JPH10268052A - 像形成方法及び装置 - Google Patents
像形成方法及び装置Info
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- JPH10268052A JPH10268052A JP9363366A JP36336697A JPH10268052A JP H10268052 A JPH10268052 A JP H10268052A JP 9363366 A JP9363366 A JP 9363366A JP 36336697 A JP36336697 A JP 36336697A JP H10268052 A JPH10268052 A JP H10268052A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/29—Measurement performed on radiation beams, e.g. position or section of the beam; Measurement of spatial distribution of radiation
- G01T1/2914—Measurement of spatial distribution of radiation
- G01T1/2985—In depth localisation, e.g. using positron emitters; Tomographic imaging (longitudinal and transverse section imaging; apparatus for radiation diagnosis sequentially in different planes, steroscopic radiation diagnosis)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/02—Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
- A61B6/03—Computed tomography [CT]
- A61B6/037—Emission tomography
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 像形成領域の周りに配置された複数の検出器
を用いて、像形成領域の対象物に生じる陽電子消滅事象
で発生される一致ガンマ線対を検出する方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 像形成装置は、患者の両側に配置された
一対の放射線感知検出ヘッド(10a,10b) を備えている。
これら検出器及び患者は、その検出器及び患者の相対的
な角度方向が一定に保持される間に、軸方向において互
いに移動される。患者の解剖学的部位内に生じる陽電子
消滅事象が検出され、像を再構成するのに使用される。
1つの再構成技術によれば、焦点面方法が使用される。
一致線と複数の像平面との交点が決定され、それら交点
を表す一連の像が発生される。
を用いて、像形成領域の対象物に生じる陽電子消滅事象
で発生される一致ガンマ線対を検出する方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 像形成装置は、患者の両側に配置された
一対の放射線感知検出ヘッド(10a,10b) を備えている。
これら検出器及び患者は、その検出器及び患者の相対的
な角度方向が一定に保持される間に、軸方向において互
いに移動される。患者の解剖学的部位内に生じる陽電子
消滅事象が検出され、像を再構成するのに使用される。
1つの再構成技術によれば、焦点面方法が使用される。
一致線と複数の像平面との交点が決定され、それら交点
を表す一連の像が発生される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像形成方法及び装
置に係る。本発明は、特に、核医療の分野に係り、より
詳細には、陽電子一致検出(PCD)の技術に係る。
置に係る。本発明は、特に、核医療の分野に係り、より
詳細には、陽電子一致検出(PCD)の技術に係る。
【0002】
【従来の技術】陽電子放出断層撮影(PET)は、18F
−フルオロデオキシグルコース(FDG)のような陽電
子放出の放射性医薬品が患者の身体に導入されるような
核医療の部門である。放出した各陽電子は、消滅事象と
して知られている仕方で電子と反応して、511keV
ガンマ線の一致対を発生し、これは、一致線として知ら
れているものに沿って両方向に進行する。一致対が検出
され、そして臨床学的に有用な像を形成するのに使用さ
れる。
−フルオロデオキシグルコース(FDG)のような陽電
子放出の放射性医薬品が患者の身体に導入されるような
核医療の部門である。放出した各陽電子は、消滅事象と
して知られている仕方で電子と反応して、511keV
ガンマ線の一致対を発生し、これは、一致線として知ら
れているものに沿って両方向に進行する。一致対が検出
され、そして臨床学的に有用な像を形成するのに使用さ
れる。
【0003】従来、PETスキャナは、像形成領域の周
りに円又はリングに配列された検出素子を使用し、リン
グの平面は、像形成領域の軸に垂直にされる。各リング
は、患者の軸方向切片に対応する。複数の切片の各リン
グからのデータは、二次元又は三次元再構成アルゴリズ
ムを用いて再構成され、患者の像を形成する。
りに円又はリングに配列された検出素子を使用し、リン
グの平面は、像形成領域の軸に垂直にされる。各リング
は、患者の軸方向切片に対応する。複数の切片の各リン
グからのデータは、二次元又は三次元再構成アルゴリズ
ムを用いて再構成され、患者の像を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】PETの需要が増え続
けている。陽電子放出医薬品FDGは、悪性腫瘍につき
