JP2001502921A - ペットフード製品 - Google Patents

ペットフード製品

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JP2001502921A JP10541621A JP54162198A JP2001502921A JP 2001502921 A JP2001502921 A JP 2001502921A JP 10541621 A JP10541621 A JP 10541621A JP 54162198 A JP54162198 A JP 54162198A JP 2001502921 A JP2001502921 A JP 2001502921A
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ラインハート,グレゴリー・アレン
サンヴォルド,グレゴリー・ディーン
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ジ・アイアムズ・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 窒素を分離し、そして猫や犬のようなコンパニオン動物の結腸の血流を増大させて腸内の健康を増進し、そして腎臓病に罹っている動物の臨床徴候を改善する発酵性繊維を含有するペットフード製品。この発酵性繊維は糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持っており、上記発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存在する。このペットフード製品はまた腎臓病に罹っている動物の幾つかの重要な臨床徴候を改善し、そして適切な蛋白質を含有し、低い燐レベルを有し、代謝の緩衝を改善し、そして上記動物の血液トリグリセリドのレベルを下げる。

Description

【発明の詳細な説明】 ペットフード製品 本発明は発酵性繊維を含有するペットフード組成物及びペットフード製品であ って、窒素を分離し、そして犬や猫のようなコンパニオン動物の結腸の血流を増 大させて腸内の健康を増進し、そして腎臓病に罹っている動物の臨床徴候を改善 するペットフード組成物及びペットフード製品に関する。 腎機能不全は犬の死亡の最も一般的な原因の一つである。腎臓病に罹っている 動物では、いくつかの血液の指標が病気の程度を決定するために用いられる。こ れらの指標は血液尿素窒素(BUN)及びクレアチニンを含む。動物の腎臓が損傷 すると老廃物を濾過する腎臓の機能が不充分となるため、血流中のBUN及びクレ アチニンのレベルは腎機能不全の過程を通じて増大する。老廃物の不十分な濾過 は腎臓病の主要な根拠であるため、BUN及びクレアチニンは腎臓病の主要な指標 であると考えられる。 多くの犬は腎機能不全により健康を害する。この状態の犬の腎臓に加えられる ストレスを低減することが望ましい。このストレスの原因となる一つの要素は血 液中の窒素-含有代謝産物である。血液中の窒素は主に腎臓で除去される。弱っ た腎臓は血液からの窒素の除去を試みることにより過度に働き、その結果、腎機 能不全になる。従って、腎臓を働かすことなく、犬の血液中の窒素量を低減する 方法が求められている。 極端な場合、透析機械のような医療装置を上記血液中の窒素を除去するために 使用できる。しかしながら、犬の場合、この方法は費用が極めて高くなる。また 腎機能不全は特殊な事例ではないため、侵襲性の技術は好ましくない。特に、投 与が容易な低コストの技術が望まれている。 窒素を分離する技術分野の調査が行われた。この調査は腎臓以外で老廃物を除 去して血液から窒素を取り除く方法を含む。Younes等.,FASEB J.8:A186(1994) (要約)は発酵性繊維を含有する餌さを使用してネズミの盲腸中の尿素処理を増 大させる実験を行った。しかしながらこの実験は犬と異なる代謝を有するネズミ に限定されていた。例えば、犬は小嚢腸を有するネズミとは対照的に非小嚢腸を 有しており、また犬は機能的な盲腸を有するネズミとは対照的に非機能的な盲腸 を有しており、そして犬は糞食性であるネズミと対照的に糞食性ではない。 腎臓病に罹っている動物に重要なその他の臨床的な指標は燐、二酸化炭素、及 びトリグリセリドのレベルである。高燐酸塩血症(異常に高い燐の血液レベル) はしばしば腎臓病を通じて現れる。燐の食餌摂取量を減らすと、腎臓病の進行を 減じるのに有効であることが従来の科学的調査により判明している。