JP2001358955A - プリンタのカラーマッチング処理方法 - Google Patents
プリンタのカラーマッチング処理方法Info
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- JP2001358955A JP2001358955A JP2000177293A JP2000177293A JP2001358955A JP 2001358955 A JP2001358955 A JP 2001358955A JP 2000177293 A JP2000177293 A JP 2000177293A JP 2000177293 A JP2000177293 A JP 2000177293A JP 2001358955 A JP2001358955 A JP 2001358955A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタの基準ＩＣＣプロファイルを補正
し、カラーマッチング処理を容易に行えるカラーマッチ
ング処理方法を提供する。 【解決手段】 添付されたＣＭＹＫデータ１０１をパソ
コン１０２に通してプリンタ１０３に入力し、プリンタ
１０３でプリントされたＣＭＹＫパッチ色１０４を測定
計１０５で計測する。そして、描画機能を有するアプリ
ケーションを使用して、 測定データと基準ＩＣＣプロ
ファイルを設計した時点のターゲットデータ１０６を比
較し、測定データと基準ＩＣＣプロファイルの比較分布
グラフを描画する（１０７）。次いで、測定データとタ
ーゲットの２つのグラフを比較することにより、ＣＭＹ
Ｋ変動範囲（補正量）の値を獲得する（１０８）。
し、カラーマッチング処理を容易に行えるカラーマッチ
ング処理方法を提供する。 【解決手段】 添付されたＣＭＹＫデータ１０１をパソ
コン１０２に通してプリンタ１０３に入力し、プリンタ
１０３でプリントされたＣＭＹＫパッチ色１０４を測定
計１０５で計測する。そして、描画機能を有するアプリ
ケーションを使用して、 測定データと基準ＩＣＣプロ
ファイルを設計した時点のターゲットデータ１０６を比
較し、測定データと基準ＩＣＣプロファイルの比較分布
グラフを描画する（１０７）。次いで、測定データとタ
ーゲットの２つのグラフを比較することにより、ＣＭＹ
Ｋ変動範囲（補正量）の値を獲得する（１０８）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画質補正方法に係
り、特に、プリンタの色補正、特にカラープリンタの基
準ＩＣＣプロファイルを補正するカラーマッチング処理
方法に関する。
り、特に、プリンタの色補正、特にカラープリンタの基
準ＩＣＣプロファイルを補正するカラーマッチング処理
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】カラーマッチング処理の一例として例え
ば特開平１１−１７７８３４号公報記載の発明が公知で
ある。この発明は、与えられた標準の印刷プロファイル
の紙色に対してこれから実際に印刷に使用しようとする
印刷用に色が明るい色であっても、専用紙を使用しする
プリンタによｔり校正刷りを出力するとき紙色の差を補
正して出力することを目的として行われたもので、印刷
プロファイルにより、入力画像データを測色値データに
変換した後、１次元のルックアップテーブルよって紙色
の差を補正するように構成している。
ば特開平１１−１７７８３４号公報記載の発明が公知で
ある。この発明は、与えられた標準の印刷プロファイル
の紙色に対してこれから実際に印刷に使用しようとする
印刷用に色が明るい色であっても、専用紙を使用しする
プリンタによｔり校正刷りを出力するとき紙色の差を補
正して出力することを目的として行われたもので、印刷
プロファイルにより、入力画像データを測色値データに
変換した後、１次元のルックアップテーブルよって紙色
の差を補正するように構成している。
【０００３】また、従来、プリンタメーカがプリンタの
特性が入っているデータ処理された基本ＩＣＣ（Intern
ational Color Consortium）プロファイルをプリンタの
ドライバに収容している。ユーザ側では、そのプリンタ
のドライバをパソコンにインストールしてから、カラー
マッチング処理をさせていた。
特性が入っているデータ処理された基本ＩＣＣ（Intern
ational Color Consortium）プロファイルをプリンタの
ドライバに収容している。ユーザ側では、そのプリンタ
のドライバをパソコンにインストールしてから、カラー
マッチング処理をさせていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
