JP2001358892A - 画像形成システム及びその制御方法 - Google Patents

画像形成システム及びその制御方法

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JP2001358892A
JP2001358892A JP2000178834A JP2000178834A JP2001358892A JP 2001358892 A JP2001358892 A JP 2001358892A JP 2000178834 A JP2000178834 A JP 2000178834A JP 2000178834 A JP2000178834 A JP 2000178834A JP 2001358892 A JP2001358892 A JP 2001358892A
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Satoshi Kaneko
敏 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像入力装置においてエラーが発生した場
合、複数の画像出力装置に対するプリントジョブを一旦
停止することにより、画像出力装置での他のジョブの実
行を可能とし、システム全体の生産性を向上させた画像
形成システム及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 画像制御部2000を介してネットワー
ク1000によって画像入力装置100と複数の画像出
力装置300,400,500とが接続され、各画像出
力装置それぞれによって像形成を行う画像形成システム
において、ネットワークに接続されたコンピュータ90
0からの画像形成要求に応じて、画像入力装置100の
エラーを検出し、画像入力装置100におけるエラーが
検出された場合、複数の画像出力装置に対するジョブを
一旦停止し、エラーが解除された後に再開するように複
数の画像出力装置における像形成を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像制御装置を介
して伝送媒体によって画像入力装置と複数の画像出力装
置とが接続された画像形成システム及びその制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像制御装置を介して伝送媒
体によって画像入力装置と複数の画像出力装置とが接続
された画像形成システムが考案されており、特に重連シ
ステムと呼ばれる単独の画像入力装置(スキャナ)と複
数の画像出力装置(プリンタ)とが伝送媒体によって接
続された画像形成システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
重連システムにおいては、画像入力装置で、例えば原稿
搬送時に紙詰まり等のエラーが発生した場合、画像出力
装置(プリンタ)が画像入力装置のエラー解除を待つよ
うに構成され、他のプリントジョブを受け付けていなか
った。また、他のプリントジョブを受け付けている場合
においてもエラーになったジョブの優先順位が高い場
合、他のプリントジョブを受け付けていなかった。
【0004】近年、ネットワーク環境の整備により、通
常の業務ネットワークに接続されたプリンタをも包含し
た画像出力装置(プリンタ)がFAXのプリント、コピ
ー、コンピュータからのプリント等、さまざまなプリン
トジョブを受け付けるようになってきたが、上述したよ
うに画像入力装置においてエラーが発生した場合は、他
のプリントジョブも止まってしまうという問題点があっ
た。更に、そのためにシステム全体の生産性を落とし、
ネットワークの負荷が拡大するという問題点があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、画像入力装置においてエラーが発生した場
合、複数の画像出力装置に対するプリントジョブを一旦
停止することにより、画像出力装置での他のジョブの実
行を可能とし、システム全体の生産性を向上させた画像
形成システム及びその制御方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像制御装置を介して伝送媒体によって
画像入力装置と複数の画像出力装置とが接続され、接続
された画像出力装置それぞれによって像形成を行う画像
形成システムにおいて、前記伝送媒体に接続されたコン
ピュータからの画像形成要求に応じて前記画像入力装置
のエラーを検出する画像入力エラー検出手段と、前記画
像入力装置におけるエラーが検出された場合、前記複数
の画像出力装置に対するジョブを一旦停止し、前記エラ
ーが解除された後に再開するように前記複数の画像出力
装置における像形成を制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0007】また、上記目的を達成するために、本発明
は、画像制御装置を介して伝送媒体によって画像入力装
置と複数の画像出力装置とが接続され、接続された画像
出力装置それぞれによって像形成を行う画像形成システ
ムの制御方法であって、前記伝送媒体に接続されたコン
