JP2001504489A - トリアリール置換イミダゾール及び使用方法 - Google Patents

トリアリール置換イミダゾール及び使用方法

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JP2001504489A JP52378498A JP52378498A JP2001504489A JP 2001504489 A JP2001504489 A JP 2001504489A JP 52378498 A JP52378498 A JP 52378498A JP 52378498 A JP52378498 A JP 52378498A JP 2001504489 A JP2001504489 A JP 2001504489A
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Abstract

(57)【要約】 2−4−ジアリール−5−ピリジルイミダゾールはグルカゴンアンタゴニストである。これらの化合物はグルカゴンの作用をその受容体の部位で遮断する。したがって、これらの化合物は、グルカゴン濃度の上昇が介在する哺乳動物における疾患状態の予防又は治療に用いることができる。このような疾患状態の例には糖尿病、肥満症、高血圧症、及び悪液質等が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】 トリアリール置換イミダゾール及び使用方法 発明の背景 本発明は、グルカゴンの代謝効果と拮抗するトリアリール置換イミダゾールに 関する。 糖尿病は複数の原因因子から誘導される疾患プロセスであり、血漿グルコース 濃度の上昇を特徴とする。管理されていない高血糖症は、腎障害、網膜症、高血 圧症、脳卒中及び心臓疾患を含む微小血管及び巨大血管疾患の危険性の増加に関 わる。したがって、グルコース恒常性の制御が糖尿病の治療に対する主なアプロ ーチである。 グルカゴンは、インシュリンによる肝糖新生の阻害を弱める主要対抗調節ホル モンである。グルカゴン受容体は、その存在が腎臓、膵臓、脂肪組織、心臓、血 管組織の平滑筋、並びに脳、胃及び副腎において文献に報告されているが、主と して肝臓に見出されている。 II型糖尿病では血漿グルカゴン濃度が上昇しており、肝グルコース産生の速 度が増加している。肝グルコース産生速度は II型糖尿病における絶食時血液グルコース濃度と正に相関する。したがって、 グルカゴンのアンタゴニストが、肝臓におけるインシュリン応答性の改善、糖新 生速度の減少及び血漿グルコース濃度の減少を生じる肝グルコース放出速度の低 下において有用である。 グルカゴンに対するモノクローナル抗体(Glu−mAb)が、ストレプトゾ トシン処置ラットにおけるグルカゴンの作用の急性減弱効果を試験するのに用い られている(Brandら,Diabetologia 37:985,199 4)。対照抗体と対照的に、Glu−mAbの注入は、穏やかな高血糖症ラット( すなわち、インシュリン分泌の穏やかな機能障害を有するラット)における血液 グルコースの摂食後の増加を弱めた。重度の高血糖症ラット(すなわち、インシ ュリン分泌か大きく損なわれたラット)においては、Glu−mAbの注入は血 液グルコース濃度を低下させはしなかったが、最適以下の用量のインシュリンの 血糖降下効果を増強した。これらのデータは、これらのモデルにおけるグルカゴ ンの作用の減弱がインシュリンの作用に対する感受性の増大につながるものの、 インシュリンが存在しない状態での血液グルコース濃度の減少にはつなが らないことを示唆する。他方、グルカゴンに対するモノクローナル抗体は、イン シュリンの効果とは無関係に、糖尿病ウサギにおける血漿グルコース濃度の低下 に有効であった(Brandら,Diabetes,45:1076(1996 ))。これらのデータはグルカゴンの作用の拮抗がI型及びIT型糖尿病の両者 に対する有益な治療をもたらすという概念を支持するが、特異的な非ペプチジル グルカゴンアンタゴニストが利用可能であればこの仮説をより厳密に試験するこ とが可能であった。 グルカゴンの恒常性の調節にも膵臓のβ細胞によって産生されるホルモンイン シュリンが介在する。これらの細胞の変質がI型糖尿病において典型的に観察さ れ、これらの細胞の機能の異常がII型糖尿病の症状を示す患者において生じる ことがある。したがって、グルカゴンアンタゴニストはI型糖尿病の治療におい て有用であり得る。 グルカゴン受容体は、グルカゴンがナトリウム、カリウム、塩化物、マグネシ ウム、カルシウム、及びリン酸のイオンを含む電解質の恒常性並びに非電解質、 尿素及び水に対する効果を有することが示されている腎臓組織に発現する(Ah loulayら,Am.J.Physiol.,269:F225,1995) 。 グルカゴンアンタゴニストには電解質不均衡を含む障害の治療における用途が存 在し得る。また、腎臓もグルカゴンに応答して糖新生を行い(Amoresら, Molec.Cell.Biochem.,137:117,1994)、アン タゴニストが腎臓におけるグルコースの産生を低下させて糖尿病の治療を促進す る。 グルカゴン受容体は心臓及び平滑筋に存在する。グルカゴンは心拍出量及び心 拍数に対する直接効果を有する(Glickら,Circ.Res.,22:7 89(1968);Farah,Pharm.Rev.,35;181,198 3)。高血圧症を患い、肝異化作用の障害の結果として血漿グルカゴン濃度が上 昇している患者において強い相関が観察されている(Silvaら,Hepta tology,11:668,1990)。上昇したグルカゴン濃度の効果の拮 抗は特定の型の高血圧症に対する効果を有する可能性があり、したがって、グル カゴンアンタゴニストはグルカゴン産生の増大に関連する特待の型の高血圧症の 治療において有用であり得る。 脂肪組織に関連するグルカゴン及びグルカゴン受容体の主な役割は脂肪分解を 誘発することであり、したがって、遊離脂肪 酸を脂肪燃焼組織の基質としてもたらす(Saggersonら,Bioche m.J.,238:387,1986)。この効果に対するアンタゴニストは、 グルカゴン濃度の上昇の結果生じる脂肪貯蔵物の過剰な脂肪分解が存在する状態 、例えば、萎縮病(悪液質)の治療において有用であり得る。 グルカゴン及びグルカゴン受容体は脳の海馬領域に局在している(Hoose in及びGurd,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,81:4 368,1984)。この発見は、グルカゴンが、基本的な行動もしくは体性運 動プログラムを開始させ、又はそれを精緻なものとする上で神経内分泌上の役割 を有し得ることを示唆する。グルカゴンの分泌は低い血液グルコース濃度に応答 して増加するため、脳におけるグルカゴン濃度の増加は低いグルコース濃度に応 答する行動、例えば摂食、を開始させる可能性がある。したがって、慢性的な高 グルカゴン血症は食物に対する定常的な渇望をも生じる可能性があり、これは肥 満を生じる。グルカゴンアンタゴニストは、グルカゴンに対する応答に関連する 摂食行動を変更することによる肥満の治療において有用であり得る。 本発明における化合物はグルカゴンアンタゴニストである。 これらの化合物はグルカゴンの作用をその受容体の位置で遮断し、それにより血 漿グルコースの濃度を減少させる。したがって、本発明の化合物は抗糖尿病薬と して有用である。グルカゴンは心拍出量、脂肪分解、及び摂食行動に対する他の 直接効果を有する可能性かあり、したがつて、降圧剤、抗悪液質剤又は肥満抑制 剤として有用であり得る。発明の要約 本発明は、グルカゴン受容体アンタゴニストである2,4−ジアリール−5− ピリジルイミダゾールに関する。したがって、これらの化合物は、糖尿病及び特 定の型の高血圧症、悪液質及び肥満症を含む、過剰濃度のグルカゴンによって引 き起こされる疾患の治療に有用である。 また、式Iの化合物を薬学的に許容し得る担体と共に含む医薬組成物も本発明 に含まれる。 また、グルカゴン介在疾患の治療方法であって、そのような治療を要する哺乳 動物患者に該疾患の治療に有効な量の式Iの化合物を投与することを包含する方 法も本発明に含まれる。発明の詳細な説明 本発明は、グルカゴン介在疾患の治療を要する哺乳動物にお けるグルカゴン介在疾患の治療方法であって、該哺乳動物に有効量の下記式(I )のグルカゴンアンタゴニスト又はそれらの薬学的に許容し得る塩を投与するこ とを包含する方法を提供する。 (ここで、 R1は、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていない4− ピリジル、4−ピリミジニル又は4−キノリルであって、該置換基の各々は以下 のものからなる群より独立に選択され、 (1)ハロゲン、 (2)−CN、 (3)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 10 アルキル−、 (4)−O−C1-10アルキル、 (5)−S−C1-10アルキル、 (6)−NR89、及び (7)−NO2; R2は、1つ、2つもしくは3つの置換基で置換されているか置換されていな いフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル又はヘテロアリールであって、該置換 基の各々は以下のものからなる群より独立に選択され、 (1)C1-10アルキル、 (2)R4、及び (3)R4から独立に選択される5つまでの基で置換されているC1-10アル キル; R3は、5つまでの置換基で置換されているか置換されていないフェニル、1 −ナフチル、又は2−ナフチルであって、該置換基の各々は以下のものからなる 群より独立に選択され、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 3 アルキル、 (2)−O−C1-2アルキル、 (3)アリールがフェニル及びナフチルからなる群より選択される−O−ア リール(ただし、R3がフェニルである場合には該−O−アリール基はメタ(す なわち3−)位には位置しな い)、 (4)−O−ヘテロアリール、 (5)−NO2、 (6)ハロゲン、 (7)−S−CH3、 (8)−S(O)m1-2アルキル、 (9)−S(O)mOR8、 (10)−S(O)mNR89、 (11)−O(CR1020pNR89、 (12)−C(O)C1-2アルキル、 (13)−CO21-2アルキル、 (14)−CO2(CR1020nCONR89、 (15)−ZC(O)R8、 (16)−CN、 (17)−C(Z)NR89、 (18)アミノ、 (19)NR10C(Z)R8、 (20)−C(Z)NR8OR9、 (21)NR10C(Z)NR89、 (22)−NR10S(O)m11、 (23)−C(=NOR21)R8、 (24)−NR10C(=NR15)SR11、 (25)−NR10C(=NR15)NR89、 (26)−NR10C(=CR1424)SR11、 (27)−NR10C(=CR1424)NR89、 (28)−NR10C(O)C(O)NR89、 (29)−NR10C(O)C(O)OR10、 (30)−NR10S(O)mNR717、 (31)−C(=NR13)NR89、 (32)−C(=NOR13)NR89、 (33)−C(=NR13)ZR11、 (34)−OC(Z)NR89、 (35)−NR10S(O)mCF3、 (36)−NR10C(Z)OR10、 (37)5−(R18)−1,2,4−オキサジアゾル−3−イル 又は (38)4−(R12)−5−(R1819)−4,5−ジヒドロ−1,2,4 −オキサジアゾル−1,3−イル; R4は、 (1)−OR8、 (2)−NO2、 (3)ハロゲン、 (4)−S(O)m11、 (5)−SR8、 (6)−S(O)mOR8、 (7)−S(O)mNR89、 (8)−NR89、 (9)−O(CR1020pNR89、 (10)−C(O)R8、 (11)−CO28、 (12)−CO2(CR1020nCONR89、 (13)−ZC(O)R8、 (14)−CN (15)−C(Z)NR89、 (16)NR10C(Z)R8、 (17)−C(Z)NR8OR9、 (18)NR10C(Z)NR89、 (19)−NR10S(O)m11、 (20)−C(=NOR21)R8、 (21)−NR10C(=NR15)SR11、 (22)−NR10C(=NR15)NR89、 (23)−NR10C(=CR1424)SR11、 (24)−NR10C(=CR1424)NR89、 (25)−NR10C(O)C(O)NR89、 (26)−NR10C(O)C(O)OR10、 (27)−C(=NR13)NR89、 (28)−C(=NOR13)NR89、 (29)−C(=NR13)ZR11、 (30)−OC(Z)NR89、 (31)−NR10S(O)mCF3、 (32)−NR10C(Z)OR10、 (33)5−(R18)−1,2,4−オキサジアゾル−3−イル、 (34)4−(R12)−5−(R1819)−4,5−ジヒドロ−1,2,4− オキサジアゾル−3−イル、又は (35)アジド、 であり; R7及びR17は各々独立に水素もしくはC1-4アルキルから選択されるか、又は R7及びR17はそれらが結合する窒素と共に5ないし7員の複素環を形成し、該 環は酸素、イオウもしくはNR22から選択される追加のヘテロ原子を任意に含み ; R8及びR9は以下のものから独立に選択され、 (1)水素、 (2)ヘテロシクリル、 (3)ヘテロシクリルアルキル、及び (4)R11;又は R8及びR9はそれらが結合する窒素と共に5ないし7員の複素環を形成し、該 環は酸素、イオウもしくはNR12から選択される追加のヘテロ原子を任意に含み ; R10及びR20は各々独立に水素又はC1-4アルキルから選択され; R11は、 (1)C1-10アルキル、 (2)ハロ置換C1-10アルキル、 (3)C2-10アルケニル、 (4)C2-10アルキニル、 (5)C3-7シクロアルキル、 (6)C5-7シクロアルケニル、 (7)アリール、 (8)アリール−C1-10アルキル、 (9)ヘテロアリール、又は (10)ヘテロアリール−C1-10アルキル、 であり; R12は、 (1)水素、 (2)−C(Z)R13、 (3)任意に置換されているC1-4アルキル、 (4)任意に置換されているアリールC1-4アルキル、又は (5)S(O)225、 であり; R13は、 (1)水素、又は (2)R25、 であり; R14及びR24は各々独立に以下のものから選択され、 (1)水素、 (2)アルキル、 (3)ニトロ、又は (4)シアノ; R15は、 (1)水素、 (2)シアノ、 (3)C1-4アルキル、 (4)C3-7シクロアルキル、又は (5)アリール、 であり; R18及びR19は各々独立に以下のものから選択され、 (1)水素、 (2)C1-4アルキル、 (3)置換基がハロ、C1-3アルコキシ、アミノもしくはカルボキシであり 得る置換アルキル、 (4)置換基がハロ、C1-3アルコキシ、アミノもしくは カルボキシであり得る、任意に置換されているアリール、 (5)置換基がハロ、C1-3アルコキシ、アミノもしくはカルボキシであり 得る、任意に置換されているアリールアルキル;又は R18及びR19は一緒にオキソもしくはチオキソを表し; R21は、 (1)R13、 (2)薬学的に許容し得るカチオン、又は (3)アロイル、又は (4)C1-10アルカノイル、 であり; R22はR10又はC(Z)−C1-4アルキルであり; R25は、 (1)C1-10アルキル、 (2)C3-7シクロアルキル、 (3)ヘテロシクリル、 (4)アリール、 (5)アリールC1-10アルキル、 (6)ヘテロシクリル−C1-10アルキル、 (7)ヘテロアリール、又は (8)ヘテロアリールC1-10アルキル、 であり; Zは酸素又はイオウであり; mは1又は2であり; nは1ないし10であり; pは1ないし10である。) 