JP2010151681A - Pet装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線CTでの撮像とほぼ同じ位置でPET画像の撮像を行える、ガンマ線検出器の数を減らしたPET装置を提供する。
【解決手段】天板002と、回転する円筒状のガントリ001と、ガントリ001の内側に配置されたX線を照射するX線管201と、ガントリ001のX線管201と対向する位置に配置され、被検体を透過したX線を検出するX線検出器202と、ガントリ001の内側の対向する2つの領域に配置され、ポジトロン放出核種から放出されたガンマ線を検出するPET検出器100と、天板002とガントリ001とを相対的に移動させる駆動部と、X線検出器202での検出結果から被検体内の画像を生成するX線CT画像再構成部105と、回転するPET検出器100での検出結果から被検体内の画像を生成するPET画像生成部104と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、本発明は、ポジトロン核種標識薬剤から放出された一対のγ線を同時計測し、関心部位の断層像を得るためのスキャンを行うPET装置(陽電子断層像撮像装置)に関する。さらに詳しくは、X線CT装置と複合して用いられるPET装置に関する。
PET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィー:Positron Emmission Tomography)検査は癌の早期発見のための手法として極めて有用なものであるが、PET画像は核種の集積、分布状態を表すものであり、それらが人体内組織のどこに存在するかを示すものではない。そこで人体内の組織の形状を求めるものとして、X線吸収係数の分布を画像化するX線CT検査が併用され、PET画像とCT画像を重ね合わせて合成された融合画像を観察することにより精密な診断を行う方法が実用化されている(例えば特許文献1参照)。
寝台により水平動可能に保持された天板上に載置された被検体が通過可能な円筒状のPETガントリ(PET検出器)及びCTガントリ(CT検出器)が、天板から近い順にCTガントリ、PETガントリと互いに近接して配置される。そして、天板の移動によりそれぞれのスキャン面において被検体の同一面のPET画像およびCT画像のデータが採取され、例えばコンピュータやメモリにより構成される画像処理部(図示しない)で画像処理されてPET画像およびCT画像が得られた後、それらが重ね合わせられて合成され融合画像として画像表示部に表示される。
さらに従来、CTと同様の回転部と固定部で構成されたSPECT(シングル フォトン エミッション コンピューテッド トモグラフィ:Single Photon Emmisshion Computed Tomography)というシステムがある。このSPECT装置では、ガントリを回転させ撮像を行う技術(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。しかし、PETとSPECTでは使用する薬剤が異なり、PETの場合使用される薬剤から2つのγ線が発生するのに対し、SPECTの場合使用される薬剤から発生する1つγ線の粒子のみで画像を生成する。そのため、機構としては、SPECT装置は1つの方向向かうγ線の粒子を検出すればよいので、必ずしもγ線検出器を対向する位置に配置する必要はないのに対し、PET装置では、180度対向する方向に向かう1対のγ線の粒子を検出する必要があるため、必ずγ線検出器を対向する位置に配置する必要がある。さらに、SPECTはPETに比べ分解能が低く、脳の血流量などの測定には適しているが、がん発生箇所の糖代謝分布測定に使用することは困難である。
特開2005−121530号公報 特開2006−192286号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、上述のようにPET検出器とCT検出器との間に一定の距離があるため、PET検査を行う場合には天板を寝台から大きく突き出す必要があり、天板の撓みが大きくなってしまう。この様に天板が大きく撓んだ場合、被検体の位置が撮像の中心からずれてしまうため、PETの画質が低下し、良好な画質のPET画像を生成することは困難である。
さらに、特許文献2に記載された技術は、SPECT装置に対応する技術であるが、SPECT装置とPET装置とでは分解能において大きく異なり、PET装置で必要とされる分解能をSPECT装置は有していない。そのため、特許文献2に記載された技術をそのままPET装置で実現することは困難である。また、特許文献2においても異なるガントリにSPECT検出器とX線CT装置が配置されているもので、それぞれの撮像において天板の撓みの差を小さくすることは困難である。