ピュータからの画像形成要求に応じて前記画像入力装置
のエラーを検出する画像入力エラー検出工程と、前記画
像入力装置におけるエラーが検出された場合、前記複数
の画像出力装置に対するジョブを一旦停止し、前記エラ
ーが解除された後に再開するように前記複数の画像出力
装置における像形成を制御する制御工程とを有すること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態について説明する。
【0009】図1は、本実施形態における画像形成シス
テムの全体構成を示す図である。図示するように、本画
像形成システムは、画像入力装置である白黒原稿を読み
取り可能な白黒スキャナ100と、同様に画像入力装置
であるカラー原稿を読み取り可能なカラースキャナ20
0と、画像出力装置である低速の白黒プリンタ300
と、同様に画像出力装置である中速の白黒プリンタ40
0と、同様に画像出力装置である両面可能な高速の白黒
プリンタ500と、同様に画像出力装置であるカラープ
リンタ600と、オフラインでプリント用紙の後処理が
可能なオフラインフィニッシャ700と、大容量ストレ
ージを有するサーバコンピュータ800と、個人ユーザ
ー向けのパーソナルコンピュータ900とが、公知のネ
ットワーク構築の伝送手段であるイーサネット(登録商
標)1000を介して接続されている。そして、白黒ス
キャナ100と低速白黒プリンタ300とを接続する白
黒専用ビデオバス1100と、カラースキャナ200と
カラープリンタ600とを接続するカラー専用ビデオバ
ス1200とを有する。
【0010】また、画像入力装置である白黒スキャナ1
00とカラースキャナ200には、画像読取制御と画像
転送制御とを行う画像制御部2000が不図示の専用バ
スにより接続されている。尚、この画像制御部2000
の詳細な構成については更に後述する。
【0011】更に、画像出力装置である白黒プリンタ3
00,400,500とカラープリンタ600には、そ
れぞれプリント用紙の後処理をオンラインで実行可能な
オンラインフィニッシャが接続されているが、直接関係
しないのでその詳細な説明は省略する。
【0012】[画像制御部(Image controller Uni
t)]次に、画像読取制御と画像転送制御とを行う画像
制御部2000の詳細な構成について説明する。
【0013】図2は、本実施形態における画像制御部2
000の詳細な構成を示すブロック図である。画像制御
部2000は画像入力装置の一例である白黒スキャナ1
00や画像出力装置の一例である白黒プリンタ300と
接続され、一方ではLANのようなネットワーク100
0や公衆回線(WAN)2051と接続することで、画
像情報やデバイス情報の入出力を行うためのコントロー
ラである。
【0014】図2において、2001はCPUであり、
画像制御部2000全体を制御するコントローラであ
る。2002はRAMであり、CPU2001が処理を
実行時に使用するためのシステムワークメモリや画像デ
ータを一時記憶するための画像メモリでもある。200
3はROMであり、システムのブートプログラムや各種
制御データが格納されている。2004はハードディス
クドライブ(HDD)であり、システムソフトウェア、
画像データを格納する。2006は操作部I/Fであ
り、2012に示す操作部(UI)とのインターフェー
スとして機能すると共に操作部2012に表示する画像
データを操作部2012に対して出力する。また、操作
部2012から使用者が入力した情報をCPU2001
に伝える役割をする。2010はネットワークI/Fで
あり、ネットワーク1000に接続し、情報の入出力を
行う。2050はモデム(Modem)であり、公衆回線2
051に接続し、情報の入出力を行う。以上のデバイス
が2007のシステムバス上に配置される。
【0015】2005は画像バスI/Fであり、システ
ムバス2007と画像データを高速で転送する2008
の画像バスを接続し、データ構造を変換するバスブリッ
ジである。画像バス2008は、PCIバスなどの高速
バスで構成される。そして、画像バス2008上には以
下のデバイスが配置される。
【0016】2060はラスターイメージプロセッサ
(RIP)であり、パソコン900等から送られてくる
PDLコードをビットマップイメージに展開する。20
20はデバイスI/Fであり、画像入出力装置であるス
キャナ100やプリンタ300と画像制御部2000を
接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
2080はスキャナ画像処理部であり、入力画像データ
に対し補正、加工、編集を行う。2090はプリンタ画
像処理部であり、プリント出力画像データに対して、プ
リンタの補正、解像度変換等を行う。2030は画像回
転部であり、画像データの回転を行う。2040は画像
圧縮部であり、多値画像データはJPEG、2値画像画
像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行
う。
【0017】尚、HDD2004には、ネットワーク
(LAN)1000に接続されているノードに関する画
像出力速度、設置位置などの情報がアドレス毎に保存さ
れている。