好ましい態様においては、式Iの化合物は、 R1が、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていない4− ピリジルであって、該置換基の各々が、 (1)ハロゲン、 (2)−CN、 (3)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 10 アルキル−、 (4)−O−C1-10アルキル、 (5)−S−C1-10アルキル、 (6)−NR89、及び (7)−NO2、 からなる群より独立に選択されるものである。 別の好ましい態様においては、式Iの化合物は、 R2が、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていないフェ ニル、1−ナフチル、2−ナフチル又はチエニルであって、該置換基の各々が、 (1)C1-10アルキル、 (2)R4、及び (3)R4から独立に選択される5つまでの基で置換されているC1-10アル キル、 からなる群より独立に選択されるものである。 さらに別の態様においては、式Iの化合物は、 R3が、5つまでの置換基で置換されているか置換されていないフェニル、1 −ナフチル、又は2−ナフチルであって、該置換基の各々が、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 3 アルキル、 (2)−O−C1-2アルキル、 (3)アリールがフェニル及びナフチルからなる群より選択される−O−ア リール(ただし、R3がフェニルである場合には該−O−アリール基はメタ(す なわち3−)位には位置しな い)、 (4)−O−ヘテロアリール、 (5)−NO2、 (6)ハロゲン、 (7)−S−CH3、 (8)−S(O)m1-2アルキル、 (9)−S(O)mOR8、 からなる群より独立に選択されるものである。 より好ましい態様においては、式Iの化合物は、 R1が、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていない4− ピリジルであって、該置換基の各々が、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 10 アルキル、 (2)−O−C1-10アルキル、 (3)−S−C1-10アルキル、 (4)−NR89、及び (5)−NO2、 からなる群より独立に選択され; R2が、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換さ れていないフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル又はチエニルであって、該置 換基の各々が、 (1)C1-10アルキル、 (2)R4、及び (3)R4から独立に選択される5つまでの基で置換されているC1-10アル キル、 からなる群より独立に選択され; R3が非置換であるか、又は5つまでの置換基で置換されているフェニル、1 −ナフチル、又は2−ナフチルであって、該置換基の各々が、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 3 アルキル、 (2)−O−C1-2アルキル、 (3)アリールがフェニル及びナフチルからなる群より選択される−O−ア リール(ただし、R3がフェニルである場合には該−O−アリール基はメタ(す なわち3−)位には位置しない)、 (4)−O−ヘテロアリール、 (5)−NO2、 (6)ハロゲン、 (7)−S−CH3、 (8)−S(O)m1-2アルキル、 (9)−S(O)mOR8、 からなる群より独立に選択され; R4が、 (1)−OR8、 (2)−NO2、 (3)ハロゲン、 (4)−S(O)m11、 (5)−SR8、 (6)−S(O)mOR8、 (7)−S(O)mNR89、 (8)−NR89、 (9)−O(CR1020pNR89、 (10)−C(O)R8、 (11)−CO28、 (12)−CO2(CR1020nCONR89、 (13)−ZC(O)R8、 (14)−CN、 (15)−C(Z)NR89、 (16)NR10C(Z)R8、 (17)−C(Z)NR8OR9、 (18)NR10C(Z)NR89、 (19)−NR10S(O)m11、 (20)アジド、 であるものである。 本明細書での命名のため、式Iの化合物は以下に対応するそれらの位置で命名 する。 本発明の別の側面において、以下に記載される化合物が提供される。これらの 化合物も糖尿病の治療に特に好ましい: (1)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシカルボニルフェニ ル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (2)2−(4−シアノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (3)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (4)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−イソプロピルフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (5)2−(4−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (6)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ニトロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (7)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−n−ヘプチフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (8)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−フェノキシフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (9)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (10)2−(4−アミノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (11)2−(3−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (12)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロ フェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (13)2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (14)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヨードフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (15)2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (16)4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)−2−(4− トリフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (17)2−(4−ビフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール、 (18)4−(4−フルオロフェニル)−2−(1−ナフチル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、 (19)2−(4−エチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (20)4−(4−フルオロフェニル)−2−(2−ナフチル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、 (21)2−(5−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (22)4−(4−フルオロフェニル)−2−(3−フェノキシフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (23)2−(4−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (24)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メチルフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (25)2−(3−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル )−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (26)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (27)2−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル )−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (28)2−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (29)2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (30)4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジ ル)−2−(3−トリフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (31)2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (32)2−(3−クロロフェニル)−4−(3−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (33)4−(3−クロロフェニル)−2−(3,4−ジクロロフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (34)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(3−クロロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (35)2−(3,4−ジタロロフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、 (36)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、 (37)2−(4−ブロモフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリジル) イミダゾール、 (38)2−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)フェニル) −4−(4−フルオロフェニル−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (39)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−クロロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (40)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (41)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−ヨードフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (42)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−ブロモフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (43)2−(4−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−ト リフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (44)2−(3−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−ト リフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (45)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (3−メチル−4−ピリジル)イミダゾール、 (46)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−フルオロ−4−トリフルオ ロメチルフェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (47)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−フェノキシフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (48)4−(3−ブロモフェニル)−2−(4−クロロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (49)4−(3−ブロモ−4−メトキシフェニル)−2−(4−クロロフェ ニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (50)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−エトキシフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、及び (51)2−(4−アジドフェニル)−4−(3−ヨードフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール。 本発明を、他に指定されない限り以下に定義される用語を用いて、ここに詳細 に記載する。 “ハロゲン”にはフッ素、塩素、臭素及びヨウ素が含まれる。 “アルキル”という用語は、指定された数の炭素原子を含む一価アルカン(炭 化水素)誘導基を指す。これは直鎖であっても分岐鎖であってもよい。例にはメ チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、sec −ブチル、イソペンチル及びt−ブチルが含まれる。 “シクロアルキル”という用語は、指定された数の炭素原子を含む環化アルカ ン(炭化水素)誘導基を指す。例にはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペ ンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル及びシクロオクチルが含まれる。 “アルケニル”という用語は、指定された数の炭素原子及び少なくとも1つの 炭素−炭素二重結合を含む、直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素基を指す。好ましく は1つの炭素−炭素二重結合が存在し、4つまでの非芳香族(非共鳴)炭素−炭 素二重結合が存在していてもよい。アルケニル基の例にはエテニル、プロペニル 、ブテニル及びイソブテニルが含まれる。 “アルキニル”という用語は、指定された数の炭素原子及び少なくとも1つの 炭素−炭素三重結合を含む、直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素基を指す。3つまで の炭素−炭素三重結合が存在していてもよい。アルキニル基の例にはエチニル、 プロピニル及びブチニルが含まれる。 アリールは、フェニル及びナフチルを含む芳香族環を指す。 “ヘテロアリール”(それ自体に関して、又はあらゆる組み合わせ、例えば“ ヘテロアリールオキシ”において)という用語は、1つ以上の環がN、O及びS からなる群より選択される1つ以上のヘテロ原子を含む5−10員芳香族環系、 例えば、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、フリル、チエニル、イミダゾリル 、チアゾリル、チアジアゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリ ル、オキサゾリル、イミダゾリジニ ル、ピラゾリル、イソキサゾリル、ベンゾチアジアゾリル、インドリル、インド リニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキサニル、ベンゾチオフェニル、ベン ゾフラニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾキサジニル、ベンズイソキサゾリル、 ベンゾチアゾリル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、キノリニル、イソキノリ ニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾキサゾリル、1,2,3,4−テトラヒドロ イソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、プリニル、フロピ リジン及びチエノピリジン、テトラヒドロベンゾチアゾリル、5,6,7,8− テトラヒドロキノリニル、2,3−シクロペンテノピリジル、4,5,6,7− テトラヒドロインドリル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリル、及び5 ,6,7,8−テトラヒドロキノキサリニルを表すが、これらに限定されるもの ではない。 “複素環”(それ自体に関して、又はあらゆる組み合わせ、例えば“ヘテロシ クリルアルキル”において)は、1つ以上の環がN、O及びSからなる群より選 択される1つ以上のヘテロ原子を含む、完全に飽和の、もしくは部分的に不飽和 の4−10員環系を表す。複素環の例は、ピペリジニル、モルホリニル、ピロリ ジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロイミダゾ [4,5−c]ピリジン、イミダゾリニル、ピペラジニル、ピラゾリンジニル等 である。 “組成物”という用語は、例えば医薬組成物において、活性成分(1種類もし くは複数種類)及び担体を構成する不活性成分(1種類もしくは複数種類)を含 む製品のほか、2種類以上の成分の組み合わせ、複合体生成もしくは凝集から、 又は1種類以上の成分の解離から、又は1種類以上の成分の他の型の反応もしく は相互作用から直接もしくは間接的に生じるあらゆる製品を含むことが意図され ている。したがって、本発明の医薬組成物は、本発明の化合物及び薬学的に許容 し得る担体を混合することにより作製されるあらゆる組成物を包含する。 本発明の化合物は1つ以上の非対称炭素原子を含むことができ、かつラセミ化 合物、ラセミ混合物、及び個々のジアステレオマーとして生じてもよく、光学異 性体を含む全ての可能な異性体が本発明の範囲内に含まれる。 本願を通じて、以下の略語をそれに続く意味で用いる: Bu ブチル Bn ベンジル BOC、Boc t−ブチルオキシカルボニル BOP ヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾル−1−イルオキ シトリス/ジメチルアミノ)−ホスホニウム CBZ、Cbz ベンジルオキシカルボニル DCC ジクロロヘキシルカルボジイミド DCM ジクロロメタン CIEA ジイソプロピルエチルアミン DMF N,N−ジメチルホルムアミド DMAP 4−ジメチルアミノピリジン DSC 炭酸N,N−ジスクシンイミジル DTT ジチオスレイトール EDC 塩酸1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチル カルボジイミド Et エチル EtOAc 酢酸エチル EtOH エタノール eq. 当量 FAB−MS 高速原子衝突質量分析 HBGF ヘモグロビン成長因子 HOAc 酢酸 HPLC 高速液体クロマトグラフィー HOBT、HOBt ヒドロキシベンズトリアゾール HS ヒト血清 KHMDS カリウムビス(トリメチルシリル)アミド LAH 水素化アルミニウムリチウム LHMDS リチウムビス(トリメチルシリル)アミド Me メチル MHz メガヘルツ MPLC 中速液体クロマトグラフィー NMM N−メチルモルホリン NMR 核磁気共鳴 PBS リン酸緩衝生理食塩水 Ph フェニル TFA トリフルオロ酢酸 THF テトラヒドロフラン TLC 薄層クロマトグラフィー TMS テトラメチルシラン 式Iの化合物の薬学的に許容し得る塩には、例えば非毒性無機もしくは有機酸 から形成される、式Iの化合物の通常の非毒性塩又は四級アンモニウム塩が含ま れる。例えば、このような通常の非毒性塩には、無機酸、例えば、塩酸、臭化水 素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸、硝酸等から誘導されるもの;有機酸、例 えば、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、ステアリン酸、乳酸、リ ンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、パモ酸、スルファニル酸、2−ア セトキシ安息香酸、フマル酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタン ジスルホン酸、シュウ酸、イセチオン酸等から調製される塩が含まれる。 本発明の薬学的に許容し得る塩は、塩基性もしくは酸性部分を有する式Iの化 合物から、通常の化学的方法により合成することができる。一般には、これらの 塩は、遊離塩基又は酸を化学量論的量又は過剰量の所望の塩形成無機又は有機酸 又は塩基と適切な溶媒又は様々な組み合わせの溶媒中で反応させることにより調 製する。 本発明は、グルカゴンの作用をその受容体の位置で阻害し、それにより糖新生 速度及び血漿中のグルコース濃度を低下させ る方法に関する。したがって、式Iの化合物を、グルカゴン濃度の上昇によって 介在される咄乳動物の疾患状態の予防又は治療において用いることができる。こ のような疾患状態の例には糖尿病、肥満症、高血圧症、及び悪液質等が含まれる 。 式Iの化合物は、通常、標準的な薬学的実務に従って、医薬組成物として処方 する。したがって、本発明は、式Iの化合物及び薬学的に許容し得る担体又は希 釈剤を含む医薬組成物にも関する。用いられる薬学的担体は、例えば、固体であ っても液体であってもよい。固体担体には、乳糖、石膏、ショ糖、タルク、ゼラ チン、寒天、ペクチン、アラビアゴム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン 酸等が含まれる。液体担体には、シロップ、ラッカセイ油、オリーブ油、水等が 含まれる。同様に、担体は時間遅延物質、例えば、モノステアリン酸グリセリル 又はジステアリン酸グリセリルを、単独で、又はワックスと共に含むことができ る。 式Iの化合物は、式Iの化合物を標準的な医薬担体と通常の手順に従って組み 合わせることにより調製される通常の投与形態で投与する。また、式Iの化合物 は、既知の第2の治療土上活性の化合物と組み合わせて通常の投与形態で投与す ることもで きる。これらの手順には、所望の調製に合わせて、混合、造粒及び圧縮又は溶解 が含まれ得る。 本発明の活性化合物は、例えば不活性希釈剤又は同化し得る食用に適する担体 と共に、医薬組成物として経口投与することができ、又はハードもしくはソフト シエルカプセル内に封入することができ、又は打錠して錠剤とすることができ、 又は食物に直接組み込むことができる。舌下投与を含む経口治療的投与に対して は、これらの活性化合物を賦形剤に組み込み、錠剤、ピル、カプセル、アンプル 、サシェイ、エリキシル、懸濁液、シロップ等の形態で用いることができる。こ のような組成物及び調製品は少なくとも0.1パーセントの活性化合物を含むべ きである。もちろん、これらの組成物における活性化合物のパーセンテージは変 化してもよく、その単位の重量の約2パーセントないし約60パーセントである ことが好都合であり得る。このような治療上有用な組成物における活性化合物の 量は有効投与量が得られるようなものである。 また、錠剤、ピル、カプセル等は結合剤、例えば、トラガカントゴム、アラビ アゴム、コーンスターチもしくはゼラチン;賦形剤、例えば、リン酸二カルシウ ム;崩壊剤、例えば、コー ンスターチ、ジャガイモデンプン、アルギン酸;潤滑剤、例えば、ステアリン酸 マグネシウム;及び甘味料、例えば、ショ糖、乳糖もしくはサッカリンを含むこ ともできる。投与単位形態がカプセルである場合、上述の型の材料に加えて、脂 肪油のような液体担体を含むことができる。 様々な他の材料がコーティングとして、又は投与単位の物理形態を修正するた めに存在していてもよい。例えば、錠剤をシェラック、糖又はその両者でコート することができる。シロップ又はエリキシルは、活性成分に加えて、甘味料とし てのショ糖、保存剤としてのメチル及びプロピルパラベン、染料及び香味料、例 えば、チェリーもしくはオレンジフレーバーを含んでいてもよい。 また、これらの活性成分は非経口的に、例えば、静脈内、筋肉内、皮内又は皮 下に投与することもできる。