プリンタを新規に量産した時に一部を変更すると、当時
作成された基準ＩＣＣプロファイルの条件が変わってし
まい、カラーマッチングをうまく維持できなくなる。し
たがって、このような場合には、プリンタの基準ＩＣＣ
プロファイルを作りなおす必要がある。しかしながら、
プロファイルの作り直すはかなり時間と手間がかかり、
結果として機器の出荷の遅れを生じるおそれもある。
プリンタを新規に量産した時に一部を変更すると、当時
作成された基準ＩＣＣプロファイルの条件が変わってし
まい、カラーマッチングをうまく維持できなくなる。し
たがって、このような場合には、プリンタの基準ＩＣＣ
プロファイルを作りなおす必要がある。しかしながら、
プロファイルの作り直すはかなり時間と手間がかかり、
結果として機器の出荷の遅れを生じるおそれもある。
【０００５】本発明は、このような従来技術の不都合を
解決するためなされたもので、その目的は、プリンタの
基準ＩＣＣプロファイルを補正し、カラーマッチング処
理を容易に行えるカラーマッチング処理方法を提供する
ことにある。
解決するためなされたもので、その目的は、プリンタの
基準ＩＣＣプロファイルを補正し、カラーマッチング処
理を容易に行えるカラーマッチング処理方法を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第１の手段は、プリンタの変動があった時のプリン
タの基準ＩＣＣプロファイルの条件の変更に対応して基
準ＩＣＣプロファイルを補正するプリンタのカラーマッ
チング処理方法において、変動のあったプリンタエンジ
ンガンマ特性と設定したターゲットとを比較して補正量
を求め、当該補正量に基づいて変動したプリンタのカラ
ーマッチングをとることを特徴とする。
め、第１の手段は、プリンタの変動があった時のプリン
タの基準ＩＣＣプロファイルの条件の変更に対応して基
準ＩＣＣプロファイルを補正するプリンタのカラーマッ
チング処理方法において、変動のあったプリンタエンジ
ンガンマ特性と設定したターゲットとを比較して補正量
を求め、当該補正量に基づいて変動したプリンタのカラ
ーマッチングをとることを特徴とする。
【０００７】第２の手段は、同様の前提のカラーマッチ
ング処理方法において、添付されたＣＭＹＫデータをパ
ソコンを通してプリンタ１０３に入力する工程と、プリ
ンタでプリントされたＣＭＹＫパッチ色を測定計で計測
する工程と、計測工程で得られた測定データと基準ＩＣ
Ｃプロファイルを設計した時点のターゲットデータを比
較して測定データと基準ＩＣＣプロファイルの比較分布
グラフを描画する工程と、測定データとターゲットの２
つのグラフを比較することにより、ＣＭＹＫ変動範囲の
値を獲得する工程とを含んでなることを特徴とする。
ング処理方法において、添付されたＣＭＹＫデータをパ
ソコンを通してプリンタ１０３に入力する工程と、プリ
ンタでプリントされたＣＭＹＫパッチ色を測定計で計測
する工程と、計測工程で得られた測定データと基準ＩＣ
Ｃプロファイルを設計した時点のターゲットデータを比
較して測定データと基準ＩＣＣプロファイルの比較分布
グラフを描画する工程と、測定データとターゲットの２
つのグラフを比較することにより、ＣＭＹＫ変動範囲の
値を獲得する工程とを含んでなることを特徴とする。
【０００８】第３の手段は、同様の前提のカラーマッチ
ング処理方法において、ＣＭＹＫ各単色パッチをパソコ
ンを通してプリンタに入力する工程と、プリントしたデ
ータの所定階調のみＣＭＹＫの単色パッチ画像の分光波
長を測定する工程と、ＣＭＹＫ各単色毎の前記所定階調
のデジタル値に対応した積分反射率テーブルを作成する
工程と、添付されたＣＭＹＫデータの測定データとター
ゲットのデータから獲得されたＣＭＹＫ変動範囲に基づ
いてＣＭＹＫ各単色の分光反射率テーブルを補正した分
光反射率テーブルを作成する工程と、前記補正された分
光反射率テーブルからプリンタ基準ＩＣＣプロファイル
の補正を行う工程とを含んでなることを特徴とする。
ング処理方法において、ＣＭＹＫ各単色パッチをパソコ
ンを通してプリンタに入力する工程と、プリントしたデ
ータの所定階調のみＣＭＹＫの単色パッチ画像の分光波
長を測定する工程と、ＣＭＹＫ各単色毎の前記所定階調
のデジタル値に対応した積分反射率テーブルを作成する
工程と、添付されたＣＭＹＫデータの測定データとター
ゲットのデータから獲得されたＣＭＹＫ変動範囲に基づ
いてＣＭＹＫ各単色の分光反射率テーブルを補正した分
光反射率テーブルを作成する工程と、前記補正された分
光反射率テーブルからプリンタ基準ＩＣＣプロファイル
の補正を行う工程とを含んでなることを特徴とする。
【０００９】第４の手段は、同様の前提のカラーマッチ
ング処理方法において、変動があったプリンタから基準
