JP2001502470A - エポキシ―シリコーンハイブリッド樹脂ベース電気絶縁組成物 - Google Patents

エポキシ―シリコーンハイブリッド樹脂ベース電気絶縁組成物

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JP2001502470A JP10534022A JP53402298A JP2001502470A JP 2001502470 A JP2001502470 A JP 2001502470A JP 10534022 A JP10534022 A JP 10534022A JP 53402298 A JP53402298 A JP 53402298A JP 2001502470 A JP2001502470 A JP 2001502470A
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フォエルデシ・ナデュー,イロナ
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フルカワ・エレクトリック・インスティテュート・オブ・テクノロジー
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Abstract

(57)【要約】 開示の組成物は、優れた絶縁特性を示す材料の組み合わせを特徴とする。エポキシ樹脂のより安い価格および容易な加工性を、シリコーンゴムの有利な表面特性(ドライバンドアーク放電後の疎水性の回復)および良好な耐候性と、組み合わせる。この新規な組成物は、低圧注入成形または加圧ゲル化によって処理することができる。ベースの樹脂は、粘度が低いため、多量の充填材を吸収することができる。エポキシ樹脂変性用のシリコーン成分は、単なる可塑剤ではなく、網状構造内に構築されるため、その作用は永久的である。組成物の主成分は、脂環式または脂肪族(または芳香族)エポキシ樹脂と、脂環式(または芳香族)無水物(例えば、アミンまたはポリアミノアミド)架橋剤、促進剤およびエポキシ末端基含有シリコーンオリゴマーである。他の成分は、低分子量または巨大分子量の活性希釈剤(柔軟剤)および充填材である。各成分の比率を変化させることによって、硬質の耐力構造から軟質のゴム状構造まで、数種の組成物を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 エポキシ−シリコーンハイブリッド樹脂ベース電気絶縁組成物 本発明は、エポキシ樹脂などの既知成分に加え、反応性シリコーンオリゴマー を樹脂成分として含む絶縁組成物に関する。従って、この組成物は、両方の絶縁 材料の有利な特性を合わせ持つ。 エポキシ樹脂の電気絶縁用としての用途は、長年の間知られている。エポキシ 樹脂は、高い機械的強度や電気的強度や耐熱性や耐薬品性のような有利な特性を 有することに加え、ある種の欠点、例えばクラッキングを示したり、長期間の屋 外暴露の後やドライバンド(dry band)アーク放電の後に表面疎水性の消失など を示す。また、屋外用途には、脂環式樹脂および無水物は、耐候性および耐電気 的侵食性が良好であるため、芳香族系樹脂よりも好適であることが知られている 。脂環式樹脂は、ドライバンドアーク放電の場合にトラッキングがより小さい傾 向を示す。 近年、シリコーン系またはシリコーンゴム系複合絶縁材料は、屋外での絶縁用 途において先導的役割を徐々に担ってきている。この主な理由は、シリコーンゴ ムの疎水性のためであるが、この疎水性によって、絶縁材料表面上での水の連続 膜の形成が防止され、これにより、電流の漏れやドライバンドアーク放電を原因 とする侵食が減少する。シリコーンゴムの1つの利点は、この疎水性が長期間安 定を示すことであるが、さらに、この疎水性が屋外の環境変化や放電によって一 時的に破壊された場合でも、その後徐々に疎水性が回復することがその利点であ る。