しかし食餌 の燐成分は主に高蛋白質成分から得られるため、従来の市販されているペットフ ード組成物は食餌の燐レベルを低くすることができず、そして犬のアミノ酸必要 量の全てを満たしている。従って、食餌の燐成分を低下させるためには、食餌中 の蛋白質成分を動物のアミノ酸必要量には不足する水準にまで低下させることが 要求された。 二酸化炭素のレベルは動物に生じる代謝性緩衝(酸-塩基バランス)のレベルの 指標である。代謝性アシドーシスは腎臓病に罹っている動物にとって問題であり、 そして高二酸化炭素レベルは緩衝不足の指標である。腎臓病に罹っている動物に 重要であるその他のパラメータは血液トリグリセリドのレベルである。腎臓病に 罹っている動物のトリグリセリドのレベルはしばしば正常の動物よりも高いため 、重要である。腎臓病の動物においてこれらの指標を食餌を通じて制御できるこ とが望ましい。 測定されたBUN、クレアチニン、及び燐のレベルを低下させるための現在の食 餌療法はアミノ酸が不十分な量で存在するレベルまで食物蛋白質の量を減少させ ることを含む。尿素は最終的に蛋白質から得られるため、食物蛋白質のレベルを 下げると、BUNを低下させる。しかし、動物の蛋白質必要量が満たされないため 、このような食餌は動物の生育のために問題を生じる。従って、食物蛋白質を不 十分なレベルまで下げることなく、動物のBUN、クレアチニン、及び燐のレベル を下げることができるペットフード食物組成物がこの分野で求められている。ま た安価で、投与が容易であり、腎臓を使用することなく犬や猫のようなコンパニ オン動物の血液中の窒素の量を低減でき、そして動物の結腸の血流を増大させて 腸内の健康を増進することが求められている。また腎臓病に罹っている動物の代 謝の緩衝を改善し、そしてトリグリセリドのレベルを下げるペットフード食物組 成物がこの分野で求められている。 本発明は腎臓病に罹っている動物の幾つかの重要な臨床徴候を改善し、そして 適切な蛋白質を含有し、低い燐レベルを有し、代謝の緩衝を改善し、そして上記 動物の血液トリグリセリドのレベルを下げるペットフード組成物を提供すること によって上記要望を満たす。また本発明のペットフード組成物は結腸を通じて窒 素の排出を増加させることにより上記動物中の窒素を分離する。また本発明のペ ットフード組成物は結腸への血流を高めて、排出される窒素量を増大させる。上 記組成物を含む食餌を動物に与えると、動物の腎臓への負担が軽減されて健康に なり、そして代謝の緩衝を改善して、血液トリグリセリドのレベルを下げながら 、臨床徴候を改善する。更に結腸の血流を増大させて腸の健康を増進する。 本発明の一つの態様によれば、ペットフード組成物が提供され、この組成物は 糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持ってい る少なくとも二つの発酵性繊維の混合物を含有し、上記発酵性繊維が補足の総食 物繊維の約1〜11重量%の量で存在する。ペットは上記発酵性繊維が動物の結 腸中で発酵するのに十分な時間食餌が制限される。この発酵によって動物の結腸 中のバクテリアの量が増大し、窒素が動物の糞を通じて排出される。また上記発 酵によって、例えば、犬の腸細胞で利用されるブチレートのような短鎖脂肪酸の 形状で代謝燃料の利用性が高められる。その結果、発酵性繊維を含有する食餌を 投与された動物は結腸の血流が増大し、この増大した血流は、例えば、グルコー スのような別の代謝燃料を腸細胞に供給する。また動物を食餌制限することによ り、本発明のペットフード組成物は動物のBUN及びクレアチニンのレベルを低下 させるように作用する。 典型的に、本発明のペットフード組成物は約10〜32重量%の粗蛋白質、約8〜2 0重量%の脂肪、約3〜25重量%の合計食物繊維、及び上記発酵性繊維を含む。好 ましくは、上記ペットフード組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の2〜9 重量%の量で含有する。より好ましくは、上記ペットフード組成物は上記発酵性 繊維を補足の総食物繊維の3〜7重量%の量で含有する。最も好ましくは、上記ペ ットフード組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の4〜7重量%の量で含有 する。 好ましくは、上記発酵性繊維は20〜50%の有機物消滅を持っている。より好ま しくは、上記発酵性繊維は30〜40%の有機物消滅を持っている。 上記発酵性繊維は好ましくはビートパルプ、アラビアゴム、タルハゴム(アラ ビアゴムの一形態)、オオバコ、米糠、イナゴマメゴム、カンキツ属パルプ、ペ クチン、フラクトオリゴ糖、マンナオリゴ糖、及びこれらの混合物からなる群か ら選ばれる。