ＲＧＢパッチデータを取得し、パソコンに保存してプリ
ンタに入力する工程と、入力された前記基準ＲＧＢパッ
チデータをプリンタによってプリントされたＲＧＢパッ
チデータとする工程と、基準ＣＭＹＫパッチデータをパ
ソコンに保存してプリンタに入力する工程と、入力され
た基準ＣＭＹＫパッチデータをプリンタによってプリン
トされたＣＭＹＫパッチデータとする工程と、ＲＧＢパ
ッチデータとＣＭＹＫパッチデータのデータを濃度レベ
ルの異なる複数点で測定し、ＲＧＢＣＭＹＫの階調レベ
ルに対応するａ*ｂ*平面分布図を獲得する工程とを含ん
でなることを特徴とする。
ング処理方法において、変動があったプリンタから基準
ＲＧＢパッチデータを取得し、パソコンに保存してプリ
ンタに入力する工程と、入力された前記基準ＲＧＢパッ
チデータをプリンタによってプリントされたＲＧＢパッ
チデータとする工程と、基準ＣＭＹＫパッチデータをパ
ソコンに保存してプリンタに入力する工程と、入力され
た基準ＣＭＹＫパッチデータをプリンタによってプリン
トされたＣＭＹＫパッチデータとする工程と、ＲＧＢパ
ッチデータとＣＭＹＫパッチデータのデータを濃度レベ
ルの異なる複数点で測定し、ＲＧＢＣＭＹＫの階調レベ
ルに対応するａ*ｂ*平面分布図を獲得する工程とを含ん
でなることを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。
施形態について説明する。
【００１１】図１は本発明の請求項１および２に係る発
明に対応する処理の処理内容を示す説明図であり、ＩＣ
Ｃプロファイルに変動があったプリンタとターゲットと
の比較処理を行う例である。
明に対応する処理の処理内容を示す説明図であり、ＩＣ
Ｃプロファイルに変動があったプリンタとターゲットと
の比較処理を行う例である。
【００１２】この処理では、まず、添付されたＣＭＹＫ
データ１０１をパソコン１０２に通してプリンタ１０３
に入力し、プリンタ１０３でプリントされたＣＭＹＫパ
ッチ色１０４（図４）を測定計１０５で計測し、描画機
能を有するアプリケーション、例えばExecl（マイクロ
ソフト社、登録商標）を使用して、 測定データと基準
ＩＣＣプロファイルを設計した時点のターゲットデータ
１０６を比較して測定データと基準ＩＣＣプロファイル
の比較分布グラフを描画する（１０７）。そして、測定
データとターゲットの２つのグラフを比較することによ
り、ＣＭＹＫ変動範囲（補正量）の値を獲得する（１０
８）。
データ１０１をパソコン１０２に通してプリンタ１０３
に入力し、プリンタ１０３でプリントされたＣＭＹＫパ
ッチ色１０４（図４）を測定計１０５で計測し、描画機
能を有するアプリケーション、例えばExecl（マイクロ
ソフト社、登録商標）を使用して、 測定データと基準
ＩＣＣプロファイルを設計した時点のターゲットデータ
１０６を比較して測定データと基準ＩＣＣプロファイル
の比較分布グラフを描画する（１０７）。そして、測定
データとターゲットの２つのグラフを比較することによ
り、ＣＭＹＫ変動範囲（補正量）の値を獲得する（１０
８）。
【００１３】図２は本発明の請求項３に係る発明に対応
する処理の処理内容を示す説明図であり、ＣＭＹＫ各単
色分光反射率を補正することによりＩＣＣプロファイル
の補正を行う例である。
する処理の処理内容を示す説明図であり、ＣＭＹＫ各単
色分光反射率を補正することによりＩＣＣプロファイル
の補正を行う例である。
【００１４】この処理では、まず、ＣＭＹＫ各単色パッ
チ２０１をパソコン１０２からプリンタ（ガンマをかけ
ていない状態）１０３に入力し、プリントしたデータ２
０２（図５）の１７階調（デジタル値０，１６、３２，
４８，６４，８０，９６，１１２，１２８，１４４，１
６０，１７６，１９２，２０８，２２４，２４０，２５
５）のみ測定計Ｘ−Ritej２０３で前記２０２における
ＣＭＹＫの単色パッチ画像の分光波長２０４を測定し、
ＣＭＹＫ各単色毎のデジタル値（17点）に対応した積分
反射率テーブル２０５（各周波数毎の反射率の積分値を
０〜１に正規化したもの）を得る。
チ２０１をパソコン１０２からプリンタ（ガンマをかけ
ていない状態）１０３に入力し、プリントしたデータ２
０２（図５）の１７階調（デジタル値０，１６、３２，
４８，６４，８０，９６，１１２，１２８，１４４，１
６０，１７６，１９２，２０８，２２４，２４０，２５
５）のみ測定計Ｘ−Ritej２０３で前記２０２における
ＣＭＹＫの単色パッチ画像の分光波長２０４を測定し、
ＣＭＹＫ各単色毎のデジタル値（17点）に対応した積分
反射率テーブル２０５（各周波数毎の反射率の積分値を
０〜１に正規化したもの）を得る。
【００１５】そこで、図１の処理で最終的に獲得した変
