調べた 。サンプルを次のようにして作成した。 米国特許番号第4,988,541号(Hedblom)の第4欄第39に始まりビードボンド溶 液として記述されるウレタンバインダー溶液を、0.055インチ(0.14cm)の平面 ゴムフィルム上面に、0.004インチ(0.01cm)の湿潤厚さに塗布した。 5種の微小球混合物を、バインダー被覆ゴムフィルムの5つの異なるサンプル 上に散布した。サンプルは長さ6インチx幅4インチ(15cmx10cm)であった。表V Iに示すように、混合物は直径約0.008インチ(200μm)のタイプA微小球、お よび直径約0.003イ ンチ(70μm)のタイプB微小球を異なる重量百分率で含んだ。濡れたバインダ ー溶液に微小球を散布した後、175°F(79℃)で約30分間サンプルを硬化して、 バインダー層中に微小球を固定した。厚さ0.003インチ〜0.005インチ(0.008cm 〜0.013cm)の感圧接着剤をゴムフィルムの下面にラミネートした。 摩耗抵抗性試験のために、硬化したサンプルを車両摩耗シミュレータに適用し た。1,500回転、2つのタイヤを合わせると3,000回の接触にサンプルを曝した。 サンプルをシミュレータに曝した後それらを取り外して、破損を顕微鏡下で視覚 的に観察した。 サンプル1にはタイプB微小球が全くないので、データは報告されない。表VI Iからは、サンプル2および3で、すなわちタイプA微小球が約66%〜83%存在し 、タイプB微小が約17%〜34%存在する場合、いくらかの許容可能な摩耗損失が見 られることが示される。 実施例4 ベースシートの裏側(すなわち平面側)にラミネートされた織布スクリムがあ る、模様入り舗装道路マーキングを以下のようにして作成した。 米国特許番号第4,490,432(Jordan)で開示されたようなポリマーベースシー トを、型および鋼ロールを含有する金属型押しロールが作るニップ中に、軟化し た状態で供給した。軟化したポリマーベースシートを型押しして、模様入りベー スシートを作った。同時に100%ポリエステルマルチフィラメント糸からできた織 布スクリムを鋼ロール上にのせて、ベースシート材料裏側(すなわち平面側)に ニップした。ポリエステル織布スクリムは、イタリアのパビアのAlpedira Texti l,SRLから供給された。織布スクリムは0.78ポンド/平方ヤード(200g/平方メー トル)の斤量を有し、約0.125インチ(0.32cm)四方であり、厚さが約0.0075イ ンチ(0.02cm)であった。織布スクリムを軟化したポリマーベースシート中に、 約250〜260°F(121〜127℃)および約1900ポンド/直線インチ(約3300N/cm)の力で ニップした。結果的に得られたベースシートは、裏側に包埋された織布スクリム を有した。ポリマーベースシート上の突起のパターンについては、実施例2で述 べた。引き続く加工ステップを実施例2と同様にして行い、バインダー溶液とタ イプAおよびタイプB微小球を適用して、発明の舗装道路マーカを得た。 発明の範囲と精神を逸脱することなく、この発明の様々な修正および変更がで きることは、当業者には明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a) 前面および裏面を有するベースシートと、 b) 前記ベースシートの前記前面から突出し、それぞれが上面、および 前記上面と前記ベースシートの前記前面とを結合する少なくとも1つの側面を有 する複数の突起と、 c) 鏡面反射体顔料粒子を含み、前記突起の部分を被覆するバインダー 層と、 d) 前記バインダー層中に部分的に包埋された複数のタイプA微小球お よび複数のタイプB微小球と を含んでなる再帰反射性舗装道路マーカであって、 前記微小球の少なくとも10重量%がタイプAであり、前記微小球の少なくとも10 重量%がタイプBであり、前記タイプA微小球が前記タイプB微小球とは異なる 平均屈折率を有する舗装道路マーカ。 2. 前記タイプA微小球が、約175〜250μmの平均直径を有する請求項1に 記載のマーカ。 3. 前記タイプB微小球が、約50〜100μmの平均直径を有する請求項1に記 載のマーカ。 4. 前記微小球が、ガラスおよび非ガラス質セラミックからなる群の少なく とも1つより選択される請求項1に記載のマーカ。 5. 前記バインダー層が不連続である請求項1に記載のマーカ。 6. 前記タイプA微小球が、約1.9〜約2.0の平均屈折率を有 する請求項1に記載のマーカ。 7. 前記タイプB微小球が、約2.2〜約2.3の平均屈折率を有する請求項1に 記載のマーカ。 8. 前記タイプA微小球が非ガラス質セラミックであり、前記タイプB微小 球がガラスである請求項1に記載のマーカ。 9. 前記微小球の約65〜約85重量%が、前記タイプA微小球である請求項8に 記載のマーカ。 10. 前記微小球の約15〜約35重量%が、前記タイプB微小球である請求項8 に記載のマーカ。 11. 前記バインダー層が、約15〜約40重量%の鏡面反射体顔料粒子を含む請求 項1に記載のマーカ。 12. 前記鏡面反射体顔料が、真珠箔顔料、雲母、および真珠光沢顔料からな る群の少なくとも1つより選択される請求項1に記載のマーカ。 13. 前記突起の選択された領域に配置された滑り止め粒子を更に含む請求項 1に記載のマーカ。 14. その裏側に接着剤層およびスクリム層からなる群の少なくとも1つをさ らに含む請求項1に記載のマーカ。 15. a) コア要素、および b) 前記コアに部分的に包埋された複数のタイプA微小球および複数の タイプB微小球 を含んでなる再帰反射性要素であって、 前記微小球の少なくとも10重量%がタイプAであり、前記微小球の少なくとも10 重量%がタイプBであり、前記タイプA微小球が前記タイプB微小球とは異なる 平均屈折率を有する再帰反射性要素。
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