これらの活性化合物の溶液又は懸濁液は、ヒドロキ シプロピルセルロースのような界面活性剤と適切に混合して、水中で調製するこ とができる。分散剤も、油中のグリセロール、液体ポリエチレングリコール及び それらの混合物中に調製することができる。通常の貯蔵及び使用条件下において 、これらの調製品は微生物の成長を 防止するために保存剤を含む。 注射に適する医薬形態には、無菌の水溶液もしくは分散液及び無菌の注射用溶 液もしくは分散液を即時調製するための無菌の粉末が含まれる。全ての場合にお いて、これらの形態は無菌でなければならず、注入が容易である程度まで流動性 でなければならない。これは製造及び貯蔵条件下において安定でなければならず 、細菌及び真菌のような微生物の汚染作用に対して保護されなければならない。 その担体は、例えば水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロ ピレングリコール及び液体ポリエチレングリコール)、それらの適切な混合物、 及び植物油を含む、溶媒又は分散媒体であり得る。 式Iの化合物は、液体、固体又は半固体の形態で局所投与することもできる。 液体には溶液、懸濁液及びエマルジョンが含まれる。固体には粉末、湿布等が含 まれる。半固体にはクリーム、軟膏、ゲル等が含まれる。 本発明による点滴剤には無菌の水性もしくは油性溶液又は懸濁液が含まれ、任 意に殺菌剤及び/又は殺真菌剤及び/又は他の適切な保存剤を含み、かつ任意に 表面活性剤を含む適切な水溶液に活性成分を溶解することにより調製することが できる。 本発明によるローションには皮膚又は眼への塗布に適するものが含まれる。眼 用ローションは任意に殺菌剤を含む無菌の水溶液を含むことができ、点滴剤の調 製に類似する方法により調製することができる。皮膚に塗布するためのローショ ン又はリニメント剤は、皮膚の乾燥を促進して冷やすための薬剤、例えば、アル コールもしくはアセトン、及び/又はグリセロールのような加湿剤又はヒマシ油 もしくはラッカセイ油のような油を含んでいてもよい。 本発明によるクリーム、軟膏又はペーストは外用のための活性成分の半固体処 方である。これらは、単独で微細化された、もしくは粉末化された形態の活性成 分を適切な機器の助けを借りてグリース状もしくは非グリース状基剤と混合する ことにより製造することができる。この基剤は炭化水素、例えば、硬、軟もしく は液体パラフィン、グリセロール、蜜蝋、金属石鹸;粘漿薬;天然油、例えば、 扁桃油、トウモロコシ油、ラッカセイ油、ヒマシ油もしくはオリーブ油;羊毛脂 もしくはその誘導体、又は脂肪酸、例えば、ステアリン酸もしくはオレイン酸を アルコール、例えば、プロピレングリコールもしくはマクロゲル(macrog el)と共に含むことができる。この処方は、 あらゆる適切な表面活性剤、例えば、アニオン性、カチオン性もしくは非イオン 性界面活性剤、例えば、ソルビタンエステル又はそれらのポリオキシエチレン誘 導体を含んでいてもよい。懸濁剤、例えば、天然ゴム、セルロース誘導体又はシ リカのような無機物質、及び他の成分、例えば、ラノリンを含めることもできる 。 本発明の化合物は、例えば液滴もしくはスプレーとして、鼻内に;鼻内もしく は経口吸入により;直脳から;経皮で;又は膣から投与することもできる。 ここに開示される使用方法に対する式Iの化合物の量は、選択される化合物、 投与方式、治療しようとする状態の性質及び重篤度、及び医師の裁量に任される 他の因子に応じて変化する。糖尿病及び/又は高血糖症を治療するための代表的 な投与計画は、式Iの化合物を動物体重キログラム当たり約0.001ミリグラ ムないし約100ミリグラムの一日用量で、好ましくは一回用量もしくは1日2 ないし6回の分割用量、又は徐放性形態で投与することを含み得る。70kgの 成人の場合、全一日用量は一般に約0.07ミリグラムないし約350ミリグラ ムである。この投与計画は最適な治療応答か得られるように調節 することができる。 式Iに類似する化合物が、従来、サイトカイン阻害剤(WO93/14081 ;WO95/03297)、抗炎症剤(WO96/03387)、及びプロテイ ンキナーゼ阻害剤(WO96/18626)として記載されている。これらの刊 行物のうち、グルカゴン受容体の拮抗作用による糖尿病の治療を記載し、又は請 求するものはない。 本発明の化合物は、例えば、M.R.Grimmett,Comprehen sive Heterocyclic Chemistry,The Stru cture,Reactions,Synthesis and Uses o f Heterocyclic Compound,A.R.Katritzk y及びC.W.Rees編,第5巻,Pergamon Press,Oxfo rd,1984,457−498頁に記載されるもののような幾つかの一般的な 合成方法により調製することができる。本発明の化合物は添付の反応図式に示さ れる手順により調製することができる。イミダゾール核を調製するための3つの 一般的な方法が反応図式1及び2に略述されている。 第1の方法(反応図式1)においては、適切に保護されたアルコール()( 例えば、R1が4−ピリジルである場合、()は4−(t−ブチルジメチルシ リルオキシメチルピリジン)である)を強塩基、例えば、リチウムジイソプロピ ルアミド又はn−ブチルリチウムで脱プロトン化し、生じたアニオンを適切なN ,O−ジメチルヒドロキサミド()と反応させて保護されたα−ヒドロキシケ トン()を得る。次に、この保護されたα−ヒドロキシケトンを適切に機能化 したアルデヒド()と、酢酸中の酢酸銅(II)及び酢酸アンモニウムの存在 下において縮合させ、所望の化合物()を形成する。 反応図式1 第2の方法(反応図式2)においては、ヘテロアリールメタン()(例えば 、R4が4−ピリジルである場合、()は4−ピコリンである)を強塩基、例え ば、リチウムジイソプロピルアミド又はn−ブチルリチウムで脱プロトン化し、 生じたアニオンをN,O−ジメチルヒドロキサミド()と反応させてケトン( )を得る。ケトン()を二酸化セレン酸化することによりジオン()を得 た後、適切に機能化されたアルデヒド()と、酢酸中の酢酸アンモニウムの存 在下において縮合し、所望のイミダゾール()を形成する。 反応図式2 上述の様々な合成法においては、ヒドロキシル及びアミノ基のような官能基の 保護及び脱保護が必要であり得る。適切な保護基の選択並びに保護基を導入及び 除去するための方法は当該技術分野における熟練者の知識の範囲内にあり、また 標準的な参考書籍、例えば、Greene及びWuts,Protective Grou s in Or anic S nthesis ,第2版,Joh n Wiley & Sons,Inc.,1991にも記述されている。 以下の例は本発明をより十分に説明するために示されるもので、いかなる方法 によっても本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。 実施例1 2−(4−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール 工程A.4−t−ブチルジメチルシリルオキシメチルピリジン 塩化メチレン(250mL)中の4−ピリジルカルビノール(50.3g、0 .46モル)の溶液に、乾燥窒素雰囲気下において、トリエチルアミン(97m L、0.69モル)を添加した。この混合物に、塩酸tert−ブチル−ジメチ ルシリル(83.7g、0.555モル)を冷却しなから(T 34℃)滴下に より添加した。次に、このスラリーを濾過し、溶媒を回転蒸発(rotoeva poration)により除去した。その残滓をトルエン中に懸濁させて濾過し 、溶媒を回転蒸発により除去した。その残滓をジエチルエーテル中に懸濁させて 濾過し、溶媒を回転蒸発させた。同じプロセスをヘキサンを用いて繰り返し、4 −t−ブチルジメチルシリルオキシメチルピリジンを褐色油として得た。工程B.4−フルオロ−N−メトキシ−N−メチル−ベンズアミド 塩化メチレン(750mL)中の塩酸N,O−ジメチルヒドロキシアミンの攪 拌冷却懸濁液に、0℃で、トリエチルアミン(211mL、1.51モル)を滴 下により添加した。この混合物に、塩化4−フルオロベンゾイル(100g、0 .63モ ル)を35分間にわたって滴下により添加した。添加が完了した後、この反応混 合物を室温で一晩攪拌した。微細沈殿が形成した。この反応混合物を濾過し、そ の濾液を水(2L)に添加した。その有機相を分離し、水及び飽和塩溶液で連続 的に洗浄した。その溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、溶媒を回転蒸 発により除去した。その残滓をトルエンと共に共沸して溶媒を回転蒸発により除 去し、高真空下で汲み出して表題の化合物を金黄色油として得た。工程C.4−ピリジル−t−ブチジメチルシリルオキシメチル4−フルオロフェ ニルケトン 温度計、乾燥窒素ガス導入口、添加ロート及び機械的攪拌機を備える2L三首 丸底フラスコにTHF(120mL)中のジイソプロピルアミン(65mL、0 .46モル)を添加した。イソプロピルアルコール/ドライアイス浴で−20℃ に冷却し、ヘキサン中のn−ブチルリチウムの溶液(2.5M溶液210mL、 0.53モル)を添加した。−15℃で30分間攪拌した後、−20℃に冷却し た。4−t−ブチジメチルシリルオキシメチルピリジン(98.2g、0.44 モル)をそのまま30分間にわたって添加した。−20℃で45分間攪拌した。 この混合物にTHF(90mL)中の4−フルオロ−N−メトキシ−N−メチル −ベンズアミド(84.5g、0.46モル)の溶液を30分間にわたって添加 した。その暗色溶液を0℃で1時間攪拌した後、室温まで30分間、徐々に暖め た。この反応物を、塩化アンモニウム(100g)を含む水(500mL)に注 ぎ入れた。室温で10分間攪拌した後、その溶液を酢酸エチルで抽出した(3回 )。合わせた有機抽出物を水及び飽和塩溶液で連続的に洗浄した。合わせた水層 を酢酸エチルで抽出した。合わせた酢酸エチル抽出物を無水硫酸マグネシウムで 乾燥させた。その溶液を濾過し、溶媒を回転蒸発により除去した。その残滓を、 ヘキサン中の15−50%酢酸エチル(合計17L)で溶出するシリカゲルでの フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。溶媒を回転蒸発により除 去し、表題の化合物を琥珀色の油として得た(120.4g、収率74%)。工程D.2−(4−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール 酢酸(2mL)中の工程Cからの4−ピリジル−t−ブチジメチルシリルオキ シメチル4−フルオロフェニルケトン(100mg、0.29ミリモル)の溶液 に酢酸銅(II)(105.1 mg、0.58ミリモル)、次いで固体酢酸アンモニウム(222mg、2.8 9ミリモル)及び4−ブロモベンズアルデヒド(66.8mg、0.36ミリモ ル)を添加した。この反応物を100℃で2.5時間攪拌した後、0℃に冷却し た。氷(1.5g)及び酢酸エチル(3mL)を添加した。水酸化アンモニウム 溶液(4mL)を滴下により添加した。飽和塩化アンモニウム溶液(1.5mL )を添加し、その反応混合物を室温で30分間攪拌した。相を分離し、水相を酢 酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機相を水及び飽和塩溶液で連続的に洗 浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を回転蒸発により除去し、その残 滓を、塩化メチレン中の1−2%メタノールで溶出するシリカゲルでのフラッシ ュカラムクロマトグラフィーにより精製した。表題の化合物をTLCにより均質 化し、黄色固体として単離した(67mg、収率59%、mp.274−5℃) 、質量スペクトル(CI)m/e=394、396(M+1)+。 4−フルオロ−N−メトキシ−N−メチルベンズアミド及び4−ブロモベンズ アルデヒドの代わりに、それぞれ、適切に置換されたN−メトキシ−N−メチル ベンズアミド及び置換ベン ズアルデヒドを用いたことを除いて実施例1に記載されるものに類似する方法に より、以下の化合物を調製した。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシカルボニルフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=374( M+1)+。 2−(4−シアノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=341(M+1)+。 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=422(M+ 1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−イソプロピルフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=358(M+1 )+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ニトロフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=361(M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−n−ヘプチフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル (CI)m/e=430(M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−フェノキシフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=408(M+1)+ 。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=346(M+1)+ 。 