この疎水性が回復する理由は、部分的には低分子量シリコーン油の表面への 移動(拡散)によるものであり、また部分的には表面に位置したシリコーン鎖の 再配向によるものである。 このような材料は、有利な特性を示すため、種々の組成物に組み込むことが試 みられている。特許された組み合わせでは、しばしば組成物の良好な電気絶縁性 、耐熱性および耐候性が強調されている。例えばJP-05271518では、アルキルフ ェノール-ポリシロキサンブロックコポリマーとビスフェノールA型エポキシ樹 脂との混合物を用いている。JP-05301931は、シロキサングラフト重合ビニルポ リマーをクレゾール型またはノボラック型エポキシ樹脂と組み合わせた混合物を 提案している。JP-05160173では、メラミン末端官能化シロキサンをエポキシ化 ポリブタジエンと反応させている。JP-05105778では、カルボキシ末端官能化ニ トリルゴムとアミン末端官能化シロキサンおよびエポキシとの組み合わせなどを 開示する。以上の組成物は、全て市販されていない特殊な成分を使用している。 他の特許、例えばJP-62243649、CS-217338、US-4537803、JP-60112814、JP-52 068248、US-3843577は、疎水性、耐候性、局所的放電特性を改善するため、低分 子量(移動性)シリコーン油添加剤含有組成物を開示するが、このシリコーン油 は、エポキシ樹脂の網状構造内に組み込まれていない。 本発明は、市販の成分からエポキシ樹脂組成物を開発することを目的とする。 この組成物は、 1)網状構造内に組み込んだシリコーン成分、従って系から取り出すことがで きなくその作用が永久的であるようなシリコーン成分を含み、 2)絶縁材料の製造に使用されているHTV(高温加硫)またはLSR(液体シリコ ーンゴム)材料よりも安価であり、 3)高含量の充填材を用いても、低圧または中圧液体法によって処理すること ができる。 開発に際し、以下の点に着目した。 1)熱硬化性樹脂の好適な組み合わせ(いわゆるハイブリッド型樹脂)は、両 成分の有利な特性を結合させることができる(例えば、ウレタン-不飽和ポリエス テルハイブリッド樹脂)。これらは、物理的な混合物、例えば熱可塑性樹脂のブ レンドではなく、コポリマー(ブロックまたはランダムコポリマー)である。 2)過去数年間に、市場に現れた反応性シリコーンオリゴマー〔その反応性基 (ヒドロキシ、アミン、アクリレート、エポキシなど)は、シリコーン原子に直 接結合せずに、飽和プロピレン(-(CH23-)またはブチレン(-(CH24- )鎖を介して結合する。〕は、長期間保存することができる。これら中間鎖は、 化学的に安定で、長期間保存することができる。これら中間の橋は、それらの官 能性末端基によって、ジメチルシロキサンブロックとして他の熱硬化性樹脂内に 組み込むことができる。市販のエポキシ樹脂変性シリコーンオリゴマーは、式: 〔式中、R’は飽和炭化水素鎖である。〕 で示される。実験室規模では、側鎖にエポキシ基を含む他の構造も容易に合成す ることができ、例えば、式: 〔式中、Rは、アルキル基、 Q’およびQ”は、トリメチルシリル基(-SiMe3)または-R'-X基、 R’は、飽和炭化水素鎖、 Xは、式: で示されるグリシドキシル基を意味する。〕 で示される。 3)ランダムまたはブロックコポリマーが約10%のシロキサン単位を含む場合 、コポリマーの表面エネルギーは、代表的なシロキサンポリマーと同じである( 即ち、疎水性である)。なぜなら、表面は、低表面エネルギーのシロキサン成分 が豊富となるからである。 以上の着目点に基づき、本発明は、既知のエポキシ樹脂と、エポキシ官能基含 有シロキサンオリゴマーおよび計算量の架橋剤との混合物であることを特徴とす る、一群のハイブリッド樹脂を提案する。 