より好ましくは、上記発酵性繊維はビートパルプ、アラビアゴム、 及びフラクトオリゴ糖から選ばれる。最も好ましくは、上記発酵性繊維はビート パルプ、タルハゴム、及びフラクトオリゴ糖の混合物である。発酵性繊維混合物 中のフラクトオリゴ糖に対するビートパルプの好ましい重量比は約3:1〜6:1、 であり、そして最も好ましくは4:1である。タルハゴム、フラクトオリゴ糖に対 するビートパルプの好ましい重量比は6:2:1.5である。ビートパルプは動物の 腸管細胞にブチレート源を供給する。 任意に、上記組成物は高燐酸血症を防ぐために約0.25重量%より少ない燐含有 量を有してもよい。この組成物はまた任意に代謝性緩衝剤としてクエン酸カリウ ムを含有できる。クエン酸カリウムを含有すると腎臓病に罹っている動物の代謝 性アシドーシスが改善されることが判明した。 上記ペットフード組成物の燐含量の低い態様は約10〜32重量%の粗蛋白質と、 約8〜20重量%の脂肪と、約3〜25重量%の合計食物繊維とを含み、そして約0.25 重量%より少ない燐を有する。十分な量のアミノ酸を供給しながら、この低い燐 含量を維持するために、低い燐含量の蛋白質源の組み合わせが利用される。上記 組成物のための好ましい低燐含量の蛋白質源は大豆蛋白分離物及びコーングルテ ンミールを含む。任意に、上記組成物はアミノ酸補給物として更にL-リジン及び L-トリプトファンを含む。 上記組成物の蛋白質及びアミノ酸成分の好ましい重量パーセンテージは約5〜1 5%の大豆蛋白分離物、約0.5〜2.5%のコーングルテンミール、約0.01〜0.22% のL-リジン、及び約0.01〜0.22%のL-トリプトファンである。コーングルテンミ ール、L-トリプトファン、L-リジンに対する大豆蛋白分離物の好ましい重量比は 420:46.5:5:1である。 従って、本発明の特徴は結腸を通じて窒素の排出を増大させることによりペッ ト動物中の窒素を分離するペットフード製品、及び安価で、投与が容易であり、 腎臓を使用することなく動物の血液中の窒素の量を低減できるペットフード製品 を提供することである。本発明の別の特徴は動物の結腸の血流を増大させて腸内 の健康を増進するペットフード製品を提供することである。本発明の別の特徴は 腎臓病に罹っている動物の臨床徴候を改善し、代謝の緩衝を改善し、そして動物 の血液トリグリセリドのレベルを下げるペットフード組成物を提供することであ る。これらの、そして他の本発明の特徴及び利点は以下の詳細な説明、添付の図 面、及び請求の範囲から明らかになるであろう。 例示のために、図面が参照される。 図1は犬の腸細胞による[1-14C]ブチレートの酸化を示し、そして 図2は犬の腸細胞による[U-14C]グルコースの酸化を示す。 本発明は発酵性繊維を含有するペットフード組成物を使用して、ペット動物の 血液から窒素を除去し、結腸組織への血流を増大させ、そして腸細胞への代謝燃 料の利用性を向上させる。また上記組成物が犬又は猫のようなコンパニオン動物 に投与された場合、腎臓病に係る幾つかの臨床徴候を改善する。これは一定範囲 の発酵性を有する繊維を動物の食餌に添加することにより実施される。これらの 繊維は結腸中の細菌の好ましい栄養源であり、結腸中の細菌の量を増大させる。 これらの細菌はまた繁殖するための窒素を必要とする。この窒素は門脈血液から 腸管腔内に引き込まれる尿素から得られる。いったん腸管腔の内部に入ると、尿 素からの窒素と上記繊維からの炭素骨格は細菌性蛋白質に合成され、次いで糞中 に排出される。 また本発明の組成物は結腸の血流を増大させるように作用する。増大した結腸 の血流は結腸組織に栄養物を注入すること持続させて、腸の健康を増進する。特 定の理論に拘束されることは望まないが、この血流の増大が生じるメカニズムは 次のいずれかであると考えられる。 1) 短鎖脂肪酸が結腸の抵抗性動脈を弛緩させるか、又は 2) 短鎖脂肪酸吸収が腸の代謝活動を高めて、血流を増大させる。 腸細胞への代謝燃料の利用性が高められる。即ち、動物の小腸及び大腸内で繊 維が発酵して、例えばブチレートのような短鎖脂肪酸を生成し、これがエンテロ サイト(enterocytes)(小腸内の細胞)及びコロノサイト(colonocytes)(大腸内 の細胞)により利用される。従って、本発明は小腸及び結腸内の外因性細胞組織 に直接の燃料源を供給し、また内因性細胞組織に間接の燃料源(増大した結腸血 流を経由して)を供給する。 発酵性繊維を食餌に混合するとその他に幾つかの有益な効果が得られる。