また、従来のPET装置は、円筒状のPETガントリの内側の全周にγ線の検出器が配置されているため、コストが高くなっていた。さらに、PETガントリの内側の全周に配置された検出器の数が非常に多いため、それらの検出器の特性を一様に管理することは比較的困難であるし、故障が発生した場合の調査にも多くの時間を費やすこととなる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、X線CTでの撮像とほぼ同じ位置でPET画像の撮像を行える、PET検出器(γ線検出器)の数を減らしたPET装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のPET装置は、ポジトロン放出核種で標識された薬剤が投与された被検体を載置する天板と、前記被検体の体軸を中心に被検体の周りで回転する円筒状のガントリと、前記ガントリの内側に配置されたX線を照射するX線照射手段と、前記ガントリの内側の前記X線照射手段と対向する位置に配置され、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記ガントリの内側の回転中心に対向する2つの領域に配置された、前記ポジトロン放出核種から放出されたγ線を検出する2つのPET検出手段と、前記天板と前記ガントリとを相対的に移動させる移動機構と、前記X線検出手段での検出結果から前記被検体内のX線CT画像を生成するX線CT画像生成手段と、前記ガントリの回転に応じその円周上でPET検出手段が検出したγ線を基に前記被検体内のPET画像を生成するPET画像生成手段と、を備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載のPET装置によると、1つのガントリの内側にX線検出手段及びPET検出手段が配置されるため、X線検出手段とPET検出手段を近接して配置することが可能となり、X線CT画像の撮像時とPET画像の撮像時とで天板の移動距離がほぼ同一になり、撮像時の天板の撓みを軽減させることが可能となる。
また、請求項1に記載のPET装置は、ガントリ内に2つのPET検出手段を対向する位置に有しており、該PET検出手段を回転させて撮像を行う構成である。これにより、PET検出手段が有する個々のγ線検出器の個数を減少させることができるとともに、回転により全周方向でのγ線の検出ができるため、正確なPET画像の生成を行うことが可能となる。
〔第1の実施形態〕
以下、この発明の第1の実施形態に係るPET装置について説明する。図1(A)は本実施形態に係るPET装置の模式的な断面図であり、図1(B)は本実施形態に係るPET装置の模式的な側面図である。図2は本実施形態に係るPET装置の機能を表すブロック図である。
図1(B)に示すように、本実施形態に係るPET装置は、ガントリ001、天板002、及び寝台003を有している。
寝台003は、天板002を長手方向に前後するように、すなわち、図1(B)の矢印Pで表わされる方向に移動可能に支持している。そして、寝台003には、天板002を矢印Pの方向に移動させる駆動部004が設けられている。この駆動部004が本発明における「移動機構」にあたる。
天板002は、被検体を載置する部材である。被検体を載置する際には、天板002の長手方向に被検体の頭と足を結ぶ方向を配置し、天板002の短手方向に被検体の左右を結ぶ方向を配置する。以下の説明では、図1(B)の矢印Pで表わされるガントリ001に向かう方向を「前進方向」、ガントリ001から離れる方向を「後退方向」という。また、天板002の長手方向の長さを表す時には「矢印P方向の長さ」又は「矢印P方向の幅」という。天板002は、前進方向に進んだ場合、寝台003から離れていくため、下の支えが無くなり、多少の撓みが発生する。
天板002の長手方向にガントリ001が設置されている。ガントリ001は円筒形をしており、天板002の長手方向に円筒状のガントリ001の孔が直交するように配置されている。天板002が前進方向に移動することにより、ガントリ001の孔の中に天板002が挿入される。
ガントリ001の筒状の内側の面には図1(A)に示されるように、PET検出器100、X線管201、及びX線管201と対になるX線検出器202が配置されている。ガントリ001は、天板002の長手方向と平行な位置にある軸を中心に(軸は天板の乗せられた被検体の体軸と略重なるものである。)回転を行う。ガントリ001は、X線CT画像撮像時及びPET画像撮像時に回転をおこなう。本実施形態では、1回転につき0.5秒で回転している。ここで、本実施形態では通常のX線CT画像の撮像と同様の回転速度でPET画像の撮像を行っているが、この回転はPET画像の撮像時に360度全周の方向でγ線を検出することができればよく、この回転速度に特に制限はない。
ここで、以下の説明の前提として、PET画像の撮像は、通常X線CT画像の撮像が終了した後に行われるものであり、X線CT画像の撮像とPET画像の撮像が同時に行われることはない。すなわち、まずガントリ001を回転させて、天板002を前進方向に移動させガントリ001の孔に天板002を挿入しながらX線の照射検出を行うことでX線CT画像の撮像を行い、次に、天板002を後退方向へ移動した後、ガントリ001を回転させつつ再度天板002を前進方向へ移動させガントリ001の孔に天板002を再度挿入しながらγ線の検出を行うことでPET画像の撮像を行う。
PET検出器100は、図1(A)のように2つの領域に分かれている。この2つの領域は後述するX線管201及びX線検出器202が配置されている円周と略同一円周上に配置されている。ここで、略同一円周上とは、PET検出器100の矢印P方向の幅の中心線と、X線検出器202の矢印P方向の幅の中心線がほぼ一致することを表している。ここで、PET検出器100及びX線検出器202の矢印P方向の幅は特に図示していないが、特に双方の幅が同一である必要はなく、矢印P方向の幅の中心線がほぼ一致するように配置すればいずれの幅が長くてもよい。このPET検出器100が本発明における「PET検出手段」にあたる。
