JP2001503508A - 断層撮影像作成装置 - Google Patents

断層撮影像作成装置

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JP2001503508A JP54075997A JP54075997A JP2001503508A JP 2001503508 A JP2001503508 A JP 2001503508A JP 54075997 A JP54075997 A JP 54075997A JP 54075997 A JP54075997 A JP 54075997A JP 2001503508 A JP2001503508 A JP 2001503508A
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ビークマン・フレデリック・ジョアネス
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アカデミッシュ・ジーケンヒュイス・ユトレヒト
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Abstract

(57)【要約】 カメラ(10)には集束コリメータ(120;220;320)が備えられ、そして平面放射線ビームがカメラ(10)に対して延長照射パターン(125;225;325)を移動させるための走査動作を行う断層撮影装置が開示される。第1実施例では、コリメータ(120)は扇形ビームコリメータであり、放射線源(150)はその長手軸の周りに回転できる線形状放射線源である。第2実施例では、コリメータ(220)は扇形ビームコリメータであり、放射線源(250)はコリメータ(220)の集束線(221)に沿って移動できる点形状放射線源である。第3実施例では、コリメータ(320)は円錐形ビームコリメータであり、放射線源(350)はコリメータ(320)の集束点(321)と交差する回転軸(357)について回転できる点形状放射線源である。結果として、良好な像鮮明度と、放射形および透過形の線源の良好な分離とが達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称:断層撮影像作成装置 この発明は、一般的に、物体、通常は人の断層撮影像の作成に関する。本発明 は、特に、ガンマ放射線によって得られる断層撮影像に関して重要であるので、 以下において、特にこの種の放射線に関して当該発明の議論を行う。当該発明の 原理は、同様にまた、他の種類の放射線を用いてなる像の生成に対しても応用で きることを強調する。 次に述べる事柄において、単一の録画物は「投影像(projection image)」(写 真に比較して)という用語で示される。さらに「断層撮影像」または「断面像」 という用語は、異なる方向からのいくつかの投影像を組み合わせることによって 得られる物体の断面の再構成像に関して用いられる。 原則として断層撮影像は2つの異なる方法で得ることができる。第1に、物体 それ自体の内部から到来する放射線を、そのような放射線に感応する検出器(カ メラ)で集めることである。そのような技術は、放射形断層撮影法(emission to mography)と呼ばれ(例えばSPECT:Single Photon Emission Computed Tom ography)、得られた像は放射形投影像と呼ばれる。放射形投影像は物体におけ る放射線発生物質の分布についての情報を提供すると一般的にいわれている。相 互に異なる方向でいくつかの放射形投影像が作られるとき、得られたデータに基 づいて物体における放射線発生物質の集中・分布を計算すること(再構成するこ と)が可能である。これは「放射形断層撮影像(emission tomography image)」 と呼ばれている。 第2に、放射線源を用いて放射線を発生させること、およびその放射線を物体 に向けて導くことが可能であり、それによって物体を通過する当該放射線がカメ ラによって検出される。このような技術は、透過形断層撮影法と呼ばれ、得られ た像は透過形投影像と呼ばれる。それ故に、この技術では、物体は放射線源とカ メラの間に配置される。透過形像は、物体における放射線減衰あるいは放射線吸 収の物質の分布についての情報を提供する。この技術では、また、透過形断層撮 影像を提供するため、異なる透過形投影像を組み合わせることが可能である。 いろいろな理由のため、放射形像と透過形像を同時に作製することが望まれて いる。これによって、カメラは、物体それ自体から到来する放出放射線によって 、かつ物体を通過した透過放射線によって同時に照射され、一方、外部の放射線 源からの放射線エネルギが、物体それ自体において発生する放射線エネルギと異 なるように選択され得る。そのように組み合わされた録画の重要な利点は、透過 形断層撮影像は、物体における放射線の減衰のため、放射形断層撮影像を訂正す るのに用いることができるということである。 より良い位置情報を得ることができるように、直接的な放射線と拡散された放 射線の間の識別を行えることが望まれる。最後に、放射線源の所定の空間的位置 関係に関連して、カメラの前に配置されるコリメータが用いられる。原子核心臓 学ジャーナル、第2巻、第6号、1995年11月、513〜524頁のエム・エー・キング (M.A.King)等によって記載された「心臓用の単一フォトン放射コンピ ュータ断層撮影像のための減衰補償:第1部、減衰の効果と減衰マップを評価す る方法(Attenuation Compensation for Cardiac Single-Photon Emmission Comp uted Tomography Imaging:Part 1.Impact of Attenuation and Methods of Est imating Attenuation Maps)」という記事は、この例を述べている。 放射形像と透過形像を同時に得ることが可能であり、これによって放射形と透 過形の間の良好な分離が達成される断層撮影装置を提供することが本発明の一般 的な目的である。 