まとう性質があるために、今日まで最も重要な核造影剤
となっている。局部的なPET又は他の像形成技術を遂
行する前にFDGを使用して疑わしい腫瘍に対し患者を
頭から爪先まで又は爪先から頭までスクリーニングする
ことが強く望まれる。しかしながら、一般的なスクリー
ニングツールとしてのPET像形成の潜在性を完全に実
現化することはできない。というのは、従来のPET像
形成システムは、軸方向の視野が狭く(一般に150m
m未満)そして非常に高価な(120万ドルないし29
0万ドル)ためである。
けている。陽電子放出医薬品FDGは、悪性腫瘍につき
まとう性質があるために、今日まで最も重要な核造影剤
となっている。局部的なPET又は他の像形成技術を遂
行する前にFDGを使用して疑わしい腫瘍に対し患者を
頭から爪先まで又は爪先から頭までスクリーニングする
ことが強く望まれる。しかしながら、一般的なスクリー
ニングツールとしてのPET像形成の潜在性を完全に実
現化することはできない。というのは、従来のPET像
形成システムは、軸方向の視野が狭く(一般に150m
m未満)そして非常に高価な(120万ドルないし29
0万ドル)ためである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴によ
れば、像形成領域の周りに配置された複数の検出器を使
用し、像形成領域内に対象物がある状態で生じる陽電子
消滅事象により発生される一致ガンマ線対を検出するた
めの像形成方法が提供される。各検出器は、放射線感知
面を有し、その面上の複数の軸方向及び横方向座標に受
け取られた放射線を検出することができる。この方法
は、一致ガンマ線対を検出し、複数の一致ガンマ線対の
各ガンマ線が検出された軸方向及び横方向座標を決定
し、そしてその決定された座標を用いて、陽電子消滅事
象を表す像を発生するという段階を含む。検出器及び対
象物は、一致ガンマ線対が検出される間に一定の相対的
角度方向に維持される。
れば、像形成領域の周りに配置された複数の検出器を使
用し、像形成領域内に対象物がある状態で生じる陽電子
消滅事象により発生される一致ガンマ線対を検出するた
めの像形成方法が提供される。各検出器は、放射線感知
面を有し、その面上の複数の軸方向及び横方向座標に受
け取られた放射線を検出することができる。この方法
は、一致ガンマ線対を検出し、複数の一致ガンマ線対の
各ガンマ線が検出された軸方向及び横方向座標を決定
し、そしてその決定された座標を用いて、陽電子消滅事
象を表す像を発生するという段階を含む。検出器及び対
象物は、一致ガンマ線対が検出される間に一定の相対的
角度方向に維持される。
【0006】より限定された特徴において、検出器及び
対象物は、軸方向に互いに移動される。複数の検出され
たガンマ線対の各々に対し、検出器及び患者の相対的な
軸方向位置が決定される。その決定された座標及び決定
された相対的な軸方向位置を用いて、陽電子消滅事象を
表す像が発生される。検出及び移動の段階中に、検出器
及び対象物は、一定の相対的な角度方向に維持される。
対象物は、軸方向に互いに移動される。複数の検出され
たガンマ線対の各々に対し、検出器及び患者の相対的な
軸方向位置が決定される。その決定された座標及び決定
された相対的な軸方向位置を用いて、陽電子消滅事象を
表す像が発生される。検出及び移動の段階中に、検出器
及び対象物は、一定の相対的な角度方向に維持される。
【0007】より限定された特徴によれば、像領域の周
りに対向関係で配置された2つの検出器が使用される。
別の限定された特徴によれば、上記使用段階は、後方投
射技術及び繰り返しの再構成技術の一方を遂行する段階
を含む。更に別の限定された特徴によれば、上記使用段
階は、像平面を定義することを含む。複数の検出された
ガンマ線対の各々に対し、一致線と像平面との交点が決
定される。本発明の更に別の限定された特徴によれば、
対象物は、長手方向軸を有し、そして平面は、その長手
方向軸に実質的に平行である。
りに対向関係で配置された2つの検出器が使用される。
別の限定された特徴によれば、上記使用段階は、後方投
射技術及び繰り返しの再構成技術の一方を遂行する段階
を含む。更に別の限定された特徴によれば、上記使用段
階は、像平面を定義することを含む。複数の検出された
ガンマ線対の各々に対し、一致線と像平面との交点が決
定される。本発明の更に別の限定された特徴によれば、
対象物は、長手方向軸を有し、そして平面は、その長手
方向軸に実質的に平行である。
【0008】更に別の限定された特徴によれば、複数の
離間された像平面が定義される。複数の像平面の各々に
対し、交点を表す像が決定される。本発明の別の特徴に
よれば、像形成方法は、患者の解剖学的部位内に生じる
陽電子消滅事象を検出し、そして像平面を定義する段階
を含む。複数の検出された事象の各々に対し、一致線と
像平面との交点が決定される。一致線と像平面との交点
を表す像が発生される。
離間された像平面が定義される。複数の像平面の各々に
対し、交点を表す像が決定される。本発明の別の特徴に
よれば、像形成方法は、患者の解剖学的部位内に生じる
陽電子消滅事象を検出し、そして像平面を定義する段階
を含む。複数の検出された事象の各々に対し、一致線と
像平面との交点が決定される。一致線と像平面との交点
を表す像が発生される。
【0009】本発明の更に限定された特徴によれば、像
平面は、患者の長手方向軸に実質的に平行である。更に
別の限定された特徴によれば、この方法は、複数の離間
された像平面を定義し、複数の像平面の各々に対し、一
致線と像平面との交点を決定し、そして複数の像平面の
各々に対し、交点を表す像を発生するという段階を備え
ている。平面と平面との間隔は、10mmである。
平面は、患者の長手方向軸に実質的に平行である。更に
別の限定された特徴によれば、この方法は、複数の離間
された像平面を定義し、複数の像平面の各々に対し、一
致線と像平面との交点を決定し、そして複数の像平面の
各々に対し、交点を表す像を発生するという段階を備え