動範囲１０８に基づいて前段で得られたＣＭＹＫ各単色
の分光反射率テーブル２０５を補正して補正した分光反
射率テーブル２０６を得、この補正した分光反射率テー
ブル２０６からプリンタ基準ＩＣＣプロファイルの補正
を行って補正後のプリンタプロファイル２０７とする。
動範囲１０８に基づいて前段で得られたＣＭＹＫ各単色
の分光反射率テーブル２０５を補正して補正した分光反
射率テーブル２０６を得、この補正した分光反射率テー
ブル２０６からプリンタ基準ＩＣＣプロファイルの補正
を行って補正後のプリンタプロファイル２０７とする。
【００１６】補正したプロファイルは図３に示す処理に
よって確認する。この構成が請求項４に対応する。
よって確認する。この構成が請求項４に対応する。
【００１７】まず、変動があったプリンタから基準ＲＧ
Ｂパッチデータ３０１を取得し、パソコン１０２に保存
してプリンタ１０３に入力し、プリントされたＲＧＢパ
ッチデータ（図６）３０２とする。同様に基準ＣＭＹＫ
パッチデータ１０１をパソコン１０２に保存してプリン
タ１０３に入力し、プリントされたＣＭＹＫパッチデー
タ１０４とする。そして、ＲＧＢパッチデータ３０２と
ＣＭＹＫパッチデータ１０４のデータの各色１０点（濃
度レベル：０，２４，５１，７５，９９，１２６，１５
０，１７４，２０１，２２５，２５５）で測定すること
により、例えばExcelを用いてＲＧＢＣＭＹＫの階調レ
ベルに対応するａ*ｂ*平面分布図３０３が得られる。
Ｂパッチデータ３０１を取得し、パソコン１０２に保存
してプリンタ１０３に入力し、プリントされたＲＧＢパ
ッチデータ（図６）３０２とする。同様に基準ＣＭＹＫ
パッチデータ１０１をパソコン１０２に保存してプリン
タ１０３に入力し、プリントされたＣＭＹＫパッチデー
タ１０４とする。そして、ＲＧＢパッチデータ３０２と
ＣＭＹＫパッチデータ１０４のデータの各色１０点（濃
度レベル：０，２４，５１，７５，９９，１２６，１５
０，１７４，２０１，２２５，２５５）で測定すること
により、例えばExcelを用いてＲＧＢＣＭＹＫの階調レ
ベルに対応するａ*ｂ*平面分布図３０３が得られる。
【００１８】得られた平面分布図と変動前、プリンタの
基準ＩＣＣを出力したＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対
応するａ*ｂ*平面分布図と比較することにより、補正後
のＩＣＣプロファイルが画像全体のバラスを取れたどう
かの確認が可能となる。
基準ＩＣＣを出力したＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対
応するａ*ｂ*平面分布図と比較することにより、補正後
のＩＣＣプロファイルが画像全体のバラスを取れたどう
かの確認が可能となる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように請求項１記載の発明によれ
ば、変動のあったプリンタエンジンガンマ特性と設定し
たターゲットとを比較して補正量を求め、当該補正量に
基づいて変動したプリンタのカラーマッチングをとるの
で、僅かの特性があるパッチ色（入力の色データのパッ
チファイル）を計測して補正量を獲得することができ
る。従来の多数パッチ色を計測する作業に比べて大幅に
負荷を減少させることができる。
ば、変動のあったプリンタエンジンガンマ特性と設定し
たターゲットとを比較して補正量を求め、当該補正量に
基づいて変動したプリンタのカラーマッチングをとるの
で、僅かの特性があるパッチ色（入力の色データのパッ
チファイル）を計測して補正量を獲得することができ
る。従来の多数パッチ色を計測する作業に比べて大幅に
負荷を減少させることができる。
【００２０】請求項２記載の発明によれば、添付された
ＣＭＹＫデータをパソコンを通してプリンタに入力し、
プリンタでプリントされたＣＭＹＫパッチ色を測定計で
計測し、この計測によって得られた測定データと基準Ｉ
ＣＣプロファイルを設計した時点のターゲットデータを
比較して測定データと基準ＩＣＣプロファイルの比較分
布グラフを描画し、測定データとターゲットの２つのグ
ラフを比較することにより、ＣＭＹＫ変動範囲の値を獲
得するので、僅かの特性があるパッチ色（入力の色デー
タのパッチファイル）を計測して補正量を獲得すること
ができる。従来の多数パッチ色を計測する作業に比べて
大幅に負荷を減少させることができる。
ＣＭＹＫデータをパソコンを通してプリンタに入力し、
プリンタでプリントされたＣＭＹＫパッチ色を測定計で
計測し、この計測によって得られた測定データと基準Ｉ
ＣＣプロファイルを設計した時点のターゲットデータを
比較して測定データと基準ＩＣＣプロファイルの比較分
布グラフを描画し、測定データとターゲットの２つのグ