透過形像と放射形像を同時に効率的な方法で得ることができる断層撮影装置を 提供することが本発明の更なる目的である。 カメラの能力を効率的な方法で利用する断層撮影装置を提供することが本発明 の更なる目的である。 これらの観点および他の観点、本発明の特徴および利点は、図面に関連して本 発明による断層撮影装置の好ましい実施例についての以下の記載によって明らか にされ、上記図面について、 図1Aは、平行コリメータと平面放射線源を備えた結合型の放射形/透過形録 画を作るための従来の構成の概略斜視図であり、 図1Bは、図1Aで示された構成の概略平面図であり、 図2Aは、扇形ビームコリメータと固定線源を備えた結合型の放射形/透過形 録画を作るための既知の構成の概略斜視図であり、 図2Bは、図2Aに示された構成の概略平面図であり、 図3Aは、円錐形ビームコリメータと固定点状線源を備えた結合型の放射形/ 透過形録画を作るための既知の構成の概略斜視図であり、 図3Bは、図3Aに示された構成の概略平面図であり、 図4Aは、平行コリメータと移動線状線源を備えた結合型の放射形/透過形録 画を作るための既知の構成の概略斜視図であり、 図4Bは、図4Aに示された構成の概略平面図であり、 図5Aは、扇形ビームコリメータと回転式線状線源を備えた結合型の放射形/ 透過形録画を作るための本発明による装置の第1実施例の概略斜視図であり、 図5Bは、図5Aに示された構成の概略平面図であり、 図5Cは、図5Aに示された装置の変形例の図5Bと同様な平面図であり、 図6Aは、扇形ビームコリメータと移動点状線源を備えた結合型の放射形/透 過形録画を作るための本発明による装置の第2実施例の概略斜視図であり、 図6Bは、図6Aに示された装置の概略平面図であり、 図7Aは、円錐形ビームコリメータと回転式点状線源を備えた結合型の放射形 /透過形録画を作るための本発明による装置の第3実施例の概略斜視図であり、 図7Bは、図7Aで示された装置の概略平面図であり、 図8は、2つの扇形ビームコリメータと2つの回転点状線源を備えた結合型の 放射形/透過形録画を作るための本発明による装置の第4実施例の概略側面図で あり、 図9Aと図9Bは2つの円錐形ビームコリメータと2つの回転式点状線源を備 えた結合型の放射形/透過形録画を作るための本発明による装置の第5実施例の 2つの相互に垂直な側面図であり、 図10は、虚像の点状線源を与えるための、本発明によって提案された改良を 図式的に解説し、そして、 図11A−Cは、PETの場合における本発明の可能な典型例を図式的に解説 する。 図1Aは結合型の放射形/透過形の録画を作るための従来構成の斜視図を概略 的に示す。例えば人間(の1部)のごとき物体1がテーブル(簡単化のため図示 されず)の上に設けられている。物体1には、矢印3で示されるごとくガンマ放 射線を放射するように放射能物質が供給される部分2、例えば組織が存在してい る。部分2はあらゆる方向に放射線3を放射していることに留意すべきである。 物体1の隣にガンマ放射線3に感応するカメラ10が配置される。カメラ10 の特徴と構成は本発明の主題ではなく、本発明を適切に理解する当業者にとって その知識は必要ではないので、さらに記述されない。ガンマ放射線感応カメラは それ自体知られているということと、それ自体知られたそのようなカメラの使い 方を行うことができるということを注意すれば足りる。 カメラ10の前にはコリメータ21が設けられている。コリメータは一般的に 方向選択透過特性を備えた透過手段としてみなされ、この透過手段は、カメラ1 0の検出面の検出セグメントが所定方向の放射線によって照射されることを保証 する。1つの可能な実施例において、コリメータ21は、例えば鉛のような実質 的に高度な吸収性能を有した物質からなる平板型要素であり、その平板型要素は わずかな直径を有した多数の孔すなわち通路31のパターンを備えてなり、各通 路31の方向は放射線が通過する方向を決定する。1つの可能な実施例において 、上記コリメータは約2〜8cmの厚みを有し、上記通路は約2mmの直径を有 し、隣合う通路の間の壁部分は約0.2mmの厚みを有している。 さらに物体1の隣にはカメラ10の反対側に放射線源50が配置されている。 放射線源50は、点線の矢印5によって示されるごとく、放射線、この実施例で はガンマ放射線を放出する。放射線5は特別な空間的分布を有している。しかし ながら、図1において、以下に議論されるべき理由のため、すべての矢印5は相 互に平行になるごとく示されている。 一般的に、一方の側におけるコリメータ21を備えたカメラ10と他方の側に おける放射線源50は共通のサブフレームの上に搭載され、このサブフレームは 異なる観点から物体1の像を得る目的のため、物体1を支持するテーブルに対し て回転することができる。説明を簡単にするため、図面において上記サブフレー ムは図示されていない。 図1に示された従来の構成において、放射線源50はいわゆる平面線源であり 、コリメータ21は平行コリメータ、すなわちコリメータ21のすべての通路3 1が図1Bに示されるごとく互いに平行である。 平行コリメータと平面放射線源の組み合わせの重要な欠点は、平面放射線源5 0の各表面要素が特定の立体角の範囲内ですべての方向に放射線を放出するとい うことと、しかしながら、非常に限定された部分のみが、すなわちコリメータ2 1の通路の方向を向いた部分のみが上記透過形像を作成するのに利用されるとい うことである。反対に、このことは、所定の明るさを有する透過形像を作成する ためには、相対的に強い放射線源が必要とされるということを意味する。 この点における改良は図2に示された構成によって提供される。そこでは、平 行コリメータ21が焦点形コリメータ22によって置き換えられ、そして平面放 射線源50が線状線源60で置き換えられている。焦点形コリメータ22では通 路32はすべて単一焦点線33に向けられ、この焦点線33は実質的に線形放射 線源60と一致している。