ている。平面と平面との間隔は、10mmである。
【0010】別の限定された特徴によれば、上記事象
は、複数の検出器を用いて検出され、各検出器は、長手
方向及び横方向に延びるマトリクスに配置された複数の
感光素子より成る。本発明の更に限定された特徴によれ
ば、検出器及び患者は、軸方向に互いに移動され、そし
て患者に対する検出器の軸方向位置が決定される。別の
限定された特徴によれば、上記定義段階は、検出段階の
前に行われる。
は、複数の検出器を用いて検出され、各検出器は、長手
方向及び横方向に延びるマトリクスに配置された複数の
感光素子より成る。本発明の更に限定された特徴によれ
ば、検出器及び患者は、軸方向に互いに移動され、そし
て患者に対する検出器の軸方向位置が決定される。別の
限定された特徴によれば、上記定義段階は、検出段階の
前に行われる。
【0011】別の特徴によれば、像形成装置は、患者の
解剖学的部位内に生じる複数の陽電子消滅事象を検出す
る手段と、一致線の各々と像平面と交点を決定する手段
と、一致線の各々と像平面と交点を表す像を発生する手
段とを備えている。
解剖学的部位内に生じる複数の陽電子消滅事象を検出す
る手段と、一致線の各々と像平面と交点を決定する手段
と、一致線の各々と像平面と交点を表す像を発生する手
段とを備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照し、像形成
装置及び方法を一例として詳細に述べる。図1を参照す
れば、核カメラ8は、ガントリー組立体12と、一対の
対向する検出ヘッド10a、10bとを備えている。患
者テーブル23は、患者又は像形成される他の対象物を
支持する。検出ヘッド10は、像形成される対象物を検
出器10の対向する表面間に配置できるように、機械的
なガントリー組立体12に物理的に取り付けられる。図
1は、走査される対象物が固定位置を維持する間にガン
トリー12及び検出ヘッド10が軸方向9に移動される
ような核カメラ8を例示する。
装置及び方法を一例として詳細に述べる。図1を参照す
れば、核カメラ8は、ガントリー組立体12と、一対の
対向する検出ヘッド10a、10bとを備えている。患
者テーブル23は、患者又は像形成される他の対象物を
支持する。検出ヘッド10は、像形成される対象物を検
出器10の対向する表面間に配置できるように、機械的
なガントリー組立体12に物理的に取り付けられる。図
1は、走査される対象物が固定位置を維持する間にガン
トリー12及び検出ヘッド10が軸方向9に移動される
ような核カメラ8を例示する。
【0013】検出ヘッド10a、10bは、陽電子事象
の作用を検出するために少なくとも2つの検出ヘッド1
0を物理的に配置できるよう構成された長方形の位置感
知ガンマ線検出器である。検出ヘッド10の電気的出力
は、検出器表面において検出される事象のx、y座標
と、事象のエネルギー即ちz座標とを特定する。電子的
サブシステムは、狭い時間窓内に両検出ヘッドにより事
象が受け取られたかどうか(一致状態としても示され
る)を決定する。又、一致対が完全であり且つ一致状態
にあることを保証するために事象の有効性がテストされ
る。又、検出された事象が、使用される放射性核種と一
致するエネルギー範囲内にあることを保証するために事
象の弁別(エネルギーの窓処理)も行われる。次いで、
一致データはリアルタイムデータ収集及び処理システム
へ転送される。
の作用を検出するために少なくとも2つの検出ヘッド1
0を物理的に配置できるよう構成された長方形の位置感
知ガンマ線検出器である。検出ヘッド10の電気的出力
は、検出器表面において検出される事象のx、y座標
と、事象のエネルギー即ちz座標とを特定する。電子的
サブシステムは、狭い時間窓内に両検出ヘッドにより事
象が受け取られたかどうか(一致状態としても示され
る)を決定する。又、一致対が完全であり且つ一致状態
にあることを保証するために事象の有効性がテストされ
る。又、検出された事象が、使用される放射性核種と一
致するエネルギー範囲内にあることを保証するために事
象の弁別(エネルギーの窓処理)も行われる。次いで、
一致データはリアルタイムデータ収集及び処理システム
へ転送される。
【0014】患者を頭から爪先まで検査するために、検
出器10を支持するガントリー組立体12又は像形成さ
れる対象物をその全身又は移動軸9に沿って制御された
状態で移動し、像形成されるべき全ての所望領域を検出
器10の視野内に同じ時間中配置するようにしなければ
ならない。検出器10の視野は、一般的に、軸方向にお
いて、像形成される対象物又は患者より物理的に小さい
ものである。
出器10を支持するガントリー組立体12又は像形成さ
れる対象物をその全身又は移動軸9に沿って制御された
状態で移動し、像形成されるべき全ての所望領域を検出
器10の視野内に同じ時間中配置するようにしなければ
ならない。検出器10の視野は、一般的に、軸方向にお
いて、像形成される対象物又は患者より物理的に小さい
ものである。
【0015】正確な像を形成するためには、ガントリ
ー、検出ヘッド10、及び対象物又は患者の移動関係を
正確に制御することが重要である。図4を参照すれば、
これは高精度の移動制御システム21により達成され、
この制御システムは、ガントリー12、ひいては、検出
システム10を走査される対象物にわたり移動するか、
或いは走査される対象物又は患者を支持するプラットホ
ーム即ちテーブル23をガントリー12及び検出器10
を経て移動するように使用され、走査される対象物の全
ての領域が全身検査中に検出器の視野に同じ時間中入る
よう確保される。この移動制御システム21は、高精度
の位置エンコーダを含み、これは、移動制御システム2
1により、軸方向位置及び速度情報の両方を決定するよ
うに使用される。
ー、検出ヘッド10、及び対象物又は患者の移動関係を
正確に制御することが重要である。図4を参照すれば、
これは高精度の移動制御システム21により達成され、
この制御システムは、ガントリー12、ひいては、検出