ラフを比較することにより、ＣＭＹＫ変動範囲の値を獲
得するので、僅かの特性があるパッチ色（入力の色デー
タのパッチファイル）を計測して補正量を獲得すること
ができる。従来の多数パッチ色を計測する作業に比べて
大幅に負荷を減少させることができる。
【００２１】請求項３記載の発明によれば、ＣＭＹＫ各
単色パッチをパソコンを通してプリンタに入力し、プリ
ントしたデータの所定階調のみＣＭＹＫの単色パッチ画
像の分光波長を測定し、ＣＭＹＫ各単色毎の前記所定階
調のデジタル値に対応した積分反射率テーブルを作成
し、添付されたＣＭＹＫデータの測定データとターゲッ
トのデータから獲得されたＣＭＹＫ変動範囲に基づいて
ＣＭＹＫ各単色の分光反射率テーブルを補正した分光反
射率テーブルを作成し、補正された分光反射率テーブル
からプリンタ基準ＩＣＣプロファイルの補正を行うの
で、分光反射率はＣＭＹＫ各単色ことに反映し、修正さ
れる分光反射率により補正されたプロファイルは、一部
の色修正ではなく、画像全体としての色のバランスを維
持することができる。
単色パッチをパソコンを通してプリンタに入力し、プリ
ントしたデータの所定階調のみＣＭＹＫの単色パッチ画
像の分光波長を測定し、ＣＭＹＫ各単色毎の前記所定階
調のデジタル値に対応した積分反射率テーブルを作成
し、添付されたＣＭＹＫデータの測定データとターゲッ
トのデータから獲得されたＣＭＹＫ変動範囲に基づいて
ＣＭＹＫ各単色の分光反射率テーブルを補正した分光反
射率テーブルを作成し、補正された分光反射率テーブル
からプリンタ基準ＩＣＣプロファイルの補正を行うの
で、分光反射率はＣＭＹＫ各単色ことに反映し、修正さ
れる分光反射率により補正されたプロファイルは、一部
の色修正ではなく、画像全体としての色のバランスを維
持することができる。
【００２２】請求項４記載の発明によれば、変動があっ
たプリンタから基準ＲＧＢパッチデータを取得し、パソ
コンに保存してプリンタに入力し、入力された前記基準
ＲＧＢパッチデータをプリンタによってプリントされた
ＲＧＢパッチデータとし、基準ＣＭＹＫパッチデータを
パソコンに保存してプリンタに入力し、入力された基準
ＣＭＹＫパッチデータをプリンタによってプリントされ
たＣＭＹＫパッチデータとし、ＲＧＢパッチデータとＣ
ＭＹＫパッチデータのデータを濃度レベルの異なる複数
点で測定し、ＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対応するａ
*ｂ*平面分布図を獲得するので、変動があったプリンタ
をＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対応するa*b*平面分布
図と変動前、プリンタの基準ＩＣＣプロファイルで出力
したＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対応するa*b*平面分
布図と比較することにより、カラーマッチングは画像全
体にバランスが取れているかどうかの確認ができる。ま
た、多数画像データを出力して確認することより、作業
量が省け、確認範囲も局部的ではなく全体的となる。
たプリンタから基準ＲＧＢパッチデータを取得し、パソ
コンに保存してプリンタに入力し、入力された前記基準
ＲＧＢパッチデータをプリンタによってプリントされた
ＲＧＢパッチデータとし、基準ＣＭＹＫパッチデータを
パソコンに保存してプリンタに入力し、入力された基準
ＣＭＹＫパッチデータをプリンタによってプリントされ
たＣＭＹＫパッチデータとし、ＲＧＢパッチデータとＣ
ＭＹＫパッチデータのデータを濃度レベルの異なる複数
点で測定し、ＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対応するａ
*ｂ*平面分布図を獲得するので、変動があったプリンタ
をＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対応するa*b*平面分布
図と変動前、プリンタの基準ＩＣＣプロファイルで出力
したＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対応するa*b*平面分
布図と比較することにより、カラーマッチングは画像全
体にバランスが取れているかどうかの確認ができる。ま
た、多数画像データを出力して確認することより、作業
量が省け、確認範囲も局部的ではなく全体的となる。
【図１】ＣＭＹＫ各単色の変動範囲（補正量）を求める
処理内容を示す説明図である。
処理内容を示す説明図である。
【図２】分光反射率テーブルの補正及びＩＣＣプロファ
イルの補正の処理内容を示す説明図である。
イルの補正の処理内容を示す説明図である。