PET検出器100は、最も一般的な構成では、前述した2つの領域に多数のシンチレータアレイが配置されている。このシンチレータアレイが一つ一つのγ線検出器である。そして、PET検出器100は、各シンチレータが180度対向する位置に対になるように配置される。ここで、PET検出器100は、X線管201から照射されるX線があたらない位置に配置される。そして、PET検出器100が配置される領域は、X線があたらない位置であれば、よりガントリ001の円周方向に広い領域であるほうが好ましい。なぜなら、広い領域を確保することでより精度のよいγ線の検出が行えるからである。シンチレータアレイは、γ線を検出するシンチレータ結晶と微弱光パルスを高速かつ高感度に検出する光電子倍増管から構成されている。そして、PET検出器100は、予め被検体に投与された放射線同位元素から陽電子が放出された際に放射されるγ線をシンチレータアレイで検出する。さらに、PET検出器100は、検出したγ線に基づく電気信号を同時計数回路101へ出力する。
上述のように、PET画像の撮像におけるγ線の検出時にガントリ001が回転することで、PET検出器100が配置された2つの領域も被検体を中心に全周の回転を行うことになる。これにより、本実施形態に係るPET装置のように2つの領域に分けられたPET検出器100においても、360度全周でγ線が検出されることになり、ガントリ001の全周にPET検出器100が配置されている状態と等価の構成にすることができる。
角度検出部108は、エンコーダなどで構成されている。角度検出部108は、回転しているPET検出器100の角度をそのタイミングとともに検出している。そして、角度検出部108は、PET検出器100の角度、及びその角度の時のタイミングを同時計数回路101に送信する。
同時計数回路101は、対向した2つのシンチレータアレイからの出力が同時かどうかを判別する。同時計数回路101は、同時に入ったγ線の組合せの信号を検出する。さらに、同時計数回路101は、角度取得手段から入力されたタイミングと検出したγ線の組み合わせのタイミングを比較し、その検出したγ線に対応するPET検出器100の角度(すなわち、そのγ線を検出したときのPET検出器100の角度)を取得する。同時計数回路101は検出したγ線に基づく電気信号及び各γ線を検出したときのPET検出器100の角度をデータ送信部102へ出力する。
X線管201は、高電圧発生部(不図示)で発生した高電圧の供給を受けてX線を被検体に向けて曝射する。X線管201から曝射されるX線ビームは、ファン状やコーン状のビームとなる。このX線管201が本発明における「X線照射手段」にあたる。
X線検出器202は、シングルスライスCT装置の場合、ファン状又は直線状に例えば1000チャンネルのX線検出素子を1列に並べて構成されている。また、マルチスライスCT装置の場合、X線検出器202は、X線検出素子を互いに直交する2方向(スライス方向及びチャンネル方向を成す)それぞれにアレイ状に複数個配列され、これにより2次元のX線検出器を成している。X線検出器202は、被検体を透過したX線を検出する。X線検出器202は、検出したX線に基づく信号をデータ送信部102へ出力する。このX線検出器202が本発明における「X線検出手段」にあたる。
データ送信部102は、電波などを用いて被接触データ伝送を行うことが可能なデータ送信装置である。データ送信部102は回転するガントリ001に取り付けられている。データ送信部102は、同時計数回路101及びX線検出器202から入力された信号を被接触データ伝送によりデータ受信部103に出力する。ここで、図2における点線の矢印がデータ送信部102からデータ受信部103への非接触データ伝送による信号の送信を表している。
データ受信部103は、データ送信部102と対になり、データ送信部102による非接触データ伝送により送られてきた信号を受信可能なデータ受信装置である。データ受信部103は、ガントリ001以外の固定部分に取り付けられている。データ受信部103は、データ送信部102から受信した信号を、X線CT画像再構成部105に出力する。
PET画像再構成部104は、同時計数回路101から出力された信号をデータ受信部103より受信する。PET画像再構成部104は、γ線に基づく電気信号に対しそのγ線を検出したときのPET検出器100の角度を基に、画像再構成処理を施しPET画像データを生成する。PET画像再構成部104は生成したPET画像データを表示制御部106へ出力する。このPET画像再構成部104が本発明における「PET画像生成手段」にあたる。また、X線検出器202で検出されたCT値を基にPET画像の補正を行ってもよい。
X線CT画像再構成部105は、X線検出器202から出力された信号をデータ受信部103より受信する。X線CT画像再構成部105は、受信した電気信号に対しデータ補正などの前処理を行った後に画像再構成処理を施しX線CT画像データを生成する。X線CT画像再構成部105は生成したX線CT画像データを表示制御部106へ出力する。このX線CT画像再構成部105が本発明における「X線CT画像生成手段」にあたる。