これ らの効果は結腸の組織変化を低減し、結腸組織又は上皮細胞増殖の重量を増大さ せ、そして腸内の微生物相を有利に変えることを含む。炭水化物の発酵により生 じる短鎖脂肪酸(SCFAs)は結腸組織に栄養効果を付与して、潜在的な病原性腸内 微生物相を抑制する。 本発明は有機物を特定のパーセンテージで消滅させる発酵性繊維を含有するペ ットフード組成物を使用する。本発明で使用される発酵性繊維は糞バクテリアに よって生体外で24時間発酵させた場合、約15〜60%の有機物消滅(OMD)を持っ ている。即ち、初めに存在する有機物の合計量の約15〜60%が糞バクテリアによ り発酵し、転換する。上記発酵性繊維の有機物消滅は好ましくは20〜50%、そし て最も好ましくは30〜40%である。 従って、生体外のOMDパーセンテージは以下のように計算できる。 {1-[(OM残余-OMブランク)/OM初期]}×100 但し、OM残余は発酵の24時間後に回収された有機物であり、OMブランクは対応の ブランク管(即ち、媒質と糞を含むが、基質を含まない管)内で回収された有機 物であり、OM初期は発酵前に上記管内に入れられた有機物である。この計算方法 の詳細はSunvold等、J.Anim.Sci.1995,巻.73:1099-1109に記載されている 。 本発明に有用な発酵性繊維は代謝エネルギー(ME)の1000カロリー(キロカロリ ー)当たり約28〜85ミリモルSCFAの範囲の、そしてより好ましくは1000MEキロカ ロリー当たり約42〜71ミリモルSCFAの範囲の短鎖脂肪酸(SCFAs)を生じる。これ は約100〜約350ミリモルSCFA/kgの食餌を生じる発酵性繊維総量を有する組成物 に等しい。 代謝エネルギーの1000キロカロリー当たりのSCFAsのミリモルは上記組成物キ ログラム当たり与えられた食餌組成物中の代謝エネルギー(ME)の総カロリーを 最初に計算することにより計算される。1000キロカロリーME当たりのグラム数 は上記最初の計算から得られる。次いで上記組成物の発酵性繊維成分のグラム及 びミリモルが計算される。 本発明の発酵性繊維は動物の腸内バクテリアが発酵してかなりの量のSCFAsを 生成できる繊維源である。“かなりの量”のSCFAsは、本発明の目的のために、2 4時間内に基質の総SCFAs/グラムの0.5ミリモルを超える量である。好ましい発酵 性繊維はビートパルプ、アラビアゴム(タルハゴムを含む)、オオバコ、米糠、イ ナゴマメゴム、カンキツ属パルプ、ペクチン、フラクトオリゴ糖、マンナオリゴ 糖、及びこれらの繊維の混合物を含む。より好ましくは、上記発酵性繊維はビー トパルプ、アラビアゴム、及びフラクトオリゴ糖からなる群から選ばれる。最も 好ましくは、上記発酵性繊維はビートパルプ、タルハゴム、及びフラクトオリゴ 糖の混合物である。発酵性繊維混合物中のフラクトオリゴ糖に対するビートパル プの好ましい重量比は約3:1〜6:1、であり、そして最も好ましくは4:1である 。タルハゴム、フラクトオリゴ糖に対するビートパルプの好ましい重量比は6:2 :1.5である。 上記発酵性繊維はペットフード組成物中において補足の総食物繊維の1〜11重 量%、好ましくは2〜9重量%、より好ましくは3〜7重量%、最も好ましくは4〜7 重量%の量で使用される。 “補足の総食物繊維”の定義には、先ず“総食物繊維”の説明が必要である。 “総食物繊維”は動物の消化酵素による加水分解に抵抗する植物食品の残留物と して定義される。総食物繊維の主成分はセルロース、ヘミセルロース、ペクチン 、リグニン及びゴムである(ある形状のセルロース及びリグニンのみを含む“天 然繊維”とは対照的である)。“補足の総食物繊維”は食物製品のその他の成分 中に天然に存在する食物繊維に加えて、食物製品に添加される食物繊維である。 また“繊維源”は主に繊維から構成されるものと考えられる。 腎臓病に罹っている動物に重要なその他の臨床的な指標は血液中の燐、二酸化 炭素、及びトリグリセリドのレベルである。異常に高い燐の血液レベルはしばし ば腎臓病を通じて現れる。本発明の一つの態様は約10〜32重量%の粗蛋白質と、 約8〜20重量%の脂肪と、約3〜25重量%の合計食物繊維とを含み、そして燐のパ ーセンテージが約0.25重量%より少ない低-燐含有量のペットフード組成物を 提供する。低い燐レベルは腎臓病の進行を遅らせ、そして食餌制限を通じて高燐 酸塩血症を管理する。食餌中にアミノ酸の適当量を供給しながら、低い燐量を維 持するために、蛋白質源を含む低燐混合物が利用される。上記組成物のための好 ましい蛋白質の低燐源は大豆蛋白分離物及びコーングルテンミールを含む。