JP2001501977A - 投与性組成物および磁気共鳴画像法 - Google Patents

投与性組成物および磁気共鳴画像法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は生体の磁気共鳴画像法(MRI)への過分極化ガスの適用に関する。この発明は投与可能な組成物もしくは配合物、該組成物もしくは配合物の製造法、過分極化ガスを含有する造影剤、およびMRIにおけるこれらの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 投与性組成物および磁気共鳴画像法技術分野 この発明は過分極化ガスの磁気共鳴画像法(MRI)への適用に関する。MR Iは生体の病状を診断するのに特に有用なスクリーン表示技法である。この発明 は投与可能な組成物、配合物並びに過分極化ガスを含有する造影剤および該造影 剤のMRIにおける使用にも関する。背景技術 核磁気共鳴(NMR)の技術においては、磁場が分数のスピン量子数を有する 原子核に作用して該原子核を選択方位内で配列させるように分極させる。測定中 においては、核スピンを反転させて方位分布を乱す所定の共鳴エネルギーの高周 波数パルスが印加され、次いで原子核は経時的に指数関数的に初期状態へ復帰( 緩和)するので、電子的処理によって記録可能なデータに変換されるのシグナル が得られる。該シグナルが空間的に十分なレベルまで微分されると、該データは 処理されてスクリーン上に画像として表示される。例えば、生物の組織と接触す る水のプロトン(1H)に起因して発生するシグナルを計算することによって、生 物の内部器官の直接的な視覚化を可能にする画像(磁気共鳴画像)が得られる。従 って、この技術は診断、医療的処置および手術において有力な手段となる。 1Hの自然分極は弱いが(6.8×10-6)、生体組織中には比較的多量の水が 存在するために、水素原子核は被検器官の画像を形成するように処理するのに十 分なシグナルを与える。この場合のコントラストは被検器官の異なる部位と接触 するプロトンのスピン緩和の差によって得られる。フッ素(スピン:1/2)を含 有する化合物は被験対象中のガスの検出においてNMRシグナルの発生体として 研究されてきているにもかかわらず、MRIによる画像を得るためには水のプロ トンのみが最近まで常用されている。この理由は、生体内に存在する他の核スピ ンを有する原子、即ち、天然に存在する一部の同位体、例えば、31P、13C、23 NaおよびSの同位体等の存在量は余りにも少な過ぎるために実用的な画像 シグナルが得られないことである。 最近になって、患者にMRIを適用する場合に一部の過分極化形態(hyperpola rized form)の貴ガス、例えば、3He、129Xe、131Xeおよび83Kr等を利 用することが提案されている。自然の分極状態にあるこれらの同位体から得られ るシグナルは異常に弱いが(1Hから得られるシグナルに比べて5000倍も弱い )、過分極化によって約104〜105倍まで効果的に高めることができる。さら に、過分極化ガスのスピン緩和パラメーターは、投与後に該ガスが分布する環境 状態によって非常に強い影響を受ける(即ち、該ガスは異なる強度の微細なシグ ナル配列を与える)ので、該ガスは非常に重要なMRI用造影剤となる。 貴ガスの過分極化は通常は外部磁場の存在下もしくは不存在下における光学的 に励起されたアルカリ金属を用いるスピン交換相互作用によって達成される。こ れについての参考文献としては次のものが例示される:G.D.ケイツら、Phys. Rev.A、第45巻、第4631頁(1992年);M.A.ブキアトら、Phys.Rev .Lett.第5巻、第373頁(1960年);X.ゼングら、Phys.Rev.A.第 31巻、第260頁(1985年)。この種の技術を用いることによって90%も しくはそれ以上の分極化が可能であり、また、標準緩和(T1、T2)は非常に長い ので(例えば、Xeアイスの場合には、数分間〜数日間である。)、その後の操作 (診断のための用途)は十分に可能である。あるいは、過分極化は準安定性交換に よって達成することができる。例えば、3Heをラジオパルスによって231状 態まで励起させ、次いで1.08μmの円偏光レーザー光を用いる光学的なエネ ルギー供給によって23P準安定状態まで変化させた後、基底状態原子を用いる 準安定性交換衝突によって分極を基底状態まで転移させることによって過分極化 が達成される。これについての参考文献としては次のものが例示される:L.D .シェラー、Phys.Lett.、第180巻、第83頁(1969年);F.ラロエら 、AIP Conf.Proc.#131(分極化された3Heビームとターゲッ トについての討論会:1984年)。 PCT公報WO−A−95/27438には診断のためのMRIにおいて過分 極化ガスを利用する技術が開示されている。