システム10を走査される対象物にわたり移動するか、
或いは走査される対象物又は患者を支持するプラットホ
ーム即ちテーブル23をガントリー12及び検出器10
を経て移動するように使用され、走査される対象物の全
ての領域が全身検査中に検出器の視野に同じ時間中入る
よう確保される。この移動制御システム21は、高精度
の位置エンコーダを含み、これは、移動制御システム2
1により、軸方向位置及び速度情報の両方を決定するよ
うに使用される。
【0016】図4を更に参照すれば、ガンマカメラ8
は、検査領域14に対し回転方向及び軸方向に移動する
ように取り付けられたガンマカメラヘッド10a、10
bを備えている。対象物から放出されるか又は対象物を
透過する放射線は、ガンマカメラヘッド10a、10b
により検出される。2つのガンマカメラヘッド10a、
10bについて説明するが、3つ以上のヘッドを使用す
ることもできる。
は、検査領域14に対し回転方向及び軸方向に移動する
ように取り付けられたガンマカメラヘッド10a、10
bを備えている。対象物から放出されるか又は対象物を
透過する放射線は、ガンマカメラヘッド10a、10b
により検出される。2つのガンマカメラヘッド10a、
10bについて説明するが、3つ以上のヘッドを使用す
ることもできる。
【0017】ヘッド10a、10bは、回転ガントリー
部分12に取り付けられる。又、ガンマカメラ8は、モ
ータ16のような回転移動手段と、モータ18のような
軸方向移動手段とを備え、これらは、単独で又は組み合
わせて動作されて、検出ヘッド10a、10bを検査領
域14に対して複数の位置に移動することができる。レ
ールに取り付けられたガントリー、ひいては、検出器1
0a、10bは、検査領域14に沿って軸方向に並進移
動すると共に、検査領域14の周りを一般的に円経路に
回転することができる。
部分12に取り付けられる。又、ガンマカメラ8は、モ
ータ16のような回転移動手段と、モータ18のような
軸方向移動手段とを備え、これらは、単独で又は組み合
わせて動作されて、検出ヘッド10a、10bを検査領
域14に対して複数の位置に移動することができる。レ
ールに取り付けられたガントリー、ひいては、検出器1
0a、10bは、検査領域14に沿って軸方向に並進移
動すると共に、検査領域14の周りを一般的に円経路に
回転することができる。
【0018】又、移動制御システム21は、モータ1
6、18の動作を制御するための軸方向ドライブ22及
び回転方向ドライブ24も備えている。各ドライブに
は、位置エンコーダのような位置フィードバック装置が
組み合わされる。従って、ドライブ22及び24は、回
転方向及び軸方向位置の閉ループ制御を与える。或い
は、検出器10a、10bと患者との間の相対的な軸方
向移動は、患者支持体23を並進移動することにより行
うこともできる。
6、18の動作を制御するための軸方向ドライブ22及
び回転方向ドライブ24も備えている。各ドライブに
は、位置エンコーダのような位置フィードバック装置が
組み合わされる。従って、ドライブ22及び24は、回
転方向及び軸方向位置の閉ループ制御を与える。或い
は、検出器10a、10bと患者との間の相対的な軸方
向移動は、患者支持体23を並進移動することにより行
うこともできる。
【0019】各々の検出ヘッド10は、NaI(T1)
シンチレータ結晶層と、光電子増倍管(PMT)のx、
yアレーとを備えている。シンチレータ結晶に当たるガ
ンマ線からのエネルギーは、光に変換され、これは、1
つ以上のPMTにより検出され、検出事象を知らせる。
一致ロジック回路26は、両検出器10a、10bによ
り事象が同時に検出されるかどうか決定する。より詳細
には、一致ロジック26は、両検出器が、例えば、約1
5ナノ秒の所定の一致時間インターバル内にガンマ線を
検出するかどうか決定する。もしそうであれば、一致ロ
ジック26は、一致事象が生じたことを示すデジタル一
致信号を発生する。一方、一致時間インターバルより長
い時間互いに離れた事象を検出器10a、10bが検出
した場合には、一致信号28が発生されず、その事象は
それ以上処理されない。
シンチレータ結晶層と、光電子増倍管(PMT)のx、
yアレーとを備えている。シンチレータ結晶に当たるガ
ンマ線からのエネルギーは、光に変換され、これは、1
つ以上のPMTにより検出され、検出事象を知らせる。
一致ロジック回路26は、両検出器10a、10bによ
り事象が同時に検出されるかどうか決定する。より詳細
には、一致ロジック26は、両検出器が、例えば、約1
5ナノ秒の所定の一致時間インターバル内にガンマ線を
検出するかどうか決定する。もしそうであれば、一致ロ
ジック26は、一致事象が生じたことを示すデジタル一
致信号を発生する。一方、一致時間インターバルより長
い時間互いに離れた事象を検出器10a、10bが検出
した場合には、一致信号28が発生されず、その事象は
それ以上処理されない。
【0020】各検出器10a、10bには、検出された
事象のエネルギーz及び位置x、yの両方を決定するエ
ネルギー及び位置決定回路30a、30bが関連され
る。この回路30a、30bは、一致事象に対してのみ
エネルギーz及び位置x、yが決定されるように一致信
号28によりトリガーされる。各一致事象に対し、検出
器10a、10bで検出された事象に対応する位置及び
エネルギーx1 、y1 、z1 及びx2 、y2 、z2 が発
生される。軸方向の位置y1 、y2 は、一致事象が検出
されたときに検出ヘッド10の軸方向位置を考慮するよ
うに調整される。換言すれば、y位置は、患者又は像領
域に対して決定される。
事象のエネルギーz及び位置x、yの両方を決定するエ
ネルギー及び位置決定回路30a、30bが関連され
る。この回路30a、30bは、一致事象に対してのみ
エネルギーz及び位置x、yが決定されるように一致信
号28によりトリガーされる。各一致事象に対し、検出
器10a、10bで検出された事象に対応する位置及び