これ らの高品質の蛋白質源を適度の量で用いると、糸球体濾過値、脂肪が少ない筋肉 、及びその他の肉体の機能を維持するのに役立つ。任意に、上記組成物は更にL- リジン及びL-トリプトファン、動物の健康に必要であるアミノ酸を含む。 上記組成物の上記蛋白質及びアミノ酸成分の好ましい重量パーセンテージは約 5〜15%の大豆蛋白分離物、約0.5〜2.5%のコーングルテンミール、約0.01〜0.2 2%のL-リジン、及び約0.01〜0.22%のL-トリプトファンである。コーングルテ ンミール、L-トリプトファン、L-リジンに対する大豆蛋白分離物の好ましい重量 比は420:46.5:5:1である。 動物の血液ガス中の二酸化炭素のレベルは動物の酸-塩基バランスの指標であ る。代謝性アシドーシス、即ち、血液中に存在する酸が多すぎる状態、は腎臓病 に罹っている動物にしばしば見られる。このような状態はクエン酸カリウムを動 物の食餌に添加して代謝性緩衝を改善することにより管理される。 本発明の組成物は腎臓病に罹っている動物の血清トリグリセリドを下げるよう に働く。高トリグリセリドのレベルはしばしば腎臓病を通じて現れるため、腎臓 病に罹っている動物の血液トリグリセリドを下げることは重要である。動物の食 餌中の脂肪及び脂肪酸のレベルを変えることによりトリグリセリドを下げられる 。 約10〜32重量%の粗蛋白質と、約8〜20重量%の脂肪を含む食餌が動物に与え られる。この食餌はまた糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60% の有機物消滅を持っている発酵性繊維であって、この発酵性繊維が補足の総食物 繊維の約1〜11重量%の量で存在する発酵性繊維を含む。この発酵性繊維はBU Nを下げ、そして窒素を含む排泄物を動物の尿から糞に分離するように働くため 、食餌中の蛋白質により供給されるカロリーを低下させるために食物脂肪のレベ ルを過大にする必要はない。従って、食餌中の脂肪から供給されるカロリーに対 する食餌中の蛋白質からのカロリーの比は好ましくは約0.40:1より大きい。こ のような食餌はトリグリセリドのレベルを下げながら、従来の食餌よりも脂肪 に対する蛋白質のカロリーの比をより高めることができる。 上記食餌はまたオメガ-3脂肪酸に対するオメガ-6脂肪酸の比が約1:1〜約10: 1であるオメガ-6及びオメガ-3脂肪酸の原料を含む。このような脂肪酸の組み合 わせは動物のリポプロティンリパーゼ(LPL)の活性を高める。増大したLPL活性は 脂肪酸の酸化を高め、その結果、血液トリグリセリドのレベルを減少させる。オ メガ-6:オメガ-3脂肪酸比はまた腎臓内血圧を下げ、そして炎症性媒介物を減少 させる。 以下に実施例を示すが、これらは本発明を説明するためであり、本発明の範囲 を限定するものではない。 実施例1 食物繊維の発酵性により、糞の細菌性排泄物について、排出される窒素が尿と 糞との間で分配される効果を示すための実験を行った。20匹の飼育された雌のビ ーグル犬に次の4種類の繊維物質の一つを含有する栄養的に完全な食餌を投与し た。即ち、この繊維物質はセルロース(低発酵性)、ビートパルプ(平均的な発酵 性、平均的な発酵率)、フラクトオリゴ糖(FOS;適度の高さの発酵性、速い発酵 率)、及びタルハゴムとビートパルプとFOSとの混合物を含む(表1を参照)。上記 食餌、尿、及び凍結乾燥された糞の窒素量を決定し、窒素バランスを計算した( 表2-5を参照)。細菌窒素排泄物をプリン濃度のための凍結乾燥された糞を分析す ることにより決定した。 発酵性繊維を犬に与えると、尿の窒素排泄物が減少し、そして糞の窒素排泄物 が増大した。増大した糞の窒素は発酵性繊維が消費されることにより得られる糞 中の増大した微生物窒素排出物に基づいて生じた。この実験は発酵性繊維を食餌 に添加すると排出された窒素を尿から糞に分配できることを示した。表1 基礎的な食餌の成分組成* セルロース食餌:ソルカ フロック 6.0% ビートパルプ食餌:ビートパルプ 6.0% FOS食餌: FOS 1.5% 混合食餌:ビートパルプ 6.0%、タルハゴム 2.0%、FOS 1.5% 表2 繊維源が異なる食餌の乾燥物摂取量と消化率 摂取量は数的に低く、そして消化率はFOS食餌について高かった。表3 繊維源が異なる食餌の窒素排泄物と消化率* g/d=一日当たりのグラム数 窒素の摂取を乾燥物摂取で観察される数値の差を示すために行った。糞窒素出 力は混合物とビートパルプの食餌で最も大きく、セルロースで中程度であり、そ してFOSで最も少なかった。尿窒素出力はビートパルプ、混合物及びFOSの食餌を 与えられた犬で数値が低かった。