特に、通路32の各中心線は線形放射線源60と実質 的に90°の角度で交差する。このようなコリメータは同様にまた扇形ビームコ リメータとして言及される。代わりに、それはそれ自体知られるごとく、コリメ ータの通路は相互に直交する2つの方向において2つの異なる焦点線(非点収差 のコリメータ)の方向に向けられ、そこでは線形放射線源60がこれらの焦点線 の1つに沿って配置されている。 扇形ビームコリメータ22と共に線状線源60の使用は、生成された放射線が より良く利用されるという点で、平面線源50と平行コリメータ21の組み合わ せ以上の利点を提供し、それ故に、放射線源の放射性物質の量をより少なくでき る。さらに、集束コリメータは平行コリメータよりもより多くのフォトンを計数 するので、放射形録画が改善される。さらに、集束コリメータは、平行コリメー タに比較して、投影像と断層撮影像の両方においてより良い鮮明度が得られるよ うに、「点」がいくつかのピクセルを照明するという、増大効果と呼ばれる利点 を提供する。 この点における他の改良は図3に示された構成によって提供される。そこでは 平行コリメータ21が集束コリメータ23で置き換えられ、平面放射線源50が 点状線源70で置き換えられている。集束コリメータ23で、通路34は単一の 焦点35の方向に向けられており、この焦点は実質的に点形状放射線源70と一 致している。そのようなコリメータは同様にまた円錐形ビームコリメータと呼ば れる。円錐形ビームコリメータ23と点状線源70の組み合わせにおいて、当該 線源の放射線エネルギは、扇形ビームコリメータにおけるよりも、より効率的に 用いられる。 こうして集束コリメータは、録画を作成するために必要とされる放射能の量が 制限されるように、小型(線状または点状)の線源を用いることを可能にする。 さらに、一般的に集束コリメータを用いて作られる像は平行コリメータを用いて 作られる像よりも良好な鮮明度と雑音特性を持つと言われている。 結合型の放射形/透過形録画を作成することにおける役割を行う問題は、外部 の線源から到来するフォトンが放射形像に影響を与え、そして物体それ自体から 放出されるフォトンが透過形像に影響を与えるかもしれないということである。 そのように誤って解釈されたフォトンは、得られた像の正確さあるいは質の低下 を意味する(像の劣化)。 原子核医学ジャーナル34巻、10号、1993年10月、1752頁におけ るピー・タン(P.Tan)等による「SPECTにおける同時的な放射形およ び透過形の測定のための走査型線状線源」という論文において、放出に由来する 放射線と透過に由来する放射線の間を分離することを可能にする構成が記載され る。知られた構成は概略的に図4に示されている。そこではコリメータ24は平 行コリメータであり、集束コリメータと比較して前述の不利益を必然的に伴って いる。図4における放射線源80は、線形状の放射線源であり、線状線源80か ら離れかつカメラ10に当たる放射線82が線状線源80を含む単一平面83の 中に含まれるごとく位置することを保証する遮蔽部材81を備えている。 長手方向がコリメータ24の前面に対し平行である線状線源80は、平面83 がコリメータ24に垂直となるように、向けられている。こうして録画の作成の 間、コリメータは線形状の照射パターン25(線形状「ライトスポット」)に従 って照射され(カメラ上での放射線ビームの投影)、線形状照射パターンは平面 83とコリメータ24の前面との交差の線によって決められる。コリメータ24 に垂直に当たる放射線82は、コリメータ24における通路36により通過する ことを許容され、カメラ10に到達する。こうしてカメラ10の線形状の領域は 透過形フォトンで照射される。この線形状領域の外側でカメラ10に当たるフォ トンは放射形フォトンである。 以上において既に述べられたように、サブフレーム(図示されず)に搭載され た線状線源80は、サブフレームに関連して、そしてそれ故にカメラ10に関連 して、矢印Pによって示されるごとく、コリメータ24の前面に平行な方向で、 線状線源の長手方向に直角な方向に移動させられる。こうしてカメラ10の線形 状の照射パターン25は、カメラ10の表面を走査するように、線形状領域25 の長手方向に垂直である方向に動かされる。図4Bに概略的に図示されるように 、線状線源80の位置に関する情報を受信し、その情報からカメラ10のどの検 出要素(ピクセル)が透過形放射線を受けたかを計算する制御要素84が存在す る。それらのピクセルの像信号は透過形像に関するイメージメモリ85に追加さ れ、一方、他のピクセルの像信号は放射形像のためのイメージメモリ86に追加 される。こうして、あたかも、カメラ10のピクセルに関して、透過形像に寄与 するピクセルを限定する移動透過窓87が決められ、そしてそれ故に当該窓87 は移動照射パターン25に対応している。それ故に、上で議論された技術は、以 下において、簡略して「移動透過窓」として呼ばれる。 そういうものとして知られたこの方法は、放射形像を、透過形フォトンに対し て感応しずらくすることができるけれども、平行コリメータの使用に関連して、 いまだ重要な固有の不利益がある。事実、線状線源80から出たフォトンであっ て透過窓87で限定されたカメラ10のピクセルに到達するフォトンの数が特に 小さいということが実際に見出される。その結果は、透過形像は、低光密度、不 鮮明であって多くのノイズを含んでおり、一方、物体1それ自体から到来するフ ォトン(実際に放射形像に属する)には特に感応的であるということである。 本発明は、前述した不利益を有しない構成、はるかに少ない程度でそのような 不利益を少なくとも有し、そして前述した利点を結合する構成を提案する。 本発明による装置の第1実施例100は図5に図示される。この装置100が 有するものは、従来知られた装置と同様に、カメラ10、コリメータ120、放 射線源150であり、物体1に関して、カメラ10とコリメータ120は一方の 側に、そして放射線源150は反対側の他方の側に配置されている。