エネルギーx1 、y1 、z1 及びx2 、y2 、z2 が発
生される。軸方向の位置y1 、y2 は、一致事象が検出
されたときに検出ヘッド10の軸方向位置を考慮するよ
うに調整される。換言すれば、y位置は、患者又は像領
域に対して決定される。
【0021】データ収集プロセッサ32は、各検出事象
ごとにデータを受け取り、そして複数の一致事象対の各
々における検出事象のエネルギーz及び位置x、yと、
一致事象が検出されたときの検出器の回転位置2とを含
むリストを発生する。この情報は、便利な時期に、例え
ば、特定の患者についてのデータ収集が完了した後に処
理するように記憶されるのが好ましい。記憶されたデー
タのそれ以上の処理は、従来の像形成コンピュータ34
を用いて行われるのが好ましい。データは、以下に述べ
るように再構成される。オペレータインターフェイス3
5は、像の選択された部分を人間が読める形態に変換す
るための映像プロセッサ及びモニタ、又はプリンタを備
えているのが好ましい。
ごとにデータを受け取り、そして複数の一致事象対の各
々における検出事象のエネルギーz及び位置x、yと、
一致事象が検出されたときの検出器の回転位置2とを含
むリストを発生する。この情報は、便利な時期に、例え
ば、特定の患者についてのデータ収集が完了した後に処
理するように記憶されるのが好ましい。記憶されたデー
タのそれ以上の処理は、従来の像形成コンピュータ34
を用いて行われるのが好ましい。データは、以下に述べ
るように再構成される。オペレータインターフェイス3
5は、像の選択された部分を人間が読める形態に変換す
るための映像プロセッサ及びモニタ、又はプリンタを備
えているのが好ましい。
【0022】図4を更に参照すると、検出器10により
発生された位置x、y及びエネルギーz事象データは、
歪及び感度補正回路25へ送られ、そこで、検出器の種
々の幾何学的歪及び感度変動に対しデータが補正され
る。補正された事象データは、次いで、加算回路27に
送られる。又、位置制御システム21からの位置情報も
加算回路27に送られる。加算回路27は、事象位置情
報を軸方向位置エンコーダからの位置情報と加算し、各
検出事象ごとに和のx、y、z出力を発生する。
発生された位置x、y及びエネルギーz事象データは、
歪及び感度補正回路25へ送られ、そこで、検出器の種
々の幾何学的歪及び感度変動に対しデータが補正され
る。補正された事象データは、次いで、加算回路27に
送られる。又、位置制御システム21からの位置情報も
加算回路27に送られる。加算回路27は、事象位置情
報を軸方向位置エンコーダからの位置情報と加算し、各
検出事象ごとに和のx、y、z出力を発生する。
【0023】全身走査の間に、検出ヘッド10は、同じ
横方向角度2を保ちながら、軸方向9に頭から爪先まで
ゆっくりと移動される。図2は、患者14の頭で走査が
開始される(即ち、全身検査のスタートにおける)調査
のための検出器の位置を例示し、一方、図3は、その調
査が進行して検出器10が患者に対して移動したときの
若干後の検出器の位置を例示する。このようなシステム
の動作は、頭から爪先までの像形成に限定されるもので
はなく、ユーザが定義できる開始及び終了位置で各々の
方向に走査することができる。
横方向角度2を保ちながら、軸方向9に頭から爪先まで
ゆっくりと移動される。図2は、患者14の頭で走査が
開始される(即ち、全身検査のスタートにおける)調査
のための検出器の位置を例示し、一方、図3は、その調
査が進行して検出器10が患者に対して移動したときの
若干後の検出器の位置を例示する。このようなシステム
の動作は、頭から爪先までの像形成に限定されるもので
はなく、ユーザが定義できる開始及び終了位置で各々の
方向に走査することができる。
【0024】又、軸方向位置エンコーダの出力も、検査
中に、加算回路27に供給される。検出ヘッド10が走
査対象物に対して移動するときに、最初の検出ヘッド1
0の位置から現在の検出ヘッド10の位置までの位置の
差がリアルタイムデータ収集システム20によって追跡
される。この位置の差の値は、移動軸に対して検出ヘッ
ドにより供給される事象位置情報と加算される。この加
算は、事象ごとのベースで行われてもよいし、又は調査
の完了後に行われてもよい。このプロセスは、走査対象
物に対する検出ヘッドの機械的な移動のみにより軸方向
寸法が制限された検出器の視野を形成する。換言すれ
ば、システムは、走査されている対象物に対する検出器
の物理的な位置を、検出器により記録される陽電子事象
データ位置と加算するための電子的機能に接続された高
精度の移動制御システムを使用することにより軸方向に
実質上無制限の検出器視野を形成する。
中に、加算回路27に供給される。検出ヘッド10が走
査対象物に対して移動するときに、最初の検出ヘッド1
0の位置から現在の検出ヘッド10の位置までの位置の
差がリアルタイムデータ収集システム20によって追跡
される。この位置の差の値は、移動軸に対して検出ヘッ
ドにより供給される事象位置情報と加算される。この加
算は、事象ごとのベースで行われてもよいし、又は調査
の完了後に行われてもよい。このプロセスは、走査対象
物に対する検出ヘッドの機械的な移動のみにより軸方向
寸法が制限された検出器の視野を形成する。換言すれ
ば、システムは、走査されている対象物に対する検出器
の物理的な位置を、検出器により記録される陽電子事象
データ位置と加算するための電子的機能に接続された高
精度の移動制御システムを使用することにより軸方向に
実質上無制限の検出器視野を形成する。
【0025】この加算された事象データは、次いで、患
者の解剖学的部位を表す像を形成するように処理及び再
構成される。この処理及び再構成は、事象ごとのベース
で行うこともできるし、又は調査の終りにバッチ処理と
して行うこともできる。コリメート式(単一光子)像形
成の場合には、検出ヘッドに垂直な1つの入射角のみに
おいてデータが収拾される。しかしながら、一致像形成
の場合には、コリメーションが物理的ではなく電子的に