すなわち本発明は、改善された疎水性および耐電気的侵食性を示す、エポキシ 樹脂をベースとする絶縁組成物であって、 脂環式または脂肪族(または芳香族)エポキシ樹脂と、脂環式(または芳香族 )無水物(恐らくはアミンまたはポリアミノアミド)架橋剤とを含み、 エポキシ基含有シリコーン添加剤を、場合によりポリマー活性希釈剤(柔軟剤) 、強化充填材(アエロジル(Aerosil)、ウォラストナイト、チョプトグラスファ イバー)および/または非強化充填材(シリカ、ATH、炭酸カルシウム、バライ ト)および網状構造に非結合性の移動性シリコーン油と含んでなることを特徴と する組成物を提供する。 本発明の組成物において、エポキシ基含有シロキサンオリゴマーは、式: 〔式中、Rは、メチルまたはフェニル、R’は、炭素数1〜10、好適には3〜4の 飽和炭化水素鎖、nは、1〜50、好適には5〜15の重合度を意味する。〕 で示されるグリシジル基含有ポリシロキサンまたは、式: 〔式中、Rは、メチルまたはフェニル、 m+nは、1〜50、好適には5〜15の重合度、 mは、1〜5、好適には1または2の重合度、 Q’またはQ”は、トリメチルシリル基(-SiMe3)または-R'-X基、 R’は、炭素数1〜10、好適には3または4の飽和炭化水素鎖、 Xは、式: で示されるグリシドキシル基を意味する。〕 で示されるポリシロキサンである。 有利には、樹脂および架橋剤成分は、シロキサンオリゴマーに混和性を示す。 このような成分の選択は、ポリシロキサンの凝集エネルギー密度が非常に小さい ため、決して簡単なものでない。これら成分は、全ての有機液体に混和性を示さ ない。シロキサンオリゴマーが、架橋剤に混和性を示すが、エポキシ樹脂に混和 性を示さない場合には、シロキサン相は、エポキシマトリックスから分離した状 態で架橋することができる。これは、巨視的相分離(分離した材料からなる2相 に見える)と呼ばれ、技術的に許容されない生成物となる。この状態は、ブロッ クコポリマー合成の間に起こる微視的相分離とは明確に区別される。この方法に よれば、当初の状態において分子レベルで混和性を示すモノマーまたはオリゴマ ーは、混合エントロピーの減少により重合の間に、分離状態になる。しかしなが ら、各ブロックは相互に化学的に連結されているため、相分離は、微視的な状態 のままである。微視的相分離は、ブロックコポリマーの特異的な特性の付与に貢 献する。 屋外での絶縁の場合、エポキシ成分は、有利には脂環式エポキシで、架橋剤は 、脂環式無水物である(両者とも、室温で低粘度液体)。エポキシ化シロキサンを 脂環式エポキシと、比率1:9で混合すると、架橋剤の計算量で架橋し、次いでシ ロキサン様表面特性を示すポリマーが得られる。耐電気的侵食性は、酸化アルミ ニウム三水和物(ATH)充填材の添加によって改善することができ、また曲げ弾 性率および引っ張り強度は、異方性充填材(チョプトグラスファイバー、ウォラ ストナイトまたは他のホイスカー様充填材)によって実質的に増加させることが できる。安価なエキステンダー充填材(例えば、シリカまたは炭酸カルシウム) は、価格を低下させることができる。この組成物は、従来からのシリカ充填脂環 式注入成形樹脂に競合することができる。この場合、ハイブリッド樹脂は、埋め 込んだ金属部品を介して電気回路網上に結合しうるような、耐力成分に相当する 。従来からの注入成形樹脂よりも優れた、この組成物の利点は、酸化後にその疎 水性を回復しうるような、シリコーン富疎水性表面を有することである。 エポキシ化シリコーンオリゴマー(非移動性シリコーン成分)および低分子量 シリコーン油(移動性シリコーン成分)の両方を含む組成物も、可能である。非 移動性シリコーン成分それ自体によって、必要な表面特性および表面酸化後の疎 水性の回復力が確保されるが、移動性シリコーン成分を同時に存在させれば、絶 縁体表面上のダストなどの無機堆積物も疎水性になる。非移動性シリコーン成分 は、次のような2つの理由からこの種の組成物において重要な役割を果たす。 A)移動性シリコーン成分は、容易に表面に移動して不相溶性の問題を起こすた め、ごく限られた量でしかエポキシ樹脂に添加できない。