【図３】補正したプロファイルの確認処理の処理内容を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図４】図１におけるプリンタで出力されたＣＭＹＫの
添付ファイルの一例を示す図である。
添付ファイルの一例を示す図である。
【図５】図２におけるプリンタで出力されたＣＭＹＫの
単色パッチ画像の添付ファイルの一例を示す図である。
単色パッチ画像の添付ファイルの一例を示す図である。
【図６】図３におけるプリンタで出力されたＲＧＢの添
付ファイルの一例を示す図である。
付ファイルの一例を示す図である。
１０１ パッチ画像ＣＭＹＫデータ １０２ パソコン １０３ 変動があったプリンタ １０４ 出力されたＣＭＹＫパッチ画像 １０５ 測定システム １０６ ＣＭＹＫ各単色のターゲットデータ １０７ 測定データとターゲットデータのグラフ １０８ 補正量 ２０１ ＣＭＹＫ各単色１７階調のパッチファイル ２０２ 出力された１７階調のパッチ画像 ２０３ 測定計 ２０４ 単色１７階調パッチの分光波長 ２０５ デジタル値（１７点）分光反射率テーブル ２０６ 補正した反射率テーブル ２０７ 補正されたＩＣＣプロファイル ３０１ パッチ画像ＲＧＢデータ ３０２ 出力されたＲＧＢパッチ画像 ３０３ ＲＧＢＣＭＹＫの階調レベルに対応するａ*ｂ*
平面分布図
平面分布図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C061 AR01 KK04 KK18 KK25 KK32 2C262 AA24 AB11 AC07 BA09 BC10 EA12 FA13 GA02 5B057 AA11 CA01 CA08 CB01 CB08 CE17 5C077 LL12 MM27 MP08 NP07 PP15 PP32 PP33 PP37 PP66 PQ20 PQ23 SS01 TT02 5C079 HB01 HB03 HB08 KA04 LA01 LA02 LA12 LB01 MA04 NA03 NA11 NA27 PA03
Claims (4)
- 【請求項１】 プリンタの変動があった時のプリンタの
基準ＩＣＣプロファイルの条件の変更に対応して基準Ｉ
ＣＣプロファイルを補正するプリンタのカラーマッチン
グ処理方法において、 変動のあったプリンタエンジンガンマ特性と、設定した
ターゲットとを比較して補正量を求め、当該補正量に基
づいて変動したプリンタのカラーマッチングをとること
を特徴とするプリンタのカラーマッチング処理方法。 - 【請求項２】 プリンタの変動があった時のプリンタの
基準ＩＣＣプロファイルの条件の変更に対応して基準Ｉ
ＣＣプロファイルを補正するプリンタのカラーマッチン
グ処理方法において、 添付されたＣＭＹＫデータをパソコンを通してプリンタ
に入力する工程と、 プリンタでプリントされたＣＭＹＫパッチ色を測定計で
計測する工程と、 計測工程で得られた測定データと基準ＩＣＣプロファイ
ルを設計した時点のターゲットデータを比較して測定デ
ータと基準ＩＣＣプロファイルの比較分布グラフを描画
する工程と、 測定データとターゲットの２つのグラフを比較すること
により、ＣＭＹＫ変動範囲の値を獲得する工程と、を含
んでなることを特徴とするプリンタのカラーマッチング
処理方法。 - 【請求項３】 プリンタの変動があった時のプリンタの
基準ＩＣＣプロファイルの条件の変更に対応して基準Ｉ
ＣＣプロファイルを補正するプリンタのカラーマッチン
グ処理方法において、 ＣＭＹＫ各単色パッチをパソコンを通してプリンタに入
力する工程と、 プリントしたデータの所定階調のみＣＭＹＫの単色パッ
チ画像の分光波長を測定する工程と、 ＣＭＹＫ各単色毎の前記所定階調のデジタル値に対応し
た積分反射率テーブルを作成する工程と、 添付されたＣＭＹＫデータの測定データとターゲットの
データから獲得されたＣＭＹＫ変動範囲に基づいてＣＭ
ＹＫ各単色の分光反射率テーブルを補正した分光反射率
テーブルを作成する工程と、 前記補正された分光反射率テーブルからプリンタ基準Ｉ
ＣＣプロファイルの補正を行う工程と、を含んでなるこ
とを特徴とするプリンタのカラーマッチング処理方法。 - 【請求項４】 プリンタの変動があった時のプリンタの
基準ＩＣＣプロファイルの条件の変更に対応して基準Ｉ
ＣＣプロファイルを補正するプリンタのカラーマッチン
グ処理方法において、 変動があったプリンタから基準ＲＧＢパッチデータを取
得し、パソコンに保存してプリンタに入力する工程と、 入力された前記基準ＲＧＢパッチデータをプリンタによ
ってプリントされたＲＧＢパッチデータとする工程と、 基準ＣＭＹＫパッチデータをパソコンに保存してプリン
タに入力する工程と、 入力された基準ＣＭＹＫパッチデータをプリンタによっ