行われるので、ある範囲の軸方向及び横方向角度でデー
タが収集される。同じ検出位置から多数の角度的画像が
収集されるので、単一光子像形成では得られない深さ情
報が一致像形成で得られる。
者の解剖学的部位を表す像を形成するように処理及び再
構成される。この処理及び再構成は、事象ごとのベース
で行うこともできるし、又は調査の終りにバッチ処理と
して行うこともできる。コリメート式(単一光子)像形
成の場合には、検出ヘッドに垂直な1つの入射角のみに
おいてデータが収拾される。しかしながら、一致像形成
の場合には、コリメーションが物理的ではなく電子的に
行われるので、ある範囲の軸方向及び横方向角度でデー
タが収集される。同じ検出位置から多数の角度的画像が
収集されるので、単一光子像形成では得られない深さ情
報が一致像形成で得られる。
【0026】このようなシステムに対する像の再構成の
最も簡単な形態は、焦点面像形成である。平面像は、一
致線を特定の平面に後方投影することにより形成され
る。各線は平面と交差して点を形成し、そして全ての点
の重畳が平面像を形成する。図6に破線で示されたよう
に、一連の平面像を検出ヘッド10間に異なる深さで再
構成することができる。各活動体積が多数の平面に投影
されるが、その体積に交差する平面のみに焦点を合わせ
る。他の平面にも活動は存在するが、ぼけた状態にな
る。活動の水平位置を決定するのに加えて、この方法
は、垂直位置(深さ)も決定する。というのは、当該活
動が収束するのは1つの平面だけだからである。当該活
動を見る能力は、その上下に活動が存在することにより
制限され、そのカウントは同じ平面に含まれるが、ぼけ
た状態になり、像のコントラストを低下する。
最も簡単な形態は、焦点面像形成である。平面像は、一
致線を特定の平面に後方投影することにより形成され
る。各線は平面と交差して点を形成し、そして全ての点
の重畳が平面像を形成する。図6に破線で示されたよう
に、一連の平面像を検出ヘッド10間に異なる深さで再
構成することができる。各活動体積が多数の平面に投影
されるが、その体積に交差する平面のみに焦点を合わせ
る。他の平面にも活動は存在するが、ぼけた状態にな
る。活動の水平位置を決定するのに加えて、この方法
は、垂直位置(深さ)も決定する。というのは、当該活
動が収束するのは1つの平面だけだからである。当該活
動を見る能力は、その上下に活動が存在することにより
制限され、そのカウントは同じ平面に含まれるが、ぼけ
た状態になり、像のコントラストを低下する。
【0027】この形式の像形成は、FDGを放射性医薬
品として使用して活動性腫瘍に対して全身を検査するの
に特に有用である。腫瘍によるFDGの吸収は、正常な
組織よりかなり多く、ほぼ8:1の比となる。活動性腫
瘍の有無は、全身走査により迅速に決定することができ
る。疑いのある病変部位が見つかった場合には、更に良
好な診断のためにその位置において第2の断層撮影収集
を行うことができる。
品として使用して活動性腫瘍に対して全身を検査するの
に特に有用である。腫瘍によるFDGの吸収は、正常な
組織よりかなり多く、ほぼ8:1の比となる。活動性腫
瘍の有無は、全身走査により迅速に決定することができ
る。疑いのある病変部位が見つかった場合には、更に良
好な診断のためにその位置において第2の断層撮影収集
を行うことができる。
【0028】図5は、上記の技術により形成されたFD
G全身検査を示す。対象物は、直腸癌の手術後の患者で
あり、検査の目的は、骨盤に癌が残っているかどうかそ
して癌が身体の他の部位に転移しているかどうかを決定
することである。図示された像は、上記方法により再構
成された種々の深さ(15mmの間隔)における平面図
である。胸部領域の病変は、「−3.00cm」と示さ
れた像において容易に見ることができる。これは、病変
部に焦点が合った平面である。その隣接平面において
は、病変部が依然見えるが、鮮明に焦点が合っておら
ず、そして他の平面においては、病変が肉眼で全く見え
ない。一連の全身像を検査するだけで、癌が転移してい
るかどうかについて迅速な判断を行うことができる。1
0mmの間隔の平面図でも適当な結果が得られている。
G全身検査を示す。対象物は、直腸癌の手術後の患者で
あり、検査の目的は、骨盤に癌が残っているかどうかそ
して癌が身体の他の部位に転移しているかどうかを決定
することである。図示された像は、上記方法により再構
成された種々の深さ(15mmの間隔)における平面図
である。胸部領域の病変は、「−3.00cm」と示さ
れた像において容易に見ることができる。これは、病変
部に焦点が合った平面である。その隣接平面において
は、病変部が依然見えるが、鮮明に焦点が合っておら
ず、そして他の平面においては、病変が肉眼で全く見え
ない。一連の全身像を検査するだけで、癌が転移してい
るかどうかについて迅速な判断を行うことができる。1
0mmの間隔の平面図でも適当な結果が得られている。
【0029】像の質を潜在的に改善するために、受け入
れられる角度は、軸方向及び横方向の両方に限定され
る。角度範囲を制限することによってコントラストが改
善される。というのは、他の深さにある低い活動性は、
当該平面においてぼけるからである。しかしながら、こ
れは、カウント数の低下及び深さの解像度の低下を犠牲
として達成される。軸方向において受け入れ角度を制限
する1つの方法は、検出ヘッドに隔壁(例えば、鉛で作
られた)を取り付けることである。この隔壁は、広角度
の事象が検出器に到達するのを阻止するだけでなく、高
い活動性をもつ他の身体部位(膀胱のような)からの放
射線が検出器に到達するのも防止し、ランダムな一致を
低減すると共に、像のコントラストを更に改善する。
れられる角度は、軸方向及び横方向の両方に限定され
る。角度範囲を制限することによってコントラストが改
善される。というのは、他の深さにある低い活動性は、
当該平面においてぼけるからである。しかしながら、こ
れは、カウント数の低下及び深さの解像度の低下を犠牲