B)移動性シリコーン は、移動するためサンプル中で徐々に欠乏しうるが、非移動性シリコーン成分は 安定である。 上記システムに基づけば、屋外用複合材料の製造においてシリコーンゴムの代 用に使用しうる、より柔軟で、よりフレキシブルな組成物を製造することができ る。この組成物では、エポキシ樹脂成分の剛性は、活性希釈剤(有利にはポリマ ー活性希釈剤)の添加によって減少させることができる。活性希釈剤は、エポキ シ網状構造内に組み込まれてその剛性を減少させるような、特定の可塑剤である 。柔軟化は、架橋度の低下(低分子量単官能性エポキシ化合物)またはソフトセ グメントの硬質網状構造への組み込みによって達成される。ポリマー活性希釈剤 の一例は、グリシドキシル末端官能化ポリエーテルオリゴマーである。ポリマー 活性希釈剤の適用は、次の2つの理由から必要である。a)シロキサン網状構造 は、それ自体あまりにも強力すぎる(もっとも、この網状構造は、熱分解供給源 からのシリカゲル、例えばアエロジル(Aerosil)またはCab-O-Silの添加によっ て著しく強化することができる。)。このため、シロキサン/エポキシの樹脂比 率を増加させても、有利な機械的特性を示す系が得られない。b)シロキサンオ リゴマーは、通常ポリマー活性希釈剤よりもより高価である。活性希釈剤は、シ ロキサンオリゴマーおよび他の前記した成分に混和するようなものが選択される 。従来からの系と同様に、脂環式樹脂および耐電気的侵食性の改善に必要な添加 剤(ATHなど)を用いることが有利である。シリコーンゴムよりも優れた、この 系の利点は、その価格が安く、また同じ充填レベルで著しく粘度が低いことであ る。 架橋剤の量は、化学両論量が適用され、以下の式: T=(xe1+ye2+ze3)/A 〔式中、x、エポキシ樹脂の重量、e1は、樹脂のエポキシ含量比(エポキシ基 のモル数/樹脂100g、これは、式:100/Eによってエポキシ当量(E)から算 出することができる。)、yは、エポキシ化シリコーンの重量、e2は、エポキシ 含量比、zは、活性希釈剤の重量、e3は、エポキシ含量比およびAは、架橋剤 (例えば無水物)の官能基含量比(モル/100g単位)である。〕 によって算出することができる。 次に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。 実施例1 エポキシ化シリコーンと脂環式無水物との反応についての証明 計算量(表1参照)の脂環式無水物(Lekutherm Haerter M,Bayer AG、無水物 当量168g)およびエポキシ末端基含有シリコーンオリゴマー(Tegomer ESi-2130 およびESi-2330,TH Goldschmidt AG、各々、エポキシ当量514および1254)を相 互に混合する。各成分を完全に混和する。これらの混合物は、室温で1日以内に 固化し、ゴム状材料が得られた。反応体および生成物の透過率IR分光光度分析に よって、両成分の反応が明確に証明された。(二重線:脂環式無水物の特徴、178 0cm-1において現れ、1860cm-1で消失。カルボニルエステル:これは、無水物と エポキシ基の反応の結果であり、1740cm-1に見られる)。 表1 成分の重量比 実施例2 エポキシ-シリコーンハイブリッドの合成 計算量の脂環式エポキシ樹脂(Lekutherm X100,Bayer AG、エポキシ当量170〜1 80)、エポキシ化シリコーンオリゴマー(Tegomer ESi-2130またはESi-2330,TH Goldschmidt AG)および脂環式無水物架橋剤(Lekutherm HaerterM,Bayer AG) を、各エポキシ基含有成分の重量比が1:1となるように混合す る。反応体の混合物は、両者とも均一になった。反応の促進のため、DMP-30促進 剤を添加した(X100エポキシ成分の0.5重量%)。