例えば、生体外で過分極化したガス は単独または不活性成分もしくは活性成分と併用して気体状もしくは液体状の製 剤形態で投与することができる。投与は、生体外で該ガスと接触させた血液を吸 入または静脈内注射によって体内へ再導入することによっておこなうことができ る。投与後、被検者の注目している部位内のガス分布はNMRによって測定し、 該分布の計算による可視化データを常套手段によって表示する。非経口投与用の 造影剤組成物もしくは配合物の投与の実例は知られておらず、また、添加成分の 同定法も知られていない。 米国特許US−A−4,586,511号明細書にはフッ素化有機化合物を生 体内へ投与してNMR測定をおこなうことによって化学シフト、緩和時間および スピン―スピンカップリング定数等に関するデータを得る技術が開示されている が、MRIについては言及されていない。 H.ミドルトンらの報文[Mag.Res.Med.、第33巻、第271頁(1995年)] には、死亡したテンジクネズミの肺内へ分極化した3Heを導入した後、該肺の MR画像を得る技術が開示されている。 P.バチェルトらの報文[Mag.Res.Med.、第36巻、第192頁(1996年)] には、過分極化した3Heを吸入させた人間患者の肺のMR画像を得る技術が記 載されている。 M.S.チャウラらは、塩水キャリヤーに3Heのマイクロバブルを懸濁させ た懸濁液を用いて血管のMR画像を得る方法を提案している[MRI技術の討論 会(バンクーバー、1997年)のアブストラクト参照]。浮力に対するマイク ロバブルの安定化のために、チャウラらは液状キャリヤーにPEG(分子量:3 350)を40%配合することを推奨している。マイクロバブルはガスをシリン ジを用いて三方コックを介して液中へ注入することによって発生する。MRI測 定は生体外でおこなわれており、生体内での測定実験は報告されていない。 チャウラらの提案は注目すべきものであるが、気泡がかなり不安定なために実 用に供することはできない。気泡安定剤の使用がチャウラらによって推奨されて いるにもかかわらず、チャウラらによる提案により貴ガスを液状キャリヤー中へ 懸濁させることによって調製されるマイクロバブルは外圧の不存在下または適度 な外圧の存在下においては数秒間で崩壊する。チャウラらの方法によって調製さ れるマイクロバブルは非常に不安定なために、実用上の観点や生体内での利用( 即ち、患者への診断的応用)の見地からは役に立たない。 発明の概要 この発明の主要な態様においては、製剤学的に投与可能な液状キャリヤー中に 過分極化ガスの微小胞(microvesicle)を分散もしくは懸濁させた形態の組成物 もしくは配合物であって、生体の血管や組織の実用的なMR画像を得るための注 射可能なMRI用造影組成物もしくは造影配合物が提供される。これらの組成物 もしくは配合物は、微小胞(マイクロバブルもしくはマイクロバルーン)内にト ラップされた過分極化ガスに分子量の大きな外部不活性ガス、例えば、フルオロ カーボンのような揮発性フッ素化合物を少量添加することによって大きな安定化 効果が得られるという予想外の発見に基づくものである。例えば、気液界面が両 親媒性化合物(例えば、リン脂質)の単境界層によって安定化された3Heもし くは129Xeのマイクロバブル(例えば、ヨーロッパ特許EP−A−0 474 833およびEP−A−0 554 213の各明細書参照)にフルオロカーボ ン、例えばCn2n+2(nは好ましくは1〜12の数を示す)で表される化合物 をわずかに1〜10容量%添加することによって加圧下でのマイクロバブルの安 定性は著しく増大する。 上記のマイクロバブルの代りに、1種もしくは複数種の安定化ガスを添加した 過分極化ガスを充填したマイクロバルーン(microballoon)を液状キャリヤー中 に分散もしくは懸濁させた形態の本発明による組成物を用いる変形態様において も同様の効果が得られる。このマイクロバルーンは触知可能な材料、例えばEP −A−0 458 745の明細書に記載のようなポリマーから製造される包被を 有する小胞である。 本発明の別の目的は上記の組成物もしくは配合物の製造法、即ち、安定剤とし ての界面活性剤と両親媒性物質を含む溶液を調製し、次いで1種もしくは複数種 の安定化ガスを含有する過分極化ガスを該溶液中で泡立たせることを含む該製造 法、あるいは、両親媒性物質および/または界面活性剤の乾燥粉末を1種もしく は複数種の安定化ガスを含有する過分極化ガスと接触させた後、該粉末を投与可 能な液状キャリヤー中に分散させることを含む該製造法が提供される。このよう な貴ガスは高純度品として市販されており、また、分極性両位体は当該分野にお いて既知の常法に従って濃縮することができる。過分極化はPCT公報WO−A −96/39912において提案されているように、例えば、光学的に励起され たルビジウムの蒸気を用いる電子−核スピン交換によっておこなうことができる 。