として達成される。軸方向において受け入れ角度を制限
する1つの方法は、検出ヘッドに隔壁(例えば、鉛で作
られた)を取り付けることである。この隔壁は、広角度
の事象が検出器に到達するのを阻止するだけでなく、高
い活動性をもつ他の身体部位(膀胱のような)からの放
射線が検出器に到達するのも防止し、ランダムな一致を
低減すると共に、像のコントラストを更に改善する。
【0030】断層撮影の一致像形成と同様に、横方向に
も効率的な正規化を実行する必要がある。視野の縁は、
視野の中心に比べて感度が低い。というのは、検出器に
より小さな角度範囲が見えるからである。従って、カウ
ント密度をより均一にすると共に視野にわたって正確に
するために、平面像を再スケーリングすることが必要で
ある。
も効率的な正規化を実行する必要がある。視野の縁は、
視野の中心に比べて感度が低い。というのは、検出器に
より小さな角度範囲が見えるからである。従って、カウ
ント密度をより均一にすると共に視野にわたって正確に
するために、平面像を再スケーリングすることが必要で
ある。
【0031】又、全身走査の一致像形成に対して別の実
施形態も考えられる。例えば、再構成される平面は、検
出ヘッドに対して平行である必要はなく、又、検出ヘッ
ドが互いに平行である必要もない。単一光子の全身像形
成において一般的であるように、検出ヘッドの放射位置
を、それらが横方向に走査されるように調整することも
できる。像を再構成する更に進歩した方法としては、最
大見込みの反復再構成又は限定角度の断層撮影再構成の
ように、最終的な像の質を改善することができる。又、
平滑化及び/又は回復フィルタで像を後処理し、そして
ランダムな及び散乱一致や検出器の非均一性に対して像
を修正する技術も使用できる。
施形態も考えられる。例えば、再構成される平面は、検
出ヘッドに対して平行である必要はなく、又、検出ヘッ
ドが互いに平行である必要もない。単一光子の全身像形
成において一般的であるように、検出ヘッドの放射位置
を、それらが横方向に走査されるように調整することも
できる。像を再構成する更に進歩した方法としては、最
大見込みの反復再構成又は限定角度の断層撮影再構成の
ように、最終的な像の質を改善することができる。又、
平滑化及び/又は回復フィルタで像を後処理し、そして
ランダムな及び散乱一致や検出器の非均一性に対して像
を修正する技術も使用できる。
【0032】上記した実施形態の全身走査の一致像形成
は、実質的に全身のPET像が迅速に且つ安価に得られ
ると共に、検出器の有効な軸方向視野が実質的に患者の
身長全体に延びるという効果を与える。陽電子一致像形
成を行うことのできる大きな視野の多ヘッドのガンマ線
検出システムの開発は、従来のPET像形成システムに
取って代わるコスト効率のよい手段をもたらす。本発明
は、大きな視野のガンマ線検出システムを用いた全身P
ET像形成の実施に向けられる。
は、実質的に全身のPET像が迅速に且つ安価に得られ
ると共に、検出器の有効な軸方向視野が実質的に患者の
身長全体に延びるという効果を与える。陽電子一致像形
成を行うことのできる大きな視野の多ヘッドのガンマ線
検出システムの開発は、従来のPET像形成システムに
取って代わるコスト効率のよい手段をもたらす。本発明
は、大きな視野のガンマ線検出システムを用いた全身P
ET像形成の実施に向けられる。
【0033】以上、好ましい実施形態を参照して本発明
を詳細に説明した。以上の説明から種々の変更や修正が
なされ得ることが明らかであろう。本発明は、特許請求
の範囲に包含されるか又はその等効物である限り、この
ようなあらゆる変更や修正を含むものとする。
を詳細に説明した。以上の説明から種々の変更や修正が
なされ得ることが明らかであろう。本発明は、特許請求
の範囲に包含されるか又はその等効物である限り、この
ようなあらゆる変更や修正を含むものとする。
【図1】本発明による核カメラの斜視図である。
【図2】全身像形成検査の開始における典型的な検出器
/患者の配置を示す。
/患者の配置を示す。
【図3】全身像形成検査が進行したときの典型的な検出
器/患者の配置を示す。
器/患者の配置を示す。
【図4】本発明による像形成システムのブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明により形成された一連の像を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明による一致線と複数の像形成平面の交点
を示す図である。
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク エイチ ヘラー アメリカ合衆国 オハイオ州 44125ガー フィールド ハイツ マクラケン ブール バード 9419 (72)発明者 フランク ピー ディフィリッポ アメリカ合衆国 オハイオ州 44124ユニ ヴァーシティ ハイツ カーウィン ロー ド 2175 アパートメント203
Claims (12)
- 【請求項1】 像形成領域の周りに配置された複数の検
出器を使用して、像形成領域の対象物内に生じる陽電子
消滅事象により発生される一致ガンマ線対を検出するた
めの像形成方法であって、各検出器は、放射線感知面を
有し、そして各検出器は、その面上の複数の軸方向及び
横方向座標に受け取られた放射線を検出することがで
き、上記方法は、対象物内に生じる陽電子消滅事象によ
り発生される一致ガンマ線対を検出し;複数の検出され
た一致ガンマ線対の各ガンマ線が検出された軸方向及び
横方向座標を決定し;そしてその決定された座標を用い
て陽電子消滅事象を表す像を発生するという段階を含
み;上記の検出器及び対象物は、一致ガンマ線対が検出
される間に一定の相対的角度方向に維持されることを特
徴とする方法。 - 【請求項2】 上記検出器及び対象物を軸方向に互いに
移動し;複数の検出されたガンマ線対の各々に対して、
検出器及び患者の相対的な軸方向位置を決定し;その決
定された座標及び決定された相対的な軸方向位置を用い