窒素バランスはセルロース及び混合物の食餌に 比べてビートパルプ及びFOSの食餌で大きかった。窒素消化率はセルロースの食 餌で最も大きく、FOS及びビートパルプ食餌で中程度であり、そして混合物で最 も少なかった。排出された窒素のパーセンテージで示された糞窒素はセルロース 食餌に比べて混合物食餌、FOS食餌及びビートパルプ食餌において最も大きかっ た。窒素摂取のパーセンテージで示された尿窒素はセルロース食餌で数値的に大 きかった。表4 繊維源が異なる食餌を与えられた犬の糞中の微生物窒素、及びビシンコニン酸( BCA)真正蛋白質 微生物窒素出力は混合物及びビートパルプの食餌で最も大きく、そしてFOS及 びセルロースの食餌で最も低かった。ビシンコニン酸(BCA)真正蛋白質の出力 は混合物で最も大きく、ビートパルプとセルロースの食餌で中程度であり、そし てFOSの食餌で最も少なかった。糞DMのパーセンテージで示されたBCA真正蛋白質 はヤルロース及びFOSの食餌に比べてビートバルプ及び混合物の食餌でより大き かった。 表5 犬の結腸動脈を通る血流(結腸のml/分/100g) 結腸への平均的な血流はFOS及び混合物の食餌で最も大きく、ビートパルプの 食餌で中程度であり、そしてセルロースの食餌で最も少なかった。 実施例2 犬の糞の微生物相による繊維質基質の発酵性を示すための生体外の実験を行っ た。3匹の雌の英国ポインターの糞を嫌気性微生物相の接種源として使用した。 基質を24時間発酵させた後、種々の短鎖脂肪酸の濃度を決定した。結果を表6 に示す。ソルカ(Solka)フロック(セルロース源)は非発酵性であって微量なSCFAs を有するが、ラクッロースは最も発酵性の繊維であることをこの結果は示す。カ ラヤゴム、キサンタンガム、アラビアゴム、ビートパルプ、タルハゴム、イナゴ マメのような本発明の範囲内の繊維は適度な量のSCFAsを生成し、ソルカフロッ クとラクッロースは中程度のSCFAsを生成した。またビートパルプは最大量のブ チレート生成し、これはコロノサイトのための重要なエネルギー基質である。 表6 24時間内で種々の繊維基質上の犬の糞バクテリアにより生じた短鎖脂肪酸 1フラクトオリゴ糖 実施例3 犬及び猫の糞の微生物相による繊維質基質の有機物消滅(OMD)を示すための生 体外の実験を行った。3匹の雌の英国ポインターが犬の嫌気性微生物相の糞のサ ンプルを提供した。一匹の雌と二匹の雄のショートヘアーからの糞を猫の嫌気性 微 生物相の接種源として使用した。有機物の量を種々の基質について決定した。次 いでこれらの基質を24時間発酵させた後、残留する有機物の量を決定した。 結果をOMDの百分率として表7に示す。このデータはソルカフロック(セルロー ス源)がOMDの最小百分率を有するが、カンキツ類ペクチンが最大百分率を有す ることを示す。ビートパルプ、カンキツ類パルプ、イナゴマメゴム、及びタルハ ゴムのような本発明の範囲内の繊維は中程度のOMD百分率を有した。 表7 24時間、犬及び猫の糞の微生物相に供された種々の基質の有機物消滅(%) 実施例4 犬の糞の微生物相による選ばれた繊維源の発酵性を示すための生体外の実験を 行った。非発酵性繊維を含有する食餌(ソルカフロック、セルロース源)又は本 発明の範囲内の発酵性繊維を含有する食餌(カンキツ属パルプ)を投与された犬 から接種物を得た。 各食餌を与えられた3匹の英国ポインターの糞を微生物相の原料としてして、 イナゴマメ、カンキツ属パルプ及びカンキツ属ペクチンの基質からの短鎖脂肪酸 (SCFA)の生成を評価した。この基質を6時間及び24時間発酵させた。結果を表 8及び9に示す。この結果から、アセテート及び総SCFAの生成はカンキツ属パル プを含有する食餌を与えられた犬の場合、発酵の6時間及び24時間後に極めて増 大し、そしてセルロース(ソルカフロック)は微生物活性を低下させることが判 る。 表8 種々の基質に基づくソルカフロック及びカンキツ属パルプ繊維のアセテートの生 成(有機物のミリモル/グラム) 表9 種々の基質に基づくソルカフロック及びカンキツ属パルプ繊維の総SCFAの生成( 有機物のミリモル/グラム) 実施例5 エンテロサイト及びコロノサイトを成犬の腸から単離し、そしてKight及びFle mlng,J.Nutr.生化学.6:27(1995)及びMarsman及びMcBurney,J.Nutr.125:27 3(1995)により修正された方法を用いて生体外で育成した。この細胞による代謝 性燃料の使用を放射性同位元素を使って標識された14CO2の生成を測定すること により決定した。