これに関する文献としては次のものが例示される:G.D.ケイツら、Phys. Rev.A、第45巻、第4631頁(1992年);M.A.ブキアトら、Phys .Rev.Lett.、第5巻、第373頁(1960年);X.ゼングら、Phys.Rev .A、第31巻、第260頁(1985年)。 別の上記製法の変形態様においては、1種もしくは複数種の安定化ガスを含有 する過分極化ガスを充填したマイクロバルーンの懸濁液を調製することを含む。 この調製は、ポリマー製マイクロバルーンが形成されて該マイクロバールンが1 種もしくは複数種の安定化ガスを含有する過分極化ガスをトラップする条件下に おいて重合性物質のエマルションを用いることによっておこなわれる。 本発明のさらに別の目的は、1種もしくは複数種の安定化ガスを含む過分極化 ガスを含有する前記の投与可能な組成物を使用時に生成するのに必要な成分を含 むキットおよび該組成物の投与後に通常のMRI手順によって画像を形成させる ための該キットの用法を提供することである。 発明の詳細な説明 本発明は、少なくとも1種の過分極化状態の貴ガスと1種もしくは複数種の不 活性ガスとの混合物が充填された微小胞(マイクロバブルまたはマイクロバルー ン)を含有する投与可能なMRI用造影組成物もしくは造影配合物が得られると いう予想外の発見に基づくものである。過分極化ガスはガス成分A(主成分)で 示し、不活性ガスはガス成分Bで示す。ガスBは比較的大きな分子量、即ち、8 0ダルトンよりも大きな分子量を有する。ガスBの使用目的は、常套の界面活性 剤、添加剤および安定剤を含有する液状キャリヤー中に懸濁させた小胞内へ過分 極化貴ガスAを安定に存在させることによってガス混合物を保護するためである 。換言すれば、該小胞の崩壊もしくは合着を防止するため、あるいは過分極化貴 ガスが小胞の包被を通って漏出するのを防止するためである。随意に調節可能な 2つの特性、即ち、所望の耐圧性と予め決められた循環中の寿命を併有する配合 物 を調製することができる。ガスBが一定の最小量で存在すると共に水1mlあた りのガスの溶解度が標準状態において0.0283mlよりも小さく維持される 限り、MRI用造影組成物は生体内と生体外において、例えば循環系および隣接 器官の診断上有用な画像をもたらす。被検者への造影組成物の投与後、常法に従 ってMRI用装置を用いて画像を形成させる。主として小胞内に残存する過分極 化ガスまたは経時的に小胞内から拡散された過分極化ガスによって有用なMR画 像が得られるかどうかは依然として知られていない。 造影剤中のガスBの含有量は大抵の場合は0.5容量%(分子量が大きくて水 溶性の低い物質の場合)から約30〜40容量%の範囲内で変化させることがで きる。実際上は、ガスBの保護効果は高濃度範囲の混合物に対しては平準化され る。即ち、所望の保護度に達したならば、通常は混合物中のガスBの量をさらに 増加させることは必要でない。この点に関しては、AとBとの混合物の物性、特 に消失に対する抑制能と圧力変化に対する耐性に及ぼされるガスBの効果は、B のみを使用したとき(即ち、純粋形態の場合)とほぼ同等であるということに留 意することは重要である。それにもかかわらず、ガスBの濃度を十分な微小胞安 定度をもたらすのに適合した最も低い範囲に維持することは重要である。その理 由は、過分極化ガスの最大可能濃度によって画像シグナルを発生できる利点があ るからである。特に驚くべきことには、小胞内にトラップされた過分極化ガスの 緩和パラメーター(該パラメーターは有用なMR画像の形成においては重要な要 因となる)は安定化ガスおよび包囲する気液界面上の物質によって著しく妨げら れることはない。それどころか、過分極化ガスにフッ素化ガスを混合させること によって、操作中の過分極化ガスの可能な消失量を低減させることができる。 実験結果によれば、分子量が80よりも小さな物質は本発明で用いるガス混合 物中の保護成分としては適当ではなく、また、実験に供した大抵の化合物は分子 量が80よりも大きい限り有効な保護成分となり得るためにガスBの分子量の上 限を確定することは困難である。従って、分子量が約240ダルトンの成分(例 えば、デカフルオロブタン)または分子量が290ダルトンの成分(例えば、ペ ルフルオロペンタン)は非常に有効な保護成分であることが判明した。60〜9 9.5容量%で存在する主成分Aは過分極化ガス、例えば、3He、129Xe、1 31 Xe、83Krまたはこれらの類似物である。これらの過分極化ガスは従来法に 従って入手することができる。所望により、Aは1種もしくは複数種の過分極化 ガスに通常ガス、例えば、酸素、空気、窒素、二酸化炭素またはこれらの混合物 を添加した混合物であってもよい。しかしながら、成分Aに添加する他の通常の 非過分極化ガスとしてはアルゴン、キセノン、クリプトン、CHClF2または 亜酸化窒素を用いてもよい。 