ゲル化時間を100℃でGelnorm装 置によって測定した。このゲル化時間は所定の粘度に達するまでに要する時間で ある。表2は、組成および対応するゲル化時間を示す。TegomerESi-2130の場合 、固体生成物が得られる一方、ESi-2330の場合には巨視的相分離が生じた。 表2 組成およびゲル化時間 実施例3 ハイブリッド成分組成物の変形例、シリコーン豊富表面外観の例示 計算量の脂環式エポキシ樹脂(Lekutherm X100,Bayer AG、エポキシ当量170〜1 80)、エポキシ化シリコーンオリゴマー(Tegomer ESi.2130,TH Goldschmidt AG )および脂環式無水物架橋剤(Lekutherm Haerter M,Bayer AG)を、各エポキ シ基含有成分の重量比が3:1、1:1および1:3となるように混合する(表3参照) 。反応体の混合物は、全ての場合均一になった。エポキシ化シリコーン成分が多 い場合には、半透明でゴム状の材料が得られる一方、他の2つ場合には透明で固 体の樹脂が得られた。減衰全反射(ATR)IRスペクトル(これは、サンプルの上 層の0.1μm厚を調べる)によれば、エステル(1740cm-1)およびSi-Me(1260cm-1 )基に寄与しうるバンド強度(ベースライン修正ピーク吸収値)の比率は、3 つ全ての組成物についてほぼ同じであった(20〜30%の相違が観察されうる)。他 方、(エステル基)対(ジメチルシリコーン基)のモル比は、約10倍に変化した 。これは、文献によって知られているように、低表面エネルギーのシリコーン単 位は、ジメチルシロキサンモノマー含有コポリマー(特にブロックコポリマー) の表面特性を主として決定する事実を示すものである。 表3 各成分の重量比 (1:1混合物の組成は、実施例2の組成物3と同じである。) 実施例4 ハイブリッド樹脂の耐電気的侵食性に対するシリコーン添加剤および無機充填 材の作用 コンパウンド特性に対し、エポキシ化シリコーン添加剤および充填材の作用を 調べるため、4つの組成物を製造し(表4a参照)、エポキシ化シリコーン添加剤 および充填材(シリカおよび/またはATH)の量を変化させた。充填材を含む混 合物を、Molteni型真空ミキサーによって完全に混合して、取り出し、次いで注 入成形型内に注いで100℃で硬化した。テストサンプルをシートから切り取り、 傾斜面(inclined plane)電気的侵食性テスト(IEC)を各サンプルについて行 った。結果を表4bにまとめた。5つの平行サンプルを調べた。所定の電圧レベ ルにおいて、5つ全てのサンプルは、少なくとも6時間、耐性を示す必要がある 。これらサンプルの測定は、その漏れ電流が60mAを越えた時点で終了した。表は 、また破壊結果(過電流、炭化(トラッキング)伴わず:過電流、炭化を伴う: 過電流、燃焼を伴う)を示す。表に示すように、シリコーン添加剤を用いないベ ースシリカ充填組成物は、3.5kVでさえも合格しなかった。シリコーン添加剤の 添加によって著しい改善を得ることができた。4.5kVで見られる過電流では、炭 化または燃焼が起こることがないため、重大な損傷とみなすことができない。シ リコーン添加剤を用いないが、シリカに代えてATHを充填材として添加した場合 にも、改善が観察された。後者の場合、ATHによるアーク抑制効果が観察された が、表面疎水性の作用は示さなかった。両方の添加剤を一緒に用いた場合も有効 ではあるが、これらから、組成物9が最良であるとがわかった。 表4a 成分の重量比 表4b 表4a記載の組成物の寿命(IEC587傾斜面テストによって測定) 実施例5 種々の充填材、柔軟剤およびエポキシ化シリコーンを含む組成物 以下に記載の組成物は、次の成分を含む:CY 184脂環式エポキシ樹脂(Ciba Geigy) 、HY 1102脂環式無水物(Ciba Geigy)、DY 062促進剤(Ciba Geigy)、Tegomer ESi 2130エポキシ化シリコーン(TH Goldschmidt AG)、Eurepox RV-Fポリマー活性希 釈剤(柔軟剤、Schering/WITCO)、W 12ESTシリカ充填 材(Quarzwerke GmbH)、ATH充填材(メチルシラン処理、Solem GmbH)。 