以上の説明では、画像再構成部をPET画像再構成部104とX線CT画像再構成部105というそれぞれ別の画像再構成部として説明したが、両方の画像の再構成を行う1つの画像再構成部を設けてもよい。
表示制御部106は、PET画像再構成部104からPET画像データを、X線CT画像再構成部105からX線CT画像データの入力を受ける。表示制御部106は、入力されたPET画像データ及びX線CT画像データを基に表示部107にPET画像及びX線CT画像を表示させる。この表示はPET画像とX線CT画像をそれぞれ別に表示しても同時に表示してもよい。また、表示制御部106は、操作者からの支持を受けて、PET画像及びX線CT画像の重ね合わせの処理を行い、PET/CTフュージョン画像を生成し、表示部107に該PET/CTフュージョン画像を表示させる。この表示制御部106が本発明における「フュージョン手段」にあたる。
本実施形態では、なるべくPET画像の撮像における被検体の位置とX線CT画像の撮像における被検体の位置とを一致させるため、PET検出器100が配置された領域がX線検出器202と略同一円周上に配置した。ただし、天板002の撓みによる位置ずれを防止するためには、実際には各撮像における被検体の位置がある程度一致していればよく、PET検出器100とX線検出器202との矢印P方向の位置はある程度のずれは許容される。そのため、実際には、PET検出器100とX線検出器202が同じガントリ001の内側における矢印P方向のおおよそ同じ位置に配置されていればよく、例えばPET検出器100の矢印P方向の範囲とX線検出器202の天板002の長手方向の範囲とが重なる程度であればよい。
以上で説明したように、本実施形態に係るPET装置では、PET検出器及びX線管並びにX線検出器が略同一円周状に配置されている。これにより、PET画像の撮像及びX線CT画像の撮像のいずれにおいても天板の撓みがほぼ同じになり、PET画像の撮像及びX線CT画像の撮像において、被検体の位置がほぼ同じ位置で撮像を行うことが可能となる。したがって、X線CT画像とPET画像において表示される被検体の位置がほぼ一致することになり、X線CT画像とPET画像とを重ね合わせる際の天板の撓みによる位置ずれを解消でき、精度のよいPET/CTフュージョン画像を生成することが可能となる。これにより、本実施形態に係るPET装置は、医師などによる癌の位置の正確な診断に寄与することが可能となる。
また、本実施形態に係るPET装置は、PET検出器をガントリ内の2つの領域に配置し、ガントリを回転させながらPET画像の撮像を行う構成である。これにより、PET検出器の個数を減らすことができ、コストの削減、検出器の特性を一様に管理することが容易となり、さらにPET検出器の故障時における調査の時間短縮も可能となる。また、ガントリを回転させることで、2つの領域に分けられたPET検出器においても、360度全周におけるγ線の検出が可能となり、ガントリ内部の全周にPET検出器が配置された場合と同様の精度を有するPET画像の生成を行うことが可能となる。さらに、1つのガントリの内部にPET検出器とX線検出器を配置できるため、省スペース化を実現することが可能となる。
(A)第1の実施形態に係るPET装置の模式的な断面図、(B)第1の実施形態にかかるPET装置の模式的な側面図 第1の実施形態に係るPET装置のブロック図
符号の説明
001 ガントリ
002 天板
003 寝台
004 駆動部
100 PET検出器
101 同時計数回路
102 データ送信部
103 データ受信部
104 PET画像再構成部
105 X線CT画像再構成部
106 表示制御部
107 表示部
108 角度検出部
201 X線管
202 X線検出器

Claims (3)

  1. ポジトロン放出核種で標識された薬剤が投与された被検体を載置する天板と、
    前記被検体の体軸を中心に被検体の周りで回転する円筒状のガントリと、
    前記ガントリの内側に配置されたX線を照射するX線照射手段と、
    前記ガントリの内側の前記X線照射手段と対向する位置に配置され、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、
    前記ガントリの内側の回転中心に対向する2つの領域に配置された、前記ポジトロン放出核種から放出されたγ線を検出する2つのPET検出手段と、
    前記天板と前記ガントリとを相対的に移動させる移動機構と、
    前記X線検出手段での検出結果から前記被検体内のX線CT画像を生成するX線CT画像生成手段と、
    前記ガントリの回転に応じその円周上でPET検出手段が検出したγ線を基に前記被検体内のPET画像を生成するPET画像生成手段と、
    を備えることを特徴とするPET装置。
  2. 前記X線検出手段と前記PET検出手段は、略同一円周上に配置され、かつ互いに重ならない大きさを有することを特徴とする請求項1に記載のPET装置。
  3. 前記X線検出手段の検出したデータに基づく前記X線CT画像及び前記PET検出手段の検出したγ線に基づく前記PET画像を重ね合わせてPET/CTフュージョン画像を生成するフュージョン手段をさらに備えた事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のPET装置。
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