この実施例 100において、コリメータ120は集束コリメータであり、少なくとも1つの 焦点線あるいは集束線121を備える。好ましくは、コリメータ120は扇形ビ ームコリメータである。放射線源150は実質的に線形状線源であり、焦点線1 21の隣に配置され、そして好ましくは焦点線121に一致している。線状線源 150は放射線方向付け手段151を備え、これは、放射線152が線状線源1 50を含む平面153内においてのみ放射されるということを保証する。これら の放射線方向付け手段151は、前述の文献で議論された手段81と等しい。図 において、放射線方向付け手段151は線状線源150の周りに延設される遮蔽 部材(シールド)155として図示され、遮蔽部材155は円筒形の遮蔽部材で あり、円筒軸は扇形ビームコリメータ120の焦点線121と一致している。遮 蔽部材155は線状線源150に対して平行な延長通路スリット156を備え、 この延長通路スリット156は、線状線源150から到来する放射線152が遮 蔽部材155を通して通過することを許容される特定の方向を定める。遮蔽部材 155は好ましくは放射線吸収物質から構成される。 こうして透過形像の目的のため、カメラ10は、平面153とカメラ10の交 差線によって決まる延長照射パターン125で照射される。本発明の重要な観点 に従えば、透過形放射線152が常にコリメータ120の焦点線121の方向か ら来るように、延長照射パターン125を当該照射パターン125の長手方向に 垂直に移動させるための手段が備えられる。 当該発明の概念の範囲内で、これは異なる方法で影響を受ける。図5Bは第1 の変形例を図示する。そこでは、線状線源150はコリメータ120の焦点線1 21で固定して配置されており、そして遮蔽部材155のスリット156はその 長手方向に垂直な方向に移動可能である。示された実施例において、遮蔽部材1 55は、矢印P2に示されるごとく、コリメータ121の焦点線121に関連す る回転のため配置されている。しかしながら、同様にまた、遮蔽部材が、線状線 源とコリメータの間に配置される、通路スリットを備えかつ直線的に移動可能で あるスクリーンプレートで構成されることも可能である。 遮蔽部材155の回転可能な構成が達成されるという様式は、本発明の良好な 理解にとって重要なことではなく、当該技術分野の当業者であるならば、いかな る問題もなく、そのような回転可能な構成を設計することができるので、その構 成はここでさらに議論されない。 図5Cは第2の変形例を示す。そこでは、焦点線121とカメラ10の間に示 された例において、線状線源150と遮蔽部材155の組み合わせが焦点線12 1から移動させた位置に存在する。線状線源150、遮蔽部材155における通 路スリット156、焦点線121は1つの平面153内に配置されている。線状 線源150と遮蔽部材155の組み合わせは、サブフレーム(図示されず)に搭 載され、矢印P3に示されるごとく焦点線121に対し回転できるようになって おり、その結果、平面153は焦点線121に関連して振動(揺動)の動きを行 う。 本発明の装置の第2実施例200は図6に示される。この装置200が前述し た第1実施例の装置100と共通なことは、カメラ10、コリメータ220、放 射線源250が存在することであり、カメラ10とコリメータ220は一方の側 にあり、放射線源250は他方の側にあり、それらは物体1において反対側とな るように配置され、そしてコリメータ220は少なくとも1つの焦点線あるいは 集束線221を備えた集束コリメータであり、好ましくは扇形ビームコリメータ である。この実施例200において、放射線源250は実質的に点形状線源であ り、それは焦点線221の隣あるいは焦点線221に配置されている。点状線源 250は放射線方向付け手段251を備え、これは、放射線252が焦点線22 1に垂直な平面253においてのみ放射されることを保証する。図面において、 放射線方向付け手段251は点状線源250の周りに延長する遮蔽部材255と して示され、遮蔽部材255は球形の遮蔽部材であり、その中心は扇形ビームコ リメータ220の焦点線221の上に存在する。遮蔽部材255は焦点線221 に垂直な延長通路スリット256を含み、延長スリット256は、点状線源25 0から到来する放射線252が遮蔽部材255によって通過することを許容され る方向を定める。好ましくは、遮蔽部材255は放射線吸収物質から構成されて いる。 従って、第1の実施例100におけるごとく、第2の実施例において、カメラ 10は、透過形像の目的のため、平面253とカメラ10が交差する線によって 定義される延長照射パターン225で照射される。本発明の重要な観点によれば 、透過形放射線が常にコリメータ220の焦点線221の方向から到来するよう な様式で、照射パターン225の長手方向に垂直に延長照射パターン225を移 すための手段が設けられる。示された実施例において、このことは、点状線源2 50と遮蔽部材255の組み合わせが矢印P4によって示されるごとく焦点線2 21に沿って移動可能であるという様式で、当該組み合わせがサブフレーム(図 示されず)に搭載されることにおいて達成される。 この移動可能な構成が達成されるという様式は、本発明の良好な理解のために は重要なことではなく、当該技術分野の当業者はいかなる問題を持つことなく、 そのような移動可能な構成を設計することができるので、その構成は、ここでは これ以上議論されない。 第1の実施例100を超えるこの第2の実施例200の重要な利点は、録画を 行うために必要とされる放射能物質の量をかなり減じることができるように、点 状線源が使用されることであり、一方、透過形像が放出放射線によってわずかば かり影響を受けるように、局所的密度が高くなり得る。 議論された上記例では、照射パターンは線形状パターンであること、しかしな がら線形状である上記パターンは、好ましいことであるけれども、本発明の本質 的なことではないことが留意される。