表5aは、これらコンパウンドの組成を示す一方、表5bは、ある種の物性値を示 す。炭化(トラッキング)または燃焼につながらないような過電流の場合、これ を無視すれば、全ての組成物は、3.5kVのIEC587傾斜面テストに合格し、平均重 量損失のみがやや異なる。しかしながら、標準偏差を考慮すると、これらの差異 は大きくはない。組成物14〜16の場合、重量損失は、全くないが、傾斜面テスト の後に重量の増加が観察された。これは、侵食損失(負)と水分吸収(正)の結 果である。表5bからわかるように、エポキシ化シリコーン添加剤によって、樹 脂の硬度は減少するが、衝撃特性は、改善されない。この欠点は、ポリマー活性 希釈剤の添加によって補うことができる。この後者の添加剤は、また樹脂組成物 を硬質ゴムに非常に近似したものに変性することができる。 表5a 成分の重量比 表5b 表5a記載の組成物の物性 実施例6 種々の充填材、移動性および非移動性シリコーン添加剤を含む、種々のハイブ リッド樹脂組成物の物性 シリカおよび他の充填材を含み、移動性および非移動性シリコーン添加剤を用 いるかまたは用いない、5つの異なる組成物(表6a参照)についていくつかの 物性(表6b)を比較した。脂環式エポキシ成分は、CY 184(Ciba Geigy)であ り、架橋剤は、脂環式無水物(HY 112、Ciba Geigy)であり、促進剤は、DY 062 (Ciba Geigy)、エポキシ化シリコーン添加剤は、Tegomer ESi 2130(THGoldschm idt AG)であり、活性希釈剤は、Eurepox RV.F(Schering/WITCO)であり、シリ カ充填材はW 12EST(Quarzwerke GmbH)であり、ATHは、メチルシラン処理グレ イドのもの(SolemGmbH)である。他方、ウォラストナイト(ケイ酸カルシウム )は、未処理グレイドのものである(QuarzwerkeGmbH)。表6aは、樹脂および添 加剤成分のみを示し、架橋剤は、各成分のエポキシ当量から算出した化学両論量 で用いた。組成物19および21は、0.1重量%移動性シリコーン油(粘度100cPのポ リジメチルシロキサン)を含む。この0.1重量%は、無機充填材を除く有機成分 を基準に算出した。組成物17は対照である。組成物18は、同じ量であるが混合し た充填材を含む。組成物19は移動性シリコーン油を含むが、エポキシ化シリコー ン添加剤を含まない。組成物20は、エポキシ化添加剤を含むが、移動性シリコー ン油を含まない。他方、組成物21は、両方の種類のシリコーンを含む。表6bに 示すように、シリカをより軟質の充填材、例えばATHによって置換すると、衝撃 および引っ張り強度値は減少するが、以下に記載のように、エポキシ-シラン処 理ATHおよびウォラストナイトグレイドを用いることによって、同じ充填含量で シリカ充填グレイドと同様な特性を示す樹脂を組成できることが判明した。系に 移動性または非移動性シリコーン油を添加すると、耐熱性は減少するが、電気的 絶縁破壊強度は、そのままである。組成物17は、IEC587傾斜面テスト(3.5kV)に合 格した。これは、屋外用絶縁材料に通常必要な条件である。ATHを含む他の全て の組成物は、このテストに合格した。エポキシ化シリコーン添加剤添加の利点は 、テストの間に過電流が減少したいくつかの事例によって示される。 表6a 成分の重量比 表6b 表6a記載のコンパウンドについての物性