【0018】[詳細説明(白黒スキャナ+画像制御部+
白黒プリンタの例)]ここで、上述の画像制御部200
0に画像入力装置の一例である白黒スキャナ100と画
像出力装置の一例である白黒プリンタ300とを接続し
た場合の画像形成システムの詳細な構成について説明す
る。
【0019】<画像入力装置(スキャナ)>図3は、本
実施形態における画像入力装置を示す外観斜視図であ
る。図示するように、画像入力装置としての白黒スキャ
ナ100は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラ
インセンサ(図示せず)を走査することで、ラスターイ
メージデータとしての電気信号に変換する。ここで、原
稿用紙を原稿フィーダ101のトレイ102にセット
し、使用者が操作部2012から読み取り起動を指示す
ることにより、画像制御部2000のCPU2001が
デバイスI/F2020を介してスキャナ100に起動
指示を与え、白黒スキャナ100のフィーダ101が原
稿用紙を1枚ずつフィードし、原稿画像の読み取り動作
を行う。
【0020】<画像出力装置(プリンタ)>図4は、本
実施形態における画像出力装置を示す外観斜視図であ
る。図示するように、画像出力装置としての白黒プリン
タ300は、ラスターイメージデータを用紙上の画像に
変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体
ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからイ
ンクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェ
ット方式等があるが、どの方式でも構わない。ここで、
プリント動作の起動は、画像制御部2000のCPU2
001がデバイスI/F2020を介して指示すること
によって開始される。白黒プリンタ300には、異なる
用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択できるように複数
の給紙段を備え、それぞれ対応した用紙カセット30
1、302、303、304がある。また、排紙トレイ
305は印字し終わった用紙を受けるものである。
【0021】<スキャナ画像処理部>図5は、図2に示
すスキャナ画像処理部2080の構成を示す図である。
同図において、2081は画像バスI/Fコントローラ
であり、画像バス2008と接続し、画像バス2008
へのアクセスシーケンスを制御する機能と、スキャナ画
像処理部2080内の各デバイスの制御とタイミングを
発生させる。2082はフィルタ処理部であり、空間フ
ィルタによりコンボリューション演算を行う。2083
は編集部であり、例えば入力画像データからマーカーペ
ン等で囲まれた閉領域を認識し、その閉領域内の画像デ
ータに対して影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加
工処理を行う。2084は変倍処理部であり、読み取っ
た画像の解像度を変える場合にラスターイメージの主走
査方向について補間演算を行い、拡大、縮小を行う。副
走査方向の変倍については、画像読み取り用ラインセン
サ(図示せず)を走査する速度を変えることで行う。2
085はテーブルであり、読み取った輝度データである
画像データを濃度データに変換するためのテーブルであ
る。2086は2値化であり、多値のグレースケール画
像データを、例えば誤差拡散処理やスクリーン処理によ
って2値化する。
【0022】上述の画像データに対する処理が施された
画像データは、再び画像バスI/Fコントローラ208
1を介して画像バス2008上に転送される。
【0023】<プリンタ画像処理部>図6は、図2に示
すプリンタ画像処理部2090の構成を示す図である。
同図において、2091は画像バスI/Fコントローラ
であり、画像バス2008と接続し、画像バス2008
へのアクセスシーケンスを制御する機能と、プリンタ画
像処理部2090内の各デバイスの制御とタイミングを
発生させる。2092は解像度変換部であり、ネットワ
ーク1000或いは公衆回線2051から来た画像デー
タを、プリンタ2095の解像度に変換するための解像
度変換を行う。2093はスムージング処理部であり、
解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒
境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を
行う。
【0024】<画像圧縮部>図7は、図2に示す画像圧
縮部2040の構成を示す図である。同図において、2
041は画像バスI/Fコントローラであり、画像バス
2008と接続し、画像バス2008へのアクセスシー
ケンスを制御する機能、2042に示す入力バッファ、
2045に示す出力バッファとのデータのやりとりを行
うためのタイミング制御及び、2043に示す画像圧縮
処理部に対するモード設定などの制御を行う。以下に画
像圧縮部2040の処理手順について説明する。
【0025】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮
制御のための設定を行う。この設定により、画像バスI
/Fコントローラ2041は画像圧縮処理部2043に
対して画像圧縮処理に必要な設定(例えば、MMR圧
縮、JBIG伸長等)を行う。必要な設定を行った後、
再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2
041に対して画像データ転送の許可を行う。この許可
に従い、画像バスI/Fコントローラ2041はRAM
2002或いは画像バス2008上の各デバイスから画
像データの転送を開始する。受け取った画像データは入
力バッファ2042に一時格納され、画像圧縮処理部2
043の画像データ要求に応じて一定のスピードで画像
を転送する。この際、入力バッファ2042は画像バス
I/Fコントローラ2041と画像圧縮処理部2043
の両者の間で画像データを転送できるか否かを判断し、
画像バス2008からの画像データの読み込み及び画像
圧縮処理部2043への画像の書き込みが不可能である
場合は、データの転送を行わないような制御を行う(以
下、このような制御を「ハンドシェーク」と称す)。
【0026】画像圧縮処理部2043は、受け取った画
像データを、一旦RAM2044に格納する。これは画
像圧縮処理を行う際に、行う画像圧縮処理の種類によっ
て、数ライン分のデータを要するためであり、最初の1
ライン分の圧縮を行うためには数ライン分の画像データ
を用意してからでないと画像圧縮処理が行えないためで
ある。画像圧縮処理を施された画像データは、直ちに出
力バッファ2045に送られる。出力バッファ2045
では、画像バスI/Fコントローラ2041と画像圧縮
処理部2043とのハンドシェークを行い、画像データ
を画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。画
像バスI/Fコントローラ2041では、転送された圧
縮(又は伸長)された画像データをRAM2002又は
画像バス2008上の各デバイスに転送する。このよう
な一連の処理は、CPU2001からの処理要求が無く
なるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)、又
はこの画像圧縮部2040から停止要求が出るまで(圧
縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返される。
【0027】<画像回転部>図8は、図2に示す画像回
転部2030の構成を示す図である。同図において、2
031は画像バスI/Fコントローラであり、画像バス
2008と接続し、画像バス2008へのシーケンスを
制御する機能、2032に示す画像回転処理部にモード
等を設定する制御及び、画像回転処理部2032に画像
データを転送するためのタイミング制御を行う。以下に
画像回転部2030の処理手順について説明する。
【0028】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転
制御のための設定を行う。この設定により、画像バスI
/Fコントローラ2031は画像回転処理部2032に
対して画像回転処理に必要な設定(例えば、画像サイズ
や回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後、
再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2
031に対して画像データ転送の許可を行う。この許可
に従い、画像バスI/Fコントローラ2031はRAM
2002或いは画像バス2008上の各デバイスから画
像データの転送を開始する。尚、ここでは32bitを
そのサイズとし回転を行う画像サイズを32×32(b
it)とし、また画像バス2008上に画像データを転
送させる際に32bitを単位とする画像転送を行うも
のとする(扱う画像は2値を想定する)。
【0029】このように、32×32(bit)の画像
を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う必
要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送
する必要がある(図9を参照)。不連続アドレッシング
により転送された画像データは、読み出し時に所望の角
度に回転されているように、RAM2033に書き込ま
れる。例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に
転送された32bitの画像データを、図10に示すよ
うにY方向に書き込んでいく。その後、読み出し時にX
方向に読み出すことで画像が回転される。32×32
(bit)の画像回転(RAM2033への書き込み)
が完了した後、画像回転処理部2032はRAM203
3から上述の読み出し方向に画像データを読み出し、画
像バスI/Fコントローラ2031に画像を転送する。
【0030】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシ
ングをもって、RAM2002又は画像バス2008上
の各デバイスにデータを転送する。このような一連の処