[1-14C]ブチレート(5mM)、[1-14C]グルコース(5mM)、及びL-[U -14C]-グルタミン(2.5mM)の酸化率(nモル/基質/時間/mg細胞乾燥物)はそれ ぞれ犬のコロノサイトについて13.5±3.5、6.5±.96、及び8.1±.21であり、そ して犬のエンテロサイトについて18.7±1.7、16.1±1.0、及び32.0±4.3であっ た。 図1は犬の腸細胞による[1-14C]ブチレートの酸化を示す。コロノサイト(上 記 大腸内の細胞)及びエンテロサイト(上記小腸内の細胞)によるブチレートの酸 化はグルコース(5mM)、グルタミン(2.5mM)、又はβ-ヒドロキシ酪酸(BHBA)( 5mM)による媒質の追加により影響されなかった。図2は犬の腸細胞による[U-1 4 C]グルコースの酸化を示す。コロノサイトによるグルコース(5mM)の酸化は2. 5mMグルタミン又は5mMβ-ヒドロキシ酪酸の媒質への添加により減少しなか った。これに対して、ブチレートの添加は犬のエンテロサイトによるグルコース の酸化を減少させた。 これらの結果から、犬のエンテロサイトはグルタミン又はグルコースよりもよ り大きな親和力でブチレートを利用するが、犬のコロノサイトはグルコースとブ チレートを同等の親和力で利用するように思われる。これらの結果は短鎖脂肪酸 に分解する発酵性繊維源を含有する食餌を犬に与えると、犬の腸細胞に代謝性燃 料源が供給されること意味している。また犬の腸細胞はグルコースを燃料源とし て利用するため、発酵性繊維を含有する食餌から、結腸の血流が増大し、腸細胞 への重要な燃料の利用性を向上させる。 実施例6 腎臓病に罹っている犬の臨床徴候に対する効果示す実験を行った。下記の表10 は従来のペットフード食餌に対する本発明の食餌中の各多量栄養素から得られる カロリーの百分率を要約する。表11は腎臓病に罹っている4匹の成犬から得られ る結果と本発明の食餌を供与される前及び後のBUN、クレアチニン、燐、二酸化 炭素、及びトリグリセリドのレベルの比較を要約する。 表10 腎臓病に罹っている犬のための従来の食餌に対する本発明の食餌中の各多量栄養 表からのカロリーの百分率 上記から明らかなように、本発明の食餌は従来の食餌に比べて蛋白質からのカ ロリーは大きく、そして脂肪からのカロリーは少ない。表11 本発明の食餌を供与される前後の4匹の成犬から得られる結果の要約 a本発明の食餌を与えられる前に、犬は腎臓病用の一般的な市販の食餌を与えら れた。 本発明を説明するために、特定の態様と詳細が示されたが、当業者は開示され た方法及び装置の種々の変更を添付のクレイムに示された本発明の範囲を逸脱す ることなく行うことができる。
【手続補正書】 【提出日】平成12年3月3日(2000.3.3) 【補正内容】 請求の範囲 1.発酵性繊維を含有する組成物を含むペットフード製品であって、上記発酵性 繊維がビートパルプ、タルハゴム及びフラクトオリゴ糖の混合物、またはビート パルプ、アラビアゴム及びフラクトオリゴ糖の混合物を含み、上記発酵性繊維が 、糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅率 を持っており、上記発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存 在するペットフード製品。 2.上記ペットフード組成物が、補足の総食物繊維の2〜9重量%の上記発酵性 繊維を含む請求項1のペットフード製品。 3.上記ペットフード組成物が、補足の総食物繊維の3〜7重量%の上記発酵性 繊維を含む請求項1のペットフード製品。 4.上記ペットフード組成物が、補足の総食物繊維の4〜7重量%の上記発酵性 繊維を含む請求項1のペットフード製品。 5.上記発酵性繊維が20〜50%の有機物消滅率を持っている請求項1のペッ トフード製品。 6.上記発酵性繊維が30〜40%の有機物消滅率を持っている請求項1のペッ トフード製品。 7.ビートパルプ:フラクトオリゴ糖の重量比が約3:1〜6:1である請求項 1のペットフード製品。 8.ビートパルプ:ゴム:フラクトオリゴ糖の重量比が6:2:1.5である請 求項1のペットフード製品。 9.上記組成物が約0.25重量%より少ない燐を有する請求項1のペットフー ド製品。 10.上記組成物がオオバコ、米糠、イナゴマメゴム、カンキツ属パルプ、ペク チン、マンナオリゴ糖及びこれらの混合物からなる群から選ばれる請求項1のペ ットフード製晶。 11.上記組成物の上記発酵性繊維の総含量によって食餌kg当たり約100〜 約350mmolのSCFAを生じる請求項1のペットフード製品。 12.上記組成物が約10〜32重量%の粗蛋白質、約8〜20重量%の脂肪、 及び約3〜25重量%の合計食物繊維を含む請求項1のペットフード製品。 