0.5容量%のドデカフルオロペンタンのような成分もしくは0.8容量%の デカフルオロブタンと貴ガス(特に消失性の高い3He)との混合物の微小胞を 水性キャリヤー中に懸濁させることによって、分極緩和を妨げることなくヘリウ ムの消失を防止する圧力変化に対する優れた耐性と優れた安定性を有する微小胞 が得られるということは全く予想外のことであった。 微小胞からのHeの急激な消失は外壁媒体の容易な通気を可能にする低分子量 に起因することが判明した。分極化した129Xeの場合、バブル消失は水性キャ リヤー中での高い溶解度に起因する。マイクロバブルの消失は種々の界面活性剤 、添加剤および安定剤の使用によって低減させることができるが、本発明は壁材 を有する微小胞(マイクロバルーン)も提供する。天然もしくは合成ポリマー、 例えば、二層脂質(リポソーム)またはアルブミンのような変性タンパク質等か ら別の添加剤の存在下もしくは不存在下で調製される壁部を有する微小胞が提供 される。一般的なマイクロバブルに関して従来から知られていた圧力変化に対す る低耐性とこれに起因するバブル数の減少の問題は、血流中で発生する圧力変化 に対して高耐性を有するガス粒子に関する研究をおこなう契機となった。弾性壁 材の存在によって加圧下での微小胞の安定性にとって有利であることが判明した が、安定化ガス、例えば、六フッ化硫黄またはドデカフルオロペンタン等を添加 すればさらに耐久性が改良される。これらのガスを用いた実験によって次のこと が判明した。即ち、これらのガスを低濃度で含有する過分極化ガスを充填したマ イクロバブルもしくはマイクロバルーンの懸濁液は、注射後の循環系においては 非常に高い耐崩性を示した。これらの初期の発見に基づき、約200種類のガス が過分極化ガスを含有するMRI用造影剤を安定化するのに潜在的に有用である ことを確認した。即ち、予想外なことには、これらのガスを過分極化貴ガスに比 較的 少量混合することによって耐圧性の微小胞が得られるということが判明した、こ のようにして得られる微小胞は許容される生理学的耐性、血液中における適当な 吸収半減基、十分なMRIシグナル発生特性および保護ガスの存在に起因する良 好な耐圧性を有する。本発明によるガス混合物のこの驚くべき挙動は成分Aの包 囲媒体への拡散が成分Bの大きなガス分子によって遅延するためと考えられる。 この驚くべき挙動の理由は解明されていないが、次の様に考えられる。即ち、成 分Bの分子は非常に少量ではあるが、マイクロバブルまたはマイクロバルーンの 境界部の孔を実質的に塞ぐために、低分子量分子である3Heまたは溶解性の高 い129Xe分子の経膜拡散による漏出が防止されると考えられる。 本発明による組成物と配合物の成分Bとして用いる好ましいガスは室温で気体 状であるかもしくは液状であるが体温で直ちに揮発する化合物であり、以下のも のが例示される:六フッ化硫黄、テトラフルオロメタン、クロロトリフルオロメ タン、ブロモトリフルオロメタン、ブロモクロロジフルオロメタン、ジクロロテ トラフルオロエタン、クロロペンタフルオロエタン、ヘキサフルオロエタン、ヘ キサフルオロプロピレン、オクタフルオロプロパン、ヘキサフルオロブタジエン 、オクタフルオロ−2−ブテン、オクタフルオロシクロブタン、デカフルオロデ カン、ペルフルオロシクロペンタン、デカフルオロペンタン、およびより好まし くはオクタフルオロシクロブタン、オクタフルオロプロパンおよびデカフルオロ ブタン。本発明による配合物はガスBとしては好ましくは次の群から選択される ガスを含有する:テトラフルオロメタン、ヘキサフルオロエタン、ヘキサフルオ ロプロペン、オクタフルオロプロパン、ヘキサフルオロブタジエン、オクタフル オロ−2−ブテン、オクタフルオロシクロブタン、デカフルオロブタン、ペルフ ルオロシクロペンタン、デカフルオロペンタン、およびより好ましくは六フッ化 硫黄および/またはオクタフルオロシクロブタン。 本発明による造影剤ガス混合物を充填し、常套の界面活性剤、添加剤および安 定剤を含有する水性キャリヤー中に分散させて形成されるマイクロバブルは有用 なMRI用造影剤組成物を提供する。本発明による造影剤組成物はマイクロバブ ルのほかに界面活性剤、添加剤および安定剤を含有する。層状もしくは薄層状の 膜を形成する1種もしくは複数種の界面活性剤を含んでいてもよい界面活性剤を 使用してマイクロバブルの消失性気液境界を安定化する。水和剤および/または 親水性安定剤化合物、例えばポリエチレングリコール、ラクトースもしくはスク ロースのような炭水化物、デキストラン、デンプンおよび他の多糖類並びに次に 例示するようなその他の常套の添加剤を使用してもよい:ポリオキシプロピレン グリコールおよびポリオキシエチレングリコール;脂肪アルコールとポリオキシ アルキレングリコールとのエーテル;脂肪酸および脂肪酸とポリオキシアルキル 化ソルビタンとのエステル;セッケン;グリセロール−ポリアルキレンステアレ ート;グリセロール−ポリオキシエチレンリシノレエート;ポリアルキレングリ コールのホモポリマーおよびコポリマー;ポリエトキシル化大豆油およびひまし 油並びにこれらの水素化誘導体;所望によりポリオキシアルキル化されていても よいスクロースもしくはその他の炭水化物と脂肪酸もしくは脂肪アルコールとの エーテルおよびエステル;飽和もしくは不飽和脂肪酸のモノグリセリド、ジグリ セリドおよびトリグリセリド;大豆油とスクロースとのグリセリド。