理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返され
る。
【0031】<デバイスI/F>図11は、図2に示す
デバイスI/F2020の構成を示す図である。同図に
おいて、2021は画像バスI/Fコントローラであ
り、画像バス2008と接続し、画像バス208へのア
クセスシーケンスを制御する機能と、デバイスI/F2
020内の各デバイスの制御とタイミングを発生させ
る。また、接続された外部のスキャナ100及びプリン
タ300への制御信号を発生させる。2022はスキャ
ンバッファであり、スキャナ100から送られてくる画
像データを一時保存し、画像バス2008に同期させて
画像データを出力する。2023はシリアルパラレル・
パラレルシリアル変換であり、スキャンバッファ202
2に保存された画像データを順番に並べ、又は分解し
て、画像バス2008に転送できる画像データのデータ
幅に変換する。2024はパラレルシリアル・シリアル
パラレル変換であり、画像バス2008から転送された
画像データを分解して、又は順番に並べて、プリントバ
ッファ2025に保存できる画像データのデータ幅に変
換する。2025はプリントバッファであり、画像バス
2008から送られてくる画像データを一時保存し、プ
リンタ300に同期させて画像データを出力する。以下
に画像スキャン時におけるデバイスI/F2020の処
理手順について説明する。
【0032】スキャナ100から送られてくる画像デー
タをスキャナ100から送られてくるタイミング信号に
同期させてスキャンバッファ2022に保存する。そし
て、画像バス2008がPCIバスの場合には、スキャ
ンバッファ2022内に画像データが32ビット以上入
ったときに画像データを先入れ先出し(FIFO)で3
2ビット分、バッファからシリアルパラレル・パラレル
シリアル変換2023に送り、32ビットの画像データ
に変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を介し
て画像バス2008上に転送する。また、画像バス20
08がIEEE1394の場合には、スキャンバッファ
2022内の画像データを先入れ先出し(FIFO)
で、スキャンバッファ2022からシリアルパラレル・
パラレルシリアル変換2023に送り、シリアル画像デ
ータに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を
介して画像バス2008上に転送する。
【0033】次に、画像プリント時におけるデバイスI
/F2020の処理手順について説明する。画像バス2
008がPCIバスの場合には、画像バスから送られて
くる32ビットの画像データを画像バスI/Fコントロ
ーラ2021で受け取り、パラレルシリアル・シリアル
パラレル変換2024に送り、プリンタ300の入力デ
ータビット数の画像データに分解し、プリントバッファ
2025に保存する。また、画像バス2008がIEE
E1394の場合には、画像バスから送られてくるシリ
アル画像データを画像バスI/Fコントローラ2021
で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換
2024に送り、プリンタ300の入力データビット数
の画像データに変換し、プリントバッファ2025に保
存する。そして、プリンタ2095から送られてくるタ
イミング信号に同期させて、プリントバッファ2025
内の画像データを先入れ先出し(FIFO)で、プリン
タ300に送る。
【0034】[一旦停止・再開処理]次に、上述した構
成において、画像制御部2000に接続された画像入力
装置でエラーが発生した場合に、複数の画像出力装置に
対するジョブを一旦停止及び再開する場合の制御につい
て説明する。
【0035】尚、本実施形態は、スキャナ100で読み
取った画像をプリンタ300に出力するときに、スキャ
ナ100に載置された原稿束を1枚ずつ原稿読取位置に
搬送する原稿搬送装置(原稿フィーダ)に紙詰まりが発
生した場合、プリンタ300の処理を一旦停止(Paus
e)し、エラー解除後に再開(Resume)するものであ
る。また、操作部2012には、読み取りをスタートす
るスタートキー(不図示)が存在するものとする。
【0036】図12は、本実施形態における画像入力時
の処理手順を示すフローチャートである。まずステップ
S101において、CPU2001は操作部2012か
らのスタートキー入力を待ち、キー入力があった場合に
はステップS102へ進み、スキャナ100に原稿の読
み取り開始を指示し、原稿搬送装置(原稿フィーダ)1
01が1ページの原稿シートを原稿読取位置まで搬送す
る。そして、ステップS103において、原稿フィーダ
101で紙詰まりが発生したか否かを判断し、紙詰まり
が発生していない(NOの)場合はステップS104へ
進み、スキャナ100で原稿が読み取られ、デバイスI
/F2020を介して読み取られた画像をプリンタ30
0に送信する。その後、ステップS105において、全
ての原稿の読み取りが終了したか否かを判断し、終了し
ていなければステップS102に戻り、原稿の搬送、画