てプリントされたＣＭＹＫパッチデータとする工程と、 ＲＧＢパッチデータとＣＭＹＫパッチデータのデータを
濃度レベルの異なる複数点で測定し、ＲＧＢＣＭＹＫの
階調レベルに対応するａ*ｂ*平面分布図を獲得する工程
と、を含んでなることを特徴とするプリンタのカラーマ
ッチング処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000177293A JP2001358955A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | プリンタのカラーマッチング処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000177293A JP2001358955A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | プリンタのカラーマッチング処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001358955A true JP2001358955A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18678911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000177293A Pending JP2001358955A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | プリンタのカラーマッチング処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001358955A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7106983B2 (en) | 2003-09-18 | 2006-09-12 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Color image forming apparatus |
| US7417769B2 (en) * | 2003-06-16 | 2008-08-26 | X-Rite Europe Ag | Color management system using distributed profiles for color printing systems |
| US7545541B2 (en) | 2005-05-20 | 2009-06-09 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Systems and methods for embedding metadata in a color measurement target |
-
2000
- 2000-06-13 JP JP2000177293A patent/JP2001358955A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7417769B2 (en) * | 2003-06-16 | 2008-08-26 | X-Rite Europe Ag | Color management system using distributed profiles for color printing systems |
| US7106983B2 (en) | 2003-09-18 | 2006-09-12 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Color image forming apparatus |
| US7545541B2 (en) | 2005-05-20 | 2009-06-09 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Systems and methods for embedding metadata in a color measurement target |
| US8400692B2 (en) | 2005-05-20 | 2013-03-19 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Systems and methods for embedding metadata in a color measurement target |
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