界面活性剤 は造膜性または非造膜性であってもよく、リノレイル−レシチンもしくはドデカ ノエートのような種類の重合性の両親媒性化合物を含んでいてもよい。非造膜性 界面活性剤としてはポリオキシプロピレンとポリオキシエチレンとのブロックコ ポリマーを使用してもよい。好ましくは、界面活性剤は造膜性であって、より好 ましくはホスファチジン酸、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノール アミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジル イノシトール、カルジオリピン、スフィンゴミエリンおよびこれらの混合物から 選択されるリン脂質である。 本発明は、この発明で用いる磁化貴ガス用ビヒクルとしてのマイクロバブルの 懸濁液から成る造影剤配合物に限定されるものではない。造影剤ガス混合物を充 填したいずれかの適当な中空ビーズ様粒子、例えば、合成もしくは天然のポリマ ーもしくはタンパク質から調製される包被を有するリポソームもしくはマイクロ バルーンを使用してもよい。造影剤ガス混合物を充填したアルブミン製マイクロ バルーン、リポソーム小胞またはイオジパミドエチルエステル製多孔質粒子が良 好な映像剤となることが判明した。ソルビトールもしくはポリオキシエチレン/ ポリオキシプロピレンコポリマー[プルロニック(商標)として市販されている ] のような非イオン界面活性剤でマイクロバブルが安定化された懸濁液も同様に純 粋な過分極化ガスのみを用いて調製された配合物に比較して良好な映像能を示す ことが判明した。従って、本発明はより一般化された概念のMRI用造影媒体を 提供すると共に造影剤特性のより良い調整法を提供する。本発明によるこのよう な媒体および該媒体を含有する造影剤はMRI技術の発展を一段階高める製品と みなすことができる。 本発明には、常套の界面活性剤と安定剤を含有する生理学的に許容される水性 液状キャリヤーに少なくとも2種の成分AとBを含むガス混合物を懸濁させてガ ス充填マイクロバブルもしくはマイクロバルーンを形成させることを含む上記の MRI用造影剤配合物の製造法も包含される。この方法は該ガス混合物中の成分 (B)の最小有効量が次の関係式で決定されることによって特徴づけられる: Bc%=K/ebMwt+C 式中、Bc%(容量)はガス混合物中の成分Bの全量を示し、KおよびCはそれぞ れ140および−10.8の数を示し、Mwtは成分Bの分子量(>80)を示し、 bは操作温度およびマイクロバブルを安定化する膜(脂質膜)の厚さの複合関数を 示す。しかしながら、体温は実質上一定であり、また、安定化膜の構造は脂質濃 度に実質上左右されない。従って、bの値は0.011〜0.012の間に維持 されるので、一定とみなすことができる。この方法によって調製される造影剤は 、比較的急速な吸収と圧力変化に対する優れた耐性を示すマイクロバブルもしく はマイクロバルーンの懸濁液を含有する。いずれの特性も実用的な要求に応じて 変更できるMRI用造影剤が得られるように調節される。上記の基準によれば、 貯蔵時において毒性がなく、体温ではガス状であって前述の分子量と水溶性を有 する物質を出発原料として望ましい特性を有する造影剤を製造することが可能で ある。本発明による配合物を製造するための技法は次のヨーロッパ特許の各明細 書に詳述されており、これらの明細書の記載内容も本明細書の一部を成すもので ある:EP−A−0 474 833、EP−A−0 554 213およびEP− A−0 458 745。 例えば、本発明の範囲内において有効に使用されるマイクロバルーンの調製法 としては、ポリマーの有機溶液の小滴を水性相キャリヤーに加えて水中油形エマ ルションを調製し、ポリマーを小滴とキャリヤー界面に沈着させ(例えば、希釈 による界面沈殿)、これによって水もしくは溶剤が充填された微小胞がキャリヤ ー中に懸濁された懸濁液を調製し、次いで、該懸濁液を、小胞内にトラップされ た溶剤が蒸発して本発明によるガス混合物によって置換されるような条件(例え ば、凍結乾燥条件)に付す工程を含む調製法が挙げられる。上記方法に使用する のに適当なポリマーは次のポリマー群から選択される生分解性ポリマーである: 多糖、ポリアミノ酸、ポリアクチドとポリグリコリドおよびこれらのコポリマー 、ラクチドとラクトンのコポリマー、ポリペプチド、ポリ−(オルト)エステル、 ポリジオキサノン、ポリ−β−アミノケトン、ポリホスファゼン、ポリアンヒド リドおよびポリ(アルキル−シアノアクリレート)。