原則として照射パターンは、その形状が予 め知られている限りにおいて、制御装置が、検出器のどのピクセルが、与えられ た時間で、透過形像に貢献するかということを「知る」、とにかく演算すること ができるという目的で、任意の形状を持つことができる。 本発明による装置の第3の実施例300が図7において示される。この装置3 00が第2実施例の前述の装置200と共通にしていることは、カメラ10、コ リメータ320、放射線源350が存在するということであり、そしてカメラ1 0とコリメータ320は一方の側にあり、放射線源350は他方の側にあって、 物体1の反対側に配置されている。コリメータ320は集束コリメータであり、 放射線源350は実質的に点形状線源である。この実施例300において、コリ メータ320は単一の集束点321を有する集束コリメータ(円錐形ビームコリ メータ)である。放射線源350は集束点321の隣に配置され、好ましくは集 束点321に配置される。点状線源350は、放射線352が集束点321を含 む平面353内に放出されることのみを保証する放射線方向付け手段351を備 えている。図において、これらの放射線方向付け手段351は点状線源350の 周りに延長している遮蔽部材355として示されており、遮蔽部材355はその 中心が円錐形ビームコリメータ320の集束点321に一致する球形の遮蔽部材 である。遮蔽部材355は延長通路スリット356を備えており、これは、点状 線源350から到来する放射線352が遮蔽部材355によって通過することを 許容される方向を定める。好ましくは、遮蔽部材355は放射線吸収物質から構 成される。 従って、第1実施例100、第2実施例200、そして第3実施例300の各 々におけるごとく、カメラ10は、透過形像の目的のため、平面353とカメラ 10が交差する線によって定められる延長照射パターン325で照射される。本 発明の重要な観点によれば、透過形放射線352が常にコリメータ320の集束 点321の方向から到来するという様式で、照射パターン325の長手方向に垂 直に延長照射パターン325を移動するための手段を備えている。示された実施 例において、このことは、遮蔽部材355が、矢印P5によって示されるごとく 、円錐形ビームコリメータ320の集束点321に交差しかつ平面353内に存 在する回転軸357に関して回転されるような様式で、点状線源350と遮蔽部 材355の組み合わせがサブフレーム(図示されず)に搭載されるということで 達成される。この回転可能な構成が達成されるという当該様式は、本発明の良好 な理解にとって重要なことではなく、当該技術分野における当業者はいかなる困 難を伴うことなく、そのような回転可能な構成を設計することができるので、そ の構成についてはここではこれ以上議論されない。 第1実施例100におけるごとく、第3実施例300においてもまた、遮蔽部 材は、点状線源とコリメータの間に配置され、通路スリットを有するスクリーン プレートを含み、当該スクリーンプレートは通路スリットの長手方向に垂直な方 向に直線的に移動可能である。さらに、図5Cに関連して、第3の実施例300 においてもまた、点状線源350がコリメータ320の集束点321に一致して いることは必要ではないということが留意される。 従って、議論されたすべての3つの実施例は、本発明によれば、延長照射パタ ーン125,225,325によってカメラ10を照射する平面放射線ビームを 含み、延長照射パターンはカメラ10の全面に渡って動かされる。初めの部分で 述べられたP.Tan等(図4を参照)による記事で記述されたそれと同様な様 式において、延長照射パターンと共に移動する透過形窓は、制御要素(簡単化の ため図示されず)が、放射線源の方向付け(図5,7)と位置(図6)の各々か ら、カメラのどのピクセルが透過形像に寄与するのかを計算するということで、 決められる。このこと自体は知られているので、これについては、ここではさら に説明を行わない。 図8は本発明による装置の第4の実施例の側面図を示し、そこでは更なる改良 が具現化される。この第4の実施例400は、2つのカメラ410,410’を 含み、それらは互いに相対的に或る角度をなして配置されている。示された実施 例において、2つのカメラ410,410’は互いに直角の位置にある。各カメ ラ410,410′は各々円錐形ビームコリメータ420,420′を備えてい る。円錐形ビームコリメータ420,420’は焦点線421,421’をそれ ぞれ有しており、この焦点線は紙面が形成する平面に対し直角である。各焦点線 421,421’には点状線源450,450’が各々配置され、それは対応す る焦点線421,421’に沿って実質的に動くことが可能である。カメラ41 0、コリメータ420、そして移動可能な点状線源455を組み合わせたものの 動作は、図6A,6Bに関連して説明されたごとく、カメラ10、コリメータ2 20、そして移動可能な点状線源250の組み合わせの動作に類似している。同 様にまた、カメラ410’、コリメータ420’、そして移動可能な点状線源4 50’の組み合わせの動作は、図6A,6Bに関連して述べられたカメラ10、 コリメータ220、そして移動可能な点状線源250の組み合わせの動作に類似 している。 この第4の実施例400の重要な観点によれば、焦点線421,421’の各 々の位置は、対応するコリメータ420,420’関連してそれぞれ対称的では ない。図8において明らかに示されるように、1つのコリメータ420の焦点線 421は他のコリメータ420’の方向において移動され、そして他のコリメー タ420’の焦点線421’は当該1つのコリメータ420の方向において移動 される。 示された例において、各焦点線421,421’は、コリメータ420,42 0’の各々を「半(half)」扇形ビームコリメータとして呼ぶことができるよう に、対応するコリメータ420,420’の縁に直交する平面内にそれぞれ存在 する。 第4実施例400の利点は、それが、もし物体1の一部がカメラに接近して位 置する場合に、当該部分がまったく像として作られない(切頭される(“trunca ted”))となる状況を予防するということにある。 