13.上記粗蛋白質が大豆蛋白分離物及びコーングルテンミールから供給される 請求項1のペットフード製品。 14.上記組成物が更にL−リジン及びL−トリプトファンを含む請求項12の ペットフード製品。 15.上記粗蛋白質が約5〜約15重量%の大豆蛋白分離物、約0.5〜約2. 5重量%のコーングルテンミール、約0.01〜約0.22重量%のL−リジン 及び約0.01〜約0.22重量%のL−トリプトファンを含む請求項12のペ ットフード製品。 16.大豆蛋白分離物:コーングルテンミール:L−リジン:L−トリプトファ ンの重量比が420:46.5:5:1である請求項12のペットフード製品。 17.更にクエン酸カリウムを含む請求項12のぺットフード製品。 18.上記組成物における蛋白質カロリー:脂肪カロリーの比が約0.40:1 よりも大きい請求項12のペットフード製品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 C U K A61P 13/12 A61P 13/12 43/00 171 43/00 171 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持っ ている少なくとも二つの発酵性繊維を含有する組成物を含むペットフード製品で あって、上記発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存在する ペットフード製品。 2. 上記ペット食糧組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の2〜9重量%の 量で含有する請求の範囲1のペットフード製品。 3. 上記ペット食糧組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の3〜7重量%の 量で含有する請求の範囲1のペットフード製品。 4. 上記ペット食糧組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の4〜7重量%の 量で含有する請求の範囲1のペットフード製品。 5. 上記発酵性繊維は20〜50%の有機物消滅を持っている少なくとも二つの発酵 性繊維を含有する請求の範囲1のペットフード製品。 6. 上記発酵性繊維は30〜40%の有機物消滅を持っている少なくとも二つの発酵 性繊維を含有する請求の範囲1のペットフード製品。 7. 上記発酵性繊維はビートパルプ、アラビアゴム、タルハゴム、オオバコ、米 糠、イナゴマメゴム、カンキツ属パルプ、ペクチン、フラクトオリゴ糖、マンナ オリゴ糖、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる請求の範囲1のペットフ ード製品。 8. 上記発酵性繊維はビートパルプ、アラビアゴム、及びフラクトオリゴ糖から なる群から選ばれる請求の範囲1のペットフード製品。 9. 上記発酵性繊維はビートパルプ及びフラクトオリゴ糖である請求の範囲1の ペットフード製品。 10.上記発酵性繊維はビートパルプ、タルハゴム、及びフラクトオリゴ糖の混合 物を含む請求の範囲1のペットフード製品。 11.上記組成物の上記発酵性繊維の合計量が約100〜約350ミリモルSCFA/kgの食 餌を生じる請求の範囲1のペットフード製品。 12.上記組成物は約10〜32重量%の粗蛋白質と、約8〜20重量%の脂肪と、約3〜 25重量%の合計食物繊維とを含み、そして上記組成物は約0.25重量%より少 ない燐を有する請求の範囲1のペットフード製品。 13.上記粗蛋白質は大豆蛋白分離物及びコーングルテンミールから供給される請 求の範囲12のペットフード製品。 14.上記組成物は更にL-リジン及びL-トリプトファンを含む請求の範囲12のペッ トフード製品。 15.上記組成物は約5〜15%の大豆蛋白分離物、約0.5〜2.5%のコーングルテン ミール、約0.01〜0.22%のL-リジン、及び約0.01〜0.22%のL-トリプトファンを 含む請求の範囲12のペットフード製品。 16.コーングルテンミール、L-トリプトファン、L-リジンに対する大豆蛋白分離 物の重量比は420:46.5:5:1である請求の範囲12のペットフード製品。 17.更にクエン酸カリウムを含む請求の範囲12のペットフード製品。 18.上記組成物中の脂肪カロリーに対する蛋白質カロリーの比は約0.40:1より 大きい請求の範囲12のペットフード製品。
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