より好ましくは、ポリグルタ ミン酸誘導体もしくはポリアスパラギン酸誘導体および他のアミノ酸とこれらの コポリマーを使用してもよい。ポリマーには配合成分として種々の添加剤を配合 してもよい。例えば、イソプロピルミリステートやグリセリルモノステアレート のような可塑剤を添加して柔軟性を調節してもよく、また、界面活性剤およびレ シチンのようなリン脂質等の両親媒性物質を添加して多孔度の増大によって透過 性を調節してもよく、また、パラフィンワックスのような高分子量炭化水素等の 疎水性化合物を添加することによって多孔度を低減させてもよい。 あるいは、ポリマーはPCT公報WO−A−96/04018に記載されてい るように、フッ素原子を有していてもよい。即ち、ペフルオロメチル基やペルフ ルオロ−t−ブチル基等を有する含フッ素化合物を共有結合によってポリマーと 反応させてもよい。あるいはまた、フッ素化構造部はペルフルオロガス、例えば ペルフルオロプロパン、ペルフルオロアルキルエステル、ペルフルオロアシルハ ライドおよびペルフルオロアンヒドリドとの反応によって導入してもよい。 本発明によるマイクロバルーン用ポリマーとしてはさらに別のポリマーも有効 であり、この種のポリマーとしてはPCT公報に開示されているようなフッ素化 および/または重水素化したポリシロキサンおよびポリシラン等が例示される。 本発明には界面活性剤、添加剤および安定剤を含有し、1種もしくは複数種の 過分極化ガス(ガス成分A)と1種もしくは複数種の保護ガス(ガス成分B)を含有 するガス混合物の存在下で貯蔵される乾燥配合物も包含される。この乾燥配合物 は親液性化膜形成性界面活性剤および所望による水和剤、例えば、ポリエチレン グリコールまたはその他の常套の親水性物質を含有していてもよい。注射前にお いて、この乾燥配合物を生理学的に許容され得る液状キャリヤーと混合すること によって本発明によるMRI用造影剤組成物が得られる。造膜性物質はホスファ チジン酸、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファ チジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、カ ルジオリピン、スフィンゴミエリンおよびこれらの混合物から成る群から選択さ れるリン脂質が好ましい。 変形態様においては、マイクロバブルの消失性気液包被の安定化はポリオキシ エチレンとポリオキシプロピレンとのコポリマーのような非イオン界面活性剤と ジパルミトイルホスファチジルグリセロールのような造膜性界面活性剤の併用に よって確実におこなってもよい。従前のように、水性液状キャリヤーはさらに親 水性添加剤、例えばグリセロール、PEGおよびソルビトール等を含有していて もよい。さらにまた、本発明による有用な配合物はTween(商標)20、ソル ビトール、大豆油および随意の他の添加剤を含有する生理食塩液を用いて調製し てもよい。 界面活性剤、添加剤および安定剤を含有し、ガス混合物の存在下で貯蔵される 乾燥配合物(第1成分)および該第1成分と接触したときにMRI用造影剤配合物 を形成する生理学的に許容される液状キャリヤー(第2成分)を含む2成分キット も本発明によって提供される。このキットは各々の成分を別々に保有する2つの 小瓶(vial)から成る系であって、該小瓶が造影剤の使用前に両方の成分が簡便 に接触できるように連結された系を含む形態であってもよい。この場合、乾燥配 合物を保有する小瓶は本発明によるガス成分AとBの混合物も保有する。また、 該キットは2つの成分を予め充填したシリンジの形態にするのが簡便であり、該 キットは針をその端部の一方へ連結する手段を具有していてもよい。 3成分キット、即ち、界面活性剤、添加剤および安定剤を含有する乾燥配合物 を安定化ガス(B)の分圧下で貯蔵した第1成分、過分極化ガス(A)である第2成 分および生理学的に許容され得る液状キャリヤーである第3成分から成るキット も本発明によって提供される。 本発明にはガスAとBの混合物を含むMRI用造影剤を保有するマイクロバブ ルを含有する造影剤配合物の製造法およびヒトもしくは動物の患者の器官の撮像 における該造影剤配合物の使用も包含される。 人体もしくは動物体の器官の撮像に際しては、本発明によるMRI用造影剤媒 体を前記の生理学的に許容され得る液状キャリヤー中に微小胞を懸濁させた水性 懸濁液の形態で投与した後、MRI用装置を用いて患者を走査することによって 器官の画像または体の一部の画像が得られる。 本発明を以下の例示的な実施例によって説明する。 