て陽電子消滅事象を表す像を発生する段階を更に備え;
上記検出及び移動の段階中に、検出器及び対象物は、一
定の相対的な角度方向に維持される請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 像領域の周りに対向関係で配置された2
つの検出器を使用する請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 上記使用段階は、後方投射技術及び繰り
返しの再構成技術の一方を遂行する段階を含む請求項1
ないし3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 上記一致ガンマ線は、一致線に沿って両
方向に進行し、そして上記使用段階は、像平面を定義
し;複数の検出されたガンマ線対の各々に対して、一致
線と像平面との交点を決定し;そして一致線と像平面と
の交点を表す像を発生することを含む請求項1ないし4
のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 上記対象物は長手軸を有し、そして上記
平面はその長手軸に実質的に平行である請求項5に記載
の方法。 - 【請求項7】 複数の離間された像平面を定義し;複数
の像平面の各々に対して、交点を表す像を発生する段階
を更に備えた請求項5に記載の方法。 - 【請求項8】 各検出器は、一般的に平面配列で配置さ
れた複数の感光素子を備えた請求項1ないし7のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項9】 患者の解剖学的部位内に生じる複数の陽
電子消滅事象を検出する手段を備え、各陽電子消滅事象
は、一致線に沿って両方向に進行する一対のガンマ線を
発生し;更に、一致線の各々と像平面との交点を決定す
る手段と;その一致線の各々と像平面との交点を表す像
を発生する手段とを備えたことを特徴とする像形成装
置。 - 【請求項10】 上記像平面は、患者の長手軸に平行で
ある請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】 上記検出手段は、複数のセンサヘッド
を備え、各センサヘッドは、軸方向及び横方向に延びる
配列で配置された複数の感光素子を含む請求項9又は1
0に記載の装置。 - 【請求項12】 上記検出手段及び患者を軸方向に互い
に移動するための手段を更に備えた請求項9ないし11
のいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US3181096P | 1996-11-26 | 1996-11-26 | |
US60/031810 | 1996-11-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10268052A true JPH10268052A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=21861521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9363366A Pending JPH10268052A (ja) | 1996-11-26 | 1997-11-26 | 像形成方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5969358A (ja) |
EP (1) | EP0844498B1 (ja) |
JP (1) | JPH10268052A (ja) |
DE (1) | DE69732467T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011075549A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Toshiba Corp | Pet(陽電子放射断層撮影)においてヘリカルスキャン及びリストモード再構成によりサンプリングを強化するシステム及び方法 |
Families Citing this family (15)
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US6271517B1 (en) * | 1998-11-24 | 2001-08-07 | General Electric Company | Pet scanner point source locator |
US6294788B1 (en) * | 1999-08-18 | 2001-09-25 | Marconi Medical Systems, Inc. | Randoms correction in positron imaging |
US6490476B1 (en) * | 1999-10-14 | 2002-12-03 | Cti Pet Systems, Inc. | Combined PET and X-ray CT tomograph and method for using same |
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EP1328189B1 (en) * | 2000-05-16 | 2016-08-24 | Dario B. Crosetto | Apparatus for anatomical and functional medical imaging |
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DE102007020363A1 (de) * | 2007-04-30 | 2008-11-13 | Siemens Ag | Positronen-Emissions-Tomographieeinheit |
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