【手続補正書】 【提出日】平成10年9月24日(1998.9.24) 【補正内容】 (I)請求の範囲 別紙の通り訂正する。 (II)明細書 (1)第3頁4〜6行および第4頁9〜11行、 と訂正する。 (2)第4頁下から7〜5行、 (別 紙) 訂正した請求の範囲 1.脂環式または脂肪族(または芳香族)エポキシ樹脂と、脂環式(または芳 香族)無水物(例えば、アミンまたはポリアミノアミド)架橋剤とを含み、かつ 、改善された疎水性および耐電気的侵食性を示す、エポキシ樹脂をベースとする 絶縁組成物であって、 エポキシ基含有シリコーン添加剤を、場合によりポリマー活性希釈剤(柔軟剤) 、強化充填材(アエロジル、ウォラストナイト、チョプトグラスファイバー)お よび/または非強化充填材(シリカ、ATH、炭酸カルシウム、バライト)および 網状構造に非結合性の移動性シリコーン油と組み合わせて存在させることを特徴 とする組成物。 2.エポキシ基含有シリコーン添加剤は、式:〔式中、Rは、メチルまたはフェニル、R’は、炭素数1〜10、好適には3〜4の 飽和炭化水素鎖、nは、1〜50、好適には5〜15の重合度を意味する。〕 で示されるグリシジル基含有ポリシロキサンである請求項1記載の組成物。 3.エポキシ基含有シリコーン添加剤は、式: 〔式中、Rは、メチルまたはフェニル、 m+nは、1〜50、好適には5〜15の重合度、 mは、1〜5、好適には1または2の重合度、 Q’またはQ”は、トリメチルシリル基(-SiMe3)または-R'-X基、 R’は、炭素数1〜10、好適には3または4の飽和炭化水素鎖、 Xは、式: で示されるグリシドキシル基を意味する。〕 で示されるポリシロキサンである請求項1記載の組成物。 4.(脂環式エポキシ成分)対(エポキシ基含有シリコーン添加剤)の重量比は 、100:1〜100:30、好適には100:5〜100:20〜100:20であって、 架橋剤の量は、エポキシ基の濃度に依存し、化学両論量で添加する請求項2ま たは3記載の組成物。 5.(エポキシ樹脂+エポキシ基含有シリコーン添加剤+ポリマー活性希釈剤 の全量)対(充填材の全量)の重量比は、5:1〜1:5、好適には1:1〜1:3であ る請求項4記載の組成物。 6.充填材の全量を100%とすると、ATHの含量は、20〜60%、好適には40〜50 重量%である請求項5記載の組成物。 7.充填材の全量を100%とすると、強化充填材(ウォラストナイトおよび/ またはチョプトグラスファイバー)の含量は、10〜60重量%、好適には30〜50重 量%である請求項5または6記載の組成物。 8.有機成分の全量を100%とすると、網状構造に非結合性の移動性シリコー ン油0.5〜10%、好適には1〜3%を含む請求項5〜7のいずれかに記載の組成物 。 9.(エポキシ樹脂+ポリマー活性希釈剤+エポキシ基含有シリコーン添加剤) の全量を100%とすると、ポリマー活性希釈剤の量は10〜50%、好適には20〜 40%、エポキシ基含有シリコーン添加剤の量は5〜50%、好適には10〜30%であ る請求項2または3記載の組成物。 10.(エポキシ樹脂+エポキシ基含有シリコーン添加剤+ポリマー活性希釈剤 の全量)対(充填材の全量)は、5:1〜1:5、好適には1:1〜1:3である請求項 9記載の組成物。 11.充填材の全量を100%とすると、ATHの含量は、20〜60%、好適には40〜50 %である請求項10記載の組成物。 12.充填材の全量を100%とすると、強化充填材(アエロジル)の含量は、1〜 10%、好適には2〜5%である請求項10または11記載の組成物。 13.有機成分の全量を100%とすると、網状構造に非結合性の移動性シリコー ン油0.5〜10%、好適には1〜3%を含む請求項10〜12のいずれかに記載の組成物 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェチョエーディ,シャーンドル ハンガリー、ハー―1112ブダペスト、シャ シャディ・ウート125番 (72)発明者 テーグラーシュ,マールトン ハンガリー、ハー―1061ブダペスト、アン ドラーシー・ウート3番 (72)発明者 ボルショシュ,ゾルターン ハンガリー、ハー―1031ブダペスト、カサ ーシュデューロエー11番 (72)発明者 フォエルデシ・ナデュー,イロナ ハンガリー、ハー―1155ブダペスト、オー ダ・ウッツァ26番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.