像の読み取り、プリンタ300への出力を繰り返す。
【0037】一方、ステップS103において、原稿フ
ィーダ101で紙詰まりが発生した(YESの)場合に
はステップS106へ進み、プリンタ300にジョブの
一旦停止(Pause)を指示する。そして、ステップS1
07において、原稿フィーダ101の紙詰まりがユーザ
によって解除されるのを待つ。紙詰まりが解除されると
ステップS108へ進み、操作部2012からスタート
キーが押下されるのを待ち、スタートキーが押下される
とステップS109へ進み、プリンタ300にジョブの
再開(Resume)を通知し、原稿フィーダ101の原稿リ
カバーを行い、ステップS102に戻る。その後、全て
の原稿について上述の処理が終了するとステップS10
5からステップS101に戻る。
【0038】次に、画像出力時の処理手順を図13に示
すフローチャートに従って説明する。まずステップS2
01において、CPU2001は画像出力要求があるか
否かを判断し、画像出力要求があればステップS202
へ進み、スキャナ100から送出された画像データを受
信し、ステップS203において、プリンタ300へ転
送して画像形成を行い、ステップS201に戻る。
【0039】また、ステップS201において、画像出
力要求がなければステップS204へ進み、一旦停止要
求があったか否かを判断する。ここで、一旦停止要求が
あった場合にはステップS205へ進み、他のプリント
ジョブの受付フラグをONに設定し、そのジョブのクス
クの停止等を行い、他のプリントジョブの受け付け、画
像形成、出力を許可し、ステップS201に戻る。
【0040】一方、ステップS204において、画像出
力要求がなければステップS206へ進み、上述した再
開要求があるか否かを判断する。ここで、再開要求があ
ればステップS207へ進み、他のプリントジョブの受
付フラグをOFFに設定し、他のプリントジョブの受け
付け、画像形成、出力を停止し、再開要求されたジョブ
のタスクを再開し、ステップS201に戻る。尚、ステ
ップS206の判断でNOの場合にはステップS201
に戻る。
【0041】このように、本実施形態によれば、原稿搬
送装置の紙詰まり等の画像入力装置のエラー時に、リモ
ート側のプリントジョブを一旦停止状態にすることによ
り、リモート側のプリンタの他のジョブのプリントを可
能にする。また、リモート側でのCPU等のハード資源
の処理の負担を軽くする効果がある。更には、ネットワ
ークの負荷を軽減し、システム全体の生産性を向上させ
る効果もある。
【0042】本実施形態では、再開時に他のプリントジ
ョブを完全に停止する場合について説明したが、画像形
成の停止や出力のみ停止、又は出力の優先順位を下げる
等の処理を行うことも可能である。また、ここでは画像
入力装置のエラーを原稿搬送装置の紙詰まりで説明した
が、画像入力装置の画像が読み込まれる画像メモリのフ
ル等のエラーについても同様に処理できることは言うま
でもない。
【0043】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0044】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0045】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0046】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像入力装置においてエラーが発生した場合、複数の画
像出力装置に対するプリントジョブを一旦停止すること
により、画像出力装置での他のジョブの実行を可能と
し、システム全体の生産性を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における画像形成システムの全体構
成を示す図である。
【図2】本実施形態における画像制御部2000の詳細
な構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における画像入力装置を示す外観斜
視図である。
【図4】本実施形態における画像出力装置を示す外観斜
視図である。
【図5】図2に示すスキャナ画像処理部2080の構成
を示す図である。
【図6】図2に示すプリンタ画像処理部2090の構成
を示す図である。
【図7】図2に示す画像圧縮部2040の構成を示す図
である。
【図8】図2に示す画像回転部2030の構成を示す図
である。
【図9】不連続なアドレスから画像データを転送する例
を示す図である。
【図10】画像回転を説明するための図である。
【図11】図2に示すデバイスI/F2020の構成を
示す図である。
【図12】本実施形態における画像入力時の処理手順を
示すフローチャートである。
【図13】本実施形態における画像出力時の処理手順を