図9A,9Bは、本発明による第5実施例の互いに直角の位置関係にある2つ の側面図を示し、そこでは更なる改良が具現化されている。この第5の実施例5 00は2つのカメラ510,510’を含み、それらは互いに関連して或る角度 で配置されている。示された実施例では、2つのカメラ510,510’は互い に直角な位置関係にある。各カメラ510,510’は円錐形ビームコリメータ 520,520’を備えている。各円錐形ビームコリメータ520,520’は それぞれ集束点521,521’を有している。各集束点521,521’の隣 に点状線源550,550’がそれぞれ配置され、この点状線源は図9Aの紙面 に垂直な軸の周りに回転可能である。カメラ510、コリメータ520、回転可 能な点状線源550の組み合わせの動作は、図7A,7Bに関連して説明された カメラ10、コリメータ320、回転可能な点状線源350の動作に類似してい る。同様にカメラ510’、コリメータ520’、回転可能な点状線源550’ の組み合わせの動作は、図7A,7Bに関連して説明されたカメラ10、コリメ ータ320、回転可能な点状線源350の組み合わせの動作に類似している。 この第5の実施例500の重要な観点によれば、集束点521,521’の位 置は、コリメータ520,520’に関連して対称的ではない。図9A,9Bに 明らかに示されるように、一方のコリメータ520の集束点521は他方のコリ メータ520’の方向において移動され、他方のコリメータ520’の集束点5 21’は一方のコリメータ520の方向において移動される。 示された例において、各集束点521,521’は、対応するコリメータ52 0,520’のコーナーの点に垂直な線の上に存在し、その結果、各コリメータ 520,520’は「4分の1(quarter)」円錐形ビームコリメータと呼ばれ る。円錐形ビームコリメータの利用は、特に、例えば脳のごとき、人体のより小 さな器官あるいは部分の像を作成することにおいて有用である。鮮明な像を得る ために、物体とカメラの距離はできる限り小さくすることが望ましい。互いに直 交する位置関係にある2つのカメラを用いる場合、患者の頭の像を最適に作るこ とには、頭とカメラの1つとの間の距離がその時増大し、それ故に必然的に不鮮 明さを伴うので、半円錐形ビームは適していない。第5の実施例500は、この 問題を解決する。物体はカメラに近付けて配置され、同時に、カメラに接近して 配置された物体1の一部はまったく像が作られない(切頭される)ということを 避ける。 図9A,9Bにおいて、カメラ510,510’のための回転の可能軸は、そ れぞれ、参照番号599によって示されている。 例えば2つのカメラの間で他の角度にて、正確な4分の1円錐形以外の他の不 均整な構成を同様に用いることができる。 図10は、本発明によって提案される、透過形断層撮影法における像の鮮明度 を増大するための更なる改良を示す。この鮮明度は、相当な程度、使用される線 源の大きさによって決定される。実際上、線源の良好な放射線強度を維持しなが ら、線源の大きさを減じることは難しい。このことは、なかんずく、線源は非常 に集中されなけらばならないだろうということを意味する。本発明によれば、実 際上、非常に小さな線源サイズが、強い吸収を行うスクリーンプレート652の 背後に、空間的範囲を持つ線源651を配置することによって達成され(虚像の 点状線源650)、そこでは好ましくは円錐形孔653が形成され、当該孔65 3の大きさは上記線源の所望の大きさに対応している。このことは、さらに、方 向依存の様式で放射線の強さを調整できるという利点を提供する。このことは、 線源の形状の選択によって決定され得る或る強度のプロフィール(profile)とい う結果をもたらす。 図10において、虚像の点状線源650の前で所望の形状のスリット656を 備えたスクリーンプレート655を移動することによって移動放射線ビームが提 供されるということが示される。 カメラ610は、孔653とスリット656によって決まる方向から単独で放 射線を受取り、その方向は図10において点線660により示される。3次元の 線源651固有の長さLに実質的に対応するこの方向において、放射線の量はこ の点線660に沿って測定される。3次元線源651の後ろ側での放射能物質の 付加/除去によって3次元線源651の3次元形状を選択することが可能であり 、所望の放射線プロフィールが達成されるということが明らかであろう。 なかんずく、ビームの幅と放射の強さは、吸収プレート652における孔65 3の大きさ、線源651の形状、そして線源と吸収プレート652と移動スクリ ーンプレート655の各々の間の相互の距離によって調整される。高度な吸収プ レート652の前面側での円錐形孔653の斜面は、カメラ610のどの部分が 今だ照射されているかを部分的に決定する。 当該技術分野の当業者にとって、クレームによって定義される本発明の保護の 範囲が、議論されかつ図面に示された実施例に限定されない、ということは明ら かであり、しかし、本発明の概念の範囲内で当該発明による断層撮影装置の示さ れた実施例を変化し変更することが可能であることは明らかである。 こうして、例えば異なる方法でどのピクセルが透過形像の信号を供給するかを 決定することが可能である。一般的に、透過形フォトンのエネルギは、放射形フ ォトンのエネルギとは異なる(例えばそれぞれ100keVと140keV)。 それ故に、検出されたフォトンとって、エネルギに従って選び出されることは可 能である。 さらに原子核医学では、通常、透過形録画と放射形録画の組み合わせが望まれ ているということが留意される。しかしながら、本発明は同様にまた透過形録画 のみが望まれる状況にも応用することができる。 本発明は、同様にまた、PETシステム(Positron Emission Tomography)に応 用することができる。これらのシステムでは、放射能物質が患者に注入され、そ の物質はポジトロンを放射する。放射されたポジトロンは、患者の体内にある電 子と共に消滅する。