2−(3−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=394、396(M+ 1)+。 2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=35O0M+1)+。 2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=384、386 (M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヨードフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=442(M+1)+。 2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=384、386 (M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)−2−(4−トリフル オロメチルフェニル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=384( M+1)+。 2−(4−ビフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジ ル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=392(M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(1−ナフチル)−5−(4−ピリジル )イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=366(M+1)+。 2−(4−エチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=344(M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(2−ナフチル)−5−(4−ピリジル )イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=366(M+1)+。 2−(5−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e =400、402(M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(3−フェノキシフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=408(M+1)+ 。 2−(4−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=400、402 (M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メチルフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=330(M+1)+。 2−(3−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=422(M+ 1)+。 2−(3−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=350(M+1)+。 2−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、質量スペク トル(CI)m/e=352(M+1)+。 2−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=412 、414(M+1)+。 2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=368 (M+1)+。 4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)−2−(3−トリフル オロメチルフェニル)イミダゾール、質量スペクトル(C1)m/e=384( M+1)+。 2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=344(M+1 )+。 2−(3−クロロフェニル)−4−(3−クロロフェニル)−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=366(M+1)+。 4−(3−クロロフェニル)−2−(3,4−ジクロロフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=400、402( M+1)+。 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(3−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=400、402 (M+1)+。 2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリジル)イ ミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=366、368(M+1)+。 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリジル) イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=404(M+1)+。 2−(4−ブロモフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリジル)イミダゾ ール、質量スペクトル(CI)m/e=376、378(M+1)+。 2−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)フェニル)−4−( 4−フルオロフェニル−5−(4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル( CI)m/e=474(M+1)+。 2−(4−クロロフェニル)−4−(4−クロロフェニル)−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=366(M+1)+。 2−(3−クロロフェニル)−4−(4−クロロフェニル)−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=366(M+1)+。 2−(3−クロロフェニル)−4−(4−ヨードフェニル)−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=458(M+1)+。 2−(4−クロロフェニル)−4−(4−ブロモフェニル)−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=410、412(M+1 )+。 2−(4−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−トリフルオ ロメチルフェニル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=400(M +1)+。 2−(3−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−トリフルオ ロメチルフェニル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=400(M +1)+。 2−(4−クロロフエニル)−4−(2−フエノキシフェニル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=424(M+1)+ 。 4−(3−ブロモ−4−メトキシフェニル)−2−(4−ク ロロフェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI) m/e=440、442(M+1)+。 2−(4−クロロフェニル)−4−(2−エトキシフェニル)−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=376(M+1)+実施例2 2−(4−アミノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール 10%パラジウム付着炭素(12mg)を含むエタノール(2mL)及び酢酸 エチル(1mL)中の2−(4−ニトロフェニル)−4−(4−フルオロフェニ ル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール(実施例1に記載される方法に従って 調製、25mg、0.07ミリモル)の溶液を水素雰囲気下(1気圧)において 4時間攪拌した。フラスコの内容物を遠心して触媒を除 去した。溶媒を除去し、その触媒を新鮮な酢酸エチルで洗浄して遠心した(3回 )。合わせた有機相を回転蒸発させ、その残滓を、塩化メチレン中の0−5%メ タノールで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより 精製した。所望の画分を集めて合わせ、溶媒を回転蒸発により除去して表題の化 合物を黄色固体として得た(20mg、収率88%)、質量スペクトル(CI) m/e=331(M+1)+実施例3 4−(3−ブロモフェニル)−2−(4−クロロフェニル)−5−(4−ピリジ ル)イミダゾール 工程A:3−ブロモ−N−メトキシ−N−メチルベンズアミド 塩化メチレン(50mL)中の塩酸N,O−ジメチルヒドロキシアミン(4. 8g、50ミリモル)の混合物にトリエチルアミン(11.1g、109ミリモ ル)を滴下により添加した。 0℃に冷却した後、塩化メチレン(10mL)中の塩化3−ブロモベンゾイル( 10g、45.6ミリモル)の溶液を滴下により添加した。この反応混合物を室 温で一晩攪拌した。反応フラスコの内容物を、ジエチルエーテルで湿らせたセラ イト濾過助剤のパッドを通して濾過した。続いて、その濾過パッドを新鮮なジエ チルエーテルで2回洗浄した。合わせた有機相の溶媒を回転蒸発により除去した 。その残滓を、ヘキサン中の0−50%酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフ ラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。表題の化合物を濃厚な無色 のゴム状物質として単離した(9.46g、収率85%)。工程B:3−ブロモフェニル4−ピリジルメチルケトン THF(6mL)及びn−ブチルリチウム(ヘキサン中の2.5M溶液9.8 mL)中のLDA(ジイソプロピルアミンから調製(2.17g、21.5ミリ モル)の溶液に、−78℃で、THF(6mL)中の4−ピコリン(1.82g 、19.5ミリモル)の溶液を滴下により添加した。この反応混合物を−78℃ ないし−30℃で45分間攪拌した。その後、この反応混合物を−78℃に冷却 し、THF(6mL)中の3−ブロモ−N−メトキシ−N−メチルベンズアミド (5g、20.5ミ リモル)(5g、20.5ミリモル)の溶液を滴下により添加した。この反応混 合物を−30℃まで徐々に暖めながら1時間攪拌した。その後、反応を飽和塩化 アンモニウム溶液(5mL)で停止させた。相を分離し、水層を酢酸エチルで抽 出した(2回)。合わせた有機相を水及び飽和塩溶液で連続的に洗浄し、無水硫 酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を回転蒸発により除去し、その粗製生成物を、 ヘキサン中の0−50%酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラム クロマトグラフィーにより精製した。表題の化合物をクリーム色の固体として単 離した(785mg、収率14%)、質量スペクトル(CI)m/e=276、 278(M+1)+工程C:1−(3−ブロモフェニル)−2−(4−ピリジル)−エタン−1,2 −ジオン 酢酸(50mL)中の3−ブロモフェニル4−ピリジルメチルケトン(工程B に従って調製、1.978g、7.17ミリモル)の溶液に二酸化セレン粉末( 796mg、7.17ミリモル)を添加した。この反応混合物を100℃で40 分間攪拌した。その後、この反応物を0℃に冷却し、炭酸カリウムの飽和溶液を pH〜9まで添加した。この混合物を酢酸エチルで抽 出し(2回)、合わせた有機相を水及び飽和塩溶液で連続的に洗浄して無水硫酸 ナトリウムで乾燥させた。溶媒を回転蒸発により除去し、その粗製生成物を、ヘ キサン中の10−50%酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラム クロマトグラフィーにより精製した。表題の化合物を淡黄色固体として単離した (807mg、収率39%)。工程D:4−(3−ブロモフェニル)−2−(4−クロロフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール 酢酸(10mL)中の工程C(400mg,1.38ミリモル)からの1−( 3−ブロモフェニル)−2−(4−ピリジル)−エタン−1,2−ジオンの溶液 に酢酸アンモニウム(1.06g、13.8ミリモル)及び4−クロロベンズア ルデヒド(242mg、1.72ミリモル)を添加した。この反応混合物を10 0℃で3時間攪拌した。その反応物を0℃に冷却し、氷及び酢酸エチルを添加し た。濃水酸化アンモニウム溶液をpH〜10まで添加した。相を分離し、水相を 酢酸エチルで抽出した(2回)。有機相を合わせ、水及び飽和塩溶液で連続的に 洗浄して無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を回転蒸発により除去し、その 粗製生成物を、塩化メチレン中の0−3% メタノールで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーによ り精製した。