示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 11/00 330 G06F 11/00 330A 13/00 357 13/00 357A Fターム(参考) 2C061 AP01 AR01 HH03 HJ06 HK11 HK17 HN05 HN24 2H027 DB07 EK03 FD08 ZA07 5B021 AA01 EE04 NN00 5B089 GA13 JA11 KA12 KG10 LB10 LB12 MD02 ME06 5C062 AA05 AA14 AA35 AB38 AC58 AC69 AE15 AE16 AF00 BA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像制御装置を介して伝送媒体によって
    画像入力装置と複数の画像出力装置とが接続され、接続
    された画像出力装置それぞれによって像形成を行う画像
    形成システムにおいて、 前記伝送媒体に接続されたコンピュータからの画像形成
    要求に応じて前記画像入力装置のエラーを検出する画像
    入力エラー検出手段と、 前記画像入力装置におけるエラーが検出された場合、前
    記複数の画像出力装置に対するジョブを一旦停止し、前
    記エラーが解除された後に再開するように前記複数の画
    像出力装置における像形成を制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記画像入力装置のエラーは、フィーダ
    の紙詰まりであることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成システム。
  3. 【請求項3】 更に、前記画像入力装置により入力され
    た画像データを一旦記憶媒体に記憶する記憶手段を有
    し、 前記画像入力装置のエラーは、前記記憶媒体に記憶する
    際の記憶媒体のメモリフルであることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 画像制御装置を介して伝送媒体によって
    画像入力装置と複数の画像出力装置とが接続され、接続
    された画像出力装置それぞれによって像形成を行う画像
    形成システムの制御方法であって、 前記伝送媒体に接続されたコンピュータからの画像形成
    要求に応じて前記画像入力装置のエラーを検出する画像
    入力エラー検出工程と、 前記画像入力装置におけるエラーが検出された場合、前
    記複数の画像出力装置に対するジョブを一旦停止し、前
    記エラーが解除された後に再開するように前記複数の画
    像出力装置における像形成を制御する制御工程とを有す
    ることを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記画像入力装置のエラーは、フィーダ
    の紙詰まりであることを特徴とする請求項4に記載の画
    像形成システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 更に、前記画像入力装置により入力され
    た画像データを一旦記憶媒体に記憶する記憶工程を有
    し、 前記画像入力装置のエラーは、前記記憶媒体に記憶する
    際の記憶媒体のメモリフルであることを特徴とする請求
    項4に記載の画像形成システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 画像制御装置を介して伝送媒体によって
    画像入力装置と複数の画像出力装置とが接続され、接続
    された画像出力装置それぞれによって像形成を行う画像
    形成システムの制御方法のプログラムコードが記録され
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 前記伝送媒体に接続されたコンピュータからの画像形成
    要求に応じて前記画像入力装置のエラーを検出する画像
    入力エラー検出工程のコードと、 前記画像入力装置におけるエラーが検出された場合、前
    記複数の画像出力装置に対するジョブを一旦停止し、前
    記エラーが解除された後に再開するように前記複数の画
    像出力装置における像形成を制御する制御工程のコード
    とを有することを特徴とする記憶媒体。
JP2000178834A 2000-06-14 2000-06-14 画像形成システム及びその制御方法 Withdrawn JP2001358892A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232273A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、画像データ処理プログラム
US7830540B2 (en) 2005-01-31 2010-11-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus

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US7830540B2 (en) 2005-01-31 2010-11-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus
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