脂環式または脂肪族(または芳香族)エポキシ樹脂と、脂環式(または芳 香族)無水物(例えば、アミンまたはポリアミノアミド)架橋剤とを含み、かつ 、改善された疎水性および耐電気的侵食性を示す、エポキシ樹脂をベースとする 絶縁組成物であって、 エポキシ基含有シリコーン添加剤を、場合によりポリマー活性希釈剤(柔軟剤) 、強化充填材(アエロジル、ウォラストナイト、チョプトグラスファイバー)お よび/または非強化充填材(シリカ、ATH、炭酸カルシウム、バライト)および 網状構造に非結合性の移動性シリコーン油と組み合わせて存在させることを特徴 とする組成物。 2.エポキシ基含有シリコーン添加剤は、式: 〔式中、Rは、メチルまたはフェニル、R’は、炭素数1〜10、好適には3〜4の飽 和炭化水素鎖、nは、1〜50、好適には5〜15の重合度を意味する。〕 で示されるグリシジル基含有ポリシロキサンである請求項1記載の組成物。 3.エポキシ基含有シリコーン添加剤は、式: 〔式中、Rは、メチルまたはフェニル、 m+nは、1〜50、好適には5〜15の重合度、 mは、1〜5、好適には1または2の重合度、 Q’またはQ”は、トリメチルシリル基(-SiMe3)または-R-X基、 R’は、炭素数1〜10、好適には3または4の飽和炭化水素鎖、 Xは、式:で示されるグリシドキシル基を意味する。〕 で示されるポリシロキサンである請求項1記載の組成物。 4.(脂環式エポキシ成分)対(エポキシ基含有シリコーン添加剤)の重量比は 、100:1〜100:30、好適には100:5〜100:20〜100:20であって、 架橋剤の量は、エポキシ基の濃度に依存し、化学両論量で添加する請求項2ま たは3記載の組成物。 5.(エポキシ樹脂+エポキシ基含有シリコーン添加剤+ポリマー活性希釈剤 の全量)対(充填材の全量)の重量比は、5:1〜1:5、好適には1:1〜1:3であ る請求項4記載の組成物。 6.充填材の全量を100%とすると、ATHの含量は、20〜60%、好適には40〜50 重量%である請求項5記載の組成物。 7.充填材の全量を100%とすると、強化充填材(ウォラストナイトおよび/ またはチョプトグラスファイバー)の含量は、10〜60重量%、好適には30〜50重 量%である請求項5または6記載の組成物。 8.有機成分の全量を100%とすると、網状構造に非結合性の移動性シリコー ン油0.5〜10%、好適には1〜3%を含む請求項5〜7のいずれかに記載の組成物。 9.(エポキシ樹脂+ポリマー活性希釈剤+エポキシ基含有シリコーン添加剤) の全量を100%とすると、ポリマー活性希釈剤の量は10〜50%、好適には20〜40 %、エポキシ基含有シリコーン添加剤の量は5〜50%、好適には10〜30%であ る請求項2または3記載の組成物。 10.(エポキシ樹脂+エポキシ基含有シリコーン添加剤+ポリマー活性希釈剤 の全量)対(充填材の全量)は、5:1〜1:5、好適には1:1〜1:3である請求項 9記載の組成物。 11.充填材の全量を100%とすると、ATHの含量は、20〜60%、好適には40〜50 %である請求項10記載の組成物。 12.充填材の全量を100%とすると、強化充填材(アエロジル)の含量は、1〜 10%、好適には2〜5%である請求項10または11記載の組成物。 13.有機成分の全量を100%とすると、網状構造に非結合性の移動性シリコー ン油0.5〜10%、好適には1〜3%を含む請求項10〜12のいずれかに記載の組成物 。
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