実施例1 ジアラキドイルホスファチジルコリン(DAPC)[アバンチ・ポーラー・リピ ズ社(米国)製]58mg、ジパルミトイルホスファチジン酸(DPPA)[アバン チ・ポーラー・リピズ社製]2.4mgおよびポリエチレングリコール[ジーク フリード社(スイス国)製のPEG4000]3.94gを60℃でt−ブタノー ル20mlに溶解させて得られた透明溶液を−45℃まで急速冷却させて凍結乾 燥させることによって白色固体を調製した。この白色固体のアリコート(25m g)をガラス製小瓶(10ml)に収納した。 これらの小瓶にゴム栓をして真空下で排気した。次いでキセノンと種々の量の フルオロカーボンから成る混合物をゴム栓を穿刺した針を通して小瓶内へ注入し た。 グリセロール3%水溶液10mlを各々の小瓶内へ注入した後、撹しく混合さ せることによってバブル懸濁液を得た。圧力Pcに対する耐性を比濁分析アッセ イによって決定した(ヨーロッパ特許EP−A−0 554 213号明細書参照) 。以下の表1に示す数値は、最初に存在したバブルの約半数が崩壊する圧力(大 気圧)に対応する。バブル濃度と平均バブル径はクールター・マルチサイザー(Co ulter Multisizer)II(クールター・エレクトロニクス社製)を用いて分析した。 平均バブル径は2.0μmであった。 上記の結果によれば、キセノンバブルの耐崩壊性は5%のC48によって著し く増大する。さらに、NMRによって確認したところによれば、C48を含有す る過分極化キセノンサンプルの分極は該フルオロカーボンを含有しない場合に比 べて貯蔵中においてはより長時間維持された。 実施例2 実施例1の手順に準拠し、以下の配合成分の均質化によって無水配合物を調製 した。 成分 配合量 ジステラロイルホスファチジルコリン(DSPC) 30mg ジパルミトイルホスファチジルグリセロール(DPPG) 30mg ポリエチレングリコール400(PEG) 3.94g t−ブタノール(t.BuOH) 20ml 上記配合処方によって得られたサンプル20mgを小瓶に入れてゴム栓をした 後、真空下で排気し、以下の表2に示すガスもしくはガス混合物を小瓶内へ注入 した。各々の小瓶内へ生理食塩水10mlを針を用いて注入した後、振盪させる ことによってバブル懸濁液を生成させた。以下の表2においては、使用したガス 、バブル数(調製直後と6時間後)、カプセル化されたガスの体積(μl/ml) およびバブル数を半減させるのに要した印加圧(mmHg)を示す。純粋なHeお よびXeの場合には、6時間後の結果が得られなかったが、これはバブルが全て 崩壊したからである。 表2において、「ind」は測定値が小さすぎて正確な測定ができなかったこと を示す。 表2に示す結果は、バブルの安定化に成分Bが重要な役割を果たしていること を明らかにする。 実施例3 実施例2の手順に準拠し、DSPC(30mg)、DPPG(30mg)、P EG(3g)およびt.BuOH(20ml)の均質混合物からアリコート20 mlを採取し、このサンプルを小瓶内へ移した後、表3に示す種々のガスもしく はガス混合物と接触させた。前述の実施例1および2に記載のようにしてバブル 懸濁液を生成させて試験に供した。得られた結果を以下の表3にまとめて示す。 表3に示すデータはマイクロバブルの安定性に影響を及ぼす貴ガスに対する種々 のフルオロカーボンの添加効果を示す。 実施例4 保護ガスBとしてのC410を過分極化3Heに種々の割合で混合したガスを使 用して実施例3の操作を繰り返した。試験条件と得られた結果を表4にまとめて 示す。 上記の実験において貴ガスとしてXeを使用したときの結果を以下の表5にま とめて示す。 上記の表4および表5から明らかなように、わずかに1%のデカフルオロブタ ンの混合によって過分極化HeおよびXeには著しい安定化効果がもたらされる 。 実施例5 実施例3で調製した造影剤(過分極化Xe90%+デカフルオロブタン10% )のNMRスペクトルをオックスフォード・マグネット(Oxford magnet)を用 いて2テスラで測定したチャートを図1に示す。129Xeのピークは23.55 MHzに出現した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブロショ,ジャン フランス、エフ―74160フェゲール、ラニ ュル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガス充填微小胞であって、該微小胞を安定化する1種もしくは複数種の両 親媒性物質を含有する液状キャリヤー中の気液界面またはポリマー膜によって包 囲された微小胞において、該ガスが過分極化ガスとハロゲン化ガスとの混合物を 含有することを特徴とするガス充填微小胞。 2.過分極化ガスが3He、Ar、129Xe、131XeおよびKrから成る群か ら選択されるガス(好ましくはHeまたはXe)である請求項1記載の微小胞。 3.ハロゲン化ガスがフッ素化ガス(好ましくはペルフルオロ化ガス)である 請求項1記載の微小胞。 4.