ポジトロンが消滅する前に体内でポジトロンが移動する距離 は一般的にたった数ミリメータである。消滅に基づいて2つのガンマ量子が放た れ、各々は511keVで、量子は正確に反対方向に移動する。図11に示され るように、これらの2つの量子7031,7032は2つの反対側に配置された位 置感応検出器7101,7102によって検出される。これらの検出器の信号は処 理回路において一致に関して評価される。2つの検出器から2つの信号が同時に 発生する時、これらの信号は「共に属する」もの、すなわち、これらの信号は同 じ消滅に基づいて放たれた量子によって生じたものと推測される。それらの2つ の量子が2つの検出器に当たるところの2つの場所は、上記消滅が起きた場所が 存在する線を決める。この線は上記2つの検出の一致によって固定されるので、 PETシステムではコリメータはまったく必要とされない。この結果は、PET がSPECTよりも、より一層感応性が高いということである。さらに、PET は、時々、コリメータを備えない2つの検出器を備えたSPECTシステ ムによって動作される(図11A,11Bを参照)。同様にまた、いくつかの検 出器7101,7102,7103を使用することが可能である(図11Cを参照 )。 PETもまたSPECTに関して先に述べられた透過形線源750と結合する ことができる。その場合において、同様にまた、減衰のための訂正を行うことが 望まれる。先に述べたごとく、この目的のため、扇形ビームコリメータの集束線 の上を直線的に移動し得る点状線源、または円錐形ビームコリメータの集束点の 隣の回転する点状線源が使用される。 しかしながら、PETシステムの場合では、移動照射パターンの場所でコリメ ータはカメラの前に配置され、一方、当該照射パターンに隣接して配置されるカ メラの一部の前にはコリメータが配置されないということが重要である。こうし て達成されたものは、透過形窓の位置では、不要な放射形放射線が妨げられると いうことである。 本発明の特別な観点によれば、線形状のコリメータ要素720の使用を行う目 的で、その構成と動作は実質的にカメラの全検出面の前に静止して配置された上 記で議論されたコリメータのそれらと実質的に同じであり、コリメータ要素72 0がストリップ形状(strip-shaped)の外観を持つという理解の下で、すなわち長 さの寸法が実質的にカメラの検出面の寸法に対応し、幅が実質的に上記照射パタ ーンの幅に対応している。コリメータ要素720は移動できるように配置され、 照射パターンの変位に関連してその長手方向に対し垂直に移動される。移動照射 パターンが直線的に移動する点状線源750A(図11B,図6A,6Bを参照 )によって生成される場合では、コリメータ要素720を直線的に移動すること で十分である。移動照射パターンが、回転する線状線源750B(図11A,図 5A〜5Cを参照)によって生成される場合では、コリメータ要素の長手方向は その集束線に平行であり、そしてコリメータ要素720はさらにその集束線が実 質 的に静止した状態を保持する様式で回転されるべきである。 要約すると、本発明は断層撮影像を得るための装置を提供し、一方において透 過形像と放射形像の間の非常に良好な分離を提供し、他方において、提供される 像が従来技術以上に改善された信号対雑音比を有するように、透過形像における 改善された像強度(ピクセルごとのカウント)を提供する。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 放射線源(150;250;350)と、 前記線源(150;250;350)の放射線(152;252;352)に 感応するカメラ(10)と、 前記放射線源(150;250;350)と前記カメラ(10)の間に配置さ れるコリメータ(120;220;320)と、前記カメラ(10)が実質的に 線形状照射パターン(125;225;325)によって照射されるように、前 記線源(150;250;350)の放射線(152;252;352)が平面 放射線ビーム(153;253;353)において放射されることを保証する放 射線方向付け手段(151;251;351)と、 そして、前記線形状照射パターン(125;225;325)を、その長手方 向に実質的に直交する方向に移動させる手段と、 を含んでなり、放射線(152;252;352)を用いて物体(1)の透過 形録画を作成する装置(100;200;300)であり、 前記コリメータ(120;220;320)は集束コリメータであることを特 徴とする装置。 2. 上記で、前記コリメータ(120)は少なくとも1つの集束線(121) を有し、好ましくは扇形ビームコリメータであり、 前記放射線源(150)は線形状放射線源であり、その長手方向は前記コリメ ータ(120)の集束線(121)に平行に向けられており、前記放射線(15 2)が放射される前記平面(153)は前記コリメータの集束線(121)を含 み、 前記コリメータ(120)の前記収束線(121)に関連して前記平面(15 3)を回転させるための手段が存在する、 請求請1による装置(100)。 3. 上記で、前記放射線方向付け手段(151)は遮蔽部材(155)を含み 、それは移動通路スリット(156)を備えている請求項2による装置。 4.上記で、前記線形状放射線源(150)は実質的に前記コリメータ(120 )の集束線(121)に一致し、前記遮蔽部材(155)は前記放射線源(15 0)の周りに延設され、そして前記遮蔽部材(155)は前記コリメータ(12 0)の集束線(121)に関連して回転(P2)することができる請求項3によ る装置。 5. 上記で、前記線形状放射線源(150)はコリメータ(120)の集束線 (121)から離され、前記遮蔽部材(155)は放射線源(150)の周りに 延設され、そして前記放射線源(150)と遮蔽部材(155)の組み合わせは 前記コリメータ(120)の集束線(121)に関連して回転される(P3)請 求項3による装置。 6. 