表題の化合物を淡黄色−オレンジ色固体として単離した(270m g、収率48%)、質量スペクトル(CI)m/e=410、412(M+1)+ 。 4−フルオロ−N−メトキシ−N−メチルベンズアミド及び4−ピコリンの代 わりに、それぞれ、適切に置換されたN−メトキシ−N−メチルベンズアミド及 び置換4−ピコリンを用いたことを除いて実施例3に記述されるものに類似する 方法により、以下の化合物を調製した。 2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(3−エ チル−4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/e=364( M+1)+。 2−(4−クロロフェニル)−4−(2−フルオロ−4−トリフルオロメチル フェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、質量スペクトル(CI)m/ e=418(M+1)+実施例4 2−(4−アジドフェニル)−4−(3−ヨードフェニル)−5−(4−ピリジ ル)イミダゾール 工程A:N−メトキシ−N−メチル−3−ヨードベンズアミド EDC(6.91g、36ミリモル)を、塩化メチレン(100mL)中の3 −ヨード安息香酸(7.41g、30ミリモル)、N−メチルモルホリン(7. 61g、8.27mL、75ミリモル)、塩酸N−メトキシ−メチルアミン(3 .53g、36ミリモル)の冷却溶液に0℃で添加した。この混合物を室温で3 日間攪拌した。水を添加して相を分離した。水相を塩化メチレンで2回抽出した 。合わせた有機相を水(2×)及び飽和塩溶液で連続的に洗浄し、無水硫酸ナト リウムで乾燥させた。溶媒を回転蒸発により除去し、生成物を、ヘキサン中の1 7−28%酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラ フィーにより精製して無色の油を得た(7.67g、収率88%);TLCで均 質、質量スペクトル(CI)m/e 292.1(M+1)+工程B:3−ヨードフェニル4−ピリジルメチルケトン THF(40mL)及びn−ブチルリチウム(ヘキサン中の2.5M溶液8. 4mL)中のジイソプロピルアミンから調製したリチウムジイソプロピルアミド の溶液(2.12g、2.75mL)に、−45℃で、4−ピコリン(1.96 g、2.04mL)を滴下により添加した。この黄色/オレンジ色の反応混合物 を−20ないし−45℃で1時間攪拌した。THF(10mL)中の工程Aから のN−メトキシ−N−メチル−3−ヨードベンズアミドの溶液を−30℃で滴下 により添加した。この攪拌反応混合物を4時間にわたって5℃に暖めた。0ない し5℃で塩化アンモニウムの1/2飽和溶液を添加することにより反応を停止さ せた。相を分離し、水相を酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせた有機層を水 及び飽和塩溶液で連続的に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を回 転蒸発により除去し、その残滓を、ヘキサン中の20−65%酢酸エチルで溶出 するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の 化合物を黄色固体として得た(2.15g、収率64%)、質量スペクトル(C I)m/e 324.1(M+1)+工程C:1−(3−ヨードフェニル)−2−(4−ピリジル)エタン−1,2− ジオン 脱気氷酢酸(22mL)中の工程Bからの3−ヨードフェニル4−ピリジルメ チルケトン(3.09g、9.57ミリモル)及び二酸化セレン粉末(1.06 2g、9.57ミリモル)の混合物を、暗所において、90℃に30分間加熱し た。この反応混合物を0℃に冷却し、酢酸エチル(30mL)を添加した。水( 140mL)中の炭酸カリウム(26g)の溶液を、この反応混合物に、pHが 〜8に到達するまで注意深く滴下により添加した。有機相を分離し、水相を追加 の炭酸カリウム溶液でpH10まで処理した。その後、その水相を酢酸エチルで 抽出した(3回)。合わせた有機相を水及び飽和塩溶液で連続的に洗浄し、無水 硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を回転蒸発により除去し、その残滓を、ヘキ サン中の20−50%酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムク ロマトグラフィーにより暗所で精製して表題の化合物を黄色固体として得た(1 .3g、収率40%)、質量スペクトル(CI)m/e 338.1(M+1)+工程D:2−(4−アジドフェニル)−4−(3−ヨードフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール [注:この反応、並びに乾燥、回転蒸発及びカラムクロマトグラフィーを含む 引き続く操作は可能な限り暗い場所で行うことが重要である。この生成物は非常 に感光性である。] 氷酢酸(10mL)中の工程Cからの1−(3−ヨードフェニル)−2−(4 −ピリジル)エタン−1,2−ジオン(1.3g、3.86ミリモル)の溶液に 、乾燥窒素雰囲気下において、酢酸アンモニウム(3.0g、39ミリモル)、 次いで4−アジドベンズアルデヒド(681mg、4.63ミリモル)を添加し た。この反応混合物を2時間加熱した。0℃に冷却した後、水酸化アンモニウム 溶液をpH8が得られるまで添加した。相を分離した。水相(より多くの水酸化 アンモニウム溶液でpH10に調整)を酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせ た有機層を水及び飽和塩溶液で連続的に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ た。溶媒を回転蒸発により除去し、その残滓を、ヘキサン中の25−80%酢酸 エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精 製して表題の化合物を淡褐色ガラス状物質として得た(579mg、収率 33%)、質量スペクトル(CI)m/e 465.1(M+1)+生物学的検定 グルカゴンの結合及びサイトカインの合成又は活性を阻害する本発明の化合物 の能力は以下のイン・ビトロ検定により決定することができる。CHO/hGLUR細胞を用いる125I−グルカゴン結合スクリーニング 試薬は以下のように準備する: 1M o−フェナントロリン(Aldrich#32,005−、MW198 .23)(新たに調製):198.2mg/エタノールml。 0.5M DTT(Sigma♯D−9779、MW154.2)(新たに調 製)。 プロテアーゼ阻害剤混合物(1000×):DMSOのml当たり5mgのロ イペプチン+10mgのベンズ゛アミジン+40mgのバシトラシン+5mgの ダイズトリプシン阻害剤。したがって、1μlが非特異的結合の検定において1 μMの最終濃度を生じる。 検定バッファ:20mMトリス、pH7.8;1mM DTT; 3mM o−フェナントロリン。 検定バッファw/0.1%BSA(標識の希釈専用、したがって、検定におい ては最終的に0.01%):10μlの10%BSA(熱不活性化)+990μ lの検定バッファ。 125I−グルカゴン(NEN♯NEX−207、受容体等級、2200Ci/ ミリモル):検定バッファw/BSAで50,000cpm/25μlに希釈。 したがって、検定においては最終濃度が〜50pM。 検定用のCHO/hGLUR細胞の採取 1.集密フラスコから培地を除去した後、PBS(Ca、Mg非含有)及びE nzyme−free Dissociation FlUid(Specia lty Media,Inc.)で各々1回すすぐ。 2.10mlのEnzyme−free Dissoc.Fluidを添加し 、37℃で〜4時間保持する。 3.細胞を穏やかにタップして遊離させ、摩砕し、計数のためにアリコートを 採取し、残りを1000rpmで5分間遠心する。 4.ペレットを、100μl当たり75000細胞の割合で、検定バッファ( BSA非含有)に再懸濁する。 あるいは、CHO/hGLUR細胞に由来する膜調製品を全細胞の代わりに同 じ検定容積で用いることができる。膜調製品のタンパク質濃度はバッチ当たりを 基準にして決定する。 グルカゴン結合の阻害の決定は、式Iの化合物の存在下におけるI125−グル カゴンの結合の減少を測定することにより行う。この検定は96ウェルボックス において行う。以下の試薬を組み合わせる: このボックスを22℃で60分間、275rpmの振盪器上でインキュベート する。これらのウェルを、予め浸漬した(0.5%ポリエチルイミン(PEI) )CF/Cフィルターマットを通してInnotech Harvester又 はTomtec Harvesterを用いて濾過し、氷冷20mMトリス、p H7.8バッファで4回洗浄する。フィルターをガンマ・シンチレーションカウ ンターで計数する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07D 401/04 C07D 401/04 409/14 409/14 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN, CU,CZ,EE,GE,HU,ID,IL,IS,J P,KG,KR,KZ,LC,LK,LR,LT,LV ,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL, RO,RU,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. グルカゴン介在疾患の治療を要する哺乳動物におけるグルカゴン介在疾患 の治療方法であって、該哺乳動物に有効量の下記式(I)のグルカゴンアンタゴ ニスト又はそれらの薬学的に許容し得る塩を投与することを包含する方法。 (ここで、 R1は、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていない4− ピリジル、4−ピリミジニル又は4−キノリルであって、該置換基の各々は以下 のものからなる群より独立に選択され、 (1)ハロゲン、 (2)−CN、 (3)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 10 アルキル−、 (4)−O−C1-10アルキル、 (5)−S−C1-10アルキル、 (6)−NR89、及び (7)−NO2; R2は、1つ、2つもしくは3つの置換基で置換されているか置換されていな いフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル又はヘテロアリールであって、該置換 基の各々は以下のものからなる群より独立に選択され、 (1)C1-10アルキル、 (2)R4、及び (3)R4から独立に選択される5つまでの基で置換されているC1-10アル キル; R3は、5つまでの置換基で置換されているか置換されていないフェニル、1 −ナフチル、又は2−ナフチルであって、該置換基の各々は以下のものからなる 群より独立に選択され、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 3 アルキル、 (2)−O−C1-2アルキル、 (3)アリールがフェニル及びナフチルからなる群より選 択される−O−アリール(ただし、R3がフェニルである場合には該−O−アリ ール基はメタ(すなわち3−)位には位置しない)、 (4)−O−ヘテロアリール、 (5)−NO2、 (6)ハロゲン、 (7)−S−CH3、 (8)−S(O)m1-2アルキル、 (9)−S(O)mOR8、 (10)−S(O)mNR89、 (11)−O(CR1020pNR89、 (12)−C(O)C1-2アルキル、 (13)−CO21-2アルキル、 (14)−CO2(CR1020nCONR89、 (15)−ZC(O)R8、 (16)−CN、 (17)−C(Z)NR89、 (18)アミノ、 (19)NR10C(Z)R8、 (20)−C(Z)NR8OR9、 (21)NR10C(Z)NR89、 (22)−NR10S(O)m11、 (23)−C(=NOR21)R8、 (24)−NR10C(=NR15)SR11、 (25)−NR10C(=NR15)NR89、 (26)−NR10C(=CR1424)SR11、 (27)−NR10C(=CR1424)NR89、 (28)−NR10C(O)C(O)NR89、 (29)−NR10C(O)C(O)OR10、 (30)−NR10S(O)mNR717、 (31)−C(=NR13)NR89、 (32)−C(=NOR13)NR89、 (33)−C(=NR13)ZR11、 (34)−OC(Z)NR89、 (35)−NR10S(O)mCF3、 (36)−NR10C(Z)OR10、 (37)5−(R18)−1,2,4−オキサジアゾル−3−イル 又は (38)4−(R12)−5−(R1819)−4,5−ジヒドロ−1,2,4 −オキサジアゾル−1,3−イル; R4は、 (1)−OR8、 (2)−NO2、 (3)ハロゲン、 (4)−S(O)m11、 (5)−SR8、 (6)−S(O)mOR8、 (7)−S(O)mNR89、 (8)−NR89、 (9)−O(CR1020pNR89、 (10)−C(O)R8、 (11)−CO28、 (12)−CO2(CR1020)nCONR89、 (13)−ZC(O)R8、 (14)−CN、 (15)−C(Z)NR89、 (16)NR10C(Z)R8、 (17)−C(Z)NR8OR9、 (18)NR10C(Z)NR89、 (19)−NR10S(O)m11、 (20)−C(=NOR21)R8、 (21)−NR10C(=NR15)SR11、 (22)−NR10C(=NR15)NR89、 (23)−NR10C(=CR1424)SR11、 (24)−NR10C(=CR1424)NR89、 (25)−NR10C(O)C(O)NR89、 (26)−NR10C(O)C(O)OR10、 (27)−C(=NR13)NR89、 (28)−C(=NOR13)NR89、 (29)−C(=NR13)ZR11、 (30)−OC(Z)NR89、 (31)−NR10S(O)mCF3、 (32)−NR10C(Z)OR10、 (33)5−(R18)−1,2,4−オキサジアゾル−3−イル、 (34)4−(R12)−5−(R1819)−4,5−ジ ヒドロ−1,2,4−オキサジアゾル−3−イル、又は (35)アジド、 であり; R7及びR17は各々独立に水素もしくはC1-4アルキルから選択されるか、又は R7及びR17はそれらが結合する窒素と共に5ないし7員の複素環を形成し、該 環は酸素、イオウもしくはNR22から選択される追加のヘテロ原子を任意に含み ; R8及びR9は以下のものから独立に選択され、 (1)水素、 (2)ヘテロシクリル、 (3)ヘテロシクリルアルキル、及び (4)R11;又は R8及びR9はそれらが結合する窒素と共に5ないし7員の複素環を形成し、該 環は酸素、イオウもしくはNR12から選択される追加のヘテロ原子を任意に含み ; R10及びR20は各々独立に水素又はC1-4アルキルから選択され; R11は、 (1)C1-10アルキル、 (2)ハロ置換C1-10アルキル、 (3)C2-10アルケニル、 (4)C2-10アルキニル、 (5)C3-7シクロアルキル、 (6)C5-7シクロアルケニル、 (7)アリール、 (8)アリール−C1-10アルキル、 (9)ヘテロアリール、又は (10)ヘテロアリール−C1-10アルキル、 であり; R12は、 (1)水素、 (2)−C(Z)R13、 (3)任意に置換されているC1-4アルキル、 (4)任意に置換されているアリールC1-4アルキル、又は (5)S(O)225、 であり: R13は、 (1)水素、又は (2)R25、 であり; R14及びR24は各々独立に以下のものから選択され、 (1)水素、 (2)アルキル、 (3)ニトロ、又は (4)シアノ; R15は、 (1)水素、 (2)シアノ、 (3)C1-4アルキル、 (4)C3-7シクロアルキル、又は (5)アリール、 であり; R18及びR19は各々独立に以下のものから選択され、 (1)水素、 (2)C1-4アルキル、 (3)置換基がハロ、C1-3アルコキシ、アミノもしくは カルボキシであり得る置換アルキル、 (4)置換基がハロ、C1-3アルコキシ、アミノもしくはカルボキシであり 得る、任意に置換されているアリール、 (5)置換基がハロ、C1-3アルコキシ、アミノもしくはカルボキシであり 得る、任意に置換されているアリールアルキル;又は R18及びR19は一緒にオキソもしくはチオキソを表し; R21は、 (1)R13、 (2)薬学的に許容し得るカチオン、又は (3)アロイル、又は (4)C1-10アルカノイル、 であり; R22はR10又はC(Z)−C1-4アルキルであり; R25は、 (1)C1-10アルキル、 (2)C3-7シクロアルキル、 (3)ヘテロシクリル、 (4)アリール、 (5)アリールC1-10アルキル、 (6)ヘテロシクリル−C1-10アルキル、 (7)ヘテロアリール、又は (8)ヘテロアリールC1-10アルキル、 であり; Zは酸素又はイオウであり; mは1又は2であり; nは1ないし10であり; pは1ないし10である。) 2. 前記グルカゴンアンタゴニストが式Iの化合物であり、ここで、 R1は、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていない4− ピリジルであって、該置換基の各々は、 (1)ハロゲン、 (2)−CN、 (3)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 10 アルキル−、 (4)−O−C1-10アルキル、 (5)−S−C1-10アルキル、 (6)−NR89、及び (7)−NO2、 からなる群より独立に選択されるものである請求項1の方法。 3. 前記グルカゴンアンタゴニストが式Iの化合物であり、ここで、 R2は、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていないフェ ニル、1−ナフチル、2−ナフチル又はチエニルであって、該置換基の各々は、 (1)C1-10アルキル、 (2)R4、及び (3)R4から独立に選択される5つまでの基で置換されているC1-10アル キル、 からなる群より独立に選択されるものである請求項1の方法。 4. 前記グルカゴンアンタゴニストが式Iの化合物であり、ここで、 R3は、5つまでの置換基で置換されているか置換されていないフェニル、1 −ナフチル、又は2−ナフチルであって、該置換基の各々は、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置 換されているC1-3アルキル、 (2)−O−C1-2アルキル、 (3)アリールがフェニル及びナフチルからなる群より選択される−O−ア リール(ただし、R3がフェニルである場合には該−O−アリール基はメタ(す なわち3−)位には位置しない)、 (4)−O−ヘテロアリール、 (5)−NO2、 (6)ハロゲン、 (7)−S−CH3、 (8)−S(O)m1-2アルキル、 (9)−S(O)mOR8、 からなる群より独立に選択されるものである請求項1の方法。 5. 前記グルカゴンアンタゴニストが式Iの化合物であり、ここで、 R1は、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていない4− ピリジルであって、該置換基の各々は、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 10 アルキル、 (2)−O−C1-10アルキル、 (3)−S−C1-10アルキル、 (4)−NR89、及び (5)−NO2、 からなる群より独立に選択され; R2は、1つもしくは2つの置換基で置換されているか置換されていないフェ ニル、1−ナフチル、2−ナフチル又はチエニルであって、該置換基の各々は、 (1)C1-10アルキル、 (2)R4、及び (3)R4から独立に選択される5つまでの基で置換されているC1-10アル キル、 からなる群より独立に選択され; R3は、5つまでの置換基で置換されているか置換されていないフェニル、1 −ナフチル、又は2−ナフチルであって、該置換基の各々は、 (1)アルキルが1ないし5個のハロゲン原子で任意に置換されているC1- 3 アルキル、 (2)−O−C1-2アルキル、 (3)アリールがフェニル及びナフチルからなる群より選択される−O−ア リール(ただし、R3がフェニルである場合には該−O−アリール基はメタ(す なわち3−)位には位置しない)、 (4)−O−ヘテロアリール、 (5)−NO2、 (6)ハロゲン、 (7)−S−CH3、 (8)−S(O)m1-2アルキル、 (9)−S(O)mOR8、 からなる群より独立に選択され; R4は、 (1)−OR8、 (2)−NO2、 (3)ハロゲン、 (4)−S(O)m11、 (5)−SR8、 (6)−S(O)mOR8、 (7)−S(O)mNR89、 (8)−NR89、 (9)−O(CR1020pNR89、 (10)−C(O)R8、 (11)−CO28、 (12)−CO2(CR1020nCONR89、 (13)−ZC(O)R8、 (14)−CN、 (15)−C(Z)NR89、 (16)NR10C(Z)R8、 (17)−C(Z)NR8OR9、 (18)NR10C(Z)NR89、 (19)−NR10S(O)m11、 (20)アジド、 であるものである請求項1の方法。 6. 前記グルカゴンアンタゴニストが、 (1)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシカルボニルフェニ ル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (2)2−(4−シアノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (3)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (4)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−イソプロピルフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (5)2−(4−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (6)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ニトロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (7)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−n−ヘプチフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (8)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−フェノキシフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (9)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (10)2−(4−アミノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (11)2−(3−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (12)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロ フェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (13)2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (14)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヨードフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (15)2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (16)4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)−2−(4− トリフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (17)2−(4−ビフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール、 (18)4−(4−フルオロフェニル)−2−(1−ナフチル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、 (19)2−(4−エチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (20)4−(4−フルオロフェニル)−2−(2−ナフチル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、 (21)2−(5−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (22)4−(4−フルオロフェニル)−2−(3−フェノキシフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (23)2−(4−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (24)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メチルフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (25)2−(3−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル )−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (26)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (27)2−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル )−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (28)2−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (29)2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (30)4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジ ル)−2−(3−トリフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (31)2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (32)2−(3−クロロフェニル)−4−(3−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (33)4−(3−クロロフェニル)−2−(3,4−ジクロロフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (34)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(3−クロロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (35)2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、 (36)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、 (37)2−(4−ブロモフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリジル) イミダゾール、 (38)2−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)フェニル) −4−(4−フルオロフェニル−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (39)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−クロロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (40)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (41)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−ヨードフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (42)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−ブロモフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (43)2−(4−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−ト リフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (44)2−(3−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−ト リフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (45)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (3−メチル−4−ピリジル)イミダゾール、 (46)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−フルオロ−4−トリフルオ ロメチルフェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (47)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−フェノキシフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (48)4−(3−ブロモフェニル)−2−(4−クロロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (49)4−(3−ブロモ−4−メトキシフェニル)−2−(4−クロロフェ ニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (50)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−エトキシフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、及び (51)2−(4−アジドフェニル)−4−(3−ヨードフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 からなる群より選択される請求項1の方法。 7. 以下のものからなる群より選択される化合物: (1)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシカルボニルフェニ ル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (2)2−(4−シアノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (3)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (4)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−イソプロピルフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (5)2−(4−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (6)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ニトロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (7)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−n−ヘプチフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (8)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−フェノキシフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (9)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (10)2−(4−アミノフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (11)2−(3−ブロモフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (12)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (13)2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (14)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヨードフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (15)2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−(4−フ ルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (16)4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)−2−(4− トリフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (17)2−(4−ビフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5−(4 −ピリジル)イミダゾール、 (18)4−(4−フルオロフェニル)−2−(1−ナフチル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、 (19)2−(4−エチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (20)4−(4−フルオロフェニル)−2−(2−ナフチル)−5−(4− ピリジル)イミダゾール、 (21)2−(5−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (22)4−(4−フルオロフェニル)−2−(3−フェノキシフェニル)− 5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (23)2−(4−ブロモ−2−チエニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (24)4−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メチルフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (25)2−(3−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−フルオロフェニル )−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (26)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、 (27)2−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル )−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (28)2−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (29)2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−(4−フルオロフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (30)4−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ピリジル)−2−(3− トリフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (31)2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−(4−フルオロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (32)2−(3−クロロフェニル)−4−(3−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (33)4−(3−クロロフェニル)−2−(3,4−ジク ロロフェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (34)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(3−クロロフェニル) −5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (35)2−(3,4−ジタロロフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリ ジル)イミダゾール、 (36)2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピ リジル)イミダゾール、 (37)2−(4−ブロモフェニル)−4−フェニル−5−(4−ピリジル) イミダゾール、 (38)2−(4−(2−クロロ−6−フルオロベンジルオキシ)フェニル) −4−(4−フルオロフェニル−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (39)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (40)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (41)2−(3−クロロフェニル)−4−(4−ヨードフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (42)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−ブロモフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (43)2−(4−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−ト リフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (44)2−(3−クロロフェニル)−5−(4−ピリジル)−4−(4−ト リフルオロメチルフェニル)イミダゾール、 (45)2−(4−クロロフェニル)−4−(4−フルオロフェニル)−5− (3−メチル−4−ピリジル)イミダゾール、 (46)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−フルオロ−4−トリフルオ ロメチルフェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (47)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−フェノキシフェニル)−5 −(4−ピリジル)イミダゾール、 (48)4−(3−ブロモフェニル)−2−(4−クロロフェニル)−5−( 4−ピリジル)イミダゾール、 (49)4−(3−ブロモ−4−メトキシフェニル)−2−(4−クロロフェ ニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール、 (50)2−(4−クロロフェニル)−4−(2−エトキシフェニル)−5− (4−ピリジル)イミダゾール、及び (51)2−(4−アジドフェニル)−4−(3−ヨードフ ェニル)−5−(4−ピリジル)イミダゾール。 7. 前記グルカゴン介在疾患が糖尿病である請求項1の方法。
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