フッ素化ガスがSF6、CF4、C26、C36、C38、C46、C48 、C410、C510、C512およびC614から成る群から選択される少なくと も1種のガスまたはこれらの混合物である請求項3記載の微小胞。 5.平均サイズが0.1〜10μmである請求項1、2、3または4記載の微 小胞。 6.両親媒性物質が糖誘導体、天然もしくは合成の両親媒性ポリマー、ポリオ キシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマーおよびリン脂質等から 成る群から選択される請求項1から5いずれかに記載の微小胞。 7.両親媒性物質が、コリン、エタノールアミン、セリン、グリセロール、ペ ントースおよびヘキソースから成る群から選択される親水性部を有する請求項6 記載の微小胞。 8.リン脂質が造膜性飽和リン脂質を含有する請求項6記載の微小胞。 9.リン脂質がホスファチジン酸、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエ タノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスフ ァチジルイノシトール、カルジオリピンおよびスフィンゴミエリンから選択され る請求項6記載の微小胞。 10.リン脂質がジセチルホスフェート、コレステロール、エルゴステロール、 フィトステロール、シトステロール、ラノステロール、トコフェロール、没食子 酸プロピル、アスコルビルパルミテート、ブチル化ヒドロキシトルエンおよび脂 肪酸から選択される物質をさらに含む請求項9記載の微小胞。 11.リン脂質がレシチンまたはその誘導体を含む請求項10記載の微小胞。 12.高分子量のフッ素化炭化水素ガスを含有し、リン脂質単層によって安定化 された請求項1記載の微小胞。 13.ポリマーが天然もしくは合成のタンパク質、炭化水素、フッ素化炭化水素 、重合成リン脂質およびポリアミノ酸から選択される請求項1から5いずれかに 記載の微小胞。 14.ポリマーがポリサッカリド、ポリアミノ酸、ポリアクチドおよびポリグリ コリドおよびこれらのコポリマー、ラクチドとラクトンのコポリマー、ポリペプ チド、ポリ−(オルト)エステル、ポリジオキサノン、ポリ−β−アミノケトン 、ポリホスファゼン、ポリ無水物およびポリアルキル−(シアノ)アクリレート から選択される生分解性ポリマーである請求項1から5いずれかに記載の微小胞 。 15.膜を形成するポリマーがポリグルタミン酸もしくはポリアスパラギン酸の 誘導体および他のアミノ酸とのこれらのコポリマーから選択される請求項1また は2記載の微小胞。 16.請求項6または13記載のガス充填微小胞を含有する水性分散液。 17.線状もしくは架橋状のポリサッカリドおよびオリゴサッカリド、糖、親水 性ポリマーおよびヨウ化物から選択される溶解化造粘剤もしくは安定剤を界面活 性剤に対して約1:5〜100:1の重量比で含有する請求項6記載のガス充填 微小胞を含有する水性分散液。 18.脂肪酸、脂肪酸とアルコールもしくはポリオールとのエステル、およびア ルコールおよび/またはポリオールのエーテルから選択される非ラミナー界面活 性剤をさらに50重量%まで含有する請求項17記載の水性分散液。 19.ポリオールがポリアルキレングリコール、ポリアルキレン化した糖および その他の炭水化物およびポリアルキレン化グリセロールである請求項18記載の 水性分散液。 20.1mlあたり107〜108個もしくは108〜109個または1010〜1011 個のマイクロバブルを保有する請求項1記載のガス充填微小胞を含有する水性 分散液。 21.1種もしくは複数種のガス含有微小胞発生性界面活性剤を含有する液状キ ャリヤー中に生体適合性の過分極化ガスとハロゲン化ガスを含有するガス微小胞 を発生させることを含むMRI用造影剤の製造方法。 22.リン脂質を含む両親媒性物質含有液中においてフッ素化ガスおよび過分極 化ガスを振盪処理または超音波処理に付す請求項21記載の方法。 23.造影剤を凍結乾燥によって単離する請求項21記載の方法 24.請求項21記載の方法によって製造されるMRI用造影剤。 25.ヒトおよび動物の患者の器官および組織をMRIによって撮像するために 用いる請求項22記載の方法によって製造される診断のためのMRI用造影剤。 26.請求項22記載の方法によって製造されるMRIと超音波法に用いる二機 能性造影剤。 27.過分極化ガスと少なくとも1種の生体適合性ハロゲン化ガスとの混合ガス 雰囲気下において請求項1記載のガス充填微小胞を生成し得る界面活性剤を含有 する乾燥配合物および水性液状キャリヤーを含むキット。 28.安定化ガスの分圧下で保存された請求項1記載のガス充填微小胞を生成し 得る界面活性剤を含有する乾燥配合物、過分極化ガス(第2成分)および生理学 的に許容される液状キャリヤー(第3成分)を含むキット。
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