上記で、前記コリメータ(220)は少なくとも1つの集束線(221) を有し、そして好ましくは扇形ビームコリメータであり、 前記放射線源(250)は点形状放射線源であり、それは前記コリメータ(2 20)の前記集束線(221)の隣に配置され、 前記放射線(252)が放射される前記平面(253)は実質的に前記コリメ ータ(220)の前記集束線(221)に垂直であり、 そして、前記コリメータの前記集束線(221)に平行な方向に前記平面(2 53)を回転させる手段が存在する請求項1による装置(200)。 7. 上記で、前記放射線方向付け手段(251)は移動通路スリット(256 )を備えた遮蔽部材(255)を含む請求項6による装置。 8. 上記で、前記点形状放射線源(250)は前記コリメータ(220)の集 束線(221)の上に実質的に存在し、前記遮蔽部材(255)は放射線源(2 50)の周りに延設され、そして前記放射線源(250)と前記遮蔽部材(25 5)の組み合わせは前記コリメータ(220)の前記集束線(221)に沿って 移動し得る(P4)請求項7による装置。 9. 上記で、前記コリメータは単一の集束点(321)を備えた円錐形ビーム コリメータであり、 放射線源(350)は点形状放射線源であり、それは前記コリメータ(320 )の前記集束点(321)の隣に配置され、 前記放射線(352)が放射される前記平面(353)は前記コリメータ(3 20)の前記集束点(321)を含み、 そして前記平面(353)を当該平面に存在する回転軸(357)について回 転させるための手段が設けられ、前記回転軸(357)は前記コリメータ(32 0)の前記集束点(321)に交差する、 請求項1による装置(300)。 10. 上記で、前記放射線方向付け手段(351)は移動通路スリット(35 6)を備えた遮蔽部材(355)を含む請求項9による装置。 11. 上記で、前記点形状放射線源(350)は前記コリメータ(320)の 前記集束点(321)に実質的に配置され、前記遮蔽部材(355)は前記放射 線源(350)の周りに延設され、そして前記遮蔽部材(355)は前記回転軸 (357)について回転し得る(P5)請求項10による装置。 12. 上記で、第1カメラ(11)と第2カメラ(12)が互いに関連して或 る角度で配置され、その角度は約90°であり、 第1カメラ(11)は第1扇形ビームコリメータ(13)を備え、その集束線 は前記第2カメラ(12)に向けられた前記第1の扇形ビームコリメータ(13 )の側方に配置され、 第2カメラ(12)は第2扇形ビームコリメータ(14)を備え、その集束線 は前記第1カメラ(11)に向けられた前記第2の扇形ビームコリメータ(14 )の側方に配置され、 前記第1扇形ビームコリメータ(13)の前記集束線と前記第2扇形ビームコ リメータ(14)の前記集束線は互いに平行であり、 第1の点状線源(16)は前記第1扇形ビームコリメータ(13)の集束線に 沿って移動可能であり、第2の点状線源(15)は前記第2扇形ビームコリメー タ(14)の集束線に沿って移動可能である、 先に述べた請求項のいずれか1つによる装置。 13. 上記で、前記コリメータ(7;26;27)は円錐形ビームコリメータ であり、線源(17;21;22)は前記円錐形ビームコリメータ(7;26; 27)の集束点に隣接して静止した状態で配置され、 そして線源(17;21;22)は通路スリットを備えた遮蔽要素(18)に 関連し、前記遮蔽要素(18)の前記通路スリットは前記線源(17;21;2 2)に関連して移動可能である、 請求項1による装置。 14. 上記で、前記遮蔽要素(18)は平板形状遮蔽要素であり、それは前記 通路スリットに直角な方向に直線的に移動可能である請求項13による前記装置 。 15. 上記で、前記遮蔽要素(18)は線源(17)の周りに延設される遮蔽 要素であり、遮蔽要素(18)は線源(17)を通って延設される回転軸につい て回転可能であり、その回転軸は前記通路スリットに平行である請求項13によ る装置。 16. 上記で、第1カメラ(11)と第2カメラ(12)は互いに関連して或 る角度で配置され、その角度は好ましくは約90°であり、 第1カメラ(11)は第1円錐形ビームコリメータ(26)を備え、集束線は 第2カメラ(12)に向けられた第1円錐形ビームコリメータ(26)の側方に 配置され、 第2カメラ(12)は第2円錐形ビームコリメータ(27)を備え、その集束 点は第1カメラ(11)に向けられた第2円錐形ビームコリメータ(27)の側 方に配置され、 第1円錐形ビームコリメータ(26)の集束点の隣に第1点状線源(22)が 配置され、それは第1移動通路スリットを備えた第1遮蔽要素(18)に関連し ており、 そして第2円錐形ビームコリメータ(27)の集束点の隣に第2点状線源(2 1)が配置され、それは第2移動通路スリットを備えた第2遮蔽要素(18)に 関連しており、 第1通路スリットと第2通路スリットは互いに平行であり、 前記第1通路スリットは第1通路スリットに直交する方向に移動可能であり、 第2通路スリットは第2通路スリットに直交する方向に移動可能である、 先行する請求項のいずれか1つによる装置。 17. 空間的な大きさを持った放射線源(28)と前記放射線源(28)の前 に配置される静止形スクリーンプレート(32)と、前記スクリーンプレート( 32)は実質的に点形状通路開口部を備え、そこでは、放射線源(28)の大き さが、特別な方向(31)で前記通路開口部を通る放射線が所定の長さ(35) を有する放射線源(28)の部分から到来するように選択され、こうして、所定 の望ましい強さを有し、前記通路開口部を通過する前記放射線が所定の望ましい 空間的密度分布を有するバーチャル点形状放射線源。 18. 上記で、点状線源は請求項13によって設計され、前記点形状通路開口 部は円錐形ビームコリメータの集束点の隣に配置される、先行するクレームのい ずれか1つによる装置。 19. 上記で、コリメータ(720)は移動可能なコリメータである先行する 請求項のいずれか1つによる装置。
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